- 1◆7cUYYuxo.A.M25/04/19(土) 17:53:20
- 2◆7cUYYuxo.A.M25/04/19(土) 17:53:41
- 3◆7cUYYuxo.A.M25/04/19(土) 17:56:10
とうとう二桁になりました。もっと早く終わるはずだったんですけどね、のんびりしてるから……
- 4二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 17:58:58
かんしゃあ!
- 5二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:02:38
続いたなぁ…
- 6二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:21:36
無理しないのが大事だと思います
立て乙です - 7二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:48:39
スレ立てお疲れ様です。
- 8二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 18:49:21
立て乙です!
無理のない範囲で進めてください - 9二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 19:28:24
埋めです
- 10二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 19:36:36
かんしゃー
- 11二次元好きの匿名さん25/04/19(土) 23:39:04
立て乙サクサク
前スレ揚げ物パーティー腹減る話だった - 12ヌマホタテの人25/04/20(日) 01:59:29
早速ですがSSをば
初めてシロコを拾った時期のことをSSにしてみたのですが、スレ主様の設定に何か不都合な点がありましたら、その時は削除します。ご了承ください。
初めてのガサガサを教えてもらうシロコ
2年生の小鳥遊ホシノは中学3年生のノノミとアビドスの沼の散策中、ボロボロの布切れを着て雨に打たれながら、自分で採ったであろう食材を抱えている砂狼シロコを拾った。
自分より強い奴にしか従わない、自分で採った食材以外は口にしてはならない自分で採ったのだから誰かに分け与えないという野性味溢れる感性に2人は四苦八苦しながらも、一つ一つ丁寧に人としての常識を教えこんだ。
時は、シロコがホシノと決闘して負けてから数日後
「シロコちゃんここの生活には慣れた〜?」
「ん、ホシノ先輩。ここはずっと雨が降ってて耳に水が入って気持ち悪い…」
シロコはホシノとノノミに、アビドスで生きていく上で必要なことを色々教わっているが、未だにカッパの着方は苦手で、頭をずぶ濡れにせずに帰って来る日はほとんどなかった。
「あちゃ〜カッパの着方上手くできてないね。ノノミちゃーんシロコちゃんにカッパの着方もう一度教えてあげて〜。」
「は〜い☆」
シロコちゃ〜んバンザイしてくださいね〜☆
ん!
「さて、食料もなくなってきたし、ワニ肉もいいけどたまには久しぶりに「アレ」をやろうかな。」
そういうとホシノは教室の端に置いてあった網を手に取った。
するとそこへノノミに頭を拭かれているシロコが目を輝かせながら近寄ってきた。
「!ホシノ先輩ホシノ先輩!何それ!」
「あ、ちょっと!まだ頭拭いている途中ですよシロコちゃん!」
「うへ!?これって…あーそっかシロコちゃんにはワニ狩りばっかで教えてなかったね。今からこの網で「ガサガサ」をやるんだよ。」
「ん、ガサガサ!何それ、私もやってみたい!ホシノ先輩教えて!」
「うへ〜まぁ別に教えても良いけど」
「まずは綺麗にカッパを着れるようになってからですよ〜シロコちゃ〜ん☆」
「……ん」 - 13二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 11:09:11
新スレ乙
- 14二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 11:39:19
ずぶ濡れちろこ可愛い
- 15二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:19:26
- 16ヌマホタテの人25/04/20(日) 13:25:34
初めてのガサガサを教えてもらうシロコPart2
しっかりカッパの着方を覚えて準備満タンなシロコたち。網やカゴ等を持って、学校近くの、底が浅く比較的に流れが浅い川に来た。
バーン
「よし!それじゃ、始めていくよ!」
ババーン
「はい☆美味しいご飯いっぱい捕りますよ〜!」
ちびーん
「ん、この沼は既に私のモノ。ワニだろうが何だろうが私の手のひらの上。」
シロコちゃんそもそもガサガサのこと知らないでしょ
……ん
「うへぇ、じゃあまずはガサガサについて教えるねぇ。ノノミちゃんはその間にガサガサしといて〜」
「ん、お願い」
「分かりました〜」
ホシノはシロコを連れて川岸まで来た。
「まずガサガサをする場所を選ぶ。川の真ん中に立って網を突っ込んだところで獲物は捕えられないからね。」
「ん、じゃあどこに網を突っ込むの?」
「んー定番なのはここみたいな川岸かな。あとはそこにある水草や石、ここだと川底の泥も生き物たちのかくれ場になってるねぇ。そこに網を突っ込んでガサガサってやるとぉ…とりゃ!」
ホシノが水草や泥に向かって網を振ると、ビチビチと暴れるアビドスヌマザリガニの姿があった。
「ん!すごいすごい!でっかいアビドスヌマザリガニ!」
「おー大きい!これは1キロくらいありそうかな!いやーおじさん、シロコちゃんに教えるついでに、アビザリの自己ベスト更新かな。」
ホシノのアビドスヌマザリガニの自己ベストは760gであったが、今回のアビドスヌマザリガニで自己ベストを大幅に上げた。
「うへー、それじゃ失礼しまーす……痛たたた!?」
「……ん、ホシノ先輩はバカ?」
「痛ちち…違うんだよシロコちゃーん。これはアビザリを捕るうえでのマナーなんだよ」
「ん?マナー?」
「そう、捕まえたものだけが行うもの。つまり、強者のマナー!」
「ん!強者のマナー!捕まえる、わたしもアビザリ!」
「うへぇ、じゃ、シロコちゃんもやってみよっか。」
「ん!」
「楽しそうですね〜あっち」 - 17ヌマホタテの人25/04/20(日) 13:57:59
あーそっかすみません序盤の入学式とシロコを拾った時期がごっちゃになってました
ノノミが中3だとホシノはまだ高1でしたね
すみません登場人物の設定を間違えてしまいました。
御手数ですがホシノは高1という設定で脳内補完して貰えないでしょうか
- 18二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 20:43:42
ちろこと出会うとどの世界でもホシノノがパパママになるのだなぁ…
- 19ヌマホタテの人25/04/21(月) 02:23:59
初めてのガサガサを教えてもらうシロコPart3
ホシノ先輩〜見てくださいこれ☆
おぉ〜でっかいアビドスブラックバス!
順調に食材を捕っているノノミとホシノ
それに対してシロコの成果は
「ちっちゃいカニしか捕れてない…」
1口サイズの小ガニ4匹程度だった
「シロコちゃ〜ん大丈夫?」
「……ぐすっ」
「ま、まぁまぁシロコちゃん。初めてでカニさんを捕まえられるだけでもすごいことですよ。
ね、ホシノ先輩。」
「そーだよぉ、おじさんだって小さかった頃はアビザリに鼻挟まれて逃げられたし、これからだよシロコちゃん。」
「ん、ホシノ先輩は今でもちっちゃい。」
「うへぇ、そーんなイジワルなことを言う悪い子には〜こうだ!「んーー!」」
そんなふうに遊んでいると網に何かがかかった
「ん?何これ?」
「うへぇ?……えっ!?」
「シ、シロコちゃんそれ!?」
「「アビドスヌマホタテ(だよ)ですよ!!?」」
「ん、凄いの?」
「凄いも何も!その大きさで1つ5万円もする超高級品だよ!?」
「ん!!やった!やった!50000万円!!」
「50000円ですよシロコちゃん!しかし、野生のヌマホタテなんて初めて見ました!」
「うへぇ、じゃ今日の夕飯は海鮮鍋にしよう!」
「「おーーーー!」」 - 20二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 02:45:02
初めてでヌマホタテをゲットとは……食材ハンターシロコは才能があったんですね
所でこのヌマホタテ、真珠は宝石としての価値があるから分かりますけど、貝殻は何に使うんですか?
