【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女アオバPart12

  • 1アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:35:20

    【あらすじ】
    先生の協力もありRABBIT小隊を確保することが出来た、しかしヴァルキューレ単独で鎮圧出来なかったことはアオバやカンナにとっては芳しくない結果だった。
    カヤの厚意もあり処分保留となったRABBIT小隊、彼女達を監視する事になったアオバ。
    なかなか心を開かない彼女達に苦労する日々を送る。

    ある日の出来事の中でアオバはミヤコからの【正義】に関する問いに自分なりの答えを返す。
    果たしてアオバはそれを貫き通すことは出来るだろうか?
    それとも─

  • 2アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:36:29
  • 3アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:37:04
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  • 4アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:38:09
  • 5アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:39:30

    【プロフィール】
    愛宕 アオバ
    160cm
    胸は中の上程度、お尻は小さめ
    黒髪ミディアム(肩にかかる程度)
    一人称 私 本官
    ヴァルキューレ警察学校公安局所属3年生

  • 6アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:40:31
    テイク式女キャラメーカー女の子とか中性的な男の子とか作れます

    非商用、無加工でご利用ください

    NG例

    ・二次配布

    ・画像やキャラメーカー自体の自作発言

    ・トレス/模写した画像の公開

    ・AI生成イラストへの利用

    ・収益化済みの各種アカウントでの利用

    ・加工全般(色の変更、加筆、Live2D化等)

    OK例

    ・収益化なしの各種アカウントのアイコン・ヘッダー画像

    (Twitter, Instagram, LINE, Youtube, pixiv, Twitch, etc.)

    ・配信時のサムネイル

    ・TRPGプレイ時やリプレイ動画の立ち絵

    ・夢絵のコテキャ

    ・他イラストレーター様に依頼をする際の参考資料

    ・一部加工(サイズ変更、トリミング、左右反転、フレーム追加、文字追加のみ)

    ・作成した画像を参考に、「独自の絵柄で」イラストを作成、公開する行為

    (キャラメーカーで作成した探索者を自分の絵柄で描きたい!等を想定) ※トレスはNG

    【お問い合わせ】

    Twitter→ https://twitter.com/anrm_teina

    マシュマロ→ https://marshmallow-qa.com/anrm_teina

    ※パーツ追加依頼は目を通していますが回答はしておりません(追加できるかわからないため)

    ※利用方法に関しては具体的な状況がわからないとお答えできないこともあるため、TwitterのDMにてご連絡ください。

    【更新情報】

    2021/1/27 リリース

    2022/12/7 著者表示をTwitterID「@anrm_teina」からメーカー名「#テイク式女キャラメーカー」に変更

    2023/ 2/7 注意事項表示パーツを追加。注意事項を確認後、著者表示パーツに切り替えるよう仕様変更
    picrew.me

    アオバの外見です

  • 7アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:41:34

    ステータス紹介

    【アオバ能力ステータス】
    主要な部分を載せます
    戦闘力62→89
    持久力35→39
    耐久力71→83
    知力39→42
    腕力47
    機動力65
    政治74
    倫理32(悪党に対して)
    神秘83
    左が初期、右が成長後です。

  • 8アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:42:06

    使用武器 AA‐12
    【第12号ヴァルキューレ試作散弾銃】
           ⬇️
        【Master Key】
    鍵は完成した。

  • 9アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:46:02

    【本編再開】
    あれから廃棄予定のドラム缶が置かれている施設に訪問する私達。
    施設の係員を見つけ譲って貰えないか聞いてみる。
    係員「持って行ってもいいよどうせ廃棄する物だし、けどいったい何に使ウッ!?─失礼言わなくてもいいよ…」
    係員は鼻をつまんでいる。
    事情を説明する前に察してくれたようだ…。
    彼女達の顔を見ると赤くなっていた、自分達の臭いがそこまでとは思わなかったのだろう。
    人は自分の体臭は気にならなくても他人の体臭には敏感だ。


    無事ドラム缶を手に入れた小隊員は意気消沈していた。
    ミヤコ「…目標確保…お疲れ様でした…」
    サキ「…憐れまれるなんて屈辱すぎる、だから潜入の方が良かったんだ…」
    モエ「それより早くお風呂入ろ、もう我慢出来ない!」
    ミユ「水は貯めたよ…あとは、薪に火を付けて…」
    モエ「待ちきれないよ、テルミットで一気に燃やそうよ」
    サキ「ドラム缶に穴が開くからやめろ!」
    落ち込んでいた彼女達も久しぶりの入浴が出来るからなのか少しずつ気分も明るくなってきている。

  • 10アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 21:47:18

    ミユ「…あっ…シャンプーとボディソープがない…」
    モエ「えっ!?誰か持ってきてないの!?」
    サキ「あの時は必要ないって思って用意してなかったからな…」

    ミヤコ「お湯に浸かれるだけ良いと考えましょう…あれ?このシャンプーは誰のですか?」
    サキ「私のじゃないぞ」
    モエ「そもそも誰も持ってきてないんじゃない?」
    ミヤコ「それではいったいこれは─」
    ミヤコが私の方を向く、私は目を反らし口笛を吹こうとするが上手く吹けない。
    ─素直に言う事を聞いてくれた彼女達の為に、使っていたシャンプーを持ってきてこっそり忍ばせておいたのだ。
    ミヤコ「…私達の誰かが無意識に用意していた、ということにしましょうか、そろそろお湯の準備が出来そうですね」
    受け取らないかと心配していたが、使ってくれるみたいで良かった。

  • 11アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/06(日) 22:14:55

    ミヤコ「それでは先生、アオバさんくれぐれも覗きに来ないように」
    サキ「覗いたら蜂の巣にしてやるからな!」
    先生「"覗いたりしないから…"」
    さすがに入浴中まで監視したりはしない。

    ブルーシートの向こう側では彼女達の嬉しそうな声が聞こえてくる。
    先生「"─さて、あの子たちの為にありがとうねアオバ"」
    アオバ「彼女達を叱ってくれる人がいないせいで私がその役目をしないといけなくなりました…」
    模範となるべき先輩が問題を起こしてくれたせいで、その後輩であるRABBIT小隊が苦労している、自己責任な部分も多少あるが。
    アオバ「それに…彼女達のお手本になるような振る舞いをしないといけないので、これから大変です」
    『あなたのこと見てますので』
    ミヤコの言葉が私にのしかかる。
    彼女達に啖呵を切った以上、人生の先輩として相応しい行動を取る必要がある。

    アオバ「あの日の夢…」
    先生「"夢?"」
    私が見たカンナ局長に銃を向ける夢、もしかしたらこの先に待ち受ける未来なのかもしれない…。

  • 12二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 03:31:37

    たておつ

  • 13二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 03:32:34

    スレ立てありがとうございます

  • 14アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/07(月) 06:48:13

    今日も遅くの再開です

  • 15二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 14:05:28

    一応の保

  • 16二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 19:35:12

    更に保守

  • 17二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 20:04:15

    このレスは削除されています

  • 18アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/07(月) 22:29:40

    防衛室オフィスにて─
    カヤ「子ウサギタウンの放浪者の立ち退きについて、状況は芳しくないようですねカンナ」
    カンナ「申し訳ありません…立ち退きを拒否している放浪者が強力な装備で武装しており─」
    カヤ「─私のあげた封筒の中身、それで解決出来るはずですがなぜ使わないのですか?」
    カンナ「………」
    カヤ「ミレニアムとの協定の件、結局あなたは結果を残せなかったばかりかヴァルキューレの評価を更に落とした、その汚名を雪ぐ機会を与えてあげているのに勿体ない」
    カヤは困った様な表情を浮かべる。

    カヤ「何か踏み切れない理由でも?」
    カヤはカンナの隣まで歩み寄る。
    カヤ「障害があるなら取り除かないといけません、たとえば今監視任務に就いているあなたの『お気に入り』とか」
    カンナ「ッ…」
    カヤ「私もあなたも責任のある立場、時に冷酷な判断を下さなければならない、その判断が社会を良くしていくのです」
    カンナ「彼女に…何をするつもりですか?」
    カヤ「『何も』させないために頑張ってください」
    カンナ「………失礼します」
    カンナが退室する、その顔は何か諦めたような表情をしていた。

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/07(月) 23:10:42

    >>17

    地味にこの流れでチクったこと2章で響きそうよな…

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 07:40:54

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 14:19:14

    期待の保守

  • 22アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/08(火) 21:19:53

    カヤ「…自分の立場を弁えない人というのは扱いに困りますそれと責任を取らない人もです、それに比べてあなた達は私情を挟まず淡々と任務をこなしてくれます、私の求める理想のパートナーです」
    物陰から一人の生徒が姿を現す。
    七度ユキノ─SRTで数々の功績を立ててきたFOX小隊の隊長。

    ユキノ「…公安局長の案が上手くいった場合はどうしていた?」
    カンナの案─ヴァルキューレ内にSRTの様に強力な特殊部隊を作る試み、承認したのは防衛室長のカヤだ。
    カヤ「その場合はいずれ再建するSRTに統合する予定でした、けしてあなた達がお払い箱行きというわけではありませんからそんな怖い顔をしないでください」
    ユキノ「…なら良い」
    カヤ「─それでは調査報告を」
    ユキノ「これはカイザーがアビドス砂漠で見つけた【舟】についてと、〈A.N.T.I.O.C.T〉プロジェクトで得た成果物であるサーモバリック弾頭をカイザーが更に発展させた新兵器〈vorpal sword〉(ヴォーパルソード)について纏めた書類」
    カヤ「ふむ…砂漠でコソコソしていたのはコレを探すためですか…そして〈vorpal sword〉とはカイザーも洒落た名前を付けますね」
    ペラペラと紙を捲る音が響く。
    カヤ「〈vorpal sword〉は既にこの【舟】に搭載済み…しかし肝心の【舟】は起動出来ていない、と」
    ユキノ「この兵器は危険だ、剣先がこちらに向く前に無力化したほうがいい」
    カヤ「いえ今は静観しましょう、私も地盤を固めるのに忙しいので」
    ユキノ「………」

  • 23二次元好きの匿名さん25/04/08(火) 23:06:03

    まぁこっちからは動きは無さそうではあるよな…

  • 24アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/09(水) 06:45:00

    今日は遅くの再開です
    ※ブルアカに出てくる単語の元ネタ調べるのなかなか面白いですね。

    〈A.N.T.I.O.C.T〉の元ネタ映画Monty Python and the Holy Grailではカルバノグの洞窟に棲む殺人ウサギを撃退するためANTIOCT(アンティオキア)の聖なる手榴弾を使うようです。
    コハルの使う手榴弾の元ネタでもあるようです。

