戯言考察──Sheside outside

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:58:26

    前回のスイーツ部イベントのアライブ考察でアケミについて触れたので、勢いでこちらの考察も書いちゃいます。このイベントももしかしたら当事者のいない歴史イベントの可能性あり


    前回考察

    戯言考察──-ive aLIVE!|あにまん掲示板今回はスイーツ部の「-ive aLIVE!」の考察です。現状キャラの元ネタはそこそこ推測できているのに、イベント自体は何をイメージしているのかはふわふわです。前回考察https://bbs.anima…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:59:35

    >>1

    まずおさらいとして

    1.アリスクはエノク書に登場する巨人「ネフィリム」の父である堕天使集団「グリゴリ」である

    2.サオリの生徒テクスチャは「フェべ」である

    3.アケミの神秘はバスク神話の巨人「ジェンティル」である

    これを前提に話します。

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 20:59:58

    >>2

    本イベントにアケミが登場うしたのは巨人繋がりだったとベアトリーチェ・アリスク考察の際に話しました。

    戯言考察──アリスクとベアトリーチェ元ネタ|あにまん掲示板今回はイベント考察ではなくゲマトリア:ベアトリーチェとその副産物としてアリスク+アズサの考察です地下生活者の元ネタがプトレマイオス12世であることは有名だけど、他のゲマトリアの掘り下げはあまり聞かなか…bbs.animanch.com

    それでもグリゴリとネフィリムが直接敵対したことはなく(ネフィリムはノアの洪水で全滅)少し強引でした。

    しかしアケミの神秘がジェンティルだったら少し話が変わります。

    https://bbs.animanch.com/board/4727911/?res=21

    ジェンティルはキリストの到来による明るい星の出現に合わせ地下へと姿を消したとされています。そしてサオリの生徒テクスチャフェべは使徒パウロの執事という当然のキリシタン。そして名前の意味は「輝き」です。ジェンティルが退散するのは当然の結果だったといえます。

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:00:46

    >>3

    というわけで前座を終え、本イベントの考察に入りましょう。元ネタとなったのは「カール大帝」の関わった「ロンスヴォーの戦い」、さらにそれを元に書かれた叙事詩「ローランの歌」だと思われます。

    ロンスヴォーの戦い - Wikipediaja.wikipedia.org
    ローランの歌 - Wikipediaja.wikipedia.org
  • 5二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:01:18

    >>4

    ロンスヴォーはカール大帝が唯一敗北した戦い。遠征中に反乱の知らせが入り撤退中のフランク王国は、その道中で敵対勢力と協力関係になりそうだったバスクの街に攻撃を仕掛けた。それに蜂起したバスク軍は、撤退中のフランツ王国軍に奇襲を仕掛ける。

    カールは殿としてブリターニュ辺境伯「ローラン」を置いていくが、ローランはこの戦いで殉職・フランツ軍の敗北に終わる。

    アケミの神秘ジェンティルはこの戦いで岩を投げてバスク軍の勝利に貢献したという逸話が残されている。

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:01:48

    >>5

    一方この戦いから生み出された物語「ローランの歌」について。こちらでは戦いの相手がバスク軍からイスラム帝国に書き換えられている。バスク軍なら

    ばスイーツ部が関わってきそうだが、ローランの歌が元ネタであればスイーツ部が出てこないことに説明がつく。

    こちらの戦いではローランは劣勢であっても援軍を呼ばず、群の壊滅寸前にようやく援軍を呼ぶ角笛「オリファン」を吹く。

    最初に一人で戦うがアリスク全員が敵に回ったことでスケバンの援助を受ける展開はこれが元ネタだろう。アケミのスケバンの呼吸も角笛が元ネタかもしれない。ローランは角笛を力強く吹いて耳から脳漿が飛び出したとされる。アケミも呼吸を使ってふらついていた。

