【置きレス参加推奨】ここだけ異能集う海上都市part6

  • 1クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:36:44

    ~~~INTRODUCTION~~~


    「フロア・セントラル」は、1900年代から長らく計画され建造が続けられてきた巨大人工島である。

    世界の海抜が大きく上昇し陸地の凡そ5割が海面の下へと沈んだ現在、2100年代の地球に於いて、太平洋上に浮かぶその鋼鉄製の大地は人類にとって最も主要な生活拠点として機能している。

    中央政府による統治、限られた世界の中で日々を暮らす人々、解放を謳う無法者達とそれを取り締まる警察機構。

    混沌とした科学技術といつからか人に宿る様になった異能。


    ようこそ、セントラルへ。


    ようこそ、人類最後のフロンティアへ。


    ~~~~~~~~~~~~~~


    ・wiki(「大雑把な世界観」の項目をご一読ください)

    ここだけ異能集う海上都市【1/31更新】INTRODUCTION 「フロア・セントラル」は、1900年代から長らく計画され建造が続けられてきた巨大人工島である。 世界の海抜が大きく上昇し陸地の凡そ5割が海面の下へと沈んだ現在、2100年代の...w.atwiki.jp

    ・前スレ

    https://bbs.animanch.com/board/4742417/?res=190

  • 2クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:37:58

    【参加したい方へ】

    ・新規参加の方はまずは進行中の裏スレにてキャラクターの作成と登録をしましょう!個人が保有出来るキャラクター数に制限はありませんので、まずは自分が一番動かしやすいと思うキャラを一人作ってみることをおすすめします。

    ・分からないことがあれば裏スレで聞いてください。

    ・当スレでは『置きレス』形式でのご参加を推奨しています、1日1レス返せれば良いor返って来れば良い、くらいの心持ちで。

    ・ただし連絡の無いまま待たせ『過ぎる』のは厳禁です、どうしても2日以上返信が滞ってしまいそうな場合は、予め裏スレの方でお相手にご連絡をさしあげてください。

    ・「私生活があるしリアタイ参加は難しい……」「荒らしとかしてないのにいきなり規制食らったんだけど!?」「スレの速度に着いて行けねぇよ~(涙)」とお悩みの方々、どうぞ一度お立ち寄りください。

    ・参加者及び参加者各自が保有しているキャラクターを管理する為、参加時には名前にトリップをつけることをお願いしております。

    ・あにまん管理側による集団規制、また個々の回線の問題などでスレ建て者によるレス削除等の管理が行き届かない場合があります、荒らしには反応せず通報やスルー対応を徹底してください。

    ・エロシチュグロシチュも許容いたしますが、ディープな描写をする場合はテレグラフを用いるなど削除されない様に対策をお願いします、またお相手がそうした描写を嫌がっているのに無理強いするのもやめましょう。

    ・次スレ建ては>>190を踏んだ方にお願いします。

  • 3クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:38:42

    【禁止事項】
    ・確定ロール、無敵ロール、一般的にこういった遊びで敬遠される行為は同じく禁止です。
    ・ただしこれら↑をうっかりしてしまう場合もあります、見かけた場合まずはやんわりとした口調で注意をお願いします。
    ・その他、お相手が「これは嫌だ!」と言う行為も都度対応していただければと思います、円滑な遊びの為にもコミュニケーションを大切にしましょう。
    (以下キャラクリ時のお願い)
    ・当スレはオリスレです、版権キャラ、版権設定のご利用はご遠慮ください。
    ・舞台を破壊しかねない様な大規模の能力はご遠慮ください(例:「半径数kmに渡って凍結させるor炎上させるぜ!」「島の地面に海まで貫通する巨大な穴を開けられるぜ!」など)
    ・対処不能、或いは対処法が極端に限られる能力はご遠慮ください(例:「俺が時を止めた……動きたければお前も時の世界に入門するしかないぞ」「俺の質問に答えた奴は問答無用で洗脳されるんでよろしく~」など)
    ・舞台に単独で多大な影響を及ぼしてしまいかねない権力者キャラはご遠慮ください(例:「俺はフロア・セントラルの航行先を全部決められる船長で……」「俺がこの島の権力の頂点に立つ大統領なんだよね」など)

  • 4クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:39:42

    >>10まで保守

  • 5クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:39:57

  • 6クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:40:20

  • 7クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:40:48

  • 8クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:40:58

  • 9クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:41:10

  • 10クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/06(日) 02:41:28

    り!

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 00:32:27

    このレスは削除されています

  • 12龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/08(火) 00:44:09

    【シチュエーション:戦闘 当シチュ内募集人数:プッシーキャット・ナインライフ 使用キャラクター:護 龍塚】

    【セントラルの中でも治安の悪い、夜の街。寂れた倉庫が立ち並ぶそこは、ならず者たちの蚤の市でもある。非合法の品が取引され、時には横流しされた珍品が姿を現す】
    【その堕ちた物流の細道。こんな場所でもある程度はメインストリートが存在し、細い道には人があまり通らない。裏の住人たちと言えど、人が集まるから取引が成立する。その人がいないはずの道に、その男はいた】

    (いやぁ、毎回潜入捜査で何故私が選ばれるのか……。特段腹芸が得意な訳ではないのに。怪しいから大丈夫って何ですかほんとに……)

  • 13プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/08(火) 17:18:25

    >>12

     その頃。

     10メートルぐらい離れた物陰から、光学迷彩を作動させた少女が男を監視していた。

    (アレがいわれていた護 龍塚だニャ。聞いた通りの姿してて助かったニャン)

     望遠モードにしている多機能ゴーグルで顔を確認する。

     兵士服の上からトレンチコートを着た茶髪で糸目の男性。夜だというのにサングラスをつけているのは目が見えないからだろう。


    (プッシーの役目はこれから起きる出来事の顛末を持ち帰る事……いつも通りニャ)

     望遠モードを止めて視界を普通に戻す。

     上司から今回WANS・Cの異能歩兵部隊の三兵と称されている人物の実力はどの程度なのか、また詳しい能力を把握する為に情報収集任務を命じられ、こうして監視している。


    (そういうわけで、みにゃさん、そろそろ襲って欲しいですニャ~) 

     彼女がそう思っていると、ゾロゾロとガラの悪い男達が細道の中にやってきて護 龍塚の行く道を防いだ。

  • 14龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/08(火) 19:37:12

    >>13

    「……おや。お兄さん方、こんなにお揃いで。どうされました?ああ、もしやうちの商品がご入用で?」


    【白杖代わりに見せかけた、大きなキャリーケースを開く。手を広げて紹介したのは、セントラルでは貴重な土であった】


    「合成品ではなく、陸地からの良質な土ですよ。ここにあるのはサンプルですが、取引いただけるならより大量にご用意できます」


    【ビジネス用の笑顔で答える。違法な土の売人。それが、今回の潜入捜査の仮の身分である。土が貴重な品となった今、犯罪組織が不正な手段で土を得て、闇の取引が行われることも横行している。セントラルの土も、当然全てが潔白ではない】


    「それで、あなた方のお支払い方法は?勿論……その鉛玉は扱っておりませんので」

  • 15プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/08(火) 21:07:27

    >>14

    (お、始まったみたいニャン)

     ターゲットの龍塚と今回の襲撃役の男性達が揉め始めた。

     彼らはクリミナルズが集めた街のチンピラ達だ。異能もなければ大した武装もない。捕まって拷問にかけられても提供する情報すら持たない。

     ナイフや鎖といった各々の武器を手にしたチンピラが龍塚に襲いかかった。


    (しかし、リーダーは拳銃持ってるはずなのに 後ろに隠れて大物気取りとかまさにバカの見本だニャ)

     プッシーキャットは呆れながら眺めていた。

     初手で発砲もせずに子分に襲わせてる時点で裏社会ではヌケサクもいいところだ。異能持ちの可能性を考慮すれば初手で殺すのに限るのにそれをしない。

     今回の襲撃役に選ばれるだけの事はあった。


    (頼むから異能ぐらい使わせて欲しいニャ~……)

     彼女は祈るような気持ちで龍塚とチンピラの戦いの行く末を見守った。

  • 16緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/08(火) 21:30:27

    【シチュエーション:戦闘(日常に発展可) 当シチュ内募集人数:一名様まで 使用キャラクター:細川彰宏】

    (丑三つ時。美しく、また不気味に辺りを照らす月の光を浴びつつ、死と血の匂いを全身に纏う緑髪の青年。)

    クソッ…あの女と闘った後から調子が戻らねェ…結局殺せずに終わっちまったし…ゲホッ…ア゛〜、クソ…

    (少し吐血し、ふらつきつつ路地裏へと入り、壁に寄りかかる。)

    次の奴は……ハァ、今日は十分仕事したかァ…?

    (疲労と失血で回らない頭を何とか回し、何か考えているようだ。)

  • 17外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/08(火) 21:39:12

    >>16

    「……血の臭い」


    【乾いたものではない、今まさに零れ落ちている命の香りが鼻をついた】


    【深夜に家路につく途中。普通の人間なら気のせいと誤魔化して通り過ぎるだろう。

    首を突っ込んだら厄介なことになるのは明白だし、こちらが命を落とすことになるかもしれないのだから】


    「初めまして、医者です。突然で申し訳ありませんが、今から貴方を私の患者とします」


    【だが、女は医者である。なら、することは一つであった。今すぐ身体を向かわせて、溢れる命を塞ぎ止めろ】

  • 18緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/08(火) 21:51:19

    >>17


    …ルサファルを呼ぶ気にもならねェな……ア゛ァ、疲れた…


    (段々と壁から体がズル…ズル…と言う音を立ててずり落ちていく。)


    …ア゛?なンだお前…患者?…ハッ、誰が患者だ。こんなモン、治してもらうほどでもねェ。


    (ギロリ、と貴方を睨みつけると腰に下げている ロングナイフを抜き、地面に突き立て体を支えようとする。…が、うまく足に力が入らないのかふらふらとしている。)

  • 19カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/08(火) 21:58:07

    【シチュエーション:フリー 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:カチューシャ】

    【警備ロボットが来たり来なかったりする路地裏近く。監視カメラといった設備も無く無人機が巡回しないのは自由を求める者たちの声か、コストの問題か、設置したそばから破壊されるからか】

    …マッチ、マッチはいりませんかぁ
    【無法と秩序の境目でリボンで括ったツインテールを揺らし砂糖を煮溶かした声で小さくマッチを売ろうとする小さな影。洒落のつもりか赤ずきん風に売るマッチが何らかの隠語に聞こえるやもしれないけれど、だとしたり間違いだ。
    小さな手で売ろうとしてるのは見た目もマッチ棒で、ちゃんと火の着く代物だ。合法かどうかはお近くの治安維持機関にでも尋ねてみよう。その頃にはマッチの売人は影も形も無いだろうけど】

  • 20外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/08(火) 22:02:53

    >>18

    「アシュリー=ドゥ、といいます。治しますね」


    【飛ばされる殺気を意にも介さず、ふらつく男の身体を受け止めて壁に座らせる】

    【そして剥き出しになっている首と手首に、素早く自らの手を触れさせる】


    (酷い出血……。とくに手首が重傷だわ。血を使う異能かしら)


    【触れた端から血が止まる。痛みはそのままだが、確かに新しく肌が濡れることはなかった】

    【次に服へ手をかけ、腹部と脇を露出させにかかる】

  • 21ユリ◆.vKsOpnazs25/04/08(火) 22:16:42

    >>19

    そこの子!何売ってるのー!

    【頭上から女が大きな声を出しながら降ってくる。音の聞こえ方からして、そこそこ高い所から降ってきたらしいが女は平気な顔で着地するとマッチ売りへと近づいていく】


    えっと…マッチかな?マッチだよね、これ

    【女は目線を合わせるために屈むと、売っている物をマジマジと見つめている】

  • 22緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/08(火) 22:24:19

    >>20


    お前の名前は…聞いてねンだわ…ゲホッ…


    (されるがままに壁に座らせられる時に軽く吐血する。腹の傷も相当深いのだろう。)


    …!?おい、ちょっと待て、何で服脱がせようとしてンだお前!?


    (自分の服に貴方の手がかけられたのを見ると驚いたのか手を振り払おうとするだろう。)

  • 23カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/08(火) 22:47:07

    >>21

    【後頭部で纏まった黒髪が翻り、上から降ってきた。身体強化系かサイバネティックス系のあれかと思いながら突然現れた女性に視線を向ける】


    …マッチだよ~…赤ずきんのお話って知ってる?

    【無警戒に目線を合わせるために屈みながら話し掛けてくるその様子は堅気の雰囲気を感じる。しかしそこらのチンピラ集団を単なる一般人が異能で壊滅してしまえるのがこのフロア・セントラル。

    堅気の雰囲気も偽装の可能性があるから油断はできない】

    このマッチをしゅ!ってやるとぉ、夢心地になれるんだよ~…

    【高い背丈から、大人の女性かと思ったけれど、思ったよりも声は若く学生くらいかもと考えながら曖昧に答えた。健全な学徒は顧客に成りにくい】

  • 24外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/08(火) 22:50:43

    >>22

     「腹部と脇に対する処置のためです。私の異能は傷を固定しますが、治すことはできませんから」


    【振り払われる前に手を離し、からぶった隙に脱がせて傷口の状態を固定する。そして抱えていた鞄から未開封のウォーターボトルを取り出し、洗っていく】


     「事前説明を怠ってしまったことは謝罪します。申し訳ありませんでした。しかし、今の貴方は一刻を争う重体ですので処置は続けさせていただきます」


    【そう言って縫合用の針と糸、ハンカチを取り出す】


     「今から腹の傷を縫い合わせます。舌を噛まないよう、ハンカチを口に入れるので開けてください」


    【もし開けなかった場合は無理矢理にでも突っ込まれるだろう。そう確信させるだけの迫力があった】

  • 25緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/08(火) 23:00:18

    >>24


    …そうかよ、勝手にしろ。


    (少し嫌がっているような顔をしつつそっぽを向く。)


    …いらねぇよ、俺ァ若干痛覚が麻痺してるみたいだから、歯ァ食いしばることもないからな。


    (そう言い、頑なに口を開けようとしない。むしろ固く口を閉ざしている。)

  • 26外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/08(火) 23:27:22

    >>25

     「……わかりました。では、始めます」


    【一瞬逡巡したが、ここで嘘をつく可能性は低いだろうと考えて処置を始める】

    【慣れた手つきで針を入れ、縫っていく。ほどなくして完全に腹の裂傷は塞がるだろう】


     「次は手首を」


    【鞄から包帯を取り出し、圧迫するように巻いていく。これで異能を解いても出血することはない】

    【他の傷も同様に処置していく】

  • 27緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/08(火) 23:30:26

    >>26


    あァ、とっとと終わらせてくれ。


    (痛みで顔を顰めることも特になく、淡々と縫合されていく様子を眺めている。)


    …傷跡治らねェなァ…ま、そう言う異能って割り切った方がいいか…


    (手首を処置される際に見える腕から手首にかけての無数の切り傷の後を眺めてボソリ、と呟く。)

  • 28ユリ◆.vKsOpnazs25/04/08(火) 23:39:39

    >>23

    マッチ売りの少女!好きだよ〜、大好き!

    ちょっと悲しいけど、救いのある終わり方っていうのが良いよね!貴方が『少女』なの?

    【警戒されていることなど全く気づかず、マッチ売りとマッチを交互に見ている。あまりそっちの方には詳しくないが、何となく普通のマッチでないと感じてはいた】


    これを燃やせば良いの?うーん、私はご馳走も要らないし、おばあちゃんも生きてるけど…二つくらい買おうかな!

    【そう言って懐から財布を取り出す。その黒革の財布は一目見ただけで、普通の人なら手が届かないような物だということが分かるだろう】

  • 29外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/09(水) 00:01:17

    >>27

    「……これで終わりではないですよ。設備がない以上、応急処置の域をでませんから」


    【最後の傷の処置を終えて、改めて向き直ってから目を合わせる】


     「貴方には入院していただきます。そこで傷跡の治療もします」


    【強い意志を込めて告げながら、その手は既にスマホを持っていた】

    【顔は男に向けたまま、澱みない操作で自らが運営する病院の救急科へ連絡する】

  • 30緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/09(水) 00:07:36

    >>29


    応急処置が済んだンなら帰りてェ…ンだが…こりゃ無理そうだな…


    (ハァ…と心底面倒くさそうにしつつそのまま壁にもたれかかって座り、タバコの箱を取り出す。)


    …ちっと気分転換にタバコ吸っていいか?


    (念の為聞いているようだが既にタバコを取り出し、ライターの火をつけた状態だ。)

  • 31外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/09(水) 00:22:47

    >>30

     「もう吸ってるじゃないですか。……どうぞ」


    【幸い病院はすぐ近くだ。煙草の火が消えるころには着くだろうと考えながら許可を出す】


     「……私の運営する病院は訳ありの方も多く来院されます。セキュリティやプライバシーは強く保証されていますので、ご安心ください」


    【手持ち無沙汰になったので、初めての入院患者が心配しやすいことを先んじて話しておくことにした】

    【先の説明不足の反省を活かした形だ】

  • 32龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/09(水) 00:35:28

    >>15

    「ああすみません、刃物や鎖もお断りでして……。申し訳ありませんが、恐ろしいのでお手元の武器を仕舞っていただきたいのですが……」


    【焦るように言葉が揺れる。しかし回避に迷いは無く、襲撃者たちの武器が届くことはない。苦笑いを浮かべながら、華麗な動きで男たちの周囲で大立ち回りを繰り返した】


    「どうやら穏便にはお話できないようですね。ならば……」


    【とある場所で龍塚の動きが止まり、苛立っていた男たちが深く切り込もうとする。その瞬間。開いたケースの中に袋詰めされていた土が、我先にと挑みかかった男たちの頭部に直撃する。袋が破け舞い散った、いや舞い散るはずだった砂が龍塚のまわりに、意思を持って集まる】


    「そこの責任者らしき方と、交渉させていただきましょう」


    【龍塚が立っているのは、プッシーキャットが観測している方角。龍塚が走り出す。靴と地面の間に、土が入りこんだ。すると龍塚の速度が段違いに上昇する】

    【これは足の下の土を高速回転させる、つまり電動ローラースケートのような方法である。そのまま土に乗って移動するより、はるかに速い。当然行き先は観測者……プッシーキャットだ】

  • 33緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/09(水) 00:40:35

    >>31


    ありがとさんよ……フゥ…久々に吸うが気分転換にゃピッタリだな…


    (ゆっくりと煙を貴方に当たらないように吐き出すとタバコを咥え直す)


    なるほどなるほど…訳あり、ね……なぁ、そこにカレアっていう白髪の男はいるか?


