- 1◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:43:55
- 2◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:44:28
【前スレ】
【R-18】ここだけ3勢力入り乱れ惑星外性生物と戦うリアルロボットSFな世界【のんびり進行】|あにまん掲示板襲来した異星人!侵略されるエネルギー資源!存亡の危機に晒されてなお人類は……未だ一つになり切れず、壮大な内ゲバを繰り広げ続けていた!!【出来れば読んでいただきたい世界観および初期設定集(テレグラフ)(…bbs.animanch.com【禁止事項】
・無敵ムーブ(戦闘でダメージを受けない、回避し続ける、など)
・必要性の認められない確定ロール
・相手PLが嫌がっていることを強要する行為(特にR-18関連はデリケートなところなので扱いには気を付けて、事前相談忘れずに)
【世界観やパワーバランスを保つ上での禁止事項】
・版権設定の利用
・「地形を変えられる火力」を個人で設定し所有すること
・3勢力(K.I社、人自連、デスペラード)+インベイドよりも立場や規模が大きい勢力を設定すること
・なんでも高い水準で出来るキャラ、なんでも高い水準で出来る機体禁止(他の人の活躍機会を奪いかねないため)
・メタネタ禁止(「この世界は作り物だ~」や背後さんへの言及をキャラの目線で発言させるなど)
- 3◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:44:58
Q1:参加してぇ!けど事前のキャラ登録って必須なの?テンプレはある?
A1:キャラシはあった方が色々スムーズだとは思うけど、無くても規約的なNGムーブさえしなけりゃ参加はOKだぜ!
テンプレらしいテンプレは特に無い(めんどうくさかった)からテレグラフなりで各自好きな様に書きたいこと書いてくれ!
↑の初期設定集から飛んだ先にあるスレ主のキャラシからテンプレとして項目を引用しても大丈夫だぜ!
Q2:キャラは1参加者につき何人まで?
A2:何人でもOKだぜ!複数陣営あるし下手に制限設けたらスカスカになるのが目に見えてるから……好きな様に作ってくれ!
Q3:コテハン(トリップ)は必須なの?
A3:必須じゃないぜ!でもトリップが無いってことはなりすましや乗っ取りが出ても判別方法が無いってことでもあるから、自衛手段としてコテハンを持っておくのは無難だぜ!
Q4:スレタイにR-18表記があるけどエロスレなの?
A4:一般誌のエロ描写とか元ネタ一般作品のエロ同人好き? 俺は好きなの……
エロメインじゃないけど「エロいことも割と自由に描写して良い」スレだから苦手な人がミスッて踏まない様に一応表記しているぜ!
「猥談耐性はあるけど自キャラにエロルさすのはなぁ……」って人でもOK、「自分は露骨なエロやりたくないです」って言っておけば良いぜ!
Q5:設定集に目通したけどなんか既視感ある設定ばっかりだな?
A5:へへっ - 4◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:45:31
- 5◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:46:12
(※埋め荒らし食らいましたので建て直しです!)
- 6◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:46:27
(※>>10まで保守します!)
- 7◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:46:44
(※保)
- 8◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:46:55
(※守)
- 9◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:47:09
(※終)
- 10◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 19:47:23
(※了!)
- 11マルタ◆KPwoT407kA25/03/25(火) 19:48:38
(立て乙です)
【ヴァルハラテック自地区内にて】
ふぃぃ…やっぱギプスのない生活ってのは快適でいいねぇ〜! - 12アリソン◆PPyRfvMZl625/03/25(火) 20:21:49
前スレ>>163
「これで気に入ってんだよ、手に馴染んだカスタムだ、余計な改修はされたくない」
【飴玉の様な赤色の塗装は、損傷を受けてところどころが剥がれ落ちている、それすらも愛おしそうに鋼鉄の肌を撫でる彼女の腕もまた、鋼の色に艶めいていた】
【疲労の滲む枯れた声、続けて小さく咳込む、メンテナンスが必要なのはアリソンの身体もそうだろう】
【サイバネの手入れ、十分な休息と、栄養が必要だ】
「……随分と親切にしてくれるじゃねェか、媚びたってアタシのことは飼えねぇぞ?
