- 1二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:36:06
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目が覚めるとそこは雑に教室を広くしたようなそんなただ広い空間があった
「私の名前は、エミコ」
確認をする、頭は分かってるのにこうしてしまうのは生前の癖だからか
体を起こし頭をさすりながら記憶を想起する
「確か…」
保健室で目覚めた私は、武器がある準備室に行って、そしたらそこが沈むような感覚と一緒に溺れるように気を失ったんだ
―――もう一度周りを見渡す
机や椅子などを雑にバラバラしたようなものが大量にあり、窓にはただペンキで塗ったような青がある
誰もいない空間
と思考がそうシフトし、瞼を閉じた時
「目覚めたか?」
軽い口調でなんとも言えない無機質のようなでも溢れる邪悪さを隠しきれない声が響いた
目を開け、焼き付けるように奴を見る、視る、みた
「お前は……神!!」
怒りとどうしようもない虚しさと一緒に涙を流しそうになる心を閉じるように叫んだ
それでも奴は―――
「久しぶり」と友人に挨拶をするように話すのだった - 2二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:36:39
- 3二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:37:21
- 4二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:38:11
一応5まで埋め
- 5二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:38:55
うめめ
- 6二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:40:33
落としてしまってすまない…
- 7二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 22:52:58
「なんで…すか?」
今更だと思いつつも問う、答えが答えでないなんて分かるのに…だ
「さぁね、私はただ私というものを真っ当に、至極真っ当に生きてるだけさ」
冷たい感覚を探るが見当たらない
「これ?」
その疑問を解決するように奴はただ少し笑って銃をぶらぶらと見せつけるように私にみせた
「はぁ……このピストルねぇ」
ため息をつく……前々から気に入らないと思ってたのだろうか?それともいい思い出がないのか?
「昔の愛銃を使うのは理解出来るけど…今は昔と違って1発も当たらない腕前じゃないでしょ?」
古い友人に話しかけるように軽々しく、いっそ軽快な程話す
―――気が紛れる、迷うな…奴はただの敵だ
「ほいっ」
軽々と、奴は銃を投げる……自分がこの銃で攻撃されても意味が無いと言ってるようなものか?
考えすぎかもしれないがコイツを相手に考えすぎを辞める方が愚だ
「そう睨みつけるなよ?」
―――本当に頭が痛くなるほど軽々しい神だ - 8125/03/29(土) 22:53:43
- 9125/03/29(土) 23:05:59
―――なんで今更会話なんてしようと思ったんだろうか?
神は……嫌いだ、私に『無限の1日』を取り付けそれに気づいた時に全て嗤い去って消えてから
でもあの時、あの時の一瞬の……本当の神様のような優しさが、どうしても心に刺さって抜けないのだ
「なんで――」
絞るように、滲む、眼を開け問う
信じてた、信じてたはず、そう、そうだった
この体は確かに……私が望んだものだった
それを与えた神が眩しく映る程に
「まだ分からないのか?」
心底呆れたように、馬鹿の生徒に言い聞かせるように、優しく答える
「なんで?とかどうして?とかもう聞き飽きたんだ」
「何回も説明してるのにそれを飲み込めず一瞬の情に縋って、縋って、擦り切れるまで縋り続けるお前達には飽きたよ」
「ならどうして今更会話なんてしようとしたんすか!!」
思わず声をはりあげて叫ぶ
はァとつまらなさそうに息を吐き嫌々と言った感じで話す
「客が来たんだよ、知らない?会ってない?」
―――知らない、誰のことだ?起きて、保健室から出た時には誰も来なかった…もしかして準備室に居る時に誰かが来たのか…?
?で埋め尽くされそうになる頭を必死で回し言葉を探す
でも結局その誰かは頭には居なかった - 10125/03/29(土) 23:08:56
今日の更新はここで終わります
明日は早めにガンガン進めます