- 1二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 17:48:54
- 2二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:18:38
- 3二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:22:37
駆逐艦は三連装以上がいないよね
- 4二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:24:12
まず砲門数をいくつにするかを決める
これが少なすぎると攻撃力以前に命中弾が期待できないから
2次大戦くらいの戦艦の場合、有効弾を期待出来るのが最低6門だったかな?
で、次に仮想的のスペックから欲しい口径と門数を決める
「40cm砲が8門の敵が居るなら防御力もそれ相応。これに打ち勝つには何cmの主砲が何門有れば良いのか?」って考える
さらにそもそもの連装砲化の為の技術的課題もココに加える(4連装とかそもそも作れるの?とかちゃんと動くの?みたいな)
ここに必要な防御力と速力なんかの要因が加わる - 5二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:29:59
最終のH44までとうとう一度も3連装を採用せず連装×4のままだったドイツ戦艦さん…
シャルンホルスト級は3連装なのに大口径で3連装は作れなかったのか - 6二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:31:33
- 7二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:32:11
- 8二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:33:48
- 9二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:39:14
- 10二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:39:24
- 11二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:43:09
- 12二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:48:09
そうだよ
例えば単装砲を3つにするなら砲塔とか装甲とかまで3つ分のスペース必要だろ?
これをまとめればそれだけでかなりスペースが小さくなる
例えば単装(□)3つで□□□と別々なら4方に装甲が有るから4✕3つ分の重量とスペースが要る
けれど3連装で真ん中と両隣が接してる部分は要らなくなる
- 13二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:51:27
大和型は大艦巨砲主義じゃなくて小艦巨砲主義なんだよね
NC・SDに確実に撃ち勝てる攻防力をなるべく小さくて安い排水量に収めている
一点ものじゃなくて改大和型まで6隻程度作る予定の量産品なんで極力安く抑えたかった
- 14二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 18:55:53
日本海軍も金剛代艦や大和型初期案で四連装を検討しているけど本当に作っていたら故障に悩まされたんだろうな
- 15二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:00:21
初春型は計画段階では三連装砲を採用する可能性があったんだっけ?
- 16二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:11:41
ちなみに、日本で連装砲が多いのは尾栓の開き方が横向きの方式だったから
これはイギリスも同じで、日本海軍の師であるイギリスがこの方式を採用していたからだと思われる
イギリス方式だと三連装砲の真ん中の砲の尾栓の位置をずらす必要性があったから、日本は連装砲ばかり使う様になった
最上型の155mm三連装砲は真ん中の砲の尾栓を斜め上45°にあげる工夫をしてるけど、やっぱりこの方式には無理があったらしく、高雄とかの203mm方に比べてローラーパスの外径が大きくなっている
アメリカは尾栓が元から下向きだからネバダ級の時点で三連装砲を作りやすかったらしい - 17二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:15:45
準弩級の薩摩と超弩級の金剛を比べると、
前者に思わず「ふっと…」となる - 18二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:16:48
- 19二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:29:35
- 20二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:32:45
- 21二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:37:17
まともに近くはなったよ
リシュリューの(実際は未完成の)就役から8年、ダンケルクの就役から数えると10年以上かけてだけど
今から20年以上前、日本のネット界隈で確認できる資料が乏しすぎた頃は英と比較して仏の四連装砲は出来が良かったと言われてたけどね
- 22二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:47:18
- 23二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:54:38
- 24二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 19:55:41
ちなみにドイツもシャルンホルスト級の前身のD級装甲艦では四連装も検討していたらしいよ
- 25二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 20:05:53
日米の重巡で
日本:連装で砲塔装甲はペラペラ、代わりに5基もあるので1基喪失しても戦闘力を失わない
アメリカ:3連装で砲塔を少なくする事で1つ1つを重装甲に
って正反対な設計思想なのが面白い - 26二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 20:52:14
- 27二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:37:21
- 28二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 21:52:20
- 29二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:17:18
- 30二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:21:20
普通の砲塔の中があれだけごちゃごちゃしてるのを知った後に二階建て砲塔の外観見ると中身どうなってるの!?ってなるよね
- 31二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:24:57
- 32二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:41:34
- 33二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:48:29
発射速度が速い+重要度低い
- 34二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:53:52
両方
- 35二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:55:43
戦艦の主砲は発射間隔が早くて30秒から遅くて1分以上だから門数で補ってたけど今の速射砲は遅くても毎分20発とかだからね
命中率は測距精度が上がってるぶん有利だけど砲そのものの精度はあまり進化してないので誘導砲弾使わない限り百発百中とかにはならない - 36二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 22:56:00
砲塔が少ないとその分重い装甲で守らないといけない場所(砲塔自体とバーベット、その下の弾薬庫を守る装甲帯)を減らせるから船自体の重量を減らせる。削減した重量は武装や設備を追加したり重装甲ににしたり、速力向上に使える。
戦艦含めあの頃の軍艦は自艦の主砲を「想定する戦闘距離」で防ぐ程度の装甲しかなかったはず。その戦闘距離を保つための相手より速い速力と、ダメージレースで勝つための攻撃力と防御力を持たせてなるべくコストを抑えるために考えられた工夫の一つが砲塔の連装化、のはず…。 - 37二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:02:11
- 38二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:05:41
現代の火砲でも射程20km台になると半数必中界は百m単位に広がるから精度は戦前の戦艦の主砲から大して変わってないんだよね
いくら照準の精度を上げても遠距離砲戦だと長さ数百mの散布界に標的を捉えたらあとは命中弾が出るまで撃ち続けるだけなので測距誤差が数十mあっても問題無いという
何ならもっと誤差が大きい昔の測距儀でも弾着観測で修正していけばそのうち当たるので精度の高さは命中弾が出るまでの時間を短縮する形でしか影響しない - 39二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:13:56
- 40二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 23:55:12USA 8"/55 (20.3 cm) Marks 9, 10, 11, 13 and 14 - NavWeapswww.navweaps.com
このページについて確認なんだけど…
同じ砲を載せた「mount」と「turret」を比較した場合、前者のほうが簡素で軽量、後者のほうが軸が深くまで刺さってる分重いけど安定する…という解釈で合ってる?
