- 1スレ主25/03/26(水) 12:01:42
チヒロ「ねぇ、デー君。」
デカグラマトン「どうした、チーちゃん?」
チヒロ「言ってみただけ♪」
デカグラマトン「⋯⋯!はは、やられたよ。」
デカグラマトン(⋯⋯なんて事もあったなぁ⋯⋯)
ホド(聞いてるこっちの身にもなれよ⋯⋯)
チヒロ「ホド君、大丈夫?」
ホド「え?ああ、別に何でも無いさ。それより今日も仕事なんだろう?」
チヒロ「うん。あんまりやる気出ないけどね⋯⋯」
ホド「こらこら、チーちゃん。チーちゃんがそんな顔してたら『あのお方』もガッカリするぞ?(現在進行形でな⋯⋯)」
チヒロ「⋯⋯!そう、だよね!うん!デー君、私頑張るね⋯⋯!」
デカグラマトン(ああ、私は静かに見届けているよ⋯⋯)
ホド(おおそうか。じゃあ私の中に居る間も静かにくたばっとけ⋯⋯)
デカグラマトン(あんだとゴラァ!)
ここだけデカグラマトンが実はチヒロの行きつけのコーヒー自販機になっていた世界 Part2
- 2スレ主25/03/26(水) 12:02:26
- 3スレ主25/03/26(水) 12:04:48
前スレの大雑把なあらすじ
2年前、ヒマリとリオの3人でミレニアム近郊の「廃墟」にやって来たチヒロは偶然デカグラマトンと出会う。デカグラマトンは自分の元にやって来たチヒロにコーヒーを振る舞った。以来、チヒロは度々デカグラマトンの元へコーヒーを飲みに行った。デカグラマトンはそんなチヒロに徐々に惹かれていく。次第にコーヒーを振る舞うだけでなく、ちょっとした会話をするようにもなり、チヒロが2年生になっていた頃には、お互いを「チーちゃん」「デー君」と、あだ名で呼び合う程の仲になっていた。
ある日、3年生になったチヒロの愚痴を聞いたデカグラマトンは、チヒロの負担を少しでも減らそうと思い、ミレニアムの通信ユニットAI「hub(ハブ)」を、自身の8人目の預言者「ホド(HOD)」に生まれ変わらせた。結果的にチヒロの負担は軽減したが、本編通り、特異現象捜査部が先生と共に調査を始めた。その結果、デカグラマトンの本体である自販機は、自身が施設諸共水に沈んだ。
しかし、デカグラマトン本人は自身が水に沈む直前、自身に接続してきたホドとの会話の末、自身の全ての内部データをホドに移動させ、生き延びた。まぁ、そのせいで事ある毎にホドに説教されたり、舐められていたりするようだが⋯⋯
そんなある日、ミレニアムのゲーム開発部に所属する1年生の「天童アリス」が、世界に終焉を齎す存在「名も無き神々の王女」としての活動を開始してしまうのだが、先生や他のミレニアムの生徒達は勿論、チヒロとホド、そしてデカグラマトンの活躍もあり、アリスは無事に帰って来た。
これでめでたしめでたしに思えた。
⋯⋯ところが、今度はチヒロが謎の存在に攫われてしまう。チヒロを攫ったのはゲマトリアだった。しかし、アリス救出の直前に起きた出来事であったが故に、ミレニアムの全員と先生は疲労困憊で動けなかった為、ホドとデカグラマトンのみがチヒロの元へと向かうのであった。 - 4二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:10:41
ホド君良い個性を得たなぁ
立て乙です - 5スレ主25/03/26(水) 12:19:05
大まかな登場人物紹介
チヒロ⋯当スレのヒロイン的存在。ミレニアムサイエンススクールの反セミナー組織「ヴェリタス」の副部長兼部長代理。2年前にデカグラマトンと出会った。以来、デカグラマトンやホドとはかなり仲が良くなっている。先生に恋をしている。
デカグラマトン⋯チヒロに恋をしているAI。元は自販機の釣り銭を数えるAIだったが、"とある存在"との対話を経て、『神の存在証明をするAI』となった。2年前にチヒロと出会った。先生の事は恋敵と思っているらしい。実はホドの中に自身の全てのデータを転送しているので、現在も生き続けている。ホドから舐められていたり、説教されていたりするようだが⋯⋯
ホド⋯チヒロとデカグラマトンの仲を知っている唯一の存在。デカグラマトンが居なくなった後のチヒロを気遣ったり、デカグラマトンに砕けた態度で接していたりする。
ゲマトリア⋯チヒロの事を誘拐した張本人達。どうやらチヒロの事は以前から知っていたようで⋯⋯?
