- 1ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:16:00
突然「梔子ユメ」に貼り変わった世界
先生の精神はそのまま、目が冷めたらユメ先輩の姿になっちゃってた。
ーーー
前スレまでのあらすじ!(時系列は最終編が終わり、アビドス三章が始まる少し前)
朝起きたら、何故かアビドスの生徒と思わしき姿になっていた先生。
そこにたまたま当番だったホシノがやってきて、アビドスに連れて行かれてしまった!
アビドス高校に着く前に状況を説明しようとするが、地下生活者のオーパーツ”Pグリード”を用いた干渉を受け、”先生”としての行動が全て制限されてしまう。代わりに、”梔子ユメ”の記憶を得た先生は対策委員会のメンバー相手になんとか誤魔化しつつ”シッテムの箱”を起動させようとするが、セリカに『先生のシッテムの箱を盗んだ』と勘違いされ失敗に終わる。
希望を失い、それと同時に得た”ユメ”の記憶からホシノのことを想い考えた先生は、もし永久にこの体で過ごしていくことになるのなら”先生”としてではなく”梔子ユメ”として迫りくる脅威からアビドスを守ろうと決意。
ーその一方、連邦生徒会では消えた先生を探してヒナ、ナギサ、ウタハなどの三大校の生徒たちによる捜索活動が始まっていた。
そこにたまたまセリカとユメ(先生)が”シッテムの箱”をシャーレに届けに来たことで事態は急変し、防犯カメラの映像から”長髪の緑の髪をしたアビドスの生徒”が先生の失踪に関わっているものとして疑われてしまう。
ユメ(先生)を守るべく、真相を知り黒服らとともに奔走していたシロコ*テラーとホシノがヒナやC&Cと交戦していたが、
その影では地下生活者が不穏な動きを見せていて…?
書いてたのが消し飛んだんですが…何でハナコ視点書いてたらいつの間にか過去ログになっているんだ! - 2ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:16:43
- 3ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:17:27
- 4ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:17:54
- 5ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:18:30
- 6ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 10:19:04
- 7二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 10:23:00
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 11:19:34
落ちたのか…
- 9二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 13:14:32
とりま10まで
- 10二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 13:32:03
スレ建てありがとうございます
- 11ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 14:43:26
もう、もう建て直すのはいやだ…
- 12く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/22(土) 17:23:12
内輪のブルアカ小説に悩んでいたら落ちていた...もう三回目だなぁ...
- 13ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 20:32:40
- 14く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/22(土) 21:09:39
良くやったよ...ご苦労様
- 15ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 21:55:25
うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!
- 16ホシノ推しの1の人25/03/22(土) 23:19:56
明日更新します…
- 17二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 02:14:33
ほしゅ
- 18く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/23(日) 07:51:20
すわぁぁぁぁ!(?)
- 19二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 09:23:59
h
- 20二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 15:15:00
外部ツール等で対策をするのだ
- 21二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:25:42
保持で保守
- 22二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 23:51:05
このレスは削除されています
- 23く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/23(日) 23:51:16
良かった、まだ落ちてない...
- 24ホシノ推しの1の人25/03/24(月) 07:51:03
ーーー
作戦決行より、18時間前
トリニティ総合学園ー補習授業部の部室ー
「そ…それで、私たちに頼みたいことって、何なんですか?」
ソファに座りながらかしこまって緊張しているヒフミの目線の先には、僅かに不機嫌そうな顔をしている大きな狐の耳を持つ少女が座っていた。
ヒフミ、アズサ、コハル、そしてハナコ。補習授業部という部活に所属している…いや、所属していたと述べた方が正しいだろうか。この四人は今まさに目の前で話しているこの少女から連絡を受け、こうしてかつての部室に一堂に会しているのである。
少女の名は百合園セイア…現トリニティ総合学園のホスト、即ち”生徒会長”の立場にある人物である。
「そうだね…まずはこの話をするに至る原因から話した方が後の都合が良いだろう。少し長くなってしまうが、どうか聞いて欲しい。」
軽く頭を下げると、セイアは”経緯”について語り始めた。
「これは私含め、一部の生徒にしか知り得ない情報となっているが…単刀直入に言おう。…”先生”が、昨日の朝から行方不明になっている。」
「「「「!?」」」」
「せ、先生がですか!?」「何か痕跡は残っていなかったのか!?」「そんな…な、何があったの!?」「…何か手伝えることはありませんか?」
「…一旦落ち着いてくれ。あとハナコ、君は少し気が早すぎる。」ズバッ
「うっ…」シュン
「まあかくいう私も、初めて聞いた時は驚きを隠せなかったが…一番問題なのはミカの方だ。」
「ミカさんの、ですか?」
「ああ。一応既に連邦生徒会を通じた三大校の水面下での調査もあって、今回の失踪事件に関与できるであろう生徒には1人、目星がついているのだが…ミカがその生徒の下へ1人で向かおうとしてしまってね。今はツルギたちがどうにか抑えているが、おそらく向かわしてしまえば最悪の事態を招くことに繋がりかねないということもあって、ミカとツルギはその”先生”の捜査作戦及び容疑者の捕縛作戦に加われなくなってしまったんだ。」
「……なるほど、それで私たちに…」
「えっ、えっ?ハナコあんた、もう全部理解したの!?」
「ええ。…『人手不足なのが現状だから、私たちにもその作戦に手を貸して欲しい。』ということですよね?」
真剣な目で相手を見据える。 - 25ホシノ推しの1の人25/03/24(月) 07:52:58
- 26二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 07:55:06
このレスは削除されています
- 27く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/24(月) 07:57:22
せ...セイアッッ!
