至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ【オリ・🎲】その７

[1 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 20:48:59]

おっすおっすｗアリウス自治区で遊ぼうぜ〜ｗｗウェイウェイｗ

[2 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 20:49:55]

※こちら歴代スレでございます

千夜ライの歩み | Writening

[3 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 20:51:52]

【ステータスまとめ】

名前：千夜 ライ（ちや ―）

学校：無所属(元ミレニアム)

学年：1 年生

所属：ゲマトリア（元特異現象捜査部）

使用武器：ハンドガン

［基礎ステータス］

戦闘dice1d100=67 (67)+3

知性dice1d100=29(29)

医療dice1d100=10 (10)

神秘dice1d100=90 (90)+1

精神dice1d100=91 (91)+3

［技能ステータス］

清掃力

dice1d100=100 (100)

プログラミング能力

dice1d100=75 (75)

事務処理能力

dice1d100=40 (40)

【実績】

『星ノ空、先ヲ行ク者』

効果：戦闘力に+3の補正

『やはり人間は』

効果：精神力に+3の補正

『不可解な探求者』

効果：神秘に+1の補正

[4 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 20:56:16]

※サブキャラのステータスです、ほぼフレーバーですね

【ステータスまとめ（オリキャラのみ）】 | Writening

ウオリ「フレーバーでも、一度生まれたものは簡単に消えないものです」

[5 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 20:59:14]

※基本的な戦闘ルールです、自分用とも言います。（遵守するとは言ってない）

戦闘ルール（暫定） | Writening

[6 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:10:37]

※なんだかんだでパート７！相変わらず自分のやりたい放題でやっております。

※このスレが少しでも皆さんの暇つぶしになれば幸いです。
その割に大暴れだなｗｗ
※創作はまず自分が楽しんでこそだから…

※自分の好きなものを好きなだけを詰め込んだ弁当箱を作ってる気分です
肉系の茶色一色になってそうｗｗｗ

※んふふふ、私は楽しいです

[7 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:12:52]

※それと本スレはAIイラストとネタを多用するスレなので、ご理解のうえ生暖かい目で見守って頂ければありがたいです

※スレ運行自体も試行錯誤中ですので拙い点もご容赦を

だからもう、頼れるのは『皆様とダイス』先生しか…

[8 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:17:21]

※後は１０まで没イラスト投下！
『なんか使いどころなかったアイキャッチモドキ』

[9 二次元好きの匿名さん 25/04/10(木) 21:20:17]

>>7

俺も頑張ろう

それじゃあ足舐めるね…

[10 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:21:27]

『空崎ビナー』（ビナーに乗ったヒナちゃんを表現したかったヤツ）

[11 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:23:56]

『なんかドロシー（勝利の女神nikke）っぽく見えてきた聖園ミカ』

[12 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/10(木) 21:27:35]

>>9

オラァ！変態みっけたぞオラァ！！ｗｗ（足でゲシゲシ）

※足癖の悪い子だ…

半世紀ほど言うのが遅いぞｗｗｗ

[13 二次元好きの匿名さん 25/04/10(木) 21:29:42]

>>12

隙あり！

レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ！

[14 二次元好きの匿名さん 25/04/10(木) 21:30:11]

>>11

どちらもピンク髪で癖のある性格でエデンに関係していて公式からいじめられる方……どっちだ……？

[15 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 06:08:28]

※朝の自己保守です

んぅ…おはよう…ございます…

[16 おっと、既に次スレに以降を… 25/04/11(金) 06:18:43]

おはようございます、本日はお日柄も良く…

[17 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 12:15:13]

【本編】
（アリウス自治区の訓練場）

（ライ達は倒れそうなミサキを回復する為、そして疲労した肉体を休める為に、暫しの休憩を取っていた）

サオリ「…先生が生徒の為に付いてきてくれて居ることは分かった」

サオリ「だが…お前はどうして付いてきてくれているんだ？」

あ～ねｗｗそれ聞いちゃう？ｗｗｗ
サオリ「ああ、思えば前の作戦の時から、ずっと気にはなっていた」
サオリ「我々のデータに無かった生徒……連邦捜査部に入っているのか？」

いや、入ってるけど入ってないなｗｗ
特捜員っていう臨時雇用みたいなヤツはしてるけどｗｗｗ
サオリ「なら、何故こんな場所まで…」

『友達』の為に決まってんじゃ～んｗｗｗ
サオリ「友達…？先生…ではないか、他は…‥」

お前じゃい！！ｗｗ
サオリ「なっ…！？私か…！？」

[18 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 12:42:11]

なに驚き 桃の木 山椒の木 してんだよｗｗｗ
サオリ「あ、当たり前だろう！私が言うのもなんだが、殺し合いくらいしかしてないぞ…！？」

阿呆がｗｗ『河原で殴り合ったらトモダチ』って古事記にも書いてるだろｗｗｗ
サオリ「いや殴り合ったのは河原では無かったが…」

じゃあ送ってやるよ『賽の河原』によぉ！！ｗｗ
『領域展か――
サオリ「無駄な体力を使うんじゃあない！！」（腹パン）
モルスァ！？（すごい勢いで飛んで行く）
サオリ「ハッ！しまった…！大丈夫か！？」
ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファーｗｗｗ

サオリ「大丈夫そうだな」
せやろかｗｗ（むくりと起きる）
サオリ「本当にタフだなお前は…」
タフを超えたタフと申しますｗｗ
この頑丈さに一番戸惑っているのはオレなんだよね。すごくない？ｗ

サオリ「……思えばアズサもそうだった」
アズサも？
サオリ「あぁ、さっきも言ったが、ここはアズサと始めて出会った場所でな……」

[19 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 18:17:20]

サオリ「射撃だったか、爆弾製作だったか…監督官に反抗していた生徒が、ひどく殴られていてな」

サオリ「反抗自体は珍しいことじゃない、それまでも何人かはそういったヤツが現れては、数度の『処罰』を受けて『正しいアリウス生徒』になっていった」

…………

サオリ「しかしそれでもその生徒だけは反抗をやめず、ついにはヘイローまで破壊されそうなほどの体罰を与えられる寸前…」

サオリ「私は見ていられなくなって、割って入った。それがアズサとの出会いだった」

サオリ「それ以来ともに任務や訓練を行っていたが……ついぞあの子は私達に心を開くことはなかったな」

……ほんとにそうか？

サオリ「あぁ、結局私も最後まで、アズサが見ている世界が分からなかった」

サオリ「あの子が訓練場の片隅に咲いている花を見て、何かを言っていた」

サオリ「その言葉が何だったのか……私にはおそらく一生分からないのだろうな」

……いや聞きに行けやァ！！

サオリ「！？」

[20 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 18:56:50]

なんだぁ……テメェ…？
何時までもうじうじポヨポヨしやがって！！ｗｗ
サオリ「ポヨポヨしていない」

じゃあうじうじしてんじゃねーか！！ｗｗ
サオリ「それは…っ、それに、アズサに聞きに行くなんて……あれだけのことをした私には無理だ…」
サオリ「きっとあの子は、今ごろ幸せな学園生活を送っていることだろう、私とは違う…遠い場所に行ってしまった…」

……はぁ〜（クソデカため息）
サオリ、手相見せろ手相ｗｗ
サオリ「…？急になにを…？」（手を出す）
オレは手相を見れば相手の運や未来が分かんだよ！！ｗｗｗ
サオリ「そ、そうなのか？」
そうそうｗｗ（手相を見る）
ん〜こりゃヤバいなｗｗｗ凄まじい未来だｗｗ
サオリ「そ、そんなに凄惨な未来が…」

DJをやっているサオリが見える
サオリ「は？」
その後は綺麗なドレスを着てて……これは雑誌の表紙を飾っているな？ｗｗ
サオリ「…おい、あまり適当を…」
そして先生がドレス姿のサオリがつまめることを喜んでいる未来が見える！！ｗｗ
サオリ「私を…つ、つまむ？」

間違いないべ！ｗｗオレの占いは3割当たる！！ｗ
模擬刀の先制攻撃だべ！！ｗｗｗ
サオリ「また適当なことを…全く」
いいや、間違いないねｗｗ
2ポンド賭けても良いｗ

[21 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 19:19:50]

しっかし、や〜っと笑ったな？ｗｗ
サオリ「ふっ…笑うに決まっているだろう、そんな絵空事…私の未来に起こるわけがない」

あぁん？ｗじゃあ当たったら2ポンド寄越せよ？ｗｗ
サオリ「上等だ、そんな未来があったらの話だがな」

2人「「フフ、フフフフフ…！！」」（腕を掴んで押し合う）

[22 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 21:30:06]

ミサキ「楽しそうだね、2人とも」
サオリ「ミサキ…！傷は治ったのか」
ミサキ「それなりに」
ハルノ「先ほどの大立ち回りでの傷は大体治りました、先生はは…寝ているようですね」

サオリ「ああ、もう数分したら先生を起こして、ここを出よう」
しっかしよく寝てんなぁ…どんな夢見てんだか？

＊＊＊
（狭間の世界）
セイア「先生…聞こえているかい？」

”セイア…？”

セイア「私は今、夢でも現実でもない狭間の世界に閉じ込められている…」

セイア「とにかく時間がない…もし聞こえているのなら、そのまま耳を傾けて、よく聞いてくれ」

セイア「……私が犯した過ちを、そしてこれから起こる『絶望の未来』を」

[23 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/11(金) 22:05:36]

セイア「私は夢の中でゲマトリアの会議を識ってしまった…」

セイア「アリウスを支配するベアトリーチェは、バシリカで儀式を行おうとしている…」

”そうか…アツコを連れて行ったのはそのために…”
セイア「そして儀式の果てに秤アツコは命を落とし、その犠牲が『何か』を呼び寄せ、キヴォトスは終焉を迎えるだろう」

セイア「あの『不吉な光』がなんなのかは分からない…」
セイア「しかしベアトリーチェに攻撃され、あの光に当たってしまった私の意識は…そして肉体は崩壊を始めている…」
”セイア…！”

セイア「その事で恐慌状態になった私はミカを責め立て、追い詰めてしまった…」

セイア「ミカの暴走…ベアトリーチェの儀式、そしてキヴォトスの終焉…これらを全て解決することは不可能だ」
セイア「そしてそのどれが切っ掛けになるかは分からないが……」

セイア「私は『ライが死ぬ』という未来までも見てしまった」
”！！？”

セイア「だから逃げてくれ、先生…ライを連れて…アリウス自治区から離れてくれ…！」

セイア「私はここから抜け出す方法を探してみる…！」

セイア「だから…どうか――」

[24 次回 ライ様死す 25/04/12(土) 04:36:02]

おはようございます、保守に御座います。

[25 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 07:04:46]

おはようございまぁす！！ｗｗ

※…死ぬとこまでいけるかなぁ？

ん？なんか言ったか？

※【速報】鬼さん、大爆笑してしまう

来年の話してる？ｗｗ

※冗談ですヨユーヨユー、ほら朝ごはん食べて食べて

ん……

[26 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 08:57:03]

＊＊＊
ジャスト一分だ、いい悪夢（ユメ）見れたかよｗｗ
”奪還屋…”

サオリ「起きたか、先生」
『ピコン♪』
ミサキ「ウオリとヒヨリから連絡…追手はまだ来てないみたい」

ミサキ「というか…追手の影が『不自然なほど無い』だって。『まるで誰かが全て蹴散らしたようです』とも」

ミカこそ一騎当千の三国無双じゃｗｗ
”トリニティは元は3つの大きな学園の集まりだから…”
”実質三国志？”

ウオリ「では私はさながら黄巾賊……誰が賊ですか！！」
ヒヨリ「えへへ…ウオリさんも色々苦労してるみたいで…親近感」

なんか見張り組が仲良くなってるｗｗ

ウオリ「見張りしながら身の上話を少々…不幸体質で意気投合してしまって」
ヒヨリ「人生、苦しいですよね…」
ウオリ「苦しい…」

嫌なプロ同士の会話だ…ｗ

[27 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 10:36:45]

サオリ「追手が無いのはいい知らせだ。もう30分ほどここに滞在して、装備の再整備をしよう」
ミサキ「これが最後の調整になるね」

第2回！お茶のツマミになる話〜ｗｗ
ミサキ「これが最後の調整になるね？」（顔面アイアンクロー）
あーっ！ｗｗ頭痛が痛い！！ｗｗｗ
ミサキ「こっちはストレスで腹痛が痛いよくそばか」（ギリギリギリギリ…）

サオリ「ミサキがあんなに感情を…」
”感情の発露は、生きる意思になるからね”
”ミサキ、怒りの日…”
ウオリ「審判は地獄行きっぽいですよ？」
がぁぁぁぁぁ！ｗｗお、折れるぅ…！！ｗｗｗ
ハルノ「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ！！」（即時回復）
ミサキ「……」（無言のアイアンクロー）

回復と攻撃同時にすなーっ！☝️🤣ｗｗ
”スーパーマリオくんツッコミすなーっ！！☝️💦”

[28 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 14:29:33]

（その後、座談会と称してアリウスの内情と劣悪な生活環境を聞いた先生は――）

”…………（ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ）”

（――バチギレていた）

先生、気を高めるなぁ！！ｗｗ
髪が金色になるくらい怒ってんぞ！？ｗｗ

”できぬぅ！！”
”はい……”
ヒヨリ「あうぅ…大人って怖いです…」
”ゴメンね…”

サオリ「各自整備も終わったな、そろそろ出るぞ」

了解！！ｗｗ

ミサキ「でもバシリカにはどうやって潜入するつもり？ルートは考えてあるの？」

サオリ「まずはアリウス分校の旧校舎に向かう、そこにある地下回廊を使えば比較的安全にバシリカまで行けるハズだ」

”地下回廊…”
ハルノ「本当に地下が好きですね…この自治区は」

そりゃ問題も『根深い』訳だｗｗｗ（ツクテーン♪）

”どっかの骨みたいな事を…”

なんせ『地下墓地』だからなｗ（ツクテーン♪）

[29 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 15:15:59]

＊＊＊

（アリウス自治区、某所）

『ガラララ…』

ミカ「けほ、けほっ…ふぅ、やっと着いた…」

ミカ「なんか体が鈍ったかなぁ…最近部屋に居たから？、それともナギちゃんが毎日ロールケーキをdice1d100=24 (24) 本差し入れしてくるからかなぁ…」

ミカ「でも取り敢えず自治区に着いたみたい！」

アリウス生徒A「…む？誰だ？」

ミカ「あ、こんにちは！ねぇねぇアリウスのバシリカってどっち？」

アリウス生徒B「なんだ聖園ミカか……聖園ミカっ！？」

アリウス生徒A「お前…！捕らえられて居たはずじゃ…！」

ミカ「残念だったねぇ…トリックだよ」

アリウス生徒B「し、侵入者がここに！早く本隊に連絡を！」

アリウス生徒A「オーケー！」

ミカ「オッケィ☆」

『ズドン！』

アリウス生徒A「ウワァァ！」

アリウス生徒B「！？ま、待ってくれ…！ミカ…！」

ミカ「あなたは最後に倒すって約束したね？」

アリウスB「そ、そうだっけミカ…！？た、助けて…！」

ミカ「あれはウソだよ」

アリウス生徒B「うわぁぁぁぁぁ！！」

＊＊＊

ミサキ「…クリア、ここまでは安全だね」

つまんねーなぁｗｗ筋肉モリモリ、マッチョウーマンの変態とか出てこないかな？ｗ

見てこいハルノｗｗ

ハルノ「何故か『ピッチフォークで刺される未来』を予知したッ！！」

”エピタフかな？”

”墓碑銘が刻まれちゃう！！”

[30 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 16:25:36]

ミサキ「おかしい…街が静か過ぎる…」
ヒヨリ「それに、今まで気づきませんでしたが…知らない物がいっぱい増えてます…」
サオリ「いつの間にこんなに軍事化していた…？まさかアズサは、この違和感に気付いて…」
ウオリ「……誰か来ます、各自勝手に隠れて下さい」（体が透明化していく）
コイツぅ…ｗｗｗ

ユスティナ聖徒会たち「「「…………」」」（ぞろぞろと街を移動する）

ミサキ「アレは…聖徒会のミメシス…？」
サオリ「なっ…！？エデン条約が取り消されたのに、何故…？」

『ウォォォォォン！！』
ヒヨリ「ひえぇ…あ、あれって…」
ミサキ「アンブロジウスの悲鳴だよ、間違いない」
サオリ「ということは、彼女は既に複製（ミメシス）の能力を確保している…」
ミサキ「じゃあ、本来必要だったのは『姫を古聖堂に連れて行くこと』だけで、トリニティとゲヘナの占領任務は…」

サオリ「彼女には、『どうでもいいこと』だったのか…？」

[31 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 16:49:07]

サオリ「……じゃあ、私たちの任務は…」

『一体、何の意味があったのか』
一堂「「「！？」」」

ユスティナ聖徒会「「「…………」」」（ぞろぞろと周囲を取り囲む）
ヒヨリ「ほ、包囲されています！？」
サオリ「ちっ…罠か…」

ベアトリーチェ（通信）『当たり前です、ここは私の支配下にある領地。皆さんの位置や経路は全て把握しております』

ベアトリーチェ（通信）『愚かな子供たち、私に隠し事は不可能ですよ』

ヒヨリ「ひいぃ…全部手のひらの上だったんですか…！？」
ベアトリーチェ『ええもちろん。それにサオリ、あなたの推理は正しいですよ』

ベアトリーチェ『私の望みは始めから「ロイヤルブラッドを古聖堂に行き、聖徒会を顕現させる事」それだけです』
ベアトリーチェ『そうすれば後は私が統制できますので。…マエストロは自分の作品が奪われるようだと嫌がっていましたが』

サオリ「占領任務が成功したら、姫を生贄にすることはやめると…」

ベアトリーチェ『はて、身に覚えがない話ですね、まぁ不毛な話はここまでです』

[32 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 17:20:16]

ベアトリーチェ『私が今話すべきはそう…』

”…………”
…………

ベアトリーチェ『はじめまして、シャーレの先生。そしてまた会いましたね、千夜ライ』

…………ん？（首を傾げる）

ベアトリーチェ『先生、あなたのことは黒服やマエストロから聞いています』
”あなたが、ベアトリーチェ？”
ベアトリーチェ『はい、この自治区の支配者にして、ゲマトリア唯一の成功者です』
お前がアリウスに『ばにたすばにたす』言って洗脳しとったんかボケェ…
ベアトリーチェ『口を慎みなさい、それに洗脳などしていません。私はこの地にある憎悪を利用しただけ…』
ベアトリーチェ『楽園は届かないからこそ楽園たり得る。その地獄の中で「大人」は「子供」を支配し搾取し、捕食します』

