【オリキャラ・🎲・⚓】ぬらりひょんの少女、キヴォトス放浪記 スレ1.5

  • 1無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:05:35

    ついさっきまで寝てて落としてしまった

  • 2無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:11:03
  • 3無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:11:23

    モチーフ ぬらりひょん
    名前 無料飯 アリカ
    凄い名前だなって思ったろ?私もそう思う。
    学園 百鬼夜行連合学園
    学年 二年生
    年齢 17歳
    所属部活動 不明
    武器 ブローニングM2重機関銃

  • 4無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:11:36

    ステータス
    神秘76 CON76 STR91 POW64 INT73 EDU70 DEX87 AGL75

    身長196㎝ 運16 財力77 髪13(1ショート100めっちゃ長い)
    胸それなりにある

    技能
    指揮61 工作99 事務84 潜伏86

    ハンドガン7 アサルト86 マークスマン6 スナイパー49 ショットガン8 サブ56 マシンガン96

  • 5無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:38:15

    ミモリ「ごめんください」
    シズコ「あ、いらっしゃいませ~!!」

     あの子は、確か修行部だったかな。色々と部活動がある百鬼夜行の中でも、一番何をしているのかよくわからない部活動の一つよね。いやまぁ、修行部という名前自体はわかるけれど、明確な活動内容だけはよくわからないのよね。あそこの部長は常に昼寝をしているようだし、他の部員の子はレディーになるとか…初めはミレニアムにあるトレーニング部とかいうのと同じような物かと思っていたのだけれど、実態は全く違うようなのよね。
     私は持っていた万年筆を置き、席を立って、彼女のそばへと近づいた。

    ミモリ「お茶を一杯と、団子を一本いただけますか?」
    シズコ「はい、お茶とお団子ですね。お任せください!!」

     ミモリはお茶を頼み、席に座る。私は彼女の後ろに回り、彼女の肩に両手を乗せて彼女の耳元でささやく。

    アリカ「こんにちわ」
    ミモリ「ひゃ!!」

  • 6無料飯 アリカ25/04/20(日) 10:50:56

    ミモリ「な、なにをするんですか!!」
    アリカ「少し固そうだったからね、お茶をする時くらい肩の力を抜きなさいよ」

     私は彼女が着ていた羽織を脱がせて、綺麗に畳んだ。

    ミモリ「あなたは、確か・・・無料飯さん、でしたっけ?」
    アリカ「そうだよぉ。少し前に修行部にもお邪魔したことあったっけ」

     あれ?ちょっと驚かしてあげようと思ったんだけど、なんか私軽く睨まれていないかな。そこまで嫌だったかなぁ?

  • 7無料飯 アリカ25/04/20(日) 11:13:41

    ミモリ「あなたの話はよく耳にします」
    アリカ「あらそう?」
    ミモリ「決まった部活動に付かず、全ての委員会部活動に顔を出してはかき乱していく人だと」
    アリカ「まあそうだね」

     かき乱している自覚はないけれど、決まった部活動についていないのは事実ね。

    ミモリ「あなたには成し遂げたい目標とかは無いのでしょうか?」
    アリカ「そういうのはないかなぁ、私は飽き性でね、一つの事に熱を入れ続けることなんてできないから。百花繚乱のレンゲみたいに、馬鹿みたいに熱を入れるなんて無理よ」
    ミモリ「それを改善しようとは思わないのですか?」
    アリカ「ないわ。それが私だから」

     あ~、多分あれだわ。この子の性格と私の性格、馬が合わないタイプかも。

  • 8無料飯 アリカ25/04/20(日) 11:45:49

     馬の合わない相手と話を続けるのはお互いにとってよろしくない。適当に話を切り上げて書類仕事に戻ろう。

    アリカ「まあ、迷惑をかけたわね。ここのお茶代くらいは持つよ」

     私は団子とお茶代を机の上に置き、自分の席へと戻っていく。再び書類仕事・・・というかなんで私が陰陽部の書類仕事をやっているのかな・・・。
     私がお茶をしつつ聞き耳を立てていると、ミモリとシズコの会話が聞こえてくる。

    シズコ「そうなんですよ。百夜ノ春ノ桜花祭の準備はもう始めていますから」
    ミモリ「楽しみですね」

     百夜ノ春ノ桜花祭か、百鬼夜行全体で模様される祭り。そう言えば今年も、もうそんな時期になっていたのか。

    アリカ「騒がしくなりそうだから、どこか静かな場所にでも行こうかしら」

     騒がしいというのも考え物だ。

  • 9無料飯 アリカ25/04/20(日) 11:48:43

     それからしばらくして、シズコに追い出されてしまった。まぁ、陰陽部から任された書類仕事は終わらせられたからいいか。あとで、飲食代は請求するとしてと。


     翌日向かう先(先生はセリカ捜索中

    dice1d4=1 (1)

    1アビドス

    2ミレニアム

    3SRT

    4シャーレ


    何をしようかなぁ>>10

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 11:50:53

    お帰りなさい

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 12:28:12

    対策委員会の教室で先生達が帰ってくるのを待つとか?

  • 12無料飯 アリカ25/04/20(日) 14:25:01

    アリカ「あつ・・・」

     アビドス地区には初めて来た。砂漠地区という話は聞いていたため、ある程度の暑さには覚悟していたものの、私の予想を超える暑さをしていた。

    アリカ「まさか、飲食店がここまでないなんて」

     適当な喫茶店で涼を取ろうと考えていたのだが、私の想像を超える程飲食店が見つからなかった。

    アリカ「はぁ、どこか涼めそうな涼めそうな場所はないかな」

     私は適当に歩いていると、見覚えのある人が車に乗っているのが見えた。

    アリカ「?今の人って」

     相手が車であったため、はっきりとその相手の顔を見ることはできなかったが、見覚えのある人だった。

    アリカ「どうして先生がこの場所に?」

     なんで先生がこんな砂漠の場所に居るのか、猛スピードの車に乗ってどこに向かっているのかはわからなかった。あとを追いかけようかなぁとも思ったが、足の速さが違いすぎるため、追いかけるのは無理そうだ。

    アリカ「・・・先生が行きそうなところにでも行ってようかしら」

     私は再び歩き出し、先生が行きそうなところを・・・・人気のないアビドス高校と呼ばれる校舎を見つけた。

  • 13無料飯 アリカ25/04/20(日) 14:29:52

     アビドス高校、聞き覚えはないものの、百鬼夜行連合学園の書類仕事をしていた際にその名を呼んだことはある。確か、ずいぶん昔にアビドス砂祭りという催しがあったが、その際、百鬼夜行連合学園と今でも名をはせている学校の協賛もと執り行われていたそうだ。

    アリカ「廃校?」

     校舎内だというのに砂の山ができており、プールには砂が山積みとなりここ数年は使われたような形跡は見えなかった。校舎も酷くダメージが入っており、碌な手入れがされていない。見た限り廃校なのかなと思いつつ、校舎の中を進んでいったが、どうやらここは廃校ではなさそうだ。

    アリカ「つい最近まで人が居たみたい」

     掃除された部屋や、つい最近刷られた書類、真新しいダンボールと、今でもこの校舎が使われている物的証拠が残されていた。

    アリカ「うーん、一回ここで休憩していましょうか」

     他に先生が行きそうなところを探そうかと思ったが、外の暑さと天秤を掛けた結果、私は一度ここで休憩をすることを選んだ。
     行李の中から茶道具を取り出し、お茶をたてて一息つくことにした。

  • 14無料飯 アリカ25/04/20(日) 15:36:11

     対策委員会室と立札が書かれた部屋でお茶をたててしばらくゆっくりしていると、この校舎に近づいてくるエンジンの音が聞こえてきた。どうやら、先生一行が帰ってきたようだ。えーと、先生を含めて6人か、お茶を淹れて待ってよ。
     彼女達の姿が見えた、故に私は湯呑を温めて、お茶を淹れて彼女達を待って居よう。湯呑にお湯を入れて、その間に急須に茶葉を入れて、お茶を作る。そうしている間に、彼女達は校舎の中に入ってきて、私が今いる方の部屋へと近づいてきて・・・来てる?

    アリカ「あれ?」

     てっきりこの部屋に来るのかと思っていたが、足音が突然聞こえなくなった。不思議に思いつつも、お茶の準備を続けようとした。

    アリカ「?」

     とりあえず、急須を手にして湯呑にお茶を淹れようとした瞬間、私の背中には強烈な衝撃が走った。

  • 15無料飯 アリカ25/04/20(日) 15:49:56

     撃たれた。そう気が付いたときにはもう遅く、碌な耐久力の無い私はあっさりと気絶してしまった。(CON1)


     私達が学校を離れている間に、誰かがこの学校に入っていた。そのことに気が付いた私はショットガンを構えながら進んでいた。そして、廃坑対策室に誰かがいることに気が付いた私は、ゆっくりと足音を立てないようにして近づき、勢いよく扉を開けた。

    ホシノ「あ、あれ?」

     私が部屋に入ると同時に確認した相手にショットガンを向けて引き金を引いた。相手はこちらに背中を向けていたため、容易に先制を取ることができて有利に戦闘を進められるそう思っていたのだが、相手はたった一発の散弾を受けて意図も容易く気絶してしまった。

    ホシノ「シロコちゃん、カバーお願い」
    シロコ「ん、わかった」

     シロコちゃんにカバーをお願いしつつ、私は倒れている彼女にショットガンを向けたまま近づき、彼女に触る。

    ホシノ「・・・息はある」

     すぐに振袖の中に入れられていた拳銃を取り出し、マガジンを外して薬室の弾丸を取り除いてからシロコちゃんたちの方へと放り投げる。他に、武器らしい武器は持っていないようだが、彼女が持ち込んだであろう行李らしきものはあった。

    ホシノ「皆、大丈夫そう。アヤネちゃん、何か拘束できるものを」
    アヤネ「はい、わかりました」

     後輩たちを部屋へと入れさせて、アヤネから拘束に使えそうなものを受け取ると、気絶している少女を拘束する。

    セリカ「あれ?なんで湯呑が・・・七つ?」
    ノノミ「まるで、お茶を淹れようとしていたところですね」

     よく見てみれば、彼女の倒れている周囲には液体が広がっていて、何かが割れた後もある。状況的に、急須でも持っていたのかな?私達が来るとわかったうえでお茶を淹れようとしていた?

    ”あれ?アリカ?”
     遅れて入ってきた先生がそう言葉を漏らした。

  • 16二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 19:39:15

    まぁ、アビドス側としちゃ不法侵入者だしなぁ。
    この対応は残当

  • 17無料飯 アリカ25/04/20(日) 20:29:34

    ホシノ「先生の知り合い?」
    ”うん、百鬼夜行連合学園の子で、少し前に一緒にDU地区でお茶をしていたんだけど”

     どうやら先生と面識がある生徒のようだ。とはいえ、何故百鬼夜行の生徒がアビドス地区に来ているのかはわからない。何が目的なのかもわからないし。

    ”多分だけど、ただお茶をしに来ただけなんじゃないかな?”
    ホシノ「お茶を?」
    ”うん、この前私を誘ったときもお茶が第一だったからね。敵意はないはずだよ”
    ノノミ「ホシノ先輩、この湯呑全部アビドスの備品じゃないです」
    シロコ「茶葉も買い置きしている奴じゃない」
    ホシノ「え~?本当にお茶をしにきた・・・の?」

     これまで色んな人に在ってきた私でも、こういうタイプの人は初めてかもしれない・・・・

  • 18無料飯 アリカ25/04/20(日) 23:17:07

    保健室に運ばれました、死装束じゃないよ??

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 23:44:39

    >>18

    色気が凄い…!

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 00:13:33

    4,4んでる!?

