【クロス】シャーレの先生:デメトリアン・タイタス  10th Company

  • 1ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 12:30:24
  • 2ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 12:32:46
  • 3ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 12:33:59
  • 4二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:07:22

    10レス保守の祈祷を実行します

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:14:08

    スレ建てありがとうございますブラザー・ブラックバイパー候補者
    そして皇帝陛下に栄光あれ

  • 6二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:14:30

    万機神の名の下に建て乙の祈祷を実行します

  • 7プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 13:30:39

    ブラザー・ブラックバイパー候補者に皇帝陛下と万機神の加護を!

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 13:54:57

    ィア・ウィ・ゴー!

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 14:39:15

    10レスwaaaagh!

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 14:39:37

    行くぜボゥイども!

  • 11プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 15:37:29
  • 12ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 16:55:51

    文字数1万オーバーどころか2万いきそうな感じなんで途中経過の報告がてら投稿

    ちなみにこの作品内での『問題児』たちはカヤのことをぞんざいに扱ってもいい相手と認識しています


    初陣と始動(2) | Writeningシャーレのビル前広場にて砂漠迷彩が施された巡行戦車『クルセイダー1型』がその場を守るように陣取っていた。随伴歩兵として一緒に守りを固めていた仲間たちは後方のビルを奪還しようとやってきた集団の対処…writening.net
  • 13タウ帝国指揮官候補生25/04/20(日) 17:04:31

    >>12

    SS投稿感謝します、ブラックバイパー候補者


    続きが気になっていたので助かります!


    もうこのスレも10スレ目(元スレ含めると11スレ目)ですか

    本当にすごい長く続きましたね・・・

  • 14プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 19:41:58

    >>12

    SSの更新ありがとうございます。

    みなさんそれぞれの世界線がありますが、その一方で共通点があるのも興味深いです。

    それにしてもスペースウルフがヴァルキューレに在籍してる問題児のイメージで定着してますねぇ

  • 15ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 20:04:38

    >>13

    感想ありがとう、ブラザー!

    続きを待っていただき感謝感激。もうすぐでプロローグも終わり、アビドス以降は不明ですが過去スレで出した短編ネタをやってから決めようと思っています


    >>14

    感想ありがとう、ブラザー!

    やっぱりこう……スペースウルフらしさというのを出すと組織人なのに組織に従わない、でも義理と仁義は守る『粗にして野だが卑ではない』性格が基本であると考えると問題児扱いは当然かと。でも仕事はちゃんとやるから市民からの支持と人望は篤いと思います

  • 16プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 20:47:05

    続き
    ヴァルキューレの拘置所

    ワードベアラー生徒「ねぇお隣さん。こんな夜更けに一人は寂しいから、なにか話し相手になってくれない?」
    ブラックレギオン生徒三人「・・・・・・・・・」

    前回の騒動の主犯である彼らは、とりあえず留置所に留め置かれていた。ブラックレギオンの三人は黙秘を貫き、動機を一切しゃべらなかった。一方ワードベアラーはアレコレを饒舌に話したが、よりによってカンナ直々に絞られたためヴァルキューレ生徒の誑かしに失敗していた。

    そんな中、一人のヴァルキューレ生徒が巡回目的か足音を立ててやってきた。
    WB生徒「やあやあ、こんな夜更けにご苦労様です。おや新人さん?まったく当直なんて大変」
    そのヴァルキューレ生徒はお喋り屋を無視して、ブラックレギオン生徒が詰め込まれた部屋に立ち止まった。

    ヴァルキューレ生徒「おいそこの三人、聞こえているな?」
    BL生徒「・・・・・・聞こえているよ」

    すると突然、ヴァルキューレ生徒は鍵を取り出し、牢のカギを開けた。
    BL生徒「なんのつもりだ。いっとくが私たちはここを出ていくつもりはない」

    ヴァルキューレ生徒「アビドス高校の生徒、ホシノが行方不明になった」
    BL生徒「ッ!?」

  • 17プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 20:47:25

    ヴァルキューレ生徒「さらにアビドスに対してカイザーの攻撃が迫ってる。お前たちがここにいるならばしかたない鍵をかけなおす」
    BL生徒「ま、待ってくれ。頼む行かせてくれ!なんでもするから!!」

    ヴァルキューレ生徒「いっとくが、ここから出たらお前たちの罪は重くなるぞ。最悪連邦生徒会の矯正所行きだ」
    BL生徒「構わない!この命を!魂を!このキヴォトスから追放されたってかまわない!。だから・・・・ホシノ様のところへ行かせてくれぇッ!」

    ヴァルキューレ生徒「条件として、事が済み次第ここに戻ってくることだ」

    扉が開け放たれたと同時に、ブラックレギオンの三人は牢から出て闇の中を走り去っていく
    三人が見えなくなると同時に、そのヴァルキューレ生徒は帽子を軽快に脱ぎ、指でクルクルと回す

    ?「ヤレヤレ、ヴァルキューレに潜り込むのは大変だったんだぞ。まったく手を焼かせるホルスの孫たちだ」

    そのヴァルキューレ生徒に変装した黒髪の少女は口笛を吹きながら闇に消えていく


    WB生徒「あの~~、ピチピチのおばあ様~~。ここにローガの可愛い娘がのこってるんですが~~」

  • 18プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 21:35:49

    タイタスはアビドスのとある病院の前で腕組みをしながら、思考を巡らせていた

    ここには前アビドス生徒会の生徒会長梔子ユメが入院していた。ホシノをはじめ、対策委員会のメンバーがよく通っていた。残念ながら老朽化が進行しており、タイタスが入れば床を踏み抜いたり壁を崩したり、最悪倒壊の危険があるためタイタスは中にはいることはなかった。それゆえタイタスはホシノたちの伝言や写真でしか彼女のことをしらなかった。

    先生という立場であるいじょう、生徒のユメと会話等の交流をすべきだと考えていたが今タイタスはホシノのことでほかのことは考えられなかった。だがそれは唐突に中断した

    アロナ「先生、聞こえますか!」
    タイタス「機械妖精アロナ、どうした?」

    アロナ「シャーレのメールボックスに差出人不明のメールが届いてます」
    タイタス「差出人不明?何か罠かあるかもしれない気をつけろ」

    アロナ「うーん、ウィルスはなさそうなんだけど・・・・・・え、これって」
    タイタス「どうした?」

    アロナ「先生、メールの内容はカイザーPMCがアビドスへの武力侵攻を示唆する計画と細部な投入戦力が書かれています!」
    タイタス「なに!?作戦開始はいつか分るか?」
    アロナ「えーと、明後日です!」

    タイタス「わかった。対策委員会には俺が伝える。チームカサエランに緊急集合をだせ。そのあとアロナは情報の精査を行え!事態は一刻も争う」

  • 19プライマークソードのサーヴィタ25/04/20(日) 21:37:48

    とらわれのホシノ、
    ついに武力侵攻を開始するカイザー
    タイタス先生は対策委員会の思いを守りきることができるか?

    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 20ブラックバイパー候補者25/04/20(日) 21:51:31

    SS更新ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    ブラックレギオンたちを逃がしたのはまさか……。本人たちも罪を重ねるのは承知で出ていったからどこかでフォローされればいいけど。そして存在自体をスルーされるワードベアラー、仕方ないね♂

    そしてタイタスも匿名の情報を疑いながらもカイザーへの対策へ。でも、誰がこれをよこしたのやら

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/20(日) 23:43:51

    このレスは削除されています

  • 22タウ帝国指揮官候補生25/04/20(日) 23:47:47

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    ブラックレギオンが逃げたか、てか逃がしたのあのお方かな・・・
    だとしたらやっぱり彼(彼女)関係だとゲロ甘な対応するんだなって

    それとタイタス先生にカイザーの情報・・・誰がよこしたのだろう
    この流れだとブラックレギオン逃がした推定あのお方の可能性があるが

  • 23ブラックバイパー候補者25/04/21(月) 00:01:49

    今日のデカグラPVを見てて思ったけど、この世界観だと色々帝国製のマシンやらリバースエンジニアリングした技術が使われてそうな気がしてきた

    輸送機のところはサンダーホーク・ガンシップになっているとか、全員の戦闘服?はリオが廃墟で回収したマリーンのアーマーから使える部分だけ再現した劣化模造品だとか、投下されているポッドはマリーンのドロップポッドを参考にしているとか、ユズ操作のアバンギャルドロボのところでインペリアルナイトとタイタンが援護していそうとか


    【ブルアカ】6th PV


  • 24二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 09:43:35

    >>23

    前作のタイタスが関わった新型エネルギーソースみたいな厄ネタも埋まってたりして

  • 25二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 09:52:32

    ふとリオのスーツがパワーアーマー装着動画でマリーンが着てた黒い服に似てるなと思った
    この世界だとあのスーツには人工筋肉が仕込まれてるかもしれん

  • 26ブラックバイパー候補者25/04/21(月) 18:26:58

    >>24

    厄ネタだけじゃなくて聖遺物や人知れず壊滅した戦団の至宝もありそうなんだよなぁ。アエルダリやネクロンのもあるかは不明だろうけど。とにかく機械系の聖遺物はデカグラマトンに、皇帝陛下か総主長のサイキックが宿った聖遺物はゲマトリアに利用される可能性があるのが怖い。実はこれで一つネタも思いついた

  • 27二次元好きの匿名さん25/04/21(月) 19:46:44

    >>19の続き

    アロナ「先生、届けられた情報と該当場所を整合したところカイザーPMC部隊の集結を確認しました!」


    タイタス「情報は正しかったか。機械妖精アロナ、日々の加護に感謝します」

    アロナ「も〜、先生それはやめてって言ってるでしょ〜」


    独り言を呟きながらタブレットに万感の思いを込めて黙祷するタイタスに対策委員会は怪訝な視線を贈る


    シロコ「先生、カイザーの情報を教えて」

    タイタス「うむ」


    シロコの言葉を機にタイタスはホワイトボードに詳細な情報を書いていく。

    タイタス(………杜撰だな)


    書きながらタイタスはカイザーの作戦計画、投入兵力、作戦日数、進撃進路にただ兵力の逐次投入を感じ顔を顰めた。

    だがそれでも、アビドス対策委員会ないしシャーレのメンバーを相手取るには十二分の兵力だった


    アヤネ「ホシノの先輩が行方不明のときにこんなことって」

    セリカ「あいつら………許さない!」

    アヤネが不安を口にし、セリカは怒気を露わにする

  • 28プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 19:55:47

    ノノミ「それで〜先生ど〜します?」
    ノノミがタイタスに指示を仰ぐ。いつもの口調だが、目は笑ってない。

    タイタス「機械妖精アロナ、チームカサエランの状況は?」
    アロナ「今、ヘリの武装をしているところです」

    タイタス「了解。対策委員会の諸君、このままではアビドス市街地で今までの比ではない大規模な戦闘が行われる」

    アヤネ「待ってください………それは街の人達も巻き込む事に?」
    タイタス「その通りだ」

    タイタスの言葉に対策委員会の4人が凍りつく
    セリカ「な、なんとかならないの!?」
    セリカは語気を強く言い募ったが、目はタイタスになけなしの希望を賭けていた

    タイタスは考えを言った

  • 29プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 20:09:30

    タイタス「敵の作戦計画を見れば奴らはこっちの攻撃を予測していない。俺とカサエランチームが敵前衛部隊に奇襲を仕掛ける。その間対策委員会はヘリで敵の前衛と後方を中継する補給地点を攻撃しろ。これだけの大群を長期間運用するならば大量の物資と補給ポイントが必要だ。そこを叩く」

    シロコ「ん!こっちから先制する!」
    タイタス「ヘリはシャーレから対策委員会へ供与する。パイロットは」

    アヤネ「わ、私、操縦技術があります!」
    タイタス「よし、壊すなよ」

  • 30プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 20:20:29

    タイタス「その後、居住区と敵進路上の間に防衛線を構築。ここで敵に出血を強いる間、ゲヘナ風紀委員会に支援要請する。もし………ゲヘナ風紀委員会が援軍に来なければ、居住区に敵を引き込み、敵中枢部隊が侵入した瞬間これを叩く」

    セリカ「ま、待ってよ。それじゃあ最終的にみんなを巻き込んじゃう!」
    タイタス「あぁ、これは最終手段だ。」
    実際のところタイタスには、この最後の手段が有効と思えない。
    先のウルトラマリーンとサウザンドサンの戦いでは数的劣勢の中勝利できたが、それはカルガー閣下の増援が到着したからだ。
    タイタス「もしくは………」
    そこまで口にし噤む。それは彼女たちには残酷な選択だ

  • 31プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 20:33:33

    タイタス「対策委員会はアビドス高校を放棄し、各校に転校を行う」
    一息入れず、タイタスは言い切った。
    一瞬、静寂が部屋を支配し次に彼女たちの目に怒りが宿る
    セリカ「ふざけないでッ!!」
    セリカがタイタスに掴みかかる勢いで近づく
    セリカ「そんな選択は取らない!絶対に取らない!死んでも取らない!」
    セリカの慟哭が部屋を響かせ、やがてセリカの頬に涙が流れる
    セリカ「絶対に取りたくない………」

