安価&ダイス&AIで太閤記もどき

  • 1◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:10:51

    ※このスレの日本史はフィクションのパラレルワールドです。

    ※スレ主の戦国知識はにわかです。


    ──


    天文20年(1551年)。

    尾張「下川村」の貧しい百姓、藤四郎。17歳。

    この乱世、侍になることが“負け犬”の暮らしから抜け出す最善の道だと考え、仕官の旅に出る。


    安価とダイスで彼の行動や領地内外での出来事を決め、その結果をチャットGPTに生成してもらいます。

    >>990までにどこまで出世できるでしょうか。

    目指すは城持ち大名。果ては天下人も夢ではない?

  • 2◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:11:13

    【尾張 下川村】
    ・藤四郎の父(故人)
    ・まさ(母)
    ・もも(姉)
    ・藤四郎
    ・小太郎(弟)
    ・きい(妹)

  • 3◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:11:50

    【尾張】
    大名:小田晴永(おだ はるなが)
    家臣:司馬田晴家(しばた はるいえ)、前原時家(まえばら ときいえ)

    【駿河・遠江・三河】
    大名:品川吉元(しながわ よしもと)
    家臣:松下元保(まつした もとやす)

    【美濃】
    大名:斉藤義達(さいとう よしたつ)
    家臣:稲葉義道(いなば よしみち)

  • 4◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:12:30

    戦国の世、1551年。尾張の「下川村」に生まれた百姓・藤四郎は、貧しい暮らしを抜け出し、侍として出世することを夢見ていた。鍬を振るう日々に別れを告げ、彼は長らく貯めた銭を握りしめて仕官の旅に出る。

    彼が仕官を望むのは、小田晴永の治める尾張か、品川吉元の支配する駿河・遠江・三河か、斉藤義達の治める美濃か。いずれも戦乱に揺れる地であり、力ある者のみが生き残る過酷な時代だ。藤四郎の選択が、彼の運命を決める。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:なし



    下3レスからダイス

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:42:48

    このレスは削除されています

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:43:39

    このレスは削除されています

  • 7◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:47:11

    非現実的な安価は無しとさせていただきます!
    ファンタジー要素のない世界です!

    改めて下3スレで仕官先を決める

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:47:24

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:48:16

    このレスは削除されています

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:50:32

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:51:05

    このレスは削除されています

  • 12◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:53:29

    さっきから説明不足で本当にごめんなさい……!
    仕官先の選択肢は以下の3つからになります!書いてあるところがわかりづらかったですね……

    【尾張】
     大名:小田晴永(おだ はるなが)

    【駿河・遠江・三河】
     大名:品川吉元(しながわ よしもと)

    【美濃】
     大名:斉藤義達(さいとう よしたつ)

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:55:35

    このレスは削除されています

  • 14◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:55:59

    一度建て直しましょうかね。

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:56:00

    ダイスで決める

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:56:12

    斉藤家

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 18:56:26

    イッチが決める

  • 18◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:57:01

    1. >>15

    2. >>16

    3. >>17

    dice1d3=1 (1)

  • 19◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 18:57:52

    ダイスで決めます


    1.小田家

    2.品川家

    3.斉藤家

    dice1d3=1 (1)

  • 20◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 19:03:49

    藤四郎は、小田晴永のもとで仕官することを決意した。
    晴永は改革的な統治と人事を行う風雲児であり、才覚ある者を分け隔てなく登用するとも聞く。身分の低い者でも、腕と知恵があれば取り立てられるかもしれない。
    だが、それでも何も持たぬ藤四郎にとって、己を売り込むことは容易ではないだろう。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:なし



    晴永または小田家臣に仕官するための策
    下3レスからダイス

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:04:22

    家臣の一人をぶっ殺して成り代わる

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:04:55

    最底辺の足軽募集がかかっていたので志願

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:36:27

    父の友人の武芸者に金を渡して紹介状を書いてもらう

  • 24◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 19:37:25

    1. >>21

    2. >>22

    3. >>23

    dice1d3=3 (3)

  • 25◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 19:42:15

    藤四郎の脳裏に浮かんだのは、亡き父の友人であった武芸者「玄蕃」のことだった。玄蕃はかつて剣の腕を頼まれ、小田家の者と親交を持っていたと聞く。

    何も持たぬ自分が武士になろうとすれば、誰かの口添えが必要だ。藤四郎は決意した。手持ちの銭をすべて玄蕃に渡し、代わりに小田家臣の誰かへ自分の紹介状を送ってもらうのだ。

    すぐさま藤四郎は玄蕃の暮らす小さな家へと向かった。道中、頭の中で言葉を選びながら、彼は拳を握りしめる。これが、侍への第一歩になるかもしれないのだから——



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:なし



    下3レスからダイス

  • 26二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:44:37

    「お前のどこが使えると書けばいいんだよ」と言われる

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 19:45:22

    玄蕃は藤四郎の訪問にひどく喜び快く紹介状を書いてくれた
    それどころか暫くの間自分の家で過ごし武芸を学ぶように言ってくれたのだ

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:06:00

    実績の一つもなければという事で玄蕃達と賊の討伐に向かう事に

  • 29◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:11:06

    1. >>26

    2. >>27

    3. >>28

    dice1d3=2 (2)