  • 21無料飯 アリカ25/04/21(月) 07:01:27

    アビドス高校にしては、広すぎるというか綺麗すぎたのでボツにしようか悩んだイラスト

  • 22二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 12:34:01

    保守

  • 23二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 15:01:13

    >>21

    これはこれでアリ

  • 24無料飯 アリカ25/04/21(月) 21:01:32

    アリカ「ツ~」

     どれくらいの時間が経ったのだろうか、私は背中に痛みを覚えつつ目を覚ました。

    アリカ「ここは?」

     見た限り病室ではなさそうだが、どこかの家の中ではない。ここは学校の一室、恐らく保健室だろうか。

    アリカ「え~と、確か」

     私は気を失うまで何をしていたのかを思い出す。確か、今朝方アビドス砂漠の方へと進んでいき、想像を超える猛暑にやられて・・・

    アリカ「そうだ、アビドス高校の最近でも使われていた部屋でお茶を淹れてて・・・」

     そこで何かに撃たれた。その衝撃で私は気絶してしまったのか。
     何が起きていたのかを振り返りつつ、ベッドから降りて振袖の中に手を入れた。

    アリカ「・・・あれ?」

     一応持っていたはずのハンドガンが何処にもない。これは持ち物を取られてしまったようだな。M2も・・・あの部屋の中に置きっぱなしだろうし、この室内戦では使い物にならないか。おまけに、ここは人の気配がなさすぎる。どんなに私が気配を消しても、私という姿を見えてしまっては意味がない・・・か。

    アリカ「はぁ、とりあえず行李を取りにいこ…」

  • 25無料飯 アリカ25/04/21(月) 22:13:04

     私はベッドから降りて、さあ保健室をでて・・・私はすぐに自分に被せられていた布団を勢いよく持ち上げて私の身を隠しつつベッドの反対側へと移動する。


    アリカ「つ~!?」


     私が反対側に隠れた瞬間、私の頭上を何発ものペレットが飛んでいった。なに!?私をまた気絶させる気!?すぐに、ベッドをひっくり返し、即席の遮蔽物にしつつ少しだけ顔を見せる。


    ホシノ「ありゃ、避けられちゃったか」

    アリカ「ちょっと!?なんでいきなり撃つの!?」


     私を撃ってきた相手の姿を確認する。私と比べれば(196㎝)ずっと身長は小さい(145㎝)。


    ホシノ「いやねぇ、こっちはちょっとぴりついている状態でねぇ。変な動きしたら・・・撃つよ?」

    アリカ「うわぁ、冗談通じないタイプだこれ・・・」


     すみません、この状況で入れる保険ってありますか?

    どうしよ・・・

    >>26

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 22:22:58

    先生参戦

  • 27無料飯 アリカ25/04/21(月) 22:49:32

    超無難解(´・ω・`)(オフザケを期待していたスレ主)

  • 28無料飯 アリカ25/04/21(月) 23:02:49

     本当にどうしよう。気休め程度のハンドガンもない今の私はろくに戦うことなんてできない。ミチルから拝借した逃走用の道具も今は行李の中で使えない。

    ホシノ「悪いことは言わないからさぁ、早く出てきなよ」

     気の抜けた声をしているのに、一切気の緩みを感じさせないそれにはもはや恐怖すら覚える。というか、私一発でも受ければ気絶するってわかっててそれ向けてるよね。撃つなら早く撃ってよそっちのほうが楽だからさ!!

    ホシノ「出ないなら、こっちから行くよ」

     彼女がこちらにショットガンを向ける、あのペレッド弾なら、このベッド程度の障害物程度ものともせず貫き、私へと到達する。とりあえず、横に避け

    ”ホシノストップ!!”
    ホシノ「うぇ!?」
    アリカ「先生いいところに!!」

     私は速攻で先生の後ろに回った。え?肉盾だって?そうだよ。でも、現状この状況で私が一番攻撃されないようにさせる方法なんてこれしかないから、うん、先生あとでお高いお茶菓子奢るから堪忍な?

  • 29二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 06:39:59

    保守

  • 30無料飯 アリカ25/04/22(火) 07:11:59

    今更ではありますが、私17:30までは確実に更新できないので、保守お願いします。

  • 31二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 08:16:40

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 12:15:33

    保守はまかせろー バリバリ

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:49:54

    期待の保守

  • 34無料飯 アリカ25/04/22(火) 18:23:50

    痛い

  • 35無料飯 アリカ25/04/22(火) 19:57:36

    シュポガキ二人とも手に入ったので、筆を持ちますねぇ

  • 36無料飯 アリカ25/04/22(火) 21:00:52

    ”ホシノ落ち着いて”

     先生が間に入ってくれたおかげで、彼女は持っていたショットガンを降ろしてくれた。いや、銃は降ろしているけど、トリガーに指をかけているし、いつでも浮ている状態だからあまり変わらないか。

    アリカ「先生・・・どうして私こんなに敵意持たれてるの?」
    ”本当に心辺りない?”
    アリカ「うん、撃たれるほどの節はないと思ってるけど」

     私って普段からこういう生活をしているけど、流石にここまで私一人を狙うようなことに思い当たる節は本当にないんだけど。

    ”ホシノも警戒を解いてあげて、この子は今日の一件には無関係なのは私が保証する”
    ホシノ「・・・・先生がそう言うならそういう事にしてあげるよ」

     先生の言葉でようやく警戒を解いてくれた。それでも、私を見る目は鋭い・・・狼かな?

    ”とりあえず、どうしてアリカがここに居るのかについて話を聞かせてもらってもいいかな”
    アリカ「居る理由って、特に理由はないけど・・・」
    ”え?”
    アリカ「特に理由もなく、強いて言えば先生と会えそうなのがここかなって思ってきただけで、それでここに来てお茶してただけ・・・人が来たからみんなの分のお茶を用意しようと思ったら、多分背中を撃たれて・・・」

  • 37二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:43:02

    よかったですね

  • 38無料飯 アリカ25/04/22(火) 21:45:13

     とりあえずということで、廃坑対策委員会室と呼ばれる場所へと私は案内された・・・いや、ここ私がさっきお茶をしていたところだよね。

    アリカ「・・・何しているの」
    シロコ「ん、気が付いた?」

     私の行李を白髪の少女が勝手に漁っていた。

    シロコ「これ、凄い。物がたくさん入っている」

     M2に加えて、付ける弾箱一つと大量のお茶菓子に何種類からの茶葉(匂いが付かないように封してある)、花札に麻雀牌など色々と行李一つとは思いにくいほどの物が出てくる。

    シロコ「・・・銀行強盗に使える」
    アリカ「おい」

  • 39無料飯 アリカ25/04/22(火) 22:01:02

     なんだこの子・・・、人の行李をみて銀行強盗に適切な道具だって。いや、本当に何なのこの子、え、ちょっと怖いんだけどあの?先生?その苦笑い顔何ですか?・・・冗談だよね?

    アリカ「とりあえず、それ私の荷物だから、あんまり触らないで」
    ノノミ「あの、これ一人で持ってきたんですか?」
    アリカ「え?そうだけど」

     この場に居る中で一番胸部が大きな彼女が話しかけてきた。

    ノノミ「これ、相当重いんですけど、本当に一人で持ってきたんですか?私でも持つのは」
    アリカ「持ってきたよ。見てみる?」

     私は白髪の子が広げていた私の荷物を全部行李の中に入れて、風呂敷で包んでから背負って見せた。

    セリカ「うそぉ」
    アヤネ「ノノミ先輩以上の怪力・・・ですね」

     いや、うん。私もM2(組み立て済み)をそのまま行李に突っ込んで持ち上げているから、相当怪力な自覚はある。

  • 40無料飯 アリカ25/04/22(火) 23:14:25

    ”アリカみんなに自己紹介を・・・”

     私の怪力に皆が驚いているなか、先生は話を進めるために口を開いた。

    アリカ「ああ、うん」

     私は背負っていた行李を起き、着物を直してから言った。

    アリカ「百鬼夜行連合学園二年、無料飯アリカです。以後お見知りおきを・・・あ、着物少し破けてる・・」

     今気がついたが、背中でペレットが着弾した部分の一部が破けてしまっている。縫いなお・・・いや、使えそうな部分だけ切り取って、問題のところは雑巾にしたほうがいいかなこれ・・

    アヤネ「百鬼夜行の生徒の方が、どうしてアビドス高校に?」
    アリカ「特にこれといった理由はないよ。私はただ、気分が赴くがままに歩いてここに来た。強いて言えば、先生に会えそうだなって思った場所がここだったから。それ以上でもそれ以下でもないよ」
    アヤネ「それじゃあ、ヘルメット団との関わりはなにもないんですか?」

     ヘルメット団?そういえば、ヘルメットを被ってる集団がいたような気がぁ。アイツらの事を言っているのかな?

    アリカ「そのヘルメット団ってのは知らないけど、少なくとも私は百鬼夜行以外のどこにも所属はしていないから」

     ヘルメット団との何かしらが因縁があるのか、面倒をかけられてきたのか・・・まぁ、私の知ったことではないか。

  • 41二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:14:50

    そりゃそうですよな…

  • 42無料飯 アリカ25/04/23(水) 07:01:08

    筋トレもするよ?

  • 43二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:49:55

    バーベルのシャフトは重さの内に入らないとか言いそう

  • 44二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 15:00:07

    となるとミニストであったスミレとアケミとの絡みみたいなのありそう

  • 45無料飯 アリカ25/04/23(水) 21:50:08

     それからは、まぁ事情聴取みたいな形で色々と聞かれたけど、私が答えられることなんてほとんどない。というか、ここアビドス地区だってわざわざ来る理由がないし、砂漠地区だし、こんないつ廃校・・・おっと失礼。

     そんなこんなで私がようやく解放されたのは、とっくに日が沈んでしまった頃だった。


    ”アリカはこれからどうするんだい?”

    アリカ「下宿先に帰るって言いたいところだけど・・・もう遅いからねぇ」


     今から電車に揺られて家に帰れる頃はすっかり遅くなってしまう。はぁ、仕方ないか・・


    アリカ「適当にこの辺りのホテルを取って寝るよ」

    ”一人で大丈夫?”

    アリカ「大丈夫・・・先生はどうするの?」

    ”一度シャーレに戻るよ。・・・・よかったら泊ってく?部屋が無駄に余ってるし”

    アリカ「ん~」


    dice1d2=2 (2)

    1,自分でホテルを取る

    2,シャーレの仮眠室を借りる

  • 46無料飯 アリカ25/04/23(水) 22:05:57

    アリカ「それなら、お言葉に甘えさせてもらうわ」

     先生の提案に乗り、私はシャーレの一室を借りることにしましょう。先生と一緒に先生と共に電車に揺られて、DU地区へと向かい、連邦捜査局シャーレへと到着した。

    ”これが、仮眠室の鍵だから、帰る時に返してくれればいいから”
    アリカ「え?」

     私は鍵がかかっていた部屋を当たり前で開けていた。

    ”・・・うん”
    アリカ「ちょっと裁縫してるから、近づかないでね?」
    ”わかったよ”

     私は仮眠室でベッドの上に乗ると、行李の中から裁縫道具を取り出して、予備の着物に着替えてから、その着物を縫い始める。
     布を引っ張って穴を塞ぐにはあまりにも大きい、適当な布で穴を塞ごうにも、柄物の着物であるため下手に埋めるのも難しいか・・・とはいえ、とりあえず持っていた布で穴を塞いでおこうと。

  • 47無料飯 アリカ25/04/23(水) 22:06:54

    うーん、見にくい

  • 48無料飯 アリカ25/04/23(水) 22:18:06

     しばらく縫い、応急処置程度には穴を埋めた。とはいえ、これを日常的に着るのは難しいかな・・・、やっぱり後で雑巾に格下げかなぁ。これそれなりに良い着物だったんだけど、ちょっと残念。
     

    アリカ「んん」

     縫物を終えると、私はシャワー室を借りて着ていた着物を脱ぎ体を洗う。砂漠で沢山汗をかいてしまったのか、少し臭いが気になってしまう。
     シャワーを浴びてさっぱりすると、全身の水分を確りと拭き取ってから、さらしを巻きなおして寝間着へと着替える。そして、仮眠室へと戻ろうとしたが、ふとシャーレの一室が明かりが灯っている部屋に気が付いた。

    アリカ「先生、まだ仕事をしているの?」

  • 49二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:18:16

    お、鶴の恩返しかな?

  • 50無料飯 アリカ25/04/23(水) 22:27:57

    ”ああ、アリカ。そうだね、アビドス高校に出張している間に溜まった仕事を片付けないといけないから”
    アリカ「・・・終わるの?それ」
    ”・・・終わらせるよ”
    アリア「そんなとびっきりな笑顔で言われても困るんだけどね?」

     私は溜息を漏らしつつも、一度仮眠室に戻ってから行李の中から愛用な万年筆を取り出してから、先生と同じ部屋の机を一つ借りて、先生の机の上に山積みになっている書類を奪い取り、それらを片付け始めた。

    アリア「こういう仕事には慣れているから。さっさと片付けましょ?」(事務84

  • 51無料飯 アリカ25/04/23(水) 22:34:26

    アリカ「あとは、私の立場じゃ閲覧するわけにもいかない物とか、私ではどうしようもないものばかりだから、あとは先生がやってね」

    ”ありがとう、お陰で今日中に終わりそうだよ”


     いや、本当にこの先生の仕事量はどうなっているのだろうか。私が手伝ったから早く終わった程度の話ではない。私が手伝わなければ、今日中には終わらなかったであろう量だった。この人、まさか赴任してからこれだけの仕事を毎日やっていたりとかしないよね?すっごく心配になるな・・・



    翌日 これからどうしようかな・・・先生と一緒にアビドスにもう一回行こうかな?

    dice1d3=1 (1)

    1アビドス

    2ミレニアム

    3SRT

  • 52二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:21:27

    先生のことをだいぶ気に入ってるな…

  • 53無料飯 アリカ25/04/24(木) 06:57:01

    えーと、便利屋68と遭遇するあたりか。。。。

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:18:10

    となるとアビドス関係に関わりそう…

  • 55無料飯 アリカ25/04/24(木) 20:15:02

     昨日とは違う着物を着て、出かけよう。そう思っていると、先生も出かけようとしている所だった。普段から私が向う先に意味がない、だから、今日も私は意味もなく先生の後を追いかけて行こう。

    ”アリカは帰らなくていいのかい”
    アリカ「大丈夫よ。一応これでも成績は大丈夫だから」(INT73 EDU70)

     今の学校は映像授業ばかりで退屈なのだ。一応最低限の出席数は取っているし、中間と定期テストもそれなりの点を取っているのでこうして出歩いているのだから

  • 56無料飯 アリカ25/04/24(木) 21:01:41

     私と先生は一緒に同じ電車に揺られてアビドス高校へと向かった。アビドス高校は相変わらず廃校との違いが分からないほどの見た目をしている校舎に何とも言えない気持ちになりつつ、一緒に校舎へと入っていった。

     鍵?そんなもの勝手に開けるけど?


