- 1二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:55:42
- 2二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:56:36
黒服=ユウカ説、立証
- 3二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:56:45
黒服ユウカ説じゃねぇか!
- 4二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:57:08
嘘だよなユウカ?
- 5二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:58:18
“本当のことを話そうか、ユウカ…いや、黒服!”
ユウカ?「先生…クックック!」 - 6二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 15:58:47
ところでミレニアムに2人紛れ込んでいるのですが…
- 7二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:00:52
そっちは単純に芸術方面で師事してる感がある
- 8二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:02:18
ユウカは黒服、マキはマエストロの手先だろうな
ユキノは……ベアおばとか? - 9二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:02:59
マキによる『芸術』が見れるのか…
- 10二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:26:00
ゲーム開発部というかミドモモが不憫すぎるのでは?
- 11二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:29:59
- 12二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:30:54
ミレニアム内ゲバ多すぎて草
- 13二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:30:59
本来特異現象捜査部を立ち上げた生徒会長リオの元にユウカを送り、ビナーの対抗手段としてマキを育て上げたゲマトリア
デカグラマトン対策ガチガチすぎてちょっと面白いやん - 14二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:31:04
- 15二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:32:09
最終的にユウカとマキはモモイと衝突しそう
- 16二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:32:38
- 17二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:35:57
- 18二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:38:49
ユウカ「会長はアリスちゃんに近づかないでくださいね!」
だいぶ意味が変わってくるな - 19二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:41:15
- 20二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:41:52
- 21二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 16:45:11
確かにパヴァーヌをハッピーエンドにしたのって先生じゃなくてモモイだもんな
- 22二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:09:35
となると、>>17モモイVSマキ&ユウカでモモイが負けなかった世界線はゴルコンダとデカルコマニーが間に入って止めたんだろうな。
ゴルコンダ「マキさん、ユウカさん、お待ち下さい。その娘、『才羽モモイ』の『記号』からは『先生』と同じ『テクスト』が読み取れます。彼女と敵対するのは得策ではないでしょう。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ユウカ「先生と同じ『テクスト』?モモイから?」
ゴルコンダ「はい。さぁ、お二人共、帰りましょう。」
マキ「え!?でもでも、王女の回収は!?私達の正体もバレちゃったし、このまま引いたら収穫ゼロだよ!?」
ゴルコンダ「先程も言いましたが、『才羽モモイ』と敵対する事は『先生』と敵対する事と同義になる可能性があります。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
ユウカ・マキ「「⋯⋯!!」」
ゴルコンダ「帰りますよ、お二人共。」
モモイ「待って!」
ゴルコンダ「ああ、まだ動けたのですね。安心しました。」
モモイ「安心出来ないよ!!マキとユウカを返して!!」
ゴルコンダ「何か勘違いをしていらっしゃるようですね。この娘達は始めからわたくし達の味方だったのです。むしろ返して貰うのはわたくし達の方です。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ゴルコンダ「ですがそうですね。貴女からは先生と同じ『テクスト』を読み取れる。どうです?この際ですし、貴女もわたくし達『ゲマトリア』につきませんか?そうすれば、お二人とも別れずに済みますよ?」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
モモイ「嫌だ!」
ゴルコンダ「理由をお聞きしても?」
モモイ「その後アリスはどうなるの?貴方達はアリスを利用する気でしょ!?そんな事させない!」
ゴルコンダ「流石は先生と同じ『テクスト』をお持ちの『記号』。改めて貴女の事が気に入りました。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
モモイ「もう意味分かんない話は良いよ!ユウカとマキはミレニアムの仲間だよ!お願いだから⋯⋯」
マキ「モモ、黙って。いい加減ムカつく。」
モモイ「⋯⋯え?マキ?」
ゴルコンダ「⋯⋯どうやら、これ以上の対話は無意味のようですね。⋯⋯では、わたくし達はこの辺で。またお会いしましょう、『才羽モモイ』さん。」
モモイ「⋯⋯!」
- 23二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:26:34
- 24二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:31:38
モモイから先生と同じものを感じ取ったっていうゴルコンダの発言を知ったらベアトリーチェはユキノを使ってモモイを始末しようとしそう
- 25二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:44:40
何ならエデンの時にアリウスを裏方から支援してそう
- 26二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:48:28
ベアトリーチェって手段は手段でしかなくて目的の遂行を第一としてるから、作中でユキノがSRT復活の為にカヤの言いなりになってた根拠になるな
- 27二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:49:49
これゲマトリア解散後はどうなるんだろ?
- 28二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 17:52:08
- 29二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:07:28
- 30二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:32:07
逆にそのパターンでリオが失踪しないルートとかどうだろう?
- 31二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:35:48
ゲマトリアユキノはベアトリーチェ失墜後に後釜として新たな武力集団を作って自治区作りそう
- 32二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:37:11
それが新SRT特殊学園
- 33二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:42:11
- 34二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:52:29
地下生活者の動きも変わりそう
- 35二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 18:59:58
- 36二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:03:40
- 37二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:04:10
スランピアでミヤコとモモイが仲良くなりそう
- 38二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:04:44
- 39二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:09:41
- 40二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:24:19
なんだったらモモイ利用したら名も無き神々の王女を始めとするミレニアムの全員が動くしな
- 41二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:44:49
地下生活者「攻略法その6、肉体同様、ココロにも必ず限界が存在する」
あにまんの全てのモモイ曇らせスレの記憶を追体験させられるモモイ - 42二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:51:29
- 43二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 19:52:40
攻略法がその6だから流石に今度は完全に反転させようとしそう
- 44二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 20:03:41
モモイがユウカとマキに言った最後の言葉は
「2人が帰って来るの、私はいつまでも待ってるよ」
地下生活者「でも実際はどうですか?あの2人は貴女を裏切りました。そして、今も戻って来る気配は一切無い。」
モモイ「⋯⋯それは⋯⋯」
地下生活者「ただ待つだけではダメなのです。貴女自身が動くべきなのです。何をすべきかは小生が教えて差し上げましょう。」
モモイ「え!?ホントに!?」
地下生活者「ヒヒッ!ええ。貴女が望むかつてのミレニアムを共に取り戻しましょう。」
モモイ「ありがとう、天の声さん!」
地下生活者「いえいえ、とんでもない、ククク。」
モモイ「よぉし!待っててね、ユウカ、マキ!」
地下生活者(ヒヒッ⋯⋯愚かな小娘だ。ゆっくり、確実に抉ってやりましょう。そして、気が付いた時にはもう引き返せなくなるのです。ククク⋯⋯) - 45二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 20:05:48
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 20:12:22
これもしかしたらモモイ*テラー&地下生活者VS黒服&ユウカとマエストロ&マキと先生の対決とかがわんちゃん見れるかも?
- 47二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 20:27:00
- 48二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 20:36:17
このレスは削除されています
- 492225/04/05(土) 21:09:00
モモイ「⋯⋯で?まずは何をすれば良いの?」
地下生活者「まずは貴女自身が強くなるべきです。ミレニアムの皆を貴女が守れるようになるべきです。」
モモイ「ミレニアムのみんなを、私が⋯⋯」
地下生活者「ええ。その為には⋯⋯」
モモイ「その為には?」
地下生活者「協力者が必要ですね。貴女をこのキヴォトスの誰よりも強くする為には、単純な方法ではダメです。そして、それを実行するには1人では無理。協力者が必要不可欠です。」
モモイ「じゃあ、その協力者を見つけないとね。」
地下生活者「いえ、既に目星は付けおります。」
モモイ「え!?ホント!?それって何処の誰なの!?」
地下生活者「それではD.U.地区の子ウサギ駅の地下サイロ跡に行って下さい。そこに行けば、貴女はより一層強くなれます。ヒヒッ!子ウサギ駅に居るキツネ耳の生徒にその事について尋ねれば、貴女を連れて行ってくれます。」
モモイ「分かった!ありがとう!」
地下生活者「どういたしまして。では、ご武運を。」
モモイ「うん!」
地下生活者「⋯⋯ククク。まずはあそこのキツネ達に鍛えさせるとして、その次は貴方に鍛えさせるべきでしょうか?」
フランシス「そうだな。『才羽モモイ』は『先生』同様、この『物語』における『厄介な不確定要素』だったからな。それを潰せるどころか、我らの手中に収められるのだ。その為ならば、私はいくらでも力を貸そう。」
地下生活者「ヒヒッ!感謝いたします。さぁ先生、小生の新たなキャンペーン、貴方には攻略出来ますかね?」
- 50二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 21:15:15
🎲神がモモイ曇らせルートを選んだんだ
- 51ビナビナ25/04/05(土) 21:23:19
え..マキちゃん..?