- 28二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 12:07:40
ミカの対処にツルギが必要だったのか
- 29二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 16:14:03
ほしゅ
- 30二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:57:12
お労しやツル上
- 31二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:35:10
ほしゅ
- 32二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:58:51
うじゅぎょうぶ
- 33ホシノ推しの1の人25/03/25(火) 00:31:21
- 34く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/25(火) 06:55:05
次回予告セイア...素敵だ...
- 35二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 07:00:24
懐かしいネタだ
- 36二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 12:51:19
セクシーフォックスですまない
- 37く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/25(火) 14:49:08
ナイスセイア。きちんと休みとってね
- 38二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:30:29
- 39く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/25(火) 22:18:00
ウタハと...ヒヨリか?これ
- 40ホシノ推しの1の人25/03/26(水) 01:02:40
そういえばウタハのこと最近出してなかったな…
- 41二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 04:43:11
ほしゅ
- 42二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 08:11:34
うじゅぎょうぶ
- 43ホシノ推しの1の人25/03/26(水) 09:49:21
ちょっと外出すると思うので夕方にでも更新します
- 44二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:17:27
果たして先生の記憶は戻るのか
- 45二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:52:32
乞うご期待!
- 46ホシノ推しの1の人25/03/26(水) 22:08:42
- 47ホシノ推しの1の人25/03/26(水) 22:59:53
ーーー
「それが、昨日の夕方ごろのことです。その後私たちは休息をとった後、正義実現委員会の皆さんと合流し、ここまでやってきました。」
コンクリートの柱に手を置き、何処か遠くを見るように視点を天井へと向けた。
「…ここからはあくまで私個人が調べた、信頼できる情報だけを基にした推理…つまるところ憶測です。本来はこの話を真に受けないで笑い飛ばして貰っても構いません。ーただ1人、”どうしてもこの話を真剣に聞いて頂きたい1人の大人の方”を除けば、ですが。」
前へと向き直ると、真意を込めた目でこちらに目線を合わせ、その『推理』を語りだした。
「まずは2日前の監視カメラの映像です。私はその動画そのものは見ていませんが、どうやら会議では『先生がシャーレに入った後に何故か入館記録の無い生徒が出てきた。そして先生は未だシャーレの中でも別の場所でも見つかっていない。』このことから『その生徒が先生の失踪に関わっているのではないか?』という仮説が立てられ、そこからあなたの着ている制服がアビドスのものだと判明し、結果あなたが『重要参考人』として浮かび上がったわけです。…本来ならこれで事件解決ですが、この仮説だとどうしても『どうすれば先生を一目に晒さずにこっそり誘拐できるのか』という問題に突き当たってしまいます。その映像を見ていたトリニティの方々にもあたってみましたが、キャリーケースなどの先生を運び出せるようなものは一切映っていなかったそうですからね。ハッキングなどの可能性も考えられましたが、ミレニアムの【全知】の名を冠する程の方々が調査に関わっている以上それを見落とすはずがありません。ーそれでは、先生はどこへ消えてしまったのでしょうか?」 - 48ホシノ推しの1の人25/03/26(水) 23:00:04
少し考えるような仕草を見せた後、こちらへと指の矢印を向けた。
「少なくともあなたが関与している、という大前提はその時からずっと失踪の理由を考える際に入れ込んで考えてきました。シャーレの配達員に紛れた人攫いが居た場合の可能性、あなたが囮となり掃除ロボットらの構造を利用したいわゆる逆トロイの木馬の可能性、執務室の床に細工が施されており、そこから連れて行かれた可能性…この他にも沢山の可能性があったのですが、あなたを犯人だと仮定するとどうしても成り立たなくなってしまうのです。そこで私は、視点をその映像からあなた自身へと向け、調べることにしました。」
「…ですが、何故かどこを探そうと、あなたに関する情報は何一つ出てきませんでした。まるで、存在そのものが切り取られてしまったかのように。」
「何の…何の、話をしてるの?」
「ここからが本題です。その後私は、過去の学園の生徒の情報を求めて連邦生徒会の方から歴代のアビドス高校の生徒情報について教えていただきました。そこには確かに、2年前のアビドス高校の生徒会長であるあなたの名前がはっきりと載っており、それ自体は至って普通のものに見えたのですが…一箇所だけ、どうしても無視できないことが記されていました。」
「…?」
ハナコは僅かに息を吸うと、彼女にとってはどんな運命よりも残酷な、”真実”を告げた。
ー「元アビドス高校所属の梔子ユメ生徒会長は、不慮の事故に遭い、既に亡くなっています。」 - 49く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/27(木) 07:49:30
やっぱりハナコはすげぇや
- 50二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 11:41:11
先生が精神崩壊しないか心配
- 51二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:39:50
ほしゅ
- 52二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:42:22
うじゅぎょうぶ
- 53二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 17:02:56
割とあり得そうなのが怖い
- 54く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/27(木) 23:41:35
フライングほしゅ
- 55二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 06:54:02
このオーパーツとミメシスを組み合わせれば死者蘇生できそうで怖い
- 56ホシノ推しの1の人25/03/28(金) 09:44:45
ーーー
「………ぇ」
…私が、もう死んじゃってる?
