- 1二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:02:31
ミカ「あなたは私のペットで玩具なんだよね?何ナギちゃんに尻尾振ってるの?」
月の光だけに照らされた薄暗い部屋。ミカ様の細い指が壁に追い込まれた私の首に食い込む。
「ぁ...あ...ごめ...さ...」
喉が絞まってうまく声が出せない。呼吸が出来なくて頭がぼんやりしてくる。
ミカ「ごめんじゃなくてさ、'なんで'ナギちゃんのとこに行ったの?って聞いてるんだけど...。」
「あ゙...っ...!ぅぁ...」
首を絞めるミカ様の力が強くなる。頭は寒いのに、身体が熱くなる。
涙があふれて、視界がぼやけて、ミカ様の甘い香りが私の鼻に届く。
30秒ほど経って、ミカ様の手が私の首から離れる。
「エホッゲホッゲホッ...!っ...!はぁ...はぁ...」
倒れこんで懸命に息を吸う。まだ頭はくらくらして、身体に力が入らない。
目の前で我に返ったミカ様が心配するような眼で私の顔を覗き込む。
ああ...今、ミカ様の目の中には、私だけが映ってるんだ...。 - 2二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:04:56
こういうの大好きなんだよなぁ…!
- 3二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:08:54
エデン前にパテルの子に対してかな?
全部終わった後でまだこの関係が続いてるってのもいいけど - 4二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:20:58
このまま歪んだ愛をぶつけ合ってくれないかな…
- 5二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 13:30:03
ケモ耳ケモ尻尾ついてると俺が嬉しい
- 6二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 14:12:38
首絞め痕って残ったりするしミカの強さならキヴォトス人相手でも残ったりするんじゃないかな
それを翌日ナギサに見られて⋯みたいな - 7二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 14:16:50
他の人に見られるのもいいがチョーカーなんかで隠しててみんなオシャレかなと特に気にしてないのに、ミカ様だけは申し訳なさそうに軽く伏せた目で首元を見つめてきたら軽くイキかけそう
- 8二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 14:19:05
ナギサは純粋に心配して気遣ってるだけなのにそれを見たミカの目はまたおかしくなっていて
また夜に呼び出されて今度は痕が残らないよう気をつけながらもしっかり窒息する強さで首を絞めて本気でオチそうになったペットちゃんを見て何とか正気に戻るミカ…? - 9二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 14:48:58
「確かに私も悪かったけどさ、あそこで大人しくナギちゃんに尻尾振ってたあなたにも責任はあるよね?」
そう言って再び首に伸ばされる手。本能からくる反射で逃げようとしてしまったせいでベッドに押し倒された上で絞めあげられてしまう。
力はそれほど強くなく、けれども気道を塞いで呼吸を止めるには十分な強さで。私を見つめるその瞳に宿る狂気は見慣れたものより少し色濃い。
「あ……かっ、は………っ」
「何言ってるの?何が言いたいの?ぜんぜん分かんないんだけど」
お腹の上に乗られて、私のぜんぶがミカ様に支配されている。生きるも死ぬもミカ様次第、そんな現状に胸の奥が熱くなりながらも視界は徐々に明滅を始めている。
形だけの抵抗すら出来なくなり、意識が闇に落ちる寸前───手が離されて肺に酸素が入ってくる。
暫くはただ咳き込みながら呼吸するだけで目を開けることすら出来なかったけれど、私の上から降りたミカ様が優しい声音で介抱してくれて。
そうして、今もまたミカ様は私だけを見て、私にだけ心を向けてくれている。……そう、今だけは。 - 10二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 15:07:12
とろこでさ…このハンカチ誰の?
- 11125/04/12(土) 15:13:29
私の呼吸が落ち着くのを見た後、ミカ様は一回深呼吸をして’魔女’の顔になる。
分かってる、ミカ様が本心からこんなことをしてるわけないことくらい...。
ミカ様は私の顔を両手で捕まえて私を目を合わせる。
私に付き合わせてるだけ、私の独占欲と性欲に巻き込んでるだけなのに...。
ミカ「ねぇ、どうして、ナギちゃんのところに行ったのかな?しかも、二人っきりで。」
「えっと...首の痕、見られちゃったみたいで...前にミカ様と二人で倉庫に入るところも見られてて、ミカ様に何かされてないかって...。」
ミカ様の孤独に付け込んで、この歪んだ関係を強要してる...。
ミカ「...なんて、言ったの...。」
「ミカ様と...この傷は無関係です、と言いました...。」
親友を騙す罪悪感、私を傷つける罪悪感で揺れる瞳を見ると、私は酷く興奮してしまう。
ミカ「そっか...。正直に言えて、秘密も守れた良い子にはご褒美をあげないとね?」
ミカ様の手が私の耳に伸びる。そのまま優しく撫でられると、弱い刺激に息が漏れる。
顔を耳に近づけて、息を吹きかけて、咥えて、舐めて、噛んで、ミカ様から与えられる快楽に声が漏れる。
’ご褒美’になるとミカ様は少しだけ乗り気になる。お仕置きの時は手も震えて、呼吸ができなくなるまで強く締められるようになったのもつい一昨日だ。
’お仕置き’で私だけを見させて、’ご褒美’で安心感を与える。
私に依存させる...。
いつか、ミカ様から本心の支配を受けて、私がミカ様に依存させられたら...。 - 12二次元好きの匿名さん25/04/12(土) 18:25:57
孤独って言うとエデン後かな?