    >>57アビドス高校の面々と何をした?

  • 57二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:17:00

    会議してるから話だけでも聞く形で参加

  • 58二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:17:45

    紫関へGO!

  • 59無料飯 アリカ25/04/24(木) 23:51:21

    アリカ「はい、お茶」
    シロコ「ん、ありがとう」
    アヤネ「ありがとうございます」
    ノノミ「ありがとうございます☆」
    ”ありがとう”

    ホシノ「・・・」
    セリカ「いや、何当たり前のようにあなたいるのよ」
    アリカ「?」
    セリカ「いや、え?私なにか変なことした?って表情するんじゃないわよ!!」

     え、だって私本当にただお茶を淹れてみんなに渡しているんだけど、私なにか変なことをしているのかな?

  • 60無料飯 アリカ25/04/25(金) 00:06:35

    シロコ「このお茶、美味しい」
    アリカ「玉露だよ。ちょっとお高い茶葉だから、普段飲んでいるお茶よりは全然いいものだからね」
    アヤネ「皆さん、お茶で一息をついたら会議を始めますから。準備をしておいてくださいね」
    セリカ「いやいや、昨日の不法侵入者がいる状態で話を進めるの?」
    ノノミ「いいじゃないですか☆悪い人ではないようですし」

     まあ、彼女たちが言い合っているが私は部屋の隅に座り、用意しておいた羊羹(最近主流の甘さ控えめではなくガッツリ甘いモノ)を食べつつ、ホッと顔をほろけさせながらお茶を飲む。
     彼女たちは私がいることに諦め・・・いや、私にとってはいつものことか。
     私が言うのも変な話ではあるけれど、私には不思議な力がある気がする。昔から私に取って鍵なんて合ってないようなものだし、私が部屋にいる間は最終的にはなんやかんやで、誰も私のことを強く部屋から追い出すことができなくなる。だからなんだって話ではあるけど、そんな不思議な力があるような気がする。

  • 61無料飯 アリカ25/04/25(金) 00:18:06

     会議の話を聞いてみれば、昨日セリカと呼ばれた少女が誘拐され・・・あ、誘拐されていたのであなた。そりゃあ昨日ピリピリしていたわけね。
     それで、誘拐していた犯人であるヘルメット団が使用していた装備の入手経路の調査と、結構真面目な会議をしているんだ。

    アヤネ「それでは本題の議題である「学校の負債をどうやって返済するか」について具体的な方法を議論します」

     正直に言おう、私はこのあと普段の会議ではらりくらりとしているニヤがまだ真面目に会議をしていたのだと思うほどのひどい会議が行われた。

    セリカ「このブレスレットで」

     それマルチ商法だよ。

    ホシノ「他校のスクースバスをハイジャックして」

     多方面から恨みを買うよ?

    シロコ「ん、銀行を襲う」
    アリカ「おいこら」

    ノノミ「アイドルをしましょう」

     他の案が案過ぎて、それが一番マシな案に思えるのは一体どういうことなのだろうか?

  • 62無料飯 アリカ25/04/25(金) 00:23:38

     それからアヤネと呼ばれた少女がブチギレたので、彼女のご機嫌取りも兼ねて、私達は柴関ラーメンと呼ばれる個人経営のラーメン屋さんへと来た。

    アリカ「えーと、この柴関ラーメンを大盛り、海苔メンマ味玉ネギ増量と替え玉一つ」
    セリカ「ず、随分食べるわね」
    アリカ「こう見えて大食漢よ?」

     セリカはここでバイトをしているのか、他のアビドス高校の皆とは違い、ここの店の制服を着て接客をしていた。それにしても、女子高生六人を連れてラーメン屋なんて随分と珍しいこともあるのね。
     私は彼女たちに気を使い、一人カウンター席でつまみメニューとして置かれているものを食べつつラーメンが来るのを待つ。

  • 63二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 07:06:13

    朝保守

  • 64二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 14:16:53

    厄ネタがありそうな地域は避けてたアリカが先生をきっかけにそこにも首を突っ込みに行くの何か良いな

  • 65二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 17:48:16

    >>64

    確かな成長を感じる

  • 66無料飯 アリカ25/04/25(金) 18:23:37

    大将、替え玉お願い

  • 67無料飯 アリカ25/04/25(金) 18:24:57

    悩んだもう1枚

  • 68無料飯 アリカ25/04/25(金) 21:06:56

     運ばれたラーメンを啜り食べ進めていく。アビドス高校の面々は不機嫌になっているアヤネのご機嫌取りをしているけれど、まぁ、あれは私のせいではないからね、私はご機嫌取りをしにはいかない。
     ある程度ラーメンを食べたところで、店の戸が開き気の弱そうな少女が顔を出した。いや、店に入るか入らないかはっきりしなさいよ。

    ハルカ「こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」
    セリカ「一番安いのは・・・580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんでおいしいですよぉ」
    アリカ「・・・4人かな」

     彼女の後ろに三人程こちらの様子を見ている子達が居る。あの感じ・・・というか一番値段を安いのを聞いている所からあまりお金はない学生たちなのかな。

    アリカ「大将」
    柴大将「ん?替え玉かい?」
    アリカ「それもだけど、沢山の麺を茹で始めた方が良いかもよ」
    柴大将「あ~、なるほどね」

     私の言いたいことを理解したのか、大将は沢山の麺を茹で始める。さて、次に餃子でも食べようと。
     店に入ってきた彼女たちは私の席からそう離れていない場所の席に座り、四人で固まっていた。

    ムツキ「ぶっちゃけ、忘れてたんでしょ?ねぇ、アルちゃん、夕飯台取っておくの忘れてたんでしょ」
    アル「・・・・」
    カヨコ「はぁ、ま、リスクは減らせた方が良いし。今回のターゲットは、ヘルメット団みたいな雑魚みたいには扱えないってことには同意する。でも全財産をはたいて人を雇わなきゃいけない程、アビドスは危険な連中なの?」
    アリカ「ゴホ!!ゴホ!!」
    セリカ「ちょ!大丈夫!?ほら水」

     うん、私はどこから突っ込めばいいのかな??


    アリカ「

  • 69無料飯 アリカ25/04/25(金) 21:16:25

    アリカ「はぁ、これはまた、面倒なことになりそうね・・・、あ水ありがとう」

    セリカ「面倒なこと?」

    アリカ「うん、面倒なこと」


     他のアビドスの面々もさっきの会話の内容は聞こえていないか、先生も気が付いていないようだし。はぁ、これを聞いたうえで私はどうしろと・・・・普段ならこうした面倒ごとには首を突っ込まない主義なんだけど。とはいえ、先生が今アビドスに居るし・・・・


    >>70

  • 70二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 22:11:36

    先生にヒント与えるみたいにぼかして便利屋の目的を伝える
    そのあと行動開始まで(または終了後に)ゆっくりしている便利屋としれっと茶をしばきあわよくば依頼主の情報を抜き取ろうとする

  • 71無料飯 アリカ25/04/25(金) 22:41:41

     私はひとまず出されたラーメンを食べ終えると、がま口の財布からお金を取り出して机の上に置くと、先生のもとへと近づいた。

    アリカ「先生」
    ”どうしたんだい?”
    アリカ「衆寡敵せず」
    ”?”
    アリカ「先生なら、それは覆せるよね」
    ”え、えっと?”

     衆寡敵せず。多人数に対して少人数では、数の力で圧倒されてしまうので勝ち目がないということ。たった五人、それに対して、彼女たちは4人と大勢の傭兵、戦力差は明白であるだろう。けれど、あの日シャーレを奪還したという話がある先生ならば、どうとでもなるだろう。

    アリカ「それじゃあ、私はやることができたから」

  • 72二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 23:32:22

    このムーヴをやるの見てるとやっぱ良い意味で変わったな、アリカ

  • 73無料飯 アリカ25/04/26(土) 07:12:05

    ほしゅ~(土曜出勤

  • 74二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 14:17:52

    お疲れ様です

  • 75二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 18:54:24

    土曜出勤とは世知辛い

  • 76無料飯 アリカ25/04/26(土) 19:20:46

    その分月曜は休みじゃぁああ

     柴関ラーメンをあとにして、私は一度荷物を整えるために百鬼夜行の自治区にある下宿先へと戻った。

    アリカ「ええと」

     行李の中身を広げて、中に入っている物を出しては新しいものを行李の中に詰めていく。最悪、長期戦になる場合も考えて、予備の弾倉も入れてと。う、重量がやばい。
     行李の中身を一新してから、私は再びアビドス地区へと向かった。そして、私がアビドス地区に戻ってきた頃には、彼女たちの戦闘は、一段落ついていた。

  • 77無料飯 アリカ25/04/26(土) 20:35:02

     う~ん、流石にホシノ?だっけかな。彼女には妙に私って警戒されているみたいだし、この状況で混ざりに行くとまた打たれそうね。だったら、当初の予定通り、あっちの方に行ってみましょうか。どこにいるかは知らないけど・・・まぁ、いつものように大丈夫ね。

     私は歩き慣れていないアビドス地区を歩き進んでいく。そして、一軒の貸し事務所の中へと入っていく。
     鍵?そんなものは私には関係ない。
     事務所は、まあ小綺麗といったところかな・・・ちょっと雑草の園芸をしている趣味はわからないけど。私物の盆栽置こうかしら。

    アリカ「一日一悪ねぇ」

     チェリノなみに独特の感性をお持ちの人たちがここにいるようだ。

  • 78無料飯 アリカ25/04/26(土) 20:43:59

     とりあえず、使えそうな書類がないかを探すことにしましょう。

    アリカの目星 

    dice1d100=13 (13)


    目星

    dice1d100=66 (66)

  • 79無料飯 アリカ25/04/26(土) 20:49:30

    アリカ「・・・」

     うん、使えそうな書類は何も見つけられなかった。いや、多分あったのかもしれないけど、私ってものを探すのは得意じゃないっていうか、そもそもそういったことをこれまでほとんどしてこなかったからね。

    アリカ「・・・とりあえずお茶しよ」

     私は行李から茶葉と湯呑みを取り出すと、お湯を沸かしてお茶を入れて一息するこにした。

  • 80無料飯 アリカ25/04/26(土) 20:50:31

    詩ねぇ

  • 81二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 23:22:10

    ある意味帰ってくるまで待機か…

  • 82無料飯 アリカ25/04/27(日) 05:53:15

    便利屋との友好度はぁ~

    アル

    dice1d100=23 (23)

    ムツキ

    dice1d100=53 (53)

    カヨコ

    dice1d100=86 (86)

    ハルナ

    dice1d100=18 (18)

  • 83無料飯 アリカ25/04/27(日) 08:04:34

    本日夜まで更新できないので、昼と夕方保守お願いします・・・Orz

  • 84二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 11:23:13

    任された。

    一番警戒しそうなカヨコが一番友好度高いな。
    スルッと入ってくるところが猫っぽく感じたとか?

  • 85二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 14:32:48

    アルはシンプルにびっくりだとしてハルカはアルと大体同じ反応だとしてもカヨコとムツキが悪くないの良いのでは?

  • 86二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:29:45

    保守

  • 87無料飯 アリカ25/04/27(日) 22:38:42

    私用を片付けてきたが、想定よりもてこづって今帰宅。ちょっとかけるほど気力ないので、明日更新します。

  • 88二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 23:28:20

    お疲れ様です…

  • 89二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 03:02:19

    >>80し、◯ねぇ!?

  • 90二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:32:17

    お疲れでヤンス

  • 91無料飯 アリカ25/04/28(月) 11:31:35

     お茶を飲んでいると、事務所の扉が開き誰かが入ってきた。

    アリカ「やっぱりか」

     私の予想通り、柴関ラーメンであった彼女達がこの部屋に入ってきた。全員服が汚れて、一部は銃弾によって切れてしまっている。それぞれ疲れを隠せていないようで、それぞれ自分の席に座って休憩を始める。私は用意しておいた、お茶を彼女達の前に置く。

    アル「ああ、ありがとう」
    ムツキ「ありがとうねぇ」

     全員がお茶を飲み、一息つく。

    カヨコ「それで、依頼者にはどう報告する?」
    アル「ど、どうって」
    カヨコ「今回の襲撃は完全に失敗、前金も貰っていないうえ、今回の襲撃で資金の殆どは使い果たしちゃったし」

     どうやらあの子達は無事撃退に成功したようだ。まあ、ワカモが率いる軍勢相手に即席のチームで対応できた先生が居るのだから、懸念するようなことでもなかったけれど。

    アル「・・・とりあえず、依頼者には失敗したことの報告と・・・軍資金を確保するために・・・バイトかしら」

     私の目利きが間違いでなければここ、家賃それなりにすると思うのだけれど?