- 52二次元好きの匿名さん25/04/05(土) 21:30:46
ふ、フランシスまで居る⋯
- 532225/04/05(土) 22:01:23
モモイ「着いた着いたぁ♪えーっと、キツネ耳の生徒さんに話せば良いんだっけ?」
ニコ「私に何か用?」
モモイ「うわっ!?び、ビックリしたぁ〜⋯⋯」
ニコ「ああ、驚かせちゃってごめんね?」
モモイ「い、いや、大丈夫です。」
ニコ「それで?私達に何の用?」
モモイ「あ、そうだ!私、強くなりたいんです!⋯⋯でも、単純なやり方じゃダメみたいで⋯⋯それで、ここの地下サイロ跡に居る人が協力してくれるって聞いて!キツネ耳の生徒さんに訊けば連れて行ってくれるって聞いてます!」
ニコ「あ⋯⋯」
モモイ「うん?」
ニコ「そう、なのね⋯⋯貴女がユキノちゃんが言ってた新入生ね。」
モモイ「新入生?」
ニコ「貴女、『才羽モモイ』でしょ?」
モモイ「う、うん。そうですけど⋯⋯」
ニコ「案内する。ついて来て。」
モモイ「ありがとうございます!」
ニコ「⋯⋯ここ、入って。」
モモイ「はい♪」
ニコ「待って。」
モモイ「うん?」
ニコ「ここから先に進んだら、もう後戻りは出来ない。引き返したいなら今の内だよ。」
モモイ「ありがとうございます。でも、決めたんです。絶対にみんなを守れるくらい強くなるんだって!」
ニコ「そう。分かった。」
モモイ「階段?」
ニコ「そう。ここを下った先が、私達の自治区『新SRT特殊学園』だよ。」
モモイ「SRT?確か、廃校になってた筈じゃ?」
ニコ「『旧SRT』はね。でも、ユキノちゃ⋯⋯ユキノ生徒会長は、そんな行き場を失ったSRT生達の居場所を作った。それがこの『新SRT』だよ。」
モモイ「へぇ、優しい人なんですね!」
ニコ「そう、だね⋯⋯じゃあ、案内するよ。ついて来て。」
- 54二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 06:29:57
ユキノも出てくるのか
地下生活者のキャンペーン - 55二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 07:42:42
さぁ、フランシスと地下生活者に利用されてるモモイはどうなるのやら⋯
- 562225/04/06(日) 10:47:19
ニコ「着いたよ。ユキノちゃ⋯⋯ユキノ生徒会長、新入生をお連れしました。」
ユキノ「ご苦労、ニコ教官。さて、お前があの『匿名の行人』が言っていた新入生の『才羽モモイ』だな?ようこそ『新SRT特殊学園』へ。」
モモイ「えっと、これから宜しくお願いします!」
クルミ「え?コイツが新入生?すっごく弱そうだけど?」
オトギ「始めは皆そういうもんでしょ。私達だってそうだったし⋯⋯」
ユキノ「⋯⋯では、早速お前にこの『新SRT特殊学園』のざっくりとした紹介をしよう。ニコ教官。」
ニコ「モモイちゃん、覚悟は良い?」
モモイ「え?覚悟って⋯⋯?」
ニコ「この『新SRT特殊学園』の校則はたった2つだけ。ルールその1.ユキノ生徒会長には逆らわない事
ルールその2.殺すか殺されるか
⋯⋯これだけ。簡単でしょ?」
モモイ「ちょ、ちょっと待って!?その1はまぁ良いけど、その2が物騒過ぎない?普通に死んじゃうよ!」
ユキノ「だからこそだ。実際の戦場は常に死と隣り合わせだ。つまり、この自治区に居る事自体が強くなる事に直結する訳だ。」
モモイ「⋯⋯」
ユキノ「強くなりたいのなら、それ相応の覚悟を決めろ。」
モモイ「⋯⋯!」
──ただ待つだけではダメなのです。貴女自身が動くべきなのです。──
モモイ「分かりました。お願いします!」
ユキノ「よし、それでは⋯⋯始め!」
モモイ「え?」
新SRT生A「しゃぁぁぁ、アタシらの出番だぁぁぁ!!」
新SRT生B「この弱虫なチビが!完膚無きまでにボッコボコにしてやる!!」
モモイ「ちょぉぉぉ!?」
[数分後]
ニコ「⋯⋯」
ユキノ「見事にボロボロにさせられたな。所持品も殆ど持って行かれた、と。まだまだ先は長そうだな。⋯⋯ニコ、後は頼んだぞ?」
ニコ「了解。」
- 572225/04/06(日) 12:07:17
モモイ「ううっ⋯⋯イテテ⋯⋯」
ニコ「モモイちゃん、大丈夫?」
モモイ「あ、ニコさん。だ、大丈夫、じゃあないですね⋯⋯ハックション!!」
ニコ「はい、鼻を噛むティッシュ。」
モモイ「あ、ありがとうございます⋯⋯うわぁ、私身ぐるみ剥がされてる⋯⋯」
ニコ「この自治区はそういう所。欲しいなら奪えば良い。奪わなければ奪われる。それがこの『新SRT特殊学園』なの。」
モモイ「⋯⋯」
ニコ「だから言ったでしょ。引き返した方が良いって。絶対に後悔するから。」
モモイ「後悔はしてないです。」
ニコ「え?」
モモイ「これは、私自身で選んだんだ。強くなりたいんだって。」
ニコ「モモイちゃんは、どうして強くなりたいの?」
モモイ「私、弱虫でバカだから、友達2人と離れ離れになっちゃったんです。⋯⋯だから、2人を連れ戻す為にも、強くなりやいんです!」
ニコ「⋯⋯そう。分かった。じゃあ、頑張ってね。私も出来る限りのサポートをしてあげるから。」
モモイ「⋯⋯!ありがとうございます!!宜しくお願いします!!!」
ニコ「じゃあ、まずは服を取り返せるくらい強くなりましょうか。」
モモイ「はい!⋯⋯ハックション!!」
ニコ(⋯⋯この娘もこの娘なりの事情があるのね⋯⋯)
モモイ「あはは⋯⋯その前に服の代わりになりそうな物を探そうかな?」
ニコ「⋯⋯確かに、風邪を引かれたら意味無いもんね。じゃ、何かしらの布でも見つけてきましょうか。」
モモイ「はい!⋯⋯ハックション!!」
- 58二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 12:14:03
こっからどんどんモモイが強くなっていく…
- 59二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 12:32:15
まさかモモイ曇らせスレになるとは
- 602225/04/06(日) 13:10:32
[ミレニアムサイエンススクール]
ミドリ「お姉ちゃん、スマホも置いて、一体どこ行っちゃったの?」
アリス「うわぁ~ん!!モモイが消えてしまいましたぁ!!!」
ネル「落ち着け。今、アタシらC&Cは勿論、セミナー、保安部、ヴェリタス、エンジニア部が総力を上げて捜索してんだ。」
ユズ「でも、もう16時間以上経ってる。絶対に何かあったんだ⋯⋯!」
ヒマリ「⋯⋯ダメです。監視カメラのデータが全部削除されてます。」
リオ「他のセキュリティシステムも機能してない。一体何が起きたというの?」
ウタハ「こっちもダメだった。」
チヒロ「こんな事あり得る?」
ミドリ(どうしよう⋯⋯このままお姉ちゃんが見つからなかったら⋯⋯こうなったら⋯⋯!)
コタマ「一体どうすれば⋯⋯」
ミドリ「セミナーの皆さん!ヴェリタスの皆さん!エンジニア部の皆さん!特異現象捜査部の皆さん!C&Cの皆さん!頼みたい事があります!!!」
全員「「「「「「「「「「「「「「「「⋯⋯!?」」」」」」」」」」」」」」」」
- 61二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 13:46:00
ダイスの人選が人選だったからな
- 62二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 13:47:12
多分地下生活者がモモイが強くなるまで見つけるのを妨害するんだろうな…
- 632225/04/06(日) 16:43:17
ニコ「どうかな?」
モモイ「ちょっとだけボロいですけど、すっごく動きやすいです!」
ニコ「ふふっ、気に入ってくれたなら何よりだよ。」
モモイ「えっと、じゃあ、服を取り戻したいんですけど、どうしましょうか?私の銃も盗られちゃったし⋯⋯」
ニコ「それなら気にしないで。私はこの自治区で唯一の特別な『教官』の資格の持ち主だから。」
モモイ「えーっと、どういう事ですか?」
ニコ「『教官』の資格を持っている私はありとあらゆる武器や資源を好きなタイミングで使用する事が特別に許可されているの。だから、銃に関してはそれで貸してあげる。ただし、服を取り戻せたら返してね?」
モモイ「あ、はい!」
ニコ「あと、さっきのあの娘達は今の貴女じゃ絶対に勝てない。だから、ちょっと訓練をしましょうか。基礎体力向上と実践的なテクニックの習得。ひとまずこれさえ出来れば、あの娘達には勝てる。」
モモイ「はい!宜しくお願いします!」
ニコ「良い意気込みね。それじゃあ、銃だけど⋯⋯貴女が持ってた銃はアサルトライフルで、モデルはヘックラー&コッホ・G3A3のトロピカルタイプハンドガードにストレートグリップハウジングモデルだったから⋯⋯これね。」
モモイ「おお!私の『ユニーク・アイディア』とほぼ同じだ!凄く良く馴染みます!」
ニコ「良かった。じゃあ、早速始めましょうか。」
モモイ「分かりました、ニコさ⋯⋯じゃなくて、ニコ教官!」
- 64二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 18:57:34
これ知ったユウカとマキがどんな反応するのか地味に気になるな
- 65二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 19:13:37
モモイがテラーになったらさすがに心穏やかではいられないんじゃないの
- 662225/04/06(日) 19:36:37
[1週間後]
ニコ「うんうん。基礎体力は大分上がったね。⋯⋯だけど、銃の腕前は⋯⋯」
モモイ「⋯⋯はい。なんでこれだけは伸び悩むんだろう?」
ニコ「おかしいなぁ、愛用の銃と同じ物の筈なんだけど⋯⋯」
モモイ「⋯⋯どうして?私、ダメなのかな?」
ニコ「う~ん⋯⋯あ!もしかしたら⋯⋯!」
モモイ「⋯⋯?ニコ教官?」
ニコ「えーっと⋯⋯あ!これなんて良さそう。モモイちゃん、これ使ってみてくれる?」
モモイ「これ⋯⋯包丁?どうして?」
ニコ「もしかしたら、そもそもモモイちゃんは銃が不向きな子なんじゃないかなって思って。」
モモイ「う~ん⋯⋯まぁ、やるだけやってみます。」
ニコ「うん。じゃあ、始め!」
[1分後]
モモイ「⋯⋯どう、でしょうか?」
ニコ「驚いたよ。初めてでここまでやるなんて⋯⋯」
モモイ「そう、ですか?」
ニコ「うん。凄いと思う。⋯⋯良かったぁ。これなら殺処分を免れそう。」
モモイ「え?殺処分?」
ニコ「⋯⋯あ。えっと⋯⋯その⋯⋯」
モモイ「どういう事ですか?ニコ教官?」
ニコ「⋯⋯ハァ。実はね?それが私の、『教官』としての義務なの。」
モモイ「どういう事?」
ニコ「この『新SRT特殊学園』にやって来たばかりの新入生は必ず『教官』の資格を持つ私の教えを受けるんだけど⋯⋯2週間経ってもその実力がここの基準に満たない子は、殺処分される。そして、それを執行するのが『教官』の資格を持っている私の逃れられない義務なの。」
モモイ「⋯⋯!」
ニコ「あはは、ごめんね?物騒で暗い話なんか聞かせちゃって。」
モモイ「いや、大丈夫です。それに、ニコ教官が優しくて良い人って事は分かってますから!」
ニコ「⋯⋯ありがとう。じゃ、そろそろ頃合いね。服を取り戻しに行きましょうか。」
モモイ「はい!行きましょう!」
- 67二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 22:22:30
これわんちゃんアリウススクワッド位の実力者になりそうだな…多分近接メインの戦術を駆使して戦うんだろうな…
- 68二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 22:23:51
デスモモイの誕生……!?
