オリキャラSSスレ 孤独な脱走兵の一日

  • 1スレ主25/04/03(木) 23:53:11

    タッタッタッタッタッタッ......
    カタコンベを抜け、開けた場所に出た。
    数ヶ月前から夢見たこの景色...!
    この時の為にボクはあらゆる手段を尽くしてきたんだ...!
    訓練時には一人で生きていくのも困難な無能を演じておいたから追手も恐らくこないだろう。
    あぁ、こんな寂れた場所だけど......

    自由だっ!!!!

  • 2二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 23:55:42

    期待

  • 3二次元好きの匿名さん25/04/03(木) 23:56:56

    ボクっ娘はいいゾォ〜

  • 4スレ主25/04/03(木) 23:59:29

    さて、自由になったのはいいが困ったな......
    まともな食料がない。
    そしてこんな貧相な体に装備だ。
    何をする?何をするにも金がいる。
    これはアリウスの頃にはなかった問題だな...
    強盗......いや、ダメだ。学籍なし前科持ちなんてどこかで野垂れ死にするだろう。
    何か...何かないか?

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:00:48

    よくまだ分からないけど脱出出来たな
    協力者がいるタイプ?

  • 6スレ主25/04/04(金) 00:02:11

    そうだっ!シャーレの先生なら...
    って結局何もあの組織のことを知らないな。
    閉鎖的な場所で知識が身につける暇もなかったしな。
    それに...あのBBAの茹蛸みたいな顔がちらつくから、あくまで最終手段にしよう......

  • 7スレ主25/04/04(金) 00:08:57

    ひとまずここの地形を知りたいな......
    よし、現時点の目標を決めよう。
    最優先は食料の確保だな。
    次は...学籍。学籍があれば大抵のことができる。
    後は...欲張りになるが、あの場所にいた時に誰かから聞いた、『すまーとふぉん』だったか?便利系端末を手に入れること。
    その他細かい目標はあとで決めよう。

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:10:03

    スレ画的にミレミアムの廃墟にいるのかな?

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:12:24

    カタコンベから廃墟に繋がってた道があったんだろ。多分いくつかある避難用通路の1つでは?

  • 10スレ主25/04/04(金) 00:16:36

    「おーい、そこの人。」
    「なんでしょう?」
    「ここはどこだ?すまないが放浪してたらいつの間にかここについてしまってな。」
    勿論噓である。
    「ここ?ここはミレニアムの近くです。とりあえず5kmくらい進んだらミレニアムに着くからそこから再スタートしてみたらいいですよ。」
    「本当か!?それは助かる!」
    (ところでミレニアムってなんだ?あのレッドドレッサーにはゲヘナとトリニティのことしか聞かされてないから何もわからないな...)
    前提知識があまりにも足りてないと思った。

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:18:22

    予想当たったわ…ミレミアムならアリスという学歴詐称の前例あるからなんとか大丈夫だな!!

  • 12二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:22:10

    ミレニアムならユウカかノア辺りに合えれば安全だな。
    C&Cやゲーム開発部は最悪戦闘になって捕縛か、才羽姉妹に拉致勧誘でゲーム開発部入りになるから、注意が必要。

  • 13スレ主25/04/04(金) 00:28:09

    5km先には本当にでっかい学校があった。
    「でかい...いやもうホント...でかい」
    それしか感想が出てこないな...
    外の世界は自由だ。
    広い。
    ボクはどうするべきか悩んだ末...
    コンコンコン
    「すみません。今学籍がなくて困ってて...」
    といかにもお役職っ!と言わんばかりのセミナーと書いてある場所のドアを叩いた。

  • 14二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:29:33

    ちょっと垣間見えるアホの子感好き

  • 15スレ主25/04/04(金) 00:36:42

    「はいこちらセミナーですが...って!何貴女!ボロボロじゃない!」
    そんなはずはないんだが...服は破けてないしまだ隙間風が通らないから十分のはずなんだがなぁ。
    「まず色々手続きがあるから待って頂戴。その...何か食べる?」
    「...そんなにお腹すいてるように見えましたか...?」
    「いや、そんな瘦せてたら誰だって心配するわよ。」
    どうも外の価値観はボクらの価値観と違うみたいだな...
    知識とは別にここの常識も学ぶ必要があることも再確認した。

  • 16二次元好きの匿名さん 25/04/04(金) 00:37:45

    よし安全性はミレニアム一番のセミナーか。コユキ余計な事するなよ。フリじゃあないぞ、マジで。

  • 17スレ主25/04/04(金) 00:47:50

    「書類申請をするからこの書類に情報をまとめて頂戴。」
    「わかりました。」
    成程、ここに連絡先とかを書くのか。
    とりあえず名前をっと。  黒羽(くろのは)ハバナ。
    成年月日、わからない。
    住所、ない。
    電話番号、電話するのに番号がいるのか?
    ...まずいな。ほとんど白紙だ。
    こうなったら...全部打ち明けるか?


    今日はここまで

  • 18二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:49:56

    乙、これから先が楽しみ

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 00:53:11

    乙です。これから楽しみにしてます。

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 07:43:37

    続きが気になるね

  • 21スレ主25/04/04(金) 09:50:19

    続きです

    ボクの経緯を伝えるべきなのか...
    いや、伝えたところで...
    テロリスト予備軍をもらってくれるところなどない。
    ボクは...ボクは...
    どうしたらいいの...?

  • 22二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 09:58:35

    時系列がエデン前か後でアリウスの印象だいぶ変わるからな。前なら内戦が終わったけど、ベアおばとか言う『大人』に虐待同然の訓練に監禁・洗脳教育ありきの環境にいましたってなったら流石に保護対象になれるよ。後だった場合は先生に連絡されるか、ミレニアム所属が妥当。

  • 23スレ主25/04/04(金) 10:04:34

    >>22

    エデン条約...ああ、そんなものあったな。

    だが、今のところは表だった行動はしてないな。

    ただ、百合なんとかを始末したとは聞いたな。

  • 24二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 10:16:50

    >>23

    百合園セイア襲撃後ならまだ大丈夫だな。しかし、この脱走生ロイヤルブラッドの血はどれくらい濃いのかな?

    アツコ並みでは無いだろうけど濃い場合はベアおばが刺客達を放って来るな。

  • 25二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 10:28:37

    ほーん?じゃあ先生がキヴォトス入りして間もない頃かな?

  • 26スレ主25/04/04(金) 10:33:43

    ボクは迷っていたところ...
    「とりあえず、これでも食べなさい。お腹すいてるでしょう?」
    と、何やらパンのような...なんだこれ?
    役員さんに聞いたら焼きそばパンというらしい。
    早速食べてみよう。

    う"っ"!?
    ゲホッゲホッ!
    何これ!?油っこい...!
    外の世界はこんな油分の塊みたいなのを食べてるのか...
    外の世界って怖い...
    驚かされてばっかりだな...

  • 27二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 10:34:30

    >>24

    アリスク達の関係性次第ではエデン条約の流れはかなり変わって来るな。

    >>25

    アビドス2章あたりか、パヴァーヌ一章あたりかな?