ベアトリーチェ『ですから私の捕食（これ）も、理解していただけますよね先生？』

”…………”
先生苦虫でも噛んでる？ｗｗ
”味なくなるくらい噛んでる”
じゃあただ虫食ってるヤツじゃねーか！！ｗ

[33 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 18:00:05]

ベアトリーチェ（通信）『ふむ…どうかこのまま、ロイヤルブラッドを放っておいてもらえませんか？』
ベアトリーチェ『私が儀式を成功させれば、私はひとつの偉業へと到達します』
ベアトリーチェ『そうすれば、この世界の真実にまで手が届くでしょう…！』

”そこまでにして”
”誰かの犠牲で到達できる真実なんて必要ない”
うんうん過ぎてウンウントリウムになったわね…
ベアトリーチェ『はぁ…その反応…、あなたまで「そちら」に立つのですね？千夜ライ』
…あぁん？
ベアトリーチェ『あなたには、前の会議でも話したハズですよ？』
ベアトリーチェ『「私の儀式を邪魔するなら殺す」と』
”ライ…？”

”まさかライも、セイアと同じように…”
”ゲマトリアの会議を知っているの？”

……？？？あぁん？
さっきからさっぱり何言ってっか分かんねぇけどよぉ…テメェさっきから馴れ馴れしいぜ？ｗｗ
オレは一度もそんな『会議に参加したことはない』っつーの！！ｗｗ
それどころか『お前と初対面』だわバーカ！！ｗｗ
ベアトリーチェ（通信）『ほう…あくまでしらを切るのですか』

お前の話はやっぱりさっぱり分かんねぇな、赤色で復唱要求しても良いぜ？ｗｗ
”それは別のベアトリーチェだよ…”
はぁ～さっぱりさっぱりｗｗ

[34 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 20:57:59]

ベアトリーチェ（通信）『ふぅ、仕方ないですね。どうやらあなたたちは、私と違う真実を信じているようです』

ベアトリーチェ『やはり、あなたたち2人は私の敵対者で間違いありません』

ベアトリーチェ『始末して下さい』（通信を切る）

ユスティナ聖徒会「「「…………」」」（ぞろぞろと動き出す）

……っ！ヤツの気配！ｗｗ

”ヤツ？”

来い！！！
ミカぁ！！！

『ドドドドド！！』
ミカ「あはははは！来ちゃった☆」

”そうくるか！！”
”女誑しめ！！”

失礼だなｗｗ純愛だよｗ

サオリ「2人が何を言っているか分からないが来るぞ！！」
ミサキ「いつものことじゃん…」

[35 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 21:20:57]

※では戦闘開始です。とりあえずぶつかってみましょうか

※一旦回復パート挟んだんで、1d30をそれぞれの回復分にしてアリウスの戦闘力を再計算します。

『回復分』

dice1d30=8 (8)

『各戦闘力』

サオリ

dice1d100=18 (18) +回復分

ミサキ

dice1d100=78 (78) +回復分

ヒヨリ

dice1d100=91 (91) +回復分

[36 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 21:46:56]

※槌永ヒヨリ、灼熱の時間（とき）――

※そしてサッ…サオリッッッ！！

※相変わらずダイスが荒ぶっております……では総力戦です。

＊＊＊

今回は俺たちも参加するぜ！！ｗｗ

ハルノ「前回は回復で忙しかったですからね！覚悟の準備をしておいて下さい！！」

ミカ「あははっ！全員まとめてかかって来なよ！！」

ウオリ「えぇ…私もですか…？」

全員で掛からねぇと勝てる気がしねぇんだよ！！ｗｗ

ミカ【憎悪マシマシ殺意マシマシ】

dice1d338=302 (302)

サオリ【戦闘力26】＋ミサキ【戦闘力86】＋ヒヨリ【戦闘力99】+ハルノ【戦闘力59】+ライ【戦闘力67+3】+ウオリ【戦闘力28】

dice1d368=24 (24)

※……なんかデジャビュだけど一応ね？　なんとなく一応、ヒヨリ１人で戦った場合のIFダイス振っとくね？

『もしヒヨリ１人で戦ったら？』

dice1d99=77 (77)

[37 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 21:51:03]

※ミカが強いしこっちは弱いんじゃ！！
※ヒヨリ…健闘しましたね…

※ではリザルト書いて来ますぅ…

[38 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/12(土) 22:22:52]

【リザルト】
『槌永ヒヨリの憂鬱』
襲撃してきたミカさんの強さは、凄まじいものでした…。

私たちは襲い来るユスティナ聖徒会を相手しながら、更にミカさんの攻撃も凌がなければならず…。

サオリ「くっ…ユスティナは私が受け持つ！他はミカを相手にしろ！」（ユスティナ聖徒会の軍団を引き付けながら離れていく）

リーダーは状況を打開すべく、単身危機へと飛び込みました…。

ウオリ「早速一人戦力から外れたんですが！？」
ミサキ「残りの人員であの女を討伐するしかないでしょ…！」

しかしそれでも数十体のミメシスは残っており、『乱戦が得意』なミカさんはそれに乗じて攻撃を仕掛けます。

ウオリ「ふぅむ…」（仕込みステッキを構える）
『パァンパァン！！』
ミカ「あははっ当たらないよ〜！」（ミメシスを盾にしながら移動する）
ウオリ「ダメだドク、当たらん」
ハルノ「無駄ァ！！」（アサルトライフルを構える）
『ババババババッ！』

ミカ「…効かないねぇ！」
『ダダダダッ！！』
ハルノ「ぐっ…！直撃しても仰け反りもしない……コイツ、無敵か…！？」

ライ「お前なんなんだよ！！ｗｗ」（接近戦を仕掛ける）
ミカ「私は…『魔女』だよ」（ライの拳に触れないように、銃身で格闘術を行う）
ライ「ミカのコンボ気持ち良すぎだろ！ｗｗ」（一旦バックステップで距離を取る）

[39 いとつよし。 25/04/13(日) 02:05:49]

おやすみなさい、保守に御座います。

[40 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 07:10:33]

※おはようございます、保守感謝！

※奇しくもミカとぶつかる度にスクワッドの面々が一人ずつ好調の活躍をしております

※そして今【戦闘力99】のヒヨリ…
※これは『試練』だ……「このままヒヨリを単なる不憫枠で終わらせるつもりか」というダイスからの『試練』と私は受け取りました…

※盛ります、モリモリ盛ります

[41 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 07:44:37]

”ミサキ！今だよ！”

ミサキ「もう狙ってる！」

ミカ「！！」

『ボシューッ！…ドォン！！』

辛うじてミカさんに直撃した、ミサキさんのランチャーでしたが…。

ライ「やったか！？ｗｗ」

”ライ！それはっ…！”

ミカ「ん〜…悪くないね！dice1d100=36 (36) 点かなっ！」（煙の中から現れる）

まともなダメージにはなりませんでした…。

ライ「後門の複製（ミメシス）、前門のネメシスかよｗｗ」

”ミカはタイラントじゃないよ！”

ヒヨリ「い、今支援しま…！」

…いえ、皆さんが押されてる今、単なる支援ではいけません。

だって私はここまで、戦闘で活躍できなかったから…。

『主体性』を、持てなかったから。

[42 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 08:01:18]

＊＊＊
（アリウス自治区、訓練場）
ヒヨリ「み、皆さん、銃に名前を付けませんか…？」
アツコ「……？」
ミサキ「……なに、急に」
サオリ「名前…？」
ヒヨリ「せ、先日私たち、優秀な分隊として『アリウススクワッド』に選ばれて…」
ヒヨリ「他の部隊の方たちより『ちょっと性能の良い銃』を支給されたじゃないですか…えへへ」
サオリ「まぁ、そうだな」
ヒヨリ「な、なのでこの銃は、きっとこれからずっと使うと思うんです…！」
アツコ（「そうだね」の手話）
ヒヨリ「そう言うのを『推し銃』って言って、今どきの生徒は名前を付けるのが流行りなんだそうです！」
ミサキ「どこ情報よ…それ」
ヒヨリ「雑誌に書いてありました！えへへ…『推し銃』…」（巨大な狙撃銃を抱き締める）
ヒヨリ「な、なので今後も大切にする為に、名前付けませんか…？」
ミサキ「はぁ…また変な情報仕入れて…」
サオリ「…いや、名前を付けるだけだろう？それで銃器を丁寧に使用できるのなら、それに越したことはない」
ミサキ「…まさかリーダー付けるつもり？」
サオリ「物資は貴重だ、銃器も乱雑に使い回すより、名付けてでも長期的に使った方がいい」
ミサキ「ウソでしょ…」
ヒヨリ「き、聞かせて下さい！サオリ姉さんの銃の名前…！」
サオリ「『アリウス製アサルトライフル』」
ミサキ「うわ…」
ヒヨリ「うわぁ…」
アツコ（「サっちゃんらしいね」の手話）
サオリ「そ、そんなに変か…？」

[43 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 08:32:09]

ミサキ「まだアズサの方がいい名前付けるでしょ」
サオリ「端的に表したいい名前だと思ったのだが…」
ヒヨリ「名前というか…名称ですよね…それ」
ミサキ「アズサ、アズサ」（手招きする）
アズサ「…何？」
ヒヨリ「アズサちゃんは銃に名前って付けてますか…？」
アズサ「『Et Omnia Vanitas』」
ヒヨリ「た、端的…」
ミサキ「この親にしてこの子ありか…」
アズサ「ᓀ‸ᓂ ﾌﾝｽ」
サオリ「私はアズサの親ではないぞ」
ミサキ「マジレスしないで、面倒くさい」

[44 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 08:36:21]

アズサ「待てミサキ、そう言うミサキはどんな名前なんだ？」
ミサキ「別に付けてない」
アツコ（「じゃあ付けないとね？」の手話）
ミサキ「ウソでしょ…」
サオリ「散々我々を批評したんだ、ミサキはさぞいい名前を付けるのだろうな」
ミサキ「これ、言わないと終わらないヤツ…？」
アズサ「聞かせてくれ、君の名は？」
ミサキ「くっ…、……せ」
ヒヨリ「せ？」
ミサキ「『セイントプレデター』…」
アズサ「おお」
ミサキ「おおじゃない…最悪…」
サオリ「良いじゃないか、『セイントプレデター』」
ヒヨリ「良いですね…！『セイントプレデター』…！」
アツコ（「カッコいいね」の手話）
ミサキ「連呼しないで…っ、そう言う姫は！？」
アツコ（「『スコルピウス』とか…どう？」の手話」）
ヒヨリ「あ…さそり座のことでしたっけ…？」
アズサ「星の名前を取るとは…良いセンスだ」
サオリ「流石姫だな、最高だ」
ミサキ「なんか私と反応違わない！？ほらヒヨリ！最後！！」

[45 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 09:07:02]

ヒヨリ「わ、私ですかぁ！？」
ミサキ「なに驚いてるの…そもそもあんたの発案でしょうが、この地獄は…」
ヒヨリ「も、もう順番が来てしまったんですね…」
アズサ「ヒヨリ、聞かせて欲しい」
サオリ「確かに気になるな、ヒヨリが付ける名前は」
アツコ「…………」
ヒヨリ「わ、私は…」

一同「「「「…………」」」」
ヒヨリ「私は…」

ヒヨリ「……『アイデンティティ』で…どうでしょう？えへへ」

アズサ「『アイデンティティ』…？」
ミサキ「確か…自己同一性とか、個性とか…あと主体性って意味もあったかな？」
ヒヨリ「はい、えへへ…私、こんな性格なので…自分の意見とか、よっぽど吹っ切れないと言えなくて…」
ヒヨリ「だからなるべく、持ちたいなって…アイデンティティ…へへ」
サオリ「ヒヨリ……」
ミサキ「…良いんじゃない？ヒヨリにしては洒落が効いてる」
アズサ「あぁ、きっとその名前なら、大切に持ち続けられるだろう」
アツコ「（サムズアップ）」

＊＊＊

[46 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 09:47:48]

＊＊＊

ライ「ちっ…キッツいな…ｗ一旦下がる！誰か代わりに前衛に…！」

ヒヨリ「わ、私が行きます！」
ライ「助かる！……ってなんでヒヨリくんが！？ｗｗ後衛のハズじゃあ！？ｗ」


ミカ「……？あはっ次はアナタ？」

こ、怖い…ミカさんが怖いです

怖い……けど……っ！

ヒヨリ「…このまま、衝動のままに逃げ出して…『この子』を持てなくなる方が、ずっと怖い…です…！」

ミカ「…？何をブツブツ言ってるのかなぁ？」

※……『衝動』あるところに『自我』をあらしめよ

ヒヨリ「私の最弱は…ちょっとばかり、い、痛くなりますよ！」

これが私の…『存在証明（アイデンティティ）』――！！

[47 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 12:41:52]

ヒヨリの持つ『アイデンティティ』という長大な銃身…いや、もはや砲身とも言える太さのバレルを持つ銃。

ヒヨリ「…………」（背負っていた巨大なリュックを降ろす）

『ドスン…ッ！』

ミカ「…あはっ☆重りを下ろしたって感じ？」

ヒヨリ「……」（ケースを開き、片手で持ち上げ、脇に抱える）

その元はNTW-20という『機関砲用の銃弾』である、20mm×82弾や20mm×110弾を射撃可能な対物ライフルを起源とする。

ヒヨリ「ふぅ～…っ」

【20×82mm】×3【20mm×110弾】×1

ミカ「でもそんな少年マンガじゃないんだから、そうそう戦力差は埋まらな――」

ヒヨリ「……行きますッ！！」（ミカに向かって走る）

『ダァァンッ！！』

【20×82mm】×2【20mm×110弾】×1

ミカ「！！」

『1射目』

ミカ【戦闘力338】

dice1d338=302 (302)

ヒヨリ【戦闘力99】

dice1d99=77 (77)

ライ「ヒューッ！凸砂かよ！？ｗｗやるぅ！ｗｗ」

ハルノ「動かないで下さい！あなたは負傷者です！」（治療中）

[48 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 13:05:52]

ミカ「ご……っ！？」（腹部に喰らい、少し後ろに仰け反る）

ライ「やったか！？」

”だからダメだってソレ！！”

ミカ「………効くねぇ！」（銃をヒヨリに向ける）

『ババババババッ！！』

ヒヨリ「――っ！！」

（ヒヨリに向けて放たれた数多の弾丸が、土煙を上げながらヒヨリの居た場所に着弾する）

ミカ「ふぅ、おーわりっ☆」

ヒヨリ「……まだです！！」

ミカ「！？」

（煙の中からガンケースを盾にしたヒヨリが飛び出す）

【20×82mm】×2【20mm×110弾】×1

ヒヨリ「そこっ！！」

『ダァァンッ！！』

【20×82mm】×1【20mm×110弾】×1

『2射目』

ミカ【戦闘力338】

dice1d338=232 (232)

ヒヨリ【戦闘力99】

dice1d99=34 (34)

ではヒヨリの放つ『機関砲用の弾丸』がどういうものか。

それは極めて大雑把にいえば『戦車の装甲をぶち抜ける銃弾』だ。

良く見るサイズのタバスコ瓶くらいの銃弾である。イカれている。

[49 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 13:58:11]

ミカ「かはっ…！」（ヒヨリの放った銃弾が、再びミカの腹部を捉える）

ライ「……！！🤐」

”我慢できて偉い！！”

ライ「🤤」

”口緩んでる！緩んでる！”

ミカ「……痛ったいなぁ！もう！！」

（腹部の弾丸を片手で止めながら）

ライ「嘘じゃん…」

本来、ヒヨリの持つ銃の元となった銃では、その銃弾を『20×82mmの場合3発』、『20×110mmの場合１発』のみ装弾可能。

ヒヨリ「…………」（ガンケースを立てて、カバーリングしながら一応チャンバーチェック）

【20×82mm】×1【20mm×110弾】×1

しかしヒヨリの持つものは、ベアトリーチェ…もといゲマトリアの技術を用いた特殊な内部機構により、ボルト・バレルの交換無しで切り替え可能かつ、それぞれを最大数装填しておける、特殊な機構のマガジンを採用している。

ミカ「…まだやる気？いい加減無駄だって分かってくれないかなぁ？」

ヒヨリ「…私が諦めたら、あなたはどうしますか…？」

ミカ「あなたたちを殺すよ」

ヒヨリ「させません」（ガンケースを盾にしながら突撃）

ミカ「バカのひとつ覚えだねぇ！！」

ライ「バカはオレの専売特許なのになぁ！！？」（ミカに掴み掛かる）

ミカ「は！？ちょっ！？」

ライ「聖園CCO!Yourヘッドボロンとしてみぃ！ｗｗ」

ミカ「ちょっと！抱き着かないで！？」

ヒヨリ「ありがとうございますっ！！」

『ダァァンッ！！』

【20×82mm】×0【20mm×110弾】×1

『3射目』

ミカ【戦闘力338】−【ライの妨害】

dice1d338=10 (10) −dice1d100=47 (47)

ヒヨリ【戦闘力99】

dice1d99=46 (46)

[50 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 14:21:11]

ライ「掴んだァ！！」

ミカ「はっ…！離してっ！！」

ヒヨリ「ありがとうございますっ！！」

『ダァァンッ！！』

【20×82mm】×0【20mm×110弾】×1

ミカ「こふっ……！！」（更に腹部へ直撃）

この特殊機構の狙撃銃は、ミサキの使うスティンガーがリロードできる上、対地射撃も多弾頭ミサイル発射もできる点を鑑みれば、さもありなんだろう。

ライ「最後だ！！畳み込め！！」（ミカを羽交い締めにしながら）

ミカ「くっ…このっ……！」（必死に藻掻くが、腹部の蓄積ダメージにより力が入らない）

故にこの結末も、彼女のひとつの『存在証明（アイデンティティ）』に他ならない。

ヒヨリ「…サオリ姉さんの教えは、迷ったなら『撃つな』……です」

ライ「！！」

ヒヨリ「でも――」

【20×82mm】×0【20mm×110弾】×1

ヒヨリ「――もう『迷い』はない」

『ダァァァァァァンッ！！！』

【20×82mm】×0【20mm×110弾】×0

ミカ【戦闘力0】

dice1d0=

ヒヨリ【戦闘力99】

dice1d99=34 (34)