- 692225/04/06(日) 22:43:17
[数分後]
モモイ「じゃ、私の服返して貰うね?」
新SRT生A「うぐぐ⋯⋯」
ニコ「銃と包丁を上手く使い分けて勝利した。」
モモイ「これで服が元通りになった♪ヘッドホンは⋯⋯無くなっちゃったけど⋯⋯」
ニコ「それじゃあ約束通り、私が貸してたアサルトライフルは返してね?」
モモイ「はい。ありがとうございます。」
ニコ「⋯⋯さてと、それじゃあ⋯⋯これで一旦お別れかな?」
モモイ「え?」
ニコ「ここでやっていく為に必要な事が最低限身に付いた以上、もう私は必要無い。ここから1人だけでやっていって貰うよ。」
モモイ「⋯⋯!」
ニコ「頑張ってね。私はモモイちゃんの事、応援してるよ?」
モモイ「ありがとうございます!その応援に応えられるように頑張ります!」
ニコ「ふふっ、そうだ!⋯⋯はいこれ。」
モモイ「なんですか、これ?」
ニコ「おいなりさんだよ。これ食べて頑張ってね。じゃ、私はもう行くから。またねぇ。」
モモイ「はい!何から何まで本当にありがとうございました!⋯⋯さてと。」
ニコから貰ったおいなりさんを完食したモモイは、自分の服を盗った新SRT生達の所持品を一部奪った。
モモイ「包丁は拾った物だったから残ったけど、銃は借り物だったからね。貰ってくよ?」
モモイは新SRT生の内の1人が持っていたアサルトライフルを盗った。
モモイ「アサルトライフルの練習ももうちょっとしておこうかなぁ?」
地下生活者「ヒヒッ!お久し振りですね。貴女の願いを叶える者、通称『天の声』です。」
モモイ「うわっ!?天の声さん!?何の用?」
地下生活者「いえ、少し貴女の様子が気になっていたもので。」
モモイ「私の?それなら安心して!私、かなり強くなったよ?」
地下生活者「そのようですね。良い事です、ククク。ですが、まだまだ強くなるべきです。『早瀬ユウカ』と『小塗マキ』を『黒服』と『マエストロ』の支配から解放する為にはもっと力が必要です。何者も寄せ付けぬ、他の追随を許さない、圧倒的な力が。」
モモイ「分かってる。だからこそ、私はこんなところで歩みを止めるつもりは無いよ。」
地下生活者「ヒヒッ、そうです!その意気です!!では、頑張って下さい。小生はいつも貴女を見守っていますので。」
- 70二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 06:18:01
これユウカとマキは今何してんの?
- 71二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 10:07:49
それぞれマエストロと黒服のもとで活動してるんじゃない?
- 722225/04/07(月) 16:01:44
[新SRT特殊学園・生徒会室]
ユキノ「成る程、『才羽モモイ』の実力の真髄は銃ではなく刃物、と。」
ニコ「うん。モモイちゃんは銃よりもナイフの方が合ってるみたいだった。」
フランシス「そうか、ナイフか……成る程成る程。」
ニコ「やっぱりいつ見ても不気味だなぁ……」
フランシス「……」
ユキノ「おい、『匿名の行人』。ひとまず私達は、才羽モモイが何処まで成長するまで彼女を預かっていれば良いんだ?」
フランシス「そうだな……この『新SRT特殊学園』で最も強くなるまで、といったところか。」
ニコ「え?」
ユキノ「おいおい、冗談キツイぞ……そんなの無理に決まってるだろ。出来るとしても何年かかると思ってるんだ?」
フランシス「1ヶ月以内。」
ニコ「え?」
ユキノ「は?」
フランシス「彼女は1ヶ月以内でここの誰よりも強くなる。」
ユキノ「本気で言ってるのか?」
フランシス「ああ、本気だ。」
ニコ「……」
フランシス「では、1ヶ月以内にまた来る。その時は才羽モモイを引き取らせて貰う事になるだろうから準備しとけよ?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ユキノ「……了解だ。」
ニコ「……ユキノちゃん、1ヶ月以内って……」
ユキノ「ああ、馬鹿げてる。……だが、妙に説得力があった。何故だ?」
地下生活者「先生に共通する『テクスト』?」
フランシス「そうだ。ゴルコンダは『才羽モモイ』の『記号』から『シャーレの先生』が持つものと同じ『テクスト』を読み取ったらしい。それこそが、ゴルコンダが彼女を気に入った要因であり、私が彼女をあまり好まぬ理由である。」
地下生活者「成る程成る程。ヒヒヒッ!それは興味深いですねぇ。ある意味『才羽モモイ』は『先生』の下位互換と言えるような存在という訳ですね?」
フランシス「そうだな。『先生』とは別に存在しているこの『物語』における『もう1人の主人公』。……それが『才羽モモイ』なのだ。」
地下生活者「……となると、これはかなり面白い展開が期待出来そうですねぇ、ククク。」
フランシス「ああ、私もこの先が楽しみで楽しみで仕方が無い。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 732225/04/07(月) 17:35:20
[2週間後]
新SRT生B「ぐはっ⋯⋯!!」
モモイ「ふぅ~、なんとか倒せた。⋯⋯うん。おかえり!私の『ユニーク・アイディア』!」
モモイは自分の愛銃をようやく盗り返していた。
モモイ「いやぁ、しかも銃弾もこんなに沢山♪ありがたく貰ってくね〜♪」
モモイは慣れた手付きでナイフと包丁を使い、彼女らの弾丸が入っている袋の中身を根こそぎ奪い取った。
モモイ「⋯⋯さてと、ヘッドホンは結局見つからなかったけど、愛しの『ユニーク・アイディア』が帰って来た事だし、良いか⋯⋯」
モモイは愛用品のカッターと包丁とナイフでジャグリングをしていた。
モモイ「私、こんなに上手に刃物を扱えたんだね。どうして今まで気が付かなかったんだろう?」
モモイはジャグリングを止め、天井を見ながらブツブツとそんな独り言を呟く。
モモイ「まぁ、今まであんまり刃物に触れてこなかったんだし、当然っちゃ当然か。」
モモイは立ち上がり、身支度を整える。
モモイ「新しい刃物でも探しに行こうかな?幾つあっても困らないし。」
最近、モモイはよくそこら辺に落ちている刃物を拾っては持ち帰って手入れしている。
モモイ「刃物刃物ぉっと。あっ、早速発見!いやぁ、やっぱこの辺はナイフが沢山落ちてるねぇ〜♪」
モモイは落ちていたナイフを片っ端から回収した。
モモイ「うんうん、錆びちゃってるけど研げばまだ使えそうだね。」
地下生活者「頑張っていますね。」
モモイ「ああ、天の声さん?また貴方なの?」
地下生活者「ヒヒヒッ!ええ、また小生です。」
モモイ「恒例の私の様子見?」
地下生活者「いえ、今回はそれに加えてもう1つ。頃合いです。そろそろ次のステップに進むべきでしょう。」
モモイ「あ、ホントに?次は何するの?」
地下生活者「簡単です。その自治区の支配者『ユキノ生徒会長』を倒すのです。」
モモイ「え!?でも、ルールその1が⋯⋯」
地下生活者「ああ。そこは心配ご無用です。事前に話はつけておきましたので、ククク。」
モモイ「そうなの?じゃあ、早速行こうかな。」
地下生活者「ええ。では、どうかご武運を。」
- 74二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 22:16:32
このレスは削除されています
- 75二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 06:11:49
これ、モモイは最終的にどこまで強くなるんだろうか?
