- 1二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 18:51:37
- 2二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 18:52:32
- 3ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/17(木) 19:05:59
レグルス「前回のスレまで、シリアス長篇やってましたが気軽にやっちゃいま〜す。」
オットー「前スレとの温度差が激しすぎません!?」
スバル「やっぱりこのスレはギャグだもんな。」
ガーフィール「ギャップってのがァ大事なんだぜェ。」
エミリア「っというわけで『ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ』3、始まるよ。」
ベアトリス「かしら!」 - 4二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 19:15:43
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- 5二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 19:28:34
長篇を執筆した者です。私がイメージしているキャラ枠は
ペテルギウス=高杉枠(ジュースとしても前スレで出てきましたが、そこらへんの設定も使用します。)
エリザベスをユリウスに送ってしまったし、エリザベスをパンドラ様が小さいダンボールに入れ、「拾ってください」と置いていったというイメージです。
ペテさんとレグルスさんが攘夷四天王枠になるとイメージしています。 - 6二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 20:12:37
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- 7二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 20:24:53
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- 8二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 20:35:22
- 9二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 20:43:10
ある日のことだった。アーラム村の料理人のおじさんが亡くなったのだった。それは残念ながら寿命だった。
特にスバルとレグルスはいつもそこで宇治銀時丼、ナツキスペシャルを食べていたのでそこの店の味は素晴らしかったらしい。死に戻りをしているナツキ・スバルも落ち込んでいたのだった。
スバル「村の宝を失っちまった。」
オットー「はい。時々食料をもらっていましたが、あの味は僕も忘れられません。」
ベアトリス「ベティーも付き添いで来ていたのよ。あの味は素晴らしかったかしら。」
「スバル様、こうやって味が気に入っていたなら主人も喜んでくれると思います。」
スバル、オットー、ガーフィール、ベアトリスは葬式場につく。そこには黒の羽織をきた者でいっぱいだった。
そこには、大罪司教のレグルス、ライ、シリウスもいた。
レグルス「おじさん、、、」
大切な人を死なせてしまったレグルスも泣いていた。
ライ「分かるさ、分かるよ、分かるとも。俺達も悪食のロイと飽食のルイとあの店に来ていたんだぁ。たまに他人を食おうとしても、あの蕎麦の味が忘れられなくて、記憶を食べれないんだぁ。」
シリウス「はいはい、絶対に記憶と名前を食べないこと。私もあの人が喜ぶためにあの蕎麦を食べていた。みんな私のように悲しんでいる。つまりは愛に溢れている!」
スバル「権能を発動させんなよ。よりにもよって葬式中に。一応俺達は敵同士なんだからな。」 - 10二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 20:49:38
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- 11ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/17(木) 21:07:25
スバル「あいつ、よく見かけたな。」
レグルス「あ、お前来ていたのか。惜しい人を亡くしたな。」
スバル「村の、いや、異世界の宝を失っちまった。」
2人は馴染みのある人を亡くしたのだが
ライ「あの男、あの店であんこがびっしり詰め込んだ謎の食べ物を注文してたんだよぉ。皿に乗せたくないほど色んな意味で怖かったよ。怖かったさ。怖かったとも。」
ベアトリス「スバルはいつもマヨネーズが蕎麦が見えなくなるまでデコっていたのよ。逆に怖かったかしら。」
シリウス「あの味覚音痴の2人にそんな蕎麦を用意するなんて、愛に溢れていますね。」
その後、桜柄の着物をきたお坊さんがやってくる。お経を唱え始めた。
「ダイジョウブカー。シンセンダー。サンマイター。サンスレダー。」
明らかにうろ覚えなお経だ。ふざけているかのようにも見える。
スバルはギリギリ笑いを堪える。
そんな中、おじさんの棺桶から、幽霊が出てきた。何やらこっちを見ているようで悲しげな目だ。
スバルは目を疑い、擦るが見間違えではない。
- 12ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/17(木) 21:21:23
スバルはオットーに力強く肩を叩く。
オットー「いたっ、痛いです!なんなんですかナツキさん!」
スバル「オイオイアレ!アレだよアレェェェェ!」
オットー「ちょっと、静かにしてください!」
ベアトリス「なんなのかしら。あの坊主のお経かしら。」
ガーフィール「いくぜ、ベアトリス様。大ッ将を困らせた代しょ、、」
スバル「やめろやめろ。」
ガーフィールがどこから出したのかわからん刃とベアトリスの魔法攻撃はスバルによって止められた。
だがスバル以外にはその幽霊が見えていないらしい。
スバルは真っ青になる。困惑し、周りを見る。
レグルス「オ、オイオイ、バテンカイトス見ろ見ろアレェェェェェェ!」
ライ「?なんか山菜にもならないお経だったのかぁ。俺達こう見えて100歳超えてるんだぞ。大人げないなぁ。」
スバルとレグルスにしか見えていないおじさんの幽霊はずっとジト目でこちらを見てくる。
スバル「おいレグルス、お前は見えてるのか。」
レグルス「ああ、僕は見えてるよ。」
そう頷く。
「なあこれって幻覚か?」
「いいや、これは現実だ。」
レグルス「なあ、これってもしかして」
2人「オバケ?」
全てを悟り、2人は全力で逃げようとする。心の中で大きな悲鳴をあげた。
- 13二次元好きの匿名さん25/04/17(木) 22:40:49
やっぱ定番の葬式会はここからさらに面白くなりそうで楽しみ
- 14二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 06:27:32
やっぱ土方スペシャルと宇治金時丼はライでも食わんのか…
- 15二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 10:48:11
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- 16二次元好きの匿名さん25/04/18(金) 17:16:30
2人はあまりにの怖さに足が痺れてしまう。
オットー「ちょっと、2人とも何やってるんですか。」
スバル「ご、ごめんな。俺、トイレ行きたくなっちまって!」
レグルスはうつ伏せ状態でスバルの足を掴み、自分が逃げようとする。だが2人とも足が痺れて思うように動くことができないのだ。
スバル「離せよレグルス、急がないとぉぉぉ!」
2人は寒気がし、後ろを向く。幽霊のおじさんはスバルとレグルスをじっと見ていたのだ。そのままゆっくりと2人の所へ行こうとする。
レグルス「これどうするんだよぉぉ!あ、そうだスバル、死んだふりするぞ。おじさんを遠下げるんだ。」
スバル「でもあっちの方が死んでるんだぞ!!」
そんな大人しくできない2人をおじさんはそこに行こうとする。
「ちょっとあんた、何寝ているのよ。起きなさい。」
「え〜、このお経長いじゃねーか。」
「こら、そんなこと言うんじゃない。」
おじさんにとって、しっかりと葬式を受けてほしい気持ちだったのか、寝ていた男を壁に投げ飛ばした。
男は白目を向いて倒れている。
「すみません、この子急に体調が悪くなっちゃってね。ほら、起きなさい。」
- 17ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/18(金) 17:40:06
男をぶっ飛ばした後、おじさんは普通の人からゴリゴリのマッチョに変身する。サングラスを身につけ、たばこを加え、棺桶の上にあぐらをかいている。
当然2人は席に戻る。あまりにの恐怖に今まで死に戻りをしていたスバルでも、心臓の鼓動が鳴り止まない。
シリウス「あら、トイレに行きたかったんじゃなかったのですか?」