[51 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 15:29:12]

『ダァァァァァァンッ！！！』

迷い無く放たれた一発の弾丸。
元よりその巨大な弾頭は『阻むものなし』を体現する程の貫通力を持っていた。

であるならば、弱さを振り切り、強かに飛び出した自我を止められる者などありはしない。

ヒヨリ「………………」

そう、ヒヨリの強さとは、追い詰めると逆に懐へ飛び込んでくる強かな点にある。

ミカ「か……はっ…………！」

最後の弾頭は、やはりミカの腹部を的確に捉えていた。
【結果：ヒヨリの勝利】

ヒヨリ「……うわぁん！！ようやく倒れてくれましたぁ！！」

勝者の顔じゃない……ｗｗ
ヒヨリ「も、もう終わってしまうかと思いました…うぅ」

[52 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 17:37:05]

（暴走するミカと、それを羽交い締めにするライが、ヒヨリの強力な弾丸によって吹き飛ばされる）

うげぇぇぇぇっ！？
ミカ「…………」（ライと共に吹き飛ばされた後、くたりと倒れ込む）
ヒヨリ「……うわぁん！！ようやく倒れてくれましたぁ！！」

”ミカ！ライ！大丈夫！？”
”（2人に駆け寄る）”
ミサキ「あっ、ちょっと…！下手に近付くと危な……聞く人じゃないか」

”ミカ！…よかった、気絶してるだけだ…！”
”ライは大丈夫！？”
ラディッツごと魔貫光殺砲食らった悟空の気分…ｗ
”余裕ありそうで良かった…”
扱い酷くな〜い？ｗｗｗ痛つつ…ｗ（お腹を擦りながら立つ）
『タッタッタッ…！』
ん？この孤独な足音は…！ｗ
”足音に孤独とかある？”

サオリ「すまない…！引き付けたユスティナの殲滅に時間が掛かった…！」
ミサキ「リーダー…！」
ヒヨリ「さ、サオリ姉さん…！！」
サオリ「そっちは…ミカを制圧できたのか…！」
ミサキ「ヒヨリがなんとかね」
ヒヨリ「あぅ……」
ようやったヒヨリ！胸を張れ！ｗｗ（背中を叩く）
ヒヨリ「は、はいぃ！？」（背を伸ばし胸を張る）
うおデッカ…ｗ
”デカくていいね”

[53 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 18:07:26]

ミカ「ぐ…うぅ…痛い…やっぱり先生とライちゃんが居ると厄介だね…」

うぉあ！？起きるのが早い！！職人の朝か！？ｗｗ

”ミカ…セイアは多分無事だよ”
”トリニティに戻って…これ以上傷付けたくない”

ミカ「先生…ゴメンね、私はいつもこんなだよね…」

ミカ「私みたいな問題児は、先生…みんなの側にいられないことも良く分かってる…でも…」

ミカ「でも、もう帰る場所がないの……トリニティにも…何処にも…！」

”ミカ……”

ミカ「私はトリニティの裏切り者で、セイアちゃんを傷付けた魔女だから……」

ミカ「生徒じゃなくなったら…私みたいな問題児、先生だって会ってくれないよ……」

ん〜…………（ポケットの中の『あるもの』を確認する）

[54 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 18:16:32]

ミカ「私は悪党で…人殺しで…そんな私に、もう幸せな未来なんて訪れないことは、私が一番良く分かってる…」

ミカ「だから、私に残ってるのは『こんなもの』しかないの…！」

ミカ「なのに…あなたたちはどうして！？」
ミカ「私は大切なもの全部失ったのに！奪われたのに！！」

スクワッド「「「…………」」」

[55 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 18:20:42]

”み、ミカ…ちょっと待って…”

あっちゃ〜、無くしたかぁ？……先生、ペン借りるぞ（先生のポケットをまさぐる）

”ライもちょっと待って…”

ミカ「そんなことを許したら
私は何者でもなくなってしまう…」

ミカ「だから先生…私を…私を止めないで…っ」

[56 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 18:51:26]

（ミカが立ち上がり、走り去っていく）

”ミカ！！”

ヒヨリ「い、行ってしまいましたね…」
サオリ「そんなに私が憎いのか…ミカ…」

ウオリ「…そうでしょうか？本人も意外と気付いてるんじゃないですか？ほぼ『八つ当たり』だと」
人の心とか無いんか？
ウオリ「そこに無ければ無いですね」【倫理10、慈悲5】

ミサキ「いつの間にか消えたと思ったら…あの女が消えた途端、急に出てきたね？」
ウオリ「状況判断です、自ら危険に突っ込むほど愚かではないので」

サオリ「……あの恨みは相当のものだ…だが、それも仕方ないのかも知れないな」
ハルノ「彼女のダメージも浅くはないハズですが、まだ立つとは…完全に精神が肉体を凌駕していますね」

精神強すぎて、そのうちスタンド出し始めたりしてなｗｗｗ

”か、勝てん…！今の我々の装備では…！”
”今のキヴォトスの科学ではミカには勝てん！”

シュトロハイム先生か？ｗｗ

[57 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/13(日) 21:30:57]

ミサキ「で、どうするの？追ってきそうだけど」
サオリ「これ以上時間に余裕はない、このまま旧校舎の地下回廊を通って、バシリカに向かう」
ヒヨリ「そ、それしかないですよね…やっぱり…」

っしゃぁ！行くぞぇ！！ｗｗ
”ミカ……”
ほら先生も黄昏てないでｗｗｗ（腕を引っ張る）
ハルノ「先生にも問答無用で来てもらいます！」（一緒に引っ張る）

＊＊＊
（アリウス分校旧校舎、地下回廊）
ん～～ｗこういう真っ直ぐな道を見てるとなんか嫌な予感すんだよな〜？ｗｗ

”嫌な予感？”

サイアクな めに あわされそうな よかんがするｗｗ
ミサキ「……私も、あの女について考えてみたの」
ミサキ「彼女にとって一番の障害になるのは、先生とライの存在…だから仕掛けてくるなら……」

『ドォォォン！！ゴゴゴゴゴ！！』

ヒヨリ「！は、柱が倒れて来ます」
『ドドォォォン！！ゴゴゴゴ！！』
ウオリ「こっちもですか…！」
ハルノ「まだ倒れて来ますッ！！走って！！」

柱で走らぁ！！ｗｗ
”言っとる場合かーっ！！”
『ドォォォォォォン！！』

[58 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 06:18:21]

※おはようございます。朝の自己保守！

[59 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 12:04:18]

【本編】

危機一髪だったなｗｗ
”待って！サオリが居ない！！”

ハルノ「まさか柱に巻き込まれたのではッ！？」
ヒヨリ「り、リーダー！？どこに！？」

（柱の向こうから）
サオリ『こっちだ！……柱の反対側にいる、分断されたようだ』

”サオリが柱の向こうに…！”

おっ、やべぇなこりゃｗｗｗ
ミサキ「リーダー聞こえる？なんとかして合流地点がないか探すよ」

＊＊＊
サオリ「……いや、それは厳しそうだ」

「あははっ、よかった！先生が巻き込まれたらと思って、威力調整したんだけど…」

ミカ「でもサオリ、あなたが綺麗に残ってくれてよかった」

[60 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 15:06:55]

”ミカ！やめて！”
なにやってんだミカァ！！

＊＊＊

ミカ「ごめんねふたりとも、私はもう止まれないの」
サオリ「聖園…ミカ……」
ミカ「ねぇサオリ、時間がないんでしょう？どうするの？」
サオリ「…………」
ミカ「…ま、そう言う私も、先生が来るまで耐え切られたら困るんだけどね」
ミカ「でもそれって一体、どれくらい掛かるんだろうね？」

”サオリ！今そっちに…！”

サオリ「……来るな！！先生！！」
サオリ「時間が無い、姫を…頼む」

＊＊＊
”サオリ…！！”
…………
ミサキ「…リーダーが言うことは正しいよ、時間も無いし、回り込める道があるとは限らない」
ミサキ「それに、今のあの女を、先生は説得できるの？」

…先生、先行くぞ
ハルノ「ブチャラティ！？」
ヒヨリ「い、行ってしまいましたね…って先生？」

”目的を果たす”
”急ぐ”

[61 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 19:16:23]

＊＊＊

ミカ「…先生、行っちゃったね？」
サオリ「フッ…あぁ、そうだな」
ミカ「なぁに？そのお顔、似合わない笑顔浮かべちゃって」

サオリ「似合わない…そうだろうか？」

ミカ「…そうだよ、だってあなたは極悪人。トリニティを、エデン条約をボロボロにした大戦犯」

ミカ「そう、そうだよ…そんな大罪人は、苦しんで死ぬべきなんだよ…笑顔なんて浮かべちゃいけない…」

ミカ「そんな人間は、楽しそうに生きてちゃいけないの」

サオリ「……ミカ、お前は…」

ミカ「それにあなたは、アリウスで嫌というほど教わった筈でしょ？『Vanitas vanitatum（全ては虚しい）』という教えを」

ミカ「なのに…なのになんで、この局面で、この場面で笑っているの？」

ミカ「……なにか良いことでもあった？」

サオリ「『良いこと』…か」

サオリ「あぁ、あったな」

[62 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 19:32:56]

サオリ「先生とライは姫を救いに行ってくれた、これは良いことだ」
サオリ「きっと姫は救われる、あの２人ならばな」

ミカ「…それは否定しないよ。先生は生徒を救いに行くのが正しいし」

サオリ「そして２人に感化されたのか知らないが、ミサキの、そしてヒヨリの目が変わった」
サオリ「少し成長した娘を見たような、そんな気分だ…これも良いことだ」

ミカ「…………」

サオリ「私はお前をここで留め、この一件が終われば罪を贖罪する為に、先生に私の処遇を任せようと思う」

サオリ「そして…いつか罪を償い終えたら…いや、たとえ償い終えなくとも、アズサともう一度話す」

サオリ「きっとアズサは教えてくれるだろう、あの日私が聞けなかった『答え』を」

サオリ「…やはり良いこと尽くめだな。今日は人生で一番良い日かも知れない」

ミカ「…なにそれ、ふざけないでよ」

[63 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 20:42:50]

ミカ「百歩譲ってあなたのお姫様が救われるのは良いよ？」
ミカ「あなたのお友達が妙に強くなったのも…この際どうでもいいよ」

ミカ「でも、あなたは赦されると思ってるの？」
サオリ「赦されるように動くだけだ」
ミカ「赦された先に未来なんて無いじゃん…！ねぇ！？」

サオリ「…いや、ライの占いだと、私は将来DJをやっているらしい」

ミカ「……はぁ？」

サオリ「そして綺麗なドレスを着て、雑誌の表紙を飾るそうだ」
ミカ「ちょっと、なにを…！」
サオリ「そして先生は、ドレスの私をつまんで興奮するそうだ」
ミカ「はぁ〜〜〜？」

サオリ「ふふっ、最後はどうかと思うが、やはり『現在（いま）』も『未来』も良いこと尽くめだ。…そうだろう？聖園ミカ」

ミカ「……脳内お花畑もいい加減にしなよ、ライちゃんのおバカさんが感染ったの？」

ミカ「それに、例えあなたの『未来』が幸福に満ち溢れていたとしても…」

ミカ「『猟犬（あなた）』はここで『魔女（わたし）』に殺される…！あなたには何も残らない！！」

[64 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/14(月) 21:15:35]

サオリ「……『何も残らない』か」

＊＊＊
間違いないねｗｗ
2ポンド賭けても良いｗ
…しっかし、や〜っと笑ったな？ｗｗ
サオリ「ふっ…笑うに決まっているだろう、そんな絵空事…私の未来に起こるわけがない」
あぁん？ｗじゃあ当たったら2ポンド寄越せよ？ｗｗ
サオリ「上等だ、そんな未来があったらの話だがな」
＊＊＊

サオリ「……その時は、2ポンド手に入る」
サオリ「あぁやはり、人生は『良いこと』尽くめだ」

[65 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 06:42:42]

※おはようございます！朝の自己保守！

※ただいまエデン条約編をひたすら邁進しておりますが、一段落したらライちゃんを安価とダイスでフラフラさせてみたいですね

鬼が笑う定期ｗｗｗ
※来年の話扱いやめーや

とにかく今は走るだけだ！！応援よろしくぅ！！ｗｗｗｗ
”ライ、また幻聴？”
うるせぇ！行こう！！ｗ
”む、麦らぁ…！”

[66 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 07:56:21]

>>64

ミカ「…っ、ライちゃんみたいな顔しちゃって！！」（銃を向ける）

『ババババババッ！！』

サオリ「褒め言葉として受け取ろう」（柱を盾にしながら移動）

ミカ「バカみたいって言ってるの！それに隠れたところでっ……うん？」（足元に何かが転がって来る）

『カランカラン……ドォォォォォン！！』

ミカ「きゃあっ！？い、いたた…これは…！？」

サオリ「サーモバリック手榴弾、今は製造が禁止されている武器だ。訓練場に沢山捨てられていてな」

ミカ「…丁寧な説明どうも！」

『ババババッ！！』

サオリ「ミカ、私はお前の憎悪を否定しない」（柱と柱の間を移動）

サオリ「お前が孤独になったことも、全てを奪われたことも、私に原因がある」

サオリ「……だが」

[67 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 10:51:27]

＊＊＊
【第１ラウンド】
『サオリ』−62『ライ』−44
ライ「きゅう……（気絶）」
サオリ「この…バカ…が…（気絶）」
結果：引き分け
【第２ラウンド】
『サオリ』55『ライ』−17
ライ「ぐぅ…！」（多少堪えるが、最終的に力尽きる）
サオリ「ふん、ぐうの音しか出ないようだな」
結果：ライの敗北
【第３ラウンド】
『サオリ』−76『ライ』−59
2人「「……（ピクピク）」」
結果：引き分け

サオリ「……っぷはぁ！ホントにバカなのか！？何なんだお前は！？」
サオリ「これになんの意味がある！？なんでお前まで倒れているんだ！？全試合吸われ尽くしてるじゃないか！！」
ライ「一方的に吸うのはズルいじゃん…」（潰れたカエルポーズ）
サオリ「バカが！このっ……バカ！！」
ライ「語彙ェ…」
＊＊＊
サオリ「…世の中には、『一方的に奪う』ことを認めないバカもいる、そう思わないか？聖園ミカ」
ミカ「…………」
サオリ「今、アイツの顔が思い浮かんだな？」
ミカ「っ！全然！？ライちゃんのことなんか…！」
サオリ「別に誰とは言ってないが？」
ミカ「あーもう！調子狂うなぁ！ライちゃんみたい！嫌い！」
『バババババッ！ドォォン！！』

[68 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 12:38:18]

＊＊＊
（夢と現実の狭間）

ベアトリーチェ「……何故です？」

ベアトリーチェ「何故このような展開になっているのですか？」
セイア「ミカ…サオリ……ぐっ…」（赤い木の根のようなものに縛られる）

ベアトリーチェ「聖園ミカ…彼女は私の『ミューズ』の筈……」

ベアトリーチェ「私が丹精込めて育てた生徒と共に、互いの地獄を深めていく…そんな余興が見られる筈だったのです…！」

ベアトリーチェ「何故このような話になっているのですか…！？」
セイア「ふふっ…どうやらアテが外れたようだね……ベアトリーチェ」

ベアトリーチェ「黙りなさい」

セイア「ぐぁあぁ…っ！」（ギリギリと木の根が、セイアの首を絞め上げる）

ベアトリーチェ「別にあなたを今ここで、縊（くび）り殺しても構わないのですよ？」

セイア「ぐ……ゲホッ……」

[69 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 18:39:22]

ベアトリーチェ「あなたに手を下していない理由はひとつ、あなたは私の『儀式』を垣間見て『アレ』に露出されたからです」

（ベアトリーチェが、奇妙な紋様の描かれたステンドグラスに目をやる）

セイア「……ゲホッ…『アレ』は…」

ベアトリーチェ「えぇ、教えて差し上げましょう、あれは解釈されず、理解されず、疎通されず――ただ到来するだけの不吉な光」

ベアトリーチェ「我々ゲマトリアの最大の宿敵……『色彩』」

セイア「し…き…さい……？」

ベアトリーチェ「やがてあなたの神秘（ミステリー）は恐怖（テラー）に反転され、裏面の原理があなたを支配するでしょう」

ベアトリーチェ「ですからその壊れゆく矮小な生命に、最後の憐れみとして、この地獄の存在証明を…」
ベアトリーチェ「聖園ミカの末路を見せて差し上げようとしていたというのに…」

ベアトリーチェ「仕方ありません…少々早いですが、あの『兵器』を出しましょう」
ベアトリーチェ「マエストロの言うように、美学は無いかも知れませんが、兵器には兵器なりの機能美があります」

ベアトリーチェ「行きなさい、聖徒会の最も偉大なる聖女『バルバラ』――」

ベアトリーチェ「――地獄を、ここに」

[70 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 19:04:15]

セイア（く…っ、あれは…！普通の聖徒会のミメシスとも違う……先生達が危ない…！）

セイア（とにかくなんとかして、この狭間の世界を脱しなければ……！）

セイア「ぐ…ゲホッ！ゲホッ！！」
ベアトリーチェ「フフフフ…なにやら藻掻いているようですが、死が早まるだけですよ？百合園セイア」

ベアトリーチェ「至聖所に潜り込んだのが運の尽きでしたね、元よりここは私の『領域』」

ベアトリーチェ「あなたが夢の狭間に居ようとも、意識はこの場所にある限り…えぇこの通り」

（ギリギリと音を立てながら、赤い木の根がセイアを締め付けていく）

セイア「ぐぁぁあぁ…っ！！」

ベアトリーチェ「フフフ、これもこれでいい余興ですね。死なない程度に弄んで差し上げましょう」

セイア（このままではマズい…！なにか…なにか抜け出す方法を…）

セイア（この『領域』を抜け出す方法を……！）

[71 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 19:48:54]

セイア（…ん？『領域』…？）
＊＊＊
ライ『領域展開』
『神秘…吸収…アリーナ』
ライ「……オレが世界を変えるとこ見ててｗｗｗ」
＊＊＊

（その時、セイアに電流走る――！）
セイア「……ふふっ、ははは…！」
ベアトリーチェ「…？どうした？ついに痛みと恐怖で狂ってしまったのですか？」

セイア「…気付いたのさ、この場所から抜け出す方法をね…」
ベアトリーチェ「なっ…、あり得ません！ここは私の支配下にある領地、その『領域』！」
ベアトリーチェ「狭間からここを知覚する限りは…！」