ありえない。私はあの時砂嵐に遭って、遭難して、色々あって、別の場所について、その時にはまだ記憶がぐちゃぐちゃで、ある程度落ち着いてからここに戻ってきた。そのはず、それでー
ー『先生。』
「…っ!?」
唐突に、思い出のかけらのようなものが脳裏に映った。
ツインテールの髪型をしたミレニアムの子と一緒に座って、オフィスみたいな場所で書類をまとめている。
(だれ…?こんな人、今までアビドスに来たこと…)
割れんばかりに痛む頭を抑え視線を元に戻そうとするが、どうにも体が動かせない。
「ここまでが私の推理。…ですが、この真相にたどり着けたのは私の力だけではありません。」
「…?」
「もう一人、協力してくれた方がいたからです。」
ーーー
トリニティ総合学園ー中庭ー
現在より、およそ6時間前
「…なるほど、にわかには信じ難いですが…それでは、あなたはどうしてこんなことを?」
目の前にいる、背の高い生徒へと話しかけた。
「………。」
「…そう、ですか。」
ーーー
「その生徒の方から事件の全容を伝えられた時は私も驚きました。何故私が、その事について調べていたことを知っていたのでしょうか…ですがその方のお陰で、こうしてあなたと喋る機会を作ることができました。」
ゆっくりとこちらに近づいてくると、ユメの目の前にしゃがみ込んだ。
「”先生”、ここから離れましょう。ホシノさんもおそらくオーパーツの力さえ切れれば止まるはずですし、何よりここは危すぎます。」
「…?」 - 57二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 09:46:24
このレスは削除されています
- 58ホシノ推しの1の人25/03/28(金) 09:48:32
後に浦和ハナコはこの時のことを、ひどく後悔することになる。
彼女に落ち度があった訳では無かった。…ただ、一つだけ彼女が見落としてしまっていたのは、
「違う。」
…もう既に彼女がよく知っている”先生”など、どこにも存在しないという残酷な真実だけだったのだ。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
「………ぅよ。」ボソッ
「…?先生、どうしー」
「『私』は、”先生”なんかじゃない!」
乾いた銃声が、狭い廃墟に響いた。
「……!」
「なんで、なんで皆、私のことを”先生”って…!私は違う!私は、ただ…!」
Iron Horusが展開され、梔子ユメの左手へと収まる。
小鳥遊ホシノから渡されていたハンドガンに再度弾を込め、相手へと向けた。
「私はただ、ホシノちゃんたちとの、幸せのために…!」 - 59二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 16:56:20
救いはないんですか!?
- 60二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:18:13
- 61ホシノ推しの1の人25/03/28(金) 17:21:15
どうも捨ててきた人です
- 62二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:21:59
捨てる神あれば拾う神あり
- 63二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:37:06
いいやまだだっ!スレ主は最初の方に「晴らす」と約束していたはずだ!まだ希望はある!(上の絶望展開から目をそらしつつ)
- 64く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/28(金) 18:06:20
なんだこれは(困惑)
- 65ホシノ推しの1の人25/03/29(土) 00:01:17
しばらくはまちください
- 66二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 06:15:01
はまちは売り切れだよ
- 67二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:18:53
じゃあ田町ください
- 68ホシノ推しの1の人25/03/29(土) 11:51:28
少しの間管理できなさそうなのでしばし保守を頼みます
- 69二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 14:30:34
ほしゅ
- 70二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 20:52:52
保守
- 71二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:36:09
生きる意味を…失う!
- 72二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 03:42:40
ほしの
- 73二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 05:08:30
ほしゅ
- 74二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 12:36:53
救いは無いね!?