レグルス「いや、引っ込んだぞ。」
ガーフィール「ッていうか大ッ将とレグルス足が震えてんぞ。平ッ気なんか。」
スバル、レグルス「いや、引っ込んだ。」
レグルス「見張りに来たんだよな、おじさんは自分の葬式をしっかりやっているかどうかあの世から来たんだよ。」
スバル「まずいぞ、このまま下手したら、、、、」
2人「おじさんに制裁をされる!」
スバル(じょ、冗談じゃねえぞォォ!!俺は、優しい食堂のおじさんに別れを言いに来たんだ!あんなマッチョなやつに会いに来た覚えはねえぞォォォ!」
そんな不満言を言っているスバルの後ろの人がこう言う。
「次、あなた達が焼香しますよ。遺族の人達も他の人も終わったので。」
これを一歩間違えたらと2人があまりにもおじさんの制裁の恐ろしさに怯えている中
オットー「はい。僕がまず焼香します。ベアトリスちゃん、見てくださいね。」
席に座っていたオットーは立ち、スバルの膝に座っていたベアトリスに焼香のやり方を教えようとする。 - 18ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/18(金) 22:11:00
スバル「オットー、早まるな!」
オットー「何言ってるんですか。僕はベアトリスちゃんに焼香のお手本を見せようと思って、、」
おじさんの幽霊にやられないか心配するスバル。
スバル「やらかすんじゃねぇぞ!死ぬんじゃねぇぞ!」
オットー「からかってるんですか。まあ、じゃあベアトリスちゃん、見てて。」
「①まず焼香台前に行き前列の遺族とお坊さんに一礼。」
「②焼香台前に座り、遺影に合唱。」
「③左手に数珠、右手で抹香をつまみ額に惜しいだき、香炉におとす。これを3度する。」
「④最後にもう一度、遺影に合唱。遺族に一礼。」
オットー「これで終わりです。簡単でしたよ。」
スバル「ミッションコンプリートだ。お前なら必ずやれると信じてた。今日はお祝いだ。」
オットー「ミッション?とコンプリートって何ですか?バカにしているんですか。」
レグルス「おい見ろ見ろ、おじさんの表情が少し柔らかくなってるぞ。これなら葬式を乗り越えられるぜ。」
ベアトリス「それじゃあ、ベティーが次に行くかしら。」
スバル「ベア子、絶対にやらかすなよ。失敗するなよ。」
- 19ベア子葬式回と動乱篇を書いた人25/04/18(金) 22:20:53
ベアトリスはお坊さんの前に行き、焼香をやると思ったが
ベアトリス「えーっと、『①意外と坊主に一撃!』」
ベアトリスはお坊さんを頭を叩き、お坊さんは鼻血を垂れ流す。
スバル「最初から間違えてるぞ!」
ベアトリス「『②焼香台前に座り、遺影に合掌。』イエーイ、なのよ!さあ、一緒にやるのよ。」
ベアトリスはどこから出したのか分からないマイクで合唱する。
お坊さん「い、いえーい、、、」
お坊さんは力尽きている。掠れ声で合掌する。
スバル「イエーイで合唱するんじゃねぇぇぇぇ!寝てていいから!」
ベアトリス「『③左手に数珠。右手に抹香をつまみ、額におしいだき香炉へ落とす。これを3度。』なのよ。」
お坊さんの顔を香炉に叩く。
レグルス「お坊さん!!」
ベアトリス「『④もう一度合掌して、遺族に一礼。』イエーイなのよ。さあ、お前もやるのよ。」
お坊さん「い、いえーい、、、、」
お坊さんは今にも気絶しそうだ。
スバル「お坊さん!!」
ベアトリス「こんな感じでいいかしら。」
スバル「お前はオットーの何を見てきた!」
- 20二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 07:18:03
最後まで見たいから保守
- 21二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 11:07:05
スバル「まずいぞ、死人が増えちまった。」
おそらく死人というのは、お坊さんのことだろう。
ライ「じゃあ、次は僕達が行くぞぉ。」
レグルス「バテンカイトス、失敗すんなよ!」
そうレグルスが忠告する。
ライは焼香台に行かず、遺族の人に近づき
ライ「『①遺族を一礼で坊主』これで正しいかなぁ?」
ライは小さくジャンプして、遺族のカツラを取る。
レグルス「そこから間違ってるぞ!?」
「勝手にルール改変するなよ。さっさと坊主を蘇生しろ!そんで戻ってこいよ!」
ライはお坊さんにカツラを置く。
レグルス「何を蘇生させてんだぁぁぁぁぁぁ!」
ライ「だけどお坊さん、ちょっと笑ってるぞぉ。これはこれでいいじゃん、いいじゃないか、いいじゃない、いいだろうからこそ!暴飲暴食ッ!!」
レグルス「いいわけねえだろぉぉぉぉ!!」
ライの言う通り、お坊さんは少し安らかな顔になった。
- 22二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 11:29:06
スバル「オイオイ、おじさんもうガチギレ寸前だぞ。」
レグルス「このままじゃ、あのタバコでなんかやらかしちまう。」
スバル「とりあえず、坊主の救出を優先するぞ。まずは『①お坊さんを蘇生。②遺族と坊主に一礼』だ。」
レグルス「ちょっと待て、死体が増えてるぞ。遺族の」
先程坊主にされた遺族は、白目を向いて、うつむいている。
シリウス「仕方ないですね。この私が『坊さんと遺族に謝罪。及び遺族に一礼』をします。」
ライ「遺族を洗脳すんなよぉ。ここは俺達の食卓になるんだから。」
レグルス「それはすんなよ。」
ガーフィール「そんじゃァ俺ッ様が見張りをしてやらァ。」
シリウス「さあお坊さん、目を覚まして。あなたにはまだ愛に満ちた人生が待っているのだから〜!!」
シリウスはお坊さんを洗脳して、無理矢理目を覚ませようとする。
ガーフィール「違ェよ、『①坊主の蘇生!!』」
遺族の肩を揉み、謎の蘇生をしようとする。しかも周りの遺族はシリウスに洗脳されている状態だ。
ガーフィール「②そして遺ッ族の蘇生ェだぁぁぁ!」
そう言いながら、遺族の前にカツラを置く。
シリウス「今まで迷惑をかけてごめんね。」
ガーフィール「そして木魚だァ。」
シリウス「お坊さん、わざわざ許してくれてありがと、ごめんね。」
お坊さんは頭をポクポクと叩かれている。
- 23二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 11:48:29
スバル「あのおじさんもうカンカンだよ!しかもどっかで見たことあるオーラ出してるし。」
レグルス「やっべーよ、状況が悪化してんぞ。ってか包帯女もさっさと洗脳をやめろ!死人が増えるぞ。」
シリウス「はいはいどうもありがとうごめんね。今忙しいんです。」
レグルス「あんたの最愛の人に『そんなこともやれないのか、クビだ。』とか言われても知らんぞ!!」
シリウスは洗脳行動をやめた。
レグルス「僕は知らない!!逃げる!!」
スバル「待てよ、俺を置いてくな!!」
スバルとレグルスは葬式場から逃げようとする。
オットー「ちょっと!どこに行くんですか、ナツキさ、、、」
オットーは、2人に注意をしようとしたら、白目を向き、倒れる。ガーフィール、ベアトリス、ライ、シリウスもだ。
スバル「おいどうしたんだよ、オットー。」
返事はない。
「あの人達どうしたんだ?」「足痺れちゃったのかしら。」
おそらく5人は、息をしていないだろう。
ムキムキのおじさん幽霊は、5人の魂を持っていた。
スバル、レグルス「魂、持ってかれたぁぁぁぁぁぁぁ!!」
- 24二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:06:44
このじーさんつぇ大罪司教の魂持ってくとか
- 25二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:26:06
「あのすみません。友人の人たちが白目を向いて倒れていますが、大丈夫なんですか?」
魂を奪われたのだ。そう言っても信じてもらえるはずがない。
レグルス「いやー、みんな足痺れちゃったんですよね。アハハハハハ。」
わざとそうで棒読みっぽい笑い方だ。
スバル「っていうかアレ、本当にみんなの魂なんだな。大罪司教の魂奪うとか強すぎだろ。」
「それでは、出棺の儀にうつらせてもらいます。お手伝いさせてくれると嬉しいです。」
だが、全員力持ちではない。腰を痛めている者や筋力が弱い人もいて、移送させられない。
「あ、スバルさんとレグルスさん、棺桶を運ぶのを手伝ってもらえませんか?」
2人は勢いよく腕の骨を折った。
スバル「ごめんなさ〜い。俺は左肩外れてるんで無理です。」
レグルス「僕は骨折してるんで無理です。」
「?そうですか、ならいいです。」
2人が安心したのも束の間、おじさんの幽霊は5人の魂を料理の食材のようにぺしゃんこにして料理を始めた。
スバル「と思ったが気のせいだったなぁぁぁぁぁ!レグルス、俺棺桶持つの初めてだから一緒に頑張ろう!!」
レグルス「僕も久しぶりだよ。50年ぶりかなー?」
2人は席から素早く棺桶のところに行き、棒読みっぽく喋る。
- 26二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 22:06:16
レグルス(権能で痛みは感じねえけど、骨飛びててるぞ。大丈夫なのかこれ!)
スバル(やべぇぞこれ、左肩外しちまった。持てるんか??)
「じゃあ2人は足の方を持ってください。」
スバル(右腕の力と)
レグルス(左腕の力を)
(こめるんだぁぁぁ!)