まぁ、格安でレンタルさせてくれるってんならキャンディの不在を埋める程度には役立ててやる」
【機体のレンタル、成程、それはきっとデータ収集の為の実戦テストも兼ねているのだろうが】
【いずれにせよ、ここから帰るのに彼女らの助けが欲しいのも事実、潰れたタバコケースから何とか無事な一本を見つけ出すと、愛機の座席に深々と腰を落ち着けた】
【ひとまず、今にも噛み付かんばかりの獰猛な気配は仕舞い込んで】
「エスコート、よろしく?」
- 13◆KPwoT407kA25/03/26(水) 00:46:05
- 14アリソン◆PPyRfvMZl625/03/26(水) 09:33:11
- 15アカネ◆fDey8JUvvk25/03/26(水) 09:40:43
……はあ?
【アカネは思わず顔を顰める】
【通信が途絶した人自連所属企業のとある工廠の調査依頼……そんなものが人自連の不特定多数に向けて告知されていた】
こういう時こそ足並みを揃えるべきでしょうに。
【至極真っ当なことを口にするが、それができたら苦労はしないのが人間の性である】 - 16◆KPwoT407kA25/03/26(水) 11:02:08
- 17アリソン◆PPyRfvMZl625/03/26(水) 11:50:11
【電源が落ち、暗転したモニターから伝わるものは無い、座席越しの緩やかな振動だけが彼女に機体が輸送機に積み込まれて移動する姿を想像させた】
【煙草に火を灯す、暗闇に漂う紫色の煙、移動の間の貴重な一本を早々に終わらせてしまわぬ様にゆっくりと呼吸をする】
【これからすべきことは山ほどある、ホンルゥへの依頼終了報告、及び彼らに提供された試作兵器の実戦データ、肉体のメンテナンス、それ以外にも】
【束の間の微睡みだ、決して広いとは言えないコックピットで、目いっぱいに脚を伸ばして瞼を閉じる】
「ふぁ……」
【アリソンはそうして一時の眠りに落ち、目が覚める頃には────────────────】
(※はーい!ではヴァルハラテック自治区に到着したところから描写よろしくお頼みもうします!)
- 18ウルヴィ◆xZJxX8ZGsA25/03/26(水) 17:51:17
「んーぅ…」
【セーフハウス兼ガレージで端末を弄っている。ばら撒き依頼の数々を指で流して、ため息をついた】
「どうしよーーね?」
【愛機に語りかけるようにウルヴィは呟く。デスペラードの独立傭兵だからと言って、依頼の連絡がここまで無いのはあまりない。企業に属していない都合の良い駒というのは、それだけで一定の価値があるものだ。きな臭いインベイドの群れへと突っ込ませて様子を見たり、表立ってはできない企業同士の“嫌がらせ”や“茶番”に至るまで】
「はぁ」
【ばら撒き依頼にも大したものはなく、そもそも生活に窮しているわけでもない。つまるところ無理に依頼を引き受ける理由はないのだが、退屈というものだ。何か来ないかと一縷の望みをかけて、少女は更新ボタンを連打していた】 - 19二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:12:39
「………K.I社の海中コロニー計画?また奇特な構想だな。何の為にそんな所にコロニーを建設するんだか」
「ほら、新型のインベイド。絨毯爆撃してくる個体群への対策らしい。水中で活動してるのは今はまだ採掘兵級が精々だからな」
「果たして上手く行くのかねぇ?結局デスペラードにも依頼してるんだろう、何か裏があるんじゃないか?────水中戦に適応したインベイドとか」 - 20◆KPwoT407kA25/03/26(水) 22:12:06
【ヴァルハラテック自地区内研究所。そこのメンテナンスプラントにてこちらに用意出来る最大限の設備で望み通りのメンテナンスを受けることができるだろう】
【それを終えた後、1人の研究者が現れる】
…もっとババアが出てくるかと思った?残念ながら『ワーグナーモデル』に載せてる子達より一回りくらい歳食ってるだけのしがないエンジニアだよ
【紛うことなき、通信で聞いた声の主だ】
私はミカエラ・オルソン。手短に行こっか