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 14:54:01

    まあ便利屋ならこんな感じの反応よな…

  • 93無料飯 アリカ25/04/28(月) 15:23:04

     それにしてもアルバイトか、とりあえず昼食の一件を考えると、日雇いなどの即金でお金がもらえるバイトをしなければ生活費の足しにはならないだろう。とはいえ、ここアビドス地区で日雇いをやっているのだろうかという疑問点と、学生を雇ってくれる日雇いがあるのかという疑問が残るけれど。

    ハルカ「あのぉ、私の少ないお金でよろしければ」
    アル「いつも言ってるでしょ!!社員のお金には手を付けないって」
    ムツキ「でも、今回ばかしはそうも言ってられないかもよ、おにぎり一個すら帰るか怪しい状態だし」

     本当にこの子達の資金繰りは大丈夫なのかな?

    カヨコ「今から他の依頼を前金ありでやるというのも手だけれど」
    ムツキ「今回の一件で大分弾も爆弾も使っちゃったからねぇ」
    アル「うう」

     自転車操業、というにはもっとやばいような状況みたいね。

  • 94無料飯 アリカ25/04/28(月) 20:46:48

     少なくとも、この状態の彼女達ならばこれ以上襲撃をすることは確実にないだろう。仮に盗みを働こうにも、このアビドス地区ならば十分な物資の補充はできない。
     とりあえず、彼女達が敵として先生の前には立たないか。それでも、どうして彼女達が、というよりも一体だれが彼女達をアビドス高校に襲撃をさせるように指示をしたのかを調べないと。

    ムツキ「どうする?今更カイザーに前金請求する?」
    アル「ダメよ!!それに後から契約の変更なんて駄目よ!!」

     うげぇ、カイザーなんて一番聞きたくない企業名が出てきたんだけど。

  • 95二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 23:32:01

    とりま依頼主については聞けたな

  • 96無料飯 アリカ25/04/29(火) 07:17:23

    ほしゅ

  • 97無料飯 アリカ25/04/29(火) 10:04:43

     流石にカイザー関連施設に私一人で潜入する気にはなれない。潜入自体は問題なくできるかもしれないけれど、仮に見つかった場合のリスクがあまりにも大きすぎるのだ。ハイリスク、ローリターンとしか言えない潜入になるのだ。
     もし見つかれば、私の命があるのかも怪しいうえ、百鬼夜行連合学園にも大きな迷惑がかかる。そして、あの先生の事だ私の為にかなりの無茶をする可能性だってある。
     とはいえ、彼女達の依頼者はわかったことだし、私がこれ以上ここに居ても意味はないか。帰ろ。

    カヨコ「・・・ところで、誰?」
    アリカ「なんか、最近よく気づかれるんだけど?」
    アル「・・・・・だ、だれぇぇぇぇ!?」

  • 98無料飯 アリカ25/04/29(火) 10:06:12

     とりあえず、依頼者はわかったけれど、カイザーかぁ・・・この情報を先生の所に持ち込むべきなのかなぁ・・・その、銀行強盗を提案するような子がいるし、傭兵団相手に真っ向から戦えるあの学校の生徒達が居るようだし・・・うーんどうしよ。


    dice1d2=1 (1)

    1伝える

    2伝えない

  • 99無料飯 アリカ25/04/29(火) 10:32:54

     私がアビドス高校に戻ってくると、彼女達を撃退して疲れたのか、対策室で各々休憩していているようだった。


    アリカ「先生、やっほ~」

    ”アリカ、今までどこに行ってたんだい?”

    アリカ「ちょっと調べごと、うん、だからその、無駄に警戒しないでくれる?有益な情報は持ってきたからさ」


     私は両手を上げつつ、先生のそばに近づいて耳打ちした。


    アリカ「彼女達に依頼したのはカイザーみたい。それと、彼女達は資金難になってるみたいだから、もう一度襲撃に来る可能性は低いよ」

    ”本当かい!?”

    アリカ「ええ、彼女達の会話を盗み聞きしてきたから」


     私は告げることは告げた。これ以上関わる理由はない、私は百鬼夜行の下宿先に帰った。


    次の日の行き先(アビドス一行ブラックマーケット)

    dice1d3=1 (1)

    1アビドス

    2ミレニアム

    3SRT


    なにをする?>>100

  • 100二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 13:55:19

    アビドス組に相談

  • 101二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 15:23:16

    強盗に行ってるならアイツにも顔を会わせそう…

  • 102二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 18:44:46

    というか、普通に便利屋から離脱できたんかい

  • 103無料飯 アリカ25/04/29(火) 19:42:34

    アリカ「・・・どうしてかしらねぇ」

     なんでだかわからないけれど、私はまたアビドス高校に足を運んできていた。三日も連続して同じ場所に足を運ぶなんてことはこれまでで初めてだ。しかも、これまでアビドス地区は何故だか足を運んでいなかったのに、突然こうして足を運んでいることだって不思議だ。

    アリカ「とりあえず、先生のもとに行こっと」

     私をこの場所に誘っているのはきっと先生なのだろう。だから、私は先生が居るであろうアビドス高校へと向かった。

    ホシノ「うへ~、今日も来たの?」
    アリカ「うん、なんか気が付いたらここに来てた」

     ホシノ達に歓迎されてはいなさそうだが、今日もお茶を準備して彼女達の会議に参加した。

  • 104無料飯 アリカ25/04/29(火) 19:58:46

     会議の内容は、私が関わるようなことではないからほぼ流し聞きをしていたため、何の話をしていたのかは覚えていない。けれど、どうやら彼女達は近くにあるブラックマーケットと呼ばれる場所に行くらしい。学生がどんなところに行くんだと、連邦生徒会の先生がそんなところに行く生徒の事を止めなさいとも思えるが、そこに行かなければ話が進まないとのことなので向かうらしい。私も一人留守番するのはつまらないので彼女達と一緒にブラックマーケットへと向かうことにした。


     ブラックマーケットはアビドス地区とトリニティ地区とそう離れていないところにある。治安は、まあブラックマーケットと呼ばれる場所なこともあり、そんなものを期待するのが間違いだ。けれど、その規模には思わず驚かされる。

    アリカはブラックマーケットに来たことが

    dice1d2=2 (2)

    1ある

    2ない

  • 105無料飯 アリカ25/04/29(火) 20:11:21

     さて、彼女達の探し物を知らない私は適当に周囲の店を物色していきましょうか。そんなことを思っていると、何やら騒がしくなっていく。いや、ブラックマーケットなこともあり、いつでも騒がしいし、銃撃戦は日常茶飯事だから、わざわざ注目するような・・・なんか近づいてきてない?
     音が聞こえてくる方を見れば、あれはトリニティの制服だったかな。あんまり好きではない学園の制服の小柄な少女がこちらに向かって走ってきている。そして、その後ろには見るからにチンピラな少女たちが目の前の少女を追いかけている・・・つまりそういう事か。さて、これはアビドス高校の皆は巻き込まれそうかなぁ・・・私は離れて・・・・手伝うか・・・
     私は適当に建物の中に侵入して屋上を陣取り、M2を設置して彼女達の様子を見る。どうやら予想通りあの先生と生徒達は、あのトリニティの生徒を助けるためにチンピラの生徒達と戦うつもりのようだ。だから、私は彼女達の為に支援火力をする。・・・対人にはオーバー火力だって?知らね。

  • 106無料飯 アリカ25/04/29(火) 20:14:21

    案外面白いところね

  • 107二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 23:21:09

    楽しめてるねぇ…

  • 108無料飯 アリカ25/04/30(水) 00:46:24

     トリガーを押し、何発もの銃弾が撃ち出される。途中にある障害物やら看板やらも破壊しながらチンピラ共にあたっては気絶させていく。アビドス高校の彼女らも私の火力支援には気がついてくれているようで、私の射撃には被らないように気をつけながら移動をしてくれている。まぁ、よっぽど接近にしなければ巻き込まれることはないけど。

     湯水のように湧き出てくるチンピラ共をある程度気絶させたところで、アビドス高校と先生は急いでこの場を離れようとしている。流石に距離が離れているため、なぜこの場を離れようとしているのかはわからないものの、おおよその検討はつく。絶対この戦闘で面倒事を呼び寄せてしまった。その面倒事に見つかる前にこの場所から離れようとしている。そんなところだろう。私も、流石にあれだけの銃声を響かせてしまった手前、この場所に居続けることはできない。急いで行李の中にM2をしまって、熱!!耐熱グローブを付けてからしまってと。そそくさとこの場を離れる。


    ブラックマーケット内で先生達と合流できるか 70以下

    dice1d100=5 (5)

  • 109二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 09:05:21

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 14:38:10

    普通にクリッたな

  • 111無料飯 アリカ25/04/30(水) 15:59:11

     私が彼女達が向ったであろう方向へと向かっていると、昨日見た人影を見た。

    アリカ「ん?あれって、昨日アビドスを襲撃してた子達じゃぁ」

     なんで彼女達がブラックマーケットに居るのかはわからないけれど、まあ、関わるようなことではないかな。あ、タコ焼きに焼きそばおいしそうね。おじさんそれとそれ頂戴。

    ホシノ「それで、普通に食べ歩きをしながら合流したと」
    アリカ「うん、あ、イカ焼き食べる?」
    ヒフミ「完全にお祭り気分ですね・・・」

  • 112無料飯 アリカ25/04/30(水) 20:38:08

    アリカ「それで、その子は誰?制服からして、トリニティの生徒?」

    ヒフミ「あ、トリニティ総合学園二年の阿慈谷ヒフミです」

    アリカ「百鬼夜行連合学園、二年生の無料飯アリカよ。で、先生また女たらし?」

    ”またって何!?別にたらしてないよ!?”


     先生は速攻で否定したけれど、私は疑いの目で先生を見る。まあ、その点は今は気にするべきことではないか・・・というか、なんでここにトリニティの生徒がここに居るの?


    アリカ「それで、なんでここにトリニティの生徒が?」


     トリニティの生徒は、一般生徒でもそれなりにお金を持っている。どれくらいかって言われると、私も詳しくは知らないけれど、何でも楽器一つを思い付きで帰る程度には財力があるらしいから。それだけの、お金がある生徒がどうしてここブラックマーケットに居るのだろうか。とはいえ、お金さえあれば何でも手に入るブラックマーケットなのだ、彼女もここでしか手に入れられない何かがあるのか。


    アリカ「・・・・」


    アリカのモモフレンズの好感度

    dice1d100=73 (73)

  • 113二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 22:31:32

    お、実はモモフレマニア?

  • 114無料飯 アリカ25/04/30(水) 23:07:05

    まずい、笛吹の方でやってるSSが便利屋接触で進み具合がこっちに追いつきそう・・・


    アリカ「あれ?あなたが持ってるそれって」
    ヒフミ「あ!!わかります!?」
    アリカ「ええ、確かアイスやとコラボしたペロログッズよね。結構レア物よ」
    ヒフミ「はい!!そうなんです限定100個のぬいぐるみなんですよ!?」
    アリカ「へぇ・・・・(限定だったんだこれ、部屋に2個飾ってるんだけど・・・・そういえばキキョウにはキモって言われたっけ)」

    ”アリカもそういうのは好きなのかい?”
    アリカ「まあ、それなりにはね。推しは別のキャラだけど」
    ”そうなんだ。タイ焼き食べる?”
    アリカ「貰う」

     ブラックマーケットのくせして、食べ物がおいしいのはなんでなのよ。
     

  • 115無料飯 アリカ25/05/01(木) 01:16:44

    アリカ「そういえば、先生」
    ”なんだい?”
    アリカ「さっき、木の襲撃してきた子たちを見かけたから一応報告を」
    ヒフミ「え!?襲撃!?」
    ”便利屋の彼女たちが、わかった”

     まあ、便利屋の彼女たちが一体ここで何をしているのかはわからない。大方何かしらの物資補給をここでやろうとしているのでしょうけど、金欠じゃなかったっけ?

    アリカ「それで、お目当てのものは見つかったの?」
    ホシノ「それはまだなんだよねぇ」
    ノノミ「手がかりゼロです」

     私は彼女たちが何を探しているのかはわからないので、というか知る気もないので一切手伝えない。というか、私はそういうことは得意じゃないからね。

  • 116二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 07:27:14

    保守

  • 117無料飯 アリカ25/05/01(木) 14:21:49

     私が一人買ってきた食べ物を食べ進めていると、彼女達は何かを見つけたようで隠れながら何かを見ている。何してるんだろう・・・・ん、難波達しに渡したい物って、って何これ?覆面?

