- 1前スレ主25/04/14(月) 17:52:20
ウタハ「できたよ先生。別の世界(2次元)に行けるゲートだ。このゲートをくぐれば別の世界に行ける。さぁどこに行きたい?場合によっては護衛としてネルをつける。」
ネル「おいウタハ。てめぇも来い。場合によっては、頭使う奴も必要になるからな。」
ウタハ「分かった。で、先生?どこに行きたい?」
"地下世界(UNDERTALE)"
ウタハ「成る程、そこだね。じゃあそこに飛ばすよ、それと間違ってでもその世界の住人をこの世界に連れてくる、その世界の住人と深く関わるなんて事をしちゃいけないよ。そうすると、相手側の歴史が変わってしまうからね。それじゃあ、先生。その世界から帰ってきたら次はどこに行きたいか考えといてくれ。」
地下の世界に落ちて来た先生達の物語 Part3
※ちなみに、
ここのスレ主=前スレ主=初代スレでSS書いてた6レス目の人≠初代スレ主
なのでご注意を⚠。
- 2前スレ主25/04/14(月) 17:52:57
- 3前スレ主25/04/14(月) 17:53:31
初代スレの大雑把なあらすじ
ある日、ウタハが二次元の世界へ行けるゲートを開発
護衛のネルと先生の3人でUNDERTALEの地下世界に行く事になった
しかし、ここでハプニング発生!
なんと、3人はバラバラに転送され、更に、ゲートが壊れて帰れなくなってしまう⋯⋯
先生とネルは他の2人に合流すべく、行動を開始する。
ウタハはゲートを修復する為、ホットランドのラボに居た王室直属の研究員「ドクター・アルフィー」に強力を求めた。
しかし、ここでもハプニング発生!
なんとウタハは運悪く、メタトンに目をつけられてしまう。
一方その頃、先生はフラウィに襲われるも、トリエルに助けられた。
2人は意気投合し、最終的には話し合いで遺跡から出して貰えた先生。
そして、ネルはスノーフルの森でサンズとパピルスに出会う。
サンズの頼みでパピルスの「ニンゲンを捕まえる事」に付き合う事になったネルだったが、最終的に2人は友達となった。
その後、先生とネルはサンズのおかげで合流出来た。
その際、サンズが言ってた話の内容が気掛かりだったが⋯⋯
その頃、ミレニアムでもとある事態が発生していた。
ウタハ、ネル、そして先生の3人がゲームに閉じ込められている事を知ったミレニアムの一同がチヒロにゲームをハッキングして貰う。
しかし、その際にチヒロはガスターのデータに触れてしまい、彼と接触してしまう⋯⋯ - 4前スレ主25/04/14(月) 17:54:00
2スレ目の大雑把なあらすじ
無事に再開を果たした先生とネルはパピルスに会いに行った。
そして、パピルスの勘違いからネルはデートをする流れになる。
その際、2人はパピルスの家に招待された。
ちなみに、デートの結果はパピルスがネルをフッたような形で終わった。
そして、パピルスの家のテレビでやっていたクイズ番組により、遂にウタハがホットランドに居る事が分かった先生とネルはホットランドに向かうべく、ウォーターフェルを進む。
しかし、その道中でパピルスの上司であり、ロイヤル・ガードのリーダーでもある「アンダイン」に目を付けられてしまった。
一方その頃、チヒロとの接触を通じ、彼女を乗っ取る事に成功したガスターはゲマトリアに加入し、自身の計画を進めていた。 - 5前スレ主25/04/14(月) 17:58:42
大まかな登場人物紹介
先生…皆さんご存知、ゲーム「Blue Archive」の主人公であり、Playerの分身的な存在。地下世界にやって来て早々、フラウィに殺されそうになったところをトリエルに助けられた。その後、サンズのおかげでネルと合流する。どうやら「シッテムの箱」と「大人のカード」を置いて来てしまったらしい。
フラウィ…地下世界にやって来たばかりの先生を殺して、そのタマシイ(soul)を奪おうとしたが、トリエルの介入により、失敗に終わる。どうやら、まだ別の何かを企んでいるらしい。先生からは嫌悪感を抱かれている。
トリエル…遺跡(Ruins)の管理人。フラウィに殺されそうになっていた先生を助けた恩人でもある。先生とはかなり仲が良くなっている。
ナプスタブルーク…遺跡(Ruins)に居たモンスターの一体。今のところは、先生による言及のみ。
アズゴア…未登場。地下世界の王。今のところは、トリエルによる言及のみ。
ウタハ…ミレニアムサイエンススクールの三年生で、同校の部活動の一つ「エンジニア部」の部長。今回の物語が始まったきっかけである「ゲート」を作った(チヒロ曰く、頻繁に他所様に迷惑をかける)発明家である。アルフィーに「ゲート」の修復を協力して貰えたが、その際に現れたメタトンに目を付けられ、クイズ番組にゲスト出演する事に。
アルフィー…ウタハと共に元の世界に帰る手段である「ゲート」を直す手伝いをしている。王室直属の研究員であり、メタトンの開発者でもあり、相当なオタクでもある。実は彼女には隠された秘密があるらしい。
メタトン…アルフィー曰く、「ニンゲンの血に飢えた殺戮マシーンになってしまったエンタメロボット」。ウタハの事が気に入ったらしく、「子猫ちゃん」と呼んでいる。
ネル…ミレニアムサイエンススクールの三年生で、同校のエージェント組織「Cleaning&Clearing」、略して「C&C」のリーダー。スノーフルの森で骨兄弟と出会い、なんだかんだで仲良くなった。サンズのおかげで、先生との合流する。何故かパピルスにフラレた。
パピルス…サンズの弟で自称「偉大なスケルトン」。ロイヤル・ガードの一員になる事を夢見る優しいスケルトン。
アンダイン…ロイヤル・ガードのリーダー。先生とネルを始末しようとしている。
マフェット…未登場でコレといった言及も無い。 - 6前スレ主25/04/14(月) 17:58:55
サンズ⋯怠け者なスケルトンでパピルスの兄。ダジャレが好きで、いつもサボる事ばかり考えてる。⋯⋯が同時に、底の知れない存在でもあるようで⋯⋯?