- 75二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:07:21
せっかくだしセリカの脳内に、先生の人格が消えていく過程でも見せてみようか
アビドス生徒全員に見せるのは流石に止めておこう - 76く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/30(日) 16:31:11
- 77ホシノ推しの1の人25/03/30(日) 18:01:34
- 78二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 19:04:08
安心とは一体…
- 79く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/30(日) 20:25:02
- 80ホシノ推しの1の人25/03/30(日) 23:00:47
ーーー
アビドス砂漠ー???ー
「なんでこんな、(ザスッ)遠いところに、(ザスッ)シッテムの箱が、落ちてんだよ!」(ザスッ)
市街地を抜け、廃墟しか見えないような場所も過ぎ、ただただ砂漠しか目に入らないようなところにまでネルはやってきていた。
今は目的地に一番近い砂丘を登り、少し上から探そうとしている最中である。
「よ、ようやく、登りきったか……シッテムの箱はどこだ…?」
砂嵐で前が見づらいというのもあるが、やはり朝方というのもあるのか薄暗く前が見えづらい。
…が、そんな景色の向こうに小さな光が淡く輝いているのをネルの朱色の目が捉えた。
「あそこか…くっそ、こんなことなら防砂タイプの靴に替えとくんだったな…」
そうぼやきつつも砂丘を降り、靴の中に侵入してくる砂を煩わしく思いながら光のすぐ近くまでやってくると、それを拾い上げた。
ー間違いない。”先生”が私たちを指揮する時にいつも使っていたシッテムの箱だ。
ネルの手の中に銀色の板が収まると、画面に映っていた光は安心したようにぷつりと途切れ元の黒い画面へと戻ってしまった。
「…。」キョロキョロ
(特に周りに何かあるとかは、無しか…)
ヒマリからの情報だと、確かに「シャーレからここまで一瞬で移動した」と記録されていた。
シッテムの箱の裏を見ると、銀色のドーム状の観測機がへばりついており、時折点滅しているが故障している訳ではなさそうだ。
「…ってことは、本当にここまで一瞬で飛んできたってことか?」
冗談だろとでも言いたげな顔を浮かべながら立ち上がり、元来た道の方を向く。
(あ〜…帰るのも一苦労じゃねぇかそういえば…)
砂丘が延々と続くような道を見てため息をつくと、気合を入れ直しシッテムの箱を小脇に抱えた。
「っし、行くか!!」 - 81ホシノ推しの1の人25/03/30(日) 23:01:48
ネルはそのまま足を踏み出し…何も無い場所でいきなりすっころんだ。
「どわっ!?」ズサーッ
足元を見ると何やら白いスーツのようなものが埋まっており、それに足を取られたようだ。
いつものネルならば気にせず立ち上がり、軽く文句を言うくらいで済むだろう。しかし、今日のネルはさっきから溜まっていた砂への不満に加え、これまた災難なことに今のでメイド服の中までもが砂まみれになってしまった怒りがセットになり…ここでついに爆発してしまった。
「……ああもう、うざってぇ!!!」ドガッ
怒りのままに放たれた蹴りはスーツのようなものの端をしっかりと捉えると、そのスーツのようなものの”全体像”を白日の下に放りだした。
「…は?」
…それは、スーツなどの衣服だけがぽつんと砂漠に埋もれていたのでは無かった。
それは”大人”だったのだ。
ネルも、C&Cも、このキヴォトスでは誰もが知っているであろう”一人の大人”の姿をしていた。
ー砂に埋れていたのは、”先生”だった。 - 82二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:21:01
どうしようねこれ
- 83二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:24:14
分裂した?
- 84二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 00:36:36
・ネルが見つけた『先生』は『先生』の魂が無い抜け殻状態説
・『先生』と『梔子ユメ』のテクスチャが入れ替わっていて、ネルが見つけたのは『先生』の見た目をした『梔子ユメ』説 - 85ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 01:43:42
ーーー
同時刻、アビドス郊外ー救護テントー
「バイタル低下…!心肺蘇生装置はまだですか!?」
「今準備していますが、場所が狭く置き場が…」
「この机を使ってください!一刻を争います!」
空崎ヒナに繋がれた装置から異変を知らせるサイレンのような高温が鳴っている。
アビドスでの戦闘後、一部手足の筋肉や骨の不調からドクターストップとしてこの場所で治療を受けていたヒナだったが、先程急に意識を失ったと同時に心肺が停止。今はこの場にいる医療関係者総出で対処にあたっているのだがー
「1、2、3!」…ドンッ
「バイタルは!?」「…駄目です、変化ありません!」
「心臓マッサージを続けてください!ウタハさんはすぐに連邦生徒会に連絡を!」
「今入れたところだ!…ただ、砂嵐や雨雲の状況がひどく、遅れる可能性もあると…」
「そんな…」
今まで見たことのない…いや、誰も想像すらしなかった状況に、セナとチナツは絶望の淵に立たされていた。
いくらキヴォトスに住む生徒たちであっても、心臓が止まってしまえば死ぬ。
それは最早確定事項のようなものであり、呼吸を必要とする生命であればすべからく同じことが言える。
…勿論、それはゲヘナ学園最強とも謳われている風紀委員長、空崎ヒナでさえ例外では無かった。
心停止が確認されてから顔から血の気が急速に引いていき、青白くなりつつある。
「委員長…!」
セナはヒナの小さな体に手を触れると、徐々に弱くなっている心音を感じ、時間はもう残されていないことを悟った。 - 86ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 01:47:25
ーそれと同時に、自らの耳を瞬間的に疑った。
「…これは?」
弱くなっている心音?そんなはずは無い、心停止している段階では僅かな心音すら聞こえないはずだ。
もう一度手を触れる。
間違いない。心拍数が0を示しているにも関わらず、確かに『心音のような何かの拍動』が聞こえている。
しかも位置が心臓よりも遥かに下だ。
その瞬間、医療従事者としての勘…いや、本能のようなものに突き動かされたセナは近くにあった手頃な鈍器を手に取ると、
…躊躇いなく、その胎動する部分へと振り下ろした。
ヒナの体は鈍い音をたて、衝撃でストレッチャーが揺れる。
周りの誰もが、セナの行動を止めれなかった。…というより、唐突すぎて誰も反応できなかった。
反応があったのはそれから数秒後のことだった。
「せ、せ、せせせせセナさん!!??な、なぜいきなりこんなことを…!?」
「セナ部長!?」
「た、大変だー!セナ部長が乱心したぞーー!!!」
セナはそんな周りの声も聞こえていないかのように、首だけを心拍測定装置へと向けた。
ーヒナのバイタルは、何事も無かったかのように安定していた。
「…どうやら、治療は無事完了したようですね。」
セナはそれだけ言うと、力を使い果たしたかのように静かに地面へと倒れ込んだ。
ーチッ。
彼女の意識が夢の中へと消える直前、どこからか舌打ちのような音が聞こえたような気がした。 - 87二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 08:49:59
青二才が猪口才な小細工をしていたっぽいな
- 88く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/31(月) 09:23:51
ヒナが...生きてたよ...ありがとうセナ
- 89二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 14:23:49
ほしゅ
- 90>>9025/03/31(月) 16:08:24
全スレ制覇……
- 91>>9025/03/31(月) 16:09:10
すげぇよスレ主は……pixivとかで投稿して欲しい
- 92ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 16:28:18
実は割と前に誕生日過ぎてたスレ主です
なんで誕生日の日に学校が春休みに突入してんだよこんちくしょう - 93ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 16:29:37
- 94>>9025/03/31(月) 16:31:41
ありがたい……
- 95二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 16:36:10
このレスは削除されています
- 96く〜ろ〜ね〜こ〜25/03/31(月) 16:38:14
- 97二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 18:02:30
- 98二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 23:46:25
- 99ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 23:53:49
めっちゃ遊びます
- 100ホシノ推しの1の人25/03/31(月) 23:59:25
……どうしました?
