- 1佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/19(水) 22:28:42
最近なにかと調子がいい! 何故かそわそわした気分でもあるんだけど。
佐藤カガリ 16歳(2年生)
出身校:百鬼夜行連合学院
身長 130+40 (40) cm
胸 3 (3) 1.小盛 2.並盛 3.大盛
腹 2 (2) 1.細 2.中 3.中太
尻 2 (2) 1.小さめ 2.やわらか 3.もちっ
髪色:薄い黄色(3・1) 長さ64 (1で肩につかないくらい100で足元)
瞳の色:オレンジ(5・2)
肌の色:85 (1で芸術級スーパー美白、100で健康的こんがり褐色)
(ダイナミック寝落ちしたら前スレを落としてしまいました!!!!反省)
(想定してるストーリーの最終段落の1個手前くらいまでは来ています そして今までなんだかんだ日常系みたいなことがあまり出来ていなかったので、思い残すことが無いようにいっぱいシチュエーション考えてやっていきたい とっ散らかった謎のエピソードが続くかもしれませんがお付き合いいただけると幸いです) - 2佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/19(水) 22:29:30
情報まとめ
天童アリスのストーカー佐藤カガリのまとめ ver2telegra.ph1スレ目
【オリキャラ🎲】天童アリスのストーカーです、通して下さい|あにまん掲示板はぁ…………今日もかわいい……………………(スレ画は一番好きな表情)戦闘 dice1d100=@57 (57)@知性 dice1d100=@12 (12)@運動 dice1d100=@67 (67)@…bbs.animanch.com前スレ
【オリキャラ🎲ss】天童アリスのストーカーです、通して下さい【佐藤カガリ】Part10|あにまん掲示板やってみる価値はある、はず。佐藤カガリ 16歳(2年生)出身校:百鬼夜行連合学院身長 130+40 (40) cm胸 3 (3) 1.小盛 2.並盛 3.大盛腹 2 (2) 1.細 2.中 3.中太尻…bbs.animanch.com前回のあらすじ(ざっくり)
土壇場でアリスの奇策とトキの連携が実を結び、C&Cとしての任務を成功裏に終えることができたゲーム開発部一行 新作ゲームの売り上げも極めて好調、しかしそれ故か新しい一歩の踏み出し先を決めかねており、緩慢に穏やかな日々を過ごしていた
そんな中で、チヒロから以前課された「競売されていたグラフィティアートに滑り込みで1280万円の値を付けて落札した匿名ユーザーの正体を、根拠付きで突き止める」という試練の存在をふと思い出し、それが調月リオなのではないかということまで(周回遅れ気味に)突然気付いてしまったカガリ 状況証拠だけでは試練をクリアできないため、リオ本人に辿り着く方法をヒマリと相談して考える
セミナーとの繋がりを作って存在をアピールするか、C&Cや特現捜に同行できる能力を身に付けて指令に備えるか、工学の技術を深めてヘッドハンティングを待つか どのルートも受動的な取り組みでしかないため、ヒマリから言われた通りそれほど焦ることはなく、ひとまずゲーム開発部としての日々を過ごすのであった
- 3二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:34:00
かんしゃ~
- 4二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:43:38
たておつです
- 5二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 22:51:17
たておつ
- 6二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:09:00
すごくうれしい
- 7二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:17:54
立て乙
- 8二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:29:26
日常見れるのは普通に嬉しい
- 9二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:53:06
ありがてぇ
- 10二次元好きの匿名さん25/03/19(水) 23:53:20
乙です
- 11佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/20(木) 03:11:38
─────────────────────────
(1パート目のまとめから!)
芸術:視覚ステータスの成長
39 +dice5d2=2 2 2 1 2 (9)
ハレとの好感度
カガリ→ハレ dice1d70=66 (66) +30 (機会を逃して今の今まで決め損ねてたのでここで初ロール それなりに見知った仲なので最低保証50)
ハレ→カガリ 95 +1
マキとの好感度
カガリ→マキ 69 +dice1d4=4 (4)
マキ→カガリ 53 +dice1d6=1 (1)
─────────────────────────
- 12佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/20(木) 03:46:46
(えーっと 66+30=96 エッ96!!??!!?!??)
(うーん出たもんはしゃあない!w どういう感じの好意か決めましょう 候補をいくつか考えます)
dice1d4=1 (1)
1.なんか微妙に色々と駄目そうなところが刺さった
2.優秀さと親しみやすさのギャップに魅力を感じた
3.ゆるふわな声と雰囲気のおかげで心を開きつつある
4.シンプルに顔が好み!
- 13佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/20(木) 04:39:33
─────────────────────────
「……なるほど。聞いた感じ、普通に楽しんでたみたいだね」
「なんで私を呼ばなかったんですか!!?!?」
「いや、コタマ先輩寝てたし……」
「呼ばなかったら後でうるさいのと、呼んだら現地でうるさいのを天秤にかけて、前者だったってことじゃないかな」
「そこまで言われることをした覚えはありません。とにかく次は一報くださいね」
「えー、コタマ先輩ってそんなにカガリのこと好きだったっけ?」
「あの方もまあ……すこぶる良い人だとは思いますが。どちらかと言えば貴方たちですよ、後輩だけで集まっているのを後で知ると先輩は寂しくなるんです」
「うん、良い人だよね。いつでも甘やかしてくれそう、理想の母親って感じ」
「先輩が必死にアピールしてる後半を無視して前半を拾わないでください!!!!」
「ハア……ほんっとに、騒がしいったらありゃしない、うちの連中……」
──────────────────────── - 14佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/20(木) 04:40:04
────────────────────────
「そうだ、カガリから聞いたんだけどさ。"試練"ってどういうこと? なんかチヒロ先輩っぽくないなーって」
「ああ。大したことじゃないよ、単に……私からの真剣な言付けとするには、題材が不適切かなって思っただけ。そこでアリスが言ってた"試練"を思い出したから、それを使って戯れの一つとして伝えるのが、一番穏当だった」
「へー……その不適切って、リオ会長のことだよね。カガリにその話振ったのってなんで?」
「調月リオの興味を惹いてる人物の中では、他の誰にも似つかないアプローチが出来そう。そんな感じのアプローチがそろそろ必要な頃合いなんじゃないかって気もしたし」
「ふーん。なんかアバウトだね、珍しい」
「カガリさんなら素直に進んでくれそうだから。これは私からあの人に対する甘えかもね」
────────────────────────
(次はどうする?)
dice1d3=1 (1)
1.セミナーと話してみたい!
2.C&Cにお邪魔する!
3.エンジニア部に遊びに行く!
- 15二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 08:01:21
案外世話好きだよねカガリちゃん
- 16二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 11:49:18
セミナーか
リオに近かった人に話聞けるね - 17二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 17:49:42
コユキも来るかな?
