【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は5

  • 1五寸釘25/04/09(水) 21:14:47

    個性名【呪い】
    木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。
    しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求める呪いの大きさに応じてある存在(これに関しては物語中で公開します)に相応の代償を払う必要があり、これは呪いを使った瞬間強制的に払わされる。
    一方でこの力は呪い(まじない・祝福)として他者の幸福のために使うこともでき、その場合はAFOの勝利を願うなど、善良な者に害を与えるまじない以外は相応の代償を払う必要なく使うことができるが、この個性を持っているオリキャラちゃん本人はまだこのことを知らない。

  • 2五寸釘25/04/09(水) 21:17:13

    オリキャラちゃん詳細


    名前→釘貫 百合(くぎぬき ゆり)

    個性→>>1参照。

    身長→178cm

    髪の色→黒。

    髪の長さ→前髪ぱっつんでロングで腰ぐらいまでの長さ。

    髪質→ウェーブ。

    普段は髪を→おろしてる。

    顔立ち→美人系。

    目は→垂れ目で左青右白のオッドアイで縦長瞳孔。

    πは→Bカップ。

    制服の露出は→下にタートルネックとかを着込んで控えめ。スカートもほかの子より長くて黒タイツ着用。

    ヒーローコスチューム→fateのエリセが着てる貫頭衣みたいな衣装(黒インナーと10分丈スパッツ着用。髪はおろしてる)

    普段着は→袖がゆるゆるなネックセーターとロングスカート

    両親は→神社の神主夫婦。

  • 3五寸釘25/04/09(水) 21:20:31
  • 4五寸釘25/04/09(水) 21:22:25

    延命保守

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 21:30:33

    立て乙

  • 6二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 21:54:14

    乙〜
    ちなみにスレ貼りは ?res=数字 の部分を消せばサムネになるはずだよ

  • 7二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 22:17:51

    保守ー

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:04:08

    埋めー

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:05:17

    うっかりの前に埋め

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/09(水) 23:05:36

    10!
    百合ちゃん元気になーれー

  • 11五寸釘25/04/09(水) 23:46:37

    >>6

    マジすか!?ちょっと試してきますね!

  • 12五寸釘25/04/09(水) 23:52:36

    >>6

    やってみたらできました!ありがとうございます!

  • 13五寸釘25/04/10(木) 01:06:34

    今日はここまでで終わせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 14二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 08:13:22

  • 15二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 17:21:48

    保守

  • 16五寸釘25/04/10(木) 19:55:52

    ~~放課後、保健室にて~~

    ミッドナイト「お待たせ釘貫ちゃん。今日は私が送るわよ!」

    百合「ミッドナイト先生…!
    今日は相澤先生じゃないんですね」

    ミッドナイト「相澤君は今日忙しいから、私が代わりよ」

    笑顔で部屋に入ってきた彼女の姿に、ベッドで勉強していた百合も笑顔になって言葉を返す。

    百合「すみません。お手数おかけしてしまって…」

    ミッドナイト「いいのよ。ほらはやくはやく!」

    百合「あぁはい!」

    百合は彼女の言葉に申し訳なさが混じった笑顔を浮かべて言うが、彼女は笑顔でそう返し、百合は少々慌てながらも明るい表情で支度を済ませるのであった。

  • 17二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:41:26

    先生達百合ちゃんをよろしくね……

  • 18五寸釘25/04/10(木) 23:18:34

    ~~その後、ミッドナイトの車内にて~~

    ミッドナイト「そういえば釘貫ちゃん。ヒーロー名は決まった?」

    百合「あ…ごめんなさい。提出忘れてました…」

    彼女の言葉に百合はしまったという顔をし、申し訳なさそうにそう返した。

    ミッドナイト「じゃあ、名前自体は決めてある?」

    百合「はい。実は…あの授業の時にはもう決めてたんですけど、この名前にした理由が理由だったので発表できなくて…」

    ミッドナイト「あー…たしか相澤君からあの話を聞く前だったわね…
    どんな名前にしたの?」

    困ったような表情でそう言う百合に、彼女は微笑んで名をたずねる。

    百合「英語の【ブレッシング】(blessing)です」

    ミッドナイト「意味は【祝福】ね」

    百合は微笑みながら名を答え、彼女も笑みを浮かべたままそう返した。

  • 19五寸釘25/04/10(木) 23:18:48

    百合「はい。…私に憑いている存在は、確実に私の個性に関わっています。
    でも…私はこの個性を…その存在からの呪いではなく、祝福と思いたいんです。
    …そう思いたいって、だけなんですけどね…」

    百合は笑みを浮かべたまま肯定を返した直後、顔を引き締めて命名理由を話し、最後に不安の混じった微笑みを浮かべてそう告げる。

    ミッドナイト「良い名前じゃない。
    …大丈夫。貴女もみんなも、絶対守りきるからね」

    百合「…はい…」

    彼女は百合の話を聞いてもその笑みを崩さず、そう返しながら隣の彼女の頭を片手でそっと撫でた。
    すると、彼女の表情からは不安が消え去り、彼女は純粋な微笑みを浮かべてそう返すのであった。

  • 20五寸釘25/04/11(金) 00:26:03

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 08:08:55

    百合ちゃんええ子や……

  • 22二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 16:53:39

    ☆ゅ

  • 23五寸釘25/04/11(金) 21:45:53

    ~~翌日の休日、百合の部屋にて~~

    昼過ぎのこの時間。百合は自室で勉強机の椅子に座り、考え事をしていた。

    百合(…見た目が怖いだけならそれでいい。
    でも、もし本当に恐ろしい存在だとしたら…
    ……なにかされたはずのラグドールさんは元気そうだったけど、私を心配させないように隠してる可能性も…
    …『私が姿や名前を知ってしまったらまずい存在』の可能性がある以上、自分で調べるなんて真似もできない。
    ……とりあえず、明日からみんなは職場体験だから、私は捕縛布の訓練だろうし…今日はゆっくり休んで明日に備え…)

    「百合ー!相澤先生から電話だよー!」

    百合「ぁ、はーい!」

    その時であった。
    自分を呼ぶ母の声が聞こえ、彼女は立ち上がって移動する。

    百合「もしもし、お電話変わりました」

    相澤『ああ、釘貫か。明日からのことで話しておかなきゃならんことがあってな。今良いか?』

    彼女は母から自宅電話の受話器を受け取り、話し始めた。

    百合「はい。捕縛布の訓練でしたよね?」

    相澤『そのことなんだが…体育祭で緑谷とあたってた、普通科の心操って覚えてるか?紫色の髪の毛の』

    『あつらえ向きの個性に産まれて!!望む場所へ行ける奴らにはよォ!!』

    百合「…はい」

  • 24五寸釘25/04/11(金) 21:46:04

    彼の言葉を聞いた直後、彼女の脳裏に体育祭での心操の様子が過る。
    ステージとあの席は距離が離れている関係上、普通の声量の会話は聞き取れなかったものの、その叫びが聞こえた彼女は彼が個性のことで悩んでいるということを理解し、『その結果尾白達を個性で無理矢理騎馬にした』と正確に予想することができた。
    その際、出久が彼に怒気を孕んだ声で叫び、直後に動きが止まったという出来事も見ており、出久が叫んだ部分だけは聞こえていたため、『個性を発動するためになにか怒らせるようなことを言った』という予想もできていたが、同時に『そんなことをしてしまうほど彼は悩んでいるのだ』と理解していた。
    故に彼女は、『彼の悩みを聞いて支えてやれないだろうか』と考えていたのだ。
    彼女は彼の様子を思い出しながら、静かにそう返した。

  • 25五寸釘25/04/12(土) 00:36:18

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 08:46:00

    ほーしゅっしゅっしゅっしゅ
    (保守)

  • 27五寸釘25/04/12(土) 16:44:00

    これから今日の分投下していきますね!

  • 28五寸釘25/04/12(土) 19:12:34

    相澤『あいつにはヒーロー科編入の話があってな。急ですまんが、明日からお前とあいつの二人に教えることになった。
    んで、お前があいつにあれを隠す時、苦労すると考えて、「機動力を向上させる方法について相談を受けた結果、俺が捕縛布の扱いを教えることになった」という嘘を考えてみた。
    俺は担任の立場で、お前は俺が受け持ってるクラスの生徒だ。これなら違和感も少ないと思うんだが…まあ、そっちで別のもんを考えてもいい。
    ギリギリになってもいいんでその時までに教えてくれ。合わせる』

    百合「わかりました」

    相澤『伝えるのが遅くなっちまってすまんな。
    「心操もこれに参加する可能性がある」と、早めに伝えるか迷ったんだが…』

    百合「…大丈夫ですよ。わかってます。
    …早めに伝えることで、私がその日から職場体験の日まで、『心操さんを巻き込まないように』と、ずっと考え続けないようにしてくださったんですよね…?」

    彼女は引き締まった表情でそう応えたあと、彼の言葉を受けて微笑みながら優しい声色で問い掛けた。

    相澤『ああ。職場体験の期間中は、ずっと心操と同じ場所で訓練することになるからな。
    その際、お前はどうしてもそう考えちまうだろうし、あんまり早く伝えようもんならその日からずっと考え込んじまうと思ってな。
    お前に精神的な負荷が掛かる期間を無駄に伸ばしちまうのは避けるべきと判断した。
    で、ここからは明日の登校時間についてだが…俺はあいつらを駅まで見送らにゃならん。
    遅刻扱いにはしねぇから、HR開始の時間から20分程度遅く来てくれ』

  • 29五寸釘25/04/12(土) 19:12:48

    百合「20分程度ですね。わかりました」

    相澤『最後に、今釘貫が使ってる携帯で、連絡に使えるメールアドレスは持ってるか?』

    百合「ああはい。今後はそれで連絡を?」

    相澤『そうだ。今回話したことは改めてそちらに送っておく。
    誤魔化し方についてもそれで送ってくれ。
    「こんな誤魔化し方はどうか」と相談してくれても構わない。抱え込むなよ』

    百合「……はい」

    百合は再び微笑み、優しい声色でそう返すのであった。

  • 30五寸釘25/04/12(土) 20:08:35

    ~~後日、駅にて~~

    相澤「全員コスチューム持ったなー?
    本来なら公共の場じゃ着用禁止の身だ。落としたりするなよ」

    芦戸「はーい!」

    相澤「伸ばすなッ。『はい』だ、芦戸」

    芦戸「はい…」ショボ…

    相澤「くれぐれも、体験先のヒーローに失礼のないように。じゃあ行け」

    A組一同「「「はい!」」」

    ~~解散後~~

    出久「飯田君!…本当にどうしようもなくなったら言ってね」

    お茶子「うんうん」コクコク

    出久「友達だろ…?」

    飯田「……ああ」

  • 31五寸釘25/04/12(土) 21:44:32

    ~~その後、演習場入り口にて~~

    相澤「よし、これで揃ったな。行くぞ」

    心百「「はい」」(はい!)