- 101二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 09:26:19
晴らせユウカ
- 102二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 12:25:28
何気にヒナ危なかった
- 103二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 12:56:58
おお、継続してたんだな
主も色々立て込んでそうだが応援してるぞ - 104二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 20:18:27
4月1日はどこも忙しくなる…
- 105二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 22:54:34
保守
- 106二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 23:55:10
果たして先生たちに春は来るのか
- 107二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 00:17:41
ほ
- 108二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 00:18:17
し
- 109二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 00:18:30
の
- 110二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 08:08:35
ち
- 111二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 08:08:47
ゃ
- 112二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 08:09:00
ん
- 113二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 12:45:06
💚
- 114二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 19:10:41
スレ主の青春生活も地味に気になる…
- 115ホシノ推しの1の人25/04/02(水) 22:50:49
ーーー
アビドス市街地ー廃墟の一角ー
コンクリートの壁が爆発で砕け、その奥から2人の生徒が転がり出て来た。
「…!話を聞いて下さい”先生”!!」
桃色の髪の生徒ー浦和ハナコは体を押さえつけられながらも、目の前にいる筈の恩師へと叫んだ。
しかし緑髪の生徒は気にもとめず、泣き腫らしたような目を保ったまま再度拳銃を向けてくる。
咄嗟に体を左へとよじり回避するが、一発は避けきれなかったのか肩へと強い衝撃が走る。
「くっ…」
武器を構え、相手に狙いをつけるが…親指に力が入れられない。
撃てない。
盾に殴打され、そのまま後方へと弾かれた。
(かなり、強いですね…それも、アリウスの大隊に所属していた兵士にも引けを取らない程戦闘慣れしている…?)
これはハナコも、シロコ*テラーも…そして梔子ユメ本人ですら知る由のなかった話ではあるのだが、
ー梔子ユメには今、”先生”であったころの数多の生徒の戦闘指揮の記憶…その僅かながらの残滓と、『梔子ユメ』のテクスチャに存在していた記憶の両方が存在している。本来、梔子ユメの戦闘センスなどあって無いような物ではあったのだが、それを”先生”としての力で補うことにより彼女のポテンシャルを最大限に引き出すに至ったのだ。
そして、
「…そこ!」ガンッ
「きゃっ!?」
(動きの先に、攻撃を…!)
”先生”の記憶。補習授業部の生徒たちと共に、アリウスの生徒たちの侵攻を食い止めた記憶。
幸か不幸か”先生”はそこでの記憶を、自身のテクスチャが剥奪される寸前まで忘れていなかった。
梔子ユメにその記憶は残っていない。梔子ユメに、その記憶は…
「ごめんね、ハナコちゃん。…私、ホシノちゃんを迎えに行かなくちゃ。」
馬乗りにされ、こめかみに銃を突きつけられる。
「……!」
「だって…私は、ホシノちゃんの」
ーたった一人の、先輩だから。
乾いた音が、灰色のコンクリートに響いた。 - 116二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 23:00:00
このレスは削除されています
- 117ホシノ推しの1の人25/04/03(木) 08:00:35
保守!
