- 1竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 21:36:37
ここは完全匿名(そこまで匿名でもない)サイトです
翼に不利益な情報を交換しても爪にピンポンされる事はありません
皆さんばんばん交流していきましょう!
>>185へ指令です
踏んだ場合は次スレを立てること
前スレです
【閲覧注意】【世界観崩壊】 巻き戻された後の「都市」Part174|あにまん掲示板ここは完全匿名(そこまで匿名でもない)サイトです翼に不利益な情報を交換しても爪にピンポンされる事はありません皆さんばんばん交流していきましょう!>>185へ指令です踏んだ場合は次スレを立て…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 21:37:05
乙
- 3竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 21:37:11
- 4竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 21:37:24
規約事項
1.頭もとい調律者は絶対的な存在であり、打ち倒すことは不可能である。
2.爪は都市の最高戦力であるため基本勝つことは不可能である(特色クラスであれば相手にすることは可能)
3.EGOは各々の匙加減で発現してもらって構わない。ねじれも同様である(ただしランクはWAW相当に抑えること)
4.L社の話題は基本触れない。時々イベントのようなものでなら可(イベントを起こしたい場合は確認を取る。)
5.EGOやねじれの能力に関して無法なものは禁ずる(絶対勝てないようなものはNG)
6.特色キャラも控える(特色は単純計算で爪と同等であるため)
7.折れた翼の特異点については好きに捏造してもらって構わないが規約5と同じように無法なものは禁ずる、外郭の遺跡の道具も同様。
8.そして何よりインフレを起こさないこと - 5二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 21:44:59
縦乚
- 6竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 22:15:28
うめ
- 7竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 22:18:30
うまうま
- 8二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 22:19:36
埋め
- 9竹垣事務所フィクサー エディス25/04/11(金) 22:20:29
うにゅ
- 10二次元好きの匿名さん25/04/11(金) 22:20:51
10
- 116級フィクサー『ファルコ』25/04/12(土) 18:08:32
『……もう18 時か…?すっかり寝込んじまってたよ』
〖ゆっくりとその巨体を上げ、布団をしまう〗
『怪我は…まぁだいぶ回復したな、強化手術さまさまってわけだ、皆は大丈夫か?』 - 12竹垣事務所フィクサー エディス25/04/12(土) 18:18:43
- 136級フィクサー『ファルコ』25/04/12(土) 18:43:30
- 146級フィクサー『ファルコ』25/04/12(土) 19:05:53
『極度の疲労は全盛期の100%に比べ25%しか出せなくなるってフィクサー雑誌で見たしな、1100万眼入ったんだ3日休んでもバチはあたんねぇよ』
〖歯を磨き終わった後、ゆっくりとくつろぎ始め〗
『まぁ休み休みしてたら他の事務所に追い抜かれるんだが……悩みもんだよな~』
〖とペラペラと今週のフィクサー特集を見始めた〗
『へー奥歯事務所ってU社に行ったのか、失踪したとばかり思ったぜ』 - 15三級フィクサーリーン?25/04/12(土) 19:09:34
リーン今回は割といいデータ取れたよ。またよろしく頼むよ。
そういうなよ。怪我や肉体の共和度上げるのに一番楽なんだから。水ぐらい出来るようになれば少なくなるさ。じゃそういう事で - 166級フィクサー『ファルコ』25/04/13(日) 15:42:24
『あっ!あれ忘れてねぇか!装備作ってもらうっての!あいつ今まだ昼近くだけど起きてるかな?』
〖と鞄から血の結晶が入ったカンカンを取り出し〗
『とりあえずダメならダメでいいから一か八か頼んでみないか!上手く行けば俺たちの装備が更新される訳だしよ!』
〖と全員の肩に手をかけた〗 - 17竹垣事務所フィクサー エディス25/04/13(日) 20:52:30
- 186級フィクサー『ファルコ』25/04/13(日) 22:09:20
- 19竹垣事務所フィクサー エディス25/04/13(日) 22:32:45
- 20血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/13(日) 23:02:55
『可笑しいなぁ…前は確実にここにあったよな?階段、俺の機械ぶっ壊したよな?この階段がよぉ~』
〖ガンガンとだんだんと殴る頻度を上げていき、地面が窪み始め〗
『おーい!俺だファルコとその他愉快な舎弟達だ開けてくれ~開けないとこのままだと地面を殴り続ける薬物中毒者だってことになって悪評がたっちまうから早く開けてくれ回りをペットボトルで囲むけどいいのか?猫よけみたいに囲んじゃうけどいいのか?おーいおーいおーいおーいおー』
〖その時、階段の描かれたシンボルが動き始め入り口のような絵に変わると〗
『うっさいっ!!!』
〖と絵の向こう側から足が凄まじい速度でファルコを蹴り上げ〗
『ブッッツッ!!!ブベェッ…』
〖地面にファルコが転がった〗
〖〗
- 21血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/13(日) 23:18:16
『…ふぁぁあ……んで…何のよう?死体か捕虜の差し入れ?前のバカ組織達の血は美味しかったが次はO型がいいな』
〖といいながら眠たそうに目を擦ると、あなた達をギョロりと見つめる〗 - 22竹垣事務所フィクサー エディス25/04/14(月) 00:00:45
- 23血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/14(月) 00:55:08
『多分大丈夫だ、少し頭を打ったが…』
〖ファルコは蹴られた腹を撫でながらゆっくりと起き上がった〗
『……ほう?…つまりは…この私に仕立て屋をしてほしいってことだね?』
〖彼女は怪しい笑みを浮かべ、ギラギラとしたその目を輝かせると〗
『……いいよ、いいとも…是非ともさせてくれよ……フフッ 』
『フッヒャァァァッ!!本当に!?本当にしていいのか!?イヤー最近暇だったんだよお店開いてもどこにも伝ないじゃん?だから私あれなんだよずっとここに来たチンピラの死体から血を啜ったり夜な夜なお前たちが寝ているところで採血してたりもう惨めで血締めで灰色な生活を送ってたんだよ!』
〖といきなり態度が急変し、大喜びし始めた〗
『イヤー…やっと思い出した?私が仕立て屋だってこと!思い出してくれた?んっもう!仕方ないね仕方ない…私の仕立てた服なんて君たち一度も見たことないもんね…いやいやこのかた商売なんてしたこと無くて下請け敷かしてなかったんだよ商品作ったとしても売る場所がなければそりゃ買われないわけだ!!』
〖ペチャクチャと聞いてもないのにベラベラと、独り言混じりにどう反応すれば良いのかわからない語りを聞かされ〗
『んっ!!ごっほん……ごめんなさい、最近人とも家族とも関わってなかったから…独り言増えてな?』
『それで持ってきた素材ってのはなんだ?私のお眼鏡に叶うかな?』
〖とニコニコと微笑みながら見つめてくる〗
- 246級フィクサー『ファルコ』25/04/14(月) 01:11:42
『…お前そんなキャラだったか?』
『確かに最近お前と顔会わせてなかったし、時々やってくるチンピラの死体しかご飯として与えてなかッのはあやまるけどよ…』
〖ファルコが頭をかきむしりながら、彼女を見つめ〗
『夜な夜な変な針に襲われる悪夢が続いてたのお前のせいかよ!?勝手に採血するな!きちんと針変えてんだろな!?』
〖と中々見れない激昂をし始め〗
『とりあえずその話は今は置いとくとしてよ、今はな』
『今回俺達が持ってきた素材、俺からのだけど…』
〖そういいながら鞄からカンカンを取り出し〗
『最近倒したねじれの眷属が、死の間際作り出した血の結晶の薔薇。それの花びらだ』
〖じゃらりと、赤い血の結晶の花弁が積み重ねられ、まるで宝石のように輝く〗
- 25血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/14(月) 22:00:22
『……すごいわねこれ、まだ生きてるみたいに新鮮そうで…すごい熱情を感じる』
〖とサイプロが魅いられるように、それを見つめ口へ運ぶと〗
『……バギンッ……ガッッダァァァァアッ!!?』
〖と何かが砕け散る音が鳴り響き、ペッと折れた一本の牙と血の結晶を吐き出す〗
『ごっごめんなさいあまりにも魅惑的で……うえなんで牙おれるのほんと最悪…』
『だっだけどこれすごいぞ!?血鬼の皆に知らせれば結構喜ぶ品物だと思う…!こんな繊細な血液の新鮮さを保って熱情と魅惑を放つ保管方法他にないぞ!?口にいれているだけで血に酔いしれる気分になる…』
〖と熱演しながら、エディスの方を覗き〗
『そっちはなに持ってきたの?』 - 26???25/04/14(月) 23:21:00
ここら辺だっけ?特殊な店あるの
【少し薄い赤い目の女性が地上で店を探している】 - 27竹垣事務所フィクサー エディス25/04/14(月) 23:24:16
- 28血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 00:35:07
『おお!どれどれ……ほうほう、これはこれは中々おもしろい品だね』
『エディス君、君は血鬼の眷属と言えば何を思い浮かべるかな?血袋、またはその下の血鬼…?』
『実は…もう一つ経路の違う眷属も作れるんだよ、まぁ多分作れるのは上位の血鬼、一級眷属の方々だとか、はたまた二級眷属の方々みたいな人だけだけど…やる人も少ないし』
〖といいながら、エディスの包帯から染みだした血をちょいとつつき〗