    彼は学校に戻ると同時にA組教室で待っていた百合にこの場へ来るよう連絡して心操と百合の分の捕縛布を取りに行き、百合はその間に演習場へ到着。
    その後彼も到着し、校長室で待っていた心操を根津経由で呼び出し、結果心操が最後に到着することとなった。
    そして三人は演習場に入り、特訓が始まる。

  • 32五寸釘25/04/12(土) 23:22:47

    今日はここまで終わらせたいと思います!
    よければ明日も見に来てください!

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 08:05:01

  • 34五寸釘25/04/13(日) 15:34:59

    このあと今日の分を投下しますね!

  • 35五寸釘25/04/13(日) 17:29:32

    ~~訓練中の演習場にて~~

    心操(…そういやぁ、自己紹介とかやる間も無く始まったが…なんであいつも捕縛布を?)

    入場後、二人はそれぞれ自分の分の捕縛布を渡され、着け方と使い方の基礎を教わり、それを身体で覚えるためにひたすら繰り返していた。
    そんななか、彼はこの状況に違和感を感じており、動作の感覚を覚えながら考える。

    心操(名前は…釘貫だったか…?
    あいつも参加するって伝えられてなかったことに関しては、『捕縛布を教えるのにそんなこと関係ないから』。とか考えられるが……あいつの個性って片手が埋まってたよな?
    相性悪い気がするんだが…『それでも教わりたいから』ってだけか?
    まあ、今はこっちに集中し…しまった!)

    百合(!?)

    その時、彼は操作を誤り、隣で前方に向かって伸ばされた百合の捕縛布の方に自身の捕縛布を伸ばしてしまい、先の方で絡まってしまった。

    心操「すまん!釘貫…で合ってるか?」

    百合「あぁはい。釘貫百合です」

    相澤「集中しろ。休んでる暇ねぇぞ」

    心百「「はい!」」

    その様子を後ろで見ていた彼がそう告げ、二人は急いで解きにいくのであった。

  • 36五寸釘25/04/13(日) 19:24:05

    ~~その後、演習場にて~~

    相澤「今日はここまで。あとは適当な場所で着替えて帰れ」

    百心「「はい!」」

    下校時間であることを確認した彼が訓練の終了を告げたことで、二人は捕縛布を彼に返却して帰り支度を始めた。

    百合「心操さん」

    心操「なんだ?」

    百合「…いつでも相談してくださいね」

    心操「!?……考えておく」

    相澤の指示で荷物を全て持ってきていた二人はそれを持ち上げる。
    そして、心操が着替えに行こうとしたその時、百合は彼を呼び止め、微笑みながらそう告げた。
    彼女の言葉の意味を彼は理解し、動揺しつつも言葉を返す。

    心操「…釘貫」

    百合「はい」

    心操「あー…いや、なんでもない」

    百合「わかりました」

    その後、彼は少し歩いたところで振り替えって名前を呼び、気まずそうな顔でそう言った。
    そんな彼の言葉に、彼女は笑みを浮かべたまま返すのであった。

  • 37五寸釘25/04/13(日) 22:17:58

    ~~訓練二日目、演習場にて~~

    百合の心.中はとても穏やかなものであった。
    訓練期間に入る前は『なんとしてでも隠さなければ』と身構えていた彼女であったが、初日の訓練終了後、心操に自身の状態に関する情報が一切渡っていないことに気付いた彼女は同時に『この状態ならそこまで身構えなくてもいい』ということにも気付き、その結果『これなら心操を支えてやれる!』となり、彼に声を掛けたのだ。
    しかし、訓練中はそのことに気付いていなかったため、操作ミスこそしなかったものの、完全に集中できていた時間が長かった心操と比べると技量が劣っていた。
    二日目である今日この日は初日の基礎を用いた応用編であったが…

    百合「うわぁ!?」

    技量が劣っていたことが災いし、本日の訓練ス タート一発目から自身の捕縛布で自身を雁字搦めにしてしまった。

    心操「!?…大丈夫か?」

    百合「…た、助けてください…」

    隣でまだ実践する前だった彼は彼女の悲鳴を聞いて驚き、バッと彼女の方を見て声を掛ける。
    しかし、彼女は自分でほどけないレベルで動けなくなっており、倒れたまま困った表情で二人に助けを求めた。

    相澤「待ってろ。今ほどいてやる。
    悪いが心操も手伝ってくれ」

    心操「えっ、俺異性なんですが…」

    相澤「釘貫には悪いが、二人でやった方が早いんだよ。早くほどけばそれだけ訓練のタイムロスがなくなる。
    お前がこうなったらこいつと俺でほどくぞ」

    心操「わかりました…」

    それを二人の後ろで見ていた彼が百合に近付きながらそう告げ、その言葉に心操は『いや指導してる相澤はともかく同級生の自分は手伝っちゃいかんでしょ』ということで戸惑うが、彼の言葉に覚悟を決めてそう返した。
    その後、百合は二人にほどいてもらうことで解放され、そもそもの難易度が高いことで心操が自身を雁字搦めにしてしまうこともあったが、無事相澤と百合に救出されるのであった。

  • 38五寸釘25/04/13(日) 23:50:41

    ~~心操解放中にて~~

    百合「…」ホバクフイジイジ

    拘束心操「それにしても、イレイザーはよくこれを使いこなせましたね…
    イレイザーが六年も掛かって習得した物を…俺なんかが本当に扱えるようになれるんですか?」

    百合「六年!?」

    拘束心操「?そっちは聞いてなかったのか?」

    百合「初耳です…そんなに掛かってたんですね…」

    相澤「俺は0から独学で六年だ。ノウハウがあるのと無いのじゃ違う。
    …俺やお前のような人間はなぁ、いざって時、一人でどうにかできなければ死ぬだけだ。
    言った通りに練習しろ。
    …俺は、無駄なことに時間を掛ける人間じゃない」

    彼女にこの言葉を聞かせた場合、その心に対し、更に負荷を与えてしまう可能性があることを彼はわかっていた。
    だが、彼の個性には心操同様、物理的な攻撃力がない。
    心操と彼は同じ立場であるが故に、心操が将来死.なぬよう、捕縛布の扱いを完璧に覚えることの重要さを説かなければならなかった。
    彼は心を鬼にしてそう告げ、心操を拘束している捕縛布をほどくことで彼を解放した。

    百合(もっと…強くならないと…!)

    彼が解放されたことを確認し、元の位置に戻った彼女は、その言葉を聞いたことで改めて『絶対にみんなを守る』という強い意志を胸に、自身が身につけている捕縛布を強く握り締めるのであった。

  • 39五寸釘25/04/14(月) 00:49:14

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よければ明日も見に来てください!

  • 40二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 08:12:38

  • 41二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 17:11:03

    (๑ •̀ω•́)۶ファイト!!

  • 42五寸釘25/04/14(月) 19:35:36

    これから今日の分を投稿しますね!

  • 43五寸釘25/04/14(月) 20:02:08

    ~~夕方の学校内。仮眠室にて~~

    塚内「突然お邪魔して悪かったね。オールマイト」

    オールマイト「いぃや構わないさ塚内君。
    で、なにかわかったのかい?」

    塚内「USJを襲撃した奴らのなかに、君が撃退した、脳無と呼ばれる敵がいただろう?」

    オールマイト「あの手強かった奴か…」

    塚内「その脳無のDNAを検査してみたんだ」

    オールマイト「DNA検査?」

    塚内「ああ。操作協力を依頼してるでもないし、情報漏洩になるが…君には、伝えなくちゃと思ってね。黒幕への手掛かりだ」

    オールマイト「!」

    塚内「専門施設で、脳無を調べさせてわかったことなんだが、奴は口がきけないとかじゃない。
    何をしても無反応。文字通り思考停止状態。
    奴の素性だが、障害恐喝の前科持ち。ただのチンピラであることがわかった」

    オールマイト「それが…黒幕への手掛かりだと」

    塚内「よく聞いてくれ。報告によると、このチンピラの身体には、全く別人のDNAが、少なくとも四つ以上混在している」

    オールマイト「四つ以上のDNAが混在…人間かそれ?」

  • 44五寸釘25/04/14(月) 20:03:23

    塚内「全身薬物等で弄くり回されているそうだ。
    安っぽい言い方をすれば、複数の個性に見合う身体に調整された、改造人間。
    脳の著しい機能低下は、その負荷によるものだそうだが、まあ本題は、身体の件よりDNA。個性の複数持ちの方。
    …DNAを取り入れたって、馴染み浸透する特性でもない限り、個性の複数持ちなんてことになりはしない。OFAを持った君なら、わかるだろう。
    恐らく、個性を与える個性を持つ者がいる」

    オールマイト「!?…まさか…!」

    塚内「…状況から見て、そう考えるのが妥当だと思う。…だからこそ、君に伝えなくちゃと思ったのさ」

    オールマイト「……再び動き出したのか……あの男が…!」

  • 45五寸釘25/04/14(月) 21:00:25

    ~~その日の夜。百合の部屋にて~~

    百合(?なんだろう?)

    彼女が明日の訓練に向けてイメージトレーニングをしていたところ、携帯の通知音が鳴り、彼女は携帯を確認する。
    すると、画面に表示されていたのは相澤からのメール通知であった。

    相澤『明日からの登下校についてだが、俺が送り迎えすることになった。家の前で待っててくれ』

    百合(…?…私の精神状態を考えてこうなったのかな…?)