その勢いで棺桶を持った結果、棺桶が大きく回転した。
スバル「やばいぞ、おじさんの体がえぐいことになってるぞ!!」
レグルス「顔のところから足が見えてるぞ!!」
スバル「元に戻すぞ。いっせーのーで!」
棺桶は、床を破壊して上に叩きつけられ、地面に落ちる。その影響でおじさんの遺体は棺桶から飛び出している。
スバル「やべぇやべぇやべぇ、すぐに戻さねぇと。」
レグルス「硬すぎて戻せねえぞ。」
強く押し込むが、おじさんの遺体は硬く、中々戻せない。
スバル「!入った。入ったぞ。」
レグルス「ってか足が棺桶から出ちまってるぞぉぉぉぉぉぉぉ!」
スバル「大丈夫です。すぐに戻るので。」
そう言いながら、中々棺桶に戻せていない。
- 27二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 22:18:17
レグルス「入った!おじさんの足入ったって、とんでもねえもん飛び出してるぞぉぉぉぉ!」
おじさんの大切なものが棺桶から飛び出してしまったのだ。しかも棺桶の横側から飛び出している。
「ど、どうやったらこうなるんですか?」
レグルス「まあ、ただの偶然ですよ。。位置とかを間違えたんじゃないですか?」
怯えた声でそう言う。
スバル「おいおい、おじさん蕎麦を作り始めたぜ。魂でどうやって作れるんだよ!」
レグルス「このままじゃ危ない!さっさと棺桶運ぶぞ!!」
2人はヨレヨレの腕で棺桶を運ぼうとする。
スバル「??なんだ、全然進まねぇぞ。」
「すごいもんが引っかかっていますよ!!」
レグルス(このままじゃ、大事なもんが取れちまう。折れるかもな。)
「じゃあ、進めるために折りますね。」
おじさんの奥さんは、それを足で折る。それが千切れてしまった。
「あ、ここの釘取れてる。うおらああああああ!!」
それをトンカチ代わりに思いっきり叩く。その衝撃でなぜかお坊さんが出てくる。
スバル「なんでそこからお坊さんが出てくるんだぁぁぁぁぁぁ!」
- 28二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 03:13:24
やっぱカオスで面白い
前スレで実質スバルの強化入ったし - 29二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 07:35:27
レグルス「誰がこんなところにお坊さん入れたんだぁぁぁぁぁ!!」
スバル「イタズラにも程があるわ!」
「じゃあ折るわね。」
スバル「折るな折るなぁぁぁぁぁぁ!!」
奥さんは勢いよくお坊さんを折る。
「あ、ここにも釘が取れているところがあるわね。うおらぁぁぁ!!」
奥さんが持っていたお坊さんを使って、トンカチ打ちをやっている。しかも頭で打っている。
レグルス「あーーーー!!おじさん!!」
その衝撃でおじさんの遺体は棺桶がら飛びててしまい、階段からコロコロ落ち、ついには出入り口に出てしまう。
おじさんの遺体は馬車に叩き込まれ、そのまま馬車は移動してしまった。おじさんは頭隠して尻隠さず状態でめり込んでいる。
スバル、レグルス「、、、、、、」
2人は真っ青になる。後ろでおじさんの幽霊は魂で料理をしているのだ。
- 30二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 07:44:20
レグルス「スバルぅぅ!!もっとスピード出せねえか!?」
スバル「騎士がスピード違反するなんて出来ねぇよ!」
2人と奥さんとお坊さんは馬車で急いでおじさんがめり込んでいる馬車に追いつく。
スバル「おい、おっさん!気づいているか?お前の後ろにめり込んでいるやついるぞ!」
だが馬車のおっさんは鼻歌を歌っていて、全く気づいていない。
スバル「オイィィィィ!おじさんがもう少しで限界突破するぞ!」
めり込んでいるおっさんの周りの布はもう少しで破ける寸前だ。
レグルス「これじゃあやべえ、僕が取ってくる!」
レグルス「奥さん、僕の足掴んでおいて!」
そう奥さんに頼む。
レグルス「あ、やっべえな。おじさん押し込んじまった。」
スバル「何やってんだよって、中からとんでもねぇものが出てきてるんだが。」
布の中から、アレが出てきている。大切なアレだ。
スバル「中でおじさんはどんな体制でいるんだぁぁぁぁぁ!」
- 31二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 08:03:42
レグルス「、、、安心してください!僕が何とかするので、足を強く握ってくださいね!」
「あの、、どれが旦那のものなのですか?」
アレは馬車の布に溢れ出している。
レグルス「え?え?えーっと、多分アレは生えたのかな?」
スバル「いや、元々アレは馬車に運ばれていたやつだ。」
レグルス「どんなにやべえもん入れてんだぁぁぁぁぁ!!」
スバルは汗をかきながら、ボケているように言う。
スバル「アレは死の町(デストパーティー)から生産された、『チコ貝』だ。ぱっと見アレにしか見えないのだが、とてつもなく珍味なんだ。」
レグルス「何だよ死の町って!100年以上生きている僕でも聞いたことないよ!珍味って、アレのこと?」
スバル「おそらく馬車の荷物がグチャグチャになったんだろうな。」
レグルス「どうやっておじさんを取り出せばいいんだよ。」
スバル「多分、奥さんならできると思う。長年付き合っていたんだ。長年見てきたんだ。絶対に本物を探せる!」
失礼なのではないかと思ったお坊さんであった。
- 32二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 11:39:08
- 33二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 16:36:25
レグルス「う、もう限界だあ!」
おじさんとスバルとレグルスは道路に放り投げ出される。
このまま叩きつけられると思ったが、それをおじさん幽霊が止める。
スバル、レグルス「!?」
そして、天から声が聞こえた。
ースバルさん、レグルスさん、賑やかな葬式をしてくれて、ありがとな。これで後悔なく、安心してあの世へ行ける。色々驚かせて悪かったな。他の奴らや妻に謝っておいてくれ。最後に俺の大切な友達に心を込めて作ってもらった、
蕎麦を食ってくれ。
あの後、オットー達は目を覚ましていて、「どこに行ってたんですか。」って心配してた。みんなさっきとは違ってふざけなくて、なんとか葬式を終えられた。そんなメッセージの後に届いた蕎麦、いや、ナツキスペシャルだ!
いや、宇治銀時丼だ!
スバルとレグルスは、おじさんの蕎麦屋に行き、彼の友人が作ってくれた蕎麦を思いっきり食べた。
だが、それは馬車のおじさんの運転手が送っていた、チコ貝が大量に入っていた。
スバル、レグルス「う、うぇぇぇぇぇぇぇ。」
2人は涙を流しながら、大きく吐く。
だが、近くに置いてあったおじさんの遺影は少しだけ、微笑んでいたのだった。
完
- 34執筆者25/04/20(日) 18:49:03
これから、自分が執筆予定の銀魂シリアス長篇がありますが、書いてもよろしいでしょうか。
- 35二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 19:04:30
- 36執筆者25/04/20(日) 20:59:25
ある夜のこと、ユリウスは夜の「ぱとろーる」をしていた。
橋を渡っているとき、黒い羽織をきた女性とすれ違った。
その姿は明らかに魔女教の服装だったのだ。
ユリウス「すみません、あなたはもしかして魔女教徒ですか?でしたら少しお話しを、、」
その女性はユリウスに斬りかかってきた。もちろん彼も対抗する。
ユリウス「何をするんですか。?その刀ってまさか、、、」
そう言いかけた途端、女性はユリウスに斬りかかり、橋は紅く染まる。彼は橋に勢いよく落ちてしまったのだった。
余談
「紅桜篇」の回を執筆させていただきます。スカーレット篇の開幕です。 - 37執筆者25/04/20(日) 21:12:35
ロズワール邸に謎の宇宙生物?がやってきた。
ベアトリス「確かお前はベティーの葬式時にいたやつかしら。」
スバル「ユリウスの近くによくいるよな。」
ガーフィール「何ッしにだァ?てめえ、何かァ企んでるのかァ?」
オットー「あの生き物怖いです。笑っているのか怒っているのか分かりません。」
オットー「まあ、はいミルクですよ!飲んでってください!!」
とりあえずのおもてなしのため、ミルクを出す。
エリザベス「、、、、、」
目から涙が溢れてくる。
レグルス「泣いた!泣いたぞ!これエリザベスの好物だったんだよ!」
スバル「すごいぞオットー!ドンピシャで当てたんだぞ!」
ガーフィール「オットー兄ィ凄ェ!」
エミリア「絶対これ違うよね。」
ベアトリス「やれやれなのよ。」
- 38執筆者25/04/20(日) 21:30:36
レグルス「、、、ごめんな。ちょっとどっか行ってくる。」
オットー「ちょっと、僕達に仕事押し付けないでください!」
その頃、とある屋敷の庭では
フェルト「最近辻斬り事件が流行ってるらしいネ。」
ラインハルト「ああ、我々も気をつけなければいけないな。」
フェルト「そのことについてなんだがな、魔女教の連中が犯人じゃないかって言われてるんだ。」
ラインハルト「フェルト様、それはどこで聞いたのですか?」
フェルト「市民のやつがその事件を目撃していてな。」
アル「姫さん、これからは夜は警戒して歩かないとな。」
プリシラ「それはなぜじゃ?」
アル「そりゃ、深夜帯に辻斬りが発生しててな。死者が何人も出ているんだ。俺達も気をつけないとな。魔女教が犯人かもって流れているらしいぜ。」
プリシラ「魔女教か。確か幹部がおって、怠惰、強欲、暴食、憤怒、色欲がおるよな。中でも怠惰が有名じゃな。」
アル「俺も気をつけるためにこうやって修行してるんだぜ。」
シュルト「あのすみません。なんで上半身すっぽんなんですか?」
- 39執筆者25/04/20(日) 21:53:00
レグルスは刀屋につく。そこにはいつも通りにクルシュ、フェリス、ヴィルヘルムがいる。
レグルス「あのー、すみません。レグルスです。お願いします。答えてください。」
クルシュとヴィルヘルムはハンマーで刀、武器を作っている。
大声で言っても、ハンマーの音で何も聞こえていないらしい。
クルシュ「ー?なんですか。新聞はもうもらいましたよ。」
レグルス「おーい、レグルスでーす。さっさとその作業をやめろー。」
中々聞こえない。
レグルス「ばーか、ばーか、う〇〇!聞こえないなら、ハンマーパスしろ!」
地雷を踏んでしまい、ヴィルヘルムにハンマーを投げられた。
クルシュ「申し訳ない。声が聞こえなかった。」
レグルス(絶対聞こえてただろ。)
フェリス「ところで、レグルスさんはどうゆう理由で来たのか聞きにゃい!」
レグルス「僕は新しい木刀を探してて、、、」
クルシュ「それなら、最近完成した丈夫な木刀だ。これをやる。」
レグルスはその刀をお金で買った。
- 40執筆者25/04/20(日) 22:07:26
レグルスは帰宅しようとしたが、ヴィルヘルムに止められた。
ヴィルヘルム「レグルス殿、少し相談したいことがあるんだ。」
レグルス「?なんだ。」
ヴィルヘルム「実は、私の先祖が作った傑作の刀、スカーレットが何者かに盗まれたのだ。」
クルシュ「騎士動乱事件で活躍したお前なら、頼られると思ってな。」
フェリス「説明すると、『スカーレット』っていうのはルグニカ1の刀匠と言われてて、先祖さんが作った刀でも最高傑作にゃんだ。その色は紅く鮮やかな色にゃの。」
クルシュ「だが数日前、スカーレットが金庫から盗まれてな。あの刀は人が不幸になる刀なんだ。この刀を作った先祖は作った1ヶ月後に急死。スカーレットに関わった人間は、みんな死んでしまったんだ。しかも、後にあの刀は使った人の体を乗っ取る恐ろしい刀だったことが分かったんだ。」
レグルス「ちょっと待て、もしかしたらこの戦いに参加したら僕も不幸になるの?」
クルシュ「レグルス、災いが起きる前に一緒になんとかしてくれないか?」
レグルスは考えた。だがこれ以上、大切な人を殺したくない。失いたくないという思いから、クルシュ陣営と協力することになった。
- 41二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 01:55:02
これ誰が仁蔵なんだ…?
