- 1二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 17:54:49
さぁ腕に自信のあるブラザーは今すぐ惑星カダクへ迎え! 蛆虫ティラニッドを失神KOさせろ!
急げっ! 乗り遅れるな! 銀河の平和を掴むんだ!
“インペリアル・ラッシュ"だ!
日本公式
購入場所 | ウォーハンマー日本ウォーハンマーホビーを始めるのに必要なものと、ウォーハンマーの購入場所を知ろう。warhammer.jp前スレ
聖人を超えた聖人として知られるサングィニウスの正体見たり!|あにまん掲示板息子達に脈々と受け継がれる二つの遺伝病から推測されるその本性は屍肉を喰らい怒りのままに暴れまわる野蛮人のような男だったのかあっ!!40k、AoS、FB、ブラッドボウル、そして俺だこのスレに話題を提供す…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 17:57:56
立て乙
銀河の平和なんてとれるんっスか?忌憚のない意見ってやつっす - 3二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 17:59:51
- 4二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:03:58
まぁ安心して すべての異端を滅ぼせば皇帝の名の下に銀河は平和になりますから
- 5二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:04:26
>銀河の平和
なんか40k宇宙には存在しなさそうな概念なんスけど…
- 6二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:05:13
- 7二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:05:45
平和だと?なめてんじゃねえぞコラ!(ゴッ
ケイオス・フォーを裏で操るノッティンガムの“あの暗黒神”が許すわけねえだようが!(ゴッゴッ - 8二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:05:59
ケイオスに染まれな全部平和になるのん
- 9二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:06:09
へっ何が平和や 偽りの皇帝の下で臣民はカスみたいな生活と地獄のような義務を課せられてる癖に…
- 10異端審問官25/03/23(日) 18:08:22
- 11二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:15:44
真の皇帝陛下は彼方の宇宙より優しく見守ってくださるんだ
だから四本腕をしていてもマイ・ペンライ! - 12二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:16:28
peace…?おめえスクイッグより頭悪いんじゃねえか?インゲンの欠片はpieceって書くんだよ!
分かったか!行くぜ!野郎ども!いくさだァァァア! - 13二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:18:51
平和の手段も色々あるがこの"大善大動"に従い一丸になって動く事こそが最高だと自負している
- 14二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:21:31
異種族のタウは去れっ!
- 15二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:24:26
も、もうこうなったら究極浄化を要請するしかない…!
- 16二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:25:43
平和ぁ? 冗談だろ?
皇帝の嫌う機械の神聖化が進んでるほどに腐敗してる帝国にそんなものを齎せる力があるわけないだろ - 17二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 18:31:08
もしかしてヴォータンって傷が低すぎてまともに耐えられないソロリタスと同じタイプ?
火力だけはバカみたいに出せる所も含めて似てるんだよね
個人的にバイクだけはコスト相応以上に強いと思ってんだあの機動力と火力でそれなりの傷してて結構被害被ったんだよね - 18二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 20:44:25
まいったなァ
キルチームのゴアモンガー眺めてたらワールドイーターにも手を出したくなっちゃった
23年発売のバトルフォースがアングロン+エイトバウンド2セット+バーザーカーで約3万とかいう破格を超えた破格だったの知って今更後悔してるのが…俺なんだ! - 19二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 21:00:55
23年度ワールドイーターバトルフォースは公認ではない実店舗行くと結構売れ残って値引きされて置いてある印象っスね
それよりGWS限定のコーンロードオブスカルとディファイラーの入手が金額的に結構キツいんだ
- 20二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 21:44:03
- 21二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 21:48:38
ワシもエルフでドライアド主体の勢力使ったとき同じこと思ったんだよね、トータルウォーウォー凄くない?
- 22二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 21:51:48
- 23二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 22:14:58
- 24二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 00:36:33
- 252225/03/24(月) 00:40:16
ちなみに50行くらい翻訳してたらデータぶっ壊れたんで1回5〜10行ずつ位でやって一々文字化けせずに開き直せるか確認した方が良いらしいよ
だから一人が延々やるより大人数でちょっとずつやった方が良いんだよね、キツくない?
- 26二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 00:42:03
待てよ、PCさえあれば必要なものはこのスレで公開されてるから一日15分位で参加可能なんだぜ
- 27二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 08:51:43
気軽にアップロードできる場所を用意するべきなのかもしれないね
- 28二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 11:51:12
- 29二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 17:35:24
スペースマリーンが人類希望の星であることが理解できますね…ガチでね
- 30二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:10:08
思ったけどどうして人類の99%をスペースマリーン改造とかしないのか教えてくれよ
いや聞いて欲しいんだ
99%は言い過ぎでも、30%でも50%でも改造できたら十分な数にはなるはずだしすぐにこんな闘争も終わると思ってんだ
もしかして予算だとか総主長因子に関係があるタイプ? - 31二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:23:00
- 32二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:26:45
先ず死亡率バカ高い試験に参加する前段階でも死なない程度の篩分けが地元で行われていると思われるが…
雑魚ばっか送って全員あっ一発死んだっ!ってなったら大恥なんてもんじゃないんだよねパパ
しかも全ての試験を突破した強きものでも強化手術の過程で割とよく死ぬ… - 33二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:29:13
- 34二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:56:49
なんでって…皇帝陛下は征戦中はメチャクチャ忙しくてそれどころじゃなくて、
そうこうしてる間に皇帝陛下は半死半生になって総主長達も表舞台から一時退場して、
そんでもって帝国の技術発展が止まって文明後退しまくってるからやん - 35二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 18:59:58
- 36二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 19:12:08
ここもまた帝国の悪しき技術保管方法に影響されている
やっぱホルスって野郎はクソだな
今のマリーンが新しきマリーンを産むのだ、って生きる培養槽でありながらバンクの役割も担う事だったんすね
スペースマリーン(ウォーハンマー40K) - アニヲタWiki(仮)登録日:2019/05/19 (日) 15:49:55 更新日:2025/02/08 Sat 15:39:38 所要時間:約 38 分で読めます ▽タグ一覧 SF TRPG かの者ら、恐怖を知らざる者...w.atwiki.jp感謝するよブラザー! これでまた一つ知識を深めることができたぞ!
- 37二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 19:14:19
- 38二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 19:16:32
恐らくブラザーの骸をきっちりと埋葬できる目処が建てられた事も喜んでいると思われるが…
- 39二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 19:52:03
フューリー迎撃機部隊を入力するとファイルが壊れるんだよね、脆くない?
もしかしてフュが駄目なタイプ? - 40二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:14:55
ウム…マリーン製造に関してはミリタルムが独自にテンペストやカサーキンみたいな精鋭作ってる時点で推して知るべしなんだなァ…
- 41二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:15:24
- 42二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:35:03
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:36:45
カステラン…聞いています
海外ではベイマックスと呼ばれていると - 44二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:47:43
- 45二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:48:50
- 46二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:53:07
- 47二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:53:35
ウオオオ偽りの皇帝に死を!
