百合注意 咲季「私、あなたのこと好きだもの」

  • 1二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:26:27

    咲季
    「私、あなたのこと好きだもの」
    葛城
    「ぇえええ!?」
    咲季
    「...ん?」
    葛城
    「咲季...ちゃん?...それって...もしかして......いや...でも...そういうこと?...まさかそんな訳」
    咲季
    「?...そういう意味(友愛的に好いている)よ?」
    葛城
    「ふぇえええ!?!?!?...えっと...そういう意味(恋愛的に好かれてる)....ってことは......えーっと...うーんっと...よ、よろしく...お願い...します...」
    咲季
    「ありがとう!(これからも友達として)よろしくお願いするわ!」
    葛城
    「う、うん。(えええぇぇええぇえ!?!?!?なんでこんなことに!?!?)」

  • 2二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:31:39

    佑芽と清夏の脳はボロボロ

  • 3二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:32:31

    清・佑・学「あっあっあっ」

  • 4二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:35:43

    あくまで冗談か勘違いだと思ってた。
    だって普通に考えてこのタイミングで告白なんて...
    そもそも私達女の子同士...

    いやでも、最近はそういう同性CPにも理解がある時代...何もおかしなことでは......あるけどない...はず

    咲季「そうとなれば、付き合って貰うわよ!」
    葛城「ぇええ!?」

    つ、つ、付き合う!?...
    そ、そうだよね。相手のことが好きで、わたしがよろしくって言っちゃったんだから。付き合うのは当然...
    ...なんで私、『よろしくお願いします』って言っちゃったの!?
    咲季ちゃんのことは好きだけど、あくまで友達としてだし...
    確かに、格ゲー一緒にやってた時とか、公開されたアニメ映画の感想言い合う時は、清夏ちゃんとする時よりも楽しい気持ちは一部あったっていうと嘘じゃないというか...ってそうじゃなくて!!!

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:45:36

    咲季「今週で空いてる日はある?」
    葛城「え、えっと...土曜日の...夜とか?」
    咲季「...少し遅いわね...今週は忙しい感じ?」
    葛城「いや...そういう訳じゃ...ただ....」

    え!?初デート!?...もう!?
    いや、『もう』...ではないかだって付き合ったらデートするのは当然だもん。付き合ってからデートしない交際とかそんなの魔王のいないド○クエみたいなもんだし...
    でも、心の準備とか...服装とか........そ、その...しょうぶ....いや!それはいらない!!!

    咲季「わたしとしては昼頃から一緒にいけたらと思ってるんだけど」
    葛城「そ、そっかじゃあ日曜日なら...」

    そ、そうだよね。初デートなんだし健全なやつだよね。そんな付き合った初日に『見せられないよ』シーンが入るのはゲームの中だけだよ!

    咲季「決まりね!...あ、そうだ!連絡先も交換しておきましょう!?...LI○Eでいいわよね?」
    葛城「う、うん...」

    そう言って連絡先を交換して私たちは解散した。どうやって帰ったのかは、全く覚えてない...

  • 6二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:46:45

    ほう…百合SSですか……
    大したものですねぇ……

  • 7二次元好きの匿名さん25/04/14(月) 23:49:30

    なんでそこを詳しく聞かないという気持ちと
    それで訂正したらしたでややこしくなるんだろうなって気持ちがある

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 00:10:41

    わたしは...いわゆる...ソッチ系ではない。
    ソッチ系の作品を知らないって訳じゃないけど触れたことのあるのは男性同士ぐらい
    それも別にガッツリ見た訳ではないし...

    多分びっくりしちゃったのと、咄嗟に傷付ける言動をしたくないって思いが...受け入れる言葉をこぼしちゃったのかな?...

    でも、わたしは咲季ちゃんにそんな気持ちは抱いてない。なのに、中途半端な気持ちで受け入れちゃっていいのかな?

    ガチャ

    清夏「お、リーリヤおかえり〜」
    葛城「...ただいま清夏ちゃん。」
    清夏「どったの?そんな鳩が豆鉄砲食らったみたいな?」
    葛城「ぇ!?...な、なんでもにゃいよ!?」
    清夏「?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 00:11:26

    片や最愛の妹に似ているクラスメイト
    片や自分の趣味を肯定してくれて、自分に追いかける背中を見せてくれた人

    これはありますよ!

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 00:25:02

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 00:25:59

    リーリヤって乙女ゲーの主人公ポジみたいなところあるからな……

  • 12二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 08:31:48

    このレスは削除されています

  • 13二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 09:12:32

    咲季ちゃんとのこと...清夏ちゃんに言った方がいいのかな...?


    dice1d2=1 (1)

    1、言おう!!

    2、まだ言わなくても...

  • 14二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 09:28:36

    清夏ちゃんは親友だし、黙ったままってよくないよね。


    葛城「ねぇ、清夏ちゃん。」

    清夏「ん?」

    葛城「咲季ちゃんと付き合うことになった。」

    清夏「へー、咲季っちと付き合....ぇええ!?!?咲っちがリーリヤと!?....あ、付き合うってどっかに一緒に出掛けるとかそういう意味?」

    葛城「えっと...両方...かな?」

    清夏「ぇえ!?ってことは....デート!?!?」

    葛城「う、うん....///」


    清夏からリーリヤへの好感度 dice1d100=56 (56)

    100に近いほど恋愛、0に近いほど親愛

  • 15二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 10:04:26

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:07:19

    なんだか変な気持ちだった。

    清夏「そっかぁ...咲っちと......え?因みにどっちから告ったの?」

    親友としてリーリヤが誰かから好かれたっていうのはめっちゃ嬉しい。

    葛城「さ、咲季ちゃんから...」

    別に嫉妬は...してないというと嘘になるけど、でもちょっと羨望に近いかも...

    清夏「へー!...あの咲っちがかぁ...どんな感じに告ってきたの?」

    そんなにリーリヤのこと思ってる人が他にも居たんだって

    葛城「私、あなたのこと好きだもの...って」

    ちょっと嬉しいけど、ちょっと寂しいなぁ...

    清夏「へぇ〜!」

    咲っちのことだし照れながら言ってそうw

  • 17二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 12:08:19

    葛城「それで、日曜日にデートに行くんだけど、色々不安で...」

    そっか、デートか。...なんか、娘に彼氏できたって知った親ってこんな気持ちなのかな

    清夏「...じゃあ土曜に一緒に買い物行こうよ。バッチリのデートコーデ選んであげるよ〜」

    咲っち...ちゃんとリーリヤのこと幸せにしてあげられるのかな?

    葛城「ほんと!?ありがとう!清夏ちゃん!」

  • 18二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 15:17:38

    葛城「ふぅ...大丈夫だよね?」

    清夏「怖がることないって!あたしが選んだ服に間違いはないよ!」

    葛城「でも、ちょっと恥ずかしいよ...」

    清夏「大丈夫!女は愛嬌、男は度胸だから!自信持って!」

    葛城「私女の子だよ!?」

    清夏「相手も女の子なんだからどっちでもいいのよ!」

    葛城「ぇえ...わ、わかったよ。」


    当日のリーリヤの服dice1d100=17 (17)

    0ほど可愛いより、100ほどかっこいいより


    到着時間

    咲季:予定のdice1d100=23 (23) 分前に到着

    葛城:予定のdice1d100=78 (78) 分前に到着

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 15:35:52

    うぅ...早く来すぎちゃった...いくら緊張してるからとは言え1時間前は流石に早すぎだったよ...

    咲季「あら、リーリヤ?早いわね。」
    葛城「ひゃっ!さ、咲季ちゃん!?」
    咲季「何その驚き方?約束してたでしょ?」
    葛城「いや、あの、私...初めて(のデート)だから緊張してて...」
    咲季「そう(ここの場所に来るのが初めて)なのね!なら任せなさい!この私がエスコートしてあげるわ!」
    葛城「え、え、エスコっ..エスコート!?」
    咲季「だから安心しなさい。」
    葛城「あ、あり...がとう...」

    余計緊張するよ!!咲季ちゃん!!!

    パシッ!

    葛城「へぁっ!?...て...手!?」
    咲季「さぁ!行くわよ!」ダッ
    葛城「...ぅひゃぁあぁぁあ...」

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 21:43:16

    このレスは削除されています

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/15(火) 22:09:47

    葛城「...ここは...」
    咲季「ゲーセンよ!!」

    大きな機械の音楽と効果音が鳴り響く

    葛城「ってことは...」
    咲季「葛城リーリヤ!!勝負よ!!」
    葛城「ふふっ」

    やっぱりかという呆れと、咲季ちゃんっぽいという納得が合わさって笑みが溢れる

    咲季「む!もう勝った気でいるわね?」
    葛城「そんなつもりじゃないよ!?...でも」

    いつもよりも『勝ちたい』から

    葛城「負けないよ」
    咲季「望むところよー!!!!」

  • 22二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 01:57:26

    咲季「むぐぐ...クレーンゲームでも負けるなんて...もう一度よ!」

    悔しがる咲季ちゃん、いつも通り再戦を申し込む

    葛城「うん...!」

    そういいながら、めぼしい商品を探す。

    咲季「これとかいいんじゃないかしら?」

    そう言って指した商品はよくある大きいぬいぐるみ

    葛城「うん、じゃあ咲季ちゃんから...」

    どの動物がモチーフなんだろう?牛?闘牛?