ニンゲン(Frisk&Chara)⋯言及も何も無い。
チヒロ⋯ミレニアムサイエンススクールの三年生で、同校の反セミナー組織「ヴェリタス」の副部長兼部長代理。ゲームに閉じ込められた先生達との接触を試みるも、ガスターに触れた事により、彼に支配されてしまう⋯⋯
黒服⋯ゲマトリアのメンバーで神秘の研究者。その名の通り、黒いスーツに身を包んだ謎の男。明らかに人では無い見た目をしている。どうやらガスターと暗躍し、ゲマトリアの再結成を果たした。
マエストロ⋯ゲマトリアの自称芸術家。タキシードを身に纏った双頭のマネキン人形のような姿で、動くと軋む音がする。ちなみに、本人は自身の外見を好ましく思っていない模様。難解で古めかしい言葉を多用し、どこか芝居めいた口調の、自称通りの芸術家らしい語り口が特徴。
デカルコマニー⋯ゲマトリアの構成員の1人で、コートを身に纏った首無し男。いつも「そういうこったぁ!」しか言わない不死身の存在。
ガスター⋯チヒロと接触した事で彼女を乗っ取る事に成功。ゲマトリアと暗躍し、"ある計画"を進めている。
- 7二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 18:00:47
たておつ
- 8二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 18:02:37
- 9二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 18:04:56
確かにネルとアンダインって似てるからな
- 10二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 18:07:19
たておつです
何気に前スレでウタハの出番が殆ど無かったのでこのスレでは出番あるといいな - 11二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 03:25:00
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- 12二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:35:20
果たしてネルはアンダインの料理の腕前を見て何を思うのか
- 13前スレ主25/04/15(火) 18:23:14
それでは、物語の幕開けです。
[ガスターとゲマトリアの初会合時]
ガスター「……ところで、君もそこで覗き見をしていないで、私達と面と向かって話をするべきじゃないか?」
地下生活者「ッ!?」
ガスター「ふむ、成る程。この領域は私が閉じ込められていたあの場所に少し似ているな。」
地下生活者「なっ!?どうして小生に気付けた!?……いや、それどころか……何故小生の『混沌の領域』に入って来れた!?」
ガスター「私が居た『虚空(the void)』に比べれば、出入りするのは容易だ。それに、その頃の私も君と同じようにそこから外界覗き見ていたからな。」
地下生活者「何だと?」
ガスター「いや、より正確に言うなら……『それしか出来なかった』と言うべきだろうか?」
地下生活者「な、何?」
ガスター「黒服。彼を知っているか?」
黒服「ええ、勿論です。」
ガスター「……となると、君もゲマトリアなのか。」
マエストロ「正確には"元"だがな。ソイツの名は『地下生活者』。かつて我々との思想の違いでゲマトリアを追放された者だ。」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
ガスター「『地下生活者』ねぇ……その名前、なんだか親近感が湧くな。」
地下生活者「……?」
ガスター「……まぁ、元とはいえ、君もゲマトリアなのだろう?私はドクター『W.D.Gaster』。これから君達ゲマトリアの新しいメンバーとなる者だ。宜しく。」
そう言うと、ガスターは背後に浮遊する6つの手の内の1つで地下生活者と握手をした。 - 14二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 22:40:13
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- 15二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 07:52:24
まさかの地下生活者
- 16二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 16:51:55
つまり、今のゲマトリアのメンバーは⋯
・黒服
・マエストロ
・デカルコマニー
・地下生活者
・ガスター
⋯の5人って訳か。 - 17二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 19:48:02
チーちゃん帰ってきて
- 18二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 23:23:55
- 19二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 08:03:00
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- 20前スレ主25/04/17(木) 13:52:13
[その頃、先生達は……]
"取り敢えず、この桟橋を渡った先かな?"
ネル「そうだな。」
先生とネルは桟橋の先に進む。
ネル(この桟橋、思ったより見渡しが良いな。あまり長居してると、見つかり兼ねな……)
その時……
(グサッ!!)
2人「"うわっと!?"」
いきなり2人の目の前に、一本の水色の光の槍が突き刺さった。
*……
ネル「しまった!見つかった!!先生!逃げるぞ!!」
(ピュンッ!!ピュンッ!!ピュンッ!!)
向こうの岩の柱の影から現れたアンダインの姿を捉えたネルは、大慌てで先生を連れ、その場から駆け出した。アンダインはそんな2人に目掛けて槍を飛ばし続けた。
"ハァ……ハァ……何処まで逃げれば良いの!?"
ネル「あ、先生!向こうに茂みがある!!あそこに隠れてやり過ごそう!!!」
"分かった!!"
(ザザザザザザ!!)
ネルと先生は桟橋の終わった先にある茂みに飛び込み、じっとしていた。
(ダンダンダンダンダンダンダン……)
2人「"……ッ!!"」
鎧の重い足音が鳴り響き、先生とネルに緊張が走った。そして……
(ガシッ!)
2人「"……!?"」
アンダインはとある人物を捕まえていた。
ネル(あ!アイツはアンダインに憧れてたガキ!!)
そう、それは先程から2人も会っていた、憧れのアンダインに会いたい一心で此処にやって来たモンスターの子だった。
*……
(ザザッザザッザザッザザッ……)
アンダインはそれを確認すると、そこから立ち去った。
- 21二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 22:14:14
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- 22二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 07:55:41
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- 23二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 16:48:42
- 24二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 16:50:12
きっと今もfun値イベントのミステリーマン部屋にタマシイだけの状態で閉じ込められてる…
- 25二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 17:55:34
ネルパイセンのターンは続く
- 26二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 21:40:47
「あたしのターン!ドロー!"シャーレの先生"!」
- 27二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 00:26:50
他のC&Cは今頃何してるだろうか…
- 28前スレ主25/04/19(土) 08:19:47
ネル「とりま、早いとこ此処を離れるか。」
"そうだね。"
先生とネルは茂みから抜け出す。すると……
*ヤベェ……今の見た!?