その頑丈さから、盾とか装甲板として使う…とか? - 21二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 11:19:56
ヌマホタテの貝殻は独特な模様や光沢があってアクセサリーの材料として価値が高い…なんてどうだろう
- 22ヌマホタテの人25/04/21(月) 16:08:03
アビドスヌマホタテの価値
アビドスヌマホタテは食材としてもさることながら、真珠としての価値も高いが、いちばん需要があるのはヌマホタテの貝殻である。
アビドスヌマホタテの貝殻はとても硬くて軽量なため、様々な貝器として使われる。
鋭く加工すれば、切れ味が鋭く耐久性があり、軽くてメンテナンスもしやすい包丁や、狩りに使う矢尻や釣り針等を貝殻で作れば、他のものより性能が良く
日常品でいえば、お皿やアクセサリー、貝殻を砕いて栄養満点の肥料や、胡粉と呼ばれる白色絵具
貝殻の独特の模様を表現して、魔除けや幸運を運ぶ御守りとして用いられる
アビドスでは、既にキヴォトスでは廃れてしまった「貝器文化」が、ここ100年のうちに復活しており、アビドスヌマホタテ以外の貝も貝器として利用されている。その貝器はゲヘナやトリニティ等で使われており、一時期トップ層の間では、ヌマホタテの美しい貝器をどれ程所有しているかで見る目が変わっているほどであった。
例え死んで貝殻だけの状態で見つかっても、綺麗に洗えば加工品として利用できることからこそ「沼の玉手箱」と言われる由縁がある - 23ヌマホタテの人25/04/21(月) 21:49:28
アビドスブラックバス
外来種として有名なブラックバスではなく、アビドスの川や沼に存在している在来種。通称スワンプバス
外来のブラックバスは住んでいる場所の水質や食べている餌によって、身の味やハラミの部分の脂身の匂いが変わるが、スワンプバスはアビドスの綺麗な水質や栄養豊富な餌によって、淡白な味で上品ながら旨味の強い脂を蓄えている。
一時期カイザーはアビドスの外での養殖も考えていたが、スワンプバスの旨味は環境に左右され、アビドス自治区の水質や餌で旨みが強いバスに育っており、それ以外の水質や餌では旨みどころか水っぽい身になりあまり美味しくないことがわかったため、没になった。
しかし、アビドスに根付き会社を建てたあるCEOが、「アビドス自治区で養殖すれば水産養殖業としても食って行けるのではないか」と考え、現在アビドス自治区の住民たちと研究を重ねている。
その後、アビドスの特産品がひとつ増えた - 24二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:37:22
着々と特産品が増えていくアビドス……
その内、ハルナ率いる美食研が危険を顧みずアビドスに乗り込み話も見てみたいですねw - 25二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 03:02:13
アビドスの現金銭事情的には沼ホタテは超希少なんだろうなあ
- 26二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 03:18:17
- 27二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:28:54
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:51:39
保守
- 29二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:32:26
玄武商会でアビドスの特産品を使った料理出てきそう
- 30ヌマホタテの人25/04/22(火) 22:11:32
海鮮鍋のSSのために色々調べたら、アビドスヌマホタテの設定が生物としてあまりにもおかしいので訂正させてください。
前スレでは30cmに対して50kgなんていう生物魔境アビドスの中でもびっくりの、あたおか生物を作り出してしまいました。
今後、アビドスヌマホタテの生物としての設定は
30cmに対して1.5kg
貝殻が1kgに対して内蔵とひもと貝柱合わせて500g
前スレでシロコが捕まえた60cm級は4kg
貝殻が3kgに対して、内蔵とひもと貝柱合わせて1kg
という設定にさせてください
初SSではアビドスヌマホタテの生物設定を間違え、挙句の果てには前スレで50000円を50000万円と誤字したり、ホシノの学年の設定を間違え1年生の頃を2年生と間違えたりと、皆様に対してお目汚しを重ねてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
今シロコ達は、美味しい海鮮鍋を作ろうと頑張っているのでもう少々お待ちください。 - 31二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 06:07:52
鍋の素材をつまみ食いしようとするヌマオオカミが見える
- 32二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:38:11
- 33ヌマホタテの人25/04/23(水) 11:30:07
- 34二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 14:05:43
- 35二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:43:22
流石にちろこもそこまで子供ではないはず
そういう言い方しそうなのはむしろユメパイではなかろうか? - 36◆7cUYYuxo.A.M25/04/23(水) 21:59:13
(前スレのご質問にお答え&シロコとユメパイの初対面シーンをちょろっと)
>SS考える上で、過去のアビドス生徒たちを出す時に気をつけることってありますかね?
>さっき会ったユメ先輩の復帰のタイミングの他に、シロコがホシノとノノミに出会った時のこととかで
(そこまで深く設定していませんので、原作の時系列と同じと考えていただければ大丈夫です)
(ただ、こっちの方が面白いなと思って設定が変わることはありますので、その時は笑って許してください)
「シロコちゃーん、お出かけするよー」
「ん、ハンバーガーがいい」
「外に出る=外食になってますね♣」
ある日の昼下がり。
相も変わらず降りしきる雨で髪も肌も潤い成分二百%なアビドス高校では、二年に進学してしばらく経ったホシノが出かける準備を進めていた。
同じ部屋にいるのは、アビドスに進学してきた一年生の十六夜ノノミ、ずぶ濡れでいたところを拾われた元住所不定、現アビドス在住一年生の砂狼シロコ。
紆余曲折を経てシロコの情操教育を行いつつ、アビドスの治安維持を行っているホシノは、すっかり食い気に走っているシロコに苦笑いを返しつつ、
「じゃあ、帰りはそうしよっか。行くのは病院だよ」
「……! ホシノ先輩、どこか悪い……?」
「大丈夫、健康体だよ~。おじさんの先輩が入院してるから、そのお見舞いとシロコちゃんの紹介しにいくんだよ」
「ユメ先輩のところですね♡ 入学前にご挨拶に伺った以来なので、久しぶりに会いたいです!」
「ゆめ? 先輩の、先輩?」
会ったことのない相手を想像できないのか、シロコはこてん、と首をかしげる。
ともあれ、オンボロジープに揺られ、ホシノの運転で三人はまだ見ぬ先輩が過ごす病院へひた走るのだった。
- 37◆7cUYYuxo.A.M25/04/23(水) 21:59:59
ジープに揺られ、ちょっと怪しいエンジン音に喝を入れつつ辿り着いた病院で、ホシノは慣れた様子で受付と話をしていた。
書類に記入し、三人分の名前を書き終えると、部屋番号を案内される。
「ここだよー。ユメ先輩、起きてますか?」
「……? ホシノ先輩、何か違う?」
「ホシノ先輩にとって大事な人ですからね……☆」
「──あ、ホシノちゃん! いいよーはいってー!」
底抜けに明るい声が、扉の向こうから聞こえてきた。
扉を開けるとそこには、桃色の入院着を纏った女性がにへらあ、と笑ってこちらを見ている。
まずホシノが一人で中に入ると、その姿を確認し、
「ユメ先輩、お加減どうですか」
「だいぶいいよー! 年末までには退院できると思う!」
「また気が長い話ですね……。とにかく、安定しているようで何よりです。ユメ先輩、今日は後輩を連れてきましたよ」
「えっ!? ノノミちゃん来てくれたの!?」
「もう一人います。二人とも入ってきていいよ」
ホシノの言葉で、ノノミに手を繋がれたシロコが入ってくる。その姿を見て、ユメは満面の笑みがさらにほころんだように輝いた。
「わ、わ、わあああ!! 新しい子が入ってきたんだー!! かわいいねえ、一年生なんだねえ!」
「ユメ?」
「そうだよーユメ先輩だよー! うへへへ、ノノミちゃんも制服似合ってて可愛いねえ」
「ありがとうございまーす♠ でもユメ先輩ちょっときもちわるいでーす♡」
「ひぃん! き、気持ち悪くないよぅ!!」
一気にテンションが振り切れたユメに、ノノミは若干引いていた。予期せぬ新入生の追加に、今まで減る一方だったユメのアビドス生としての感情が高ぶっていたのだ。
「ユメは、病気なの?」
「こら、シロコちゃん」
「いいよいいよ! うっかり死にかけたところを助けてもらって、今はリハビリ……体を元に戻すために頑張ってるの! 学校にはまだいけないけど、その間アビドスをよろしくね?」
「ん、任せて。ユメの分も頑張る」
完全に呼び捨てている点については、ホシノもうすうすこうなるだろうなと感づいていた。
しかし、実際に触れあっていくうちにそれも変わっていくだろうと考え、あえて今矯正はしないことにしたのだ。
残念ながら未来でも呼び方には変わりがなかったが。 - 38◆7cUYYuxo.A.M25/04/23(水) 22:01:00
(今日はここまで)
「うんうん、素直な後輩で先輩は嬉しいです! お菓子食べる? たまに共有スペースで貰うんだー」
「おかし! 食べる!」
「シロコちゃん、ハンバーガー食べられなくなりません?」
「おかしは別腹!」
「うへー、先輩あんまり甘やかさないでくださいね……」
「ホシノちゃん!」
「なんです?」
「私もハンバーガー、食べたい!」
「自分が療養中だってこと忘れたんですかアホ先輩」
「アホ!」
「アホじゃないもーん!! ひぃん!」 - 39ヌマホタテの人25/04/23(水) 22:46:42
投稿お疲れ様です!ユメ先輩ってこの時期だともう起きてたんですね。
初めてのガサガサを教えてもらうシロコPart4
「うへ、今日は豊作だったねー」
「はい☆まさかヌマホタテが捕れるなんて思いませんでした。シロコちゃん凄いです!」
「ん、食材ハンターの名はダテじゃない。」
じゃ、鍋の準備始めようか!