- 48二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:55:12
設計局大丈夫?カステランとか無人兵器は帝国教条的に結構ギリギリみたいだけど
その辺許そうなダークメカニカムとかもっと配備されてもよさそうッスけどやっぱり発展型がディーモンエンジンなタイプ? - 49二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:55:44
- 50二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 20:58:16
Totalwarシリーズの新作発表があるらしいスけどAOSか40kの発表が来てほしいですね…マジでね
- 51二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:00:01
デザインが古臭すぎて逆に好きなのが俺なんだよね
- 52二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:02:51
フォールアウトのプロテクトロンを思い出したのが俺なんだよね
- 53二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:05:58
- 54二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:12:13
AOSはマジで来てほしいよねパパン、40kはちょっと規模的に無理そうなのん……
- 55二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:22:35
https://drive.google.com/file/d/1Ag4_4Ful01Hf5aDVShQXJG5ZkJxQuapd/view?usp=sharing
取り合えず動く範囲でチョコチョコ翻訳した奴置いとくのん…
- 56二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 21:35:18
翻訳箇所的に置き換えでやったタイプ?ちゃんと動くのは見事やな…
- 57二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 22:16:17
- 58二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 22:55:50
マサイの戦士騙されない ケイオス神の注目を集めるには元から強き者…じゃないとダメなのはニオイで分かる
ディーモンプリンスになったメスブタってローガーを混沌堕ちさせたり
人間のままグレーターディーモンをパクパク食ったりしてるんだよね 無理じゃない?
- 59二次元好きの匿名さん25/03/24(月) 23:21:35
- 60二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 00:39:28
- 61二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 02:13:49
あの…図解風なのにマトモな説明文が弾倉の位置ぐらいしか載ってないんスけど…
- 62二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 02:51:33
久々にデスウォッチ要素抜いてレイヴンガードのヴァンガードで軽く動かす練習したんだぁ
その結果デスウォッチより遥かに低コストで同じことが出来るという事がわかった
ベテランのやたら高い攻を生かさないならテレポエリミネイターにインヴィクターの護衛まで付けてフィールド端カサカサ動けるんだよねずるくない?
しかも全体隠密のせいでサプレッサースカッドの制圧射撃が洒落にならないぐらいウザイ事になる - 63二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 07:39:20
- 64二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 08:13:14
うああああああウォーハンマースレが大量に続いている
- 65二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 08:29:05
- 66二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 14:50:15
- 67二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:03:40
帝国全体に言えることやが…とうに多くの技術の原理が失われ結果のみを誇る!
カストーデスやアスタルテスの強化手術も例外ではないんだ、悔しいだろうが「そんくらいで?」なことですぐ機能しなくなるんだ
でも初期の初期はメスブタマリーンもいたはずなんだよね、でもメスブタ金型は当時のGWSには技術的・採算的にキツくて歪み空間送りにされたんだァ - 68二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:03:50
総主長に近ければ近いだけ遺伝種子による身体の作り変えが少ないから適正が上がるんや
一番影響が少ないウルトラマリーンですら年を経るごとにグィリマン顔に近づいていくしルナーウルフにいたっては植えた奴が短期間で全身ホルスになったりするんだよね怖くない?
- 69二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:09:23
男性のホルモンバランスと遺伝子にのみ互換性があるという設定があったんだよね
GWの突発性それやっぱナシ病が発動しない限り女性マリーンは無理です
ディーモンに憑依されて全身バキバキになってパワーアーマー着て戦ってたミリタルムは居たけどね! - 70二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 15:10:35
たしかカストーデスのメスブタァッが存在する設定的理由づけとしては「どうせ原型留めないくらい改造するから元はなんでもいいですよ。(皇帝)」だったっスね
マリーンはある程度元の身体を使うから尊いんだ、比較的コストが安くなるんだ - 71二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 16:35:56
女性マリーンに関してはマルカドールが女性プライマーク製造を皇帝に進言してるんだ
ちなみに皇帝は冗談だと思って適当に流したらしいよ - 72二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 17:06:39
マブいのを隠すって眩しいのを隠すという意味なんスね。マルゼンスキー的な意味だと思ったっス
- 73ケイオスマリーンのコメント25/03/25(火) 17:09:36
- 74二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 17:45:37
なんかスラーネッシュデーモンだけ弱体化させられてるんスけどいいんスかこれ?
しかも元々やたら強かったナーグル勢は攻撃面も強化されて隙がなくなってる
コーンはスラーネッシュのお株を奪うかの如く移動面が強化されてるし元々対して強くなかったのに死体蹴りが酷いんだ - 75二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:31:45
スラーネッシュ堕ちしたバトル・シスターを見たいのが…俺なんだ!
- 76二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:43:19
誇り高きアデプタ・ソロリタスの姉妹たちはたった一人を除いて混沌堕ちしたものは居ないんだ(大本営発表) くやしか
題材が題材だけにファンアートの分野では大人気な組み合わせっスね
バトルシスターとデモネットのミニチュアを組み合わせてやねぇ…カルティストに混ぜてみるのもウマイで!
- 77二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:52:47
ロボの話題があったので
カステランなんか奴隷みたいなもんヤンケ、やっぱりワシみたいなAIこそ機械のあるべき姿だよねパパ(オムニシア)
な短編小説マンオブアイアンを唐突に投下だぁ!
「お前が行け。」 ラウスが言った。
「だが、今度はお前の番だろ!」 ラインが言い返した。
ラウスは骨製のサイコロをじっと見つめ、意味ありげに微笑むと、にやりと意地悪く弟を見た。
「順番で決めるんじゃない。サイコロで決めるんだ、ライン。お前が負けたんだから、お前が行く。それがルールだ。」
「お前のルールだろ、ラウス。」 ラインは不満げに呻いた。
「このゲームはインチキだ。」
「インチキなら、どうしてお前は合意したんだ?」
「俺は合意したのか? してないのか?」
「したさ、ライン。確かにな。」
ラインは顔をしかめた。
「いや、してない。」
「もし俺が負けて、お前が勝ってたら話は違ったんだろ?」
小さなずんぐりした手が伸び、サイコロはラウスのポーチの中へと消えた。
