- 1◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:21:56
- 2◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:22:06
「よし! 中々似合ってるぜトレーナーさん」
「似合ってるぜ! じゃないよ、え? なんで俺に着せた?」
「そのコート、背中にあたしの名前が刺繍されてるだろ」
「おっおう、そうだな?」
エースの言う通り、勝負服のコートには彼女の名前をとって〝葛城栄主〟という刺繍がされている。
「あたしはこの大舞台で〝皆のエース〟である事を証明出来た、だからこそあたしの切札が何であるかを皆に伝えたい」
「だ、だけど勝負服を俺に着せる必要は無いんじゃないか?」
俺がそう言うと、エースは目に見えて不満そうにしながら言った。
「なんだよ、それとも……あたしの名前を背負うのはいやか?」
「そう言われたら、断れねぇよ……分かった、エースの名前背負わさせてもらう」
「おう!」
「それじゃあ行くぞってうわ!?」
話を終え、振り返って進もうとしたらエースが脚のあいだに首を通し肩車をし始めた。
「せっかくだ! 皆に思いっきり見てもらおうぜ!」
「分かった! 堂々として皆に見てもらうから一旦下ろしてくれ!? あっ待って走らないで!」
「うおおおおおおおおお!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺らは絶叫を発しながらもウィナーズサークルに着き、その後はゆっくりとサークル内を歩くパフォーマンスをした。
結局、俺はインタビューを受けるまで降ろさせて貰えなかった。
「マジで腰抜かすかと思った……怖かった」
「悪かったよトレーナーさん」 - 3◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:22:23
終わり
- 4◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:22:37
- 5◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:23:19
- 6◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:23:45
エース初育成して、衝動で書いてみた
- 7二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 01:27:15
乙
粗削りだが勢いは感じられた - 8◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 01:28:22
- 9二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 06:55:54
保守
- 10二次元好きの匿名さん25/03/21(金) 08:50:51
エエヤン
- 11◆iGjCJthFblL725/03/21(金) 12:09:37
感想ありがとう!