    シロコ「銀行強盗する」
    アリカ「は?」

     おいちょっと待て、なんで銀行強盗する流れになった。というか、さっき出会ったばっかりの少女にも覆め・・・いやタイ焼きが入ってた袋じゃねぇか。というか、先生なんで止め、あ、やるんですねはい、わかりません。
     なんか勝手に私も銀行強盗をするメンバーに加えられたけど、私は近接戦闘はからっきしだし室内戦はもはやである。その為、彼女達の侵入をサポートするために、向かいの建物の空き部屋からM2で出入り口をぶっ壊すことにした。

    アリカ「なんでこうなるのかな」

     いろいろと文句は言いたいが、先生に頼まれた以上はやってあげる。私が、M2のトリガーを押し銀行の扉を破壊したことが合図となり、彼女達は銀行の中へと侵入していった。 

  • 118無料飯 アリカ25/05/01(木) 20:59:43

     彼女達が銀行の中に侵入していったのを見届けると、私はすぐにM2を片付けて走りだす。いくら私でも銀行強盗なんて騒ぎが起きれば逃げ切れない可能性が高い。辺り一帯が騒ぎが大きくなる前に私はホットゾーンをさっさと離脱する。こちっだって巻き込まれた身なのだ、彼女達よりも安全第一なのは文句を言わせない。
     私がホットゾーンを離脱して、しばらくすると彼女達は覆面を外した状態で帰ってきた。

    アリカ「お帰り、それで欲しいものは手に入ったの?」
    シロコ「ん、手に入った」
    アリカ「そう、もうこんなことには巻き込まないでよ?そっちの子だって迷惑だっただろうし」
    ヒフミ「あ、アハハ」

     全く、アビドス高校の生徒達は頭のねじが一体何本抜けているのかしら・・・今日はもう帰って寝ましょう。

  • 119無料飯 アリカ25/05/01(木) 21:00:30

    翌日 アリカの向かう先

    dice1d3=2 (2)

    1アビドス

    2ミレニアム

    3SRT


    何をする>>120

  • 120二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 22:19:34

    寝ているアリスに突撃

  • 121無料飯 アリカ25/05/01(木) 22:32:44

     流石に今日はアビドス地区には向かわない。というか、また面倒事に巻き込まれるのはゴメンだ。今日は自宅でのんびりお茶にでも、そういえば洗濯物が溜まってたな。洗濯機回さないと。

    アリカ「・・・・うそぉ」

     なんで洗濯機が動かないのよ、え?この前までは全然普通に動いてたじゃん。え?コンセントは刺さってるし、とりあえず指し直してもう一回・・・・あ、だめだこれ。

    アリカ「これは、買い直しかなぁ・・・」

     流石に洗濯機が使い物にならなくなるのは困る。とりあえず、買い直しで設置もお願いをしないと・・・、そういえばドライヤーもそろそろ怪しいか・・・あと照明もそろそろ。はぁ、電気周りを買い替えかなこれは。となれば、ミレニアム地区で、あそこはその、百鬼夜行とは真逆な地域だけど。
     私は荷物をまとめてミレニアム地区へと来た。ミレニアム地区は百鬼夜行地区とは大きく違う。百鬼夜行は伝統と自然を第一にしていて、わびさびを美としている。それに対して、ミレニアムは最先端、発明、発展、利便性や機能を美としている。在り方が真逆な関係なのだ。

    アリカ「はぁ、ここは疲れますね」

  • 122無料飯 アリカ25/05/01(木) 22:56:13

     植物は街路樹や公園の木々、申し訳程度に植えられた木と言った程度。遠くを見ようにも高いビルが視界を遮る。空気も、少し悪いように感じる。私にはこのあたりの空気感はとてもなれない。いや、慣れることができるようなものではない。目的を終えたらさっさと帰ろう。
     ミレニアムにある電気通り、ここに来れば大概の電化製品は揃えることができる。私はかなり大きなお店に入り、店にある電化製品を物色してから、必要な物を買い、下宿先に届けてもらえるようにお願いした。
     買い物を終えると、私はすぐにミレニアム地区から出て行き、私の足が向かう先へと向かう。どこに行くのかは私にもわからない。そう、私にもわからない。

    アリカ「ここどこ?」

     故に迷子になった。いや、本当にここはどこかな?ミレニアムからは外れているけど、歩いた距離を考えればDU地区に入っちゃったかな?うーん、ここはどこなんだろう。なんかつい最近も同じようなことをやったような気はするけれど、とりあえず歩こ。
     適当に歩いていくと、私はどこかの施設の中に入っていた。機械に関してはとことん疎い私であるため、ここがどんな場所なのかはわからないのだけれど進んでいく。

    アリカ「行き止まり?」

     適当に進んできたが、どうも行き止まりに来てしまった。

    『接近を確認』
    アリカ「え?何、急になんか動き出したんだけど、こわ」
    『対象の』
    アリカ「ん、これ地下に道あるじゃん。行ってみよ」

     なんかよくわからない装置が動いていたけど、私には関係ない。なんか、厳重なロックがされていたような気がするけど、私が向かう先は誰にも止められないのだから。
     施設のより奥深くへと進んでいくが、正直に行って面白いようなものはなにもない。ただ、機械が機械のために作られた壁や床などがずっと続いていく。そんな中を進んでいくと、開けた場所に出た。

    アリカ「うわぁ、ものすごいなにかありますって雰囲気」

     開けた部屋の中央には何やら大きな箱がある。上面はガラスなのか中の様子が確認できるため覗いてみることにした。

    アリカ「人?にしては生気を感じない・・・これ棺ってやつ?えーとAL-1Sなんて呼ぶのが正解なのかしら?」

  • 123無料飯 アリカ25/05/01(木) 22:56:36

     とりあえずよくわからないものを見つけた。にしても、墓地と言うにはどうも違う気がするし、こんな真新しそうな感じにはならないだろう。一応写真を取っておいて・・・これどうしようかなぁ。なんかすっごい厄種な気がするし・・・


    >>124

  • 124二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 23:02:15

    先生達と遭遇しアリスを回収して出口までついて行く

  • 125無料飯 アリカ25/05/01(木) 23:20:31

    アリカ「とりあえず、持ち帰ろ」

     とりあえず彼女が入っている棺らしきものを引きちぎり持ち上げると、来た道を帰ることにした。M2の重量もあるためこれも持った状態ではかなりの重量となってしまう。まぁ、それでもとりあえずこれを先生のところにもっていけばなにかはわかるだろう。
     ゆっくりとした足取りで来た道を帰っていると、見慣れた顔を見た。

    アリカ「あれ?」
    ”何をしているのかな・・・アリカ”
    アリカ「あ、先生・・・また女たらし?」

     今度は見慣れない双子を連れていた。

    ”だからまたって何!?たらしてる覚えはないって!?”
    アリカ「どうだか、というかアビドスの方は大丈夫なの?」
    ”ああ今は昨日手に入れた情報の整理をしているそうでね。その間にこっちで頼まれていたことを解決しようとね”
    アリカ「へぇ・・・体壊すよ?」
    ”。。。大丈夫だよ”
    アリカ「それは大丈夫じゃない人のセリフだよ・・・」

     私はため息を漏らしつつも、戦線を守るように立っている双子の方を見る。赤い服と緑の服・・・なんか私が使ってる花札の企業の看板キャラクターと同じカラーをしている二人は・・・見た感じミレニアムの生徒かな。

    アリカ「それで、君たちは」
    モモイ「ミレニアムサイエンススクールゲーム開発部一年、才羽モモイだよ」
    ミドリ「同じく、才羽ミドリです」
    アリカ「百鬼夜行連合学園二年の無料飯アリカよ」

     ま~た、この先生は女の子をたらしたなぁ・・・というか、アビドスの一件まだ解決していないのにこっちの問題も抱えて大丈夫なのかな・・・

  • 126無料飯 アリカ25/05/01(木) 23:26:02

    モモイ「あの、その背中で持っているのって?」
    アリカ「え?ああこれ?この奥で見つけたやつなんだけど・・・ものすごく厄種っぽそうだったから、ちょっと先生に見てもらいたくて持っていこうとしていたんだけど」

     私は持っていた棺桶らしきものを置き、皆に見えるようにした。

    モモイ「え!?これって」
    ミドリ「女の子?」
    ”これは・・・あれ?アリカここにどうやって来たの?来る道って閉まってたはずじゃ”
    アリカ「私に鍵なんて関係ない。で、これどう思う?」

     生きているのか死んでいるのかわからない女の子、加えて生気を感じさせないそれなのだ。どうすればいいのだろうか先生の判断を仰ごうとしていると、棺が突然動き出した。
     それに気がついた私はすぐに先生の手を掴み、棺から距離を取る。

  • 127無料飯 アリカ25/05/01(木) 23:39:28

     棺の中から一人の少女がひとりでに動き出す。
     私の直感が告げる、この子は生物じゃない。得体が知れないそれから先生を守るために袖の名から苦手ながらもハンドガンを取り出してそれに向ける。

    AL-1S「状況把握、難航。会話を試みます、説明をお願いできますか?」
    モモイ「え!?せ、説明なんのこと!?」

     説明をしてもらいたいのはこっちの方だって言いたい。

    少女たち状況把握

     えーと、この子は人形の絡繰人形で、本来何かしらの役割を持っていたけれど、長い年月が立ちすぎちゃった結果、自分の役割を忘れてしまちゃったと・・・そして現時点で私達、先生に対して敵対の意思はない・・・・これを一度に飲み込めと?

    アリカ「おまけに、この子をミレニアムに連れて帰るの!?色々問題にならない?!」
    モモイ「そのあたりは頼りになる先輩がいるから大丈夫だよ」
    ミドリ「そういう問題じゃないと思うけど」
    ”きっと大丈夫だよ”

     とても大丈夫だとは思えないのだけれど・・・とりあえず。
     私は持ってきていた行李を広げて、予備の着物を取り出すと絡繰人形に着せてあげた・・・サイズ差?とりあえず折って置けば大丈夫よ。

  • 128無料飯 アリカ25/05/01(木) 23:47:38

    アリスは綺麗に着飾れているでしょうか

  • 129無料飯 アリカ25/05/01(木) 23:51:40

     とりあえず、この絡繰人形はゲーム開発部の彼女たちが引き取ることになった。本当に大丈夫なのかなぁ・・・

     色々と不安は残るものの、どうも彼女たちは一人でも人手がほしい事情があるらしく、この子をその頭数に加えるとか・・・問題しか感じないのだけれど、うん。私は知らない。

     よくわからない施設を一緒に脱出してから、私は下宿先へと帰ることにした。いや、本当にこれ以上厄種には関わりたくないんだけれど・・・・そうだアリウスの子たちに料理持っていってあげないと。


    次の日

    翌日 アリカの向かう先

    dice1d2=1 (1)

    1アビドス(アビドス組カイザー砂漠基地にGO)

    2SRT


    なにをする

    >>130

  • 130二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 07:29:16

    カイザー基地内を散歩

  • 131無料飯 アリカ25/05/02(金) 12:49:26

    結局今日もアビドス地区に来てしまっている。一体この地に私を私を呼び込む何があるのだろうか。とは言っても、今日はアビドス地区の住宅街を散策している訳では無い。昔ここで行われていたアビドス砂祭りが行われていたとされる、オアシス跡地を目指して進んでいた。

    のだけれど。

    アリカ「ココ最近厄ネタばかり見つけている気がするのは気のせいかしら。いや多分気のせいじゃない」

    あれはほぼ確実に軍事施設系よねぇ。しかもカイザー系列。どうしてここに軍事施設を立てているのか色々ときになる点がある。

    アリカ「はぁ、この前の一件もあるし」

    ハイリスクローリターン、私がわざわざ関わる道理もない。それでも、先生は関わるだろう。

    アリカ「……」

    とは言っても、M2やら行李は置いていくしかないだろう。小回りが効かなくなる上見つかりやすくなる。苦手だけれどハンドガン一本で行くしかないか。

  • 132二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 14:59:21

    入る前に外から荒らさずにそのまま行くのか…

  • 133無料飯 アリカ25/05/02(金) 17:38:02

     わかっていたことではあるけれど、監視の目が厳しい。無駄に常に侵入者に対して警戒しているようで、監視カメラだけでなく、オートマターたちの目もある。面倒くさいなぁ。これ、多分監視カメラ以外にもセンサー系の侵入者検知もあるよねぇ。めんどくさ・・・


    潜伏 86

    dice1d100=98 (98)

  • 134無料飯 アリカ25/05/02(金) 17:49:06

    アリカ「・・・」


     やべぇ、やらかした。とりあえず、大急ぎで隠れたけど、これ私の侵入バレたよねぇ・・・まさかあんなところにあるなんて・・・てか、本当にこれどうしよう・・・真正面から戦う?無理に決まっているでしょうが。メイン武器のM2なんて置いてきてるし、ハンドガンの命中率?零距離ですらミスする私がまともに戦えると思ってるの?ここに隠れていられるのも時間の問題だし、隠れて進んでいくのも結構難しいし。

     先生に頼ろうにも、昨日ミレニアムに居たし、今日アビドスに居る保証はないよなぁ・・・とりあえず、電気配線弄って監視カメラを無力化するしかないかぁ・・・


    潜伏86-20

    dice1d100=70 (70)

    工作99

    dice1d100=91 (91)

  • 135無料飯 アリカ25/05/02(金) 17:58:35

    アリカ「・・・」


     私は隠れつつスマホを取り出して先生にモモトークで連絡を入れた。


    アリカ『助けて』

    先生『どうしたんだい!?』

    アリカ『ここ来て』


     もう私一人でここを脱出するのは無理だよ・・・


     それからしばらくして、基地の外の方が騒がしくなり始めた。大方先生がこちらに来てくれたのだろう・・・今なら抜け出せるはず!!