    アンティオキアはキリスト教の名称がついた地域だったり、けっこうキリスト教ネタ多いですね。

    スレ世界線独自の兵器ヴォーパルソードはゲームWizardryに出てくる敵ボーパルバニーと、鏡の国のアリスのジャバウォックを倒した剣ヴォーパルソードの要素を足したモノです。
    ボーパルバニーは上記の映画の殺人ウサギとヴォーパルソードが元ネタです。
    天童アリスとこの先絡みがあったり無かったり。

  • 25二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 10:51:52

    乙乙

    ジャバウォックだかジャバウォッキーだかの出番は
    あるのか否か・・・

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 15:11:51

    あるにしても舟を見つけてるなら最終編辺りには触れそう…

  • 27アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/09(水) 22:08:01

    サキ「ふぅサッパリした、ただあの警官と同じような匂いがする…シャンプーのせいか?」
    ミヤコ「………」
    サキ「どうしたミヤコ?何かあったのか?」
    ミヤコ「いえ…アオバさんの言っていた話を思い出しまして」
    モエ「口滑った感じだよねアレ、自覚してなさそうだけど」
    サキ「…先輩達が連邦生徒会メンバーを襲撃してたなんて本気で信じてるのか?」
    ミヤコ「もちろん信じてはいません…しかしアオバさんがデタラメを言っているようには見えませんでした」
    モエ「なんとなく辻褄はあうというか…」
    ミユ「ほ、本当に襲撃したのかな?」
    サキ「…もしだぞ、もし先輩達が本当にしてたのなら私達はどうするべきなんだ?」
    ミヤコ「それは…」
    理想の正義に当てはめるなら如何なる理由があろうと秩序を乱したFOX小隊は敵のはずだ。
    しかしミヤコは即答出来なかった。

  • 28二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:08:52

    ミヤコが少し2章の時の様な感じになりかけてるな…

  • 29アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/10(木) 06:28:03

    今日も遅くの再開です

  • 30二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 12:54:27

    ほしゅう

  • 31二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 15:44:58

    期待の保

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 23:04:48

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 23:27:31

    揺らぐ三者の正義・・・・

  • 34アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/11(金) 00:55:25

    ─所有せずとも確かな幸せを探す集い。
    D.U、主に子ウサギタウン辺りを根城にしている浮浪者の集まり。
    現在ヴァルキューレが彼等を追い出そうとしているのだが…浮浪者にしては装備が充実しており苦戦している。

    メンバーA「ヴァルキューレの奴らめ、兵糧攻めとはなんて卑劣なッ!」
    メンバーB「正面からでは勝てないと外道な手段を使いおって、奴らに正義はあるのか?!」
    RABBIT小隊がコンビニの廃棄品を受け取る際ヴァルキューレの制服を着たアオバが同行している。
    それを見た所確幸は兵站を断とうとしているのではと勘違いしていた。
    ヴァルキューレが追い出しに来たのとRABBIT小隊が廃棄品を根こそぎ取っていくタイミングが近かったので勘違いされても不思議ではなかった。


    メンバーA「こうなれば公園を根城にしている奴らを直接…」
    メンバーB「しかし奴らの装備の質はこちら以上だ、正面から行けば被害は大きいだろう、それにヴァルキューレが黙っていない」
    ???「─そこは私に良い案があります」
    メンバーA「リーダー!!」
    リーダーと呼ばれた人物─デカルトが答える。
    デカルト「彼女達の近くには先生という大人がいます、彼女達にとって彼は保護者であり大切な存在であることは間違いありません」
    メンバーB「つまりその大人を拉致し脅迫すれば良いと?」
    デカルト「違います、我々は義を説き道を外れようとしているうさ耳達とヴァルキューレを正しい道へと戻すのです」

  • 35二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 08:16:59

    それをするのはまぁまぁ良いけど、今のうさみみ相手にそれは過ぎるんよなコイツら…

  • 36二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 08:24:35

    >>34

    このやりとりって原作通り?

  • 37アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/11(金) 09:18:12

    >>36

    原作だと

    「あのうさ耳達廃棄品全部取りやがって、先生攫って説得しなければ」(意訳)

    なのでヴァルキューレへの言及は含まれていないですね。


    今日も遅くになります。

    なかなか先に進めずすみません。

  • 38アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/11(金) 10:55:35

    アオバ「おはようございます…あれ?」
    今日もRABBIT小隊の下へ向かったのだが、公園内には爆発痕、弾痕があった。
    アオバ「…誰と戦っていたのですか?」
    サキ「さっきホームレス達がやって来て『お前達の大切な先生は攫った、無事に返して欲しくば弁当を寄越せ』と言ってきたから好きにしろって言ったら銃を向けてきた、だから応戦したそれだけだ」

    彼女の言葉の中に聞き捨てならない内容があった。
    アオバ「ちょ、先生が攫われた!?」
    モエ「別に先生が攫われたところで痛くも痒くもないし─」
    アオバ「先生の場所を探してください!」
    モエ「うわっびっくりした…面倒くさいからやだよ」
    アオバ「ステーキ弁当今度あげます!もちろん日切れしてない物で!」
    モエ「まじ!?えっと─」
    サキ「おい!?容易く買収されるな!」
    モエ「見つけた、浮浪者がたむろしてるエリアだね」
    アオバ「ありがとうございます!」

    場所は分かった、今から先生を助けに向かおうとすると─
    ミヤコ「あなた一人で行く気ですか?」
    ミヤコに呼び止められる。
    アオバ「応援を呼びたい所ですが犯人を刺激しては先生が危険です」
    彼女達が武力で追い返したせいで報復としてすぐ先生に危害を加える可能性がある。
    アオバ「それに駆けつけるのが遅いのは身内なので痛いほど自覚しています…情けない話です、こんな時すぐ動けるSRTが居てくれたらなんて思ってしまいます…」

    話している間に準備をする─準備といってもグレネードもスモークもないので銃の軽い動作確認程度しかないが。
    ミヤコ「そこまでして先生を助けたい理由はなんですか?」
    アオバ「あの人のおかげで今の私がいます、先生は私の恩人なんです」
    それ以上語るには時間がない、駆け足で先生のいる場所へと向かう。

  • 39二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 14:14:06

    語るには時間がと言うには世界の危機が入ってるから今はまだ話せないし話したとしてもジョジョで言うジョセフが2部で経験したことを現代人に話すようなモンだからなぁ、アオバが先生に助けてもらった事を話すことは…

  • 40二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 20:38:38

    ほしゅの

  • 41二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 23:04:57

    どうなることやら

  • 42アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/12(土) 00:05:12

    サキ「呆れるな、本当に一人で行ったぞ…」
    モエ「誘われたら行ったの?」
    サキ「それはないが…」
    ミヤコ「………」
    ミユ「…ミヤコちゃん?」
    ミヤコは立ち上がり装備を準備する。
    サキ「お、おいミヤコもしかして…」
    モエ「まさか助けに行くなんて言わないよね?」
    ミヤコ「様子を、見に行こうと思っただけです」
    RABBIT小隊にとって先生もアオバも敵で、それなのに先生は小隊の活動(生活面)を助けようとして、アオバは小隊の今後を考えて諭してくる。
    無関心に徹するには2人と関わり過ぎた、2人に何かあったら少し目覚めが悪い程度の存在になっていた。


    ミヤコ「…あの2人から何かを得られるような気がして」
    現状の苦しい生活に先輩達がもしかしたら犯罪者かもしれないという話を聞き、少し覚悟が揺らいでいる。
    進むべき道が見えずどこを目指せばいいか分からない。
    それを解決するためのヒントのようなモノを得られるような気がして─

  • 43アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/12(土) 06:58:53

    今日も遅くの再開です

  • 44二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 11:23:09

    保守っと小隊

  • 45二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 14:15:59

    期待の保守

  • 46二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 23:24:05

    どうなるかね

  • 47アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/13(日) 00:06:50

    調べて貰った先生がいる位置に向かう、今は使われていない大きめの廃墟が目的地だった。
    アオバ「けっこういますね…」
    浮浪者の集まりにしてはかなり規模の大きいコミュニティだと思う、おまけに装備も浮浪者にしては良い。
    アオバ「人数も装備も不利…上等です」
    犯罪者側が装備に優れているなんてヴァルキューレでは日常茶飯事、それだけで怯んで動けないなんてことは治安組織所属としてあり得ない。

    しかし今回は人質の救助が目的であり殲滅ではない、先生の下にたどり着く前に見つかって先生を盾にされると途端に動けなくなる。
    極力戦闘は避け先生を見つけ解放する必要がある。
    アオバ「こういう時アズサさんから格闘術を教わって良かったなと思います」
    効率的で効果的に相手を無力化するアリウス式の格闘術を彼女から教わっている。
    どうしても戦闘が必要な場合はそれで切り抜けていく、銃を撃つのは最後の手段だ。


    【潜入ミッション】
    作戦内容:敵にバレずに先生を探して救助

    ・🎲を振りアオバの戦闘力89以下の数値で成功判定、バレずに捜索を続行出来る
    ・90以上の数値で失敗判定
    敵体力5、アオバ体力2で強制戦闘開始

    5以下でクリティカル、次回以降の失敗判定1回分を打ち消し
    95以上でファンブル、敵体力10で戦闘開始

    5回の成功判定でステルス達成

  • 48アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/13(日) 06:59:15

    今日も遅くの再開です

  • 49二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 11:21:20

    保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 14:33:45

    ステルスは久々やな…

  • 51アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/13(日) 22:19:41

    1回目

    dice1d100=25 (25)

    89以下の数値で成功判定

    90以上の数値で失敗判定


    5以下でクリティカル、次回以降の失敗判定1回分を打ち消し

    95以上でファンブル、敵体力10で戦闘開始

  • 52アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/13(日) 22:37:10

    成功


    建物の入り口は眠っている見張りが一人、簡単に侵入出来た。

    隠れながら移動中、敵の会話の中から先生の具体的な居場所を聞けないか耳を傾けていると─


    所確幸メンバーA「うさ耳達取引に応じなかったみたいだ」

    メンバーB「じゃあ先生はどうする?少し痛めつけて写真でも送るのか?」

    メンバーA「先生は複数校の生徒達に好かれているらしいそれも各校トップの奴らだ、そんな事してそいつら全員が敵に回ったらおしまいだぞ」

    メンバーB「えっ?ならそもそも先生攫うのは悪手じゃ…」

    メンバーA「我々も生活がかかっているんだ今更引けないだろ」


    彼等が先生を攫ったのは本当らしい、そしてまだ危害を加えていないことも分かり安堵した。

    しかしいつ先生に手を出すか分からない、早く助け出さないと。


    2回目

    dice1d100=93 (93)