ネル(は!?なんでコイツピンピンしてんだよ!?)
("意外と頑丈なんだね……")
先生とネルの元に、先程のモンスターの子がやって来た。
*アンダインに……触られたぜ!!オレもうぜーったい顔洗わないもんね!
モンスターの子は大喜びでそう言った。
ネル(すげぇ嬉しそうだな……あと、顔は洗えよ……)
*お前らツイてなかったなぁ。特にそこのお前、もーちょっと左の方に立ってたらどストライクだったのに……!
("右に居て良かったぁ……")
先生は心の底から安堵した。
*ま、元気出せって!アンダインにはきっとまた会えるよ!
ネル(会いたくねぇけどな……)
そして、モンスターの子はそこから駆け出した。その時……
2人(("あ、またコケた……"))
またしてもモンスターの子は転んでしまったが、直ぐに立ち上がり、そのまま走り去ってしまった。
- 29二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 14:37:18
- 30二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:14:06
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- 31二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 06:17:19
そういやそうだな
- 32二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:07:52
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- 33二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 22:49:39
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- 34二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 07:58:35
- 35二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 13:00:29
可能性あるぞ
- 36二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:36:39
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- 37前スレ主25/04/22(火) 08:03:01
ネル「ん?」
"どうしたの、ネル?"
ネル「……先生、アレ。」
"え?"
いきなりネルが通路を進む途中で立ち止まり、そこにあった"ある物"を指差して先生にそう言った。
"……!アレって!"
それは、灰色の扉だった。あまりにも灰色過ぎて酷く周りの景色から浮いていた。
ネル「なぁ、先生。グリルビーズでサンズが言ってた忠告、覚えてるか?」
"……うん。"
*ウォーターフェルの"とある場所"。もしそこに、本来存在しない筈の通路に扉があったら……
* 手 で 話 し か け て く る 奴 に は 気 を 付 け ろ よ 。
"多分、これがその扉だよね?"
ネル「だろうな。いかにもな雰囲気を醸し出してんだし、絶対そうだろ。」
2人は暫く扉を眺め、考えていた。
ネル「どうする、先生?」
"どうしようか?サンズの忠告もあるけど、やっぱりこの中が気になる。"
先生はネルにそう言った。
ネル「……分かった。先生がそう言うなら、アタシも一緒に行くよ。いざという時の為に、アタシからは離れんなよ?」
"ありがとう、ネル。"
先生とネルは一回深呼吸をした後、その扉を開け、中に入った。
- 38二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 08:21:46
どきどきどきどき…
- 39二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:44:53
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- 40二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:36:39
さて、何が待っている事やら…
- 41前スレ主25/04/23(水) 08:12:21
扉を開けた先、そこは扉と同じ灰色の床と暗くて黒い壁に囲われた部屋だった。
"なんか、凄く不気味だなぁ……"
ネル「ん?待て、先生。誰か居るぞ。」
ネルが指差した先を見ると、部屋の奥に1人の人物が立っていた。
"……行ってみようか。ネル、いざという時は……"
ネル「ああ、任せろ。」
先生とネルは恐る恐るその人物に近寄る。
ネル「ん?コイツ……」
"子供……?"
その人物は、横縞のシャツを着たニンゲンの子供だった。
ニンゲンの子供「ん?」
先生とネルに気が付いたその子供が2人の方を振り返る。
ニンゲン子供「ああ、先生にネル!やっと合流出来た!!」
2人「"!?"」
2人は驚く。そのニンゲンの子供の声には聞き覚えがあった。
ネル「まさかお前、チヒロか!?」
チヒロ「正解。」
"なんでチヒロがここに……?"
チヒロ「実はね……」
チヒロは2人に手短に事情を説明した。
チヒロ「……って事で、私はゲームをハッキングして入って来たって訳。」
"成る程ね、助けに来てくれてありがとう、チヒロ。流石はヴェリタスの女神!!"
チヒロ「先生、まだそれ言ってるの?」
ネル「まぁそのなんだ、アタシらが帰れないのは肝心のウタハと逸れてるからだ。」
"居場所は分かってるから、今はそこに向かってる最中だね。"
先生とネルはチヒロに自分達の事情を伝える。
- 42前スレ主25/04/23(水) 08:12:57
チヒロ「成る程、そういう事だったのね。」
ネル「とにかく、アタシらはどの道ホットランドに行かねぇといけねぇんだ。」
"ねぇ、チヒロ。チヒロも手伝ってくれる?"
チヒロ「勿論。その為に私はここに来たんだもの。」
"ありがとう、チヒロ!"
先生はチヒロに感謝した。
ネル「んじゃ、こんな薄気味悪いとこからとっととおさらばして、ホットランドに行こうぜ!」
そうして、先生とネル、そしてチヒロがその部屋を後にしようとした、その時……
✉️ 💧︎☜︎☠︎💧︎☜︎✋︎📬︎📬︎📬︎✍︎ ☠︎☜︎☼︎🕆︎📬︎📬︎📬︎✍︎ ☠︎♓︎♑︎♏︎⧫︎♏︎📬︎📬︎📬︎✏︎ ☟︎♋︎⍓︎♋︎🙵📬︎📬︎📬︎✏︎
2人「"ん?"」
チヒロ「?どうしたの、二人共?」
いきなり立ち止まった先生とネルに、チヒロがそう尋ねる。
"チヒロ、今何か言った?"
チヒロ「え?何も、言ってないけど……?」
ネル「そうか?まぁ、なら良いけどよ。」
"……早く出よう。ここは気味が悪い。"
ネル「そうだな。」
再び一同は出口に向かって歩き出す。
チヒロ「……」
チヒロ?(困るなぁ……各務チヒロ……余計な事をしないでくれ……)
- 43二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 13:08:32
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- 44二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:52:00
これ、チーちゃんがWingdingsで喋ってるのか?