どんなキャラかな? - 42二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 07:24:04
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- 43二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 16:24:59
スバル、オットー、ガーフィール、エミリア、ベアトリスはエリザベスが行くところについてきた。
オットー「えっと、そのホルダーをここで見つけたんですね。」
エリザベス『そうそう。」
エリザベスはプラカードを出して、スバル達と会話している。
スバル「血まみれじゃねぇか。この数日でユリウスに何があったんだよ。」
エリザベス『それは全く分からない。』
『もしかしたら、、、』
『もう手遅れかも。』
ガーフィール「んなわけねェだろぉがァ!」
エリザベスに思いっきり圧をかけて怒る。
ガーフィール「あの騎士はすんげェ強ェくて、最優だッたんだァ!だから、死ぬはずかねェ!」
エリザベス「うるせーよ。ボコボコにすんぞ。」
プラカードで会話していたはずのエリザベスが低い声で圧をかけて言う。
ガーフィールでも恐れてしまったのだ。 - 44二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 19:13:49
レグルス、クルシュ、フェリス、ヴィルヘルムが夕方に「ぱとろーる」をなぜかすることになった。
おそらく辻斬りの対策のためだろう。
そんな中、スバル、オットー、ガーフィールはエリザベスにパシリをされていた。
オットー「エリザベスさん!焼きそばパン買ってきました!」
エリザベスは刀を持ち、振り回していた。やる気がたくさんあるのだろう。
エリザベス『俺が頼んだのはあんぱんだ。」
スバル「すまねぇ、それだとオットーがあんぱんを投げつけそうだからやめた。」
ガーフィール「話ッが変わるがァ、無茶ァだぜ。辻斬りの犯人にィ最優騎士のことォ聞くなんてさァ。」
エリザベスは今にも怒りそうな顔をしていたのだ。
「お前ら、そこで何をやってるんだ。」
帽子をつけた男性が3人とエリザベスに話しかける。
オットー「びっくりするのでやめてくださいよ!」
「、、、そうじゃなくて、最近夜にーーーは?」
注意をしようとした男性の体は真っ赤に染まる。真っ赤な何かを撒き散らして。
???「辻斬りが出るので危ないですよ。」
ガーフィール「いきなり何ィするんだァ!」
その魔女教の服を着た女性は、3人に襲いかかった。
それを近くのゴミ箱にこもっていた、レグルスが止めた。
- 45二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 19:59:02
スバル「お前!ヴィルヘルムさんから聞いたぞ。」
どうやらスバルは、その女性のことを知っているようだ。
スバル「剣鬼ヴィルヘルムさんの妻、『テレシア・ヴァン・アストレア』さんだな?」
テレシアは、15年前に白鯨討伐に向かったときに死亡したとされていた。だが、そんな彼女がなぜかこの場にいる。
オットー「つまり、辻斬り事件の犯人はテレシアさんなんですか?」
ガーフィール「なんでェレグルスもここにいるんだァ?」
おそらく、辻斬り事件の犯人はテレシアに間違い無いだろう。
レグルス「お前らとは、目的が違ってもあいつに大事なことがあるっぽいな。」
テレシア「はい。私が辻斬り事件の犯人です。」
まるで人形かのようにテレシアはあっさりと答える。
レグルスはテレシアに思いっきり斬り掛かる。スバルも斬りかかろうとしたが、オットーに止められた。
レグルス「よくも俺の大切な仲間を傷つけてくれたな。てめえだけは許さねえ。」
この言葉は、レグルスの怒りが見えてくる。
テレシア「私に勝てるのでしょうか?あなたの仲間を斬ったのは、この刀『スカーレット』です。」
なんとテレシアは盗まれていた『スカーレット』を持っていたのだ。なぜか彼女の手は化け物の糸が巻かれている。
- 46二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 20:11:24
2人が戦っている中、エミリアとベアトリスはどこかへ歩いていた。
ベアトリス「すっかりスバルとはぐれちゃったのよ。」
エミリア「まあ、エリザベスさんにパシらててたから、、、」
2人はおそらく、急いでいたスバル達についていけなくて、迷子になってしまったのだろう。
エミリア「もう暗いから、ベアトリスも帰りましょう。スバル達もきっと帰ってくるし。」
「って、もう。ベアトリスったら聞いてるの?」
そう言い、目の前を見ると、見覚えのない船があったのだ。プロペラのようなものもついていた。
ベアトリス「なんなのかしら。あの船、、、怪しすぎるのよ。」
エミリア「もしかしたら、辻斬り事件と何か関わりがあるかも!」
クルシュ「行くのはやめておいた方がいい。」
エミリア「クルシュさん、どうしてここに。」
クルシュ「下手したら、死んでしまうかもしれないぞ。あれは怪しすぎる。」
ベアトリス「でも、さっき見たのよ。あそこに魔女教の団員がいたのを。」
クルシュ「何?魔女教があそこにいたのか。それなら、潰しておいた方が良さそうだな。」
エミリア「ベアトリス、あなたは今すぐスバルのところに行きなさい。万が一のためよ。」
クルシュ「相棒が魔女教に捕まってしまったとか、ナツキ・スバルは心配するぞ。」
ベアトリスは、急いでスバルの元へ行ったのだった。このことをみんなに伝えるために。
- 47二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:15:44
レグルスとテレシアの斬り合いは続く。本来の権能と身体能力なら、圧倒的にレグルスが上だ。
だが、『スカーレット』の威力はレグルスの木刀には歯が立たない。
斬り合いが進んでいくうちにレグルスは橋に叩きつけられ、浅い川に叩きつけられる。
身体中は濡れている。とても冷たそうに震えていそうだ。
テレシア「おかしいですね、本来ならあなたの方が強いはずなのに。」
レグルス「おかしいなあ。本来はお前は15年前に亡くなってるはずなのにな。」
レグルス(この刀は普通の刀じゃねえ。『スカーレット』はどれだけやべえ刀なんだよ。)
オットー「レグルスさん!」
そこにオットーが駆けつける。だが、彼には何もすることができない。
『言霊の加護』を使っても、テレシアにすぐに返り討ちにあってしまう。
スバルとガーフィールは、近くにいる魔女教の団員と戦っているのだ。
オットーとエリザベスには、レグルスが勝つことを祈るしかないのだ。 - 48二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:22:52
- 49二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:37:13
叩きつけられたレグルスをテレシアは腹部を、、、
オットー「!?レグルスさん!」
その光景をオットーは真っ青になる。
その衝撃でレグルスは血の嘔吐を繰り返す。何色にも染まらない白は紅く染まっている。
テレシア「あなたの過去はもう怠惰の司教から全てを聞いています。なんせ大罪戦争四天王の1人だったんですよね。」
レグルス「、、、あいつ、覚えているのか。」
テレシア「こんなにも早く、始末することができるなんて意外ですね。」
そう言い、『スカーレット』を抜くと、とどめの一撃に斬ろうとしていた。
スバル「やめろーーーー!」
走って、スバルが駆けつけ、橋から飛び降り、テレシアの腕を斬る。掠り傷だ。
スバル「これ以上やると、本当に斬るぞ!」
怠惰刀をテレシアに向け、スバルはそう言う。
ベアトリス「これ以上、仲間を傷つけるのは、許せないかしら。」
フェリス「ぱとろーるで来てみれば、こんなことが起きているなんて。」
ガーフィール「レグルスに何しているんだァ!」
ベアトリス、フェリス、ガーフィールやクルシュ陣営の隊士が橋の前に集まっている。
テレシア「どうやらこの戦いは次のお預けのようですね。また会いましょう。」
スバル「待て!行っちゃったか。」
オットー「!ナツキさん。レグルスさんが。」
スバル「!おいレグルス返事しろ、フェリス今すぐ降りてきて治療を、、、」
レグルスの視界はうっすらとぼやけて、光は消えた。
- 50二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 06:52:43
エミリアとクルシュは船に乗り込んだ。そこに緑髪の青年がいた。彼はとても痩せ細っていて、不気味だった。
クルシュ「貴様、何者だ。魔女教の関係者か?」
エミリア「ちょっと中を案内させてもらえる?」
クルシュは刀をエミリアは氷の刀を彼に向けた。
その男は後ろを振り向いた。
ペテルギウス「今日は変な鼠が忍び込む日デスか。」
そう男は呟く。そしたら、2人の背後から鎖が襲ってきた。それは先に刃物があり、不気味だ。
シリウス「あなたは何をやっているんですか。私の最愛の人に襲撃する気なのでしょうか。」
彼女は何かと包帯を全身につけており、2人は一瞬恐れてしまう。
エミリア「あなた達、まさか魔女教?」
いい答えをしたエミリアに2人はこう言う。
ペテルギウス「私は魔女教大罪司教『怠惰』担当、ペテルギウス・ロマネコンティ、、、デス!」
シリウス「私は魔女教大罪司教『憤怒』担当、シリウス・ロマネコンティと申します。」
クルシュ「魔女教、大罪司教かよ、、、」
シリウス「わざわざここまで足を運んでくれてありがと、ごめんね。だから、素敵な人を私も用意しているからね。」
エミリアとクルシュの周りは魔女教の団員だったのだ。
2人は手をあげた。
- 51二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 07:08:07
レグルスは昔の夢を見ていた。
ある日、とある村の塾で仲間と遊んでいたのだ。
ライ「今日のじゃんけん?ってやつは俺達が勝ってやるさぁ。」
ジュース「いいや、絶対に私が勝ちます。」
レグルス「俺が今回も勝ってみせるぜ!」
ジュースは成人だが、この塾に通っている。事実上教師のようなものだろう。
???「みなさん、もう授業の時間ですよ。」