    咲季「ええ。....このタイプの台なら、少しずつ落下地点をずらしていく感じで...」

    ...真剣な咲季ちゃん。しっかりと見るのは初めてかも。

    葛城「....。」

    咲季...ちゃん。....。

  • 23二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 02:08:52

    ポトッ
    咲季「...っぁあ!」
    葛城「あっ」
    咲季「むぐぐ...次はリーリヤの番よ!」

    何だろうこの気持ち...

    葛城「....」

    咲季ちゃんに勝ちたいとはまた違う...

    咲季「....」

    『咲季ちゃんのため』に取ってあげたい
    ....って、それじゃあっ...まるで..

    ポトッ...

    葛城「あ...」
    咲季「?」
    葛城「...次、咲季ちゃんの番だね」
    咲季「え、ええ...」

  • 24二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 09:42:38

    .....

    咲季「リーリヤ!私の勝ちよ!!」
    葛城「うん、負けちゃった。」

    なんか変な気分だ...普段なら取れてたはずなのに...なんであんなこと...

    咲季「リーリヤ、これあげるわ!」
    葛城「へ?いやいや、咲季ちゃんが取ったものだし、貰えないよ」
    咲季「いいから、受け取りなさい!」
    葛城「....う、うん....ありがとう...!///」

    咲季「っ!!」(ドキッ)

    咲季「?...ドキ?」
    葛城「ん?咲季ちゃん...どうしたの?」
    咲季「な、なんでもないわ!行きましょう!」スタスタ

    パシッ

    葛城「待って...」
    咲季「....?」
    葛城「手、つないでいこう?」
    咲季「......わ、わかったわ...///」

    なんだか変な気分だわ...普通の言葉のはずなのに...この気持ちは...

  • 25二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 10:22:38

    ....カァカァ-

    咲季「今日はありがとう!とっても充実した休暇を過ごせたわ!!」
    葛城「うん...私も楽しかった。」

    あの後、アーケードゲームやメダルゲームもやった。後半はどのゲームもいい勝負ができて楽しかった。

    咲季「やっぱりあなたゲームに関しては本当に上手いわね。」
    葛城「そ、そんなことないよ...」

    買い物も、一緒に食事もした。なぜかあのドリンクも一緒に飲まされたけど...

    咲季「いいえ、この私を散々負かせたんだもの!胸を張りなさい!」
    葛城「う、うん...」

    とても楽しかった。すごい満足感で満たされてる。...でも...

    咲季「また遊びにいきましょうね!」
    葛城「.....ねぇ咲季ちゃん...」

    『もう帰るの?』
    葛城「...もう少し一緒にいたいな」

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 10:42:27

    咲季「....」
    葛城「....や、やっぱり明日もあるし、学校でも会えるもんね。今日は帰」
    咲季「今日...少し変よ」
    葛城「っ!!...そうだよねこんなの」

    おかしいよね...舞い上がりすぎだよね...変...だよね。

    咲季「すごく可愛い服で来たかと思ったら...」
    葛城「へ?...か、かわっ!?」
    咲季「今までよりも私のこと見てくるし...」
    葛城「ぅう...」

    バレてた...気持ち悪いって思われたかな...
    ー『なんか...リーリヤちゃんって変だよね』ー

    葛城「っ!!.....」
    咲季「それに...上手く言えないけど...いつも以上に可愛くて...変な気持ちなの...」
    葛城「....ごめん...」
    咲季「...別に謝らなくていいわ。....って..ええ!?」

    葛城「....」ポロポロ

  • 27二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 10:46:05

    伝わってないからもどかしい…っ…

  • 28二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 10:56:44

    葛城「咲季ちゃんに喜んで欲しくて...」ポロポロ

    私のことを好きって言ってくれたから...せめて恩返ししたくて...

    葛城「色々考えてたんだけど...」グスッ

    中途半端な気持ちで受け入れた罪悪感で...空回ってたんだ....

    葛城「ごめん....『気持ち悪い』よね?」グスッ...

    その結果...咲季ちゃんのことを考えられなかった...最低だよ...私

    葛城「ごめん!!!」ダッ!
    咲季「リーリヤ!?」

  • 29二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 11:51:23

    ー花海家ー

    佑芽「お姉ちゃん、おかえり〜」
    咲季「ただいま。」
    佑芽「ん?何かあったの?」
    咲季「実は...」

    ....カクカクシカジカ シカクイムーブ

    佑芽「ふーん、リーリヤちゃんがいつもより可愛くしなってた理由を聞きたいと思ったら、かえって傷付けちゃった...と」
    咲季「えぇ...今まで遊んだ時とは雰囲気が違っていたというか...そこがどうしても気になっちゃって」
    佑芽「お姉ちゃんに楽しんで貰いたかったんじゃない?」
    咲季「私達は友達よ?恋人同士ならまだしも。その理由『だけ』ならそこまでする必要はないわ。むしろ普段通りの方がお互いに気が楽でしょう?」
    佑芽「うーん...確かに...」

    でも...あの時のリーリヤの顔...
    ー『...もう少し一緒にいたいな』ー
    まるで...

    佑芽「仲直りできるといいね!」
    咲季「....!ふふっ。ええそうね!」

  • 30二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 15:43:07

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 20:08:26

    ほしゅ

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/16(水) 22:39:32

    あぁ〜ドキドキする

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 00:09:45

    くそっ、じれってーな…


    もう少しこのまま見守るか…

  • 34二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 01:41:05

    清夏「...リーリヤ...」ギュッ...
    葛城「...私っ..わたじっ...」ポロポロ
    清夏「....」

    何が起きたのかは断片的にしかわからなかった。

    葛城「...ぅぁああ...ぁあ...」ポロポロ

    リーリヤはずっとあんなんだし...辛うじて聞き取れたのは『咲季ちゃんに最低なことをした』ってこと。

    清夏「....」ポンポン...
    葛城「もう...咲季ちゃんと会わない方がいい...」
    清夏「...リーリヤ...それでいいの?」
    葛城「...咲季ちゃんのため...だから」

    清夏「...リーリヤは....大丈夫?...できる?」

    葛城「うん...!」
    清夏「.....本当に?」

    ....いや、聞かなくても...わかってる...リーリヤにはできない。
    ....だって...リーリヤも...私も...

    咲季「おはよう!リーリヤ!!」
    葛城「ひぇぁ...!」

    咲季っちと同じクラスじゃん...

  • 35二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 02:41:51

    咲季「リーリヤ、少し話がしたいのだけれどいいかしら?」
    葛城「えっと...その...な、何かな?」
    咲季「昨日の帰り際のことについてよ!」
    葛城「ぅうう...」

    ...まあこうなるよねぇ...リーリヤも考えればわかったはずなのになぁ...

    藤田「リーリヤと咲季?どったの?」
    手毬「なんかリーリヤ...咲季と距離遠くない?」
    清夏「いやぁ...実はさ...」

    ....カクシカシカムブ

    藤田「ぇえ...咲季がリーリヤと!?!?付き合った!?!?」ヒソヒソ
    清夏「それも咲季っちから告ったって話でさぁ〜」
    藤田「まじ!?!?あの咲季からぁあああ!?!?」
    清夏「ことねっち、声大きい」
    手毬「相手も女の子だからって誰かと付き合うとか。アイドルとしてのやる気がないんじゃないの?」
    藤田「そういうのは今いいの!!」

    葛城「ごめんなさい!!!」ダッタ...
    咲季「ちょっと!?リーリヤー!?」ダッ...

    藤田「あー...なるほどそういう感じねぇ...」
    清夏「話が早くて助かるよことねっち...」
    手毬「......?...。」
    手毬「....」

  • 36二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 05:00:04

    無言の手毬は何を思うのか……

  • 37二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 09:12:28

    このレスは削除されています

  • 38二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 10:40:52

    ー1年2組ー
    葛城「佑芽ちゃん!ちょっと匿らせて!」
    佑芽「え゛?なになにぃ!?!?」
    千奈「か、葛城さん、誰から逃げているんですの?」
    葛城「さ、咲季ちゃんから....」

    咲季「佑芽ぇ!リーリヤを見なかった!?」
    佑芽「あぇ....えーっと...」
    千奈「か、葛城さんならあちらに行きましたわ!!」
    咲季「そう!ありがとう!!」ダッ...

    佑芽「...行ったみたい」
    千奈「すみません、花海さんのお姉さま...私...嘘をついてしまいましたわー!!」
    葛城「ご、ごめん...」
    佑芽「リーリヤちゃん...どうしてお姉ちゃんから逃げてるの?」
    葛城「....私はもう咲季ちゃんとは一緒にいない方がいいんです。」
    千奈「...?」
    葛城「匿ってくれてありがとう。...じゃあ私は戻るから...」
    佑芽「....リーリヤちゃん!!」

    佑芽「ぜ゛っ゛た゛い゛仲直りしてね!!」

    葛城「....うん...わかった...」

  • 39二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 10:52:51

    篠澤「?...何かあったの?」
    佑芽「実はね...」

    ....カクシカシカカクジカムブ

    篠澤「佑芽のお姉ちゃんが、さっきのリーリヤ?って子のこと傷付けちゃったけど、その理由がわからないと...」
    千奈「そう言った事情が...」
    佑芽「私としてはお姉ちゃんもリーリヤちゃんも大切だから仲直りして欲しい!」
    篠澤「....佑芽、2人は付き合ってるの?」
    佑芽「ぇえ゛え゛!?で、でもお姉ちゃんは友達だって言ってたし......」
    篠澤「.....」
    千奈「篠澤さん?」

    篠澤「...ふふ、もしかしたら私たちが思うより『ままならない関係』かもしれない、ね。」
    佑芽「ひ、広゛ち゛ゃ゛ん゛の゛え゛っ゛ち゛!」
    千奈「そういう意味ではないと思いますわ!!」
    篠澤「ふふっ」

  • 40二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 11:18:07

    広はエッチ、はっきりわかんだね

  • 41二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 14:11:19

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 22:23:25

    ほし

  • 43二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 23:35:07

    藤田「おっ、帰ってきた。」
    葛城「....」
    清夏「咲季っちは?」
    葛城「多分...外に探しに行ったはず...」

    手毬「ねぇ。リーリヤ」
    葛城「...手毬ちゃん...」
    手毬「2人って付き合ってるの?」
    葛城「...う、うん...でも」
    手毬「私には付き合ってるようには見えない。」
    藤田「ちょっと手毬!!」
    葛城「...私は咲季ちゃんに最低なことをした。と一緒にいない方がいいんだ...」
    手毬「もし本当に付き合ってたのなら向き合って話をすべきじゃないの?」
    葛城「......うん」
    手毬「逃げても咲季は勝手に諦める奴じゃない。恋人でもない私でもわかるよ。」
    葛城「.......」
    手毬「だからあなたが咲季と付き合ってるとは到底思えない。」

  • 44二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 01:48:54

    言い返す言葉なんてない...その通りだ...今の私は咲季ちゃんに向き合うことすらできていない...