- 45二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 06:24:11
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- 46二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:31:19
ひとまず先生とネルとチヒロ(ガスター)が合流したと…
- 47二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:22:04
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- 48前スレ主25/04/25(金) 08:02:55
先生とネル、そしてチヒロは部屋から出た。
"ん?アレ!?"
ネル「ん?先生、どうした?」
"さっきの扉は?"
ネル「え?は!?」
先生に指摘され、ネルは扉があった方を振り返る。
しかし、何も無かった。
ネル「え?は?どうなってんだよ!?」
チヒロ「2人共、落ち着いて。」
慌てる2人をチヒロが落ち着かせる。
チヒロ「今重要なのはウタハと合流する事でしょ?早く行きましょう。」
2人「"!!"」
チヒロにそう指摘され、先生もネルもハッとする。
"……そう、だったね。ごめん、チヒロ。わざわざありがとう。"
チヒロ「別に感謝されるような事はしてないんだけど、まぁどういたしまして。」
ネル「じゃ、行くか。ホットランドに。」
先生もネルもいきなり消えた扉が気になるが、チヒロの言った通り、今重要なのはそれじゃない。
3人は改めてホットランドに向かって歩き出したのであった。
- 49二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 12:38:15
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- 50二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 21:39:37
ミレニアム組は気付けなかったけど、地下組はチーちゃんがガスターになってる事に気付けるかな?
- 51二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 03:27:07
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- 52二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 12:33:21
どうだろう?先生とネルも気付いてないっぽいし、ウタハが気が付かなかったらもう誰も気付けないんじゃないかな?
- 53二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 21:17:36
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- 54二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 21:41:44
サンズはちーちゃんの中にガスターがいるのに気づいてそう(小並感)
- 55二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 07:02:35
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- 56二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 14:49:56
あれ、そういえば記憶違いじゃなければこの次のエリアにサンズ居なかったっけ?
- 57二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:21:30
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- 58二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 08:03:29
流石にウタハならチーちゃんの違和感に気がつく…はず!
- 59前スレ主25/04/28(月) 08:07:15
先生達が先に進むと、サンズと出会った。
*よぉ。順調かい?
"うん、まぁね。"
*そうかそうか。……ところで、そこのアンタ。はじめましてだな。挨拶代わりに握手しようぜ。
チヒロ「え?ああ、うん。」
その後、ブーブークッションで一悶着あったのは、言うまでも無い事だろう。
*オイラは「サンズ」。見ての通り、スケルトンさ。……で、アンタの名前は?
チヒロ「私は『各務チヒロ』。ネルとは同じ学校に通ってる同級生。宜しくね。」
*ああ。……ん?ちょっと待って。なぁ、先生、ネル。もう一人のお仲間の名前は『白石ウタハ』じゃなかったか?
"ああ、実はね……"
先生達はサンズに事情を話した。
*成る程。つまり、そこに居るヴェリタスの女神様はアンタらを助ける為に、救いの天使の如く、この世界に舞い降りた、って訳か。まさに救いの女神だな。
"そうそう。"
ネル「いや何が『そうそう』だよ!!チヒロは普通にアタシらを助けに来てくれただけだろうがっ!!なんでそんなよく分かんねぇ表現の仕方するんだよっ!!」
チヒロ「ハァ……」
*まぁ、何はともあれ……もう一人のお仲間さんとの合流、応援してるぜ?
ネル「おぅ、ありがとよ。」
"じゃ、私達はもう行くね。"
*ああ、頑張れよ。
そう言って、先生達とサンズは別れた。
*……
1人その場に取り残されたサンズは、チヒロの事を思い出しながら、こう呟いた。
*……何故、お前がそこに居るんだ?☝︎♋︎⬧︎⧫︎♏︎❒︎……?
- 60二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 17:16:05
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- 61二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:29:14
サンズは気が付いたのか
- 62二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 08:19:07
どうだろう?ヒマリオが気が付いてないみたいだし難しそうだけど⋯
- 63二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 13:43:58
サンズ、頼むから先生達に伝えてくれ
- 64二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 21:39:02
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- 65二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 04:35:42
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- 66前スレ主25/04/30(水) 08:10:24
その道中……
"ねぇ、あの草叢に何かあるんじゃない?"
先生は明らかに怪しい草叢を指差してそう言った。
ネル「え?どれどれ……?」
そう言われたネルはその草叢を調べ、「ある物」を見つけ出す。
チヒロ「これって、バレーシューズ?」
それは、「バレーシューズ」だった。
"さっきの『お古のチュチュ』と言い、私にバレリーナになれと?"
ネル「……なぁ先生。まさか履いたりしねぇよな?」
"もう履いちゃった。"
ネル「だからなんでだよ!?」
何故か先生がもう既に「バレーシューズ」を履いていた事に、ネルはそうツッコむ。
"さっき異次元ボックスに仕舞っちゃった『お古のチュチュ』も履けば完璧かな?"
ネル「何処がだよ!?」
ネルの先生に対するツッコミが止まらない。
"私、バレリーナになろうかな?"
ネル「ならんでええわ!!!」
ネルは多少怒り混じりにそうツッコむ。
チヒロ「えっと、ネル?これは一体……?」
ネル「アタシに訊かれて分かんねぇよ……」
チヒロとネルはそんな先生に若干呆れていた。
- 67二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 08:17:18
草
- 68二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 17:08:08
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- 69二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 22:07:24
先生マジでバレリーナになるつもりかよw
- 70二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 22:15:06
これヘタしたら
メイド服のガキンチョと
なんか頭良さそうな紫のお姉さんと
しましまシャツの子供と
バ レ リ ー ナ の 服 装 を し た 成 人 男 性
が謁見するのか…いやでもゴールはウタハ達の待つホットランドの可能性もあるからなあ - 71二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 07:57:42
- 72前スレ主25/05/01(木) 14:23:16
先生達はウォーターフェルを進む。
その道中、エコーフラワーから様々なモンスター達の願いが聞こえてきた。
"モンスターで悪い奴って居ないんじゃないかな?"