    タイタス「皆の気持ちも一緒だな」
    タイタスの問いかけに全員が頷く

    タイタス「お前達の気持ちは承知した。俺はこの力の限りを持って、お前達を、お前達の思いを守る。だからお前達の力を貸してくれ」

  • 32プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 20:39:24

    シロコ「ところで先生」
    タイタス「なんだ?」

    シロコ「補給地点を襲うなら火事場泥棒してきてもいい?」
    タイタス「………許可する、まったく生徒に盗みを覚えさせるなんて、俺は不良先生だな」
    シロコとタイタスの会話に部屋の空気が和らぐ。
    そうとりあえず、こっちからマリーン流の出迎えをするのだ。転校云々なんて先延ばしすればいい
    涙を流したセリカも苦笑しながら、涙を拭く

  • 33プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 20:48:32

    ガトリングとロケットランチャー、そしてカサエランチームを乗せたシャーレのヘリコプターが到着したとき、日は沈みかかっていた。

    タイタス「作戦は夜襲になるだろう。敵の混乱は拡大するだろうが、同士討ちに気をつけろ。それと深追いするな」

    対策委員会とカサエランチームの全員が頷き、ヘリに搭乗していく。

    アヤネ「あれ、先生。乗る場所がないんですけど」
    タイタス「あぁ、ワイヤーで吊るせ」

    アヤネ「え、え?」
    ダリウス「タイタス先生は人の話を聞かないから、飛び降りたときにバランス崩して墜落しないで」
    呆気に取られるアヤネにダリウスはわけのわからないアドバイスをした

  • 34プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 21:06:10

    ワイヤーに吊られたタイタスがアビドス高校を飛び立ったとき、それを遠くから双眼鏡で眺める者がいた

    アルファレギオン生徒A「行ったな。どうだそっちは?」
    AL生徒B「んー、使えそうなのは回収した2割ぐらい

    彼女達は回収したカイザーの資料から情報を収集していた
    だが使える情報が少ない上に、暗号化プログラムにより悪戦苦闘している中、カイザーPMCの侵攻を察知しシャーレに情報を入れたメールを送信していた。

    AL生徒A「どうやら、カイザーの探している「本船」とやらは分からずじまいか」
    AL生徒B「ま、あのウルトラマリーンが動いてるんだ。カイザーの残骸は山程でるさ」

    AL生徒A「そうだな、忌々しいオートマタ共が「皇帝」を名乗ろうなんざ吐き気がする」
    AL生徒B「ついでにスペースウルフにも情報を流しといた。また面白い物が見れそうだぜ」

    そういった時、部屋に彼女たちではない気配を察知し、二人は殺気立つ

    ?「おちついつてください、皆さん私は聞きたい事があってきました」
    AL生徒「聞きたい事?」
    暗闇の中で人影が揺らぐ。
    黒服「あなた達にとって「ホルス」とはなんですか?」

  • 35プライマークソードのサーヴィタ25/04/21(月) 21:14:30

    スペースウルフのたまり場

    SW生徒A「不味い状況だ。カイザーのクソ野郎共がアビドスに武力侵攻するようだ」

    SW生徒B「おい、それは本当か?こないだのように騙されてるんじゃあ」
    SW生徒A「サンダーウルフを偵察に向かわせた裏は取れてる」

    SW生徒C「クソ、アビドスにはアルの姉御が………だが今度ばかしはカンナ局長に迷惑を掛けられねぇ」

    SW生徒A「そうだ。アルの姉御を助けたいが、カンナ局長にも迷惑を掛けられねぇ…………そこでだ。この間のアルの姉御がやってみせた銀行強盗の手法を取ろうと思う」

    SW生徒B「な、こんな一大事にそんな事が役に立つのかよ!?」
    SW生徒A「あぁ、恥知らずと言われるかもしれないがやらなきゃいけねぇー。それは………」


    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 36ブラックバイパー候補者25/04/21(月) 21:52:46

    SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!
    事前に情報提供があったおかげかアビドス侵攻の前夜に襲撃か。カイザーはまず想定以上の損害を出すだろうけど黒服としてはどう思うのやら。そしてシロコはブレないな、ほんとにブレないな。

    その黒服はアルファレギオンと接触したけど……なんか不穏なものを感じるなぁ。両者とも胡散臭いからか?

  • 37タウ帝国指揮官候補生25/04/21(月) 22:07:11

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    マリーン、それも元第2中隊長とかこれ下手したらここでカイザー壊滅しない?

    そしてアルファレギオンに黒服が接触・・・
    まぁ黒服が考えている『ホルス』と彼等の語る『ホルス』は違うだろうから気になるだろうなぁ

  • 38二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 08:09:58

    このレスは削除されています

  • 39二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 16:55:57

    ふと思いついたネタ
    イブキがタイタスにどこのマリーン戦団が一番強いの?とか聞いてそれが火種となって
    元マリーン生徒達による晄輪大祭みたいな大会が開催されそう

  • 40ブラックバイパー候補者25/04/22(火) 17:50:09

    >>39

    タイタス先生は大人の対応でうまく軟着陸できたけど、元マリーン生徒たちは肉体も精神も年相応になっててヒートアップしそうだ。サングィニウス閣下も煽る方に回っていたりして

  • 41プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 19:00:16

    >>40

    タイタス「それぞれが戦いの聖典や自己流の戦いを駆使するから一概に強いとは言えない」


    ウルトラマリーン生徒「先生は私達の味方ではないのですか!?」

  • 42プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 19:13:53

    >>39

    「よーし、やるからには勝つぞ」なウルトラマリーン

    血で血を洗う抗争になりそうなインペリアルフィストとアイアンウォリアー

    「皆さん怪我をしないようにね(シャラああああ、絶対勝つぞ!!!!)」な内心バチバチ、ブラッドエンジェル

    「は、くだらねー」と言ってるがヒートアップするナイトロードとレイヴンガード

    「徒競走どうしよっかな」なデスガード

    「組体操なら負けない」なサウザンドサン

    「切磋琢磨はいいことだ(切磋琢磨はいいことだ)」なサラマンダー

  • 43ブラックバイパー候補者25/04/22(火) 19:49:41

    サラマンダーがマジ癒し……



    あと>>26で思いついたネタだけど多分プライマークソードのサーヴィタ氏がエデン条約編をやるときにも使えるかも。

    まだエデン条約編のゲヘナに用意された二次会場が吹っ飛ばされたところ止まりだから、あくまでプロップだけど。


    アリウス自治区にサングィニウス由来の聖遺物が偶然にも漂着していてベアおばが回収。調べてみたら自身の儀式で使えばより力を得られるということでアツコの犠牲+聖遺物の儀式に変更。儀式の施行と共にブラッドエンジェルとサングィニウスが存在を感知して補習授業部とは別ルートで壁やらてきやらっを突破しながら進行し、ベアおばの前で合流して共闘するという感じ

  • 44プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 21:14:25

    >>35の続き


    砂漠の至るところに炎上した車両が転がる。あちこちにはカイザーPMC兵士達の残骸が、はした金で雇われたヘルメット団員が激痛にうずくまっている。

    その中のPMC兵士がうめき声を上げながら、顔を上げそして硬直する


    火炎の中を巨人が立ってる。暗闇の中でその装甲の細部に渡る飾りはわからないが、その巨体と殺気を発した鋭い赤目はPMC兵士に恐怖を増幅させるのに充分だった


    PMC「化け物どころじゃない…………悪魔だ!」


    思わず上ずった声を上げた時、頭部に銃口を押し当てられ銃弾を一発撃ち込まれた。


    ケルストロス「タイタス先生、制圧完了」

    タイタス「了解」

  • 45プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 21:34:47

    ベレン「他愛もない。防御も撤退もできず闇雲に行動して全滅した。ガードマンの新兵だってもっとうまくやれる」
    ウルファ「歯ごたえなかったなー」
    まだ動ける者がいないか警戒しながら、ベレンとウルファはまだ動く自動車に片っ端から手榴弾を放り込んでいく

    ダリウス「先生、敵の作戦計画及び命令書を回収。めぼしい物は以上です」
    タイタス「分かった。」
    ダリウス「それとして、対策委員会の皆さんは首尾よくやっていますか?」
    タイタス「先程、連絡があったが首尾よくやってる」
    ダリウス「安心しました。もしヘリを落とされたとなったら………」

    ケルストロス「タイタス先生。あれを!」
    ケルストロスが指を差した方向に全員が視線を向ける

    ベレン「おいおい」
    ウルファ「うぉぉ、いいね!気に入った」

    対策委員会に供与したシャーレのヘリが飛行してきたが、そのハッチは開け放たれ荷物がはみ出し、さらにカイザーの輸送トラックが宙吊りされていた。

    シロコ「先生すみません。ヘリに乗るスペースがありません」
    タイタス「見れば分かる。」
    シロコの申し訳無さそうでもない無線にタイタスは苦笑しながら答えた

  • 46プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 21:53:25

    タイタスのカサエランチームは念の為に残していた、カイザーの四輪駆動車を足にし防御地点まで移動した。尚タイタス自身は駆け足で帰還したが疲れた様子は見せず、そのまま陣地構築の作業を確認した。

    ノノミ「陣地工事は進んでます〜。アビドスにいるスケバン達が素早く丁寧に協力してくれてるので、朝には完成します〜」
    タイタス「…………前は十人くらいだったが今は三十人に増えてないか?」
    ノノミ「はい〜、どうやらいろんなところに声をかけたそうです〜」

    タイタスは思考をめぐらした。前回のバスジャック事件はここで見かけたブラックレギオンの生徒三人が主犯だった
    そして残りの彼らもブラックレギオンでないかと、その彼らがなぜここまで協力するのかと

    タイタス(いや、今はカイザーに立ち向かうほうが先だ)

    そのように思考を中断した時、またアロナから連絡があった

  • 47プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 22:07:54

    タイタス「機械精霊アロナ、どうした?」

    アロナ「機械精霊は嬉しいけど、アロナって読んでもらいたいな〜。じゃなくてまたシャーレに匿名のメールが届きました。ウィルスの有無も確認済みです」

    タイタス「了解、内容は?」

    アロナ「それが、アビドス砂漠にあるカイザーの施設の地図と見取り図。あと短いメッセージがありました」
    タイタス「メッセージ?」

    アロナ「はい、「今回、カイザーの動いた理由はこの施設にいる大元帥ホルスにあり」て」

    その言葉を発した瞬間、タイタスの顔を見たアロナが「ヒィ」と恐怖と困惑で硬直する。
    ぶっきらぼうでせいぜい苦笑しかしないが悪い人でない、タイタスが発する怒気と殺気で目を大きく見開いた顔は始めて見るものだった

    タイタス「………馬鹿な、ホルスは死んだはずだ」
    絞り出すその声は、生涯をかけて殺さねばならぬ仇敵を見つけたような冷たい声だった

    おあとがよろしいので、今日はここまで

  • 48ブラックバイパー候補者25/04/22(火) 23:13:43

    SS投稿感謝致する、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    カイザーPMC壊滅!歴戦の猛者で互いの長所で短所を補うキルチーム・カサエランからしたらある意味当然か。ついでにここぞとばかりに盗みすぎだ、シロコ。ところでシロコって敬語口調で話すことってあったっけ?