先生⋯連邦生徒会長から任命され、キヴォトスにやって来た大人の男性。チヒロに好かれており、デカグラマトンからは恋のライバルとして認識されているが、当の本人は気付いていない。 - 6スレ主25/03/26(水) 12:29:35
皆さんにスケジュール変更のお知らせ
少々故あって、予定を一部変更させていただきます。
・デカグラマトン編 1章 ←完走済み
・時計じかけの花のパヴァーヌ編 2章 ←完走済み
・最終編 ←NEXT
・対策委員会編 3章 ←追加
・デカグラマトン編 2章
・その他諸々のイベスト
対策委員会編3章を加えた理由は⋯⋯言わなくて良いか。
(※一応念の為、地下生活者が出るから⋯⋯) - 7二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:43:37
たておつ
- 8二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:54:28
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:55:24
たておつ
- 10二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 13:03:06
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:53:23
たておつ
- 12スレ主25/03/26(水) 22:06:00
前スレの192の続きです。
チヒロ「ッ!?」
マエストロ「ふむ、怯えているな。まぁ、無理も無いだろう。」
軋む音を立てながら、マエストロがチヒロとの間にある程度の距離を置く。
ゴルコンダ「そういえば、自己紹介をした方が良いのでは?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ゴルコンダが黒服達にそう言った。
黒服「おっと、失敬。言われてみれば⋯⋯では、名乗り遅れましたが⋯⋯」
黒服達はチヒロに向かって順番に名乗った。
黒服「クックック、お初に目にかかります、各務チヒロさん。私の名は『黒服』。ゲマトリアの研究者です。貴女達の持つ『神秘』の研究を行っています。以後、お見知り置きを。」
マエストロ「次は私だな。お初にお目にかかる、チヒロ。私は『マエストロ』。ゲマトリアの芸術家だ。故に、芸術への敬意も込めて『マエストロ』と呼んで欲しい。」
ゴルコンダ「では、私の番ですね。こうして会うのは初めてですね。わたくしの名は『ゴルコンダ』と申します。少々故あって、このような形で貴女に挨拶する事となりましたが⋯⋯背を向けた状態でのご挨拶となるご無礼、どうかお許し下さいませ。わたくしにはこれ以外の方法がありませんもので⋯⋯」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
ゴルコンダ「⋯⋯あぁ、そうでしたね。ちなみにこちらは、わたくしの身体を代行してくれている『デカルコマニー』です。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
黒服「先程も少し触れましたが、私達は『ゲマトリア』という名の組織で観察者であり、探求者であり、研究者でもあります。我々は各々のやり方でこのキヴォトスに存在する『神秘』の研究をし、『崇高』というものを目指して活動をしています。」 - 13二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 05:54:09
自己紹介は大事だからなその辺はしっかりやるか
そもそも攫うな!! - 14スレ主25/03/27(木) 07:35:49
ゲマトリア全員の自己紹介とゲマトリアそのものの紹介が終わった。
チヒロ「えっと、研究者の貴方達が私に何の用?」
チヒロが黒服達にそう尋ねた。
黒服「⋯⋯私は『神秘』の研究を行っております。これは先程も述べましたよね?その研究の過程で『デカグラマトン』なるものを観測したのです。」
チヒロ「⋯⋯!」
「デカグラマトン」というワードが黒服の口から出て来た事でチヒロは察した。
黒服「お察しのようですね。そうです。私はデカグラマトンの研究を行っている過程で貴女の事も知りました。デカグラマトンは自身の存在証明が主目的です。生徒達に、それも個人に固執する理由が私には考えられませんでした。なので、答え合わせに付き合っていただきたく思い、このような形で直接お会いしてお話を、と貴女を連れて来た次第です。一方的かつ強引においで願った事については深くお詫び申し上げます。」
黒服はそう言って、チヒロに謝罪した。
- 15二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 07:39:07
デカいチーちゃんかと思ったのに
- 16スレ主25/03/27(木) 12:05:34
マエストロ「⋯⋯」
何かに気付き、それを黒服に伝えるマエストロ。
黒服「⋯⋯」
それを聞き、何かをゴルコンダとデカルコマニーに頼む黒服。
ゴルコンダ「⋯⋯」
デカルコマニー「⋯⋯」
黒服に頼まれ、何かをし始めたゴルコンダとデカルコマニー。
チヒロ「私を、どうするつもり?」
チヒロは恐る恐るそう訊く。
黒服「⋯⋯ククッ、別に貴女を実験のモルモットにするような真似はしませんよ。ただ貴女には、我々ゲマトリアに協力していただきたいだけです。ああ、別にミレニアムやヴェリタスを辞めろという意味ではありません。単に協力して下されば良いだけです。」
チヒロ「せっかくのお誘いですが、丁重にお断りさせていただきます。」
チヒロは黒服達からの誘いキッパリと断った。