ネル「確かにな。今んとこ純度100%の悪!って感じのモンスターは見かねぇもんな。」
チヒロ「私はまだよく分かんないから何とも言えないけどね。」
"あ、これってさっきの歴史の続きじゃない?"
ネル「ああ、確かにそうだな。」
チヒロ「え?続きって?」
ネル「さっき『ニンゲンとモンスターの戦争史』ってのがあってさ。それの続きじゃねぇかって話だよ。」
チヒロ「そ、そうなんだ。……私は知らないから分かんないけど……」
"えっと、じゃあ読んでみるね。"
*ニンゲンのタマシイを奪う我々モンスターの力……
ネル「そういや、さっきの戦争史にも、モンスターがニンゲンのタマシイを奪ったらどうのこうのって書いてあったな。」
*ニンゲン達はこれを恐れた……
"まぁ、普通は怖いよね。"
ネル「だからって戦争おっ始めんのは違くねぇか?」
チヒロ「まぁ、こういうのは永遠の課題よね。『憎悪(Hate)』と『暴力(Violence)』って人が絶対に持ってるものなんだし。エデン条約の一件だってそうだったでしょ?」
"そうだね。……でも、やっぱり皆が平和的に解決出来る方が良いよ。"
チヒロ?(平和的……ねぇ。果たして、私達に『真の平和』が訪れる日は来るのか?……否。何もせずに縛られるだけの私達に『真の平和』など無い。……そう。君達が来るまでは、な……)
ネル「何してんだよ、チヒロ。」
"早く行くよ?"
チヒロ「ああ、ごめんごめん。ちょっと考え事してて。」
ネル「ったく。んなもん後で良いだろ。」
"さぁ、アンダインの目を上手い事掻い潜って、ウタハが居るホットランドに行かないと。"
- 73二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 23:02:00
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- 74二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 08:13:55
ガスターはホントに何をするつもりだ?
- 75前スレ主25/05/02(金) 14:31:47
[その後]
*あ……ども……こんにちは……通りすがりの人……?
チヒロ「え?」
ネル「何だオマエ?」
*私オニオンさんだお!オニオンさんって呼んでお!
"あ、どうも。私は先生です。で、こっちがネルとチヒロです。"
ネル「何普通に挨拶してんだよ!!」
チヒロ「まぁ、悪そうなタコ?には見えないから大丈夫じゃない?」
*ウォーターフェルは初めて?ここは良いとこだお!オニオンさんもだーいすきだお!お気に入りだお!
ネル「へ、へぇ、そうなんだな……」
移動しながらお話を続けるオニオンさん。
*でも最近、水がどんどん減ってきてるお……だからずーっとしゃがんでないと頭が出ちゃうお……
チヒロ「そ、それは大変ね……」
*で……でもッ!良いんだお!みやこに住むよりはマシだお!人の多い水族館で生活するなんてまっぴらだお!
ネル「そうか、お前は静かに暮らしたいのか。」
チヒロ「確かにこの辺は静かだしね。」
*友達は皆水族館暮らしだけどッ!
"え?友達が居るなら水族館で暮らした方が良いんじゃ……?"
*どーせ水族館は満員だお……住みたくてもムリだお……
チヒロ「あ、一応住みたいっちゃ住みたいのね。」
*でも大丈夫だお!アンダインが何とかしてくれるお!
ネル「アンダイン……結局アイツはどんな奴なんだ?」
*オニオンさんはここを出て、広い海で暮らすんだお!
"へぇ、それは良いね。"
そうこうしている内に……
*あ……出口に着いたね……じゃ、まったね〜!ブクブクブクブク〜……
ネル「……やっぱアンダインも根っからの悪い奴じゃねぇみてぇだな。」
"だね。"
チヒロ「えっと、私は会ってないから何とも言えなけどね。」
- 76二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 16:50:11
- 77二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 22:59:56
- 78二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 07:47:25
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- 79二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 13:56:22
- 80二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 20:12:58
- 81二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 05:10:21
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- 82二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 13:14:14
- 83二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 18:56:36
ガスターは見た目さえちゃんとわかってないからな…謎が多すぎてかなり作者の妄想に頼らざるを得なくなる
- 84二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 19:08:02
- 85二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:01:16
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- 86二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 07:14:08
少なくともこのスレのガスターはミステリーマンみたいだな
- 87二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 17:05:33
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- 88二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 22:13:33
- 89二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 07:18:58
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- 90二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 13:54:03
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- 91二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:30:18
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- 92二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:31:15
意外と候補が沢山いて驚いてる
- 93二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:18:39
- 94二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 08:01:27
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- 95前スレ主25/05/07(水) 17:30:40
- 96二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:13:09
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- 97二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 08:00:43
- 98前スレ主25/05/08(木) 08:07:59
*ニンゲンにはこれに対抗する手段は無い。彼らは我々のタマシイを奪う事は出来ない。
"あ、さっきの続きだね。"
ネル「そうだな。」
チヒロ「確か、さっきのはニンゲンのタマシイを奪うモンスターの話だったっけ?」
*モンスターが死ぬとそのタマシイは直ちに消滅する。
ネル「確か、これは前にも読んだな。」
"死ぬとタマシイごと消滅しちゃうんだっけ?"
*また生きたモンスターからタマシイを奪うには途方もない力が必要となるのだ。
ネル「途方もない力……ねぇ。」
チヒロ「だけど、今の私達には別に関係無くない?」
*ただし、1つだけ例外がある。
"え?例外?"