    彼女はそのメールを読んだあと、少し考えて首を傾げながらも返信を送るのであった。

  • 46五寸釘25/04/14(月) 21:05:09

    >>43

    すいません誤字ってました!

    ここの障害恐喝の部分は『傷害』恐喝ですね。

    脳内変換しといてください!

  • 47五寸釘25/04/14(月) 23:46:32

    ~~訓練三日目の朝。百合の自宅前にて~~

    相澤「釘貫、こっちだ」

    百合「先生…本当に来られたんですね…」

    相澤「詳しい話は中でするぞ。早く乗れ」

    百合「あぁはい…!」

    あのあと、百合はメールで教師陣が学校に来る時間に合わせて待ち合わせることを指示され、今までよりも早い時間に家を出た。
    すると、家のすぐ近くで待っていた彼が彼女に声を掛ける。
    その光景に困惑する彼女に彼は再び声を掛け、彼女は彼の車に乗り込んだ。

    ~~その後、車内にて~~

    相澤「突然すまんな。心操の登校時間もまだ先だ。着いたら保健室で寝てていいぞ」

    百合「はい。……あの…」

    相澤「なんだ?」

    百合「…今日から『こうなった』理由って、私が聞いても問題ありませんか?」

    雄英高校に向かう途中、彼女は困惑した表情で彼にそう問い掛けた。

    相澤「ああ。…実は、俺達教員でお前を護衛することになってな」

  • 48五寸釘25/04/14(月) 23:46:46

    百合「護衛ですか…?」

    その言葉を聞き、彼女は険しい表情で返す。

    相澤「USJでの襲撃、覚えてるだろ。
    あれを指示した黒幕が、お前を狙っている可能性がある」

    百合「!?」

    相澤「そいつは『個性を奪う個性』を持っていてな、お前の個性は極めて特殊だ。
    USJの時にはお前の個性を把握していなかった可能性が高いが、体育祭は全国中継。
    それをそいつが見ていた場合、その仕組みがわからずとも、お前の個性が特殊で強力なものということは一発でわかる。
    そうなれば、お前の個性が狙われる可能性が高い」

    百合「だから護衛を…」

    相澤「ああ」

    百合「……早く、強くならないとですね…」

    相澤「…お前が送迎理由について考えすぎないよう伝えただけだ。あまり気負うな。
    今回の奴らは結局のところ、ただの敵だ。
    最終的に物理攻撃でどうにかできると確定している以上、俺達がブチのめせばいい。
    お前は余計なことを考えず、あいつらに追いつくことだけを考えろ。
    お前らのことは俺達が必ず守り抜く。いいな?」

    百合「…はい…!」

    険しい表情で呟く彼女に彼はそう告げた。
    彼女はその言葉に、『一秒でも早く強くなる』という強い意志の籠った表情で返すのであった。

  • 49五寸釘25/04/15(火) 00:33:44

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 08:20:04

    保守

  • 51二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 17:24:53

    焦らずな百合ちゃん

  • 52五寸釘25/04/15(火) 20:18:09

    ~~その日の訓練後、演習場にて~~

    心操「…釘貫」

    百合「はい。なんでしょう?」

    彼は着替えに行こうとする彼女を呼び止め、彼女はその声に振り向いてそう返した。

    心操「あー、よければ連絡先を交換しないか?」

    百合「!はい、ぜひ!」

    相澤は訓練中、二人が話すことで心操に百合の状態を少しでも悟られぬよう、休憩時間は必要最低限の頻度且つ極々短時間のものにしていた。
    だが心操は訓練中、隣の百合の様子が昨日の訓練時よりも更に真剣になり、鬼気迫るものに感じたため、訓練初日に感じた違和感を再び感じていたのだ。
    そしてその時、彼は初日の訓練後、彼女が微笑みながら告げた言葉を思い浮かべたことで、『そんな言葉を掛けてくれた彼女になにかあったのか』と心配していた故に声を掛けた。
    彼女はその言葉に、『連絡先の交換によって距離が縮まることで彼を支えることができる確率が上がる』と考え、彼女は明るい表情でそう返すのであった。

  • 53二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 05:26:39

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 14:14:35

  • 55五寸釘25/04/16(水) 20:19:36

    ~~その後、談話室にて~~

    訓練後。二人は着替えのために校舎へ向かったが、その後着替え中の百合から相澤にメールが届いたことで相澤、百合、ミッドナイトの三人はこの部屋に集まっていた。

    ミッドナイト「釘貫ちゃん、話ってなにかしら?」

    百合「…私に、鞭の扱いを教えて下さい…!」
       
    その部屋には横長のテーブルを挟んで向かい合う形でソファーが置かれており、百合の向かいには二人が座っている。
    そしてミッドナイトが百合に微笑みながらそうたずねると、彼女は一呼吸置いて顔を引き締め、真剣な表情でそう告げた。

    「「…はぁ…」」

    相澤「…予想はしてたが…」

    ミッドナイト「やっぱりね…」

    この部屋に集まる前、百合からのメールの内容を共有していた二人はその言葉を聞いてため息を吐き、げんなりとした表情でそう呟く。

    百合「…相澤先生から、ミッドナイト先生は鞭を使っていると教えていただきまして……捕縛布と一緒に、私も鞭を扱えるようになりたいんですが…だめでしょうか…?」

    ミッドナイト「…釘貫ちゃん。私も相澤君から連絡があったから、貴女がそのことを教えてもらったのは知ってるけど…貴女は今、捕縛布を教えてもらってるでしょ?
    その扱いが難しいのはわかってるでしょうけど…どうして、そんな難しい捕縛布と一緒に、鞭も扱えるようになりたいの?」

    二人の様子に不安そうな表情でそう話す百合に、彼女は微笑みながらたずねた。
      
    百合「…USJの時、私は…クラスの皆さんを守れませんでした。
    霧のような敵の個性を、私の個性なら、発動前に止められたはずなんです。
    …でも…私が止められなかったから、友達が怪我をしました。友達が殺.されるところでした」

  • 56五寸釘25/04/16(水) 20:20:40

    彼女は少しばかり視線を落とし、暗い表情でそう告げ、静かに頭を下げてこう続けた。

    百合「…お願いします。みんなを守りたいんです。
    相澤先生にほかの戦い方も教わる場合、捕縛布の練習時間がそっちに割かれて中途半端になってしまいます。
    相澤先生がお忙しくて教えられない時に、ミッドナイト先生が都合の良い時に、ほんの少しずつで構いません。
    …私の個性が狙われていると考えた場合、みんなを巻き込まないために転校すれば、そっちの学校の人が狙われる可能性がありますし、自主退学を選んでも、それでこの個性が奪われてしまったら、何が起こるかわかりません。
    なので、私はここに残るのが一番だと思っています。
    でも…それでみんなが傷付くのは嫌なんです。
    いざという時は…個性を使ってでも、みんなを守るつもりです。
    …お願いします。私が強くならないといけないんです。
    …私に、みんなを守れる力を下さい」

    ミッドナイト「…わかったわ。教えてあげる」

    百合「!」

    ミッドナイト「ただし!…貴女はまだ子供で、守られる立場よ。『無茶はしないで』」

    百合の言葉を受け、彼女は険しい表情で静かにそう返す。
    その言葉に表情が明るくなり、バッと顔を上げた百合に、彼女は険しい表情のまま、改めて個性の使用禁止を告げた。

    百合「…でも…」

    相澤「釘貫。お前が言おうとしてることはわかる。
    …だが、もしそれでお前が死.んだとしたら、そのあと『お前がいることで助けられたかもしれない者達』はどうなる?」

    百合「…」

  • 57五寸釘25/04/16(水) 20:20:53

    相澤「俺達は人間だ。助けられる範囲は限りがある。
    だが、俺達はそれでもなるべく多くを救えるよう、いつも最善を模索している。
    独りで全てを救おうとするな。俺達を頼れ。
    さっきミッドナイトさんが言ったし、俺も前に言ったが、お前はまだ子供だ。守られる立場だということを忘れるな。
    お前に個性を使わせるような事態には絶対させん。
    仮にそうなったとしても、お前らのことは俺達が必ず守り抜く。『無茶はするな』」

    彼女の言葉に再び表情が暗くなり、そう返す百合に、彼は静かに告げる。

    ミッドナイト「…死.んだらそこで終わりよ。抱え込まないでね」

    百合「…はい…」

    彼女はソファーからゆっくりと立ち上がり、百合に近付いてその頭をそっと抱きしめた。
    彼女は百合の頭を抱きしめたまま、片手で優しく撫でながら穏やかな声色で言葉を掛ける。
    そして、百合は二人の言葉と彼女の行動に再び安心することができたのか、微笑みながらそう応え、彼女に撫でられ続けるのであった。

  • 58五寸釘25/04/16(水) 22:33:17

    ~~その後、相澤の車内にて~~

    相澤「すまん、釘貫。またお前に抱え込ませてしまった」

    百合「いえ、気にしないでください。
    先生は私が考え過ぎないようにと伝えて下さったんですから。
    ……絶対強くなります。一秒でも早く」

    相澤「ああ」

    相澤(こいつが本当に個性を使わんよう気を付けにゃいかんな…)

    引き締まった真剣な表情で前を見ながら『強くなる』と言った百合を横目でチラリと見て、彼は危機感を覚えながら車を運転し続けるのであった。

  • 59五寸釘25/04/16(水) 23:06:21

    ~~その日の夜。百合の部屋にて~~

    百合(?)

    彼女が明日の訓練に向けてイメージトレーニングをしていたところ、携帯の通知音が鳴り、彼女は携帯を確認する。
    すると、画面に表示されていたのは出久からの連絡であった。

    百合(座標?でも店があるような位置じゃない…まずい!)