セイア「そう…ここがキミの『領域』というのなら、私の『領域』で上書きすればいい」
ベアトリーチェ「いったい、何を…！？」

セイア「――『領域開店』」

ベアトリーチェ「！？」

（「カランカラン」とドアベルの音が鳴り響き、風景がバーの内装に変わっていく）

ベアトリーチェ「ここは…！いったい…！？」

『新装OPEN、バーボンセイア』

セイア「…やぁ、バーボンハウスへようこそ」
セイア「私だけの、『隠れ家（セーフハウス）』的な『名店』さ」

[72 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 21:37:32]

ベアトリーチェ「な…！バカな…！？」

セイア「そして、ここの主人（マスター）は私でね…マスターへの暴行は厳禁だ」（パチンと指を鳴らす）

ベアトリーチェ「く、ぁぁぁ――！？」

セイア「…ケホッ、悪質な酔っ払いは、こうして追い出せるのさ」

ベアトリーチェ「ぁぁぁぁ……――」（バーの扉が開き、外に吸い込まれていく）

[73 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/15(火) 22:07:47]

セイア「ふぅ……ゲホゲホっ…」
セイア（なんとかベアトリーチェと、あの領域から抜けることはできた…）

セイア（だが、あくまでベアトリーチェの手から逃れただけだ…）

『ピシッ…ピキピキ……ッ』

セイア「…この領域も、そう長くは保たないか…」
セイア（依然、私の器は崩壊し続けている…このままトリニティで目覚めても…）

『カランカラン』
「…ふぅむ、見慣れぬ内装の店じゃのぅ」

セイア「！？」
セイア（私の領域に侵入…いや、『来店』した…！？）

セイア（マズい…！店という概念を利用している以上…『客』として入られると、問題行動を起こすまで対処できない…！）

???「…うぅむ、そう睨まれると、居心地が悪いのう。この店は『さぁびす』がなっとらんのじゃないか？」
セイア「…！す、すまない、バーボンハウスへようこ…ゲホッ！？」（吐血する）
???「…ふむ、なにやら剣呑な様子じゃな…『ばぁぼん』とやらは分からぬが、要は酒場じゃろう？」

???「『般若湯』があれば、妾がなにか力になれるかも知れんぞ？ふふ…」

[74 クライマックスが近いですね 25/04/16(水) 02:34:38]

保守に御座います、おやすみなさい。

[75 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 07:05:49]

>>74

（『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域）

※おはようございます！保守感謝！！

かんしゃあ！！（雑ナツ）

オイ幻聴野郎！力を貸せ！！

※女の子やぞ、…なんでしょう？

はぁ…回廊が長い！！はぁ…っ、何か移動手段を…！！

※……はぁ、ミカさんが『泣いてます』ねぇ

そんなん知って…る……ハッ！？

※必要な分は教えたという事だ、これ以上教えぬ

＊＊＊

ぐ…お……っ（走りながらよろめく）

”はぁ…！はぁ…！”

”ライ、どうしたの！？”

痛っう…頭痛が痛くてなｗｗｗ

ミサキ「はぁ…あなた達がどこ行こうとしてるか、もう検討ついてるけど…その前に倒れないでよ？」

問題ねえ！あったよ！車が！！

”でかした！！”

ヒヨリ「な、何故車が…？何故回廊に…？」

ミサキ「…ヒヨリ、あまり突っ込まない方が良いよ、バカが感染る」

理由なんてひとつやろがい！！ｗ

『心が笑いたがってる』んだよ！ｗｗｗ

[76 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 12:31:21]

＊＊＊
『ドォォォン！バババッ！！』

ミカ「はぁっ…はぁ…！いい加減、倒れてくれないかなぁ…！？」
ミカ「あなたも私と同じハズでしょ…！？苦痛だらけのこの世界で、救いを求めてもがき苦しんで…」

ミカ「何度祈っても無駄だった！絶望した！この灰色の世界に！！」

ミカ「あなたは…私だよ…サオリ」

ミカ「なのに…なんで…っ」
サオリ「……ライのようだと言ったのは…お前だろう…？ならば私は、お前に殺される訳にはいかない…」

サオリ「お前がこれ以上罪を背負わないように、私は立ち、お前を止める」

ミカ「はっ…罪人が罪人を救うだなんて…！！十字架背負って坂でも登るつもり！？」

サオリ「それも悪くない」
ミカ「驕らないで――！」

サオリ「――『祈り』をここに」

[77 二次元好きの匿名さん 25/04/16(水) 12:32:13]

🤖❗️涙はお前にはまったく似合いません！

🍑どうしたのアリス急に

[78 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 12:32:53]

私は殺す 私は生かす 私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない。

打ち砕かれよ。

敗れたもの、老いた者も私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。

休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる。

装うなかれ。

報復には許しを、裏切りには信頼を、絶望には希望を、闇あるものには光を、死にゆくものに眩き生を。

休息は私の手に。貴女の罪に油を注ぎ印を記そう。

刹那を投げ出すことなかれ。

――許しはここに 私は誓う。

[79 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 12:34:22]

『――“この魂に憐れみを”（キリエ・エレイソン）』

[80 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 19:13:48]

ミカ「…っ、そんな祈りなんて…！」

確かに聞き届けたァァァァァッ！！ｗｗｗ

ミカ・サオリ「「！？」」

宮本浩次－冬の花

”泣かないで〜♪私の恋心〜♫”

涙はお前にゃ似合わない〜ｗｗ

バカ二人「「行け、ただ行け〜♪いっそ私行くよ！ あぁ〜心がぁ〜笑いたがって〜いる〜♫」」（車を乗り回しながら熱唱）

ミカ「ライちゃん！？先生！？」

サオリ「ふたりとも…！？姫を助けに行った筈じゃ…！？」

”もちろん行くよ！”

”サオリも一緒にね！！”

ミサキ「ごめんリーダー、止められなかった」

ヒヨリ「あれ、ミサキさん、止める素振りなかっ…むぐぅ」

ウオリ「ヒヨリさん、黙っていてあげましょう」

ハルノ「ブチャラティ！そろそろ速度を落として下さい！」

あ～それなんだがな？

なんか拾いものだからか全然ブレーキが効かなくってェ……ｗｗ

”え？”

[81 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 19:15:10]

車道で叫ぶ米津玄師を叫びながら撥ねる宮本浩次 - ニコニコ動画

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『幸せにな〜り〜た〜い〜♪』

ヒヨリ「な、なんか変な音楽が聞こえるんですが…！？」

『楽して生き〜ていたい〜♫』

ハルノ「ブチャラティ！？大丈夫ですかブチャラティ！？」

『全部滅茶苦茶にした〜い〜♪』

ミサキ「ちょっと…！？このコースは…！？」

『何も〜かも消し去りた〜い♫』

ウオリ「コレって……！！」

”あなたのその…！”

『胸』のｗｗｗ

ミカ・サオリ「「なぁぁぁかぁぁぁぁ！！？」」

[82 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/16(水) 21:25:55]

ごめ～ん、ボクのパパが、キミを車で轢いちゃってｗｗ

”10：0でライが悪くない！？”
”ジュ、ジュラル星人の仕業に違いない！”

ミカ・サオリ（（死ーん…））
ハルノ「…ボクがいるからなんとかなってる場面多くないですか？ブチャラティ？」（神秘でふたりを回復中）

げ、原作もそうだったから……ｗｗ（震え声）

ミカ「…っぷはぁ！死ぬかと思ったんだけど！？」
サオリ「げほ…っ…な、何故か車を避けられなかった…何故…？」

”よかった！ふたりとも起きた！”

サオリ「結局、来てしまったのか…ライ」
2ポンドが惜しくなっただけだｗｗ（手を掴んで立たせる）

…それとミカ、お前死のうとしてただろ

ミカ「……なんでそう思うの？」

サオリが持つ『ヘイローを破壊する爆弾』の存在を、お前は知っている

なのに一騎討ちに持ち込んだのは、『ヘイロー破壊爆弾』を使いたい、もしくは使って欲しかったからだ

耐えられなかったんだろ？『魔女』で居ることに

ミカ「……っ」

[83 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 06:05:04]

サオリ「…そんなところだろうと思っていた」

”ごめんね、ミカ…”
”ミカときちんと向き合って話をしなきゃいけなかったのに…”
ミカ「ど、どうして先生が謝るの？悪いのは私だよ？」
ミカ「それに、向き合っても無駄だよ…私は退学が決まってて…セイアちゃんも私のせいで…」

…それで？セイアは死んだのか？
ミカ「え…？いや、分からない…けど…あの様子じゃ…」

まだ死んでないってよ、ハルノ

ハルノ「なら、全て片付けて急いで戻らなければなりませんね…『覚悟』の準備をしておいて下さい！」

オレはできてるｗｗ
ミカ「…え？えぇ…？」

…んで、トリニティ退学になるだっけか？
”私が手伝うよ”
”生徒が未来を諦めるようなことが、あってはいけないからね”
ミカ「そんな…！無茶苦茶だよ…！」
ミカ「わ、私はトリニティの公共の敵で…そんな簡単に…」
ウオリ「あ、パテルの居心地が悪いなら、我々のアジトに来てくれませんか？」
ウオリ「ユニティは、あなたの来訪を歓迎しますよ」
ウオリ「…武力として」
人の心とか無いんか？ｗ
ウオリ「そこに無ければ無いですね〜」
素直じゃねぇヤツ…ｗ

[84 二次元好きの匿名さん 25/04/17(木) 08:19:20]

朝ほしゅの！

[85 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 12:30:25]

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※助かるね、早めのほしゅの♪

そんなパブロンみてぇな…ｗ

※という訳でAIくんに『ブルーアーカイブ、小鳥遊パブロン』と入力したのがこちらです

小鳥遊パブロン「…？……ここは？？」

誰！？誰なの！？怖いよぉ！！

※では適当にキヴォトスに放流しましょう

小鳥遊パブロン「え！！？！？！」（地面にボッシュートされる

ていく）

他所では絶対生まれない経緯でオリキャラが生まれていく…

※証明しようがないけど、ホントにマジで小鳥遊パブロンで入れたらあの子が出てくるんですよ

パブロンちゃん…達者で暮らせ…ｗｗ

[86 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 12:35:47]

名前：小鳥遊 パブロン

学校：不明

学年：dice1d3=1 (1)

所属：不明

使用武器：不明

【ステータス】

戦闘　dice1d100=22 (22)

知性　dice1d100=85 (85)

事務　dice1d100=90 (90)

医療　dice1d100=43 (43)

運動　dice1d100=90 (90)

技術　dice1d100=78 (78)

政治　dice1d100=36 (36)

交渉　dice1d100=11 (11)

創作　dice1d100=87 (87)

家事　dice1d100=20 (20)

神秘　dice1d100=24 (24)

倫理　dice1d100=99 (99)

慈悲　dice1d100=41 (41)

[87 二次元好きの匿名さん 25/04/17(木) 12:50:28]

戦闘力はないが他が個性的ね

[88 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 15:14:31]

※キヴォトスでこの倫理観は相当苦労しますよ

運動と事務できりゃ大丈夫大丈夫ｗｗ

＊＊＊

パブロン「何処！？何処なのここ！？怖いよぉ！！」
『バァン！！バァンバァン！！』
パブロン「なんで普通に銃撃戦してるの！？頭おかしいの！？」
『ドォォォン！！』
パブロン「うぎゃあぁぁぁぁ！？」

[89 二次元好きの匿名さん 25/04/17(木) 15:53:51]

んー感性が外の人間よりだ
パプロンちゃんだったせいでもあり

[90 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 17:20:21]

>>83

【本編】

ミカ「先生…ウオリ…」

そして最後に、もし本当に何処にも居場所がなくなって、何もかも投げ出したくなったら…

ん〜…………（ポケットの中の『あるもの』を確認する）

はいこれ、あげます、全部あげますｗ

ミカ「これ…は…？」

『傭兵バイトの必要書類一式』〜ｗｗ（ド◯えもんの声真似）

”大山のぶ代版だぁ”

”水田わさび版だぁ”

これ書いてオレんのところ来いｗｗなんとかすっからｗ

ミカ「これを…私に…？」

…なお居心地が良いとは言ってないｗブラマだしｗｗ

でも忙しくて死ぬヒマもない愉快な生活を送らせてやんよｗｗ

”まぁそう…というかコンビ結成準備しないで！？”

”この２人を野に放つの不安なんだけど！？”

別に良いじゃ〜んｗｗ

ブラックマーケットで戦う、『奪(と)られたものは奪(と)り還(かえ)す』が信条の２人組み…ｗｗ

”やっぱりGetBackers（奪還屋）じゃないか！”

”ライの邪眼ってそういう…？”

はい書類ｗｗｗ（書類を手渡す）

[91 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 18:19:55]

ま、とにかく金が無いヤツぁオレんとこへ来いｗｗ
オレもないけど心配すんなｗ

”両さんみたいなことを…”

”…でも、みんな手伝ってくれるみたいだよ？ミカ”

”ミカが直面していること、状況、望んでいたこと”

”みんな、ミカがどんな子なのか知っているから”

ミカ「あはは…先生何を言ってるの？」

ミカ「みんな私がどんな子なのか知ってるって…」

ミカ「私の何を知ってるの？」

ミカ「私は……『魔女』だよ」

[92 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 20:06:33]

ミカ「何か勘違いしてない？みんなちゃんと見えてる？この姿を……私が犯した罪を」

”そうだね、ミカは悪い子だ”

ミカ「……っ」

ハルノ「はいッ！こんなウラ技…ではなく嘘で人を騙し、己を偽っていますッ！あなたは繊細者です！！」

ミサキ「それに人を傷つけて、己まで痛めつけて…ほんと、なんだか自分を見ているみたいで嫌になるんだけど…」

ヒヨリ「で、でもそんな行動の結果を受け入れることも、簡単にはできないですよね…辛いですよね…うわぁぁん！！なんだか私も悲しくなってきましたぁ！うわぁん！」

サオリ「…だが、和解の手を差し伸べようとする優しさがあることを、私は知っている」

ウオリ「はぁ～…、嫌われる事を恐れて自傷してしまうくらいなら、もっと早く檻をぶっ壊して下さいよ…そしたら我々が保護してたのに…」

ミカ「み、んな……」

”ミカは魔女じゃないよ”

ミカは、人の言うことを聞かねぇだけの不良生徒だ！！

”…それライが言うの？”

全校不良生徒代表、千夜ライｗｗ

”卒業式のあいさつみたいな…”

[93 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/17(木) 21:31:07]

だからやろうぜ？
第３回！トリニティの『お茶のツマミになる話』〜ｗｗ

ミカ「お、お茶のツマミ…？」
”気にしなくて大丈夫…”
”次はミカ出演か…録画しとかなきゃ”

ミカ「……なんで？…そのまま振り向かずに行ってくれてたらよかったのに…」（くしゃくしゃの『傭兵バイト書類』を、両手で広げる）

ミカ「なんでまだ私に、チャンスがあると信じさせるの？こんな…こんな私に…っ」
（ぽたぽたと、涙が書類を濡らしていく）

”大丈夫、ちゃんとあるよ”
”チャンスは無ければ作り出せばいいからね”
ミカ「そんな…無茶苦茶だよ…」
”もしそれがダメでも、次のチャンスを作り出せばいい”

”失敗したとしても、何度でも”
”道が続いている限り、チャンスは何回だって生み出せる”

”一度や二度の失敗で道が閉ざされるなんてことはないんだよ”

”――この先に続く未来には、”
”無限の可能性があるんだから”

”チャンスがないというのなら、私が何度だって作るよ”

”――生徒が未来を諦める事なんてあってはいけない”

”そういう事は、大人に任せて”

[94 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 06:09:31]

ミカ「せ…先生……」

…ったくコイツはｗ
どんな世界でも同じこと言ってそうだなぁオイ！この女誑しが！ｗｗ（背中を『パァン！』と叩く）

”い、いや、別に誑してる訳じゃ…（パァン！）痛ぁい！”
”失礼だな、純愛だよ（パァン！）痛ぁい！”

『戯言もそこまでになさい！』

あぁん？…この酒場から追い出されてそうな声は…
ベアトリーチェ（通信）『くっ…百合園セイアに逃げられた上に、夢の狭間から戻った矢先にこんなつまらない余興を見せられるなんて…』
ベアトリーチェ『全く持って不愉快です…！』

”ベアトリーチェ…！”
赤色ヒステリックおばさん…！

ベアトリーチェ『おば…っ！？』

落ち着けよ顔真っ赤だぞ？ｗｗ

ベアトリーチェ『くっ……ふぅ、この私に対してこの無礼の数々…最早許す事はできません』

よく言うぜ、許す気なんて端からなかったクセによｗｗ
ベアトリーチェ『…儀式を、始めましょうか』

あっ、待ってみては如何かな？ｗ
サオリ「なっ…！た、太陽はまだ昇ってないはずだ…！まだ時間が…！」
ベアトリーチェ『何を勘違いしているのですか？私が日が昇るまで待つと？』
ベアトリーチェ『遊びは終わりです、ロイヤルブラッドのヘイローはもう間もなく破壊されるでしょう』

[95 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 08:00:41]

ベアトリーチェ『そしてその神秘の欠片を通じて、私はより高位の存在へと――』

ヘイローを破壊するだぁ？

ベアトリーチェ『！！』

大した儀式だな、だがもう二度とできないように叩っ壊してやるぜ……



テメェの顔面の方をな

[96 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 12:36:46]

ベアトリーチェ『…ッ、よくもこの私にそのような…！』

ベアトリーチェ『幕引きといたしましょう！さぁユスティナの聖女バルバラよ…！』

バルバラ「……」（ゆらりと部屋の奥から現れる）

うわぁ！なんだこのドスケベボンテージ女は！

”ライ！失礼でしょ！”

”この格好で聖女は無理でしょ”

バルバラ「……」

ベアトリーチェ『この無礼者たちの口を封じなさい！』

サオリ「……ッ！！来るぞ！！」

『ベアトリーチェによる聖女バルバラの完成度』

dice1d5=1 (1)

『完成度込みでの現在の戦闘力・コンディション』

１【生徒バルバラ】

dice1d100=37 (37)

２【ユスティナ聖徒会バルバラ】

dice1d200=80 (80)