『そうそう…こんな感じにね』
〖つつかれた瞬間、包帯に染み付いた血がまるで糸のように一本につながり、非常に繊細で細い血が宙を舞うと〗
『エイヤッ』
〖プフゥ…と音を立て、まるで蟻と見まがうほど非常に小さな赤い蜜蜂が非行し始める〗
『かわいいでしょ?私にはこれが限界だけど…血鬼が一から想像するタイプの眷属があるんだよ、その茨も同じ…血から作られた眷属に近いんだ』
『だけどまぁ自立意識も無い、ただ単に血を求める品も技術性もないごり押しみたいな眷属だけど…使えるよ、これは逆に』
『知性がないなら体のいいように利用できるんだから…これが世の常さ』
〖ふふっと笑いながら、その茨をいとおしそうになで回す〗
『あっいった!!?トゲがささったよこいつもぉ!』
『いやーにしてもこれすごいよ!何処でとって来たの?まさか血鬼から奪ってきたみたいなこと言わないだろうね君らね!』
『全く困るよ私の家紋が迷惑しちゃうからねそんな物加工した暁には………もしかしたら一族から破門されるかもしれな……』
〖とグチグチべらべらしゃべっていた口が止まる〗
『……待って、同族の香りがする……血の強い匂いと、赤い瞳を感じる…二人は少し隠れてて』
- 29竹垣事務所フィクサー エディス25/04/15(火) 01:12:31
- 30血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 01:27:20
『……さて、あなたはどこの家紋の血鬼ですか?私はこの区域担当の家紋、大母上直属の仕立て屋』
『第4眷属、義眼のサイプロ、よろしくね』 - 31"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/15(火) 01:47:21
[ポストの中に隠れて様子を見ている]
- 32二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 06:12:24
このレスは削除されています
- 33???25/04/15(火) 07:01:38
- 34血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 19:27:56
- 35???25/04/15(火) 19:46:12
- 36血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 23:06:37
- 37???25/04/15(火) 23:19:49
- 38血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 23:30:31
『なるほど…昔人間との共存を掲げた家紋がいましたが…それを聞くに人間と血鬼の溝は未だ埋まっておらぬのですね。』
『我々の血族は根からの商売人でありますので、血鬼にも人間にも対価を払うのであれば、それはお客様ですから。』
『人間とは一様上手くやっていけているつもりです、彼らは…まぁ食料提供件恩人ですので、安眠を邪魔されましたが。』
〖と血鬼特有の会話を繰り広げた後、一旦口を閉じ〗
『そうだ、少し買い求めしてみてはいかがでしょうか?我々の作り出す品は、即効で作り出す品よりも繊細で、そして耐久性に優れているのですよ』
『一着程度、作って差し上げましょう…商売を始めたは良いものの中々売れず、少し在庫が余っているものでしてね』
- 39???25/04/15(火) 23:34:44
- 40血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/15(火) 23:42:37
- 41???25/04/15(火) 23:45:35
- 42血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 00:13:36
『おお!これはこれは、ありがとうございます…それでは早速、作り始めさせてもらいますね』
〖サイプロが嬉しそうな顔を浮かべ、両手をゆっくりとあげると〗
『さて…ご覧ください、我が家紋流血流操作術…』
〖サイプロの血液が空へ高く、そして非常に細く長い二本の糸になると〗
『遺伝の糸、結合を』
〖それらは空中で混ざり合うように絡み付き、螺旋状の形に変容すると〗
『一切の狂いもなく、故に片眼が義眼であろうとも…そろは性格に行われなければなりません…故に』
〖それらは細かく、そしてまるで編み物を編むかの如く小さな糸が伸び、纏まり、絡み合い、強く強く連結していく〗
『それらは自然に任せ、けれどきちんとした流れを引く……川の流れと同等で、それらの表したい姿を、その血が今望む、自身の姿を……』
〖それはまるで川の流れのようで、糸は鼓動するかのように流れ、そしてこと細かく、生かすかのような…〗
『……写し出す。それが我々の流儀ですよ』
〖目を開けた瞬間には、その細く長かった赤い糸は消え去り、一着の真っ赤なドレスが作り出された〗
『さて…どうぞ、着心地なども教えてください』
- 43???25/04/16(水) 00:16:21
- 44血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 00:48:05
『ありがとうございます…けれど私も未だ未熟者でして、父や祖父。そして我が血族の母に比べれば赤子同然でございまして。』
〖そういいながら血液を受け取り、食べ始め〗
『我が父と祖父は何者にも折れぬ、我々血族の繋がりのように強固な仕立て服を様々な方々に提供したと言います。』
『そして我が血族の母の編み物は、武芸に秀でない我々でさえも、まるで血の王かのように深紅の夜をより一層赤く染め、かの恐ろしき狂いの血鬼狩り共を殲滅したと聞いております故』
『私の編みは未だにその本領を発揮出来ておらぬのですよ』
〖と語りを終えた後、ドレスを羽織らせる〗
〖ドレスからは微かな鼓動と、血の流動を感じる…その繊維はとても細かく、そしてカイコの吐いた糸かのように滑らかな品物だった〗
- 45???25/04/16(水) 00:55:54
- 46血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 01:18:04
- 47???25/04/16(水) 01:34:19
- 48血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 01:38:57
- 49竹垣事務所フィクサー エディス25/04/16(水) 01:43:37
- 50血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 02:05:12
- 516級フィクサー『ファルコ』25/04/16(水) 02:09:05
『なんか血鬼の前だと無茶苦茶態度違ってなかったか?俺たちも客だし少し礼儀ほしいんだが…』
- 52竹垣事務所フィクサー エディス25/04/16(水) 02:18:58
- 53血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 02:33:54
- 54竹垣事務所フィクサー エディス25/04/16(水) 02:50:06
- 556級フィクサー『ファルコ』25/04/16(水) 15:56:54
- 56血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 17:12:17
『さぁようこそ、私の工房へ…あっなるべく埃は落としてはいってね!素材に変なもの混ざっちゃうから!』
〖階段には真っ赤な絨毯が敷かれ、地下に続く壁には重々しい石のレンガ等はなく、様々な模様が一つの大きな線に向かって伸びる赤い壁紙があなたたちを迎える〗
『そうだそうだ…ライト付けないとね、人間には見えないでしょ?』
〖そういいながらパンッと手をならすと、パッパッパッと明るい骸骨の証明が現れ、辺りを照らした〗
『んじゃついてきてね、あとくれぐれ機材には触らないように…傷一つでも着けたら摘まみ出すからね』 - 57血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/16(水) 23:50:29
『さてと…本来ならば私の衣類は純血液で作られるのだけど…君たちが持ってきたこれらは血液で出来てるよね?』
『それならば、私の工房を使えばそれらの性能を大きく向上させられるんだ…血液と身体、それらの活用と血流の技法を見せてあげるよ』
〖そういいながら彼女が自室の部屋を開けると〗
『じゃじゃーん!これが我々代々受け継いでる!毛細血管機織り機でーす』
〖非常に巨大で全部が血管で出来た赤黒く生々しい、機織り機と言うよりかは大口を開けた怪物にしか見えない何かがそこに鎮座していた〗
『これは正式名称を紅き蚕の眉って言ってね、これ全部が我が血族の母の血管で出来るの…これを使えば血液の糸に川の流れを組み込めるのよ。』
『…おっと川の流れって言うのは…まぁそれの持つ個性、アイデンティティーみたいなものかしら?』
『川って言うのは全ての生き物が持っている生命の流れ…つまり生命活動そのものなの。川には様々な力、能力、個性それらが概念的に流れているわ。』
『基本川って言うのは混ざらない物で、その人個人しか持ち得ない…世界でたった一つの川なのよ。』
『例えば人間よりも豪腕で、凄まじい力を持つクマの毛皮を被っても、それの力が自分に宿るわけなんてないじゃない?』
『それはもう死んでるからまるで水の流れが止まった川のように、そしてそれは自分の物ではないから、硬い隔たりに遮られた川が混ざり合わないようにね。』
『だけどこの装置を使えば…人為的に血を流し、その川の流れを再開させることが出来るの。つまり擬似的な生命活動をさせて、それの生前あった力を復活させられるってことね』
『そしてこれのもっと凄いことが…本来別々の川。つまりアイデンティティーを合流させて、それを一時的にまるで自分の物のようにふり扱えるようになる。』
『つまり生物のアイデンティティーを生かしたまま、それを服にして、その服を着た人間がそれのアイデンティティーを扱えるようになるってわけ!わかった?』 - 58"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/17(木) 00:07:03
?