- 18二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 00:01:19
保守
- 19二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:11:18
何するんだろ
- 20二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 13:13:50
ユウカとノアだ
- 21佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/21(金) 21:06:29
「う、うーん。それ、正直に言っちゃうの?」
「そう仰られてしまうと、セミナーとしては厳しい立場を取るしかありませんね。どうしましょうか」
……セミナーを訪ね、ヒマリさんとの作戦会議の内容を元に、なるべく手短になるよう要件を伝えたところ。言い終わるくらいにちょっと嫌な予感がしたのが的中して、厳しい答えが返ってきた……ど、どうして。僕はただ、リオさんに近付くためにセミナーの仕事をお手伝いしたいって言っただけなのですが。えっ、もしかして駄目?
「勝手な推測だけど、会長に抱いてる印象が周りとかなり違うのよね、カガリ。家族みたいな、友人みたいな……」
「ヒマリ部長やチヒロ先輩、それにゲーム開発部のみんなからの言葉で知ると、自然とそうなるのでしょうか」
……そんなに違うんですか??
「はい。具体的な説明は難しいですが……私たちが政治的な事情でヴァルキューレへの通報を渋っているだけで、会長がしたことはとても大きな犯罪ですし。それを抜きにしても、彼女の行方を追う作業はミレニアムにとって最大のセキュリティ的警戒を払いながら扱うべき課題ですから。部外者を不用意に招くことはできません」
「だからと言って、詮索を止める気もないけど。そもそも、カガリに関しては会長の方から先に手を出したわけだし……その逆は自重しろって、禁じるのは簡単だけど、筋は通ってない」
ユウカちゃんは優しいですね、とノアさんが笑う。僕もそう思う。
というか、話のニュアンスから察するに、僕がリオさんを追う流れになってることはお二人とも知ってたっぽい? で、目的を明言せずセミナーに立ち入るくらいは黙認してくれようとしてた、感じがする。まあ僕がバカ正直に言っちゃったんだけど。ま、まあ、知らんぷりっていうのも落ち着かないし、これでよかったのかな。うーん。
「でも、ユウカちゃん。保安上の不安もそれほどなく、しかもカガリさんにだからこそ任せられるお仕事、一つ思いついてしまいました。私たちセミナーが抱える、もう1つの"変数"……」
「えっ? ……ああ、そういうこと。確かに、私じゃなければカガリが適任か」
が、がんばりますよ! 僕にできることならですけど……
「これはセミナーとしての依頼ではなく、私たちからの個人的なお願いごとということにしましょう。それに、これは勘ですが、カガリさんの目的にも少しマッチするかもしれません♪」 - 22二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 06:39:31
セミナーの企みが…
- 23二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 12:18:03
やっぱり言っちゃうのね
- 24佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/22(土) 20:05:10
「お願いしたいのは、カガリさんも以前1回会ったことがある、"コユキ"ちゃんのことです。大丈夫だとは思いますが、もし困ったことがあったら私に連絡してくださいね」
……そんなこんなで、辿り着いた『反省部屋』の前。な、なんか、金塊とか仕舞っておくための銀行の金庫みたいな、おおよそ人間が中に入っているとは思えない見た目してるんですけど。そんな凶悪犯みたいな印象の子ではなかった気が。
とにかく、ミレニアムとしては珍しく電子式じゃない、数字を合わせるタイプの錠に取り掛かる。なぜか12桁もあるので、メモ紙を見ながら……
「あっ、数字入れてる間はあっち向いとくね。終わったら言って」
……ええと、さっきから思ってたんですけど、なんでハレさんがここに?
「外出のハードルが高いなら、せめて椅子から立って構内ウォーキングとかしなさいって、副部長が」
心配されてるんですね……気持ちはわかるけど……
「そう。無目的に歩くのも気疲れするなーって思ってたら、カガリさんが歩いてるの見つけたから、着いていくことにした」
……ヴェリタスの人って、掛かる迷惑とかあまり心配せずに人と関わる傾向があるのかもしれない。ハッカーの職業病?
ま、いいか。用件は『退屈しのぎ』だし、それなら人数は多くたって困らないはず。
dice1d100=58 (58) 目安は倫理ステータス(52)
dice1d100=84 (84) 目安は慈悲ステータス(67)
- 25二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 22:59:24
どうなるかな
- 26佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/23(日) 00:08:20
「んんーーーーー……おはようございます。思ったより早いですね」
おはようございます。寝てた?
「まあ、ちょっと。ユウカ先輩とか、今から行くわよ~ってメール送ってきてから、2時間後に来たり……ふあぁ」
ここにいると時間の感覚が鈍くなっちゃってー、と零すコユキちゃん。部屋の様子は……意外と綺麗? 一応片付けておいてくれたんだろうか。もしくは散らかってるとユウカさんに怒られるとかかな。
「にしても、誰が来るかと思ったら、カガリさんかぁ。怖い人ってイメージじゃないけど、そんなに面白い人ってイメージでも……」
それはごめん。でもほら、僕が見張ってる間は反省部屋から出て良いよってことらしいので! なんならどこか遊びに行ったりとか――
「あれ、ハレ先輩もいるじゃないですか! どうしました、何か解けなくなったパスコードとかあったり? 代わりに外してあげてもいいですよ!」
「私を見つけて開口一番それなの? ……というか多分、電子機器触っちゃ駄目なのは継続なんじゃないかな」
「う゛っ」
あ、あはは……そうだね、一通り事情は聞いてる。それも含めて見張りってことで。
「そんなぁ……いいじゃないですか少しくらい、カガリさんが直接損するわけでもないんですから……」
うーん、難敵。どうしようかなあ……なるべくミレニアム中枢から距離を離さないようにしたいけど、こうやって反省部屋に押し込められるのも初めてじゃないだろうし。
この辺りでコユキちゃんの興味を惹き続けられるには……頭をひねってみる。僕だからこそできること……
「あ、それならゲームセンターとか行きませんか? 確かあそこのコインって銀行のお金とかと同じ感じで引き出せるんですよ、今回は分けてあげるので一緒に――」
コユキちゃん。いつもユウカ先輩に結構怒られてるみたいだけど、あの人のことってどう思ってるかな。
「へ? そりゃー……まあ、好きではないですよ。ほんのちょーっとのことでいっつも同じくらいギャーギャー怒ってきますし」
仕返し、したくない?
「えっ、したいです! していいんですか!?」
思った通り食い付いた! ……想像をはるかに超える早さで。まあそれは良しとして、なるべくスピーディーに準備を進めよう。こっちにはハレさんもついてるしね! - 27二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 04:24:12
面白そうな事だな?
