- 1二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 08:41:54
「意味が分かるかい?」
そう、背後のオートマタに問いかける。
「…何のことだ?分かるかお前?」
しかし彼らは何もわからない様子。この状況に合わない言葉に真意を測りかねているようだ。これから起こる事など露知らず、ご気楽に仲間内で相談すらしている。
「そうか…分からないか。和訳するなら、”礼節が人を作る”といったところか。私は中々この言葉が好きでね。座右の銘のようなものなんだ。」
「何言ってんのか知らねえが、そんな長話してていいのかぁ?」
音で分かる。今この瞬間一斉に、背中に銃を向けられたのが。
「お前はここで終わりだ。」
酷く楽し気な声だ。彼らには表情こそないが、もしあったとしたら今は下卑た面を浮かべているのだろう。
実に不愉快だ。紳士さのかけらもない。
「…そうだ。君たちには結局言葉の意味は分からずじまいだったね。」
だから、私は手持ちの傘を持ち上げる。ただし持つのは折りたたまれている部分。
誰もが持つ場所が逆だというだろう。しかもそれをやっているのはトリニティのお嬢様。
だが、これでいい。これ見よがしに丁度良いところにおいてあるティーカップにハンドルをひっかける。
「ならば教えよう。この言葉の意味を、その身をもってね。」
そして、私はそのままカップを一人のオートマタの頭部に投げつけた______!
ここだけ映画みたいななキヴォトス。ちなみにこのシーンの元ネタは”キングスマン”という映画。
往年のスパイ映画に悪趣味さを盛り込んだ痛快作だよー。 - 2二次元好きの匿名さん25/04/02(水) 08:47:59
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