- 59血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 00:20:12
- 60"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/17(木) 00:27:29
- 616級フィクサー『ファルコ』25/04/17(木) 00:34:54
- 62竹垣事務所フィクサー エディス25/04/17(木) 00:48:19
- 63"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/17(木) 00:53:06
- 64血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 01:14:49
- 65"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/17(木) 01:24:24
- 66竹垣事務所フィクサー エディス25/04/17(木) 01:34:40
す、すみません
- 67血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 01:41:27
『全くもう…広大な私の心に感謝しとけよ。
普通に殺されても文句言えない文言だったからな!』
〖と言いつつも、茨に糸を通し終えたのか、糸を切り〗
『んでここからが重要になってくるんだ、
これは源泉さがしっていってな…最も生命の根幹に近い強い所…川の流れの最初を見つけなきゃいけないんだ。』
〖赤や青の血管まみれた茨を観察し始め、頭に座した針を引き抜くと〗
『今さっきのあれは赤い糸を巻き付けたことで、
川の流れの補助をするのと、川の構造をはっきりさせて…
源泉を見つけやすくする作業だったんだな』
〖針先は一瞬のブレもなく、血管の流れを沿うように動き〗
『……ここだ』
〖と狙い済ましたかのように茨の根本、そこに針を突き刺し、肉の合間を通っているかのように傷つけることなく深々と針が飲み込まれていく…〗
『よしっ根元を掴んだぞ……そのまま確実に…巻き付けて…』
〖すると、針がゆっくりと引き抜かれ、針の先端には少し小さな白い糸の塊が巻き付いていた。それの糸はよく見ると茨から伸びているのがわかる〗
『このまま勢いよく……!!!引っこ抜く!!』
〖そうサイプロが言い放ち、勢いよくその糸を引っ張ると〗
「シュルルッ…ジィィッ!」
〖茨はまるで糸をほどいているかのように、茨が次々と小さな一本の透明な糸に変わっていき〗
『……ふぅ…じゃーん!!スゴいでしょ?これが川だよ!!まだ血を流してないから透明だけど』
〖茨の質量丸々全てがたった一本の糸の塊に変わってしまった〗 - 68血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 06:18:11
- 696級フィクサー『ファルコ』25/04/17(木) 06:59:41
『…全部デザイン同じなのはいいけどよ…俺もドレス着るのか…?』
『竹垣事務所ってよりかはプリンセス事務所になっちまうぜこれ』
〖ずらりといつの間にかそれぞれのサイズにピッタリな赤いドレスが提出されており、少し…どころではないほどに派手である。〗
『……おっこれすごいぞ!無茶苦茶さわり心地が良い!シルクで作ったみたいな感触だ!!』
〖いつの間にかファルコがドレスを羽織るが、悪夢でも見ているのかと思うほど似合っていなかった〗
- 70竹垣事務所フィクサー エディス25/04/17(木) 15:34:41
- 71"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/17(木) 16:16:54
- 72血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 16:40:37
『一様って言ったでしょ一様~ 機能面のテストと私の好きな衣装で作ってみたのよ、まぁお見本みたいなもんだね』
〖と言いながら、疲れきったように横になり〗
『ドレスが一番作った経験が多くて、やり易いのもあるしね』
〖チューチューと血液パックを吸い始めた〗 - 73竹垣事務所フィクサー エディス25/04/17(木) 19:08:16
- 74血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/17(木) 23:54:29
『おけおけ、その要望通りに作り直してあげるよ。だけどまずは…』
〖とサイプロが血液パックを吸い終わると、自身の手首を一気に切り裂き〗
『性能テストと行こかせよっか!!』
〖溢れ出る血が次々と大量の糸に変わり、それらがより集まり数本の糸に収束すると〗
『血液操作術、傀儡人形!!!君達にはこの人形を破壊してもらうよ!』
〖と数本の糸が人間の白骨遺体を接合し、まるで操り人形を糸であやつるが如く、息を吹き替えしたように動き始めた〗
『いやー実はお恥ずかしいことに、まだ私くらいの研鑽だと作った装備の性能って耐久性と衝撃吸収、貫通性能の向上くらいしかわからなくてね!』
〖余った糸から赤い釘バットを生成し、それを骸骨に持たせると〗
『装備の川…つまり固有能力がどんな物なのか把握できてないんだ!んじゃ…』
〖サイプロは手首から伸びる赤い糸を掴み、〗
『いざ尋常に…勝負!!』
〖骸骨が躍り狂い始めた〗
- 75竹垣事務所フィクサー エディス25/04/18(金) 00:11:21
- 766級フィクサー『ファルコ』25/04/18(金) 00:20:30
- 77トレーニング用傀儡『フォック』25/04/18(金) 02:44:29
『ギゴギッ…』
〖骸骨はまるで生きているかのようにゆっくりと起き上がり〗
『さぁ!!まずは耐久試験と行こうかな!!少しのケガくらい容認してよね!!』
〖糸はまるで筋繊維のように骨を動かし、がっしりとそのバットを持ち上げると〗
『行っちゃって!!フォック!!一気にストレート!!』
〖ぎぎっ!と骨の擦れる音が鳴った瞬間、目にも止まらぬ早さでそのバットをおもいっきり振り上げた〗 - 78竹垣事務所フィクサー エディス25/04/18(金) 09:58:23
- 79トレーニング用傀儡『フォック』25/04/18(金) 22:01:50
『これが私たち家紋の習わしだからね!!本気で行かせてもらうよ!!!』
〖骸骨は一瞬で距離を詰め、その赤いバットを振り下ろすが〗
「ガンッ!」
〖エディスは咄嗟に腕を前に出し、バットを受け止めた。〗
『お見事、衝撃吸収は及第点…だけどここまでとは思ってなかったよ 素材元がよかったのかな?』
〖袖は衝撃を緩和し、打撲もできずに済むが〗
「ザシュッ…ジュ…」
〖バットから伸びた針は袖越しから皮膚を突き破り、鋭い痛みとまるで毒蛇に噛まれたかのように血が止まらずボタボタと流れたしていく〗
『だけど…貫通にはあまり耐性はないみたいだね。まぁ貫通の心得があるなら緩和できそうだけど。』
〖彼女は楽しそうにその光景を見つめていた〗
- 80『紅き薔薇の参裂』25/04/19(土) 05:01:43
「ギギギギッ…グッ!」
〖すると血液に反応したのか、トゲの無い茨が出血箇所に巻き付き、ギュッと締め上げると〗
「……ジュゥッ…」
〖驚くことにすぐさま血が止まり、茨は元あった箇所へと高速で帰っていた〗
〖どうやら出血した瞬間、この茨がすぐに止血を試みてくれるようだ。〗
「シュゥゥ…」
〖流れ出た血は不思議なことに衣類に触れた途端その半数がすぐさま服に染み込み、紅い染みを作っていくが〗
「グッグッグッツグッ…」
〖紅い染みはできた途端、それは緩やかに縮小し始め、その度に血が全身に巡り、輸血されているような感覚が走る〗
〖そして染みは最後にはきれいさっぱりなくなっていた。まるで飲み込んでしまったかのように…〗 - 816級フィクサー『ファルコ』25/04/19(土) 17:20:23
『大丈夫か?だいぶ腕に酷く響いたように思えるが…』
〖と横目で見ながら骸骨の攻撃をガントレットで防ぎ、ゆっくりと温度をあげていく〗
『……はぁ…この姿だとまじで絵面最悪だな、ケーキに醤油かけたと言うか焼き鳥にホイップ塗りたくった見たいなんつぅか……』
〖ドレスコートを羽ばせ、その鍛えられた肉体が浮き彫りになる上半身といつも被っているマスクは非常に異物感が強い〗
『まぁ…素材は良いのはわかるぜ?中々だな…!これ!!』
〖けれど素材は一級品、骸骨の攻撃を服で受け流しながら〗
『みとけよお前ら……!!火拳…!!』
〖自身の纏う紅いドレスのように、真っ赤に燃え盛る拳を大きく振り上げ〗
『業火滅却!!』
〖火拳の間から吹き出した炎と混ざることによって、火は遂に青い炎へと変わり〗
「グッジャンッ!!」
〖骸骨の肋骨を貫き、炭化した骨の断片が舞い落ちた〗
『………なぁ!今のみてたか!?あんな火力の炎出せたの始めてだぜ!?若干皮膚が焦げると思ったんだがな!あはは』
〖…だがその火力に服は耐えられるはずもなく、袖は燃え尽き、スカート部分は溶け出して〗
『あっ』
〖パンツが丸出しになった〗 - 82トレーニング用傀儡『フォック』25/04/19(土) 17:25:50
- 83竹垣事務所フィクサー エディス25/04/19(土) 18:02:00
- 846級フィクサー『ファルコ』25/04/19(土) 21:47:14
『ブゴォッ!!!』
〖ファルコの腹に向かって飛びっきりの一撃が繰り出され、地面に叩きつけられると〗
『だって…よ…あのマネキンをノックアウトできたら…いいって言われたからよ……』
〖と苦痛に顔を歪めながら、向くりと立ち上がった、中々なダメージを負ってそうだ〗
『くっそ…あれ操ってこのダメージなのか…!?血鬼ってまじでやべぇ奴らなんだな…ぶげぇ…』