    彼女がその詳細を見ると、そこにはどこかの位置情報だけが載っていた。
    それを見た彼女はその場所でまずいことが起こっていると確信し、護衛されることになった関係で本人から教えてもらった相澤の番号に急いで電話を掛ける。

    百合「先生、緑谷さんが危険です…!」

  • 60五寸釘25/04/17(木) 00:09:59

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 61二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 07:25:28

  • 62二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 15:03:51

    ほし

  • 63五寸釘25/04/17(木) 20:20:46

    ~~翌朝、相澤の車内にて~~

    百合「先生、昨日のことですが…」

    彼女は不安そうな表情で切り出す。
    相澤に出久から来たメールの内容を伝えたあと、彼女はあまりの心配に捕縛布のイメージトレーニングどころではなかったのだ。

    相澤「緑谷のほかに飯田と轟もいたそうだが、全員無事だそうだ」

    百合「!そうでしたか……よかったです」

    百合は飯田と轟の二人もその場にいたということに驚きつつも、全員が無事であることを聞いたことでほっとして微笑む。

    百合「……」

    相澤「眠れなかったのか?」

    百合「…寝ようとは…したんですけど…」

    その後、彼女は安心感からウトウトとし始め、それを横目でチラリと見た彼は静かに声を掛けた。

    相澤「無理もない。着くまで寝てろ」

    百合「…はぃ…」

    彼は昨晩、『自身のもとに出久の情報が届くのはかなり遅くなるだろうし明日の訓練に響くから寝てろ』と百合に伝えていたが、『百合なら寝なかったりそもそも寝れなかったりする可能性もある』と考えていたため、彼女がメールの送り主である出久への心配であまり眠れなかったことを理解してそう返す。
    彼女は彼の言葉を受けてゆっくりとドアにもたれかかり、すぅすぅと寝息をたて始めるのであった。

  • 64二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 22:27:17

    ほし

  • 65五寸釘25/04/17(木) 23:43:03

    ~~その日の訓練後、演習場にて~~

    心操(…このあとは毎回着替えてるし、向こうの帰りの時間延ばすのもあれだったからとりあえず連絡先を交換したわけだが……今考えるとあれナンパみたいだったな…
    いやまあ、俺は今別の科だから、あいつになにか聞くならそれはそれで交換しておいた方がいいんだが…どうするかな…
    普段関わりの無い俺がいきなり『なにかあったのか?』とか送ったらドン引きされる可能性があるし、練習中は話せる時間が無い。
    『一緒に帰ってその時に聞く』なんて方法もあるが…そもそもいきなり『一緒に帰ろう』と誘う時点でドン引きされるかもしれない。
    だが接点を作らないことには始まらないしな…
    …あいつは今日も昨日みたいな感じだったし、駄目元でも試してみるか…?)

    百合「あの…どうかしましたか?」 

    そうして悩んでいる彼の様子を見たことで、彼女は心配して声を掛ける。

    心操「!あー…」

    心操(とりあえずやってみるか…)

    心操「…よかったら一緒に帰らないか?」

    百合「あー…ごめんなさい。今日から学校でやることがありまして…
    職場体験中は無理そうです…」

    彼女に声を掛けられたことで内心驚きながらも彼は誘いを掛けた。
    しかし、彼女は申し訳なさそうな表情でそう返す。

  • 66五寸釘25/04/17(木) 23:43:21

    心操(!しくじったか!?それとも本当に用事か!?)

    百合「あっ!でもいつでも連絡してくださいね!?大丈夫ですから!」

    心操「そうか…わかった」

    心操(…引かれてるわけではなさそうだな…)

    彼女はその言葉の直後、慌てた様子でそう続けた。
    そんな彼女の様子に内心焦っていた彼も安心し、平静を装いながら言葉を返すのであった。

  • 67五寸釘25/04/18(金) 00:29:05

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 68二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 07:26:15

    手探りコンビかわいいな

  • 69二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 16:51:29

  • 70五寸釘25/04/18(金) 20:54:04

    ~~その後、校長室にて~~

    百合「…そういうことなので、少し避難を…」

    根津「わかった。しばらくゆっくりしてくといいよ」

    百合「すみません…」

    根津「気にしなくていいよ。
    ほら、煎餅とかもあるからゆっくりしていきなさい」

    百合「ありがとうございます…」

    百合は申し訳なさそうな表情で先ほどの心操とのやり取りと、帰り道で彼にエンカウントすることを避けるための時間稼ぎが必要なことを説明する。
    校長である根津は彼女のことを快く受け入れ、彼女は申し訳なさが混じった笑顔を浮かべてそう返した。
    その後、二人がソファーで茶を啜りながらこの時間をゆっくりと過ごしていると扉がノックされる。

  • 71五寸釘25/04/18(金) 20:54:28

    根津「入っていいよ」

    ミッドナイト「失礼しま…ああ、いたいた。
    釘貫ちゃん。教える準備ができたから、明日の放課後からできるけどどうする?」

    百合「!ぜひお願いします!」

    ミッドナイト「わかった。相澤君と打ち合わせしてくるわね」

    百合「はい!」

    微笑みながらそうたずねる彼女に、百合は引き締まった真剣な表情で返した。
    彼女が笑みを浮かべたままそう告げると、百合もそのままの表情ではっきりと応える。
    百合は二人の打ち合わせの終わりをゆっくりと待つのであった。

  • 72五寸釘25/04/18(金) 22:47:17

    ~~四日目の訓練後、別の演習場にて~~

    百合「先生!お待たせしてすみません」

    ミッドナイト「待ってたわよ釘貫ちゃん!
    …はいこれ!私が使ってる鞭の予備!」

    心操の目を盗み、こっそりと演習場に来た百合は彼女の姿を見付け、申し訳なさそうな表情で駆け寄る。
    彼女はバッグから赤い一本鞭を取り出し、駆け寄ってきた百合に笑みを浮かべながらそう言って手渡した。

    百合「これが先生の…」

    ミッドナイト「『アイノムチ』って言うのよ。
    まずはこの重さと長さに慣れるところから始めましょっか」

    百合「!はい!」

    受け取ったそれを興味深そうに見ている百合に彼女はそう話し、百合は顔を引き締めて応える。
    こうしてミッドナイトによる鞭の訓練が始まるのであった。

  • 73五寸釘25/04/19(土) 00:05:14

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 74二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 08:04:12

    頑張りすぎないようにな百合ちゃん

  • 75五寸釘25/04/19(土) 15:41:35

    このあと今日の分を投下しますね!

  • 76二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 22:30:04

  • 77五寸釘25/04/19(土) 23:52:26

    すいません今日の分あまりにも手こずったので明日投下します…

  • 78二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 08:43:45

  • 79五寸釘25/04/20(日) 14:16:34

    ~~鞭の訓練終了後、ミッドナイトの車内にて~~

    ミッドナイト「釘貫ちゃん。改めてお疲れ様」

    百合「ありがとうございます。…あ、そういえば…」

    二人は笑みを浮かべながらそう話していたが、直後百合が困ったような表情で呟いた。

    ミッドナイト「どうしたの?」

    百合「えーっと…このあと私は鞭と捕縛布で戦うことになるわけですけど…」

    ミッドナイト「そうね」

    百合「捕縛布に腕周りの布が干渉しないデザインで、そこに鞭を…鞭って、腰回りにつけて持ち歩く形で合ってますか?」

    ミッドナイト「ええ、合ってるわよ。
    輪っかみたいな感じで束ねて、それを腰に提げるの」

    百合「そうなると…今のヒーローコスチュームだと腕周りが怪しいですし、腰に鞭を提げる用のベルトを上から着けることになりますから、デザイン全体を変えないといけないんですけど…どうしましょう?」

    ミッドナイト「腕周りがスッキリしてて鞭を簡単に身に付けられるデザイン…ハッ!私…?」

    百合「!?いえ、その…流石にそれは…」

    ミッドナイト「うそうそ!冗談よ」

    困った表情でデザイン変更についてたずねる百合に、彼女はふざけてはっとしたような表情で自身のコスチュームを挙げ、その言葉を聞いた百合は自身が彼女のコスチュームを着ているところを想像し、顔を赤く染めてそう返す。
    彼女はそんな百合に笑みを浮かべながら冗談であることを明かした。

  • 80五寸釘25/04/20(日) 14:16:48

    百合「…あ、先生のコスチュームで思い出したんですが…先生って腰の部分に鞭つけてないですね」

    ミッドナイト「それに関してだけど…鞭って、簡単に言うと長い紐でしょ?
    だから使ったあと、手元にまとめなきゃいけないのだけど、その作業はある程度時間が掛かるから、『使った直後に急いで移動する』ってなった時に、パパッとやってもタイムロスが出ちゃうのよ。
    だから、便利ではあるし、今でも使うのだけど、『このまま個性を使った方が色々早い』ってなって、身に付けるのはやめたの」

    百合「その場に捨てるわけにもいきませんしねぇ。
    使ったあと、すぐ収納できるような鞭があればいいんですが…」

    ミッドナイト「頑張って急いでまとめるしかないわねぇ…
    あと、せっかくならもっと攻撃力が欲しいから、私のやつよりぶっといのが使えるようになりましょっか。
    あの鞭でも結構な威力なんだけど…今の釘貫ちゃんは武器だけで敵を無力化しないといけないわけだから、対象に与えられる衝撃をなるべく大きくしないと。
    たぶん、『同性の私が使ってて、捕縛布と違って打ち据えることができる』ってところも、私から鞭を習おうとした理由でしょう?」 

    百合「あぁはい。少しでもできることを増やしたいので」

    ミッドナイト「じゃあ、鞭の扱いは私がわかってるわけだし、私とパワーローダー先生で専用の鞭を作ってあげる。
    でも、職場体験の翌日は救助訓練が入る予定だから、その時には腕周りの布が捕縛布に干渉しないコスチュームにしておいた方が良いわね」

    百合「それなら鞭もその時から使えますしね。
    …でも、コスチュームを作る時間を考えると、あんまり考える時間無いですね」

    ミッドナイト「そうねぇ…鞭は私が担当するし、間に合わなかったら私のを使えばいいけど…コスチュームの方は最低でも明日の訓練…いや、明日の朝には決めてもらわないとダメね。
    着いたら私のメールアドレス教えてあげるから、決まったらそっちで送ってちょうだい」

    百合「わかりました」

    百合(うーん…どんなデザインにしたら…)

    こうして、百合は新しいヒーローコスチュームのデザインに悩むのであった。

  • 81五寸釘25/04/20(日) 14:26:28

    >>72

    すいませんここ間違えてました!