    89以下の数値で成功判定

    90以上の数値で失敗判定


    5以下でクリティカル、次回以降の失敗判定1回分を打ち消し

    95以上でファンブル、敵体力10で戦闘開始

  • 53アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/13(日) 22:50:16

    失敗 

    とりあえずこの二人組からこれ以上聞けることはなさそうだ。
    その場を去ろうと歩く─
    ─ジャリッ

    足下からなったその音に私の心臓が跳ね上がる、それはガラス片を踏み割った音だった。
    廃墟なので足下に砂利やガラス片が散らばっている、2人に意識を向けすぎていてそれを失念していた。
    メンバーA「なんだこの音─誰だお前!?」
    メンバーB「その制服ヴァルキューレだな!?どこから入ってきた!?」
    マズいと思った直後にはもう敵に気づかれてしまった。
    アオバ「こうなったら力ずくで!」
    バレたのであれば仕方ない、すぐこの2人を片付けて増援を呼ばれないようにしなければいけない。
    銃を構え戦闘に突入する。

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 23:14:30

    さっそくか

  • 55二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 07:34:11

    とりまアオバが落ちるにしても今は早いからここは突破してほしくあるな…

  • 56アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/14(月) 14:06:30

    戦闘開始


    敵数5  アオバ体力2


    1ターン目

    dice1d100=63 (63)


    89以下の数値で成功判定、相手にダメージ

    10以下でクリティカル、ダメージ2倍


    90以上の数値で失敗判定、アオバにダメージ

    95以上でファンブル、次回🎲の目が120になる

  • 57アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/14(月) 14:19:29

    成功

    敵数5→4  アオバ体力2


    先制は私、遮蔽を使いながら接近し敵に散弾を撃ち込む。

    メンバーA「ぐわっ!?」

    私に近かった片方をまずは仕留めた。

    メンバーB「こ、こっちに近づくな!?」

    仲間がやられ怯えたもう片方がこちらに銃を向ける─



    2ターン目


    dice1d100=59 (59)


    89以下の数値で成功判定、相手にダメージ

    10以下でクリティカル、感覚が研ぎ澄まされる


    90以上の数値で失敗判定、アオバにダメージ

    95以上でファンブル、次回🎲の目が120になる

  • 58アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/14(月) 14:31:32

    成功
    敵数4→3  アオバ体力2

    ─遅い。
    相手がこちらに銃を撃つより先に撃つ。
    B「痛っ!?」
    顔に散弾を受けた敵が仰け反る、敵は反射的に引き金を引いたので弾が発射されるが狙いの定まっていない弾には当たらない。
    一方私は有効射程ではないので敵に致命打を与えるに至らないが、隙が出来れば十分。
    すぐに距離を詰め今度こそ致命の一撃を叩き込む。
    B「ぐはっ!?」
    散弾を受けた敵は吹き飛び倒れた。


    2人を倒し遭遇戦は終了したが─
    『なんだこの銃声は!?』
    『ヴァルキューレか!?それともうさ耳達か!?』
    当然銃声は聞こえているのでここに敵が集まってくる。
    戦闘はここからが本番だった。

  • 59二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 19:28:58

    保守よん

  • 60二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:00:21

    残り三人だがどうかね…

  • 61アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/14(月) 23:44:35

    3ターン目

    敵数3  アオバ体力2


    dice1d100=66 (66)



    89以下の数値で成功判定、相手にダメージ

    10以下でクリティカル、ダメージ2倍


    90以上の数値で失敗判定、アオバにダメージ

    95以上でファンブル、次回🎲の目が120になる

  • 62アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/15(火) 00:07:30

    成功

    敵数3→2  アオバ体力2


    敵モブ「2人をやったのは貴様か!?」

    近くにいたであろう敵が私を発見する。

    そしてすぐに発砲してくる敵、銃自体は浮浪者にしては良さそうな物を使っているが使用者自体の腕はそこまでのようだ。

    敵モブ「当たらな…くっ弾切れか─えっ?」

    アオバ「あなたは足止めに徹するべきでした」

    隙を晒した敵に対して即座に距離を詰める。

    味方がいない状態で残弾管理を怠った者に教訓と散弾を贈る。


    敵を倒した後増援が駆けつける前にその場を離れ先生捜索を続行する。



    4ターン目

    敵数2  アオバ体力2


    dice1d100=90 (90)



    89以下の数値で成功判定、相手にダメージ

    10以下でクリティカル、ダメージ2倍


    90以上の数値で失敗判定、アオバにダメージ

    95以上でファンブル、次回🎲の目が120になる

  • 63アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/15(火) 00:14:32

    失敗

    敵数2  アオバ体力2→1



    敵モブ「居たぞ!ヴァルキューレだ!」

    敵モブ「撃ちまくれ!」

    前方の廊下には複数人の敵が待ち構えていた。

    アオバ「くっ、動けないッ…」

    敵の制圧射撃によって遮蔽に釘付けにされてしまう。

    このまま後方から敵に挟み撃ちにされてしまえば勝ち目はない。

    何か手は─



    5ターン目

    敵数2  アオバ体力1


    dice1d100=9 (9)



    89以下の数値で成功判定、相手にダメージ

    10以下でクリティカル、ダメージ2倍


    90以上の数値で失敗判定、アオバにダメージ

    95以上でファンブル、次回🎲の目が120になる

  • 64アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/15(火) 06:30:55

    今日は遅くの再開です

  • 65二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 08:27:21

    おぉ、クリっておられる

  • 66二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 15:28:27

    急に輝くやん

  • 67アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/15(火) 20:31:25

    クリティカル

    敵数2→0

    【アオバ勝利】

    敵モブ「これでも喰らえ!!」
    敵が手榴弾を取り出す、その瞬間私は散弾の入ったマガジンを外しスラグ弾入りのマガジンを装填する。
    敵がピンを外しこちらに目掛け投擲する。
    私はその手榴弾に意識を集中させる、すると投擲された手榴弾の動きがスローモーションのように見えた。
    その手榴弾に向けてスラグ弾を撃つ。
    スラグ弾が手榴弾に命中、空中にあったソレを撃ち落とす。

    敵モブ「なっ!?」
    撃ち落とされた手榴弾は敵たちの近くに転がる。
    そこで今度は散弾の入ったマガジンに装填し直す。

    ─爆発、敵は退避したが煙で視界がふさがれている。
    そこに目掛けて走る。
    敵が闇雲に撃った弾丸が身体を掠めるが気にせず煙に飛び込む、煙を抜けた先で敵達が驚愕の表情をしていた。
    薙ぎ払うようにフルオートで散弾を撃つ。
    10発撃った時には敵は全員倒れていた。

    アオバ「はぁ…敵が手榴弾を投げてくれて助かった…痛ッ…」
    【箱舟】での戦闘を経験し得た物体の時間の流れがスローモーションで視認出来る力。
    手榴弾を空中で撃ち落としたのはその力があって出来た芸当、使うと頭痛がするのであまり使いたくない。
    一時は危なかったが、何とかこの場を切り抜けられた。

  • 68アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/15(火) 20:32:32

    敵モブ「うっ…なんて奴だ…こんなのがヴァルキューレにいるなんて…」
    …まだ意識のある敵がいるようだ、その敵の銃を蹴り飛ばし抵抗出来ないようにする。
    私はしゃがみ銃口を敵に向け言う。
    アオバ「先生はどこですか?」
    敵モブ「そ、そんなの言うわけ─」
    アオバ「─10発」
    敵モブ「は?」
    アオバ「マガジン内の残弾です、そして今からあなたに対して撃つ弾数です」
    敵モブ「お、お前本当にヴァルキューレか!?鬼畜め!?」
    犯罪者、それも非戦闘員である先生を人質に取る凶悪犯に何を言われても響かない。
    アオバ「それではいきます─」
    敵モブ「分かったッ!!言うッ!!言うから!!」
    協力的な人で助かった。
    そうして先生の居場所を聞き出し、そこに向けて走る。
    アオバ「先生、待っていてください!」

  • 69二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 23:07:47

    ある意味戦闘ボーナスも貰えたな

  • 70二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 23:27:02

    このレスは削除されています

  • 71アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/16(水) 06:57:58

    今日も遅くの再開です

  • 72二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 12:25:49

    保守小隊

  • 73二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 15:22:47

    とりま潜入に戻るのか、それとも敵は減ってるだろうから一つ分はカットか?

  • 74アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/16(水) 21:46:31

    ※クリティカルで終了しているので敵がアオバを恐れて戦おうとしない又は逃げ出したということにします。
    後はデカルトとの絡みだけです。



    アオバが去ったあと、その場に駆けつけた所確幸のメンバー達が惨状を目の当たりにする。
    敵モブ「おい!敵は誰だ!?何人いる!?」
    駆けつけた増援は意識のある味方がいたので問い詰める、先程アオバに脅され先生の居場所を吐いた人物だった。

    敗残モブ「敵はヴァルキューレ…数は一人だ…」
    敵モブ「何を言ってる?あの貧弱な装備をしたヴァルキューレ、それも一人に負けるわけがない」
    敗残モブ「冗談なんかじゃない!投げた手榴弾を撃ち返してきたと思えばイカれた銃で仲間を薙ぎ倒していったんだよ!?おまけに散弾10発撃ち込んでやろうか?なんて脅してきたんだ!アイツは悪魔だ!ヴァルキューレの服を着た悪魔だ!!」
    これだけの仲間を一人で制圧という時点で只者ではなく、仲間がかなり怯えている─恐怖が伝播し自分達はナニと戦っているのかと自ら恐怖を膨らませる。
    その後アオバの目的が先生であることを聞かされ、復讐を恐れてか建物から逃げると同時に所確幸から脱退するメンバーが出た。
    元々浮浪者同士で身を寄せ合う中で少しカリスマ性を持っていたデカルトの下に集まっただけの仲に過ぎない。
    脱退することに良心の呵責もなければ、それを止める者もいなかった。

  • 75二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 23:19:25

    まあデカルトが真面目にビビる様な存在が今先生の元へ来ては要るが…
    やっぱアオバはピン(たまに先生も一緒)だと何とかなるよな、……コレカヤが引き抜きに誘ってもアオバを上手く回す事はできないだろうな