その手を叩き、そう言った男性は金髪で下が銀色という珍しい髪色をしていた。
レグルス「もう、なんなんですかー。」
???「だって、私はアナタに話したいことがあるからデス。」
突如、姿が大きく変わる。青年から、大罪司教の姿になり、周りの平和な光景は一瞬にして崩れ落ちる。
ペテルギウス「なぜ、あなたは私の作戦に協力しないのデスか?」
見えざる手でレグルスを身動き取れないようにし、そう言う。
レグルス「うぐっ、、、それは大切な仲間を失いたくないからだよ。」
ペテルギウス「そうデスか、、、私はただ破壊するだけデス。」
「この世界を。」
謎に厨二が言いそうな言葉を言い、レグルスの意識はなくなった。
- 52二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:20:41
まさかのテレシアか…
- 53二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:48:05
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- 54二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 20:38:47
幸せそうな悪夢から、意識が途切れる。真っ暗闇から、光が出てくる。
シルフィ「起きましたか、旦那様。」
光の先には、彼女の184番目の妻のシルフィがいた。
レグルス「なんでお前がここに?」
シルフィ「スバル様からのお願いです。」
レグルス「そ、うか、痛っ」
レグルスの体には、赤くなった包帯が巻いてあった。
頭、胸、肩に巻いてあり、かなりの重傷だったことが分かる。
レグルス「じゃあ僕はスバル達のところに、、、」
それをシルフィに阻止される。本物の刀で止められた。
シルフィ「傷口が開いたらどうするんですか。」
冷たい顔だが、怒りが出ているのが分かる。
その後、スバル、オットー、ガーフィール、ヴィルヘルムと『スカーレット』について話すことになった。
オットー「あのすみません。『スカーレット』はなぜ不吉な刀と言われているのですか。」
ヴィルヘルム「それは、私にも分かりません。ですが憶測はあります。」
そのことに対し、「え?」と言ってしまう。
ヴィルヘルム「魂を込めて作り上げた刀が、逆に思いが強くなってしまい、その闇の思いが込められた刀になってしまったのだろう。」
スバル達は雨が降り続ける中、あるところに向かった。エリザベスがいる場所だ
- 55二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:13:47
- 56二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:27:01
魔女教の船では、一部の大罪司教とテレシアが会話をしていた。
カペラ「あらあら、その傷を見る限りだと事件がバレちゃったみたいですね。『スカーレット』を奪えたけど、これからやばいことになりやがりますね。」
テレシア「片腕が少しやられたくらいです。この刀を持ち帰れたことでも少しくらい評価しても良いんじゃないですか?」
シリウス「あなたが命を張ってあの人に従ってくれるなんて愛ですね。」
ライ「そろそろ騎士兵団にバレてもおかしくないんじゃァないかなァ?」
シリウス「そういえば、最優騎士の次は白夜叉って、その白夜叉は最悪あの人の地雷を踏みますよ。お前、少し上手くいったからって調子に乗ってるんじゃ、、、」
シリウスが話している最中、テレシアは『スカーレット』の周りに生えている触手でシリウスの身動きを取れないようにする。
シリウス「?何“”やっでるんですが?感覚共有しているのに、、、」
首を抑えているシリウスとテレシア。だが、テレシアは苦しくなさそうな表情で抑えている。
テレシア「『スカーレット』はだんだん侵食が進んでいるんです。だから、私に対してのの発言と行動は気をつけてくださいね。」
そう言い、テレシアはシリウスに向けた触手を離す。シリウスは思いっきり咳をした。
- 57二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:33:33
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- 58二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:56:35
テレシア「あの人は昔、白夜叉と仲が良かったのですよね。でも今は完全に別人です。ペテルギウスの隣にいて良いのは私達魔女教と大罪司教だけです。」
レグルスとフェリスとヴィルヘルムは話し合いをしていた。
フェリス「『スカーレット』はね、先祖の関係者が改造した兵器のようなものなの。」
「その刀は一度使えば、じわじわと体を乗っ取られて最終的には体を操ってしまうの。それを止められる人はほとんどいない。」
ヴィルヘルム「命がある刀です。」
「おそらく魔女教は『スカーレット』を使って、ルグニカ王国を火の海にするつもりです。」
そんな中、ペテルギウスと拘束されているクルシュは会話をしていた。目の前には、大量の刀が置いてあるのだ。しかもそれはカプセルのようなところにそれぞれ封印されているようだ。
クルシュ「貴様、これで一体何をするつもりなんだ。部下に散々こき使わせておいて。」
ペテルギウス「アナタ、怠惰デスね。私の目的に気付けないなんて。」
クルシュ「一体どうゆうことだ?」
ペテルギウス「この腐った世界を壊すのデス。魔女に捧げるのデス。なぜなら私は愛のために勤勉に働いているのデスから。」
クルシュ「まさか、全てを破壊するのか?冗談じゃないぞ。っておい、放せ!」
騒ぎ出したクルシュの周りにペテルギウスの指先が集まり、クルシュを連れていった
- 59二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:28:55
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- 60二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:34:01
アナスタシア陣営の屋敷ではスバル達とアナスタシア陣営が会議をしていた。
オットー「おそらく、この辻斬り事件には魔女教大罪司教が関与している可能性が高いってわけですね。」
スバル「ああそうだな。そろそろペテルギウスとの決着もつけておかないとな。」
かつてスバルはペテルギウスと戦ったが、罠にはめられ、討伐することができなかったのだ。
ベアトリス「どうゆうアジト、いいや船だったことはベティーは覚えているのよ。」
そう言い、その船を絵として書く。
アナスタシア「ふーん。これが魔女教の船なんやな。」
スバル「ペテルギウス、、、今度こそ俺が倒してみせる。」
ガーフィール「『怠惰』の司教ッはあの中でもかなり被害ッを出してるもんなァ。」
つまりは出会った者のほとんどが消息不明になっているのだ。
隊士A「エリザベス、ユリウスさんの仇を討つぞ!」
アナスタシア「ウチは絶対にユリウスを奪った恨み、返してやるって決めたわ。」
弓矢を持ち、そう決意したアナスタシア。
エリザベス『落ち着け』
スバル「行くぞ!」
ベアトリス「了解かしら。」
ガーフィール「大将ォ!待ってくれ!」
オットー「ちょっと、置いてかないでくださ、、、ってもういなくなってる。。。」
スバル、ベアトリス、ガーフィールは船へと向かっていくのだ。屋敷を抜け出して進むのだ。 - 61二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:04:11
レグルス「ペテルギウスがそんなことを、、、あいつは変わったな。」
「ヴィルヘルムさんの妻が関わっていたのかよ。」
ヴィルヘルム「白鯨討伐時に捕まってしまったのでしょう。」
フェリス「大きな事件が起きないようにしないといけなくなったネ。」
スバル(レグルスがいない今、俺達だけでなんとかしちゃおう。)
ベアトリス「あの船にエミリア達がいるのよ。間違いないのかしら。」
ガーフィール「おい、大ッ将、ユリウスみてェなやつがいるぜェ。」
スバル「は?あれって、エリザベスじゃねぇか!」
目の前には、ユリウスの格好をしたエリザベスがいたのだ。
オットー「ちょっとエリザベスさん、ナツキさんに変な目で見られていますよ。後アナスタシアさんも突っ込んでください!」
アナスタシア「ちょっとそこの君、この格好の人を見んかったか?」
オットーの話をフル無視しているアナスタシア。
ベアトリス(なんか変な奴らがいるのかしらぁぁぁぁぁぁ!)
- 62二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 02:05:27
可哀想なオットー…
- 63二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:49:17
絵面を想像するだけで面白い
- 64二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 17:22:53
シリウス「全くテレシアは、、、いつかあんな風になってもおかしくないって、カペラさんは何をやっているのです?」
首を抑えているシリウスは、拘束されているクルシュとエミリアにご飯を与えている。
カペラ「こいつはアタクシ様の娘にできそうじゃねーですか。」
シリウス「何をやっているのですか。この人達は、もう大人に近いのですよ。」
そう言ってワーワーと騒いでいる中、謎の轟音が鳴った。
シリウス「!?一体何なんですか。」
2人はエミリアとクルシュを持ち運び、外側の船へ行く。
オットー「エリザベスさん、何やってるんですかぁぁぁぁぁ!」
スバル「この隙を狙っていくぞベア子!」
ガーフィール「大将!俺ッ様も行くゼェ!」
アナスタシア「オットーくん、ここはうちらに任せてユリウスの仇を討ってくれへん?」
オットー「、、、、分かりました!」
スバル達は船へ乗り込んだのだった。
- 65二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:51:33
ファイトだオットー!!