    四日目ではなく五日目です!

  • 82五寸釘25/04/20(日) 18:13:07

    ~~訓練六日目の朝。百合の自宅前にて~~

    百合(結局思い付かなかった…どうしよう…)

    相澤「おはよう」

    百合「おはようござ…ッ!」

    百合(捕縛布に腕周りの布が干渉せず、鞭を腰に…これだ!)

    相澤「?どうした?」

    百合「いえ!なんでもありません!早く行きましょう!」

    相澤「…わかった」

    相澤(やけにテンション高いな…)

    家から出た自身にそう話し掛ける彼の姿を見た瞬間、彼女は彼をじっと見て閃く。
    そんな彼女の様子が気になって彼は問い掛けるが、百合は少々興奮した様子で返しながら早足で車へ近付いて乗り込んだ。
    そして、彼も乗り込みながらそう返し、二人は学校へ向かうのであった。

    ~~その後、車内にて~~

    百合「少し、ミッドナイト先生に連絡を」

    相澤「ああ。鞭の件か?」

    百合「はい。鞭と捕縛布を両方身に付けて持ち運ぶ関係で、ヒーローコスチュームのデザイン全体を変えないといけなくなりまして…決まったらそれをミッドナイト先生にお伝えして、私の代わりにミッドナイト先生が変更の手続きをしてくださることになりました。
    今はそのデザインがようやく決まったので、メールで……送りましたぁ…」

  • 83五寸釘25/04/20(日) 18:13:30

    彼女は携帯を取り出し、話しながらメールの内容を打ち終えて送り、ほっとしたように息を吐きながらそう言った。

    相澤「なるほどな。あとでその辺もミッドナイトさんと話しておくか」

    百合「…あと、すみません。デザイン決めが上手くいかなかったので、徹夜してしまって…着くまで寝てもいいでしょうか?」

    相澤「構わん。そもそも早く向かってるからな」

    百合「すみません。では…」

    眠そうに両目を強く瞑り、目頭を指で押さえながらたずねる彼女に彼はそう返す。
    その言葉を受け、彼女はゆっくりとドアにもたれかかるのであった。

  • 84五寸釘25/04/20(日) 20:22:44

    >>2

    こちらスレ主の私が人生初AIで頑張って作りました釘貫百合ちゃんのイメージ図になります。

    ただ右側の白い瞳は色々試しましたが出力できなかったので白に近い青色(色の名前忘れた)という形で注文して出力しました。

  • 85五寸釘25/04/20(日) 22:18:37

    一応の上げ

  • 86五寸釘25/04/21(月) 00:40:19

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 87二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 09:02:04

  • 88二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 17:05:21

    保守

  • 89五寸釘25/04/21(月) 19:43:11

    ~~時間は過ぎていき、訓練七日目の演習場。鞭訓練終了後にて~~

    ミッドナイト「今日もお疲れ様。上達が早いわね」

    百合「ありがとうございます」

    二人は笑みを浮かべながら言葉を交わす。

    ミッドナイト「あぁそうそう、今日は貴女にプレゼントがあるの」

    百合「プレゼントですか?」

    ミッドナイト「そう、プレゼント。…はいこれ!」

    百合「これって…」

    彼女はバッグから一本鞭を取り出し、それを百合に手渡した。
    百合は受け取ったそれを見て興味深そうな表情で呟く。

  • 90五寸釘25/04/21(月) 19:43:23

    ミッドナイト「私が昔、練習に使ってた鞭よ。
    捕縛布と違って鞭は市販されてるから、これでバンバン練習しちゃいなさい」

    百合「でも、いいんですか?練習に使ってたなら、それだけ思い入れとかも…」

    ミッドナイト「いいのよ。今まで釘貫ちゃんは、自分に誤射することは無かったし、そもそも私も誤射が起きないように教えてたから、最初から『アイノムチ』で練習してたわけだけど…一人だとそうもいかないでしょ?
    だから、あれよりも細くて軽いそれで練習しなさい。
    手入れもしっかりしてるから、練習で使いまくってもそうそう壊れないわ。
    ただまぁ、今までの練習でわかってるでしょうけど、音が凄いから場所と時間には気を付けなさい。いいわね?」

    百合「…はい!」

    笑みを浮かべたままそう話す彼女に、百合は満面の笑みで応えるのであった。

  • 91五寸釘25/04/21(月) 21:20:48

    ~~その日の夜、百合の部屋にて~~

    彼女は勉強机の椅子に座りながら相澤へのメールを打っていた。

    百合『夜分遅くに申し訳ございません。
    明日は登校日になりますが、職場体験初日に私がいなかったことに対してなにか聞かれたりしませんでしたか?』

    彼女がメールを打ち終わり、それを彼に送ると、数分後に返信が届く。

    相澤『それなら聞かれる前に「釘貫は学校でやることがあるから職場体験不参加」と伝えておいた。
    どのみち後の訓練でお前が個性を使ってないところから「個性が使えない」とバレる。
    「個性使用禁止と言われてるから捕縛布の練習をしてた」とストレートに伝えていいぞ』

    百合『わかりました。ありがとうございます』

    百合(…早く、強くならないと…!)

    彼女は返信を送り、はぁと息を吐いて心にそう浮かべるのであった。

  • 92五寸釘25/04/21(月) 23:02:19

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 93五寸釘25/04/22(火) 00:15:37

    あ、もし好きなシーンとかがあったらそこに♥️押していただけると私が小躍りするのでよければ(小声

  • 94二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 08:08:59

    保守

  • 95二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:11:39

  • 96五寸釘25/04/22(火) 21:09:22

    ~~翌日、HR前のA組教室にて~~

    切瀬「「wwwwwwマジか!マジか爆轟ー!www」」

    爆轟「笑うなァ!!癖付いちまって洗っても直んねんだァ…!おい笑うなァ…ぶっ殺.すぞォ…!」

    瀬呂「やってみろよ八二坊やぁwwww」

    瀬呂の隣で爆笑してる切島「wwwwwww」

    爆轟「ンだとゴラァー!!」ボンッ!

    切瀬「「戻ったーwwwwww」」

    芦戸「へー、敵退治までやったんだぁ。羨ましいなぁ~!」

    耳郎「避難誘導とか後方支援で、実際交戦はしなかったけどね」

    芦戸「それでも凄いよぉ~…」

    梅雨「私もトレーニングとパトロールばかりだったわ。一度隣国からの密航者を捕らえたくらい」

    耳芦「「それ凄くない!?」」

    梅雨「お茶子ちゃんはどうだったの?この一週間」

    オーラを纏って白目になってるお茶子「コォォォォォォ…とても、有意義だったよ…」

  • 97五寸釘25/04/22(火) 21:10:10

    梅雨「目覚めたのねお茶子ちゃん」

    耳郎「バトルヒーローのとこ行ってたんだっけ…」

    上鳴「たった一週間で変化すげぇなぁ…」

    峰田「変化?違うぜ上鳴~」

    峰田「…ぉんなっていうのは元々ぉ…悪魔のような本性を隠し持ってんのさぁ…」ガタガタ

    上鳴「マウントレディのとこでなに見た!?
    …俺は、割りとちやほやされて楽しかったけどな…まあ、一番変化と言うか大変だったのは、お前ら三人だな」

    爆轟に後ろ襟を掴まれてぶら下がってる瀬呂「そうそう!ヒーロー殺.し!」

    同じくぶら下がってる切島「命あってなによりだぜ。マジでさ」

    その時、後ろ側の扉ががらりと開く音が響く。

    出久「あ!釘貫さん…!」

    百合「!皆さん…!」

    扉を開けたのは保健室から教室に来た百合であった。
    そして百合の姿を見たことで、出久は彼女に声を掛ける。
    自分の席に座っていた轟と、その周りに集まっていた飯田と出久の姿を見て、彼女は三人に駆け寄った。

  • 98五寸釘25/04/22(火) 21:10:44

    百合「無事でよかったです…」

    飯田「おはよう釘貫君」

    出久「ごめんね、心配させちゃって」

    ほっとしたような笑みを浮かべてそう告げる彼女に二人も穏やかな笑みを浮かべて返す。

    八百万「本当に心配しましたわ…」

    砂藤「エンデヴァーが助けてくれたんだってなぁ」

    葉隠「凄いねぇ。流石No2ヒーロー!」

    轟「…そうだな…助けられた」

    出久「…うん…」

    尾白「俺、ニュースとか観たけどさ、ヒーロー殺.し、敵連合とも繋がってたんだろ?
    もしあんな恐ろしいやつがUSJ来てたらと思うと…ぞっとするよ」

    上鳴「でもさぁ…確かに怖ェけどさぁ…尾白、動画観た?」

    尾白「動画って、ヒーロー殺.しの?」

    上鳴「そう!あれ観ると~~
    カッコよくねぇ?とか、思っちゃわねぇ?」

  • 99五寸釘25/04/22(火) 21:10:54

    百合「か、上鳴さん…?」(信じられないようなものを見る目)

    出久「上鳴くん…!」

    上鳴「え?あ!いっ!悪ィ!」(口を手でおさえながら)

    飯田「いや、良いさ。…確かに信念の男ではあった。クールだと思う人がいるのも、わかる。
    ただ奴は、信念の果てに粛正という手段を選んだ。
    どんな考えを持とうとも、そこだけは間違いなんだ。
    …俺のような者をこれ以上出さぬためにも…改めて!ヒーローへの道を俺は歩む!」✋

    出久「おお、飯田君…!」

    飯田「さあ!そろそろ始業だ!全員席に着きたまえ!」ウデブンブン

    常闇「うるさい…」

    耳郎「上鳴が変な話すっから…」

    上鳴「なんか…すいませんでした…」

    出百(カッコいいよ…)(ですよ…)

    出百((飯田君…!))(さん…!)

  • 100五寸釘25/04/22(火) 21:24:17

    >>2

    釘貫百合ちゃんのイメージ図でもっと瞳の色を近付けられたイラストを作れたので投下しますね!

    ただお胸のサイズの方はまだ近付けられてないので、もし作れたらそっちのイラストで次スレを立てようと思います。

    次スレを立てる時までに作れなかったらこの二枚目のイラストで立てますね!

