【SS】戦地適正ってエッチなことする場所の適正なの?

  • 1フレキシブル教員25/03/20(木) 18:25:26

    ずっと戦地適正ってエッチな単語と思ってる。

    ※はじめて掲示板に書き込むので投稿に時間がかかったり、至らぬ点があるかと思うので間違っていたら指摘してください。
    ※登場するのはノアと先生のみです。
    ※SS自体不慣れなので下手でも大目に見てください。
    ※書き終わっているのでどんどん投下していきます。

    対戦よろしくお願いします。

  • 2フレキシブル教員25/03/20(木) 18:31:02

     いつもと変わらない日、いつものように業務を行っていた私はシッテムの箱の中にある生徒のデータを見つめていた。

     このキヴォトスでは毎日どこかしらで戦闘が発生しており、それを鎮火するのもシャーレ及びそれに所属する私の仕事でもあった。
     最もここキヴォトスにおいて、ヘイローも頑丈な身体も持たない私一人ではどうすることも出来ないのだが…
     そんな私だがこのシャーレという超法規的機関を通じて多くの生徒達の力を借りることで日々の争いや喧嘩の鎮圧…もとい仲裁、果てには巨大な珍妙な鳥や巨大ロボットの討伐などもしてきた。

     生徒達にはずっと助けられてばかりで、戦闘において私がしてあげられることなんて精々生徒達がなるべく安全でいられるように指揮を行うことくらいだ。
     生徒の安全を第一に…それをこなすには生徒それぞれの得意なことや苦手なことの理解を深めなければいけない。
     それを纏められた物がこの生徒名簿なのだが…

    「戦地適正って…」

    「…?どうされましたか?」

     無意識であったのだろう。小さく呟かれた言葉は本日の当番としてシャーレに訪れていたノアの耳に入ってしまった。

  • 3フレキシブル教員25/03/20(木) 18:31:44

    「ああいや…大したことじゃないんだ。」

     ノアはペンをデスクに置いて立ち上がり、こちらにやって来ると私の肩にふわりと撫でるように手を置いた。

    「そうは言いつつ、表情は晴れませんが?」

     彼女は相変わらず私を見透かしている。彼女の顔を見遣れば目が合い、ニコリと笑う。

    「本当に大したことでは無いんだけど、つくづく不思議だなぁって思ってさ。」

     タブレット端末に目を戻し、整理された生徒達のデータを一瞥する。生徒それぞれの持つ武器や装備…そして

    「先程申していた『戦地適正』のことでしょうか?」

    「…聞こえてたんだ。」

     左後ろにいた彼女はいつの間にか真後ろに移動し、左肩だけに置かれていた手は両肩に添えられていた。

    「ふふっ、耳が良くなければ書記は務まりませんから。」

     そういうものかな?と言いながらタブレットの操作を再開する。

  • 4フレキシブル教員25/03/20(木) 18:32:41

    「ノアの言う通り、戦地適正について気になることがあってね。例えばさ」

     ノアの名前をタップし、そのデータの詳細を表示する。するとノアは後ろから覗き込むように画面を見る。

    「これはノアのデータなんだけど、制服の時は屋内戦が得意でパジャマの時は屋外戦が得意って感じで戦地適正が違うんだよね。」

    「あら、確かにそうですね。」

    「服を着替えただけで適正が変わるなんて不思議だよね。」

    「当たり前の事だったので意識していませんでしたが、こうしてデータとして見せられると、なるほど…確かに不思議ですね。」

     キヴォトスに住む生徒たちは私が元いた世界の人達と姿はとても似ているがとても不思議な存在だ。
     頭の上にヘイローという天使の輪のような物が浮遊していたり、銃弾を喰らっても「痛い」で済んだりと元の世界の常識が通じないのだ。
     そんな存在だからこそ、服が変わる事で戦闘の適正が変化することも驚くことは無いのだが…