  • 76二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 07:39:28

    先生の所は少し雰囲気ギャグよりな所にヤベェヤツが来るなコレ

  • 77二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 14:38:48

    期待の保守

  • 78アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/17(木) 17:04:31

    敵から聞き出した先生が居るという部屋の前に到着する。
    鍵を銃で撃ち壊しドアを蹴破る。
    アオバ「警察です抵抗は止めなさい!─ッ先生!」
    先生「"アオバ!来てくれたんだね!"」
    部屋の中にいたのは2人─先生と、先生に銃を突きつけている敵。

    アオバ「先生を離しなさい!」
    デカルト「こ、この状況が理解出来ませんか?!先生を解放して欲しくば我々の要求を飲む事です!」
    先生に銃を突きつけられている以上動くことは難しい。
    アオバ「…あなたは誰です?」
    自分でここまで低い声が出たことに少し驚いている。
    デカルト「わ、私はデカルト、所確幸のリーダーです」
    アオバ「要求は?」
    こちらから急かすような感じになってしまっている、感情をコントロールしきれていない、冷静にならねば。
    デカルト「ヴァルキューレによる我々に対する横暴をやめることと公園にいるうさ耳達を追い出すことの2つです」
    うさ耳達─おそらくRABBIT小隊のことだろう、そういえば廃棄品回収の際こちらを覗く浮浪者の姿が敵と似ていた。
    彼女達に廃棄品を独占されている事に対して怒っているのかもしれない。

    しかし横暴とはなんなのか?
    アオバ「横暴?なんのことです?」
    デカルト「とぼけないで頂きたい、あなた達ヴァルキューレが我々をここから追い出そうとしている件について今すぐやめてもらいたい!我々に罪はないのに!」
    アオバ「…あなた達に問題があるからではないですか?現に先生を攫ってますし」
    悪事を働いたからヴァルキューレが動いているはずだ。
    何もしていないのに追い出そうとなんてするわけがない。

  • 79アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/17(木) 22:16:20

    デカルト「話が通じませんね…自身の正当性を盲信するあまり盲目になっている」
    アオバ「なんですって?」
    デカルト「上司が、組織がそんな事するわけがないとそれ以上考えることをせずあなたは一方的に対話を拒否しているのです」
    誘拐の現行犯が何を言っているんだと思ってしまうが、一理ある。
    私は強制退去について、その経緯も聞かされていない。
    デカルト「うさ耳達も同じです、他人に迷惑をかけているとも考えずに自分の信じる正義を振りかざす、あのような力の使い方を分かっていない暴力装置に対してあなた達はなぜ手を貸すのか─」

    先生「"困ってる子を助けるためだよ"」

    【RABBIT小隊視点】

    先生『"困ってる子を助けるためだよ"』

    一方RABBIT小隊は現場近くで会話を傍受していた。
    先生『"いきなり学校が無くなって親しい人と離されて全員がそれを受け入れられるとは限らない、私は受け入れられない子達の助けになりたいからだよ、アオバもそうだよね?"』
    アオバ『…彼女達の抗議活動の仕方に関して言いたいことがたくさんありますが、ヴァルキューレという立場を抜きにすれば応援したくはあります』

    サキ「ふん、余計なお世話だ」
    ミヤコ「…綺麗事…ですね…」
    そんな綺麗事を下心なしに言える大人がどれだけいるか。

    デカルト『ええいっうるさい!そんなことよりあのうさ耳達を公園から追い出し我々に対する攻撃をやめさせなさい!先生がどうなっても良いのですか!?』
    怒った犯人が先生の腹にグリグリと銃口を押し付ける。
    ミヤコ「ミユ、狙撃の準備は?」
    ミユ『うん…いつでも行けるよ…』

    ミヤコ「execute」
    ミヤコが狙撃実行の指示を出す。
    ミユの放った弾丸はデカルトの眉間を捉える。
    撃たれたデカルトは反射で先生を撃つこともなく気絶した。

  • 80二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 23:08:12

    鎮圧完了か
    ミヤコは少しずつでも動かされてるねぇ…

  • 81アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/18(金) 06:58:06

    今日は遅くの再開です

  • 82二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 14:05:09

    とりまミッション完了か…

  • 83アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/18(金) 23:01:30

    私の頭の横を何かが通る、直後デカルトの身体が後ろに倒れる、眉間には弾丸が突き刺さっていた。
    アオバ「狙撃!?─先生大丈夫ですか?!」
    手足を縛られている先生を抱き外から見えないように物陰まで運ぶ。
    後方から弾丸は飛んできたので私と射線が被る先生は狙えないはず、おそらく狙いはデカルトだろう。
    先生「"ありがとうアオバ…助かったよ"」
    アオバ「…いえ、あの狙撃がなければ私にはどうすることも出来ませんでした」
    狙撃手はデカルトが撃たれたとき反射で発砲しないよう即座に意識を奪える場所を狙って撃った。
    私の銃は先生を巻き込むため撃てず更にデカルトに動きを警戒されていた、意識外からの一撃でなければ先生は無事では済まなかっただろう。

    しかし誰が撃ったのか?ヴァルキューレに応援要請はしていない。
    アオバ「もしかして…ミユ?しかし彼女は一人で動く人ではない…小隊全員で来ている?けど私達を助ける理由が分からない─いやそれより、先生ひとまずここを離れましょう」
    公園に戻ったあと軽く揺さりをかければ誰かしら反応するはずだ、答え合わせはそこですれば良い。
    先生「"分かった"」
    先生に怪我はなく走ったりするのも問題ないようだ。
    建物から避難した後一応ヴァルキューレに通報した、後は皆が彼等を捕まえてくれることを信じている。

  • 84アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/19(土) 06:39:28

    今日も遅くの再開です

  • 85二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 14:07:15

    期待の保守

  • 86二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 21:07:25

    保守

  • 87アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/19(土) 22:26:02

    【RABBIT小隊視点】

    遠くからサイレンが聞こえてくる、ヴァルキューレのパトカーだろう、ここにいるのが見つかれば面倒な事になる。
    ミヤコ「それでは帰投しましょう」
    サキ「…助けて良かったのか?」
    ミヤコ「…見捨てるのは正義に反していると思ったからです」
    実際はそれ以外に自分達を助けようとするお人好し達を見捨てるのは良心が痛むからというのもあった。

    ミヤコ(浮浪者のリーダーが言っていた言葉…)
    自らの正当性を信じるあまり盲目になっているという言葉、先輩達が連邦生徒会を襲撃するわけがないと今でも思っている。
    しかし真実を知ろうとせず目を反らし続けるのは、自らの理想とする正義とは離れている。
    ミヤコ「モエ、例の件について実際にあったのか調べてほしいです」
    モエ『あー、言われなくても自分で勝手に調べちゃった』
    ミヤコ「結果はどうでしたか?」
    モエ『まぁうん、結論から言うと本当みたい…』
    サキ「なっ!?」
    ミユ『えぇっ!?』
    ミヤコ「そんなッ…」
    それぞれの心の内にあった決意が揺らいだ瞬間だった。

  • 88二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:29:57

    見ちゃったか…

  • 89アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/20(日) 06:48:34

    今日も遅くの再開です

  • 90二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 14:41:25

    これならあのテントまでは時間の問題やな…

  • 91二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 20:29:10

    公式から同名の子が来ちゃった...

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 23:06:50

    >>91

    それは正直思ったけどこのスレ世界での二人のアオバの絡みが個人的に期待したい気持ちもある

  • 93アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/21(月) 01:14:26

    >>91

    >>92


    公式から同名の子来ちゃいましたね


    新キャラのアオバは不憫そうでかわいいですね(|)


    どこかで2人が出会う機会ができればなと思っております!

  • 94アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/21(月) 01:24:00

    再開

    公園に戻ってきた私と先生、そこにはモエしか居らずやはり先程の狙撃はミユによるものかと思いながらモエの下に向かう。
    アオバ「先程はありがとうございます」
    先生「"ありがとね"」
    先生の居場所を見つけてくれたことに対してお礼を言う。
    モエ「ステーキ弁当の為にやった訳で、お礼の言葉より報酬のステーキ弁当が欲しいんだけど」
    照れ隠しではなく純粋にそう思っていそうで私と先生は苦笑いする。

    アオバ「ところで3人はどこですか?」
    モエ「予想はついてるんじゃない?それで合ってるよ」
    アオバ「…3人にもお礼を用意しないとですね」
    少し心を開いてもらえたような気がして嬉しかった。

    モエ「なら今日はやめておいたほうが良いかもね」
    アオバ「なんでですか?」
    モエ「先輩方の悪事を知って落ち込んでるから、ミヤコとサキはせっかくの高級弁当の味も分からないくらい落ち込んでると思う」
    アオバ「悪事…あっ」
    FOX小隊による連邦生徒会襲撃事件、私の言葉を今まで疑っていたが自分達で調べて真実を知ったようだ。
    確かに私も慕う人が悪事に手を染めていたらショックで落ち込むと思う。
    アオバ「…私も今日は疲れたので明日渡しに来ます、お疲れ様です、皆さんにもそう伝えてください」
    モエは挨拶代わりに手をヒラヒラさせる。

    彼女達が落ち込んでいる事に対して、これがヴァルキューレへの編入を受け入れる機会になって欲しいのと、彼女達の頑張りがどうか報われて欲しいという2つの矛盾した考えを持っているのはおかしな事だろうか…。
    私も彼女達に少し絆されているようだ…。

  • 95二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 08:13:08

    このレスは削除されています

  • 96二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 14:31:33

    身長的に向こうは小さいだろうから、アオバの膝の上に座るアオバみたいな絵がありそうだな…

  • 97アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/21(月) 20:02:03

    公園を出て少しすると雨が降ってきた。

    アオバ「えぇ…今日雨降るなんて聞いてないですよ…」

    先生「"コンビニで傘買おっか"」

    近くのコンビニに傘を買いに入る、店内を物色していると店内に置いてある値引きシールが貼られた食品が目に入る。

    ラベルを見ると明日の早朝には消費期限が切れるようだ、これが彼女達の明日の食糧になるのだろうかとつい考えてしまう。


    先生「"買ってきたよ"」

    それは飾り毛のない透明なビニールの傘。

    アオバ「ありがとうございます先生」

    先生「"いやぁビニール傘ってつい溜まっちゃうよね、もう5本目だよ"」

    アオバ「それ浪費癖がある人の典型ですよ、それに5本は流石に多いかと」

    学校の問題を解決するために東奔西走する先生なので出来るだけ手持ちは軽いほうがいいのは分からなくもないが。


    先生「"あはは…治さないといけないとは思ってるんだけどね…─にしても雨酷くなってきたね"」

    アオバ「ですね、にわか雨だとばかり思ってたのですが」

    少しずつ勢いを増す雨、それを見てふとRABBIT小隊の事を思ってしまう、彼女達は大丈夫だろうかと。

    先生「"あの子たち大丈夫かな?"」

    先生も同じ事を思っていたようだ。

    アオバ「…様子見に行きますか?」

    先生「"そうだね行こうか─アレ?電話だ、もしもし─"」

    先生が電話に出る、相手は誰だろう?