でもエデン前の情緒ぐちゃぐちゃ期で誰も本当の味方はいないって思ってるミカが性欲含めてぶつけてる(ミカ側の認識)相手でも良いな
セイアは言わずもがなナギサも自分から突き放して、パテルの子も肩書しか見てくれてないってときに付け込んだ的な
エデン条約編のミカの暗躍を偶然知っちゃってから始まった関係とかでも美味しそうだなとも思う
スレ主に期待 - 13125/04/12(土) 20:58:11
どれくらい時間が経っただろう。
目の前のこの子を傷つける罪悪感とまた孤独になってしまう恐怖から目を背けるために、腕の中で小さな少女が鳴く優越感と私がこの少女を泣かせているという背徳感で現実逃避をしていたら、あっという間に時間が過ぎていった。
ベッドもマットもない、それどころか土足なせいで砂利まみれの床に寝ている少女。彼女の制服は乱れ、床は濡れていて、乱れた制服からは様々な’痕’が見え隠れしていた。
それらは先程まで私たちが何をしていたかの決定的証拠で、私が唯一縋れる先で、私が目を背けたい事実。
「ミカ様...?」
目の前の彼女は床からゆっくりと起き上がりながら私の目を覗き込むように見上げる。
彼女を見るたびに、’お仕置き’を思い出してしまう。
呼吸が出来ずだんだんと青白くなる顔色、痛みに涙を浮かべる様子、無理のある体勢に歪む表情、そして...それを見て心の奥で悦びを感じている私...。
最低な自分に嫌悪すら感じてしまう...。
ミカ「...あの、ごめn...!」
謝ってしまった。
後悔する頃にはもう遅くて、彼女は膝で立つ私の頬に両手を添えて私を見る。
「大丈夫ですよ...?だって私は、ミカ様のペットで、玩具ですから...。」
涙で潤む私を見つめるその瞳には確かな愛と、歪んだ何かが宿っていた。
それを見るたびに、逆らえない、逆らってはいけないという恐怖が全身を駆け巡る。
そう、玩具...。愛玩具でしかない...。
ミカ「そうだね、今日も良くできました...。」
私は、彼女の’飼い主役’のお人形だ...。 - 14二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 00:11:58
こんな感じの大好き❤
- 15二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 04:29:15
思ってた以上に倒錯した関係しててワロエナイ
- 16二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 09:40:07
ミカは自己暗示を掛けた!
- 17二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 09:49:17
安易にドツボにはまっていけぇ^~
- 18二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 09:50:15
こういうデカい歪んだ感情のぶつけ合い大好き
♡押しておくわ - 19二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 09:54:22
お仕置きからの流れ全部想定して敢えてナギちゃんに痕見せたんだろうなって思える
返答もきっと濁しただけでより疑惑は強まっただろうしナギサはそうしないだろうけどミカの孤独の助長にも繋げられるムーブだろうな - 20125/04/13(日) 15:32:08
ミカ「そうだね、今日もよくできました...。」
ミカ様は優しくそういうと、私の頭をやさしく撫でる。
それが心地よくて、つい目を細めて身体を委ねてしまう。
ミカ様に苦しくされるのは好きだ、でもこうやって優しく甘やかされるのも好き...。
ミカ様にされるのならどんなことでも好き...。
ミカ様は優しい。だから私を痛めつけて、辱めて、苦しめることに抵抗を持っている。
だから首を絞める時も、叩くときも、傷をつける時も、おかす時も、私が壊れてしまうことを恐れてつい手加減をしてしまう。
私は別に身体が頑丈なわけじゃない、むしろ弱い。だからもしミカ様が本当にその気になってしまえば、首も、腕も簡単に折れて、内臓だってぐちゃぐちゃになってしまうだろう。でも、いや、その方がいい...。そうなれば、優しいミカ様は一生私という枷を背負うことになる。私という傷を刻むことができる。
詳しいことは知らないけど、ミカ様は最近何かを企んでいる。それもとても大きくて危険な...誰かが死んでしまうかもしれないような...。もし私がそこに関わることが叶えば...。
ぼんやりとそんなことを考えていると、私の頭からミカ様の手が離れる。
ミカ「ほら、もう帰ろ!」
ミカ様は’普段’のように明るく振舞う。私もミカ様の言葉に従いここを出る準備を始める。
床と身体から液を拭き取り、制服を整え、砂を払う。髪を整えた後、最後にマフラーを巻く。
ミカ様と交わるうちに痕が増えて、首全体を覆わないと隠し切れなくなってきたから巻き始めたマフラー。季節外れのマフラーは周りから気にされたけど、スク水とか背中全開に比べれば普通なことで、今はもう何も言われない。
次は...何をしてミカ様にお仕置きをしてもらおうか...?
そんなことを考えながら、私はミカ様にリード引かれながら帰路に就く。 - 21125/04/13(日) 15:41:39
このスレを始めた私としては書きたいことを満足できるところまで書きました。
とても無責任な行動ですが、後はぜひ皆さんの性癖や理想のifを書き綴ってみてください。
このスレの主人公(仮称:ペットちゃん)や人間関係などについて気になることがあれば質問してください。
ここまでただの趣味を煮詰めただけの短編SS(?)にお付き合いいただきありがとうございました。 - 22二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 15:47:25
SS乙でした!良いもの見れました
- 23二次元好きの匿名さん25/04/13(日) 16:26:33
乙!
エデン条約以後の二人の関係とか気になるな - 24125/04/13(日) 20:32:56
そうですね、私としては「先生という拠り所を見つけ、自分の思いを吐き出したことで自分に依存しなくなってしまうミカに執着してしまう」というルートと「交わるうちに自分の中の加虐性と支配欲を自覚してしまったミカが、エデン条約が終わった後にペットちゃんを自主的に支配する」というルートを思い描いていました。