    (静かに説明を聞くと思い出したかのように貴方に問いかけて)

  • 34外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/09(水) 00:49:36

    >>33

     「……はい、入院されております。……お知り合いですか?」


    【ここで沈黙するのは肯定と同義だと考え、いることを伝える】

    【同時に、姉のシェリーが彼を見舞いに来る人がいると言っていたことを思い出して尋ねた】

  • 35緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/09(水) 00:56:26

    >>34


    …まァ、知り合いって事になンのかね?とりあえず教えてくれてありがとさん。

    アイツにゃ色々と言ってやりたいことがあるからな。


    (ククク…とどこか穏やかに笑い、煙をほぅと吐き出す。)


    …いつもの如く深夜徘徊してンのかな、アイツ。


    (路地裏からかろうじて見える月を眺めつつボソリと呟く。)

  • 36外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/09(水) 12:26:48

    >>35

     「中庭はどの時間帯でも解放されていますから、そちらを歩いていらっしゃるかと。……できれば、そうしていただきたいのですが」


    【月を仰ぐ横顔を見つめながら、苦々しそうにぼやく。カレアの脱走癖に手を焼いているようだ】


     「貴方からも言っていただけませんか。苦楽を共にした方の言葉なら、あの人も聞き入れてくださるかもしれません」


    【男の穏やかな表情から、カレアと男の間に確執や因縁が無いことを察して頭を下げながら頼む】

    【じりじりと、煙草が短くなっていくたびに、遠くからサイレンの音が聞こえてきた】

  • 37カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/09(水) 12:47:33

    >>28

    あれ救われるような話だっけ…

    アタシぃ?ぜんぜんちがうよ~ただのしがない売り子さ~ん

    【デッドエンドだったような、でも幸せな幻想に包まれて安らかに永眠したのは救いと言えば救いか。神の子を崇める宗教だと不遇の末に天国行ければ勝ちだった気がする。

    なんて考えつつ、マッチの製作には一切関わってないと本当のことを言う。馴染みの闇業者という仲介業者から卸された個人小売なのだ、とマッチ売りの少女かという問いに嘘は吐かず返答。あえて、少女であるとも名乗らない処世術は相手に伝わっただろうか】


    これは、人と喋るよりマッチを見つめるしかないようなさびしい人たちが使うもんなんだけど~…ホントにほしい?

    【このハイテク時代に普通のマッチではないことは分かってそうだけれど、同時に欲しがる人種だとは思えない。

    特殊な薬剤を混ぜて発火させることで幻覚性質のある炎と煙を生み出すマッチは依存性は低いが、多量常用するようならしっかりと中毒者になれる代物だ。売りはするが使ったことはない】

    おねーさん、なんで買ってくれるのかな~?

    【学生が用いるには異質な財布は普通ではないことは感じさせるけれど、幻想に浸りたいわけではないと本人でさえ申し出る始末。

    こんな未来あるかもしれない若人に売るとなると、その場は懐が満たされても来月から闇業者間で悪評判が流れてしまっては少々困る。欲しい理由の確認をしてみよう】

  • 38二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 17:56:16

    このレスは削除されています

  • 39プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/09(水) 19:36:57

    >>32

     プッシーキャットは物陰から離れると、勢いよくその場から飛んだ。

     彼女の身体は軽々と宙を飛び、数メートル先の建物の取っ掛かりを掴むと、飛んだ時の勢いのまま方向を変えて建物の屋根に飛び乗る。


    (なんで、こっちに気づいたニャ)

     体勢を整えると、屋根伝いに走り、追跡され難いよう排気ダクトや金網や障害物の多いコースを選んで猫のように駆け抜けていく。


    (光学迷彩は効いていニャいとしても……音は一切立てていニャイのに……なんで分かるんだニャ)

     彼女は肉体改造を受け猫のような身体能力を持ち、足音を立てず行動できる。

     だが、気づかれた。その理由が分からない以上、下手に隠れてやり過ごそうとするのは危険……そう判断し逃走を図った。


    (プッシーの仕事は情報を持ち帰る事ニャ。戦いは極力避けろと命令されてるニャ。だから全力で逃げるニャ)

     屋根が途絶えた為、ナイフを抜いて大ジャンプ。ビルのコンクリートの壁にナイフを突き刺してよじ登ると空気流動探知を作動させる。

     周辺の空気の流れを探知するこの機能は、空気を押しのけて移動する限りは逃れる事はできない。

    (……追っかけて来てるニャン)

     自身を追いかけてくるそれを見ながら、目を鋭くした。

  • 40ユリ◆.vKsOpnazs25/04/09(水) 20:16:00

    >>37

    なんで、こんな怪しいモノを買うのかって?

    それは簡単!私が貴方みたいな小さな子が好きだから!小さな子が売っているものには、つい財布の紐が緩んでしまうの!

    【胸を張って、人によっては聞くだけで警戒されそうなことをマッチ売りの少女へと語る。正直、マッチ自体には特に興味はなく家に帰れば捨てようかとも思っているが、小さな子が売っているということだけで買うには十分すぎる理由だった】


    まぁ、あんまりお金に余裕がある訳じゃないから沢山買ってあげることはできないけど……

    この財布も小さい頃に貰ってからずっと使ってるの。自分の稼ぎだけじゃこんなの買うなんて絶対に無理!

    だから、うん。ほんの少しだけでも貴方の助けになれれば良いかな

    【財布からマッチ二つ分のお金を出そうとする。大切に使われているのか、使っている年数の割に財布には目立つ傷もなく綺麗なままだ】

  • 41カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/09(水) 20:45:14

    >>40

    そっか~…おねーさぁんアブナイひとぉ?

    【思わず砂糖を煮溶かした営業甘え声に移行してしまう内容の相手の発言。目を細めて煽るような台詞だが、むしろ危険性は低いと判断した。

    危ない人は、もっと危ないからだ。心中の警戒度は下がり、代わりに変な人度は上がった】


    ふふっ、じょーだん~ヘンな人なだけだね~

    【必要も無いのに買うなんて理解できない。さっき不遇の小さな子が幻想に浸って凍死する話を救いがあると言っていたし、もしかして慈善的な宗教観なのだろうか。

    いや本当に自分みたいな子が好きなのか。変な人認定ランクが上昇する】

    は~い、箱付きでおふたつで~す

    赤ずきんみたいに使う気無いなら、箱は使わないといいよ~

    【変な人なら売るのに躊躇いはあんまり無い。マッチ棒の入った小さな手のひらサイズの箱を手渡す。そして入手と使用が目的ではなさそうな相手に一応、完全に無駄にならない方法だけ教えてあげた。

    このマッチは棒の薬剤と箱の薬剤が反応することで本来の機能を発揮するので、マッチ棒だけ擦ればただの火付け道具なのだ。そういうカモフラージュも兼ねている】

  • 42龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/09(水) 21:33:25

    >>39

    【屋根に逃げたプッシーキャットを、可能な限り地上から追う。この走行は、地上以外では使いづらく、土を近くに配置しなければ自分で振り切ってしまう危険性がある】


    (なんて身体能力!この距離なら、おそらく素の異能操作速度では追いつけない。しかし、まだ私が発見できたカラクリは知らない動き……いや、“分からないがそういうことができる”と処理されるでしょうね)


    【プッシーキャットが障害物が多いコースに入ったことで、直線距離では逃げないと判断。このタイミングで、土を足場に自分を持ち上げる。上空から障害物を避けて、彼女を追う】

    【屋根が途絶えた。彼女を支える足場がなくなり、咄嗟に落ちるであろう空に土を伸ばす。しかし、彼女は消え、向かいのビルから何かが刺さる音がする。十中八九プッシーキャットの仕業。恐ろしい身体能力に面食らった】


    「なんと……。申し訳ありません。これは、本気で行くしかなさそうですね」


    【屋根の端に浮かぶ龍塚の下から、大きな音が響く。現れたのは、土に切断されたり捩じ切られた古い建材。今し方まで建物に付いて仮にも役目を果たしていたのだが、龍塚の異能により早期退職と相成った】

    【投石物として、廃材が飛ばされる。彼女が立っている場所に一つ、少し遅れて彼女に一番近い屋根への最短経路にいくつか刺すように投げつけた】

  • 43ユリ◆.vKsOpnazs25/04/09(水) 22:21:32

    >>41

    も〜危ない人でも変な人でもないよ!

    優しい人!

    【色んな所から自分で言うなと聞こえてきそうなことを堂々と言い放つ。恐らく、本気でそう思っているのだろう。頬を膨らませて、ふぐのようになっていた】


    っと、お金払わないとね

    これで何か美味しいものでも食べて!…あ、でもそのまんまは入ってこないのかな?まぁ、良いや!

    【値段ピッタリにお金を払い、マッチを受け取る。

    使う気もないので注意はよく聞いていなかったが、多分大丈夫だろう】


    ありがとう!

  • 44プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/09(水) 22:22:05

    >>42

     空気流動探知が高速で飛来してくる幾つもの物体に反応した。

     彼女はとっさの判断で身をかがめ、それらの飛来物を避ける事ができた。


    (むっ、ムチャクチャやるニャ。ここ一般人も居るのに……ニャンニャンだあいつは……)

     自分の周辺に落ちた破片の幾つかが一番近い屋根への最短経路に突き刺さっている。これが警告である事はすぐに察する事ができた。これ以上逃げるようなら容赦しないと。これらの投石は当たればケガでは済まないだろう。


    (でも非常識過ぎるニャ。あとで通報してやるニャ)

     多機能ゴーグルには彼の犯行がばっちり映っている。通報されて警察経由で自身の組織に怒られるといいと心の中で毒づくと、彼に背を向けて走り出す。


    (屋根伝いが無理ならビル越しニャ)

     ビルの端まで来たプッシーキャットは屋根伝いに逃げるのは諦めて自身が飛びつけそうな距離にあるビル郡に狙いを定めた。

    (しかし、ちょっと困ったニャ~)

     ビル群を飛んで移動する分だけ当然スピードは落ちる。落ちた分だけ近づかれやすくなり狙われやすくなる。またこのまま行けばどこかでジリ貧になりかねない。

    (とりあえず何か打開策考えつかにゃいといけニャイ。なんか手はニャイかニャー)

     逃げながら彼女は必死に頭を巡らせる。

  • 45龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/10(木) 01:55:31

    >>44

    (ふむ、これも避けますか。異能の探知では、動物の耳と尻尾が生えていた。身体強化の異能が一番あり得る線ですが、感覚強化も視野に入れなければ。私の有利は、状況をコントロールしやすい猟犬側であること。このチェイス、制するには……)


    「黒雲母さんのような対応力でないことを、願うだけですね」


    【防御に回していた土を広げ、攻撃用として展開する。鞭のように、右手側からプッシーキャットめがけて振り抜いた。屈まれて回避されることがないよう、同時に足元にも建材を飛ばして牽制。上はどれ程跳ぶか不明なため投げなかったが、上方向に飛べば、その分移動距離はそちらに持っていかれる】


    (さて、向こうはビル群ですか。大きくジャンプさせ、その隙に着地場所を狙いたいところですが……。投石物をどれだけ使わないで距離を詰められるかが勝負ですね)

  • 46カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/10(木) 12:22:29

    >>43

    まいどあり~!

    【膨らんだ頬をハリセンボンみたいと感じながらしっかりとお金を受け取る。電子技術が発達すると電子攻撃を危惧して逆に現金が再び隆盛するのか。あるいはそれだけ中央政府に信用度があるのかも】


    まあまあ、それなりに手元にも残るかなぁ?売れても売れなくてもイイみたいな緩さの契約だし~

    自称優しい人さんなら直接ご飯とかお風呂代を恵んでくれてもイイんだよ~?

    【対価無きお金は受け取らないなんて高尚な精神は持ち合わせていない。とはいえタダで貰いすぎると今度は自分がタダで動かなければならないことがある。

    なのでこれは「優しいと言うなら金をくれ」というような煽りジョークである。そしてこれ以上は関わると乞食されるぞ、という意味も込められている】

  • 47プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/10(木) 19:42:55

    >>45

    (ニャアア! 何も考えつかニャ~い)

     この状況を打開する方法が思い浮かばず思わず泣きが入った。

     人混みに紛れ込もうにも夜のスラム街を群衆がうろついてるはずもなく、人気の絶えない歓楽街は走って向かうにはここからでは遠過ぎる。

    (そもそも人混みに紛れても、そういうの考慮しないヤツだったら通じないニャ……)


     攻撃用に展開された鞭のような土は身を翻して、足元を狙って飛んでくる投石物はものによってはナイフで叩き落とし、そうでないものは最小限の跳躍で避ける。

    (それにこの攻撃……これ以上しのぎ続けるのは難しいニャ)

     下手に大きく飛べば、何もできない空中にいる事になる。それを見逃してくれるほど甘い相手ではない事を想定して逃げているのだが、ビル同士の隙間を飛ぶ際はどうしようもない。

     距離そのものは確実に縮まっている。すでに当初より半分近い距離まで近づかれてしまった。


    (こうなったら……)

     彼女はビルの隙間から下に向かって飛び降りる。

     数メートル事にブレーキをかけて無事に着地すると、そのまま走りだす。

  • 48二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:50:43

    このレスは削除されています

  • 49龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/10(木) 21:05:36

    >>47

    「おやおや、素晴らしい迎撃……。黒雲母さんのようで、実にやりにくい」


    【龍塚の異能は手数が多い分、その迎撃をこなされる器用な相手には強く出られない。空子は対応力に加え、攻撃力や射程も上回れない相手であるため、さらに相性が悪い。そういった意味では逃亡一辺倒の敵は有り難くもあるが、結局逃げ帰られればゲームオーバー。距離は縮まりつつあるが、何かもう一つ策が欲しい】


    (この実力、この装備。犯罪組織所属か、バックにいる可能性が高い。だとすると拠点が近くにあるならうかうかしていられない。一気に距離を詰める方法を……)


    【その時、プッシーキャットがビルの隙間から逃走を図った】

    【好機と見た龍塚も追って飛び降りる。異能の操作を止めて、土と共に自由落下。地面が近づくと土をクッションとして漂わせ、衝撃を分散させる。最後の速度こそ落ちるものの、五点接地すら行わず無傷で地面に降り立つ】


    「そろそろ、チェックメイトと参りましょうか」


    【土で自分を射出するように跳躍。高速に大部分の土が操作から外れるが、両手に握られた土が変形し、剣へと姿を変える。そのまま、直接プッシーキャットを貫こうとする】

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:36:56

    このレスは削除されています

  • 51ユリ◆.vKsOpnazs25/04/10(木) 21:43:44

    >>46

    んー確かに私もあげたい気持ちはあるんだけどー

    貯金に余裕がないのも事実だし、それにガバガバあげちゃうのも何だか違うと思わない?

    だから今日はマッチを買った分のお金だけ!あ、飴ちゃんならあげるよ

    【財布を仕舞うと、ポケットから飴の袋を取り出しマッチ売りに渡す。袋にはぶどう味と書かれていた】


    なんぼかは懐に入るならよしかな

    いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい遊ぶ!生きてるなら、ちゃんとしなきゃ勿体ないからね。そのためにはお金がなきゃ!

    【まぁ言うほど大した金額はあげてないのだが、今言ったことのほんの少しの手助けになれば良いなというくらいのものだろう】

  • 52プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/10(木) 21:59:36

    >>49

    (情報送信完了……ついで情報の削除ニャ)

     ビル同士の狭い隙間を駆け下りながら、プッシーキャットは通信機能付き腕時計を使って入手した情報をイジっていた。

     ビルの隙間に入り込んだのは少しでも敵の視界を遮り自分の行動を誤魔化す為。

     また直接情報を送ると探知される恐れがあるのでビルの無線情報ネットを利用して送る事で探知され難くする為だ。


    (削除完了……これでいつ捕まっても問題ないニャ)

     今回、味方からの救援はない。よしんば勝てたとしても被害は受ける。

    (それにプッシーの能力なら死ぬという選択肢もあるニャ……でも痛いのはやだニャ) 

     後ろの物音を効いて、龍塚がビルの隙間に飛び降りてきた事を察したプッシーキャットは、大きく跳躍してきた彼に腕時計を投げつけた。

     腕時計には通信機能だけではない、閃光弾としての機能も備えている。凄まじい閃光が周囲を照らし、180オンデジベルにもなる大音量が襲いかかる。

    (普通ニャならこの隙に攻撃するけど……)

     見つかった秘密が分からない以上、下手に近づくのは危険だと判断している彼女はそうはせず、急いで曲がり角を抜ける。

     そして……

    (そ、そんニャ~……)

     袋小路にハマってしまった。

  • 53龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/11(金) 01:11:40

    >>52

    【投げつけられた腕時計に嫌な気配を感じる。咄嗟に土を剣から戻し、流体状にして巻き取る。投げつけられた勢いを利用して、自分よりさらに後方に飛ばした。龍塚の後ろで、物騒な花火が打ち上がる】

    【耳が幾分か使えなくなったが、異能範囲内の戦闘に支障は無いと判断。光はもとより見えていない。されど加速が乱れた以上仕切り直すのが筋だが、龍塚は自分の足で彼女を追う。龍塚の異能、いや特技が水先案内人となったからである。曲がった先の行き止まりには、立ち往生するプッシーキャットがいた】


    「素晴らしい。運に見放されなければ、猟犬(わたし)ではなく兎(あなた)が勝利していたでしょう。……いえ、尻尾と耳の形からして貴方はおそらく猫ですよね。さて、この距離での抵抗はお勧め致しません。手首を拘束しますので、お手をお借りしてよろしいですか?」


    【勝者が敗者を讃えるように、龍塚が微笑む。彼の背後から捨て置いた土が、地を這い宙を浮き、健気に主人のもとに集う。その中には、今にも針のように飛ばされそうな形状のものもあった】

  • 54未亡人◆/a78W0Y8K625/04/11(金) 01:14:11

    【シチュエーション:日常 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:袴葉 幽子】

    【薬泉 湯の華】
    【セントラルにひっそりと佇むその施設は、奇妙な煙を煙突から噴かし、「準備中」の立札が立てていた】

    「ふわぁ……」

    【入口の前を箒で掃きながら、小さく欠伸をする女性が一人…袴葉幽子である】
    【今は行商中ではないので上下ジャージではあるが、丈が合っていないのかスラッとした手足が少し見えており、スタイルの良さが滲み出る】

    「店長からストップがかかったのでしばらくはバイトは中止ですね…体が鈍らぬようにストレッチくらいはしておかないといけませんね」

    【そう呟く幽子の頬には大きなガーゼが貼り付けられており、時折お腹をさする様子が窺える】

    「幽子さ〜ん、札返しといて〜」
    「わかりました、店長」

    【幽子は「準備中」を裏返し「営業中」の札を立て掛けた】

  • 55カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/11(金) 12:43:34

    >>51

    ほぉうらね~…

    【乞われるがままお金を差し出すタイプの可能性も考えていたが、そこは分別があるようだ。どうだろう、小さな子が好きだと高らかに宣言しながらバレたら捕まる物を買うのは分別は怪しいと思い直す。

    手渡された袋から躊躇わずに飴玉を1つ取り出し口に頬張って喋る。初対面の相手から貰った物に警戒心がないのではなく、変な人認定が高ランクなためそういうことはしなさそうという直感とまあそこら辺の毒物なら耐性があるから】


    甘いねぇ、アメありがとぉ

    【変な味、痺れ、刺激、総じて違和感無し。普通の甘味の塊と断定しながら、その飴みたいな声で希薄な感謝を伝えた。

    甘いと感じたのは舌で転がした球体か、それとも相手の生についての主張だろうか。どっちでもいいし、いっぱい食べれてるかは横に置いて割りと自由にやってるので同意はできた】

    じゃあおねーさん気をつけてね~ここら辺警備ロボットとかたま~にしか来ないから~

    【そう言いながら自分は立ち去る気が無さそうである】

  • 56◆X8YCQtJ5qr5e25/04/11(金) 17:36:39

    【シチュエーション:日常 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:伏見くいな】

    【日没間際の稲荷神社】
    【日の入りと共に社務所を閉める稲荷神社では、神職が社務所の中で締め作業を行っていた】
    「さて・・・、もう締め作業について残りは日没の時間を待つだけね。その間外の様子はみつつ来月の神事の為の掲示物でも作りましょうか」
    【そう呟きながらパソコンを立ち上げ始めた女性神職・・・宮司の伏見くいなである】
    【神様や参拝にいらっしゃる方の前に出る仕事なので気をつけてはいるが、若干顔に疲れが出ている】
    (しかし私が宮司になってからなぜか急に参拝やご祈祷に来られる方が増えてうれしい悲鳴をあげちゃいそう。せめて後1年すれば妹が大学を卒業するから楽になるんだろうけど・・・)
    【そんな叶わない願い事を頭に浮かべながら外を見ると、一人が朱色の鳥居をくぐったところだった。】
    「こんな時間に境内にいらっしゃると言うことはおそらく参拝だけでしょうけど・・・、とはいえ社務所を開けている時間という意識は持たないとね」
    【そう呟いて気持ちと表情を切り替えた】

  • 57893◆.2EQ5ae7PI25/04/11(金) 20:13:22

    >>53

     袋小路は狭く3畳ほどの広さもなかった。

     全力で高く飛んだとしても垂直の壁が相手ではどこかで限界が来る。屋上まで取っ掛かりがあるとようには見えない。

     大声で叫んだとしてもスラムの住人は誰も無視を決め込むから無駄だ。


    (こうなったら……アレをやるしかニャイ!)