    手毬「わかってるなら、とっとと謝ってくれば?...咲季なら全力で聞いてくれるし、全力で応えてくれるよ。」

    ...うん、せめて私が終わらせないと...これがせめてもの罪滅ぼしなんだから...

    葛城「....うん...ありがとう手毬ちゃん。」
    手毬「なに?別に感謝されるようなことしてないけど」
    葛城「行ってくる...」タッ...

    藤田「....手毬、いいこと言ってはいたけどもう少し言い方ってやつをさぁ〜」
    清夏「まあまあ、手毬っちも2人のこと気にかけてくれてるんでしょ?」
    手毬「別に、視界の端で追いかけっこされるのが面倒なだけ。...それに...」
    藤田「?」
    手毬「2人が付き合ってないように見えたのは本当だから...」

  • 45二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 02:00:23

    咲季「....何処に行ったのかしら?」
    葛城「咲季ちゃん...!!」
    咲季「リーリヤ?...あっ...それで昨日n..」
    葛城「ごめんなさい!」
    咲季「?」
    葛城「私と別れよう...!私がこれ以上咲季ちゃんに酷いことする前に....」
    咲季「ぇええ!?!?ど、どうして!?」
    葛城「咲季ちゃんに向き合うことが出来なくて...中途半端な気持ちで...ずっと楽な方向に逃げようとして...今日だって...逃げて...逃げて...逃げて...」グスッ
    咲季「....リーリヤ...?」

  • 46二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 02:09:36

    葛城「咲季ちゃんの気持ちに応えたくて...」グスッ...

    ああ、ダメだな私...

    葛城「可愛いって言われたくて服を変えたり」ポロ...

    言い訳なんて...しちゃダメなのに...

    葛城「喜んでもらえるように色々考えて」ポロポロ...

    こんな時にまで...ついてきちゃう...

    葛城「なのに...なのに....」ズビッ...

    .....別れたく....ないよぉ...

    葛城「変に意識して...空回って...咲季ちゃんのことなにも考えてなかった」ポロポロ

    でも別れなきゃ...咲季ちゃんには私なんかよりもっといい人がいっぱいいる...だかr

    咲季「さっきからわけわかんないわ!!!」

  • 47二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 03:53:41

    まぁそりゃそうだ

  • 48二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 09:41:18

    ほしゅ

  • 49二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 11:27:46

    咲季「私はあなたと一緒にいたいから付き合ったの!」
    葛城「でも私は!...咲季ちゃんの気持ちに応えられない...」

    早く諦めてよ....そうすれば終わるのに...

    咲季「...私に至らなかった点があったのかしら?」
    葛城「そんなことない!...悪いのは私なの」

    無理矢理別れようとして...バカみたい...

    咲季「...私もあなたに至らなかった点なんて感じてないわ」
    葛城「.......」

    別れたくないくせに...本当に....バカ...

    咲季「....でも昨日は...私のことを考えてしてくれたのに、勘繰るような態度を取ったのは、良くなかったわ。ごめんなさい。」
    葛城「咲季ちゃんは謝らなくていいよ!私が咲季ちゃんの言葉で勝手に傷付いた上に、勘違いして逃げたのが悪いんだから...だから」

    ...言うべきことは最初から決まってた

    葛城「ごめん...なさい...」
    咲季「...私こそごめんなさい。」

    私の気持ちは...

    葛城「私っ!(咲季ちゃんと)これからも...一緒にいたい...」

    咲季「...そんなの当たり前よ!!私達(クラスのみんな)は今までもこれからも一緒じゃない!」
    葛城「....うん、うん!...ありがとう、咲季ちゃん...!」ポロポロ

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 11:40:47

    ー放課後ー

    葛城「今日はごめんね...」
    咲季「何度も大丈夫って言ってるでしょ?それとも私にも謝って欲しいの?」
    葛城「そ、そう言う訳じゃ...」
    咲季「じゃあもう謝るのは禁止よ!」
    葛城「う、うん...」

    清夏「いやぁ、なんとかなってよかったねぇ」
    藤田「おかげでリーリヤ咲季にベタベタだけど...」
    手毬「...はぁ〜(2人とも仲直りできたんだ!よかったぁ)」
    清夏「手毬っちもありがとうね。あたしじゃあんな力強く背中を押せなかったからさ...」
    手毬「...別に...」
    藤田「あっ照れてる〜」
    手毬「うるさい...」

    葛城「じゃあね。咲季ちゃん!また明日!」
    咲季「ええ、また明日...」

    藤田「...明日コーヒー買っとこ...」
    清夏「あたしも買うわ...」
    手毬「私はコーヒー牛乳でいいよ。」
    藤田「自分で買え!!」

  • 51二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 19:58:01

  • 52二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 20:44:51

    清夏「ねぇリーリヤ...ちなみに昨日って何処まで進んでたの?」
    葛城「何処までって?」
    清夏「そりゃぁ...手を繋ぐとか...ハグとか...」
    葛城「手を繋ぐぐらいなら...」
    清夏「キスとか...えっちとか...」
    葛城「ええええ...キ...えっ...///」
    清夏「付き合ってるならそう言うのもあるんじゃない?」
    葛城「そ、そうかもだけど...ええ..!?///」
    清夏「まあ付き合って1回目のデートだとそんなもんか...」
    葛城「....」

  • 53二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 20:54:41

    清夏「zzz...」スヤァ...
    葛城「(眠れない...)」

    そっか...咲季ちゃんといずれは...そう言うことを...

    葛城「(もしかしたら...しないかもだけど...)」

    そうなったら...あれ?どっちが受けでどっちが受け?

    葛城「(咲季ちゃんは一見攻めっぽい...?でも女の子なんだし受け想定でも違和感はない...むしろ褒められた時の嬉しがり方は受け感の方が強い)」

    もし攻めなら...咲季ちゃんが私の...
    『...リーリヤ...ここがいいの?...ふふ...可愛い♡』

    葛城「(ちょっと悪くない...)」ドキドキ...

    もし受けなら...咲季ちゃんが私に...
    『やだっ...リーリヤぁ....はやくぅ...きてぇ...♡』

    葛城「っ!...いい..」
    清夏「ん〜?どったの〜...」
    葛城「あっごめんなんでもない...」
    清夏「そう?....zzz」

    葛城「(悶々として余計眠れないかも...)」

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 21:57:03

    保守

  • 55二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 02:04:25

    ー後日ー
    咲季「リーリヤ!」
    葛城「咲季ちゃん!」

    朝方の日差しが街中を明るく照らし始めた。今日は2回目のデートの日

    咲季「可愛い服ね。リーリヤの髪色にとても似合ってるわ!」

    最近は咲季ちゃんに服を褒めてもらうのが日々の楽しみになっている...

    葛城「ありがとう..咲季ちゃん!///...今日はありがとうね!」
    咲季「あなたからお誘いが来るなんて!びっくりしたけど嬉しいわ!」

    今日のデートは私が誘った。送った瞬間返信が返ってきた時はちょっと引いた...

    葛城「今日は私がエスコートするから。」
    咲季「ええ!期待してるわ!」
    葛城「じゃあ...はぐれないように...」スッ

    理由付けを盾に、咲季ちゃんの腕に手を伸ばす...

    咲季「え、ええ...」スッ
    葛城「じゃあ...いこっ♡...」

  • 56二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 10:11:52

    葛城「これとか咲季ちゃんに似合いそう!」
    咲季「そうかしら?」

    今日咲季ちゃんをデートを誘った理由は...受けと攻めを決めるため。

    葛城「試着してみようよ!」
    咲季「わかったわ。」

    でも、直接『咲季ちゃんは受けと攻めどっちがいい?』なんてこと聞ける訳ない...そもそも受け攻めについての理解があるのかもわからない

    葛城「私が着替えるの手伝うよ!」
    咲季「ちょっと!試着ぐらい1人でできるわよ!」

    うーんこんなとき...どうすれば...あっ...あの手なら!