    そしてここで総主長だったホルスの存在を知ることとなったタイタス先生。殺意を持つのは当然だし、尤もな疑問も湧いてくる。マリーンとして、“先生”としてどう選択するのか楽しみです

  • 49プライマークソードのサーヴィタ25/04/22(火) 23:25:19

    >>48

    感想ありがとうございます


    シロコの敬語口調は私が誤りました。次にSSを纏める時に修正します


    ホシノの「ホルス」はタイタス先生にとって乗り越えなければならぬ壁ですのでここでぶっこむことにしました

  • 50タウ帝国指揮官候補生25/04/22(火) 23:51:53

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    カイザー特に見せ場なく壊滅か、こんなでも一応少しは善戦したんだろうなぁ

    そしてとうとう大元帥ホルス(ホシノ)がキヴォトスに居る事をタイタスが知ったか
    大逆の事もあるしそりゃ殺意も湧くよなぁ

  • 51二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 08:03:04

    最近息子たちがケイディアを吹っ飛ばしたしね >ホルス

  • 52二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 17:19:03

    今のところディーモン生徒は出演してないけど出るとしたらイベントシナリオ辺りで初登場するのかな

  • 53ブラックバイパー候補者25/04/23(水) 17:47:12

    >>52

    言い方悪いけど、そもそもメインストーリーで元マリーン以外を出せそうな余裕があまり無い気がする

    元マリーンたちだけでもキャラが濃いし

  • 54プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 20:58:40

    >>47の続き


    ケルストロス「あらあら、ブラックレギオンの皆様は何か陣地を作っていたようですけど、この不均等で薄い壁がご自慢の陣地なのですか?あらごめんなさいてっきり廃墟の風景が気に入らないからゴミの移動をしただけかと思」


    ベレン「やめろケルストロス、身内の姑ムーブなんて見てて恥ずかしい」

    ベレン「タイタス先生も何故か剣呑なのに、サブリーダーのお前が雰囲気を悪くしてどうする?」

    ケルストロス「だが、サングィヌス閣下への仕打ちを考えたら、あーもう何かぶっ壊したくなる!」


    ブラックレギオン生徒にピリピリするケルストロスをベレンは宥めつつ、他所へ移した。


    そんな光景をよそにタイタスはじっと押し黙ったまま、偵察から帰還したウルファの報告を聞いていた。それは敵の第二陣が進撃中というものだった

  • 55プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:15:03

    ウルファ「奴ら後方にいた連中や、そこら辺の施設に駐屯していた警備兵たちも根こそぎ集めて、第二陣を進めてたな。侵攻進路は昨日とは別ルートで、今度は哨戒が厳重だった。奇襲はもう無理かもな」

    タイタス「………」
    ウルファ「センセー?」

    タイタス「対策委員会とチームの皆を集めろ」
    ウルファ「あ、了解。みんなー集合ー!」

    タイタスを中心に対策委員会とカサエランチームが集まる

    タイタス「突然だが俺に重要な任務が下った。済まないが一時的に俺は外れる」
    一同「!?」

    突然の宣言に皆が混乱する。戦力の要であり精神的な支えである先生が離脱することは困惑と動揺を招いた

    タイタス「ケルストロス、指揮をとれ」
    ケルストロス「ま、待ってください!そんな突然に!?」

  • 56プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:22:28

    タイタス「あくまで一時的な離脱だ、任務を終了しだいすぐに戻る。」

    ベレン「それはいつまでの話ですか!?」
    タイタス「わからんが、できる限りはやく完遂する」

    ダリウス「ゲヘナへの支援要請は?」
    タイタス「救援要請は送ってある。あとは到着するかどうかだ」

    ウルファ「………センセー、何か隠してません?」
    タイタス「お前達には関係ないことだ」

  • 57プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:30:21

    セリカ「待ってよ先生!私達のことを放りだしてどこ行くのよ!?」
    タイタス「これはキヴォトスの行く末を左右する重要な任務だ。」

    セリカ「私達のために力の限り戦うって言ったのは嘘なの!?」
    タイタス「嘘ではない!」
    ズンとタイタスは立ち上がる。
    タイタス「俺は必ず戻る!。それまでここを守り抜くんだ」
    作戦会議は終わった。だが対策委員会のタイタスへの不信の念が疼いた。

  • 58プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:35:43

    完全武装で一人出発する前にタイタスは代理のケルストロスを呼んだ
    タイタス「ケルストロス。悪いが頼む」
    ケルストロス「はっ」

    タイタス「それと………ブラックレギオンの連中には気をつけろ。どうにも符に落ちない」
    ケルストロス「?、了解しました」

    タイタスは防衛地点から砂漠へ向けて歩き出した。
    過酷な環境だが、マリーンにとって無謀な距離ではない。やがてたどり着けるだろう

  • 59プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:43:27

    タイタスがホルスがいると思われる施設までの道を真ん中まで来た時に異変に気づいた。

    (見られてる)
    今までは神経が過敏になってると気にもとめなかったが、だんだんと尾行されてると確信を抱くようになった。
    (カイザーの連中か、それとも気づいたブラックレギオンか?)

    タイタスはボルトピストルに手をかけ、すぐに構られるようにした

    タイタス「そこにいるのは誰だ?」
    冷たく、威圧の聞いた声が砂漠に響く

    「ん」
    いつも通りのシロコの返事が返ってきた

    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 60プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 21:46:39

    >>52

    私のSSだとマリーンのキャラが濃すぎるのとブルアカキャラとの絡みも考えると、ちょっとディーモン達は厳しいですね

  • 61ブラックバイパー候補者25/04/23(水) 22:16:33

    SS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    昨日のSSにあった匿名メールにあったホルスの元に向かうことを選んだけど、侵攻目前にやっちゃったから不信感が強くなっているなぁ……。アビドスメンバーはカイザーという悪い大人に合法的に騙されていた立場だから口約束だけだと信じられないのは当然か。
    そして勝手に着いてきたシロコ。今はホシノとシロコ抜きのアビドスメンバーにカサエランメンバーに元ブラックレギオンもいるからアビドス防衛は問題ないけど、よく着いてこられ……絆ストを顧みればできなくはないか。とりあえずこのままホルスの元へ向かうということはたぶん黒服と接触するはず。シロコも居る状態で何を語るのか楽しみです

  • 62二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:32:58

    >>39

    なんだろう…ダークエンジェルとスペースウルフが真っ先に殴り合いを始めるのが見える

  • 63プライマークソードのサーヴィタ25/04/23(水) 22:36:04

    >>62


    むしろ殴り合いにならないのなんてサラマンダーくらいじゃあ………

  • 64タウ帝国指揮官候補生25/04/23(水) 23:20:43

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    よりにもよってアビドス組の前でこうなってしまったか・・・
    事情話しても理解してもらえないだろうし、帝国の軍人からすれば万が一ホルスが生きてるならやるべき事は一つだしで仕方ない所ではあるのだが

    勝手についてきたシロコの存在が重要になるな

  • 65二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:49:20

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:54:54

    SSありがとうプライマークソードのサーヴィタ
    流石にこの情報を元マリーンに言ったらだめだしなぁ、一人で抱え込むしかないか。
    そしてそれについてきたシロコがキーとなるか

  • 67ブラックバイパー候補者25/04/24(木) 18:45:49

    オルクたちもキヴォトスに来てインゲン(人間)と変わらない肉体となり、色々考えたりすることも増えたが根本的な部分変わらない。当然上下関係の基準も変わらず『強い奴が正しい』(マイト・メイクス・ライト)のまま。でも身長や体格は個人差が出てきちゃって昔のようにデカい=強いという見た目で判断できない……と思ったら強い元オルクにはある共通点とそれに準じた法則があることが発見された。

    胸のカップ数がデカいやつが強い、というものだった。

    後にクロノススクールがこのことを報道してしまい、ホシノ・ヒナ・ネルのドリームチームにキヴォトス中に散らばる元オルクの集団が壊滅させられた、というネタを仕事中に思いついてしまった。なんでこんなもんばっかり思いつくんだよ

  • 68二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:30:35

    >>59の続き


    タイタス「シロコ!なぜついてきた!?」


    シロコ「ん、狼耳の先生の仲間が」


    ウルファ『同じ狼耳だからいうけどさー、センセー何か腹に抱えてるぜ。そこでだ、一緒について行ってくんない?』


    タイタス「ウルファが!?」

    シロコ「あと金髪眼鏡のサブリーダーにも許可取ってきた」


    タイタス「これは危険な任務だ!」

    シロコ「わかってる。もしピンチになったら」


    タイタス「言っとくがお前の力ではやつには勝てない」

    シロコ「ん、先生囮にして逃げて、仲間を呼んでくるから心配しないで」


    タイタス「………分かった」

    タイタスは溜息をついた

  • 69二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:38:43

    シロコ「ところで、奴って誰?」
    タイタス「…………」

    シロコ「先生?」
    タイタス「外見は教えるが、見つけたらすぐ逃げろ」
    シロコ「ん」

    タイタス「まず背丈は俺より高い。そして黒い鎧を着ている」
    シロコ「ん」

    タイタス「右手は巨大な鉤爪を装着し、巨大な獣の皮を纏ってる」
    シロコ「ん」

    タイタス「顔にはチューブが至るところに付いていて、何より鼻にチューブがついてる。あと禿頭の男だ」
    シロコ「悪口?」

  • 70二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:42:55

    タイタス「とりあえず強大かつ邪悪な男だ。見つけたら俺に任せてすぐ逃げろ」
    シロコ「ん、ハゲで鼻にチューブを入れてる男には気をつける」
    タイタス「………よろしい」
    伝え方を間違えたとは思っていないが、符に落ちないタイタスだった

  • 71二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:50:54

    歩行距離は相当なものだったが驚いた事にシロコはタイタスについてくることができた。2〜3回の休憩を入れたものの、目的地に到着したとき、シロコは充分な余力を残していた。

    タイタス(シロコは見かけ以上に強い力を持ってる)
    施設の入り口の前で、銃の点検を素早く行うシロコを見てタイタスは思った

    シロコ「カイザーの見張りが見当たらない?」
    タイタス「昨晩の戦闘で容認できぬ損害を出したからか、奴らアビドス周辺の戦力を次の攻撃に備えて集結していたからな。だが油断するな」

    タイタスはヘルメットを被り直し、ボルトガンを構え施設の入口に侵入した

  • 72二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:27:18

    暗闇の中をタイタスはヘルメットの暗視装置、シロコは懐中電灯を付け進む。

    アロナは電波が悪いのかシグナルが途絶えたが、彼女の解析した見取り図はタイタスが暗記するのに充分なものだった。

    タイタス「シロコ、離れるなよ」
    シロコ「ん」
    タイタスが正面、シロコが後方を警戒しながら奥深くへ入ってく。

    タイタス「シロコ、………今更だが済まない」
    シロコ「何が?」
    タイタス「今回のことは、俺達の世界でケリを付けなければならなかったことだ。それをお前を巻き込んでしまった」
    シロコ「ん、気にしてない」

    そしてタイタスが「まもなくだな」と思った時、シロコが「あ、」と声を上げた

    タイタス「どうした?」
    シロコ「今わかった。先生はホシノ先輩だ」

    タイタス「なに?」
    シロコ「ホシノ先輩も先生も、一人で何か背負いがち。私達や先生のチームを頼ればいいのに」
    タイタス「………悪いが、これに関しては俺がやらなければならない仕事だ」

  • 73二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:37:26

    会話が途絶えてしばらくしたのち、二人は目指す部屋にたどりついた。その部屋は薄い扉で仕切られてるだけだった

    タイタス「シロコ、今から突入する。待ち伏せがあるかもしれない。安全を確認するまで部屋には入るなよ」
    シロコ「ん」

    シロコが安全な距離を取ったのを見計らって、タイタスは一息呼吸をし、次の瞬間力の籠もった蹴りでドアを蹴破った。

    タイタス「大逆者ホルス、どこだ!姿を表せ!」
    勢いよく部屋に侵入し大逆の大元帥を探そうとした時、その目が部屋の奥に釘付けになる

    そこには一人の少女がとらわれていた。それもタイタスがよく知る少女

    シロコ「ホシノ先輩?」
    蹴破られた扉から部屋を覗いたシロコも、赤い拘束装着によって身動きができないホシノに視線が離れられない

    ?「ようこそ、ここまできました。シャーレのデメトリアン・タイタス先生と砂狼シロコさん」

  • 74二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:41:09

    一方その頃、砂漠のどこかで一人のヘルメット団の少女が手に砂を握りしめていた

    (砂…………懐かしい、アタシの死んだタラーンもこんな砂だらけだった)

    そんな感慨にふける少女に部下らしきヘルメット団員が近づいてきた

    H団員「ウォースミス。カイザーのジェネラルから連絡がありました」
    ウォースミス「なんて言った?」

    H団員「任務は突破口を開くのみ。追加報酬はなし」
    ウォースミス「ち、扉を壊すだけの仕事なんて舐められたものね」

    H団員「どうします?」
    ウォースミス「まぁいいわ、美味しいところは持ってきたいようだけど、入口を抜けたそのあとが続くかしら。見ものね」

    ウォースミス「機甲部隊、エンジンを炊け!」
    H団員「はっ!」

    H団員は走り出す。その先には砂漠色に塗られた中戦車、対空戦車、自走砲が連なっていた


    ウォースミス「我が魂は鋼鉄、我が肉体は鋼鉄」
    アイアンウォリアーのウォースミス生徒は鬨の声を祈祷するかのように呟いた


    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 75ブラックバイパー候補者25/04/24(木) 22:36:36

    SS投稿お疲れさまだ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    いや鼻チューブって……大逆した頃から付け始めた装備だから分かりやすいけど鼻チューブって……
    それはともかくシロコが見つけたホシノとタイタス先生の意外な共通点。残念なことにそう簡単には他人に相談できない内容を抱え込んでいるというのも共通しちゃっている……

    そして最後の登場したのはアイアンウォリアーのウォースミス指揮下の機甲部隊でアビドス侵攻部隊の先鋒か。アイアンウォーリアーは攻城戦を得意としているから、アビドス防衛は頭数と即席でも設備が揃っていても厳しい戦いになりそうだ

    次の更新を楽しみに待っています

  • 76二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 07:40:48

    総主長の名の下にこのスレを保守せよ!