- 66二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:48:20
レグルスの屋敷では
シルフィ「やはりそのような体でも行くのですね。」
「ヴィルヘルムさんもフェリスさんもクルシュ様を助けるために行ってしまいましたし。」
レグルス「ああ、あいつらどうなるんだろうな。」
シルフィ「もうこれ以上は無茶をしてしまいましたら許せません。」
レグルス「分かったよ。」
シルフィは、レグルスの部屋から去っていった。
レグルス「なんか、すまねーな。」
大雨の中、ヴィルヘルムはそれぞれもらった手紙を持ち、刀屋に行ったのだった。
フェリスは、クルシュ陣営の部下を連れて、飛行型船に向かう。
ヴィルヘルムは、ある手紙を持ち走っていたのだった。
その内容は
『刀屋でまた話さないといけない。だから来てくれ。』
- 67二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:04:24
魔女教飛行船は、何者かの爆撃に襲われる。
「な、何だこれは?」
「あそこを見ろ!あの服装は、騎士兵団だ!」
他の騎士兵団の飛行船には、フェリスが乗っていたのだ。
フェリス「魔女教、私のクルシュ様を救うために立ち向かうよ!」
騎士兵団の現在のまとめ役、フェリックス・アーガイルはそう言ったのだった。
カペラ「このままじゃ飛行船がやられちゃうじゃねーですか。」
シリウス「最優騎士の敵討ちってやつですね。テレシアさんが元凶です。」
カペラ「やっぱり『スカーレット』の存在も知られちゃったんじゃねーですか。」
そこにライが割り込み、会話に入る。
ライ「まあ、元々潰されたレグルスだって魔女教の過激派だったんだぁ。」
「今では仲間のこともあってなのか今ではすっかり暴れなくなったよなぁ。」
シリウス「っていうかカペラさん、半魔と戦乙女はどうするんですか。」
カペラ「え?それなら、、、」
- 68二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 07:37:13
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- 69二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 16:39:46
これからの展開が激アツになりそうで楽しみだな
- 70二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 19:47:34
カペラ「テメーらの目的はこのメス肉2人組ですよね?爆撃してもこの2人に当たっちゃっても知りませんよ〜。」
エミリアとクルシュは、十字架型の木の柱に縛り付けられている。
だが騎士兵団は容赦なく爆撃させる。
シリウスとカペラはアフロの髪になりかけている状態だ。
シリウス「カペラさん?話が違いますよ?」
エミリア「あなた達、私達を囮にして身を守ろうなんて勘違いしないでもらえる?」
クルシュ「貴様ら、何をやっているのだ?」
そんな話をしていて油断している中、シリウス達の目の前から爆撃を仕掛けられる。
カペラ「げ、やばいんじゃねーですか。」
シリウスとカペラは逃げ出す。
エミリア「やばい、どうしよう。逃げられない!」
エミリアとクルシュの目の前は爆発する。
だが、視界が揺れて体は砕けなかった。
スバル「エミリアたん、助けに来たぜ!」
オットー「クルシュ様、大丈夫ですか?」
エミリアの目の前にはスバルが、クルシュの目の前にはオットーがいたのだった。
- 71二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 20:02:40
魔女教飛行船の倉庫のことだった。そこでは1人の女性が苦しんでいた。
テレシア「うぐっ、、、はぁ、はぁ」
右手を苦しそうに抑えている。何かに乗っ取られているかのように。
ペテルギウス「こんにちは。大切なことをしている中、悪いのデスが敵が来てしまいましてね。」
倉庫のドアには1人の大罪司教がいた。
ペテルギウス「アナタが派手にやってしまったせいで、戦いが始まりそうデス。勤勉すぎたのデスね。」
そう話は続く。
ペテルギウス「レグルスを殺ったらしいデスね。」
テレシア「どうしてそんなに、、冷静なんですか?かつての仲間が私に、、、やられたのに、、、」
ペテルギウスはテレシアにじわじわと近づいてくる。
ペテルギウスの刀と見えざる手がテレシアに襲う。
それを『スカーレット』で防御する。テレシアの右腕は魔獣のような手に変わっているのだ。
ペテルギウス「アナタ、、、随分と右腕が変わりましたね。」
「アナタがしっかりと今回の戦いを抑えてくれれば、許しますよ。まあ、いつかこうなるのは分かっていましたからね。そして、、、」
「2度とあいつを私の仲間と呼ばないでください。」
そう言い、ペテルギウスは倉庫から去っていった。 - 72二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 20:18:40
この飛行船は、爆撃を何度もくらっているので限界がじわじわと近づく。
カペラ「テメー、何者なんですか?」
羽を生やしたカペラは、オットーに問う。
オットー「何言ってるんですかカペラさん!今そんなこと言ってる暇なんてありませんよ!」
スバル「ごめんエミリアたん!もうそろそろ落ちちゃう!助けに来たけど落ちるかも!」
エミリア「ごめんスバル、私ね、ユリウスをここまで探したけれどいなかった。ユリウスはどうなったの?」
スバルは言うことができない。ユリウスが魔女教にやられたことを。
油断している中、爆発に巻き込まれる。エミリアが飛行船から海へ落下しそうになる。
スバル「エミリアっ!」
木柱ごと、スバルはエミリアを掴む。限界まで掴んでいる。
「?あれは、、、剣鬼の妻、『テレシア・ヴァン・アストレア』だ!」
テレシアは、飛行物に乗ってこの飛行船を襲おうとする。
その飛行船の端は『スカーレット』に勢いよく斬られる。
スバル「うっ、、エミリアたん!今助けるぞっ。」
オットー「ナツキさん!僕も手伝い、、いや、僕の前にはクルシュさんがいる!」
クルシュ「オットー、申し訳ない。」
スバルがエミリアを持ち上げるのに、限界が近づく中、スバルの目の前を誰かが掴み、エミリアごと船の上に持ち上げられる。
スバル「!エリザベス!」
本来、他の魔女教と戦っているはずのエリザベスがここに駆けつけてきたのだ。
- 73二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 21:50:09
そこには、ユリウスのペット?のエリザベスが駆けつけたのだ。
スバル「こんな所まで駆けつけてくれたのか。ありがとな。」
エミリア「私も、すごーく嬉しい。」
スバルに縄をほどいてもらっているエミリアは、笑顔で言う。
クルシュ「私もヒヤヒヤした。」
オットーに縄をほどいてもらっているクルシュは、安心したかのように言う。
エリザベス『色々用があってきたんだ。』
その背後をペテルギウスが狙う。
その瞬間、エリザベスは真っ2つになったのだ。
スバル「エリザベス!」
ペテルギウス「こんな宇宙生物、私は求めていません。私が求めているのは、アナタ達デス!」
そう言い、ペテルギウスはエミリアに手を出そうとする。
???「宇宙生物?そんなこと、誰が言ったんだ。」
真っ二つになったはずのエリザベスの下半身から、声が聞こえた。
その人物は立ち上がり、ペテルギウスを斬り倒す。
ユリウス「私は最優騎士、『ユリウス・ユークリウス』だ!」
最優騎士がここに復活するのだった。
- 74二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 22:10:11
ユリウスがここで復活か〜
- 75二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 22:58:11
このレスは削除されています
- 76二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 08:00:09
これどうなるんだ?
- 77二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 13:41:42
天空では爆撃が起こり、数々の飛行船が戦をしているようだ。
レグルスとヴィルヘルムは馬車で走る。
レグルス「おいおい、このままじゃ僕が来る前に全部終わっちゃうんじゃないか?」
ヴィルヘルム「『スカーレット』は硬いものを簡単に斬れるほどの威力です。最悪戦いが来る前に終わってしまいますね。一応フェリスが他の騎士兵団を呼んでいるので、すぐには終わりません。」
ヴィルヘルムは馬車の奥にあるものを取り出す。
ヴィルヘルム「私が作った刀です。木刀では数日前のようなことになると思い、、、」
レグルス「ふーん、この鍔の形ってまさか、、、ウ」
ヴィルヘルムはレグルスをビンタした。
ヴィルヘルム「ウ〇〇じゃありません、竜です。」
レグルス「少し自覚してるよな?」
そんな中、レグルスは小さな崖下で誰かが走っているのを見つける。
レグルス「ヴィル爺、ちょっとここで止めてくれ。」
レグルスは馬車を降り、下の様子を見る。
アナスタシア「エリザベス、本当に行くんか?」
「アナスタシア様、エリザベスさん、船の準備ができました!」
エリザベス『戦わないと、ユリウスに顔向けができない。』
「でも、ユリウスさんはもうやられていますよ!」
エリザベス『あそこから、何か大切な匂いがするんだ。』
アナスタシア「もしかして、エリザベス、、、ほな、みんな行くで!」
エリザベスとアナスタシアとその隊士は、彼女達の船へ行く。
レグルスとヴィルヘルムは、彼女達についていった。 - 78二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 19:59:09
- 79二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 20:17:25
スバルとユリウスは魔女教と戦闘を始める。斬りかかるが、魔女教の団員もかなり戦闘力が高い。一部はその光景に恐れ、近寄ることができない。
カペラ「?あれなんなんですか?あの赤色の飛行船と白色の飛行船はアタクシ達の飛行船じゃねーんですが。」
その飛行船は魔女教飛行船に突っ込んで来る。
「船がどうして突っ込んできたんだ?」
ガーフィール「ペテルギウス!お前らの思い通りッにはァさせやしねェぜ!」
ベアトリス「お前らの行動、許せないかしら。」