  • 30◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:18:57

    藤四郎が宮原玄蕃の家を訪れると、意外にも玄蕃は彼の来訪をとても喜んだ。話を聞けば、藤四郎の父と玄蕃は身分を超えた深い友情で結ばれていたという。

    藤四郎が差し出した銭を見た玄蕃は、眉をひそめて首を振った。「そんなものは要らん」と言いながら、快く小田家臣への紹介状を書いてくれた。さらに彼は、「しばらくここに留まり、武芸を学ぶといい」と申し出る。

    突然の厚意に驚きながらも、藤四郎は心から感謝し、玄蕃の家に泊めてもらうことになった。ここで武芸を学び、己を鍛えるのだ。侍になる夢が、少しだけ現実に近づいた気がした。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:宮原玄蕃の家

  • 31◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:20:31

    紹介状の送り先は


    【小田家 家臣】

    1.佐久間信吉

    2.司馬田晴家

    3.前原時家


    dice1d3=2 (2)


    次の展開を下3レスでダイス

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:33:34

    佐久間、司馬田、前原いずれかの手勢の足軽として採用される
    誰の手勢かはダイスで

  • 33二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:37:35

    司馬田直系の兵法家の弟子になり剣術を学ぶことに

  • 34二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:38:15

    農民による一揆が発生、対応を任される

  • 35◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:38:55

    1. >>32

    2. >>33

    3. >>34

    dice1d3=3 (3)

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:40:57

    いきなりだ

  • 37◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:43:05

    一揆の種類は


    1.逃散型:領主の苛斂誅求に耐えられず、村中の百姓が他領に逃亡すること

    2.代表越訴型:村役人などが村民を代表して、年貢の減免や政治の改善を幕府へ願い出すこと

    3.惣百姓一揆:農民が団結して武力蜂起すること

    dice1d3=1 (1)

  • 38◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 20:46:00

    小田家からの返答を待つ藤四郎のもとに、一人の侍がただならぬ様子で駆け込んできた。

    「百姓の一揆じゃ! 其方も来てくれ!」

    叫ぶや否や、玄蕃は立ち上がり、刀を手に取った。藤四郎もその後に続き、「渡村」の手前までたどり着く。しかし、そこには人の気配がなかった。村の百姓たちは、すでに逃散したようだ。

    「藤四郎」
    玄蕃が藤四郎を見つめる。

    「百姓がどこに逃げたか探すのを手伝え。其方も百姓、奴らの考えることが分かるのではないか」

    藤四郎は息をのみ、覚悟を決めた。自らの出自を思い返しながらも、彼は玄蕃の言葉に従い、百姓たちの行方を追うことを承諾した。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:宮原玄蕃の家



    下3レスからダイス

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:48:35

    一揆を逃した罰として追放及び出家を命じられる

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:58:18

    農民の不満は未だ収まらない、民衆を安心させる政策を行うよう命じられる

  • 41二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:03:41

    領主があまりにも無茶な年貢をとっていることが判明
    司馬田に伝える事を約束し村に戻ってもらう

  • 42◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 21:09:34

    >>39

    >>40

    >>41

    dice1d3=2 (2)

  • 43◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 21:24:56

    藤四郎は自らの百姓としての経験と勘を頼りに、渡村の百姓たちが身を潜めている場所を探し出した。村の近くにある廃寺——そこに、険しい目をした百姓たちが集まっていた。

    「なんだ、侍の手先か?」

    藤四郎が言葉を発する前に、荒々しい声が飛んだ。彼らは鍬や鎌を武器代わりにしながら、藤四郎を取り囲む。

    「お前にわしらがここに隠れていることを言われては困る」

    武具をちらつかせ、藤四郎の退路を断つ百姓たち。彼らの目には怒りと恐れが入り混じっていた。話を聞けば、村の負担は重く、取り立てが厳しくなったことへの不満が爆発していたのだ。藤四郎は動揺しながらも、己の立場を考えた——果たして、どうすればよいのか。

  • 44◆C4EXRAEkOg25/03/25(火) 21:25:07

    ---

    その頃、小田家の城内では、小田晴永が家臣たちを厳しく叱責していた。

    「領民を納めるのは武士の役目! その百姓どもが一揆を起こすのは、其方らの怠慢ゆえだ!」

    佐久間信吉、司馬田晴家、前原時家の三人が膝をつき、頭を下げている。晴永は怒りを収めぬまま、厳しく命じた。

    「百姓たちを武力で抑えつけるのは愚策よ! 領民が納得できるよう、安心させる策を考えよ!」

    小田家の今後を左右する決断が、今まさに下されようとしていた——。

    ---
    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:宮原玄蕃の家(現在、一揆勢の中に拘束)

    ---
    下3レスからダイス

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 00:48:33

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 00:52:41

    このレスは削除されています

  • 47二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 00:59:10

    小田家に行ってみる

  • 48二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 01:00:17

    自分が一揆の頭になってみようかな……?