〖…すると不思議なことに、茨が血に反応したのか、切口に向かって〗
『ンガッ!!?こいつ切り口に根を伸ばして血をすすり始めたぞ!?』
〖グジュッと根を伸ばし、その血液を直接吸い始めてきた!〗
『クソッ…なんだこいつやべぇ服じゃねぇかよ!!どうなってんだ……??』
〖だが不思議なことに、血液をすすっている間渇ききっていた茨はあのとき参列者立ちに付いていた茨のように活気を取り戻し〗
『うおっ!?腕に絡み付いてきやがった…!こいつ…俺の動きに連動して筋肉みたいにしてやがる……』
〖ぐるっとファルコの腕にその茨が巻き付き、腕に連動するように茨がその動きをサポートし始めている〗
『……なるほどな、あくまでもギブアンドテイクの関係って訳か……これなら、もっとでけぇ一撃を叩き込めるかもしんねぇな』
〖といいながら嬉しそうに血を座れていた〗
- 85トレーニング用傀儡『フォック』25/04/19(土) 22:10:06
『んー…体内で循環してるみたいだね』
〖とその光景を見ながらいい放ち〗
『それは多分私の力かな、川を繋げる…つまり肉体的な繋がりがあるんだ』
〖ゆっくりとあなたを観察し、ニコニコと笑う。〗
『服は未だに血の渇望を満たそうとしてる、だけどその吸収した血の行き先は君なんだ。川は下に向かって流れていくようにね』
〖とよくわからないことをいいながら、懐からなにかを取り出すと〗
『んじゃ少し…実験させてもらうね』
〖そしてエディスに向かって切り裂かれた血液パックを投げつけると、その血が服に染みるのと同時にゆっくりと体の傷が治り始めた〗
『他人の血の場合だと傷が治る……なるほど、血鬼みたいな特性を持った服って訳だ。中々に面白い結果を残せたよ』
- 86裏路地 PM1:2525/04/20(日) 14:44:02
(裏路地のある事務所。風穴の空く玄関から覗けば、二人の全身義体がいた。)
(片方はひび割れた木製の壁を背もたれとして床に座り込み、左腕を一瞥、少し間を置いて、何やら内部から煙を噴き上げると同時に火花を垂らす右腕を一瞥。そして、顔を上げた。)
(顔を上げた先にいたのは、通常の人間の腕のある位置から無数に刃のついた触手のような腕部を生やした、全身に大小の凹みを作り、左肩から脇腹にかけてをごっそりと失っている全身義体。右肩から伸びる触手を、座り込んだ義体の頭へ向けて突き出し、目と鼻のすぐ先で止める。それは勝利宣言であり、また、遺言を残す彼なりの優しさだ。)
(座り込んだ義体が話し出す。)
「...全身_体_...で、調_子に_...」
(自らの首筋の空洞へ右手を突っ込み、喉をいじってノイズをある程度除去する。内部の配線の焼き切れた腕からは、大袈裟に火花が散っていて、血飛沫のかかった金属の身体に焦げ目を作り続けている。)
「...全身義体で調子に乗り、事務所破りか。」
「こんなやつやややややや奴らに負けるとはな...」
(ヒビの入った一つ目で、ボロボロの、今、こちらへ刃を向ける敵の義体の男へ目を向ける。)
(片腕を吹き飛ばされ、全身が打撃によってボコボコにへこんだ義体の男は、その痛ましい姿で、尚も気高くこう述べた。)
『食わせるために肉を捨てた。』
『もはや仲間など死んだが』
『この無念を抱え、大成し、これを上まで持っていかなくてはならないんだ』
(座り込んだ義体が、ただ相槌を打った。敵の語るその言葉に、疑いのない敬意を払いつつ。)
「...そう、か。」
(相槌を聴き終えて、しばらく余韻に浸った後。兎耳の義体が、刃を、ゆっくりと肩まで下がらせて...)
(腰を回す力まできっちり十割付け加え、全力を持って、頭へ刃を突き出した。)
(_木屑が、宙を舞う。)
(刃の先に、義体はいなかった。)
『ッ!?』 - 87裏路地 PM1:3025/04/20(日) 14:56:26
(その姿がないことに気付いた、その直後。蒼いプラズマの輝きが腹の近くにあることに気づく。)
(兎耳の義体がそれに気付く。だが、反応するには至らなかった。)
(迸る閃光。)
(胸の辺りに何かが触れた直後、兎耳の義体の意識は、途絶えたのだった。)
「...」
(右腕に搭載されたコイルが水蒸気を撒き散らし、右腕の周りの空間が細かく歪む。)
(通常の1.2倍伸びた右腕が、火花を垂らしながら元の長さへと戻って行く。)
「相手を苦しめようとしない。いや、苦しめる余裕もなかったか。」
「...」
(深く腰を落とした姿勢から、素立ちへと戻して行く、左腕を失った全身義体。)
(今や廃墟と形容すべき、事務所だった場所の椅子に、ゆっくりと座り込んだ。) - 88ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/20(日) 23:01:59
『…異変なし、異変なし、異変なし、異変なし』
〖裏路地に一人、太剣を背負った女性が辺り一面を偵察していた〗
『…うん、この町の治安も安定してきましたね。死亡者数も減っていますし、組織の数も減少傾向にあります。』
〖と独り言を呟きながら手帳を開き、自分で描いた地図に丸をつけていくんだ。きっとよったところの確認のためだろうね〗
『長期に渡る町の治安維持…最初はどうなることかと思いましたが、この様子だと私もきっと暇になって捨てられた空き缶に対して文句を垂れるだけになるかもしれません…』 - 89トレーニング用傀儡『フォック』25/04/20(日) 23:08:37
『…さてと、とりあえず性能面の確認はoK?』
『まずは止血、そして血の循環が基本性能になるって訳で、耐久もまぁまぁ…まぁその仮面半裸野郎には溶けない程度の火炎耐性を持たせるとしてだ…』
〖服の性能をこと細かくいいながら、トレーニングダミーを揺らすと〗
『うん!基本は終わり…』
『だけど…ファルコの服の動作をみて、少し確かめたいことができてね』
〖といいながらサイプロが起き上がり、ハンマーを取り出すと〗
『これで半殺しにします』
〖とハンマーを思いっきり振り上げた〗
〖と思いっきり〗 - 90片腕を失った全身義体の人物25/04/20(日) 23:11:17
- 91竹垣事務所フィクサー エディス25/04/20(日) 23:18:08
- 92ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/20(日) 23:41:54
『さて…ここのパトロールもそろそ…』
〖と目線をあげた瞬間、風穴が開いた事務所が目に入り〗
『…異常、あり まさかこんな大胆な事務所破りがあるなんて、思ってもみませんでしたよ』
〖大剣をに手をかけながら、ゆっくりと事務所の方へ近寄っていく〗
『…痕跡は新しく、血なまくさい香りが漂ってる…そして…ここの事務所の特徴を見る限り、義体系の事務所であるようですね』
〖偵察と情報を集めつつ、ゆっくりと奥へ進めば進むほどその大剣を引き抜いていく〗
『…この特徴は明らかに殺人、事務所破りですか。なんとまぁ強引な』
〖そういいながら剣を引き抜くと、ゆっくりと足音を消しさり〗
『そしてこの痕跡からして…未だに何者かがいるのが伺えます、要請を他のメンバーに伝えておきたいですが……そのような時間はないでしょうから』
〖ゆっくりと廊下を進み、人気と血の香りが強い場所へと足を運んでいく〗
『……対処をするとなれば、私単体でしなければなりません。』
- 93片腕を失った全身義体の人物25/04/21(月) 00:41:18
「...」
(奥へと、あなたは支障なく辿り着くだろう。)
(そこにいたのは、全身義体。それは小柄で、丸みを帯び、全体的に女性的な印象を、見るものに与える。)
(尖ったハイヒールのようなつまさき、それに仕込まれた刃は出しっぱなしで、そして刃こぼれしきっている。)
(もう少し上に目をやると、スカートのように広がる板状のパーツ。それは波打っており、バレエなどの衣装を彷彿とさせる。)
(ギギギ、と、わずかにぎこちない音を漏らしながら、その義体はあなたに目を向ける。丸い一つの光なき目が、気だるげにあなたを見つめた。)
「...ここは、好きにすればいい。ここは、既に崩壊した。」
「ここは、私のフィクサーとしての居場所だった。」
「ここは、生きる権利を欲しがる者によって全てを奪い尽くされた。」
「...状況は終わりだ。あなたがどんな顔をしていようと私は眠る。眠たいんだ。義体にそんなのないのに、ただひたすら、眠りたいんだ。」
- 94ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/21(月) 20:51:37
『…落ち着いてください、私はツヴァイ協会四課、サァシーと申します』
『町事態の治安維持で雇われ、今はこの町事態の盾として活動しています』
〖ゆっくりとその義体にちかより、安心させるように呟く〗
『あなた達からはなにも奪ったりはしません…これは町の治安維持の延長なのですから、あなた方はなにも払わなくても良いんですよ』
『…ごめんなさい、私はツヴァイの盾であるのに…守れずに』
〖彼女はそういいながら、義体の頭を撫で、見つめるその瞳は純白すぎる優しさと、少しの悲しみに満ちていた。〗
『けれど…治安維持の為に、少しの情報でも良いので襲撃者の特徴を教えてください。』
〖覚悟を決めたように剣を引き抜くと〗
『今の私はこの町を守る盾、故に迫る危機は取り払わければ行けないのです。』
『どうか、情報の提供をしてくれないでしょうか…』
- 95血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/21(月) 21:22:21
- 96"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/21(月) 21:25:40
このドレス、それなりに動きやすいですね~!