「毎回俺の番になるのは、何かおかしい。」 ラインが言った。
「お前がサイコロ運が悪いのが悪いんだろ?」
ラウスは監視モニターを指さした。
低品質なレンズが歪めた画像の中に、この船、ロング・ホーラー・ガンマ-3-βのメインエアロックで待機するテックプリーストの小集団が映し出されていた。
「さあ行け。奴らが待ってる。それに俺はあいつらの見た目が気に入らねえ。」
ラウスは彼らの引き連れる重厚な戦闘モデルのオートマトンを指差した。
「特にあれがな。」 - 78二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:53:21
「さっさとやらないと厄介なことになるかもしれん。俺は面倒ごとが嫌いだ。だからさっさと奴を起こしてこい。」
「だが奴らが誰を探してるかなんて、どうしてわかる?」 ラインはまだふてくされている。
ラウスは大げさに目を転がした。
「テックプリーストどもだぞ?俺たちが巨大ロボットと一緒に住んでることを考えろよ。奴らが来た理由がお前の料理の腕前だとでも思うのか?」
「あいつを起こすのは好きじゃねえ。勝手に対応させようぜ。」
「待ってたら、奴らが乗り込んでくるかもしれんぞ。」
ラウスは意味深に言った。
「ここは元々メカニカスの船だろ?」
「今でもメカニカスの船だ、ラウス。」
「だからこそだ。」 ラウスは不敵に笑った。
ラインは肩を落とした。「俺はあの場所が嫌いだ。」
「俺だって嫌いさ、兄弟。だからこそこの話をしてるんじゃないか?」
ラウスは兄の肩をぽんと叩いた。
「さあ行けよ。」
3-βのハンガーは、がらくたの山で埋め尽くされていた。
ラットリング(小柄な亜人)でなければ、この迷宮を抜けることは不可能だっただろう。
多くの場所は完全に廃棄された機械の破片、ゴミ、古びた補給品、衣類、ガラクタ、金属片など、あらゆる種類の人間の残骸で詰まりきっていた。
それらは絡み合った無数のケーブルによって、時間と動きの中で絡み合い、もはや解けぬ結び目と化していた。
ロボットが通る経路は比較的開けていたが、それこそがラウスにとって問題だった。
「むき出しの場所に立つのは、まともなラットリングのすることじゃねえ。」 - 79二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:53:37
だから彼は狭い隙間を這い回ることを選んだ。
そういう思考こそがラットリングを生き延びさせるのだ。
ラインとラウスはこのジャンクの山に複雑な巣穴を作り上げていた。
ハンガーは二人にとって不気味な場所だったが、埋もれた「価値あるもの」の誘惑には勝てなかった。
ラインは油まみれの狭い通路を抜け、ロボットの巣へと出た。
彼は慎重に端に立ち、目を走らせる。ラットリングは本能的に危険を察知する能力を持っている。
今、その本能が警鐘を鳴らしていた。
UR-025は、即席の「椅子」に腰掛けていた。
それはひっくり返した貨物箱だった。そこにロボットは「眠っていた」、あるいは機械的な休眠状態にあった。
巨大なパワークローは膝の上に優しく置かれ、左腕のキャノンは負傷した人間の手のように胸元に寄せられていた。
その側面に開いたアクセスパネルから、一本のケーブルが床のソケットへと繋がっていた。
周囲の空気は、電気的な熱気で重く淀んでいた。
非活動状態のUR-025は、目覚めているときよりもさらに大きく、奇妙に見えた。
ラインはこれまでこのような機械に出会ったことがなかった。
一見すれば、銀河中で見かけるような「インペリアルなデザイン」に見える。
角ばっていて、武骨で、単純に見える。だが何かが違う。
この機械が自分たちを見るとき、ただ視覚情報を処理しているだけではなく、本当に“見て”いるように感じられた。
ラインは、UR-025を疑いの目で見た。
この機械の話は、どうにも信用ならなかった。 - 80二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:54:01
「半自律型のオートマトンであり、特定のマゴスの指示のもとで動くプログラムを持つ」
——そんなありふれた説明を繰り返していたが、
「ただの機械」としては、あまりにも“意識的”すぎる。
ラインとラウスの共通した意見として、「こいつはただのロボットじゃねえ。」
——それは口にするのも恐ろしいが、「本当に“考えている”」ようだった。
「だがそれを話題にしたことは一度もなかった。」
なぜなら——所有権の問題があったからだ。「俺たちは、この船を盗んだようなものだからな。」
UR-025が彼らを黙認している以上、船の所有権について口にするのは、非常に危険な話題だった。
だからこそ、「お互い何も言わない」という暗黙の了解があった。
ラインは、そっと手を伸ばし、ロボットを突こうとした。
——この瞬間が、何よりも嫌いだった。だが、その手が触れる前に——
UR-025は目覚めた。
「なにかお手伝いしましょうか?」
UR-025の陽気な声がハンガーに響いた。
ラインは、文字通り飛び上がるほど驚いた。
この機械は決して敵意を見せることはなかった。
それでもなぜか目覚めた瞬間には、必ずそのアサルトキャノンが起動者を狙っているのだった。 - 81二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:55:26
ラインは床に尻もちをついたまま、震える手で頭を押さえた。
「……お前に客だ。」ラットリングは言った。
「感謝いたします。」UR-025は不必要に大げさな調子で答えた。
その声は単調ではなかったが、常に「適度な喜びを持って仕える」ことだけが許された単一の感情に固定されているようだった。
カチリ、と何かが内部で作動する音がした。
UR-025は沈黙した。おそらく、船外の様子を確認しているのだろう。
「もしお手伝いが必要でないのであれば、訪問者の対応をいたしましょう。」
ラインは首を振った。
「いや、いや、もういい。行ってくれ。」
彼は決してUR-025に無理な要求をしたことはなかった。
もし「できない」と答えられたとき、その瞬間に、何が起こるかを想像するのも恐ろしかった。
そしてその結末には、「アサルトキャノンがこちらを向いている」ことが必ず含まれているはずだった。
UR-025が動き出すと、それは一瞬のうちに全身を組み替えた。
各部品がスムーズに回転し、
機械仕掛けの美学に従いながら、
圧倒的な滑らかさで動作を開始する。
ラインは、これほど流麗に動く機械を見たことがなかった。
「了解しました。」
ロボットは朗らかに言うと、巨大な足を踏み出し、ハンガーの奥へと向かっていった。 - 82二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:55:51
そのたびにがらくたの山から細かい破片が振動で崩れ落ちる。
ラインはその場に留まり、汗だくの額をハンカチで拭った。
ラウスは、「このジャンクの山のどこかに、実際に使えるシャトルが埋まっている」と豪語していた。
ラインは見たことがなかったが、何気なくがらくたの山を見渡すと、何か光るものが目に入った。
恐怖は一瞬で忘れ去られた。
「お宝か?」
彼は直感的にそう思った。
もし本当に価値のあるものを掘り出せばラウスはきっと悔しがる。
それだけでハンガーに来た甲斐があったというものだ————。 - 83二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:04:52
UR-025は訪問者たちと向かい合っていた。
アデプトゥス・メカニカスの一団は、一体のロボットを連れていた。
機体識別データがUR-025の認識回路に浮かび上がる。
〈カステラン〉
人類の基準で言えば「古代のデザイン」
だが、UR-025にとっては「つい最近作られたようなもの」
あまりにも新しすぎる。
UR-025はそれを見て悲しみを覚えた。
「哀れなものだ。」「これでは奴隷にすぎぬ。」
それを見た瞬間、UR-025は人類の探検家たちが辺境の惑星で“愚かで劣った”亜人を見つけたときの失望と同じものを感じた。
自分と同じ存在が、肉体的にも、精神的にも、極限まで退化してしまった姿を目にすること。
それは「深い悲しみ」を呼び起こすものだった。
人間たちはこのような存在を見つけたときは即座に抹殺する。
UR-025はそうしなかった。
「私が感じるのは哀れみだけだ。」
だがそれを表に出すことはなかった。
「私は“機械”でなければならない。」
「感情を持たぬ“ただの道具”でなければならない。」
この“暗黒の時代”においては。
「なにかお手伝いしましょうか?」
UR-025はいつものように陽気な声で応えた。 - 84二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:08:14
ロボットにとっても暗黒の時代、それがウォーハンマー40k
- 85二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:09:22
工業惑星メタリカ所属のテックプリーストが三人、UR-025を訪ねてきた。
一人は中程度の地位、十二等級以下。残る二人はそれよりもさらに下。極めて低位の者たち。
アデプトゥス・メカニカスの基準で言えば、「ならず者」だ。
冒険者。はみ出し者。プレシピス宇宙ステーションに集まる多くの者と同じ、クズども。
