- 1二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 11:59:20
- 2二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:00:07
スレ画の貼り方が元スレと違うのでご了承を
- 3二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:00:33
- 4二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:06:58
- 5二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 12:22:22
保
- 6二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 13:21:38
ほし
- 7二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 14:18:11
それから数日が過ぎた。クラスメイト達はあの元気だった宝太郎の訃報をミナトから聞いて騒然とした。無論、親友だった加治木と九十九も悲しみに溢れていたが…なによりも心配だったのは学校に来なくなったりんねだった。
加治木「………宝太郎がいなくなっちまってから…色々変わっちまったな…九堂も学校に来ないし…」
九十九「……宝太郎…いつも明るくて私達を笑わせてくれてたからね…それに…りんねにとってはとても大切な存在だったんだから…」
その頃、九堂邸では風雅がりんねの部屋の前でりんねに話しかけていた
風雅「……りんね……昼食は部屋の前に置いておくから食べる気になったなら…食べてくれ………。あと…明日の宝太郎君の葬儀…行けそうか?」
風雅の問いに返事は返ってこなかった。代わりに、泣き声と何かが割れるような音が部屋から聞こえる
風雅「………また後で来るよ、りんね…」
風雅はりんねの部屋から離れると自室の書斎に入り、椅子に腰掛けると一気に顔が暗くなる
ミナトや鏡花と共に宝太郎が死んだ理由を調べた所、原因はアイアンガッチャードの禁術を使った事が全ての始まりだった。それに加えて、地球を錬成する・ガッチャドライバーを作り直す錬金術を使ったせいで…体力の限界がきて死亡してしまった……即ち、自分のせいだ
風雅は自責の念に悩まされることになったのだった
ふと風雅が本棚を見ると、「錬金術の大いなる道」がすっぽり抜けとられていた - 8二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 14:25:38
ほ
- 9二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:04:44
うめ
- 10二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:17:41
デイブレイク時空の宝太郎はどうなるんだ?
- 11二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:34:48
- 12二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:40:53
スチームライナー(日本語訳してます)「俺のせいだ…ホッパー1に続いて宝太郎も俺が殺したようなものだ…許してくれ……許してくれ……」
- 13二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 15:56:10
このレスは削除されています
- 14725/03/27(木) 16:34:57
書いてる時に少しそれは頭をよぎったよ
- 15二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 18:03:49
- 16725/03/27(木) 21:19:34
- 17二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 21:26:15
錬金術(アトロポスの再練成とか)に行き詰まってる感じか
- 18二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 22:53:08
いずれ宝太郎そっくりの後輩が現れそう
- 19二次元好きの匿名さん25/03/27(木) 23:02:27
- 20二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 00:29:12
YESとしか言いようがない
- 21二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 07:55:35
お気づきになられましたか
- 22二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 08:28:47
- 23二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 10:30:03
- 24二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 10:37:29
- 25二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 10:49:46
かもしれない
- 26二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 14:55:26
保守
- 27二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 15:04:40
この世界のりんね,宝太郎の姿をしたホムンクルス作る事に専念してそう
- 28二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:31:54
一方その頃りんねの部屋では…
りんね「……ヒッグ……なにが大錬金術師になるよ…!目の前で一ノ瀬を救えなかった私がなろうとするものじゃない!!」
辺りには実験用フラスコの破片が落ちている
りんねの髪の毛はぼさぼさ…何日も部屋に引きこもっているからだろう
🚪トントン
風雅『りんね…今日が宝太郎君の葬儀当日だ…宝太郎君と会えるのはこれで最後なんだ…頼むから出てくれ…宝太郎君の葬儀に行けなくて後悔するのはお前なんだ…!』
りんね「何度も言わせないで!!私には一ノ瀬の最期を見届ける権利なんてないの!!私のせいで…」
風雅『お前だけの責任じゃない…!!皆、宝太郎君には助けられてばかりだった…私達皆が…』
りんね「そんなに言うならお父さんだけで行ってきて!!それが今のお父さんが私に出来る事だよ…!」
りんねの言葉に風雅は少し悩んで言った
風雅『…分かった…りんねがこないと言う事を皆には私から説明しよう……行ってくる』
りんね「………私も…一ノ瀬の掴みたかったガッチャ…見たかったよ…」 - 29二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 17:44:13
- 30二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 20:50:01
皆宝太郎が救ったからな…
- 31二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 21:40:06
- 32二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 21:49:00
ミナト「俺のせいだ……俺がドレッドになって…ケミーを奪ってあの選択をさせてしまったばかりに…」
- 33二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:40:32
どのキャラもこの調子なら全員病んでそう
- 34二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:52:50
葬儀に来た人皆虚ろな目してそう
- 35二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 00:37:35
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 08:53:07
保守
- 37二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:51:51
このレスは削除されています
- 38二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 09:52:22
ここからどういう終わり方するのか見てみたい
- 39二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 10:49:48
スパナ「俺がもっと…強ければ…!」
- 40二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:36:26
カグヤ様…大丈夫?