    「私達も対して意識したことが無いので説明が難しいのですが、そうですね…」

  • 5フレキシブル教員25/03/20(木) 18:35:01

     そう前置きをしたところでノアは人差し指を立てて続きを話した。

    「簡単に言ってしまえばら『その場所に相応しい装い』と言うべきでしょうか。」

    「おぉー…なるほどね。」

    「パーティにはドレスで、スポーツには体操服、ユニフォームで、そして私は屋内で戦うなら制服、屋外で戦うならパジャマで。という感じですね。」

    「最後おかしくない?」

    「ふふっ、キヴォトスの神秘ですね。」

    「神秘って便利な言葉だね。」

    「でもそっか、キヴォトスの生徒達はみんな神秘を持っているから…ホントに神秘ってなんでもありだね?」

    「まあ、私たち生徒も実は神秘について具体的なことは何も分かっていないんです。ただそういう風なものだから、そういう風になっているから…つまり具体的な理解をしていなくても呼吸や体を動かすことが出来るのとと同じようなものなんです。」

  • 6フレキシブル教員25/03/20(木) 18:35:44

     言われて納得する。確かに呼吸なんて無意識でするものでどうやってしているかなんて説明を求められても『出来ているから』としか言えない。
     ノアの説明を聞いた後、ひとつ気になることが頭に浮かんだがそれをすぐさま振り払おうとする。こんなこと言ってしまったら…と思った所で後ろにいる彼女が言葉を発した。

    「何か気になることでも?」

     相変わらず彼女は私を見透かしている。彼女はこちらが気になっている事が何かと聞いてはいるが。

    「…その気になってることも君ならもう分かってるんじゃないかな?」

    「ふふ、さて、どうでしょうか?」

     いつの間にか正面に移動し、楽しそうにこちらを見つめる彼女。
     どうやら彼女は僕の口から言われたいらしい。恥ずかしいことこの上ないが、彼女から注がれる視線から言うまで逃がしてはくれなさそうだ。
     何を言うかを知られている上でこれを口にするのは恥ずかしいが覚悟を決めて、しかし彼女の視線から逃れるように顔を背けながら口を開く。

    「その…君が制服やパジャマ以外のものを着たらどうなるのかなーって。」

  • 7フレキシブル教員25/03/20(木) 18:36:14

    「例えば?」

    「ゆ、浴衣とか…」

    「それと?」

    「…す、スーツとかさ?」

    「他には?」

    「……み、水着、とか…」

    「見たいんですか?」

    「やっ、見たく…ない訳では無いんだけど!それを言っちゃうのは先生として如何なものかというか!」

    「あら、先生と生徒だなんて…私たちの関係はいつからそんな距離を置いたものに戻ってしまったのですか?」

     少し伏せ目気味に、そしてわざとらしくシクシクと悲しそうにしている彼女に声が詰まってしまう。

    「いや…生成と生徒で間違いではないと思うんだけど」

     しかし彼女の言葉から分かるようにもう既に私とノアは先生と生徒という関係では収まらない、それよりも親密なものとなっていた。

  • 8フレキシブル教員25/03/20(木) 18:37:58

    「仮に恋人関係だとしても彼女を実験まがいの行為を口実に着せ替え人形にするのはどうかと…」

    「…私は構いませんよ?」

    「っ…ダメです!」

     危うくOKしてしまうところだった。

     私がすんでのところで誘惑に耐えた事に若干不満そうな声を漏らしつつ私から離れ、自身のデスクの方へ戻って行く。
     何とか切り抜けたなと安堵のため息を漏らす。

    「あっ、そういえばもうひとつ。」

     少々わざとらしく今思い出したかのようにこちらに戻ってくると、最初の時と同じように私の後ろに近づき、そして今回はそれよりさらに踏み込んで、肩に手を置くのではなく後ろから抱きつくように腕を私の胸の前まで回す。
     背中には彼女の大きい胸が押し当てられ、理性が削がれる。
     追い打ちをかけるように彼女は自身の口を私の耳元に近づけ、熱い吐息を漏らしながら話した。