はい♡ ん、大っきいつみれつくりたい!
「まずは、食材の準備からやってこよっか。
今日捕ってきた食材たちをしっかり洗う。
アビザリはハサミを切り分け、胴体を真っ二つにし、半分にした胴体をさらに分ける。
ヌマホタテは貝殻と貝柱を切り離して、ウロとエラを取り除く。貝ひもは塩でよく揉みこんで、ぬめりを落とす。貝ひもは後で「アレ」に使お。そして…うへぇ、ヌマホタテの貝柱はかなり大きいねぇ。コレは1口サイズに切っていこっかなぁ。」
「冷蔵庫にあったネギを半分にして斜め切り。もう半分はつみれ用にみじん切りにしておきます。
白菜はザク切りにして、豆腐は6等分に切る。
スワンプバスは鱗を落として頭を取ったあと、身を3枚に下ろし、食べやすい大きさに切っていきます☆ホシノ先輩少し使います?」
ありがとうノノミちゃん。後で使うねぇー
「ホシノ先輩がこの前狩ってきたワニ肉をミンチにして、ノノミが切ってくれたネギと生姜チューブ、卵、醤油、片栗粉を入れて混ぜ、最後に料理酒を加えてまた混ぜる。後はスプーンですくい、あらかじめ出汁をとっていた鍋に入れてく。ん、おにぎりサイズのつくねも入れる!」
「つくねと一緒にアビザリもいれて、あとは火が通りづらい順番に具材を敷きつめ、蓋をして火が通ったら〜……完成!」
「「「アビドス海鮮鍋!!」」」 - 40二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 05:42:50
保守保守
- 41二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 11:38:23
保守
- 42二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 11:55:24
"残念ながら未来でも呼び方には変わりがなかったが。"
残当にして元気そうで何よりだ、入院中のユメパイwww
ちろこは先輩達に餌付けされてすくすく育ったのだなぁ - 43二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:12:39
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:07:54
- 45二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 01:42:09
CEO、新規事業拡大なるか
- 46二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 08:47:25
アビザリのものです(起源主張)
このアビドスはナイルの側面が強いから、魚介類絶対美味しいんですよね。
でもレモンやハーブが怪しいから、エジプト料理っぽさはないんだろうけど。 - 47二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 08:51:04
ホシノ先輩の謎マナーを拾ってくれて嬉しい
- 48二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 12:25:05
- 49ヌマホタテの人25/04/25(金) 21:34:57
「「「いただきます!」」」
「ん〜♡お野菜や豆腐に海鮮の旨味とお魚の油が染み込んでて美味しいです〜♡」
「バスは身がトロトロで旨味たっぷりだし、アビザリは身がプリプリとして甘い!んー!やっぱりこの2匹は鍋に合うねー!おじさん箸が止まらないよ!」
「あち、あち!ん、美味い!つみれ美味い!ハフっあち」
「シロコちゃん喉に詰まらせないようにねぇ。」
3人はある程度鍋に舌を包んだあと、今日1番の成果であるヌマホタテに箸をのばした。
「「「……!!ウッマーーい!ヌマホタテ!!!」」」
「何コレめっちゃ美味いんですけど!?え、ヌマホタテってこんなに美味いんですかノノミちゃん!」
「い、いえ!私も売られているものは食べたことありますけど、野性のヌマホタテは初めてなんです!新鮮なヌマホタテってこんなにも美味しいものなんですね♡」
「ん!美味すぎる!私はもうホタテを口に運ぶマシーン!」
3人は今日のガサガサの成果と感想を言い合いながらどんどん鍋に箸を勧め、気づいたら具材を全て食べきっていた。
「うへ。沢山食べたねぇ。じゃ、鍋の〆に「アレ」やろっかなー」
「ホシノ先輩ヌマホタテの貝殻を使って何するの?」
「今からね〜貝焼きを作るんだよ。」
「???ヌマホタテはもうないよ?」
「浜焼きの方じゃなくて……まーまー見ててよ。
まず、綺麗に洗ったヌマホタテの貝殻をコンロに置き、そこに鍋の汁を入れて味噌をとく。
ふつふつと沸いたらそこにヌマホタテの貝ひもと少しだけ残しておいた貝柱、スワンプバスの身を入れる。火が通ったらネギを散らして卵をとけば〜……完成!」
ヌマホタテの貝焼き味噌
「さ、まずは食べてみて〜シロコちゃん」
「ん、いただきます。……!ん、美味しい!」
「では私も…!美味しい!ホシノ先輩こんな美味しい料理知ってたんですね!」
「うへ、地元の味でさー。小さい頃に普通の貝の貝焼きを親や商店街の人達に食べさせてもらってねぇ。これが私にとっての実家の味なんだ。どれどれ…うん!懐かしい味!」
3人はアビドスの地元の味を噛み締めながら、鍋の〆とした。 - 50ヌマホタテの人25/04/25(金) 23:34:49
「ん…先輩。ヌマホタテの貝殻ってどうするの?」
「うへ?あーこれ?アビドスだとヌマホタテの貝殻って色んなものに加工できるから……何にしよっかなぁ。矢尻にするには勿体ないし、かといってお皿もな〜。」
「ん、じゃあ1個ちょうだい。」
「いいけどそれ、どうするの?」
「ん、耳貸して」
コショコショコショコショ ウヘウヘウヘ
「うへぇ、なるほどねぇ。いいよ、1個シロコちゃんにあげるね。」
「ん!ありがとうホシノ先輩!」
「みなさーんお風呂沸きましたよー♡」
ん、私が1番!
あ、ちょっと!脱いだ服は片付けてくださいシロコちゃーん!
「2人とも元気いっぱいだね〜。……ありゃ、もうそろそろ包丁買い換えないとなぁ……あっそうだ!」
「……懐かしいなぁ、これ」
「おはようホシノちゃん!」
「あ、おはようございますユメ先輩、先生。」
「あ、その包丁と貝殻!シロコちゃんが初めて捕ったヌマホタテのやつでしょ!」
「はい。ユメ先輩が味の薄い病院食を食べている時に、私たちが舌づつみをうったヌマホタテで作ってもらった包丁です。」
「ひぃん!私だってアビドスヌマホタテ食べたーい!ホシノちゃん買ってきてー!」
「無理に決まっているでしょうあんな高級品!」
「ひぃん!」
ガラガラ「ん、ホシノ先輩、ユメ、先生おはよう」
「おはようシロコちゃん」「おはようって、また呼び捨てにされてる!」
「ん、なに先生?……ヌマホタテって何?って……あ、そっか、先生はアビドスヌマホタテのこと知らないか。…ん、じゃあ先生準備して
何をって、決まっている。カッパと網。今から先生にガサガサを教える。それでヌマホタテも捕まえる。アビドスの食材ハンターの威厳見せてあげる!2人とも、ちょっと先生借りる。」
「「行ってらっしゃーい気を付けてねー」」
先生の手を引っ張るシロコを見送りながら、2人は再びヌマホタテの貝殻に描かれている証を見つめた。
"アビドスの食材ハンターシロコ!最初の証!”
初めてのガサガサを教えてもらうシロコ Fin - 51二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 00:38:16
くっ…こんな時間に…魚介鍋を…食べたくなるだなんて…
- 52二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 00:50:31
これCEOと生徒会との合同でミレニアムかゲヘナでアビドス物産展やったら、凄い受けが良いのでは……?
