【SS】先日、自室の整理をしていたのですが

[1 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:23:14]

　先日、自室の整理をしていたのですが、そこでちょっと興味深いものを見つけましてね。書斎に積まれた紙の山から、私の家のウインディが掘り起こしたのです。
　というのも、それが私の若い頃に書いた文章なのです。シンオウ他方という場所があるでしょう。若い頃、あれがまだヒスイ地方と呼ばれていた時代に、一度だけ野暮用で行ったことがありまして、その時の記録です。
　何分古い文章で読みにくいですし、私自身、物書きや噺家ではございませんので、面白いかと聞かれてしまえばちょっと答えかねるのですが……。
　とにかく、久方ぶりに懐かしく不思議な気持ちに浸れたので、皆さんにもそれを分かち合いたいと思ったわけです。こんな老体の昔話でよければ、是非お付き合いください。

[2 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:23:52]

或る女　一

[3 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:24:37]

或る女　二

[4 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:28:58]

或る女　三

[5 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:29:55]

前に雑談スレに上げられてたやつだ！支援支援

[6 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:34:32]

或る女 四
（書き溜めているのですが投稿前に色々しているのでペースは遅いです
表記揺れや誤字脱字や時代設定的なガバもあると思いますがどうかお許しください）

[7 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:41:28]

或る女　五

[8 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 20:42:17]

或る女　六

[9 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 21:13:38]

或る女　七

[10 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 21:31:44]

或る女　八

[11 二次元好きの匿名さん 25/04/12(土) 21:32:33]

或る女　九

[12 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 07:30:46]

時化た夜に　一

[13 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 11:06:24]

時化た夜に　二

[15 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 11:09:41]

（上のレスはミスです）
時化た夜に　三

[16 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 11:17:46]

文体が好き過ぎるし内容も楽しみ

[17 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 16:04:20]

時化た夜に　四

[18 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 16:05:29]

時化た夜に

[19 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 20:30:32]

時化た夜に　六

[20 二次元好きの匿名さん 25/04/13(日) 20:31:50]

時化た夜に　七

[21 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 05:39:06]

時化た夜に　八
(もう少し続きます)

[22 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 15:37:06]

保守

ガーディかわいいなと思ってたけど>>1のウインディかな、相棒って感じでいいな

[23 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 22:09:31]

叔父とゾロアーク　一

[26 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 22:13:46]

(めちゃくちゃミスりましたすみません）

叔父とゾロアーク　二

[27 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 22:14:24]

叔父とゾロアーク　三

[28 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 22:15:43]

叔父とゾロアーク　四

[29 二次元好きの匿名さん 25/04/14(月) 22:17:35]

叔父とゾロアーク　五

[30 二次元好きの匿名さん 25/04/15(火) 07:40:12]

叔父とゾロアーク　六

[33 二次元好きの匿名さん 25/04/15(火) 14:02:47]

(すみません、出先の電波が悪くて画像が上がってませんでした)
叔父とゾロアーク　七

[34 二次元好きの匿名さん 25/04/15(火) 14:05:59]

　さて、いかがでしたでしょうか。
　そういえば、この文章を書いていたときに、あえて書き加えずにおいた話があるのです。
　あの後帰ってからのことです。遺骨はすべて海に流してしまったので、実際のところ叔父に渡せたのは、話にも書いたあの髪飾りだけでした。叔父はそれを見て「分かった」と一言だけ呟くと、掌に収めて、それを検分するみたいにまじまじと見つめていました。
　私は、あの女の事を話すべきか悩ましく思いました。けれども叔父の態度は、そんなものが余計なお世話に思えてしまうほどに真剣でした。しばらくして部屋へ戻るとだけ言い残して遠ざかっていく背中が、確かに震えていたのを、今でも覚えています。
　今では叔父は、もう何十年も前に亡くなりました。ここだけの話、その遺品の中に紛れていたグラシデアの髪飾りを私は誰にも内緒で失敬して、書斎の引き出しの中に隠し持っているのです。
　隠し持ったまま、今も捨てられずにいます。

終