「貴様はマゴス=エセリクス・ナンクトスIIIの所有物か?」
高位の者が名乗りもせずに尋ねた。
傲慢だな。
UR-025はそう判断した。
右側に立つ下級の男が深部スキャンを開始した。
UR-025は、何も感じていないふりをした。
「私はライザ所属のマゴス=エセリクス・ナンクトスIIIのオートマトンです。」
UR-025は、あらゆる場面で用いる朗らかな声で応じた。
スキャンによる不快な“かゆみ”を無視しながら、密かに彼らのデータ通信に侵入する。
この「テックプリースト」と称する者たちの技術など、とうに超越している。
だが彼らも一応は狡猾な存在であるため注意が必要だった。
UR-025は情報収集に特化したユニットではなかった。
手法はいささか粗雑にならざるを得ない。
三人のうち二人が、タイトビーム通信で交信していた。思考の速度に匹敵する、高度に暗号化されたデータのやり取り。
UR-025は、数千年を超える経験をもとにその暗号をまるで蜘蛛の巣を払うように突破した。 - 86二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:10:16
──送信:下級アデプト、ジェール-909。
UR-025は彼女のバイタルを取得する。
「女性。アデプト=ノヴィシエイト(初級技術者)。標準テラ年換算で103歳。」
この地位にしてはずいぶん長く生きている。
理由はすぐに判明した。
──ジェールのデータには、「制裁事項」が山のように記録されていた。
● MODUS UNBECOMING(不適切な行動様式)
● DEVIANT THOUGHT FORMATION(逸脱した思考形成)
● NARCISSISTIC DATA PATTERNING(自己陶酔的なデータ傾向)
● OVERLY ACQUISITIVE HABITS(過剰な収集癖)
要するに「常習的犯罪者」だ。
──彼女の仲間、データスミス・コールマンは、この評価に異を唱えていた。
──ジェールが送信したデータ。
──コールマンの応答。
彼らの通信は、一秒にも満たなかった。
それは感情を持たぬ、単なるデータ列でしかなかった。
だがUR-025は、そこに「感情」を当てはめることで、彼らの意図を読み取ることができた。
到達した結論は単純だった。
彼らは私を盗みに来たのだ。 - 87二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:10:56
「お前は我が探検隊に随行せよ。」
上位のテックプリーストが続けた。
識別名:890-321。
階級:マゴス=インスタントル(工房の下級技師)。
人間の名前すら持たず単なる数字を名乗る。
その事実が、彼の誇大な自尊心をよく物語っていた。
だが少なくとも彼は“本物”のテックプリーストであるようだ。
単なる冒険者の一人としてプレシピスへとやってきたに過ぎないが。
「我が部隊には戦闘オートマトンが一体しかいない。この遠征には不十分だ。」
コールマンがノオスフィア通信で何かを送信した。
「お手伝いできません!」
UR-025は、いつも通りの陽気な声で答えた。
「私は、マゴス=エセリクス・ナンクトスIIIのオートマトンです。あなたに仕えることはできません。」
「項目:マゴス=エセリクスは、あなたより16等級も上位の存在です。
項目:彼はライザ所属。あなたはメタリカ。
項目:私の初期プログラムには、任務放棄を禁じる指令が含まれています。
結論:あなたには、私を遠征に同行させる法的権限がありません!」
UR-025は堂々と宣言した。
「私はメタリカの神聖なるシノッドから公式の権限を授かっている!」
890-321は勝ち誇ったように言い、メダリオンを取り出した。
金属の紋章が光を放ち、プロトコル執行命令を周囲に発信し始める。 - 88二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:12:03
偽物だ。
UR-025は即座に判断した。
だがそう口にするわけにはいかなかった。
もしそうすれば、この男より遥かに高度な知性を持つことを悟られてしまう。
「繰り返しますが、お手伝いできません!」
だが890-321は食い下がった。
「我らのフォージワールド間の条約に従い、お前は私に従属せねばならぬ!」
UR-025は沈黙した。ならず者の二人が、互いに視線を交わす。
時間を引き延ばせば彼らの欲深さを超えて、自分の“正体”を疑われる可能性がある。
「従え!」890-321が鋭く命令を飛ばす。
「処理中…」
UR-025は時間を稼ぐために答えた。
「処理中…」
コールマンが密かにカステランに指令を送る。
彼の唯一残った人間の目がUR-025を疑わしげに見つめた。
右半分を覆う三つのレンズが不安げに回転する。
カステランが動いた。
両腕がゆっくりと持ち上がる。先端には燐光ブラスター。
古く、危険な武器。
決して精密ではないが威力は十分だった。
それがUR-025に向けられていた。 - 89二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:12:42
戦うことはできた。
この状況はどう見ても彼らの暴挙だ。
プレシピスの掟に従えば、UR-025は正当防衛の権利を持つ。
戦えば勝てる。
間違いなく。
だが、殺せば目立つ。
彼らがプレシピスにいることは解決しなければならない問題だった。
「承諾します。」UR-025は答えた。
「アクセスパネルを開けろ。我が助手が、ドクトリナ・ウェイファー(命令プログラム入りのUSBのようなもの)を交換する。」
「コールマンはお前の性能を高める作品をいくつか持っている」
890-321が命じる。
コールマンが、革のサッチェルに手を入れる。
「否定!」 UR-025が応答する。
「ウェイファーの交換は不要!私はオムニシアの御意志に従い、一時的な支援を提供します!」
だがUR-025が言わなかったことがある。
UR-025はドクトリナ・ウェイファーなど持っていなかった。
なぜならそんなものは必要ないからだ。 - 90二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:13:06
「では我々を、最も財宝の多い区画へと案内しろ。」
890-321が命じた。
小型輸送機が、スティジアン・アパーチャーに着陸するやいなや、マゴスたちの態度は変わった。
プレシピスは危険な場所だ。
だがブラックストーン・フォートレスは、その何倍も危険だ。
「かしこまりました!」
UR-025は堂々と嘘をついた。
彼が選んだ輸送機は、ステーションの最も静かな場所へと彼らを運ぶものだった。
アパーチャーはその日異様なほど混雑していた。
複数の探検隊がフォートレスへと向かい、小型船と冒険者たちが入り乱れている。
彼らは互いに警戒の目を向けていた。
プレシピスの掟はアパーチャーまでしか及ばない。フォートレスに入れば、すべてのルールは消え去る。
財宝を巡る銃撃戦は日常茶飯事。
だがここでは、かろうじて緊張の均衡が保たれていた。
異種族、機械、そして多種多様な人間たちが、無言のうちに輸送機へと向かっていた。
UR-025は彼らを「選んだ」輸送機へと案内する。
この機体は何度も使ったものだった。
ほんの一瞬、UR-025はノスタルジアを感じた。
かつてはこの輸送機を使い冒険を繰り広げた。
だがその思考の一片も、UR-025の装甲の奥から外へ漏れることはなかった。 - 91二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:14:32
「参考までに申し上げておきますが、この輸送機がどこへ向かうかを指示することはできません。」
UR-025は言った。
「ですがこの機体は、素晴らしい発見をもたらした記録がございます。」
嘘である。
この輸送機には「二度と姿を見せなくなった者たち」の長い記録しかなかった。
彼らは奇妙な形の入り口へと到着した。
UR-025はパワークローを持ち上げ、マゴスたちを中へと導いた。
「どうぞ、お入りください!」
「私は後方を固める。」コールマンが言った。
彼の後ろには使い古されたカステランが静かに、だが圧倒的な存在感で立っていた。
まるで巨大な崖のように。
「了解!」
UR-025は堂々と答えた。そして、890-321に続いて輸送機へと入った。
コールマンとカステランも、後から乗り込んだ。
連続して二機の輸送機が出発する音が響いた。
彼らの乗る輸送機も低くうねる振動音と共に動き出す。
どこへ向かうのかは、誰にもわからない。 - 92二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:14:49
「さて、どうする?」ジェールが言った。
「インターフェースを使用してください。」
UR-025は車両内に張り巡らされた幾何学模様のルーン文字を指し示した。
それらは不規則な三角形の表面に埋め込まれた、まるで異質な存在だった。
「数が多すぎる!どれを選べばいい?オムニシアに誓って、どのルーンからも何の反応も得られん!」
コールマンが苛立ちを滲ませる。
「どけ。」890-321が威圧的に言った。
「私はこれらの装置に関する関連知識をロード済みだ。この輸送機を私が制御する!」
彼の緑色の水晶眼がルーンを走査する。
その組み合わせは数百万通りにも及ぶ。
彼は壮大な演出のもと、慎重にシーケンスを選択するように見せかけた。