  • 49二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 01:01:13

    どっかから刀を盗んできて自分を立派な侍っぽく見せる

  • 50◆C4EXRAEkOg25/03/26(水) 04:00:55

    1. >>47

    2. >>48

    3. >>49

    dice1d3=2 (2)

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 08:09:51

    一向一揆みたいなもんか

  • 52◆C4EXRAEkOg25/03/26(水) 09:53:48

    藤四郎は状況を冷静に見極めようとした。このままでは、自分の命が危ういだけでなく、侍になるという夢も遠のいてしまう。だが、一揆の頭と対話できれば、事態を改善できるかもしれない——そう考えた。

    「待ってくれ」
    藤四郎はゆっくりと言葉を紡いだ。

    「力任せにやっても、結局は侍に討たれるだけだ。もっと良いやり方があるはずだ」

    すると、一人の男が藤四郎を睨みつけながら前へ出た。髭面に険しい表情の男——一揆の頭、市兵衛だった。

    「ほう……ならばどんな策を持っている?」

    藤四郎は心の中で息をのんだ。この男の信用を得なければ、ここから抜け出すことはできないし、侍への道も遠ざかるばかりだ。

    「俺を仲間に加えてくれ」と、藤四郎は決死の覚悟で申し出た。

    下川村にいたころ、姉のももにはよく言われたものだ——「喧嘩はからっきしなのに、口だけは立つ」と。しかし、今こそその口を使う時だった。
    市兵衛はしばらく考え込むと、やがて笑った。

    「面白い奴だ。よかろう、お前も一揆の主導に加われ」

    こうして藤四郎は、一揆の主導者の一人として迎え入れられることになった。だが、侍になるという夢のためには、うまく立ち回らなければならない——藤四郎はそう強く自戒するのだった。

  • 53◆C4EXRAEkOg25/03/26(水) 09:54:00



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓(現在、一揆の主導者の一人)
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:渡村の廃寺(一揆勢の中)



    下3レスからダイス

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 11:40:28

    小田家から年貢の軽減を約束する起請文を貰ってくることに

  • 55二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:53:25

    年貢の軽減を小田家から断られ、あろうことか謀反をそそのかしたとして責められる

  • 56二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 01:01:11

    なぜか小田家から仕官の話が来た

  • 57◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 04:55:51

    1. >>54

    2. >>55

    3. >>56

    dice1d3=2 (2)

  • 58◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 09:24:45

    年貢の軽減に反対した家臣は

    1.佐久間信吉

    2.司馬田晴家

    3.前原時家

    dice1d3=3 (3)

  • 59◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 09:28:41

    藤四郎は、交渉の場を設けることが最善と考えた。百姓の不満は年貢の重さにある。それを軽減できれば、一揆を収めることができるかもしれない。

    藤四郎の提案に、一揆の主導者の一人・勘六が「お前一人では信用ならん」と言い、見張り役として同行することになった。二人は玄蕃と合流し、小田家の城へと向かった。

    城に着くと、小田家の家臣である佐久間信吉、司馬田晴家、前原時家が対応にあたった。しかし、藤四郎が年貢の軽減を訴えると、前原時家が顔をしかめ、苛立った声を上げた。

    「何を言うか。百姓どもが勝手に騒ぎを起こしておきながら、年貢を軽くしろとは虫が良すぎる!」

    「ですが、このままでは領内の混乱は避けられませぬ……」

    玄蕃が食い下がると、時家はさらに厳しい言葉を投げかけた。

    「そもそも、その藤四郎とやらは渡村の百姓ではあるまい。他村の者が一揆をそそのかしておるのではないか?」

    藤四郎はぎりりと奥歯を噛んだ。これは想定していなかった展開だった。自分の立場をどう弁明するか——藤四郎は言葉を選ばなければならなかった。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓(現在、一揆の主導者の一人)
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:渡村の廃寺(一揆勢の中)



    下3レスからダイス

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 09:31:51

    無実を訴える

  • 61二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 09:34:48

    小田晴永登場、前原を一喝して直接藤四郎の話を聞いてくれる

  • 62二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 17:44:10

    民衆の力なくしては生きていけない事を説くと
    今度は藤四郎の言うことを聞いてくれたぞ

  • 63◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 17:47:30

    1. >>60

    2. >>61

    3. >>62

    dice1d3=3 (3)

  • 64◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 17:55:24

    藤四郎は拳を握りしめ、覚悟を決めた。

    「お言葉ながら、武士は民の力なくしては生きていけぬのではありませんかな?」

    静かながらも力強い言葉に、場の空気が一変した。緊張が走り、佐久間信吉と司馬田晴家が目を見合わせる。

    前原時家はしばらく藤四郎を睨みつけていたが、やがて深く息を吐いた。

    「……否定はせぬ」

    時家の声には苛立ちが残っていたが、その言葉をもって議論は決着した。

    こうして、小田晴永自らが年貢の軽減を約束する起請文を書くことが決まった。これは、百姓たちにとって大きな勝利だった。

  • 65◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 17:55:50

    その後、藤四郎、勘六、玄蕃の三人は起請文を手に廃寺へと戻った。
    廃寺では、市兵衛をはじめとする一揆の百姓たちが、緊張した面持ちで三人の帰りを待っていた。

    「……これが、殿様との約束だ」

    藤四郎が起請文を広げて見せると、百姓たちはざわめき、市兵衛も目を見開いた。

    勘六は、改めて藤四郎をまじまじと見つめ、思わず口にした。

    「……お前、只者じゃあないな」

    市兵衛も同じ思いだった。この若者は、ただの百姓ではない——そう確信させるほどの働きを見せたのだ。

    一方、玄蕃は静かに目を細めていた。
    彼の脳裏には、かつての友である、藤四郎の父の面影が浮かんでいた——。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓(現在、一揆の主導者の一人)
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:渡村の廃寺(一揆勢の中)