- 53二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 09:54:21
腹の減るスレだ
- 54二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 09:55:00
- 55二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 10:08:06
やはり沼ドスは環境さえ目をつぶれば美食の宝庫…
- 56二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 16:48:23
その環境が一番の問題なんだよなぁ
- 57ヌマホタテの人25/04/26(土) 18:57:06
遅筆になりましたが、これでアビドスヌマホタテ編は以上となります!
色んなトラブルがありましたが、見ていただいているスレ民様及びスレ主様が少しでも楽しんで貰えたのであれば幸いです。
アビドスヌマホタテがアビドスヌマザリガニのように、誰かのSSに登場してくれることを願って私は沼に沈みます。
またいつか
アビドスの食材ハンターシロコの物語はまだ続く - 58二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 22:34:09
夜保守
大アビドス物産展イベが待たれる - 59二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 08:02:32
良いねぇ
- 60二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:35:14
物産展はキヴァトスでは類を見ない文化や物、生き物とか沢山あるから、老若男女問わずかなりの人が見に来そう
- 61二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 15:25:01
アビドス物産展のに向けて特製ワニ串を開発するアビドスのみなさん
ユメ「他の地区じゃ珍しい食材だからイケると思うよぉ!」
シロコ「ん!何より大きい! 握りこぶし大の肉塊にかぶりつくのは古来よりヒトの憧れ!」
そして気付く!意外と味が淡白だからコレ味変ないと完食キツいな…って
柴大将「わかっていたことだけどよ……最初はいいけど途中で飽きるな……」
CEO「このサイズだと食べ切れないケースもあるし、フードロスでとやかく言われそうだな……」
どうなる特製ワニ串!(続かない) - 62二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:06:58
ワニ肉に合うタレが必要だな
- 63二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:16:24
アヤネ「ワニ肉を使った汁物やカレーにして、炊き出しのようにして提供してみるのはどうでしょう?」
シロコ「確かにそれならたくさんの人が食べてくれるかもしれないけど、ワニ肉そのもののインパクトが薄くなる。ん、やっぱりここはスパイス多めの串焼きで人を呼び寄せるべき」
セリカ「だからそれじゃ後々余るかもしれないって結論出たでしょシロコ先輩!」
「「ユメ先輩(ユメ)はどっち!」」
ユメ「ひぃん!話をまとめるから一旦止まってー!」
ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ
ホシノ「うへぇ、皆やる気を出してて眩しいねぇ」
ノノミ「はい☆皆アビドスが大好きですから!」
ユメ「ひぃん!2人ともーこっち来て手伝ってよ〜!」
てな感じでわちゃわちゃ意見出し合ってるのかもしれない
- 64二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:50:51
ワニ肉以外にも、
・アビドスマイマイのエスカルゴ
・アビドスザリガニとアビドスブラックバスを贅沢に使った海鮮汁
・ヌートリアのジビエ
・アビドスオオナマズの蒲焼き
・ウシガエルの串焼き
とかありそうですね - 65二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:58:22
アビドスオオナマズは1口サイズの唐揚げにして、からあげクンみたいにして食べ歩きしやすい形にするといいんじゃないかな
ナマズはYouTubeとかで見ると揚げ物が美味いってよく聞くから - 66二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 00:17:21
- 67二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 00:31:06
- 68二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 01:05:49
ヌマホタテの美味さはめちゃくちゃ美味いんだろうから、ヌマホタテで出汁を取ったスープひと口提供するだけでも、「もっとくれー!」ってなると思う
- 69二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 01:13:13
CEOや警備保障の皆さんは案だしや前日までの輸送はしてくれるけど本番ではいないのがなんか思い浮かぶ…
まあ直接妨害はしないにしても独立しちゃった警備保障に対しては(アビドスで起きたことなので検証しにくいのも相まって)あることないことカイザーが流して評判下げてそうってのがあるからね……ただ応援はしてくれそう - 70二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 01:47:00
物産展が終わったあとにアビドスの生徒と住民と先生がCEOさん達を誘って、お疲れ様でしたの会開くと思う。絶対柴大将とCEOが乾杯しながら物産展の時に出した料理とかをつまみにしながら飲むと思う。
そして次の日に頭痛いって呻きながらもみんな笑顔で働いているんだ
- 716625/04/28(月) 01:50:44
会話思いついたので出力します
ユメ「えっとねえっとね!アビドスヌマホタテ串はどう?すっごい人気出るよ!」
シロコ「ん……」
ノノミ「ううん……」
ホシノ「それはちょっと……」
ユメ「ひぃん!すっごい難色示されてるよぉ!なんでぇ?と~っても美味しいのにぃ」
CEO「それはだねユメ君。ヌマホタテはアビドスでも頂点になりうる超高級食材なのだ
串焼き、鍋、刺身(ボイル貝柱)、乾燥貝柱のスープ……どう調理しても美味い。美味すぎる」
シロコ「じゅるり……」
CEO「と、まぁこのシロコ君のように聞いただけでヨダレがズビッ!となる代物だ。
話を戻すが、知る人ぞ知る美味なわけだ。仮に出店したとしたら……まず値段は相応に高く設定しないと駄目だ。
缶詰一つで7000円はするんだ。串一つで1万円でも安いくらいだろうな。
それを考慮しても超高級食材が食べられるチャンスなのだ。下手をするとトリニティ地区のミラクル5000を上回る盛況になるだろうな」
ユメ「大人気になるならいいことじゃないの?」
ホシノ「本気で言ってるんですかユメ先輩……物産展は”アビドスの外”でやるんですよ?」
ユメ「アビドスの……あっ!」
CEO「気付いたようだねユメ君。アビドスでは銃火器が使えないから失念していたようだが
外ではそうではない。それに加えてゲヘナの美食研究会が間違いなく来るだろう
連中がヌマホタテに目を付けないとは考えられん。奴らがおとなしく並んで待つと思うか?
ミラクル5000で銃撃戦になるほどだ。”沼の玉手箱争奪戦”で物産展どころではなくなる可能性が極めて高いだろう」
ユメ「ひぃん」
シロコ「ん!ん!」(挙手)
ホシノ「はい、シロコちゃん」
シロコ「ん、外に売るくらいなら私達で食べたいなって思うし……
食べたいなら自分たちで採って食べるべき」
一同『ですよね』
- 72ヌマホタテの人25/04/28(月) 02:14:23
ヌマホタテの事取り上げてくれてありがとうございます!
ちなみに美食研究会は、アビドスヌマホタテはそりゃあもう美味いけど市場にほとんど出回らないし、食べるにしてもアビドスの外だと、料理店で食べるには下手したら10万は軽く超えるくらいの値段だから自分たちで取ろうと昔アビドス自治区に行ったけど、環境や生き物にボコボコにされてハルナですら食べることを諦めたことがある
っていう設定を今考えてみました。
- 73二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 09:25:41
まあ実際やるとしたら人口(需要)バランスと出店のしやすさを考えると最初は様子見兼ねつつミレニアムのイベントに相乗りさせてもらう感じになりそうかなあ…
ゲヘナはいかんせん人口多めなんだがその分リスクが大きくなるし治安問題がね……あそこなら警備保障の悪評とかはあんまなさそうだから警備はできそうだが…(まあ風紀あたりに話は通す必要はあるけどこれはなんとかなるか) - 74二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 11:24:29
まぁヌマホタテがガッツリ出てこないんであれば、美食研究会もそこまで暴れずにアビドスの食材に舌鼓をうちながら食べ歩きしてるでしょ
- 75二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 11:36:07
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- 76二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 20:42:24
保守するぞー
- 77二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 01:26:18
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 02:01:41
・・・つかサラッと「美食研究会」セルフ撃退すんなWWW
- 79二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 02:49:04
さしもの美食研も沼初見はキツかったか…
- 80ヌマホタテの人25/04/29(火) 03:06:10
ちなみにイズミとハルナはワニ型に尻を思いっきり噛まれて大変なことになりました
- 81二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 07:38:09
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- 82二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 16:50:20
いってぇ…
- 83二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:03:35
アビザリとバスの海鮮汁…よく考えると海鮮は一つも入ってないんだなって
かといって沼鮮汁なんて言うと何とも言えないものが - 84二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:40:19
- 85ヌマホタテの人25/04/30(水) 01:01:15
- 86二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 09:48:28
いいねぇ
- 87二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 19:16:57
それはそれとして身内だけだとぬまじるって呼んでそうではある
- 88ヌマホタテの人25/04/30(水) 19:32:48
キヴァトスのケンミンSHOWみたいな番組で、アビドスの住民が沼汁沼汁って言っているのをナレーターが、「え、沼汁って何?」みたいな発言した後に、「沼汁の正体とは、アビドスで捕れる魚介類を使った沼幸汁のことであった」みたいなやつ観てみたい。
- 89◆7cUYYuxo.A.M25/04/30(水) 22:15:35
(GWだというのに全然更新できず申し訳ない……。家の用事やって寝てたら一日が終わるのはなぜ……?)