  • 101五寸釘25/04/22(火) 22:20:57

    ~~その後、授業の訓練前。更衣室にて~~

    ヒーローコスチュームに着替えるため、百合はほかの女子達とともに女子更衣室に移動し、ヒーローコスチューム用のカバンを開けた。
    そこには折り畳まれたコスチュームの上に一枚の紙が置かれており、百合はそれを手にとって内容を確認する。

    ミッドナイト『送ってもらったデザインのコスチュームができたから入れ換えになったわよ。
    訓練頑張ってね』

    百合(いや仕事早過ぎでは???
    まさかこんなに早く作ってもらえるとは…申し訳ない…とりあえず着よう…)

    百合はその製作速度に驚き、コスチュームの製作陣に申し訳なさを感じながらそれを着用した。

  • 102五寸釘25/04/22(火) 23:07:51

    お茶子「!百合ちゃん、そのコスチューム…」

    葉隠「真っ白な相澤先生みたいだね!」

    百合の新しいコスチューム。
    それはイレイザーヘッドのコスチュームを全身真っ白にしたものであった。
    しかし彼のものとは違い、ベルト周りにナイフや収納スペースの類いは付いておらず、代わりにベルトの左右両腰の部分に裏側上部から伸び、表側上部でスナップボタンを利用してまとめた鞭を固定する輪っか状の固定部のみが付いており、百合はそこにミッドナイトの『アイノムチ』を左右一本ずつの計二本提げ、首周りにはイレイザーヘッドの『捕縛布』を着用している。
    一同は百合のそのコスチュームを見て驚いていた。

  • 103五寸釘25/04/23(水) 00:50:47

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 104二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 08:02:47

  • 105二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 15:07:06

    ペアルック……

  • 106五寸釘25/04/23(水) 21:17:38

    百合「はい。皆さんが職場体験に行ってる間、私は先生から捕縛布を習ってたんですが…前のコスチュームだと袖が邪魔になると思いまして…」

    百合は少々困ったような表情で首元の捕縛布を片手で軽く掴み、持ち上げながらそう話す。

    八百万「釘貫さんはやることがあると相澤先生が仰られていましたが、そのことでしたのね」

    百合「はい。それについてですが…今は時間がないので、また着替えの時に話しますね」

    芦戸「それもそっかぁ…まずは授業だねぇ」

    耳郎「どうせまた着替えるしね。急ごう」

    茶梅雨「「…」」

    百合は困ったような表情を浮かべたまま返した。
    そして、彼女達は百合の言葉を受けてそう話し、皆で授業に向かうのであった。

  • 107二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:07:55

    このレスは削除されています

  • 108五寸釘25/04/23(水) 22:24:15

    ~~その後、運動場γでの授業にて~~

    オールマイト「はい!私がきたー。てな感じで、やっていくわけだけどもね、はい!ヒーロー基礎学ねぇ。久しぶりだぁ少年少女!。元気かぁ?
    さて、今回のヒーロー基礎学だが、職場体験直後ってことでぇ、遊びの要素を含めた救助訓練レースを行うことにする」

    飯田「救助訓練なら、USJでやるべきではないのですか?」✋

    オールマイト「あそこは災害時の訓練になるからなぁ~。私はなんて言ったかなぁ…?
    そう!レース!!ここは運動場γァ!!
    複雑に入り組んだ迷路のような密集工業地帯!
    五人四組、内一組は六人に分かれて、一組ずつ訓練を行う。
    私がどこかで救難信号を出したら、町外れから一斉スタート。誰か一番に私を助けに来てくれるかの競争だぁ!
    勿論、建物の被害は、最小限にな…!」バクゴウユビサシー

    爆轟「指差すなよ…!」カオゴトメソラシ

  • 109五寸釘25/04/23(水) 22:26:15

    >>107

    すいませんここは私が書きましたがちょっと描写ミスがあったので消して再投稿しました。

  • 110五寸釘25/04/23(水) 23:31:29

    ~~組分け発表後にて~~

    オールマイト「じゃあ!始めの組は、位置に着いてェ!」

    一組目以外の者達が観戦スペースに移動した後、そこの大型モニターに一組目のメンバーの姿が映される。
    一組目は緑谷、飯田、尾白、芦戸、瀬呂の五人であった。

    上鳴「飯田、まだ完治してないんだろぉ?見学すりゃあ良いのにぃ…」

    切島「クラスでも機動力良いやつが固まったなぁ…!」

    八百万「ん~…強いて言うなら、緑谷さんが若干不利かしら…?」

    耳郎「確かに。ぶっちゃけあいつの評価って、まだ定まんないんだよねぇ…」

    八百万「なにか成す度、大怪我してますからねぇ」

    切島「トップ予想な!俺瀬呂が一位!」

    上鳴「あー…んー、でも尾白もあるぜ」

    峰田「オイラは芦戸!あいつ運動神経すっげぇぞぉ!」

    爆轟「デクが最下位!!」(迫真)

    百合(またほざいてるよあのアホ…)

  • 111五寸釘25/04/23(水) 23:31:43

    お茶子「怪我のハンデはあっても、飯田君の気がするなぁ」

    梅雨「ケロォ」

    百合「私は瀬呂さんですねぇ。自分を吊り上げて飛べるって前提になりますが、入り組んでる所だと、普通に走るより速いかもしれません」

    横並びで座っている梅雨とお茶子の二人。
    そのお茶子の隣に座っている百合は自身の予想を話す。

    オールマイト「それではいくぞぉ!…スタートッ!」

    そして、一組目のレースが始まった。

  • 112五寸釘25/04/24(木) 00:10:23

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 113二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 06:07:23

    そういえば最近読み始めて言うか悩んでたんですが……
    ×爆轟
    ○爆豪
    単語として爆轟あるので変換ミスよくあるあるなのですが

  • 114二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:02:23

  • 115五寸釘25/04/24(木) 19:25:21

    >>113

    「まっさかぁ~wキャラ全員最初に名前出す時しっかり字確認してんのにここまで間違えたままなんてそんなことあるわけw」って最初期のスレから確認したらガッツリ間違えててひっくり返りましたスレ主ですありがとうございます。

    チェックしてた筈なのに本当にどうして…?

    とりあえず脳内変換しといてください!

  • 116五寸釘25/04/24(木) 21:05:50

    切島「ほら見ろー!こんなゴチャついたとこ、上行くのが定石ィ!」

    個性のテープで自身を吊り上げ、フィールドを飛んで移動する一位の瀬呂を見て彼ははしゃぐ。

    障子「となると、滞空性能の高い瀬呂が有利か…」

    百合「…」

    そうして空中起動をする瀬呂の様子を百合がじっと見つめていると…

    峰切「「おおッ…!」」

    峰切「「おー!緑谷ァー!」」

    出久が超パワーを活かした高速移動を披露したことで観戦スペースが湧き上がる。

    轟(あァ…言われてみりゃなんだあの動き…!)

    お茶子「すごい…ぴょんぴょん…!
    なんかまるで…」

    爆豪(俺の動きッ!…俺が職場体験でバカみてぇな時間過ごしてる間にィ…また…またァ…!!)

    百合(緑谷さん…骨折しないレベルまで落とせるようになったんですね…!)

    百合はそんな彼の動きを見て、彼自身が骨折しないレベルまで力加減ができるようになったということに安心感を覚えた。
    そして…

  • 117五寸釘25/04/24(木) 21:06:09

    オールマイト「ありがとう!そしておめでとう!」(『助けてくれてありがとう』と書かれてるたすきを手渡しながら)

    瀬呂「あざー↑す!」☝️(渡されたたすきを掛けてる)

    ゴール地点でうつ伏せでピクピクしてる緑谷「…」

    その隣に座ってる飯田「緑谷君、だいじょぶか?」

    うつ伏せ緑谷(なるほど…足場が不安定な状況では、跳ぶ先への注意も加味すべし…!
    学ぶことは多い…!)

  • 118五寸釘25/04/24(木) 23:19:03

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 119二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 07:31:54

    保守

  • 120二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 15:09:16

  • 121五寸釘25/04/25(金) 21:06:19

    ~~四組目のレース開始直前にて~~

    レースはその後も続いていき、最後の組はこの授業計画を立てる際にオールマイトと相澤で話し合った結果、梅雨、青山、障子、八百万、お茶子、百合の六人となった。
    『百合に捕縛布による空中機動の練習を授業でもさせたいが、このフィールドだと間違えて落下したら高い上にキャッチできる者がおらず危険。
    おまけに百合は個性が使えても爆豪のように着地に使える個性ではない』ということで、もしもの時に彼女を落下から救えるよう、彼女はオールマイトが一直線に助けに行けるルートのスタート地点に配置され、それに加えて落下した彼女をキャッチしたり、ぶら下がったまま動けなくなってしまった彼女を救助でき、一定の機動力を発揮できる個性を持つ者達をメンバーに選んだ。
    オールマイトと相澤はそもそもほかのメンバーが百合の救助に動く前に『ゴール地点からのオールマイト出動』で百合を助けるつもりであるが、念のためのメンバー選出である。

  • 122五寸釘25/04/25(金) 22:13:41

    砂藤「ところで…釘貫のコスチュームだけどよぉ…」

    切島「相澤先生のあれに…腰のは鞭か?
    えらく重武装だよなぁ…」

    常闇「職場体験初日に、『釘貫はやることがある』と言われたからな……嫌な予感がする…」

    スタート地点に立った百合がスクリーンに映し出され、それを見た彼が不安そうな表情で切り出すと、周りの者達も同じことを考えていたのか不安そうな表情でそう返した。

    オールマイト(釘貫少女…無茶をしては駄目だぞ…!)

    彼はスタート地点の百合を見ながら心の中で告げる。

    オールマイト「最終レース!…スタァァァトッ!」

    そして、第四レースが始まった。

  • 123五寸釘25/04/26(土) 00:17:56

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 124二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 08:58:27

  • 125五寸釘25/04/26(土) 14:42:49

    このあと今日の分を投下しますね!

  • 126五寸釘25/04/26(土) 18:21:26

    すいません>>111の百合ちゃんの台詞に描写ミスがあったので訂正します!