- 28佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/23(日) 04:59:15
早瀬ユウカ、ミレニアムにおいて最も多忙な生徒の1人に数えられる生徒。
立場と能力がそうさせるとは言え、本人の気質によるところもあると思う……アポ無しでセミナーまで突入してきた僕の対応を、わざわざ買って出てくれたのがまさにそれ。要するに、ちょっと休んでもらったほうがいいんじゃないかと思ったわけなのであった。
「それは、わかりますが。どうして私に連絡を?」
ユウカさんみたいな人って、物理的に仕事から引き離さないと休んでくれなさそうじゃないですか。良いアイデアがあるんですけど……ユウカさんって、どれくらいの時間なら"拘束"しててもいいのかな、って。
「ふふっ……なるほど。つまり、私がそれを許すと思ったんですか?」
ユウカさんの意思を完全に無視するつもりはありません。もしも本人が、休息の時間を投げ打ってまで早く仕事に戻りたがったら、そのやる気に応じて早く拘束が解かれるような仕組みを作ります。
「………………」
つまり、"脱出ゲーム"です。コユキちゃんの反省部屋を改造して、室内にヒントを散りばめ、パズルやクイズに取り組むことで扉の開錠を目指す。面白そうじゃないですか? お願いされた"コユキちゃんの退屈しのぎ"には十分だと思うんですよ。
「カガリさん、貴方は……私を驚かせてくれますね。相変わらず」
その声色はちょっと凍てついていた。怖すぎ。い、いけるか……??
「わかりました。恐らくですが、ユウカちゃんに悟られないように準備するためには、隙が必要ですよね」
! そ、そうですね。まあ、別に何も今日急ぎでやろうってんじゃなくて、数日後とかでも――
「いえ、それだと反省部屋が準備に占有されます。あまり好ましい条件ではありません」
……なる、ほど?
「早速、先生に連絡して口裏を合わせて、今からユウカちゃんと一緒にのんびり事務仕事をしてもらえないか頼んでみます。これも休暇の内かもしれませんね」
ま、待ってください、ノアさんの想定だと"どれくらい"ですか????
「今日の20時までには準備を終えてもらおうかと。今が8時なので、あと12時間ですね。帰ってきたユウカちゃんをそこに閉じ込めた後、反省部屋で一晩眠っていただいて、最速で翌日の10時、遅ければ19時頃には脱出、というプランはどうですか?」
……えっ、結構キツくない? いや、もう、やるしかない空気だけど。うおおおおお…… - 29佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/23(日) 05:35:13
「どうするの? 聞いてた感じ、かなり大きい話だと思うんだけど」
「いやぁわくわくしてきますね、あのユウカ先輩にドッキリ仕掛けられるなんて! にはははははっ!」
い、いや。なんか、脱出ゲーム作るくらいだったら簡単なんじゃない? って思っちゃって……
「本気で言ってる?」
すいません……
「……早い所、連絡すべきところにはしておこう。セットの担当、謎解きの担当、あとユウカの生活面の担当……」
ええーーーっと……セットはエンジニア部かな……
「脱出ゲームって言ってましたけど、ゲーム開発部は協力しないんですか?」
確かに、と思ったが一瞬止まる。それぞれ趣味の時間があるし、来てくれるかな……一応送ってみよう。グループチャットで、『反省部屋を脱出ゲームに改造してユウカさんを閉じ込める企画が立ったんだけど、協力してくれる人いる?』、っと。
『ワンセンテンスに詰め込むには情報量多すぎですカガリ先輩』
『何があったんですか??』
『緊急クエスト開始です!』
『行くしか無さすぎるでしょこれ!!!モンスターをハントしている場合じゃないよ!!!!』
……みんな来るみたい……
「まあ、そうなるよね」
「そうだ、観戦カメラも付けましょうよ! 別室に映像流してポテチとか食べながら見たいです!」
か、カメラ? まあ有った方がいいかな……
「なら、ヴェリタスで探してこようかな。ついでにみんなにもこの話振ってみていい? 巨大なプロジェクトになっちゃうかもしれないけど」
……も、もうやれるところまでやっちゃいましょう!!!! - 30二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 10:40:11
なんだか思ってたより凄いことになっちゃったぞ
- 31二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 17:25:23
ほ
- 32二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 00:00:44
ゲーム開発部のメンバーは他に緊急の用事がない限りこの企画に参加しない理由がないね!
- 33佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/24(月) 06:35:24
『……な、何よこれっ、誰の仕業!!??!?』
20時14分。ボイスチェンジャー越しに僕の声を録音した"ルール説明"を聴き終わり、ユウカさんが反省部屋の中で大きくうろたえる。みんなから「どう頑張ってもカガリ先輩にしか聞こえない」と言われまくって不安だったけど、なんとかなった。
僕がゲーム開発部として企画した"反省部屋脱出ゲーム"は、立案から凄まじい速さで設計され、常軌を逸した手際の良さで組み立てられ、異常なまでの短時間で完成した。正直、僕が戦力になれていたかっていうと、限りなく微妙で……
「あははははっ、面白過ぎるでしょこの絵面! 今からでもこっそり生配信しようよ」
「や、やめといた方がいいかも。さっき私も同じこと言ったけど、止めてきたノアの目が本気で……」
「録画は回っているし、きちんとアーカイブ化するくらいは、セミナーも見逃してくれないかな?」
今回の主な立役者、ゲーム性担当のモモイちゃん、ギミック担当のハレさん、美術担当のウタハさん。……いや、それ以外にも多くの部活から無数の支援があったんだけど、ずっと計画の最前線に立って問題解決に取り組みまくってたのがこの3人。問題の発見、対応策の考案、実現の方法……それぞれの強みが短所を補う、まさに文殊の知恵。僕の仕事は主に、この3人の誰かが「どう思う?」って聞いた時、良いと思います! って返すだけだった。じ、実力差が大きすぎる。
テストプレイなんてしてないから、ゲームとしての巧妙さは未知数だけど、とにかく完成した。制作に参加した各部活の部室で攻略の様子は見られるようになってて……上記3人と僕を合わせた4人だけが、何かトラブルがあった時アドリブでなんとかできる人材として、すぐ隣の部屋にこうやって控えている。今は見守るしかない……
歯応え dice1d100=49 (49) (1に近いほど気持ちよく解ける、100に近いほど苦しみに満ちている)
奇抜さ dice1d100=4 (4) (1に近いほど王道脱出ゲーム、100に近いほどダイナミックな仕掛けがある)
整合性 dice1d100=92 (92) (1に近いほど脈絡に急ごしらえ感がある、100に近いほど計算尽くの極み)
dice5d100=37 27 14 56 55 (189) ダイス1つごとに上記『整合性』以上でトラブルが1個発生する!