    下3レスからダイス

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:01:14

    司馬田から紹介状の返答
    司馬田の小姓に取り立てられる

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:40:08

    玄蕃たちとこれからの方針を話し合う

  • 68二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:41:44

    佐久間信吉に呼び出された

  • 69◆C4EXRAEkOg25/03/27(木) 21:42:40

    1. >>66

    2. >>67

    3. >>68

    dice1d3=2 (2)

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 01:23:13

    このレスは削除されています

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 07:54:28

    このレスは削除されています

  • 72◆C4EXRAEkOg25/03/28(金) 09:16:35

    その夜、玄蕃の家では、藤四郎、玄蕃、勘六の三人は静かに酒を酌み交わしていた。
    勘六は、藤四郎の素性や志を改めて聞き、興味深げに尋ねた。

    「そこまでして侍になりたいのか。武士など民の力なしには生きていけぬと、お前は自分で言っておったのに」

    藤四郎は、少し考えた後にゆっくりと口を開いた。

    「……俺は、下川村の百姓として一生を終えたくはないのだ。確かに、武士も民がいなければ生きられぬ。だが、それでもこの世は武士の世。百姓のままでは、何も変えられぬのも事実じゃろう?」

    藤四郎の言葉に、勘六は黙って考え込むような素振りを見せた。
    玄蕃は静かに盃を口に運び、微笑を浮かべながら言った。

    「ならば、今しばらくここで力を蓄えるといい。お主の行く先が定まるまでな」

    藤四郎は深く頭を下げた。

    それから数日間、藤四郎は玄蕃のもとで武芸の修行を続けながら、家事をこなし、小田家からの返事を待ち続けた。



    1551年
    年齢:17歳
    主君:なし
    位:百姓(現在、玄蕃のもとで武芸を学びながら、小田家からの返事を待つ)
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:玄蕃の家


    下3レスからダイス

  • 73二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:34:08

    このレスは削除されています

  • 74二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:35:02

    司馬田の小姓に取り立ててやると伝えられる

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:36:17

    直々に呼び出された

  • 76◆C4EXRAEkOg25/03/28(金) 18:11:58

    1. >>73

    2. >>74

    3. >>75

    dice1d3=2 (2)

  • 77◆C4EXRAEkOg25/03/28(金) 18:41:36

    ついに、小田家からの返事が届いた。

    「喜べ、藤四郎!」

    玄蕃は満面の笑みを浮かべ、力強く言った。

    「司馬田晴家さまが其方を小姓に取り立ててくださるぞ!」

    藤四郎の心臓が高鳴った。ついに、武士としての第一歩を踏み出せるのだ。

    玄蕃の家を出る際、藤四郎は深々と頭を下げた。

    「玄蕃殿、何から何まで世話になりました」

    「ふん、まだ何も成しておらん。これからが本番よ」

    玄蕃は笑って見送った。

    藤四郎は肩衣に袴を着け、腰に刀を差し、司馬田家の屋敷へと向かった。

  • 78◆C4EXRAEkOg25/03/28(金) 18:42:39

    司馬田家には、晴家の甥・晴豊、佐久間頼政とその弟・康政、司馬田一門の晴政らが仕えていた。

    藤四郎は庭に頭をつき、心からの感謝を述べた。
    縁側に立つ晴家が、落ち着いた口調で語る。

    「本来、小姓になれるのは武家の者に限られておる。しかし、殿が其方のことを聞いて、いたく感心なされた。儂に、其方を小姓に取り立てよとお命じになったのだ」

    藤四郎は驚いた。まさか晴永自身が自分のことを知っていたとは——。

    その後、小姓の部屋へ案内されると、そこには佐久間兄弟の子らをはじめ、同じく小姓として仕える者たちがいた。
    その中の一人、藤四郎より年下の少年——平三郎が、冷たい目で藤四郎を見つめながら言い放つ。

    「言っておくが、儂らは其方のことを『たまたま殿に気に入られた百姓』としか見ておらん」

    彼は鼻を鳴らしながら続ける。

    「小姓に取り立てられたことを身に余る誉と思え。ゆめゆめ図に乗るでないぞ」

    藤四郎は静かに平三郎を見返した。
    これからの道が、決して平坦ではないことを改めて感じながら——。

  • 79◆C4EXRAEkOg25/03/28(金) 18:43:18



    1551年
    年齢:17歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)



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  • 80二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 19:50:28