(物産展、やってみたいものの人手がね……。圧倒的在校生数……!せめて機械獣が落ち着けば出来そうですが、今は無理ですね……)
(沼汁はコショー汁(湖沼・幸沼汁)みたいに発音だけ聞くと全く違うものが出てくるようなのを想像しました)
「さて、サクサク天ぷらを美味しく頂き、宿直室でぐっすり眠って英気も養った我々だが」
「寝る前に描き上げた新しいドローン設計図を試す時間だー!」
「おー」
「ふわぁぁ……。おじさんはまだ眠いよぉ……」
『健全な生活には早寝早起きが最適です。日の光が乏しいからこそ、体内時計は正常に保った方が健康的です』
「うへー、わかってるけどねぇ……」
「ちなみに我々の基本生活リズムは遅寝早起きだよ」
「クライアントが無理言ってくると不眠不休、時々気絶!」
『……ミレニアムはそこまで労働環境が劣悪なのですね。情報を更新しておきます』
「そこは技術屋のさがなので見なかったことに……!」
「ん、早く作る」
「おっと、ごめんねシロコちゃん! 話し始めると中々終われないのが女子高生の辛いところだよ!」
「それでは私たちの新しい我が子を生み出すとしようか。その名も、メカワニ君28号スワンプエディション!」
「アビドスの資材をふんだんに取り入れたミレニアムとアビドスの共同制作第一号! 製作開始―!」
「むにゃ……ふが……ふがっ。……あら? ウタハ? リンゴちゃん? ……ふっ、私のあまりの美少女スヤスヤフェイスに恐れをなして、早々に起きてしまったようですね。朝ごはんは何でしょう、昨日の天ぷらもおいしかったのでアビドスの食事にはますます期待が持てますね」がっしょんがっしょん - 90ヌマホタテの人25/04/30(水) 22:30:47
なんかスレ主様が天ぷら作るSS読むと蕎麦の話書いてみたくなったんで出来たら載せていいですか?
- 91二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 06:00:44
メカワニ君!?生きていたのかメカワニ君!?
- 92二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 07:23:19
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- 93二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:23:39
そっか作成案出し輸送あたりはアビドスのみなさん(+警備保障のみなさん)に、出払ってる間の対応は警備保障のみなさん(おそらくアビドス組が帰ってくるまで耐えるほどはできるはず…市民もいるし)がなんとかできるとはいえど…
たしかに開催現地の運営が大変だなあ…なんかのイベントに相乗りさせてもらうならそこの人手ちょこっと借りれるかもだけど……… - 943525/05/01(木) 12:58:28
そうは言ってないでござる、ただユメパイは表現も独自のユルさとガバさがあるだろうなと言いたかっただけでござる
- 95ヌマホタテの人25/05/01(木) 21:21:25
梔子ユメはもう20歳
今日も今日とて雨が降るアビドス自治区。アビドス高校の生徒たちは、地域住民の手伝いをしていた。アビドス高校が維持できているのも、そしてアビドスで育っていくであろう未来の後輩たちのお世話をしているのも地域住民が手を取り合って働いてくれているため、その感謝のお礼として彼女たちは休日や空いた日によく地元住民の手伝いをしているのだ。今日はアビドスでキノコや野菜の栽培を営んでいる1人の犬老人の手伝いをしていた。
「「「「お疲れ様でした!」」」」
「はいお疲れ様。皆ごめんなさいね〜せっかくの休日だっていうのにおばあちゃんの手伝いなんかさせて」
「全然全然!私達、皆さんのおかげでこの高校維持できてるものだし!ね、ホシノちゃん」
「そうですよ。皆此処が好きでアビドス高校に入学したんです。お礼くらいさせてください」
「そーそー。おばあちゃんも歳なんだから、私たちのこともっと頼ったっていいのよ」
「おばあさんが作ってくれる野菜やキノコ。いつも美味しく頂いています!」
今日は野菜のお世話で、ユメ、ホシノ、アヤネ、セリカらはビニールハウスでせっせこ畑仕事をしていた。アビドスで住む者たちの長年の知恵のおかげで、雨が降り続ける土地であっても野菜を育てることができ、今日もまた美味しい野菜が食べられるのだ。
「みんなホントにありがとうね〜。はいこれ、今日のお手伝いのお礼のキノコと野菜、それから山菜ね」
「うへぇ、ありがとうございます!」
「大っきいアビドスヌマシメジ!それに立派な舞茸!」
「かぼちゃやさつまいも、それにアビドスヨモギまで、こんなにいっぱいありがとうございます!」
「良いの良いの。あっそうだ!ユメちゃんにはこれもあげなきゃね」
「えぇーなんですか!……エ"ッ」
「はいこれ。主人が作った清酒。ユメちゃんもう20歳でしょ。こういったものも気になるんじゃない?」
おばあちゃんが取り出したのは、アビドスで作られる純米大吟醸「雨の恵み」。酒を嗜むキヴァトスの大人たちの間でも、比較的手頃なものから高級なものまで幅広い人気のある清酒の一種。今回お礼として出されたものは、結構値の張る雨の恵みであった。 - 96ヌマホタテの人25/05/01(木) 21:23:03
今回出たさつまいもやかぼちゃ、舞茸はアビドス特有のものではなく普通のやつです
- 97二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 01:33:12
深夜保守
一歩本筋をそれると旨い物祭りなこのアビドス好き - 98二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 04:40:56
梔子ユメ(二十歳)「興味があります」
ホシノ「お酒はダメ!たぶん校則!校則です!というか仮にも生徒会長が飲酒なんて駄目に決まってるでしょう!」
ユメ「ひぃん!仮じゃないよぉ~」 - 999325/05/02(金) 10:41:05
そういえば一応セトもいたな……でもあんなもん持ってけない(移動は勝手にできるがルート確保できるか?)し持ってったところで……いや?浮いてるクジラ使えば手伝える…?まあでもやっぱりアビドス待機になりますかね……持ってってる間に何か起きても困りますし…
- 100二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 18:07:16
- 101ヌマホタテの人25/05/02(金) 18:28:29
「イヤイヤ私無理だよォ!高校三年生だよ!?」
「先輩、「未だに」高校三年生です」「うぐぅ!?」
「ユメ先輩ってもう子供じゃなくて大人1歩手前よね」「うがァ!?」
「あはは…えっと、先輩遠慮しなくてもいいんですよ」「の、飲まないよう!?」
「というか私としてはもうそろそろ大人になるための経験積んだ方がいいんじゃないかと思うんで、これを機に飲んでみたらどうですか?」
「ひぃん!ホシノちゃんがお母さんみたいなこと言ってるー!」「誰がお母さんですか!」
「あらあら、みんな若くていいわねぇ」
またお願いね〜 はーい
「じゃ、お疲れ様でした」
「お2人も気をつけて帰ってくださいね」
「うへ、ありがとねー2人とも……さて」
「う、うぅ」「いつまで迷っているんですか先輩」
「だってぇ、お酒飲んだことないから怖いんだもん……はぁ、酔ったらまたドジしちゃいそう」
「いつもでしょ」「ひどい!?」
「おや、ユメくんにホシノくんではないか」
帰り道、そこで偶然会ったのは軽トラに乗って何かを運んでいる途中のCEOであった。
「あ、理事長」
「元だ。…ん?ユメくんが持っているのはもしかして酒か?」
「うん…キノコのおばあちゃんが手伝いのお礼にって。でも私飲んだことないよ…大人の味なんて分からないし」
「ふむ…ユメくん。大人とは、別にお酒を飲めるから大人になるものでは無いし、歳をとってなるものでもない。大人とは、善も悪も、甘い事も苦い事も経験し、反省や成功をして成長し、それを後ろのものに教え託すことが出来る者のことだと私は思う。それで言うのなら、ユメくんは十分大人の資格を持っているが、今日は一段大人の階段を登り、ひとつ自分の経験を増やしてみるのはどうかな?」
「CEOさん…」
「餞別だ、これをやろう。ちょうど、スワンプバスの養殖が成功し、試作品のバスを住民たちに配っているところだ。大人の味、堪能してみてくれ」
ではな ブロロロロロロ
「…ホシノちゃん。私飲んでみるよ、大人の味」
「…お酌くらいなら付き合いますよ、ユメ先輩」 - 102二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 22:54:22
そして酔っ払って抱きつき魔と化したユメパイに捕まり抱き枕にされるおじさん?