    潜伏 86

    dice1d100=14 (14)

  • 136無料飯 アリカ25/05/02(金) 18:19:50

     と、とりあえずカイザーの基地からは脱出することができた。あとで先生にお礼をしないと行けなくなっちゃったなぁこれ・・・あんまり貸し借りを作るのは好きじゃないんだけれど。今回ばかりは仕方ないか・・・というか、結局何の収穫もないどころか、先生に借りを作るだけで終わっちゃったよ。
     ひとまず、隠していた行李からM2を取り出して、先生たちの様子を見に行く。どうやらアビドス高校の生徒を連れて着ていたようだけれど、何やらこの基地の親玉らしき人物が居るわね・・・え、妙に警戒状態になっているって・・・それは私が原因ですね。ハハ・・・
     なんか、ホシノと親玉らしき人物がもめている様子が見える。けれど、私があの場所に行くのはあんまりよくないだろう、何せ私は監視カメラに姿を捉えられているはず。下手にあそこに私が加わって先生を不利にさせるのは良くないだろう・・・とりあえず、離れた場所で合流しよ。

    アリカ『ありがとう。脱出できた。お礼をしたいから連絡を入れて』

     私はそれをモモトークへと送って先生たちが基地から離れていく様子を見届けた。

  • 137無料飯 アリカ25/05/02(金) 18:36:30

     しばらくして、アビドス高校へと私は足を運んだ。その手にはお礼の菓子折りを持ちつつ来たのだけれど・・・その、なにこのお通夜モードは・・・


    アリカ「あの・・・本当にこれは一体何があったの?」

    ”アリカ、実は”


     えーと、何でもアビドス高校が背負っている借金の利率が突然阿保みたいに挙げられたそうだ。聞けばあそこの基地は今アビドス高校が借金している銀行の関連企業だったらしく、今回接近したことを口実に利率を挙げられたそうだ・・・え?これ私のせい?あ、元々あの基地のポイントには私が連絡を入れなくても近づくつもりだったから関係ないって?ああそう・・・ってなるかぁ!!

     どちらにせよ、今週の間に阿保みたいがお金を用意しなければいけなくなって、支払えなければこの学校を明け渡さないといけないと・・・詰んでねぇ?


    とはいっても、私に何かできることなんて・・・

    >>138

  • 138二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 19:03:05

    嫌、潜入時に盗んだデータがあったから、見たらカイザーの探している宝の詳細、クーデター計画、兎公園のミサイル基地の詳細と黒服との取引音声記録があった

  • 139無料飯 アリカ25/05/02(金) 19:37:39

    アリカがめっちゃ仕事をしていたことになった( ゚д゚)

  • 140二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 20:07:05

    このレスは削除されています

  • 141二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 20:11:45

    工作91でカメラいじってたから、近くのパソコンかスマホでアクセスして引っこ抜いんたじゃない?

  • 142無料飯 アリカ25/05/02(金) 22:27:31

     とりあえず、お通夜ムードの彼女達の為にも私はお茶を淹れて少しでも励ましてあげよう・・・

    ”ん?アリカ何かを落としたよ”
    アリカ「え?」

     何かを落としたような気はしなかったが、先生は私に対してUSBメモリを渡してきた。いや、私もこのUSBメモリについては何も知らないんだけど・・・・

    アリカ「あ・・・」

     そう言えば、カイザーPMCの監視カメラをいじるために色んな部屋に侵入して適当に書類やらなにやらを持ってきていたのを完全に忘れていた。あれ?もしかしてこれ使えるんじゃね?

    アリカ「えーと、アヤネ・・・だっけ?ちょっとパソコン貸してもらっていい?」
    アヤネ「え、はい。構いませんけど」

     私は先生からUSBメモリを受け取ると、それを借りたパソコンに入れて中に入っているデータファイルを確認していく・・・うわぁ、ごめんこれ爆弾案件過ぎないかなぁ?

    アリカ「先生」
    ”どうしたんだい?”
    アリカ「借金踏み倒せるかも」
    ”え?”

     見たデータファイルはもう色々アウトな書類名のデータが出てきた。とりあえず、一つ一つそのファイルの中身を目を通していくが、色々とこれはやばいよ。ちょっと、連邦生徒会ものかなぁ・・・いや、これ連邦生徒会側にも内通者がいるよねぇ・・・ヴァルキューレ警察側にもかなりいるようだし・・・あれ、これ結構やばくねェ・・・

    ”アリカ、ありがとう。これならまだ私達は戦えるよ”
    アリカ「そう、よかったわ・・・ちょっとこれ爆弾案件過ぎるからニヤに丸投げしてくる」

     ニヤ、しばらく家には帰れないと思いなさい。

  • 143無料飯 アリカ25/05/02(金) 22:44:02

    アリカ「というわけで」

    ニヤ「イヤイヤ!?という訳ででじゃないよ!?」

    カヤ「カイザー企業のクーデター・・・そのために防衛室長との裏取引・・・おまけに、アビドス高校跡地を利用したカイザー軍事高等学校ですか・・」


     百鬼夜行に戻った私は、今回持ち帰った情報を家に帰っていたニヤを呼び戻して(ついでにニヤの事を考えて一緒にカヤも)説明をしていた。

     どの情報も爆弾案件過ぎるため扱いに困るものの、これが本当に実行された場合碌なことにならないことは確実てあるため、こちらが早いうちに打てる手は打つ。


    ニヤ「これが真か偽かで大きく話は変わるけど・・・」

    カヤ「・・・・どちらにせよ早くに手を打たなければ危険ですね」

    ニヤ「そうなのよねぇ・・・とはいっても、だからって今の私達にできることなんて・・・」

    カヤ「それに、どうして高校建設しようかなんて?」

    ニヤ「・・・恐らく、そちらは正攻法で連邦生徒会への議席を得るためでしょうな」


     まあ、報告したところで、これはことが大きすぎる。それに今の百鬼夜行では百花繚乱が機能していない以上、多くのことはできない。せめてできることは・・・自衛程度か・・・


     とりあえず、今日は疲れた。もう寝る。


    翌日 アリカの向かう先

    dice1d2=1 (1)

    1アビドス(ホシノ身売り

    2SRT

    何をする>>144

  • 144二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:26:41

    先生ー?アリカのくれた情報無駄にしたの?
    まさか………黒服に出し抜かれたとかはないよな?

  • 145二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:27:15

    豪華メンバー()たちと共に参戦
    ついでに久々に戦闘で本気出す

  • 146二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:28:41

    町に出向くと何かカイザーが来てるからステルスしつつm2を構えるとか

  • 147無料飯 アリカ25/05/02(金) 23:29:57

    豪華メンバーか、だれを出そう

  • 148無料飯 アリカ25/05/02(金) 23:41:17

    キキョウ「夜中に叩き起こしてきてたからには、つまらない要件だったら潰すよ?」
    アリカ「夜中に叩き起こしたことは謝るから、その、ライフルをしまってくれませんか?」

     私はニヤに報告をしてから、その足でキキョウのもとに来ていた。

    アリカ「明日ねぇ、ちょっと面倒なことをすることになりそうだから、ちょっと手を貸してほしくて」
    キキョウ「それは、私じゃなきゃダメなの?」
    アリカ「うん、ちょっと腕を信用できるメンバーで私が頼れる範囲となるとね?」
    キキョウ「・・・はぁ、あんたが人を頼る事なんて珍しいし、それだけのことでしょ・・・しかも戦闘になるようなこと」
    アリカ「うん」
    キキョウ「後で、百花繚乱を手伝いなさい。他のメンバーには私の方から声をかけといてあげるから」
    アリカ「ありがとう」

     キキョウからの協力も得られた、他の学園は・・・こうした一件に協力してくれるような知り合いは居ないから無理かなぁ・・・

  • 149無料飯 アリカ25/05/02(金) 23:55:53

     そして、私は百花繚乱を連れてアビドス高校へと向かった。

    レンゲ「その・・・アリカよぉ」
    アリカ「なに?」
    レンゲ「ほんとに、今日アビドス高校ってところとカイザーが争うってのか?」
    アリカ「やらない可能性も十分にある、けど、先生のことだし、カイザーのこともある。多分、おきるよ」
    キキョウ「多分じゃ困るんだけどね」

     本当に今日何かが起きるという保証はない。それでも、あの先生だから、今日何か事を起こすだろう。それに、銀行強盗を提案するような子がいて、実際に銀行強盗を行ったのだ、おそらくあの情報を手にした彼女達が大人しくしていないだろう。あの情報が彼女達にとってカイザーを攻め入る大義名分にもなっているのだから。

    ユカリ「御供は先輩の皆さん初めての共同任務ですの。がんばりますわ~」
    アリカ「・・・」
    キキョウ「・・・」
    レンゲ「・・・・」
    アリカ「ねぇ、なんであの子を連れて来たの(小声)」
    キキョウ「どこからか聞いて気が付いたら付いてきてた(小声)」
    レンゲ「流石に帰れって言うわけにもいかないしさ(小声)」
    アリカ「正直に言って、これからやることはものすごく教育に悪いよ?(小声)」
    キキョウ「そうだけど・・・」
    ユカリ「?先輩の皆さん、どうかいたしましたか?」
    アリカ・キキョウ・レンゲ「「「イエ、ナニモ」」」

  • 150無料飯 アリカ25/05/03(土) 00:15:33

     いや、本当にどうしてユカリが付いてきたのかなぁ。百花繚乱の皆のお気に入りの子勘解由小路ユカリ・・・言いにくい苗字だなぁ・・・・
     とりあえず、私達はアビドス高校周辺にある廃墟を借りて、全員の装備の最終チェックをしている。

    レンゲ「・・・相変わらず、お前の銃は異質だよな」
    アリカ「そうかもね・・・私もどうしてM2なんて銃を使うようになったのか」
    レンゲ「お前はその銃に思い入れとかないのか?」
    アリカ「正直、あんまりないかなぁ」
    レンゲ「・・・そうか」

     こうして話しているが、レンゲと私は馬が合わない。一つのことに熱を思いっきり入れられるレンゲと、世間一般的に飽き性という言葉が適切な私とでは在り方が大きく違うのだから。とはいえ、だから何だと言いあうような仲の悪さではない。
     私達が準備を進めていると、何やら外が騒がしくなり始めた。

    アリカ「来たね」
    キキョウ「全員配置について。射撃の合図はM2の射撃で」

     私達は準備に付いた。

  • 151無料飯 アリカ25/05/03(土) 00:22:14

    キキョウ「・・・アリカ」
    アリカ「何?」
    キキョウ「作戦変更よ」
    アリカ「え?」

     私達は初め、シロコ辺りが何かしらの問題を起こしてカイザーがアビドス高校に対して文句を、最悪武力行使を行う、そのままの流れで、昨日のあのデータを口実にカイザーPMC基地に攻め込むという算段であった。ところが、カイザーが取った行動は、まさかの市街地を破壊しながら行進しているのだ。

    アリカ「いやいや!?それは予想外すぎるんだけど!?」
    キキョウ「全員!!一般市民の避難を優先!!アビドス高校の生徒と可能な限り連携を取りなさい!!レンゲ!!ユカリはアビドス高校の方に向かって!!高校を破壊された場合戦後処理が面倒なことになる!!」
    アリカ「私は!?」
    キキョウ「あんたは狙撃ポイント待機!!」
    アリカ「ですよね!!」

     いや、まあ当たり前か・・・戦闘が起きるのは確定の状態でM2を持っている私が動き回るよりも、狙撃できるポイントで待機させる方が正解なのだから。

  • 152二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 00:44:07

    元々ゲヘナ風紀委員、便利屋68、トリニティの砲撃があったのに百花繚乱も参戦…カイザーさんカワイソ

  • 153無料飯 アリカ25/05/03(土) 00:51:35

     百花繚乱の生徒達がアビドス地区に散らばり、大急ぎで一般市民の避難誘導をしている。慣れない土地でありながら、流石は百花繚乱というか、緊急時の対応能力の高さには驚かされる。それとも、随時指示を出しているキキョウのおかげか。

     私が狙撃ポイントで見下ろしていると、アビドス高校からシロコ達と先生が・・・あれホシノの姿が見えないような気が?