- 762225/04/08(火) 12:24:47
地下生活者「ヒヒヒッ!思ったよりも早く事が進みそうです!コレが才羽モモイが持つシャーレの先生と共通している『テクスト』の影響なのでしょうか?」
フランシス「まぁ、だろうな。そして、それを私達が掘り起こした、という訳だな。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
地下生活者「さぁさぁ、いよいよ元SRTのエリート特殊部隊『FOX小隊』と『才羽モモイ』の対決ですね!まぁ、100%『才羽モモイの勝ち』でしょうけど、ククク。」
フランシス「ああ、間違い無い。例の『テクスト』を持ち主としての頭角を現した彼女なら、確実に勝てるだろう。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
地下生活者「ヒヒヒッ!これが賭け事ならば、小生は『才羽モモイの勝利』に全ベッドしましょう!」
フランシス「私もそうする事だろうな。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
地下生活者「⋯⋯ところで、フランシス。準備の方は?」
フランシス「いつでもOKだ。FOX小隊が負けたらすぐに私が『才羽モモイ』を引き取るつもりだったからな。なんだったら、今からでも別にこれといった問題は無いくらいだ。」
地下生活者「ヒヒッ!流石ですね。では、始めましょうか。『闇落ち主人公』キャンペーンは始まったばかりです!さぁ!!『才羽モモイ』!!主を失った虚しきキツネ達に、その力を見せつけてやるのです!!!」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 772225/04/08(火) 21:02:54
ユキノ「おいおいおい⋯⋯冗談だろ?」
ニコ「もうその時が来たっていうの⋯⋯?」
フランシス「ああ、そうだ。『才羽モモイ』は正真正銘、この『新SRT特殊学園』で最強の存在となった。」
オトギ「嘘⋯⋯」
クルミ「マジで!?」
フランシス「ああ、マジだ。そろそろお前達を倒しに来るかもなぁ。」
ユキノ「良いだろう、望むところだ。」
ニコ「ユキノちゃん!?」
フランシス「ふむ。では、私は見届けるとしよう。⋯⋯ああ、そうそう。もしも『才羽モモイ』がお前達に勝利したら、先日言った通り、私は彼女を引き取らせて貰う。」
ユキノ「⋯⋯好きにしろ。」
フランシス「では、好きにさせて貰う。⋯⋯と、来たようだな。私は一旦席を外すぞ。」
そう言うと、フランシスはその場から消えた。と同時に、その人物が生徒会室に入室する。
モモイ「ユキノ生徒会長。貴女達に、決闘を申し出ます。」
モモイのその発言に対し、ユキノは満面の笑みを浮かべ、こう返した。
ユキノ「ああ、受けて立とう。」
- 78二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 01:10:02
いよいよ対決か…
- 79二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 08:20:45
どれくらい成長してんだろ?
- 802225/04/09(水) 17:19:41
[8年前・キヴォトスのとあるスラムにて]
ベアトリーチェ「あらあら⋯⋯これは貴女がやったのですか?」
ユキノ「だったら何だ?お前もこうなりたいか?」
ベアトリーチェ「⋯⋯面白い。気に入りました。喜びなさい。今日から私が貴女を飼って差し上げましょう。」
ユキノ「舐めてるのか?このクソババアが⋯⋯!」
ベアトリーチェ「口を慎みなさい。貴女は主への忠誠心がありませんね。まずはその躾をしなくてはなりませんね?」
ユキノ「がっ⋯⋯!?」
(バタンッ!!)
──────────────
ベアトリーチェ「フフフ、決まりですね。今日から私が貴女の主人です。私の事は『マダム』とお呼びなさい。」
ユキノ「⋯⋯マダム。」
[その6年後]
ユキノ(マダムのご命令により、このSRT特殊学園に入学した。ここならば連邦生徒会の情報も手に入る上に強力な武器も許可の下で扱える。とにかく、マダムの役に立たなければ⋯⋯!)
[更に2年後]
ベアトリーチェ「マズいですね。連邦生徒会の不知火カヤ防衛室長を煽り、騒動を起こしましたが⋯⋯このままSRTが閉鎖されれば痛手でしょう。ユキノ、どんな手を使ってでもSRTを復活させるのです!」
ユキノ「⋯⋯お任せ下さい、マダム。」
ベアトリーチェ「良いですか、ユキノ。何事も目的の遂行が第一です!手段は手段でしかありません。それを心得ておくようにしなさい!!」
ユキノ「逢瀬のままに、マダム。」
- 812225/04/09(水) 17:31:15
[ベアトリーチェ追放時]
ユキノ「マダム、指定の位置に着きました。指示を。」
「⋯⋯」
ユキノ「マダム⋯⋯?」
[カルバノグ2章]
ユキノ「もうマダムは居ない。⋯⋯だが、それは私がマダムの命令を遂行しない理由にはならない。全てはSRT復活の為に。」
[矯正局]
オトギ「ハァ⋯⋯これからは囚人として檻の中での生活かぁ⋯⋯」
クルミ「いや、しょうが無いでしょ⋯⋯」
ユキノ「⋯⋯」
ニコ「⋯⋯?ユキノちゃん?」
(ガシャンッ!)
ニコ・クルミ・オトギ「「「⋯⋯!?」」」
ユキノ「行くぞ。」
オトギ「え?」
クルミ「行くって何処に?」
ユキノ「簡単だ。私達のSRT復活は叶わなかった。ならば、自分達で新たに作れば良い。お前達も来い。ここに居ても、ただ虚しいだけだ。」
ニコ・クルミ・オトギ「「「⋯⋯!!!」」」
ユキノ(そうだ。マダムが居ないなら、私がマダムになれば良い。マダムが居なくなった今、私こそがマダムだ⋯⋯!)
[そして今に至る]
ユキノ(私こそがこの『新SRT特殊学園』の最強の支配者であり、この自治区に君臨せし第二のマダムだ⋯⋯!『才羽モモイ』、『匿名の行人』は貴様が最強だと言った。だが、それは間違っている!何故ならば、私がマダムである以上、この自治区で最も強く、偉大で高貴な存在は私以外の誰でも無いのだから!)
- 82二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 19:53:11
マキとユウカが晄輪大祭の時に一緒に飯食ってたのはゲマトリアのスパイ同士で情報共有してたからとかなんかな
- 83二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 22:52:24
- 84二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 08:00:06
これが新SRTの誕生の経緯か…
- 852225/04/10(木) 16:44:16
フランシス「やはり、こうなったか。」
モモイ(攻撃⋯⋯避けなくて良いか。どうせ痛いだけだし⋯⋯)
ユキノ「⋯⋯!?」
クルミ「は!?」
オトギ「なんで、捨て身で特攻して来るの!?」
モモイ「⋯⋯!」
手に持ったカッターナイフをオトギに向かって投げる。
オトギ「⋯⋯!」
当然避けられた。
オトギ「そんな攻撃、当たる訳な⋯⋯!?」
視線を戻すと、モモイが居なくなっていた。
オトギ「え?何処に?」
モモイ「後ろです。」
(ザクッ!)
オトギ「うっ!?」
モモイは背後からオトギを包丁で刺した。
クルミ「⋯⋯!?」
モモイは先程外したカッターナイフを抜き、今度はクルミに投げた。
クルミ「⋯⋯!」
クルミはそれを盾で防いだ事で、カッターナイフは盾に刺さった。
クルミ「オトギと同じ手は食わない!」
クルミはモモイを見失わなかった。
モモイ「⋯⋯」
それを確認したモモイは思わず微笑む。
クルミ「⋯⋯?」
次の瞬間⋯⋯
(グサッ!)
クルミ「は⋯⋯?」
上から落ちて来たナイフがクルミの頭に突き刺さる。
- 862225/04/10(木) 16:44:40
ユキノ(⋯⋯そうか!オトギに包丁を刺した時、オトギをの体の影に隠れてナイフを上に投げてたのか⋯⋯!カッターナイフはさっきと同じ手段を取るとクルミに思わせて、クルミの意識を自身に集中させる為のものだった⋯⋯!)