- 34二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 10:13:23
歯応えが程よく超絶王道で作り込みがしっかりしてるとか完璧すぎやしませんかねぇ
- 35二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 13:24:43
何事もなく脱出ゲームが始まってしまった
大丈夫かユウカ - 36二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 22:05:07
かなり理想的なゲーム
ユウカは生き残れるのか - 37二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 01:47:36
このレスは削除されています
- 38佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/25(火) 04:15:48
『……ああ。これ、私を休ませようっていうゲームなのね』
得られた情報からデジタル時計を眺め、"hourとminuteに表示された2つの数で掛け算をして、522ぴったりになる時間にスイッチを押す"という解法が無事導き出せたのか、大きくひとりごちるユウカさん。
522ぴったりになる時間とはつまり、9時58分と18時29分のこと。現在は23時ちょっとなので、かなりの待ち時間を要する……ノアさんが提示した、『最速で翌日の10時、遅ければ19時頃には脱出』というプランに対する、かなり直接的なアプローチだった。
「やっぱり気付いたね。それ自体は私たちとしても織り込み済みだけど……ここからも楽しんでくれるだろうか」
「ユウカの睡眠時間、足りる? まだ解かなきゃいけない謎も残ってるし、そう考えると9時58分って結構近いんじゃ」
「え、元々そんな時間に出してあげるつもりないよ? 本人は起きたがるだろうけど、1回寝過ごしてもらおっかなって。ユウカにも寝坊の絶望を体験してもらいたい」
……まあ、ユウカさん疲れてそうだしね。あ、でも、スマホでアラームかけられちゃったらどうするの?
「そこは心配しないで。この後、反省部屋の中にアリスが乱入するサプライズギミックあるでしょ? 帰り際にしれっと盗んできてもらうから!」
「……なるほど。天才だね、モモイ」
得意げにするモモイちゃん。実際にはみんなちょっと戦慄していた気がする。
ただ、少し心配なことが1つ。……コユキちゃんがあんまり楽しそうじゃない。さっきからこう、欠伸をしたり、逃げようとしてるのか僕の様子を窺ったり、駄目そうとわかれば後ろから僕の耳を引っ張ったりしている。会話も殆ど無い……どうしたものか。とりあえずお話してみようかな……?
dice3d100=45 70 19 (134) ダイス1つごとに交渉ステータス(91)以下で1回成功
- 39佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/25(火) 04:48:25
「だって、仕返しっていうからもっと酷い目に遭わされるのかって思ってたのに、ゲームしながらのんびりしてるだけじゃないですか、ユウカ先輩」
も、もっと酷い目に遭ったほうがよかった?
「そりゃそうですよ! 少なくとも、私が受けた苦しみと同じようなことをしないと、仕返しになりません!」
その、コユキちゃんが受けた苦しみってどんな感じなんですか。僕あんまりその辺は聞いてないかも。
「反省部屋に閉じ込められたり、その間インターネットが触れなくて買い物も出来なかったり、あと酷い時にはお尻叩かれたりもしました! 暴力ひどくないですか!?」
じゃあ、反省部屋でネット使えないのは今もそうだから……アリスちゃんに言っておく? ユウカさんのお尻ぺんぺんしてきて、って。
「……うーん。想像してみたけど、あんまり面白くありませんね」
僕が"仕返し"って言ったのが、そもそも間違ってたかも。コユキちゃん、自分とユウカさんとじゃ価値観が全然違うのが本当はわかってるから、単純にやり返してもスッキリしないっていうか……
「じゃあ、同じことやり返すとか関係なく、もっと酷いことしましょう! ごはん抜いたり、何か台無しにしたり……要するに、私が感じたショックと同じくらいのショックがあれば――」
性格が悪いリアクションかもしれないけど、沈黙を選ぶ。何かを伝えるのに、必ずしも言葉が必要だというのは、実は違うと僕は思う……むしろ、言葉にしないから伝わるものもある。狙い通り、5秒ほどの静けさによって、コユキちゃんの戦意は大きく消沈したみたいだった。
「やっぱり、あんまり面白くないです、これ。結局ネットは使えないで、なんか私以外の人のほうが盛り上がってますし」
ごめん。僕ができることって何か無いかな。
「それも嫌です!! さっきから思ってましたけど、まるで私が子供みたいじゃないですか!!!」
……まあ、そういう感じで話しちゃってたかも。
「ユウカ先輩だって他の人だってそうですよ。学年が1つ2つ違うだけで、なんでこんなに立場とか扱いに差が生まれるんですか、不公平です!!!」
……答えは思いつかない。同時に、そんな自分を恥じる気持ちも生まれた。
正しさとか説得とか、確かに大事だけど、ユウカさんと同じことをしてもそれは飽食でしかない。僕の役割はむしろ、もっと悪いことなんじゃないか? - 40二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 09:24:41
悪いことがしたいわけじゃないんだなコユキは
- 41二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:57:26
めっちゃロリみたいな印象のコユキだが
実際は1個下なだけなのである - 42二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:01:10
コユキかわいいね
- 43佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/26(水) 06:24:21
僕は、今からコユキちゃんを連れて、セミナーに忍び込んでハッキングをする。
……本当にこんなことして良いのか???? いや、良い理由なんて1個も無いんだけど。コユキちゃんの心理に、僕のことを味方と認めてもらうための方法が、それ以外に思いつかなかった……先生だったらもっと適切な方法が思いついただろうか。やっぱり自分はあまり頭が良くないと思う。
「モモトーク? 良いですけど……何のためです?」
い、いや。十中八九、後でユウカさんに怒られまくることだから……その、どっちかに雷が落ちた時、すぐ連絡すれば片方は逃げ切れる、かもしれないじゃん?
「おおっ、名案ですね! まあ、どっちも怒られずに済むのが一番良いですけど」
ハッキングでさえあれば何を狙ってもいいと思うけど、そうするのが最も自然かなという理由で、リオさんについての情報を探すことにした。
振り返ると、僕のこれまでの行動はすべてこの犯罪行為のための布石みたいだった。コユキちゃんと接触したのも、ユウカさんを休ませるという名目で脱出ゲームに閉じ込めたのも……なんなら、ここまで状況証拠が揃ってたら、コユキちゃんは僕に利用されただけってことになって、怒られないかもしれない。それはそれでややこしい……
「……あの3人、黙っててくれますかね? ちょっと心配になってきたような……」
モモイちゃんは自分から言わないと思う、問い詰められたら怪しいけど。ハレさんは……僕のこと止めれなかった時点で、告げ口も出来なくなるタイプなんじゃないかな。ウタハさんは本当にわかんない。
「不安ですけど、なるべく派手にやりたいですねー。先輩たちに吠え面かかせてみたいです私! にははははっ!!」
その小さく邪悪な笑い顔を見て、ああ可愛いなあって思うのと同時に、自分が間違った道を選んでしまったことを確信した。もうなるようになれ。
(コユキとの好感度が相互に上昇します モモトークも交換!)