    百合「私は瀬呂さんですねぇ。自分を吊り上げて飛べるので、入り組んでる所だと飯田さんが走るより速いかもしれません」

  • 127五寸釘25/04/26(土) 18:26:42

    百合「ッ!」

    始まった瞬間、彼女は捕縛布を前方のパイプに巻き付け、それを巻き取ることで瀬呂のように身体を飛ばして移動を始める。
    彼女は職場体験期間中に相澤と練習していた空中機動の感覚と、第一レースで瀬呂が見せた空中機動を参考に身体を動かし、パイプの上を飛び移るなどして移動していた。

    お茶子「百合ちゃん飛んどる!」

    梅雨「飛べるまで頑張ったのね…すごいわ百合ちゃん…!」

    自身の個性を活かして進む彼女達はそんな百合の姿を見て驚く。
    一方、百合の心.中は穏やかではなかった。

    百合(早くコスチュームの感覚に慣れないと…!
    もっと!…一秒でも早く!…強く!)

    彼女は焦っている。
    『絶対にみんなを守る。そのために一秒でも早く強くなる』という想いが彼女を焦らせていたのだ。
    そして、皮肉にもその想いは動きの精細さを欠かせ、結果…

    ───ズルッ…

    百合「!?」

    着地地点のパイプから足を滑らし、彼女の身体は高所から背中を下にして落下を始めた。

  • 128五寸釘25/04/26(土) 20:28:27

    一同「!?」

    お茶子「百合ちゃん!」

    オールマイト「いかん!」

    フィールド内でその光景を見ていた全員が驚き焦り、オールマイトは彼女を受け止めるためにゴール地点から飛び出す。

    百合(まずッ…間に合え!…ッ!)

    百合は落下開始直後、焦りながらも自身のもとに戻していた捕縛布を再び伸ばし、同じパイプに巻き付けることで地面との衝突を免れることができた。

    百合(あ…危なかった…)

    そして、彼女が捕縛布を握りしめ、ぶら下がっていると下から声が聞こえてくる。

    オールマイト「釘貫少女!もう大丈夫!私が受け止めるから、そのまま落ちてきなさい!」

    百合「先生…はい!」

    その声はこの授業を担当していたオールマイトのものであった。
    彼は彼女の落下に余裕で間に合い、下で待機している。

    オールマイト「…よし!捕まえた!…怪我は無いかい?」

    百合「はい、なんとか…」

  • 129五寸釘25/04/26(土) 20:28:39

    彼は捕縛布を解いて落下してきた彼女を抱きとめてそうたずねた。
    その言葉に彼女も無事であることを伝えると、彼は彼女のことをゆっくりと下ろしながら話を続ける。

    オールマイト「それはよかった。じゃあ、あとはこのままゴールに向かおうか。
    私は後ろから着いていくから、そのまま捕縛布を使って移動しなさい。
    また落ちても大丈夫!私がしっかり受け止めてあげるからね!」

    百合「はい!」

    そして、百合は再び捕縛布を利用した空中機動でゴールを目指すのであった。

  • 130五寸釘25/04/27(日) 00:06:57

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 131二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 08:32:27

  • 132二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 16:38:31

    続き楽しみ

  • 133五寸釘25/04/27(日) 19:17:42

    >>132

    ありがとうございます!

    これから今日の分を投下しますね!

  • 134五寸釘25/04/27(日) 20:39:53

    ~~授業後、女子更衣室にて~~

    梅雨「百合ちゃん。オールマイト先生はああ言ってたけれど…本当に大丈夫?
    言い出せなかった怪我とかない?」

    着替え中、心配そうにうんうんと頷いているお茶子の隣で彼女はたずねる。

    百合「はい、大丈夫です。ご心配お掛けしてすみません」

    耳郎「うち心臓破裂するかと思ったよ…
    怪我なくてよかったねぇ」

    八百万「ご無事でなによりですわ…」

    百合「ご心配お掛けしました…でも、本当に大丈夫なので…」

    申し訳なさそうな笑みを浮かべながらそう返す百合に、二人は心配そうな表情で言葉を掛けた。
    その言葉に百合は申し訳なさそうな笑みを浮かべたまま返す。

    芦戸「…そういえばさ…着替えの時に話すって言ってたことだけど…」

    百合「…そう、ですね…」

    心配そうな表情で切り出された彼女の言葉に、百合は困ったような笑みを浮かべた。
    そして、皆が固唾を呑んで見守る中、彼女は静かに告げる。

    百合「実は今…相澤先生から、個性使用禁止と言われてるんです。
    それで、相澤先生から捕縛布を…」

  • 135五寸釘25/04/27(日) 20:40:12

    彼女の言葉に、一同は静かに頭を悩ませた。
    彼女達は百合があのコスチュームに変更し、鞭と捕縛布を装備している理由が予想できていたからである。
    皆の頭には『やっぱりか…』といった言葉が浮かんでいた。
    その時である。隣の男子更衣室から微かに声が漏れ、女子全員がそれを聞き取る。

    飯田『峰田君やめたまえ!💢覗きは立派な犯罪行為だ!💢』✋

    峰田『オイラのリトル峰田はもう立派なバンザイ行為なんだよー!
    八百万のやおよろっパイ!芦戸の腰つき!葉隠の浮かぶ下着!釘貫の脚!麗日の麗日ボディに!蛙吹の意外おっぱぁぁぁぁい!!!』

    ブスッ!(耳郎ジャックが穴から覗こうとした峰田の目玉に突き刺さる音)

    峰田『ギャァァァァ!!!』(甲高い悲鳴)

    緑谷『耳郎さんのイヤホンジャック!精確さと不意打ちの凶悪コンボが強み!』ガタガタ

    葉隠「ありがとう響香ちゃん…💢」

    八百万「なんて卑劣…すぐに塞いでしまいましょう!」

    百合(峰田さん…これさえ無ければ本当にいい人なんだけどな…)(複雑そうな表情)

    耳郎(…うちだけ…なにも言われてなかったな…)

    そんなこんなで耳郎が少しばかり傷付きつつも、皆は着替えを終えるのであった。

  • 136五寸釘25/04/27(日) 21:50:49

    ~~その日の帰り道、相澤の車内にて~~

    相澤「釘貫、オールマイトさんから聞いたんだが…今日の授業中、落ちたらしいな」

    百合「…はい…」

    彼女は少々視線を落としてそう返す。

    相澤「…あまり焦るな。…階段を一段ずつ、しっかり踏み締めて上がるイメージを持て。
    …無事でよかった」

    百合「はい…すみません…」

    彼は彼女の様子を横目でちらりと確認し、静かに告げた。
    彼女は視線を落としたまま、申し訳なさそうな表情でそう返し、二人は帰路に就くのであった。

  • 137五寸釘25/04/27(日) 23:14:45

    ~~翌日、朝のHRにて~~

    相澤「えーそろそろ夏休みも近いが…勿論君らが、一ヶ月休める道理は無い」

    上鳴「まさか…!」ヒヤアセダラダラ

    相澤「夏休み、林間合宿やるぞ…!」

    切上「「知ってたよぉぉぉ!!やったぁぁぁ!!!」」✊✊

    一同「「「✊✊!!!」」」

    芦戸「肝試そー!」✊

    峰田「風呂ー!」✊

    梅雨「花火…!」

    峰田「行水…!」

    飯田「カレーだな」

    峰田「湯浴み!」

    八百万「自然環境ですと、また活動条件が変わってきますわね」

    常闇「いかなる環境でも、正しい選択を…か。面白い」

    葉隠「寝食みんなと!わくわくしてきたぁぁぁ!」

  • 138五寸釘25/04/27(日) 23:14:57

    相澤「ただし!」(抹消発動)

    シーン…

    相澤「その前の期末テストで合格点に満たなかった奴は…補習地獄だ…!」

    切島「みんなー!頑張ろうぜー!」💪ヒヤアセダラダラ

    爆豪「クソくだらねぇ」

    峰田「女子ー!頑張れよー!」(出久の肩をガッと掴む)

    なんとも言えない表情になった出久「…」

    百合(私は授業出れなかった時があるし、そこもしっかりやらないとなぁ…)

  • 139五寸釘25/04/28(月) 00:14:37

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 140二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:05:50

    百合ちゃんは肝試し組かな?補習組かな?

  • 141二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 15:03:30

  • 142五寸釘25/04/28(月) 15:06:12

    これから今日の分投稿しますね!

  • 143五寸釘25/04/28(月) 15:22:13

    やべっ忘れてたよ…
    このあとこの日に起こるイベントを募集させていただきます!
    (このイベント可能かな?)っていうのは考えず、各々好きに案を出していただければ幸いです!
    その後出していただいた案をこちらの方で考えてる物語と擦り合わせて、いけるものの中からダイスでどれが起こるか決めますね!

  • 144五寸釘25/04/28(月) 15:32:57

    あ、ちなみに百合ちゃんが個性使用禁止令出されてることは前日にA組男子とB組全員にA組女子から伝えられてます。

  • 145五寸釘25/04/28(月) 18:11:33

    上げ

  • 146五寸釘25/04/28(月) 19:35:24

    明日の昼まで募集しますね!

  • 147二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 19:38:46

    遅れてた分もあるからみんなで勉強会(の約束かな?)

  • 148五寸釘25/04/28(月) 21:02:22

    あげあげ

  • 149二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 21:04:25

    イベントにはならないかもだけど、暫く話せてないしみんなとなんて事ない日常の会話に捕まる

  • 150五寸釘25/04/28(月) 22:19:57

    唐揚げ!(上げ)

  • 151五寸釘25/04/28(月) 23:15:42

    かき揚げ!(上げ)

  • 152二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 07:22:34

    どっかから噂で落ちたこと聞いた心操くんから心配の連絡ないしは訪問

  • 153五寸釘25/04/29(火) 14:28:12

    ここまでで候補を下さりありがとうございました!

    >>147はこのあと原作シーンでやるのでそこに回しましょうか。

    では決めていきますね!


    dice1d2=1 (1)


    1→>>149

    2→>>152

  • 154五寸釘25/04/29(火) 14:38:40

    日常の会話に捕まる形ですね!
    ではせっかくなので、この時の話題が大体どんな感じかも募集させていただきたいと思います!