    咲季「んー!いい買い物ができたわ!」
    葛城「うん、ねぇ咲季ちゃん...攻めの反対ってなんだと思う...?」
    咲季「え?攻めの反対?」

    これは所謂ソッチ系にどれくらいの理解があるのかを測る質問だって何処かで見かけたことある。

    咲季「(リーリヤの場合カードゲームの話とかかしら...〇〇で攻撃...ライフで受ける...ってことは)受け...かしら?」

  • 57二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 12:20:24

    咲季「どうかしたの?」
    葛城「うんん、パッと出てこなくて気になっただけ。(咲季ちゃん!『わかる人』だ!)」

    そうと決まればあとは聞くだけ...でも直接聞くのも...

    咲季「このあとはどうするの?」
    葛城「そろそろお昼だし一緒にご飯食べに行こうよ!」

    なにか間接的に聞けるような...

    咲季「...外食ってこと?あんまりカロリーが高い食事は食べないわよ。」
    葛城「そこも考えてあるから大丈夫だよ。」

    受けと攻め....ネコとタチ...はっ!右と左!!

    咲季「そう、ならいいけど」
    葛城「じゃあ...行こう?」ギュッ
    咲季「ひゃっ!...ぇ...ええ。」ドキドキ

  • 58二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 14:22:53

    葛城「ねぇ、咲季ちゃん...」
    咲季「何かしら?」
    葛城「咲季は私と...付き合ってるわけじゃん」
    咲季「...ええ、(リーリヤの買い物に)付き合ってるわね」
    葛城「それでさ、いずれはさ...もっと深い関係になるんだよね...」
    咲季「(親睦を深めるってことかしら?)...まあそうね」
    葛城「.....」
    咲季「....?」

    緊張する...!もうすぐご飯屋さんに着いちゃうし...はやく聞かないと...!

    咲季「....」
    葛城「咲季ちゃんは右と左どっちがいい?」
    咲季「どっち?」
    葛城「いや、別に変な意味じゃなくて!!私としてはどっちでもいいって言うか!!むしろ咲季ちゃんが選んでくれた方に合わせるつもりっていうか!!って言ってもよくわかんないよね!ごめん、この話は一旦聞かなかったことn」
    咲季「...」

  • 59二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 14:32:20

    この反応、多分言葉の意味がわかってないじゃん...私ってば緊張しちゃって勝手に喋りすぎて...

    咲季「(昼食の候補が二つあるのかしら?)...じゃあ私は右にしようかしら」
    葛城「ふぇえ!?!?...み、みみ、右?」

    知ってたの?...いやそりゃ攻め受け知ってるなら...おかしくない...のかな?...なんか意外...というか...

    咲季「...もしかして左の方が良かったかしら?」
    葛城「いや!別にそうじゃなくて...急に答えたからびっくりしちゃって...」

    右...ってことは咲季ちゃんが受けで...ってことは私が攻め!?!?

    咲季「(この近くで昼食を取るのが)初めてで情報もない状態だから...そういう時こそ自分の直感を信じようって思ったの」
    葛城「そっか...初めて...」

    そっか咲季ちゃんも初めてなんだ...てっきりそういう感情に慣れてるのかと思ったけど...

    だったら私がリードしなきゃ...!!

    葛城「....咲゛季ちゃん!わた゛し!頑゛張るか゛ら!!」
    咲季「へ?...どうしたの?」
    葛城「咲季ちゃ゛んのこ゛と全力で幸゛せ゛にするから!!」
    咲季「リーリヤ?...あなたまさか...」

    あぇ?視界がゆが...

    バタッ
    咲季「リーリヤ!!」

  • 60二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 14:45:17

    oh…………

  • 61二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:19:09

    葛城「...う、うーん?...ん」

    涼しい空気...若干硬く反発する感覚...ベット?...馴染みのない場所...

    清夏「リーリヤ!?気がついた?」

    ぼんやりとオレンジ色の髪と馴染みのある匂いがやってきた。

    葛城「清夏ちゃん?...ここは...」

    最後の記憶は...えっと...咲季ちゃんとデートをしてて...いやあれは夢?...あれ?

    清夏「病院だよ」

    言われた瞬間思い出した。記憶が現実なことと、最後に言ったこと...

    葛城「そっか...ごめんね...」ムクッ

    起きあがろうと体とあげるとひんやりとしたタオルが落ちてきた...さっきまで掛けててくれたんだ...

    清夏「まだ休んでないとダメだよ!」
    咲季「...あら、起きたの?」

    ドアから替えのタオルと水を持った咲季ちゃんがきてくれた。

    咲季「ちゃんと休んでなさい。後遺症の恐れがないとはいえ、さっきまでとても危険な状態だったんだから。」

  • 62二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:30:15

    葛城「私...一体...」
    咲季「お医者さんは、発熱と熱中症の合併症だって言ってたわ。」

    そういえば...あの時妙に熱く感じてたような...テンション上がってて気付かなかった

    咲季「春頃だからって水分補給を怠って熱中症になる人は結構いるわ。あなたの場合発熱時にテンションが上がることがあるせいで異変に気づけなかったんでしょうね。」
    葛城「ごめん...」
    咲季「じゃあ私はお医者さんに目が覚めたことを伝えてくるわ。ちゃんと水を飲みなさいよ!!」テクテク

    ガチャ...

    葛城「ごめんね、清夏ちゃん。それと...ありがとう」
    清夏「感謝なら咲季っちにしなよ。私が着くまでタオル変えたり、体拭いたり。この病院までも、近いからって理由でおぶって来たらしいしさ。」
    葛城「そっか...私のために。そんなことまで...嬉し...あれ?」

    ー『体拭いたり。』ー

    葛城「.....ぇえええ!?!?」

  • 63二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 06:54:12

  • 64二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 08:52:15

    危うく口に含もうとした水を噴き出すところだった。
    落ち着いて水を飲んだ後...ゆっくり考えて...

    葛城「ってことは....触られちゃったし、見られちゃった...?///」
    清夏「まあ、同性だし、それに付き合ってるんでしょ?問題ないじゃん。」
    葛城「そ、そういう問題じゃ...そんなこと清夏ちゃんにも知ってもらったことないのに...」
    清夏「引き合いにあたし出してくるの照れるんですけど...私だったらしても平気なの?」
    葛城「そういうのじゃなくて.....ぇぇえ...///」

    熱くなっていく体を熱中症のせいにして水を飲んだ...なんだかいつもより喉を通る感覚が鮮明だった...

  • 65二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 14:51:06

  • 66二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 21:55:04

    清夏「じゃあもう夕方だし私はそろそろ帰るね。多分明日の昼頃には退院できるはずだから。ゆっくり休みなね〜」
    葛城「うん、じゃあまた明日。」
    清夏「うん。じゃあね。」

    ガララ...

    咲季「..あら?清夏はもう帰るの?」
    清夏「うん。あっそうそう咲季っち。」
    咲季「ん?」
    清夏「ついでにもう一回リーリヤの体拭いてあげて、私タオル取ってくるからさ」
    葛城「き、清夏ちゃん!?」
    咲季「いいわよ!」
    葛城「ぇええ!?」

    清夏「咲季っち...リーリヤのこと『任せた』よ。」
    咲季「任されたわ!」

    ガララ

  • 67二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 22:04:06

    多分きよなつって変換してるな…

  • 68二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 22:58:43

    きよなつちゃんでワロタ

  • 69二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 23:39:14

    清夏の読み方きよかだと思ってない…?

  • 70二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 00:51:56

    アイドルの名前は単語登録なりしないとなぁ……?

    それはそれとして終着点は如何なるか

  • 71二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 01:35:33

    >>67

    >>68

    >>69


    ぐぇ...ぅ...ぅあ...

  • 721 からの連絡25/04/21(月) 08:02:06

    今有料シーン部分(無料)をテレグラフで書いてるから今日の晩まで保守してくれてると嬉しい

  • 73二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 13:59:44

    このレスは削除されています

  • 74二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 19:06:23
  • 75二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 20:06:26

    >>74

    おい!今日はこいつで抜いて良いのか!

  • 76125/04/21(月) 20:12:15

    >>74

    ちょっとアクセス面倒でごめんね

  • 77二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 00:02:37

    ふぅ………………で、続きは何処に??

  • 78二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 02:07:57

    後編いつ書くか振っとくか...


    dice1d2=2 (2)

    1、今すぐにでも後編をかけ。アホンダラ

    2、とりあえず展開進めていいんじゃない?

  • 79二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:01:06

  • 80二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 13:57:39

    このレスは削除されています

  • 81二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:22:31

    とりあえずテレグラフ見てない方へあらすじ

    咲季がリーリヤの体を吹くことになっちゃった!
    素肌を見せるドキドキと温かいタオルのせいで思わずはみ出しちゃったリーリヤ!!
    たかが外れたリーリヤは暴走機関車となって咲季の手を好き放題してしまう!
    咲季はその行動からリーリヤに一つの疑念を浮かべる。果たして、リー咲は幸せになるのか!?

  • 82二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:30:39

    ー夜、花海家ー
    ガチャ

    咲季「....ただいま」
    佑芽「おかえり!お姉ちゃん!!リーリヤちゃん倒れちゃったんでしょ!?大丈夫だった?」
    咲季「...ええ、明日にはもう退院できるって言ってたわ」
    佑芽「そっか!よかった!!」
    咲季「.........」
    佑芽「....お姉ちゃん?どうしたの?」
    咲季「...!?...な、なんでもないわよ!あ、お風呂入ってくるわ!...佑芽は」
    佑芽「もう先に入ったから大丈夫!」
    咲季「そう!じゃあ行ってくるわね!」タッタッ
    佑芽「....お姉ちゃん?」

  • 83二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:39:30

    ...
    .....