    先生「"ちょうどアオバもいるよ─分かった2人でそっちに向かうね"」

    アオバ「私?どなたでしたか?」


    dice1d2=2 (2)

    1「"カンナから2人とも大丈夫ですか?って"」


    2「"カヤから2人とも大丈夫ですか?って"」

  • 98二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 23:10:14

    情報は早いな…

  • 99アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/22(火) 00:12:54

    カヤ「お足元の悪い中ご足労いただきありがとうございます」

    防衛室に足を運んだ私と先生。

    カヤ「2人をお呼びした件ですが本日浮浪者集団に先生が攫われアオバさんが救助されたと公安局から報告を受けまして、安否と事件の内容を確認したかった次第です、見る限り大事には至っていないようで安心しました」

    先生「"アオバのおかげで助かったよ"」

    カヤ「よろしければ事件当時のお話しを聞かせていただけますか?」


    先生が攫われた時の状況、私が駆けつけ先生を救助した時の状況を説明した。

    カヤ「公安局が駆けつけた時には集団は半壊状態リーダーも気絶しており、誰がこれを行ったかと思えばアオバさんだったのですね」

    アオバ「えぇ…まぁ…」

    リーダーのデカルトをやったのはおそらくRABBIT小隊なので全て私がしたわけではない、あの狙撃がなければ解決は困難だっただろう。

    カヤ「ヴァルキューレが苦戦していた集団を一人で片付けてしまうとは流石ですね」

    アオバ「お褒めいただきありがとうございます」

    カヤ「事件内容は把握しました、改めてご無事で何よりです、こちらとしても浮浪者集団を早々に追い出すことが出来て良かったです」



    dice1d100=52 (52)

    アオバの政治74以下の目でカヤの発言に違和感を持つ

  • 100二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 00:38:01

    すごいハラハラしながら見てる。

  • 101アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/22(火) 07:01:46

    今日も遅くの再開です。

    新イベの内海アオバがどんなキャラか楽しみです。

  • 102二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:34:31

    政治ダイスは成功か

  • 103アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/22(火) 21:24:25

    今のカヤ室長の言い方に違和感があった、『制圧』や『鎮圧』ではなく『早々に追い出す』と言ったことに対してだ。

    追い出す事が治安を守る為ではなく利益に繋がるような言い方に聞こえた。


    デカルトの話を信じるなら先に仕掛けたのはヴァルキューレで、その抗議(自分達の縄張りを侵害するRABBIT小隊の件も含める)として先生を攫った事になる。




    dice1d100=51 (51)

    74以上の目で不審に感じているのをカヤに悟られる。

  • 104アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/22(火) 22:02:10

    カヤ「アオバさんどうかなさいましたか?」
    アオバ「いえ先生を誘拐した凶悪犯が捕まり安堵しておりました」
    突然話しかけられ内心慌てる私、しかし平静を装い返答する。
    なぜだか心の内を悟られるとマズいと本能が警告していた。
    カヤ「そうですね我々も一安心です─ところで話は変わりますがお二人は彼女達とは上手くやれていますか?」
    カヤ室長は特に気にする様子はなかった。
    先生「"まぁそれなりに、かな?"」
    アオバ「そうですね…それなりに…ですね」
    カヤ「あまり進展がなさそうというのは伝わりました、それでもあなた達の思いはいつか彼女達に届くはずです」
    カヤ室長が立ち上がり私達に微笑みかける。
    カヤ「これからも彼女達の面倒を見てあげてください、よろしくお願いしますね」
    私にはその笑みが作り物にしか見えなかった。

  • 105二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:03:49

    カヤ、ダイスの結果とは言え嘘だろ…

  • 106二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:46:06

    どうなることやら

  • 107二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 14:43:12

    一回先生と二人だけで話した方がいいやろな…

  • 108アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/23(水) 22:24:54

    アオバ「はぁ~、疲れた…」

    部屋から出てしばらく歩いたところで大きく息を吐く。

    いきなりトップと会って話すのは精神的にかなり疲れる。

    それにあの人から感じた不穏な空気がどうも苦手だ、変に関わってしまうと大変な目に遭ってしまいそうで。


    先生「"アオバは偉い人と会うの苦手?"」

    アオバ「政治的な揉め事に巻き込まれたくないのが本音ですね」

    頭を使ったり偉い人に気を遣ったりするより身体を動かしていたほうが楽でいい。


    建物から出る、まだ雨は降っていた。

    この後用事はないが…カヤ室長の発言で感じた違和感について先生と共有しておくべきか?



    dice1d2=2 (2)

    1 先生と話し合う

    2 忙しそうなので今日は解散する

  • 109アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/23(水) 22:42:36

    アオバ「先生もしよろしければ─」

    私が話しかけようとした時先生のタブレットから着信音がなる。

    先生「"もしもし、うん分かったそっち向かうね─ごめんアオバ用事が出来ちゃった"」

    どうやら仕事の電話のようだ。

    アオバ「いえ構いません、お仕事頑張ってください」

    先生とはここで解散することになった。

    さて私はこの後どうしようかを考える─



    dice1d3=3 (3)

    1 RABBIT小隊の様子を見に行く

    2 カンナに会いに行く

    3 家に帰る

  • 110二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:45:40

    んー……良さげなダイスに止まらんね

  • 111二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:06:55

    これは…スペアと話すか、夢からヒントを得るのかね…?

  • 112二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:24:25

    どうなることやら…

  • 113二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:07:00

    夢はアレ以降まだだもんな…

  • 114アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/24(木) 16:43:25

    先生の誘拐事件という濃い内容の1日だった。
    雨も酷くこれ以上何処かへ行こうという気が起きなかった。
    RABBIT小隊の事は心配だが、彼女達は浸水対策をしていたし大丈夫だと信じ家へと向かう。
    家につき食事やシャワーを済ませベッドで眠りにつく─


    目を開く、そこは大雨が降る外。
    身体に絶えず打ち付ける雨、しかし当たった感覚や冷たさといったあらゆる感覚がない、またリアルな夢だ。
    しかしここは何処だと辺りを見回す、大雨で視界が悪い。
    後ろを見ると『私』がいた。
    アオバ「いや…Spare Key…久しく顔を見てないと思ったらいきなりなんです?」
    スペア「翌日彼女達は失意に沈む─抗わんとする意思はこの雨に打ち砕かれこの世界は道を閉ざす」
    アオバ「何を…言っているのです?」
    要領を得ない発言に困惑する。
    Spare Keyは私の質問を無視し前に歩き出す。
    私を無視する感じに苛立ちを覚えながら私は彼女を追いかける。

    少し歩くと3人の人影が見える。
    それはサキ、モエ、ミユだった。
    彼女達の目の前には壊れたテント─大事な物資をそこに置いていたのだろう、電子機器や弾薬はこの雨でダメになっているはずだ。

    3人の顔を覗く、泥まみれの顔には生気がなかった。
    失意に沈む、この事を言っているのだろうか?
    アオバ「…そういえばミヤコはどこですか?」
    この場にミヤコはいない、強い意志を持つ彼女はまだ何処かで抗っているはず。
    ミヤコを探すために公園を走り回る、すると─
    アオバ「っ!ミヤ…コ…」
    彼女は地面に蹲っていた、3人より一際汚れた服は必死にこの雨に抗ったのだろう。
    しかし結果は…非情だった。
    スペア「先生は間に合わず抗う意志を失った彼女達の心を救うことは叶わない、そして─」

  • 115アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/24(木) 16:45:37

    暗転…次の景色は何処かの屋内─
    カイザーのロゴが入った防護服を着たたくさんの兵士が誰かを取り囲んでいる。
    アオバ「アレは先生、キリノさんにフブキさん─カンナ局長っ!?その怪我はいったい?!」
    青痣と血まみれのカンナ局長が先生を庇うように前に立つ。
    それを鼻で笑いながら撃つ兵士、局長は碌な抵抗も出来ず地面に倒れた。
    他の2人も呆気なく制圧され無防備な先生だけが立っていた。
    たった4人、先生を含めないで3人に対してこの数の兵士は過剰戦力ではないか。

    スペア「ここにいるのはあなたに対抗するために用意された兵士─この場にあなたがいようがいまいが関係なく蹂躙される、これはこの先に待つ未来」
    アオバ「そんな…」

    スペア「─寝ている前にまずはRABBIT小隊を助けなさい、屋上でどちらを選ぶのかはその後です」

  • 116二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:05:15

    スペア側でもやっぱケイはブレねぇなぁ…

  • 117アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/25(金) 06:30:51

    今日は遅くの再開です

  • 118二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 14:07:36

    スペアの一声が入ったか…
    何かアリスとケイと違って絶妙な距離感してるアオバとスペアも何か良いな

  • 119二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 22:42:57

    hosyu

  • 120二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 23:12:18

    間に合うかね…

  • 121アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/25(金) 23:18:51

    夢から追い出され、目が覚める。
    時刻は0時を過ぎていた。
    カーテンを開け外の様子を見る、視界を遮るほどの強い雨が降っていた。
    時折雷も鳴っている、この天気ではあの夢は現実になってしまう。

    急いで着替え公園へと向かう。
    途中この天気でも走っている商魂逞しいタクシーがあったのでそれに乗せてもらう。
    ワイパーが限界の速度で動いて水を払っている、それでも視界は良くならない、運転手は速度をだいぶ落として走っている。
    焦る心を落ち着けながらある人にメールを送る、その人は助けてと言えば絶対に来てくれる人だ。


    目的地の公園にたどり着く。
    だいぶ時間はかかったが徒歩よりは断然良い。
    運転手にお礼を言いタクシーから出て傘を差す、差すまでの2〜3秒の間にけっこう濡れてしまった。

    RABBIT小隊が居る場所まで走って向かう。
    いつも野営している場所で彼女達は大雨による浸水の対処に追われていた。
    土嚢を積み、破れたタープを補修し、排水路に詰まった土砂をシャベルで掘り─
    サキ「くそっ!補修してる間に別の箇所が壊れて埒が明かない!」
    モエ「ああもう!爆薬と弾薬は諦めて通信機器だけでも」
    ミユ「防水シートが…もうないよ…」
    ミヤコ「ここの排水路の土砂を取り除いたら次は─」