流石に曇るまでは行かないだろうけど葬儀で「カグヤ様は認めないぞ…。」みたいなこと言って去りそう - 41二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 11:37:27
- 42二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:44:25
このレスは削除されています
- 43二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 12:59:54
- 44二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 18:34:11
ほえー
- 45二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:42:08
保
- 46二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 21:50:12
- 47二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:23:15
保
- 48二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:27:06
九堂のメンタルこれ以上崩壊させんな
- 49二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 09:29:27
保
- 50二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:20:09
人の心とか無いんか?
- 51二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 19:30:01
それから更に数日がたった
りんね「……一ノ瀬に直接会って謝りたい…一ノ瀬に謝りたい…」
そんなことを毎日口走っていたりんねだったがある時、乱雑に積み上げられていた錬金術のレシピ本の中にあるものを見つけた
『汝、亡き者と再会望むならこの秘薬を飲む事。しかし、一度飲めば生者の世界に戻る事は不可能。そして、汝が再会を望む者と汝の魂は結びつき、永遠の時を共する。』
これだ。りんねは一瞬で作ると決めた。
しかし、材料を見ると生憎自宅には置いていない物が多い。ただ、錬金アカデミーならなんとか材料があって作れそうだ。
りんね「……待ってて一ノ瀬…私、謝りに行くね…」
りんねは錬金アカデミーの制服に着替えてレシピ本からそのページを破ってポケットに入れ、自室から出て行った
風雅「……?!りんね!?もう…大丈夫なのか…?!」
風雅はずっと引きこもっていた娘がいきなり出てきて驚いたようだ
りんね「…うん、お父さん。私、やらなきゃ行けない事が分かったから。………後、ありがとうお父さん。」
りんねはそう言って風雅に微笑んだが、風雅は酷くそれが不気味に感じた…あるいは、悲劇の前触れような
…。
風雅「……!りんね、待ちなさい……!」
風雅はりんねを引き止めようとしたが、気づいた時にはすでにいなかった - 52二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 23:18:59
やばい予感しかしない
- 53二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 05:11:25
保守
- 54二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 13:40:18
保
- 55二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 22:07:42
どうなっちまうんだ
- 56二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 22:16:08
りんねは錬金アカデミーの教室まで走っていた
暫く引きこもっていたせいか、酷く太陽が眩しい。それと、走ってもすぐに息切れしてしまうが…もうすぐで彼と会えると考えたらそんな事気にしている場合ではなかった。
りんねは錬金アカデミーに入ると教室に行く為に錬金アカデミーの廊下を走った
ドン
りんね「痛!?」
