あの…頼んでいたSSって｜あにまん掲示板

美「うぅん…ここは…えっ、まり…ちゃん？」
目が覚めると真っ白な密室にいた。目の前には見知った顔。
手「うん…美鈴、ここは？」
美「わたしにもさっぱり…まりちゃんはなんでここに？」
手「…気がついたら、ここにいたの」
美「そうですか…なら、今だけは、停戦しませんか？」
手「…うん、わかった」
美「なら、まずは周りを…」
…そうやって目を離したのが間違いだったのかもしれない
手「まって！みす…」グチャ
美「…えっ…？」
目の前に広がる異質な光景。…自分の大切な人が、人とは思えないほどの姿になってそこに転がっていた
「そんっ、そんな…、なっ、なんで…」
悲しみよりも先に怒り、疑問が湧き上がってくる、それは目の前の光景が現実のものとは思えないほどのものだということも関係しているのだろう…そして何より大切なものを失ってしまった空虚感が胸を襲う
「いやっ…なんで…」
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「なんで！…ゆ、夢…？」
夢だと知って安心するが、時刻はもう朝、そろそろ行かないと遅刻してしまうので、必死に夢のことを忘れながら学園へと向かった
いつものようにレッスンをサボ…有意義な時間の使い方をするために中庭に向かう…けど
「っ…！…はぁ…はぁ…」
何度寝ても、あの夢しか見ることができない
それでもなんとかしていつものように過ごそうとするが…そんなことはできなかった。
あの時目を離さなくても、どう頑張っても、まりちゃんは…死ぬ。わたしのせいで。
何をしても、何をしても、何をしても、何をしても。
…1週間後
美「ふふ…まりちゃん…まりちゃん…」
あれからずっと寝ずにあの湯たんぽを抱いている、少しは大切な人を感じられるから
…本物に会ってしまったら、本当に死んでしまうかもしれない…だから今は、こうするしか無い…と、自分に言い訳する
美「ふふ…もう離しませんよ…」
解釈不一致ならすまん