  • 77二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 16:50:31

    >>67

    となるとユメ先輩やハスミ副委員長、一部のナーグルディーモン生徒の下にオルク生徒が集まったりしそう

    基本その日に潰されてるのも見えるけど

  • 78二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 17:26:03

    >>67

    その分類だとオルク的には色んな意味でデカいハスミか見たまんまのパワー系なアケミがキヴォトス最強で

    リオ会長がアレ医者先生のメクボゥイ版みたいになるのか

  • 79ブラックバイパー候補者25/04/25(金) 18:38:14

    なお『胸』のデカさではなく『カップ数』のデカさなので、身長に不釣り合いな立派なモノを持っている生徒は強者と勘違いされることもある。主にカエデとかハナエとかコトリとかメルとか

  • 80プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 19:29:27

    >>67

    そうなると着痩せする子は「じ、実力を隠してやがる」てオークが恐れおののくのだろうか?

  • 81プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 19:55:20

    >>74の続き


    アビドスの居住地区から少し離れたアビドス高校とカサエランチームの防衛地点に破局が襲いかかったのは唐突だった


    ブラックレギオン「!?、くるぞ!!」


    見張りに立っていたブラックレギオン生徒が叫んだ時、空に緩い曲線の軌道をかいたロケット弾が何十発も飛来した。


    咄嗟にBL生徒たちが対策委員会のノノミとセリカを庇った瞬間、広い範囲に次々と爆発が起こる。


    セリカ「きゃあぁぁ!何、なんなの!?」

    BL生徒「頭を上げるな!」


    セリカは必死に現状を理解しようとする

    だがセリカの理解が追いつく前に攻撃は終わった


    セリカ「な、なに、なんだったの?」

    ノノミ「セリカ、大丈夫?」


    ややノノミがフラフラしながら駆け寄るのを見て、ブラックレギオン生徒はセリカを解放しつつ周囲を警戒した


    ケルストロス「気を抜くな!、次がくるぞ。総員戦闘態勢!!」

    ベレン「負傷者を後方へ送れ!」

    ウルファ「ダリウス、奥空委員、敵が来た。航空支援を!」


    ケルストロス達カサエランチームは次々と命令を出すが、間をおかずに遠方から砲声が次々に上がった

  • 82プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 20:05:29

    ダリウス「奥空委員、敵が来週した。ヘリを出す!」
    アヤネ「は、はい!」

    前線からの急報を受け、二人はヘリを起動しようとする
    だが

    ダリウス「!?」
    アヤネ「きゃあ!」

    突然、銃弾が二人の周囲に着弾した
    二人を撃ってるのはカイザーPMCのSOFだ。この兵士たちはジェネラルから少数でアビドスに侵入し、航空戦力を撃滅する任務を受けていた

    ダリウス「くそっ!」

    迂闊にコックピットに取り付けば、飛び立つ前に撃破されてしまう。だがカイザーの兵士たちはあくまで牽制にとどめ近寄ってこない。はっきり言えば詰んでいる

    アヤネ「これじゃあ身動きが、取れない!」
    ダリウス「ケルストロス、敵の攻撃を受けて飛び立てない!航空支援は無理だ!」

  • 83プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 20:20:54

    絶えまない砲撃は防衛拠点を粉砕しつくし、多数の負傷者を出した、その中でケルストロスは至近弾を受けて負傷した。

    ウルファ「おいケルストロス、大丈夫か!?」
    ベレン「爆風で頭をやられている。応急処置をしないと!」

    ケルストロス「二人とも、残念だが………ここを放棄し、居住区へ退避する………」

    ウルファ「くそ、やっぱりそうなるか」
    ベレン「何もしないうちに、撤退などとは!」

    ケルストロス「全員を後退させろ……はや…!!」
    言い切る前にケルストロスは唸り声を上げる

    ウルファ「お、おい大丈夫か?」
    ケルストロス「グゥ、血、血が煮える!怒りにそま…る……」

    ウルファ「………おいベレン、ヤバくね?」
    ベレン「おいていくわけにはいかない。全員後退だ!負傷者に手をかせ!」

  • 84プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 20:42:40

    その頃、タイタスとシロコはホシノが囚われた部屋で異形の男と対峙していた。

    すかさずタイタスとシロコはその男に銃口を向ける

    タイタス「貴様、渾沌の使いではないようだが何者だ?」

    黒服「これは失礼、自己紹介がまだでしたね。私のことは、そうですね………黒服とでも。この名前が気に入っていましてね。そこのホシノさんが付けてくれました」

    黒服は話し続ける。
    自分達がキヴォトスの外部から来たこと
    自らが所属する組織はゲマトリアの名を持つこと
    ゲマトリアは観察、探求、研究を行なってること
    タイタスに興味があることを

  • 85プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 21:02:35

    黒服「少し前から興味深い事がキヴォトスで起こってます。それは決して交わることのない世界からの来訪者たちです。我々にとって彼らはとても興味深いですが、何より興味深いのはシャーレの先生であるデメトリアン・タイタス、あなたです」

    タイタス「俺は特別な存在じゃない」

    黒服「ご謙遜を、来訪者たちはこの世界のルールの元で姿形を変えますが、あなたはかの世界の姿を変えず、この世界で思い通りに振る舞える超人的な力を携えて来訪しました。私としてはとても興味深い」

  • 86プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 21:15:48

    タイタス「貴様の演説は聞き飽きた。ホシノがここにいたのは不幸中の幸いだったが、奴を排除せねばこの世界に平穏は訪れない。知ってるのだろ、大逆者ホルスの居場所を」
    黒服「えぇ、よく知ってます。それを鑑みて今日はあなたに提案があってきました」

    タイタス「断る。さっさとホルスの居場所を教えろ」
    黒服「教えるも何も、あなたの眼の前にいますよ。あゝ私ではありませんよ」

    その瞬間、部屋に時間を凍結させるほどの静寂が訪れる
    タイタスとシロコはその言葉を意味の意味を理解するに連れ驚愕の事実にたどり着いた

    シロコ「ウソ…………ありえない」
    タイタス「馬鹿な………小鳥遊ホシノが………ホルスだと!?」
    黒服「正確には我々は暁のホルスと呼んでいますがね」

  • 87プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 21:53:56

    タイタス「ありえない!そもそもホルスは皇帝陛下との死闘の末、その体も魂も跡形もなく砕け散った!それが年のいかぬ少女に生まれ変わるなどありえない!」

    黒服「あなたの世界ではそうでしょう。しかし、ここキヴォトスではそのような常識は通用しません。私たちゲマトリアは観察、探求、研究を行い、やがてホシノさんの中にある、とある魂の欠片を突き止めました」

    タイタス「ッ・・・・・・・!」

    黒服「あなたの探し求めてる大逆者ホルスは、そう小鳥遊ホシノ、彼女です」

    タイタス「・・・・・・・・・」

    身動きが取れず、呼吸も浅くなる沈黙のなかで、タイタスは黒服に向けた銃口を下げ、おもむろにコンバットナイフを抜いた。
    それは驚異的な対弾耐性を備えるが、刃物には脆弱なキヴォトスに住む人々の、そしてそのひと振りで少女の命を奪うには過剰すぎるほどの大振りのナイフだった

  • 88プライマークソードのサーヴィタ25/04/25(金) 21:55:52

    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 89タウ帝国指揮官候補生25/04/25(金) 22:34:20

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    昨日のは見れなかったけどかなり話が進展しましたね

    しかし、知ってしまったか・・・
    このままだとバッドエンド確定だけどどうなるのやら・・・

    次も楽しみにしています

  • 90ブラックバイパー候補者25/04/25(金) 22:52:28

    今日のSS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    アビドス防衛は先制をカイザー側に取られたか。ついでにケルストロスも負傷してなんだか不穏な状態になってきた。こんな時に傷(フロー)に飲まれたらシャレにならないぞ。

    それとほぼ同時刻にタイタス先生とシロコは黒服と接触し、ホシノ自身は知っているか怪しいホシノの秘密を知ってしまう。今一思いにナイフで仕留めれば帝国軍人として、忠誠派マリーンとして憂いはなくなるけど先生としては失格だ。この矛盾をどうするのか。
    次の更新も楽しみに待っています。

    そういえばホルスの遺体って皇帝陛下の最大最強のサイキックを食らった後はよく分かんないんだよね。魂は砕け散って消滅したのは共通してるけど。少なくともアバドンが遺体を回収しているから体までは砕け散っていないみたいだけど

  • 91二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 23:02:44

    よく考えたらサングィニウスも美少女になってるんだからホルスもピンク髪の女の子になっててもおかしくないよね

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 23:18:30

    インペリアルフィストの楽しい要塞建築

  • 93ブラックバイパー候補者25/04/25(金) 23:51:24

    >>92

    アイアンウォーリアーが呼び出されるのか?

  • 94プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 00:21:14

    >>93

    呼び出す前に殴り込みそう(小並)

  • 95ブラックバイパー候補者25/04/26(土) 06:57:24

    ちょっと前の公式放送でホシノ*テラー(完全)のデザインが出てきたけど、この世界だとホルス(総主長)っぽくなりそう
    それに呼応してサンオブホルスの元マリーン生徒のテクスチャも剥がれてホシノ*テラー(完全)がケイオススペースマリーンを率いているというイメージが急に浮かんだ
    某安価で絵を描いてくれるスレの作者の絵を見ていたらなぜか浮かんだ

  • 96二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 07:28:21

    >>93

    お土産を忘れたのでデスガードの人が素手で触るなって言ってた草とやけに艶のある黒い小石も少々を袋詰めにするアイアンウォリアー

  • 97二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 11:14:51

    このレスは削除されています

  • 98タウ帝国指揮官候補生25/04/26(土) 11:16:18

    ホルスのアーマー着てるホシノのイラスト思い出した
    pixivに2種類位あった気がする

  • 99二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 16:57:37

    アンブルの食べられない所みたいな味がするお菓子

  • 100プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 17:17:45

    スペースマリーン以外のキャラを描こうとするなかで思いついたんですが
    カサエランのベレンがブラックテンペラー出身(皇帝is神)ですので彼女つながりでソロリタスとドタバタ劇をかけるんじゃないかと想像しています

  • 101二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 19:58:07

    >>92

    タイトルが完全にギャグマンガ日和で草

  • 102プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 20:38:05

    >>87の続き

    ケルストロスはベレンとウルファに担がれて、他の負傷者が集められた建物とは別のところで処置を受けていた


    ケルストロス「グゥ、私は………血………ホルス……」

    セリカ「ね、ねえ副隊長は大丈夫なの?」


    ベレン「応急処置は済ませた。外傷は異常なし」

    セリカ「で、でもすごいうなされてる………」


    ウルファ「あぁ、だから念には念を入れて、体を包帯でぐるぐる巻きにして」

    セリカ「え?」

    ウルファ「柱にひも付けして」

    セリカ「え、え?」


    ベレン「この部屋の鍵を締めて、鎖で開かない用にする」

    セリカ「ちょ、ちょっと!?」


    ウルファ「あと建物のシャッターも締めておこう」

    セリカ「なにやってんの!?わけがわからない!」


    ウルファ「だが、これで大丈夫か?」

    ベレン「………わからん」


    仲間の仕打ちに対してセリカは頭を抱えた

  • 103プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 21:21:36

    カイザーPMCはアビドス側が防衛拠点にしていた場所に居座り、戦力の補給と整備を行っていた。

    そのすみでは、アイアンウォリアーの機甲部隊が集まっていた。その中で10人の生徒が観念や畏れを抱いてウォースミスの前に立っていた。

    ウォースミス「あなた達は今回の戦いで、履帯を外したもの、砲の陣地転換の遅かった奴らだ。わかってるでしょうね?」

    ウォースミスはおもむろに手を前に出した。その拳には十本のくじが握られていた。

    ウォースミス「くじを引きなさい」

    恐る恐る一人の隊員がくじを引こうとした時、来訪者がいた

    ジェネラル「ウォースミスはいるか?」
    カイザーPMCの司令官ジェネラルだ

    ウォースミス「何かようですか?」
    ジェネラル「今回の働きに不満があってな」

    ウォースミス「不満?。破壊はちゃんとしたけど」
    ジェネラル「破壊しすぎだ。過度な砲撃痕で部隊の移動が大幅に遅延している。この不手際、報酬から天引きさせてもらう」

    ウォースミス(チッ)
    忌々しげに、ウォースミスはジェネラルに蔑みの視線を送る
    それに気づいたか気づいてないか反応をジェネラルは示さなかった
    ジェネラル「使えない下請けはカイザーにいらない。仕事は誠意を持ってやることだ。今日は帰りたまえ」
    それだけいうとジェネラルは帰っていった

  • 104プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 21:42:45

    カイザーの施設のホシノが囚われた部屋でタイタスはコンバットナイフを抜いた。

    その冷徹と激情が渦巻く殺意の先にはホルスの魂の欠片を宿す少女………ホシノがいた。

    ナイフを彼女の心臓に突き立てるために、おもむろに歩きだした時、背後から銃を構える音がした

    シロコ「先生………なにする気?」
    それに答えずタイタスがホシノに近づこうとした時、銃声が響きタイタスのアーマーに小口径弾が着弾した。だがそれを意にかえさずタイタスは歩みを進める。