カガリ→コユキ 50+dice1d6=6 (6) +10
コユキ→カガリ 50+dice1d6=6 (6) +10
- 44佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/26(水) 06:49:35
コユキちゃん。今から自撮りするんだけど、一緒に映ってくれる?
「おおう、なんですか藪から棒に」
ぱぱっと撮っちゃうね、はいちーず。
「ええ!? ち、ちーず!」
……うん、良い感じ。SNSに投稿してもいい?
「投稿? ……今からですか!? 大丈夫なんですかそれ、バレちゃいけない時に余計なことするもんじゃないですよ!!」
体質でさ。この制服を畳んで仕舞っておく限り、人からすごく見つかり辛くなるから……なら、『僕がコユキちゃんと一緒にいる』ってことをこうやって発信しておけば、僕だけじゃなくコユキちゃんも見つからなくなるんじゃないかな、と。
「何言ってるか全然わかんないんですけど!!!」
まあ、おまじないみたいな感じだよ。コユキちゃんってお化けとかのオカルト信じないタイプ?
「ど、どうだろう……ミレニアムにいるとあんまり意識しないですね……」
……最近、自分の"特異性"に関して、抑えるというより、むしろ悪用する方法ばっかり思いついている気がする。
そして、そのことにあまり違和感がない。僕ってもしかして、元からこういう人間なのか?
「……じ、じっと見てくるのは何故ですか。怖いです」
僕たちが今からすること、すっごい悪いことだっていうのは、ちゃんとわかっておいた方が良いと思うよ。
「ええーーー!!! なんで今更そんなこと言うんですか、裏切りですか!!?」
いや。悪いことするのって、楽しいじゃん? ってことはつまり、どうせ悪いことするなら、悪いことだって自覚しながらやる方が、もっと楽しくなるよね。
「………………」
……っていうのを、たった今思いついたんだけど、どう?
「カガリさんってもしかして怖い人ですか?」
ええーーー!??!? こ、怖いか……そっか…… - 45二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 11:11:48
ナチュラルアウトロー…
- 46二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 15:06:13
まぁ侵入&盗撮してたし、、、
- 47二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:23:02
怖くない人はストーカーに走らないんですよ
- 48佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/27(木) 03:38:22
圧倒的にやましい動機でエレベーターに乗り込み、上階のボタンを押し、深呼吸しながら暫く直立する。開いたドアの向こうに4~5人くらいセミナーらしき生徒がいて身が凍った。肝が据わっているのか危機感がないのか、コユキちゃんは普通に挨拶していた。
「ハッキングって言ってましたけど、何を狙うんですか? 誰かの検索履歴を漁って弱味にしたり?」
そ、そういうんじゃなくてね。リオ会長のこと調べようかなって思ってる! 願わくば居場所を突き止めたいかな、無理でもその手掛かりくらい……
「会長……んー、私に言わせればあんまり面白い人ってイメージないです」
僕も聞いただけの話だけど、すっごい巨額の横領やった後に雲隠れしてるんだって。で、セミナーも会長のこと探してるんだけど、同時にその情報は隠してたり。
「胡散臭い話ですね。まあ、セミナーだと珍しくもないか」
考えてみれば、これも不公平じゃない? 同じ横領なのに、コユキちゃんはすぐに見つかって怒られて、リオ会長は隠れてるから怒られてない……って捉えると。
「……確かに!!! これは許しがたいことですよ、ひっ捕らえてやりましょう!!!」
よ、よし、コユキちゃんをやる気に出来た! すごく自分に有利な言葉選びで誘導しちゃったけど。後で弁明しよう……
目標は、セミナーで使われてるパソコンのどれかからセミナーの情報ライブラリ的な物にアクセスして、リオさんに関わりそうなテキスト全部を列挙、持参のUSBに詰めて逃げ帰る。で、パスワードとかの障壁は全部コユキちゃんにどうにかしてもらう。僕とコユキちゃんの手際次第だとしても、数分から十数分はパソコンを触り続ける必要がありそう……
不審に思われる可能性を低くするには、その場に居合わせる人の数を減らすのが一番。ということで、お昼休憩の時間を狙って来てみた。覗き込んでみた感じ、そこそこ空いてはいそうだけど……
dice3d100=35 30 14 (79) ダイス1つごとに技術ステータス(52)以下で1回成功
dice3d100=22 9 72 (103) ダイス1つごとに精神力ステータス(78)以下で1回成功
- 49佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/27(木) 04:04:27
(書いてる途中に別の思考が入り込んで『お昼休憩』という謎の時間軸を発生させてしまいました!!! 『消灯時間の後』などに読み替えてください……)
――あ、こんばんは。
「こんばんは。なんか用?」
ええと……ノアさんに委託されて、パソコンの配線周りの掃除を。火事の原因になる埃取りくらいですけど、もしかしたら通電確認のために色々触るかもしれません。
「おーん……私のとこもやる?」
あっいえ、2~3日に分けるので邪魔にならないようにします。
「そっか。……あれ、その子って黒崎コユキ?」
はい、道案内お願いしてます。方向音痴で……
「あーはいはい」
我ながらよくここまでデタラメを話せるものだと感心してしまう。ともかく第1関門クリア。
というか、この部屋この人1人しかいなくない? だとしたらかなり楽。なるべく離れた、隅っこの隅っこにあるデスクに2人で向かう。適当にがちゃがちゃしてからパソコンを開き電源をつける。反対側をちらり。……こっちにまるで興味無さそうな感じ。かなり楽なんじゃ? っと、パスワード――
「……流石に私が触ると怪しまれません?」ひそひそ
そ、そうかも。どうしようか。
「耳打ちするので、私が言う通りに入力してください。この人のPINあんまり長くないですし」
左耳からささやかれる通りに、タイプ音を立てないような1本指打法で7桁入力。開いちゃった。あとはここから、セミナーの情報ライブラリ的な物を……この人、画面ちゃんと整理してるなあ。どこに何があるか一目瞭然だった。そのお陰で盗みやすいっていうのは僕を複雑な気持ちにさせる。
よし、総合インデックスみたいな場所に入れた。この中身に対して『リオ』で検索して、ヒットしたもの全てを選択してコピー、USBを刺してその中にペースト。待ち時間は、本当に掃除をしている風を装いながら過ごす。反対側をちらり。やっぱり警戒されてない……
「ん、どうしたの?」
忘れ物しました……ちょっと取りに戻ります……
「あはは」
あ、あれ? なんか、すんなり出来ちゃった。立ち去った僕の手には全て終わった後のUSBが握られている。走って逃げる必要もない、2人でエレベーターに乗り込み直す……
- 50二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 09:50:58
007だ
- 51二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 14:03:13
スパイみたいで楽しそうね
- 52二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:00:59
不法侵入した時みたいにコミュニケーションを取った人に違和感を抱かれない的な神秘がフルに発動してそう
ほしゅ - 53二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 06:32:54
非常にスムーズ、良いことだ
- 54二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 11:27:03
保守
- 55二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 18:11:06
良いの入ってるといいな
- 56二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 00:24:16
保守
- 57佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/29(土) 02:56:33
「――ハア!!?!??」
思いつきのままに駆け込んだヴェリタスの部室。『ヴェリタスに侵入してリオ会長についての情報奪ってきました』とチヒロさんに伝えると、見たことのない剣幕で返された。
「にはは、思ったより楽勝でしたね! おまじないが効いてたのかも? よくわかりませんけど」
『ど、どうしたんですか副部長。マイクの隣で大声出されると心臓に悪いといいますか』
「この大馬鹿者がね、直接セミナーまで行ってデータぶっこ抜いてUSBで持ってきたの」
この大馬鹿者が!?