  • 28二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 10:49:25

    >>26

    エナドリじゃなくて良かった

  • 29スレ主25/04/04(金) 11:00:00

    side 会計

    ある日会計の仕事で一人でセミナーの仕事をやっていた時の頃...
    コンコンコン
    お客さんだろうか。

    「すみません。今学籍がなくて困ってて...」
    衝撃の案件だ。
    「はいこちらセミナーですが...って!何貴女!ボロボロじゃない!」
    それに、この子の服はどうも煤や泥を被っており、ところどころ布地が薄くなっている。
    さらにと言わんばかりに、この子はとても瘦せている。
    頬がこけているほどではないがどう考えても常人より食べれてないのは確かだ。
    入学させてあげたいけど、こちらも素性も何も知らずにできるほど権限はない。
    まずは願書のようなもので最低限の情報を書いてもらう。
    ...といったが、この子はどうやら生年月日を覚えていなく、住む場所もなく、電話番号の存在すら知らない子だった。
    さらに謎が深まってしまった。

  • 30スレ主25/04/04(金) 11:30:45

    とりあえず何か食べさせた方がいいだろうから購買で焼きそばパンを買ってきた。
    だが焼きそばパンを食べた瞬間、勢い良くその子はむせてしまった。
    大丈夫かと聞いたら慣れない味にちょっとビックリしてしまったという。
    この時自分の選択を後悔した。
    どこかの記事で見たことだけど、囚人とかの味の薄い食事が多かった人が急に味の濃いものを食べてしまうと味の違いに慣れないから、受け付けないという話だったはず。
    今のこの子は明らかに栄養が足りてない。おそらくはスラム街あたりで生きてきたのだろう。
    そんな子に焼きそばパンなんてカロリー爆弾、むせるのも当然の結果と言えるだろう。

  • 31スレ主25/04/04(金) 11:31:16

    いったんおやすみ

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 12:21:55

    乙でした

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 12:44:44

    乙です。続き楽しみにしてます。

  • 34スレ主25/04/04(金) 16:23:02

    続き
    視点回帰

    ボクは...どうしたらいいのだろうか。
    もういい。腹をくくろう。
    そうしてボクは、自分の生い立ちを説明する決意をもった。

  • 35二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 16:40:56

    よしそのままミレニアムの生徒になっちまえ。きっと大切に
    守護してくれる。

  • 36スレ主25/04/04(金) 17:04:07

    それからボクは、自分の生い立ちについて説明しだした。
    ただ、怖かったのでいろんなことを少し盛った。
    聞かれていないからな、本当はヘイローを一個壊していることなど、言わない方がいいだろう。
    もう人殺しなんてしたくない。だからボクはあの場所から逃げたんだ。
    ここがダメだったら近くに素性不明を雇う場所がないんだ!
    頼むっ...!

  • 37スレ主25/04/04(金) 17:23:16

    一通り、話し終えた。
    青髪の人は、驚いていた。
    無理もない。
    でも、共感が表情から見れた。
    って、ダメだダメだ。こういった駆け引きが染みついてるんだよな。
    外の世界にはこういうの多分いらないんだから。
    そうだ、聞いてなかったから名前を聞いておこう。
    ふむふむ。早瀬ユウカさんというのか。
    動揺してるな。
    こういうときは交渉の時に使ったあれを使おう。

  • 38スレ主25/04/04(金) 17:49:15

    両手を握って...
    「お願いです!こんなボクでも生きて行きたいんです!どうかっ!」
    頼むっ...!
    「ええ、わかったわ。ただ、編入試験を受ける必要があるからその辺りはわかって頂戴。」
    うまくいった。
    しかし、編入試験か...ちょっとしっかり勉強をやってみる必要がありそうだ。

  • 39スレ主25/04/04(金) 17:52:57

    さて、編入試験の問題の過去問でも見てみよう。
    x?y?なんじゃこりゃ。
    二乗?三乗?
    生物、化学、物理、地学?なんじゃそりゃ、呪文かなにかか?
    ...これはまずいかもしれない。
    ちょっと、いやマジで焦った方がいいかもしれない。


    一旦おやすみ
    8時30頃に戻る

  • 40二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 20:08:06

    待ち切れないぜ

  • 41スレ主25/04/04(金) 20:17:52

    「とりあえず、今日は泊まって行きなさい。最低限だけど寝れる場所はあるから。」
    「本当か!?まともに寝られる場所があるだけで十分だ!」
    「え、ええ。あっちの場所でひとまずシャワーを浴びて行きなさい。」
    「わかりました。ユウカさん!」ニコッ
    (かわいいわね...)

  • 42スレ主25/04/04(金) 20:33:03

    inシャワールーム

    「つ、つめたっ!」
    だんだん温かくなってきた。
    あったかいな...
    外の世界ってすごい...
    体を洗ったあと、ユウカさんから渡された『パジャマ』っていう服を着る。
    柔らかいな...
    ...羨ましいな...
    いけないいけない。
    でも、幸せをこんなに享受してていいのかな...

  • 43スレ主25/04/04(金) 20:52:32

    さて、そろそろ寝ようかな。
    ボクは大抵どこでも寝られるけど...どうせならあの布団とかいうので寝てみよう。

    ふかふかしてる!
    すごいなぁ...文明って。
    おやすみなさい。

    一旦おやすみ。40分後くらいに戻ってきます。

  • 44スレ主25/04/04(金) 22:06:01

    「やぁ、大丈夫?」
    「あっ、分隊長。」
    「いえ、大丈夫です。小官は基本的に常人より適応力はあるので。」
    「へぇ~。そっか。だからか。」
    「だからボクを躊躇いつつもヘイローを壊すことができたんだね。ハバナ君。」
    「えっ?」
    分隊長のヘイローにヒビが入って、黒ずんでいく...
    「だってそうでしょ?適応力がなきゃある程度交流のある人を殺せって言われても拒絶反応の一つは出るはずだよ?」
    「ですがっ!それは命令されて、断れば次は小官の身だったのでしょうがなく...!」
    「でもさ、そうやっていつも自分の意志なんてなく指示待ち奴隷だったじゃん。ハバナは。」
    「そ、それはっ...!」
    「即座に否定できない時点でハバナにも思うところあるんでしょ?」
    「君は結局、言動や考え方こそ変わったけど、根本の臆病さは何も変わってない。違う?」
    「そう、なん、でしょうね...」
    「ボクは地獄で待ってるよ。なるべく遅くここにくることを祈ってるよ。ハバナ。」


    「分隊長...ウチは...」
    最悪の目覚めだ。

  • 45二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 22:35:07

    今日はここまで

    おやすみがてらハバナちゃん(主人公)の豆知識
    彼女は基本の一人称はボクだが、任務とかのときは小官が一人称になる。
    彼女の設定として、身長が162cmとまあまあ高い。

  • 46二次元好きの匿名さん25/04/04(金) 22:53:19

    >>44

    分隊長の亡霊の夢を見るって事は殺した後悔しているだな。

    自分だけ幸せになっていいのかわからないだろうし、早くミレニアムの誰かに相談出来るといいね。

  • 47二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 00:16:20

    寝る前保守

  • 48二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 08:50:54

    ほしゅ

  • 49二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 09:19:29

    始めっ!

    最悪の目覚めだが、ウチ...いやボクは試験に向けた勉強を始めた。だけどなかなか難しいんだよなぁ...
    いろんな人に教えてもらってはいるけど...ひとまず1年生の範囲は順調。明日にもなれば雑だけど1周はできるだろう。
    演習はそれからだ。

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 09:38:39

    ユウカさんいわく、結構覚えるのは早いほうらしい。
    苦手範囲は今のところはない。
    ただ、中学範囲は結構難しい...これより高校範囲は難しいのか...
    先は長いな。

  • 51二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 09:51:15

    それから数日後。
    中学2年生の範囲が大体できるようになってきた。
    ただこの証明というのは苦手だ。
    条件と使うべき定理が複雑でわかりずらい...
    勉強はやっぱ難しいな...

  • 52二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 09:55:46

    ベアおばはクソってはっきした。

  • 53二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 10:04:28

    ある日...
    気分転換にノアさんとユウカさんとお出かけをしていた時だった。
    「おっとぉ?セミナーの2人の仕事人様じゃないですかぁ~!」
    「おい、お前ら!こいつらを誘拐すればミレニアムは実質機能停止する!」
    「そうなりゃ身代金もガッポリ稼げるんじゃないか?」
    「いいですねぇ~姐さん」
    「よし、そうとなりゃこいつらを捕まえろ!」

    不良に絡まれた。しかも割と計画的な犯行で人数も10人ほど。
    いけるか?