[長めの鉄パイプでポールダンスをしている。我関せずな表情からは想像できない程にかろやな動きで、1秒に3回転以上は回っている] - 97血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/21(月) 21:49:55
- 98片腕を失った全身義体の人物25/04/21(月) 22:03:50
「...」
「サァシーか。私はハニカム事務所所属フィクサーの、ビーネ。見ての通り、全身義体だ。」
(名乗られたが故に、ビーネと名乗る。それは項垂れている無気力な様子とは対照的に、やるべきであるという活力を、少しばかり感じる。仕事をこなす、それが染みついたフィクサーの習性であろうか。)
(そして、襲う意思の有無に特に反応を示すこともなく、情報提供に応える。)
「...襲撃者は、全身義体が一人、他は義体をつけている奴はいなかった。ただ、腕を欠損しているやつが一人いた。おそらく全身義体に金を回したんだろう。」
「全員、迎撃して殺した。」
「襲撃した目的は知らない。敵の事情など必要以上に探る必要もない。」
「...以上、だ。」
「これで、いいだろうか。」
(質問に応え終えて、ニーズに応え切れたかを問いながら、右手をそっと腹に置く。穴など空いてもいやしないが、それは、どこかに空いた穴を塞ぎたがっているような手つきであった。)
- 99"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/21(月) 22:09:37
- 100ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/21(月) 23:25:40
- 1016級フィクサー『ファルコ』25/04/21(月) 23:53:36
- 102片腕を失った全身義体の人物25/04/21(月) 23:58:09
- 103血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 00:03:17
『あははやっぱり!!オズキくん君は今すごい力が湧いてると思うよ!!』
〖と大笑いしながら地面に落ちた血を啜り〗
『その膨れ上がった茨を見てみてよ!君に巻き付いてそれはまるで筋肉見たいに動いてる!』
〖まるで少年が星やロボットに憧れるようなその目付きで近寄っていき〗
『それはつまり…威力の増加だよ!増加!!それも技的な意味の!!』
〖と真近くまで寄り付き、その口を開け牙を丸出しにする〗
『ふふっ…ウフフフフッ!!こんなかくし球があるなんて想像を越えてたよ…川の接合は本当に上手く行ってるみたい!!』
『あーーー…最高最高最高最高最高最高!!最高傑作だよこれ!!父よ叔父様よそして我が母よ見ておられますか!!私は今、進歩いたしました…!!いずれあなた方の技術に追い付いて見せましょう!!私サイプロの活躍をぜひ私の中に流れる血の中で…!!ごらんになってくださぁぁあい!』
〖異常なまでのハイテンション、目の赤さは凛々と光り、彼女の動きはなにかと踊っているかのように軽やかである〗
『あはっ!あはっひぁぁぁあっ!!』
〖その後一人一人にハンマーを振り下ろしながら、返り血を飲み込み続け、有頂天に達した頃〗 - 104竹垣事務所フィクサー エディス25/04/22(火) 00:04:36
- 105血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 00:08:25
『……ふぅ……全員もう一回殴ったかな?』
〖と返り血にまみれたハンマーをなめ回しながら貴方達を見つめてくる〗
〖誰一人死んではいないものの、あの攻撃はすさまじく重症に近い〗
『あー…これは少しやり過ぎちゃったかも…でっでもでも!きちんとギブアンドテイクはしてあげるから!』
〖といいながら体を大きく開くと〗
『私は1発殴ったから!君たちは一人ずつ三回殴っていいよ!私を!!』
〖といいながら武器をおろし、そしてカミソリを作り出して自身の全身に切り傷を作ると〗
『おまけにあの機能もあるか試しておきたくてね…君たちの怪我も半分くらい治るんじゃないかな!』
〖と全身から血を垂れ流し始めた〗
『(まぁこの子達がいくら強化されたって私には叶うわけないんだけどね…えへへ)』
〖そう悪どいことを考えながら無防備に立っている〗 - 106竹垣代表25/04/22(火) 00:11:29
- 1076級フィクサー『ファルコ』25/04/22(火) 00:15:48
『だからよ…止まるんじゃねぇぞ』
〖オルガポーズで混乱中++〗 - 108血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 00:19:29
- 1096級フィクサー『ファルコ』25/04/22(火) 00:24:26
- 110竹垣代表25/04/22(火) 00:27:40
- 111血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 00:34:45
- 112竹垣代表25/04/22(火) 00:37:09
- 113血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 00:43:55
- 114竹垣代表25/04/22(火) 00:49:26
- 115ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/22(火) 19:07:09
- 116片腕を失った全身義体の人物25/04/22(火) 20:00:27
- 117片腕を失った全身義体の人物25/04/22(火) 20:02:24
[表記ミス 自警団→ツヴァイ]
- 118ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/22(火) 20:46:40
- 119血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 21:10:04
- 120片腕を失った全身義体の人物25/04/22(火) 21:16:17
「...」
(椅子から立ち上がり、テーブルに下ろされた義体パーツを持ち上げ、まじまじと、隅から隅まで確認する。)
(途中何回か、瞬きするように一つ目を点滅させながら、見終えて、0.1秒さえ経たない速度でサァシーの顔へ視線を移した。顔も、目と鼻の先まで移動させる。)
(目を、まつ毛を、瞼の重なりを。)
(鼻筋を、位置を、形を。)
(唇の膨らみ、開き具合を。)
(その顔を、まるで、一生に一度の名画でも目にしたように、くまなく、熱情的に。)
(一つ一つのパーツをくまなく見て、覚え切って、ようやく顔を数十センチ離す。おおよそ45秒程度見続けていた。)
「...よく、都市で生きてこれたな。強いから、か。」
「...」
「私はまだあなたを疑っているが、あなたを疑う私を嫌っている。」
「あなたは、心が美しい。そして見た目も。」
「ありがとう。お前のようなやつと関わると、いつも心が晴れやかになる。」
「花じゃない。宝石でもない。あなたは星だ。撃ち落とせないほど高くあり、誰がどうすることもできない光を死ぬまで放つ、しかし、夜の街の明かりに埋もれて、その価値に気づけない星だ。」
(ただあなたへ褒め言葉を連ねながら、自身の修理を進めていく。)
(邪魔な配線ブロックを引っこ抜き、新しいものに付け替えて、肩に腕の根本を密着させてドライバーでねじ止めする。)
(稼働確認のために、視界の真ん中で手を閉じて、開く。)
「...まあ、これくらいか。」
「他の箇所は、人の近くにいるとき、やることではないし。」
「パーツを運んでくれてありがとう。治安の改善を祈っている。」
(腕の確認を終えたあと、サァシーを少し見上げて、感謝と共に激励する。別れの意味も、含めて。)
- 121竹垣代表25/04/22(火) 21:22:43
- 122竹垣事務所フィクサー エディス25/04/22(火) 21:35:01
- 123血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/22(火) 23:09:31
- 124竹垣代表25/04/22(火) 23:20:36
- 125"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/22(火) 23:50:49
- 126ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/23(水) 00:42:26
- 127片腕を失った全身義体の人物25/04/23(水) 09:07:38
- 1286級フィクサー『ファルコ』25/04/23(水) 16:36:42
- 129血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/23(水) 19:21:16
『ちょちょちょちょまッ』
〖通常の降りに比べて勢い付いたスパナがガンッ!!と金属音を鳴り響かせ、背中に大きな打撲を作り〗
『えっ!?武器の使用なんて聞いてなッ!!』
〖三連続で爆発と見紛うほどの火花が飛び散り、サイプロの骨を数本くだけ散る音が響く〗
『ギャァァアッ!!あっちぃめりぃぃいいいいっ!!!』
〖ボッとガソリンがファルコの炎によって引火し全身が燃えたぎり、焦げ臭い香りが回りに広がっていく〗
『アッチアッチアッチアッチアッチアッチ!!!髪焦げちゃうっ!ホントに工房燃えちゃうからやめて!!』
〖だが意外なことにサイプロは案外元気そうで、自分のことよりも工房のほうを心配していた〗
〖そして殴ったことによって傷口から血液が飛び出、それを茨がすいとると、できた負傷がみるみるうちになおっていくのがわかる〗
- 130竹垣事務所フィクサー エディス25/04/23(水) 22:22:04
- 131"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/23(水) 22:47:38
- 132ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/23(水) 23:46:22
- 133「ビーネ」25/04/24(木) 00:13:44
- 134ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/24(木) 00:54:03
- 135「ビーネ」25/04/24(木) 01:13:49
「構わない。」
(即答する。)
「これは感情だけの判断じゃない。撤退した組織の人間が落とした装備なんかを鉄屑にして売り捌けば金になる...と、思う。」