    キキョウ「アリカ、カイザーの先鋒隊がアビドス高校の方に行ってる」

    アリカ「目視できてるよ」


     見るからに自分がボスですよと言わんばかりのオートマターを確認できた。うーん、なにやら言い合ってはいる用だけど、その内容はこの距離じゃ聞き取れないか・・・それでも、そっちが先生に敵対の意思を出すのは見えているから。


    マシンガン96

    dice1d100=28 (28)

  • 154無料飯 アリカ25/05/03(土) 01:06:24

     鳴り響くM2の銃声。戦車だろうが容易に貫き相手に致命的なダメージを与えられる12.7x99mm弾、無駄に狙撃性能が高いこともあり、あいつらが引き連れていた装甲車を瞬く間に破壊していく。

    キキョウ「百花繚乱、目標の退路を潰すから、移動開始!!レンゲとユカリは左右から狙撃!!」
    レンゲ「任せろ!!」
    ユカリ「了解ですわ」

     百花繚乱の銃声が次々に鳴り響く、先生もアビドス高校の生徒も一体何が起きているのかわからないって顔をしている。私が行けば説明は容易かもしれないけど、今持ち場を離れたらキキョウがうるさいから離れられないんだよね。とりあえずモモトークでと・・・

    アリカ『助太刀するよ』

     すぐに既読が付いた。流石に返事を撃っている余裕はないようだけれど、この状況がどういうことなのかはわかってくれただろう。
     それからは、まあ酷いものだ。カイザーはこのために色々と準備していたのかもしれないが、おそらくカイザーが想定していた戦力はアビドス高校と先生が少しばかし助太刀を頼んでいた程度だろう。それが実際はどうだろう、百花繚乱に加えて、なんかラーメン屋であった便利屋の彼女達もいるし・・・



    追記 そういえばゲヘナが来るっていうイベントを完全に飛ばしていることに今気が付いたけど・・・まあ、どこかしらで来ていたってことで

  • 155無料飯 アリカ25/05/03(土) 01:34:23

     勝負にもならない、ほぼ一方的な戦いだ。

    キキョウ「ごめん、慣れない地形で穴があったわ」
    アリカ「う~ん、今はそっちの方が都合がいいかもね」

     カイザーはすぐに撤退していき、残されたのは銃撃と爆発により残された市街地だった。私は熱くなったM2を・・・あ、これバレル交換しないとだめだわ。ちょっとそこの子、これの交換手伝って・・・

     私は片づけを終えると、百花繚乱の生徒たちと共に先生の前に向かった。

    ”アリカ、彼女達は?”
    アリカ「百鬼夜行の百花繚乱の生徒だよ。今日あなたたちが何かをしそうな気がしたから、私が呼んだ」
    ”そうなんだ。わざわざありがとう。君達も本当にありがとう”
    キキョウ「・・・」
    レンゲ「いいってことよ。私らはアリカに頼まれてきたんだからな」

     私の予想の通り、今回戦闘が起きていた。けれど、一つわからない点がある。

    アリカ「それで、ホシノはどうしたの?」
    ”実は・・・”

     正直、この話は聞かないべきだと思った。けれど、その話を聞いたからこそ、私達のこの後やるべきことは決まった。

  • 156二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 06:59:23

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 13:56:38

    ほしゅううー

  • 158二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 14:23:16

    風紀がアビドスに来たのはアリカはミレニアムに来て先生がゲ開とアリスを探す前辺りの頃と思えば大丈夫やろ…

  • 159無料飯 アリカ25/05/03(土) 14:56:50

     小鳥遊ホシノ、彼女が一体どんな人物なのかは知らない上、私達に縁もゆかりもない。わざわざ私達百鬼夜行の私達が関わる理由なんていない。それでも、先生に恩を売るという口実でキキョウを説得して、アビドス高校のこの後の作戦の為に力を貸すことにした。

     百花繚乱の皆でもそれなりの戦力にはなるかもしれないが、先生たちは他にも手を貸してくれるかもしれない知り合いを頼りに行くらしい・・・小鳥遊ホシノの奪還作戦は明日、それまでに私達は準備を済ませる。


    どんな準備をする?

    >>160

  • 160二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 15:01:32

    厄災の狐と忍者研究部に正式な部活として認めるので追加戦力を頼む。

  • 161二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 15:14:02

    わぁ…過剰戦力

  • 162無料飯 アリカ25/05/03(土) 15:30:06

    過剰戦力にもほどがある・・・

  • 163無料飯 アリカ25/05/03(土) 16:08:43

     とりあえず、私はずっとこの様子を見ていた彼女の元へと向かった。

    アリカ「何してるの?」
    ワカモ「あら、よく気が付きましたね」
    アリカ「こっちも人の目に関しては敏感だからね」

     ずっと先生の様子を見ていた彼女、ワカモの元へ来た。手土産代わりに持ってきたおはぎを彼女に投げ渡してから話始める。

    ワカモ「わざわざ私の元に来て何の用かしら?」
    アリカ「ちょっと手伝ってもらいたくてね」
    ワカモ「なぜ私が手伝わなければならないのですか?」
    アリカ「先生に関することなら手を貸してくれるでしょ?先生のストーカーさん」
    ワカモ「・・・」
    アリカ「多分今回の一件は先生は無茶するだろうし、何もあなたに最初から作戦に加わってもらいたいわけじゃないよ。先生の身が危険になったら守ってもらいたい。それだけだよ。それなら、あなたとも利害は一致するし」
    ワカモ「・・・まぁ、良いでしょう。あのお方をお守りするのは私の本意ですし」

     とりあえず、一応協力は取り付けられたかな・・・まぁ、戦力として数えるのは無理があるかもしれないけど、先生の身の安全はこれで十分確保できたかな。何せあのワカモなのだから・・・別の意味で不安が生まれてはいるけれどね。あとはぁ・・・

    ミチル「アリカ!!また私の忍術道具勝手に持って行ったでしょ!!」
    アリカ「さ~て、何のことかなぁ」

     ちょくちょく勝手に彼女の忍術道具を拝借させてもらっている。

    アリカ「まぁまぁ、ちょっときょうお話があるからねぇ」
    ミチル「いいから道具を返しなさい!!」
    アリカ「ちょっとさ、忍術研究部の設立の話口利きしてあげるからさ、ちょっと手伝ってくれない?」
    ミチル「へぇ!?」
    アリカ「それじゃあ、明日アビドス高校前でそれじゃ!!」
    ミチル「ふぇええ!?ちょっとどういうことぉ!?」

  • 164無料飯 アリカ25/05/03(土) 16:28:14

     次の日、日の光も高くなりそろそろ昼頃となるころ。準備を終えた私達百花繚乱と準備を終えたアビドス高校の皆と先生を連れて、この前見つけたカイザーの軍事施設の元へと目指した。何故カイザーの軍事施設だかって?先生がそこに行けば居ると言っているので、それを信じることにした。情報元は・・・これは首を突っ込まなさそうが良さそうだね。

    アリカ「・・・ところでこれどっから持ってきたの?」
    キキョウ「元々百花繚乱にあった車を改造したやつよ、それならあなたも戦えるでしょ」
    アリカ「そうだけど」

     今回私は車の荷台に取り付けられた台座にM2を乗せている。お陰で私の移動は車に任せてM2の射撃に専念できる。ちょっと燃料の方が心配だけれど、まぁ大丈夫でしょう。
     カイザーの拠点に接近したところで、警告が入る。けれど、私達は構わずに進んでいく。そして、オートマターたちが現れて私達を攻撃し始めるが。

    先生・キキョウ”「全員散開。固まらずに射線を確保!!」”

     今のところは歩兵戦になる、ひとまず私が狙うのは基地への侵入を阻むゲートを破壊する。今回は残弾が大量に用意しているよ!!

    百花繚乱モブ「あの・・・こんなに撃って大丈夫なんですか?」
    アリカ「う~ん、多分すぐにオーバーヒートするね・・・あ、バレル交換するから手伝って」

  • 165無料飯 アリカ25/05/03(土) 16:42:33

     無駄に厚いゲートを私の弾丸が抉っていく。う~ん、流石に金属の塊である以上この弾丸でも少し無理があるかな・・・あ、ゲートじゃなくてその周りの壁を抉った方が早いかなこれ。

    アリカ「・・・ねぇミチル」
    ミチル「なに!?」
    アリカ「ゲートに爆弾置いてきて、あれ吹き飛ばすから」
    ミチル「ええ!?あの中に私一人で行けって言うの!?」
    アリカ「あんななら行けるでしょ。ほら」
    ミチル「ああ!!もうどうにでもなれぇ!!」

     ミチルにありったけの爆薬を持たせてゲートに単身突撃させた。そう言えば、ワカモはどうしているのかな・・・こんな砂漠の中なら隠れるのも難しそうな気がするけど・・・あ、ミチルに持たせた爆薬が爆発した。
     いやぁ、もう戦場が酷く荒れているよ。四方八方・・・ってわけではないけど、百花繚乱のメンバーも加わったことによってかなり多角的に射線が通っていて、ほぼ一方的な撃ち合いとなっている。ゲートも、ミチルの尽力によって半壊させることができた。えーとミチルは・・・・まぁ生きてるでしょ、多分。

  • 166無料飯 アリカ25/05/03(土) 17:01:12

     次々と湯水のごとく湧き出てくるオートマターたちを私達は倒していく。

    レンゲ「おらおあら!!お前らの相手は私だ!!」
    キキョウ「後方部隊集中砲火!!」
    ユカリ「身共も負けていられませんよ!!」

     百花繚乱の皆さんは相変わらずすごいなぁ・・・あとやっぱりユカリにはこの状況は絶対に教育が悪いよ。レンゲは手早くクリップで弾丸をすぐにボルトハンドルを戻して引き金を引く。あっという間に装填した弾丸を撃ちつくしてはすぐに新たなグリップを取り出して入れていく。よくもまぁ、あんなに素早くリロードと射撃を交互に行えるものだ。一方のキキョウは、他の百花繚乱の生徒と集中砲火をしてロケットランチャーを持っていたオートマターたちを倒していく。

    ミチル「し、死ぬかと思ったよぉ!!」
    アリカ「あ、お帰り」

     あっという間に基地の外に居たオートマター達は倒しきった。ゲートも追加の爆薬で破壊していき、私達はなだれ込むように基地内部へと侵入していく。

    アリカ「なかは・・・なんか思ってたのと違うねェ」

  • 167無料飯 アリカ25/05/03(土) 17:23:21

     基地内に入ってからは、基地外で戦った歩兵のオートマター達とは違うオートマター達も現れてきた。歩兵型以外にも、タレットや重装備を纏っているオートマターもいるが、正直に言おう。アビドス高校の生徒達だけならばこの数の兵力さえあれば、どうにか撃退できていただろう。けれど、私が連れてきた百花繚乱とミチルと・・・あれ?ツクヨの奴どこに行った?まぁ、とりあえずそれだけの数居るだからカイザーの撃退作戦は大きくずれただろう。とりあえず、後はホシノが居るであろう拠点まで接近・・・

    キキョウ「!!総員退避、砲撃が来る!!」
    アリカ「は?」

     直後、大型のオートマターに対して榴弾が直撃し、爆発が起きる。

    アリカ「迫撃砲!?ちょっとキキョウ!!百花繚乱でそんなの用意してた!?」
    キキョウ「用意してないし榴弾よ!!私達じゃない別の部隊よ!!」

     アビドス高校で榴弾・・・はそれはありえない。となれば、外部の誰かが榴弾砲を持ってきた?誰が?少なくともカイザーの兵士に当てている以上カイザー側ではないはず・・・って、んん?なんか紙袋を被ってる見覚えがある少女が居るんだけど・・・

    セリカ「あ、ヒフ」
    ファウスト「ち、違います。私はヒフミではなく、ファウストです」
    アリカ「あー、うん。そう言うことにしてあげる」

     どうやら、トリニティ側からも支援部隊が来てくれているようだ・・・・過剰戦力になってないかなぁ。・・・・ん?トリニティ総合学園の榴弾砲を持ってこれてるってことなら・・・え、あの子実は結構お偉いさん?・・・・あとでセイアに聞いてみよ。
     あれ?なんか便利屋の彼女達も来て・・・・なんか初めて見るけど、あれってゲヘナの風紀委員も来てない・・・・・・・あれ?私達の出番もうなくないかなこれ?