*「ボスモンスター」と呼ばれる特殊な種族のタマシイである。
チヒロ「『ボスモンスター』?」
*ボスモンスターのタマシイは強く死後も直ぐには消えない。
"へぇ、そうなんだ。"
ネル「でも、出来る限り倒したくねぇな。」
"皆優しかったもんね。"
*僅かな時間だがその場に留まり続けるのだ。
チヒロ「じゃあ、それをニンゲンは奪えるって事?」
*これをニンゲンが取り込む事は可能だろう。しかし、これまでに実例は無い。
ネル「可能っちゃ可能みたいだな。」
*そして今後もそのような事は決して起こり得ない。
"なんか、意味深だね。"
チヒロ「まぁ、深読みせずに今は先を急がないとね。」
ネル「そうだな。」
- 99二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 17:48:08
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- 100二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:43:10
- 101二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:46:46
- 102二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 08:00:31
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- 103二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 17:36:02
うわマジだ。時の流れって早ぇな⋯
- 104二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:38:40
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- 105二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 08:02:19
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- 106二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:57:45
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- 107二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:17:40
何か感慨深いと言うか、気付いたらそんなに経ってたんだね
- 108前スレ主25/05/10(土) 22:26:21
お知らせ
明日は僕個人の都合により、投稿が出来ません。
そのため、明後日まで僕の代わりにこのスレを保守していただけると幸いです。 - 109二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 07:22:00
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- 110二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:41:41
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- 111二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 22:49:53
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- 112二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 08:02:14
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- 113二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:13:34
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- 114二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:45:11
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- 115前スレ主25/05/13(火) 08:00:03
ネル「ん?何だコレ?」
"石像だね。"
チヒロ「足の辺りは濡れてないね。」
"っていうか、なんかこの石像の頭にだけ集中的に雨が降ってない?"
チヒロ「ああ、確かに。」
ネル「けど、アタシらにはどうする事も出来ねぇぞ?」
"確かに。じゃ、先に進もうか。"
先生達は少し先に進む。
"あれ?傘がある……"
ネル「看板が立ってるな。どれどれ……」
*(一本どうぞ)
チヒロ「どうやら傘を一本取って使って良いって事みたいね。」
"あ!これさ、さっきの石像に傘を差すんじゃない?"
ネル「ああ、成る程な。」
"じゃ、一本借りよう。そしてこれをこの石像に……"
先生達は先程見つけた石像に傘を差してあげる。すると……
チヒロ「ん?なんか曲が流れてきたよ?」
"なんか優しい感じの良い曲だね。"
ネル「思わず聞き入っちまうな。」
石像の中からオルゴールの音が聴こえ始めたのだ。
"あ!もしかしてこれって、さっきのピアノの仕掛けじゃない?ほら、お宝がどうのこうのって。"
ネル「ああ、ちょっと行ってみるか。」
チヒロ「……」
"ん?どうしたの、チヒロ?"
チヒロ「えっと、私はもうちょっとだけここに居ようかな。もうちょっとこの曲を聴いていたいし。」
"分かった。じゃあネル、行こっか。"
ネル「そうだな、先生。お宝って何があるんだろうな?」
"ちょっとテンション上がるよね。"
チヒロ?「……ふぅ、危ないところだったよ。流石に"あのイヌ"との接触は避けたかったからな。」
- 116二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 15:02:35
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- 117二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:19:17
流石のガスターも作者であるToby Foxさん(の分身)との接触は避けるか
- 118二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 08:05:34
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- 119前スレ主25/05/14(水) 14:29:52
"おお!開いた!!"
ネル「マジであのオルゴールの曲だったんだな。」
"さて、それじゃあ中に入ってみようか。"
先生達はピアノを演奏した瞬間、壁に開いた穴から中に入る。
ネル「お?お宝ってこれか?」
そこには台があり、その上に1つの赤い球体が乗っていた。
"これが伝説のお宝かぁ。"
ネル「どうする、先生?」
"勿論、取るに決まって……アレ?"
そのお宝を取ろうとした瞬間、先生はある事に気付く。
ネル「ん?どうしたんだ、先生?」
"なんか私、イヌ持ってるんだけ……"
ネル「は?イヌ?」
ネルは先生の手元を見る。
そこには、ぐっすり眠っている白い子犬が居た。
"取り敢えず、一旦下ろさないとね。"
先生がそのイヌを下ろした瞬間だった。
2人「"え?"」
突如としてイヌが起き、なんと宝を吸い込んでしまった。
"え!?ちょっと!?"
ネル「それは食いもんじゃねぇぞ!?」
2人がイヌに混乱する中、宝を吸い込んでしまったそのイヌはその場から立ち去って行った。
"……お宝、消えちゃったね……"
ネル「まぁ、しょうがねぇだろ。」
2人はチヒロの元に戻り、そのイヌとお宝について話した。
チヒロ「……へ、へぇ。その、ご愁傷様?」
ネル「……取り敢えず、気持ち切り替えるか。」
"そうだね。先を急がないと。"
先生達は気持ちを切り替え、再びホットランドに向かって歩を進めるのであった。
- 120二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 23:02:16
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- 121二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 05:20:07
- 122二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 12:29:33
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- 123二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 21:28:06
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- 124二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 03:18:06
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- 125前スレ主25/05/16(金) 08:02:26
ネル「じゃ、もっかい傘を借りて行くか。」
"そうだね。"
チヒロ「私も一本借りよっと。」
3人はそれぞれ傘を一本ずつ借りた。
少し先に進むと……
ネル「ん?雨が降ってきたな。」
チヒロ「傘を借りといて正解だったね。」
"そうだね。……ん?"
少し進んだ先で、先生はある人物を見つける。
*おッ!傘持ってんじゃん。ラッキー!
ネル「あ、お前こんなとこにも居んのかよ。」
チヒロ「えっと、私ははじめましてだけど、この子は?」
"えっと、アンダインに憧れて両親に内緒でここまで来た子だよ。"
チヒロ「へ、へぇ……」
すると、そのモンスターの子が先生の傘に入って来た。
*しゅっぱーつ!