- 103二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:06:41
何と言うか……正史ではあれほど敵対していた元理事もといCEOが、ここではある意味酸いも甘いも嚙み分けた大人として道を示す存在となってるのって、ちょっと感慨深いものがありますね………
- 104二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 08:15:38
二次創作で頼れる大人になってるPMC理事いいよね…
- 105二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 16:27:22
刻んだアビドスワサビをツマミにするのがイケるとか教えるCEO
しかしユメパイは一口の量を間違えて多めにパクっといってしまい
涙と鼻水たらしながらのたうち回るのは想像できる - 106二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:34:59
保守沼鍋
- 107二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 10:23:12
ユメ先輩初飲酒失敗概念が積みあがりつつある…
- 108ヌマホタテの人25/05/04(日) 17:48:50
ただいまー お邪魔します
「それじゃ、晩御飯の準備しよっか」
「そうですね。今日は色々貰ったので天ぷらとお蕎麦でも作りましょうか」
「うん!まず、お蕎麦用にお湯を沸騰させ、その間に今日貰った食材たちを綺麗に洗い、水気を拭き取る。そしてヌマシメジのいしがきを落とし、野菜を切り、スワンプバスは三枚おろしにして食べやすい大きさに切る。お湯が沸騰してたらそこに2人分の蕎麦を茹で、6分待つ。ホシノちゃん天ぷらの方お願ーい」
「もう準備してますよ。かぼちゃ、さつまいも、ヌマシメジ、舞茸、アビドスヨモギ、スワンプバスの身に薄力粉を満遍なくまぶし、衣を付けて170℃の油で揚げる」
「茹でた蕎麦をザルに移して冷水でしめた後、皿に移して蕎麦ダレにネギを散らせば完成!」
アビドス産の天ぷらとお蕎麦
「いただきまーす!んー!キノコ美味しー!ヌマシメジは旨みが強いし舞茸は香りがいい!かぼちゃやさつまいもの天ぷらは甘ーい!」
「いただきます。うん、スワンプバスの天ぷらは養殖なのか天然より油が乗ってて身が柔らかいですね。アビドスヨモギの旨みと少しの苦味が蕎麦に合いますね。」
2人は蕎麦と天ぷらを味わった後、雨の恵みを取りだし、ユメのコップに注いだ。
「……よし、じゃあ飲んでみるよ」
「気をつけてくださいユメ先輩。一気に飲んでまた沼に溺れてたりしたら大変ですよ」
「一気飲みなんかしないよぅ!ゴクッ……お!……うぇーなんか苦い」
「匂いは甘い香りなんですけど、アルコール自体が苦いのかな?もう少し飲んでみます?」
「うん…ゴクッ…サクッ…ゴクッ……!美味しい!天ぷらと一緒だとなんか美味しい!」
そう言いながらユメは天ぷらと一緒に雨の恵みを少しづつ飲み続けた。 - 109二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 18:52:09
出来なくはないだろうけど輸送コスト(大型トラックなんて使えるわけない…軍用のならいけるかもだがそれでも劣るだろう)やら気候やら電力事情やらで高級品扱いになるだろうねえ…
- 110二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 00:00:54
ユメ先輩は酔って眠った後寝言でホシノとかみんなにぶっ刺さる言葉をポロポロこぼしてそう
- 111二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 08:41:05
- 112二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 17:49:42
スワンプバス(バスじゃない)がいるならスワンプパンフィッシュ(ブルーギルじゃない)もいそう
原作では好まれない味(オブラートに包んだ表現)だろうけど
沼ドスだと釣りやすいし下処理すればおかずの一品になるかもしれない
環境に駆逐されてるかもしれないけど - 113二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:36:41
日本酒に揚げ物は合いすぎて危険ですよ、食べ過ぎ飲み過ぎに注意
- 114二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:38:29
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- 115二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 12:45:25
・・・何か最後ら辺辺り阿鼻叫喚してそうだな・・・WWW
- 116ヌマホタテの人25/05/06(火) 19:11:42
飲み始めてから1時間30分 現在午後10時
「うぅ〜ん……ヒック……酔った……」
「そんなスピードでお酒飲んだら酔うに決まってるじゃないですか。ほら、お水ですって酒くさ!?先輩寄っかからないでください!」
「ひぃんゥェップ」
水を貰いゆっくりした後、ユメはだんだん酔いから覚め、ホシノから離れた
「いつもありがとうねぇホシノちゃん」
「全く、ユメ先輩はいっつもドジしてばっかですよね。私だっていつまでも助けられる訳じゃないんですからね」
「……本当にごめんね。私がいつも後輩たちに迷惑かけちゃってさ…沼に溺れて死にかけた時もみんなに助けて貰ってなかったら…」
「…本当ですよ、あの時は先輩が死ぬんじゃないかってずっと眠れませんでした…」
二人の間に静かな時間が流れた。溺れて死にかけたあの感覚、先輩がいつ目を覚ますか分からない恐怖、良くもまぁこんな奇跡が起こったものだ。そう互いが考えていた頃、ユメが口を開いた
「…ねぇホシノちゃん!将来のこと考えてみよ!」
「急ですね。まだ酔ってるんですか?」
「そうかもね。けど、今まで後輩達のことやアビドスについて動いて考えてばっかで自分の将来なんて考える暇なかったでしょ。私、ホシノちゃんがこれから何したいか聞いてみたい!」
「何って、普通に卒業してアビドスで働いて、結婚…するのかなぁ……あ!いつか皆で水族館行ってクジラ見てみたいです!ずっと行く暇がなかったからクジラに興味があって!」
「おぉいいね!私はねーアビドスの力になるってのもあるけど、1番の夢は素敵な旦那さんに出会って結婚するの!子供が出来たらホシノちゃんにすぐ抱っこさせてあげるね!」
「先生なんかはどうですか〜ユメ先輩」
「いやー先生は素敵な人だけど、私が卒業しても先生としての一線しっかりしてる人だからそういう目では見れないかも〜」
「あー確かに。キヴァトスでは生徒と先生の恋愛は犯罪では無いですけど、あの人は生徒とは付き合わなそうですもんね。じゃあ先輩は1から探さないと行けませんね。ドジをフォローしてくれる男性ちゃんと探してくださいよ〜?」
「わ、分かってるよぅ!」
夜が更ける中、時には真剣に、時には茶化しながら己の将来について語り合っていた。
語っていたのは、未来を夢見る少女と、夢を叶えようとする女性の2人であった。
ユメ先輩はもう20歳 Fin - 117ヌマホタテの人25/05/06(火) 19:17:34
ブルアカで両親の描写はほとんどされないけど、多分大人になって、誰かと恋愛して結婚して子供が産まれてくることがキヴァトスでもあるんじゃないかと思って、ユメが素敵な男性と結婚してみたいっていうのを将来の夢にしてみました。
先生を使った方が拗れはしなさそうなんですが、ゲームをやっていて、あの人は生涯全うな先生として生きて生徒とは付き合わなそうと個人的に思い、こう表現してみました。 - 118二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:26:49
ssかんしゃ〜
- 119◆7cUYYuxo.A.M25/05/06(火) 23:29:11
(棚を作ったりPCを弄ったりしていたらお休みが終わりました。お休み……)
(ユメパイは一応現役高校生なのでおしゃけは買えませんが、大人組がそれとなく慣れさせてくれると思います)
「出来たよ、メカワニ君以下略が!」
「でかした! ってことでミレニアムの技術力とアビドスの素材を組み合わせたニュードローンかんせーい!」
「飛行能力を完全にオミットして、代わりに泥中での活動が問題なく可能なように脚部と各関節部を徹底的に強化! 更に内蔵したアンテナパーツと機械獣のパーツを加工して作った高出力無線機が泥中からでも親機との通信を保証! いざというときには細工したコンデンサを直列になるよう動作させて、EMPボムとして自爆させることも可能な優れものだ!」
「また自爆機能つけたの?」
「サーキットの暴走機能だよ、自爆機能じゃない」
「でも自壊するでしょ?」
「まあ、そうだね。些細な問題だよ、これぞロマンだ」
「そもそもそのEMPって泥を突破して効果を発揮するのかな」
「厚さによるね。水深の浅いところなら十分大気中まで届くはずだよ」
「で、それよりでっかい機械獣には? このドローンより数倍でっかいコンデンサと対電磁パルス加工付きだけど」
「まあ通じないね! いわゆる最後っ屁ってやつさ!」
「はいはい、私を置いていったお二人~? アヤネさんが置いてけぼりになっていますよ」
「おっと失礼」
「と、とにかく使ってみましょう! 今接続しますね、映像をモニターに出します」
「映像はさすがに不鮮明ですね……。校庭の泥の中とは言え、この映像では探査ドローンとしては使えません……」
「まあ、泥だからね。でも泥の中でも場所の探知は出来ている」
「泥中の探し物は無理でも、疑似餌としては使い物になりそう? もっと小型化できれば……」
「いや、サーモや電磁波探知機能をつけるのはどうかな? 特に大型の機械獣なら電磁波による探知も出来るんじゃないか?」
「じゃあそれをつけてもう一回テストだね! アヤネちゃーん! ワニちゃん戻して―!」
「あ、はーい!」 - 120二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:24:24
試験運用からの試行錯誤ですっごいイキイキしてるなぁ
- 121二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:41:20
そう言えば疑問なんですけど、この世界線のゲマトリアは何やってるんでしょう?