    咲季「....上がったわよ。」

    お風呂の中なのにあんまりゆっくりできなかったわ...

    佑芽「お姉ちゃんお湯加減どうだった?結構時間空いてたから冷めちゃってたかなって...」
    咲季「大丈夫よ、十分あったか...」

    ー『咲季ちゃん...あったかい...』ー

    咲季「っ...全然冷めてなかったわよ」
    佑芽「そう?なら、よかった!」

    鮮明に思い出させると口が動かなくなる...自分のふとした言葉にも...十分に注意しないと

  • 84二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:57:24

    このレスは削除されています

  • 85二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:21:50

    >>81

    吹く→拭く


    ナニがとは言わないけど、その「吹く」はあらぬ誤解を招いてしまう!

  • 86二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:26:28

    佑芽「なんかお姉ちゃん...いつもと違う...」


    指摘された...動揺しちゃダメよ...落ち着いて...落ち着いて


    咲季「そうかしら...」

    佑芽「うん、いつもより考え込んでる顔してる。」


    さすが私の妹、かなり隠してるつもりだったけど...観察眼は一級品ね。


    咲季「....気のせいじゃないかしら...」

    佑芽「お姉ちゃん!もしかして、しちゃってるんじゃない?」


    佑芽「禁断の恋」


    ドキッ


    咲季「ぇえ!?!?...なな、何言ってるのよ!!」

    佑芽「...ぇ?本当に?してるの!?!?」


    あっ...ダメっ反応しちゃっ...


    佑芽「...そっかぁ...」


    佑芽から咲季への好感度 dice1d100=24 (24)

    100に近いほど恋愛、0に近いほど親愛

  • 87二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:46:01

    佑芽「ねぇ!誰なの!?誰なの!?」
    咲季「そ、そんなんじゃないわよ!///」
    佑芽「ってことは誰かいるんだぁ...」
    咲季「っ!!...」
    佑芽「そっかぁ...お姉ちゃんにもそう言う相手ができたんだね?」

    佑芽はこう言う恋の話題に関心が強い。昔から私に気になる相手がいないかをよく聞いていた..

    佑芽「どんな人?どういうところがいいの!?」
    咲季「だからそんなんじゃないわよ!!」
    佑芽「プロデュース科の人とか!?かっこいい人多いもんね!」
    咲季「もう!夜も遅いし寝るわよ!!」
    佑芽「ええ〜...せっかく楽しそうな話題なのに...」

    これ以上話したら...絶対にボロが出る...心臓の鼓動がうるさい...熱い...

    咲季「....風呂上がりでのぼせちゃったかもしれないわ」
    我ながら下手な嘘...

  • 88二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:47:41

    このレスは削除されています

  • 89二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:41:45

    清夏「おっはよ〜」
    藤田「おはよ。あ、リーリヤ倒れたって聞いたけど大丈夫!?」
    清夏「今日中には退院できるって。大丈夫でしょ。」
    咲季「....おはよう。」

    瞼が重い...結局あまり眠れなかった...

    藤田「どしたどしたぁ?愛しのリーリヤちゃんが入院で不安なのかぁ?」
    咲季「な、なな、なんで...!?」
    藤田「別に照れなくてもいいって!わかってるからさ♪」

    なんでバレ...そうなってるの!?つい昨日の出来事なのに...まさか清夏が見てて!?

    清夏「いやぁ、咲季っち昨日はありがとうね。咲季っちがいなかったら今頃どうなってたことか。」
    咲季「いえ、私がもう少し異変に早く気付いてれば...入院なんてせずに済んだかもしれないわ...」

    そう、少なくとも昨日のリーリヤは...腕に抱きついたり...私のことをじっと見てきたり...きっと熱で錯乱してたのよ。

    清夏「いやいや、後遺症がなかっただけで十分だって...リーリヤちょっと前から無茶ばっかりするからさ」
    咲季「....そう...ね。」
    手毬「....」

  • 90二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:53:49

    このレスは削除されています

  • 91二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 14:28:09

    このレスは削除されています

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 00:10:14

  • 93二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 01:23:13

    だからきっとあの時の言葉だって...
    ー『すき♡』ー
    ....きっと...リーリヤが正気じゃなかったからで...

    「...き。」

    だから...気にしてはダメ...

    「咲季。」
    咲季「ぅえ!?....て、手毬!?」
    手毬「随分と浮かれてるね。アイドルとしての自覚が足りないんじゃない?」
    藤田「はぁ...また喧嘩か...」

    咲季「えぇ...そうね。」
    藤田「ええ!?!?咲季!?どったの!?」

    私が浮かれてしまったのは事実。昨日の件で頭がいっぱいで...もしかしたらそういうことに...なんて変な想像をしたのは自分が浮かれているより他ない。

    咲季「でも、もう同じ失敗はしないわ。2度と」
    手毬「咲季は、リーリヤのこと...どう思ってるの?」
    咲季「....友達よ。」
    手毬「咲季。私は『今』の話をしてる。」
    咲季「っ...!!」

    手毬「今。どう思ってるの?」

  • 94二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 01:43:24

    リーリヤは大切な友達...それは以前からずっと変わっていない。その事実を言えばいいだけなのに...

    咲季「....」

    私は考えこんでしまう。その理由は私自身が納得できていないから。

    咲季「...」

    変わっていくのを感じる。私とリーリヤの関係が...変わるための扉を...手毬が今こじ開けようとしてる。

    咲季「....わざわざ手毬に言う必要はないでしょ?...どう思うかなんて単純な考えで答えを出すべきではないわ。」
    手毬「...じゃあ聞き方を変えるね。リーリヤのことすき?」
    咲季「っ...!?!?」

    質問は変わってないのに...圧が強くなった、気がした。より確信に近い質問であり。少しでも口が誤った方向に滑れば...今後のリーリヤとの関係が終わる。

  • 95二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 01:51:25

    ....固唾を飲んでゆっくり答える

    咲季「...言いたくないわ。」

    ....最大限の悪あがき。友達でも恋人でもない歪な関係だからこそ下手なことは言えない。なら...この選択肢しかない...!

    手毬「....ふーん、それってリーリアにしっかり向き合ってないんじゃないの。」
    咲季「......っ!?」

  • 96二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 09:38:33

    このレスは削除されています

  • 97二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 10:48:31

    このレスは削除されています

  • 98二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 13:30:38

    このレスは削除されています

  • 99二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:43:10

    このレスは削除されています

  • 100最近書くの遅くてすまない...25/04/24(木) 15:48:33

    手毬「言いたくないじゃなくて言えないだけじゃないの?」
    咲季「...そんなわけ...」
    手毬「少なくとも私にはそう見える。」

    違う

    咲季「...私がリーリヤのこと好きじゃないって...言いたいの?」

    違う...違う...

    咲季「それとも、私にリーリヤに付き纏われてることを嬉しく思ってるって...言わせたいの!?」

    違う!違う!違う!

    咲季「それとも、私はリーリヤのことを綺麗さっぱり忘れるべきって...言ってるの!?」
    清夏「.....咲季っち?」
    咲季「はっ...!」
    藤田「....ちょい咲季。大丈夫?」

    咲季「....ごめんなさい。ちょっと錯乱してるんだわ。リーリヤの風邪が移ったかもしれないから、保健室に行って調べてくるわ。」

    私は一体...どうすれば....

  • 101二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:56:09

    咲季「私はリーリヤのことが....」

    恋愛的に好き、友愛的に嫌い

    咲季「違う....違う...」

    友愛的に好き、恋愛的に嫌い

    咲季「違う..!違う..!」

    リーリヤのことがわからない。

    佑芽「あ!お姉ちゃん!勝負しよう!!」
    咲季「....ぁあ...佑芽。私は熱があるかもしれないから保健室に行ってくるわ。勝負はまた今度にしましょう?」スタスタ

    私のことがわからない。

    佑芽「お姉ちゃん....」
    千奈「花海さんのお姉さん。随分と具合が悪そうですが、大丈夫でしょうか?」
    佑芽「...なんだかいつものお姉ちゃんじゃない...」
    篠澤「....」

  • 102二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:54:04

    この話が好きだから遅くてもしっかり待つよ

  • 103二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 06:17:56

  • 104二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 09:51:30

    篠澤「ねぇ、1組の教室に行ってみない?」
    千奈「花海さんのお姉さんの教室...ですか?」
    篠澤「うん、きっとおもしろいことが起きる、よ。」
    佑芽「わかった行こう!!何かわかるかも!」

    ....