     プッシーキャットはスーツの股間の部位を開く。排泄しやすいよう股間部分は用意に開く構造になっているのだ。

    「ンッ……」

     彼女は肉壺の中から小さな試験管を取りだすと、開いていたその部分を閉じ、今度は首筋から正中線に沿ってファスナーを下ろす。

    「にゃあぁぁん……うぅ」

     溜まっていた熱気が開放され汗が一気に蒸発し、プッシーキャットの小さな身体が震える。

  • 58893◆.2EQ5ae7PI25/04/11(金) 20:13:56

    >>57

     彼女が試験管の中の液体を露わになった肌に塗りたくっていたその時、

    「素晴らしい。運に見放されなければ、猟犬(わたし)ではなく兎(あなた)が勝利していたでしょう。……いえ、尻尾と耳の形からして貴方はおそらく猫ですよね」

     曲がり角の向こう側から余裕の足取りで龍塚が姿を現した。

    「さて、この距離での抵抗はお勧め致しません。手首を拘束しますので、お手をお借りしてよろしいですか?」

     周囲に土が生き物のように彼の周りに待機している。

    (頼むから効いて欲しいニャー)

     彼女は空になった試験管を捨て、タイツのファスナーを首元まで引き上げると、

    「シャアッ!」

     全力で間合いを詰める。

     被弾面積を小さくする為に極力低い姿勢で、放たれた飛び道具はナイフで叩き落としながら近づくも、あと少しのところでナイフが弾かれ、遠くに飛んでいく。

    「ニャアア!」

     徒手になりながらも彼女は相手の懐まで潜り込む事に成功する。

     だが如何せん軽量なプッシーにできるのはここまでだった。

     あっさりと彼の手によって取り押さえられ、地面に押し付けられる。


    (あとは効果がでるまで時間を稼ぐだけニャ)

     いつの間にかプッシーはタイツのファスナーをヘソ下まで下げていた。

     彼女の汗と試験官の中身──フィクセンの香水が混じった体臭が二人の周囲に漂いだした。


    フィクセンの香水の効果

    dice1d00=

  • 59893◆.2EQ5ae7PI25/04/11(金) 20:14:40

    >>58

    フィクセンの香水の効果

    dice1d100=81 (81)

  • 60緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 20:30:47

    >>36


    ククク…アイツの事だ、どーせどっかのビルの屋上で涼んでるだろうよ。探す時にゃ上を見上げてると見つかりやすいぜ。


    (この青年もカレアの脱走癖には手を焼いているようだ。ちなみにカレアはこの後とあるビルの屋上で寝ている所を発見され、しこたま怒られたとか。)


    言っても聞かねェからなアイツ…まァ言うだけ言ってはみるけどよ。…そろそろ来たかァ?


    (どうやら以前から注意しているが聞き入れてもらえていないようだ。サイレンの音が近づいてくるのが分かるとよっこらしょ、と立ち上がろうとしている。)

  • 61鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 20:38:47

    >>56


    (ザッ、ザッ。と草履の音を響かせながら鳥居を潜る白髪の老人が1人。一見普通の老人に見えるが、表の人間にはない雰囲気を纏っていると感じるだろう。)


    少し遅くなってしもうたのう…土産にお守りを買いたい所じゃったが、致し方あるまい。参拝だけでも済ますかのう。


    (まだ社務所が開いているのに気付いていないのだろうか、少し困り顔で境内を歩いている)

  • 62◆pO7ms4XCRrzA25/04/11(金) 20:43:17

    >>54

    ここが...友達の言っていたお気に入りの温泉...

    (一番乗りでのれんをくぐり女湯に向かう1人の女の子)

    (大セントラル学園の校章バッチを付け入るので生徒だと分かるが、見た感じは見た目より大人びているように感じる)

  • 63外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/11(金) 21:18:49

    >>60

     「……有益なアドバイスを、ありがとうございます。他の者にも周知させましょう」


    【ぎゅ、と眉間に寄った皺をほぐしながら礼を言う。この後、男の助言は病院関係者全員に伝えられ、カレアの発見が早まることになった】


     「待ってください。そのままで、お願いします。未だ貴方は重体に変わりないのですから、急な運動は勧められません」


    【立ちあがろうとした辺りで身を乗り出し、ゆっくり座らせる。それと同時に救急車のサイレンが辺りを照らした】


     『院長、患者は……その方ですね。こちらへ』


     「お願いします。……そうでした、貴方の名前を伺っていませんでしたね。カルテに記入しますので、教えていただけませんか」


    【救急隊員によって素早く運び込まれる男の後に続き、救急車へ乗り込む】

    【些細な揺れも無く進む車の中で、ストレッチャーの上に横たわる男へ、メモ帳片手に名を尋ねる】

  • 64龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/11(金) 21:19:18

    >>58

    「やはり猫の異能力者でしたか。申し訳ありませんが、少し手荒くなりますよ」


    【猫の様な威嚇に、身体能力を異能力と結論づける。実際には肉体改造の結果であるが、異能は時にその人物の嗜好にも影響する。ある意味詮無きことだが、別の異能の可能性を排除したのは痛手かもしれない。しかし、最大の痛手は勝利を確信し、捨てられた試験管を後回しにしたことだろう】


    【全速力で接近した彼女に対し、龍塚は冷静に数歩づつ後退する。空にに弾く様にナイフを飛ばすも、プッシーキャットに素手で懐に入られた。しかし、足に土を纏わせ動きを妨害。彼女の伸ばされた腕を掴んで、背中に回して地面に押さえつけた】

    【土が彼女の手首を這い、手錠よりも隙間無く拘束していく】


    「さて、色々お聞かせ願いましょうか。まずは私を狙った理由から……」


    【その時、嗅ぎ慣れない香りが龍塚に届く。瞬間、この場には有り得ないはずの感覚が、龍塚の身体を襲った。それは愛する人物に抱くもの。そうでは無い人もいるが、龍塚に外見の美醜という概念はない。だからこそ、一層この瞬間には不適切に思えた】


    「っ、あっ…………。なんですか、これ……!」


    【急いで口元を袖で塞ぎ、プッシーキャットから飛び退く。手錠を維持するため大した距離は取れない。背後の土が再度空中に鋭く浮かぶ。しかし、思考のブレから異能の操作が弱り始め、手錠も刺突も僅かに崩壊が見えている】

  • 65緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 21:35:04

    >>63


    あァ、頼んだぜ?…ま、アイツも対策はしてくるだろうが…大丈夫だろ。


    (もう少し治ったら俺も探すしよ。と呟きつつ立ち上がろうとしている。が。)


    …へいへい、再生速度は上がってるからそこまで重体でもねェけどな。


    (口ではこう言うものの、以前の戦いでの内臓の傷や負荷は癒えておらず、状態はあまり良くない。素直に貴方の言葉に従い、ゆっくり腰を下ろす。)


    細川彰宏。呼ぶ時は呼び捨てにしてくれよ?さんとかくんとか付けられるのはむず痒くてな


    (素直に自分の名前を教える。怪我の影響か先ほどよりも若干疲れが見え始めて。)

  • 66実験体◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 21:41:24

    【シチュエーション:日常 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:χ-07846】

    (喧騒渦巻く繁華街。その中でもあまり人の寄り付かない暗い路地に1人の少女が1人静かに佇んでいる。)

    …………………

    (何かをすることもなく、何かを喋ることもない。血に塗れたカッターナイフを持ち、静かに反対側の壁を見つめている。)

  • 67高峰◆ezNuJTQSjE25/04/11(金) 21:47:10

    >>66

    ハロウハロウ

    こんなところに一人でいると危険な目に合うぜ

    それとも迷子かね?

    【路地の角から黒いコートを羽織った青年が現れ、話しかけてきた】

  • 68実験体◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 21:51:13

    >>67


    ……あなた、だれ……?


    (ゆっくりと何も映さない虚な目を貴方へと向け、何の感情も乗っていない疑問を口に出す。どうやら意思疎通はできるようだ。)

  • 69外科医アッシュ◆nzp.1RH2vE25/04/11(金) 22:01:24

    >>65

     「細川彰宏……わかりました。教えてくださり、ありがとうございます」


    【手早く、だが綺麗な筆記でメモに教えられた名を記す。確か、先日にカレアを運んできた姉から聞いていたものだ。なるほど、彼がそうだったのか】


     「眠っていただいて大丈夫ですよ。目覚める頃には手術も終わって、清潔なベットの上でしょうから」


    【走らせ終えた筆とメモ帳を静かに仕舞いながら、眼下でゆっくりと瞼が落ちそうになっている男へ声をかける】


     「それと、心配はないと思いますが……退院するまで、脱走はやめてくださいね」


    【容体が安定してすぐ脱走を繰り返すせいで、カレアの退院は長引いているのだ。同じ轍を踏んでくれるなという願いを言外に込めて、アシュリーは頼んだ】


    (※〆ますか?)

  • 70未亡人◆/a78W0Y8K625/04/11(金) 22:27:34

    >>62

    「ん…いらっしゃいませ」

    「温泉に入るなら少し待っていてください、予約分の準備がもうすぐ終わりますから」


    【女湯の準備を済ませて入口から幽子が現れる】

    【ぼんやりとそちらを見ているのか見ていないのか、のそりと近づいてくる】


    「ここは初めてですね?少々特殊な銭湯ですので、待っている間に説明させていただきますね」

  • 71緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/11(金) 22:30:51

    >>69


    そうかい…んじゃ、アイツにゃ明日くらいにでも挨拶に行こうかねェ…


    (ゆっくりと瞼を下ろして呟く。)


    クク、俺ァアイツとは違うからな、そこは安心してくれよ。


    (目を閉じた状態で軽く笑い、言葉を呟くと静かに夢の世界へと旅立っていく。)


    (〆ますか!ありがとうございました!)

  • 72プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/11(金) 22:31:48

    >>64

     龍塚が急に飛び退いた事に彼女は心の中で舌を打つ。

    (でも、まだ匂いの効果は届いてるはずニャ。それにこの袋小路は空気の循環は悪いはず……まだまだチャンスはあるはずニャ)

    「狙ったって何がニャ。プッシーは何もしてないニャ」

     プッシーキャットは返答する。恐らく初めて聞く彼女の声の若さに驚いた事だろう

    「いきなり追いかけ回した挙げ句、こんな風に拘束するなんて酷いにゃあああ。あんまりだニャアアア」

     拘束された腕を上げて、子供のように泣いた。

     光学迷彩は先程香水を塗る時に切ったので、この幼稚な姿は丸見えだが気にしない。どうせこの場には龍塚しかいないのだから。

     この姿は見る人によってはコケティッシュに見えただろう。

     プッシーキャットの背は小さく150にも満たない。その胸は慎ましく平坦で、腰回りも細い。

     だが、むっちりと肉感的な下半身をしており、大きくも若々しさに満ちたお尻からは猫の尻尾が伸び、黒髪のショートボブの頭には猫耳が生えていた。

    ヘソ下まで下がっているタイツのファスナーの置くは白くきめ細かい肌は、汗と香水によりしめり、テカっていた。


    フィクセンの香水の効果(距離が離れたので、効果が4分の1に減少)

    dice1d25=12 (12)

  • 73高峰◆ezNuJTQSjE25/04/11(金) 22:34:12

    >>68

    【少女の瞳を見て一瞬だけ瞳孔を開かせ、笑みを深める。そして愉快そうに笑いながら返答した】

    確かに知らない人と話すのはあまりよろしくないからねぇ

    僕は高峰というものさ

    便利屋なんてことをやっている

    【そう言いながらコートからカードを取り出す。そして目線を合わせるためしゃがんだのち、カードを少女に差し出した。カードには事業者名と名前、電話番号が記してある。どうやら名刺のようだ】

    さて、君は誰かな?

  • 74ユリ◆.vKsOpnazs25/04/11(金) 22:39:20

    >>55

    ん、まだ売るの?まぁ、このマッチなら路地裏とかの方が売りやすかったりするのかな。需要的な

    そういうのいっぱい居そうだもんね。ピラミッドにミイラ型のモンスターがいるみたいな感じ!

    あ、ゲームの話ね。この前出たアプリのやつ、知ってる?面白いんだよ!

    【マッチ売りへスマホの画面を見せる。そこには『アプモン』と書かれたゲームアプリが入っていた。最近サービスを開始したアプリだが、あまりにも酷いゲーム性でSNSなどでプチバズりしたゲームだ。レビューは2.0とかだった気がする】


    ……ん!?ごめんごめん、まだ仕事あるんだったよね!それじゃあ私はもう行こうかな、あんまり危険なのには会いたくないしね

    【マッチを落とさないように仕舞うと、周りに誰もいないことを確認する。そして、マッチ売りへ手を振りその場を離れようとするだろう】

    また会えたら、その時払うのはー…んー…おくすり代?

  • 75◆pO7ms4XCRrzA25/04/11(金) 22:40:41

    >>70

    ん?えぇ〜っと...はい、分かりました。

    (近くの椅子に座って、ゆっくり休憩する事にした。)


    え?特殊?...確かに友達が変わった温泉って、言ってたけど...お願いします。

    (説明を聞くため、少し姿勢を正した)

  • 76未亡人◆/a78W0Y8K625/04/11(金) 23:03:38

    >>75

    「ここは銭湯…と銘打っていますが、実際にはエステか薬屋のようなものです。治したい症状に合わせて入浴剤を購入していただく…湯治施設です」


    【幽子は見本棚に置いてある入浴剤のサンプルを指差す】

    【色とりどりのバスボムが並べられており、近づけば花の香りに少し薬っぽい匂いがわかるかもしれない】


    「あちらは順番に疲労回復、外傷、大まかな内臓の不調、冷え性、筋緊張に効くものです。二つまでなら混ぜても大丈夫らしいですよ」

    「もっと詳しい症状で困っているなら追加料金で問診をしてオーダーメイドもできます」

    「入浴剤が決まりましたらカウンターでお渡しするので、声を掛けてくださいね」

  • 77伏見くいな◆X8YCQtJ5qr5e25/04/11(金) 23:07:18

    >>61

    【最初は白髪の男性は時間的にも参拝だけだろうと思っていたが、少し注意して見てみると参拝だけと決めているにしては手水舎や本殿にまっすぐ向かういつもの参拝客とは何かが違うことに気づいた】

    「もしかしたら・・・、あの方は参拝だけと決めてきていた訳ではないかもしれないわね。」

    【そう呟くと、急いで社務所の御守授与所に移動し、普段は参拝客が手に取れるようにしていた、日没間際ということで回収していた御守たちを元に戻し、いかにもまだまだ社務所は開けていますよと思える状態に戻した】

    (これで気づくとは思うけど・・・。一応動いた方がいいでしょうね。特に恐れることもないし。)

    【そんなことを考えながら社務所を出て、白髪の参拝客から醸し出される雰囲気には怖じ気づかずに声を掛けた】

    「何か、案内が必要だったりお伺いしたいことがございましたか?」

  • 78◆pO7ms4XCRrzA25/04/11(金) 23:12:40

    >>76

    成る程...ふむふむ...良い匂い〜

    (話を聞きつつ、バスボムの香りにうっとりしてる。)


    ふむふむ...バスボムによって効能効果が違うのですね。...そして二つまでなら大丈夫なんですね。分かりました。...僕のこの傷も...癒えるのかな...(ボソ)

    (話を聞いて、復唱するように、理解を示した。その後に左手首を押さえるように、摩りながら不安事を呟いた)

  • 79未亡人◆/a78W0Y8K625/04/11(金) 23:34:35

    >>78

    【耳聡く不安そうな声を聞いて、少女に幽子は語りかける】


    「…気になることがあれば、ある分で私が選びますよ、入浴剤はこれ以外にもありますので」

    「その、自己治癒力を上げるものですので時間はかかりますが…」

  • 80龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/11(金) 23:50:25

    >>72

    「は、……もしや子供、ですか。どおりで身長が低いと……。こんなことを子供にさせる、なんて……!」


    【離れたことで最初よりはマシになったが、淫靡な毒は脳に侵攻していく。充血を誤魔化すため座り込み、自分の指を噛み切る。痛みで幾分か思考を戻し、血が流れた手をコートの胸元に突っ込んだ】


    「お嬢さん、ひどい相手だと……っ、思うなら、余計にこんなことしてはいけません。男が女に、戦場で何をするか、知りたくは無いでしょう……!」


    【胸元から、今ではかなり珍しいボタン式の携帯電話が現れる。震える指でキーをなぞり、通話ボタンが押される。……が、流れてきたのは使われていない番号を伝えるメッセージ。焦りでキーを押し間違え、虚空に繋がった。普段ならしないミスに集中が途切れ、一瞬プッシーキャットの手錠の土が、振り払えるまで強度が落ちる】

  • 81実験体◆tsGpSwX8mo25/04/12(土) 00:10:50

    >>73


    ……たか、みね…さん…


    (カッターナイフをポケットにしまい、名刺を驚くほど白い手で受け取ると、ゆっくりとそれを眺めている。)


    …わた、しは…χ…χ-07846……


    (自分の名前がわからないからか自分が実験されていた時の番号を話す。…心なしか手が震えているようにも見える。)

  • 82鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/12(土) 00:16:29

    >>77


    む…おお、まだ社務所は空いておったか。


    (お守りが戻される様子と呼びかけられた事で老人の顔が目に見えて明るくなる。)


    遅くにすまぬが、安全祈願の御守りを買わせてもらっても良いかの?