    一旦おやすみ

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:59:49

    再開
    「...ユウカさん、ノアさん。退避を。ここはボクが殲滅します。」
    「なっ、危険です!10人を相手にするのは...!」
    「お願いです。貴女達を巻き込みたくない。ここはどうか...」
    「...いいえ。できないわ。私達も巻き込ませて頂戴。」
    「ユウカさん...」
    「ユウカちゃんだけじゃありませんよ?」
    「ノアさん...」
    「わかりました。ただ、少々荒っぽくはなりますよ?」

  • 55二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:13:04

    アリウス仕込みの実力はどれほどかな。

  • 56二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:09:55

    タタタタタタタタタタタッ!
    「邪魔だっ!どけ!」
    「調子のんじゃねぇぞ!」ダァン!!
    「危ない!」
    ユウカさんがSRの狙撃を防ぐ。
    「ありがとうございます!」
    「右手に3人ほどいるみたいです。」
    「了解!小官が撃滅して参りますっ!」
    「ちょっと!無茶よ!」
    「こっちも二人の相手を片付けてからハバナちゃんのところに向かいましょう!」

  • 57スレ主25/04/05(土) 20:50:13

    「ふぅ...苦戦はしなかったけど時間を取られたわね...」
    「ハバナちゃんのところに向かいましょう!」


    「ハバナ!大丈夫!?」
    「ああ、全て問題ございません。今こいつらにとどめを刺すので。」
    銃床で殴りつけ、念の為愛用のARで10発ほど撃って確実に気絶させる。
    途中相手のうめき声が聞こえても聞こえないフリをする。
    「もう気絶してますよ。ハバナちゃん。」
    「ヘイローがもう消えてますから。」
    「あ、ホントだ。」
    「よし、こいつら...どうします?」
    「ヴァルキューレに突き出すわよ。」
    「了解。」
    「小官が持ちます。」
    「待って。私達にも持たせて。」
    「分担作業をした方が効率的ですからね。」

  • 58スレ主25/04/05(土) 22:12:44

    その後...

    「今日は災難でしたけど、うまくいって良かったです!」
    先輩方にお礼をまず言うことにした。
    「いえいえ、むしろこちらこそありがとうございます。」
    「私達、危うく誘拐の危機だったし貴女がいなかったらと思うと...」
    二人がそんなことを言ってくれて、ボクは嬉しく思った。

  • 59スレ主25/04/05(土) 23:13:54

    ボクはその後も勉強に取り組んだ。
    高校生に必要な勉強量はやっぱりかなり大きいな...
    そんなことを考えながらも、ボクは...
    うまく勉強ができていると、信じたい。

  • 60スレ主25/04/06(日) 00:15:12

    そして、数週間後...
    「よーい、始め!」
    ユウカさんの号令で試験が始まる。
    試験問題を解き始める...
    さぁ、後は自分を信じて得意な問題がたくさんくることを祈るだけだ!

  • 61二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 00:17:27

    高得点取れるといいね。

  • 62スレ主25/04/06(日) 00:22:14

    結果は...
    5教科500点中...364点!
    合格ラインの350点を超えられた!
    合格だ!
    これから高校生として頑張るぞ!
    ...あれ?そもそもなんでボクここにいるんだっけ?
    ああそうだ、まともな食料を得るためにバイトで金を稼ぐ必要があって、そのために学籍が必要で...
    ってもうセミナーの二人にボク自身で言うのもなんだけど餌付けされてない?
    ...これが本末転倒ってやつか...

    今日はここまで

  • 63二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 02:57:02

    乙です。

  • 64二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 06:01:27

  • 65スレ主25/04/06(日) 11:03:17

    ボクは合格した後、指定の制服に身を包んだ。
    ...どうも動きづらいとかの実用面しか考えないのはあまりよくないことだとわかっているがどうもそっちのほうばかり考えてしまうな...
    この辺も後の生活で慣れてくるのかな...
    ひとまずは、手続きも済んだことだし、何をしようかな?

  • 66スレ主25/04/06(日) 11:22:08

    今日の予定は...特にないな。
    聞いたところによるとオープンスクールがてらユウカさんが校内を紹介に行くらしい。
    部活も結構多いらしいし、覚えてられるかな...
    印象に残る部活も多いとは言うけどどんな感じなんだろうか。

  • 67スレ主25/04/06(日) 12:04:45

    主人公ちゃんの豆知識2
    ほっぺが実は結構もちもちしてる (ばれたらモチモチされちゃうかもね)
    最近はカロリーの塊のようなチキンとかも食べられるようになってきた
    実は毎日ある程度のトレーニングを行っている

  • 68二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 12:07:43

    生活環境が改善されたからな。そのままミレニアムでのびのびと青春を堪能してくれ。

  • 69スレ主25/04/06(日) 13:36:32

    いろんな部活を見に行ってる最中、
    様々な問題部活と言われた物もあったけどボクの古巣と比べたら問題にも入らないとは思った。
    ただ、大変そうだなぁとは思った。
    結果的にボクは、ひとまず選べないからセミナーで働かせてといった。
    ここまで面倒みてもらったんだし、ひとまず恩には報いるべきだしな。

  • 70スレ主25/04/06(日) 15:12:24

    何これ...こんなに忙しいなんて聞いてないんだけど...
    よく疲れないものだ。
    ボクがあまりこういうことやったことないってのが一番なんだけどね。
    ともあれ、入りたい部活が見つかるまでここで仕事を手伝おう。

  • 71スレ主25/04/06(日) 15:45:14

    一旦おやすみします

  • 72スレ主25/04/06(日) 20:50:59

    仕事を終えて今日はどうしようか...
    寝ようかな...
    それとも何をしようかな...
    そうだ、どこかにランニングにでも行こう。
    就寝時刻まで1時間ほどあるし、その辺を走りに行こう。

  • 73スレ主25/04/06(日) 21:03:30

    有酸素運動においては継続的な運動が大事...
    とりあえず4.5km先のあの場所でも目標にするか...
    よし、じゃ、開始!

  • 74スレ主25/04/06(日) 21:29:45

    結構走って...
    道中のパン屋の誘惑を振り切り、
    スーパーマーケットの誘惑を振り切り、
    スイーツ屋の誘惑を振り切り...
    ...ボクも衰えたな。
    でも、なんだか幸せ。

  • 75スレ主25/04/06(日) 22:01:53

    ふう、とりあえず往路は走れた。ここから...
    ん?なんか見覚えのある影が...
    ユウカさんだな...
    話しかけてみるか。
    今日出張だったし。

  • 76スレ主25/04/06(日) 23:07:12

    「ユウカさ~ん。」
    「ふぇ!?は、ハバナね。どうしたのかしら?」
    「いえ、寝る前にランニング行ったら偶然ユウカさんに遭遇して。」
    「ランニング...偉いわね。こんど私もやってみようかしら...」(これで体重100kgなんて言われなくなるかしら...)
    「いいですよ。ランニング。気分転換や体力維持にピッタリなんです。」
    「最近あまり動けてないからこういった時間余らせてるときが一番いいんです。」
    「そう、頑張ってね。ハバナ。」
    「はい!」

  • 77スレ主25/04/06(日) 23:25:35

    復路途中...
    往路と同じ誘惑を振り切り、走っていた。
    そこに...
    「っ!?」
    何かの視線を感じた。
    ...気のせいか?
    念の為銃のセーフティをいつでも外せるようにしておく。
    数百mほど走ると、悪寒は消えた。
    一体何だったんだろうか...