- 118二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 08:11:26
- 1194.3スレ目>>9025/04/03(木) 08:13:26
- 120ホシノ推しの1の人25/04/03(木) 12:09:51
ーーー
アビドス市街地ー大通りー
「敵の攻撃が後方へ逸れました、回避を!」
「了解!」
風を切る音とともにアズサの頭上をショットガンの弾が通過し、すぐ後ろの建物から衝撃音が鳴る。
「…あぁもう、邪魔だなぁ!」
羽が盾のように大きく固まり、アビ・エシュフへと振りかぶられる。
『回避は無謀…トキ、防御姿勢!』
「くっ…!」
外装が削り取られ、右側のガトリング砲が完全に剥がし取られた。
「なっ、大丈夫か!?」
「…はい、なんとか…ですが、このままでは消耗戦です。主砲を直撃させてもこうして復活したことを考えるに、もう一度ビルの倒壊並の攻撃に巻き込ませる必要があるかと。」
『ーそれは無茶よ、トキ。警戒をあちらが解かない限り直撃はほぼ不可能…それに、さっきまでと比べても膂力が明らかに増している。無闇に倒せば私たちまで被害を受けるわ。』
「…ハスミ達が戻ってくるまで時間を稼ぐ方が懸命か。」
各々の武器を構え、再度目の前の脅威へと向ける。
それを煩わしいような目で見たHORUSは、翼を畳むとショットガンを両手で持ち、こちらへと向けた。
「せめて先にさ、先輩の居場所だけ教えてくれると助かるんだけどな…」
「…来ます!」 - 1214.3スレ目>>9025/04/03(木) 15:07:28
こっちへ来ます!(昆虫キモス)
- 122く〜ろ〜ね〜こ〜25/04/03(木) 16:09:52
強化で倒しにくくなったか...?
- 123二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 19:02:48
- 124二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 20:22:28
スレ主「まだ早いやろ…」
- 125二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:11:38
それあかん奴やw
- 126二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:51:22
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 08:10:02
朝になったぞ
- 128ホシノ推しの1の人25/04/04(金) 08:56:39
…その時だった。
『---…捜査班の皆さん、急な全体通信失礼します。』
「…?この声は…ヒマリ先輩でしょうか。」
捜査班の全員の通信端末から、ヒマリの声が流れ出した。
『…単刀直入にお伝えします。現在救護テントを除くアビドス市街地にいる生徒の皆さんは、速やかにその場から撤退してください。』
「なっ、撤退!?」
『どういうこと…?』
『今回の作戦における最重要任務の達成報告が先程、ネルから届きました。…もったいぶっても仕方がありません、結果を報告しましょう。』
ー”先生”の身柄の保護が、確認されました。 - 129二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 12:31:27
なに!?
- 130二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 13:05:20
ほんとうに先生なのでしょうか
- 131二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 16:13:28
先生の身柄(生きてるとは言ってない)
- 1324.3スレ目>>9025/04/04(金) 18:02:08
確かに……梔子ユメの死体が先生になってる可能性もある……
- 133ホシノ推しの1の人25/04/04(金) 21:17:05
ー遡ること、数分前
アビドス砂漠ー???ー
「…。」ツンツン
目の前で死んだように倒れている”それ”を足でつつく。
反応はない。
「……。」テシテシ
今度は銃床で背中を軽〜く小突く。
反応はない。
「………。」ペシッ
…少し強めにはたく。
反応は、ない。
「…はぁ〜〜、何だこれアタシへの嫌がらせか?頭使うのが専門じゃねぇんだぞC&C(ウチ)は…。」
ネルは大きくため息をつくと、眼下に転がっている一人の”大人”へと視線を向けた。
…その姿は、現在行方不明となっている筈の”先生”と瓜二つ…いや、同一人物だとしか言いようが無いほどそっくりだった。
無論、ネル以外の捜査班のメンバーがこれを見つけていれば泣いて喜び、即座に連邦生徒会へ先生発見の報告を入れていただろう。
ただそれでも美甘ネルには、この人を”先生”だと断言できない理由があった。
(あの狼みたいなやつ…シロコとか言ったか?あいつの言ってた事が嘘だとは思えないんだよな…。)
そう。あの場での話を真実とするならば、少なくとも今”先生”は正義実現委員会の生徒たちと共に行動しているはずだ。
例えついさっきオーパーツの破壊を達成できたとしても、それなら何故ここに体が飛んできたのか説明がつかない。
(それにあの考え方なら、ヒマリが先生を補足できなかったのにも辻褄が合う…一旦あいつに報告するべきか?)
少し悩んだ末にポケットから端末を取り出し、ヒマリの番号を探す。
「え〜と…これか。『先生の身柄を砂漠で発見した。ドローン飛ばせるか?』っと。」
程なくして『そうですか…ありがとうございました、ネル。捜査班の皆さんには全体通信で通達しておきます。』とメールが送られてきた。
「…さて。おい、起きれるか?先生?」
「……ぅ………ーん……」
肩をつつくと、僅かだがうめき声が聞こえた。意識はなさそうだが、別に怪我をしているわけでも無いらしい。
「寝てるっぽいな…。」
不意にうつ伏せになっている先生の首元へと視線を落とすと、何やら黒い物体が砂の中に埋まっているのが見えた。
「?何だこれ、落とし物か?」
それを拾い上げようと砂の上にしゃがみこみ…触れた。 - 134ホシノ推しの1の人25/04/04(金) 21:17:32
…次の瞬間、
ネルの首元に冷たい感覚が走った。
突如目の前にあった筈の黒い塊が視界から失せ、それと同様に先生の体も彼女の目の前からこつ然と消えてしまった。
それともう一つ確かなのが、ネルの後ろに『誰かが武器を構えて』立っている。
「…は?」
状況を理解できないネルは首を動かそうとしたところで自分の現状に気がついた。
頭に銃口を突きつけられている。それもこの一瞬の内に。
「!?」
カチリと引き金に指がかかる音がいやにはっきり聞こえた。…まずい、撃たれる。
(どうする…!?”先生”を置いて逃げらんねぇし、かといってここで撃ち合いに持ち込むわけには…!)