ニコ「モモイちゃん⋯⋯」
モモイ「ニコ教官。私を強くしてくれて、ありがとうございました。私はもう、弱くない。」
モモイはニコに感謝する。
ユキノ「ほぅ?言うじゃないか。⋯⋯だが、この自治区では私が最強だ。私よりも偉大で高貴な存在など在ってはならないのだから!」
モモイ「⋯⋯本当にそうですか?」
ユキノ・ニコ「「⋯⋯!?」」
次の瞬間、ニコが狙撃される。
ユキノ「あれはオトギの⋯⋯!クソッ!」
ユキノは負けじとモモイに爆弾を投擲。
モモイ「⋯⋯」
ユキノ「⋯⋯ッ!クルミの盾!」
モモイ「終わりです。」
モモイはナイフを手に取り、ユキノに突っ込んで行く。
ユキノ「くっ!!」
何度もモモイに銃弾を撃ち込むユキノだったが、捨て身で特攻して来るモモイ相手には無意味な抵抗だった。
モモイ「チェックメイト。」
そう言って、モモイはユキノの首を掻っ切った。
- 87二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 16:54:33
これ最終的に制御出来なくなるやつでは?
- 88二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 16:58:38
それこそ別の意味でホシノ*テラーの様な暴走状態になって誰も制御出来なくなりそうだな…
- 89二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 23:18:18
このレスは削除されています
- 902225/04/11(金) 06:46:25
モモイ「もう終わりですかぁ?」
モモイは煽るようにユキノ達にそう訊いた。
ユキノ・ニコ・クルミ・オトギ「「「「⋯⋯」」」」
当然誰も何も応えない。
モモイ「⋯⋯」
(パチパチパチパチ)
モモイ「⋯⋯?」
突如として拍手の音が鳴り響く。
フランシス「素晴らしい。」
モモイ「貴方は、ゴルコンダさん?」
フランシス「ゴルコンダはもう居ない。私の名は『フランシス』だ。デカルコマニーと共にこれからお前の面倒を見る者である。」
モモイ「⋯⋯え?」
地下生活者「その人の言う事は信じて良いですよ。」
モモイ「天の声さん?」
地下生活者「おめでとうございます。貴女は見事にFOX小隊を打ち倒してみせました。よって、もうその『新SRT特殊学園』に用はありません。」
フランシス「今後は私がお前を鍛えてやろう。」
モモイ「ふぅん。じゃ、宜しくお願いします、フランシスさん!」
フランシス「ああ、こちらこそ宜しく頼むぞ、『才羽モモイ』。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 91二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 16:24:13
このレスは削除されています
- 92前スレの8兼スレ主代理25/04/11(金) 18:27:11
一時的とは言えフランシスの手先みたいになってるモモイ…ここからどの様な進化を遂げるのか気になるぜ…
- 93二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 23:16:55
このレスは削除されています
- 942225/04/12(土) 06:44:34
[アリス回収失敗時]
マキ「⋯⋯」
ゴルコンダ「落ち着きましたか、マキさん?」
マキ「⋯⋯うん。」
ユウカ「無理しなくて良いのよ?」
ゴルコンダ「そう言うユウカさんはどうなのですか?」
ユウカ「私?別に私は無理なんて、してない⋯⋯って言ったら、嘘になりますね⋯⋯」
ゴルコンダ「⋯⋯お2人共、大丈夫です。コレは仕方の無い事だったのです。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ユウカ・マキ「「⋯⋯」」
マエストロ「ああ、お前達。帰って来たのか。⋯⋯ん?マキ、何故そんなに悲しそうな顔で泣いているのだ?」
マキ「気にしないで下さい、師匠。」
マエストロ「⋯⋯分かった。」
黒服「クックック、お帰りなさい、マキさん、ユウカ。」
ユウカ「はい、只今戻りました。」
ベアトリーチェ「それで?王女の回収は?」
ユウカ「⋯⋯失敗しました。」
マキ「ごめんなさい、師匠、黒服さん。」
ベアトリーチェ「成る程、つまりこれだけやっておいて収穫はゼロと。情けないですね。」
ユウカ・マキ「「⋯⋯」」
- 95二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 15:56:22
収穫……別の収穫はあったけどね()
- 96二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 23:54:26
このレスは削除されています
- 97二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 07:56:16
しかしモモイはどうなるんだか…
- 982225/04/13(日) 12:41:19
ゴルコンダ「いえ、収穫はありました。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
黒服・マエストロ・ベアトリーチェ「「「!?」」」
ゴルコンダ「ええ。それはそれは、とてもとても大きな大きな収穫がありましたよ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
黒服「ほぅ?その収穫とは?」
マエストロ「私も気になるな。そなたがそこまで嬉しそうにしているのは珍しいからな。」
ゴルコンダ「『シャーレの先生』と共通する『テクスト』を持つ『記号』を見つけました。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ベアトリーチェ「なんですって?⋯⋯由々しき事態ではありませんか!!大至急、その者を始末するべきです!!」
ゴルコンダ「⋯⋯マダム。」
ベアトリーチェ「⋯⋯なんです?まさか私に何か不満でも?」
ゴルコンダ「はい。『シャーレの先生』は勿論の事、彼女とは、『才羽モモイ』とは敵対すべきではありません。むしろ、彼女こそ仲間に引き入れるべきです。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ベアトリーチェ「⋯⋯まさか、この期に及んで貴方も自分に取って扱いやすい『道具』が欲しくなったと?」
- 992225/04/13(日) 12:41:43
ゴルコンダ「その発言内容には一部語弊がありますよ、マダム。確かに『貴女に取っての七度ユキノ』は『扱いやすい道具』でしょうが、
『黒服に取っての早瀬ユウカ』は『頼りになる助手』であり、
『マエストロに取っての小塗マキ』は『自分を慕う弟子』であって、
貴女が言う『道具』とは違います。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ベアトリーチェ「では、貴方は『才羽モモイ』を自分に取っての何にするおつもりですか?」
ゴルコンダ「そうですねぇ。強いて言うなら『第三者』。もっと簡単に言うなら『友人』ですかね?」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ベアトリーチェ「⋯⋯意味が分かりません。とにかく、私は反対ですよ。そんな危険分子を我々の手の届く範囲に置いておくだなんて。」
ゴルコンダ「それが貴女の意見ならば否定はしません。ですが、貴女には貴女の意見があるようにわたくし達にもわたくし達の考えがあるのです。わたくし達は彼女が、『才羽モモイ』が欲しいのです。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ベアトリーチェ「⋯⋯勝手にしなさい。」
ゴルコンダ「⋯⋯では、わたくし達は勝手にさせていただきます。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 100二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 22:20:19
このレスは削除されています
- 101二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 07:54:32
そういや追放されてた地下生活者を除けば唯一ゴルコンダ&デカルコマニーだけは手先が居なかったんだな
- 102二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 13:05:04
実際はゴルコンダではなくフランシスが、『友人』としてではなく『手駒』としてモモイを手に入れちゃった、と…
- 1032225/04/14(月) 21:22:15
フランシス「さて、これからは私がお前を鍛えてやる訳なのだが⋯⋯その前にだ。」
モモイ「その前に⋯⋯何?」
フランシス「お前、刃物が得意だったよな?」
モモイ「え?は、はい。そう、ですけど⋯⋯それが何か?」
フランシス「ああ、ちょっと待っていてくれ。」
モモイ「え?」
フランシス「よし、これで良いか。⋯⋯お前にコレをプレゼントしてやろう。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
モモイ「な、何これ?」
フランシス「分からないか?見ての通り、日本刀だ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
モモイ「に、日本刀!?いきなり!?」
フランシス「ああ。私はあのキツネ共よりも優しくないからな。いきなりビシバシいくぞ。私の元で鍛える上でやらなければいけない事はたった1つだけ。」
モモイ「な、何ですか?」
フランシス「『私に出された"課題"を必ず熟す事』
⋯⋯以上だ。」
モモイ「えっと⋯⋯」
フランシス「下手をすれば、新SRTよりも単純かもな。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
モモイ「⋯⋯でも、その"課題"って⋯⋯」
フランシス「⋯⋯ふむ。勘が良いな。そう、そんな生半可に突破出来るようなものではない。ついて来い。早速最初の"課題"を出そう。」
モモイ「は、はい!」
- 1042225/04/14(月) 21:22:33
地下生活者「良いんですか?最初から日本刀なんて物渡してしまっても⋯⋯その、小生のコデックス(RULEBOOK)には反していないのでチートにはなりませんし、一応小生もそういうチャートを組み込んではいましたが⋯⋯攻略難易度を上げ過ぎでは?」
フランシス「ああ。私の見立てでは問題無い筈だ。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
地下生活者「⋯⋯そこまで言うなら貴方を信じますよ。ですが、くれぐれも死なせないで下さいね?『才羽モモイ』は小生達のこのキャンペーンにおいて必要不可欠なPCなのですから。」
フランシス「ああ、分かっているとも。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
地下生活者「⋯⋯ああ、それともう1つ。」
フランシス「『アヌビス』だな?」
地下生活者「はい。彼女は⋯⋯」
フランシス「安心しろ。私の方で何とかするさ。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
地下生活者「ヒヒヒッ!そうですか。では、頼みましたよ?」
フランシス「ああ、任せろ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 105二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 05:48:04
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- 106二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:36:26
日本刀…割とガチなのを渡したな
- 107二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:38:36
銃弾を真っ二つに切断するモモイ?
- 108二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:55:15
- 109二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 22:16:52
このレスは削除されています
- 110二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 06:54:45
モモイ抜刀斎……!?