  • 168無料飯 アリカ25/05/03(土) 18:00:37

     それからは本当にあっという間だった。カイザーの親玉らしき人物が出てきたのだけれど、それは便利屋とゲヘナの風紀員たちが請け負い、使ってきた武装を意図も容易く破壊していた。私達百花繚乱とトリニティの榴弾砲は残された歩兵やらタレットたちを破壊していく。そうしているうちに、アビドス高校の彼女達はホシノの奪還を成功させてきた。


    アリカ「おわったね」

    キキョウ「そうね。総員撤退!!帰るわよ!!」


     ホシノの奪還の成功、ここまでカイザーの基地を壊滅的にさせた以上、撤退時に攻撃される可能性も低い。これ以上、私達が関わる理由はないため私達は百鬼夜行へと帰ることにした。それに、今のアビドス高校に私達は不要だろう。今はアビドス高校の彼女たちに取っては水入らずの方が良いだろう。


    次の日 流石に疲れたので寝る。


    二日後アリカの向かう先

    dice1d2=2 (2)

    1アビドス

    2SRT

    何をする>>169

  • 169二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 19:51:23

    狐小隊や兎小隊にカヤが計画しているカイザーと共謀してのクーデター計画を情報共有して先生と協力させ計画破棄させシャーレにSRT特殊学園の後ろ盾の責任者になってもらう

  • 170無料飯 アリカ25/05/03(土) 21:32:20

    カルバノグの兎編終了のお知らせ

  • 171二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 21:46:35

    これで狐小隊は正義を掲げられるし、兎小隊も合わせてシャーレに交代で護衛してもらえばカイザーの拉致、地下ニートの爆破は回避出来るな

  • 172二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 21:50:01

    カイザーが同情しかねないレベルでフルボッコにされてて笑うんだ

  • 173二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 21:56:55

    このレスは削除されています

  • 174無料飯 アリカ25/05/03(土) 23:28:21

     ごたごたも落ち着いたことだし、先生ともそれなりの関りを持つことはできた。となれば、この爆弾案件の情報を信頼できる相手に渡してもいいかもしれない。私はSRTへと向かい、彼女達の前に現れた。
     合図が出された瞬間、スプリングによって下げられていたライフルを素早く握り標的に狙いを定めて引き金を引く。撃ち出された弾丸は事前に指定されていた数と同じだけ・・・それは一秒にも満たない早打ちだった。

    アリカ「お見事」
    ユキノ「!?だれだ!!」

     素早くライフルを向けてくる彼女の口目掛けてロールケーキをねじ込み、話を続ける。

    アリカ「久しぶりぃ、ワカモの一件以来かしら?」
    ユキノ「ふがふが(手を離せ!!)」
    ニコ「そのままだと喋れないから手を離してあげて、あとロールケーキを一口はきついよ」

     私は手を離して、水のペットボトルを彼女に渡すと、近くにあった椅子に座り、行李の中からお茶菓子とお茶を取り出す。

    アリカ「・・・はぁ、苦しかった」
    ユキノ「お疲れ様・・・」
    アリカ「それで、一体何の用だ。SRTの敷地内に不法侵入までしてきて」

  • 175二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:29:31

    これはぬらりひょんの少女ですわ…

  • 176二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:29:43

    最後…人を間違えてますよ…

  • 177無料飯 アリカ25/05/03(土) 23:29:58

    あ、ほんとだ

  • 178無料飯 アリカ25/05/03(土) 23:31:00


    アリカ「・・・はぁ、苦しかった」
    ユキノ「お疲れ様・・・」
    アリカ「それで、一体何の用だ。SRTの敷地内に不法侵入までしてきて」
    訂正
    ユキノ「・・・はぁ、苦しかった」
    ニコ「お疲れ様・・・」
    ユキノ「それで、一体何の用だ。SRTの敷地内に不法侵入までしてきて」

  • 179二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:31:51

    ロールケーキ…んなナギちゃんじゃあるまいし…

  • 180無料飯 アリカ25/05/03(土) 23:37:32

    アリカ「まぁ、表向きの記録を残したくないような案件だからかな」
    ユキノ「・・・何?」
    ニコ「人払いをした方が良いかな?」
    アリカ「一応お願い」

     ニコが人払いをしてくれたあと、私は彼女達にお茶を出しながらカイザーの所で手に入れた情報を彼女達に見せる。

    ユキノ「な、は!?」
    ニコ「これって・・・一体どこで手に入れたの?」

     二人とも信じられないものを見たような表情をする。こればっかりは私も同じようなものだけれど。

    アリカ「別件でカイザーの事を調べることがあってね、そこでたまたまこんな爆弾案件を手に入れちゃったわけ」
    ニコ「爆弾案件にもほどがあるでしょ!?」
    ユキノ「防衛室長との密約・・・おまけにクーデター計画だと?」

     ユキノは私が見せた資料を食い入るように読み込んでいく。

    アリカ「正直、この一件は私ひとりじゃ手に負えない」
    ユキノ「それは私達も同じだ・・・これだけの案件を私達がどうにかできるとでも思うのか?」
    アリカ「正直思わない」
    ニコ・ユキノ「「おい」」

  • 181無料飯 アリカ25/05/03(土) 23:53:00

    アリカ「私が手に入れた情報だけだと、一体どんな密約を交わしたのか、どんな計画を立てているのかの全貌を把握することはできなかった。それでも、ヴァルキューレ警察になにかしらのカイザーが関わっていることの、防衛室長と良くないコンタクトを取っていることは確定している」
    ユキノ「これだけの兵力の確保に、資源の確保・・・クーデターは確実だ」
    ニコ「問題はどのタイミングでそれを起こすかだけど・・・」
    ユキノ「この情報だけではわからないな」

     この情報が真が偽がでも大きく異なる。それでも、彼女達は知るべきだ。

    ニコ「でも・・・」
    ユキノ「ああ、一つ大きな問題がある」
    アリカ「問題?」

     二人が言う問題がどんなものなのかは、私にはピンとは来なかった。私が何の事だろうと考えているのを察してか、彼女達は教えてくれた。

    ユキノ「今のSRTは何もできないんだ」
    アリカ「何もできない?」
    ニコ「これまでSRTが活動できたのは連邦生徒会長の指示の元なんだよ」
    アリカ「ん・・・あ~なるほどね」

     連邦生徒会長は現在失踪してしまっている。となれば、彼女達に指示を出せる存在が今は誰も居ない。そんな状態で勝手な行動をして、だれが責任を取る?責任問題とは面倒なものだ、こうした目前にある問題に対処しようにも、その責任問題で足踏みをしなければならないのなんて・・・え?私?責任なんて取らないわよ?流石に身内に迷惑がかかるようなことなら自重するけど。とはいえ、彼女達が動けないかぁ…責任問題さえどうにかなれば・・・・ん?責任問題?

    アリカ「その問題なら解決できるかもしれないよ?」
    ユキノ「は?」
    ニコ「え?」
    アリカ「まぁ、あなた達がそれを受け入れるかは別の話だけど・・・まあ、女たらしだし大丈夫か」



    ”へくしょん!!”
    ホシノ「先生大丈夫?」
    シロコ「ん?風邪?」

  • 182無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:03:06

     こういうのは私のやることではないから、慣れないことだけど日付も変わって今日は百鬼夜行学園の陰陽部の一室に居る。

    ニヤ「アリカ~?面倒な案件をねじ込んでくれましたねぇ?」
    アリカ「いいじゃん、話自体は知ってるでしょ」
    カヤ「それはそうですけど。こちらにも予定があります」
    アリカ「だから、ニヤだけの予定にねじ込んだじゃん」
    カヤ「そうですが、ニヤですよ?」
    アリカ「そうね」
    ニヤ「二人とも私の事をどう思っているの?」

     私達がそんなことを言っていると、FOX部隊の彼女達が部屋に入ってきた。

    ユキノ「本日は会談の場を設けてくださりありがとうございます」
    ニヤ「いえいえ、これくらいの事構いませんわぁ。話の事はアリカから聞いていますから」

     どうせまたさぼっているニヤの予定に無理矢理今回の怪談の立会人をねじ込ませた。今回の一件は陰陽部にも話しているから、巻き込んだところで今更なのだから。
     FOX部隊の彼女達が来てからしばらくして、先生も来た。どちらも、今回の一件は表向きには残さない、密談という形で執り行われる。

    アリカ「それじゃあ、私は邪魔になるだろうから失礼するね」
    ニヤ「え!?ちょっと」
    アリカ「それじゃああとはよろしく~」

     私は彼女達が居る部屋を後にして、部屋に近づこうとする人たちの人払いをする。おい、ミチル今はこっち側に近づいちゃだめだからねぇ。

  • 183無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:13:41

     それからしばらくして、密談を終えたFOX部隊の彼女達を見送る。流石は隠密行動もできる特殊部隊、帰りも見つからないようにしっかりと移動していく。

    ”アリカ”
    アリカ「ああ、先生。どうだった?」
    ”とりあえず、FOX部隊の彼女達は一時的にシャーレの部員という形で登録することになったよ”
    アリカ「へぇ、ってことは先生の権限でFOX部隊の彼女達を動かせるようになったのね?」
    ”そうだね。いざとなれば彼女達が問題解決ができるようになるし。ある程度は彼女達の判断で動いていいようには言ってある。その責任は私が取るからね”
    アリカ「・・・どうしてSRT特殊学園の全体の責任は負わなかったの?」
    ”背負えるなら背負いたかったよ・・・ただ、今回の情報だけで動くのは少し難しい。それに、他のSRTの生徒と私って関りがないからね・・・いきなり私が責任者になったって言っても納得してもらえなさそうだし」
    アリカ「あ~、ラビッド部隊の隊長とかそうっぽそー」
    ”それでも、多少の時間は掛かってもSRTの全責任は私が負うつもりだし。クーデターなんかは起こさせないから”
    アリカ「その言葉、信用しますからね」

  • 184二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:22:41

    そういえば、ちょくちょく陰陽部との会話にカヤが入ってきてるけど、カホのことでいいのかな?

  • 185無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:23:45

    ・・・・シンプルに書き間違えてましたOrz

  • 186無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:26:27

     この一件にこれ以上私が関わることはできない、SRT学園と先生の関係の橋渡しはここまでだ。先生の女たらしっぷりからして、彼女達との関係は良好なものになるだろう。そう時間もかからないうちにSRTの全責任を負えるはずだ。ただ、問題なのは・・・防衛室長が一体いつクーデターを起こすのか。こればっかりは予想が付かない。とはいえ、武力の多くがカイザーPMCに集中しているはず、それをこの前の一件で私達がゴミ屑に変えてしまった。となれば・・・分散していた兵力を集め連邦生徒会長の直してからクーデターを起こすことになるはず。しばらくの間はカイザー側が行動を起こすのは難しいはずだ。

    アリカ「・・・後は、連邦生徒会が何らかの拍子で力を大きく失ったタイミングか」

     近いうちに起きることと言えば・・・ゲヘナとトリニティのエデン条約がある。あれには連邦生徒会も大きく関わっている話だから、襲撃を仕掛けるならばこのタイミングか・・・いや、防衛室長が直接連邦生徒会長の席を奪えば関係ないか?

    アリカ「うん、考えてもわかんない!!」

     明日は明日の風が吹く、この一件をどれだけ私が考えても無駄なことだ。というか、ここしばらく私らしくいられてなかったし、もうこの一件は忘れよう!!

    追記もしこれを纏めて動画化するかたがいらっしゃいましたら、カホの事をカヤと書いていた点を修正お願いします

  • 187無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:32:43

     私が手に入れた情報も一応非合法な方法で手に入れているから、正攻法でカイザーと防衛室長に詰め寄ることができないんだから。


     次の日どこに行こうかなぁ

    先生はミレニアムでアリスがあんなことになっていることを知る

    dice1d14=9 (9)

    1アビドス

    2ゲヘナ

    3便利屋68

    4トリニティ

    5ミレニアム

    6百鬼夜行

    7山海経

    8レッドウィンター

    9アリウス

    10ヴァルキューレ

    11SRT

    12ハイランダー

    13連邦生徒会

    14シャーレ


    やること>>188

  • 188二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:33:59

    ベアオバブッコロ(アリウスから去らせるだけで実際には「案ずるな!致命傷だ!」レベル)

  • 189無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:34:53

    エデン条約も終了のお知らせ

  • 190無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:36:52

    次の内容は新スレで書くとして…このスレでの完走した感想でございますが・・・私の誤字がひでぇのと原作ブレイクがすげぇな!
    以下感想と新スレへのリンクとする

  • 19118825/05/04(日) 00:37:46

    >>188

    案ずるなじゃなくて「ハッ!気にするな!」だった…どうでもいいけど…(他作品ネタ)

  • 192二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:40:18

    お疲れ様でヤンス。
    二次創作は原作ブレイクも醍醐味のうちですよ。

  • 193無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:42:26
  • 194二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:43:05

    >>193

    のりこめー

  • 195二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:45:52

  • 196二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:47:43

    >>194

    わぁい^^

  • 197二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:04:23

  • 198二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:10:21

    近接戦が苦手なのに 立ち回りで上手いこと戦闘を回避してるよねぇ

  • 199二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:11:44

    本当になぜこの子がM2を使っているのかが謎すぎる

  • 200二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:31:10

    これにてアビドスは閉幕!エデン条約編崩壊RTAを楽しみに待とう!

オススメ

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