『……それは。かなり大馬鹿者ですね』
「ごめん、言い過ぎた。ええと、これ……本を正せば私の責任だよね。"試練"って言ってリオを追うよう指示したようなものだし」
い、いやその、口実として使えそうだっただけで、チヒロさんに迷惑をかけるつもりがあったわけではなく……
「あの、とりあえず中身見てみません? 確かヴェリタスの皆さんってリオ会長と仲が悪かったんですよね、だったらこの情報もいろいろ気になるんじゃ」
チヒロさんの唇からカーテンのように長い溜め息が漏れ、何かを諦めたように立ち上がり、僕の手からUSBを掠め取る。隅っこにある箱型のパソコンのUSBポート、からさらに伸びて繋がっている変な機械のUSBポートにそれが挿入される……いくつかの操作の後、数拍置いて、大きなモニターにファイル名の羅列が表示された。
「何これ? 無秩序な並びだけど」
えっと、インデックスの中を『リオ』で検索して、引っ掛かったものは全部持ってきました。なので要らないの混ざってるかも。
「滞在時間を減らしたわけか。でも、それだと重要な資料入ってるかな」
「あ、結構期待できると思いますよ! 私たちが触ったパソコン、結構高いクリアランスレベルの持ち主だった気がします」
『ビギナーズラックですかね。同じことが2回できるとは思わないほうがいいかもしれませんよカガリさん』
2回もこんなことしないです……
「……とにかく、私も捜索手伝うから。流石に無視できない」 - 58佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/29(土) 03:28:42
「じゃあ、今から探せば会長を見つけられる可能性が十分あるのに、セミナーはわざと手を抜いてるってことですか????」
リオさんが一時的に居宅として使っていたと思われる場所が、ミレニアム自治区内で複数見つかっている。それらの位置情報から、次にリオさんの痕跡が見つかる場所を推測する仕組みが出来上がっていて、実際にその仕組みで予想した場所から痕跡が見つかったこともある。
……コユキちゃんの言い方はちょっと乱暴だけど、この『推測する仕組み』をもっとスピーディーに動かせば、リオさんが今居るまさにその場所を突き止めることくらい出来そうなのは本当のことだった。
「もしリオが帰ってきたとして、必ずしも良いことばかりが起きるわけじゃない。裏を返せば、リオが不在の今だからこそ進めるべき話が他にもあったりするってこと」
「なんでそんなにリアクション薄いんですか!? だって言っちゃえば犯罪者ですよ、それをセミナーが庇ってるみたいなものじゃないですか!!!」
「予測は付いてたから。匿ってくれる他人が居るわけでもなし、こんなに長い間探しても見つからないのは不自然でしょ?」
『……ええと。カガリさんって、リオ会長に辿り着く方法を探してるんですよね? 今回の情報って、何か参考になったんでしょうか』
ふぇ? ど、どうだろ……リオさんの居場所を推測するシステムなんてものがあるなら、それを使えたら一発だなぁとは思った、けど……
「まあ、今回の一件でカガリさんはセミナー出禁だろうね」
僕もそう思います……
「ぐっ、おのれセミナー! こうなったのも全部セミナーのせいってことにしていいですか!!!」
『それは言い過ぎでは!? ……しかし、予測がついていたとは言え、こう事実の形で突き付けられると嫌な感慨がありますね』
dice2d100=5 42 (47) ダイス2つとも知性ステータス(25)以下で……?
- 59佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/29(土) 04:17:04
……と、というわけなんだけど、コユキちゃん!
「えっ。なんですか急に」
その。さっきも言ったけど、悪いことするのって楽しいなーっと僕は思うわけ。
「? はい、言ってましたね」
そう。だからね? その……コユキちゃんがどこかで悪戯したくなった時、僕もついていっていいかな。役に立てると思うし! あ、全部じゃなくていいんだけど!!
「???????」
『待ってくださいカガリさん。まさかとは思いますが、今回セミナーに喧嘩売ったのってそれが理由ですか?』
「……いや、いくらなんでもそんなことは無いでしょ。向こう見ずにも程が――」
………………
『その向こう見ずで合ってるみたいですよ』
あっ、あーーーー……懐かしい、この怪奇の目で見られる感じ。最近あんまり無かったから忘れてた。じ、自分でも自分がおかしいことをしているっぽいのはわかってるんですよ?? 無自覚にやらかしているわけではなく……
「これだけ聞かせて。将来的にコユキのことを利用しようとして、その為に今から取り入っておくための手段として共犯関係を作ったの?」
い、いや。信じてもらえないかもしれないけど、そういうのではなく……ただ、コユキちゃんって1人にしておくと危ないんじゃないか、って思ったのがきっかけで。
「……1人にしておくと危ないのと、共犯関係、どうやって繋がるの?」
コユキちゃんを閉じ込めたり、ずっと監視を付けたりすることも対策にはなるけど、それよりはコユキちゃんが本心から『この人と一緒にいたらお得』って思えるような人が居た方が良いじゃないですか。それを目指そうかと……
「………………」
「あの、さっきから何の話してるんですか? ぶっちゃけついていけてないんですけど私」
『どうします、副部長。この人』
「うちに居る馬鹿共と……全く別ベクトルの、馬鹿……」 - 60二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 04:59:17
明らかにアウトロー側の思考
- 61佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/29(土) 05:05:23
『まあ、恩着せがましい感じになっても意味不明ですし、コユキさんはわからないままでも良いんじゃないですかね。あ、でも、質問はしてみましょう』
「質問?」
『はい。そうですね、例えば……コユキさんが何か悪戯をして、ユウカさんに追われているとします』
「うっ。苦手なシチュエーション……」
『逃げている途中、カガリさんとばったり出くわしました。直感で、自分の味方をしてくれると思いますか? それとも、ユウカさんの味方になってしまうと思いますか? 今回の事件を考慮しながら答えてください』
えっ。そりゃ、今回を考慮したらコユキちゃんの味方になるのでは?