「金があれば、事務所を直せる。...権限の問題でできないかもしれない、けど...金があるっていうのは、俗なこの都市の人間にとってとても大きいステータスだから。」
「それにこれは、ツヴァイとのコネを持つ貴重なきっかけになり得るだろう。フィクサー協会との深い関わりなんて早々得られるもんじゃない。」
(あなたを納得させるために、できるだけ、あなたと組むことの魅力を伝えていく。それはハキハキとして、明るく、何よりもあなたと組みたいという意志を伝えようと全力になっているのが見て取れる。)
- 136ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/24(木) 10:34:42
- 137「ビーネ」25/04/24(木) 18:36:54
「...ごめん。私の欲が出過ぎたか。」
(メリットがない。それは、その通りの言葉だ。納得せざるを得ないビーネは、反省の意を示すのと、断られるという諦観も含めて視線を下げる。)
「...?」
(視線の先に見えた手。それは押しのけるための平手ではなくて、誰かの手を、目の前の、誰かの手を掴むための形をしていて。)
(ビーネは驚愕と、感激に満ちた目を、再度あなたの目に向ける。)
「...本当、か。」
「いや。きっとあなたのことだ、本当なんだろ。」
「...ようやく疑念を晴らせたよ。契約を受諾する。」
「これから、よろしく。」
(契約内容を聞き、ビーネは右手の出力を限界まで低下させてから、差し伸べられた手に、己の右手を添えて、握る。)
「私はあなたの武器だ。砕け散るまで、使い切ってくれ。」
- 138ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/24(木) 21:43:08
『ええっ、よろしくお願いいたしますよ!』
〖にこりと笑いながら強くその手を握り返し、凛とした表情で〗
『…貴方が私の武器ならば、その武器を最大限使い潰さないようにするのがツヴァイです。』
『何故ならば、私の武器は人を守るためにあるのですから意図も簡単に崩れては行けません。』
『守る盾を無くしたツヴァイなど、ツヴァイ足り得ませんよ』
『故に、最大限貴方の盾であるために、それを無下に扱うようなことはしないです。』
〖と呟き、自身の背に手をかけるとギィ…と太剣を引き抜くと〗
『この子とか、実はツヴァイに入った時から一度も変えてません、私の生涯の相棒なんですよ』
〖その太剣は大量の微量の傷にまみれ、けれど真っ直ぐと伸びている〗
『…勝手に名前もつけてて、「emeth」って付けてるんです』
『……そう言えばあなた、お名前は?』
- 139「ビーネ」25/04/24(木) 23:04:49
(大剣を抜くその手と、音。戦闘で散々聴いたようなその忌々しさに、思わず距離を取ろうと後ろにステップするための予備動作に移りかける。)
(だがその筋肉の動きから、攻撃の意思はないと読み取って。)
(留まる。そして説明と共に差し出された剣に向けて、少しの間を置いて、確認するよう呟いた。)
「...これが、あなたの武器か。」
(刀身に刻まれた細かな傷を、一つ一つ、指先で、曇った窓に文字をそっと描くように、傷を繋げるかのように、撫でる。)
「何度傷付こうとも、折れない。...仲間の支えが、ある限り...」
「...」
(感慨深く呟きながら夢中で撫で続けていると、あなたに名を聞かれ、はっとして、剣から手を離して慌てながら答える。)
「...ビーネ。元ハニカム事務所所属フィクサーの、
ビーネ。だ。」
- 140ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/24(木) 23:28:23
『ええ、数多くの護衛対象と私への危害、仲間を守るのにも…そして私の守る意志を何度も蘇らせてくれるんです。』
〖まるで剣を労るように撫でてくれる光景を少しの笑みを浮かべながら、くすぶられた声を響かせていると〗
『…ビーネ、ビーネさんですね!可愛らしい名前じゃないですか!』
〖とそれの返しに反応し、キラキラと目を輝かせメモを取り始め〗
『……よしっとそれでは改めまして』
『私はツヴァイ協会4課所属サァシー…』
『貴方を守る盾の一人です。』
〖と静かに名乗りを上げ、朝日は墜ちていく〗
『水面下の元、協力お願いいたしますね!ビーネさん!』
〖夕日が窓を突き抜け、彼女を黄色く輝かせ、剣は黄金色に輝く〗
〖まるで、これからの物語を暗示しているように〗
- 141「ビーネ」25/04/25(金) 01:00:52
- 142ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/25(金) 02:16:10
- 143血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/25(金) 03:15:08
『オッオッオッオッ!!?それ振り下ろすつもり!?いやさすがにその重量で刃を後ろ向きにしてても十分致命テッ』
〖ブグゥ!!!と凄まじい声を上げながら大量の血を嘔吐し、それらの血が服にかかると〗
「ギギッ」
〖とみるみるうちに血が飲み込まれ〗
「シュゥゥウウッ…」
〖何かが満たされたような感覚が茨から伝わると、貴方に出来た大きなアザが少しずつ直り始めたから〗
『……オオッ…茨復活状態なら…出血して血の匂いが強い人いると……茨が血の匂いで活性化して…取り込んだ血を回復に回してくれるみたい……だ…』
〖と墨と火傷だらけになり、服も溶けほぼ全裸、腹には巨大な焼けただれ、骨は不自然な方向に曲がり、内蔵が見えるどころかまろびだかけているが血鬼は未だにゆっくりと立ち上がると〗
『ほっホントに…最高傑作…だよ…うんうん満足ま…』
〖視界に写ったオズキの水ボトルが視界にうつりこみ〗
『ンギャァァァァァッッ!!!おみずぅッグギッ』
〖と足を滑らせ、後頭部が階段にめり込み、頭があり得ない方向に曲がった肉塊が落ちていた〗
- 1446級フィクサー『ファルコ』25/04/25(金) 03:18:41
『…なぁこれヤバくないか!?内蔵出てるのは血鬼だから良いとしてこれは不味いだろ!!なんか持ってこい!!血とか!!浴びるくらい持ってこい!!』
〖とサイプロを階段から引き抜き、ベッドの上で固定させ〗
『…うん凄いなこれでも生きてるなんてよ?みてみろよ心臓の鼓動!血鬼ってどうやったら死ぬんだろうな!』
〖と言いながら地面に落ちた血をかき集め口に突っ込んでいった〗
- 145『二級職員』ヘルパー25/04/25(金) 04:07:41
『…にしても今回の仕事は大変なことになると思いませんか、モニカ君』
『えっあっはい………てかあの…?』
『ええ、理由は簡単です。組織に今回の物を流通させるのが我々の目的でしょう?その組織の中には秘密裏にそれを横流ししたり、または他の組織に転売をしてしまう可能性もありますから』
『イヤソイウコトジャナク…』
『行き先がわからなくなってそれが日食会の手元から離れてしまった時、どのような影響を及ぼすか不透明です。それに他の組織が我々の競合相手になってしまう可能性まであるんですよ』
『アノ』
『故にそう言う組織をすぐに処分するために、我々処刑班が売人の元締めをやるわけですよ。今回の目的は資金集めの面が強いですけど本来は性能テストと質の安定化と人体リスクの解明ですからいつでも手を引けるわけです。』
『ソノ…』
『…どうしましたか?モニカ君、まだ説明でも?』
『……なんでタオルだけ巻いて普通に僕の部屋に入ってきてるんですか?』
『お風呂上がりだからです、あとは今回の目的の話も…』
『勝手に僕のドライヤー使わないでください!』 - 146「ビーネ」25/04/25(金) 08:52:04
- 147「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/25(金) 12:21:35
「ドンッグジャッ!!」
〖生々しい何かを引き潰す音が夜な夜な鳴り響く〗
『オイオイオイオイオイ?今さっきの威勢はどうした?なぁおじさんよぉ』
『やめなって!もうその人死んでるからお話は聞こえないよ~!』
『派手にやりすぎだてめぇら、内蔵がずたぼろじゃねぇかよ全く…高く売ろうと思ったのに』
〖三人の人間が一つの遺体を取り囲みゲラゲラと笑い声を上げている〗
『まぁまぁ落ち着けよ!今はその金っつぅ言葉すら聞きたくねぇんだよ…んで俺たちの目的、忘れたか?』
『もちろん!!この足で人を殺しまくって!んで知名度を上げる!』
『そしてどこかの指の目に止まって、その傘下組織になる…って目的だろ?アホらしいよなぁ…こんなんで本当になれるんかね』
『いいか?これが一番最短ルートでまともな暮らしにありつける方法なんだよ、人殺しくらいもうとっくになれてるだろが』
『そりゃそうだけどよぉ………』
〖ガンッ!!と遺体に向かって蹴りを繰り出し〗
『そんなことよりこの死体どうする?』
『そうだなぁ…!俺たちの存在を知らしめるために潰して街頭に飾っとこうぜ!!』
『全く…しょうがねぇやつらなこった』
〖グジャッグジュッグギィと死体に次々と蹴りを繰り出し、辺り一面に血と肉片が広がっていく…彼らの足には鋭い鉄のブーツがあり、それは意図も簡単に人体を砕いていった〗 - 148血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/25(金) 20:15:59
- 1498級フィクサー ギルス25/04/25(金) 21:56:31
- 150ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/25(金) 21:59:56
- 151「ビーネ」25/04/25(金) 22:17:39
(しゃがんで隠れながら返答する。)
「...問題ない。それに...あれは殺してもいい相手だろう?」
「まず私が上空から強襲する。そこから、自分のタイミングで突っ込んでくれ。」
「...あ、それと、少しの間眩しくなる。目を塞いでいてくれ。」
(そう言った後、しゃがみ歩きで一歩二歩、後ろに下がったと思えば、両足で踏ん張るような動作を見せた後、迸る蒼色の雷光と共に大きく跳躍。蒼い軌跡を残しながら、空高く、ビル群さえ、変えてしまうほど高く、飛び立つ。)
(その数秒後。)
(「蹴り足」の近くにある、街灯。とにかく細く、そして高い場所に、片足立ちで着地。下にある民間人のなれ果て、そしてこれから死ぬ三人の哀れな敵性存在を見下ろした。)
「...」
[↓着地時のイメージ]
- 152"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/25(金) 22:53:18
- 153血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/25(金) 23:45:15