    side???
    「あれが噂の...」

  • 78スレ主25/04/06(日) 23:38:26

    毎日の日課のような運動を終え、自宅のようなものに着く。
    今日も一日お疲れ様と自分に言う前に、最後の日課をやっておこう。
    ボルト、チャンバー、銃身といった基本的な整備はやっておかなければ。
    一通りの整備を終え、最後にちゃんと撃てるかどうかも確認する。
    よし。問題なし。
    これで今日も寝れる。
    ...銃が手元にないと、まだ眠れない。

  • 79スレ主25/04/07(月) 00:07:19

    ウチは、ボクが怖い。
    月日が経っていくごとに、分隊長が、ウチの大切な仲間であり、尊敬するあの人の...
    声が、顔が、作戦がうまくいったときにウチの頭を撫でてくれたあの感覚が...忘れていくのが怖い。
    でも、大切な日常の記憶は日々、ウチの記憶から抜けて行っているのに...
    どうして、あの人を殺したときの...
    ウチにやらせることになってごめんといったあの声も、
    ヘイローが割れる前のひきつった笑顔と電池の無くなった機械のように横たわった姿も、
    どんどん冷たくなっていく肌の感触も、
    どうしてそのことばかり、記憶から抜けない?
    ...ウチは...ボクは...
    できることなら今すぐあの人に会いたい。
    でも...自分の分まで生きろって言われてしまって、そんなことはできない。
    ...まだ終われない。
    ...たっぷり楽しんで、あの人と地獄で再開しよう。
    明日も、頑張ろう。


    今日はここまで
    おやすみ

  • 80二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 07:03:48

    ほ!

  • 81二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 09:24:37

    さて、今日は何をしようか。
    仕事が終わったらとりあえず日課をこなして...その後...特にやることがないな。
    どうしようか?

  • 82スレ主25/04/07(月) 14:32:53

    今日はいつもの日課をこなしていると、また視線を感じた。
    視線の先を見ると、以前ユウカさんとみたトレーニング部の人の姿が見えた。
    どうやらボクに興味があるらしい。
    何の用だろうか...?

  • 83スレ主25/04/07(月) 15:34:02

    要約すると、ボクをトレーニング部に勧誘したいらしい。
    ボクなんかでいいのだろうか。
    ちょっとユウカさんに相談しつつ、考えてみよう。
    「わかりました。ただちょっと予定の再確認をするので待っててください。」
    そういって明日向かう旨を伝えた。

  • 84スレ主25/04/07(月) 16:45:12

    次の日、ボクはそのトレーニング部に仮入部することになった。
    ユウカさんが非常に心配な表情をしていたが大丈夫だろうか...?
    スミレさんは嬉しそうな顔をしていた。
    とりあえず15kmくらい走ってみようと言われ、同意し、走り出した。

  • 85スレ主25/04/07(月) 16:51:14

    15kmを走り終え、結構汗をかいた。
    ひとまずアリウス時代から体力はそこまで落ちてないようで安心した。
    その上で、こんどはバーベル上げか...
    昔は体力こそついても筋肉を鍛える必要はあまりなかったからな...
    そりゃあの緑髪の...誰だっけ?みたく対物ライフルを持つんだったら話は変わるがボクのはなぁ...
    まぁいい、この際しっかりやっておこう。

  • 86スレ主25/04/07(月) 17:01:51

    よい...しょ!
    重たい...
    バーベル上げをできるようになってきた...!
    ふぅ、大変だった。
    次は腹筋背筋100回!?
    それなら...ギリできる...?

  • 87スレ主25/04/07(月) 17:13:20

    うぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"!!!!
    よし...やったぞ...ごうけい...200かい......できたぞ...
    ...へ?あとスクワット100回?
    うわああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ..........

  • 88スレ主25/04/07(月) 17:25:11

    きゅうじゅうきゅう...ひゃ...く...
    もうむり...(バタン)
    あ...え...ぷろていん?ありがとうございます...
    いえまでおくる?そこまでは...
    べつにいい?それならおことばにあまえて...

  • 89スレ主25/04/07(月) 22:16:58

    ハッ!
    ここは...
    ああ、そうだ。確かトレーニングで倒れて...
    スミレさんには悪いことをしてしまったな。
    今度謝ろう。
    さて、自分の体力不足を実感したことだし、明日からの日課の強度を少し強くしてみようかな。

  • 90スレ主25/04/07(月) 23:03:41

    そんな日常を送っていたある日...
    仕事の一環として3人でトリニティに向かった。
    いろんなものがあった。
    ...物価高くない?
    そんなことを考えながらもどこかを歩いていたら...
    あの白い髪...あの身長...まさか!?

  • 91スレ主25/04/07(月) 23:19:20

    いや、絶対間違いない!!
    ウチがあいつらを誰かと見間違えるわけがない!
    ここはウチが刺し違えても絶対に二人を逃がす!
    だがあいつに悟られてはならない...
    どうする!!早く決めろ!

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:39:49

    このレスは削除されています

  • 93二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:43:19

    このレスは削除されています

  • 94二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:46:28

    このレスは削除されています

  • 95スレ主25/04/07(月) 23:58:33

    「ユウカさん、ノアさん、落ち着いて聞いてください。」
    「あの白髪の翼持ちはボクの古巣のヤツです、多分エデン条約を妨害するためのスパイです。」
    二人とも驚いてるよな...
    「とにかく、事情は帰ってから説明するんで、平常心でお願いします。」

  • 96スレ主25/04/08(火) 00:22:47

    side:アズサ
    あの後ろ姿...どこかで見覚えがあるような...
    ...ハバナに似ているが...色々違和感があるな...
    やけに筋肉があるし、そもそもあいつはかなりの孤立主義だ。
    作戦行動以外基本一人だったしな。
    ...それに、あいつは突然姿を消してそれ以来帰ってきてない。
    ......多分...あいつは...
    「アズサちゃーん、モモフレンズグッズの売り場に遅れてしまいますよー?」
    「ああ、すまない。少し考え事をしてたんだ。」
    私の思い過ごしだろう。


    今日はここまで
    おやすみなさい

  • 97二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 06:55:40

    ほし

  • 98二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 14:01:09

    その後、学校に帰ってきて、改めていろんなことを話した。
    昔と違ってボクは二人を信頼できるからスムーズに真実を話すことができた。
    特に重要な、エデン条約を転覆させようとしていることも伝えれた。
    だがボクは早い段階で抜けた身。そこまで情報は握っていなかった。
    調印式当日を狙うことは聞いていたがどんな手段かはわからなかった。
    二人は、混乱を防ぐために、シャーレの先生にだけ伝えるらしい。
    ...結局その人はどんな人なのかを知らないんだよな。ボク。

  • 99スレ主25/04/08(火) 16:51:35

    今日はあんま更新できなさそうです ごめんね

  • 100二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 00:09:12

    よるほ

  • 101スレ主25/04/09(水) 00:17:49

    保守がてらの豆知識3
    主人公ちゃんと分隊長は3年くらいの付き合いであり、当時の主人公ちゃんととても仲が良かった。
    主人公ちゃんはアリウス時代にはほとんど仲間と呼べるような人がいなく分隊長になる前のあの子がほぼ唯一の仲良しであった。
    分隊長ちゃんが分隊長に任命されたのは主人公ちゃんと知り合ってから2年目の頃であり、誰かいるときといない時で口調を使い分けしていた。
    分隊長の処刑理由は、外への脱出を試みたことであり、その夢は、主人公ちゃんに受け継がれることになった。

  • 102スレ主25/04/09(水) 08:46:46

    ボクは...調印式に出席した方がいいのか?
    先生とやらは結局、調印式に出るらしい。
    その先生とやらの護衛として来るのはいいのだろうが...
    だが、護衛を申し出る生徒はかなり多いらしい。
    ...これはボクの自己満足に過ぎないんだろうな。

  • 103スレ主25/04/09(水) 14:32:29

    結局ボクは、その日に答えを出すことが出来なかった。
    だが、自分が今更姿を出したところで、何も変わらない。
    姿を出したらボクの仲のいい子が...
    って待てよ?そもそもボクに仲のいい子なんていないんだった。

  • 104スレ主25/04/09(水) 14:37:46

    冷静に考えてみたらそうだ。
    はぁ...vanitas vanitatum et omnia vanitas。虚しっ。
    いや、そもそも...仲のいい人はボクが...
    あの人の遺品なんてものはほとんどない。
    大抵はボクが持ってる。
    だから、わざわざリスクを侵してあいつらと顔合わせをする意味は...