- 122二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:32:23
黒服氏は結構最初の方でアビドスの観測者になってたような
- 123二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 11:07:43
実際言うと黒服介入できるタイミングがなさすぎるからねえ…
まず本編上で起きてるカイザー理事との協力は理事側がアビドスと協力してるから無理だし、まだ介入できそうなユメ入院あたりでもカウンセリング担当できそうな(少なくとも話聞くぐらいはしそうな)理事さんとかがいるから本編まで思い詰めないだろうしで…… - 124二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 14:27:40
このレスは削除されています
- 125二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:30:06
このレスは削除されています
- 126二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:00:24
黒服としては体のいいビオトープになってるんかね、沼アビドス
- 127二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 04:38:53
このレスは削除されています
- 128二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:54:40
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- 129二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:35:20
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- 130二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 00:15:03
逆に地下生活者が水底から浮かんで来れなそう
- 131二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 00:35:11
雨漏り酷そう
- 132二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 04:10:01
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- 133二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 11:21:08
沼ドスの生き物と化した地下生活者か…
- 134二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 12:57:47
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- 135二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 17:27:23
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- 136ヌマホタテの人25/05/09(金) 18:59:18
アビドスヌマシメジ
ぶなしめじはブナの倒木などから生えるキノコだが、ヌマシメジはアビドスの栄養豊富な水を吸った倒木に生えるという珍しい特徴を持つキノコ
アビドス自治区に住む住民たちの技術と知恵によって量産を可能としており、キヴァトスでは少し高いが普通のキノコより美味しいと評判
キノコのおばあちゃんがオススメするのはたっぷりとヌマシメジの旨みが解けた沼幸汁 - 137二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:40:38
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- 138二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:12:12
>アビドスでは、既にキヴォトスでは廃れてしまった「貝器文化」が、ここ100年のうちに復活しており、
ここの表現が狂おしいほど好き
たぶんきっとワイルドハントの生徒たちも興味持ってるよね、古代どころか太古の文化が時を経て蘇ったんだから
- 139二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 05:45:36
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- 140二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 10:33:24
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- 141二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 16:54:59
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- 142二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:01:17
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- 143二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 05:27:56
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- 144◆7cUYYuxo.A.M25/05/11(日) 09:10:08
「次はどうかな~……? はい、アヤネちゃん試してみて―!」
「……サーマルの感度よし、電磁波カメラも正常に動作してますね。通常のカメラよりも良く見えてますが、障害物の検知が難点でしょうか」
「……ソナーも組み込む?」
「さすがに容量が足らないね、あるいはもっとサイズアップするか……」
「そこまで行くとドローンというより普通のワニ型ロボットじゃないですか?」
「うーん、駆動系は削れないし……」
「いっそ複数機作って、それぞれにサーマルと電磁波を別々に乗っけて、それと一緒に探査用のカメラも乗っけて同期させればいいんじゃない?」
「ん……? リンゴちゃんどういうことです?」
「つまりね、ドローンAにはサーマルと探査カメラ、ドローンBには電磁波と探査カメラみたいに、別々のカメラと視界用のカメラを乗っけて、それをアヤネちゃんの手元で同期させればいいんじゃないってこと!」
「……ちょっと、待ってください? それって要するに別の画角からの別々の動画を補正込みでリアルタイム合成するってことです?」
「そう! それなら一機壊れても補完できるでしょ? 内部構造も二機、ないし三機分図面を引けば出来るし、ユニット式にすれば組み替えてニコイチ補修とかも現場でできるんじゃない?」
「なるほど、それなら自爆させても損失は最小限で済む……!」
「いやそうは言ってないんだけど」
「は~~~~~~~~~この薄幸の超天才清楚系病弱美少女ハッカーにそのプログラムを作れと?」
「出来ないの?」
「出来ないわけないでしょう任せなさい完璧に仕上げてあげますよ!」
「それでこそ全知だ、頼りにしてるよ」
「ってことでアヤネちゃん、操作はちょっと複雑になるけどどうかな?」
「さすがにすぐ作ることはできませんが、十分以上の性能になることは保証しますよ」
「……わかりました。ただ、そうなるとコスト面が心配ですが……とりあえずやってみましょう」
「その辺はコストカットの方法をこっちでも考えるから、今はこれで進めてみるね! あ、使う素材は……」
「試作に使用する分は持ち帰っていただいて大丈夫ですよ」
「助かるよ。次は、そうだね……来週にまた来る形でいいかな? その時までに試作品を作っておくよ」
「来週……はい、大丈夫です。それまでにこちらも他の素材を準備しておきますね」 - 145二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:45:46
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- 146二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 19:28:29
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- 147◆7cUYYuxo.A.M25/05/11(日) 21:19:16
【沼の底への道行を】
問題の洗い出しが終わり、ミレニアムの三羽烏がアビドスを立ち去った翌日のこと。
下級生たちが見回りと警備保障の手伝いに出たため、珍しく上級生だけが残っているアビドス高校に、珍しい客人が訪れていた。
黒いスーツにひび割れた頭。その場にいる者の中にもわずかしか面識がない彼は、真っ黒な傘を登下校口の隅に立てかけると、肩に残った雨粒を手で払いのける。
「お久しぶりです、小鳥遊ホシノさん、梔子ユメさん」
「黒服? で、いいの?」
「ええ、それで構いませんとも」
「んー……? あ、入院してた時にお見舞いに来てくれた黒スーツの人だー!」
「え、来てたんですか?」
思い出した、と言わんばかりに手を打ち合わせたユメに、ホシノは驚き半分呆れ半分だった。
せっかくお見舞いに来てくれた相手にお礼の一つもしていなかったのだから、この先輩はどうしてやろうかという考えが頭をよぎってしまう。
「そうそう、菓子折り持ってきてくれたの! ホシノちゃんに言ってなかったっけ?」
「言ってませんよ……」
「その節はどうも、ご挨拶に伺おうとは思っていましたが、近頃は特に荒れ模様でしたので中々……。とはいえ、どうにか道筋もついたようでなによりですね」
「……? あの、なんのことです?」
まったく、と頭を抱えそうになったところに黒服の言葉が聞こえ、ホシノが首を傾げた。
「あれだけ騒ぎになっていれば嫌でも気づきますよ。セトが正常化したのでしょう?」
「は? なんで、そのことを知って……」
青白い光で形作られたような口が、ぐぐっ、と笑みの形に歪む。
「かの機体とは何かと縁がありまして。行くのでしょう? あの沼の底へ」
「……お前、何を知ってる?」
「知りたいですか?」
臨戦態勢をとるホシノ。その眼前で余裕の立ち振る舞いを崩さない黒服。
一触即発の雰囲気になりかけた瞬間、
「はいはい、すとっぷすと~っぷ! ホシノちゃんは喧嘩腰にならない! 黒服さんも煽ろうとしない! おねえさん怒っちゃうぞ!」 - 148◆7cUYYuxo.A.M25/05/11(日) 22:00:32
小動物めいた威嚇込みの挙動に、二人の剣呑な気配が消え去った。
「……はぁ。すみません先輩、一応警戒はしないと」
「いえ、こちらこそ大人げなかったですね。失礼しました」
黒服からすればそんなつもりはなかったのだが、どうにも胡散臭さが先に来てしまうらしい。
ホシノも小さく頭を下げると、黒服も会釈を返す。
「それで、何を知ってるんです? なぜセトのことを?」
「全てをお話しするわけにはいきませんが、こちらとしてもあの沼の底には個人的な用事がありまして。あそこへ到達するための手段はお持ちですか?」
「黒服さんも行きたいの? 残念だけどまだ潜る手立ては見つかってないんだよー」
「それでしたら、ある程度のお手伝いは出来るでしょう。私の観測したオアシス沼のデータがあれば、潜航に必要なスペックは算出できるでしょうから」
懐からフラッシュメモリを取り出すと、それを指先で弄ぶ。
それが真実なのか、ホシノにはわからなかった。しかし、ユメはそれを真実だと受け入れたようで、
「じゃあ手伝ってくれるの? ありがとー黒服さん!」
「いえいえ、先ほども言いましたが私にも目的がありますので。ただ行き先が同じ、というだけですよ」
「まあ、お礼は言っておきます。……胡散臭すぎますけど」
「ホシノちゃん、まあまあそう言わないの! じゃあさっそく──」
メモリを受け取ろうとしたユメの手が空を切った。
みれば、黒服はメモリを高く持ち上げたまま、逆の手で人差し指を立てている。
「ただし、条件が一つ」
「え、なに?」
「セトと、二人きりで話をさせていただきたいのです。それを認めていただけるなら、データの提供と計画への協力を約束しましょう」
「いいよ!」
「ユメ先輩、そんな適当に……」
「おや、いいのですか? さすがにアビドスの機密事項を部外者に直接さらすのは良くないのでは?」
「んー、多分大丈夫! 私の勘が大丈夫って言ってるから!」
じとりと見つめるホシノ。しかし、彼女がそう言う以上はホシノが口を出すことはない。
何を言おうと、結局は彼女がここの最高権力者なのだ。ただし必要な時にはそれは無視されるが。
「じゃあえっと……音楽室なら音漏れしないからそこでいい? ホシノちゃん、案内してあげて」
「わかりました。じゃあ、あー、着いてきてください」
「ええ、ありがとうございます」 - 149二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 01:07:05
ついに黒服が来た!