- 154"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/25(金) 23:49:49
- 155「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/25(金) 23:52:52
『ん?なんか変な音が聞こえなかったか?』
〖と一人が声を上げると彼らは慌ただしくなり始め〗
『!?何あれ!?義体……ってもしかしてまさか!!?』
〖蹴り足の構成員が夜空に照らされる義体の姿を目撃した。〗
『義体だって!?おいお前ら!!お遊びはやめろ!!さっさと集まれ!!』
〖鉄のブーツを着た男性がそう声を張り上げると、あちらこちらから人間が集まり〗
『なんだってんだ!?ゴラ!!』『リンチにしてやらぁ!』
『そこそこ高値で売れそうじゃねぇかよブリキ野郎!!』
〖と12人くらいの構成員が現れた。だが彼らにはまともな武器は見慣れない。〗
『うひひひ…俺たちをなめんなよブリキ野郎!!鉛くらいならへこませられんだぜこれぇ!!』
〖その代わり足には小規模の強化刺青と、鉄のブーツがはめられている。〗
〖組織の名前通り、足が主体の組織なのだろう〗
- 156血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 00:00:59
- 157「ビーネ」25/04/26(土) 00:02:31
- 158"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/26(土) 00:15:27
- 159竹垣事務所フィクサー エディス25/04/26(土) 00:18:14
私はさっき言った要望道理になってますし大丈夫ですよ、ありがとうございます。
- 160「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/26(土) 00:19:31
『おうさっさとかかってこいよ間抜…』
〖グジャッとまるでトマトが潰れたかのように飛び散る鮮血と、肉片が暗がりの路地を一瞬にして彩ると〗
『ッ!!?ギャァァアッ!!』『ひっひぃぃっ!?』
〖しばらくの静寂の後、つんざくような悲鳴が響き、二人の構成員は人の溢れる路上に向かって走り始め〗
『あっおい!!?怯えてんじゃねぇぞ!やっちまえ!!』
〖と勇敢な構成員がそう声を張り上げると〗
『おうよ!!』
〖背後のゴミ箱から大男が飛び出し、蹴りを食らわせようとし〗
『くたばりなぁ!!』
〖真正面の女が砂ぼこりを立てながら顔に向かってキックをしようとして〗
『『ほらよっ!!』』
〖両脇を挟むように二人の構成員が横腹目掛け鉄のブーツを振り下ろそうとしている〗
- 161「ビーネ」25/04/26(土) 00:34:25
- 162「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/26(土) 09:14:24
『さぁグッチャグチャニ!!』
〖爪先の刃が突き上げるように女の頭へ差し向けられると〗
『エ』
〖ガンッ!!グヂャ!と生々しい音を立てながら、女の顔が肉片になって崩れ、削ぎ落ちた〗
『おぉらよ!!』
〖そんな残虐な光景に狼狽えもせず後ろの男は既に足を振り上げようとしているが〗
「ギィィイッ…」
〖それに反応するようにスラスターが起動し、義体特有の人間よりも自由度の高い体の動きで〗
「ドンッ!!グジャァッ!!」
〖クラスターでブーストされた義体の片脚は180度の半円を描くと、男の足を捻り潰した!〗
『ぐっ!!?だがもうお前は終わりなんだよ!! 』
〖だが四方から次々と足蹴りが繰り出され、避けられないほどに構成員に囲まれている中〗
「グッ!!」
〖女の切断された顔に向かって足を突っ込み、それを足場代わりに叩き潰し、高く飛び上がった!!〗
『こっこのイカれ野郎!!上に逃げやがった!!!』
- 1638級フィクサー ギルス25/04/26(土) 09:23:04
- 164「ビーネ」25/04/26(土) 13:53:34
- 165血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 14:36:42
- 166血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 14:43:01
『…よしっ!改修完了!!できました~!』
〖全員分のオーダー通りの物が並べられた、紅く、紅く、浴びる返り血すらも優雅な物へ仕立て直す。きっとその光景は美しいものだろう〗
『紅き薔薇の参裂』
打撃0.5
貫通1.2~1.5(スキルが貫通のみの場合、1.2に下がる)
斬撃0.9
HP追加25
パッシブ
「巻き付く茨」
ターン毎ごとに出血回数3減少させ、出血ダメージを半減させる。
特殊パッシブ
「未だ残る渇いた鼓動」
HPが7割以下になった場合発動。
毎ターン出血威力10を受ける変わりに、コイン威力増加を1獲得し
攻撃対象が出血しているならば、与えたダメージの2割分回復させる
『イヤー一苦労だったね!うんっ!!と言うわけで』 - 167血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 14:58:24
『お代賃を貰おうかな、お駄賃!!』
〖と目の色が変わり牙をむき出しにする〗
『今回は君たちの持ち込みですごく楽しかったのは事実だけどね?私も商売人だからお駄賃は貰わなきゃならないの!』
『まぁ君たちは友人だから大破格のお値段で本来価格から250Lを差し引いて上げるけど…』
〖と算盤を取り出し、カタカタと弾き出し始め〗
『まず本来価格で15L…四人だから60Lだね』
『んで君たちの服装変更のオーダー代で一人辺り5L…今回は多分4人だよね?んじゃ20Lであると…』
『あとは私の服を溶かしたりなんだりの暴行の弁償代で10L貰うとして』
『そして君たちの持ち込み加工料と消費血液材料費からして…』
『100L!!100Lの血液を君たちに要求しようかな!』
〖と50㎏の人間25人分の血液総量を請求された〗 - 168二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 21:03:08
このレスは削除されています
- 169"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/26(土) 21:07:39
- 170「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/26(土) 21:14:36
- 171竹垣代表25/04/26(土) 21:21:01
- 1726級フィクサー『ファルコ』25/04/26(土) 21:27:17
- 173竹垣事務所フィクサー エディス25/04/26(土) 21:31:20
- 174"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/26(土) 21:33:29
- 175ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/26(土) 21:40:45
- 176血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 21:49:15
- 177"竹垣九級フィクサー[オズキ]25/04/26(土) 21:53:16
- 178「ビーネ」25/04/26(土) 22:14:25
- 179「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/26(土) 23:17:23
『つっ…ツヴァイ…!?どうしてこんな最悪なタイミングで!』
〖彼らは足を止め、後ろから迫る義体とゆっくりと大剣を構え近寄るサァシーを交互に見つめ〗
『ちっ違うんだよ!?このイカれ義体が…!!』
〖と錯乱をねらい、声を荒げるが〗
『…もっもしかして…こいつら!!?グルじゃねぇか!?』
〖と義体の発言を見て、明らかに強く動揺する〗
『クソックソックソックソッ!!ツヴァイ傘下の事務所と提携してやがったのか!?』
『そんなあり得るわけねぇだろ!?こっこんなイカれブリキのいるツヴァイ傘下事務所なんて聞いたことねぇぞ!?』
〖と怒号を飛ばし合い、ひどく怯えきった顔で二人を見つめ〗
『やっやってやる!!ぶちころしてやらぁぁ!!!』
〖と一人の構成員が粗悪な銃を取り出し、それを震える手で握り混み〗
『ふざけんな!?お前そんなの持ってかのか!?』
『弾丸代どうするんだよ!?』
『うるせぇ!!黙れ!!!』
〖と銃を持った構成員が文句を垂れる構成員をぶん殴り、銃を構え〗
『くらえくそぼけがぁぁぁぁあ!!!!』
〖バンバンバンッ!!と何度も前後ろに弾丸を発射し始めた〗
- 180ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/26(土) 23:27:11
- 181「ビーネ」25/04/26(土) 23:32:08
- 182血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/26(土) 23:52:10
『そのリボン?ってのはよくわかんないけど…』
『うちはとっても親切だよ~?利子は増えないし、いつでも血の受け取りをしてあげるし、脅したりもあんまりしない!』
『…月の最低の返済が見込めない場合は強制的に取り立てるけどね』
〖と張り付いた笑顔で言いながら契約書を付き出す〗
〖契約書の内容はとても簡単だ〗
〖一ヶ月に付き最低でも10L以上の血液を明け渡すこと〗
〖この契約は購入した商品と利子分全て払い終えるまで続くこと〗
〖血液ノルマが達成出来なかった場合、達成出来なかった分だけ次のノルマと一緒に払うこと〗
〖そして最後に〗
【三回以上未払いまたは月の返済ノルマに達成しなかった場合、または踏み倒そうとした場合、強制手段で取り立てられること】
〖と大量の血液でびっしりとかかれていた〗
『…あっこの契約書は特別でね?人間の皮で作ってあるの。材料は秘密だよ』
- 183「都市伝説級組織」「蹴り足」25/04/27(日) 01:15:52
『ひいぃっ!!クソッくそったれ!!こんな…こんなはずじゃ!おれらはこんなところで終わりた…』
〖と銃持ちはひたすらに戯れ言を垂れ流すが〗
『イガァッ!?』『グッガァァアツ!?』『ギャァァアッ!』
〖次々と仲間達の動脈から血液が飛びで、地面に叩き伏せていく〗