    藤田「あら?佑芽?」
    佑芽「おっ邪魔しまーす!」
    千奈「おじゃましますわー」
    清夏「お、ちなっち!やっほー」
    手毬「ぽんこつ2号も...何のよう?」
    清夏「...2号?」
    篠澤「ふふっ、私のこと。」
    藤田「手毬お前...人の呼び方やばすぎだろ...」

  • 105二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 10:07:55

    佑芽「お姉ちゃんがなんか変で...」
    藤田「ああ、ごめん。それ今日手毬が変なこと言ったからだわ。」
    手毬「え?」
    佑芽「....実はちょっと前から変で...昨日とかはずっとしどろもどろだったし...」
    藤田「ん?じゃあ違うか...」
    手毬「....ふん。」
    清夏「なんか言いなよ...」

    千奈「何かご存知ないか聞きに来ましたのですわ!」
    清夏「具体的にいつ頃から変だったの?」
    佑芽「うーん...あっリーリヤちゃんを傷付けちゃったって言ってた日からだから...」
    藤田「傷付けちゃった...ってことは」
    清夏「多分リーリヤ絡み...それも先々週の日曜日からだ」

  • 106二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 18:42:42

  • 107二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 00:20:52

  • 108二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 03:15:16

    清夏「...てことはあの日のやつ?仲直りしたけど実はわだかまりがあったとか?」
    藤田「いやぁ...少なくとも咲季はそう言う、わだかまりとか残すようなタイプじゃないし...」
    佑芽「お姉ちゃんが...その日からなんだか、ぼぅっとするようになったと言うか...考え事してると言うか...」
    藤田「まさか....付き合い始めて浮かれてるとかか?」
    佑芽「!!もしかしてお姉ちゃんと付き合ってる人知ってるんですか!?」
    手毬「....そっちの方は知らないの?」
    千奈「何ですの?花海さんのお姉さんが誰かと付き合っていらっしゃるのですか?」
    佑芽「ちょうど昨日お姉ちゃんとそう言う話になって...誰かは結局教えてくれなくて...」
    篠澤「....それ、葛城リーリヤ、でしょ?」

  • 109二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 03:25:35

    佑芽「ぇええ!?!?広ちゃん本当なの!?!?」
    藤田「まじだよ。咲季とリーリヤは付き合ってるんだよ。」
    佑芽「で、でもお姉ちゃんはリーリヤちゃんのこと『ただの友達』だって。」

    清夏「え?」

    千奈「恥ずかしがった結果....それともその時はまだ付き合ってなかったのでしょうか?」
    佑芽「お姉ちゃんはそう言うの恥ずかしがる人じゃないし....じゃあリーリヤちゃんと買い物に行ってた時はまだ付き合ってなかったのかな?」
    清夏「え?」
    佑芽「...ん?」
    清夏「いやいや!咲季っちとの買い物って初デートだってリーリヤ言ってたよ?」
    佑芽「え?」
    清夏「...ん?」

    藤田「ねぇまさか...」
    篠澤「ふふっ....」
    千奈「何か盛大な勘違いがある気がしますわ!!!」

  • 110二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 11:26:13

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 20:42:32

  • 112二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 00:19:23

  • 113二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 03:45:25

    ....
    ......

    清夏「えっと...まとめると...咲季っちはリーリヤと友達だと思ってて...」
    佑芽「リーリヤちゃんはお姉ちゃんと付き合ってると思ってる...」
    千奈「とんでもない誤解でしたわー!!」
    藤田「ねぇ...つまり咲季が悩んでたのって...」
    清夏「おそらくリーリヤのスキンシップに対していい思いをしてなかったから?」
    千奈「それが本当ですと大変ですわ。」

    手毬「....たぶん嫌だとは思ってない。」
    藤田「え?なんでそう思うの?」
    手毬「わかんないけど...」
    藤田「理由ないのかよ。」
    手毬「.....」
    佑芽「私もお姉ちゃんは嫌がってるわけじゃないと思う...」
    藤田「そっか、じゃあ別に咲季は嫌がってないか」
    手毬「....理由聞かないの?」
    藤田「聞く必要ある?」
    手毬「....ふん」
    清夏「なんか言いなよ。」

  • 114二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 09:26:12

    埋まるのは外堀か或いは…

  • 115二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 10:51:41

    千奈「ではなぜ、花海さんのお姉さんは逃げるようなことを?」
    篠澤「多分気持ちの整理がついてない感じ。2位の人視点だと、急にリーリヤって子が恋愛感情を向けてきたわけだから、それまで友達だと思ってた2位の人が混乱するのも無理はない。」
    清夏「(...2位の人?)」
    手毬「お互いに誤解してる状態のままで咲季とリーリヤが関われば....運が悪いと、友達ですらいられなくなるんじゃない?」
    藤田「ぇえ!?まずいじゃん!」

    ガララ...

    葛城「みんな、おはよう。」
    藤田「リ、リリ、リーリヤ!?」
    葛城「あれ?清夏ちゃん、今日退院ってこと伝えてなかったっけ?」
    清夏「い、いや!急に来たからびっくりしただけだって。」
    葛城「...そう。2組の人も来てて、何かあったの?」
    藤田「いやいや、ちょっと楽しく会話してただけだって!」
    葛城「ふーん....あれ?咲季ちゃんは?」

    「っ!!!」

  • 116二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 19:21:30

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:57:50

    ...
    .....
    清夏「.....」

    まずい...無言が続いちゃってる。
    ...絶対怪しまれてるけど、今咲季っちと合わせても...

    千奈「花海さんのお姉さんなら、体調が優れないとのことで早退されましたわ!」

    ナイスちなっち!!いい感じの嘘!

    葛城「..そんな私の熱がうつっちゃった!?...お見舞いに行かなきゃ!」

    あっ...嫌なところ突かれた...

    藤田「!?いやいや、大丈夫だよ!!リーリヤがまたぶり返してもいけないし...」
    葛城「で、でも咲季ちゃんが...」
    佑芽「お、お姉ちゃんなら大丈夫だから!明日には元気になるから!」
    葛城「...?でも...」
    清夏「彼女がいなくて不安な気持ちはわかるけど今はお互いの健康が一番だから!!」

    葛城「...わ、わかった。」
    清夏「ほっ...」

    「よかった」と安心し切ってしまった。
    私も...リーリヤの諦めの悪さを...忘れてしまった。

  • 118二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 00:07:02

    これは紛う事なき我儘娘

  • 119二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 08:32:38

    このレスは削除されています

  • 120二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 12:05:41

    葛城「咲季ちゃんの家は確か....」

    勝手にお見舞い行ってびっくりするかな?迷惑だと思われないかな?....喜んでくれたらいいな。

    葛城「ふふっ♪」

    ....ここだ。
    ピンポーン...

    葛城「....出れないのかな?寝てるとか...出られないほど酷い状態とか...」

    不安が循環して大きくなっていく...流石に中には入れないし...帰るしかないのかな...

    「....リーリヤ?」

    後ろからの声。振り返ると本来家にいるはずの人が立っていた。

    葛城「咲季ちゃん...?」

  • 121二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 13:35:49

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 15:17:36

    このレスは削除されています

  • 123二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 21:27:46

    何で咲季ちゃんが家の外に?...今帰ってきたのかな。

    咲季「どうして...あなたがここに?」

    葛城「咲季ちゃん、体調が悪いって聞いてて....看病しようと思って」

    咲季「...私なら大丈夫よ。家でゆっくり休むからリーリヤは戻りなさい。」

    少し顔を俯けたまま言う...やっぱり少し体調が悪そうだ。

    葛城「私がうつしちゃったから...ごめん」

    咲季「....いえ、病人と長時間一緒にいた場合の感染リスクに関しての私の意識が足りなかったわ。あの日帰ってから消毒や手洗いをいつもより念入りにすればよかったはずなのに...」

    うっ...そう言われると...風邪を引いた人と濃厚接触な濃厚接触だったから...罪悪感がある...

    葛城「だからこそ...今度は私に看病させてほしい...!」

    咲季「....」

  • 124二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 21:40:51

    咲季「....」

    リーリヤの顔が見れない...
    理由の1つは、体調が悪いと言うのが嘘である罪悪感。

    咲季「私なら大丈夫って言ったでしょ?」

    保健室では熱は全くなかった。でも私は早退を選んだ。そんな状態での看病で無駄な気を使わせるのも良くない。

    咲季「1人で帰れてるのが何よりの証拠でしょ?明日には元気になるから。」

    もう一つの理由は.......いや、そんなものなかったわね。

    葛城「で、でも...」
    咲季「あなたは戻ってレッスンすることのほうが大事よ。」
    葛城「うっ....」

    ごめんなさいリーリヤ...退院したばかりのあなたにレッスンの遅れについて言及するのはよくないことだと分かってる。

    咲季「トップアイドルになるんでしょう?なら前をちゃんと見なさい。」

    でも今は....あなたと会いたくない
    いえ、今の私は...今後...2度と...あなたとは会いたくない。

  • 125二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 21:49:00

    葛城「確かに...そうかもしれない。」

    入院中にレッスンはおろか運動すらあまりできなかった。休日中だったとは言え...そう言った小さな出来事も少しづつ大きな差になっていく。

    咲季「そうよだからあなたは...」
    葛城「でもそれは、前提だから。」

    それでも私は....

    葛城「私は...咲季ちゃんが心配...」

    だって。私は咲季ちゃんの彼氏だもん。

    咲季「リーリヤ...」

  • 126二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:30:19

    補修

  • 127二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 05:58:00

  • 128二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 14:17:00

    しゅ

  • 129二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 14:37:14

    リーリヤは少しあの子に似てる。
    負けず嫌いなところ、何にでも一生懸命頑張るところ。放っておいたら勝手に転けてしまいそうなところ。
    ....だからなのかしらね。

    咲季「じゃあお願いしようかしら...」

    こんなにも嘘が簡単につけるなんて。

    葛城「!!ありがとう咲季ちゃん!」

    目を見て。逸らさない。俯かない。我慢する。

    咲季「もう、感謝するのは私のほうでしょう?」

    葛城「咲季ちゃんの部屋...緊張してきた。」

    ガチャ

    大丈夫。取り繕える。夕方までの辛坊。
    (...ちゃんと『彼女』のままでいられる)
    ...?何言ってるのかしら私。

  • 130二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 18:40:31

    あれ……このお姉ちゃん無自覚な奴…?