    昨日雨が降り始めてから半日近く経った─その間ずっと対処して疲れが溜まっているのか動きは遅く顔色も悪そうだ。
    サキ「…チッこんな時になんだ、今忙しいんだ邪魔するな!それとも笑いに来たのか?」
    私に気がついたサキが苛立ちを私にぶつける。
    それを無視し私は近くに置いてあったシャベルを手に取り排水路へと向かう。
    傘を手放したことでまもなく全身がずぶ濡れになる。

  • 122アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/25(金) 23:25:51

    サキ「なっ!?おい何をしてる!?」
    まずは水を何処かに逃さないといけない、優先順位の高い排水路から取り掛かる。
    ミヤコ「…なぜ、なぜあなたは私達を助けようとするのですか?私達がここから居なくなったほうがあなたにとって都合が─」
    アオバ「あなた達が居ないと助けられない人がいる」
    ミヤコ「…えっ?」
    アオバ「私ではなくあなた達にしか助けられない人がいる、だからこんなところで躓いてもらっては困るんです」
    夢で見た未来の出来事─あそこで先生を、カンナ局長達を救えるのは私ではない、彼女達だ。
    そう、ヴァルキューレをたった4人で退けられる力を持つ彼女達にしか出来ない。
    私だけでは大切な人達を救えないその無力さに苛立つ、その苛立ちを力に変えてシャベルを動かす。
    私を見て唖然とする彼女達、しかしすぐに我を取り戻し自らの作業に戻る。

  • 123アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/26(土) 06:34:56

    今日も遅くの再開です

  • 124二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 14:10:46

    間に合ったならヨシ

  • 125二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 23:05:37

    アオバの一言はある意味今のウサギらのフォローになるやろなぁ…

  • 126アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/26(土) 23:05:41

    人手が増えたことで少しずつ対処出来るようになってきた、しかし人の未来は変えれても天気までは変えられない。
    いずれとある出来事が起こる、その時彼女達の心は折れてしまう─


    先生「"皆大丈夫!?"」
    そこに先生が来てくれた、タクシーの中で私が連絡したのだ。
    先生もすぐさまシャベルを持って作業に入る、力仕事は慣れていないのか覚束ないがその表情は真剣だった。
    サキ「あぁもう…使い方が下手くそだな、こうやって─」
    モエ「これなら機材も位置を移せそう、あそこのテント雷直撃しそうだし」
    ミユ「…これなら、浸水も抑えられそう…」
    ミヤコ「………」


    運命の時─

    雷がすぐ近くに落ちる。
    けたたましい音と強烈な光に耳と目がおかしくなりそうだ。

    モエ「うわっ!?─落ちた場所さっきまで機材と弾薬があった所じゃん…危なかった…」
    ミユ「危なかったね…」
    サキ「運び出す余裕が出来たから良かったが、そうでなかったらと思うとゾッと─」
    サキが私と先生を見る、バツが悪そうにそっぽを向いた。

    未だ雨は止まないが急ぎ必要な補修も終わり休憩出来るくらいには余裕が出来ていた。
    アオバ「間に合って良かった…」
    本来いつものように朝訪ねようと思ったのだが、Spare Keyにそれだと間に合わないと急かされてしまった。
    自身の怠惰のせいで彼女達の心が折れる未来があったのだと思うと罪悪感を感じてしまう。

  • 127アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/26(土) 23:21:24

    ミヤコ「…どうしてですか?」
    先生「"ん?"」
    ミヤコ「どうして2人は私達を助けるのですか?私達はあなた達にずっと酷い態度を取ってきたのに…」

    先生「"困っている生徒がいたら助けるのが私の仕事だから、あの時の恩も返さないとね"」
    アオバ「あなた達はあの時私と先生を見捨てませんでした、だから私も見捨てたく無かったのです」
    先生が人質に取られどうしようもなかった時に彼女達に助けられて思った、出来る限り助けたいと。
    アオバ「それにあの時の私や先生みたいにあなた達にしか助けられない人がいるからです、そんな人達の希望になって欲しいからです」


    ミヤコ「─心のどこかで私達のしていることは無駄なのかもしれないと思っていました」
    ミヤコが口を開く。
    アオバ「えっ?」
    ミヤコ「先輩達の行いを知った時だいぶショックでした、決意が揺らぐほどに」
    ミヤコが自身の弱さを曝け出す。
    ミヤコ「暗い気持ちの時にこんな雨が降り、何もかも全部流してくれたら諦めがつくかも、そんな風に思う私もいました─」

    ミヤコが立ち上がる、休憩を終え作業に戻るようだ。
    ミヤコ「私、もう諦めませんから」

  • 128アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/27(日) 07:04:08

    今日も遅くの再開です

  • 129二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:28:08

    ミヤコはレベルアップした!

  • 130二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 14:19:11

    何ならコレカルバノグ2章にも影響あるやろなぁ…

  • 131二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:09:46

    どうなるかね…

  • 132アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/27(日) 23:48:53

    ミヤコの決意を聞いて他の3人もやる気を出す。
    それから2〜3時間は経ったか、雨が止みようやく一段落が付いた。
    被害状況の確認の前にドラム缶風呂に入ることにした彼女達、半日以上冷たい雨に当たっていたので温かいお風呂の中はさぞ極楽だろう。

    実際4人とも意識が極楽浄土に旅立ちかけており、慌てて彼女達を起こす。
    アオバ「ちょっと皆さん、そこで寝ては風邪引きますよ」
    冷たい雨に長時間晒されているのでどの道ではあるが。
    なんとかお風呂から上がらせてちゃんとしたところで寝かせる事が出来た。

    アオバ「先生、ありがとうございます」
    忙しい中駆け付けてくれた先生には心から感謝している。
    先生「"この子達には助けられたからね、当然の事をしたまで─は、ハクションッ!!"」
    先生が大きなくしゃみをする、数時間雨に当たっていたら当然だ。
    まずは自分達の体調の心配をしなくてはならない。
    アオバ「私達も温かくして休まないとですね…今日くらいはこれ以上仕事しないほうが良いと思います」
    先生「"そ、そうだね、それじゃまたね…また困った事があったら言ってね"」
    アオバ「ありがとうございます」
    温かいお風呂と布団が恋しい、私も早く家に帰ろう。

  • 133二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:37:19

    ホントにそうやな…

  • 134二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 14:38:12

    今回の件はスペアに感謝やな…

  • 135アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/28(月) 16:44:14

    カヤ「…余計な事をしてくれましたね、あの2人は」
    大雨から2日後、カヤはFOX小隊にRABBIT小隊の状況を確認させていた。
    その報告はカヤのお気に召すモノではなかった。
    カヤ「2人とRABBIT小隊の間に確執が出来た時、または心が折れたところで私が手を差し伸べる、そういう計画だったのですが」
    2人が助けに入らなければ活動を続けることは出来なかっただろう、そこで彼女達を味方に引き込みたかったのだが本当に余計な事をしてくれたとカヤは苛立っている。

    RABBIT小隊はあの出来事で2人への心象が良くなったのか少し心を開くようになり、先生と愛宕アオバから食事を渋々受け取る姿も見られたようだ。

    カヤ「場合によってはあなた達を差し向ける必要がありそうですが…今はリンを支持している派閥の排除を進めましょう、来るD-dayの為に」
    ユキノ「判断を下すなら早いほうが良いと思う」
    RABBIT小隊が先生とアオバに完全に絆され説得出来なくなることを危惧するユキノ。
    カヤ「RABBIT小隊は出来るなら味方にしたいですが現時点で居ても居なくても計画に支障は無いでしょう、それより計画成功の為に盤石な態勢にしなくては、引き続きよろしくお願いしますね、一応愛宕アオバの調査は継続してください、高確率で敵対することになると思いますので」
    ユキノ「…了解した」

  • 136二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 20:44:23

    また怪しい動きをしおってからに……

  • 137二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:13:38

    まあ説得云々を狐らがしてもな所あるけどな…

  • 138アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/28(月) 23:35:56

    ここで一旦アオバがRABBIT小隊から受けた影響度を設定します。

    カルマ値のようなものでとある選択をする時の確率になります。

    進行次第で増減します。


    初期値50


    dice1d50=12 (12)

  • 139アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/29(火) 00:29:27

    【影響度62%】

    ヴァルキューレは財政問題や各校の自治権問題によって縛られ、思うように治安を守るという職務を行えない現状がある。
    正しい行いをすることが『そんな事』のせいでここまで難しいとは入学した頃は思ってもいなかった。
    そして時を経る毎に増える挫折、覚えていく妥協。
    財政的に厳しいから仕方ない、自治区に逃げられたから諦めよう、理由を付けて悔しさを紛らわせたり無力な現状から逃避することが当たり前になった。
    私の中の正義は『そんな事』を理由に諦めてしまう自分の弱い心によって歪められてしまった。

    RABBIT小隊を見ていると初心を思い出す。

    ─彼女達は今過酷な環境に置かれている。
    あの日の大雨のような試練がいくつも彼女達を待ち受けているだろう。

    どうかその志が綺麗なままで彼女達が『正義』を果たしてくれる事を期待している。

  • 140二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 01:41:27

    >>139

    これは増えれば増えるほどよい数値なのでしょうか?