元々のBFはなるべく元通りに修繕するとして…レンタルしてもらいたいのは商品化予定の完全自社製BF…そのマスプロダクトモデルだよ
要望があるならどういった方向性のカスタムをご所望か受け付けるよ?パイロットの望みに応えられる性能を与える。それこそが研究者の至福だからね
- 21ミハエル◆j28rRKKOSY25/03/27(木) 03:52:36
前スレ>>164
【ヴァルハラテック自治区内のとある修理工場、真新しい履帯を装備し各部の装甲も傷一つ無い新品となった愛機に頬擦りしている青年の姿がそこにあった、】
「やっぱり新しいパーツってのは良いもんだなぁ!、ウィルヘルミナ!」
【しばらく機体に抱きついた後、工場を後にすると自治区内を歩き回りながら周囲の会話に耳を澄ます、物を送りたい人や何処かに行きたいという話題まで、仕事の種を探して道を歩き酒場や店を巡る】
「良さげな依頼は無い……か、どれも小銭稼ぎにしかならなそうだしなぁ」
【自治区の半分を歩き回った後、疲れた足と空きっ腹を抱えて入った店でぼやく、リュックから出した端末を見るがそこにもめぼしい依頼が無い事を確認すると、丁度運ばれて来たステーキにナイフを入れる】
「まあそのうち仕事が見つかるだろ、明日は明日の風が吹くってやつだ」
- 22アリソン◆PPyRfvMZl625/03/27(木) 12:04:25
【住み慣れた愛機のコックピットに一時の別れ、最低限の整備を終えた鋼の左腕をギプスで固定し、研究所の白い廊下に備え付けられたベンチに腰を下ろす】
【ニコチン切れの些か不機嫌そうな頃合い、“煙草は無いが代わりに”と渡された棒キャンディーを咥えた歯の間からちらつかせて】
【頬杖を突き眼下から睨み付ける様な視線】
「アリソン・キャラドール、傭兵だ、この体になって15年は戦ってる」
【交戦記録は既に見聞きしているのだろう、わざわざ名乗らずとも良い筈なのに名乗ったのは、うら若きエンジニアと長い間戦場の最前線に飛び続けている傭兵の間にある一線を明確にする為でもあり】
・・・
【そうした言葉の端からわざと覗かせる敵愾心によって、“自分は如何なる理由や立場があろうとも子供を戦場に立たせる人間は嫌いだし、信用しない”という牽制をする為でもあった】
「話が早いのは助かるな、プロフェッサー・ミカエラ。
一つ、余計な武装はいらねぇ、白兵戦向けの武器と最低限の火器があれば良い……今回の任務じゃあ先方の頼みだったからガラじゃねぇ大砲担いだが、本当はああいうのは得意じゃないんだ
二つ、多少バランスが崩れても良いから、粒子タンクを増設するなり単独航続可能時間を確保しろ、動きたい時に如何に身軽に動けるかが傭兵のキモだからな」
- 23二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:55:24
混ざれるかね…今から…
- 24◆PPyRfvMZl625/03/27(木) 19:04:12
(※今からも何も、まだまだ始まったばかりのスレでございますのでお気楽に!よろしければ↓の裏スレにもどうぞ!)
【R-18】ここだけ3勢力入り乱れ惑星外性生物と戦うリアルロボットSFな世界【の裏スレ】|あにまん掲示板夢のエネルギーをただのご飯にしちまう異星人!ここぞとばかりに人類の覇権を握ろうとする大企業!惑星(※地球じゃないよ)がヤベェ!!……な「ここ3ロボSF」スレの裏スレ、設定スレです【出来れば読んでいただ…bbs.animanch.com - 25二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 19:07:27
ありがとうございまぅ…
- 26二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:34:32
このレスは削除されています
- 27アンドモアUNKNOWN0-125/03/28(金) 07:30:35
「拾ってなおしゃ~金になる~」
【大破したBFを拾う四つ足のパイロットはふと口ずさむ】 【スカベンジャーである
ドーザーはその内容をよく見る。そんな仕事好きでやるやつはとてもよくない】 「今なんかいたな...