３【ユスティナの聖女『バルバラ』】

dice1d300=155 (155)

４【最も偉大なる聖女『バルバラ』】

dice1d400=272 (272)

５【再現し過ぎて自我まで取り戻した『バルバラ』】

dice1d500=99 (99)

[97 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 12:42:05]

ベアトリーチェ「……何故、こんなに非力なのですか？」

※儀式もバルバラの出動も前倒しするから…ですかねぇ…

ベアトリーチェ「こんな…！こんなハズでは…！！」

[98 二次元好きの匿名さん 25/04/18(金) 12:52:20]

はぁ……ガッカリだよベアおば
そんなんだから舞台装置なんだ君は

[99 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 18:49:55]

はっ！ビビらせやがって！ｗ
この程度の聖女ならオレでもやれそうじゃねぇかｗｗ

オレはそこそこの強さの聖女を倒して下山するぜ？ｗ

ベアトリーチェ（通信）『ふん…仕方ありません。バルバラが本領ではないとは言え、まだミメシスは私の統制下にあります』
ユスティナ聖徒会「「「…………」」」（ぞろぞろと大群が現れる）

……オレは一旦後ろに下山するぜｗｗ
”おかえり、ライ”

ベアトリーチェ『ふふっ…果たしてあなたたちが、この無限に増殖する聖徒会相手にバシリカまで辿り着くことができるでしょうか？』

ベアトリーチェ『…さて、私は儀式を再開するとしましょう』

アツコ『うっ……！あぁっ…！！』

サオリ「姫っ！！」

ベアトリーチェ『ふふふ…ではごきげんよう』
（通信が途切れる）

サオリ「まずい…！このまま儀式を強行する気か…！」

でもこの量の聖徒会を相手にするのは、流石にやっべぇぞ！？

ミカ「…行きなよ、サオリ」

サオリ「！？」

[100 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 19:17:54]

サオリ「正気か…！？この数の聖徒会を相手に、1人で戦うと…！？」
ミカ「大丈夫！私って結構強いんだから！」

ミサキ「それはもう…」
ヒヨリ「重々…」
承知してますｗｗｗ

サオリ「…そんな、何故そこまで…」
ミカ「あれ？『殴り合ったら友達』って、どっかの誰かに教わらなかった？」

サオリ「！！……ああ、古事記にも書いてある」
ミカ「なら行きなよサオリ、ここは私に任せて☆」

ミカ「…それとライちゃん、先生」

……ん
”ミカ……”

ミカ「ありがとう、私にまだチャンスがあると言ってくれて」

ミカ「まだ私にも居場所がある…こんなに嬉しいことはないよ」

ミカ「…みんなを、よろしくね？」

[101 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 19:44:01]

…ん！バシリカを襲う！（先へと駆け出す）
”ミカ！気を付けて！”
”すぐ戻って来るから！”
サオリ「ミカ、感謝する…！」

ミカ「…………」

ミカ「さぁて、みんな行っちゃったね」（首をコキコキ鳴らす）
バルバラ「…………」
ユスティナ聖徒会「「「…………」」」

ミカ「…おおおお！全員まとめてかかってこい！」（殴りかかる）
バルバラ「！！？」
ユスティナ聖徒会「「「！！？」」」

＊＊＊

※…トリニティのお嬢様がこんなこと言うわけないじゃんね？

言ってる定期ｗｗｗ（バシリカに走りながら）

[102 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 21:42:48]

＊＊＊
（アリウス自治区、至聖所）

サオリ「はぁ…はぁ…っ」
”ここが…バシリカ…！”

ようやく着いたな…ったく、アクセス悪いんだよ！ｗ
どこぞの掲示板かテメェは！ｗｗ

ベアトリーチェ「…相変わらず喧しいですね」
ベアトリーチェ「ですがお待ちしておりました、シャーレの先生、そして千夜ライ……」

ベアトリーチェ「私の敵対者よ」

アツコ「ぅ…………」
サオリ「アツコ！」

ベアトリーチェ「ですが残念でしたね、すでに儀式は進行しております」

ベアトリーチェ「ロイヤルブラッドの神秘を搾取し、キヴォトス外から到来する力を借り…」

ベアトリーチェ「私は自分の存在をより高位のものへと昇華しているのです」

はっｗ見下げた行為だ、好意がもてねぇｗｗ

ベアトリーチェ「……」

[103 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/18(金) 21:56:30]

ベアトリーチェ「あなたたちは、私を誤解しているかも知れませんね」

ベアトリーチェ「私たちはこの世界を通じて各自が望むことを追求しています」

※まぁ…そうですね

う゛……っ
”ライ？”
…ちょっと頭痛がな？ｗｗ

ベアトリーチェ「あなただって同じ、何に成ることもできるし、全てを識ることができます」

ベアトリーチェ「より高位の存在になること…それを通じて全てを救うことが大人の義務なのです」

アリウススクワッド「「「…………」」」

全て救えてませんよｗｗ

ベアトリーチェ「ふん…大願は偉大であればあるほど、その道程は長く困難になるものです」

ベアトリーチェ「その過程の小さな犠牲など、気にしてもしょうがないでしょう？」

ベアトリーチェ「そう、これこそ『崇高』へと至る道…！」

クソみてぇなルートだな、グーグルマップか？ｗ
”最近良くなって来たから…”
”たまにエグい細道通らせるよね”

[104 二次元好きの匿名さん 25/04/18(金) 22:07:50]

>>103

最近見たツイートだと居合切り覚えてないと通れなさそうな小さめな木が生えた隙間を近道で案内してたの見たしなぁ

[105 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 06:51:50]

ベアトリーチェ「あなたたちも『そう』でしょう？きっと理解できるハズです」
ベアトリーチェ「特に先生、全てを自由にできる絶対的な権限を有するあなたなら尚更…！」

”そこまでにして”
ベアトリーチェ「！！」

”私を誤解している”
”私は大した存在じゃない”
ベアトリーチェ「…なんですって？」

”私は審判者でも、救済者でも、絶対者でもない”
”誰かを審判する権利も、苦痛を消し去ることも、罪悪を無くすこともできない”

”私はそんな存在ではないよ”

ベアトリーチェ「…ではあなたは、あなたの存在価値は何だと言うのです？」

”生徒のための先生だよ”
”忘れられ、苦しむ生徒に寄り添いたいだけ”

ワイトもそう思いますｗｗ（後方理解者面）
…コイツはそういうヤツだよ
ベアトリーチェ「……っ、そういうあなたは何なのですか！先ほどから！」

ベアトリーチェ「何故その大人に付き従うのです！？何故私の計画邪魔するのです！？何の関係も無いあなたが！」

ベアトリーチェ「同じゲマトリアだと言うのに！」

”！！？？”
あっ！馬鹿！！マジで馬鹿！！ｗｗしー！しーーっ！！ｗ

[106 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 07:04:24]

”…ライ、どういうこと？”
”（にっこり）”
あ～……そのぉ、紆余曲折ありましてぇ…
でも先生の為になるかもと思ってぇ…情報収集も兼ねてぇ…

”ライ？”
ｱｯﾊｲ
”後でお説教ね”
囧　うわぁぁぁぁなんでぇぇぇぇ
”単純に危ないから”
”お説教3時間スペシャルね”
イヤァァァァ！GW特番！ｗｗ

ホンマろくなことせんなベアトリーチェェェェェ！？もう許さんぞ！？ｗ

ベアトリーチェ「なっ…！？」

大体こっちだってなぁ！『会議に呼ぶから〜』とか言って全然呼ばないお前らなんか、こっちから願い下げじゃ！ｗｗ

結局一回も会議出たこと無いわボケェ！
ベアトリーチェ「…？いったい何を…」

大体黒服も、あれ以来メールひとつ寄越さな……（スマホを見る）
あ、『迷惑メール』のフォルダに入ってるじゃねぇか！ｗｗ

”えぇ……”

こうなりゃヤケだ！もうゲマトリアもギターもやめてやるよぉ！！（ギターガシャァン！！）

”ギターまで！？”

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[107 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 07:23:43]

これで良いだろ！もうお前らゲマトリアとも無関係じゃ！ｗ

結局オレは無所属（こーいう）ヤツなんだよクソが！！ｗｗ

ウェーイウェーイｗｗ『至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ』

もうどうにでもなーれ☆
　　*'``・* 。
　　|　　　　 `*。
　,｡∩　　　　 　*
+　(´･ω･`)　*｡+ﾟ
`*｡ ヽ、　 つ *ﾟ*
　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ
　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ
　　`・+｡*・ ﾟ


”ら、ライが壊れた……”
ハルノ「じゃあ平常運転ですね」
ウオリ「いつものことです」

お、お前らぁ…！ｗｗ

【所属が変更されました】

所属：『ゲマトリア』→『ブラックマーケット（無所属）』

[108 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 07:49:11]

ベアトリーチェ「ふ、ふふふ…！あなたの支離滅裂な言動には困らされてきましたが、ゲマトリアではない…」

ベアトリーチェ「いえ、もはや『何者でも無い』というのなら話は別です」

ベアトリーチェ「これで思う存分に始末できるというもの…！」

『ゴゴゴゴゴ……！』
（地面が揺れ始め、バシリカ中に亀裂が入る）

ヒヨリ「す…姿が変わり始めました！？」
サオリ「化け物だな…、私たちはあんなものに…今ままで…」

ベアトリーチェ（変異）『さぁその目にしかと映しなさい！これが高位の存在となった私！』

ベアトリーチェ（変異）『偉大なる大人の姿なのです！』

はっ…汚ねぇ花だ

”みんな、怖がらないで”
”私がついてるから、一緒に頑張ろう”

ベアトリーチェ（変異）『刺し殺して差し上げましょう！！』

[109 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 11:55:52]

※さて、では恐らくエデン条約編ラストバトル開始です。まずはベアトリーチェの諸々を決めましょう

『ベアトリーチェの儀式進行率』

dice1d5=2 (2)

『進行率込みでの現在の戦闘力・コンディション』

１【儀式進行率1〜2割】

dice1d100=4 (4)

２【儀式進行率2〜3割】

dice1d200

３【儀式進行率3〜4割】

dice1d300=142 (142)

４【儀式進行率4〜5割】

dice1d400=2 (2)

５【儀式進行率5〜6割】

dice1d500=47 (47)

※儀式の前倒しとか手順の省略とかされると、力貸す側としてはイラッとするんでやめて欲しいですよね

儀式で呼び出された経験がお有りで？ｗｗ

※ノーコメントで

[110 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 12:02:44]

※よりによってダイスミスぇ…しかも他の進行率も軒並みクソですね。

※…全部振り直しますか

え！？全部！？ｗｗ

※怖いですか？

（仲間を見る）…………全然？ｗ

『ベアトリーチェの儀式進行率』

dice1d5=3 (3)

『進行率込みでの現在の戦闘力・コンディション』

１【儀式進行率1〜2割】

dice1d100=93 (93)

２【儀式進行率2〜3割】

dice1d200=99 (99)

３【儀式進行率3〜4割】

dice1d300=227 (227)

４【儀式進行率4〜5割】

dice1d400=256 (256)

５【儀式進行率5〜6割】

dice1d500=260 (260)

掛かって来ーい！！ｗｗ

[111 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 15:24:00]

けっ！ミカ【戦闘力338】より全然弱えぇじゃねぇか！ｗｗ

これがテメェの『崇高』ってもんかよぉ！！ｗｗｗ

ベアトリーチェ『くっ…！たかが日の出前に儀式を始めた程度でこんな…！』

※だからそれやめろって言ってるんですけどぉ…

”最後まで油断しないで！”

”私も全力で行くよ！”

先生の！ちょっとイイトコ見てみたい！それ指っ揮♪指っ揮♫指っ揮♪ｗｗ

”イッキ飲みコールやめてね！？”

ウオリ「では私はその補佐を」

サオリ「先生の言う通りだ、油断するな、戦闘準備」

ミサキ「うん」

ヒヨリ「は、はいっ！」

『アリウススクワッドの各コンディション・戦闘力』

サオリ

dice1d100=68 (68)

ミサキ

dice1d100=65 (65)

ヒヨリ

dice1d100=84 (84)

[112 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 15:53:49]

サオリ！ミサキ！無茶すんなよ？ｗｗ

サオリ「問題ない、十分戦闘可能だ」

ミサキ「あんたも実力で言えば似たようなもんでしょ」

アッハイｗｗ 【戦闘67】+3

ウオリ「では我々は頭脳労働で、直接戦闘は皆さんに任せます」【知性84】

”サポートするよ！”

※では戦闘力を全て足し合わせ、ウオリの知性と先生の指揮もプラスしましょう

総力戦じゃあ！！ｗｗｗ

サオリ【戦闘68】+ミサキ【戦闘65】+ヒヨリ【戦闘84】+ライ【戦闘67+3】+ハルノ【戦闘59】+ウオリ【知性84】

dice1d430=181 (181) +先生【指揮補正dice1d100=55 (55) 】

VS

ベアトリーチェ【戦闘256】

dice1d256=178 (178)

ベアトリーチェ『さぁ！来なさい！愚かな子供たちよ！』

その捻れた体と性根を叩き直してやるよ！ベアトリーチェ！！

[113 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 16:08:25]

※総戦力400以上あって割と接戦なのはなんなんでしょう

※やはりダイスとは度し難い…まぁ負けたらライちゃんが身を削るだけなんで良いですけど

良くないが？ｗ

※ではリザルト書いて来ます

[114 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 17:06:15]

【リザルト】
ライ「行くぜオイ！ｗｗ」
ベアトリーチェ「来なさい！我が敵対者よ！」
ライ（…とは言え、『神秘氾濫』も『神秘吸収アリーナ』も下手に使えねぇ…もし狂われたり、アリーナで神秘を奪っても…）
アツコ「…………ぅ……ぁ…」
ライ（ベアトリーチェの『赤い木の根』と繋がっているアツコの命が危なくなる…）
ライ「さぁて…」（先生を見る）
”ライ、答えはもう見えているはずだよ”
”問題は一つずつ片付けよう”
ライ「…！そうか…！」
ライが地面を蹴りながら、真っ先にベアトリーチェへ突撃する。
ベアトリーチェ「ほう、バカ正直に突っ込んで来ますか…では死になさい」
ベアトリーチェが手を軽く上げると、足元から鋭い木の枝のようなものが突き出し、ライの体を貫こうとする。

ライ「おっと危ねぇ！」
それに咄嗟に反応したライは空中で体勢を変えながら、地面から次々と突き出てくる木の枝をハンドガンで撃ち抜いていく。

ベアトリーチェ「ちょこまかと…！」
ライ「ヒューっ！ｗ危なくケバブになるところだったぜｗｗ」
ベアトリーチェ「ふん、ですが避けるので精一杯でしょう」
ライ「あぁ、だから格好良いところは、あいつらにお任せだ」
ベアトリーチェ「…なに？」
その瞬間、『パァン！！』とベアトリーチェの後方から破裂音がし、アツコに絡み付いていた赤い根の一部が木っ端微塵に消し飛ぶ。
ベアトリーチェ「！！」
ヒヨリ「ひ、姫ちゃんを…返して下さい…！」
ベアトリーチェ「槌永ヒヨリ…！」

[115 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 18:08:14]

『残りの赤い根の数』

dice1d5=3 (3)

ベアトリーチェ「く…！小賢しい事を！」

ベアトリーチェが手を振ると、ヒヨリの足元から鋭い木の枝が突き出す

サオリ「ヒヨリっ！」（ヒヨリの手を引き、間一髪で回避する）

ヒヨリ「あ、ありがとうございますっ…！」

ベアトリーチェ「くっ…！」

ライ「はっはぁ！ｗｗその焦りっぷり、やっぱりあの根っこが文字通りお前の『根幹』って訳だｗ」

ベアトリーチェ「それを知ったからどうだというのです！」

ライ「子離れの時間だぜ、モンスターペアレントさんよ」

[116 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 18:37:48]

※残りの赤い根の数が3だったので、全部で4本太い根が引っ付いてたみたいですね

※では残り3本分、上記と同じダイスを3回振ります

サオリ【戦闘68】+ミサキ【戦闘65】+ヒヨリ【戦闘84】+ライ【戦闘67+3】+ハルノ【戦闘59】+ウオリ【知性84】=【総戦力430】

『2本目』

アツコ救出部隊【戦闘430】+先生【指揮補正55】

dice1d430=279 (279) +55

VS

ベアトリーチェ【戦闘256】

dice1d256=26 (26)

『3本目』

アツコ救出部隊【戦闘430】+先生【指揮補正55】

dice1d430=23 (23) +55

VS

ベアトリーチェ【戦闘256】

dice1d256=131 (131)

『4本目』

アツコ救出部隊【戦闘430】+先生【指揮補正55】

dice1d430=394 (394) +55

VS

ベアトリーチェ【戦闘256】

dice1d256=210 (210)

[117 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 19:10:04]

サオリ「ミサキ！アイツの足元に撃て！」
ミサキ「了解…っ！」
『バシュッ……ドォォォン！！』
サオリの指示を受け、ミサキが宙に放ったクラスター弾が散らばり、ベアトリーチェの周囲を燃やす。

ベアトリーチェ「ぐう…！」

燃え上がる炎の中で藻掻くさまは、さながら煉獄に堕ちた亡者のそれを彷彿とさせた。

ベアトリーチェ「この……っ！使い捨ての道具の分際で…！」
（ミサキの足元に枝を召喚する為に、手を上げようとする）
『パァン！パパァン！』
ベアトリーチェ「！？」（枝のような手が砕け散る）
ライ「良い燃えっぷりだな、マシュマロでも刺してやろうか？ｗ」（ピストルを向けながら）
ベアトリーチェ「くっ！」

ベアトリーチェ「あぁぁぁぁぁ！」（手が再生していく）

ライ「はっ、子供相手に手を出すのは得意だってか？やっぱ根絶しねぇとなぁ！」

『ドォォォン！！』

爆音と共に、地面を這ってアツコまで伸びていた太く赤い根が、またひとつ燃え上がり砕け散る。

ベアトリーチェ「なっ…！」
サオリ「サーモバリック手榴弾、訓練場に置いてあった、置き土産だ。返すぞ」

[118 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 20:23:04]