    タイタスがホシノへ近づく。
    十歩前、八歩前、五歩前、三歩前

    そして二歩前まで近づいた時、不意に黒い塊がホシノを覆い隠す。
    シロコがその瞬発力を活かして、タイタスを追い抜きホシノの前に立ちふさがったのだ。そして間をおかず銃をタイタスの頭部に向けて撃ち込む

  • 105プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 22:01:58

    タイタス「シロコ、そこをどけ!」
    敵意を込めた底冷えする声でタイタスはシロコを脅す

    シロコ「どかない!」
    銃を撃ち、タイタスを睨めつけながらいつもとは違う怒気をはらんだ声でシロコは応える

    タイタス「お前はホシノに何が潜んでいるかわかっていない!その魂は邪悪なもので汚染されてる!それをわかっていない!」

    シロコ「私は何もわからない!でもホシノ先輩は傷つけさせない!」
    シロコは銃口を逸らさず弾切れした弾倉を素早くリロードし、絶え間なく撃ち続ける。

    タイタス「そいつの過ちは俺達の世界を破滅へと導いた!生かすわけにはいかない!」

    シロコ「ホシノ先輩はそんな事する人じゃない!」
    タイタスとシロコ、互いが引くことはない
    だがタイムリミットは近づく。やがてシロコは最後の弾倉を撃ちきった

  • 106プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 22:34:33

    シロコは銃を撃ちきったが、シロコとタイタス共に静止したままだ。

    そこを出し抜けに黒服が口を開いた
    黒服「ふむ、先生と生徒が争う光景は痛ましいものです。どうです私の提案を耳に傾けるのは?双方にとって良い解決策になるかもしれません」

    シロコとタイタスは互いに睨み合ったままだが、黒服の声は聞こえていた

    黒服「タイタス先生、あなたはホシノさんに宿る魂を危険視して、それが解き放たれた時の災厄を理解している」
    タイタス「…………」

    黒服「シロコさん、あなたは敬愛するホシノさんをタイタス先生が殺されそうなのを防ごうとしている。だがあなたではタイタス先生には敵うかわからない」
    シロコ「…………」

    黒服「それで私の提案ですが、ホシノさんの身柄はカイザーが掌握します。今後、ホシノさん世界に解き放たれる事がないように厳重に管理、保管する。どうですいい提案でしょう先生?」

    シロコ「ふざけるな!」
    吐き捨てるようにシロコが叫ぶ

    黒服「残念ながらシロコさんには選択権はありません。選択権があるのはタイタス先生あなたです。大人のあなたなら道理が分かるはずです」

    黒服はおもむろに書類を取り出した。

    黒服「これはアビドス高校においていたホシノさんの退学届けです。アルファレギオンを名乗る生徒たちに頼んで、取ってきてもらいました。タイタス先生あなたが署名することでことは丸く収まります。どうか大人の決断を」

  • 107プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 22:35:27

    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 108プライマークソードのサーヴィタ25/04/26(土) 22:59:31

    ところでブラッドエンジェルとその後継戦団に所属した生徒が紅き飢えと黒き怒りで暴走したら、どうやって沈静化するか考えている人いますか?

    私はサングィニウス閣下直々に狂化生徒を抱きしめて、「怖くない、怖くない」と優しくなだめながら、スリーパーホールドで昇天させると元通りになると考えています

  • 109タウ帝国指揮官候補生25/04/26(土) 23:13:39

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ


    最初のケルストロス達を見るセリカが癒しに思える位タイタス達の方が地獄すぎる



    >>108

    フレッシュテアラー相手の時地獄と化しそう(閣下の業務量的な意味で)

  • 110ブラックバイパー候補者25/04/26(土) 23:33:23

    SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!


    ケルストロスが拘束された上で監禁はしょうがない。まだ戻れる余裕があるとはいえ不確定要素を放置するのはよくないから本当にしょうがない。何も知らないセリカからしたら理解できないのは当然だが。

    それに対しカイザーの方は何ともピリピリした空気が漂っている。カイザーからしたら不良は替えの効く消耗戦力だから雑に扱っても気にしないだろうけど、言われた不良にとって雑に扱われるのは大征戦の頃から存在する地雷なんだよなぁ……。後ろから刺さないことを祈っています、無駄だけど。


    そしてタイタス先生とシロコの方は互いに譲れない状態に。ホルスが死ぬ直前に正気を取り戻したことを知っているのは皇帝陛下のみだろうからタイタス先生が警戒するのは当然だ。でもシロコからしたらそんな話なんてなかったから信じられないもの必然。そこに付け込んで自分が得をする選択肢を提示してくる黒服はホント汚いな!

    先生とスペースマリーン、帝国の常識が存在しないキヴォトスの地でどちらに傾くのか。


    >>108

    黒き怒りはサングィニウスに抱きしめるだけで十分、でもいいかも。あれってサングィニウスの死が切欠で遺伝的疾患となったものだから、サングィニウスが生きているという否定が存在しているお陰で症状が緩和されて不可逆ではなくなったという風にできるし

    でも赤き飢えはサングィニウスも苦しめられたものだからプライマークソードのサーヴィタ氏の提案通りに絞め落とさないとダメになっているかも

  • 111二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 09:32:13

    保守

  • 112ブラックバイパー候補者25/04/27(日) 09:32:45

    ブラッドエンジェルとその後継戦団が抱えている赤き飢えってちょっとした出血でも反応するらしいから、生理で気分がすぐれない時が一番キツイとかあるかも

  • 113プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 17:37:52

    >>106の続き


    ホシノ「シロコちゃん、あいつらの言う通りにして」


    ホシノが小声でシロコに呼びかける


    ホシノ「大人二人には勝てない。このままじゃあシロコちゃんが危ない。大丈夫、私のことは心配しなくていいから」


    シロコ「そんなのは嫌だ!」


    シロコ「絶対に先輩を殺させはしない!絶対に先輩を売ったりしない!先輩を絶対に連れて帰る!」


    シロコ「帰りましょう!アビドスへ!」


    シロコの断固たる決意にホシノは気圧される。

    だが同時に理解していた。シロコが眼の前の大人たちに敵うはずがないと。

    特に自身に差し向けられた死神、強大な力を持つ「先生」には

  • 114プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 17:48:34

    シロコが稼いだ僅かな時間はしかし、タイタスの激情を鎮火させるには充分だった。

    タイタス(俺は、守るべき生徒を殺そうとしている)

    その瞬間迷いが生じた。
    ホシノを殺すか、カイザーに身柄を明け渡すか、それともホシノを救うか

    帝国のアスタルテスならばホルスの欠片を秘めるホシノを殺さねばならない
    このキヴォトスの先生としてならばホシノを助けねばならない
    その相反するものを都合よく押し通すには、カイザーに身柄を渡せばいい

    (いや、しかし)

    ほんの数秒の時間がタイタスには何時間に渡るものに感じた






    『知性を規則という牢獄に閉じ込めてはならない』
    不意にカルガーの言葉が脳裏を駆け抜ける

  • 115プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 17:59:28

    敬愛すべき戦団長の言葉を思い出した時、タイタスの思考は急速に駆け抜ける。

    『最初に向かうのがあそこならなおの事だ』
    サングィニウス閣下と邂逅した時の意味深な言葉

    (閣下はわかっていたのだ。この地にホシノというホルスの魂の欠片を宿す少女がいたことを、そして怨敵というに充分な存在である彼女をサングィニウスは赦していた)

    『ここでは帝国の法や常識ではなく自分自身の考えと直感で彼らを含めた生徒達にとってより良いと思える結果を導き出してくれ』

    (そしてサングィニウス閣下は俺の直感と考えを信頼してくださった。なら俺はそれに従うのみだ)

  • 116プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 18:07:28

    『あの連邦生徒会長が、お選びになった方ですからね』
    この世界に着て初めて会ったリンの言葉を思い出す

    『大事なのは経験ではなく、選択。あなたにしかできない選択の数々』
    夢のような場所で出会った傷付きながらも自身や兄弟達と同じ目をした少女の言葉を思い出す

    『ん、先生、よろしく』
    シロコとの出会いを思い出す


    選択はなされた

  • 117プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 18:17:29

    敵意を向けるシロコ、諦念を抱くホシノ、表情はわからないが明らかに好機な感情を向ける黒服

    その彼らの目の前で、突如タイタスの殺気が掻き消えた

    シロコ「え………?」

    突然の事にシロコが唖然とする間もなく、タイタスはナイフを鞘に収め、ヘルメットを外し素顔を表す

    タイタス「知性を規則という牢獄に閉じ込めてはならない」

    目を穏やかに閉じ、祈るように呟く。
    それは強大な力を持つ超人には、似合わない宗教的なシーンだった。

    タイタス「皇帝陛下よ、しばしの猶予を。兄弟達よ、どうかお赦しを」

    その言葉を誰ともなしに投げかけたと同時に、ゆっくりと目を開く。

    タイタス「シロコ、お前が正しい」
    シロコ「え、先生…………じゃあ」

    タイタス「ホシノ、共にアビドスへ帰るぞ」

  • 118プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 18:33:06

    黒服「残念ですよタイタス先生。」

    いささか拍子抜けしたように黒服が言った

    黒服「あなたには決定権があった。その超人的な力を感情の赴くままに使えば自らの間違いを認めることなく、ホルスを消すこともできた。もしくは自らの間違いを有耶無耶にし私達に責任転嫁できることもできた。」

    黒服「だが、あなたは自らの間違いを認め、制御できるか不確かな力を持つホシノさんを自身の責任で解放することにした。」

    黒服「なぜ超人的な力を行使しない、なぜ生徒会から権力を譲り受けなかった、なぜ先生という職務に甘んじるんです、なぜゲマトリアと手を組むことをしない、なぜホシノさんを手にかけなかった、なぜシロコさんを選んだ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ」

    黒服はタイタスに疑問を問いかけるが、それは理解不能からくる畏れよりも、自身の予想にない答が返っくることへの好奇心により弾んでいた

  • 119プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 18:49:21

    タイタス「貴様ら、どう受けようと構わん。だが強いて言うなら」
    黒服「言うなら?」

    タイタス「この力は皇帝陛下から授かった神聖なるものであり、その時俺は誓約した」
    黒服「なにを誓いました?」

    タイタス「永久の奉仕を」

    タイタス「俺は自らの欲望のためにこの力は使わない。皇帝陛下、総主長閣下達、兄弟達、そしてこの力を必要する全ての人達のために使う」

    タイタス「この世界へは敬愛すべき人から招かれて参上した。そして連邦生徒会のシャーレの先生として生徒達を守り導くことを任された。ならば俺はその職務に全力を持って全うするまでだ」

    不意にタイタスはボルトガンを構え、ホシノを拘束する装置へ向けて引き金を引いた

    部屋内で爆発が相次ぐなか黒服は事もなしに話し始めた

    黒服「もう少し心が躍る答を期待してましたが、まだ物足りないですね。まぁいいでしょう、これからキヴォトスで働くうちに望んだ答を期待しましょう。ゲマトリアとタイタス先生は敵同士ですが、時と場合によれば協力関係も惜しみません。あとそれと間もなく防衛装置が作動しますから気を付けてください。」

  • 120プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 18:55:59

    アビドス高校のヘリ発着所では銃撃戦が継続されていた。
    ダリウスとアヤネは分捕ってきた武器弾薬が潤沢にあったため、数的劣勢ながら持ちこたえていたが、航空支援要請にいかなければ仲間たちが危ない。
    だが無謀なことをすればヘリごと落とされる。

    どうにもならない。と焦りにかられていた不意にカイザーの動きが揺らいだ。と同時にカイザーの側面から銃撃が浴びせられる

    アヤネ「え?」

    それは脱走したブラックレギオンの生徒達だった

    一人が援護射撃をしてる中で二人が思いっきり距離を詰め一人二人と、打倒していく

    BL生徒「なにをしてる!はやく飛べ!」

    その隙を逃さず、アヤネとダリウスはヘリに乗り込み、エンジンを始動した

  • 121プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 19:26:49

    アビドスの居住地区入口で対策委員会とカサエランの二人、BL生徒数名が前面に展開したカイザーPMCの軍団と睨み合っていた。
    そのさなか、カイザーPMC理事が部下達の波を越えて、姿を現した。