スキャン...一体か、当面はSF-R系列か...遊んでやるよ...」
【懸架してあるブーケを左腕に装備し、ブーストトルの為にエンジンを温める】
【出来たましくなる接近警報】
「ブーケトスしてやるよぉぉ‼」
【クイックターンで後方へ振り返り、怖くてきたデスペラードのSHINONOMEの胴にブーケをぶち当てる】
「泣くなよぉ!同じデスペラードのくせよぉぉぉ!」
【ブーケをもろにくらったSHINONOMEのパイロットは断末魔を叫ぶがアンドモア重視は最多にも似た知覚を興奮剤以上の物はないのだ】 - 28UNKNOWN0-125/03/28(金) 10:08:06
誤字確認をちゃんとしてから上げ直したのに誤字がある…なんで…
- 29One987DELL25/03/28(金) 10:36:13
よくありますよね…確認してOKだと思ったら誤字があったってのは…
- 30アンドモアUNKNOWN0-125/03/28(金) 15:20:48
【ブーケで切り飛ばしたデスペラードであったものも一緒に回収する】
「ふんふんふん〜楽しいねぇ〜スカベンジャーはぁ!」
【後ろに引いているコンテナが満載になった】
「あー…もーしもしー聞こえてるー?今から帰るよ〜いいのも拾えたしさーぁ。」
【オペレーターに帰投連絡をする】
「アンドモア、本日はどうなさいますか?」
【オペレーターは確認をする。】
「いやー今日は大丈夫だよぉ、サプライズを楽しませてもらったしさぁあ。」
「わかりました、では帰投後に回収したものをファクトリーの倉庫まで搬入お願いしますね。」
「あれぇ?今はみんな出払ってるの?」
「いえ、休息中なので搬入まではやってもらおうかと。」
「リョーかいっ。んじゃスレイブスプートニク、安全に気をつけて帰りまーす。」
【オペレーターとの通信を終え、アンドモアは帰路につく】 - 31◆KPwoT407kA25/03/28(金) 16:47:22
白兵装備とそこそこの火器、それと稼働時間優先ね…オッケーオッケー
じゃあキャンディボールちゃんの武装傾向も踏襲してって…粒子タンクね、とりあえず機動のジャマにならない程度に増設しとくけど物足りなかったら適宜相談してねー増設しちゃうから
【カタカタとモニターに情報が書き込まれていく】
あ、そうだ…素体に使うR/W-N01【ヴァルキリー】の簡単な解説をさせてもらうとこないだからウチから発進させてってる新型BFのデータを下に“普通の傭兵に売れる程度”まで性能のデチューンとコストカットを施した量産モデルだよ。パイロットシートは神経接続のレスポンスを人並みにまで抑えた接続式、もしくは非接続式の双方に対応してある。
試作型はうちでのバックアップ体制を前提として稼働時間については全く考慮には入れてなかったんだけども…市販品はコストカットの賜物でそこら辺も改善されてる。んでんでカスタマイズ性もバツグンに絶好調で…あ、とりま装甲を薄くして機動力優先でオッケーかな?
- 32ヴァンガード25/03/28(金) 19:39:13
「撃ぇ!」
男が操縦桿の引き金を引くと、240mmレールキャノンから、けたたましい射出音が鳴り、数秒後に大地を揺らす轟音と爆煙が前方のインベイドの群れを包む。爆煙が晴れるとインベイドだったものの残骸を望遠で観測した。
「目標に命中、次弾装填。弾種、粒子炸裂弾」
モニターパネルのUIに装填された弾種が表示され、粒子炸裂弾である事を確認する。
残骸の奥からゾロゾロとインベイドが蠢いているのが見える。
「撃ぇ!」
再度射出音の数秒後に轟音が聞こえるが、今回はそこに青白い花火のような爆発が見える。あまりに眩しい閃光にサンライズは自動で遮光を行った。閃光が止んだ後、男は少し暗い画面でインベイドのいた場所のクレーターに降り注ぐキラキラと光る粒子を無邪気な少年の顔で見ていた
[粒子残量40%]
ヴァンガードはサンライズからのシステムメッセージで我に返る。
「ヴァンガード、帰投する。」
ゆっくりと反転して無限軌道で大地を踏みしめながらサンライズは人自連のコロニーへ向かった。
男は帰りたくなかった。また白衣を着た連中に自分の居場所から引きずり出されるからである。だがこの居場所はその白衣を着た連中の所に帰らないと安全であり続けれないのだ。 - 333225/03/28(金) 19:40:35
大変勝手ながらヴァンガードをエミュってみましたが…UNKNOWN0-1さん的には大丈夫でしたでしょうか?