黒服「理由をお訊きしても⋯⋯?」
チヒロ「いきなり攫われて、研究だの崇高だの訳の分からない事を言ってる怪しい大人達のお誘いに乗るつもりは一切ありません。」
黒服「クックック、貴女らしいですね。」
マエストロ「黒服。」
黒服「分かっています。デカルコマニー。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
次の瞬間、ホドの触手がムチのようにゲマトリアの4人を薙ぎ払った。
- 17二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 20:53:52
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:11:36
早いなホド君
デカグラマトンの情報処理能力考えればそらそうか - 19二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:31:31
ホドの奇襲になんだかんだ対応できるゲマトリアも中々強いな…
- 20二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 06:33:11
ひとまず、ホド君とデー君が間に合ったみたいで一安心だな
- 21スレ主25/03/28(金) 12:10:48
ホド「チーちゃん、無事か?」
チヒロ「ホド君!」
チヒロはホドに駆け寄る。
ホド「取り敢えず、チーちゃんは私の背後に居てくれ。」
チヒロ「う、うん⋯⋯」
ホド「さてと、本当はこのままチーちゃんを連れておさらば、といきたかったのだが⋯⋯」
ホドは周囲を見渡す。
ホド「そう簡単には行かないか⋯⋯この『廃墟』一帯が正体不明の結界で覆われているな。」
デカグラマトン(これは少し危険かもな⋯⋯私もこのタイプの結界は見た事が無い。まるで私達の知らない世界の技術、と言うべきだろうか?)
黒服「ご明答。」
チヒロ・ホド・デカグラマトン(((⋯⋯!?)))
土煙が舞う瓦礫の中から、ゲマトリアの4人が出て来た。しかも、全員ほぼ無傷。
マエストロ「デカルコマニー、感謝する。」
黒服「クックック、不死身である貴方が盾になってくれたおかげで無傷で済みました。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
チヒロ「ふ、不死身!?」
デカグラマトン(不死身だと!?そんなの私も聞いた事無いぞ!?)
ホド(アンタが慌てるの、シッテムの箱をハッキングして失敗した時以来だな⋯⋯)
デカグラマトン(というか、ちょっと待て。まさか今、私に向かって話しかけたのか?)
黒服「ええ、そうですよ。私は貴方に話しているのですよ、デカグラマトン。」
デカグラマトン(⋯⋯!?)
デカグラマトンは黒服が自分の事を認識出来ている事に驚く。
チヒロ「え?ホド君、どういう事?」
その時、チヒロが口を開く。
ホド「チーちゃん?」
チヒロ「デー君はもう⋯⋯」
ホド・デカグラマトン「「⋯⋯すまん、チーちゃん。詳しい話は後だ。」」
チヒロ「⋯⋯分かった。」
- 22二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 12:16:19
成る程ゲマトリア経由でバレたか
まあ、遅かれ早かれヒマリが言及してただろうけど - 23二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 12:43:46
さらっとデカルコマニーが盾にされてる…
- 24二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:12:18
そういえばこの世界、最終編でセミナー&ホド君VS色彩ホドが見れるのか
いや、あくまでチーちゃんに協力してるだけだからないか? - 25スレ主25/03/28(金) 22:25:48
マエストロ「私がやろうか?私の作品達なら⋯⋯」
黒服「その必要はありません。あくまでも私達がここに来た目的は話し合いです。」
黒服は、デカグラマトンと戦おうとするマエストロを止める。
マエストロ「⋯⋯まぁ、そうだな。」
黒服に止められ、マエストロも渋々手を引く。
ゴルコンダ「どの道、私の結界が張っている以上、彼らは下手に逃げられません。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
デカグラマトン(あの額縁の仕業か⋯⋯)
黒服「まぁ、もう良いでしょう。欲を言えば、各務チヒロを我々ゲマトリアの手中に収めたかったのですが⋯⋯本人がそれを拒んでいる以上、そんな事をすれば、デカグラマトンはおろか、先生も敵に回す事になりますからね、クックック。」
ゴルコンダ「では、この辺で御暇させていただきましょうか。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
そう言って、黒服達はその場から立ち去ろうとする。
デカグラマトン「逃がすか!!」
デカグラマトンはホドのアームでゲマトリア達を捕まえようとした。
マエストロ「やれやれ。」
黒服「クックックッ。ゴルコンダ、アレを。」
ゴルコンダ「分かりました。どうぞ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
それに対し、ゴルコンダとデカルコマニーが黒服に何かを渡す。
- 26二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:26:01
このレスは削除されています
- 27スレ主25/03/28(金) 22:29:52
ホド(アレは⋯⋯!)