    理事「アビドスの諸君、非常に残念な知らせだ。君たちの先生と仲間一人は我々が捕らえた」

    セリカ「えっ!?、先生は急な任務で私達を捨てて………」

    理事「先生はホシノの居場所を見つけたようだが、怪しみもせずノコノコと罠に落ちたのだ。どうやら見かけ通り単細胞のようだ」

    セリカ「ホシノ先輩を!?」
    ノノミ「じゃあ、先生とシロコちゃんはホシノさんを助けるためにカイザーのところへ………」

    ウルファ「もー、美味しいところ独り占めしようとするから罰があたったんだよ、センセー」
    ベレン「馬鹿な事言ってる状況じゃあないぞ」

    理事「君たちの僅かな希望は打ち砕かれた。大人しく降参するんだな。そうすれば悪いようにしない」
    理事は勝ち誇ったように傲慢に高笑いをする。

    セリカ「ここまで、なの………」
    対策委員会の二人は気を落とす。ブラックレギオンの生徒たちはカイザーにホシノを人質に取られた事により狼狽が広がる

    ウルファ「やべーなこれは」
    ベレン「くそ、わたしは最期まで戦うぞ」

    ウルファとベレンも観念しかけた、その時だった

  • 122プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 19:46:02

    アル「しっかりしなさい!」

    唐突な叱咤と共に、カイザーPMCの兵士達が二人倒れていく。

    全員が背後を見れば、そこには便利屋68の4人がいた

    セリカ「え、………なんであなた達が」

    セリカの言葉を返さず、アル達は防衛線を飛び越え、カイザーの前に立ちはだかる
    そしてアルは決して譲れないアウトローの価値観の元に、強大な組織に啖呵を切る。

    それははからずとも、タイタスがスペースウルフ達に立ちふさがったのと同じ光景だった。
    自身がタイタスと同じ立ち位置にいることは思考になく、ただ絶対に守らねばならない、見捨ててはいけないもののために戦う。
    彼女にはそれしかなかった

    アル「仲間が危機に瀕しているんでしょう!?それなのにくだらないことばっかり考えて、このまま全部奪われて、それで納得できるわけ!?あなたたちは、そんな情けない集団だったの!?」

    そしてアビドスのみんなを叱咤激励する。
    そこには普段の情けない彼女はいなかった。
    孤高のアウトロー陸八魔アルがいた



    ?「さっすがアルの姉御だニャー!!」

  • 123プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 19:49:22

    おあとがよろしいので今日はここまで

    今回、タイタスの「答」を導くためにタウ帝国指揮官候補生氏とブラックバイパー候補者氏の小説から引用しました
    唐突にすみません

  • 124ブラックバイパー候補者25/04/27(日) 20:28:11

    SS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    過去の経験より今の直感を信じてホシノを助ける選択を選んだか。あとこっちの小説はもとより他の方の小説やスペマリ2の台詞を使っているのが素晴らしい!今後も活かせるかは分からないけど活かせるなら活かしてほしい。もちろんこっちもやるときは同じように活かしたい。

    そしてアビドスの方は追い詰められて諦めかけたところに便利屋68の登場。やっぱりアルちゃんは普段はポンコツだけど無自覚に締めれるタイプでこういう時だけはかっこいい!それはそれとして最後のは誰!?
    最後にカイザーPMC理事、勝ち誇るのは完全な勝利を見届けてからにしないと。というか今までの人間離れした活動の報告は届いてないのか?基地戦力だけで抑え込める保障なんてないのに

  • 125プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 20:58:24

    ところでエデン後に行き場を失ったアリウス生徒に「vanitas vanitatum et omnia vanitasなんて洗脳まがいのことして、あなた達を抑圧した教えなんて捨てなさい!それより希望に満ちた溢れ、未来を築いた我らが皇帝陛下を信ずるのです」
    とソロリタスが宗教勧誘して、一部の者が乗ってドタバタ劇を起こす概念が思い浮かびました

  • 126タウ帝国指揮官候補生25/04/27(日) 21:07:15

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ


    >>115の重要シーンで自分の過去作の台詞が引用されてて嬉しかったです!

    そして他作品やスペースマリーン2からも引用されてるのも良かったです


    それにしても理事その情報の根拠って何?基地吹き飛んだ=無力化とかじゃないよね?

    だとしたら確実に後でひどい目にあうだろうなぁ

    後アビドス組の増援に便利屋と一緒に来たのって多分彼等だよね、彼等のイメージと真逆の存在をイメージする語尾使っているけど

  • 127プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 21:18:41

    >>124

    >>126

    ありがとうございます。拙い文ですがお役に立てるならぜひ使ってください。

  • 128タウ帝国指揮官候補生25/04/27(日) 21:40:33

    >>125

    最悪のコラボレーションじゃないか・・・


    と思ったがアリウス自治区に遠未来出身者が来た場合皇帝陛下への崇拝を布教してるだろう嫌な信頼があるんだよな

    当初は信奉者も少ないだろうけどタイタスの出現と彼のベアおば討伐で信奉者爆増してアリウス生徒達にとって普遍的な宗教になってそう

  • 129ブラックバイパー候補者25/04/27(日) 21:51:00

    >>125

    過去スレではタイタス先生と敵対していた扱いだったはずだけど、このパターンだと味方に……ならないな、うん。自分たちの解釈に合わないなら撃ち合うことも厭わないだろうし。

    でもここで信奉者になれば原作だと居てももおかしくないベアおば信奉者のモブアリウス生がいなくなって少なくとも治安の改善やトリニティへの編入も進むかも。まあトリニティにはサングィニウス閣下がいるから別の騒動が待ち受けているけどね

  • 130プライマークソードのサーヴィタ25/04/27(日) 22:00:26

    >>129

    実は今のタイタス先生には帝国聖教会と仲が良いブラックテンペラー出身のベレンがいます。


    彼が時に先生とソロリタスを橋渡しになったり、時にソロリタスと一緒に暴走してタイタス先生やツルギやサクラコにシバかれたりする概念があります

  • 131二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:10:44

    このレスは削除されています

  • 132二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 04:15:40
  • 133二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 06:09:36

    >>132

    異端審問庁系生徒とアデプタ・ソロリタス系生徒がちょっと聞きたいことが有るって…

  • 134ブラックバイパー候補者25/04/28(月) 07:03:11

    とりあえず>>95で考えたのはバッドエンドを示唆するスチルみたいな感じ

    やらかしすぎて取り返しがつかなくなったのか、やらかしてないけどあの日は戻ってこないのかは見た人に委ねる感じだといいな(対策委員会の生徒タグを携えているなど)

  • 135二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 07:35:26

    >>128

    幾つか前のスレでアリウスにケイディア、クリーグ、カタチアというガーズメン修羅勢がそれなりの数で存在してるって概念あったから有り得そうなんよね

  • 136二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 17:14:22

    このレスは削除されています

  • 137プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 20:42:59

    >>122の続き


    場違いともいえる素っ頓狂な歓声にその場の全員の視線が向き、それを見た者はそれぞれ異なる反応を示した。


    対策委員会のノノミとセリカは驚きと困惑をあらわにし

    便利屋のアルは凛々しい姿から一転してポカーンとし、カヨコは眉間に皺を寄せ、ムツキは笑いを吹き出し、ハルカは怪訝な表情を浮かべる

    そして元マリーン生徒達は「ウソだろ」と信じられないバカを見るように呆然とした


    そこには4つの人影と四匹の巨大な狼がいた。キヴォトスで人が乗れるほどの大型狼を操るだけで、彼らがスペースウルフを名乗る生徒たちであることは一目瞭然だし、彼らがどこであろうと駆けつけ、悪と対峙し弱き者たちを助けるのは疑うことではなかった


    なぜか全員が猫の着ぐるみを着て、侍る狼たちはヒョウ柄の布地で体をグルグル巻きにされ、猫耳と猫ヒゲをつけているのを除けばだが・・・・・・

  • 138プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 21:09:49

    ヒョウ柄の生徒「相手がどんな強大でも、正義のためなら奮い立ち弱き者のために立ちふさがるニャンて、やっぱアルの姉御はニャー達が見込んだことはあるニャー!」

    アル「え、・・・・あ、あなたたち誰?」

    その猫(?)と大型猫(?)は周囲の視線を素知らぬ顔で防衛線を飛び越えアルたちの横に近づく

    ヒョウ柄の生徒「名乗るほどの者ではニャイナ、ただ言うなれば正義の味方・・・・・イエスキャットフード・ノードッグフード野良猫団ニャー!」

    アル「正義の味方、イエスキャットフード・ノードッグフード野良猫団!?」
    カヨコ「いや、今適当にでっち上げたでしょ・・・・・」

    驚くのアルの傍らで、姑息にも猫の面を被るオオカミに猫好きのカヨコは渋い顔をする

    EKND生徒「アルの姉御には飢え死にしそうニャところを猫まんまをもらった恩があるニャー!その恩義、今返すニャー!」
    アル「え!?あの時のねこちゃん!?・・・・・・・いや待ってどのときか思い出すから!」

    EKND生徒「無理に思い出さなくてもいいニャー」

    アル「わ、分かった!先週に助けた猫ちゃんね! いや待って!先週のは雨の中傘さしてあげた子だったわ。先々週は猫まんまじゃなくてスルメで・・・・えーと・・・・ぐぬぬぬぬぬぬ」

    EKND生徒「あーもーいいニャ!ニャー達が助けられたって言ってるんだから、助けられた事にすればいいニャ!」

    押し問答を繰り広げるアルと猫(?)

    ウルファ「・・・・・・・・・・・・」
    ベレン「・・・・・・・・・・・おい」

    ウルファ「止めて、見たくもないし、聞きたくもない」

  • 139プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 21:29:02

    理事「おい貴様ら!我々を無視するな!貴様らが2~3人増えたところでどうしようもないぞ!」
    まさかの場違い乱入ニ連続されて理事は余裕がないかのように怒鳴る

    EKND生徒「ニャーニャー、うるさいニャ!おニャーさんなんてニャー達のニャッ!な爪をフニャー!と食らえばゴロニャーンだニャ!」

    理事「ニャーニャーうるさいのはきさまらだ!!」

  • 140プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 21:39:41

    先ほどの勝ち誇りがウソのように余裕なく怒鳴り散らかすカイザーPMC理事。
    その彼の癇癪でカイザーの黒い改良型ゴリアテが前に出され、自ら乗り込んだ

    理事「見るがよい!我々の技術の粋を集めた超強化外骨格の最新兵器を!」

    ムツキ「うわ~おっきい~♪」

    EKND生徒「ニャハハハハハッハ!そんなヘッポコドレッドノートモドキニャンかでニャー達を倒せるとでも?ネコで茶を沸かすもんだなニャ!」

    カヨコ「諺が混じってる・・・・・・・」

    EKND生徒「アルの姉御!、奴らがエセドレッドノートに乗ったからには遠慮はいらないニャ!さあこのサーベルタイガー一号に乗るニャ!」
    と黒色の布地でグルグル巻きの猫(?)が伏せる

    アル「え、サーベルタイガー?」

    EKND生徒B「ボ、ボス!そっちはブラックタイガーでサーベルタイガーは俺っす!」
    カヨコ「そもそもブラックタイガーはエビ」

    EKND生徒「モー細かい事はいいニャ!・・・・・てーか、この着ぐるみ聞きにくし、見づらいし、嗅ぎづらい!おまけに熱ちィ!」

  • 141プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 21:48:37

    なし崩し的に四匹の猫(?)に乗る便利屋一行

    理事「は、その狼如きが最新の兵器にどこまで太刀打ちできるか見ものだな。せいぜい狩のいい的になってくれよ」

    アル「私たちアウトローは一歩も引かないわ!最後まで信じる物、目指すべき物の為にたたかうわ!」
    EKND生徒「さすがアルニャ!アルに続くにゃー!」

    猫(?)に騎乗しながら盛大に謳うアルの姿は猛々しく、美しく、対策委員会とブラックレギオン、ベレンの士気を回復した

    身内のトンチキに羞恥心で顔を覆うウルファを除いて

  • 142プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 22:04:59

    再び闘志を奮い立たせたアビドス側を見て、理事は嘲笑を浮かべる

    理事「いくら希望を持とうが無駄だ!この軍勢に敵うものはいない!」

    それを合図にするかのようにカイザー兵士の兵士が前進したときだった
    突然、隣のビルのシャッターが強引に吹き飛ばされ隊列の中央にいた兵士たちを巻き込んで倒れる

    理事「な!?」

    カイザー側が何が起きたか理解する前に、ビルの玄関から一人の生徒が出てくる

    セリカ「え・・・・・あれって・・・・・・け、ケルストロスさん?」
    開いた口がふさがらないかのようにセリカは呟く。

    少なくともセリカの知るケルストロスは金髪を綺麗にまとめた理知的で落ち着いた人なのだが、いまの彼女は金髪を逆立て、目が血走り、荒い息を吐き、両手にパイプを持ち体のいたるところに千切れた包帯が巻き付き、なぜか鎖も巻き付いている近づけば半殺しに合いそうなほどに荒れていた