『……あっあぁぁあっ…!!?お前ら!?や…やめろ…!!こっこんなこと…おっ俺たちだって仕方なかったんだ!!?金持ちにはわかんねぇだろうが!!俺たちだってもっとまともに行きたかったし、こんなことやりたくなかった!!だがこうするしかなかったんだよ!!?』
『あっ悪人を殺して正義面なんてしやがって!!』
『ふざんけんなよ…おっお前らが正義面してるのなんて…ただ俺たちから搾取してその劇場の上で踊って!!そして俺たちのような狂いきった奴を殺せるから…!!!そんな面出来るんだろうが!!!』
『誰だって…!!悪人になりたくて!!悪人になった訳じゃねぇ!!!てめぇはわかんねぇだろうがよ!!高級義体とのうたりんの金持ちのお守りのクソツヴァイが!!!』
『クソックソッ!!俺の人生…こんなんで…こんなところで終わるなんて…クソッ…!!結局はてめぇらの正義ごっこに付き合わされて死ぬなんて!!!アァァァァァァァァアッ!!!』
〖次々と仲間が死んでいくのを感じながら、頭を乱暴に地面に叩きつけ、目から涙と血をながす〗
『クソックソッ!!クソッ!!クソッ!!!!イヤダ…!俺の人生…どこで間違えたってんだ!?クソガ!最悪だ!!ふざんけんな!!』
〖回りにはもう仲間はおらず、ピクピクと動き熱を失い始めた肉片しかいない〗
『お前らはいつもそうだ…!俺たちからとるだけとって…!!そしてすべての責任を俺たちに押し付けやがる…!!理不尽だ!!こんなの!!理不尽だよ!?』
- 184ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 01:19:20
『………』
〖サァシーは暗い表情を浮かべながら、大剣を掲げ〗
『所詮戯れ言…貴方もまた搾取をし人の幸せを奪ってきたのでしょう』
『その言葉…貴方が言う資格はないと思いますよ、そして私は』
〖ザンッ!!と一瞬にして大剣を震い、真っ赤な血が彼女を汚〗
『これは正義の行いではないことを…とっくの昔に知ってるんですから』
〖ことん…と銃を持った男の首が落ちた〗
- 185ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 04:11:42
『うっ…ガァ…』
〖バタンッと音を立て、彼らは物言わぬ肉へと変わる〗
『…ケホッケホッケホッ…あんまり慣れませんね、いつだって…』
〖彼女はそういいながら、大剣に付いた血を拭い疲れきったように地面に座り込む〗
『……フゥ、お疲れ様です、ビーネ君…大体のことは貴方に頼っちゃいましたね』
〖彼女はそう呟きながら貴方をその煌めく瞳で見つめ〗
『あんな動き始めてみましたよ、足にそんな機能と刃があるだなんて…案外高級品義体なんじゃありませんか?』
〖と一人ポツポツと質問を溢す、まるで今さっき言われた言葉を忘れようとしているように〗
『……』
〖彼女の肉体に怪我はない。だがなぜ彼女はここまで疲れきった顔をするのだろうか?〗 - 186「ビーネ」25/04/27(日) 11:38:23
- 187ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 14:01:09
『あのクラスターって自作立ったんですか!?特許料とか大丈夫でした?あまりそこら辺の物は詳しくないんですけど…』
〖と言いながらゆっくりと立ち上がり〗
『二週間前…結構最近返し終えてたんですね、だけどすぐ直後に事務所破りに合うなんて…運が悪いと言いますかかなんと言いますか…あっそういえば…』
〖と大剣を背中に背負い直し、通信機を取り出すと〗
『…こちらサァシー、都市伝説組織の構成員と遭遇し鎮圧に成功いたしました。』
〖どうやらツヴァイと連絡を取り始めたみたいだ〗
『…はい…はい…構成員は…えっと……7人程度…』
〖と時折嘘も吐く、さすがにサァシー一人で16人近くは不自然だと思ったのだろう。〗
『…はい…誰も取り逃がしていません。被害者は一般
男性一人……情報源らしき物は回収できませんでした』
『…了解です。ではまた今度…』
〖ピッと通信を切り、サァシーがゆっくりと背伸びをすると〗
『…ご協力ありがとうございました、たしかに貴方の言うとおりですね…向き合っても切りのないものって案外多いものですし』
〖と貴方を少し暗くよどんだ瞳で見つめていた〗
- 188ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 15:00:39
『さて…売れそうなものってなんなんですかね…?私そういうのあまり詳しくないんです…』
〖と言いながら死んだ彼らを見つめてみる〗
『…武器はブーツですね、工房性…ぽくはありますけどやっぱり安物、少々作りが荒いです。』
〖打撃強化ブーツ〗
〖安物の金属で作られた戦闘の靴、初歩的な威力増幅構造をしているが、ブーツには大量の凹みと多少の錆が付いており、耐久面と持続性に問題がある〗
『…銃ですか?今時こんなものを使ってるなんて…だいぶ古い品ですよ』
〖古めかしいピストル〗
〖銃が生まれて間もない頃の時代の面影を感じさせる古めかしい構造の銃。手入れが十分にされておらず、発射口は錆と汚れで包まれている。だが古めかしいものの、手入れをすればマニアに売れるかとしれない〗 - 189「ビーネ」25/04/27(日) 15:33:50
(あなたの驚いた表情を見て、少し、ビーネの雰囲気がどこか誇らしげに、明るくなる。)
「そうか、工房のものと見比べて違和感ないほどのクオリティか...そうか...」
(嬉しそうにその言葉を噛み締めながら、静かに通信終了を待つ。)
「ブーツは金属パーツだけ剥いで、それ以外は捨てよう。」
「持ち帰った後、インゴットにして渡すから。」
(相手が身につけていたブーツを見て即座に言い放つ。金属パーツ部分もそこまで質が良いわけでもない言った、少々落胆気味の様子だった。)
「銃もあったはずだ、見せてくれ。」
(そう言いながら、銃を拝見する。)
「...これは、元込めじゃない、フリントロック...」
(ぶつぶつと呟きながら観察し、やがてこう言い出した。)
「...金の匂いがとてもする。すまないが、こいつ、貰ってもいいか?」
「都市にはこういうレトロな品を好み、コレクションとして飾る輩が存在する。そしてそういうのは大抵趣味の範疇だから、余裕のある金持ちしか基本やらないか、よっぽど銃に狂ってる奴だ。どちらにしても、夢がある。」
「そういう奴らは、大抵金払いもいい。」
「夢は、例えるなら火だ。近づけば近づくほど焦がれて、その熱さ、明るさで進むべき道もだんだんわかってくる。」
「でも火は、いずれ消える。」
「段々小さくなって、冷えていく。だから立ち止まっていたら、その熱さも、明るさも無くなっていく。進むべき道も見失う。」
「だから近くにあるうちに追うんだ。そのために金なんて、時間までも、惜しんではいられないんだよ。」
- 190「ビーネ」25/04/27(日) 16:21:19
「...しまった、つい長く話してしまった...」
「まあとにかく、銃だけは欲しい。頼むよ。」 - 191ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 16:32:42
『ヴィンテージ品って物でしょうか…見る人によってはスクラップですけど、人によっては高級品なんですね』
〖と片耳から情報を受け流しながら、銃を軽く磨き〗
『知恵がないと高級品もただのゴミ…猫に小判、豚に真珠、ネズミにヴィンテージ品ってわけですね』
〖丁寧に貴方に受け渡した〗
『いえいえ大丈夫ですよ、そう言う話好きなので!』
〖彼女はそう言うと笑顔を浮かべ、貴方に付いた血をハンカチでぬぐうと〗
『…そうですよね、夢はたしかに…炎に似てます。』
『歳を取ればとるほど、それが夢物語に感じられて行くのも…走れば走るほどそれに焦がれ焼かれていくのも…』
『……いつか私も夢を掴めるでしょうか』
〖ポツリと義体から放たれた語りに、自身の現状と重ねてみていた〗
『…さてとそろそろ解散と行きますか?わたしも巡回だけするわけにも行きませんし、今回の個とを色々まとめないと行けませんから』
- 192ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 17:03:00
- 193血鬼第4眷属『サイプロ』25/04/27(日) 17:35:09
『さぁ!契約して!!悪いようにはしないよ!』
〖と言いながら契約を迫ってくる〗 - 194「ビーネ」25/04/27(日) 17:39:26
「ふっ、新しい諺が生まれたな。」
(傷付けないよう、そっと手渡したあなたと同様に、傷付けぬよう、この銃の持ち主だった男のホルスターを拝借して収納する。)
「そうか?私はこんなに長い話、あまり好きではなかった記憶が...」
(ハンカチで血を拭き取られ、不快感の解消で少し気分が高揚する。態度に出すこともない程度であるが。)
「ありがとう。」
(あなたが、夢を掴めるかどうか。独り言か問いかけかを問わず、ビーネはあなたに言うだろう。)
「_できるよ。そんな気がする。」
(そろそろ解散にしよう、と言う提案に、ビーネは少しぎこちなく頷き、少し寂しそうに返答する。)
「...ああ。そうだな。こんな時間、なんだし。」
「銃、ありがとう。何割かの売り上げはあなたにも渡すよ。」
「じゃあ、また明日。」
「...死なないでくれよ。お願いだから。」
(とぼとぼと歩いていく。宿などないけれど、さも自分の家に帰るような素振りを見せながら。)
- 195ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 19:19:52
『…そのいつかがいつ来るかわかりませんけど』
〖彼女はゆっくりと帰路へ足を運びながら、貴方を見つめ〗
『いつか、なれますよね…可能性は常に空に浮かんで握られるのを待っているのですから』
〖といいながら、ふっと振り返り〗
『それでは、また明日』
『…あと、ツヴァイは早々死にませんよ…固さが売りですから』
〖にこりと笑顔を見せたあと、ゆっくりと人混みの中へ消えていった〗
- 196ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 21:05:46
うめ
- 197ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 21:08:43
やー
- 198ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 21:09:30
レッツパワァァァァァァァォ
- 199ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 21:10:08
えっつふぁぁあいえ
- 200ツヴァイ協会4課『サァシー』25/04/27(日) 21:10:56
だれも自分のために泣いてはくれないんだから