  • 105スレ主25/04/09(水) 15:12:39

    ボクも、弱くなったな。
    そんなことを考えながら、調印式前日の夜。
    昔なら自分のこんな大したことない欲求に負けることなんてなかったのに。
    ボクは最終的に、先生の護衛を務めることになった。
    ...そう、弱くなった。
    ここに来てから、そう感じる日々が増えた。
    体力などの肉体的な衰えこそないが、精神面で弱くなったと思う。
    味の薄い食事と濃い食事の区別がつくようになってしまった。
    前までは食べられればそれでよかったのに。
    楽しさをよく覚えられるようになってしまった。
    全ては虚しい、なんて言ってたただの人殺しが。
    噓をつくのが下手になった。
    昔は無表情であの赤ドレスに噓の成果報告ができたのに。
    自分を認めてくれる、大切な仲間ができた。
    昔孤立してた何もない人間が。
    でも、弱くなったけど、不思議と悪い気はしない。
    空っぽだったあの頃よりかは、絶対にマシなんだから。

  • 106スレ主25/04/09(水) 16:16:03

    「ミレニアムサイエンススクール所属、黒羽ハバナと申します。この度は調印式を終えるまで、護衛としてあなたの指揮下に入らせていただきます。」
    ”そ、そこまでかしこまらなくていいよ?私は君の上官というわけでもないんだし。”
    「いえ、そういうわけにもいきません。とりあえず、非常時には指揮を頼みます。」

  • 107スレ主25/04/09(水) 16:36:51

    ちょっとおやすみ
    9時くらいにもどる

  • 108スレ主25/04/09(水) 21:03:45

    調印式が始まった。この場所が狙われてることは全員で考えた結果、襲撃があることについてはお互いの上層部のみが知るのみとなった。
    先生は苦い顔をしていたらしいが、ボクはそれでいいと、非情にも思ってしまった。
    さぁ、いつに来る?
    こちらはいつでも...ってなんか変な音がするな...
    上空を見ると...
    な、なにアレ!?

  • 109スレ主25/04/09(水) 23:29:14

    BOOOOOOOOOOOOOOOOOM!!!
    な、何が起きた!?
    まずは状況確認と護衛対象の安否確認を!!
    ...よし、護衛対象は無事...ではないが軽症の部類だ、まだ動ける。
    ガレキの隙間か!おらっ!!
    ...ふぅ、スミレさんと鍛えた甲斐があったな。
    「おい、そこの黒髪!小官はこの方の護衛を頼まれた者だ!すまないが、少しこの人を避難させるまで手伝ってくれ!!」

  • 110スレ主25/04/09(水) 23:54:50

    黒髪の奴らが続々集まってくる。
    ッチィ!小官含め全員重症か...!
    「敵襲に備え、周囲への警戒を怠るなっ!!」
    小官も随分気が立っているな...!
    っ!?銃撃!?
    ...ようやくおいでになったかよ...!
    アリウスっ!!!

  • 111スレ主25/04/10(木) 00:41:40

    「よう、久しぶりだな。○○。」
    「っ!?まさかハバナ!?死んだと思ってたのに...」
    「生きてたんだ...」
    「知り合い?」
    「う、うん。ミサキ。」
    「へぇ、そう...」

    今日はここまで

  • 112二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 07:28:49

    ほしゅ

  • 113スレ主25/04/10(木) 15:15:36

    「ハバナ?...ああ、あの。」
    「小官はそこまで有名人になった覚えはないんだがなぁ...!」
    「し、仕方ないでしょ!本気で心配したんだから!」
    「んで、その心配に免じて、ここを見逃してくれないか?」
    「それは...できない。薄々わかってんでしょ?」
    「ああ、だろうな!」
    「...二人とも、話は済んだ?終わらせるよ。」

  • 114スレ主25/04/10(木) 16:29:29

    「...あなた、護衛だと言っておいて、アリウスの回し者だったわけですか...!」
    (ゲッ!それは違うんだが...これは弁明しづらいなぁ...)
    「いや、生きてたのかって言ってたし、こちら側で間違いないだろう。」
    (ありがとう赤い黒髪の人ー!)
    「と、まぁそういうことだからここは私が足止めする。早くいけ。」
    「は、はい!」

  • 115スレ主25/04/10(木) 17:18:43

    逃げ続けていると、さっきまでの黒髪と違う白髪がやってきた。
    いわく、自分が交代するという。
    大きい黒髪達が残って足止めを行うらしい。
    というか、トリニティの首脳陣ほぼ壊滅状態なのか...
    これはマズイな...
    白髪もかなりの怪我を負っている。
    小官に任された期待のためにも、この任務を完遂する!

  • 116スレ主25/04/10(木) 18:36:34

    亡霊のような奴らに追われているが、いくらなんでも生きている人間がほとんどこないのはおかしい...
    こんなに見晴らしがいいんだぞ?
    集合を待っているのか?
    ん?...見晴らしが、いい?
    「っ!?おい!白髪!どけ!」
    銃弾が右肩に突き刺さる。
    「う"っ...ぐぅ...」
    SRかよ!痛ぇなぁ!
    あれは...スクワッドか!
    4人とも五体満足ですってか!
    ユスティナなんとかってのもいるし、本格的にマズイことになってきたな...

  • 117スレ主25/04/10(木) 20:32:20

    いわく、主要人物はもうすべて片付けたらしい。
    ”君たちが、アリウススクワッド?”
    あーもう吞気だなぁ!命狙われてるんだぞアンタ!!
    「アズサが、世話になったな。」
    あいつか...
    「そのアズサはどこにいった?お前らと同じところにいると思ったが...」
    「ああ、そのことか...」
    「アズサは、私達を裏切った。」
    「...そうか。そういうことか。」

  • 118スレ主25/04/10(木) 21:34:12

    「我々は...」
    なんか語りだした。
    ETOだのなんだの言われてもなぁ...
    とりあえず逃げるか。
    「......だがその前に、貴様を処理しておくとするか。」
    「この作戦の一番の障害は、貴様になりそうだと彼女は言ってたからな。」
    だよなぁ!そりゃそうだわ!
    ダダダダダッ!!
    ああ...クソ!やってやる!
    白髪も同じ狙いのようで、銃弾のほとんどを防ぐことができた。
    だが...
    腹の付近に弾が当たる。
    あ......
    撃たれた位置的に死にはしないだろう。
    丁度救急車と思わしい車もきたことだ。
    白髪は気絶したみたいだ。
    ...任務失敗、か。
    はぁ...
    ん?あれは...

  • 119スレ主25/04/10(木) 22:55:40

    「ここでお前が出てくるのか...」
    「久しぶりだな。」
    「「アズサ。」」
    「あー、アズサ?この身元不明の白髪運ぶからそこまでこいつら足止めしてくれない?」
    と頼んだら、その人風紀委員長って言われたんだけど...
    マジ?そんな大物だったんだ。
    そういうこともあってかアズサは快く快諾してくれたよ。

  • 120スレ主25/04/10(木) 23:46:03

    白髪を運んだあと、ボクは...
    先生のところに向かった。
    やっぱりボクの算段通り、命にかかわるほどではないが、しばらくは動けないそうだ。
    申し訳ないな...
    ユウカさんに、謝らなきゃな...