    ケルストロス「ホルスの野郎はどこだぁぁぁぁぁ!ぶっころしてやるるるるるるるる!!!!!!」

    ベレン「まずいな、どうかそのままカイザーの方へ行ってくれ」
    ベレンが祈るように呟いた

  • 143プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 22:17:30

    その時カイザーの後方から、ヘリのローター音が聞こえた

    理事「おお!航空支援だ」
    乗っ気ならぬ状況ゆえに徐々に士気が下がっていくなかで、とても良き援軍だ

    理事「はははは!、残念だったな!空を飛べぬお前たちに勝ち目など」

    だが理事が言い切る前にアビドス防衛側から飛行物体がカイザーの頭上を通過し後方で爆発音が響いた

    それを合図にするかのようにベレンとウルファの無線から歓声が響く

    アヤネ「や、やりました!」
    ダリウス「やったぞ!」

    被弾したヘリはそのままカイザーの隊列に突っ込み、無数の兵士を吹っ飛ばし爆発した
    それを合図に便利屋とスペースウルフ、ケルストロスが突っ込み、防衛線から銃撃がはじまり、そしてヘリの航空支援が始まる

    アビドス側の反撃が始まった

  • 144プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 22:20:47

    おあとがよろしいので今日はここまで


    私の世界線のスペースウルフはどこへいくんでしょうねぇ・・・・・・
    Unwelcome_SchoolをBGMにどうぞ(汗)

  • 145二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 22:35:01

    >>135

    彼等に布教されてエデン条約編後アリウススクワッド以外大半が帝国正教崇拝してそう

    キヴォトスでもこんな事になるとか皇帝分霊頭抱えてるだろうな

  • 146ブラックバイパー候補者25/04/28(月) 22:40:57

    SS投稿お疲れだ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    便利屋と一緒に現れたのは何者かと思えばイエスキャットフード・ノードッグフード野良猫団……もといスペースウルフだったか。いや長いなその偽名。あと所々で隠しきれてないぞ。
    そしてウルファからしたら身内がやらかして、情状酌量があって釈放されたと思ったら、いきなりコスプレ姿で現れて、赤の他人のふりをしてきたところを見せつけられているから羞恥心で動けないでしょ、これ

    ケルストロス、ここで黒き怒り(ブラックレイジ)に飲まれちゃったか。今はカイザーに向かったみたいだけど戦闘後に『父』に止められるのか?

    次回も楽しみに待っています

  • 147タウ帝国指揮官候補生25/04/28(月) 22:53:33

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    やはり彼等はスペースウルフだったか
    ウルファにとっての地獄が顕現してるわぁ

    ケルストロス、ついに黒き怒りに飲まれたか。
    カイザーの方に向かってくれたのは不幸中の幸いというべきか

  • 148ブラックバイパー候補者25/04/28(月) 23:06:04

    >>145

    それでちょっとあらすじを思いついちゃった

    アリウスへの帝国正教の布教は基本的に進まなかった。しかしエデン条約調停式襲撃でアーマーに覆われてない脇腹を撃たれたタイタス先生が数分と立たずに戦線復帰したという話がアリウス内で拡散。まともに聞いてはいなかったが少なからず帝国正教に希望を感じていたアリウスモブたちはベアおばのヴァニヴァニ思想から帝国正教へ一気に傾向してしまう


    なお、この世界でのアリウス残党がアリスクの四人を追っている理由として帝国正教の布教(という名の洗脳)を企てているため。憎しみではなく善意だが相手のことを考えていない傍迷惑な善意が理由となっている

  • 149プライマークソードのサーヴィタ25/04/28(月) 23:13:50

    >>145


    皇帝の分霊「もー、どうしてこうなるのー!?」


    ワードベアラー「そりゃぁ、そうでしょうに」

  • 150ブラックバイパー候補者25/04/28(月) 23:17:49

    >>149

    帝国正教の原型を広めたのは確かにワードベアラーなんだけど、崇められるような数々の偉業を成したのは皇帝陛下本人だからある意味原因とも言えなくはないのがね……

  • 151二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 06:36:25

    >>148

    元ガーズメン組はアリウス達がここまで熱心な信仰をすると思ってなかったら更に笑う

  • 152ブラックバイパー候補者25/04/29(火) 12:00:12

    ここまでのアリウスモブの流れを整理してみた

    調停式襲撃前
    元ミリタルム「皇帝陛下万歳!皇帝陛下万歳!」
    アリモブ「何言ってんの。vanitas(以下略)」(でも本当に皇帝というが居るなら……)

    調停式襲撃後
    アリモブA「ねぇ聞いた?噂の先生って撃たれたのにすぐに傷がふさがって大暴れしたらしいよ」
    アリモブB「見た目も特徴も全部あの騒がしい連中と同じだったってさ……じゃあ皇帝って本当に居るんじゃない?」
    元ミリタルム(やべぇ……天使様に銃向けちゃった……)←話を聞いてない

    アリウス自治区進攻中
    元ミリタルム「ひぃぃぃぃぃ!殺されるぅ!」
    アリモブA「あれって先生!?聞いていた通りすごい存在だ!」
    アリモブB「先陣でやってきた!?じゃあやっぱり皇帝っているんdうわらば」

    エデン条約編後
    アリモブA「皇帝陛下万歳!」
    アリモブB「皇帝陛下万歳!」
    アリモブC「皇帝陛下万歳!」
    アリモブD「アリウススクワッドはどこだ!皇帝陛下の素晴らしさを知らしめなければ!」
    元ミリタルム(生き残ったのはいいけどどうしてこうなった)
    皇帝分霊(あのカタコンベ内で一体何が……?)
    サクラコ「あの、シスターフッドの聖堂を勝手に占拠しないでください」

  • 153プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 12:16:18

    >>152

    ソロリタス「皇帝陛下を讃えよ!!」

    アリウス生徒勢「皇帝陛下万歳ッ!!」

    ベレン「皇帝陛下万歳ッ!」


    タイタス「貴様らか?」


    ワードベアラー「し、知らない!知らない!てかもう皇帝クソ喰らえうわラバ」

    タイタスの拳骨

  • 154ブラックバイパー候補者25/04/29(火) 12:20:21

    >>152

    ちょっと間違いがあった


    アリモブB「見た目も特徴も全部あの騒がしい連中と同じだったってさ……じゃあ皇帝って本当に居るんじゃない?」

    アリモブB「見た目も特徴も全部あの騒がしい連中が言っていたのと同じだったってさ……じゃあ皇帝って本当に居るんじゃない?」

  • 155プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 16:52:54

    タイタス先生が対策委員会編でアビドスへやってきてシロコと出会う描写は何かありますかね

    「弾薬不足の要請が何回も来てるから、早急に物資を運んだほうがいい」
    と軽トラに積めるだけの弾薬を積んで、シークレットレベルよろしく鎖で軽く引張りながらアビドスへ強行軍してるところを登校中のシロコと出会うタイタス先生概念

  • 156プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 17:26:46

    >>152

    ガードマンたちの「天使様」で思ったんだけど、タイタスの一連の開放劇見てたら、タイタス自身を崇め称えるアリウス生もでてきそうだな


    アリスク4人(恩義はあるけどタイタスをちゃんと公平に見てくれてる)


    ヴァニタス残党(タイタスを敵視)


    帝国正教会勢(皇帝万歳!)


    タイタスガチ勢(天からの使いタイタス先生万歳!)


    内乱が起きそう(小並)

  • 157プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 18:07:11

    >>156

    エデン条約編後、聖地巡礼の如くシャーレのタイタス先生に面会にやってくるタイタスガチ勢アリウス生徒


    アリウス生「天からの使いタイタス先生!我らの開放者タイタス先生を讃えよ!」

    タイタス「なぜこうなる?」


    ベレン「皆さん!確かにタイタス先生は天使ですが、その先生を使わされたのは皇帝陛下!あなた達が讃えねばならないのは皇帝陛下です!」


    タイタス「ベレン」


    ワードベアラー「騙されてはなりません!皇帝なんて人の親切を踏みにじるあんちくしょーです!あんなダサいゴシック趣味野郎より分かたれざる渾ドフ」

    タイタスチョップ

  • 158ブラックバイパー候補者25/04/29(火) 19:16:51

    しかし、ここまでくるとホントいろんな概念ができたな
    他のスレで紹介する時にそれを語るだけで大雑把に説明できるけど、傍から聞いたら分からないものだらけだ
    という訳でちょっとまとめてみた。抜けてるところはあるかも

    ・キヴォトスは渾沌の領域内にあってどこにも属さしていない
    ・キヴォトスは総主長たちの魂の故郷
    ・キヴォトスにやってきたマリーンやディーモン、ミリタルムなどはテクスチャに上書きされて生徒の姿になる
    ・総主長も生徒になっているが知られているのはサングィニウスのみ。ホルスは魂の一部がホシノに。マヌスはキヴォトスから出て行った。カーズはまだいるらしい
    ・キヴォトスにいるのはディーモンを除くと死者の魂が基本だが歪みの嵐に巻き込まれてやってくることもある
    ・上書きは暗黒の四大神ですら勝てないので迂闊に手を出せない
    ・人が踏み入らないエリアに40k世界のマシンや技術が眠っている
    ・エリドゥやシュマタ、アバンギャルド君には40k側の技術や使われてたり参考にされた部分がある
    ・パンちゃんは暗黒の遠未来でも通用するバケモノ
    ・TSCは拷問器具。グィリマンも苦しんだ
    ・帝国戦隊テンペトゥスファイブ
    ・ヘルブルートとリヴァイアサン型に組み込まれていた生徒は精神疾患持ち
    ・ウォーロード・アバンギャルド君
    ・氷海を水着で活動するエイミを二度見するスペースウルフ(この後同じことをする)
    ・平和な世界の常識を知らないのでたまに地雷を踏んでしまうタイタス先生
    ・晄輪大祭では凄まじい熱気で参加する元マリーンたちと元ケイオスマリーンたち
    ・フィールドワークしまくってるので体力が溢れる元メカニカス
    ・二重あごのサンダーウルフ
    ・タイタス「大豆に何か拷問でもしかけているのか?」
    ・真の虚しさとは虚しさすら感じないこと
    ・ロボ市民、ネクロンの成れの果て説
    ・アリウスで帝国正教が浸透して熱心な信奉者だらけになる←NEW!

  • 159タウ帝国指揮官候補生25/04/29(火) 19:26:45

    >>149

    皇帝陛下今回に関しては何もしてない・・・

    いやアロナ会長にタイタス紹介した疑惑あるな


    >>148

    >>152

    >>153

    >>156

    >>157

    ばにたす思考無くなったけど代わりに帝国正教狂 信 者に進化(悪化?)とかどっちのがマシなんだろうな

    ソロリタスや審問官も現在のアリウス生は人間タイプしかいないからすんなり受け入れるだろうし止める人がいない


    ᓀ‸ᓂ「いつの間にかサオリ達以外の仲間達が狂 信 者になってたんだが」


    皇帝分霊「(ストレスで発狂寸前)」

  • 160二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 21:07:00

    このレスは削除されています

  • 161プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 22:34:04

    すみません、今日の更新はお休みです
    いやそれがタイタス先生とシロコの出会いや会話を考えていたら
    「実はシロコはスペースウルフ戦団ひいてはレマン・ラスと密接に関係する「何か」を宿してる」というとんでもない概念にぶち当たって落ち着かないんです。

    もちろんアビドスはエジプト神話をモチーフにしており、北欧神話のスペースウルフとラスとは違うのは承知してますが

  • 162ブラックバイパー候補者25/04/29(火) 22:46:05

    アイデアをアウトプットするのはいいけど無理して全部組み込むというのはしなくてもいいと思う
    良いアイデアを思いついても「あー、今更これも盛っちゃうと破綻しちゃうな―」なんてあるし、あれもこれもやって設定がとっ散らかってしまいどうしようもない、なんてなったら創作の手が止まってしまうかもしれないし、できる範囲でいいとと思うよ

    それとホルスが率いていた兵団は元々ルナー『ウルフ』なんだよね。スペースウルフよりはこっちの方が違和感ないかも
    それにしてもホシノもホルスも狼と関わりがあるというのは何なんだろうね

  • 163二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 22:58:26

    このレスは削除されています

  • 164プライマークソードのサーヴィタ25/04/29(火) 23:09:24

    >>162

    あー!そうだった!ホルスと共に戦ってきた「ブラックレギオン」は「ルナ―ウルフ」の名前もあるんだった!!

