- 1122/03/25(金) 22:20:14
- 2122/03/25(金) 22:21:11
紹介が終わった後は質疑応答を設けて、しばらくしたら物語の肝となる部分のネタバレありバージョンでの紹介もしたいと思っています。というのもこの作品は序盤だけ読んだ人と、全部読んだ人とでは評価に差がでるからです。ネタバレくらっても構わないという方だけお読みください。
- 3122/03/25(金) 22:22:06
前置きが長くなってしまいましたがプレゼンを始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。 - 4二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 22:22:23
888888
- 5122/03/25(金) 22:23:27
- 6122/03/25(金) 22:24:31
あらすじ
川で溺れて死んだ男は、気づけば異世界で生まれ変わっていた。
現世で冷たい家庭に育った主人公は、あたたかい家庭に生まれ落ち、
地球とは少し違う世界を楽しみながら育ってゆく。
だが、生まれ育った国は内憂と外患によって滅びようとしていた。
普通より少し頭がよく、決断力のある主人公が、自分の居場所を作っていく物語。
注意:
魔法などの幻想的な要素は登場しません。
主人公は特異な技能をもたず、超能力等特異な技能を持った人物も登場しません。 - 7122/03/25(金) 22:26:44
はい…あらすじだけじゃ異世界転生ものだということくらいしかわかりませんね(笑)
ご存知の方もいると思いますが、累計ランキング237位の『亡びの国の征服者』という作品です。 - 8122/03/25(金) 22:28:04
順位が十分高いと感じる方もいると思いますが、私の中では他作品と大差をつけての不動の一位(同率1位は複数存在)なので低すぎると思っていたのでこの場を借りて紹介させて頂きます。
- 9122/03/25(金) 22:30:00
それはさておき、今回は
Ⅰ. 世界観の説明
Ⅱ. 物語の概要
Ⅲ. 魅力①
Ⅳ. 魅力②
Ⅴ. 魅力③
の5部編成で紹介させて頂きます。(まだ最後の方は用意してないのであとで増えるかもしれません) - 10二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 22:30:46
わーいぱちぱちー
- 11122/03/25(金) 22:31:07
世界観ないしは物語を説明するにあたり、序盤に明かされる内容を多少ネタバレしますのでご了承下さい。もちろんはじめに言った通り特大のネタバレはしませんのでご安心を。既読の方も例の事は絶対にばらさないで下さい。お願いします。
- 12二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 22:32:25
小説家になろうで面白い小説を探してたから助かるわ。
- 13122/03/25(金) 22:33:39
- 14二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 22:34:55
このレスは削除されています
- 15122/03/25(金) 22:37:22
Ⅰ.
主人公が転生するのは地球とほとんど同じ形をした世界です。その世界にはクラ人とシャン人という異なる人種が存在します。クラ人は俗に言う”人”であり、シャン人は”エルフ”です。
シャン人は、成長が遅く(中世の世界で80歳位が平均寿命)、耳の上側を覆うように毛が生えていて耳が長くなっています。そのためなろうでよく見るエルフとは異なります。 - 16122/03/25(金) 22:41:50
見た目は似通ってますが、二つの人族の間には子供が生まれないので完全に異なる種族です。
シャン人は過去に大国を築きましたが、複数の小国に分裂してクラ人にスカンジナビア半島(北欧の国々)にまで追いやられ、現在はキルヒナ王国とシヤルタ王国の2国にまで数を減らしてます。文明は中世程度で、クラ人の文化圏では銃が発明され、いよいよ戦争で勝てなくなってきたという時代背景です。
この種としての絶滅に瀕したシャン人のシヤルタ王国に主人公は生まれます。 - 17122/03/25(金) 22:44:33
Ⅱ. 物語の概要
主人公はホウ家(この国では武力は将家、政治は魔女家、と完全に分離しています。ホウ家は将家の一つです)に生まれます。父親のルークは跡取りでなかったため、自身の性に合う牧場を経営していました。
書籍版の一巻の範囲では、転生から牧場での平穏な暮らし、ホウ家のお家騒動、そして騎士院への入学が描かれます。 - 18122/03/25(金) 22:46:58
お家騒動のあたりでは、隣国のキルヒナ王国が攻められており戦争の暗い雰囲気がどことなく漂いますが、一巻の終盤(web版3章)からにかけては呑気な学生生活が始まるため、戦記を期待して読み始めた人は、戦争は…?と、ぽかんとすると思います。かくいう私もそうでした(笑)。
しかし、この数年間の平和な学園生活が物語に深みを作り出すので、ここで読むのをやめるのはもったいないです。
再び戦争が本格的に近づく7、8章辺りまで読んでからでも遅くないでしょう。 - 19122/03/25(金) 22:47:43
話がそれましたが、第一部のメインは忍び寄る十字軍(クラ人国家の連合軍)の侵攻から、どのようにして滅びゆくシヤルタという国、シャン人という種を守るかです。主人公のユーリは自身にとって大切な人達を守るために行動を開始します。
- 20122/03/25(金) 22:49:58
Ⅲ.