    今日はここまで

  • 121二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 06:54:55

    ほしゅ

  • 122スレ主25/04/11(金) 14:18:37

    今日は少し遅れそうです。

  • 123スレ主25/04/11(金) 17:45:36

    豆知識4
    主人公ちゃんは16歳で年齢的には2年生だが、自分の年齢なんて覚えてないし、今年入学するので、便宜上は1年生である。
    主人公ちゃんは内戦経験者であり、熾烈を極めたが、あの日まで人を殺めたことはなかった。
    主人公ちゃんはここに来てから心が安定してきており、分校時代はもっと悪夢を見ていた。
    主人公ちゃんはトレーニング部でトレーニングをしてから大分重い物が持ち上がるようになったらしい。(上位1%に最近ようやくなってきた)

  • 124スレ主25/04/11(金) 20:30:59

    すまない、ストーリー再履修してたら遅れた。

    トリニティにあの救急車を運ぶみたいだ。
    反抗されてるじゃないか...
    おっと、止めに入ったみたいだな。
    「ミネが壊して騎士団が直す」ねぇ...
    あかんでしょ、それ。仮にも救護するんだよな?
    時代錯誤って...
    まぁいいや、依頼主が間に合わなかったら問題だ。
    先程命に別状はないが普通に大怪我の部類と聞いたしな。
    「ちょっと待ってくれ。」
    「...誰よアンタ。」
    「その救急車にはあの先生が入ってるぞ。ボクらと違い、銃弾一つで危ない体だ。ほら、どきな。」
    「救える命を邪魔して亡くしたって言いふらすことも可能なんだぞ?」
    「チッ。行きますよ。」
    ふぅ...なれないことはするものではないな...

  • 125スレ主25/04/11(金) 21:30:33

    あの後、先生を医務室に託し、ボクはあいつの元に向かおうとしたが...姿を消したらしい。
    「善良な人はこれ以上来てはいけない。」
    ま、そうだよな。ボクらのような人間が善良なわけ、ないよな...
    ...小官は善良じゃないから、ついて行っても何も問題はないな。
    ...いくか。もう逃げたとはいえ、古巣の人間達の殺し合いを黙って見過ごす理由にはならない。
    やろう。

  • 126スレ主25/04/11(金) 23:42:24

    「う、うぅ...」
    「ここにいたか。」
    「小官ならお前について行っても、問題ないだろ?」
    「は、ハバナ?どうしてここに...」
    「さっき言った通りだ。強いて言うなら...」
    「いろいろ話をしに来た。」

  • 127スレ主25/04/12(土) 00:04:49

    「まず、何から話そうか。」
    「......」
    「......」
    「あ"---。何も考えずに見切り発車するクセ治らないんだよなぁ...」
    「とりあえず、ボクっていなくなってからどうだった?」
    「なんか大事になってないといいんだけど...」
    「うぅ...」
    「...ごめん。今そんな話してる場合じゃないな。」
    「まぁあれだ。ボクはいくらでも話聞くから、今は気持ちを抑えずに、おいで?」

    今日はここまで

  • 128二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 08:06:52

    ほしゅ

  • 129スレ主25/04/12(土) 11:50:14

    「私は...あの爆弾を...使った。」
    「!?」
    「あれで恐らく...サオリは...」
    「...そうか。そりゃ辛かったよな。」
    「......知り合いや仲のいい人を仕留める感覚なんて、そりゃ辛いわ。」
    「それもあるけど...私はもう...ヒフミと...せっかくできた友達と...もう会えないんだ...」
    「......」

  • 130スレ主25/04/12(土) 18:32:27

    「みんな...ごめん...!!ごめん...!!ごめんなさいっ...!!」
    「う、うあ...うわあああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
    そうだよな...ボクらにはまともな友人はいない。
    ボクらは...ただの人殺しだ。

  • 131スレ主25/04/12(土) 18:55:49

    数分後...
    「...行かなきゃ。」
    「...そうか。」
    「まだ、立ち止まってはいられない。なにか方法を...」
    現状把握ができるくらいには回復したようだ。
    そして、爆弾を食らった二人は無事らしい。
    どうやって突き止めたかはわからないが、あの目を見る限り、噓や錯乱ではないようだ。
    それならいい。ボクも自分のやるべきことを、やるだけだ。

  • 132二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 22:16:44

    このレスは削除されています

  • 133スレ主25/04/12(土) 22:17:30

    さて、小官も気張っていこう。
    遭遇した。
    「例え刺し違えても止める」か...
    不利な状況だが、どうにか死人は出したくないな...
    さぁ!!やろうか!

  • 134スレ主25/04/13(日) 00:05:28

    ぐっ...流石と言ったところか、しっかり強いな...!
    「何故だ。何故そんなことに意味などないのに、お前たちは抗う?」
    「思い出せ。全ては――」
    「たとえ虚しくても、抗うと決めた。」
    「そこにぃ!!何の意味があるっ!!!」
    「意味はこれから見つける。別に早急に結論を出すものでもないんだぞ?」
    「結論をすぐに出すのは危険だ。」
    「ただ、お前らと違って小官はどうしても外の世界が見たかった。」
    「それだけだよ。」

  • 135スレ主25/04/13(日) 00:05:55

    今日はここまで
    そろそろブルアカ宣言までいけそう

  • 136二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 07:38:50

  • 137スレ主25/04/13(日) 12:11:39

    3人...?いや、それ以上か。
    増援が来たようだ。
    恐らくこちら側だろう。
    ってか護衛対象!?休んどけって言われてただろうに...
    これじゃ職務放棄って言われても何も言い返せないぞ...

  • 138スレ主25/04/13(日) 12:29:30

    二人の会話を聞いてみたが...
    「世界が違う」か...
    向こうもそれを否定するために、必死に悪ぶってるのがまた一段と...
    おい待て噓じゃないの?
    銀行強盗...?
    割とガチの奴じゃん...

  • 139スレ主25/04/13(日) 13:14:00

    覆面なんとかをきっかけに、様々な人達が集まる。
    これは...勝ちの目が見えてきた。
    包囲できた。
    ユスティナなんとかもこれなら...!

  • 140スレ主25/04/13(日) 18:51:22

    保守がてらの豆知識5
    主人公ちゃんは名前を覚えるのが苦手で基本身体的特徴かコールサインで呼ぶ傾向があり、まともに名前で呼ぶのは分隊長などの親しい人やユウカなどの恩人やスミレなどの尊敬する人くらいである。
    主人公ちゃんは結構重い。理由は筋肉が見た目よりかなり付いてるからである。(所謂着瘦せするタイプ)
    主人公ちゃんの外に出てから好きな食べ物は、ピザ。味に舌が追いついて来てから結構ハマっている。
    主人公ちゃんはばにたすを基本唱えない。が、悪い記憶が脳裏をよぎると唱えて精神を安定させる。

  • 141スレ主25/04/13(日) 19:45:34

    ツインテが、話し始めた。
    甘い言葉だな...
    ハッピーエンド、か。
    甘い言葉だが...嫌いじゃない。
    おや、空が晴れて来たようだ。
    天気って結構変わるもんなんだなぁ。
    そんで、なんか護衛対象が宣言し始めたようだ。
    言ってることの意味はわからないが...
    まぁ、ようはあの亡霊が動かなくなったってことだろう?
    それなら話は早い。さっさと終わらせて、あいつらを...

