- 1二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 01:13:40
初めて知ったのは2023年の秋、MyGO13話に突如現れた彼女らの決して清廉潔白ではない、だが洗練された姿に完全に興奮させられていた。その物語に憧れていた。
そこからの1年半は一瞬だった。けれど、長い間待ち望んでいた記憶も確かにある。
1月2日、始まった。
幕開けのKiLLKiSSに、強く勝利を確信した。
辛い展開ばかり続いていたが、むしろ強く惹かれていった。そのような展開を望んでいた。
4話になって頭を疑問符が掠めたときも、それを黙殺した。
7話。いきなりやってきた束の間の平和に不信感を露わにする者も多かったが、素直に楽しむことにした。
翌週になっても進展せず、変わり映えのない、膠着した光景を見ることになるとは思ってもみなかった。
いつしかショッキングな悲劇の連続に間延びした苦痛を噛み締めるようになっていた。
そう思っていたら、12話になってからやけにあっけなく解決されることになった。
寂しさを覚えつつもこれでもう終わりと思って待っていた—嫌な報せを聞きながら。
最後のパレードは見事なものだった。翌日までは、確かに満足感に浸っていた。
前と同じような続編の宣言にも無邪気には喜べなかった。喜びを分かち合ったはずの同志が罵り合う様を幾度と目にした。
夢に見た、狂った物語の結末は、胸がすくものではなく、心に穴が空くものだった。
悲しかった。
- 2二次元好きの匿名さん25/04/06(日) 03:12:58