- 1二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:19:29
高校生藤丸はある企業の社長だったが事業の失敗で莫大な借金を負った父親のせいで裏社会の怖い人達に借金のカタとして闇オークションに人権を売りに出されてしまう
臓物も身体も健康体の藤丸はどんどん値が積まれていきどことも知れぬヤバいとこに売り飛ばされそうになってしまうが、ある客がその値を遥かに超えるバカみたいな額で即決させた
その客は国すらも裏から操れると言われている日本最大最強のマフィア『天魔組』の若き女組長、信長だった
藤丸は彼女を見てハッと思い出す。そうだ、あの人は子供の頃よく遊んでくれた信長お姉ちゃんだ……と
信長は買った藤丸に「久しいのう、立香」と言う。少しだけ気分が緩んだ立香だったが、そんな立香に信長は首輪をつけた
どういうことか困惑する藤丸に信長が「今日からお前はわしのペットになるんじゃ」と言う。その日から藤丸は信長の愛玩動物にされ、昼も夜も彼女に色んな意味で愛でられる、ただそれだけの堕落した生活が始まった…… - 2二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 22:37:47
続けて下さい 御役目で御座います
- 3二次元好きの匿名さん25/03/28(金) 23:44:20
保
- 4二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 01:07:39
気になるんで続きぷりーず
- 5二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 01:23:11
ペットにされた藤丸くんはそれからノッブに可愛がられるだけの生活をしていた
いつも側にいるように言われて、ノッブがデスクワーク中の時は手慰みに膝の上に顔を乗せるように言われて頭や首元を撫でられたり
二人きりの時は抱きつかれて吸うように身体の匂いを嗅がれたり
寝る時は抱き枕にして寝られたり
もうとにかく可愛がられる生活を送るんだ
しかしある日、藤丸はふとした拍子に他の組員の会話を聞いてしまうんだ
「いくら初恋の相手だからってあれはないよねえ、いや、やっかみとかじゃあなくってさ。可哀想っていうかなんていうか」
「そもそも初恋の相手ってああ扱うもんなんですか?私恋愛経験ゼロなのでわかんないんですけど。どうなんですか?山南さん」
「いやあ……あれはちょっと……特殊すぎるというか、なんだかなあ……」
その会話を聞いた藤丸はその晩にノッブにふとその事を聞いてみるんだ。すると
「……バレてしまっては、仕方あるまいな」
と藤丸に対して抱いていた思いを語るんだ。そして
「だがもう是非もないこと、そなたが嫌だと申しても聞かぬ。そなたはわしのものよ」って強引に言うんだけど、実は藤丸もノッブが初恋でずっと忘れられずにいたから、その思いをノッブに伝えると、少しだけ驚いたような顔をして「是非もなし、か」ともう一回言うと
「ならばもうそなたを離さぬ。そなたが、そう望んだのだからな」と言って、藤丸もそれに応じると、二人はベッドの中で口づけを交わして、その日から二人の日々はペットプレイを隠れ蓑にしたちょっと歪な会瀬に変わったんだ