    小姓達が武術の腕前を見てやると言って苛めてきたので全員コテンパンにしてやった

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 01:42:10

    理由がない限り年貢の軽減を続けてほしいと訴える

  • 82二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 01:42:41

    落武者を発見

  • 83◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 02:54:44

    1. >>80

    2. >>81

    3. >>82

    dice1d3=1 (1)

  • 84◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 08:55:06

    翌日、藤四郎は小姓たちに庭へと呼び出された。

    「お前に、儂らの武芸の腕を見せてやる」

    そう言われ、藤四郎は突然木刀を渡された。
    その瞬間、小姓たちが一斉に木刀を振りかざし、藤四郎に襲いかかる。

    (これは、手合わせなどではない。ただの苛めだ——)

    悪意に満ちた攻撃を受け、藤四郎の中で怒りが燃え上がる。

    「——なめるな!」

    藤四郎は玄蕃から学んだ剣術を駆使し、冷静に相手の動きを見極めた。
    まず一人、勢いよく斬りかかってきた者の腕を弾き、木刀を弾き飛ばす。
    次に、背後から襲いかかろうとした者の足を払う。

    「ぐっ……!」
    「こ、こいつ……!」

    小姓たちは次々と地面に倒れ込み、顔を青ざめさせながら退散していった。
    藤四郎は息を整えながら、その場に立ち尽くす。

    (しまった……)

    今のはやりすぎたかもしれない。彼らがこのことを都合のいいように言いつけたら、自分の立場がなくなる。

  • 85◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 08:55:21



    1551年
    年齢:17歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)



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  • 86二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:15:51

    再戦させられた

  • 87二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:19:36

    落武者を発見

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:49:46

    司馬田の娘が見ていて褒めてくれる

  • 89◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 09:50:29

    1. >>86

    2. >>87

    3. >>88

    dice1d3=2 (2)

  • 90◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:01:51

    ある日、司馬田家の屋敷に玄蕃が訪れた。

    「おお、藤四郎。小姓の暮らしはどうだ?」

    玄蕃は親しげに笑いながら言ったが、すぐに真剣な表情になった。

    「今日は二つの用があって来た。一つは武芸の指南……そしてもう一つは、落武者の話だ」

    藤四郎は興味をそそられた。

    「落武者、でございますか?」

    「そうだ。『武智満秀』という男とその一族だ。美濃で起きた内乱で敗れ、尾張に流れてきたらしい」

    美濃では、先の城主・斉藤道山が息子の義達に攻め込まれ、戦いの末に敗死した。

    「義達は道山に対し、積年の恨みを抱いていたそうだ。満秀は道山に与していたため、命を狙われる身になった」

    藤四郎は黙って聞き入った。

    「そしてな、満秀は今、小田晴永の正室である胡蝶様を頼っておる。胡蝶様は道山の娘……満秀とは旧知の仲ということだ」

    「すると……晴永様は、満秀殿をどうされるのでしょう?」

    玄蕃は腕を組み、渋い顔をした。

    「そこが問題なのだ。殿が満秀を匿うことを義達が知れば、美濃との関係が悪くなる。だが、追い払えば、胡蝶様のお心を傷つけることになる……」

    晴永の決断によって、尾張と美濃の関係が大きく変わるかもしれない。
    藤四郎も、この問題の行方を見守ることにした。

  • 91◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:02:09



    1552年
    年齢:18歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)



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  • 92◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:03:46

    いかん、玄蕃が小田晴永を呼び捨てにしとるw
    安価で拾わないでください。

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:32:00

    小岩嶽城攻略中であった武田信玄の頭上に突如隕石が落下、武田信玄が討死

  • 94二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:34:39

    小岩嶽城攻略中の武田信玄が朝食に飲んだ紅茶で食あたりを起こし討死

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:36:23

    小岩嶽城に侵攻していた武田信玄だが凄い掘り出しモンに気を取られている間に矢に当たり討死

  • 96◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:38:37

    どれ選んでも武田信玄死ぬじゃないですか!!!!

    1. >>93

    2. >>94

    3. >>95

    dice1d3=3 (3)

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:41:58

  • 98◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:52:51

    城の大広間。
    武智満秀が、晴永と胡蝶を前に頭を下げていた。

    「お初にお目にかかります、上総介様。そして、ご機嫌麗しゅうございます、胡蝶様……」

    「道山殿には、かつて幾度も力を貸していただいた。貴殿のことも存じておる」

    晴永はゆっくりと語りかけた。

    「だが、我が小田家が貴殿を受け入れれば、美濃の義達との関係が悪化するのは必至。そのことは、承知であるな?」

    晴永が結論を述べようとしたその時だった。

    「殿!火急の知らせにござる!」

    駆け込んできたのは前原時家だった。
    晴永は少し眉をひそめると、満秀と胡蝶をその場に残し、家臣たちの待つ別の部屋へ移動した。
    そこには司馬田晴家、佐久間信吉らが居並び、緊張した面持ちであった。