「……いや、普通にユウカ先輩側の人間だと思います。なんか、雰囲気が」
えええええええなんで!!?!??!?
「うーん。なんでっていうか、雰囲気ですよ」
そ、そんなぁ。結構大胆なことをしたはずだけど、まだコユキちゃんに心を許してもらえていない……いや、信頼ってそんなに安く手に入るものじゃないか。思い上がらないようにしよう。うん……
『すごくショックを受けていそうですね』
「そ、その、比較したらユウカ先輩側とは言いましたけど、敵とは思ってないですよ!? なんと言いますか、むしろ"話がわかる"タイプみたいですし」
ほんと!? やったーー!!!
『嬉しそうですね……』
「今後、セミナーから厳しい目を向けられ続けるっていう十字架と引き換えに得た評価としては、ちょっと物足りないんじゃない?」
そんなの比べられませんよ。信用と信頼は同じ秤にかけるものじゃないと思います、僕。
「……今のは意地悪な言い方だったね。ハア……ほんと、尊敬するよ。貴方のこと」
ええっ。あ、アリガトウゴザイマス……
『いえ、半分は本心ですが、もう半分は皮肉ですね。そんな感じの言い方でした』
「そういうのは一々言わなくていいの」 - 62二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:50:01
まぁ仲良くはなれたかな…?
- 63二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 18:46:35
不思議な立場だ
- 64二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:49:24
保守
- 65佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/30(日) 05:32:04
そして翌日――
「おはよう、カガリ。早速だけど、ちょっと付き合ってもらうわ」
……朝起きたらユウカさんが目の前にいた。なんで???
どうやらユウカさん、モモイちゃんが寝坊させようとしていたにも関わらず、9時58分を前になんと体内時間だけで目覚めてみせ、その後の謎解きもトントン拍子にクリア、最速と言っていいタイムで脱出してしまったらしい。モモイちゃんから「よっぽど起きないと思うから寝てていいよ!」と言われたのはフラグだったんですね。それで、その、この後の僕の運命は……
「ノアから大体の顛末は共有してもらった。好き勝手やってくれたみたいね、私の居ない間に」
う゛っっっ…………
「あと、チヒロ先輩からも。どういう意図があっての行動だったのかについて」
……ど、どんな感じのこと言ってました?
「脱出ゲームの企画に加わった人たちは全くの無関係、カガリさんの独断だ、って。そこを混同されるのは当人にとっても望ましくないだろうから、処分は慎重に下してほしいって提案された」
詳しくは中で話す、と言って、辿り着いた反省部屋に入るよう促すユウカさん。こ、こわい。
そこには脱出ゲーム用のギミックがまだ残っていた。そういえば完全撤収の予定は20時くらいだったっけ。にしても、本当に全部解いちゃったんだな……
「……このソファでいいかしら。よいしょっと……さ、ここに横になりなさい。悪いけどちょっと長くなるわよ」ポンポン
横に……ど、どう横になれば?
「うつ伏せか四つん這い、どっちか楽な方。私の膝の上に寝る感じ」
……あっ。
「そうそう、途中で脱出ゲームの感想も話させて。結構面白かったから」 - 66佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/03/30(日) 06:19:48
「……あ、カガリ先輩帰ってきた」
「お、おかえりなさい! その、大丈夫でしたか」
ただいま……ちょっと横になってていい……??
「うわー、しっかり絞られた顔してる。何されたの?」
お尻叩かれた……30分くらい……
「んふっwwwww」
「すごい、想像するだけではちゃめちゃに面白い」
笑ってますけどね!!!実際受けてみるとかなり痛いんですよ!!!!
「……確かに、いつもより僅かに大きくなっているような気がします。状態異常です」サワサワ
だああああああああだだだっどっどうしっ何してんのアリスちゃん!!!!!!!!!!!
「「あっははははははwwwwwwwwww」」
「……お、お疲れさまでした。とりあえず、ご飯にしましょうか……」
─────────────────────────
(ステータス成長のコーナー)
技術 52 +dice1d3=3 (3)
精神力 78 +1
─────────────────────────
- 67二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 11:35:08
草
草 - 68二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 19:30:59
30分は痛い…
- 69二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 00:14:09
真っ赤になってそう
- 70二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 08:51:18
当分の間座るのも辛そうだw
- 71二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 17:54:24
寝るのも仰向けは無理そう
- 72二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 00:17:29
保守
- 73佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/04/01(火) 04:14:57
あ、そうそう。モモイちゃん好きそうな話あったから教えとくね。
「えっ。な、何?」
脱出ゲームについて色々話して、"企画"部分の聞き込みされてさ。みんなすごく手際よかったしクオリティも高くなったじゃん? あの時の様子、詳しく話したら――
『ねえ。ここまで大きい騒ぎになっちゃったのってやっぱり、私個人がミレニアムで人気だからだと思う……?』
って、難しい顔で仰っていて。
「ホントにユウカがそんなこと言ったの??????」
『人気』の直前に小っちゃく『嫌われてる』って言い掛けてたかも。でも言ったよ。
「面白。私のツボをよくわかってる、カガリ先輩は」
もっと面白いこと言わないかなと思って『そうですよ、みんなユウカさんのこと大好きですよ』って言ったら強めに叩かれた。
「うーん面白い」
─────────────────────────
(好感度上昇+進捗のコーナー)
カガリ→ユウカ 73+dice1d6=5 (5)
ユウカ→カガリ 64+dice1d6=1 (1)
カガリ→チヒロ 57+dice1d6=5 (5)
チヒロ→カガリ 98 相当なことが無いともう上がらない!!