- 111二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 15:56:42
夕保
- 112二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 15:58:02
これじゃあデスモモイならぬドスモモイだよ
- 1132225/04/16(水) 16:16:23
モモイ「えっと、ここって⋯⋯」
フランシス「そう。ここはかつて財政難で閉園する事となった廃遊園地『ユートピア』改め『スランピア』だ。」
モモイ「⋯⋯空が赤くなった時、確かゲヘナの風紀委員長さんとRABBIT小隊の皆さん、それから私達ゲーム開発部で、ここにあった『虚妄のサンクトゥムタワー』を破壊したんだっけ?」
フランシス「そうか。⋯⋯では、これから出す"課題"の相手とは馴染みがあるかもな。」
モモイ「⋯⋯え?」
フランシス「まぁ良い。ひとまずはこの邪魔なドール達を片付けて貰おうか。」
モモイ「へ?わわ!?いつの間に!?」
フランシス「先程私が渡した日本刀を使っても良し。自分の馴染みの武器を使うも良し。とにかく、まずはコイツらを片付けろ。話はそれからだ。」
モモイ「は、はい!」
- 114二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 23:22:21
このレスは削除されています
- 115二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 02:18:01
保守
- 116二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 08:11:22
スランピアで何するつもりだろう?
- 1172225/04/17(木) 12:50:43
[数分後]
モモイ「な、何とか倒せたぁ⋯⋯」
フランシス「うむ。これで邪魔者が居なくなったな。では、本命の"課題"を始めるとしよう。」
モモイ「え!?これで終わりじゃないんですか!?」
フランシス「勿論違うに決まっているだろう?⋯⋯さてと、ここだな。」
モモイ「⋯⋯あ、アレって!」
フランシス「そうだ。スランピアに複製されたアミューズドール『シロ&クロ』だ。」
モモイ「⋯⋯えっと、まさか"課題"って⋯⋯」
フランシス「⋯⋯では、
課題その1『シロ&クロを1人で倒せ』
⋯⋯以上だ。」
モモイ「ひ、1人で!?無理無理!!アイツらが滅茶苦茶強いの知ってるもん!!」
フランシス「⋯⋯では、ここで諦めるか?」
モモイ「⋯⋯!」
フランシス「『黒服』と『マエストロ』から『早瀬ユウカ』と『小塗マキ』を取り戻したくはないのか?」
モモイ「それはッ⋯⋯分かりました。やります!」
フランシス「その意気だ。ああ!そうそう、もう一つ。今回は初めての"課題"だ。故に、『1人』という事以外の制約は設けないものとする。何日かかっても、何を使っても、お前1人の力で倒せたらそれで良い。」
モモイ「⋯⋯分かりました。じゃあ、行ってきます!」
フランシス「健闘を祈る。」
- 118二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 21:22:24
このレスは削除されています
- 119二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 06:46:42
総力戦ボスを生徒1人だけで、は中々キツイ事言ってない?
- 120二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 06:47:20
初の課題だね
- 121二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 14:22:34
マジで総力ボス並に強くなりそうなモモイ…
- 122二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 20:27:09
わぁあっあ
- 123二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 03:13:08
保守
- 124二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 11:25:59
なんや感や素早く処刑してそう()
- 1252225/04/19(土) 13:50:47
- 126二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 19:59:17
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:16:43
案の定、普通に負けたと
っていうか『テクスチャ』を一時的とはいえ張り替えるって大丈夫なのか? - 128二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 06:29:24
テクスチャの張り替え⋯なんか嫌な予感⋯
- 129二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:10:49
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- 130二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 22:22:10
保守
- 1312225/04/21(月) 07:00:19
[その頃、トリニティのカタコンベにて]
マキ「⋯⋯出来ましたね、師匠。」
マエストロ「ああ、完成した。マキ、お前が手伝ってくれたおかげで、予定よりも早く仕上げる事が出来た。」
グレゴリオ「⋯⋯」
マキ「師匠が形を作り、あたしがそれに色を付ける。そして、あたしと師匠の『芸術』が完成した訳ですね!」
マエストロ「⋯⋯そうだな。」
マキ「ん?どうかしましたか、師匠?」
マエストロ「⋯⋯マキ、グレゴリオも完成した事だ。もう無理に私について来る必要も無いのではないか?」
マキ「⋯⋯え?」
マエストロ「ゲマトリアが壊滅した後、私がお前にこれからどうしたいかを尋ねた時⋯⋯お前も早瀬ユウカも若干我々について来る事に迷いがあった。」
マキ「それは⋯⋯」
マエストロ「本当は、帰りたかったのではないか?お前の部活『ヴェリタス』の先輩達やお前に取っての初めての友である『才羽モモイ』の居るミレニアムサイエンススクールに⋯⋯」
マキ「⋯⋯」
マエストロ「どうなんだ?」
マキ「⋯⋯あはは。やっぱり、師匠にはお見通しなんですね。⋯⋯そうです。あたしはミレニアムに帰りたい、と思っていました。⋯⋯でも、でも⋯⋯」
マエストロ「でも、なんだ?」
マキ「もう無理ですよ、今更あそこに帰るなんて。いーっぱい酷い事しちゃったし、先輩方にもきっと呆れられてますよ、あたし。それに⋯⋯モモにもすっごく酷い事言っちゃたし⋯⋯もう無理なんですよ。あたしの居場所は、もう師匠について行くくらいしか⋯⋯」
- 1322225/04/21(月) 07:00:46
マエストロ「果たして、本当にそうだろうか?」
マキ「え?」
マエストロ「私はそうは思わん。お前から聞いたその『先輩方』の話から私がイメージした『ヴェリタス』のメンバー達のイメージ像的には、そんな事よりもお前が帰って来てくれる方が重要、と思っている筈だ。」
マキ「⋯⋯」
マエストロ「それにだ。これはゴルコンダから聞いた話だが、『才羽モモイ』もお前が帰って来さえすれば、そんな事気にしないと思うぞ?」
マキ「⋯⋯」
マエストロ「良いのだぞ?もう無理に私と行動を共にしようとしなくとも。まぁ、出来る事ならば、お前と共に『アウグスティヌス』も作りたかったがな⋯⋯」
マキ「で、でも!そしたら師匠は!?こんなにボロボロになっちゃった師匠を1人だけ置いて行くなんて出来ないですよ!」
マエストロ「心配するな、私だぞ?こんな体くらい、時間をかければ修復出来るさ。それに、どのような形であれ、肉体はいずれ滅びるのが定めだからな。」
マキ「⋯⋯」
マエストロ「それでも戻る気になれないか?」
マキ「⋯⋯はい。」
マエストロ「⋯⋯まぁ、慌てる必要など無い。その決心がつくまでは私の元に居れば良い。」
マキ「⋯⋯ありがとうございます、師匠。」
マエストロ「⋯⋯では、早速『アウグスティヌス』を作り始める、と言いたいところだが、その前にグレゴリオを先生にお披露目するとしよう。マキ、早速準備を始めるぞ!」
マキ「はい!師匠!!」
- 133二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 12:41:06
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- 134二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 21:16:57
それぞれ動いているのイイね
- 1352225/04/22(火) 06:41:18
[その夜]
モモイ「あ、そうだ!フランシスさん、ちょっとお願いしても良い?」
フランシス「なんだ?」
モモイ「私に新しいスマホをくれる?」
フランシス「理由は?」
モモイ「調べたい事があるんだ。」
フランシス「調べたい事?」
モモイ「うん。」
フランシス「⋯⋯まぁ良いだろう。分かった。明日までに用意する。今日はもうゆっくり休め。」
フランシス「⋯⋯という事らしいが、地下生活者よ、どうする?」
地下生活者「小生的には、ここは本人の意思を尊重すべきかと。」
フランシス「そうか。」
地下生活者「ただし、条件があります。」
フランシス「条件だと?」
地下生活者「ヒヒッ、はい。良いですか?明日、才羽モモイを⋯⋯」
- 136二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 12:32:52
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- 137二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:41:39
ほ
- 138二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 04:04:08
保守
- 139二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 06:38:19
- 140二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:02:15
- 141二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:39:48
成る程サンクス
- 1422225/04/23(水) 16:47:43
[翌朝]
モモイ「ん~~。ああ、おはよう、フランシスさん。」
フランシス「おはよう、才羽モモイ。早速だが、今日は会わせたい奴が居る。速やかに外出する準備を済ませてくれ。」
モモイ「え?⋯⋯えっと、分かりました。」
[数分後]
フランシス「準備出来たな?」
モモイ「はい!いつでもOKです!!」
フランシス「そうか。では、行くぞ。」
モモイ「え!?ここ何処!?」
地下生活者「ヒヒッ!ようこそ、才羽モモイさん。小生の『混沌の領域』へ。」
モモイ「⋯⋯!その声、ひょっとして『天の声』さん!?」
地下生活者「ヒヒヒ、こうして直接お会いするのは初めてでしょうか?名乗り遅れましたが、小生の名は『地下生活者』です。以後、お見知り置きを。」
モモイ「え?地下?天の声なのに?」
地下生活者「確かにそう思うと中々皮肉が効いていたかもしれないですね、ククク。」