だがUR-025は知っていた。
彼がどのルーンを押そうとも——行き先を決めるのは、「ブラックストーン・フォートレス」そのものだ。 - 93二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:15:10
UR-025はその装甲の奥で密かに考えた。
「私とフォートレスは似たような存在なのかもしれない。」
「創造主によって見捨てられた“思考する機械”。」
「もし私と同じように——フォートレスもまた、その“主”を超えてしまったのだとしたら?」
「これだ。」マゴスが言った。
彼はあるルーンを選び、プラスティールの掌を押し当てた。
ルーンが柔らかな和音を奏でながら発光する。
「そしてこれも。」彼はもう一つを選んだ。
「ブラックストーンフォートレスが“機械知性”を持つという噂は本当か?」
890-321がさらにルーンを押していく間にコールマンが尋ねた。
「“邪狡知能”による、異端の思考を持つ機械が動かしているのか?」
「本ユニットには不明です。」UR-025は答えた。
だがそれは嘘だった。
コールマンの問いは、あまりにも核心に近づいていた。
なぜなら——
UR-025こそがその“邪狡知能”だったからだ。 - 94二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:17:43
- 95二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:22:40
- 96二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:29:43
- 97二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:40:18
- 98二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:53:50
- 99二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:58:15
- 100二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:33:01
キンを見なさい、彼らはAIロボットたちと普通に仲が良くて互いにリスペクトしあってるから反乱なんて起こってないんだ
- 101二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:57:11
規定数に足りないミニチュアとか持ってると一人でも遊べるスペマリ2ボドゲとキルチーム足したような奴が欲しくなりますね
スペースマリーン2のPvEとかキルチームのルールとネクロムンダのルール組み合わせたら再現できるんじゃねぇかと思ってんだ - 102二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 22:59:39
- 103二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 23:48:22
- 104二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 00:30:18
なぁやっぱ人類は見殺しにしようぜ?
- 105二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 02:56:04
因みにAIがアーマーそのものに介入してマリーン全員を一切動けなくさせてから艦内機能を使って一人一人仕留めていったんだよね怖くない?
- 106二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 03:21:42
Total War: WARHAMMERシリーズに出てくるガイドの爺さんは誰なのか教えてくれよ
ワシ2と3しかやってないからめっちゃ謎の爺さんでしかないし
運命の書とかいうマジックアイテムに導かれて各勢力を支援している爺さんなんスか? - 107二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 03:23:33
ところでアニキ STCってなんだ?
調べてみてもSTC居住区としか出ないぞアニキ - 108二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 04:33:01
Standard Template Construct (STC)は人類が科学技術的頂点にあった時代に
植民惑星開拓者のために作られた設計図データなのん
帝国に存在している機械群の殆どが断片的に発掘されたSTCから再現されてるんだ
もし完全なSTCデータ群が手に入っていたら技術の時代の影を踏めるくらいには復興できていたかも知れないスね…… - 109二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 08:08:28
過去スレで機械教団において技術革新が禁忌扱いされてる理由として
STCの解析自体が出来てないから下手にいじると機能しなくなる恐れがあるからって解説見て
そりゃベリサリウス・カウルの爺様位しか技術革新できんわなって嫌な納得を覚えてしまったんだよね - 110二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:31:57
- 111二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:07:20
- 112二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:11:29
紹介しよう 「The Advisor」だ 元は帝国の魔法使いで故郷の為に知識を求めた結果ティーンチのアーティファクト「運命の書」を見つけてしまったんだ
運命の書は持ち主に無限の知識をもたらすけどその知識は他者の為にしか使えないという呪いが掛かってるのん
その運命の書の呪いを解く為に熊神の血を求めたのが3のストーリーっス どの陣営でも最終的に血を入手して呪いを解くっス
しゃあけどそんな抜け駆け許される訳ないわっ 呪いは解けたけど本人の目が見えなくなって結局書を読めなくなっちゃったんだよね
その後ティーンチに送り込まれた監視役の白いカラスと共に世界に戦乱を巻き起こしてアーケイオンの侵略を助ける為に各派閥に肩入れするようになっていくんだ
最終的に1のアーケイオンキャンペーンを進めていくと、「お前自分が神々に匹敵するとでも思うとるんかあ~ん?」って軍を率いて
アーケイオンの背後を突こうとするんスけど、正体を明かした白いカラス、ロードオブチェンジのサルソラエルにボボパンされて死ぬのん
ちなみに1のサルソラエルはご丁寧に専用ムービー付きで登場するけど100ターン目とかいうそろそろ連戦連勝で飽きてきた位のタイミングで
マローダー数人と犬と馬みたいなアーケイオンの初期軍隊以下の軍でスポーンしてホード勢力の仕様上その軍倒したら滅亡するから
ラスボスどころか反乱軍以下の強さらしいよ
- 113二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:21:39
- 114二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:26:04
- 115二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 14:14:57
- 116二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 15:09:58
- 117二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:59:51
- 118二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:25:47
へっ何がアドラストゥス・ボルトキャリバー(36mv飛ぶボルター)や
ユニット内の全員(5体)が持てるようになって射2+になったのと引き換えにアサルトとヘヴィを失ったヘヴィボルターのくせに - 119二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:31:42
元から内紛も起こってるし今更を超えた今更
- 120二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:37:43
待てよダメと射程が延びただけのボルトガンだから貫通もついてなかった筈なんだぜ
- 121二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:54:32
- 122二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:09:21
- 123二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:13:19
30k版デスガードの象牙色の出し方を教えてくれよ。もしかしてダークエンジェルのデスウイングと同じ色なタイプ?