  • 99◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:54:18

    「何があった?」

    晴永が問うと、時家が息を整えながら答える。

    「甲斐の竹田春信が、討死したとの報せにございます!」

    「何?」

    「春信は小岩嶽城を攻めていたのですが、戦利品に気を取られていたところを不意打ちの矢にて討たれたとか……」

    「春信ほどの男が、そんな失態を?」

    晴永は少し訝しんだが、事実ならば大きな出来事だった。

    「甲斐の虎が死んだとなれば、その後を巡って竹田家内は大いに乱れるであろう……」

    晴永は盤上に碁石を置くように言葉を紡ぐ。

    「駿河の品川、関東の北條も、この機に乗じて動くはず。尾張の我らも、知らぬ顔ではおられぬ」

    竹田家を中心に、戦国の勢力図が大きく動こうとしていた。

  • 100◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:55:02



    1552年
    年齢:18歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)



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  • 101◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 10:56:39

    こういうのって、首取らないと周りから信用されないんでしたよね。(本能寺の変の光秀)

  • 102二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:02:03

    小笠原長時が武田信玄の討死を好機とし武田領全域の侵攻に成功する

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:05:41

    赤塚の戦いにより信長が疲弊した隙を突き今川義元が上洛の為に尾張の攻略に挑み成功する

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:12:20

    種子島にレーザー銃が伝来する

  • 105◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 11:17:37

    1. >>102

    2. >>103

    dice1d2=1 (1)

  • 106◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 11:27:56

    満秀は尾張に滞在を許されたものの、晴永の家臣として仕官することは認められなかった。かつて道山の懐刀と謳われた彼も、今や母、妻、そしてただ一人の家臣とともに城下で細々と暮らす浪人にすぎない。

    一方、甲斐では竹田春信の死を好機と見た信濃の小笠原長義が、電光石火の勢いで竹田領に侵攻した。竹田家は春信亡き後、後継を巡って内部分裂し、小笠原勢の侵攻に抗うことができなかった。こうして竹田家は滅び、甲斐・信濃は小笠原家の支配下に入った。

    この事態は尾張の小田家にとっても重大だった。

    これまで甲斐の竹田家、駿河・遠江・三河を支配する品川家、関東の北條家の三家は同盟を結び、互いの勢力を維持してきた。しかし、その一角が崩れたことで、品川吉元の今後の動きが読めなくなった。

    小田家にとって、最も近い脅威は品川家だ。品川家が竹田家の旧領へ介入するのか、それとも小田家へ矛先を向けるのか――。

    晴永は城の書院で、碁石を手に取りながら考え込んでいた。

    「品川はどう動く……?」

    隣に座る司馬田晴家も腕を組む。

    「いずれにせよ、我らも手をこまねいているわけにはいきませぬな」

  • 107◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 11:28:52

    一方、城下の小さな長屋では、玄蕃と藤四郎が満秀と向かい合っていた。

    「満秀どの、この先どうされるおつもりか」

    玄蕃が問うと、満秀は苦い顔で杯を傾けた。

    「……今は、母と妻を養うことで精一杯だ。しかし、道山様の無念を晴らす機会があるならば、命を懸ける覚悟はある」

    藤四郎は黙って聞いていた。

    (俺もまた、百姓から侍に取り立てられた身。満秀どのの境遇も、他人事ではない……)

    戦国の嵐が吹き荒れる中、それぞれが己の立場を考えていた。



    1553年
    年齢:19歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)



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  • 108二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:52:05

    長曾我部家が三好家を破り上洛に成功してしまった!

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:59:07

    西洋からワインが輸入される、武田家は小笠原家の許可を得て甲斐で葡萄農家となりワインのトップシェアを誇るようになり徐々にどの大名よりも力を持った豪商となる

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 13:01:13

    領内に百鬼夜行が発生

  • 111◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 13:21:47

    1. >>108

    2. >>109

    dice1d2=1 (1)

  • 112◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 13:41:07

    時は流れ、世は再び大きく動いた。

    京では13代将軍・義照が幕臣・三芳家の襲撃を受け、非業の死を遂げた。その弟・義明は命を狙われ、京を落ち延びる。

    その間、小田家に仕える藤四郎の境遇はほとんど変わらなかった。

    彼は依然として司馬田家の小姓のまま。かつて彼を見下していた平三郎たちは、すでに馬廻に取り立てられ、主君・晴家の側近として働いている。藤四郎はそれを苦々しく思いながらも、どうすることもできず、日々を過ごしていた。

    そんな折、京からさらなる驚くべき報せがもたらされる。

    「土佐の曽我部元綱、上洛す」

  • 113◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 13:42:12

    逃亡していた足利義明が、四国に落ち延びた先で曽我部元綱の庇護を受け、三芳家を討ち果たし、新たな将軍に擁立されたというのだ。

    「つまり、曽我部元綱が幕府を牛耳ることになるのか……!」

    小田晴永は報せを聞くなり、苛立ちを隠さなかった。

    (もし将軍が儂のもとに来て、上洛を果たしておれば、幕府の実権を握ることもできたものを……)