    (ふむ…よくわからんが異能者かの?まぁただの勘じゃから確証はないがの。)


    (老人は穏やかに微笑むと懐から古風な財布を取り出す。)

  • 83◆pO7ms4XCRrzA25/04/12(土) 08:33:59

    >>79

    へ!?あ、い、良いんですか?あの、もし良かったら、その...お願いします。時間がかかって大丈夫ですので、僕に合う入浴剤をお願いします。

    (まさかボソっと言った事が女性の耳に届いた事に、若干焦りながらも、入浴剤を選んでくれるのを、甘んじて受け入れる。一人称が「僕」と言う見た目とはギャップを感じる少女は、オレンジ色の瞳を輝かせた。)

  • 84カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/12(土) 09:18:57

    >>74

    しらな~い…ゲームあんまりやったことなぁい

    需要もそーだけどあんまり表で目立っちゃうのはね~?

    【画面の電子的な明かりに目を細める。モンスターにも見覚えがなく本当に分からないがなんとなく、完全に勘だったけれどあまり面白くなさそう。

    この見た目は良くも悪くも目立つ、それが狙いでもあるけれどマッチ売りになるとまあ人目を引く。それが顧客ならともかく警察機構なら具合はよろしくない】


    そーそー、足元と背後と横道に気を付けて~

    【揺れる黒い長髪を見送るように手を振り返した。完全に偽装のまた会いたいなぁという小さな子らしい動作は敏い人ならあざといと思うだろう】

    ……おくすり?


    (シチュを次くらいで〆ましょうか)

  • 85高峰◆ezNuJTQSjE25/04/12(土) 09:56:42

    >>81

    OK,χ-07846さんだな

    【名刺を渡し終えたのち、立ち上がる。そして最初の質問を再び投げかけた】

    さてχさん、こんな時間になんでこんなところに?

    迷子?それとも家出かね?

    迷子ならば案内ぐらいはやれると思うが

  • 86未亡人◆/a78W0Y8K625/04/12(土) 12:27:30

    >>83

    「わかりました、どんな症状でしょうか」


    【幽子は少女を見下ろして応える】

  • 87プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/12(土) 12:32:52

    >>80

    「ニャア……お兄さん……ここは戦場じゃニャいよ?」

     プッシーキャットは泣くのを止め、警戒されないよう龍塚に這いずりながら近寄る。

     物心ついた頃には娼婦をしてきた彼女にとって、演技は得意中の得意。手錠は壊せるほど脆くなっているが、警戒されないよう、また自分は無力な存在だとアピールする為にあえて壊さない。

    「なんでプッシーを追いかけてきたのかニャン。全く理由が分からないニャア」

     少しでも時間を稼ぐ為に会話を続ける。 

  • 88プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/12(土) 12:34:01

    >>87

    「プッシーはただ蚤の市に来ただけニャン。ここニャら探してるものが見つかるかもと思ったのニャ」

     こんな時間帯に治安の悪いスラム街にいる事自体怪しさ満点である。

     だが、極稀に盗品などを求めて普通の人間が来る事もあるので、そういう風に勘違いしてくれるよう期待して言葉を紡ぐ。

    「でも、初めてだし、お兄さん詳しそうだから、あとをついていってただけニャ。別に何かしようとかは考えてなかったニャア」

     普通なら無理のある言い訳だ。光学迷彩を作動させてあとをついていくなど不自然極まりない。

     だが、相手は目が見えていないので光学迷彩の事は気づいていないかもしれないと思い、あえて光学迷彩していた事を話さずにあとをつけていた理由だけを話す。

    「……そしたら、いきなりお兄さん達が争い始めたから怖くなって物陰に隠れて覗いてただけニャ。いきなりこっちに来たからつい逃げただけニャ」

     嘘ではない。チンピラ達を集めてけしかける手筈を整えたのはクリミナルズという組織であって彼女個人ではない。彼女自身にはそのような事をするだけのツテもなければ能力もなく、ただ監視任務を任され情報を持ち帰るよう命じられているだけだ。

    「プッシーは戦うつもりなんてなかったニャ。ナイフも自衛の為のものニャ。さっき襲いかかったのは、追い詰められたからやむなくで、傷つけるつもりなんてなかったニャア……」

     弱々しい声で必死に言い訳を述べる。あえて嘘はつかず、起きた事象を述べる事で言葉に信用を持たせる。交渉のやり方の一つだ。

    「だから……追いかける理由を教えて欲しいニャア」


    (トップノートからミドルコートにそろそろ入るはずニャ。行動や判断に支障をきたす頃ニャ)

     香水の効果はかなり効いているようだが、まだまだ理性は働いている。

     警戒されないよう近づいて、効果を高めねば。



     フィクセンの香水の効果(少しだけ近づいたものの距離はまだ離れているので前回と同じダイスを使用)

    dice1d25=8 (8)

  • 89伏見くいな◆X8YCQtJ5qr5e25/04/12(土) 13:13:41

    >>82

    「安全祈願の御守りですね。でしたらこちらの、屋根の下に御守りの一覧とそれぞれの初穂料が掲げられている窓口にて対応します。今授与所に戻りますが、もう少し開けておりますので手水舎でのお清めや本殿の参拝の後でも大丈夫ですよ。」

    (日没間際とはいえ最初に御守りのために初穂料を納めようと考えさせてしまったのは申し訳ないことをしましたね。)

    【そう返答して近くにある社務所の授与所を手で差し示した後にそんなことを考えながらそちらに戻り、その窓口から顔を出した】

  • 90◆pO7ms4XCRrzA25/04/12(土) 18:12:51

    >>86

    実は...先月...刃物で切ってしまって...こんな事に...

    (少女は少し躊躇いながら左手首の包帯を外した。そこには痛々しいほどの傷があり、ほとんど治りかけているものの、まだ完治には程遠い様だ)


    後肌荒れが最近酷くて...

    (後の方は居たって一般的な悩みだった、手首の傷に比べるとこちらの悩みは霞んでしまいそうな程、日常的な悩みだ)

  • 91二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 19:19:40

    このレスは削除されています

  • 92ユリ◆.vKsOpnazs25/04/12(土) 19:22:42

    >>84

    ん、なんか今度会った時は白いおくすり売ってそうだなって。そうなったら流石に買えないと思うけどね!一袋だけ塩とかにしといて!

    それじゃあばいばーい!

    【大きく手を振りながら暗闇の中へと走っていく。少女の姿はあっという間に見えなくなり、先ほどまでのことが夢ではないかと思えるほどの静けさに包まれていた】


    (私の方はこれで終わります)

  • 93龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/12(土) 19:40:20

    >>88

    【一瞬警戒心が揺らぐも、自身に起こった異常だけは、どんなに言葉を重ねても説明ができない。自衛に使うとしてはあまりに逆効果である。しかし、彼女に効いている様子がない以上、これは反論材料にならない。おそらく着けているであろうマスクの類いを奪い取ることもできるが、最悪の事態が頭をよぎる】



    「……私には、貴方が覗き見を……はー、っしていたからとしか、言えません。疑わしきは罰せず、と言いますが、それは法廷に上がってからの、こと……。拘束には従ってくだ、さい。……さらに、疑われますから」


    【拘束が一瞬解けたため、土を砂嵐のようにしてプッシーキャットの周囲を巡回させる。再度携帯電話で通信。今度は幸運にも繋がったようである】


    《おお、もしもし。龍塚、もう上がりか?》

    「いえ、不審な人物に、監視されていたので……。拘束しましたが、揮発性の……毒を」

    《なんだと、今地図を…………。遠っ!何処まで行ったんだお前、その毒は死ぬタイプか!?」

    「大丈夫です、死にはしませんが……」

    《おお良かった。なら包囲網を敷きながらジリジリ行くか。毒はDoDo病院なら何とかするじゃろ。メアリーが非番だと、なにかと不便よなぁ。じゃ、相手逃すなよぉー》

    「あ、いや死なないというか社会的に死ぬというかちょっ…………」


    【ツー、ツーと無慈悲な音が電話口から聞こえる。龍塚はこれでも兵士として場数を踏んでいるので、どれが死なない毒というのもよく知っている。そういった経験と汎用性の高い異能が、“WANS・C”に龍塚なら大丈夫、という信頼と雑な仕事のぶん投げを生み出していた】


    「…………もうやだこの仕事」


    【建物の壁に背を預け、天を仰ぐ。目の前の少女から充血した部分を見せないように、脚を曲げて隠した。プッシーキャットがゆっくりと近づいているのだが、ショックで探知が疎かになっている】

  • 94プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/12(土) 22:04:52

    >>93

    「お兄さん……指ケガしてるニャン」

     にじり寄り近づく事に成功したピッシーキャットはマスクをずらすと、拘束された腕で龍塚の手を掴み、傷口をペロペロと優しく舐めたあと、チュッと吸い付いて止血する。

    「これで血は止まったニャア」

     彼に向かって優しく微笑む。


    (香水……プッシーも吸っちゃうけど、多少はやむを得ないニャ)

     できればマスクを戻したいところだが、ここで戻すと怪しまれるだろうからあえて戻さない。できるだけ匂いを感じないように、少ない呼吸を意識して息をする。


    「お兄さんは警察なのかニャ? 法廷って罪状は何になるニャア?」

     WANS・Cの一員である事を知りながらも、あえて知らない体で話を続ける。

    「拘束に従えというなら従うニャ。その代わり……お兄さんがその手でしっかりプッシーを捕まえて欲しいニャン」

     プッシーキャットはそのしなやかで小さな身体を彼の身に預けた。



    フィクセンの香水の効果(両者密着しているので同じダイスを使用)

    龍塚

    dice1d100=75 (75)

    プッシーキャット

    dice1d100=2 (2)

  • 95未亡人◆/a78W0Y8K625/04/13(日) 02:35:58

    >>90

    【手首の傷をまじまじと見て「ふむ」と一言呟くとカウンターに入り、ゴソゴソと新たに入浴剤を取り出す】


    「古傷になる前で良かったです、こちらが切傷用でこちらが肌荒れ…保湿成分もあります」

    「お若いですからね、今のうちにスキンケアはしっかりするのですよ」


    【幽子は傷よりも肌荒れを心配するようにアドバイスをしながら、緑色のバスボムとクリーム色のバスボムを差し出す】

  • 96カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/13(日) 08:21:42

    >>92

    そんなもの売らないよぉ~

    【足が付く。持ってるだけでアウト。マッチは単体だと単ならマッチ棒であること、使用後は消滅するのが利点なのだ。そしてそういった粉はもう利権を牛耳ってるグループや縄張りがあるので、手を出すのは得策ではない】


    ばいば~い…次に会うこともあるかなぁ?

    【ニコッと笑みを浮かべ、小さく投げ槍に手を振り終えるとそう呟く。危なっかしさ的に次まで相手が無事か、それよりは自分の方がどうなってるか。

    暗闇から視線を外し、今日は場所を移そうと小さな歩幅で進み始めた】


    【シチュ 完】

  • 97◆pO7ms4XCRrzA25/04/13(日) 13:49:41

    >>95

    わぁ...良い匂い〜♪

    (バスボムを貰い、マジマジと見てる)


    ありがとうござい、肌荒れは大変ですからね...

    (心配の言葉をしっかり受け止めて、そう返す少女。心なしかさっきより明るい雰囲気を纏ってる)

  • 98龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/13(日) 20:30:28

    >>94

    【唐突に、傷んだ指先に熱が伝わる。通話の向こうに意識を持って行かれたせいで、索敵の網は猫一匹捉えられなかったらしい】


    「…………っ!止め、っ……うぁ……」


    【残る痛みを舐めとるように、ぬめりけとくすぐったさが這う。痛覚は感じるものの、僅かなそれではむしろ官能を煽る毒にしかならない】

    【彼女の敵意を削ぎ落とす優しさが、かつて身を許された女性と重なる。あの時もそう、こんな風な熱で、吐息で、重みで、痛くて甘くて優しい人だった】

    【少女が自分の身体に身を預ける。それだけで、何もかも許された心地になる。今の悍ましい欲に、昔の綺麗な思い出が混ざり合って、ぐちゃりと音を立てた。彼女も捕まえて欲しいと、そう言ったじゃないか。噛み切った方と逆の、もう片方の手を、彼女の肌に━━━━━━━━】


    「あがっ……!ぃ…………っう」


    【プッシーキャットに伸ばされた手に、深々と太い釘のような土が刺さっている。当然血が流れ、龍塚の顔は苦痛に歪んでいる】


    「良いですかお嬢さん……。これが、おそらく最後の警告です。犯されたくなければ、離れなさい。逃げても、はっ……構いません。貴方が何処まで、知っているのか分かりません、が…………。罪以上の罰は不要ですし、たとえ仕事でも、尊厳まで奪われることなんて、無いのです……!敵に良いようにされるなんて、そんなの…………はっ……」


    【少女が何処まで知っているのか。少なくとも一般人では無い。しかし、マスクを付け直さない様子から、この薬品のことを知らされず、利用されている可能性がある。そうでなくとも、敵である男の欲望の捌け口にされるなど、到底肯定されるべきではない。ならば、逃げられる方がよっぽど良い。それが、龍塚の出した結論である】

    【もっともここで逃げたところで、復活して包囲網を仕掛けた味方と共に、挟み撃ちをしてくる可能性もある。とはいえ、今は確実に追えないだろう。今ここで、逃げるか、逃げないか。賽を投げるのは、彼ではない】

  • 99実験体◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 21:30:27

    >>85


    …ひと、を…さがしてる……けど…そのひと、を…おもい、だせない…


    (どうやら人探しをしているようだ。しかしその人物を思い出せないようで)

  • 100鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 21:39:25

    >>89


    御丁寧な説明、有り難いの。では、先に参拝をさせて頂こうかのう。


    (微笑みを崩さずにそう喋ると、手水舎でお清めを済まし、本殿で参拝をする。)


    …では、安全祈願の御守りを一つ買わせて貰いたいのう。


    (参拝を終え、授与所へと向かうと財布を再び取り出し、にこ、と笑いかけつつ上記を喋る。)

  • 101高峰◆ezNuJTQSjE25/04/13(日) 21:53:56

    >>99

    ふむ……思い出せない……

    分からないのは顔か?声か?場所か?姿か?

    それともその人物に関するあらゆることが思い出せないか?

    【自分の記憶力をもってすればわずかな情報でもある程度絞り込める。そう考えた青年は少しでも覚えてることを聞き出そうとする。少なくとも性別さえわかれば約半分を想定から削除できるのだ】

  • 102実験体◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 22:08:15

    >>101


    …こえ、も…かお、も…ぜんぶ…おもい、だせない……


    (その人物に関する記憶が全て消えてしまったのだろうか、少し震えた声で分からないと言う事を伝える。)

  • 103白狼&緑髪の悪魔◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 22:15:46

    【シチュエーション:日常(戦闘に発展可) 当シチュ内募集人数:先着一名様 使用キャラクター:カレア・リンドヴルフ、細川彰宏】

    (うららかな春の昼下がり、とある公園の広場にて)

    緑髪の悪魔:オラァッ!とっとと引き下がれやボケナス!

    白狼:引き下がることなど、できん!

    (あたたかな春の日に似合わぬ、病院服同士の死闘が繰り広げられている。)

  • 104◆X8YCQtJ5qr5e25/04/13(日) 22:22:18

    >>100

    「安全祈願の御守りですね。そうしましたら、初穂料はこちらになりますので、こちらにお納めください。」

    【そう言ってトレイを白髪の参拝客の前に置いた後、先ほど戻した御守りの棚の中から、安全祈願の御守りが入ってある場所の前に書いてある初穂料の記載に窓口から身を乗り出して手で指し示した。】

  • 105高峰◆ezNuJTQSjE25/04/13(日) 22:29:52

    >>102

    ふむ、一つも……か

    (珍しい忘れ方だなぁ。局所的に忘れることもあるんだな)

    とりあえず一度表に移動しようか

    【とりあえず裏路地から離れようとする。このままだと青年が通報されかねない。まぁ表でも大差はないが裏よりはマシだろう】

    さて、じゃあなんでその人に会いたいんだ?

    何一つとして覚えていないのに

    【アプローチを変えることにした。対象を覚えていないなら本人自身のことを調べてみようと考えたのだ】

  • 106鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 22:38:45

    >>104


    相分かった。…危ない危ない、ギリギリ足りたわい。


    (小銭の数が少なかったのだろうか、少し冷や汗が額に浮かぶが初穂料をキッチリとトレイの上に乗せて)

  • 107実験体◆tsGpSwX8mo25/04/13(日) 22:43:20

    >>105


    …おもて…わかった…


    (貴方の後ろに着いて行き、表へと出る。)


    ……たぶん…わたしの、たいせつな、ひと…だから……


    (記憶に残っていなくとも、心には残っているのだろうか。ほんの少しだが声に感情が乗っているように聞こえるだろう。)

  • 108◆X8YCQtJ5qr5e25/04/13(日) 23:12:26

    >>106

    【トレイの上に乗った初穂料を指で数えて】

    「ちょうどお納めいただきました。」

    【そう言った後、窓口の内側に初穂料を仕舞った。】

    「最初に閉まっているように見せて申し訳ございません。最近夜になるとお稲荷様への敬意がない不届き者しか来なくなるので早く閉めるようにしていたもので。」

    【そんなことを言いながら御守りの棚から安全祈願の御守りを取り出し、両手で参拝客に渡した】

    「こちらが安全祈願の御守りにございます。ようこそお参りくださいました。」

  • 109プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/13(日) 23:55:36

    >>98

     フィクセンの香水はミドルノートに達すれば、羞恥心などの倫理観は残っていても、性欲を我慢できなくなる。

     大抵の人間はそのまま欲望に流されるのに、しかし、龍塚は耐えていた。自身を傷つけてでも欲望に流されないよう抗っている。

    (きっとこの人はいい人に違いないニャア)

     血塗れになった彼を見てプッシーキャットは心の中で称えながらも、

    (それはそれとして、今の状況をまとめるニャア)

     冷静に状況を振り返る。


     集めた情報は送信済み。記録していた情報の破棄は完了。通信装置の腕時計も破壊した。

     情報破棄したあと、ゴーグルの映像機能はオフにしてるから、袋小路以降の記録は一切なし。ナイフや多機能ゴーグル、光学迷彩のスーツなどは厳しく見られるかも知れないが、スラム街に行く為に準備したもので押し通せるはず。

    (……彼が何らかの手段で映像を記録しているかも知れないけど、全部逃げてるシーンばかりのはずニャ。追い詰められたところ以外は攻撃してるシーンはニャイ)

     その時もナイフは相手の攻撃を防ぐ為に使っているので、彼には危害を加えていないので重大な問題とはいえない。

    (もしこのまま捕まったとしても、プッシーの身元引受人に連絡して……弁護士を……ニュッ)

     その時、ドクンと彼女の心臓の鼓動が高まる。香水の影響が僅かだが、でてきたのだ。


    (ま、まだまだ大丈夫だけど。これは油断できないニャア。しかし、傷を負ったせいでHなお誘いがし難くなったニャア)

     手に太い釘のようなものが刺さっている中、誘うのは余りにも異常だ。そこで、

    「……お兄さん! 血でてるニャン! 酷いケガだニャー!」

     思考停止したあと我に返った振りをして、彼のケガを心配する。

    「お兄さん……ここは戦場じゃニャいし、プッシーは敵じゃニャイよ?……全て誤解だニャア。勘違いから起きた不幸なすれ違いニャア。もし逃がしてくれるというのなら……この拘束を外して欲しいニャア」

     ひざまずいて、拘束された両手を恭しく差し出した。



    フィクセンの香水の効果(両者密着しているので同じダイスを使用)

    龍塚

    dice1d100=46 (46)

    プッシーキャット

    dice1d100=22 (22)

  • 110鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/14(月) 00:16:07

    >>108


    ふむ…最近は物騒になったものですな…


    (友人に頼んで巡回でもしてもらおうかの…などと考えつつ御守りを笑顔で受け取り)

  • 111リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/14(月) 00:54:54

    【シチュエーション:日常(場合によって戦闘アリ) 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:ヴィルヘルム・エクセンメンチ】
    「なぁおい助けてくれ!ガキをヤク漬けにして売っぱらってたのは上の指示なんだよ!!もうこれ以上はしないから許してくれ!!!」
    【繁華街の路地裏、懇願する声が喧騒に紛れて聞こえる。そこには尻餅をついて赦しを乞う太った男とそれに銃を向ける細身の青年がいた】
    こちらはその上役から依頼を受けている。この意味が分かるか?
    他人の下で、あまつさえその人の顔に泥を塗る行いをして私腹を肥やすような真似が通ると思っているならよほど足りていないようだな。
    次は上等な親から生まれると良い。

    【銃声が鳴り響く。しかしそのタイミングで別の場所からも銃声「だけ」が聞こえ、悲鳴や騒ぎ声が聞こえる。行われた全ての音は、それにかき消されてしまった。】
    依頼完遂だ、依頼人を訪ねてから帰還する。

  • 112狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/14(月) 01:06:14

    >>111


    …チクショー、親父め、適当な依頼受けやがって…サツにバレたじゃん…後でお小遣いせびろ…ん?ありゃ?同業者?