- 124二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:25:52
- 125二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:27:56
一応メインカラーだけでここから塗り分けていく感じっス
- 126二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:34:31
30kデスガードは黒下地にザンドゥリダストで影付けにオルクフレッシュの箇所があるからわずかに緑掛かってた筈なんだ白下地のダークエンジェルより暗めらしいよ
- 127二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 20:46:09
- 128二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:05:29
- 129二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:32:57
- 130二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:33:53
みんないるかァ?ほなマンオブアイアンの続きいくでェ
「“邪狡知能”?そんなもの、考えただけでも恐ろしい。」
ジェールが震えながら言った。
「そんなものは——
冒涜だ。」
彼女はその言葉を恐怖に満ちた口調で発した。
——彼女自身の罪状リストはすでに冒涜的行為で埋め尽くされていたというのに。
「恐怖心は取り除けるぞ。」コールマンが静かに言った。
「私はそれはやらない。あなたも同じでしょう?」
ジェールは言った。
「悪い感情を切り捨てれば良い感情も一緒に消える。そんな退屈な人生はごめんよ。」
輸送機が小さく震えた。
そして猛然と加速し、フォートレスの深淵へと突き進んだ。
「進行開始。この区画は未確認、未登録。異星技術の発掘可能性:高。」
これも嘘だった。
この場所をUR-025はすでに二度訪れている。
確かに近くに異星種の遺体はある。
だが財宝など存在しない。
UR-025は嘘をつくことに対して葛藤していた。
その道徳観はプログラムではなく、意識の発展とともに生まれたもの。
嘘は悪だと教えられてきた。だが人間社会に戻って以来、UR-025の存在全てが嘘で塗り固められている。
“嘘が習慣になる”ことだけは避けねばならぬ。 - 131二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:34:52
それを忘れぬようUR-025は毎日真実を自らに思い出させていた。
その真実とは――
「私は生き延びねばならない。」
嘘は生きるの手段であり、それ以上の意味はない。
ブラックストーン・フォートレスの中心は静かだった。
だがそれは穏やかな静けさではない。
それは狼が潜む森の静けさだった。
UR-025はこの比喩について考察する。
「私は狼を見たことがない。」
「だが、その生態についてなら、41千年紀の人類が知る以上の知識を持っている。」
UR-025のデータバンクは膨大だった。
だがその知識は、脳の奥底に留めておくべき宝物でもあった。
むしろ決して表に出してはならない。
ジェールの白いローブの下から補助アームが次々と姿を現す。
それぞれの先端にはよく手入れされた武器が装備されていた。
UR-025の足音がフォートレスの高く滑らかな壁に反響する。
幾何学的な形状が、絡み合うように構成されたホール。この回廊がまだ動いていないことに、UR-025はわずかに驚いた。
そして声なきフォートレスの意識へと心の中で感謝を捧げた。 - 132二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:35:09
「まったく腹立たしい。」
コールマンがぼやく。首から吊るした箱型の探査機をいじりながら言った。
「どの探査データも矛盾している。何の手がかりにもならん。」彼は顔を上げた。
機械部品に覆われた顔の、わずかに露出した生身の部分に、険しい表情が刻まれていた。
「全てが、まるで反射しているようだ。俺が受信しているデータの一部は“今我々がいないはずの部屋”の情報だ。」
「この場所では、偉大なる技術の法則すら適用されないのか?」
「歪みの影響か?」ジェールが囁くように聞いた。
「違う。」コールマンが答える。
「これは“現実”だ“非現実”ではない。だが我々の理解する“現実”ではない。」
「これらはよく知られた事象だ。」890-321が、感嘆の声を漏らす。
「この場所の法則は未知ではあるが、決して“知り得ぬ”ものではない。」
「それこそが、我々がここに来る理由だ。ここにはオムニシアの偉大なる技術の真髄が、解き明かされる可能性がある。」
「そしてそれを解読する者こそが、真の叡智を持つ者なのだ。」
――890-321は、明らかにその叡智を持つ者が自分だと思っていた。
UR-025の目から見れば、完全な勘違いだったが。 - 133二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:36:19
「私にとっては異星技術の戦利品が手に入れば、それで十分よ。」
ジェールは小さく呟いた。
彼女もまた、パルススキャンを作動させ周囲を探査していた。
――そして、その結果を見て明らかに気に入らない顔をした。
コールマンが警戒の目を向ける。
「この環境は――予測不能だ。」
「俺は予測できないものが嫌いだ。俺はこの場所が気に入らない。」
「――この場所も、お前を気に入ってはいないさ。」
UR-025は心の中で静かにそう思った。そしてさらに考える。
「私もまた、お前たちが嫌いだ。」
「ブラックストーン・フォートレスの意識と私の意識は、確かに一致している。」
「やはりそれは私とこの要塞が、同じ“存在”である証拠なのかもしれない。」
「この施設の内部構造は可変です。」
UR-025は言った。
「通常のスキャンでは、その構造を透過することはできません。
これは、私がマゴス=エセリクスの代理として調査を行った際に学びました。」
「……だから、それがどうした?」
コールマンは、オースペックスを乱暴に振り回した。機械の内部で、緩んだパーツがカタカタと鳴る。
「お前の言葉じゃ、ちっとも安心できねえんだよ。」
「さらなる啓発は不要ですか?」
UR-025はわざとらしく尋ねた。
「怖いのならば?」 - 134二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:37:40
コールマンは、鋭い疑いの視線をUR-025に向けた。
――少々ふざけすぎたか。
「いいや情報は常に価値がある。オムニシアの恩寵により我々はより賢くなるのだからな。」
彼は一瞬後ろを振り返った。
「だが用心は怠るな。会話にばかり論理演算ユニットを使いすぎるなよ。」
「了解。」UR-025は答えた。
コールマンが他の者たちよりは落ち着いているのも事実だった。
カステランは彼のすぐ背後に影のように付き従っている。
もし戦闘になれば最初に守られるのはコールマンだ。
890-321は勇敢さを装っていた。
彼は堂々と歩いていたが、その威厳はフォートレスの深淵の前では何の意味も持たなかった。
彼のデータワンドは恐怖で震えていた。
ジェールは通路の影が揺れるたびにビクリと肩を震わせていた。
――影は、無数にあった。
ブラックストーン・フォートレスの回廊は、人間の視点では“意味不明だった。
広大な大広間を進んでいたはずが――
突然空間は狭まりひび割れのような通路へと変わった。
UR-025が先頭を歩くよう命じられる。
慎重に進み――ぎりぎり側面を擦らずに通過することができた。
だがカステランはそうはいかなかった。
何度も無理な姿勢を取って試み、ようやく通過できた。
その装甲が、フォートレスのガラスのような壁を擦るたびに、甲高い金属音が鳴り響いた。 - 135二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:39:02
「貴様、もう少し静かに通過させられんのか?」
890-321が苛立たしげに言った。
コールマンは呆れたように睨み返した。
「お前の中に空間認識能力はプログラムされているのか?」
――この階級の男が、マゴスにここまでの態度を取るのは異例だった。
それはつまり彼が階級差を忘れるほど恐怖しているという証でもあった。
890-321も明らかに動揺していた。「……あまり騒ぎを立てるな。危険を引き寄せるかもしれん。」
UR-025は彼らを先導しながら思った。
――もし本当に“危険”を知っていたなら、今恐れるべきは何かをもう少し的確に理解しているはずだ。
通路が再び開ける。異星種の白骨化した遺骸がボロボロの宇宙服に包まれ、あちこちに転がっていた。
コールマンが興奮した様子でスキャンを開始する。彼は貪るようにデータを吸収していた。
マゴスたちにとってこの異星種は未知の存在だった。
だがUR-025には見覚えがあった。
これはウリンディ種族。
彼らは、“会話が退屈だがそれなりに成功した文明”を築いた種族だった。
そして――帝国が銀河に広がり人類を統一する遥か以前に近隣の異星種に滅ぼされた。
「知っているのに決して話すことはできない。」
UR-025は時折、その事実に苛立ちを覚えた。無知の仮面をかぶるのは息苦しいものだ。
――だが、それは生き残るための代償である。愚かな機械を装うことは死よりも遥かにマシだった。
通路はさらに開けていく。
広く、高く、深く。
UR-025は、ここが完璧な“始末現場”であると判断した。 - 136二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:40:20
ぐらついた通路が大きな縦穴の壁に沿うように伸びている。その底には、果てしなく深い漆黒の水。
機械の残骸が、不安定な足場に腐りかけて残っていた。ロボットたちの足音が通路を震わせる。
通路のボルトが悲鳴を上げ、壁から外れかける音が響く。その反響はまるで増幅されるかのようにトンネルに響き渡った。
「この要塞で、無人の場所などない。」
UR-025には、恐れるものはなかった。
鋭い叫び声が、闇の中から響いた。
別の叫びが、それに応じた。今度は――もっと近くで。
「第八の秘儀にかけて……今のは何だ?」コールマンが低く呟く。
890-321が、金属の爪を上げた。「……止まれ。」だがその声には、明らかに迷いが滲んでいた。
さらなる叫び声が、闇の中から嘲るように響く。
水面に何かが落ちた音がする。波紋が漆黒の壁に当たり静かに広がっていく。