頭をフル回転させこの窮地を脱しようとするが、うまく思考がまとまらない。
…せめて初撃は耐えて、撃たれた瞬間にカウンターを決めてやる。
そう決心したネルの耳に、信じ難い声が飛び込んできた。
ー”………美甘、ネル?”
…それは、”先生”の声だった。 - 135二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 21:22:13
は…?
- 136ホシノ推しの1の人25/04/04(金) 23:03:45
ほ
- 137二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 23:07:52
- 138ホシノ推しの1の人25/04/04(金) 23:10:56
あかんて
- 139二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 23:48:02
先生は2人どころか更にいる?
- 140二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 06:15:26
ほ
- 141二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 07:16:30
ど
- 142二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 09:53:14
う
- 143二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:54:38
保守
- 144く〜ろ〜ね〜こ〜25/04/05(土) 19:26:09
クロコが先生になったのかこれ...?
- 145二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 22:52:44
このレスは削除されています
- 146ホシノ推しの1の人25/04/05(土) 23:30:10
次回予告
遂に最終章に移行します。 - 147二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 03:28:30
ほしゅ
- 148二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 11:20:01
ホシノが戻れるのか心配になってきた
- 149二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 19:36:26
保守授業部
- 150ホシノ推しの1の人25/04/06(日) 20:01:22
ちょっと書き詰まってますが今日の10時には更新します
- 151二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 20:02:34
ほしゅ
- 152ホシノ推しの1の人25/04/06(日) 23:59:46
助けて…スランプなりそう…
- 153二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 07:45:35
ほしゅ
- 1544.3スレ>>9025/04/07(月) 07:51:05
- 155ホシノ推しの1の人25/04/07(月) 08:12:05
保守
- 156二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 10:24:58
まあまだ時間はある
学校にいる間はそっちに集中するんだ
学校で何か新しいアイデアが出てくるかもしれない
時間が経てば思いつくものもあるだろうしな - 157二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 12:53:23
ほしゅ
- 158ホシノ推しの1の人25/04/07(月) 17:28:23
【悲報】またもや30行消し飛ぶ
まぁもう一個保存しててよかった… - 1594.3スレ>>9025/04/07(月) 17:55:01
あるあるだ……
- 160二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 21:11:50
ほしゅ
- 161ホシノ推しの1の人25/04/07(月) 23:41:45
ーーー
とある晴れやかな日
ミレニアムー教室ー
「そうですね…総評から言ってしまうと、今回の作戦は無事成功しました。」
普段の彼女よりも、いくらか嬉しげな声が静かな部屋に響く。
「全面的に認めるのも癪ですが、リオのサポートもあって怪我人の移送もスムーズに動けましたし、想定外の脅威である仮呼称:HORUSの襲来による負傷者も、トキとトリニティの白洲アズサさんの活躍によって最小限に抑えることができました。」
「ただ…重症者も数名ほど発生してしまったことはある種の失敗と言えるでしょう。現に空崎ヒナさん。彼女に至っては戦闘後の心臓発作によって今も動けない状況が続いているそうです。今は代わりに復帰していただいた”先生”の指揮の下、ゲヘナの治安維持に乗り出しているそうですが…先生の容態、ですか?」
少し悩んだような間を挟むと、表情を変えずに続きを話しだした。
「AMASで搬送中、気を失ったとは聞いていましたが…検査入院こそしたものの、その後は特に後遺症も無く復帰できていた筈です。捜査に関わっていた方々とお見舞いに訪れた際は眠っていましたが、昨日私やユウカ達にも顔を見せに行ってくださいました。…何ですかその顔は?」
「まぁいいでしょう。水面下での問題解決も上手く行ったことですし、後は連邦生徒会の方々とアビドスの皆さんに連絡を…どこに行くのですか?今日は休日ですし、ネルもまだ疲れが残っているはずです。今は少し休んだほうがー」
「…そうですか……そう言えば、確かにネルはまだ回復後の先生にはお会いしていませんでしたね。先生も話したいことがあるとのことだったので、直接会いに行ってみてはどうですか?」
「ーはい。では私もリン行政官に、先日の件で呼ばれていますので…ええ。また会いましょう。」 - 162二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:47:34
このレスは削除されています
- 163二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 02:50:54
ほしゅ
- 164二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 08:45:47
えっ!?こっから入れる保険があるんですか!?
- 165二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 08:46:30
無いぞ。おかわりも無いぞ。
- 166二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 11:46:31
ホシュノ
- 167二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 12:50:08
救いは無いんですか!?
- 168二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 13:34:23
というかこれどうなってるんだ?
- 169二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 13:40:02
先生→オーパーツでユメ先輩化
シロコ*テラー→謎の要因でヘイロー喪失→先生化
だと思う - 170く〜ろ〜ね〜こ〜25/04/08(火) 16:15:44
オーパーツが作用したんだろうなぁ...心配だ...
- 171二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 18:57:29
クロコのテクスチャはいずこに…
- 172二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 21:27:59
ほしゅ
- 173二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 00:00:25
ほしゅ
- 174ホシノ推しの1の人25/04/09(水) 00:13:38
朝イチで更新します
- 175二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 01:03:53
そういえば疑問なんだけど、ホシノとクロコ以外のアビドスメンバーて何処に行った?