    (タッタッタッ、と言う軽快な足音が一つ貴方のいる路地裏へと入ってくる。銃を持った貴方とそこに落ちている死体。状況から貴方を同業者だと思ったようだ。)

  • 113リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/14(月) 01:16:24

    >>112

    …何者だ。場合によっては互いに望まない事になるが

    そういう事にしたくないなら『ここでは何もなかった』事にしていただきたい

  • 114龍塚◆9wIDxpGzlg25/04/14(月) 01:19:22

    >>109

    「…………はは、嘘はいけませんよ……」


    【プッシーキャットの手錠が、単なる土になり、崩れて落ちる。憑き物が落ちたような表情で、龍塚が天を仰いだ】


    「出来るだけ遠くに…………。ここが戦場じゃなかったのなら、ああ……。安心、しました」


    【龍塚が胸を抑え、穴が空いた方の腕を地面に降ろす。その手から釘打ち機のような音が響いた。龍塚を貫いた土がコンクリートにまで伸び、手と地面を固定していた】


    「は、……本当にきつく、なってきた……。よく、使えましたね、これ。死ぬよりマシ、なのか……。それとも怖くないんですか、こういう……。…………すいません、あまりに失礼でした、ね……」

  • 115狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/14(月) 01:23:43

    >>113


    何者か…ま殺し屋だね。あと別にそんな脅ししなくても良いよ、他人の仕事にゃ干渉しないつもりだしね。


    (にこっ、と殺し屋には似合わない人懐っこい笑みを浮かべて)

  • 116リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/14(月) 01:27:46

    >>115

    人のメンツを潰す様な方でなくてよかったです

    コレと同じだったらどうしようかと

    【無表情ではあるがヴィルヘルムの信用は得られたらしい】

  • 117狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/14(月) 01:33:00

    >>116


    極道相手、組織相手にする時は相手方のメンツに気をつけろって親父からみっちり叩き込まれてるからね〜。


    (ケラケラと楽しそうに笑うとタバコを取り出し、マッチで火をつける)

  • 118リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/14(月) 01:37:49

    >>117

    では先ほど言った通り『何もなかった』と言う事で

    依頼主の…そういえばここはどこでしょう

    追いかけまわすうちに分からないところまで来てしまっていたようです

  • 119狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/14(月) 01:46:05

    >>118


    あ〜、この辺の地理実は俺もよく知らないんだよね〜…ま、一緒に移動してりゃなんとかなるでしょ!


    (随分と楽観的な思考のようだ)

  • 120高峰◆ezNuJTQSjE25/04/14(月) 15:24:36

    >>107

    成程ねぇ……

    (ふむ、特定はほぼ不可能だな。あまりにも情報が少ない。だとすれば僕にできることも限られるな)

    【立ち止まり、少女に向き合う。何らかの結論が出たようだ】

    さてχさん、残念ながら僕はここで悲報を伝えなければならない

    それは、僕がその探し人について今すぐ言い当てることはできないということだ

    この問題の解決には容易ならぬ消耗が必要だろうね

    だから、僕にできることは三つのアイデアについて提案することだけだろう

    【指を三つ立ててそう伝える。個人で解決はできないと判断したようだ】

  • 121プッシー◆.2EQ5ae7PI25/04/14(月) 17:16:33

    >>114

    「お兄さん……」

     プッシーキャットは解放された手を龍塚の顔にそっと添えると、頬に優しくキスをした。

    「……ありがとう」

     お礼を述べたあと、マスクを戻して素早くその場から離れた。

     包囲されている。敵の装備も数も分からない。ナイフも空の試験管も未回収だ。

     今回は上手くいったが、次はない。

    (それでいいニャ。プッシーには次はないニャ、あるのは今だけニャン)

     ヘソまで下ろしていたスーツのファスナーを戻し、光学迷彩を作動させると、暗闇の中を駆け抜けていった。



    (話的にキリがいいと思われるので、この辺で〆ますね

     ありがとうございました)

  • 122リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/14(月) 23:42:09

    >>119

    【呆然と言った表情が珍しく表れる。】

    …これは驚いた、同業なら地元の土地勘はあると思っていたのですが

    迷子は道連れ世は情けと言うか…とりあえず大通りの方に向かいましょう

    昔の人は『全ての道はローマに通ず』と言ったものです

    先ほど別の銃声が鳴った辺りなので…こっちですね

    【さっき使った異能の音の方角に向けて歩き出す】

  • 123未亡人◆/a78W0Y8K625/04/15(火) 17:40:34

    >>97

    「はい、しっかり浸かっていってください」

    「6〜8番が空いてるのでそちらを使ってください、湯に入浴剤を投げ込むだけで良いですからね」

  • 124◆pO7ms4XCRrzA25/04/15(火) 20:10:57

    >>123

    教えて頂き、ありがとうございます♪

    (少女はペコリをお礼を女湯ののれんをくぐって行った)


    8番にしよ〜...ソレソレっと...これで良いのかな...

    (あの後脱衣所で服を脱ぎ、身体を洗って(何度か染みた)8番湯に入浴剤を二つ放り込み、温泉の浸かる。)

    ハフゥ〜♨️

    (なんとも腑抜けた声が出てしまう程疲れて居た様だ。)

  • 125未亡人◆/a78W0Y8K625/04/15(火) 22:38:51

    >>124

    「幽子さん、幽子さん」

    「どうしました店長」


    【カウンターで店番をしていた幽子に店長が入浴剤が入った桶と飲料の入ったボトルを持って話しかけてくる】


    「予約の人達遅れてくるらしいから、午前分先に入っちゃってよ」

    「そうですか…」


    【幽子は桶を受け取り女湯に向かう】

    【脱衣所で衣服を脱ぐと、服の下には肥大化を最小限に抑えつつ引き締められた筋肉、そして数えるのも億劫になるほどの無数の古傷と、腹部には紫色に変色した大きな打撲痕が露わになる】


    「気に入っていただけた様ですね」


    【風呂場の扉を開けてそちらを確認し、緩んだ表情を確認した】


    「お隣、よろしいでしょうか」

  • 126◆pO7ms4XCRrzA25/04/16(水) 00:37:20

    へ...あ、構いませんよ。どうぞ〜
    (溶けた表情のまま答え、隣どうぞ〜のジャスチャー)

    とっても気に入ってます〜ハフゥ〜♨️
    (腑抜けた声が出ながらこの銭湯を好きになった様な少女、もはや小動物と言えるほど溶けてる。)

  • 127未亡人◆/a78W0Y8K625/04/16(水) 01:16:21

    >>126

    「それは良かったです」


    【隣の浴槽に桶から取り出した入浴剤を「4つ」砕いて混ぜる】

    【浴槽の中はたちまち白く濁っていき、幽子はボトルの中身を一口飲んで湯に浸かった】


    「ふぅ…」

  • 128伏見くいな◆X8YCQtJ5qr5e25/04/16(水) 07:49:29

    >>110

    (物騒・・・このセントラルではいつもそうでは?)

    【そんなことを考えながら御守りがしっかりと参拝客の手に渡ったことを確認した】

    「そうですね・・・武道を修めているような方々はともかく普通はどんな事が起こるかかわからない世相ですからね・・・特にこの周りでは。」

    (そう、例えば賽銭泥棒がお稲荷様に化かされたりね?まあ、夜に不届き者が来るようになった理由もそれでしょうけど)

    【含みを持たせたような言い回しで同意を示しつつそんな事を考えながらこの会話をだらだら続けるのも迷惑かなと考え始める。】

  • 129◆pO7ms4XCRrzA25/04/16(水) 08:35:09

    >>127

    えへへ〜♪もっと浸かろ

    (含み笑いで相槌を打ち、しっかり浴槽に浸かる。少女の身体付きは中等部の生徒にしては立派で、見た目以上に大人びている様に見える。)


    砕いて入れるのもありなんですね...(今四つ砕いてたよね?良いのかな...)

    (入浴剤を砕いて入れてるのを見て少し驚いてるが、入浴剤の個数の説明を受けているので、少し不安そうに見守る。)

  • 130未亡人◆/a78W0Y8K625/04/16(水) 09:16:41

    >>129

    「細かい方が…溶けやすいので…」


    【そう応える幽子の顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていく】

    【表情もなんとなくだるそうにしている】

  • 131◆pO7ms4XCRrzA25/04/16(水) 15:15:27

    >>130

    そうなんですか?

    (少し疑問に思いながらも答えを受け止めた。)


    (...やっぱり大丈夫なのかな?ダルそうにしてるけど...)

    (やっぱり心配なのか視線がキョロキョロ向いてしまう)

  • 132狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/16(水) 21:15:02

    >>122


    道とか土地とかよくわかんないんだよね、俺殺すのが仕事だし、あとだいぶ方向音痴だし。

    全部真っさらになれば迷わないんだけど…ま無理だよね。


    (面倒くさそうな表情で上記を述べる)


    …なんか親父みたいな事言うね〜

    とりあえずそっち行けば良いのかな?


    (貴方の後ろをついて行き)


    {遅くなり非常に申し訳ありません……}

  • 133実験体◆tsGpSwX8mo25/04/16(水) 21:22:24

    >>120


    …そ、っか…めいわくかけて…ごめん、なさい…


    (悲報を聞き、表情は相変わらずだが、少し残念そうにする。)


    …みっつの…あいであ…?


    (貴方の言うアイデアが気になるようだ。)

  • 134鬼桂◆tsGpSwX8mo25/04/16(水) 21:29:50

    >>128


    最近は賽銭泥棒や神社への落書きも多いようですからなぁ…最近の警察はあまりアテになりませんからな、十分お気をつけて。

    (…"この周り"…とな。やはり神下ろしか何かの異能かの?なかなか珍しい物じゃのう…一族相伝というやつかの?)


    …む、ちと長居しすぎてしもうたかのう…申し訳ない。では、儂はこれで


    (むむむ…というような難しい表情で忠告をすると、長居してしまったことを謝罪し、去ろうと)

  • 135高峰◆ezNuJTQSjE25/04/16(水) 22:35:20

    >>133

    まぁシンプルなものさ

    【愉快そうな笑みを浮かべながら、指を一つ折る】

    一つ目、役所などの公的機関に頼る

    もっとも危険性が低く、また安く済む方法だ

    代わりに情報を得られる可能性はあまり高いとは言えないだろう

    続いて、二つ目

    【笑みを浮かべ続けながら二つ目の指を折る】

    情報屋や便利屋に依頼すること

    情報を得られる可能性が最も高いのがこの案だ

    代わりにコストが最もかかり、かつ危険性も高い

    ラスト、三つ目のアイデアだ

    【最後の指を折る。変わらず笑い続けているが、少し雰囲気が変化したようにも見える】

    思い出せない誰かの記憶を消去してしまうこと

    思い出せないことを覚えている、ならばそれごと忘れてしまう案だ

    こちらも費用はそれなりだが、一度払えばその後払う必要が無いというメリットがあるな

    【指を元に戻すと同時に、雰囲気ももとに戻る。顔は相変わらず笑みを浮かべたままだ】

    これが僕の提案できる三つのアイデアだ

    勿論四つ目、これら以外の何かでもいいぞ?

  • 136リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/16(水) 23:01:48

    >>132

    対象をどうやって見つけるんですか…

    そろそろ大通りに出そうですね…ここからは一般人がいます、仕事の話は以上で

    それではまた機会があればお会いしましょう

    (あと1やり取りぐらいで〆でどうでしょう)

  • 137実験体◆tsGpSwX8mo25/04/16(水) 23:07:48

    >>135


    ……みっつめ…おかね、いくらかかるの…?


    (3つ目のアイデアを聞くと少し俯き、いくらかの間が空く。再び顔を上げると三つ目のアイデアの金額を聞いて)

  • 138狂犬◆tsGpSwX8mo25/04/16(水) 23:11:56

    >>136


    空から飛んで探してるかな〜、特徴掴めば大体わかるし


    (彼の異能だろうか、どうやら空を飛んで探しているようだ。)


    OK、またどっかで会えたら酒でも飲みに行こ〜!…んま出来れば、敵としては会いたくないな。


    (ひらひらと手を振ると、大通りの人混みへと姿を消していく。)



    (〆にしましょうか!ありがとうございました!)

  • 139二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 02:48:19

    このレスは削除されています

  • 140高峰◆ezNuJTQSjE25/04/17(木) 07:57:44

    >>137

    ふむ……僕の知る限りで確実に消すとなると……

    【少し考え込む素振りを見せた後、金額を告げる。表仕事における新卒の数か月程度の収入を消費する金額だ】

    アフターケアまでちゃんとやってる店となるとこの程度はかかるな

    勿論これより安い店もいくつかあるが、リスクは相応に高くなる

  • 141ミアおばあちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/17(木) 18:01:33

    >>103

    「ふんふふ〜ん♪メアリーちゃんのお友達、割と元気そうでよかったわぁ〜。差し入れのお菓子遠慮されちゃったけどぉ。兵士だからかしら?ストイックねぇ」


    【病院の廊下、清純な白色に色々と似つかわしくない女が歩いていた。胸元のシャツは大胆にはだけ、ミニスカートからは黒いタイツに包まれた長い脚が伸びる。すれ違う人はそれぞれ眉を顰めたり、視線を離せなくなったりしている。彼女自身は注目を知ってか知らずか、ランウェイの上にいるかのように、甲高くヒールを鳴らして歩く】


    「…………あら?変な音。喧嘩かしら?」


    【ふと異様な音が遠くから聞こえ、耳を澄ます。おそらく、この距離なら中庭かと目星をつけ、エレベーターで向かってみる】

    【そこには、なぜか病院服で戦う二人の男性がいた】


    「あらら、男の子たちが喧嘩してるわ。ここの患者はみんな元気ねぇ。お医者さんの腕が良いからかしら。でも止めないとねぇ……」


    【その時、二人の喧嘩の余波で、小石が彼女の頭に飛んでくる。コン、と音が鳴ったあと、彼女は座り込むように尻もちをついた】


    「きゃー、痛いわぁ〜。どうしましょう、頭に当たっちゃった〜」


    【頭を押さえ込んでいるものの、音の大きさの割に、あざどころか擦り傷一つ負っていない。本人は痛がって、ちらちらと二人を見ているが】

  • 142伏見くいな◆X8YCQtJ5qr5e25/04/17(木) 19:42:55

    >>134

    「ようこそご参拝くださいました。」

    【去ろうとする参拝客にそのように声をかけてその様子を見送った。】

  • 143カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/17(木) 21:58:49

    【シチュエーショ:フリー 当シチュ内募集人数:先着最大2名様まで 使用キャラクター:カチューシャ】

    うぇ~…お金ないよ~?
    【やる気のない声は変わらず砂糖を煮溶かしたものだが、今日のそれは面倒臭いという色を滲ませる。10代後半らしき数人に囲まれ小さな背中が壁に追い込まれると、シャッターの下りた建物の影で監視カメラには映らない】

    嘘つけって…ホントだよぉ
    【嘘である。先々日の作り手やら先日の少女やら、あるいはその前の戦闘実験で懐は比較的温かい。そして表通り近くで買い物をすればこの始末である。
    油断を誘う見た目は、流石に女性としての不埒な輩を集めにくくそういう目的がある人間というのはまあ、かなりディープだ。こんな目立つことはしない】
    アタシ、なにもないよ~
    【すっごい、中途半端な連中に中途半端な所で絡まれた。これがもっと裏寄りの場所なら全員吊し上げるか昏倒させてるのに、この場は遠巻きにヒソヒソとあるいは触らぬ神に祟りなしといった感じの視線が集まるためあまり異能を使いたくない。
    さぁて、どうしよう。触らぬ神に祟りなしってどこの言葉だっけかなぁ、と思考を外側に広げても小遣い稼ぎ程度に思ってるらしい輩は消えてくれない】

  • 144工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/17(木) 23:52:10

    >>143

    おい、お前ら

    【詰問するような厳しい顔で、もしくはニヤニヤといういやらしい笑みを浮かべていた男たち】

    【その後方から声がした】


    【少女に向けられたものではない。自分たちに向けられたものだと理解した男が、邪魔をするなと声を荒げて振り返る】

    【そして、硬直した】


    邪魔、な

    俺からすれば、お前らの方が邪魔なんだが

    【顔の右半分を覆う火傷跡。右目に嵌め込まれた銀色の義眼が、鈍い光を伴って男たちを睨みつける】

    【シンプルな服装の上からでもわかる逞しい身体から、唯ならぬ圧を感じるのは気のせいだろうか】


    退いてくれるか?