- 143二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:01:51
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- 1442225/04/24(木) 06:21:28
フランシス「地下生活者よ。早速本題に入るべきではないか?」
地下生活者「それもそうですね。才羽モモイさん、少しだけ目を瞑って貰えますか?」
モモイ「え?まぁ分かったよ。」
地下生活者「ヒヒヒ、ご協力感謝いたします。⋯⋯これでよし。もう目を開けても良いですよ。」
モモイ「うん。何をしたの?」
地下生活者「いえ、今の貴女がどれ程強くなっているかを具体的に確認したかっただけです。もう終わりましがね。」
モモイ「へぇ〜、それで?私はどれだけ強くなってたの?」
地下生活者「えーっと、確か今はシロ&クロを相手にしているのですよね?」
モモイ「うん。」
地下生活者「⋯⋯おそらく、近い内に勝てると思われます。」
モモイ「え?ホントに!?」
地下生活者「ええ。間違いありません。」
モモイ「わ~い♪じゃ、頑張らないとね!!」
フランシス「そうだ、もう一つ。」
モモイ「ん?どうしたの、フランシスさん?」
- 1452225/04/24(木) 06:21:53
フランシス「お前に渡さなければならない物がある。コレだ。」
モモイ「あ、スマホ!」
フランシス「そうだ。約束されていたからな。」
モモイ「ありがとう、フランシスさん!」
フランシス「⋯⋯では、そろそろ帰るぞ。もうすぐシロ&クロが出現する時間帯だ。」
モモイ「え!?あ、ホントだ!よし。じゃあ、地下生活者、またねぇ♪」
地下生活者「ええ、またお会いしましょう、才羽モモイさん。」
フランシス「⋯⋯地下生活者よ。あの『テクスチャ』は?」
地下生活者「ああ、別世界の『テクスチャ』ですが、まぁ良いでしょう。」
フランシス「しかし、あの『テクスチャ』からは何だか特別なものを感じるな。」
地下生活者「それもその筈です。何故なら、あの『テクスチャ』は名前を持っていたのですから。」
フランシス「名前だと?」
地下生活者「ええ、その名前は⋯⋯」
フランシス「名前は⋯⋯?」
地下生活者「『鬼灯ユリカ』」
- 1462225/04/24(木) 06:37:18
- 147二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 06:39:45
もしかして同じスレ主さん···?びっくりしちゃった…
- 1482225/04/24(木) 06:41:20
※違います
- 149二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:39:43
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- 150二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:29:00
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- 151二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 01:41:16
続きが楽しみ
- 152二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 10:59:50
保守
- 1532225/04/25(金) 18:10:33
[約1週間後、スランピアにて]
モモイ「よぉし⋯⋯これで127回戦目。今日こそ勝つよ!」
フランシス「時間だな。来るぞ。」
シロ「ドッカァーン!!」
モモイ「⋯⋯」
フランシス「避けたか。」
モモイ「うん、こっちに飛ばしてくれて助かった。」
フランシス「⋯⋯成る程、相手の行動パターンの暗記か。まるでゲームの攻略だな。」
モモイ「ああ、そのデッカイ玉、なんか邪魔だから割るね?」
(パァーン!!)
シロ「!?」
フランシス「相手が転がす爆弾の隙間を縫うようなナイフの軌道。そして、完璧な相手の行動を封じ方。⋯⋯ふむ、中々のものだな。」
モモイ「じゃあね。」
シロ「⋯⋯ッ!!」
モモイ「日本刀の使い方、スマホで調べたけど、本来は切るよりも突く方が良いんだね。ぶっちゃけ、それならただ大きくて重いだけのナイフだから要領を掴みやすいや。」
- 1542225/04/25(金) 18:10:53
- 155二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 19:33:54
段々冷酷な戦闘マシーンになりつつある感じがしてすこ
- 156二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 22:06:34
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- 1572225/04/26(土) 06:50:28
- 158二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 11:48:07
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- 159二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 19:54:24
お、おう…(どんどんモモイが化け物になっていく)
- 160二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 22:13:18
こいつら食えるの···?オートマタみたいな説明されてなかったっけ···?記憶違い?
- 1612225/04/26(土) 22:13:29
モモイ「え!?『食べる』!?」
フランシス「そうだ。」
モモイ「『食べる』ってあの、口の中に入れてゴックンする?」
フランシス「ああ。」
モモイ「まず、コイツらって食べられるの?」
フランシス「健康上の保証はしよう。味の保証は出来んがな。⋯⋯だが、コレも強くなる為だ。早瀬ユウカと小塗マキを取り戻したいのなら、手段を選んでいる暇は無いぞ。」
モモイ「⋯⋯分かりました。じゃあ、この小さいやつから⋯⋯えっと、いただきます。」
モモイは恐る恐るクロの体の一部を口に運ぶ。
モモイ「ッ!?お゛ぇ゛っ!!マ゛ス゛ぅ゛⋯⋯何゛こ゛れ゛⋯⋯?」
フランシス「だから言っただろう?味の保証は出来ない、とな。さぁさぁ、まだまだ残っているぞ?残さず食べなくてはな。」
モモイ「ううっ⋯⋯」
モモイはその後、泣きながらも何とかシロ&クロを完食した。途中、何度も吐き気がしたが、吐くなと言われた。
モモイ「ご、ごちそうさまでした⋯⋯うぷっ⋯⋯おぇ⋯⋯」
- 162二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 06:39:46
壊れちまうよっ!
- 163二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 14:51:19
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- 164二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:26:28
夏油傑かな?
- 165二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:24:58
玉を投げたり鳥で飛べるようになるのだろうか
- 166二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 12:38:16
これ、総力ボス制覇させるつもりか?
- 167二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 20:56:21
ここからが見ものだな
- 1682225/04/28(月) 23:56:28
[その頃、ミレニアム近郊の「廃墟」にて]
ユウカ「やりましたね、黒服。」
黒服「クックック、ええ。貴女のおかげですよ、ユウカ。」
ケテル・ビナー・ケセド・ホド「「「「⋯⋯」」」」
黒服「死の神『アヌビス』の襲撃で、私はデカグラマトンの預言者達を失いましたが、無事に理解者『ビナー』、裁定者『ケセド』、栄光『ホド』の力を取り戻す事が出来た。⋯⋯それに加えて、新たに王冠『ケテル』の力を確保する事にも成功しました。心の底から感謝します。貴女が私の助手で本当に良かった、クックックッ。」
ユウカ「いえ、私は当然の事をしたまでです。」
黒服「⋯⋯そうですか。」
ユウカ「⋯⋯?どうかしましたか?」
黒服「⋯⋯ユウカ、貴女はもう、私の助手として十分役立ってくれました。もう無理に私について来なくても良いのでは?」
ユウカ「!?」
黒服「クックック、ゲマトリア解散時、私は貴女にこれからどうしたかを尋ねましたよね?その時の貴女にも小塗マキさんにも確かな躊躇いがありました。」
ユウカ「えっと⋯⋯」
黒服「ククッ、良いのですよ?私の元を離れたからと言って攻めはしません。帰りたいのならば、帰っても良いのですよ?貴女の学校、ミレニアムサイエンススクールに⋯⋯」
ユウカ「⋯⋯無理です。」
黒服「⋯⋯理由は?」
ユウカ「私は、皆を裏切った。今更帰った所で軽蔑されるだけなのは容易に計算出来ます。」
黒服「クックック、そうでしょうか?」
ユウカ「はい?」
黒服「私の計算では、むしろミレニアムの皆さんは安心すると思うのですがねぇ、クックック。」
ユウカ「⋯⋯」
黒服「貴女に取って、ミレニアムサイエンススクールは初めて心を許せる相手が沢山出来た場所です。それまでの貴女は、まさに文字通りの『冷酷な算術使い』でしたからねぇ、クックック。」
ユウカ「⋯⋯」
黒服「ですが、ミレニアムに入学し、多くの先輩や後輩、友人が出来た事で、貴女は変わりました。特に大きかったのは、貴女が所属していた『セミナー』と『才羽モモイ』の存在でしょうか?」
ユウカ「⋯⋯!」
- 1692225/04/28(月) 23:57:03
黒服「その反応、アタリのようですね、クックックッ。」
ユウカ「⋯⋯かまかけましたね?」
黒服「クックック、失礼。ですが、前々から何となく想像はついていましたよ?ミレニアムに入った後の貴女は、毎日大変そうでありつつ、同時に楽しそうでもあった。付き合いの長い私ですら、あんなに幸せそうな貴女を見るのは初めての事でした。」
ユウカ「そ、そうですか?」
黒服「ええ。『調月リオ』も、『生塩ノア』も、『黒崎コユキ』も、貴女に取って大切な存在だったのでしょう?そして、彼女達に取っての貴女もまた大切な存在であった。」
ユウカ「それは、そうですけど⋯⋯」
黒服「それだけではありませんよね?これはゴルコンダから聞いた話ですが、『才羽モモイ』の存在。これもまた大きかったのでしょう。貴女に取っての『才羽モモイ』はまさに貴女の娘とも言える存在だった。故に、母性と言うのでしょうか?貴女の中にはそんなものが芽生えていた。」
ユウカ「⋯⋯」
黒服「『才羽モモイ』との出会いを経て、貴女は真に冷酷ではなくなった。初めて普通の少女になれたのです。まぁ、私というしがらみのせいで、結局こうなってしまったようですがね、クックック。」
ユウカ「詰まる所、貴方は私に何が言いたいのですか、黒服?」
黒服「⋯⋯単刀直入に申し上げましょう。貴女が望むのであれば、私は貴女の任を解きます。」
ユウカ「!?」
黒服「文字通り、貴女を自由の身という訳です。勿論、先程申し上げた通り、別に私の元を離れたからと言って攻めはしません。」
ユウカ「で、ですが黒服、貴方はどうするのですか!?」
黒服「クックック、私は己の探求、『神秘』の研究を続けるまでです。それくらい、付き合いの長い貴女なら分かっているでしょう?」
ユウカ「⋯⋯」
- 1702225/04/28(月) 23:57:29