    「戦地適正についてですが、先程話していた適正の他にもうひとつ…意味があるのをご存知ですか?」

  • 9フレキシブル教員25/03/20(木) 18:38:23

     熱の篭ったその声に思わず息を呑んでしまう。

    「もうひとつの意味?」

     続きを促すように言うと彼女は更に私の耳元に口を近づけた。

    「それはですね…『エッチなことをする場所の適正』…です♡」

    「なっ…!」

     何を言っているんだ。思いもよらなかった彼女の言葉に私は身体の熱が上がるのを自覚する。
     呆然としている私に彼女はダメ押しとばかりに言葉を続ける。

    「ふふ、本当にそうなのか…試してみますか?」

     着替えの話の時からそうだが彼女は明らかにこちらを誘っている。

     だが、私は先生であり、大人だ。ここで彼女の挑発に乗っては行けない。
     目を瞑り、深呼吸をして心を落ち着かせる。

  • 10フレキシブル教員25/03/20(木) 18:38:42

    「……ふぅ…ノア、まだ業務中だよ。」

    「あと数分で終わりますよ?」

    「ノア。」

    「ふふっ…つれないですね、先生?」

    「はぁ…あんまり大人をからかうものじゃないよ。ほら、ノアも離れて、後片付けをして帰る準備をしておいて。」

    「仕方ありませんね。」

     残念そうにして私の身体に回していた腕を解き、背中に押し付けていた身体を離す ──────

     と思ったらノアは口を私の耳元まで近づけて…



    「──────。」

  • 11フレキシブル教員25/03/20(木) 18:42:30

     囁かれた言葉に私の体はガタッと大きく反応してしまった。
     数分の硬直の後、執務室に響く業務終了のチャイムが響き、我に返る。
     その反応に満足がいったのかノアは少し笑うと私の耳元から離れて行き、彼女が座っていたデスクの上をテキパキと片付けて執務室のドアへと向かった。

     執務室を出る直前、彼女は私の方へと振り向き、自身の唇に人差し指を押し当てた。


    「では先生、『お部屋で待っていますね 』。」

     彼女はそう言い残すと執務室を去っていった。

    「………はぁ、負けた。」

     業務はもう既に片付いていたのが幸いだった。あんなことを言われた手前今日はもう集中出来る気がしない。

     彼女に敗北した私は、大人しく今日は彼女のお誘いを受けることにした。

    終わり

    どこかに吐き出せてよかったです。

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 18:53:11

    で、屋外パジャマックスのシーンは?

  • 13フレキシブル教員25/03/20(木) 19:00:57

    >>12

    パジャマックス求められるとは思わなかった…書けたら支部のほうに上げようか考えます。

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:43:50

    シンプルに良かった

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/20(木) 22:47:25

    いいものを見せてもらった…

  • 16フレキシブル教員25/03/21(金) 00:49:40

    初めてのスレでよく分からなかったけど、こうやって感想くれるの嬉しい。

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 00:54:45

    これは良き概念
    主が良ければ続けて欲しい

  • 18フレキシブル教員25/03/21(金) 01:16:26

    これ以上続けてしまうと確実にR18に突入してしまいそう。

    ところで戦地適正がエッチ適正だとしたら屋外と市街地ってこれほぼ同じなのでは?
    どう区別つけるべきか。

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 01:20:24

    >>18

    ・人に見られるかもしれない「市街地」

    ・人目を気にせず、しかし開放感のある「屋外」

    とか?

  • 20フレキシブル教員25/03/21(金) 01:33:10

    >>19

    それいいですね!市街地は路地裏シチュとか捗りそうですね!

    屋外はそのまま山とかでいい感じになりそうですけど、公園は屋外か市街地かで別れそうですね。

  • 21フレキシブル教員25/03/21(金) 06:56:39

    一晩たって色々考えてたらほか生徒のも気になって来た。
    ドレスカヨコの市街地ックスとかめちゃくちゃ興奮する。

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 07:29:39

    この概念好きだな...そうなると悪いマークがついてるところはこんな所でしなくていいじゃん...ってそこで叡智なことをするのにぷくっーって不満が溜まっていて適正値が高いところはここでするの、好き好き好き!って理性が溶けて女の子としての本能と先生好き好き感情全開になってるってことか...