  • 131二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 20:00:09

    葛城「お邪魔しまーす。」

    ガチャ

    葛城「うわぁ...ここが咲季ちゃんの部屋....かわいい...」

    咲季「看病と言っても、水筒に水を入れて持ってきてもらうだけでいいわ。1Lの水筒が冷蔵庫の横にかけてあるはずよ。」

    葛城「分かった。水に氷は入れる?」

    咲季「できるならお願いするわ。私は布団で横になるから。」

    葛城「じゃあ汲んでくるね。」

    ガチャ...

    葛城「これかな?」

    これが普段咲季ちゃんが口をつけてる水筒....

    葛城「.....はぁはぁ....はっ!!!ダメダメ!ちゃんと看病しなきゃ。」

    ジャァー

    なんだか不思議な感覚...初めて見る景色なのもあるのかな?...咲季ちゃんがここに住んでるんだもんね...

    葛城「咲季ちゃんと同棲したらこんな感じなのかな?」ボソッ

    ありえない妄想が頭の隅をいやらしく突いてくる...でもあったらいいなと言う願望が胸を少しだけ暖めていた

  • 132二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:26:18

    このレスは削除されています

  • 133二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 08:27:46

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 12:52:38

    このレスは削除されています

  • 135二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 16:08:43

    このレスは削除されています

  • 136二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 23:17:25

    保守

  • 137二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 01:38:55

    葛城「咲季ちゃん、水持ってきたよ。」
    咲季「ありがとう。」

    そういうと、水の入った水筒を受け取り、ゆっくりと飲み干して行った。

    咲季「じゃあ私は体調を整えるために寝るわ。」
    葛城「わかった」
    咲季「...帰ってもいいのよ」

    咲季ちゃんが魔が悪そうに答える。

    葛城「うんん、咲季ちゃんを看病したくて来たんだもん。私が倒れた時もそうしてくれたでしょ?」

    恩返ししたいというより奉仕したいって気持ちの方が本当なんだけど...恥ずかしいから黙っていよう

    咲季「じゃあ....おやすみなさい。」
    葛城「うん、おやすみ...」

  • 138二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 01:48:19

    咲季「すぅ...すぅ...」
    葛城「流石咲季ちゃん。寝るの早いなぁ...」

    佑芽ちゃんから話に聞いてた通りだ。
    佑芽ちゃん自身も寝付きはいい方らしいけど...それよりも早いなんて...

    咲季「....んっ...すぅ...」
    葛城「ふふっ...どんな夢見てるんだろう。」

    私の夢なら嬉しいな。

    葛城「あっ...冷たいタオルとかで頭を冷やしておいた方がいいかな?」

    確認のため咲季ちゃんのおでこに触る。サラサラとした髪がこそばゆく私の手を流れていく。

    葛城「熱はあるっぽい?...高くはなさそう?」

    でも咲季ちゃん平熱も高いって聞いたことあるから...あんまり冷たすぎるのも良くないかな?

    葛城「今の時期なら冷た目の水道水ぐらいの温度でいいかも。」

    タオルを取ってくるために立ち上がる

    葛城「....」

    チュッ

    葛城「....///」

    頬へのキスだけでこんなにドキドキするなんて...熱ぶり返してないかな...?

  • 139二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:34:43

    熱々だあ

  • 140二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:42:42

    ほしゅ

  • 141二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 12:28:08

    このレスは削除されています

  • 142二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 19:48:59

    「...リヤ!?...リーリヤ!?」

    ....はっ!

    咲季「リーリヤ!?どうしたの!?」
    葛城「....うぅ...はぁはぁ...」

    これは...あの日、リーリヤが倒れた日の記憶?...「私」もいる

    ピトッ

    咲季「熱い....熱中症...?」

    「私」が水筒を取り出して、中の水を少しづつ...ゆっくりとリーリヤ口に含ませる。

    咲季「...よかった。ちゃんの飲んでくれたわ」

    「私」の残った水でハンカチを濡らし、首周りを冷やす。

    咲季「...病院は...」

    そういうと「私」はリーリヤをおぶった。

  • 143二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 19:49:31

    ....瞬間、私の背中の辺りに柔らかい重さがのしかかった...
    !?!?...な、なに?

    「はぁはぁ...」

    後ろから吐息が聞こえる。...背中から微かに鼓動が伝わる。

    「はぁはぁ...さ..さ...」

    聞き馴染みのある声が聞こえた...あの日耳に入れなかった言葉

    「はぁはぁ...さ...きちゃ...」

    聞き間違いだと、それよりも病院へ連れていくべきと...聞き入れなかった。

    「はぁはぁ...はぁはぁ...」

    でもあの日言っていたことが聞き間違いじゃないなら...

    「さき...ん...ぅう...」

    あの日の言葉が真実で本心で意思を持った言葉なら...

    「さきちゃん.....すき...はぁはぁ」

    私はどうすればよかったのだろう

    ー『咲季ちゃ゛んのこ゛と全力で幸゛せ゛にするから!!』ー

    私はどうすればいいのだろう...

  • 144二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 21:25:17

    一気読みしました!!!!!神!!!!

  • 145二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 00:36:17

  • 146二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 08:14:16

    このレスは削除されています

  • 147二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 10:42:59

    咲季「ん....」
    葛城「...咲季ちゃん...起きたの?」

    夢から目が覚める。

    咲季「...ええ。起きてしまったわ。」

    目をゆっくり開くとリーリヤがかわいい顔で私を見ていた。

    ドキッ

    咲季「....もう少し寝るわ。」
    葛城「うん、ゆっくり休んでね。」
    咲季「...帰ってもいいのよ」

    強がって心にもないことを言ってみる。

    葛城「いいの、私は咲季ちゃんと一緒にいれて幸せだよ。」

    あぁ...なんでそんなことを言うのだろう...普段のあなたなら、『もしかして迷惑だった?』なんて聞きそうなのに。

    咲季「そう...ならいいわ。」

    なんでそんなに私のことが...私への気持ちはあなたの自信のなさよりもそんなに強いものなの?

  • 148二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 15:41:56

    このレスは削除されています

  • 149二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 21:14:27

    咲季「....手...出さないの?」

    自分でも驚いた。なんでそんなことを聞いたのかわからない。別に気になっていたわけでもないのに...ないはずなのに...

    葛城「....咲季ちゃん...してほしいの?」
    咲季「っ...!....そう言うんじゃないわよ。」

    耳がじわじわ熱くなる。これも夢であってほしいと願うことまでしてしまった。

    葛城「....お姉ちゃんのえっち♡」
    咲季「.....!!///」
    葛城「へへっ...佑芽ちゃんみたいなこと言っちゃった。」
    咲季「....佑芽はそんな顔で言わない...わよ」

    思考を紛らわせるために変なところに突っかかる。早く話題を変えなければ...

  • 150二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 21:15:29

    葛城「ふーん...咲季ちゃん。それ、なんでだと思う?」

    あっ...

    咲季「ちがっ...そんなつもりじゃ...」
    葛城「...関係ないよ。」

    リーリヤが毛布の上に乗っかる。私が『もう』逃げないように...

    咲季「...やめなさい...」
    葛城「もう止まれないよ。だって...」

    リーリヤ顔が近づく...嫌だ...来ないで...すk...やめて...すk...すk...

    葛城「咲季ちゃんがえっちなのが悪いんだよ。」

  • 151125/05/02(金) 21:32:33

    と言うわけでここからは有料(無料)シーン部分その2です。
    しばらくお待ちください!

  • 152二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 01:33:47

    脱いだ

  • 153二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 05:00:04

    パンツ投げ捨てた

  • 154二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 13:20:58

    保守

  • 155二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 21:34:29

    このレスは削除されています

  • 156二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:20:33

    パンツ裂いた

  • 157二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:31:31

    出たぞ!えっちを他人のせいにするリーリヤだ!

  • 158二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 07:01:49

  • 159二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 11:21:38

    このレスは削除されています

  • 160二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 11:24:55
  • 161二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 12:08:49

    >>160

    ありがとう……ありがとう……

  • 162二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 17:29:39

    保守

  • 163二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 17:40:34

    このレスは削除されています

  • 164二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 00:10:31

    このレスは削除されています

  • 165二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 06:36:00

    テレグラフ見てない方へあらすじ

    咲季がリーリヤに手を出さないか聞いてしまったせいで、スイッチが入った手を出されてしまう咲季!
    嘘つきで情けなくて見栄っ張りな自分を知られてしまうのが怖い咲季はなかなか身を委ねられない!!
    しかし!リーリヤの言葉から咲季の本性が既に知られていて、その上で好きと言うことがわかった咲季!!
    安心した咲季はリーリヤにメチャクチャにされてしまう。
    おや?家から何やら声が?『た゛だ゛い゛ま゛ー!!』
    果たして、リー咲は幸せになるのか!?

  • 166二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 11:36:18

    このレスは削除されています

  • 167二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 16:40:55

    佑芽「ただいま!」

    今日はお姉ちゃんが体調が悪いみたいだから私が看病してあげるんだ!