- 34アリソン◆PPyRfvMZl625/03/28(金) 20:47:49
「ああ、致命的にならない部分、要らねぇ装甲は剥がして良い。
どうせ一定以上の大型インベイドの攻撃を食らえば、生半可な装甲なんざ無意味だからな」
【まるで我が子を自慢するかの様な、或いはこのままレンタルと言わず機体を購入までさせたい営業マンの様な】
【嬉々とした流麗な語り口に、カリ、カリ、と飴玉を砕く小さな咀嚼音を響かせながら、自分に必要な情報だけに聴覚を傾ける】
【────────それにしても】
(研究者って連中は何処でもこうなのかねぇ、まあ、コイツらにとっては機械が“子供”みたいなモンに思えているのか……)
- 35アンドモアUNKNOW0-125/03/28(金) 21:08:12
【視界の端で閃光を捉え、轟音を聞く】
「今の音…レールキャノンか…アンジー、対インベイド用ストラクチャー使用は今日か?」
【アンドモアはオペレーターに聞く】
「いえ、そのような連絡は…どうかなさいましたか?」
「いや、さっき粒子炸裂弾の閃光が見えた。あんなもんを撃てるのはストラクチャーくらいしかないと思ったが…オーガフレームで粒子炸裂弾を投射できる砲身は装備できるか?」
「アンドモア、貴方は以前その事に言及していたと思いますが。あんなものはオーガでも持てないと。」
「あぁアンジー、やっぱりそうだよな。だがストラクチャーみたいに景気よく粒子をばらまいてるいないんだ。一体なんだあれ?」
「とにかく先程の爆発でインベイドが寄ってきています。早期離脱を」
「了解。」
【アンドモアは足早にその場を去った】
- 36ヴァンガード25/03/29(土) 22:32:34
男は帰路の途中、2時方向の稜線に土煙を見た。すぐさま望遠で確認する。瞬間、サンライズは大きく揺れた。
『许多敌人性反应,在近接兵装的排除。』
OS側も肉薄される、ましてやインベイドに張り付かれるとこを想定させるわけがないので、桜空特有のアラートメッセージが読み上げられた。
「なっ......」
近接兵装など搭載されていないサンライズを駆る為に調整されている男にとって、近接戦闘は全くといっていいほど、未知の世界であった。
「あっ.....あぁ...あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
そしてそのことは男を発狂させるには十分すぎる負荷であった。
その時男は何を思ったのか、左装備の150mmナパームを進行方向に放ち、炸裂させた。瞬く間にサンライズはまとわりつく粘性の炎につつまれた。外装にかじりついていたインベイドも当然炎に巻かれ、剝がれ落ちた。
「くたばれ...っ!!」
男は燃えているインベイドに38mmを叩き込む。操縦桿を握る手の震えは止まらない。男の精神は死神を迎え入れたのか、恐怖が電気信号として全身をはい回る。
『残弾なし、パージします。』
38mmを固定していたボルトの破砕音で意識が帰ってきた。辺りを見渡す。焼死したインベイドが転がっていた。
- 37ミハエル◆j28rRKKOSY25/03/29(土) 23:57:12
「これは……クロノスからの指名?」
【コクピットで出発の準備をしている最中に届いた一通のメール、差出人を確認すればこの世界最大の企業からのもの、背中に寒い物を感じながらもそれを開く】
「空中投下される品をピックアップして目的地に届けるか、なんでそのまま運ばないとか自前の輸送隊にやらせないのかって疑問はあるが……」
【依頼の報酬欄にはかなりの額の数字が踊る、それに目的地はクロノスのコロニーでも有数の規模を誇る、そんな場所なら探している情報もあるだろう、そう頭の中で自分を説得すると怪しげな依頼に返信し機体に火を入れる】
「仕事の開始だな、行こうぜ相棒!」