  • 141二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 08:05:45

    まああの選択時のダイスで使われる可能性は高そう…

  • 142二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 14:01:35

    あーそれでか…

  • 143アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/29(火) 18:54:32

    >>140

    ネタバレにはなりますが。

    章の最後辺りで今後のストーリー展開、人間関係に関わる選択をすることになる予定ですが、RABBIT小隊に味方する確率になります。

    数字が高い程アオバがRABBIT小隊に味方する確率が高くなります。

  • 144二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:06:26

    真ん中辺りやから少し不安かね…

  • 145アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/30(水) 01:24:07

    大雨から数日、被害はそれなりにあったのでRABBIT小隊の皆の事が心配だったのだが、彼女達は強かであった。

    雨で使えなくなった銃器等をお金に変え、そのお金で補修を行っていたのである。

    腐っても鯛─使えなくなってもSRTの最新装備である、店側は修理して使えるようにすればいいのでそれなりの値で売れたようだ。

    RABBIT小隊の皆は引き続き私達の手は(出来るだけ)借りずに活動をしていくつもりのようだ。



    話は変わり最近子ウサギタウンで人を見かけることが減っていた。

    どうやら街の再開発を行うらしくカイザー系列の会社が住民を追い出しているようだ。

    それに抵抗していた浮浪者集団がいたのだが、私が先生を助ける為に結果半壊させ、ヴァルキューレがとどめを刺し消滅したことで彼等の懸念材料が無くなった。

    武力をチラつかせた強引な退去に抵抗する事なくそれに従う住民達。

    何とも気分が悪くなる話だ、力による強制退去の話もそうだし私がきっかけを作り出してしまったからというのもある。



    さて、そうなると困るのが毎日の食事だ。

    朝、子ウサギタウンに移動してそこで朝食、昼食を摂る。

    コンビニの弁当ばかりではどうも飽きるので商店街の店でも買っていたのだが、今はどこも閉まっている。

    どうしようかと考えていると─



    dice1d2=1 (1)

    1 バイトをしている生徒から声を掛けられた

    2 先生がいなり寿司を持ってやって来た

  • 146アオバ12◆i0ffLqeiLU25/04/30(水) 06:51:59

    今日も遅くの再開です

  • 147二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 14:05:19

    先生と同じくあの子からか…

  • 148二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 23:00:14

    いったい何者なんだ・・・・

  • 149アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/01(木) 01:55:51

    生徒「そこの警官さん、「おいなりさん」はいかがですか?」
    ポツンと一人、何かを売っている狐耳の生徒から声を掛けられた。
    何を売っているのかと思い近づいてみると、それは甘い出汁の香りがするいなり寿司だった。
    …こう言っては目の前の彼女に申し訳ないのだが、私の食事の候補には入らない物だった。
    周りには誰もいないのにめげずに売る様には少し同情はするが…。

    生徒「その顔、味の方を疑っていらっしゃいますね?ご試食いかがですか?今日は全然売れなくて捨てるのは勿体ないので1個差し上げます」
    顔に出ていただろうか?彼女からいなり寿司を差し出される。

    アオバ「すいません、では一つ─んッ美味しい…」
    油揚げの甘い出汁、酢飯の酸味が程よくマッチしかなり美味しい、あっという間に口から消えてしまった。
    いなり寿司がここまで美味しい物だとは思えたのは初めてだ。
    アオバ「こんな美味しいいなり寿司は初めてです、10個いただけますか?」
    同情ではない、素直にこれだけ食べたいと思える美味しさだった。
    生徒「ありがとうございます、「おいなりさん」の出来にはけっこう自身がありまして喜んでいただけて何よりです」
    アオバ「しかし勿体ないですね、これだけ美味しいいなり寿司を今まで見つけられなかったのもそうですが…」
    生徒「はい…再開発の件は聞いています、この調子なので近々店じまいしようと思っています」
    アオバ「…追加で5個ください」
    これは同情だ。
    生徒「ありがとうございます、お優しいんですね」
    せっかく美味しい物が見つかったのに、早速食べられなくなってしまうとなると、なんだか切なくなってしまった。

  • 150二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:08:35

    食いきれるのかアオバは…

  • 151二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 14:00:05

    15個については少し思った

  • 152アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/01(木) 22:43:24

    生徒「にしてもその量食べられますか?」
    アオバ「知り合いの方々にも分ける予定です」
    さすがにこの量は厳しいので先生とRABBIT小隊の皆に分ける予定だ、受け取ってくれるかはわからないが。
    生徒「もしかしてその知り合いって公園に居座っている生徒達のことですか?」
    アオバ「えっ…なぜそう思うのですか?」
    生徒「あなたとその生徒達がコンビニの店員から何か貰っているのを見た事がありまして」
    アオバ「あぁ、なるほど」


    生徒「─あなたは彼女達の事をどう思っていますか?」
    アオバ「どう…とは?」
    生徒「彼女達はヴァルキューレにとって治安を脅かすかもしれない存在です、実際一度公園を占拠して周辺に被害を出しています、ヴァルキューレであるあなたがなんで彼女達を助けようとしているのかなって思いまして」

    アオバ「彼女達はきっと私達─ヴァルキューレでは助ける事が出来ない人達を助けてくれる人になると思っています」
    私達の手は思ったより小さい、色々な事に縛られている私達では思ったように人を救えない。
    そんな手から零れ落ちてしまった人達を助けてあげられるのがSRTであり、彼女達はいつか本当の意味でSRTの生徒に成れると信じている。

  • 153アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/01(木) 22:51:30

    アオバ「それを自身の身勝手で駄目にしようとしているなんて勿体ない、私は助けるというより間違いを諌めている感じですかね」
    生徒「あなたはその子達のこと真剣に考えてくれているのですね」
    アオバ「本来そうするべき先輩達が問題起こして何処かに隠れているのが私としては許せません、だいたい大変な思いしているのに助けにも来ないなんて…」
    生徒「…そうですね、そんな人達は先輩失格ですね…」
    その時彼女の表情が悲しそうなモノに変わる。

    生徒「…そうだ、今日はこれ以上お客さんも来ないでしょうしもうお店閉めようと思ってたんです、これ捨てるの勿体ないのでサービスです、その子達に分けてあげてください」
    アオバ「あっこんなに…ありがとうございます」
    いなり寿司が買った数の倍になった。
    生徒「彼女達の事、よろしくお願いしますね」
    儚げに微笑み手を振る彼女、私はその人にお礼をしてその場を去った。

  • 154二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 23:06:55

    気付いてないから言える火の玉ストレートやん…

  • 155アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/02(金) 07:00:17

    今日も遅くの再開です

  • 156二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 14:30:21

    期待保守

  • 157アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/02(金) 21:50:54

    ユキノ「─ニコ、彼女はどうだった?」
    アオバが去り、物陰からそれを見ていたユキノがアルバイトの生徒─ニコに声を掛ける。
    ニコ「差し出された物を警戒せず食べる辺り、無力化するのは楽だと思うよ」
    ユキノ「そうだな、ヴァルキューレは警戒心が無さすぎる」
    ニコ「あの人の場合は人が良いっていうのもあるかも、食べるように誘導したのは私だし、それにあの子達の事を本気で気に掛けていたから」
    ユキノ「…私は嫌いだ、彼女も先生も」
    ニコ「えっと…あの人の言葉気にしてる?」
    ユキノ「違う…綺麗事ばかり言う人が気に入らないだけだ」
    ニコ「でも確かに私達はあの子達が大変な目に遭っているのを知っていて見て見ぬ振りをした、彼女に何か言う資格は私達にはないのかもね…」
    ユキノ「………」
    ニコ「…そろそろ行こっか」
    思ったより効いているのかもしれないと思いニコはそれ以上言及することはしなかった。

  • 158二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:12:45

    ヴァルのアオバは狐に対して言葉とメンタルの当たりは強いのかもな…
    この様子なら

  • 159二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 09:03:09

    複雑

  • 160二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 14:09:54

    アオバと狐らは直接会わせちゃダメな感じがするな…
    でないとアオバが対狐用の火の玉ストレート放つ存在になりかねないから…

  • 161二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:09:11

    ……そういや今カルバノグだからスルーしてたけどスペアがいる以上はアオバもデカグラ案件は絡むのかね…?

  • 162アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/04(日) 00:08:37

    >>161

    一応絡んでくる予定です

    デカグラマトン編もだいぶ先ですが出来ればと思っています

  • 163アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/04(日) 00:10:33

    公園に向かうとRABBIT小隊がいつものように拠点の整備や訓練に励んでいた。
    先生も居るみたいなので丁度いい、皆にいなり寿司を食べてもらおう。
    アオバ「おはようございます、いなり寿司いかがです?」
    先生「"おはよう、すごい量だね"」
    アオバ「半分はサービスで貰ったやつですが、一人では食べ切れないのでお裾分けです」
    先生「"それじゃ一つ─美味しい、こんなに美味しいいなり寿司初めてだよ、皆もどう?"」
    サキ「私達は間に合っているからいい─」
    モエ「いっただきま〜す」
    サキ「おい!出されたものを無警戒に食べるんじゃない、睡眠薬でも仕込まれていたらどうする?」
    モエ「この警官がそんな事すると思う?」
    サキ「…そういうわけじゃなくていつでも警戒心を持って行動しないと─」
    モエ「サキは要らないって言ってるからサキの分も貰うね」
    サキ「食べないとは言ってないだろ?!」

    ミヤコ「騒がしいですね─おや、いなり寿司ですか?」
    ミユ「あれ?サキちゃんと、モエちゃん固まってるけど…」
    先にいなり寿司を食べたサキとモエが難しい表情をしている。
    アオバ「えっ…もしかして美味しくないですか?私食べた時すごい美味しかったのですが…」

    サキ「いや…不味いわけじゃない…」
    モエ「むしろ美味しいんだけど、複雑って言うか…」
    ミヤコ「一ついただきます─おいしいですね…ただニコ先輩が作ってくれたいなり寿司の味を思い出します…」
    ミユ「うん、確かにこの味付け似てるね…」
    ミヤコとミユも複雑そうな表情でいなり寿司を味わっている。
    ミヤコ「先輩達は今どこで何をしているんでしょう…」
    いなり寿司の味が食べたことがある味だったので、彼女達はSRT時代の思い出や先輩達に対する疑念を思い浮かべているようだ。

  • 164アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/04(日) 06:43:34

    今日も遅くの再開です

  • 165二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 14:05:15

    思い出よりも疑念が先に来ちゃうか

  • 166アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/04(日) 21:37:55

    今のRABBIT小隊がFOX小隊に会ったらどのような反応をするのだろうか。

    再会を素直に喜ぶのか?より疑念を抱くのか?