    ガチャ

    佑芽「お姉ちゃん!今日は私が看病するy...えええ!!!」
    葛城「どうも...お邪魔してまーす...」

    本来お姉ちゃんしかいないはずのそこには、気まずそうに挨拶をするリーリヤちゃんがいた。

    佑芽「リーリヤちゃんここにいたの!?清夏ちゃん達が探してたよ!?!?」
    葛城「ぇ...あ...そっか...急に抜け出しちゃったから...」
    佑芽「あれ?...お姉ちゃんは?」
    葛城「咲季ちゃんは...ここ...」

    指を刺した先には盛り上がった毛布が、お姉ちゃん(推定)に覆い被さっていた。

    咲季(?)「シュコー...シュコー...」

    布団の上部分が呼吸しているかのように膨らんでは縮んで...音を捻り出している。

    佑芽「す゛っごい゛息苦゛し゛そう!!!」
    葛城「そ、そうかなぁ...?」

  • 168二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 16:59:09

    葛城「咲季ちゃんがこっちの方が全身が暖まるからって...」
    佑芽「お姉ちゃんはそんなことしたことないよ!?」

    うぅ...流石に普段の姿を知ってる佑芽ちゃんには無茶だったかな...

    「ーーー...」

    聞き取れない程の小さな声が部屋全体に響く。私の鼓動がどんどん早くなる...

    佑芽「やっぱりお姉ちゃん苦しいんじゃない...?」
    葛城「あ....あぁ...そうかもね...」

    ある意味間違ってないかも...

    佑芽「ここもなんだか暑い気がするし...リーリヤちゃんとか随分汗かいてるよ?」
    葛城「....ぇ...や、確かに...暑いかも...窓開けてもらってもいいかな?」
    佑芽「....うん」

    少しでも時間を稼いで咲季ちゃんの意識を戻さないと...

    佑芽「...とでも言うと゛思っ゛たか゛ぁあ゛ああ゛あ゛あああ゛!!」

    ガバッ

  • 169二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 17:02:57

    葛城「.....ぁ」
    佑芽「こんなに暑いならむしろお姉ちゃんの布団を剥が.....すべ...き...」
    咲季「.........」

    佑芽が見た時には半目開きで口を開けたまま呆然としている咲季ちゃんがいた....

    葛城「(だ、大丈夫...佑芽ちゃん視点、ここから直接『そういうこと』を想像する可能性はむしろ低い!)」

    ただ咲季ちゃんが変な顔していただけと、受け取ってもらえるかもしれない!

    葛城「(そうだよ!この状況だけで『それ』を連想するのは...相当『それ』に興味がある女の子なわけだし...バレな...)」
    佑芽「リーリ゛ヤち゛ゃん゛のえ゛っ゛ち゛!!」
    葛城「(まあ...そうなるよね。)」

  • 170二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:45:53

  • 171二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 04:02:46

    このレスは削除されています

  • 172二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 08:26:31

    このレスは削除されています

  • 173二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 14:52:58

    このレスは削除されています

  • 174二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:21:36

    待っとるで。保守

  • 175二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:50:02

    葛城「.....」
    佑芽「.....」

    リビングの床で私、葛城リーリヤは正座をさせられている。

    佑芽「...リーリヤちゃん。私ね...何に一番怒ってると思う?」
    葛城「....ぜんぶ...でしょうか」
    佑芽「...正゛解゛だ゛よ゛!!」

    佑芽ちゃんが仁王立ちで腕を組み、顔をしかめたまま叫ぶ。

    佑芽「まず!1組のみんなに何も言わずに来たこと!!みんな心配してたんだよ!?」
    葛城「はい...」
    佑芽「私がついさっき電話するまで、清夏ちゃんいろんなところ回ってたんだって。」
    葛城「...はい....」
    佑芽「流石に無断で家に侵入することはないだろうなって...」
    葛城「....咲季ちゃんが入れてくれたから...」
    佑芽「...押しかけたんでしょ?」
    葛城「.....」

    バレてる...

  • 176二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:35:59

    佑芽「それに、そういう..こと....///するにも!順序ってものがあるじゃん!」
    葛城「....うん」
    佑芽「リーリヤちゃんがお姉ちゃんと付き合って2週間も経ってないよね」

    実際はお姉ちゃんが付き合ってると思ってないだろうから1日も経ってないけど...

    葛城「もうすぐで2週間だから...そういう関係になるのも...変じゃないんじゃ...」
    佑芽「...リーリヤちゃん....初めてのキス...はいつ?」
    葛城「....今日」
    佑芽「....やっぱりリーリヤちゃんのえっち!」
    葛城「返す言葉もないです。」

  • 177二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:05:48

    保守

  • 178二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:57:28

    待ってる

  • 179二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 21:30:38

    ほしゅしゅしゅしゅ

  • 180二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:12:36

    佑芽「それに!あんな...あんな...///動けなくなるまで...えっちするなんて、えっちだよ!!」
    葛城「....だって...えっち...だから...」
    佑芽「そうだけど!!...それでも!あそこまでしなくてもいいよ!!」
    葛城「...確かに...そうですね。」

    ガチャ...

    後ろで扉が開いた...

    咲季「佑芽...リーリヤ...」
    葛城「咲季ちゃん!?」
    佑芽「お姉ちゃん起きたの!?大丈夫?」
    咲季「えぇ...大丈夫よ...」

    座っている私に目を落とす。

    咲季「これはどういう状況...?」
    葛城「気にしないでください。」
    咲季「そう...」
    佑芽「お姉ちゃん、体調は?」
    咲季「...大丈夫よ...元々悪くなかったから。」
    佑芽「...?」

    私に向き合う...

    咲季「リーリヤ....」
    葛城「.....?」
    咲季「...私はあなたにとても言いたくないことを言うかもしれないわ。」
    葛城「....え?」

  • 181二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 03:08:20

    妹の見てる前で何を語るのか…

  • 182二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 10:59:55

    保守

  • 183二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:47:50

  • 184二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:38:30

    .....

    咲季「あなたと私...2週間で色々あったわね。」

    何...言ってるの?

    咲季「もう、今までの関係でいるのも良くないわ。」

    やめてよ...そんな...

    咲季「このままだとお互い苦しいだけでしょう?」

    やだ...やだ...嫌だよ!

    咲季「もう私は目を逸らさないわ。自分からも...あなたからも...」

    やっぱり...私じゃダメだったのかな?

    咲季「....私、花海咲季は....」

    そうだよね...こんな身勝手で暴走するような彼女なんて別れて当然だよ。

    葛城「咲季ちゃん....」

    でも....

    葛城「私は...今の関係のままでいたい...やめないで...」

    口が...心が勝手に動く...

  • 185二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 01:13:51

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 08:56:24

    保守

  • 187二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 15:04:48

    保守

  • 188二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 18:20:55

    咲季「そうは行かないわ...私たちは...今の関係を続ける訳にはいかないの。」
    葛城「そっか....」ポロポロ
    咲季「あなたには辛い思いをさせてきたかもしれないわ。ごめんなさい。」
    葛城「....謝らないで...!」ポロポロ

    私は...ずっと幸せだった。
    こんな私を好きだと言ってくれて...受け止めてくれて...引っ張ってくれて...だから...

    葛城「私は辛くなかった。辛くなんてなかったんだよ。ありがとう....」ポタポタ
    佑芽「....リーリヤちゃん...(....)」

    咲季「じゃあ、改めて葛城リーリヤ!」

    これで...終わりか...
    でもいいんだ...後悔しかない数日だったけど...いいんだ。咲季ちゃんと一緒で幸せだったから。これ以上は求めすぎだもんね。

    咲季「私は...!」

  • 189二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 18:28:56

    咲季「....あなたとお付き合いしたいわ!!!....////」
    葛城「....はい....」

    ....ん?

    葛城「...はい?」
    咲季「はいってことは...いいってこと!?///」

    咲季ちゃんが子供っぽく顔を輝かせて喜ぶ。喜ぶ咲季ちゃんも可愛いなぁ...
    ...じゃなくて!!

    葛城「ぇ?...え?...わ、別れるって話は?」
    咲季「なんのこと?...私はあなたと恋人同士になりたいと言ったのだけれども...」
    葛城「ぇえ!?私のこと...な、なんで?...」

    咲季ちゃんは少し...気まずそうな顔をしながら考えて...私を向く

    咲季「だって...」

  • 190二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 18:37:30

    咲季
    「私、あなたのこと...好きだもの...///」
    葛城
    「....ぇえええ!?」
    咲季
    「......?」
    葛城
    「咲季...ちゃん?...それって...もしかして......いや...で...まさかそんな訳」
    咲季
    「...そういう意味(恋愛的に好いている)よ...///」
    葛城
    「ふぇえええ!?!?!?...えっと....ってことは......えーっと...うーんっと...こ、これからっ(も)...よろしく...お願いします...」
    咲季
    「ありがとう....これから(は恋人として)よろしくお願いするわ!...///」
    葛城
    「う、うん。(えええぇぇええぇえ!?!?!?なんでこんなことに!?!?)」

    あの日と違って目を合わせてくれないけど、それでも確かに今までの咲季ちゃんよりも私をしっかり見てくれた気がした。

  • 191二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 18:37:53

    ー完ー

  • 192二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 19:20:44

    ハッピーエンドで良かった😊

  • 193二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:30:40

    素敵だ…

  • 194二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:37:36

    素晴らしい…素晴らしいよ…

  • 195二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:53:24

    過去作あったら見たい!

  • 196二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:07:44

    次スレに後日談編と病院えっちの後編を描く予定です。もう少しだけ続きますが時間があれば見てくれると嬉しいです!!


    >>195

    学マス内ですと、『広「ふふ...できちゃった...反転装置...」』シリーズですね。

    結構人を選ぶので検索と見るのは自己判断で...

  • 197二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:23:43
  • 198二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:28:20

    完結おめでとうございます
    とてもいいSSでした。
    後日談、楽しみにしています

  • 199二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:23:41

    うめ

  • 200二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:46:31

    うめ佑芽
    リーさきに脳を焼かれる人が激増

オススメ

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