【『赤い根』残り２本】

ベアトリーチェ「このみすぼらしい貧民街のガキが…っ！」

サオリ「ふっ、そのガキに負ける気分はどうだ？」

ミサキ「…リーダーに負けてらんないね」

ミサキ「ふぅ……うおおおおおおっっ！私の精神テンションは今！貧民街時代に戻っている！！冷酷! 残忍! その私がおまえを倒すぜッ！」

ヒヨリ「そ、そんなテンションでしたっけ…？」

”プラモミサキというより…”

”シャボン玉のように華麗で儚き生徒よ…”

ベアトリーチェ「あなた達の貧民街生活など知ったこと…！！」

ハルノ「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね」

ベアトリーチェ「！？」

il vento d'oro

ハルノ「人を「始末」しようと

するって事は、逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね……」

ベアトリーチェ「な、何を……」

ハルノ「『崇高』へと至る道が

あるって言ってたが……」

ハルノ「おまえにはそんな道はありえないな」（アサルトライフルを構える）

[119 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 20:24:03]

ベアトリーチェ「くっ…！」（串刺しにしようと手を振るが、空振りする）

ベアトリーチェ「はッ…！？まだ再生が追いついていない…！？」
ベアトリーチェ「さっきのサーモバリックのダメージがまだ…！？」

ハルノ「…………」（大容量ドラムマガジンをセットする）

ベアトリーチェ「ま、待ちなさい！今止めたらあなたは生かしておいて差し上げ――」

ハルノ「自分を知れ…」

ハルノ「そんなオイシイ話が……あると思うのか？」

ハルノ「おまえのような大人に」

ハルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァ！WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY！！」
『ダダダダダダダダダダッ！！』
ベアトリーチェ「ぐあぁぁぁぁぁ！！？」

『パァン！！』

【『赤い根』残り１本】

ハルノ「ゆっくりとあじわいな
敗北を！たったそれひとつだけだ……」

ハルノ「おまえの行くべき道は！」

[120 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 21:05:21]

ベアトリーチェ「く……！この…無礼者共がぁぁぁぁぁ！」

残る『赤い根』はあと1本。しかしその1本まで迫った刹那、ベアトリーチェの咆哮が響き渡る。

アツコ「く……あぁっ……！！」
そして残った1本の太い根が『ドクン』と音を立て、アツコの体から一際強く血を吸い上げて脈動する。

サオリ「！！姫っ！？くっ！」（咄嗟に磔にされたアツコに向かって走り始める）
ライ「オイ待て！！まだ根が1本残って…！」
サオリ「姫！待ってくれ！姫…！死なないでくれ…っ！！」（聞こえていない様子で駆け寄る）
ミサキ「待ってリーダー！」（フォローしようと追いかける）
ヒヨリ「あぁっ！ミサキさんまで！」（後ろから服を引こうとする）

ベアトリーチェ「ふ…うふふふふ…！」
一同「「「！？」」」
ベアトリーチェ「はぁっ！！」

いつの間にか両手が再生しきったベアトリーチェが手を広げると、一瞬にして周囲一帯から鋭い『白枝』が伸び、針山地獄のような景色に変える。

サオリ「う…ぁ……っ」
ミサキ「くっ…」
ヒヨリ「い、痛い…ですね…苦しい…で…」

『アリウススクワッド全員』を巻き込みながら。

[121 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/19(土) 23:35:27]

”みんなっ！！”

ベアトリーチェ「うふふ…！根は一本しかない？いいえいいえ！一本あれば十分なのです！」
ベアトリーチェ「あなた達のようなちっぽけな存在を潰すのには、大人が全力を出す必要はありません」

ベアトリーチェ「それが大人の余裕というものでしょう？ふふふ…！」

ライ「くっ……！ハルノ！ウオリ！」（ベアトリーチェに銃を撃ちながら牽制する）

ウオリ「もうやってます！」（姿を隠してスクワッド達を回収）
ハルノ「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ！！」（神秘で回復）

”す、スクワッドがボロボロに…！”

ベアトリーチェ「うふふふふ…！みすぼらしいドブネズミに相応しい姿です、大人（わたし）に刃向かうからそうなるのですよ？」

『ドクン…！』

アツコ「ぁ…っ！ぐ……っ！」

ベアトリーチェ「そしてこちらも搾りカスにして差し上げます」
ベアトリーチェ「ロイヤルブラッドの神秘を搾取し、私が利用する。これもまた大人の在るべき姿…！」

ライ「野郎…！」

[122 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 07:00:12]

ウオリ「…っ、まずいですね…あのままでは秤アツコは死にます」

ハルノ「同意しますッ…！アツコの生命エネルギー…パワーあるヴィジョンが『赤い根』に吸われて弱まっていく…！」
ハルノ「あの『白枝』もそうです…ッ！『生命力そのものを吸収する』力があるのか、スクワッドが目覚めません！」

”根以外にもそんな力が…！？”

ライ「チッ…とことん他者から奪うことに特化した仇花だなアイツぅ…」

ウオリ「なんとか外側のスクワッドは回収できましたが、アツコを中心に組み上がった『白枝の針山』は未だ健在です」

”『赤い根』までの射線が通らなくなってしまった…”
”……もう直接ベアトリーチェを叩くしか無いってことだね？”

ウオリ「ですが元凶のベアトリーチェを倒そうにも、中途半端なダメージではまた血を吸って回復するでしょう」

ハルノ「そんな！あれ以上は無茶ですッ！あれ以上ファントムブラッドを失えば…！」
ライ「ロイヤルブラッドな」

ウオリ「考えろ私…なにか……なにか回復する余地のない『大きな一撃』を与えなければ…」

ウオリ「『ヘイローが砕けるほどの大きな一撃』を…！！」

ライ「…………」

[123 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 08:26:45]

ベアトリーチェ「ふふ、フフフ…！この至聖所も、ようやく静かになりましたね？」

スクワッド「「「……」」」
ベアトリーチェ「襤褸布（ぼろきれ）のようなドブネズミ…」

アツコ「…………――」
ベアトリーチェ「事切れる寸前の搾りカス（ロイヤルブラッド）」

ハルノ「くっ…！生命を…！生命を与え続ければ…ッ！」
ベアトリーチェ「無駄な努力をする愚者に…」

”…………”
ベアトリーチェ「フフ…無力な大人」

ベアトリーチェ「全てが美しく、偉大で、聡明で、権威のある私とは真逆の姿です」

ベアトリーチェ「――えぇ、皆さん『とてもお似合いな末路』ですよ」
ベアトリーチェ「ホホホホホ…！」

ウオリ「……クソっ」

ウオリ「えぇ、分かりましたよ…っ！」

[124 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 08:28:34]

ベアトリーチェ「おや？佐枷ウオリ、どうかしましたか？」

ベアトリーチェ「…あぁいえ、全て理解しました。あなたは他の子供たちに比べて、多少は頭が回る生徒です」

ベアトリーチェ「ようやく『理解』したのですね？この絶望的な状況に」

ベアトリーチェ「私の圧倒的な『崇高』さに…！」

ウオリ「うるせぇよ黙れよ…」

ベアトリーチェ「！？」

ウオリ「そんなデータなんかねぇよ…！」

[125 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 10:19:23]

ベアトリーチェ「……いま、なんと？」
ウオリ「そんなデータねぇから黙れって言ってるんですよ…」

ウオリ「これだから『強者』は嫌いなんだ…力があるからってそれを振り回して、平気で他人を踏み付けにしやがる…」

ウオリ「…そんなに強いことが偉いのか？賢いことが偉いのか？綺麗なことが偉いのか？」

ウオリ「――『偉い』ことが『偉い』のか？」

ベアトリーチェ「……いったい…なにを…」
ウオリ「私が『弱者の集い（ユニティ）』を作ったのは、他人を憐れんで〜、なんて神様ヅラしてセンチになったからじゃない…私にそんな慈悲はない」

ウオリ「そも提唱こそしたが、積極的に人を集めたつもりも、リーダーになったつもりも無い…」

ウオリ「私の思想に賛同した者が集まって、自然とそうなっただけだ」

ウオリ「…なら何故ユニティと名付けたか」

[126 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 10:24:58]

ウオリ「それは他ならぬ『自分』が『立ち上がる』為だ…ッ！」

ウオリ「お前のような理不尽に！ただ伏して許しを乞う！そんな『弱者（じぶん）』が許せなかったからだ！！」

ウオリ「お前なんか偉くないね！強くないし美しくも無い！！」

ウオリ「私は『理不尽（おまえ）』に屈しない！屈するわけにはいかない！！」

ウオリ「私は私だ！私一人でも立つ限り！『たった一人（ユニティ）』の軍集団！！」

ウオリ「――お前なんかに負けはしない！！」

[127 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 11:02:36]

ベアトリーチェ「ならばどうするというのです！あなたのような無力な生徒が！」

ウオリ「ヒヨリさん…！銃お借りします！」

”う、ウオリ！まさか…！”

ウオリ「ウォォォォォォォ！！」（巨大な狙撃銃を抱え、ベアトリーチェへ駆け出す）

ハルノ「駄目です！ウオリ――！」

ベアトリーチェ「成る程…確かにその大口径弾なら、私の肉体に一点集中して射撃すれば…」

ベアトリーチェ「えぇ、回復する間もなく倒せるかも知れませんね？」

ベアトリーチェ「ですがウオリ、あなたは同時に理解しているでしょう？そんな反動の大きな銃弾を、ブレずに同じ部位に撃ち込む為には――」

ベアトリーチェ「――『限界まで近付く必要がある』と」

ウオリ「！！」

『白枝の本数』

dice1d10=7 (7)

[128 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 11:19:45]

『針のムシロと進み征く者』

佐枷ウオリ【運動97】

VS

ベアトリーチェ【白枝の召喚100】

『1本目』

dice1d97=81 (81)

dice1d100=32 (32)

『2本目』

dice1d97=65 (65)

dice1d100=59 (59)

『3本目』

dice1d97=65 (65)

dice1d100=31 (31)

『4本目』

dice1d97=94 (94)

dice1d100=17 (17)

『5本目』

dice1d97=59 (59)

dice1d100=57 (57)

『6本目』

dice1d97=24 (24)

dice1d100=31 (31)

『7本目』

dice1d97=65 (65)

dice1d100=9 (9)

ウオリ「くっ…厄介な…！」

[129 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 14:41:30]

駆ける、駆ける、駆ける。
胸の鼓動を信じ、足元の振動を感じ。
『ズッ……！』
ウオリ「来るっ…！」

『ズガァッ！！』
1本の白い木の枝が、地面を突き出し鋭い槍の如くこちらに伸びる。
ウオリ「ひとぉつ！！」

身を翻し、それを避ける。
当たればもちろん、掠っても生命を奪われる搾取の触枝。
『ズガガァン！！』
ウオリ「ふたつ！みっつ」

ベアトリーチェ「……！ちょこまかと！！」
銃撃戦は正直苦手だ。だが運動神経自体には、少しだけ自信があった。
『ズガァン！ズガァン！！』
ウオリ「よっつ！いつつ！！」

＊＊＊
トリニティ生徒A「佐枷ウオリさん……あなた、最近調子に乗ってますわよね？」
トリニティ生徒B「そうそう、ちょっと運動できるからってさぁ」
トリニティ生徒C「芝刈り機あったよ〜？大分錆びてるけど〜」
トリニティ生徒A「あら、それはそれは…『事故』が起きる危険がありますわね…」
トリニティ生徒B「あんたのせいで…私は推薦から外れたんだから…！」
トリニティ生徒C「はい、ハンカチあげる〜、よく噛んでね〜」

＊＊＊
ウオリ「あ゛あぁぁぁぁぁぁぁッッ！！」
ベアトリーチェ「喧しい…！耳障りです！！」

[130 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 14:43:47]

『ズガァァン！』
ウオリ「むっつ！！」
ウオリ（あと一歩で…！）
＊＊＊
トリニティ生徒C「…あり？反応なくなって来ちゃった〜」
トリニティ生徒B「は？まだ左足が残ってるのに？」

「「そこまでだ」ですよ」

トリニティ生徒A「！！」
アズサ「…………」
ハルノ「……あなた達を、傷害罪で訴えます」
ハルノ「理由はもちろん、お分かりですね？」
＊＊＊
ウオリ（あと一歩で…『あの２人』に並ぶことができる……）
ウオリ（私は1人で立てるようになったと…『誰かを救える』ようになったと…）
ウオリ（あの『黄金のような精神』を持つ２人に、恩返しができる…！）

ウオリ「終わりだッ！！ベアトリーチェェェェェェッ！！！」
ベアトリーチェ「佐枷…！ウオリィィィィ！！」
ウオリ（あと一歩で――！）

『ズキッ……！』
ウオリ「う゛ッ…！？」
ウオリ（『右足』が――！？）
ベアトリーチェ「……！！今です！！」
『ズガァァァァン！！』

ウオリ「…………かはっ…！」

[131 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 15:43:02]

ウオリ（全く…相変わらず、運が悪い…）

ウオリ（『1本』…避けられ無かった…ですか…）
ウオリ「これは…1本取られましたね……かはっ…」

ハルノ「ウオリっ！！」
”ウオリ！！そんな！！”

ベアトリーチェ「ふふ、うふふふ…！！やはり！やはりやはり！こうなる運命（さだめ）だったようですね…！！」
ベアトリーチェ「なにがユニティですか！なにが立ち上がる為ですか！」

ベアトリーチェ「…なにが、私に負けはしないのでしょう？ふふふ…！愚かで哀れな『弱者』のあなた？」

『グチュ…っ、ズジュっ…』
ウオリ「ぐ…ぁぁ……っ！」
ベアトリーチェ「うふふ……あぁ、内臓に食い込んだ枝を伝って、あなたの血が流れ込んで来ます…」

ベアトリーチェ「ロイヤルブラッドには遠く及びませんが、あなたもまた無駄に高い『神秘』を秘めた生徒…」

ベアトリーチェ「その血で以て、私の『崇高』の糧にして差しあげましょう」

ベアトリーチェ「あなたのようなちっぽけな存在が、この私の偉業に血肉を捧げられる事を光栄に思いなさい？」

ウオリ「がっ…ふ……っ」

[132 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 17:11:30]

ベアトリーチェ「ふふ…うふふふ…おほほほほほほほ…！！」

ベアトリーチェ「愉快…！愉快ですよ佐枷ウオリ、なかなか面白い余興でした」

ベアトリーチェ「地べたを這い回るという前衛的な踊り、多少の暇潰しにはなりましたよ？」

ウオリ「う゛っ……ゲボっ……」
”ウオリっ！！”

ベアトリーチェ「しかしあなたには似つかわしくない、全く馬鹿な真似をしたものです…」
ベアトリーチェ「ロクに力もない存在が調子に乗って…偉大なる大人に逆らうなど…！ふふ…！」

ベアトリーチェ「あなたはその『つまらない能力』を使って姿を隠し、仲間を見捨てて逃げ回り…」
ベアトリーチェ「部屋の隅でガタガタ震えながら、命乞いする心の準備をしていたら良かったものを！オホホホ…！！」

ベア「あぁ、本当に愚かな子どもたち！本当に馬鹿な――」
ウオリ「あなたホントに馬鹿ですよね…ゲホッ」
ベア「……なに？」

[133 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 17:15:58]

ウオリ「確かに『Don't ウォーリー』は……『隠す』だけの能力」
ウオリ「人数だって1人まで、持ち物も手で抱えられる程度までの…ゲホッ！…『つまらない能力』ですよ…」

ベアトリーチェ「…………」
ウオリ「では何故、そんな『非戦闘員』の私が『突撃中も見えていた』のでしょう…？隠れながら突撃すれば良いものを…」

ウオリ「そしてこの戦闘において、本来あなたが『一番警戒していた筈の生徒』は誰でしたか？」

ベア「……！！？居ないッ！？千夜ライは何処に！？」
ウオリ「『探せば探すほど見つからない』、それが私の能力……」

ウオリ「ゲホッ…隠れんぼは終わりです」

「もーいーかいっ！！ｗｗｗ」

ウオリ「『Don't worry（問題なし）』…！」

ウオリが『パチン！』と指を鳴らす。

[134 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 17:19:23]

ライ「ばぁっ！ｗｗ」

ベア「それはッ！？『ヘイローを破壊する――』！？」

[135 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 17:22:40]

『ドカァァァン！！』

”ライッ！！ウオリ！！”
ハルノ「ブチャラティーーッ！！」

[136 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/20(日) 21:20:40]

『ドォォォォン！！』

至聖所に響き渡った爆音と、ビリビリと駆け抜けた振動。

そしてライの持つ『爆弾』が作動した瞬間を見ていた者達は、その燃焼が引き起こす眩い閃光の中で砕けた、『大きな赤い光輪』と『小さな赤い光輪』を垣間見る。

”ライッ！！ウオリ！！”
ハルノ「ブチャラティーーッ！！」

ウオリ「ぐぁ…っ！」

ウオリは爆風を受けてへし折れた腹部の枝と共に、ハルノたちが居る後方へと吹き飛ばされ、爆炎から逃れる。

ハルノ「ウオリ！今回復しますッ！！」
ウオリ「ゲホッ…私は後回しで良いです…先に戦力になる人たちを…」
ハルノ「スクワッドの治療は終わりました！」
ウオリ「……！」

サオリ「この状況は…今の爆風はまさか…」
ヒヨリ「あ、あの爆発ってリーダーやアズサちゃんが持っていたのと同じものじゃないですか…！？」
ミサキ「『ヘイロー破壊爆弾』…そう、使ったんだ…」
サオリ「どこへ行ったかと思えば…隠し持っていたのか…ライ」

[137 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 06:15:51]

ウオリ「はい…ゲホッ、ベアトリーチェは…？」

ベアトリーチェ「あぁ…！あぁぁあぁ…っ！私の集めた神秘の欠片が…！ようやく成った『崇高』のカタチが……散っていく…！」
ベアトリーチェの背にあった『大きな赤い光輪』が、割れ目から粒子のように細かくなっていき、宙へと消えていく。

ベアトリーチェ「あぁぁあぁぁぁぁ……っ！」
それと同時に異形の巨躯が縮みだし、ベアトリーチェは元の姿へと戻り、ゆっくりと地面に倒れ込んだ。

ベアトリーチェ「ぁぁ…ぅ…ぐ……」

ウオリ「ヘイローが砕けたのに……まだ死んでいない…？ゲホッ」

”そうか、あのヘイローは後付けだから…”
”ベアトリーチェは元のヘイローが無い存在に戻っただけなんだ”
ウオリ「なるほど…所詮借り物の力ですか…ゴホっ…」
サオリ「あぁ…そして恐らくもう、あの枝を出すような『不可思議な能力』は使えないだろう…」
サオリ「アツコの体にある『赤い根』も徐々に朽ち始めている…。この儀式は…ベアトリーチェの野望は…終わりだ」