    そこの娘に用があるんだ

    ……お前らに手を使うのも惜しいぐらい、大事な用がな

    【バチリ、と警告のように蒼く輝く電流が右腕に走る。重厚な黒で覆われた義肢から繰り出される雷撃が当たればどうなるか……想像に難くないだろう】

  • 145未亡人◆/a78W0Y8K625/04/18(金) 08:55:08

    >>131

    「なにか気になりますか?」


    【幽子はボトルの中身をちびちび飲みながら尋ねた】

  • 146カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/18(金) 18:10:41

    >>144

    【ツインテールを囲んでいた男たちは突如として現れた筋骨隆々の男に怯む。どうやら中途半端ながら、引き際が分かる程度の嗅覚はあったのか小遣い稼ぎに見合わないと立ち去ろうとする。

    しかし、この中途半端な連中が中途半端に暴力に身を置く原因、主力とも言える一人の少年に近い男が小物らしい噛みつき具合を見せる】


    わぁ、あつい~

    【じゅう、とその男の手のひらから液体が溢れたかと思うと赤、そして青に変わった炎が緊張感のない小さき子から声を引き出した。

    周りの仲間がおい止めとけと言うも異能に自信があるのかチンピラらしく嘗められたら死ぬのか「蒼火油(ランイェンヨー)」と能力名を誇示しながら、脅しに掛かる】

    …生成操作系かなぁ…ばぁか

    【周囲に聴こえない音量で、なんの対策もなく異能を玩具を自慢するように見せびらかす中途半端な輩を嘲る。義肢と義眼の男性もきっと同じことだろうと、助けられてる自覚のないツインテールは新手の出方を待つ】

  • 147◆pO7ms4XCRrzA25/04/18(金) 19:09:18

    >>145

    あ、いえ...その...綺麗だな〜と思いまして...あはは(苦笑)

    (苦笑いしつつ目線を戻す、ゆっくり温泉に浸かって癒されてる様だ。)


    ハフゥ〜♪

    (気持ちよさそうに浸かってる少女、チラッと見えた手首の傷は、完治と言っていいほど癒えていた。肌荒れも解消に向かってるようにツヤが出て居る。しかし時々見える腕は、あまりにも細くしっかり栄養を取ってるのか不安な程だ。)

  • 148工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/19(土) 00:31:25

    >>146

    発火能力 (パイロキネシス) か、便利だな

    中華屋にでも転職したらどうだ?

    【チラつく火花へ油を投下するような煽りに、容易くチンピラはキレた】

    【小遣い稼ぎを邪魔されて苛立っていたにしても火付きが早すぎる。炎を操るからだろうか】


    【バチチッ!と雷電走る義肢とケロイドに覆れた顔面、つまり右側の上半身を焼き潰さんと腕が振るわれ───── 】


    下にも目を配ったほうがいいぞ

    お前の方が地面には近いんだからな

    【る前に、男の膝がチンピラの鳩尾にめり込んだ。不意の激痛と苦しさに炎はかき消された】


    【たんの混じった胃液で口周りを汚しながら地面へと激突する寸前、合金製の腕が首を掴む】

    【そしてバチッ!と音が鳴り、今度こそチンピラは白目を剥いて気絶した】


    さて……

    【あっさりと最高戦力が無力化されたのを見て、冷や汗を垂らしながら後ずさる残党へ、気絶したチンピラを投げ渡す】

    【半分腰を抜かしながらもキャッチした輩どもを、銀と黒の瞳が睥睨した】


    まだやるか?

    【義腕を見せつけるようにファイティングポーズを取って、尋ねる】

    【戦闘体制を取らずしてあれなのだ、この状態でやり合えばどうなるか……想像に難くないだろう】

  • 149カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/19(土) 12:35:19

    >>148

    【俗っぽく言ってしまえば、格が違った。暴力として最大火力であった火炎の異能者が経験と体捌きだけで意識を刈り取られた事実に彼らは完全な退散を決めた。

    小物感が強くとも一応仲間なのか、扱いやすい馬鹿なのか気絶させられたそれを悪態つく暇も無く引き摺るように走り去っていった】


    お~、おにーさんやるぅ

    【青い炎が発生したくらいのタイミングから遠巻きにするのでなく逃げ出すのが半分、動画撮影したりの野次馬が半分。

    周囲のそんな変化を視界の端に収めながら撮影されないように位置と角度を気にしつつ首を傾げ、上目遣いで媚びるように微笑んだ】

    …それで~なんの用~?

    【輩に囲まれた状態から助けられた感謝も、半メートルは大きな男に対する恐怖も無い。軽く握られた片手を顎の下に当てるようなオーバーな動作でそう尋ねた】

  • 150工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/19(土) 17:51:11

    >>149

    ……ふぅ

    【へっぴり腰になりながら一心不乱に逃げていく不良共を冷たい目で見送ったあと、一息つける】

    【不快な汗が背骨をなぞるように伝う。脳裏によぎった恐ろしい大火を振り払い、自身を上目遣いで見上げてくる少女に目を向けた】


    すまん、特に用は無いんだ

    割り込んでも不自然に思われないようにしようとしたら、ああいう台詞しか出なくてな

    【義腕を下ろしつつ、少女を観察する】

    【先ほどまで荒くれ者に囲まれていたというのに、冷静かつ自然な態度。強がっているわけではなさそうだ】


    【もしかしたら、余計なお世話だったかもしれない。そんな考えが浮かんだ】

  • 151メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/19(土) 18:46:55

    >>149

    >>150

    「あら、終わっちゃいました?人を背負い投げにしたい気分だったのに残念です」


    【群衆を掻き分け、軍服の女が現れる。十代の少女のように見えるが、佇まいは凛として鋭く隙が無い】

    【“WANS・C”の社員証を見せながら、二人に目をやる】


    「どうも、“WANS・C”……だと伝わらないですかね。軍警もどきです。一応警察に協力してる立場なので、自警団とは違いますよ。まぁ大体コトは把握してますが、決まりで事情聴取しないといけないんですよねぇ。貴方達嫌でしょう?私もとても嫌です。はー、ミアおばあちゃんは来るし、ガブガブ兄妹には帰らされるし、最近良いこと無いですね」


    【気だるさを隠さない声のまま、社員証を仕舞って、ボイスレコーダーを起動させる】


    「あのカツアゲ犯って知り合いですか?知ってる方なら立件もしやすいですから。どっちみち、映像あるので逮捕ですけどね。見ます?私の仕事増やした証拠映像」


    【メアリーが帽子のこめかみのあたりをいじると、空中モニターが彼女の顔の前に出現する。そこには、三つの角度から、先程の犯行が捉えられた映像が映っていた】

  • 152カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/19(土) 20:13:05

    >>150

    ……あれっ、用事じゃないの?

    【立ち振舞いからして荒事に慣れていそうな印象を抱いていたが、義手を下ろして一息吐くその姿から見えない所で冷や汗に苛まれていそうな雰囲気を覚えた。

    依頼か、最近関わった相手か、そういった事柄で用事があるから割り込んだのだと信じたのだが、まさかの助けに入るための方便だったらしい】


    ふ~ん…おにーさんえらいんだぁ

    助けてくれてぇありがと~

    【油断や愛護を誘う見た目である自覚は大いにある。というかそういう目的でこの格好なのだ。しかし厄介事に首を突っ込みたくない人の方が大半なのが現実であり、治安維持組織もすぐに来ない場では誰も助けに入らない方が多い。

    助けを求めるにも暴力で解決するにも中途半端な位置で、中途半端なチンピラに囲まれた所への割り込みは確かに助けにはなった。ここでようやく、それが用事のための行為ではない気付き感謝の念が少し芽生えた】

    だいじょーぶ?ケガとかなぁい?

    【普通逆だろうと言われそうな言葉で、心配してそうにない声色で問う。無いとは思うが、下手なサイバネティックス技術は異能に対抗するために使用者に負担を掛けることもあると知識があったから、一応である】

  • 153カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/19(土) 20:13:37

    >>151

    【さてさて、義肢と義眼の大男を正義感や倫理観を持った自分のような裏社会に属する人物に似合わぬ善き人と評価した所で今度は嫌な雰囲気の人物が現れた。

    青い髪を、小さきカツアゲ被害者とは別の形で二つ結びにした少女に見えなくもない礼式の軍服姿】

    …わんすぅ、しぃ?…警察さん?

    【社員証。名前、説明で訓練と教育の課程で叩き込まれた知識が引き出された。うわぁ、だからこんな所でカツアゲなんてしょうもないこと絡まれたくなかった、と思う。

    司法手続きに則らず治安維持を行う自警団とは違い、法に基づき暴力を発揮する社会的な地位を認められる民間の組織。騙ってる可能性も考えたけれど、社員証の出来が異能を使った偽造とかでも無いのなら良すぎて信じるしかない】

    ……ぜ~んぜん?知らないひとたち~…おねーちゃんさぁ、見てたのに来るの遅くなぁい?

    【現れた映像に内心、能力使わなくて良かったと安堵を覚える。しかしこんな角度に、しかも複数の監視装着なんて確認していない。異能か、秘蔵の超小型カメラでも所持しているのか。

    なんにせよ、歳が近く見える相手にあの割り込んで助けに来てくれた人と違って事が起きるまで待ってたの?と悲しそうな声で煽る。いや目元乾いてるのであざとく煽ってる】

  • 154メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/19(土) 22:26:50

    >>153

    「私は別件で近くにいたのですけど、上から人だかりが見えちゃったので。目を凝らしたらコレですよ。半端に近いから徒歩で行かされたおねーさんの運命を嘆いてください。まぁヤバそうなら何か借りて来ましたけど……」


    【口元に人差し指をあて、首をかしげるようにカチューシャを見やる。しかし、その瞳は知っているぞ、と言わんばかりの圧を持つ】


    「哀れな被害者にしては、恐怖が見当たりませんから。歳の割に落ち着いてますね?」

  • 155二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 01:30:57

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  • 156二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 07:56:52

    このレスは削除されています

  • 157伏見くいな◆X8YCQtJ5qr5e25/04/20(日) 08:48:06

    >>142

    【参拝客が去ってから】

    【夜の稲荷神社】

    (ふぅ、社務所の窓口と神社の入り口の門は閉めたし御賽銭も回収して掃除で集めた木の葉と中身を入れ替えておくのも終わったわね)

    【そんなことを考えながら社務所の中に戻り、賽銭泥棒が来たことをきっかけに導入した防犯カメラが正常に動いてるか確認する】

    「とりあえず神社を閉めてからの仕事は終わったわね。...しかし、最近は物騒、ね…。あんな参拝客がいる時点で嫌な説得力があるわね…。」

    【日没前に出会った白髪の参拝客との会話を思い出してつぶやく】

    (多分あの人は普通ではない、恐らく後ろ暗い世界を見てる人間、そして私がそんな人間に対して気をつけるべきことは3つ…1つは後ろ暗い世界で誰と誰が親しいか私にはわからないこと、1つはニュースで見た知識だけど脱走した死刑囚の中に異能を持たない人間を標的にする人物がいたはずなこと、1つは橋姫に異能がないこと…それに私は異能を使えばどうとでも…ということもできるし考えるけど橋姫にはそれがないこと。

    こう考えると妹と血が繋がってないなんて安易に広めるべきではなかったわね。血筋だから何かあるかも…と考えてはくれなくなったから。じゃあ、どうやったら妹を、この神社を守る?)

    【そんなことを考えながら社務所の奥にある伏見家の居住スペースに入る】

    (橋姫は今日遅くなるって言ってたわね。…橋姫を守るため…やっぱり私が戦えるようになるしかないわよね。そのためには私の異能は何ができて何ができないかもっと調べないと。私のはあまりにも概念的だし。お稲荷様の文献研究は趣味だったから辛くはないけどそれだけでは終わらなくなったわね。)

    【そんなことを考えながらPCを立ち上げ、お稲荷様の伝承について調べると途中で手が止まった。】

    「「狐火」ねぇ。狐の吐息から生まれた人から逃げたり追尾したり自由に動く地面やそこから少し浮いた空中で燃える火の玉…。これ、私でもできるかも?」

    (締めます?)

  • 158工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/20(日) 10:29:07

    >>152

    ああ、大丈夫だ

    心配してくれてありがとう

    【社交辞令かと思わせる心配の言葉に、男は不快に思った様子もなく、素直に感謝の言葉を返す】

    【割って入ったのは自分のエゴなのだから、見返りを求める方が間違っている。こうして称賛と、感謝と、心配の意を示してくれているだけありがたいものだ】


    コイツは確かな伝手が贈ってくれた品でな

    今までも何回か使ってるが、こっちに負担がきたことは一回も無い優れ物さ

    【その心配が義腕に向けられていることを察し、安心させるために説明しつつ腕を回す】

    【ぐ、ぱと手のひらを開いて閉じてを繰り返し、何の負荷もかかっていないことを示す】


    >>151

    「WANS・C」 ……や、知ってる

    この街に犯罪者が表に出張るほど溢れかえっていないのは、あんた方と警察のおかげだ

    【掲げられた社員証に明記されていたエンブレムには見覚えがあった】


    【 ''最悪の動乱'' 後に、このままでは手が足りないと判断した警察が協力を要請した警備会社「WANS」が派遣した駐留部隊の証】

    【確か陸海空三つの軍を使って、セントラル自体と治安の両方を警護、維持しているのだったか】


    連中の顔は知らないな

    ここら辺が縄張りだろうから、住民に聞いたほうがいいんじゃないか?

    【目の前の少女然とした女性が、その大規模な戦力を有する会社の社員であるとは些か信じられなかったが、世には異能があるのだ】

    【それに民間の文字を頭に冠しているとはいえど、WANSは一国家と言っても過言では無い軍事力を保有する大会社。その名前を、こんな人目の多い場所で騙るのはリスクが高すぎる】


    【今見せられた能力と合わせて、おそらくは後方支援役なのだろうと判断した男は、素直に質問に答えることにした】

  • 159カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/20(日) 15:47:40

    >>158

    それはそれは~

    【カラッとした心配もしっかり受け取られなんだが肩透かしの気分。電撃機能付きとは、護身用として合法だったかどうか考えながらも使用者に負担の無さそうなそれは上等な品に見えた】

    あんまり物騒なところ行っちゃ~…めっ!だよ~

    【感謝すら返されると最早居心地が悪い。ポケットティッシュを配ったら頭を下げられたようで、どの口が言うのかという感じであざとく苦言を呈した。

    実際、あまり厄介事に首を突っ込むべきではないと思う。結果的に助けられた側であり不用意さがカツアゲを誘ったことは棚に上げて】


    >>154

    ふふっ、おねーちゃん徒歩でたいへんおつかれさまでしたぁ

    【上から、目を凝らし、徒歩で。異能か機械か分からないけれど情報収集、支援系の何らかの手を持ってると判断。

    あちらの善良な男が怖がりもしないお子様の様子に気付きつつも何も言わないのに対して、こちらはしっかりと視線と言葉で指摘してきた。まあちょっと煽りで薮蛇突っつき過ぎた気もするので砂糖を煮溶かした声で労う】

    え~?いくつに見えるぅ?

    足がお疲れになっちゃう…おねーさんよりいくつ若いかな~?

    【労ってる。これでも労ってる。そして話を逸らして誤魔化してる】

  • 160工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/20(日) 19:27:43

    >>159

    ああ、善処する

    ……それと、注意されてすぐ言うのもなんだか、お前さんも気をつけるんだぞ

    【己の放つ威圧感には自覚があるのか、できるだけ柔らかい表情を作ろうと努めながら注意し返す】

    【今までの態度を鑑みるに彼女は荒事になれている人間なのだろう。だが、それが幼い子供を案じない理由にはならない】


    俺はドルフ・カーペンター

    護身道具専門の工房をやってる

    機会があれば是非来てくれ、お前さんの身を守るのにぴったりなヤツを見繕うからよ

    【腰元につけていたポシェットから一枚の名刺を取り出し、あなたに渡す】

    【手触りのいい真っ白な紙面をよく見てみれば、几帳面なフォントで ''カーペンター工房'' と印字されているのに気がつくだろう】

    【裏社会でも俄かに話題になっている工房だ。''仕事'' が些か面倒になった原因として】

  • 161メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/20(日) 20:26:45

    >>158

    「おやご存知でしたか。嬉しい。せっかく頑張っても、上がってる数字は警察の逮捕率ですからね。お給料貰えてるから良いんですけど。……うん?カーペンターって最近どっかで聞いたような……?ま、思い出せないなら大したこと無いですね」


    【少し思い出そうとして、やめる。ちなみに聞いたのは“パーフェクト・トゥウィンス”を訪ねた時である。「カーペンターを運ぶため」『椅子を作っているのです』「『今は依頼はお断り!』」という通じない説明で返される羽目になった。メアリーはとりあえず大工の異能作品作ったのかな……と考え、即座に忘れた】


    >>159

    >>160

    「あなた人生経験積んでそうなので、ちょっと予想困っちゃいますねー。人の年齢なんて、見た目はアテになりませんが。ま、実力を隠す人は選んだ方が良いですよ。あ、カーペンターさん名刺私にも下さい。何かとツテはあると便利なので」


    【カチューシャを見ていた目を閉じる。文字通り、目を瞑ってやる、という意味だ。現行犯以外を逮捕するのは難しい。それに、セントラルには修羅場を潜った一般人も稀によくいる。メアリーにカチューシャをどうこうしよう、というつもりは皆無である。グレーな子供に釘を刺すのはさっさとやめて、カーペンターに手を差し出す】

    【現在陸上兵器部門では、新しい市井の技術を取り入れる話が出てきている。メアリーは某双子を全力で推したのだが、当の職人に先日返されたことで、話が宙に浮きかけている。偶然でもプランBが欲しい今日この頃なのである。そもそも双子の異能作品は、陸上兵器部門は予算の関係で良い顔をしなかったが】

  • 162工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/20(日) 21:21:03

    >>161

    ああ

    何か役に立てることがあれば、いつでも連絡してくれる

    【差し出された手にもう一枚、名刺を取り出して渡す】


    【同時にかけた言葉に嘘はない。セントラルを守る彼らが (仕事とはいえ、否、仕事だからこそ) 自分に声をかけてくる時は、それがセントラルに本当に必要な時なのだろうから】


    【少なくとも無辜の一般市民に害が及ぶことはないだろう】

  • 163カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/20(日) 22:44:43

    >>160

    気をつけま~す

    【嘘はない。細心の注意は払ってるつもりであり、より治安の悪い環境に身を浸すので気をつけている。いやまあ、懐の温かさで気を抜いて表通りで買い物した結果、絡まれてはあまり説得力もないけれど】

    …ほ~…双子の工房みたいなかんじ?

    【その双子な実験台にされたときの体験と、裏の界隈でちよまっと話題になってたようなそうでもないような気がする工房の名が書かれた名刺を礼儀知らずに片手で受け取り、首を傾げる。

    返す名を表すものは無い。ただのリボンでも渡してみようか】


    >>161

    …おねーちゃんも人生経験ありそーだけどね~

    あっ、なんのことかわかんないっ

    【片目を瞑り、同様の意だと返事する。これまでのやりとりは習性のようなもので、別に助けの有無や能力の云々に話の花を咲かせるつもりは毛頭なかった。

    人工的な甘さを隠さない、むしろ全面に押し出して両手の人差し指を可愛く膨らませた頬に当ててきゃぴっとする。もうあざといを通り越してる振る舞いはどう

    感じるだろうか】

  • 164メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/20(日) 23:43:17

    >>162

    「ありがとうございますカーペンターさん。ではでは遠慮なくご連絡させていただきますね」


    【名刺を受け取って、名刺入れに仕舞う。割と無表情だが、心なしか声は嬉しそうに聞こえる】

    【プランBができた……というより、メアリーはプランBという言葉自体が好きである。なんだかワクワクするらしい】


    >>163

    「おねーさんも分かりません。きゃぴっ。…………ん?今双子の工房と言いました?もしや、“パーフェクト・トゥウィンス”をご存知で?あのそっくり店主の異能作品工房。あの店今臨時休業してるんですよ。ぶっちゃけ説明も告知もない休業なんでよくあることですが、なんで休んでるか知りませんか?私の職場に双子の作品を広める計画がそのせいで傾いてるんですよ」


    【特に表情を変えないまま、ウインクと横ピースをカチューシャに飛ばす】

    【ふと、思い出したように間が開いた。そのままのポーズで、双子の店について訪ねる。休業の理由が横にいるとは知らないまま】

  • 165工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/21(月) 00:29:43

    >>163

    (双子……いや、あのお二人の作品は子どもが買える値段じゃないよな)

    【一瞬、最近友誼を結んだ華やかな双子のことが脳裏に浮かんだが、あの二人の特殊性を思い出して丁寧に掻き消す】


    ……まあ、興味が出たなら見に来てくれ

    ショーケースを覗くだけでも構わんからよ

    【よほと金銭に余裕が無い限り、彼と彼女の作品を手にできる者は少ない。可能性が低い以上、下手に尋ねるべきではないと出しかけた言葉を飲み込んだ】


    >>164

    パーフェクト・トゥウィンスなら、俺も知ってる……というか、最近友人になったな

    【隣から思いがけない単語が聞こえてきた驚きで、つい口が滑った】

    【口ぶりからして、この女性は双子のお得意様らしい。職場にまで製品を広めようとしているあたり、かなり贔屓しているようだ】


    まあ、順当に考えて新作の開発じゃないか?