黒服「⋯⋯まぁ、急ぐ必要などありませんよ。ゆっくり考えて下さい。ただし、後悔の無いように。」
ユウカ「⋯⋯はい。」
黒服「⋯⋯クックック、ではその答えが出るまでの間は、デカグラマトンの研究を続けるとしましょう。ユウカ、現状の我々の研究成果と今後についてをまとめて下さい。」
ユウカ「⋯⋯!はい!!まず、現状は理解者『ビナー』、裁定者『ケセド』、栄光『ホド』、そして王冠『ケテル』の力を確保済み。また、仲裁者『ゲブラ』、守護者『コクマー』、贖罪者『ティファレト』、そして巡礼者『マルクト』の存在を観測済みです。今後の方針についてですが、存在を観測したこの4人の預言者の力を確保、及び未だに観測出来ていない残り2人の預言者の存在を観測、且つその力を確保。これが我々の現状と今後の目標になるかと。」
黒服「素晴らしい。完璧です。クックックッ。」
ユウカ「ありがとうございます。」
黒服「では、どの預言者からいきましょうか?仲裁者『ゲブラ』か、守護者『コクマー』か、贖罪者『ティファレト』か、或いは巡礼者『マルクト』か。ククッ、クックックックックッ⋯⋯」
ユウカ「⋯⋯」
- 171二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 00:10:34
マキ&ユウカの離反(でいいのか?)フラグがビンビンと···
- 172二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 00:19:51
ある意味モモイと立場が逆ニなって来ている感じがする
- 173二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 08:22:32
これ、最終的には⋯⋯
ミレニアム&先生&黒服&マエストロVSモモイ&地下生活者&フランシス&デカルコマニー
⋯⋯になるのでは? - 1742225/04/29(火) 13:30:50
[翌日]
モモイ「何これ?」
フランシス「見ての通り、薙刀だ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
モモイ「また新しい武器ですか?」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
フランシス「さて、今日は2つ目の課題を出す。少し遠出になるから準備しておけ。」
モモイ「あ、はい!分かりました!」
フランシス「⋯⋯ああ、それと⋯⋯新しく得たシロ&クロの力の使い方についても教えておかないとな。」
モモイ「はい!お願いします!!」
地下生活者「ヒヒッ、順調ですね。」
フランシス「そうだな。⋯⋯ところで、ミレニアムの動きは?」
地下生活者「はい、特に問題無いかと。」
フランシス「⋯⋯そうか。そういえば、黒服とマエストロは今どうしている?」
地下生活者「暫しお待ちを。⋯⋯特にこちらも問題無いと思われます。」
フランシス「⋯⋯了解だ。」
- 175二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 17:01:10
無いかなぁ?ホントに問題無いかなぁ?
- 176二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:19:00
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- 177二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 07:27:48
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- 1782225/04/30(水) 12:23:19
[百鬼夜行の外れ]
フランシス「着いたぞ。ここだ。」
モモイ「け、結構遠かった。想像の6倍は歩かされたよ。」
フランシス「さて、早速お出ましのようだな。」
モモイ「え?」
クロカゲ「──────────ッッッ!!!!!」
モモイ「わわわ!?なんか変な猫の化け物が出て来た!?」
フランシス「百物語『猫鬼クロカゲ』だ。」
モモイ「⋯⋯えーっと、もう何となく想像ついちゃったけど、次の課題って⋯⋯?」
フランシス「⋯⋯では、
課題その2『猫鬼クロカゲを1人で4日以内に倒せ』
⋯⋯以上だ。」
モモイ「4日⋯⋯思ったよりも短い。」
フランシス「そうか?十分長いと思うがな。⋯⋯シロ&クロの力や自身の武器を上手く活用すれば、速くても2日、遅くとも3日で終えられる筈だ。」
モモイ「ほ、ホントですか?」
フランシス「でなければこの4日のタイムリミットは何だ?」
モモイ「そうですよね。⋯⋯じゃあ、行ってきます!!!」
フランシス「健闘を祈る。」
- 179二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 21:40:04
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- 180二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 07:01:10
次はクロカゲか
- 1812225/05/01(木) 12:26:41
モモイ「シロ&クロの力、アイツらの力⋯⋯それってどう使うの?⋯⋯ヤバい!!分かんない!!フランシスさんに聞いとけば良かった!!」
モモイ「それっぽくすれば使えたりするかな?やってみるしかないか。」
モモイ「えーっと、確か⋯⋯こうだったかな?」
モモイは取り敢えずシロのようにやってみる。
すると⋯⋯
モモイ「え?アレ!?なんか爆弾が出てきたんだけど!?」
目の前に自分と同じくらいの大きさの爆弾が出て来る。
モモイ「あ、ヤバ⋯⋯コレ爆発するじゃん!!早く投げないと!!」
取り敢えず出て来た爆弾をクロカゲに向かって投げる。
(ドッカァーン!!)
大きな音共に爆発が起こる。
クロカゲ「ッ!!」
モモイ「⋯⋯あー、結構威力エグいのね。」
クロカゲ(領域展開⋯⋯)
モモイ「!?」
クロカゲ「──────────ッッッ!!!!!」
モモイ「⋯⋯えっと、取り敢えず、次かな?⋯⋯うっ!?なにこれ?なんか頭が痛くなる⋯⋯ん?」
ふと自身の足元に目のような紋様が沢山ある事に気が付く。
モモイ「もしかして、コレのせい?」
クロカゲ「ッ!!」
モモイ「ちょちょちょ!?突っ込んで来るとか聞いてない聞いてない!!お、落ち着け私。シロの力を使って何とかなったんだし、クロの力を使えば次も何とかなる!」
- 1822225/05/01(木) 12:26:57
モモイ「⋯⋯いや無理だよぉぉぉ!!!誰か助けてェェェ!!!」
すると⋯⋯
(カー!カー!)
大勢のカラス達がモモイの事を持ち上げる。
モモイ「え?」
クロカゲ「!?」
突進する事に無我夢中で前をよく見ておらず、クロカゲはいきなりモモイが消えた事に困惑し、辺りを見渡す。
モモイ「ッ!今なら⋯⋯!ねぇ、カラスさん!もうちょっと右にズレてくれる?⋯⋯もうちょっと前かなぁ?⋯⋯よし、ここなら!⋯⋯良いよ!離して!!」
カラス「カー!」
カラス達は薙刀を持っているモモイをクロカゲの頭の真上で離した。
クロカゲ「ッ!?──────────ッッッ!!!!!」
モモイの薙刀はクロカゲの頭に突き刺さる。
モモイ「うるさいよ。」
モモイは更に日本刀とナイフ、包丁とカッターも突き刺す。
クロカゲ「──────────ッッッ!!!!!──────────ッッッ!!!!!」
領域が崩壊する。と同時に、クロカゲが足から消滅していく。
モモイ「?」
気が付くと、そこにクロカゲはおらず、古びた書物だけが残されていた。
- 183二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 13:02:11
これゴズ取り込んだら分身使えそうだな…
- 184二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 22:17:43
保守
- 185二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 06:53:33
古びた書物を読めば力を得られるのか?
- 186二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 12:19:18
なんか2スレ目いきそうな勢いだな
- 187二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 22:06:49
このレスは削除されています
- 188二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:26:43
- 189二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:42:06
えぇ……
- 1902225/05/03(土) 08:17:49
[その後]
モモイ「うおぇっ⋯まさかあの古い書物を食べろって言われるとは思わなかった。ううっ⋯⋯吐きたい、吐きたい。」
フランシス「すまんが我慢してくれ。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
フランシス「しかし、まさかたった1日で終わらせてまうとはな。」
地下生活者「ヒヒヒ!順調過ぎて怖いですねぇ!!」
フランシス「同意見だ。」
デカルコマニー「まぁそういうこったぁ!」
フランシス「だが、確実に彼女は成長しているな。」
地下生活者「ええ。間違いありません。」
フランシス「この調子で次々いくとしよう。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
地下生活者「ヒヒッ、楽しみですねぇ。果たして、彼女はどんな怪物に成り果ててくれるのでしょうか?ああ、これは気になり過ぎて夜も眠れませんねぇ、ククク。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
- 191二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 08:22:40
書物食わされてる……
えぇ……? - 192二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 08:31:01
制御出来なくなった場合コイツらがいの一番に消されそう
- 193二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 13:57:32
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- 1942225/05/03(土) 22:01:41
なんかこのスレだけじゃ完結しそうにないから明日にでも(勝手に)2スレ目建てようかな?
- 195二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 03:33:50
それは……アリだ
- 1962225/05/04(日) 12:39:30
- 197二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 19:40:57
埋め
- 198二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:42:43
埋め埋め
- 199二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:43:26
うめ
- 200二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:48:34
このレスは削除されています