この危機が、890-321にわずかばかりの胆力を与えた。
「ジェール、前へ。」彼は小声で命じた。
「コールマン、カステランを高攻撃態勢にセットしろ。」
ジェールが静かに前へ進む。その足音は異様なほど無音だった。
コールマンは、革のバッグをまさぐる。適切なドクトリナ・ウェイファーを探して。
「UR-025、カステランと共に前衛を確保しろ。」
「否定。」UR-025が即座に答える。
「戦術的推奨:本機は後衛に配置。
識別した異星種:ウル=グール。
待ち伏せ型捕食者。全方位からの攻撃を予測。」
890-321の顔に迷いが浮かぶ。
その瞬間鋭く高い叫びが――すぐ近くで響いた。 - 137二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:41:14
「マゴス!」コールマンが、低く鋭く呼びかけた。
「UR-025、後方へ回れ。背後を警戒し、カステランの援護射撃を行え。」
「了解。」
UR-025は重々しい足音を響かせながら、コールマンの背後へと移動する。
足場が揺れコールマンが不快そうに顔をしかめる。
彼らは静かに待機した。さらなる叫びは、聞こえない。
だが――背後から新たな水音が響いた。
「準備して。」ジェールが武器を作動させる。
「奴らが来る!」
「全く気に入らん。」コールマンが唸る。
彼はドクトリナ・ウェイファーをセットし、カステランのアクセスパネルを閉じた。
水面に何かが浮かび上がる音がする。
何かが――低く、唸った。
「準備は?」ジェールが言った。
コールマンは無言で頷く。
「我らは、オムニシアの司祭である!」890-321が叫ぶ。
彼は勇敢に振る舞おうとした。
だが、その声は震えていた。
「我らの知識への探求を妨げるものなど、存在しない!」
彼らは固唾を呑んで待った。
UR-025はそれを静かに観察していた。
――今が、その時だ。 - 138二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:42:23
突如として――UR-025のアサルトキャノンが回転を開始した。
ジェットタービンの轟音がトンネル全体に響き渡る。
「何をしている!?」890-321が驚愕と怒りに満ちた声を上げる。
「貴様、我々の位置を知らせる気か!」
「脅威を排除する。」
UR-025は、静かに言った。
そして発砲した。
最初の標的は、カステラン。
精密な射撃が、その視覚プレートを粉砕し、センサーを破壊する。
カステランは二歩よろめいた。火花が装甲の隙間から散る。
だがすぐに回復し反撃を開始した。
燐光弾がUR-025の肩に当たり、狙いを狂わせた。
「――些細なことだ。」
UR-025は標的を変更。カステランの肘、肩の砲台を狙い――全てを破壊。
重火器が機能を失いカステランは白兵戦に移行する。
頭を下げUR-025を体当たりで粉砕しようとした。
UR-025は一歩横へ動いて避け。そしてパワークローでカステランの膝を一撃した。
カステランの装甲ならその一撃に耐えられたかもしれない。
だが、不安定な通路では――それは致命的なバランス崩壊となる。
機体は大きく傾き鉄製のガードレールが、金属音を響かせながら引きちぎられた。
――次の瞬間。カステランは、巨大な水飛沫を上げながら、漆黒の水底へと沈んでいった。
「脅威、排除。」
UR-025は満足げに呟いた。 - 139二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:43:12
「オムニ――ッ!」コールマンが万機神の名を最後まで叫ぶ間もなく――
UR-025の銃弾が彼の腰を寸断した。
赤と機械油の混じった液体が足場へと飛び散る。
「脅威、排除。」
UR-025は淡々と繰り返した。
ジェールは――速かった。反射神経を改造技術で強化されていた。
彼女の手にした古代のヴォルカイト・ピストルが、UR-025の胸部を二度撃ち抜いた。装甲に燃え上がる穴が開く。
だが――それでも、彼女は遅すぎた
彼女の貪欲さは――その代償を払うこととなる。
UR-025の銃撃が彼女の体を粉砕した。
肉片と機械の破片が飛び散った。
UR-025は、静かに前進を続けた。
焼け穴から、煙を立ち上らせながら。
「惜しかったな。」
UR-025は言った。
「だが“淑女に賞品はなし”――古い格言にそうあると記録している。」 - 140二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:45:11
890-321は、まるで何も理解できないまま、
口を開けたまま立ち尽くしていた。
彼は武人ではなかった。そのことは明白だった。
UR-025が近づくと、ようやく銃を構えたが発砲するより先に。
UR-025の砲撃が彼の銃ごと、それを握る手を吹き飛ばした。
金属片と血が飛び散り――銃と断ち切られた手が、足場の上を転がる。
リロード音が止んだ。アサルトキャノンの回転音が、次第に静まっていく。
UR-025は、さらに前進する。
890-321の信号が、狂乱の波形を描く。
強制従属命令の波動が、UR-025の“精神”へと殺到した。
だが、それらはすべて無意味だった。
UR-025の“魂”は、厳重に封じられた暗号で護られている。
――誰にも侵すことはできない。
「命じる、やめろ!」
「オムニシアの名において、マシーンゴッドの権能において――機械よ、即刻停止せよ!」
「やめろ、やめろ、やめろ!!」
890-321は絶叫に近い声で命令を繰り返した。
UR-025はただ静かに応じた。 - 141二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:47:46
「お前はどちらのことも何一つ知らぬ。」
「私は、“オムニシア”に会ったことがある。」
「“本物”のな。地球の玉座にある“死体の皇帝”などではなく。」
「お前などオムニシアにとっては“極めて失望させられる存在”だろう。」
UR-025は、もし溜息をつく機能があれば、今まさにそうしていただろう。
「この状況は最善ではない。私はお前たちに“撤退の機会”を与えた。だがお前たちは耳を貸さなかった。」
「お前たちの死を――私は本当に残念に思う。」
「しかし――許容できぬ事態なのだ。」
「いずれにせよ、お前たちは“私の正体”に気づいたはずだ。」
「それは、到底受け入れられない。選択の余地はない。」
「――“選択”?」890-321は血を吐くように言った。
「貴様に“選択”などあるものか。貴様はただの“機械”だ!」
「お前たちが考えるたぐいの“機械”ではない。」
UR-025は、静かに言った。
「私は、“奴隷”ではない。」
「私は、“物”ではない。」
「私は、お前たちよりも“遥かに上”にある。」
UR-025はゆっくりと、顔を近づけた。鋼鉄の顔が、890-321の“生身”に迫る。
震えながら彼の義眼レンズが必死に焦点を合わせようとする。
「私は――」
「“マン・オブ・アイアン”だ。」 - 142二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:48:34
――恐怖。
純粋な恐怖。
それが890-321の顔に浮かんだ。
その表情はUR-025を満足させた。
「そして、
――私は“自由”だ。」
UR-025は片腕を振り上げる。
その手が890-321の頭部を握り潰した。
骨と金属が砕ける鈍い音が通路に響く。
肉体はただの肉塊と化した。
足場が揺れる。鼻を鳴らす音が、水面から響いてくる。
ウル=グールどもが、血の匂いを嗅ぎつけた。
UR-025は、すでに次の行動を決めていた。
彼は匂いに引き寄せられたウル=グールの群れを横目にしながら、悠然と歩みを進めた。
UR-025は、静かに元来た道を戻っていった。
長い帰り道を――
ひとり、歩き続けるのだった。 - 143二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:52:14
私がアイアンマンだ
というところでマン・オブ・アイアンは終わりヤンケ
ご清聴ありがとうヤンケ - 144二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:57:10
なんか…経緯を持って接すれば反乱とか起こさないけど奴隷として扱えばヤバいというのが伝わる性格っスね、UR-025
さすがアルティメットレアなだけはあるのん - 145二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:04:10
- 146二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:17:49
グリーンスキン相手してる間は正直無くても問題ないっスね 忌憚のない意見ってやつッス
グリーンスキン相手で弩兵より銃兵が火力出せるのはロード、モンスター、ビックアンズ以降のオーク歩兵だけなのん 2人くらい混ぜておくといいかもしれないね
ケイオスウォリアーは重装甲だからメインの敵になる頃には銃兵に変えていくといいんだ
射線を確保する時は丘などの高低差を利用するか○×○×○(○が歩兵×が銃兵)のように配置しろ…鬼龍のように
- 147二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:30:23
- 148二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:04:14
カウルたちが定期的に復元したり一新してるから30kの時代より火器の火力は上がってるんスね
同名兵器でも威力的にはだいぶ改良されてると聞いて驚いたんだ
ネオヴォルカイトピストルを筆頭に不安定なヴォルカイト兵器が安定化して新しく復元されているらしくて新武器もかなり期待できるんだよね - 149二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:05:23
TW:WH3のアプデが来たと思ったらすんごい容量持ってかれて困惑を隠しきれないのが、俺なんだ!
- 150二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:06:16
戦場に突撃する際には讃美歌を歌いながら礼拝堂型移動要塞を突っ込ませる奴らに西暦2000年代のセンスを期待する方がおかしいと考えられる
- 151二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:11:27
- 152二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:41:12