    かなりの完璧主義者だろう、あのお二人は

    いや、楽しみだな……

    【最後の言葉は噛み締めるような小声である。その新作が自分のために拵えられているとは全く思っていないようだ】

    【ただ、彼ら彼女らの工房でお目にかかれるだろう作品が増えたことを純粋に喜んでいる】

  • 166未亡人◆/a78W0Y8K625/04/21(月) 06:24:24

    >>147

    「ありがとうございます」

    「そう言っていただくと、若作りをしたかいがありますね」


    【ほとんどのぼせているような赤ら顔だが、受け答えはしっかりしている】

    【濁った湯の下では痣が少しずつ薄くなっている】

  • 167リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/21(月) 19:27:39

    【シチュエーション:戦闘 当シチュ内募集人数:1~2人 使用キャラクター:ヴィルヘルム・ヘクセンメンチ】

    【ヴィルヘルムは新たな依頼で暗殺対象の身辺を調べている。表の通りは
     人通りも多く肩がぶつかったり護衛として紛れてても気づけないだろう。】

    (直属の護衛は警戒に値しないようだな。仕事がしやすい)
    問題は…雇われか。
    【対象の移動に合わせカフェから退店する】

  • 168カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/21(月) 19:46:37

    >>165

    【表情や言葉の間的に思い当たるも言及は避けたっぽい。あの治験という名の実験台させてくれるような双子と、その料金設定などからして小さき者との取り合わせが悪いと判断したようだ。

    儲けてるのか金払いは悪くはなかったしあのふわふわ触手ベッドで寝泊まりする生活は悪くはなかった。双子も面白かったし、ただまあ二度目はちょっとお茶して帰りたい】


    冷やかしでよかったら行ったげる

    【スカートと上着をつまみ、カツアゲはされた者の持たざる貧相さをアピール。まさかあの双子のように実験台にして物品との取引にはしてこないだろう】


    >>164

    …おねーちゃん、面白いね

    【まさかあざといを通り越してくどい動作を返してくるとは。この背丈だけなら年齢1桁代のとってもとっても可愛いビジュアルでも、甘すぎて不味そうなアピールなのに】

    そんな名前だったかな~?いや、休んでるとか知らなぁい

    【首と、腰を互い違いに左右へ傾けて、片手をパーにして挑発的に笑う。なにそれー、アタシわかんなーいとでも言いそうな雰囲気。

    本当にあの双子がどうとか知らないが、この軍服の可愛らしい相手がどこまで返してくれるのだろうという興味】

  • 169メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/21(月) 20:04:24

    >>165

    「おやっ!なんてことでしょう。ミラー職人のご友人とは。職人同士交流があるのですねぇ。まぁ確かに、また納期を延ばしてるのが一番あり得る線ですから…………。あっ」


    【そこでふと蘇る双子との会話。あの二人は常識がアレな割に、何かと人と交流したがる。そして、一番喜ぶのが自分たちの作品を見せびらかすこと。職人同士の友人となれば、必ず自分たちの工房に招くだろう。メアリーには慣れたものだが、双子の非常識さが存分に発揮された作品にぶち当たることは間違いない。天国椅子とか工業用水茶とか】

    【カーペンターはおそらく、まだその段階には至っていないだろう。彼は確実に良い人だが、ともすれば、だからこそ、メアリーは色々考えて……】


    「………………がん、ば!」


    【とりあえず何も言わず、いい笑顔で送り出すことにした】

  • 170メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/21(月) 20:32:47

    >>168

    「おねーさんは面白い人間なので、若干引かれるとはショックです。よよよ。やっぱりあなたの方が年上なのでは?」


    【と言いつつも、微塵も傷ついてなさそうに、しゅんと傷ついたポーズをする。流石に年上だとは思っていないが、やっぱり精神年齢は相当上そうだな、と冷静に把握する】


    【ふとメアリーの耳元から、僅かに音の気配がする】


    《メアリーさん!犯人確保しました!》

    「おやご苦労さまです。警察の指示に従って連行をお願いします」


    【メアリーの通信機に、“WANS・C”からの知らせが届く。二人には、メアリーの独り言に聞こえるだろう。メアリーの出現させていたモニターに、捕えられた男たちの映像が流れる】


    「片手間の追跡だけで確保できるとは、本当にただのチンピラですか。良かった良かった。あっ、君個人情報と引き換えに示談金とか要ります?」


    【アングラな人物なら、正直裁判に出席する場合はあまり無い。その場合、証拠があっても罪状は成立しないことが多いのである。かなり怪しいこの子供に対しては、既にメアリーは来ない方に賭けていた】

  • 171◆pO7ms4XCRrzA25/04/21(月) 22:09:36

    >>166

    えへへ^ ^...あ、そろそろ上がらないとのぼせちゃう〜

    (長話を楽しんで、話を半ば強引に区切り、のぼせる前に少し名残惜しそうに浴槽から上がって行った。湯から上がった少女の背中は、とても寂しそうな雰囲気だった。)

  • 172カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/21(月) 22:18:18

    >>167

    「親父、気を付けてください」

     カフェでフルーツパフェを食べていたカーリアに護衛の部下が注意を促した。

     彼は精神感応の異能を持つカーリアの部下。周囲の人間の精神状態を察する事ができる。

    「あら~ん、どうしたのかしらん?」

     上司のカーリアは女言葉で尋ねる。カーリアは190を超える筋肉モリモリマッチョマンだが、女装をするのが趣味という変わった男だ。今日の彼はパンク系の女装を決めている。

    「こちらを意識していませんでしたが、あのガキ先程から誰かを追尾しています」

     そういうと、対象に気づかれないよう親指で肩越しに指す。

    「ふーん、私達がターゲットじゃないなら別によろしいのではなくて?」

    「万が一です、火の粉がかからないよう注意しただけです」

     カーリアは部下が指差す人物を見た。若干二十歳に満たないぐらいの青年だ。


    「少し興味がでてきたわね」

    「勘弁してください。今日の護衛は自分なんで親父の身を危険にさらすなんてできません」

    「まあまあ。ちょっと声を掛けてみるぐらいなら構わないでしょう?」 

     部下はやれやれと頭を押さえた。

     カーリアはフルーツパフェを綺麗に平らげると、カフェからでていく青年を追いかけた。

  • 173工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/22(火) 22:24:40

    >>168

    ああ、待ってるよ

    【金銭を理由に誘ったわけではないので冷やかしでも構わない】

    【要は、身を守れる品を手頃な価格で売っている店があるということを知ってもらえればいいのだ】


    >>169

    ……? お、おう。ありがとさん

    【意味深な沈黙の後に向けられた良い笑顔に困惑しつつ、とりあえず礼を返す】

    【何か予感めいたものが背中に走った気がしたが、それが良いものか、悪いものかはわからなかった】

  • 174リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/22(火) 22:34:38

    >>172

    (誰か付いて来ている…いやアレに気づかないのはよほど鈍い奴ぐらいだろう。いやランドマークか何かかアレは…

    面倒だ、一度撒いてから仕事を続行しよう。)


    【壁に異能のトリガーとなる引っ掻き跡を残す。相手がそこに並んだところで銃弾が当たる音でも出すつもりである

    そしてヴィルヘルムは路地の方に入っていった。】

  • 175二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:18:32

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  • 176カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/22(火) 23:20:50

    >>174

     追いかけていると、青年の精神に僅かながら変化が起きた。

    「親父、あいつ今何かしました。このまま追いかけるのは危険です」

     部下がカーリアに注意をうながして、足を止めさせる。

     精神の変化から対象が何かをしかけたのは分かるが、読心術の類ではない為、具体的に何をしたのかまでは分からない。


    「あ~ら、よく見ると壁に引っかき傷みたいなものがついてるわねぇ。ちょっと声をかけたいだけなのに。シャイなお方、燃えちゃうわ!」

     部下に注意されたにも関わらず、返ってカーリアは好奇心が刺激されたようだ。


    「親父ィ……ちょっとは自分の警告を聞いて下さいよ」

     部下は半泣きになる。

    「親父がケガしたら責任は自分が負うんすよ? 万が一の事も考えてください」

     どんな異能なのかは分からない。即死系のトラップの可能性だって十分にありえる。そもそもこの状況事態が仕組まれた可能性だってある。


    「しょうがないわねぇ……ちょっとそこのおじさん」

    「ウゲエエッ! なんだお前! こっち来んなッ! 気色悪イ!」

    「まあ 結構なご挨拶ねえ。おかげで気を咎めることがなくてありがたいわ」

     カーリアは通りすがりの不幸なおじさんの身体を掴むと、自分達の身代わりとして引っ掻き跡に向かって放り投げた。

  • 177カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/23(水) 12:42:10

    >>170

    ごめんね~、でもぜ~ったいおねーちゃんの方がおねーちゃんだよ?

    【傷ついた様子の無いしゅんとしたポーズ。自分もたまにやるので分かる。絶対に、微塵も気にしてはいし相手のことを窺ってるだけなのだこれ】


    ……アタシの情報は~、じだんきん?じゃあ足んないかなぁ

    【通信機のやりとりからしてあの輩は確保されたようだ。明日は我が身か、偏にあんな人目のある場所でやるのが悪い。

    なので何の思いも無いし裁判に顔を出してやる必要も無い。この相手も考えてる通り法治機関の手続きへの参加なんてすること自体があまりにリスキー、貰えるかもしれない金と釣り合いが取れてないのでノーセンキューだ】


    (※そろそろシチュ〆ますか?)


    >>173

    ………ぬゃぁ~

    【気が抜けた。あちらの軍服女性が年少者のからかいに乗りながらも無難に対応しているとしたら、こちらは手応えがすごく感じられない。

    ぽん、ぽん、とボールを投げつけても平然としているようで煽り甲斐が無い】


    ん~…首がキリンさんにならないようにね~!

    キリンさんって生で見たことある~?

    【しかも、この感じは身を守る道具を紹介したい雰囲気さえある。押し売りとかじゃない、善意で弱き者に護身の術を教えようとしていると思えるほどの常人の物腰。

    善人とそれらに関して語ることはもう無い、分かりやすく会話を脱線させる。キリンとかの動物はとっても個体数が減ってるらしいよ】


    (※こちらも〆ましょうか?)

  • 178メアリー◆9wIDxpGzlg25/04/23(水) 22:02:24

    >>173

    >>177

    「でしょうね。なのでおねーさんはここでお暇しておきます。カーペンターさんもありがとうございました。名刺と、そして善良な市民としての行動、感謝いたします。ではお二方、また縁があれば、戦場以外で会いましょう」


    【二人に陸軍式の敬礼をして、来た方向に帰っていく】

    【面倒事ではあったが、意外と情報が手に入ったことで、メアリーの機嫌は悪くなかった。新しい工房のツテと、あの子供。ああいった手練れは、頭の片隅に置いておくだけでも価値がある。海軍の機雷、ポストヌーン幕僚長の耳に入れておくほどではないが。可能性は全て潰す彼女に任せてしまうのは少し、惜しいと思う】


    「メアリー・ブライアン、ただいま帰還します。……おや、別の任務でドンパチ?どこででしょうか?」


    【もしもう一度会えるなら、工房で出会ってみたい。彼か双子のものかは分からないが】

    【上空に目が浮かび、持ち場への最短経路を割り出す。穏やかに、当たり前に、メアリーは戦場に戻っていった】


    (自分はちょうど良いのでここで〆ます。お二方、ありがとうございました!)

  • 179工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/04/23(水) 22:31:54

    >>177

    >>178

    キリンか

    お前さんくらいの歳の時に見た気がするが……ちいと朧げだな

    【火傷に触れない程度に頭をかきながら思い出そうとするが、ダメだった】

    【炎が体を覆ったあの日から、昔を振り返ろうとすることが難しくなったように感じる】


    え、いや、そんな

    俺にとっちゃ当たり前のことですよ

    ……はい、ではまた。ご武運を

    【堂に入った敬礼に市民らしく手をふり返すことで応える】

    【心のうちでは、同じく戦場以外で会うことを願いながら】


    さて、俺も行くか……

    あ、お前さんはどうする?

    何なら、ちょうど良いところまで送るぞ

    【軍服の影が見えなくなったあたりで振り返り、未だシャッターに背を預けている少女へ尋ねる】

    【腕は立つようだが、一度生じた心配の念は残っている。彼女が望むなら護衛を買って出るつもりだ。今日は休みで、行き先は24時間運営のスーパー。実質時間は無限である】


    (※〆てもらって大丈夫です!お二人とも、ありがとうございました!)

  • 180リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/23(水) 23:53:24

    >>176

    (手慣れているな…任意だからあの対処ではあまり意味は無いが)


    【壁や地面、室外機、その他諸々の路地にある物に爪痕を刻んでいく。不用心に追いかければこれら全てから騒音が発せられる。

    この量を一気に鳴らせば相手に多少心得があってもひるむだろう。】


    (あの体格では閉所は難しいだろう。自分の得意な状態で殺る、これを崩さなければそう負ける事は無い)

  • 181カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/24(木) 17:43:31

    >>180

    「痛ってえ! なんでだよ、もう!」

     放り投げられた男性は地面に打ち付けられた身体をさすりながら立ち上がると、その場から走って逃げだした。

    「ん~反応ないわね」

     それを見てカーリアは拍子抜けたように呟く。

    「任意で発動するのかしら? それとも何か条件があるタイプ?」


    「もう止めましょうよ。どうでもいいでしょ、あんなガキ。それに……」

     幾つもの似たような傷跡がついてる路地裏を指差すと、

    「幾つもつけていますよ。あの数……このまま無理に追いかけるのはヤバいですよ」


     カーリアはそれらを眺めながら、

    「全部攻撃できるものなのか、それとも幾つか偽物を仕込んでいるのか……はたまた全部偽物か……分からないわねえ~……」

     しなを作りながら彼は考える。そして、

    「ここが街中という事を考えると、条件式というより任意で発動するタイプの可能性が高いわね。

     敵対してるわけでもないのに、路地にアレだけの数を平然と仕掛けているのは、殺傷力が低いからできるともいえるわ」

     推理した事を口にする。


    「……とりあえずは、隠れて様子を見ましょう」

     そういうと、路地に入らず、リザードからは見えない位置に身を隠した。

     もし推理通りなら異能を解除するだろうから、そこを追いかける。

     逆に解除しないようなら、覚悟を決めて突っ込むつもりだ。

    「はいはい、分かりましたよ」

     部下は肩をすくめると、一緒に身を隠した。

  • 182リザード◆Zc3hYIbqyI25/04/24(木) 21:19:21

    >>181

    【先ほどぶしつけな事を言ったおじさんをぶつけた辺り(爪痕)から銃弾が当たったような音がする。

    通りはこんな真昼間から銃撃騒ぎかと騒然とし出す。】


    (馬鹿正直に陸で相手する事は無い。上を取る!)

    【するすると室外機や窓の引っかかりに足をかけ上へと上がる】

    さぁ…来い!【相手には聞こえないだろう小声で釣りの成功を祈る】

  • 183二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:36:43

    このレスは削除されています

  • 184カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/04/24(木) 23:19:21

    >>178

    【軍式の服装、所作を観察するようにしながら隙の無い後ろ姿に向かって別れの手を振る。

    民間警備会社という話はどこへ行ったのか、独立軍事組織にでも名前を変えたらどうだろう。傭兵モドキが、と暗殺組織の構成員クズレが棚上げで微笑む】


    ばいば~い、またね~

    【また会いたくはない。厄介な相手との縁なんて無い方が良いし、戦闘の鉄火場なんてとってもイヤだというのは同意見。どうしても再開するなら、風呂にでも浸かってのんびりしたい】


    >>179

    見たことあるんだ~

    動物園とか行ったことないからなぁ

    【火傷痕の目立つ顔、その表情しか目に入らない。これは彼の言う通り記憶が曖昧そうだ。昔の記憶が朧気なのは親近感が湧くと同時に重ねた年月が違うと思いつつ、キリンと呼ばれるウシの仲間について経験を語り】


    このまま帰ろっかな?

    おにーさんは~…そ~だね~ここでだいじょーぶ?