確か物語の進みは
1.先生 ユメになる
2.アビドス高校へ行く
3.アビドス高校でお泊り会をする
4.次の日に普通に委員会へユメ先輩参加
5.シッテムノハコをセリカと一緒に返す
6.ホシノの家で泊る
7.クロコが訪問
8.ホシノとユメ先輩登校しようとする
9.校内に入った段階でキヴォトス全体からのアビドス襲撃作戦開始
10.オーパーツ停止に失敗するなど色々あった
11.先生(疑問形)を発見し保護する
12.そして現在
クロコとホシノ以外の対策メンバー
ノノミ シロコ セリカ アヤネ
は、最後に全員を見たのは4番の時だし
セリカを5番で見て以降、クロコとホシノ以外を例外とする全ての対策委員会メンバーを一切物語の中で見ていない気がする
(自分が見逃しているだけだったらごめん) - 176二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 07:39:42
後更新頑張ってください!楽しみに待っています
- 177二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 07:42:04
(無理はしないでください)
- 178二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 12:24:02
ほしゅ
- 179二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 16:27:35
ほしゅ
- 180二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 20:00:51
ほしゅ
- 181ホシノ推しの1の人25/04/09(水) 22:38:14
セリカ視点
ーーー
「…何よ、これ?」
数日前、珍しく朝のバイトが早く終わったセリカを待っていたのは、廊下の壁や床に残る明らかな”戦闘痕”だった。
「またヘルメット団かしら…ああもう、まだ残ってたらここの修理費全部払ってもらうわよ!」
不満を口にしつつ対策委員会の部屋に入り荷物を置くと、銃を手に廊下へと出る。
朝早くに着いたこともあってか、普段は既に着いているはずのホシノ先輩も見当たらない。何なら他のメンバーも誰一人としていないため、戦闘になれば確実に自分一人で大人数を相手することになる。
世話焼きな先輩組が見れば冷静にツッコまれながら連れ戻されるところだが…悲しいかな、早朝のセリカはそこまで判断出来るほど頭が回っていなかった。(不幸中の幸いだったのは、本当に校内にヘルメット団やオートマタなどが居た訳ではなかったことだろう。)
「この部屋にも居ない…うわっ、壁に穴まで空いてるじゃない!しかも結構大きいしー」
「ーう〜ん…ちょっとやりすぎちゃったかな?あ、おはようセリカちゃん。」
「え?」
振り返ると、ぐったりとしているユメ先輩を背負いながら苦い顔をしているホシノ先輩が立っていた。
「ええ!?ゆ、ユメ先輩!?」
「あ〜…取り敢えず後で話すよ。それより、先輩の手当を急がなくちゃ。」
まだ日が上がりきっておらず薄暗かったため見えていなかったが、よく見るとユメ先輩の背中に爆発痕が痛々しく残っている。
手榴弾が直撃したのだろうか、口からは僅かに血が滴っていた。
「奥に運ぶよ、手伝って。」
「わ、分かった!」
近くにあった端材を担架代わりにし、奥へと運ぶ。
「…ねぇホシノ先輩、外で何があったの?」
「ちょっとね…なんでか知らないけどユメ先輩がいろんな学校の生徒…というより、連邦生徒会全体から狙われてるみたい。」
「なっ、連邦生徒会!?あの人何やらかしたのよ!?」
「…でも考えてみなよセリカちゃん。先輩が来てから、おじさんたちシャーレにほとんど行ってないでしょ?それに、シッテムの箱を届けに行ったときもなんともなかったっぽいから…もしかすると、」
「なら、何かの冤罪ってこと?」
「…まだなんとも言えないね。」
考えても真意など分かるはずもなく、その日はそれから約30分後に合流したシロコたちとともに校舎の片付けをすることとなった。 - 182二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:25:32
他のアビドスメンバー視点気になっていたのでありがとうございます!
- 183ホシノ推しの1の人25/04/10(木) 00:07:29
- 184二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 00:17:30
なるほど・・・アビドスメンバーが出なかったのは何かしらの伏線なのですね。
取り合えずアビドスメンバーの生存が確認出来て安心しました - 185二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 04:35:25
小鳥遊ほしゅの
- 186二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 07:01:22
気になるなぁ〜続き。
- 187二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 12:17:34
ほしゆ
- 188二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 18:57:55
ほしゅ
- 189二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:05:47
マツノ
- 190ホシノ推しの1の人25/04/10(木) 23:26:29
ピンチですがなんとか更新します
- 191ホシノ推しの1の人25/04/11(金) 07:17:16
一旦ほしゅ
- 192ホシノ推しの1の人25/04/11(金) 15:38:36
しばらくお待ち下さい
- 193二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 21:29:21
ほしゅ
- 194二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 06:04:17
ほしゅの
- 195二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:05:32
ほしゅ
- 196ホシノ推しの1の人25/04/12(土) 14:13:38
すみません文ができたのに何故か貼り付けられないため次スレを先に貼ります
保守をしてくださってるかたには失礼な願いですが、今日のギリギリまで一時的に書き込みを停止してください
ちなみに落ちたらpart5として新しく作ります - 197ホシノ推しの1の人25/04/12(土) 18:29:23
- 198ホシノ推しの1の人25/04/12(土) 18:40:10
あぶねぇ