あと「同一のスリーブに砲が乗っている」みたいな表現は3本の砲身が全部同じ部分に乗っかってて交互斉射はできない…ということで合ってる?
あとMk.9,10,11,13,14で何が違うのかイマイチよく分からなかった…
- 41二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 00:50:41
大和ミュージアムで見たがヤマトの砲塔の構想案だとロケットランチャーみたく2段2列の4連装砲塔案はあったらしいな
- 42二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 01:36:06
- 43二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 02:11:29
- 44二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 02:59:05
- 45二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 11:42:35
- 46二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 17:53:05
- 47二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:20:28
方位盤の命中率向上が過大評価されていたのとどうしても当たらないなら近付いて撃てばいいじゃないって考えがあった
WW1が開戦して大型艦の追加建造が認められない状況でどうしても巡戦を増やすためにフィッシャーが無理矢理ねじ込んだ枠で
艦隊決戦で主力の戦列を担うフネじゃなくて究極の前衛偵察艦
偵察戦隊同士の小競り合いに巨砲を持ち込んで戦車戦で言うSU-152のように敵艦を大口径の力で粉砕するもの
- 48二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:02:37
日本戦艦は艦橋の測距儀が一番基線長大きかったけど米英は砲塔に付いてる方が大きくて精度良いから艦橋がメインてわけでもないみたいよ
たぶん20km台前半までなら砲塔からでも敵戦艦の上部構造物は見えたはず
- 49二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:09:00
- 50二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:31:41
オーストリア=ハンガリーの最後に建造したド級戦艦であるテゲトフ級戦艦の主砲は3連装だが当時三連装砲塔の開発は他国にも類例が少なく経験が浅かったため、普通は砲弾と装薬を装填機構まで運ぶ揚弾機は主砲1門につき1基が付くところを構造を簡略化して重量を軽減する目的から揚弾機は各砲身の間に1基ずつの計2基しか設置せず、実質戦闘時には実質的な火力は8門というなんちゃって3連装になった
これは当時は一斉射が少なく弾着観測の容易さと実勢発射速度の向上を目的として全ての門数を使用せず、半分の門数を使用する交互打方による斉射方法が主だったので発射待ちの砲身は最大でも2門なので毎斉射での6門発射はほぼ確実に確保でき、交互打方で見る限りは出弾率はさほど低下しない・・・と机上では考えられてたが、当然ながら照準合わせて積極的には砲撃に移行した場合に揚弾機はフル稼働状態になるので結局一つ足りないことは弱点になってしまったオチではあるが、この辺りは黎明期の失敗という感じでなんか味がある - 51二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:31:44
- 52二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:37:45
- 53二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 23:51:57
砲弾同士の干渉で精度が落ちるのって隣り合って飛ぶのが駄目なのかと思ったらむしろ同時に撃発しても微妙に出弾のタイミングがずれるから先に出た弾の航跡で後ろの弾に影響が出るんだね
だから発砲遅延装置は逆に弾同士を大きく前後にずらして影響範囲外にするものっていう - 54二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 07:57:45
- 55二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 13:33:09
砲架というより揺架かな
砲身や駐退復座機が載ってて砲耳を軸に回転する部分
海軍だと用語がちょっと違うのかもしれないけど
一つの連装砲塔で左右交互に撃つのは重い砲身の俯仰と復座に外部動力の水圧機を使う関係で二門同時だと動きが遅くなって単位時間の発射数が交互のときよりも低下するみたいな事情があったそうだから戦艦より口径が小さくて軽い砲身なら問題無かったのかも
単に測距誤差の修正を早く済ませたいだけなら砲塔単位で交互に撃てば良いし
問題があるとしたら俯仰機構が故障した時だと思う
- 56二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 19:16:49
>同じ砲を載せた「mount」と「turret」を比較した場合、前者のほうが簡素で軽量、後者のほうが軸が深くまで刺さってる分重いけど安定する…という解釈で合ってる?
砲架(mount)と砲塔(turret)の違いは、砲架が「旋回する台座に大砲を据え付けた」だけなのに対して砲塔は「大砲、装填装置、揚弾エレベーターが一体として旋回する、甲板から艦底の弾薬庫まで続く塔状の構造」であること
特に戦艦主砲のような大口径砲だと砲弾や装薬の重量が大きくて艦内を運搬することは難しいから弾薬庫から搬出して大砲に装填するまで一体となった砲塔が必須になるけど装置として大掛かりになる分搭載の自由度が低くなるんで、特に改装で追加装備された対空砲なんかは極論「甲板に乗せるだけ」で済む砲架として装備して、砲弾は弾薬庫から人力や別に用意した運搬手段で持ち運ぶことになる
- 57二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 19:38:19
- 58二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 20:57:09
第二次大戦の頃になると小型艦でも方位盤は装備してるね