ネル「一緒に行くのか。」
"まぁまぁ良いじゃん。それじゃあ、行こうか。"
先生とネルとチヒロ、そしてモンスターの子の4人は雨道を進むのであった。
- 126二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:38:09
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- 127二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:27:14
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- 128前スレ主25/05/17(土) 08:14:20
*アンダイン、やっぱカッコイイよなー。
("カッコイイ…やっぱりこの子にはそう見えるんだね……")
ネル(アタシらからしたら、特に先生からしたら恐怖の対象でしたけねぇからなぁ……)
*悪いヤツらをブッ飛ばしてくれるし、ぜーったいに負けないし。
チヒロ(まるでネルみたいな人だね……)
ネル(……言われみりゃそうだな……)
*オレもしニンゲンだったら毎晩おオネショしちゃうね……「アンダインにブッ飛ばされるよぅ……」つって!ハハハ!
("今からホントにブッ飛ばされる人達の前で言わないでくれ……")
*前にさぁ……
"あっ、うん?どうした?"
*学校で花を育てる授業があったんだっけど……
ネル(おお!良い授業じゃねぇか……)
チヒロ(何の花を育ててたんだろう?)
*王様……じゃないや……「ドリーマーさん」がね、花を寄付してくれたんだ。
("こう聞くと、そのドリーマーさんっていう人も悪い人じゃないのかもね……")
*ドリーマーさんは学校にも来て皆に「責任」とかの話をしてくれてさ。
("責任……")
*そんで思ったんだけど……アンダインが学校に来たらサイコーじゃん!?きっと先生をみーんなブッ飛ばしてくれるぜ!
ネル(だとよ、先生……)
チヒロ(だってさ、先生……)
("こっち見るな……")
*あーでも……アンダインは先生をブッ飛ばしたりしないか……
("だ、だよね!?")
*罪も無い人に暴力を振るったりしないもんな!
("よ、良かったぁ……")
- 129二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 15:00:37
平和的に済みそう?(フラグ)
- 130二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:24:26
- 131二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 08:05:58
- 132二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 08:06:31
パピルスピックアップ(存在しない記憶)
- 133二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 09:05:28
- 134二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 14:03:59
pixiv見るとブルアカ×アンダーテールの小説はいくつかあるからね。完結してるのはなかなか見ないけど
Blue Archive: Visitor From Underground とかくらい?
「Blue Archive: Visitor From Underground」/「堕零」のシリーズ [pixiv]幾多にも渡る虐殺とリセット。この永遠に終わることの無い惨劇の輪廻から、偶発的に起こったゲームの異常により逃れた怠け者のスケルトン、サンズ。彼が流れ着いたのは銃弾と少女達が飛び交う学園都市「キヴォトス」。彼は透き通る世界で何を見るのだろうか。www.pixiv.net - 135二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 23:03:06
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- 136前スレ主25/05/19(月) 08:07:45
暫く進んだ後……
"あ、また傘立てだ。"
ネル「じゃあ、借りた傘を返すか。」
チヒロ「そうだね。」
"借りっぱなしは良くないしね。"
3人は傘立てに傘を返した。
そして……
*うーん、この段差……高過ぎて登れそうに無いな……
"えぇ……せっかくここまで来たのに……"
*お前ら、アンダインに会いたいんだろ……?
("いや、別に会いたいって訳じゃ……")
ネル(けどよ、ウタハに会うには先に進むしかねぇぞ?)
チヒロ(行くしか無いみたいだね……)
*オレの肩に乗っかれよ。
"え?あ、ありがとう。"
ネル「じゃ、お言葉に甘えて。」
チヒロ「失礼するよ。」
先生達はモンスターの子の肩を借りて段差を登った。
*じゃ、先行っててくれ。
ネル「え?お前はどうすんだよ?」
*オレの事は気にすんなって!抜け道見つけんの得意だからさ!
チヒロ「そうなの?じゃあ、また後でね。」
*ああ!
そして……
3人「「"あ、コケた。"」」
モンスターの子はまたしても転んでしまうが、特に気にせず、そのまま行ってしまった。
ネル「じゃあ、行くか……」
- 137二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 15:06:33
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- 138二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:41:47
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- 139二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:14:32
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- 140前スレ主25/05/20(火) 14:31:01
"また歴史が書かれてるね。"
ネル「今度はどんな内容だ?」
*そして恐怖に駆られたニンゲン達は我々モンスターに戦いを挑んだ。
チヒロ「まぁ、気持ちは分からなくもないけどさ……」
*彼らは何の前触れもなく攻めて来ると、我々を襲い、1人も見逃しはしなかった。
ネル「ニンゲンも結構ヒデェな……」
*戦いの末期は、もはや戦とも呼べぬ状況だった。
"そういえば、ニンゲンの方が強いんだっけ?"
*団結したニンゲン達はあまりに強く、モンスター達はあまりに非力だった。
ネル「どうやらニンゲンの圧勝だったみたいだな。」
チヒロ「ニンゲンの立場からすれば安心だろうけど、モンスター達からしたらこの上なく酷い話だね。」
"罪も無いモンスターも殺されてるだろうからね。"
*ニンゲンのタマシイを1つも奪う事無く、無数のモンスター達が塵と化した……
チヒロ「うーん、やっぱり酷いね……」
"結局のところ、いつの時代も戦争に良い事なんて1つも無いって事だね。"
ネル「にしても、ニンゲンのタマシイを1つも奪う事無く、ってニンゲンは相当強ぇんだな。」
チヒロ「不思議だね。」
"まぁ良いか。先に進もう。結構奥まで進んだけど、あとどれくらいなんだろうね?"
- 141二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:16:17
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- 142二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 20:22:52
時が戻った!?
- 143二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:07:00
- 144二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 00:03:40
アンダイン戦も近い?
- 145二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 07:57:46
なんかあにまんでSAVE&RESETが起きた⋯
- 146二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 16:59:37
サンズあたりが気付いてそう…
- 147二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:22:02
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- 148二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 06:25:44
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- 149二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 15:46:04
割とモンスター達に同情的よねみんな
- 150二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:16:24
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- 151二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 07:51:24
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- 152前スレ主25/05/24(土) 15:25:12
"う〜ん、何も無いね。"
ネル「だな。」
3人は底が全く見えない桟橋の上を歩いていた。と、その時……
3人「「"ん?"」」
突如として、桟橋の上に水色の光を発する円が出現する。更に1つ、また1つ、と気が付けば3人は大量の円に囲まれていた。
チヒロ「え?何これ?」
ネル「まさか……」
そして……
"うわっ!?"