要素A「演算」 +5%
─────────────────────────
- 74佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/04/01(火) 06:01:50
"みんなから話を聞いただけの、ほとんど推測になるんだけど……"
"カガリのスケジュール、最近は余裕があるんじゃないかな、と思って"
"以前、少しだけ話した『ミレニアムに来る前のカガリについて』、考える時間を取ってみたい"
……そ、そんな話あったなぁ。モモトークと睨めっこしながら逡巡する。つくづく、先生の律義さにはびっくりを通り越して、ちょっと恐ろしさすら覚えるくらいだった。
"カガリが百鬼夜行とミレニアムの間に居付いていた、2つの学校……"
"今回はひとまず、その片方について考えてみよう。ただ、少し心配でもあって"
"内容がどんなものであれ、『記憶をいっぺんに思い出す』ことは、一般的にすごく疲れるし、混乱する時間だと思う"
"だから、カガリがなるべく心に余裕があるタイミングを選んで、安心できている状態で本題へ移ることにしたい"
言われた通り、なるべくリラックスできるよう身の回りをセッティングしてみることにした。寮に自分の部屋があるとは言え、まだ部室の寝室の方が慣れてるので、そこのクッションソファに凭れる。テレビからゆったりした教育番組を流し、側に洋菓子、コーヒーも準備して、あとは……
…………アリスちゃんがいつも使ってる枕に視線を向けてしまったが、ばっと邪念を振り払う。この判断ができるということは僕の精神状態はかなり良いと思われます。どんと来い。
"っと、先に前置きをしておかないと"
"思い出した記憶の内容がどんなものでも、私は『今のカガリ』を尊重したいと思ってる"
"カガリはミレニアムの2年生で、ゲーム開発部の新入部員で、善い心の持ち主。何があってもそれは変わらないからね"
"学校の名前は『レッドウィンター連邦学園』。私が知る限り、そこにはカガリの友達だった生徒がいる" - 75二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 12:58:19
追加引っ叩き草
いよいよカガリちゃんの過去に触れ出すのか - 76二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 20:43:26
めちゃくちゃリラックスして草
- 77二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 23:13:17
雪の土地に出発だ
- 78記憶 ◆IEd0n050V225/04/02(水) 05:41:57
……あ、甘ああああい……頭の奥までくる甘さ……
「ふふっ、慣れるまでは大変かもね。カンポットはうちの主食だし、嫌でも慣れると思うよ」
「牛乳をかけたら食べやすいんだけど……ちょっと切らしちゃってて。ごめんなさい」
いえ、このままでもすごく美味しいです! ここまで大変だったから、こうやって温かいものにありつけるだけで……
「ここに新しく誰か来るっていうのも久しぶりでさ。どんなことやらかしたの?」
「ちょっと、シグレちゃん!?」
あはは……なんか、誤解が積み重なった感じかもしれません。僕自身、あんまり人から好かれるタイプでもないっていうか。
「そう、ですか? ここに来た生徒にしては、珍しく人当たりがいいなって思いますけど」
「ま、生きてれば色々あるよねぇ。特にチェリノ会長の近くに居る時は。あれの機嫌でここに送られたっていう例も少なくなかったり」
そうなんだ……僕もそういう感じなのかなぁ。
「人をこんなところで生活させるなんて、それだけで横暴です! うう、文句言ってやりたいけど、相変わらず事務局はこっちにあんまり興味がないし……」
それでも、感謝の気持ちはまだあるかも。僕、外からレッドウィンターに流れ着いた完全な余所者だったのに、受け入れてもらえたから……
「……ふうん。じゃ、上手いこと受け入れられるように、私たちも頑張ろっかな。案内もまだ全部は終わってないしね」 - 79佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/04/02(水) 06:19:24
"もしかしたら知ってるかもしれないけど、レッドウィンターって少し変わったところで"
"今、ちょっと政治的に不安定らしいから、仮に何かをするとしても、しばらく後になるかも……"
言われてみればそんな感じだったな。懐かし。
全ては思い出せないけど、嫌な記憶はあんまり無かった、気がする。むしろ、心の故郷の一つとして数えられるくらい、それなりに楽しく暮らしていたような……友達もいたような。可能なら、もう一度訪ねてみたいかも……
"もし行くとするなら、きっと『227号特別クラス』を目指すことにもなると思う"
"私も何回か行ったことがあるんだけど、山の中を1時間くらい進まないといけなくて、かなり過酷だから……"
"できる限りの準備をしていきたい。こっちでも色々考えておくね"
うーん。今は確かに暇だけど、実際に行けるのがしばらく後って考えると、その時まで暇かはわからないな……
というか、それを抜きにしたってやりたいことがやけに多かった。そろそろゲーム開発部として新作に着手したっていい頃だし、最近エンジニア部に顔を出せてないし、寮の部屋使ってユズちゃんと何かで遊ぼうっていうのも未だにできてないし……僕の頭の中にいるかもしれないケイちゃんらしきものは、いつ再び動き出してもおかしくないし。うーーーーーん。 - 80佐藤カガリ ◆IEd0n050V225/04/02(水) 06:42:37
――それで気付いたんですけど、僕って行動力あんまり足りてないのかなぁと。
「行動力、ですか? しかし、先日のユウカさんを巡る"ゲーム"の例を見ても、むしろよく行動を起こすタイプだと思いますが」
なんというか……その、僕が最近遊んだゲームの、"スレイヤーマシン"っていう敵キャラを思い出すんです。普通、どんなキャラでも戦闘中は1ラウンドにつき1回ずつ行動するものなのが、そいつだけ2回攻撃してきて。ズルい!って思っちゃったんだけど、でもそういう物かもなって……
「……なるほど。考えてみると、現実世界にはそういう人がいるかもしれませんね」
食堂で親子丼を食べながら、たまたま隣に座っていた人と喋ってみている。いや、「何かお悩みの様子ですね」といって話しかけてくれたのはあっちなんだけど……それに甘えて、愚痴っぽいものを打ち明けてみたり。
「しかし、無理をしてたくさんのことに手を付ける必要は無いかもしれませんよ。かくいう私も、多くの日をたった1つのことに費やして過ごしますが……その分だけしっかりと成果が出ますし、それで満足感も得られているので、不足は感じません」
……ミレニアムに来てから、自分の世界がすごく広がったなって感じてて。その中で特に大事にしたい何かが見つかったら、そっちの方がいいかもしれないけど……今は1つに決め切れないから。欲張ってあれもこれもしたくなるというか。
「ふむ……」
うーん、体力なのかなぁ。何か1つ取り組んだら、その日は他のものに触る元気がないっていうか。元々そんなに勤勉な人間じゃないのかも……
「カガリさんは、自分をそう思うのですか?」
……なんとなく指を組んでいた両手が、その人の両手で包むようにがしっと掴まれて、顔同士が向き合う。な、何? というか、名前教えてたっけ……?
「もし、あなたが克己の道へ進むならば、私はそれをサポートすることができると思います。……トレーニング、試してみませんか?」 - 81二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 10:01:25
わぁ
もう逃げられないぞ - 82二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 19:15:40
ちょっと相談してただけなのに
- 83二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 22:35:21
流れ変わったな
- 84二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 06:32:18
保守
- 85二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 15:05:16
行き先的にはちょうどいいのか?
- 86二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 23:50:44
待ってますよ
- 87二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:40:18
スクワットとかの軽い運動で済みますように…