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 07:34:25

    D...や、先生、流石にここでは...やらないって事ではないけど...
    C...むー、別にここでしなくてもいいのに...
    B...あっ、あっ、先生、そこ、気持ちいい
    A...はあ、はあ、先生、先生、ここでされるの感情が高まって...
    S...あん、あん!気持ちいい!気持ちいいです先生!もっと、もっとしてください!
    SS...(規制音)!(規制音)!!(規制音)!!!

    って感じかな...?

  • 24フレキシブル教員25/03/21(金) 07:42:26

    そうなると必然的に戦地適正が強い周年キャラがドスケベ生徒になっちゃうよ…

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 07:45:22

    適正値SSは生徒⭐︎5武器強化⭐︎3で、一部の生徒だけだし多分大丈夫...?

  • 26フレキシブル教員25/03/21(金) 07:55:19

    >>25

    先生の手によってエロ開発されてそっち方面も強化された生徒ってことですか…!?

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 07:58:15

    >>26

    生徒(固有3)『むー...先生が私をそういう風に教育した癖に...』

    っことだね。

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:15:15

    うおおお!ものすごくスケベな概念だッ!スレ主は頭ちんこ野郎じゃないのか最高だッ!

  • 29フレキシブル教員25/03/21(金) 08:45:39

    例えばリオの場合だと、戦地適正が屋内がS、市街地がAなので
    リオのセーフハウスでエッチするのが多いけど先生の提案で市街地の路地裏でやってみることになった。

    リオは「わざわざバレる危険性がある場所でそんなことするなんて非合理的だわ。」なんて言うけど、いざ実際に致すといつもと違うシチュエーションになんだかんだ興奮してて先生にバックで突かれながら耳元で「あんなこと言ってたのに興奮してるんだ?」って囁かれて「ち、ちがっ…♡」って否定しようと口を開くけどデケェ喘ぎ声が飛び出しそうになってとっさに手で口を押さえて「ん゛っ♡ん゛ぅ♡」って必死に我慢してて、自分はもう先生に何をされても興奮してしまうようにされてしまったと思いつつ、それが嬉しいと感じてしまっている自分に気づいてさらに興奮するのとかよくないですか?

  • 30二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:49:51

    >>29

    神ですね…ありがとうございます(土下座)

  • 31二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 10:59:05

    ふむ…衣装によって戦地適正が変わるか…
    例えばミヤコで例えるなら
    通常の時は市街地Sで屋外D、屋内Bだから
    子ウサギテントでも気持ちいけど市街地で人がいるのに路地とかカフェテラスとかデパートとかでラブイットワンする事には背徳感から大興奮するけど山とか海でもするのはSRTの衣装を着ている身として今兎になるわけには・・・あ、まってください先生…!みたいな感じで

    水着の時に市街地でやるのはせ。せんせー///流石にこの格好で市街地は背徳的すぎます、できればやめていただけると///って恥ずかしさから無理無理いって、逆に屋外だと川とか海とか、後衣装で開放的になってるから。ん、先生は発情した兎さんですね///っていい感じになって屋内だと先生…一杯ラブイットワンして私を子ウサギで一杯にしてくださいね…♡って発情したrabbit1になる感じか…

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 16:08:54

    いるか要らないかは分からないけどスレ主はスレを経てるの初めてって聞いたし伝えとくね。
    一応スレッドは10時間書き込みがないと落ちるようになってるから、書きたい内容がある時は気を付けといた方が良いですよ。(今打ったら土曜日の深夜2時までは持つかな)

  • 33フレキシブル教員25/03/21(金) 17:10:51

    >>32

    教えていただきありがとうございます。

    よく見れば確かにスレが落ちる時間書かれてますね。


    今のところ書きたいことは書いたのでこのま真にしておきます。

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