  • 142スレ主25/04/13(日) 21:00:02

    さーて、追い詰めた。
    もう向こうの手札はない...はず。
    「サオリ...もう諦めて。」
    「小官も、この戦況では逆転は無理だと思う。だから...大人しく抵抗してくれ。」
    「っ...ふざけるな!!!」
    「どうして、どうしてお前たちばかり...!」
    「全てが虚しいこの世界で、お前たちだけが意味を持つのか!」
    「全て...全て否定してやる!お前たちが、アリウスを出てから学んだこと全て!」
    ...サオリ。

  • 143スレ主25/04/13(日) 21:40:10

    その後、あいつらは古聖堂の地下に逃げ込むらしい。
    アズサは、決戦へと向かうらしい。
    ああ、ダメだな。さっきの戦いでもうあまり戦えないな...
    あの時の弾で腕にもうあまり力が入らない...
    すまない。アズサ。任せたぞ。

  • 144スレ主25/04/13(日) 21:49:22

    アズサがやられた。
    どうする!
    小官はまだ...
    って姫!?
    ...姫であってたっけ...
    姫は話し始めた。
    もうこの争いを終わりにしようと。
    ここから逃げようと。

  • 145スレ主25/04/13(日) 22:02:37

    そうだな...そうだ。小官は自分の目的を失いやすいな...
    こいつらを救ってやる為にここにきた。小官は。
    ユウカさんにはちゃんと話は通してある。
    「それなんだが...うちにこないか?」
    「うちなら...お前らを生徒として迎えることもできると、思うんだが...」
    「それは...」
    「!?」
    なんだ!?
    あの教義だと!?
    くっ...
    ああ、逃げてしまう...あいつらが...
    だが...まずはこいつをなんとかしなければならない!

  • 146スレ主25/04/13(日) 22:09:53

    その後...
    結局スクワッドには、逃げられてしまった。
    地下通路を、しらみつぶしに探すほどボクらには余裕はなかった。
    ひとまず...これで任務達成だな。
    だが...報酬はもらわない。
    一回失敗しておいて、独断専行しておいて、そんな図々しい真似などできない。
    依頼というのは、信頼の下に成り立つってユウカさんもいってた。
    だから、その旨を先生に伝え、ボクは母校、ミレニアムへの帰路へと着いた。

  • 147スレ主25/04/13(日) 22:11:59

    本編はこれで完結です!!!保守してくれた方、♡をつけてくれた方、感想を書いてくれた方、本当にありがとうございました!!
    感想や質問など是非とも受け付けていますのでどうぞどんどんお願いします!!!
    でも、番外編という形でもうちょっとだけ続くんじゃ。

  • 148スレ主25/04/14(月) 00:51:47

    寝る前保守

  • 149二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 07:48:20

    ユウカsideの話も見てみたい

  • 150スレ主25/04/14(月) 13:32:54

    お話を考え中です。少々お待ちください。

  • 151スレ主25/04/14(月) 18:39:45

    >>30の続きから

    あれから彼女は、大事なことがあると、自らの生い立ちを語ると言い始めた。

    長くなるからちょっと待っててとも言われたので、お互い食べれる味薄めの軽食を持ってきた。

    数分後...私は意を決して話を聞くことにした。

  • 152スレ主25/04/14(月) 20:18:43

    彼女から聞かされた生い立ちというのは、想定を大幅に超える過酷さであった。
    内戦...抗争...死...
    日常的に聞くことのない言葉ばかりね...
    彼女自身が瘦せていたことにも理由がいってしまう。
    可哀想に...
    この子は守ってあげたい...

  • 153二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 20:51:49

    「お願いです!こんなボクでも生きて行きたいんです!どうかっ!」
    そんなことを言われたら...断れないじゃない。
    「ええ、わかったわ。ただ、編入試験を受ける必要があるからその辺りはわかって頂戴。」
    編入試験を受けて学生として公式に迎えるなら、セミナーの越権行為には入らない...はず。
    ただ...
    試しに過去問を見せてみたら、全く分からないらしい。
    ...私もしっかり勉強みてあげないと。

  • 154スレ主25/04/14(月) 22:08:10

    あれから数日。
    彼女は証明に苦戦しているようだった。
    ただ、数日で中二の範囲まで一周できているから、かなり順調なほうだ。
    よし、ここは頑張って説明してみましょう。

  • 155スレ主25/04/14(月) 22:22:40

    ったく。息抜きなのにどうして不良に襲われなきゃいけないのかしら...
    でも、やっぱりあの子は大変な境遇だったことを再認識したわ。
    あの目つき...いざとなれば、どんなことも厭わない時の目つきだった...
    いつもの背格好に少し似合わない私達を見ると笑顔で寄ってくるあのかわいらしい顔じゃなくて...
    濁った目の、微塵も動かない表情が、素早く動き相手の脛やアバラを狙いにかかる足や腕が、いつものハバナと何もかも違ってどこか私は、あの子をしっかり見てやれなかったと悔しさを、覚えた。

  • 156スレ主25/04/14(月) 22:37:14

    それから1週間。
    チキンとかも食べれるようになってきた。
    「舌が慣れてきたら辛味が聞いてて美味しいですね!」だって。
    ふふ...かわいい。

  • 157スレ主25/04/14(月) 22:49:53

    そして試験当日...
    「よーい、始め!」
    順調に問題を解いてるみたい。
    頑張って...頑張って...!!

  • 158スレ主25/04/14(月) 22:59:12

    採点を行う。
    国語、72点。
    数学、77点。
    外国語、73点。
    社会、62点。
    理科、80点。
    合格364点で、合格ラインは350点だから...
    やったわ!ハバナがうまくいったことに自分のことのように喜ぶ。
    入校祝いに何をしようかしら...?

  • 159スレ主25/04/14(月) 23:03:50

    まずは、部活体験ということで他の部活をある程度見てもらおうと各部活に説明をする。
    反応はよかったが、なぜ今?という意見もあった。
    いえるわけないじゃない!
    そんなことを考えながら、ウチの新入生をお迎えする準備を整えた。

  • 160スレ主25/04/14(月) 23:14:54

    今日はここまで

  • 161二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 06:36:48

    ほしゅ

  • 162二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 13:11:39

    >>158

    可愛い…

    ええこや…

  • 163二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 16:27:37

    >>46

    打ち明けるとしたら誰がいいのかな

  • 164スレ主25/04/15(火) 16:48:49

    今日のお話
    あの後指定の制服に身を包んだあの子を見たけど...
    なんか...着ているというより着られてるっていう感じね...
    今までラフなズボンとか動きやすさしか考えてない服装だったからかしら...?
    ともかく、「ある程度アレンジはできるから自分なりに合わせなさい。」
    これでいいかしら?

  • 165スレ主25/04/15(火) 17:05:42

    その後、彼女は服装を少し変えてくるといって服を選びに行ったみたい。
    どんな服装になるんだろう...?
    ちょっと楽しみ♪
    「終わりましたよ~」
    「ええ。」
    おおー。
    スカートには黒のスパッツを。
    制服をきつく止めて動きやすいように袖がまくられている。
    そして...
    「ぼ、防弾チョッキはいらないと思うわよ...?」
    上半身のほとんどを覆い隠す防弾チョッキを着ていた。

  • 166スレ主25/04/15(火) 17:44:37

    防弾チョッキはちょっとあれだったので、この後ちょっと小ぶりの防弾チョッキを買ってきたところ、快く了承してくれた。
    次の日、各部活を紹介しに行った。
    ...ゲーム開発部とかエンジニア部とかにいったらどうしようかしら...
    あの子に予算をお願いされたら私断れるかしら...
    もしその時は心を鬼にしよう。
    それにしても初めての物を見た時のあのキラキラした目...かわいかった。

    一旦おやすみ

  • 167スレ主25/04/15(火) 22:54:38

    あの後あの子は特に入りたい部活は今はないから、セミナーで働かせてもらいたいと言っていた。
    ...何この子...もう、もう、
    私をどれだけ嬉しくすれば気が済むのかしら...!!
    ふふ、かわいい子。