    ダンテの神曲ではローランの魂は天国煮るとされる。ベアトリーチェからの神曲が関わってくるのもアリスクとの対比なのだろう。

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:02:23

    >>6

    もうひとつ、ローラン「Errolan」はカタロニア語で「巨人」という意味になる。

    ローラン (シャルルマーニュ伝説) - Wikipediaja.wikipedia.org

    アケミのペットのカルレスもカタロニア語で「カール」を意味する。

    そしてバスク語の「erraaldoi(巨大、巨人)」という単語は「Errolan」に由来しているという。

    『狂えるオルランド』では、素手で人間を引き裂く怪力に、全身が金剛石と同程度の強度をもち、刃を受け付けない。唯一傷を負う可能性があるのは足の裏のみ(第11歌49節)という設定となっている。海魔・オルクを純粋な力技でねじ伏せて退治するなど常軌を逸するほどの戦闘能力を発揮している。

    このことからアケミの元ネタはローランの可能性がある。それが生徒テクスチャとして史実のローランか、神秘としてのフィクションのローランかはわからないけど、スイーツ部と直接関連がないとすると神秘ジェンティルと交換になるのかも。

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:02:56

    >>7

    そのほか10スレ保守がてらニヤニヤ教授の考察

    ヘイローの形が表すのは三日月とそれに刺さる3本の針と中央円

    本来突き刺さっている針は円がなければ中央で重なり*状だったのではと考え、惑星記号からアンフィトテリアと仮定。この小惑星はロンドンの天文台で発見された。

    それで、アンフィトテリアの語源となったのがギリシャ神話の「アムピトリーテー」

    アムピトリーテー - Wikipediaja.wikipedia.org

    ポセイドンの妃で海の女王。ホメロスのオデュッセイアでは海の怪物を従えるとされている。7囚人を海魔に見立てている

    はじめはポセイドンの求婚を嫌って海の西の果て、アトラスの元に逃げる。しかしポセイドンの使いであるイルカが見つけ出し、トリーテは説得に応じてポセイドンと婚約し、イルカはイルカ座として召し上げられる。

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:03:28

    >>8

    ヘイローの円はビリヤードの1番ボール。ヤードからロンドン警察(モリアーティ要素)。ビリは蔑みの意味のビリと掛けている。ミレニアムエキスポがロンドンで開催された第一回国際万博・本イベントでのDJ要素はロンドンがアーバンミュージックの中心という点で教授の関わるイベントにロンドンがある可能性がある。

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:06:34

    >>9

    本イベントのヘルメット団要素はびしょびしょが水鉄砲の大界に参加していたことからサルデーニャ人関連。5000人程度の小さなコロニーで定住しているとのこと。

    スケバンはローマに関連していると考察してきたが、本イベントのスケバンはフランツ王国でヒナナツ登場の破茶滅茶の元ネタのローマから一転してキリスト教を受け入れた時代のローマと思われる。

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/25(火) 21:07:13

    >>10

    エキスポに登場した機械犬について。元ネタはもしかしたらオデュッセイアの「アルゴス」かもしれない。

    Argos (dog) - Wikipediaen.wikipedia.org

    セイアが被っていた段ボールアルギニンボックス。アルギニンの略号はARG。ビッグシスターアルゴリズムなど「アルゴ」。スミレの神秘イオはヘラに牛に変えられたあと、木につながれ百眼の巨人「アルゴス・パノプテス」に監視されていた。パノプテスが犬とする伝承もある。ロボット犬がスミレと並走してスミレを怒らせるシーンが広場で見られた。また、アイリが言うには降臨大祭にも犬はいたらしく、この祭りはオデュッセイア校発祥。

    トロイア戦争で戦士したと偽装して帰郷したオデッセイスを見抜き出迎える。しかし老齢と病気により瀕死の状態であり、かつオデッセイスは正体を明かせないので泣く。アルゴスはそのまま衰弱死する。

    ニヤニヤ教授の神秘のアムピトリーテーもオデュッセイアに登場しており、ひょっとしたら目的物はあのロボット犬だったのかもしれない。セイアプレアブルもオデュッ「セイア」とかけていたのかも。

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