”……はっ！！ライはっ！？”
”（ライの元へ走り出す）”

[138 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 07:50:58]

サオリ「……は！？ま、まさか自分ごと起爆したのか！？『ヘイロー破壊爆弾』を…！？」
ミサキ「あ、あのくそばか…！！また無茶して…っ！」
ヒヨリ「ひ、ひえぇ…！？」

ウオリ「……ッ！！」
ハルノ「あっ…！ウオリさん！あなたは負傷者です！まだ治療中なので動かないで下さい！」

ウオリ「う…ゲホッ、らい…さん！……イさん…！！」

ハルノの静止も聞かず、ウオリはハルノに腹部を治療してもらいながら、真っ先に駆け出した先生、スクワッドと共に倒れ込むライの元へと駆け寄る。

ウオリ「ライさん！大丈夫ですか！？ライさん！！」
”ライ！大丈夫！？”

ライ「………………」

ウオリ「ハルノさん！ライさんの回復を！！早くッ！！」

ハルノ「……いえ、やりません」
ウオリ「何故です！？このままでは…！」
ハルノ「『無駄』だからやらないんです。無駄無駄…」
ウオリ「何を……っ！？」
ハルノ「ライさんはもう――」


ハルノ「――『死んでいる』からです」

[139 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 10:08:10]

”そ、んな……”
”ライが……死んだ……？”

サオリ「……馬鹿な…」
ミサキ「なんで……なんで私より先に死んでるの……っ」
ヒヨリ「へ…？ライさんが…死……？」
ウオリ「そんな…っ！？ゲホッ…！」

ウオリ「『後はハルノがなんとかする』と…！『オレを信じろ』と言っていたからっ！私はこんな無茶な作戦に同意したんですよ！？」

ウオリ「『えぇ、分かりましたよ』……と！それは…っ」

ウオリ「それは……後に、託しただけ……だった…と…？」

”…………”
”……ライは、『信じろ』って言ったんだね？”

ハルノ「……あぁ、それは――」

ベアトリーチェ「こ、の…っ！ガキ共があぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」
一同「「「！？」」」
ベアトリーチェ「ゆ、許せません…高貴なる私が、このように地に這いつくばるなど…！」

ベアトリーチェ「この不敬…この屈辱…！絶対に許せるわけがありません…！」

ベアトリーチェ「千夜ライが死んだ？当然です！私に対する数々の無礼、万死に値します！」
ベアトリーチェ「ああサオリ…！あなた達も同じです…！もはや生かしておく価値すらない…！！」
ベアトリーチェ「バルバラよ…いえ、バシリカに存在する全ての兵力よここに…！」

ベア「今すぐこの無礼者共に、死を与えなさい！！」

[140 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 12:32:48]

ウオリ「そんなっ…！全兵力を…！？」
サオリ「ライの死を悼む時間すら無いのか…戦闘準備」
ヒヨリ「ミサキさん…？大丈夫ですか…？」
ミサキ「……くそばか…」
ハルノ「…………」

”…………”
”（ライの軽い体を抱き抱える）”

＊＊＊
『バァン！バババババッ！！』
ユスティナ聖徒会「「「…………」」」

（ユスティナ聖徒会が、一体二体と銃撃を食らい消えていく）

ミカ「…ケホッ」
ミカ「うぅ、痛い…もう疲れた…でも……」

ミカ「まだ大丈夫…！」
バルバラ「…………」
ユスティナ聖徒会「「「…………」」」

（再び復活したユスティナ聖徒会とバルバラを引き付けながら移動する）
＊＊＊

ミカ「ここは……聖歌隊室？」
ミカ「オルガンと楽譜…蓄音機まで」（蓄音機のスイッチを押す
ミカ「……動かないかぁ」

（瞬間、ミカの脳裏にはミカ自身の青春が――）

[141 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 12:34:57]

コハル「い、いじめは駄目！どうしてこんな寄ってたかって…！」
コハル「こ、こんなの私が許さないんだから！！」

ウオリ「…私は『弱者の味方』ですよ？」

＊＊＊
ミカ（形は違えど、弱者の為に立ち上がったコハルちゃんとウオリ…）

[142 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 12:35:37]

サオリ「――許しはここに 私は誓う」
サオリ『“この魂に憐れみを”（キリエ・エレイソン）』

＊＊＊
ミカ（罪を認め、それを背負いながらも他者を救うことを決めたサオリ……）

[143 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 12:37:01]

ライ「知らんのか？殴り合ったら『友達（ダチ）』って古事記にも書いてんだよｗ」

＊＊＊

ミカ（立場も、状況も、功罪も）
ミカ（神秘すらも関係なく、ただの『一人』として『対等』にぶつかり合ったライ……）

[144 二次元好きの匿名さん 25/04/21(月) 17:39:54]

ほしゅの

[145 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 17:55:47]

ミカ「……思えばみんな、こんな私に味方してくれた…友達だって、そう言ってくれていた…」

ミカ「どんなに現状が辛くとも…それを知って、支えてくれる人は必ずどこかに居るんだね…」

ミカ「……ライちゃんが言っていた言葉の意味、あの時は良く分からなかったけど…今なら分かるよ」

ミカ「それは単に殴り合うってことじゃない…大事なのは、相手と『向き合う』こと」

ミカ「『わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である』…ふふっ、聖書にも書いてるじゃんね」

ミカ「だから私も…いつか自分を愛せるように……」

ミカ「友（あなた）達の為に祈るね」

ミカ「あなた達の行く末に、その旅路に…」

ミカ「溢れんばかりの祝福が、あらんことを―」

蓄音機『…………ガチャッ、』

ブルーアーカイブ Blue Archive OST 136. Kyrie Eleison

ミカ「……あはは！故障してたんじゃなかったの？」

ミカ「急に治るなんて…神さまって随分キザなんだね？」

ミカ「……ううん、そっか…あなたも『友達の為に』ってこと？」

ミカ「……そうだね、うん」

[146 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 19:20:07]

ユスティナ聖徒会「「「……！」」」
バルバラ「……！」

『ザッ、ザッ、ザッ……』

先ほどまでミカと交戦していたユスティナ聖徒会とバルバラが、突如としてミカを追うのを止め至聖所へと向かいだす。

それはいくら複製（ミメシス）とはいえ、かつて戒律を守護していた誇り高き者たちの姿とは程遠い……ただ悪鬼に繰られるだけの、木偶人形のような憐れな姿だった。

しかしそんな、生前とはかけ離れた醜態を晒し続ける彼女たちにも救いがあるとするのなら。

ミカ「あは☆何をそんなに急いでいるのかな？」

バルバラ「……――」

友の為に立ち上がり、凶行を咎める為に戦う者が後世にも居たということに尽きる。

ミカ「ここからは敬虔で善良なる者以外立ち入り禁止だよ ……私たちは入れない」

ミカ「…さぁ、聖日に歌いましょう？彼方の友に聞こえるように」

[147 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 19:22:18]

―Kyrie eleison;

本来、キリエは三度唱える。それは三位一体を意味し、パテル（Pater）は「父」、フィリウス（Filius）は「子」、サンクトゥス（Spiritus Sanctus）は「聖霊」を表すからだ。

[148 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 19:23:31]

―Christe eleison;

正史の聖園ミカは、本来これを二節しか歌わない。『歌えない』。
それは自らを赦しきれていなかったから、未来を捨てていたからだ。

[149 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 19:24:20]

…だが『自らを赦し、他者を赦す』と決意した聖園ミカは―

―Kyrie eleison;

これを、三度唱えた。

[150 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 20:50:19]

＊＊＊

――至聖所は、伽藍洞だった。

ベア「なぜ…来ないのですか？バルバラは…？なぜまだ誰も…？」

まるで所有者の中身の如く、その中を満たす信仰者も、支持者も、友も永劫に並びはしないだろう。

そしてそんな伽藍の洞には。

『〜♪〜♫』

ブルーアーカイブ Blue Archive OST 136. Kyrie Eleison

聖なる歌が善く響く。

ベアトリーチェ「！？」

ウオリ「これは…キリエ…？」

ハルノ「そう言えばウオリさん、先ほど『回復はしない』と言いましたね」

ウオリ「……？ハルノ…？」

ハルノ「それは既にブチャラティが『死チャラティ』であることもありますが、一番の理由は……」

ウハハハハハハハハ！！ｗｗｗ

”！？”

ウオリ「この声は…っ！？」

ハルノ「…やはり、『無駄』だからです」

[151 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 21:26:35]

お　ま　た　せｗｗｗｗｗｗ

”ら、ライッ！！？”

YES I AM！ｗ

”いや、アヴドゥルか…？”

I AM YES!!ｗｗ

[152 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 21:37:02]

ウオリ「ら、ライさん！？」
ハルノ「大丈夫ですか？ブチャラティ」

完全復活！パーフェクトライちゃんだぜぇ！！ｗｗｗ

”あ…ありのまま今起こった事を話すぜ！”
”い、いつの間にか抱いていたはずの、ライの体が消えていた…”
”なにを言っているか分からねーと思うが…”
サオリ「言ってる場合か！？」
ミサキ「……！…っ！！」
ヒヨリ「み、ミサキさんすごく嬉しそうです…えへへ」

ベアトリーチェ「あ、ありえません！」

ベアトリーチェ「…あの土管、そして蘇りは…！！まさか『聖なる御饌（みけ）』を！？」

”『聖なる御饌』？”

ケッケッケッ…！ｗｗｗ
その『聖なる御饌』ってのは…コイツかぁ？ｗｗ

[153 二次元好きの匿名さん 25/04/21(月) 21:45:39]

緑の悪魔！(RTA勢にとっては)

[154 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 22:00:42]

ベアトリーチェ「な…っ！何故それを…！？」

ビンゴみてぇだなｗｗ
”それって確か……”
”ハナコが『緑の悪魔』って呼んでたヤツじゃ…？”

ベアトリーチェ「えぇそうです…！それは食した者に『復活の奇跡』を授ける奇跡の産物！」

ベアトリーチェ「私はゴルコンダのテクストを借り、『キノコを食した者に死を与える』という『直死の呪縛』を付けたハズです！」

ベアトリーチェ「故に『緑の悪魔』…！『復活の奇跡』は成される訳が無いのです！」

ハルノ「……はい、確かにその言葉の通りだと、キノコを食べたライは死んでいたでしょう」

ハルノ「ですがライは『キノコを食べたが、キノコは食べていない』……」
ベアトリーチェ「……ッ！？どういうことですか…！？」

ハルノ「ボクの『神秘』は触れたものに生命力を与える能力…」
ハルノ「『生まれ変わらせた』んですよ、キノコではない『別の生命』に……」

ベアトリーチェ「なっ…！まさか！？」

ハルノ「そう……」

[155 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 22:16:06]

https://bbs.animanch.com/board/4588375/?res=144

覚えてるヤツ居るぅ！？ｗｗ

居ねぇよなぁ！！ｗｗｗ

”RTA潰すぞぉ！！”

ベアトリーチェ「バカな…！バカなバカなバカな…！」

ベアトリーチェ「そんな『バカな話』があって溜まるものですか！！」

ベアトリーチェ「あなた達は……あなたはなんなんですか！！？千夜ライ！！」

デケェ声出さなくても聞こえてるよ！！ｗｗ

ベアトリーチェ！！ｗｗｗ

[156 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/21(月) 22:44:53]

ベアトリーチェ「何故、どうして…！私は、私の…！！」

ベアトリーチェ「私の計画が…私の悲願が…私の崇高が……」

”もう終わりだよ、ベアトリーチェ”

ベアトリーチェ「なにを、ふざけたことを…！」
ベアトリーチェ「私にはまだ複製（ミメシス）能力も、バルバラも…！領地も未だ残っています！たかだか儀式を妨害した程度で終わったなどと……！」

「いいえ、この話はこれで終わりです」

一同「「「！！？」」」

???「…あぁ、驚かせてしまい申し訳ありません。そのようなつもりはなかったのですが…」

”……あなたも『ゲマトリア』？”

ゴルコンダ「はい、その通りです。私は『ゲマトリア』のゴルコンダ」
ゴルコンダ「そしてこちらがデカルコマニーです」
デカルコマニー「そういうこった！！」
オペレッタ！ｗｗ
”共鳴しないで？”

[157 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 06:21:07]

ゴルコンダ「挨拶は省略するとしましょう。私たちは以前どこかでお会いしたかも知れませんので…」

こっち見んなｗｗ

ゴルコンダ「ふむ…この話は一先ず良いでしょう」

ゴルコンダ「私はマダムを連れ戻しに来たのです」
ベアトリーチェ「ゲホッ…私を…？」
ゴルコンダ「えぇマダム、これで明らかになりました。彼らはあなたの敵対者ではありません」
ゴルコンダ「これはあなたの物語ではなかったのです」

ゴルコンダ「あなたは主人公どころか、彼らの敵対者ですらない…ただの『舞台装置（マクガフィン）』だったのです」

ベアトリーチェ「……！くっ…！」

ふっｗｗ全く甘い奴だぜ！ｗ（モグモグ）
”それはマフィン”
”おかずマフィンってのもあるらしいよ”

[158 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 07:46:52]

ゴルコンダ「そして先生、千夜ライさん。あなた達が介入すると、どうやら全ての概念が変わってしまうようです」

ゴルコンダ「元々この物語の結末はこうではなかった筈なのです」

ゴルコンダ「この結末を見るに先生は『友情と努力』、ライさんは『ギャグ』…いえ、これは『混沌（カオス）』でしょうか？」

ゴルコンダのえっち！ｗｗ
デカルコマニー「どういうこった！？」
ゴルコンダ「…ともかく、私が望んだテクストはもっと文学的なものだったのですが…」

ゴルコンダ「やはりあなた達は、興味深いメタファーです」

”メタファー…って、私…？”
メタファー…って、オレ…？
オレ⁉️
オレ‼️
オレオレオレオレ‼️
Ahh～↑↑↑💥💥真夏🌞🌴🏄🎇🎆🌺のJamboree〜〜〜〜‼️‼️レゲエ🇯🇲💃🙌🏻砂浜🌺🌺🏖🏖🌴🌞Big Wave🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊💥💥

ゴルコンダ「私が望んだテクストはもっと文学的なものだったのですが…」

[159 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 12:33:19]

ゴルコンダ「…それでは、私はマダムを連れて帰ります。マダム、起きて下さい」

”待って！”

ゴルコンダ「…もしかして私の邪魔をするつもりでしょうか？どうかそのような決断はなさらないで下さい、先生」

ゴルコンダ「私は様々な道具を生産できます、あなた方が使用した『ヘイローを破壊する爆弾』も、私の作品ですので」

”……！！”

ゴルコンダ「……しかし、えぇ、確かにあの爆弾が『ヘイローを破壊する様子』は確認できましたが…これではいけませんね」

ゴルコンダ「このテクスト…ライさんの行動により『ヘイローの破壊』と同時に、『復活』を示唆する記号が付いてしまいました」

YES I AM！ｗ
※復活祭（イースター）には2日遅れましたけどね

I AM YES！！ｗｗ
”ライ、また幻聴…？”
”ライはイエスじゃないよ”

ゴルコンダ「ふむ…何にせよこれではこの爆弾は彼女と同様、『舞台装置（マクガフィン）』に過ぎません…実験は失敗ですね」

ゴルコンダ「まぁ、ですからこうして廃棄する予定です」（『ヘイロー破壊爆弾』を放り投げる）

ぎにゃあ！？ｗｗ
”ライがトラウマになってるッ！”
”（爆弾をキャッチする）”

[160 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 12:37:39]

ゴルコンダ「迷いなく生徒を庇うとは、流石ですね。…安心して下さい、それは先生に効果はありません」

ゴルコンダ「とは言え『ヘイローの破壊』自体は問題なく成される様子、『復活』にも相応の代償や痛みは伴うでしょう」

ゴルコンダ「私を追うようでしたら、生徒達に不要な痛みを強いる事になりますよ？」
”…………”
ちな股間思いっきり蹴り上げられるぐらい痛いぞ、ヘイロー破壊
”やだ怖い……”
”痛みは割と男女共通レベルらしいね？”
神経通ってるからなｗｗ
ゴルコンダ「…興味深い知見です」

ゴルコンダ「ではマダム、帰りましょう」
ベアトリーチェ「ゴルコンダ…！ゲホッ…」
おい待てェ 失礼すんじゃねぇ
ゴルコンダ「…まだ何か？」

用があるのはベアトリーチェだ、オレはテメェに言ったよなぁ…？

『大した儀式だ、二度とできないように叩っ壊してやるぜ……』ってな
ベアトリーチェ「そ、それは…っ…まさか…！」

あぁ、オレはやると言ったらやる女だぜ……
ベアトリーチェ「もしかしてオラオラですかぁぁぁぁ！？」
”Yes！Yes！ Yes！Oh my God”

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ！！
ベアトリーチェ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア！！」
【ベアトリーチェ】
【再起不能(リタイア)】

GIF(Animated) / 1.98MB / 3360ms

[161 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 17:12:59]

『サラサラ……ビッ！』
アリウス生徒全員分の…ツケの領収書だぜ

ゴルコンダ「ふむ…確かに確認しました。マダムが目覚めたら渡しておきましょう」

ゴルコンダ「その時彼女がどんな顔をするかは分かりませんが……あぁ、今は表情が作れないのでしたね」

…あんた中々いい性格してるな？

ゴルコンダ「失礼、つい……それでは失礼します先生、千夜ライさん。また何処かで…」

”あっという間に…”
”消えてしまった…”

塩撒いとけ塩ｗｗ
生塩でも良いぞｗ（写真をばら撒く）
”ノアを撒いちゃダメだよ！！”
”（全部回収して懐に入れる）”
ウオリ「度し難いですね…」

（その後、ライ達一行はボロボロの赤い根に絡まったアツコを救出し…）

ハルノ「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ！！」
アツコ「……ぅ、ここ…は…」
サオリ「姫！！良かった…！本当に…良かった…っ」

（無事、アツコの意識を取り戻す事に成功したのだった）

[162 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/22(火) 20:48:30]

よし！！次ィ！！
”合点承知の助！！”

サオリ「なっ…！？もう行くのか！？」

ごめんな友よ！オレはもう行くよ！ｗｗ

”またMOROHAしてる…”
”まだ助けなきゃいけない生徒がいるんだ”