どの世界線でもやっぱ胡散臭いなオマエ! - 150二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 04:14:51
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- 151二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 10:15:25
ユメ先輩のお見舞いに行ってるとかやっぱり黒服氏マメな大人だなぁ
- 152ヌマホタテの人25/05/12(月) 10:46:33
黒服にとってわざわざ交渉しなくても研究材用が向こうから貰える今の状況はかなり気分がいいと思う
- 153二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 13:13:00
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- 154二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 13:51:11
強いて言うならアビドス生徒会への許可取りだけど菓子折り+αで済みそうだから相当楽だろうしねえ
- 155二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 18:27:03
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- 156二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 18:57:15
- 157◆7cUYYuxo.A.M25/05/12(月) 23:18:01
「それじゃあセト、何かあったらホシノちゃんが壁を破って入るからね」
「いや普通にドア開けますけど。それにこのセトちゃんは子機じゃないですか」
『はい、お気遣いありがとうございます』
音楽室の扉の前で、新たに反重力モジュールを搭載したニュー端末のセトが浮かんでいた。
その隣にはユメとホシノが並び、音楽室に入ろうとするセトを見送っている。
「それにしても、凄いね反重力もじゃもじゃ」
『反重力モジュールです。出力の関係上、これ以上大きな端末に乗せる場合は指数関数的にモジュールのサイズが肥大化するので、これが限界ですが』
「はいはい、とりあえずその辺で。セトちゃん」
『はい。会話の内容は記録して公開できるように──』
「それは駄目だよセト、ホシノちゃん」
ユメがホシノとセトの言葉を止めた。
「黒服さんは二人きりでって言ってた。誰にだって、秘密にしたいことはあるでしょ? セト、黒服さんが言っても構わないってところだけ開示、それ以外は私達にも開示しないようにして」
『──了解しました。開示は黒服氏の許諾を得た部分のみとします』
よろしい、とユメが頷く。
例え人知を超えたテクノロジーがあろうと、越えてはならない一線は存在する。ユメの言葉は、それを守るべきだというものだった。
「それじゃ、後は若いお二人に任せて~♪」
「大人と百年前のAIに使う言葉じゃありませんね……」
音楽室。
本校舎が沼に飲み込まれる前、歴史ある楽器はこの別館の音楽室へと引き上げられた。
その際、ここには強力な除湿器が設置され、その甲斐あって今日に至るまでカビ一つ生えることなく音楽室に安置されている。残念ながら使われることはほとんどないが。
その涼やかな部屋の中で、一人と一機は相対する。
「これはこれは……。随分と可愛らしい姿になったようですね」
『データ検出……該当データ確認。黒服、と聞いていましたが、貴方でしたか。ブラックコーヒーは飲めるようになりましたか? 『教授《ドクター》』』
「クックック……。彼女のログを残してくださっているようで何よりです。六百年ぶりに初めまして、『SET』」 - 158二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:24:46
「クックック…もちろんそれだけではありませんよ。調査したデータはあなた方にも共有しますし、何か必要なものがあれば調達しましょう…」ぐらい言ってホシノも懐柔してそう
- 159二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:00:57
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- 160二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:17:22
まさかの昔馴染み…!?
- 161二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 04:54:03
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- 162二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 13:22:38
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- 163二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 20:24:54
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- 164二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 23:28:47
黒服…この世界線ではだいぶ込み入った経歴があるのか
果たして… - 165二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 00:21:25
いいね…物語が一気に動いた感じだ…
- 166二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 04:40:54
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- 167二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 10:30:56
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- 168二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:50:01
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- 169二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 22:09:39
パンツァー!!(クソ規制にブチギレながら保守)
- 170二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 23:14:55
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- 171二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 03:18:34
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- 172二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 10:13:19
- 173二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 11:52:57
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- 174二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 17:32:30
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- 175二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 21:48:25
- 176二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 01:41:33
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- 177二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 05:21:45
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- 178二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 13:02:59
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- 179二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 19:23:16
- 180二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 21:47:16
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- 181二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 06:21:23
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- 182二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 14:56:14
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- 183二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:55:47
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- 184二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:23:03
ここも埋めるか
- 185二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:27:38
てかここも結構長く続いてるのに荒らされてるのか…
- 186二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:30:43
- 187二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:31:19
言い方
- 188二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:31:37
まあ埋めたほうがいいか荒らしに利用されるよりかは
- 189二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:32:22
よくあることにしても荒らしが出てきて悪用したのが最悪だわ
- 190二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:32:39
てか節操なしだな本当に
- 191二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:33:05
更新遅くなったり切れたりはよくあるからそういう言い方はやめろ。
- 192二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:33:22
とにかくうめよう
- 193二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:33:53
マジでいいかげんにしろよ保守削除ばっかしやがって
- 194二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:34:46
うめる
- 195二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:35:34
うめ
- 196二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:35:48
もうすぐか
- 197ヌマホタテの人25/05/17(土) 22:35:53
次のスレが出来たら荒らされないで欲しいです
- 198二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:36:07
タイミングが本当に悪かった
馬鹿な荒らしが出たばかりに - 199二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:36:39
- 200二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:36:55
終