    ただ彼女達がどう思うことがあろうと私やヴァルキューレ、連邦生徒会にとってFOX小隊は捕まえるべき悪だ。

    FOX小隊と戦闘になった際のことを考えてどのような戦い方をするのか、各隊員の性格や癖の類を聞いておきたいと思っているのだが─


    dice1d2=1 (1)

    1 一応聞いてみる(もしFOX小隊と戦闘になる際に有利な補正が付く)


    2 そんな空気では無さそうなのでやめておく

  • 167アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/04(日) 23:04:16

    アオバ「思い出に浸っている所すみません、あなた達の先輩─FOX小隊について聞いておきたいことがあるのですが」
    後輩である彼女達にしか分からない事も多い、事前情報はあればあるだけ良い。

    ミヤコ「─FOX小隊はキヴォトスで最も優秀な特殊部隊です」
    サキ「武力鎮圧に限れば他校でも優秀な治安部隊はそこそこ居るが、あらゆる状況下に対応出来る『特殊部隊』として右に並ぶ者は居ないだろう」
    ミヤコ「人質救助から拠点制圧、潜入に破壊工作等─SRTに求められる能力全てを有している部隊と言えます」
    アオバ「なるほど…部隊全体で見れば隙が無いと…各隊員についてはどうです?」
    モエ「ミヤコが言ってたニコ先輩は、『お母さん』って感じ?常に周りを気にかけている人だったよ」
    ミユ「私も先輩に助けられたなぁ…それでいて作戦では冷静で、すぐ慌てちゃう私とは大違い…」
    サキ「勝手に凹むな…、物資の管理とか作戦中の冷静な判断で部隊全体を支えてたりするから縁の下の力持ちって言葉が似合うな」
    目に見えるカタチでの活躍は少ないが、部隊への貢献度は大きい…と、なかなかに厄介そうだ。
    ミヤコ「次は─」


    そうして部隊全員のポジションから使用武器、戦い方を聞くが…
    アオバ「…誰にも隙がない…」
    個人で見ても欠点らしいモノは見当たらない。
    FOX小隊はお互いの欠点を補い合っているのではない、お互いの長所を高め合っているのだ。
    故に付け入る隙がない、最も優秀と言われる理由が分かった。
    一人の時に遭遇したら過程は違えど結末は決まったようなモノだろう。
    まるでキツネに狩られるネズミのような気分だった。

  • 168アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/05(月) 06:56:16

    今日も遅くの再開です

  • 169二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 14:33:12

    有利な補正付くとは言え情報的には厳しい要素が多いな

  • 170二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:05:52

  • 171アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/05(月) 23:49:37

    彼女達から情報を聞いた後はいつもと変わらない時間が流れる。

    先生の護衛が終わったら家に帰り食事をしシャワーを浴び眠る、そして翌日同じ事を繰り返す、最近はそんなルーティンだった。
    ただ今日は少しそのルーティンが崩れることをなる。


    スペア「明日あなたは選択をすることになる」
    それは夢の中でのこと、久しぶりにSpare Keyに会う。
    アオバ「…そういえば先日はあなたのおかげで助かりました、ありがとうございます」
    スペア「一方は探求者、もう一方は共犯者」
    せっかくお礼を言ったのに無視する辺り普段通りの彼女でイラッとする。

    アオバ「相変わらずあなたはあなたで安心しました…その探求者と共犯者とは?」
    スペア「理想とする正義を求める者と同じ道を歩むのか、正義を裏切ってまで愛しい人の味方をするのか─後悔しない選択をしなさい」

    彼女の言葉、それは今の平穏が崩れる合図だった。

  • 172二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 07:45:35

    ついに彼処にたどり着いたか…

  • 173二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 14:48:36

    あのダイスが振られるのか…

  • 174アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/06(火) 21:59:57

    夢から覚める、相変わらずSpare Keyの言葉は要領を得ない。
    探求者と共犯者─度々見る屋上の夢に関係があるのだろうか?
    そして今日その選択をすることになるとSpare Keyは言った。
    RABBIT小隊が何かをしようとしている?
    しかし突然何かするほどの様子は今まで見られなかった。
    警察学校に潜入なんて余程の事がないとしないし今の彼女達にはリスクが大きすぎる。

    何が彼女達をそうさせるかの原因も分からない。
    とりあえず普段と同じように接しつつ怪しい動きがあれば制圧する、そうしよう。



    公園に着き彼女達に一人ひとりに挨拶する、返事も様子もいつもの通りで挙動不審な様子はない。

    アオバ「おはようございます、特に変わりはありませんか?」
    ミユ「おはようございます…今日は晴天、静穏です…朝食は、もやし弁当です…じゃんけんに負けたので…」
    アオバ「…変わりないようでしたら大丈夫です」
    怪しい動きがないかの判断材料に最も適しているミユも普段通りな辺り彼女達からアクションを起こすとは考えづらかった。

  • 175アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/06(火) 22:45:32

    先生「"おはよう、今日はいい天気だね"」
    モエ「先生も警官も飽きないよね、人の生活監視して何が楽しいんだか」
    アオバ「監視されると何か不味いことでも?」
    サキ「覗かれるのが嫌だって言っているんだ、それも毎日」
    アオバ「仕事なので仕方ないでしょう─ん?」
    サキのヘルメットに何やら赤い点が見える─
    アオバ「伏せて!」
    私はサキに飛びかかり地面に押し倒す、直後風切り音が鳴る。
    サキ「うわっ!?なんだいきな、り?」
    アオバ「狙撃です!皆伏せて!先生も!」
    あの赤い点はレーザーサイトの照準による光。
    皆が即座に警戒態勢に移る。

    ミユ「そ、狙撃!?ど、どうしよう!?」
    サキ「この口径…対物ライフルだ…、一体どこの誰だ!?」
    サキが穴を見て驚く、確かに穴が大きい。
    この口径の威力ではヘルメットも意味を成さないだろう。
    ミヤコ「あれは…ヴァルキューレ?」
    アオバ「えっ?!」
    遮蔽から外を覗くとヴァルキューレの制服を着た生徒が盾を構えあらゆる方向からこちらに迫ってくる。
    モエ「ねぇ!これどういう事!?」
    アオバ「わ、私には何がなんだか…」
    モエから睨まれ困惑する私、何でヴァルキューレが奇襲を仕掛けてきたのかなんて分かるはずもなかった。
    ミヤコ「この様子だとアオバさんは何も知らないようですね…」
    カンナ『公園を不法占拠する者達に告ぐ!武器を捨て大人しく投降しろ!』
    先生「"この声…"」
    アオバ「カンナ…局長?」
    そこで私は知る、平穏を壊しに来たのはヴァルキューレだと。

  • 176二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:02:48

    この様子ならアオバ以外のあの部隊のメンツも向こうかね…

  • 177二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 07:33:22

    カンナが来ちゃた♡してきたか…

  • 178二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 14:53:32

    >>177

    雰囲気はそうじゃないけど大体あってわいる…

  • 179二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:59:46

    公安局も投入されてきた感じかな

  • 180二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:04:17

    ここでアオバがカンナへ何か疑えれば良いが…

  • 181アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/08(木) 00:35:58

    アオバ「本当に訳が分からない…あなた達私の居ない間に何か─」
    サキ「してない!」
    モエ「…どうする?2人を人質にして包囲突破する?それとも爆弾で全部吹き飛ばす?」
    何やら物騒な解決案が出てきた。
    ミヤコ「そうした場合ヴァルキューレに大義名分を与えてしまいます、『先生と仲間を人質にした犯罪者達を制圧した』と」
    先生「"私とアオバを出しに使おうとしてる感じがする、でもカンナってそんな事する子だとは…"」
    アオバ「そうです!何かの間違いです!」

    カンナ『聞こえなかったか?大人しく投降しろと言っている!』
    拡声器を持ったカンナ局長がこちらに向け強い口調で投降を呼びかける。
    サキ「そっちから攻めてきたくせに何言ってるんだ!返り討ちにしてやる!」
    モエ「いざとなったら諸共吹き飛ばしてやる!」
    ミヤコ「落ち着いてください、向こうも先生とアオバさんが居る限り無闇に攻撃は出来ないはずです」
    ミユ「で、でもこのままじゃ…」
    そう、このままではいつか制圧されてしまう。
    その過程で流れ弾が先生に当たってしまえばヴァルキューレの責任問題にもなる。
    この状況は誰にとっても好ましくない、そして誰のためにもならない。
    私は─

  • 182アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/08(木) 01:12:45

    アオバ「私が説得します!」

    遮蔽から身体を出し防衛陣地の外に出る。

    レーザーサイトの光が一斉に私の身体に照射される。

    先生「"アオバ!危険だ!"」

    先生の警告を無視して私はカンナ局長に向けて歩く。

    アオバ「カンナ局長!これはどういうことですか?」

    カンナ「先程言った通り公園を不法占拠している犯罪者を制圧するためだ」

    サキ「お前らの上司がここにいて良いって許可したんだぞ!今更何言ってるんだ!」

    カンナ「勘違いするな、処分が保留になっただけで許可はしていない、その処分を今言い渡しに来たところだ」

    アオバ「それにしたっていきなり武力行使はあんまりです!」

    カンナ「ならここから出て行けと言われてお前達は大人しく出ていくか?」

    沈黙、カンナ局長はこれを否定と見た。


    カンナ「説得に応じないと分かっているなら始めから武力を用いた方が効率が良い、何日も公園に居座る不法占拠者を制圧、過激なデモ活動の鎮圧と言う大義名分がこちらにある」

    アオバ「だとしても一度警告するべき─」

    カンナ「愛宕アオバ、只今を以てRABBIT小隊の監視の任を解く」

    アオバ「カンナ局長─」

    カンナ「以上だ、下がれ」

    取り付く島もないその様子に私は─


    dice1d2=1 (1)

    1 苛立ちから銃を向けてしまった 影響度dice1d30=29 (29)


    2 カンナ局長の前に立ち塞がる 影響度dice1d10=1 (1)

  • 183アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/08(木) 07:18:50

    今日も遅くの再開です

  • 184二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:48:35

    わーお、ヤバいぜ

  • 185二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 14:47:59

    影響度91はファンブルじゃなきゃあのルートになりそうやな…

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 23:09:47

    フルオート散弾をブッパはロックやな…

  • 187二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 23:38:27

    >>185

     62+29=91…か…


    >>186

     過去スレを読み返してきな、トぶぞ。

  • 188アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/09(金) 06:02:04

    更新出来ずすみません…
    今日は更新出来るように頑張ります

  • 189二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 07:41:34

    お疲れ様です…

  • 190二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 09:00:22

    >>190get


    >>188

    次スレの準備が先やね

  • 191二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 14:20:34

    確かにそろそろやな…

  • 192アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/09(金) 23:03:23
    【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女愛宕アオバPart13|あにまん掲示板【あらすじ】RABBIT小隊と少しずつ打ち解けていくアオバと先生。ある日突然カンナが制圧部隊を引き連れRABBIT小隊を捕まえようとする。警告もせず武力行使をしようとするカンナを説得しようとするが話を…bbs.animanch.com


    次スレになります!

    いつも見ていただきありがとうございます!

    紛らわしくなるといけないので、少しタイトル変更しています。

    まさか同じ名前の生徒が公式から出るとは思いませんでした…

    内海アオバも可愛いですね、いつか2人が出会うストーリーが書けたらなと思います!

  • 193二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:59:03

    >>192

    立て乙


    ……そういえば>>175の「サキが穴を見て驚く、確かに穴が大きい。」ってどこに開いた穴を描写しているんですか?

  • 194アオバ12◆i0ffLqeiLU25/05/10(土) 06:24:55

    >>193

    指摘ありがとうございます、確かに「何」に穴が空いているのかの描写がありませんでしたね…すみません


    近場にある木や置いてある物資辺りに空いたのかな、と自己補完していただけると幸いです

オススメ

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