サオリ「そうか、聖園ミカか…！私も同行する！」

サオリ院…！
サオリ「アリウススクワッドの錠前サオリだ」
ミサキ「マジレスしないでリーダー」

良いねぇ！じゃあ全員で行くかぁ！！ｗｗ
じゃ！はいこれ、あんたも、あんたも、あんたも！ｗｗ（紙を手渡す）
”え…ライ、コレって…”
ミサキ「何これ…？」
ヒヨリ「なにかの歌詞…ですかね？」
アツコ「あー、あー…うん、歌えるよ」
サオリ「姫！声を出したら…っ！いや、もう大丈夫だったな…」
ウオリ「ライさん…また妙な事を…」
ハルノ「いつものことです」
お、お前らぁ…！ｗｗ

”ライ…これ本気でやるの？”

…あぁ、オレはやると言ったらやる女だぜ？ｗｗ

[163 多忙につき、不定期 25/04/23(水) 03:20:05]

保守に御座います、おやすみなさい。

[164 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 07:21:11]

>>163

（『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域）

※お久しぶりです、保守非常に助かります！

こうして朝ゆっくり小話できるしなｗｗありがとなぁ！ｗ

※そも、ここまで続けてこれてるのは見てくれる皆さんのお陰でもあります、改めて感謝！

じゃあオレの復活も復活祭（イースター）に合わせるくらいのオサレさと気概見せろや！ｗｗ

※私は時事ネタと内容をリンクさせられる小鳥遊ホシノにはなれない…！（ヒナ並感）

執筆で戦う世界線のキヴォトスかな？ｗｗ

※とにかく感謝を伝える為にライちゃんの足を出さねば…

たまにはお前も出せば？ｗ

※……需要ありますかこんなの？

[165 二次元好きの匿名さん 25/04/23(水) 13:27:59]

保守に御座います、御御足に感謝を。

[166 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:17:43]

※午後保守ありがたいねぇ…じゃあエンディングといきますか

趣味全開で？ｗ

※無論ですね

↑ここまで趣味
↓ここからも趣味
【本編】
＊＊＊
（ゲマトリア、アジトの一室）

ゴルコンダ「只今戻りました、マダムを連れ戻して来ましたよマエストロ」
マエストロ「…ふむ、感謝しようゴルコンダ。仮にも仲間だ、死なれては困る」
ゴルコンダ「おや、マエストロ、ライさん達を見ているのですか？」
マエストロ「あぁ、未だ威厳の複製が葬列を成す聖堂で、あの者達が何を成すか……それが見たい」
マエストロ「私の想定では、先生は再びあの『カード』を出すと見ているが…しかし…うむ」
ゴルコンダ「気になっているのは…千夜ライさん、ですね？マエストロ」

マエストロ「…あぁ、あの者の周囲で起こる現象は、私の創作意欲を掻き立ててくれる…此度も私の想像を超えてくれるだろうか？」
ゴルコンダ「…随分高く買っているようですね。あれほど殴られたというのに」
マエストロ「ふふ…あの者の行動には、文字通り大きな衝撃を受けた。それに前回の反省を生かし、今回はモニターでの遠見だ」
ゴルコンダ「成る程…では私もご相伴に預かってよろしいでしょうか？」
ゴルコンダ「千夜ライさん…彼女の扱う現象は私のテクストと相性が悪く……故にこそ興味を惹かれるのです」

マエストロ「無論だ、我々は仲間なのだからな」
ゴルコンダ「ありがとうございます……おや、始まったようですよ」

＊＊＊
ミカ「ゲホッ…あーあ、全身ドッロドロ…」

[167 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:21:19]

ミカ「……でも、日が昇るまで耐え切ったよ…結構大変だったけど」

ミカ「サオリは…アツコを助けられたかな…？」
ミカ「うぅん、あの2人が側にいるなら、きっと大丈夫」

バルバラ「…………」
ユスティナ聖徒会「「「…………」」」
（ゾロゾロと戦列を成す）

ミカ「…でもゴメンね、私はもうダメみたい…」

ミカ「あーあ…みんなと一緒に帰りたかったなぁ…」

『Listen baby♪』

ミカ「…え？」

＊＊＊

ゴルコンダ「！」
マエストロ「これは…？」

[168 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:22:30]

Sister Act ain't no mouthain high and A Deeper love HD

”Now if you need me call me

No matter where you are

No matter how far

Don't worry baby”

”私が必要なら、どこだって呼び出して”

”どこにいたって”

”それがどんなに遠くたって”

”遠慮しないで”

[169 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:23:19]

Just call out my name
I'll be there in a hurry
You don't have to worry

ただオレの名前を呼びな！ｗｗ
そこへ飛んでくから
心配なーし！ｗｗ

[170 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:25:11]

'Cause baby there
Ain't no mountain high enough
Ain't no valley low enough
Ain't no river wide enough
To keep me from gettin' to you babe

全員『なぜなら
どんな高い山も
どんな深い谷も
どんな大きな川だって
私たちは乗り越えていくのだから！』

[171 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:30:53]

ユスティナ聖徒会「「「……――」」」
（動きを止め、光となって消えていく）

＊＊＊
マエストロ「な、なんだ…あの音楽は…」

ゴルコンダ「聖徒会が…ミメシスが『停止』…？いえ、それどころか『消滅』していっています、これはいったい…」

マエストロ「何故だ…？あの歌は『神秘』も『恐怖』も内包していない…聖歌ですらない」
マエストロ「なのに何故『聖なるもの』と認識されている…？」

マエストロ「なぜ戒律の動作に干渉しているのだ…！？」

＊＊＊

Remember the day
I set you free
I told you you could always count on me, darling
”プールで話した日を覚えてる？”
”私はミカの味方だよ”
”いつでも私を頼っていいよって言ったよね”

And from that day on I made a vow
I'll be there when you want me
Some way, some how
'Cause baby there
”あの日 私はそう誓ったんだ”
”生徒が私に来てほしいときは”
”なんとしてでも駆けつけるって”
”だって――”

[172 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:31:36]

Ain't no mountain high enough
Ain't no valley low enough
Ain't no river wide enough
To keep me from gettin' to you, babe

全員『どんな高い山も
どんな深い谷も
どんな大きな川だって
私たちは乗り越えていくのだから！』

[173 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:46:31]

No wind

か、風が吹いても…っ！

[174 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:47:10]

No rain

あ、雨が降っても…

[175 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:47:41]

Or winter's cold
Can stop me baby
Oh baby

冬の寒さでも…私達は止まらないよ

[176 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:51:15]

'Cause you are my goal
If you're ever in trouble
I'll be there on the double
Just send for me
”私は生徒の為の先生だよ”
”生徒が困っていたら”
”急いで行くからすぐに知らせて”

My love is alive
Deep down in my heart
Although we are miles apart
オレのこの想いは、今もこの胸の中に生き続けてる…たとえ離れていたとしても！

If you ever need a helping hand
I'll be there on the double
Just as fast as I can
助けが必要になったら超特急で駆けつけてやる！！ｗそりゃあもう全速力でなぁ！ｗ

(You know that)
There ain't no mountain high enough
Ain't no valley low enough
Ain't no river wide enough
To keep me from getting to you babe
もう分かっただろ？ｗｗ
全員『どんな高い山も
どんな深い谷も
どんな大きな川だって
私たちは乗り越えていくのだから！』

[177 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:53:23]

＊＊＊
ゴルコンダ「……ユスティナ聖徒会は軒並み消滅。バルバラも完全に沈黙…動きませんね」
デカルコマニー「どういうこった？」

マエストロ「聖徒の交わり（COMMUNIO SANCTORUM）…人工天使シリーズ……」
マエストロ「……あぁ、そうか…！！『そう』なのか！」

マエストロ「『生徒』が、『教師』が、そして『シスター達』が！」
マエストロ「『歌と共に物語に幕を下ろす』という概念を利用したのか…！」

マエストロ「取り囲む聖徒会の複製（ミメシス）すらも『修道院の仲間（Sister Act）』だと！そう謳ったのか！あの者は！」

マエストロ「あの人工の天使達に！！」

ゴルコンダ「…まさに『天使にラブソングを』、といったところでしょうか」

＊＊＊
Ahhh....
Nothing can keep me
Keep me from you

ウェイウェ～イｗｗ
お前のところに行けない理由なんてひとつもねぇ！ｗ
オレたちを阻むものなんて何もないんだよ！！ｗｗ

[178 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:56:57]

ミカ「……わーお」

ご清聴ありがとうございましたー！！ｗｗ
”ほ、本当になんとかなったね…？”
”ユスティナ聖徒会が消えていく…”

な？言っただろ？ｗｗ

ウオリ「待って下さい！まだ残っている複製（ミメシス）が…！」
サオリ「あれは…バルバラ…っ！？」（銃を構える）

バルバラ「…………」

”待ってサオリ、銃を持ってないよ”
サオリ「なに…？じゃあ一体…」

”バルバラが、なにか伝えたいことがあるみたい”

”最後まで、私たちの歌を聴き続けた理由を…”

バルバラ「……――ぁ」

ぶえーっくしょい！！

全員「「「！？」」」
バルバラ「！？」
『カシャン…ッ』
（ガスマスクが外れる）

…あ、悪りぃｗ

[179 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 17:58:27]

バルバラ「…………フフッ」

バルバラ「『Bless you』……―」

…どーもｗ

[180 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 18:04:04]

＊＊＊
ゴルコンダ「バルバラの退去を確認…彼女は複製でありながら……いえ、これ以上は野暮でしょうか」

マエストロ「アンブロジウスに引き続き…あの複製にも感情の表現が…」

マエストロ「ふふ、ふふふ…千夜ライ…やはり面白い存在だ…歌、歌と来たか…」
マエストロ「インスピレーションが湧いた…次は『聖歌（グレゴリオ）』を題材としよう…！フフフフフ…！」

モニター『それはそれとしてぇ！！』

マエストロ「？」
ゴルコンダ「？」

モニター『ゴルコンダ、マエストロ…貴様見ているな！！』

[181 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/23(水) 21:34:54]

マエストロ「なっ…！？なぜそれを…」

ゴルコンダ「ふむ…マエストロ、このテクストが意味するのは恐らく――」

『ドォォォン！！』

[182 無貌様、此度はもう少し近くに… 25/04/24(木) 04:45:01]

保守に御座います、おやすみなさい。

[183 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/24(木) 07:58:14]

【『騾吶＞蟇?ｋ豺ｷ豐』の領域】

※朝の保守感謝！じゃあ離れますね（天邪鬼）

うっひょー！ｗｗ

※どうしました？急にテンション上げて

『ブラックマーケット』の『サングラス』を掛けた『モブ』が大活躍！だってよ！ｗｗ

今イベントの英雄｜あにまん掲示板

※シュポガキではなくそっちに興奮する人少ないですよ

うっせ！ｗブラマはネームド出てこねぇだろうから親近感がすごいんだよ！ｗｗ

野球部の先輩がメジャーに行って活躍してるような気分だぜ、テンション上がるな〜ｗｗ

※というか彼女と知り合いですか？

こっちからの好感度はこう！

dice1d100=79 (79) +100

あっちからの好感度はこう！ｗｗ

dice1d100=100 (100)

※おぉ…ブラックマーケットの今後に要チェックや！…ですね

＊＊＊

ブラックマーケット幹部「ん…？」

構成員「姉御？どうしやした？」

ブラックマーケット幹部「なんだか視線がな？」

構成員「姉御を気にする輩なんか居ないっすよ〜」

ブラックマーケット幹部「それはそれでクッソ失礼だぞオイ！！」

ブラックマーケット幹部「…まぁ良い、久々にロケット砲まで撃てて気分が良いしな！ハッハッハッ！！」

[184 二次元好きの匿名さん 25/04/24(木) 08:37:01]

幹部ちゃんとめっちゃマブじゃん……やはりライちゃんはおもしれー星のもとに生まれた女だな！

[185 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/24(木) 12:29:42]

※ダイス振って帰って来たらなんだ、これはたまげたなぁ

オレはミレニアム生まれブラックマーケット育ち！ｗｗ

悪いヤツラはみんな友だちｗ

ブラックマーケットの幹部「どうやら俺たちは…”親友”のようだな」

名前は東堂アオイちゃんかな？

※この２人がドタバタするイベントあったら、ずっとバッカーノのOP流れてそうなんですがそれは…

Baccano - Guns & Roses

[186 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/24(木) 17:38:20]

【本編】
＊＊＊
……ヨシッ！ｗ（現場猫）
”ライ、どうかしたの？”

ん～？除き魔退治？ｗｗ

『ドォォォン！』

なんじゃあ！？ｗｗ
”かんしゃあ！”

柚鳥フユってところか…ｗ
”夏は遠いね…”

四季にかんしゃあ！（激似）
ツルギ「キシャア！」
柚鳥ハル…ってツルギやんけ！ｗｗ

イチカ「私も居るっすよー。もしもしハスミ先輩、先生達を見つけたっす」

”イチカまで…！”
”正義実現委員会が助けに来てくれたんだ！”

イチカ「はいっす！それで早速なんすけど、皆さんを待ってる人達が居るっすよー」
イチカ「…特に、『ミカ様のことを』っすね！」

ミカ「……？」

[187 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/24(木) 21:03:50]

＊＊＊
ナギサ「呼びました」
ミカ「呼ばれました…？」
セイア「第３回！」

トリニティの『お茶のツマミになる話』〜ｗｗｗ
”すっかり長寿番組だぁ”
”ミカ回キター！”

ナギサ「アリウス修復作戦の指揮本部なのですが…」（苦渋のサクラコ顔）
セイア「良いじゃないか。堅苦しい場より、私達に本当に必要なのはこういう場所じゃないかい？」

じゃあ最初のトークテーマは……ｗｗ

ナギサ「ホントにやるんですか…？」
セイア「そう言いつつ流れるようにティーセットを設置し始めるのはどうなんだい？」

[188 天邪鬼もまた愛しい 25/04/25(金) 02:51:43]

保守に御座います、おやすみなさい。

[189 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 07:26:37]

※保守感謝！！まぁぼちぼち次スレですが

エデン条約編もそろそろ終わりよぉ！ｗｗ

※エッホ、エッホ、そろそろエピローグ書かなきゃ…

三行でまとめろｗｗ
※無理です…とは言え、まとめきっても次はどこ行くか決まってないんですよね〜

いつも通りだなｗｗ
※ライちゃんの明日はどっちだ

ん～～あそこの角曲がって信号を右かなｗ
※具体的すぎんか？

[190 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 08:13:51]

※次スレ立てました〜良ければ見に来てネッ！

至って普通の一般モブ生徒でーすｗｗ【オリ・🎲】その８｜あにまん掲示板

[191 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 08:53:07]

※あとは小話！

『ミス味っ子』

メイドらしく小洒落た飯を作れだぁ…？｜あにまん掲示板

ネル先輩の過去スレが流れて来ましたｗｗ

”うん…”

”（嫌な予感がする）”

オレも元ミレニアムの後輩として、負けられないってワケｗｗ

”……ちょっと胃薬買って来るね？”

”（エンジェル24に向かう）”

おう！ｗ

腹ごしらえしてからなｗｗ

『世界で一番素敵な笑顔〜♪』

”手遅れだよぉ！”

”しかもその音楽は…！！”

お料理、得意なんです！ｗｗｗ

料理の出来dice1d100=98 (98)

男料理の腕前dice1d100=11 (11)

[192 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 09:34:16]

”丁寧な料理は滅茶苦茶美味しくて…”
”男飯の方が苦手なのか…”

なんで意外そうなんだよｗ

”…なんか雑な生活してそうだったから…”
”豪快な料理の方が得意なのかと”

失礼過ぎんか？ｗｗ（自分の料理を食べつつ）ん、問題なしｗ
ほれ先生も食え食えｗｗｗいっぱい食えｗ

”うん、美味しい！”
”やっぱ…ライの料理は…最高だね！”

”しかしライが男飯の方が苦手とは…”
”まぁどっちも得意なネルの方が意外だけど”

…………（負けん気）
なら見せてやるよ！オレの『男飯』をよぉ！！ｗｗ
また明日ここに来てください、『本当の男飯』ってやつを食べさせてあげますよ

”山岡はん…！？”
”アユがカスそう…”

[193 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 09:41:10]

（後日）
はいど～んどん♪ｗｗ
”ライ…ストップ…”

はいじゃ～んじゃん♫ｗｗ
”ライ…死んじゃう…”
”食い倒れちゃうから…うっぷ…”

なんだよ？ｗ男らしいガッツリ飯だろ？ｗ
”でも『二郎系ラーメン』で『わんこそば』するのは無理だって！”

ハンバーガーも控えてるぞｗｗ
”スーパーサイズミー！！”
”誰かヘルプミー！！”

そしてこれは『メタボリック』で『アメリカン』な一撃…！ｗｗ
とどめだ喰らえ！！『メタリカ』ッ！！（料理名）ｗｗ
”リゾット・出るの！？”

『ミス味っ子』【完】

[194 二次元好きの匿名さん 25/04/25(金) 10:39:33]

掃除もできてメシウマで戦闘もそこそこにいける……実はC&Cの隠しキャラなのでは……？

[195 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 12:12:52]

>>194

※こういうことかーっ！！

なんかひらひらして落ち着かないんだが…ｗ

”まるで美少女みたいだぁ”

美少女やろがい！ｗｗ

[196 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 12:54:58]

※不敵な笑いも捨てがたい…

サンタマリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を…ってなぁｗ

[197 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 13:00:08]

※後は没イラスト展示！

『（服が）逆だったかも知れねぇ…』

[198 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 13:04:52]

『ボロボロライちゃん』

※コイツいっつもボロボロだな

運命がボロボロにしてくる定期ｗｗ

[199 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 13:11:35]

『パブロンちゃんは今いずこ』

（ガンショップにて）
パブロン「えぇ…キヴォトスでは銃で武装するのが基本…？銃が無いのは裸同然…？イかれてるんですか…？」

パブロン「あ、ホントだ、向かいのコンビニに弾も弾倉も撃ってる…えぇ」

パブロン「『こちら最新機種のサブマシンガンです』…？そんなスマホみたいな勧め方あります？え、『音の響きが違う』…？えぇ…」

[200 千夜 ライ◆1PoAeNpoyM 25/04/25(金) 13:13:22]

※最後は笑顔で！！

ありがとうございましたぁ！！ｗｗｗ