  • 168スレ主25/04/15(火) 23:10:08

    ある日、ミレニアム外でのことについて出張に行くことになった。
    出張は無事終わり、帰り道...
    「お腹すいたわね...」
    (あっちにコンビニがあるみたい。)
    コンビニでチキンを購入し、食べ歩きをする。
    みっともないけど、誰もいないし大丈夫でしょ。
    ごちそうさま。
    「ユウカさ~ん。」
    「ふぇ!?は、ハバナね。どうしたのかしら?」
    もしかして今のばれた!?せ、先輩としての威厳が...
    恥ずかしい...
    「いえ、寝る前にランニング行ったら偶然ユウカさんに遭遇して。」
    「ランニング...偉いわね。こんど私もやってみようかしら...」
    これで体重100kgなんて言われなくなるかしら...
    「いいですよ。ランニング。気分転換や体力維持にピッタリなんです。」
    「最近あまり動けてないからこういった時間余らせてるときが一番いいんです。」
    偉いわね...私も見習わないと。
    「そう、頑張ってね。ハバナ。」
    「はい!」
    というかあの激務のあと普通に運動できるのすごいわね...

  • 169スレ主25/04/15(火) 23:17:04

    帰り道。
    その後スミレに出くわした。
    目をキラキラさせている...
    あとハバナを尾行していたように見えたんだけど...
    「ちょっと!うちの子に何するつもり!?」
    「ああ~、いえ。私達の部活に勧誘しようと思いまして...」
    「ど、どうしてかしら?」
    「今の見ましたよね!!?あの運動量!セミナーは激務だと聞いていましたがその後に5kmくらいランニングができるなんて!!」
    「しかもあの子、近くの公園とかで上体起こしとスクワットもやっていたりと...!これは是非ともトレーニング部に...!!!」
    大変だ...!!スミレが興奮してる...!明日大丈夫かしら...?

    今日はここまで

  • 170二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 07:00:00

  • 171二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 15:25:53

    ちょっと待ってて

  • 172スレ主25/04/16(水) 16:54:21

    次の日、案の定...
    「ユウカさん。先程トレーニング部の人にちょっと部活を体験してみないかと言われて...」
    「え、ええ。私も聞いているわ。」
    「その...とにかく無理はしないようにね?」
    「?はい!」
    心配だ...

  • 173スレ主25/04/16(水) 17:20:56

    心配だわ...
    ソワソワ...
    動きが定まらない。
    そして夜。
    スミレに連れられて死に体になってるあの子を見た。
    「ちょっと!何があったのよ!」
    「ちょっとトレーニングの強度を興奮して間違えてしまいまして...」
    「ふーん、どんな強度?」
    「確か...」


    「...スミレ。」
    「...はい。」
    「そんなの仮入部初日にやることじゃないでしょうが!!」

  • 174スレ主25/04/16(水) 17:26:58

    「ごもっともです...」
    「ともかく!この子はしばらく休ませて!多分明日筋肉痛になるだろうし...」
    「はい...」
    もう、この子は何も知らないんだから...
    無理させたらそれが当たり前になってしまう。
    なんならもっとゆっくり過ごして欲しいのに...

  • 175スレ主25/04/16(水) 17:36:48

    一旦おやすみします
    10:30頃に戻ってきます

  • 176スレ主25/04/16(水) 22:32:01

    その次の日から、あの子は運動をもっとよくするようになった。
    ...ああ...
    恐れていたことが...
    無理しないでほしいのに...

  • 177スレ主25/04/16(水) 22:52:30

    ある日、出張にハバナも含めてみんなで向かうことになった。
    トリニティ...相変わらず物価が高いわね...
    そんなことを考えながら、外を歩いていたら...

  • 178スレ主25/04/16(水) 23:03:07

    突然、ハバナが止まった。
    「?どうしたの?」
    あの時の...不良に襲われ時の顔だ。
    それに...何かに怯えているような...

    今日はここまで

  • 179二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 07:48:34

  • 180二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 14:36:54

  • 181スレ主25/04/17(木) 17:25:23


    初め
    あの子の動揺する姿なんて初めてみたから、私は驚いた。
    いや...一緒に今日来ていたノアも驚いていた。
    あの子が動揺する姿なんて見たことがなかったから。

  • 182スレ主25/04/17(木) 17:42:24

    「ユウカさん、ノアさん、落ち着いて聞いてください。」
    「え、ええ。」
    「あの白髪の翼持ちはボクの古巣のヤツです、多分エデン条約を妨害するためのスパイです。」
    「!?」
    「とにかく、事情は帰ってから説明するんで、平常心でお願いします。」
    「わ、わかりました...」
    大丈夫なのかしら...

  • 183二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 18:47:03

    >>36の人を56した件についてはいつか話すのかな

  • 184スレ主25/04/17(木) 18:54:40

    私達はその後仕事を終え、
    あの子から改めて自分の事情を知ることになった。
    私が最初聞いた時よりも、もっと詳しくもっと残酷に、もっとリアルな現状だった。
    最初は疑っていたけどここで過ごすうちにみんなの事を信頼できるようになった。
    そう、言っていた。
    うれしかった。
    最初のあの覚悟の固まった目が、今は柔らかな怖がりながらも秘密を打ち明ける目へとなった。
    私だけじゃこの子を助けてあげられなかった。
    入学書類の発行を手伝ってくれたノアには、感謝してもしきれないわ。
    私はこの子の親じゃないけど...助けてあげられるなら、助けてあげたい。
    「それと...その...えっと...」
    「大丈夫。無理に打ち明ける必要はないわ。打ち明ける気になったら、また話しましょう?」
    「...はい!」

  • 185スレ主25/04/17(木) 18:56:01

    多分このスレで描き切るのは厳しいと思うので、次スレにいい感じのタイミングで以降します。
    今後とも、このスレをよろしくお願いします。

  • 186スレ主25/04/17(木) 19:36:28

    「もしもし。先生。」
    「いえ、こちらこそ。」
    「それで、耳に入れておきたい話がありまして...」



    「...ということで調印式当日を狙っているようです。」
    「どうか、出席するのはやめたほうが...」
    「え!?出席する!?」
    「無茶ですよ!!」
    「”それでも、あの子達が仲良くする宣言をする場所、私もそこにいなきゃ。”ですって!?」
    「もう、危機感がないんですから...!」
    「どうしてもっていうなら、せめて護衛の一人でもつけてください。」
    「でなきゃ流石に認められません!」
    「”わかった。”...本当にわかってます?」

    一旦おやすみ 10:30くらいに帰ってくる

  • 187スレ主25/04/17(木) 22:39:55

    ハバナは調印式に向かうらしい。
    ...あの子が決めたことなのだから、私は何も言わない。
    ただ...
    「ハバナ!頑張って頂戴!!」
    「はい!頑張ってきます!」

  • 188スレ主25/04/17(木) 22:59:05

    かと言ってあの日...やっぱり不安だ。
    っ速報!
    調印式が襲撃を食らって...
    先生が重体!?
    そんな...
    先生...
    いや、でも命に別状はないらしい。
    よかった...

  • 189スレ主25/04/17(木) 23:05:12

    ハバナが心配だわ...
    でも大丈夫。
    あの子ならきっと...

  • 190スレ主25/04/18(金) 00:03:05

    その後、調印式は無事うまくいったらしい。
    ニュースでその知らせを聞いた時、ほっとした。
    あの後のハバナは、怪我をさせてしまって申し訳ないと言っていた。
    そんなわけないのに。
    ハバナを抱きかかえて言った。
    「そんなことないわ。あなたはよく頑張ったもの。」
    あの子は、照れていた。

  • 191スレ主25/04/18(金) 00:19:45

オススメ

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