どうやらガーフィールとベアトリスは、下の方で襲ってきた魔女教団員と戦っていたのだろう。
そこをエリザベス達が飛行船に送ったのだろう。
シリウス「!貴方達、やりなさい!」
そこをシリウスが自身の権能で無理矢理従わせる。
ガーフィール「すまんなァ大将ォ、オットー兄ィ、遅れちまッた。」
ベアトリス「スバル、パートナーとして、ベティーは頑張るかしら!」
フェリス「ちゃんと仲間を呼んできたよ。」
アナスタシア「ウチは信じとったで。ユリウスがこんな形で呆気なく死ぬはずがないやん。」
エリザベス『ユリウスさん、一緒に行きましょう。』
『今度は絶対に帰りますよ。』
ユリウスは走り出す。ペテルギウスがいる所へ。
そこにスバルとオットーが共に走り出す。
- 80執筆者25/04/26(土) 22:12:56
スバル「俺の友達だ。最後まで付き合ってやる。」
オットー「絶対に守ってくださいね。」
そこに、遅れてガーフィールが来る。
ガーフィール「帰ったらァ、ぜってー奢れよ。」
ユリウス「スバル、オットー、ガーフィール、、、」
3人がペテルギウスの所へ急ぐ中、『憤怒』と『色欲』が防ぐ。
シリウス「あの人のところには行かせませんよ。」
カペラ「このままじゃ、捕まっちゃうんでね。」
ユリウスでは、この2人には全く歯が立たない。動揺している中、スバルとオットーが前へ出る。
スバル「ユリウス、帰ったらお祝いだ。」
オットー「絶対に生き残ってくださいね!」
ユリウス「待ってくれ、このままじゃ2人が負けてしまう。アナスタシア様にどんな顔をして帰ればいいんだ。」
スバル「何言ってるんだ。」
2人「俺(僕)は簡単には負けねぇぞ!」
そう言い、スバルはシリウスに切り掛かり、シリウスは鎖で防御する。
オットーは隅にいたカペラにゾッタ虫を誘導させ前が見えなくなるようにする。
カペラ「テメーら、何でここにいやがるんですか?黒髪野郎は騎士兵団が来る前から現れたし、商人野郎は商人なのに何でここに?誰に呼ばれてここに呼ばれやがったんですか?」
3馬鹿は口を大きく歪め、笑い顔をする。
3馬鹿「王国一馬鹿な侍だこのヤロー!」
魔女教飛行船にレグルスとヴィルヘルムが乗ってきた。
その時レグルスは口を歪め、笑顔になっていたのだ。
- 81執筆者25/04/26(土) 23:12:34
余談です。(あくまで私が思いついた案です)
>>51のシーンでレグルスさんがジュースやライと遊んでいました。
ジュース、レグルス、ライは100年前、現代で言えば塾のようなところに通っていました。
ジュースは事実上、教師のような存在でレグルスさんとライと仲が良かったのです。
その10年後、松陽先生枠の人を救うため、3人は大罪戦争に参加しました。
ライは、弟と妹を守るためでもあります。
カペラを含む4人が大罪四天王と呼ばれていましたが、松陽先生枠をレグルスさんが自分の手で斬らないと、ジュースとライが助からない。そのため、自らレグルスさんは松陽先生枠を斬りました。
これ以降、ジュースとレグルスさんは決別。ペテさんになった経緯は、初代スレを参考にし、原作通りにしました。
>>8の案も取り入れ、このようにしました。
- 82執筆者25/04/27(日) 08:31:23
ヴィルヘルム「レグルスさん、目の前を見てください!」
レグルス「!?うわっ。」
目の前から、テレシアが斬りかかってくる。
テレシア「まだ、、、生きてたんですね。」
レグルス「ああ、僕がこんなところで死ぬと思うなよ。」
テレシアはレグルスの剣を読み、避けて斬る。レグルスの腕は真っ赤になる。
その上の光景を見るエミリア達。そして、安全な上の場所で戦いを見るペテルギウス。
ペテルギウス「『スカーレット』に自ら立ち向かうなんて、勤勉すぎますね。」
エミリア「あの赤髪の人の動き、普通じゃない。」
ペテルギウス「同然デス。あれじゃあ、もう刀に乗っ取られたも当然デス。」
2人が話す中、もう既にレグルスの限界はきていた。だが、互角にやり合っている。
ユリウス「嘘だろ、あの刀の威力は高いんだぞ。」
ペテルギウス「本当なら、もう倒れているはずデス。これが白夜叉デスか。」
レグルスの動きは覚醒していた。
- 83執筆者25/04/27(日) 12:32:07
カペラ「何でテメーはそんなに攻撃したがるんですか?」
ガーフィール「オメーらの思い通りッにさせるわけきゃあいかねェんだ。」
カペラ「それなら、、、」
そう言い、カペラはラムに変貌しようとするが、スバルがそれを防ぎ、カペラを斬る。
スバル「させねぇぞ。」
シリウス「あなた、1つのことのためにここまで頑張れるなんて、愛ですね。つまりはこの世は愛に満ちている〜!」
オットー「愛、、いやダメだ!僕達は貴方達魔女教の計画を止めようとしているんです。愛なんかではありません!」
洗脳されかけるが、オットーはシリウスに言い返す。
カペラ「じゃあ、これでも避けれますか!」
手を獣のように変貌し、ガーフィールに襲いかかる。それを腕にあった刃物で斬りつける。
だが、斬ったとしても変形して再生する。
このままでは切りがない。
シリウス「それじゃあ、次は私達の番です。みなさん、お疲れ様でした〜。」
全身に巻き付けている鎖でスバル、オットー、ガーフィールを縛り付ける。
カペラ「じゃあ、テメーらをクズクズのクズ肉にしちゃいま〜す。」
その天井から、破壊音が聞こえ、天井から穴が開く。
そこにテレシアと『スカーレット』の触手に縛り付けられ、気絶している。レグルスの全身は紅い。
スバル「レグルス!」
カペラ「テメー、アタクシ様のレグるんになんてことしやがったんんですか!」
- 84執筆者25/04/27(日) 20:46:37
カペラ「流石のアタクシ様でも許せねーんですよ!」
最愛のレグルスがテレシアに痛めつけられたのだ。流石にこれは許せないのだろう。
両腕を獣の姿に変え、テレシアを倒そうとする。
テレシア「、、、、」
『スカーレット』でカペラの腕を斬り、壁に叩きつける。
カペラ「!?」
すぐにカペラの腕は再生する。
ヴィルヘルム「もうときすでに遅しです。完全に『スカーレット』に乗っ取られたのです。」
テレシアの青い瞳は光を失い、機械のように操られているようだ。
シリウス「さあ、目を覚ましなさい。愛のない優しい世界を作る私にとって、許せません!」
急いで、シリウスはテレシアの自我を取り戻そうとするが、洗脳も効かない。
ガーフィール「!そッの剣を離ッせ!」
牙と刃物で侵食されている腕ごと斬ろうとするが、硬すぎるのだ。
オットー「もうこれ以上、暴れさせません!」
スバル「絶対にみんなを救うんだ!」
3人が束になって攻撃しようとするが、全く歯が立たない。
- 85二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:16:23
- 86二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 06:58:27
そろそろクライマックスか
- 87二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:10:14
このレスは削除されています
- 88執筆者25/04/28(月) 07:23:02
もう終盤なので、今日か明日にこの長篇終わります
- 89二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 17:06:10
ガーフィール「ッつぇよ!身動きが取れねェ!」
スバル、オットー、ガーフィールは『スカーレット』の触手に縛り付けられている。
オットー「どうしましょう!このままじゃ、負けてしまいます!」
スバル「刀も折られちまったしなぁ。」
シリウスもカペラも逃げてしまったので、もう後はない。3人はボロボロだ。
テレシア「、、、、」
そう無言を続け、3人にとどめを刺そうとしたがそこをレグルスが止めた。
テレシアは額から紅くなる。
スバル「レグルス!大丈夫かよ。俺らよりボロボロだぞ。」
レグルス「いいや、僕はやらないといけないんだ。魔女教に操られたテレシアを止めないといけないんだ。
なんせ俺は魔女教大罪司教『強欲』担当、レグルス・コルニアスだからな!」
スバル、オットー、ガーフィール、ヴィルヘルムはその言葉に衝撃を受ける。
レグルスは、刀をテレシアに向け、そう言ったのだった。
- 90二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 22:27:27
ー実は一目惚れだったんです。
私はある日、あなたに出会った。亜人戦争の生き残りで、失ったものも多い。だけど、一緒に乗り越えてきたんだ。
やがて結婚して、息子が生まれた。『ハインケル』だった。剣鬼の子供として彼は頑張ったのだ。だけど、ハインケルの奥さんのルアンナさんはなぜか眠り姫になってしまったの。ハインケルとルアンナさんの息子に『ラインハルト』が産まれた。ラインハルトは幼い頃から、世界に愛された。加護を授かることをできたのだ。自由自在にね。これから、ラインハルトはきっと英雄になれるだろうな。
そんな生活が続く中、白鯨討伐に向かった。
仲間が次々にやられてしまった。
テレシア「?あなたは、、、」
???「あら、こんなところに剣鬼の妻が1人、愛のために戦っているんですね。素晴らしいです。」
テレシアの目の前に現れた幼女は、白金の髪色を持ち、布1枚の服装だった。謎の不気味さを感じるようだ。
テレシアは悟った、この子は普通の女の子ではない。味方ではない。白鯨の仲間のように見えたのだ。
彼女は、刀を使って白金少女を斬ったのだ。腹から、鮮血が舞う。
???「美しい、愛ですね。」
気持ちよく耳元で少女の声を聞いたその瞬間、テレシアの意識は途切れた。
- 91執筆者25/04/28(月) 22:47:01
レグルスの刃は触手を破壊し、右腕ごと斬り落とされる。大量出血だ。
ヴィルヘルム「テレシア!大丈夫か?目を覚ますんだ。テレシア!」
たとえ目が覚めたとしても、テレシアはあちらこちらから血を撒き散らしているので、失血死するだろう。
テレシア「うっぎぁ?」
ヴィルヘルム「テレシア、目覚めたのか?」
テレシア「ヴィ、、、ルヘルム?私今まで何をしてて、、、
あ、今まで操られていたのかな?この傷も全く痛くないわ。きっ、、とすぐ私は死ぬみたいね。」
4人はかける言葉もなく、ただ光景を見ているだけだ。別れを見守らないといけないんだと。
ヴィルヘルム「テレシア、、、せっかく再会することができたのにどうしてこんな、、、」
涙目で話すヴィルヘルム。
テレシア「私、、、今まで幸せだったな。ラインハルトとハインケルとヴィルヘルムとみんなで過ごせたこと。ラインハルトは、剣聖として私達の後を継ぐのかな?