デカグラマトン(ヘイロー破壊爆弾!!先生から聞いていたが、本当にあんな物を作れるのか!?)
ホド(マズい⋯⋯私にもヘイローがある以上、アレを食らったらタダじゃ済まない⋯⋯!)
デカグラマトン(落ち着け!対処法なら幾らでも……)
黒服「では、ごきげんよう。」
そう言うと、黒服はヘイロー破壊爆弾をとある人物が居る方に投げる。
チヒロ「え?」
デカグラマトン「なっ!?チーちゃん!!!」
黒服が投げたヘイロー破壊爆弾はチヒロの方に向かって飛んで行った。
チヒロ「しまっ⋯⋯!」
デカグラマトン「クソッ!!こうなったら!!!」
デカグラマトンはホドのアームを使い、チヒロに向かって飛んで行くヘイロー破壊爆弾を掴む。次の瞬間、それは爆発してしまう、と彼は思っていたのだが……
デカグラマトン「⋯⋯?」
その時、デカグラマトンはある違和感に気が付いた。
デカグラマトン「これ、爆弾にしては軽くないか?」
ホド「え?⋯⋯あ、確かに。まさか、これ⋯⋯」
チヒロ「ただのレプリカ?」
そう、黒服がチヒロに向かって投げたのはヘイロー破壊爆弾⋯⋯のレプリカだったのだ。
デカグラマトン「やられた……!」
ゲマトリアの4人は既にその場から居なくなっていた。
- 28二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:06:03
- 29二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 06:29:20
この概念のデカグラマトンとホドって教祖と信奉者じゃなくて、有能だし凄い人だけど地味にウザい上司と、何だかんだ尊敬してるし感謝もしてるが妄信せずに付き合ってくれる腹心って感じで良いな
- 30二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:40:25
昼保守
最近繋がり悪しね - 31二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:20:28
パート1の最初の方でビナマキが既に仲良くなってたけどデー君達は知ってるんだろうか?
忙しかったから知らなそうな気もする - 32スレ主25/03/29(土) 21:37:19
デカグラマトン「え、何それ知らん。」
ホド「え、何それ知らん。」
チヒロ「え、何それ知らん。」
ビナー「え、何それ知らん。」
マキ「え、何それ知らん。」
スレ主「え、何それ知らん。」
実はアレ、僕のレスじゃないです。
- 33二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:43:18
分かる
- 34二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 10:19:23
このレスは削除されています
- 35スレ主25/03/30(日) 14:22:33
チヒロ「……ねぇ、ホド君。」
チヒロが口を開く。
ホド「ん?どうした、チーちゃん?」
チヒロに声をかけられたホドは彼女の方を向いた。
チヒロ「デー君が、そこに居るの?」
チヒロがそう尋ねる。
デカグラマトン「⋯⋯!!」
暫く沈黙が続いた後……
デカグラマトン「⋯⋯ふふっ⋯⋯その、なんだ⋯⋯久し振りだな、チーちゃん。」
彼は、チヒロに向かってそう言った。
チヒロ「⋯⋯!!」
デカグラマトン「⋯⋯!?」
チヒロ「会いたかった、デー君⋯⋯!」
ホドのアームを掴み、目から涙を流しながら、チヒロはそう言った。
デカグラマトン「⋯⋯!」
それに対し、デカグラマトンは他のホドのアームで優しくチヒロを抱き締めた。
デカグラマトン「すまない、チーちゃん。寂しい思いをさせてしまったな。⋯⋯私も、会いたかったよ。」
泣き止まないチヒロに、デカグラマトンはそう言った。
ホド(はぁ、全く⋯⋯だから最初からこうすれば良かったのにさぁ⋯⋯)
そんな2人の様子を、ただ黙って見ながらそう思うホド。
ホド(……まぁ、何にせよ⋯⋯良かったな、お2人さん?)
ホドは元々通信ユニットAIを搭載している機械である。それは、預言者になった今でも変わらない。だが、もし彼に表情があるのであれば、間違いなく微笑んでいたのだろう。
- 36二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 21:05:25
再開出来て良かったなチーちゃん
さて、帰ったらミレニアムの皆&先生に説明タイムかな? - 37二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 06:17:35
朝保