    【この厳つい男性は危険を遠ざけそう、何だったら自分との組み合わせは小さい方が心配されるかもしれない。けれど、彼を万が一にも危険や厄介事に巻き込むのは可能性の段階で気が進まなかった。

    ジャンキーとか、傷のある犯罪者や、あとは双子とか軍服とか…彼ら彼女らなら構わないが何だかこの無償で護衛をしたそうな男性を裏通りに進ませるのはちょっと、ねぇ】


    じゃっ!ばいば~い

    【砂糖を煮溶かした声、わざとらしい手振りにあざとい笑顔で気を引く。それらがシャッターから離れ、物陰に入るかというタイミングで影も形も消えただろう】



    【二人から離れ、明るい髪色を揺らした家なき子は監視カメラや警備ロボットの目が届かない地区を少し楽しそうに歩く。カツアゲとかするならここみたいな場所でやればいいのに】

    …おもしろかったな~

    【ツインテールとリボンが感情に合わせて揺れた。軍服の厄介者も、義肢の善人も、喉元過ぎればユカイナ存在だった。最近は浮浪生活に潤いがある、波風立てない暮らしがしたいなら愛らしい齢と見た目で保護してくれそうな機関にでも駆け込めば良い。

    それをしないのは闇に染まった身と、緩やかな叶いそうにない目的と、性分のせい】


    また、会うときはどこかなぁ

    【願わば、血の匂いがしない所でね】


    【シチュ 完】

  • 185クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/25(金) 01:18:00

    >>181

    >>182

    「ぬわーん、本当になんでクーちゃんがこんな日に駆り出されるのよぉ。護衛任務のメアリーはともかく、龍塚は何休んでんのよ。いつものワーホリはどうした。ハニトラに引っかかっただけじゃないのアイツ」

    《いや、龍塚に頼りっぱなしの体制に問題があるんだって。言うてクーちゃんは重要任務以外あんま来ないでしょ》

    「だからって、こんなあるかも分からない犯罪者同士の接触を待つとか有り得なくない!?幕僚長だからって横暴が過ぎるでしょあの人!」


    【黒雲母空子。“WANS・C”異能歩兵部隊隊員。何処にでもいる女子高生だが、闇に潜む者たちは彼女を“ブラックマリア”と呼んで恐れる。その卓越した戦闘技術で、現在“WANS・C”で最も有名な人物の一人である】

    【彼女は今、モイラ・ポストヌーン幕僚長の予測をもとに張り込み捜査を行なっている。とある暗殺組織に金が流れた形跡を掴んだからだ。予測では、ここ数日にかけて行動が起こる可能性が高いらしい。ビルの中にいる観測組と会話しながら、ビルの屋上で地上を見下ろす】


    《あー!ちょっ、声抑えて!標的に気づかれたらどうすんの!》

    「いやこんな人通りで何か起きる訳ないじゃん!そもそも今日は確率低いんでしょ?なら別にい……」


    【その時、一つ向こうの道から、男の叫び声が響く。そのあと、声の主と思しき男が走り去ったのが見えた】


    「……うわ、なんかあった?やめてよもう。サボれないじゃん」

    《何かあったか。報告しろ》

    「おっさんが一人走って逃げてった。割と焦ってたけど、命の危機って感じではない」

    《オーケー、お前の近くは……えっ何かすごい格好の奴いる。パンク女装ムキムキマッチョメンがいる》

    「は?なんて?あんたの目玉がイカれてなければ、そんな奴いたら逃げるおっさんくらい発生するわよ?」

    《あーはい、そうかも……っ!待て、建物の壁に引っ掻き傷が!確か件の組織の犯行と見られる事件で、引っ掻き傷が見つかっていた……!》

    「ええ、この状況でその不審者より重要な引っ掻き傷って何よ」

    《良いから警戒体制だ!標的に気づかれるなよ!》

    「ええ、うんはい。分かりました」


    【情報量の多さに混乱しながら、姿勢を低くして、背後に狙撃銃を生み出した】

  • 186カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/25(金) 17:37:54

    >>182

     響いた銃声に人々はその場に伏せ、大騒ぎとなる。

     カーリアのパンクファッションの服もスライム状に変形し、彼の肉体を包み込む。

     彼の着ている服は特殊生体装甲服という特殊な粘菌を利用した服だ。

     普段は普通の服に擬態しているが、着装者の条件付けで元の姿に戻る性質を持つ。カーリアの場合は体臭を条件付けにしている。銃声を聞いて放出されたアドレナリンを感じとり擬態を解除したのだろう。

     全身に張りついている特殊生体装甲服が、表層面にメタルスキンという装甲を形成していく。

    「街中でこんな格好しちゃうなんて。やれやれだわ~」

     頭から爪先まで装甲に覆われた自分の姿に彼はため息をつくと、隠し持っていた戦闘用マスクを顔につけた。全面タイプのマスクで、視界を広く取れるようバブル式ゴーグルがついている。


    「それで? 銃声が鳴ったけど、弾はどこ?」

     隠れているカーリアは飛んできたであろう弾の行方を追う。

    「銃声はあの傷跡から聞こえたましたね。マーキングした場所から任意のタイミングで発砲する異能だったんでしょうか?」

    「それにしてはおかしいわ。だってあそこから発砲されたなら、誰かに命中してないと変よ。そうじゃなくてもその先に弾痕があるはずだわ」

     カーリアは銃声が聞こえた傷跡がついている壁の対面となる建物に何もない事を指摘する。


    「……つまり、あれは銃声だけって事ね」

    「音だけ……それだけ?」

     部下は拍子抜けしたように肩をすくめる。

    「あら? 音だけでも厄介よ。今だって、こうして大騒ぎしてるじゃない」

     銃声を聞いた人々は騒ぎ、警察に通報している。


    「しかし、身を隠したら異能を発動させるなんて……挑発してるのかしら? わざわざ有利な地形を捨てて上にあがっちゃって……」

    「面倒だからもう帰りましょうよ。そもそも好奇心から横から首突っ込んでも碌な事になりゃしませんよ」

     好奇心で追いかけてるだけなんだから、わざわざ追いかけてやる必要はない。

    「そうね。普通ならそれが正しいわね」

     部下の言葉に同意するも、

    「残念ながらアタシは普通じゃないのよね~、誘ってきたんだから、乗ってあげるのが紳士の嗜みでしょ?」

     そういうと、部下を置いて、カーリアは駆け上がっていった。

  • 187カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/25(金) 17:57:53

    >>186

    「全く親父も困った方だ」

     残されたカーリアの部下はやれやれと肩をすくめた。

    「さあてと。自分はいわれた通りに動きますか」

     置いていく前にカーリアの言葉が残した言葉──あのビルの屋上に怪しい奴がいたから確かめてこいという言葉を思い返すと、一気に走りだした。

  • 188クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/25(金) 20:20:31

    >>186

    >>187

    【屋上にいる空子にも、銃声が聞こえてきた】

    「ちょっと、今銃声が!」

    《聞こえてるよ!多分あの傷のあたりが音源だ!……うわー!マッチョメンがなんかスライムに食われたぁ!》

    「変な薬物でもやってんのかお前」

    《違うんだって!なんか全然焦ってないし多分戦れる側の人間だ!今建物に上がって……あっ!上にもう一人いる!20歳前後の男……銃持ってんな。アイツが主犯か?いや音は地上から……》

    「はー!もう訳分かんない!両方撃てば良いのね?分かった撃っちゃうから」

    《いや待て!マッチョの近くにいた連れがお前の方向かってる!そっち先止めとけ!》

    「オーケー。そっちの方に誘導お願い。増援は?」

    《民衆の誘導は人がいるけど、増援となると…………。しめた!早ければ15分後に撫子が来れる!》

    「あらラッキー。じゃ、相手が撫子のコレクションにされる前に、優しくぶちのめしちゃおっか」


    【銃声が途切れたことで、段々と人が逃げ去っていく。人が居なくなり存分に暴れられるのは、不幸中の幸いだろう】

    【最低二人から居場所が割れているだろうこの状況下で、スナイプは危険と判断。狙撃銃を消し、狙ってきた相手の方向にビルを飛び越え走る。理想は背後からの襲撃。及第点は先手を取ること。前だけ見て走る空子の腕には、いつの間にか重そうなサブマシンガンが握られていた。しかし、走る速度は微塵も低下しない】


    《そろそろ近いぞ。一瞬こっちからの映像出すから確認してくれ》

    「ふんふん了解。人居ないの助かるぅ。そうだ、これ命の危機だから多少爆破しても大丈夫よね?……じゃ、ここら辺かな」


    【ポンチョから既にピンが抜かれた手榴弾が出現する。先程の映像から相手の現在地と落下速度に当たりをつけて、勢いよく手榴弾を飛ばした】

  • 189二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 21:48:07

    >>186

    >>188

    (流石にバレるか。落ち着きからして裏の人間…そして上にはまさかのWANSらしき影…)

    潰し合ってくれれば助かるんだがな

    【降ってきたグレネードを受け流しカーリアだけが巻き込まれるように誘導する】


    粘菌装甲か、剥がしていくのに弾がどれだけ必要になるのやら…!

    【ポケットに入っている薬莢やすぐに外せる装飾品の類に爪で一筋の線を描くようになぞる。

    異能は複雑なものには物を残す事ではなく「そのジェスチャーや行動」が重要となる場合も多い。】


    まさか念のためで持たされたこれが日の目を見るとは【その懐には限界まで切り詰められた、それでも携帯に向くとは言えないソウドオフショットガンと内ポケットに数発のショットガン用弾薬を持っていた】

  • 190カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/26(土) 15:48:05

    >>188

     頭上に巨大な敵意を感じとったカーリアの部下は、とっさに物陰へ隠れると、上着を脱いで頭を覆い、口を開いた状態で耳を塞いで固く目を閉じ、爆風に対して後ろを向いてその場に伏せた。

     その瞬間、手榴弾が空中炸裂し、包み込むかのように爆風による破片と炎が降り注いでくる。

     幸い物陰に隠れ、適切な対処をしたおかげで大きなケガはしなかった。

     だが、衝撃波により耳の調子が悪い。


    (厄介なアマだ。あんな攻撃してくるなんて……)

     精神感応力の異能がなければ、自分も吹き飛ばされていただろうと思いながら服を戻す。護衛用の防炎・防弾・防刃の特性スーツだ。拳銃弾や散弾ぐらいなら余裕で防げるが、プレートの類は入っていないので小銃弾は防げない。

    「親父。ビルにいた奴はこちらに来ましたぜ。どうぞ」

     時計型通信機を通じてカーリアに連絡を入れる。この様子じゃ自分が対処しなければならない。

    (しかしこちらに気づくとはな。他の人間も一緒に逃げていたのに……)

     そこまで考えて、部下の血の気は完全に引いた。自分達はずっと観測されていた事に気付いたのだ。相手は一人ではない。


    (まずい。護衛は俺一人。とても親父を守りきれねえ!)

    「PANーPAN!(緊急連絡) PANーPAN! PANーPAN! 応援求む! 場所は……」

     緊急連絡を入れ、応援を呼んだ。

     

    (ここからどうしたものか……)

     相手の数は不明。襲ってきたのは一人。 

    (攻撃班があいつ一人だけなら、こちらに引き付けたのは幸いだが……やはり、罠だったのか? 追いかけていたあのガキもこいつらの仲間か?)

     投げてきた対象はビルの上だからはっきりした姿は見えていない。面影から少女とのいうのだけは分かったが、それだけだ。


     手榴弾を投げてきたが、恐らくは他の武装もあるだろう。

     一方で自分にあるのは懐の一丁の銃と4本の予備マガジンだけ。

     使用する銃は火薬式の機関拳銃。装弾数は15発。弾種は9ミリのホローポイント弾。

     ただ護衛用としては十分過ぎる火力だが、この程度で勝てる相手かどうか怪しい。

    (俺にできる事があるとすれば……応援が来るまで時間を稼ぐくらいだな)

     そう思った部下は物陰からでると、少しでも有利になるよう、ビルの上からは視界や射線が通り難い路地裏に身を隠した。

  • 191カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/26(土) 15:56:42

    >>189

    >>190

    (奴さん、まんまと囮に引っかかったようね)

     部下からの通信を聞いたカーリアはマスクの中でほくそ笑んだ。

     ビルの屋上に不審な人物を見かけた。一瞬だったが、その顔に見覚えがあった。

     黒雲母 空子。WANS・Cにおける最も気をつけなければならない三兵の内の一角。前回、プッシーキャットが命からがら逃げる事に成功した護 龍塚と並ぶ要注意人物だ。

    (戦えばアタシでも厳しいわ。少しでも時間稼ぎになってくれるよう部下を向かわせたのは正解だったわね)

     武器は超振動ナックルダスターしか持ち合わせていない。肉薄接近戦ならともかく遠距離戦に徹されると攻撃手段がない。

     分隊支援火器までなら多少撃たれても平気だが、より発射速度の高い重機関銃やRPGの直撃には流石に耐えられない。それに周りを考慮せず爆破したがる性格だと聞く。ロケット弾の無差別乱射なんかしてきてもおかしくない。

    (わざと彼を追いかける振りをしたんだけど、気付かれなくて助かったわ。でも、問題はここからね)

     囮にした部下には気の毒だが、これも護衛任務だと割り切ってもらうとして、肝心なのはここからだ。


    (部下の接近に気付いたという事は一人ではなく観測手がいたという事。あの時、アタシ達が居た場所を確認できるところは……あの辺のビルかしらぁ?)

     ゴーグルについている探索機能で周囲を調べる。電磁波異常なし。空気流動探知異常なし。

    (残るは赤外線だけで……)

     ビルの中の幾つもの人の存在が確認された。人の熱だけではない。ビル内で使われている様々な電気製品の熱も探知される。

    (それっぽいのが幾つか発見。もう少し精密化して見ましょう)

     幾つかの熱源に対して、より精密な探知をする。

    (違う。これも違う。あれも違う……)

     その多くが外れだ。だが、彼は執拗に調べていき、

    (あれかしら?)

     怪しげな熱源を見つけた。光学機器でも持っているのだろう、不自然な熱源の持ち主だ。

     

    (さて。どうしようかしら? とりあえずは……)

    「少しお話しません事? あなたに興味を持って追っかけて来ましたけど、お花を摘みに参りたいから、今日はこの辺でって駄目かしらん?」

     追いかけていた青年に話しかけた。

  • 192カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/26(土) 16:05:00
  • 193二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 17:24:41

    このレスは削除されています

  • 194二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 03:33:33

    >>190

    《おいコラ許可取らずに爆破してんじゃねぇ!!危機レベルに合わせた対処が必要なんだぞ!?何度目だよお前!》

    「これが一番速いと思います。巨大化したら何するか分かんない撫子より有情でーす」

    《お前が多少やらかしても解雇されない実力なの理不尽だろ。嫌だわー会社の足元見てくるバイト嫌だわー。そして追ってる奴は物陰に隠れて無事。そのまま路地裏へ侵入。…………あ、やべ、マッチョに見つかったくさい。探索装置持ってる。目と目が合ったわ》

    「うわ、恋が始まる前に逃げなさい。っても今ビルかー。まぁ相手がいるなら流石に殴り込んでこないでしょ。装備もあるし、ゲリラ戦で時間稼ぎすればクーちゃんか増援が行けるはず」

    《オッケー、はよ来てね。観測ほどほどにしておくー》


    【通信が途切れ、静寂が訪れる。袋小路の鼠を追い詰める猫のように、思案を巡らせた。窮鼠猫を噛む、という言葉があるように、追い詰められた相手は驚くほど強い。特に狭い道は危険である。しかし今の地形の有利を捨てるには、かなり惜しい】


    「んー、そうだ。あんたー!!もう無理って思ったら自首!って叫びなさい!!」


    【サブマシンガンを地面に落とした後、空子の死角から閃光手榴弾が現れる。しかし先程と違うのは量であった。ピンが抜かれた閃光手榴弾が両方の片手に2個ずつ出現する。合計4個の閃光手榴弾が、路地裏の道を光で塗り潰すように、バラバラに投げ入まれた。空子自身は軽く距離をとって、装備と手で目と耳を塞ぐ。閃光手榴弾の絨毯爆撃が、敵の頭上に降り注いだ】

  • 195クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/27(日) 03:35:16

    >>194

    (自分です。流石に路地裏で手榴弾は殺意が高かったので、閃光手榴弾にしました)

  • 196カーリア◆.2EQ5ae7PI25/04/27(日) 21:31:21

    >>194

    (なんだ? 何かいったようだが、なんていったんだ?)

     爆発の影響が残っているカーリアの部下の耳は、相手が何をいったのかよく聞き取れなかった。

     その為、少しだけ顔をだして、何をいったのか確かめるべくジェスチャーを送ろうとした次の瞬間、再び膨らんだ敵意──先程の比ではないものを感じとる。

    (ひええええ! 手榴弾で豆まきしてんじゃねえ! 漫画かよ!)

     部下は飛んできた4発の手榴弾を見てドン引きした。

     直撃を防ぐべく路地裏特有の歪んだ地形や出っ張った壁を利用し、飛んでくるであろう破片を防ぐ為に、脱いだ上着を被ると、防御姿勢をとってその場に伏せた。


     すると、眼をつぶっていても分かるほどの眩い閃光が走り、目眩を感じるほどの大音響が鳴り響いた。

    (グがアアアッ! あのアマ、WANS・Cの制服着てたぞ! クソッタレの傭兵崩れのゴミ共め!)

     耳を塞いで伏せていても分かるほどの音響に、顔を歪めながら彼は心のなかで吐き捨てた。

     防御姿勢のおかげで目眩やショックは起こさなかったが、耳鳴りが酷い。鼓膜は破れていないようだが、難聴になっている。

    (何が民間警備会社だ! 街中でドッカンバッカンやりやがって! 平時と有事の区別もつかねえ戦争狂のイカれ頭集団がッ!)

     警察機構と協力関係にあるというが、やってる事が警察のそれではない。どう見ても戦時下の軍隊だ。

    (あいつ、地域社会の安全や安心を守ろうという意識が欠片もねえ! こっちは銃すら抜いていないのに、爆竹感覚で手榴弾投げてきやがる! どういう教育してんだ! 西部劇の時代でさえ先に抜いたものを有罪としていたぞ! いくら治安の悪いフロア・セントラルといえど限度があるわ!)

     自分が犯罪組織の一員である事をさえ忘れて、カーリアの部下は彼女を心の中で罵った。

  • 197クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/28(月) 00:43:37

    >>196

    「あれー?自首って言わないわね。……あ、手榴弾投げちゃったら耳イカれるじゃん。うっかりしてたわー。手慣れてそうな感じだったし、目もやられてるとは思えないわね。手加減してたけど、銃撃っちゃうかなぁ」


    【顎に手を当てながら、右手でサブマシンガンを拾う。“WANS”は常在戦場が蔓延る恐ろしい会社であり、残念ながらここにいる空子は“WANS”濃度が異様に高い。あとDoDo病院への信頼度も。カーリアの部下に鉛玉を与えるのも、全く躊躇しない女子高生である】


    《報告ー。マッチョとハタチ、全然やり合ってないぞ。クーちゃんの方ガン見》

    「は?何でシフトを捩じ込まれた哀れな通りすがりのクーちゃんが?ハタチが多分暗殺組織で、マッチョか連れが標的じゃないの?」

    《シフトの時点で通りすがりじゃないんで。俺もそう思ったけど、反応的に違うっぽいな。でも緊張感はおそらく本物だ。あれが演技なら文字通り表舞台上がった方が良い。……もしかして、最初から警戒されてたのは俺たちかもな》

    「はー!?嘘でしょ!?何でよ!」

    《お前が見返せるような雑な監視してたに一票。お前毎回派手に暴れすぎなんだよ。何だよ“ブラックマリア”って。異能名にほぼドンピシャな名前つけられやがって。狩人は獣に気づかれた時点でド三流だろうが》

    「うーるーさーい!!もう!全員病院送りにすれば良いんでしょ!撫子来るのあと何分!?」

    《あと8分。3人だろ?どうにかなるか?》

    「遠距離から投擲させなさい。照準はもちろんお前」

    《ひでぇ!狙ってくれと言わんばかりだ!》

    「視線が外れるなら、その隙にクーちゃんが大型持ち出してフルボッコよ。あのマッチョ硬そうだしRPG出しても良いわよね」

    《普通の武器で撃ってみてからにしてください。じゃ、とりあえずお連れさん頑張れ!》


    【お連れさん頑張って倒してね!とお連れさん酷い目に遭うけど頑張って!の意を込めて、観測組は通信を切断した】

    【全員病院送りにする。そのために、とりあえず部下に路地裏からご退場願うことにした】

  • 198クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/28(月) 00:43:48

    「安全のために手榴弾は使えない、かといって閃光手榴弾だと難しいわねぇ。……あれやるか。動けるならまぁ、大丈夫でしょ。目がやられてたら……死なない程度の武器だから大丈夫と信じて!」

    【ビルの屋上でも路地裏の奥の方に向かい、ポンチョを括るように持って死角を作る。そこから溢れ出したのは、大量の小型ナイフ。そのまま、表への道に向かって走る。人を戦うには心許ない大きさだが、頭上からこんなに大量に落ちてくる場合は例外であろう。死ぬことはないだろうが、運が悪ければハリネズミのような姿にされてしまうかもしれない】

  • 199クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/29(火) 19:10:05

  • 200クーちゃん◆9wIDxpGzlg25/04/29(火) 19:10:24

    と鶯

オススメ

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