一つ目の魅力はつくりこまれた世界観です。
まずこれを見て下さい。
黄金の夜明け前~畏歴二千年前史~ 上 まえがき この本の試みの主旨は、畏歴二千三百年を記念し// 無料オンライン小説ですncode.syosetu.comこれは周辺諸国の国の成り立ちを書いた同作者の歴史書です。まだほとんど登場していない国の分もしっかり成り立ちが書かれています。ここからも伺えますが、戦争の背景やら内部事情やらが相当に練られています。
- 21122/03/25(金) 22:51:21
また駆鳥や王鷲といったファンタジー生物もいますが、魔法も使えないため妙なリアリティがあります。私はこの生物と人間の関係というか、作品の雰囲気というかが、上橋菜穂子さんの『獣の奏者』に近いと思ってます。そんななろうでは珍しい世界観が魅力です。
- 22122/03/25(金) 22:55:20
Ⅳ. 魅力あふれる”生きた”登場人物達
まず主人公の前世はポスドクで、企業相手に裁判をおこすほど行動的です。なろうの主人公で、チートの力なしにここまで信頼感をもてる頼りがいのある主人公はいないでしょう。学園では起業して紙や印刷を開発したりと、典型的な知識チートっぽくなりますが、この主人公なら確かにできそうだなと思わせられますし、過剰な賞賛やらがないので不快感はなかったです。石油をほりすすめていたことがさらっと流されていたりします。 - 23122/03/25(金) 22:56:23
またミャロやシャム、イーサ先生などの知的な人物も数多く登場し、それぞれが主人公に感銘を受け、与え、劣等感を抱えながらも尊敬して協力したりと、人としての意思が読み取れます。
序盤にドッラというDQNが登場しますが、信じられないくらい成長します。本当にいいキャラです。
私はスズヤさん(主人公の母)が一番好きです。第3話の「スズヤの生活」を読んでみてください。スズヤさんの性格といい、与える愛情といい、言葉に言い表せないくらい好きです。 - 24122/03/25(金) 23:04:58
Ⅴ. 怒涛の展開
なんといってもこれは外せません。私は第8~10章あたりの内容で山場もしっかりあり、大満足だったのですが、13章での展開はゆうにそれを超えてくるくらい苛烈で衝撃的でした。ここから第一部の終わりまでずっと面白くて感動もしてとにかく最高でした。語ろうにも展開を隠してうまく言える気がしないので、読んで理解してもらった方がはやいと思います。 - 25122/03/25(金) 23:14:19
はい。
長くなりましたが以上です。
プレゼンとしてこの文量は多すぎたな…と改めて見返して反省しています。
まあ、半分自己満足のようなものなので、途中で読むのやめた人がいても仕方ないかな、と思う程度です。
繰り返しになりますが、ゴリゴリの理系の私がかいた拙い文章ですが、少しでも興味を持って頂いた、この作品を楽しむことが出来た、などがあれば幸いです。
有り難うございました。 - 26122/03/25(金) 23:23:08
- 27二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 07:07:15
前評判だと鬱っぽいからキツそうだな