ハインケルは、近衛騎士団かな?副団長になって、みんなを引っ張っていくといいな。だって私の息子だもの。
ヴィルヘルムは、、、剣鬼として、語り継がれていくんだろうね。。。」
そう、彼らの未来を考えた言葉をテレシアは言う。だが、もう出血が酷く、命の残量はもう限界まで近づいている。
ヴィルヘルム「もう、みんなはなっていますよ。これからの未来は大丈夫だ。」
そう言うと、テレシアは安心し最期の遺言を言う。
テレシア「じゃあ、最後にこれを言っていいですか?
実は、一目惚れだったんです。そう言ったら、貴方はどれだけ驚いてくれましたか?ーっ。」
テレシアは悔いがなく、笑顔で眠っていったのだった。
- 92二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:29:51
このレスは削除されています
- 93二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:33:20
テレシア死んじゃったか、、、
これって、もしかして黒幕パンドラ様か? - 94二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 08:03:30
このレスは削除されています
- 95二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 11:40:57
ユリウス「どうやら貴様は、私と同じような本を持っていたみたいだな。
かつて、仲間がいたんだな。はるか昔に」
ペテルギウスは何も答えなかった。何かを思い出したかのように答えなかったのだ。
クルシュ(百人一刀太!)
風の技を魔女教団員に向け、攻撃するがキリがない。
アナスタシア「エリザベス!もう限界や。このまま攻撃をしまくったら、船ごと真っ逆様や。」
エリザベス『まじかよ。』
ペテルギウス「私はかつて刀を持ち立ち向かいました。愛のために勤勉に。
デスが、思うようにいかず大切なものを失いました。
あの人を失ったのデス。」
ユリウス「私は貴様のことなんて何一つ分からない。愛している人を守ることもできなかったのなら、
今大切な者を守り抜くことが大切じゃないか?」
そんなことを言っている中、ユリウスの背後から何者かが襲ってくる。
魔獣?と思える生物だ。
ユリウス「貴様ッ!」
ペテルギウス「私は愛のためなら、惨劇だって起こしたっていいんデス。
なんせ私は愛のために腐っている世界を壊しているのデスから。」
- 96二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 12:12:41
その光景をただ見ているライとロイ
「バテンカイトス司教、アルファルド司教、なぜ戦いに参加しないのですか?
ちょっと聞いていますか?ライさん?」
ライ「なんか聞きなれた声が聞こえた気がしてさァ。耳に響いたんだよ、メインディッシュになる程の声が。」
ロイ「この調子じゃあ、俺達の出番なさそうだなァ。すぐにこの戦は終わるさァ。」
レグルス達の状況を知っているかのようなライ、この戦いの決着はもうすぐ着くと悟るロイ。
まさにその通りだったのだ。
ガーフィール「テメーッら、邪魔だァ!」
オットー「僕達4馬鹿が来たんですよ!」
オットーとガーフィールは走って魔女教団員を倒していく。近くのゾッタ虫を使い、蹴りで倒す。
レグルス「ありがとな、スバル」
スバルはレグルスを持ち上げ、2人で歩いている。
「あれは、コルニアス司教!?どうしてあいつらと一緒に、、、」
近くの魔女教団員の前に魔獣が上から落ち、倒れていく。上から最優騎士か来る。刀を振り回し
ユリウス「さっさとこの戦いを終わらせるぞ。」
アナスタシア「ユリウス!」
黒玉の塊を持ち、仲間の生還に喜ぶアナスタシア。
そして、エミリア陣営の騎士と王選候補者、アナスタシア陣営の騎士と王戦候補者が円になって集まり、全員が各々の武器を持つ。
- 97二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 12:38:36
ベアトリス「ユリウス、生きていたかしら。」
アナスタシア「本当、信じててよかったわぁ。」
エミリア「この戦いが終わったら、すごーく笑顔で帰ろうね。」
オットー「絶対に油断しませんよ。」
ガーフィール「死ッんだら許さねェかッらなァ。」
レグルス「この戦いを止めてやる。」
スバル「そんじゃ、ユリウス行くぞ。」
ユリウス「ああ。」
そう言い、スバルとユリウスは襲いかかった魔女教団員を斬る。
スバル「後のことは全部この俺とユリウスに任せとけ!」
ユリウス「アナスタシア様達は逃げてください。」
ベアトリス「ちょっと待つかしら、スバル。
うわぁかしら!エリザベス、離すかしら!」
エミリア達はクルシュ陣営とアナスタシア陣営が持つ飛行船に行ったのだった。
ただ、レグルスだけは別のところに向かったのだ。
- 98執筆者25/04/29(火) 12:53:51
空に飛ぶカペラとペテルギウスの隣にいるシリウス、後ろ側の上の階で光景を見る暴食兄弟。
カペラ「テメーら、あいつらに一斉にかかりやがれー!」
魔女教団員が一斉に2人に襲いかかる。
だが全員返り討ちだ。隙を狙うがそれも2人に読まれてしまう。
ライ「いつものお兄さん達じゃァないなァ。」
ロイ「僕達じゃ、歯が立たなそうだァ。」
シリウス「あの2人、本当に別人ですね。」
カペラ「これがレグるんの仲間の強さか〜いいじゃねーですか♡」
顔を赤らめ、そう言うカペラ。
ユリウス「スバル、本当に君は成長したな!」
スバル「ああ、俺はこれからも成長して、みんなを救ってみせるんだ。」
2人は互いに持っていた刀をペテルギウスに向け、宣言する。
スバル「ペテルギウス!次会ったときは絶対に倒してみせる。」
ユリウス「騎士として、この行動は許せない。」
スバル、ユリウス「だから、覚悟しろよ!」
2人は飛行船を飛び降りていった。
- 99執筆者25/04/29(火) 13:10:52
ユリウスはパラシュートを広げ、スバルはユリウスに掴む。
2人の周りは爆撃の音が聞こえて、揺れている。
スバル「しかし、レグルスが大罪司教だったとはな。どうりで『強欲』がいなかったもんだ。」
ユリウス「どうやら、ペテルギウスもこの本を知っていたそうだな。」
胸のポケットから、ボロボロになり、斬りかけの本を出す。騎士兵団の掟本だ。
ユリウス「始まりも彼は一緒だったのか。」
スバル「何者なんだ。あいつらは。」
レグルスは単独でパラシュートで帰る。帰宅中、ミーティアの鏡でシルフィと通話していた。
シルフィ「生き残ったんですね、旦那様。帰ったら治療ですよ。」
レグルス「ああ、そうだな。
ってか、今でも騎士は変わらない。後を継いで、掟書を持っていたぞ。」
シルフィ「そうですか。その掟書はどうしているんですか?」
妻の質問にレグルスはあっさりと金色の瞳を緩やかにし、答える。
レグルス「ミルクこぼしたから捨てた。」
もう彼には、それは悪夢だったのか。その思い出を捨てたかのようにそう言ったのだった。
『スカーレット篇』完。
- 100執筆者25/04/29(火) 13:33:19
スレ主さん。このSSに許可をとってくださり、ありがとうございました!
所々改変もあります。
余談です。
>>93のことですが、完全に元凶はパンドラ様です。権能でテレシアさんを操っていました。
『スカーレット』は海に溺れ、事実上封印されました。地中深くに眠っています。
今回参戦しなかったフェルト陣営とプリシラ陣営は墜落している飛行船に駆けつけました。
ですが、来た時には戦いは完全に終わっています。
強欲担当以外の大罪司教はもう予備のヘリコプターとカペラの変貌権能で去っていき、ラインハルトが捜索しても見つかりませんでした。
テレシアさんの死がハインケルやラインハルトに影響を与えたといえば、
ハインケルさんはとても落ち込んでいます。魔女教を憎むようになりました。
ラインハルトは驚いています。
最後に長篇を読んでくださり、ありがとうございました!
- 101二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 18:42:52
- 102二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 20:54:11
- 103二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 21:40:55
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:42:06
フェルト「ちょっとテメーら、さっきのアタシ達、カッコ悪くないか?」
レグルス「え?だって仕方ないじゃん。これは大人の事情ってやつだよ。」
スバル(ラインハルトがいたら全部解決しちゃうしな。)
ラインハルト「今、授かった。『主人公の加護』」
レグルス「今すぐ消せぇぇぇぇぇ!」
ラインハルト「『冗談の加護』だよ。」
プリシラ「それじゃあなぜ、妾の出番はなかったのじゃ?」
アル「俺なんて上半身裸で剣振ってただけじゃねぇか。」
オットー「実質そんな格好じゃないですか、、、」
ミミ「ちょっと〜、ミミも陣営の1人なのに出番ゼロはないんだぞー。」
レグルス「仕方ねえだろ、出るタイミングがなかったんだから。」
カペラ「愛しの愛しのレグるん♡の大好きなカペラちゃん様の登場でーす。」
レグルス「うわっ、テメー壁に張り付いていたのかよ。」
ラム「ちょっとバルス、どうしてロズワール邸のシーンもあったのに出番がゼロだったの。」
スバル「俺は知らねぇよ。」
レム「姉様、レムは人気キャラなのに出番ゼロは納得いきません。」
ロズワール「私の中身は本家だと高杉くんなのにいないのはどうしてかぁーな。」
ペトラ「ペトラも出たかった〜。」
フレデリカ「ペトラ、落ち着いてください。」
ライ「おやおや、俺達の大好きなラムがいるじゃないかァ。じゃあ、抱きしめてほしぶぉへぇ?」
ラム「ベアトリス様葬式回といい、どうしてあなたはラムに付きまとうの?」