    晴永はこの数年の間、領内の整備に注力していたが、その間に四国の一大勢力が幕府の中枢を掌握してしまったのだ。

    「……これで品川の動きも変わるかもしれませぬな」

    司馬田晴家が呟く。

    品川家はこれまで幕府と一定の関係を持ちながら勢力を拡大してきた。だが、新将軍を擁立した曽我部家が台頭した今、幕府をめぐる駆け引きが新たな局面を迎えることになる。

  • 114◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 13:43:14

    その頃、藤四郎と玄蕃は清洲城の庭先で語り合っていた。

    「藤四郎、お主はこのままでよいのか?」

    玄蕃の問いに、藤四郎は唇を噛む。

    「……よいはずがありませぬ」

    「焦るなとは言わん。だが、時機を見極めねばならぬぞ」

    「分かっております」

    しかし、藤四郎の胸中は穏やかではなかった。
    このまま小姓として燻り続けるのか、それとも新たな道を探すのか——。

  • 115◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 13:44:39

    一方、城下の長屋では、浪人として暮らす満秀が考え込んでいた。

    (義明公が将軍になった……これが何を意味するか)

    彼はかつて美濃の斉藤道山に仕えた身。道山亡き後は流浪し、今は尾張で身を潜めているが、もし新将軍のもとで再び仕官の道が開けるならば——。

    「……おい、秀満」

    長屋の隅で静かに待っていた家臣が、顔を上げた。

    「いかがなさいました、殿」

    「俺たちも、そろそろ動くべき時かもしれぬ」

    戦国の波は、彼らを新たな運命へと導こうとしていた。



    1557年
    年齢:23歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)


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  • 116二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 14:45:48

    満秀の家臣に秀満がいるって事でいい?

    新しい漁法を発明して漁獲量を増やす
    更に食べない魚を肥料にする事で農業生産も増やした

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 18:11:30

    信長がお市の方をどこかへ政略結婚させる

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 19:17:06

    長曾我部が信長に上洛命じて信長ブチギレ

  • 119◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 19:19:17

    満秀の家臣(従兄弟)、混同を避けるため「左馬介」にします。


    1. >>116

    2. >>117

    3. >>118

    dice1d3=3 (3)

  • 120◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 19:24:59

    京では、曽我部元綱が幕政を掌握し、将軍・足利義明を補佐しながら各地の大名に上洛を促していた。
    幕府の権威を回復し、乱世を鎮める——それが元綱の掲げた大義であった。

    そして、ついに小田晴永のもとにも上洛の命が届く。
    その書状を読んだ晴永は、怒りに震えた。

    「土佐の元綱ごときが、儂に臣従せよと申すか!!」

    晴永は書状を握りつぶし、畳に叩きつける。

    傍らに控えていた佐久間信吉と司馬田晴家が、慌てて晴永をなだめた。

    「殿、ご自重を……!」

    「お怒りはもっともにございますが、今は冷静にお考えを」

    晴永は荒い息をつきながら、立ち上がり、城の縁側へと向かった。

  • 121◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 19:26:07

    眼下には広がる尾張の地。

    (儂はここで一介の大名に甘んじるつもりはない……)

    京にいるのは確かに足利の将軍だ。しかし、元綱は土佐の豪族に過ぎなかった男。そんな者に臣従を強いられることが、晴永には到底耐えられなかった。

    だが、ここで上洛を拒めばどうなるか。
    幕府に反抗する大名と見なされ、警戒されることになる。

    加えて、もし元綱が諸国の大名を従え、確固たる権威を築けば、小田家は孤立しかねない。

    「……殿、いかがなさいます?」

    司馬田晴家が静かに問いかける。
    晴永に決断が迫られていた。

  • 122◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 19:26:28



    1558年
    年齢:24歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)


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  • 123二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 19:41:28

    長曾我部と繋がっていた明智光秀と斎藤利三が信長を裏切り討ち取る

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 19:42:49

    信長の尻を突く形で小笠原晴時が尾張へと侵攻を始めた

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 19:45:13

    長曾我部が水軍を用いて尾張を奇襲

  • 126◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 19:49:57

    1. >>123

    2. >>124

    3. >>125

    dice1d3=3 (3)

  • 127◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 20:00:28

    ──永禄二年(1559年)尾張・知多湾──

    小田晴永は、幕府からの上洛要請を突っぱねた。

    それから一年が経ったある日、突如として知多湾に大船団が現れた。
    湾を埋め尽くす軍船。曽我部元綱が率いる水軍が、尾張の海域に布陣したのだ。

    「田舎侍め!奇襲とは、戦さのやり方も知らぬのか!!」

    晴永は拳を握りしめた。

    「……殿、このままでは知多の諸城が脅かされましょう」

    佐久間信吉が進み出る。

    「上洛を拒んだからといって、ここまで早く軍を動かすとは思いませなんだ。これが曽我部元綱のやり口……」

    司馬田晴家が険しい顔で呟いた。

    前原時家も不機嫌そうに言う。

    「だが、奴らが水軍に長けているとはいえ、ここは尾張。陸戦になれば我らが有利にござる」

  • 128◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 20:03:12

    晴永は、知多湾を一望できる丘陵地に布陣し、軍議を開いた。

    その場には、晴永の重臣である佐久間信吉、司馬田晴家、前原時家が揃い、さらに各地の城主たちが集まっていた。
    その中には、晴家の家臣・宮原玄蕃もいた。

    一方、藤四郎は、小姓として主君晴家の警護についている。
    軍議の場に入れる身分では到底ないが、どのような策が練られるのか、固唾を呑んでいた。



    1559年
    年齢:25歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:陣中


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  • 129二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 20:43:03