地面の円からいきなり槍が生えてきたのだ。
ネル「しまった!!アンダインだ!!」
ネルが向こう側にあるもう1つの桟橋の上に居るアンダインを見つける。
チヒロ「アンダイン?アレが?」
"と、とにかく逃げよう!!"
ネル「先生止まれ!」
"うわっと!?あ、ありがとう、ネル。"
チヒロ「危なかったね、先生。危うく串刺しになってたね。とにかく急がないと!!」
暫く3人はアンダインの攻撃を避けながら大急ぎで桟橋を進み、逃げ続けた。そして……
チヒロ「槍がもう出て来ない。逃げ切れたのかな?」
ネル「みたいだな。……って、行き止まりだぞ、こっち。」
"あれ?ホントだ。じゃあ、引き返さないとだね。"
そうして、3人が来た道を戻ろうとした時だった。
3人「「"あ。"」」
*……
なんと、アンダインと鉢合わせになってしまう。
3人「「"え?"」」
そして……
3人「「"わぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?"」」
アンダインが槍で桟橋を切り裂き、3人は真っ逆さまに落ちていった。
- 153二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:16:42
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- 154二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 02:05:25
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- 155二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 08:59:04
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- 156二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 13:37:31
この感じだとウタハの出番って次スレまでお預け⋯⋯?
- 157二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:06:13
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- 158二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:12:33
アンダインってどことなくネルと気が合いそうなんだよなデートイベが楽しみだ
- 159二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 08:03:48
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- 160前スレ主25/05/26(月) 08:10:20
- 161二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 17:51:44
君の名は(違う)
- 162あかきし25/05/26(月) 20:55:24
初めてあにまんをみましたこのスレ凄く良いスレですね。
- 163二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 06:18:22
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- 164二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 06:27:48
あにまん初心者なら教えておく
まずコテハン(↑の名前入力)は基本入れない方が良い
それと、改行や句読点は上手く使ってなるべく読みやすい文章を心がけよう
まあ感想に関しては同意するけど、ここではルールを守らないと大抵の場合変なのが湧いて出てくるから気をつけて楽しむんだよ
- 165二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 12:53:26
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- 166二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 19:23:24
まあ入れるなとは言わないが
- 167二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:40:02
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- 168前スレ主25/05/28(水) 08:13:04
"う〜ん……あれ?"
目が覚めた先生達は、黄色い花の上に落ちていた。
ネル「ああ、そこの花の上に落ちたのか。」
チヒロ「まるでこの地下世界に落ちて来た時みたいだね。」
"そうだね。"
ネル「まぁ、助かったは良いけどよぉ、ここは何処だ?」
先生達は辺りを見渡す。
"これ、ゴミの山?"
チヒロ「なんか、見覚えのあるメーカーの名前が幾つもあるね。ウタハが喜びそうなのも結構ある。」
ネル「えっと、こっちはただのゴミだな。」
"もしかして、ここって廃棄所か何かなのかな?"
チヒロ「いや、多分だけど、洞窟の天井の方から滝が流れて来て、時々水と一緒に流れて来たゴミがここに溜まってるんじゃないかな?」
ネル「ああ、成る程な。」
3人はゴミエリアを進む。
"この自転車、錆びてるね。"
ネル「ちょっと触ってみるか。」
錆びた自転車は悲しげなホーンの音を鳴らす。
チヒロ「これはデスクトップPC?ボロボロで中身も空っぽね。」
"このクーラーボックスは何だろう?メーカーの名前が無いけど、まるで新品みたいだ。って、あれ?これはフリーズドライの宇宙食かな?まだ食べられそうだし、一つ貰って行こうかな。"
ネル「ん?何だこれ?アニメのDVDケース?」
チヒロ「なんか、必死に掻き毟ったような爪跡があるんだけど?」
"ん?何これ?マネキン?"
ネル「お、ちょうど良いや。アタシ、さっきからちょっとイライラが溜まってたから、ソイツをボコって発散するわ。」
ネルは思いっ切りそのマネキンをブン殴った。
ネル「ああ、気持ち良い。」
チヒロ「スッキリしたなら何よりだよ。」
- 169二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 17:15:49
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- 170二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:54:18
アレ?確かそのマネキンって⋯
- 171二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 22:03:34
あ(察し)
- 172二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 07:29:26
ダイジョウブ
マダタスカル - 173二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 13:04:58
チーちゃん諦観してない?
- 174前スレ主25/05/29(木) 18:45:38
"それじゃあ、先に進もうか。"
そうして、3人がその場から離れようとした時だった。
ネル「ん?ちょっと待て。今、このマネキンが動いたような……」
チヒロ「え?」
すると、マネキンがいきなり怒ったような表情になる。
"えぇ!?"
そのマネキンは宙に浮き、先生達の行く手を阻む。
*キサマ!このオレに手を出すとは大した度胸だな!
ネル「な、何だよ、お前は!?」
*オレはマネキンに取り憑いている亡霊だ。
チヒロ「ぼ、亡霊!?」
*オレのいとこもかつてはマネキンに取り憑いていた。そう……キサマが現れるまではな!
"え!?私!?"
*キサマはいとこに話しかけた。いとこは楽しくお喋りが出来ると喜んだ……だがキサマが放った言葉は……!
ネル「なんて言ったんだ?」
*よくもあれ程までに恐ろしい事を口に出来たものだ!
"え!?私、普通に話しかけただけなんだけど!?ただ挨拶して、会話が弾まなかっただけで……"
*あまりの恐怖にいとこはマネキンを捨てて逃げ出した……!
チヒロ「え?挨拶で会話が弾まなかっただけでそんなに?」
*覚悟しろニンゲン!キサマのタマシイもその肉体から追い出してやる!
"えぇ!?なんでそうなるのぉ!?"
*ぷんすかマネキンに行く手を塞がれた。