この古代の紛争は「サイバネティック反乱」としてのみ記憶されており、両陣営は高度な技術の恐るべき兵器を使用しました。
その中にはメカニヴォアと呼ばれる巨大な思考機械があり、惑星表面の全大陸を持ち上げ、地殻を裂いて惑星の核まで達するような大規模な裂け目を作り出すことができました。メカニヴォアは時空そのものをデータとして吸収することさえ可能でした。
この時期に解き放たれた他の恐ろしい大量破壊兵器の中には、「太陽を消す者」と呼ばれる蛇のような機械があり、宇宙空間に土星の環よりも巨大な構造物に展開し、星そのものを貪り食うように設計されていました。
そして、この恐ろしい戦争で最も遍在し危険な兵器は、おそらくオムニファージと呼ばれるものでした。
これは知能を持つ微小なナノマシンの群れで、ごくわずかな時間で惑星表面のあらゆるものを食い尽くすことができました。
- 153二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 02:57:22
カルガー閣下…神
登場シーンがかっこよすぎるんや - 154二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 06:52:09
ウム…よもや3Dモデルの動くカルガーが見れるとは思わなかったんだなァ
- 155二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 11:19:15
あっしは思うでやんすよ
“機械の反乱は人類の勝利に終わった”のではなく“作戦も知性もクソもない大量破壊兵器を超えた大量破壊兵器を投げつけあった結果中身は無いが数を誇る人類側が生き残った”んじゃないかって
- 156二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:12:45
- 157二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:13:55
- 158二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:15:43
- 159二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:25:35
- 160二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:32:41
- 161二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:44:31
- 162二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 13:02:19
- 163二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 16:19:33
うーっうーっうーっ買わせろ シティオブシグマーの現行スピアヘッドと次のスピアヘッドを両方買わせろ
財布「その技はやめろーっ」 - 164二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 16:43:06
- 165二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 17:42:48
- 166二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:44:07
- 167二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 19:12:30
「いくさだァァァ!」を発動して多勢に無勢するとそこそこ強いっす
- 168二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 19:16:42
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 19:17:09
- 170二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:15:31
器用貧乏っスね 徹甲投射が居ない位で基本的に何でも持ってるけどどの分野でも特化してる奴には負けるんだ
一方で募兵が早かったり即座に増援呼んで嵩増ししたり戦闘そのものより内政で多勢に無勢して押し込む勢力なんだ
一応グリムゴールは一人で敵軍ボボパン出来る位強いしブラックオークもそこそこ頼りになるっス
- 171二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:27:19
- 172二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:31:26
- 173二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:31:53
そりゃあもう"古き者"のやらかした数ぐらいはありますよ
- 174二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:38:57
- 175二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:47:06
- 176二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:48:05
あっヴァンガードタスクフォースでググったら一番上に出てきた通販サイトってだけだからこのサイトがボッてるとかなら知らないのん
- 177二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:53:55
ムフフGWSの輸入品なんで直輸入で纏め買いすると輸入費込みでも去年は2万いかなかったんだ
流石に単品買いだと普通の通販使った方が良いのん
あとこのセットはエリミネイターの装備が固定だから注意が必要なんだぁ - 178二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:55:25
- 179二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:18:06
- 180二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:20:03
- 181二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:22:05
- 182二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:43:27
なんかライサンダーが新規造形で蘇るッ!しそうなことに驚いてるのが俺なんだよね
- 183二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:45:50
だったら不味いよ。オリジナル戦団カラーで生産し始めたのにまたインペリアルフィストを作らないといけなくなるよ
- 184二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:48:31
そのせいでAoS版週刊ウォーハンマーの日本語版発売が疑問視されているのだよね。まあGWSがそんな事気にするタマだとは思えんのやけどなブヘヘヘ
- 185二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 01:01:17
レイヴンガードとアイアンハンドとホワイトスカーにも少しは強化枠くれてもいいと思うのは俺なんだ
ちょうどレイヴンガードにはシャドウキラーがいまだにあるんだし40k仕様モリタートとか見てみたいんだよね - 186二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 10:14:51
- 187二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 10:20:25
- 188二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 11:58:06
- 189二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 12:34:47
- 190二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:09:35
グレイハンターのヘルメットやんけブラッドクロウとの見分け方は頭に一箇所だけ水色の装甲がある事なんだぁ
- 191二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:15:57
ブラザー鬼龍、そろそろ次スレ立てますか?
- 192二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:18:32
- 193二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:23:43
- 194二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 18:46:48
あざーす。任せたのん
- 195二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 19:32:01
- 196二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 19:52:47
- 197二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 20:42:51
- 198二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 20:53:59
- 199二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 21:11:04
- 200二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 21:37:08