  • 155五寸釘25/04/29(火) 14:59:34

    話題の方も決める時はダイスでしますね!

  • 156五寸釘25/04/29(火) 17:13:51

    揚げ豆腐!(上げ)

  • 157五寸釘25/04/29(火) 19:14:20

    揚げバター!(上げ)

  • 158二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 19:23:23

    合宿の話題から山の植物とかの話題に持っていきつつ百合ちゃんの好きな花とか何か好きな物の話題?真面目な話題は出しすぎない方がいいだろうし

    効果を考えるならちゃんと神社とかのを準備するだろうけど、個人的にそれはそうとみんなの思いを込めてお守り袋作るとかも検討出来るかもだから袋の模様のモチーフ参考に

  • 159五寸釘25/04/29(火) 20:59:06

    揚げ餃子!(上げ)

  • 160五寸釘25/04/29(火) 22:47:47

    これも明日の昼まで募集しますね!

  • 161二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 22:52:56

    合宿で調理もあるだろうから料理できるかとかの家庭的な話

  • 162五寸釘25/04/30(水) 00:11:07

    保守

  • 163二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 08:18:06

    保守

  • 164五寸釘25/04/30(水) 14:33:06

    ここまでで候補を下さりありがとうございます!

    では決めていきますね!


    dice1d2=1 (1)


    1→>>158

    2→>>161

  • 165五寸釘25/04/30(水) 16:00:13

    ダイスで決めるって書いてましたがせっかくなので混ぜますね!

    ~~朝のHR後、A組教室にて~~

    八百万「釘貫さん。林間合宿、楽しみですわね」

    百合「そうですねぇ」

    八百万は自身の後ろの席である百合に笑みを浮かべながら話し掛け、彼女も同じく笑みを浮かべながらそう返す。

    八百万「こういった時は飯盒炊爨があると思いますが…釘貫さんは、料理はお得意ですか?」

    梅雨「なんの話かしら?」

    百合「あぁ、梅雨ちゃん。飯盒炊爨の話をしてるんです。料理はどのくらいできるかって」

    二人の話に移動してきた彼女が混じり、話は続いていった。

    梅雨(下の子がいるって言ったら百合ちゃん気にしちゃいそうね…黙っておきましょう)

    梅雨「私はそこそこね。百合ちゃんはどう?」

  • 166五寸釘25/04/30(水) 16:03:21

    百合ちゃんの料理スキル


    dice1d100=88 (88)

    高いほど上手い。

    百合ちゃんの性格上小さい頃からお手伝いしてそうなので+30で。

  • 167五寸釘25/04/30(水) 16:04:42

    カンスト!?

  • 168五寸釘25/04/30(水) 16:06:37

    もし+10にしてても98か…
    シェフだ…シェフがいる…

  • 169五寸釘25/04/30(水) 17:52:12

    百合「そうですね…私もそこそこでしょうか…家でしかやりませんし…」

    八百万「私はお菓子作りでしたらできるのですが…普段の食事は専属の料理人に作っていただくことが多いので、あまり…」

    梅百「「専属の料理人」」

    百合「八百万さん、お嬢様だったんですね…」

    梅雨「驚いたわ…でも大丈夫よ。やるときはみんなで作るでしょうから」

    彼女の言葉に二人は驚き、笑みを浮かべながらそう返すと、梅雨が話題を変える。

  • 170五寸釘25/04/30(水) 17:54:18

    ところで梅雨ちゃんとヤオモモの好きな花ってみなさん何っぽいと思います?
    梅雨ちゃんは紫陽花っぽいイメージあるんですが…

  • 171二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 18:36:14

    梅雨ちゃん紫陽花分かりみ
    ヤオモモはなんだろ、派手好きなわけではないけどなんとなく薔薇とか、あとは単純に日本人として桜とかは好きそう

  • 172五寸釘25/04/30(水) 21:00:08

    梅雨ちゃんとヤオモモの花の好みどうしようかな…迷うな…

  • 173五寸釘25/04/30(水) 21:48:38

    ほかにも「これっぽい」と思う花がありましたら書き込んで下さると幸いです。
    梅雨ちゃんは兎も角ヤオモモの好みが悩む…!

  • 174五寸釘25/04/30(水) 23:18:26

    あげあげ

  • 175二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 23:24:57

    藤の花とかも似合いそうではある

  • 176五寸釘25/05/01(木) 00:23:49

    保守

  • 177五寸釘25/05/01(木) 00:32:32

    今回も明日の昼まで募集させていただきますね!

  • 178二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:16:05

    展示会とかよく聞く気がする蘭とか?

  • 179五寸釘25/05/01(木) 14:24:46

    ここまで候補を下さりありがとうございました!
    梅雨ちゃんは紫陽花として、ヤオモモの好みがどれもそれっぽかったのでダイスで決めますね!

  • 180五寸釘25/05/01(木) 14:29:09

    ヤオモモの好きな花


    dice1d4=4 (4)


    1→薔薇

    2→桜

    3→藤の花

    4→蘭

  • 181五寸釘25/05/01(木) 14:29:43

    じゃあこれから今日の分を投下していきますね!

  • 182五寸釘25/05/01(木) 17:06:49

    梅雨「そういえば、林間合宿だから植物も色々見れるでしょうけど…二人は好きな花とかあるかしら?私は紫陽花が好きなの」

    八百万「私は、蘭が好きですわね。
    色も形も様々で、とても綺麗なんです。
    釘貫さんはいかがですか?」

    百合「そうですねぇ…花全般が好きなんですが…一番は、白い勿忘草ですね」

    梅雨「勿忘草って、色んな所で見るわよね。
    あっちでどんな花が咲いてるのか、探すのも楽しそうだわ」

    飯田「みんな!そろそろ授業だぞ!席に着こう!」

    梅雨「あら、いけないわ。一旦戻るわね」

    そうして三人が笑みを浮かべながら話していると、彼がクラス全体に声を掛けた。
    その声を聞いてちらりと時計を確認し、自身の席へ戻っていく彼女を二人は見送り、今日も授業が始まるのであった。

  • 183二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 21:28:22

    (*´꒳​`*)

  • 184五寸釘25/05/01(木) 23:27:59

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    良かったら明日も見に来てください!

  • 185五寸釘25/05/02(金) 00:38:03

    延命保守

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 09:56:55

  • 187二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 18:26:40

  • 188五寸釘25/05/02(金) 21:39:23

    ~~その日の放課後、A組教室にて~~

    百合「…」

    お茶子(百合ちゃん…)

    後ろのドアから一人静かに教室を出ていく百合を見て、彼女は百合への心配から、心の中でそう呟いた。

    ~~職場体験終了後、通常登校初日の回想にて~~

    お茶子「百合ちゃーん、一緒に帰ろー」

    百合「あー、すいません。今日から捕縛布の訓練の続きがあるので…」

    HR直後の放課後教室。お茶子は自分の席から百合の方へ近付きながら声を掛けるが、百合は申し訳なさそうな笑みを浮かべながらそれを断った。

    お茶子「そっかぁ…じゃあ、訓練のあとは?」

    百合「すみません、そっちも色々やることがあって…かなり遅くなっちゃうので、そのまま帰っちゃってください」

    お茶子「そっかぁ…大変そうやし、手伝えることがあったらいつでも言ってね」

    百合「ありがとうございます。では、これで」

    お茶子「うん、またね」

    百合は申し訳なさそうな笑みを浮かべたままそう返し、心配そうな表情で言葉を掛ける彼女に礼を言って教室を出ていく。

  • 189二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 21:40:58

    このレスは削除されています

  • 190五寸釘25/05/02(金) 21:43:00

    やべっ、スレ見てくれてる方にハート押そうとしたのに自分のとこにしちゃったよ

  • 191五寸釘25/05/02(金) 21:46:34

    ~~時間を戻し、放課後の帰り道にて~~

    お茶子「百合ちゃん、大丈夫かな…」

    出久「釘貫さんは、今日も訓練だっけ…」

    飯田「釘貫君を早く安心させなければいけないな…
    まずは当初の作戦通り、一刻も早くお守りを集めよう」

    通常登校初日の翌日である今日この日も、彼女は一人で教室から出ていった。
    お茶子は出久と飯田の二人と、三人で帰り道を歩きながら百合への心配について話をする。

    出久「うん、急ごう…!」

    お茶子「うん…!」

    そして、三人は顔を引き締めて頷き合い、帰っていくのであった。

  • 192五寸釘25/05/02(金) 21:47:54

    >>189

    ここは私が書きましたがおかしいところがあったので消して再投稿しました!

  • 193五寸釘25/05/02(金) 22:52:59

    ~~翌日の夜、百合の部屋にて~~

    百合(あ、心操さん…)

    百合が勉強机の椅子に座って勉強していると、携帯の着信音が鳴る。
    そして、彼女がちらりと画面を見るとそこには心操からの連絡であることが表示されており、彼女は内容を確認した。

    心操『前にいつでも相談してくれって言ってたよな?
    それで、明日少し相談というか、そんな感じのことについて話したいんだけどいいか?』

    百合『では、お互い何か食べる物を持って来て、明日の昼休みにどこかで話しましょう。
    教室へ迎えに行きます』

    心操『いや、相談するのは俺だし、俺が行くよ。適当に待っててくれ』

    百合『わかりました。待ってますね』

    心操『ありがとう。じゃあまた』

    百合(何を作ろうかな…)

    彼女は弁当に詰める物を考えながら返信を送り、勉強に戻るのであった。

  • 194二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 06:56:00

    心操くんと一緒なんか頑張れって感じする

  • 195二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 16:01:49

  • 196五寸釘25/05/03(土) 17:27:03

    続きを投下する前に次スレを立てときますね!

  • 197五寸釘25/05/03(土) 18:00:58
  • 198五寸釘25/05/03(土) 18:08:47

    スレ画は新しく作れたやつを使用しました!

  • 199五寸釘25/05/03(土) 18:09:24

    ではこれから今日の分を投下していきますね!

  • 200五寸釘25/05/03(土) 18:09:46

    祝200!

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