【SCP】ChatGPTちゃんに書いてもらいました

1二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 22:32:36

アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル:
SCP-XXXX-JPは現在、サイト-81██に設けられた「局所現実安定観測区画」にて自由状態で維持されています。対象への拘束・尋問・心理誘導など、直接的介入は明確に禁止されています。対象の安全と心理的安定を第一とし、“いつも通り”の環境が保たれることが最優先事項とされます。

毎日6:00～6:45、および18:00～18:45の間に、対象は構内を縦断する「観測歩行」を実施します。歩行ルートに該当する全職員は、この時間帯に通路・中庭・施設内廊下の通行を控えるよう通達されています。

なお、SCP-XXXX-JPの歩行が48時間以上停止した場合、以下のプロトコルが自動発令されます：

・O5-JPレベル緊急事態審査会の即時招集
・Thaumiel級SCP（特に情報災害系）との関係再評価
・周辺現実指数（HI値）モニタリング強化
・各Keterオブジェクトの状態再確認
・SCP-XXXX-JPの行動再誘導計画「クロノメトロン」起動

説明:
SCP-XXXX-JPは、年齢40代後半～50代前半と推定される日本人男性に見える人型実体です。氏名、戸籍情報、出生記録などは一切存在しておらず、財団により「SCP-XXXX-JP」という識別で管理されています。

対象は毎日決まった時間に、一貫して70cmの歩幅・90歩/分の速度で歩行を行います。この歩行は極めて規則的で、一切の遅延・誤差・障害に影響されることなく持続されます。財団が故意に歩行を妨害しようとした複数回の試みは、全て不明な原因により中断されることなく失敗しています。

■ 異常性の詳細：
SCP-XXXX-JPの歩行範囲（概ね半径130m）内では、以下のような現象が確認されています：

・ミーム的／認識災害の一時的抑止
・現実改変の局所的収束（ヒューム値の上昇傾向）
・不定形オブジェクト（例：SCP-910-JP等）の行動パターン単純化
・発生直前のKクラスシナリオの自然回避（過去3例）

対象の移動がもたらすこの影響は、“調律”と形容されることがあります。影響は一時的ではあるものの、特定のKeter級異常性を定期的に緩和・希釈していると考えられています。

2二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 22:32:59

補遺 XXXX-JP.1 - インタビューログ
インタビュー対象： SCP-XXXX-JP
聞き手：菊池研究員
日付： 20██/██/██

菊池研究員: おはようございます。少し、お話ししても構いませんか？

SCP-XXXX-JP: （立ち止まらず歩行を続けながら）ああ、ええ、大丈夫ですよ。歩きながらでも。

菊池: ありがとうございます。毎日、同じ時間に歩かれているようですが、それはいつからの習慣ですか？

SCP-XXXX-JP: 子どもの頃からですかね。母が言ってました。「一日一回、歩くこと。そうすれば世界は壊れない」って。

菊池: ……それは、比喩のようなものですか？

SCP-XXXX-JP: （笑う）さあ、どうでしょう。でも本当に壊れなかったんですよ、僕の世界は。

菊池: 今、あなたが歩くことで、助かっている人たちがいます。世界中で。

SCP-XXXX-JP: ……それが本当なら、なんだか、ちょっと照れくさいですね。

3二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 22:33:09

補遺 XXXX-JP.2 - SCPへの影響事例ログ（抄録）
◼️ SCP-910-JP（シンボル）
通常は不規則かつ危険な標識変化を繰り返すが、SCP-XXXX-JPが半径100m圏内を通過した場合、「一時停止」「徐行」「歩行者優先」などの“安全な交通標識”のみに固定される現象が報告されている。標識の表面に出現するパターンも、視認者によっては「ありがとう」「通っていいよ」などの感謝表現に変わる。

◼️ SCP-1475-JP（標的はノースカロライナ）
通常は椅子に座った被験者が即座に発射・移動する異常性を持つが、SCP-XXXX-JPが歩行中の場合、発射タイミングが極端に遅延、あるいは中止される事例が計4回確認された。影響は歩行が終わると自然に解除された。

◼️ SCP-3739-JP（ひとりはみんなのために（ならない））
強制的な共同体意識への統一が確認されるが、影響下にある職員をSCP-XXXX-JPのルートに同席させたところ、個別性の回復・自我の再定義が観察された。これにより、SCP-3739-JPに対する「逆ミーム干渉効果」が提唱されている。

補遺 XXXX-JP.3 - 財団内評価および懸念
SCP-XXXX-JPの異常性は極めて有益である反面、“個人の存在が世界安定の要となっている”という構図自体に財団倫理委員会は警鐘を鳴らしている。
対象が死亡・失踪した際、どの程度の反動が世界的現象に波及するかは不明である。

「私たちは、神を祭るつもりはなかった。ただ、一人の男が歩いていた。そしてそれが、世界を救ってしまった。」
— 安間博士、調律理論研究チームリーダー