    南蛮から輸入した最新鋭のアームストロング砲20門で水軍を迎え撃つ

  • 130二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:32:56

    藤四郎と晴家が水軍の砲撃により討死

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:33:50

    明智光秀と斎藤利三が長曾我部側に寝返り信長を討ち取る

  • 132◆C4EXRAEkOg25/03/29(土) 21:36:12

    1. >>129

    2. >>130

    3. >>131

    dice1d3=3 (3)

  • 133二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:21:40

    ついに来たか……

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 08:54:21

    age

  • 135◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 10:30:15

    小田晴永は、知多湾沿岸に迎撃の布陣を敷くことを決めた。
    陸戦に持ち込み、尾張の地の利を活かせば、小田家に勝機があると考えたのだ。

    「敵を海から引きずり出し、陸で叩く——」

    晴永は馬上から家臣たちに檄を飛ばした。だが——。

    パァンッ! パァンッ!

    甲高い銃声が、陣中に鳴り響いた。

    「——ッ!」

    馬上の晴永の体がのけぞり、続く瞬間、彼は馬から転げ落ちた。

    「殿!!」

    主君の突然の被弾に、家臣たちは狼狽した。

  • 136◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 10:31:09

    藤四郎は反射的に周囲を見渡した。
    その時——。遠く、丘の上で火縄銃を抱え、逃げていく二つの人影が見えた。

    藤四郎の胸に衝撃が走る。

    (あれは——!)

    見間違いでなければ、あの二人は——。武智満秀と、その家臣——。
    なぜ、満秀が晴永を狙撃したのか?藤四郎の脳裏に疑念が渦巻く。

    だが、今はそれよりも。藤四郎はすぐに司馬田晴家に報告した。

    「殿! あそこに種子島を持って逃げる者たちがいます! あれを!」

    晴家はすぐに反応し、兵たちに命じる。

    「追え! そ奴らを逃がすな!!」

    兵たちが丘の方へ駆け出した。

  • 137◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 10:32:11

    晴永はすぐに運ばれ、治療が試みられたが、銃弾は致命傷だった。
    家臣たちは、動揺を抑えきれない。

    「殿……」

    佐久間信吉は拳を握り締め、苦々しい表情を浮かべる。
    前原時家は悔しげに地面を叩いた。
    司馬田晴家も険しい顔で沈黙していた。

    一方で、藤四郎の胸には別の不安があった。
    小田晴永が助からなければ、この戦はどうなる?
    小田家の未来は?
    そして、自分の立場は——?

    藤四郎は自らの運命が、大きく揺れ動くのを感じていた。



    1559年
    年齢:25歳
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:陣中


    下3レスからダイス

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 10:35:27

    一時的に降伏して機を伺う(晴永の遺言)

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:20:03
  • 140二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:21:16

    騒ぎに乗じて小笠原軍が尾張に侵攻、小笠原は長曾我部に恩を売る気のようだ

  • 141◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:23:29

    1. >>138

    2. >>130

    3. >>140

    dice1d3=2 (2)

  • 142◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:23:42

    終わったやんけ!!!!

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:27:19

    エピローグ書いてリトライ行こう

  • 144◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:31:24

    「構わぬ……曽我部を陸に誘き寄せい……!撃たれたのは影武者じゃ……! 何を案ずることがある……!」

    傷つきながらも、晴永は声を振り絞った。

    家臣たちは一瞬、驚きの表情を見せたが、戦の最中、主君の言葉に逆らう者はいない。

    司馬田晴家は即座に動いた。

    「一番槍はこの儂じゃ! 続けぇっ!!」

    「おおおおお!!!」

    鬨の声を上げ、晴家勢は海岸へと突撃した。

    藤四郎も覚悟を決める。晴家の護衛として、その背に続いた。
    ところが——。

  • 145◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:32:08

    ズドォォォン!!!

    突如、軍船から砲撃が放たれた。
    海岸に駆ける小田軍の陣列が、爆風に飲まれる。

    「うおおお!!」

    兵たちが吹き飛ばされ、砂煙が立ち上る。

    砲撃は続く。

    ズドォォォン!! ズドォォォン!!

    まるで地鳴りのように響く砲撃音。それは、遠く本陣にも届いていた……

    (BAD END)

  • 146◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:33:25

    藤四郎の最終キャリア



    享年:25歳 (1559年)
    主君:司馬田晴家
    位:小姓
    家中:妻0 / 男子0 / 女子0 / 家臣0
    石高:0
    居住:司馬田家屋敷(小姓部屋)

  • 147◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:33:58

    ……リトライ用のスレ立てますわ。

  • 148◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:39:46

    次も木下藤吉郎がモデルでいいでしょうか?松平元康にする手もありますが。

  • 149二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:41:14

    このレスは削除されています

  • 150◆C4EXRAEkOg25/03/30(日) 13:57:17

オススメ

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