すると、りんねは走っていたせいで廊下を歩いていた人とぶつかって床にかけてしまった。ぶつかってしまった相手はこけていなかった為、相手は手を差し伸べてきた
りんね「……!大丈夫、一人で立てる。…後、すみません」
りんねは差し伸べられた手を取らずに自分で立ち上がった。
?「…廊下を走らなないで、小学生でも知ってますよ」
りんね「………!?」
りんねは驚いた、ぶつかった相手は宝太郎に良く似た雰囲気の青年だったのだ
?「……なんですか?僕の顔見て……?」
りんね「!な、なんでもない…とにかく、ごめんなさい。それじゃ」
しかし、今のりんねには会わなくてはならない人がいる。こんな所で時間を無駄にするわけにはいかない。りんねが少し進んだところで青年に呼び止められた
?「ちょっと、この紙落としましたよ……って、これって…」
りんね「…!?返して!」
先ほどぶつかってしまった時に薬品のレシピを落としてしまったようだ
?「……死者との再会の薬…これは禁断の薬ですよ!?まさか貴女…」
りんね「良いから!返して!!」
もう少しで、彼と再会出来そうだったのに…思わぬ邪魔が入ったようだ - 57二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 23:21:43
面白くなってきた
- 58二次元好きの匿名さん25/03/31(月) 23:23:32
りんねが作ろうとしてる薬は禁術なのか。
- 59スレ主25/04/01(火) 00:07:06
「?」の人物
・・・二ノ宮 灰磁(はいじ)
錬金アカデミー新入生。錬金術の腕前は一年生の中でも過去最高の実力を誇る。本来なら錬金アカデミーの二年生になるはずだった一ノ瀬宝太郎と容姿が酷似している。
灰磁の家系は代々錬金術師の家系で、両親も5歳年上の姉も錬金術師になっていたので、憧れて始めた。
しかしながら、自分の圧倒的な錬金術の成長速度により、家族(姉も)から陰湿で暴力的な仕打ちをされたが、ある日咄嗟の抵抗により、錬金術で家族を殺めてしまう。
それがトラウマになり、ミナトや鏡花から仮面ライダーの誘いを受けるが、恐怖と面倒臭さで断ってしまう。
家族の話題になってしまった時には瞬時に暴力的になってしまう。 - 60一覧の話書いてる人25/04/01(火) 00:23:07
了解です!
- 61二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 07:17:24
保守
- 62二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 12:19:07
保守
- 63二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 20:05:37
- 64二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 21:56:12
?「返す訳ないでしょ!?こんな物!」
そう言うと『?』はりんねが持ってきたレシピを錬金術で消滅させた……全く余計な事を…あと少しで…
りんね「……そんなっ…なんてこと……」
りんねは思わず膝をついて泣き出しそうになってしまう。ようやく見つけた最後の希望だったの言うのに
?「なんで禁断の薬のレシピを持ってきて…作る気だったでしょう……なんでそんな事…」
りんね「…!あなたには分からない…私にとってそれがどれだけ価値のあるものだったか……それで…一ノ瀬ともう一度…」
りんねが一ノ瀬と言うと『?』は反応した
?「一ノ瀬……なるほど…分かりました。では…貴女が…九堂りんねさん、ですか……」
りんね「……一ノ瀬の事も、私の事も知っているのなら…分かるでしょ…!」
?「…………先輩……なにも今の現状を知らない癖にそんな事言わないでください」
りんね「………え?…どう言う事…と言うか…貴方誰?」
灰磁「…二ノ宮 灰磁です、先輩の一個下に錬金アカデミーに入りました」
りんね「…さっき言ってた今の現状って…?」
りんねは涙を流しながら廊下の床にぺたりと座り込みながらそんな事を言ったからか、灰磁はため息をつきながら言った
灰磁「…話すと長いですから…教室で座って話しましょう」
灰磁はそう言うと直ぐに教室に入っていた。りんねはそんな姿を酷く見覚えがあった - 65二次元好きの匿名さん25/04/01(火) 23:29:48
保守
- 66二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 07:41:35
保守