    つまり「ホルスが大逆するまえのルナ―ウルフにまつわる何かをシロコは宿してる」

    こっちの方が整合性がとれるかも!ありがとうございます


    ホルスの欠片を宿す少女に在りし日に共に戦った戦団の名前を持つ少女がいるのはエモいですね・・・・・・

  • 165タウ帝国指揮官候補生25/04/29(火) 23:16:07

    ここまでスレで色々出てるのにまだホシノとホルスの共通点が出てくるのすごすぎる

  • 166二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 07:03:03
  • 167二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 16:39:29
  • 168プライマークソードのサーヴィタ25/04/30(水) 20:03:58

    >>143の続き


    トリニティ学園のとある部屋


    サングィニウス「!」

    紅茶を嗜むサングィニウスに鋭い直感が走る


    サングィニウス「わが子の一人が怒りに飲まれました。ナギサさんには急用により会議には出席できないと伝えて」


    BE生徒「は、ただちに手配します」


    腹心の一人が一礼し、部屋を退出する。


    サングィニウス(ナギサさんごめんなさい。私のことをどうも信じきれてないようで話し合いの場を設けたのですが、でもこれは私が残してしまった負の遺産ですの。彼女たちの怒りと悲しみを鎮めることはわたしの責務です)


    そのころ、ナギサはヒフミのアビドス救援の直訴を受けていた。彼女がティーパーティー直轄の砲兵隊を動かすかどうか考えていた時に、サングィニウス派閥の大勢がアビドスへ向けて出発の報告が届き、動転したのはいうまでもない

  • 169プライマークソードのサーヴィタ25/04/30(水) 20:37:37

    アビドスでの戦いは一方的といってよかった。

    「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!あっちもホルス!こっちもホルス!四方八方ホルス!このサングィニウスが相手になってやる!」

    黒き怒りに飲まれたケルストロスがカイザー部隊の真っ只中に突撃し、台風のごとく兵士たちをちぎっては投げ、ちぎっては投げていく。
    「や、やめろ!お、俺はホルスなんてやつじゃないし、そんな奴しってるわけじゃない!」
    懸命な命乞いをする兵士の頭をひっつかみ、ブンブンと振り回しほかの兵士にたたきつける

    EKND団の大きい猫()に乗った便利屋は縦横無尽に戦場を駆け巡る

    敵の塊の頭上を飛び越える瞬間にハルカが爆薬を落とし一網打尽にする

    瓦礫に隠れた兵士たちを、音を立てず側面に回り込み、カヨコが音もなく仕留めていく

    まるでロデオを楽しむかのように陽気に笑いながら、ムツキ猫の上で機関銃で逃げ腰の兵士たちを追い立てる

    カイザーのエセドレッドノートの弾幕を搔い潜る激しい機動のなか、アルは片手でスナイパーライフルを連射し一発も外すことなく兵士たちを仕留めていく

    反撃も戦線の維持もできずボロボロになっていくカイザーに、アビドス校のノノミとセリカ、ブラックレギオン生徒、カサエランのベレンともうヤケクソのウルファに戦線を押し上げられていく

  • 170プライマークソードのサーヴィタ25/04/30(水) 21:04:17

    「ひ、ひるむな!多勢に無勢だ!カイザーの怖さを思い知らせてやれ!」

    張りぼてドレッドノートに搭乗したカイザーPMC理事は怒声を浴びせるが、士気がどん底に下がった兵士たちは底が割れる一歩手前である

    その張りぼてドレッドノートのまえにシャーレの武装ヘリがホバリングする

    「なめるなぁぁぁぁ」

    怒りのままに理事はヘリを撃ち落とそうとするが

    「はーい、贈り物♪」

    ムツキがバックから沢山の爆弾をドレッドノートモドキの足元にばらまき大爆発を起こす
    態勢が大きくよろめいた直後、ヘリに搭載されたガトリング、ロケットランチャーが火を吹き、ドレッドノートのまがい物に集中砲火がさく裂する

    武装は小規模の誘爆をおこすか銃身が裂け、装甲はひしゃげ、ドレッドノートなら厚い棺桶に守られているコックピットにロケット弾が直撃する

    ヘリの攻撃が終わったとき、その無残な姿はドレッドノートと言うよりはヘルブルートのほうが合致していた

    「な、なめ」

    それでもなお、なけなしの気力をふりしぼろうとしたPMC理事に、アルが乗る猫がその屑鉄に飛びつき、理事の額にアルの銃口が向けられる

    乾いた銃声がカイザー敗走の合図となった

  • 171プライマークソードのサーヴィタ25/04/30(水) 21:21:34

    アビドス砂漠にあるカイザーの施設

    来訪者がまだ日が真上にある頃に入って以降、その重厚な扉は固く閉ざされており、それは太陽が水平線に隠れようとし、周囲が暗くなるまで変わらなかった。

    唐突にその扉が揺すれたかと思うと、勢いよく開かれ全身煤だらけの三人組が出てきた。

    「ん。先生約束したよね、ピンチになったら「俺に構わず逃げろ!」ってかっこよく逃がすって」

    シロコが不満げにタイタスに呟く

  • 172プライマークソードのサーヴィタ25/04/30(水) 21:24:01

    おあとがよろしいので今日はここまで

    シロコの「ルナ―ウルフ」関連は全面には出さず「隠し味」程度にとどめておきます

    ブラックバイパー候補者さんのアドバイスに感謝しきれません。ありがとうございます

  • 173ブラックバイパー候補者25/04/30(水) 23:04:42

    SS投稿乙だ、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    サングィニウス閣下、動く!でもタイミングが悪い。ブラッドエンジェルの総主長としては必要だけどすでに疑心に支配されつつあるナギサとの面会をドタキャンせざるを得ないとは。エデン条約編まで尾を引きそうだ
    そして怒りに飲まれたケルストロスは今はカイザー相手だけど終わった後が怖いね。公式設定とかでも黒き怒りに飲まれてから敵を殲滅後に味方に襲い掛かったなんてこともあるし、少なからず消耗したアビドス・便利屋勢力はサングィニウス到達まで抑えられるかな

    そういえばシロコって名前以外覚えていないという設定だったよな……。ルナーウルフのマリーンの生まれ変わりだとしても覚えていないから今の人格が形成されたのも原作通りになるんだな。でも記憶喪失でもホシノ(ホルス)に辿り着くあたり無意識にホルスの魂を感じ取っていたのかも

  • 174二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 07:54:38

    スナーウルフ
    砂狼…(ボソッ

  • 175二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 17:19:58

    そういえばハイランダー鉄道学園に所属していそうな勢力は何処になるのかな

  • 176プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 17:51:25

    >>175

    マリーンだとアイアンウォリアーかアイアンハンドかな


    アイアンハンド生徒「あー、列車と合体したい」


    アオバ「え、人生が嫌になったからって機械化による現実逃避だなんてバカみたいじゃないですか」

  • 177ブラックバイパー候補者25/05/01(木) 18:22:23

    >>175

    整備関係なら>>176と同じ、追加でメカニカスの面々かな

    でも運転なら大逆前エンペラーズチルドレンがあるかも。完璧さの追求で日本の鉄道ダイヤ並みに時間管理をきっちり行うというのはありそう

  • 178二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 18:25:54

    >>177

    整備の腕前はバッチリだけど、何やら仰々しいお経?を唱えたりマシンスピリットへの語りかけをしている姿から敬遠されるメカニカス


    当人たちはのびのびやらせて貰ってると思っているので特に気にしてない

  • 179プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 19:32:25

    >>171の続き


    「ふぇ〜、おじさん疲れたよ。シロコちゃん、おんぶしてぇ〜」

    とホシノが砂の上にへたり込む


    「ん、………わたしも疲れた」

    とシロコも急に猫背になり、気怠げに呟く。そのジト目はタイタスを見ていた


    「なんだホシノを背負って運べというのか?」

    呆れ気味にタイタスは言う


    「えー、おじさん先生に襲われそうになったんだよ?美少女の私がまた油断してるところを先生が」


    「俺がお前に刃を向けたのは、お前が宿すホルスのだな!」

    「そのホルスってなに?」

    言い募ろうとしたタイタスにシロコは鋭く質問する

    その途端、タイタスは口を噤む

  • 180プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 19:49:48

    「先生、さっき言ったよね。シャーレの先生として私達を守り導く、先生を全力でやるって。でも私は先生を信じられない。ホシノ先輩がホルスと何か関係あるようだったけど、そもそもホルスは何者なの?なんで先生はホルスに怒るの?」

    「……………」

    「先生、答えて。それが先生を信じる条件!」

    いつの間にか、シロコがタイタスに向ける視線はジト目から、相手を見極めようとする真剣な目に変わっていた

    タイタスは沈黙を続けたが、やがて
    「シロコとホシノ、これはお前達だけに話す秘密だ。もしこの話が知られれば、俺達マリーンの誇りだけじゃない。ホシノひいてはアビドスに危険が及ぶ」
    と決意と覚悟を持って口を開いた

  • 181プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 20:32:20

    かつてタイタスの世界の人類は、銀河各地に散らばりゼノ(異種族)の侵略や人類同士の争い、高度なAIによる反乱により滅亡の道を進んでいた。

    誰もが先の見えない闇の中でただ絶望の際悩まされていた時、一人の男が現れた。
    彼は人類発祥の星地球を平定し、俺達を生み出し悪しき敵と戦う力を授けてくれた。

    それが皇帝

    皇帝には息子たちがおり、彼らと共に銀河に散らばる人類をまとめ上げ、ゼノを一蹴し人類が一つになる帝国を生み出し、ついに人類に明日を生きる希望を授けた

    皇帝が治める帝国によって、人類は平和を感受できるはずだった

    ところがある日、皇帝の息子が反旗を翻した

    その息子の名は ホルス。大征戦で赫灼たる活躍をした名将であり、皇帝の第一の忠臣であり、そして皇帝にとってかけがえのない友人であり、俺達が目指すべき理想のアスタルテスだった

    ホルスの反乱は皇帝の兄弟達、ひいては帝国を二分した

    目を覆いたくなる内戦の末、皇帝はホルスを討ち取った
    だが皇帝自身も重症を覆い、黄金の玉座でその命を繋がれてる状態だ
    そして帝国は明日の希望を失った

    帝国を守る使命を背負ったスペースマリーン自身が、帝国の希望を潰したのだ

    それは俺達の消せぬ恥だった

  • 182プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 20:55:06

    「ホルスの影響は今も帝国を蝕んでいる。ホシノに宿るホルスを知った時、俺は帝国の人間、ひいては忠誠を誓ったアスタルテスとして…………ホシノに刃を向けた」

    タイタスの告白をシロコとホシノは黙って聞いていた

    「俺に言えるのはそれぐらいだ」
    語り難き話をする疲労を感じながらタイタスは語りを止めた

    「シロコ、ホシノが俺を信じないのは正当だ。俺達の世界の理をこっちに持ち込んでしまったんだ。これからも信じられないなら」

    「ん。信じる」
    シロコは即答した

  • 183プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 21:12:03

    「おい話を聞いていたのか?俺は」

    「確かに先生は先輩を傷つけようとした。でも考え抜いてしなかった、そして先輩を助けてくれた。私の信じたい思いに応えてくれた。なら私も先生を信じる」

    今や太陽は沈み暗くなるなか、月明かりに照らされながらホシノは決意の目を持ってタイタスを見つめる

    「いや〜。危うく先生に傷物にされかけたけど、それは私が美少女だから仕方ないよねーウンウン。今回はシロコちゃんに免じて許してあげる」
    ホシノがおちゃらけながら、タイタスに言う

    「わかってるのか?もしホシノに宿るホルスが覚醒すれば俺は躊躇はしないぞ?」

    「ん。先輩は大丈夫、だって」

    「だって?」

    「先輩は鼻にティッシュを詰めたことはあってけど、鼻チューブはしたことはないから」
    シロコは自信満々にサムズアップをした

  • 184プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 21:22:05

    その直後、シロコの携帯が鳴る

    「ん、ノノミから」

    すかさずシロコは携帯を開く

    「シロコちゃん聞こえる!?」
    「ん。」

    「あ〜良かった。心配したんだよ!怪我はない?」
    「問題なし、先生もホシノ先輩も大丈夫」

    「みんな無事なのね!じゃ、じゃあ急いで迎えに行くわ場所を教えて!」

    「ん、………ここどこだろ?」
    困ったかのようにシロコは首を傾げる

  • 185プライマークソードのサーヴィタ25/05/01(木) 21:27:05

    ウルファ「だ、大丈夫、大丈夫だからいい子〜いい子グフ!」

    ベレン「縄じゃダメだ!誰か鎖を持ってこ、イタタタ噛むな!」

    ダリウス「ケルストロスのことは………俺達に任せていいから………先生達をむかえに………行ってくれ」

    セリカ「ち、ちょっと!頭から血が吹き出してるんだけど!?」


    おあとがよろしいので今日はここまで

  • 186ブラックバイパー候補者25/05/01(木) 22:00:35

    SS投稿ありがとう、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ!

    とうとうホシノとシロコがホルスを知ったか。でもこれでタイタスが殺意を向けた理由も納得できたし、生徒を思った選択を選んだこともあって信用してくれそうだ。ホシノは信用できないから一応レベルだろうけど

    ケレストロスの方はなんか、カイザーを相手にしていた時に比べれば丸く……丸く?いや穏当に?とにかく抑えられているのか暴れてないからまだ大丈夫そうだ……でもちょっと流血沙汰になっている
    あとノノミってこんな話し方をしたっけ?ストーリーを全部見ているわけじゃないからこっちの勘違いもあると思っているから、そこまで気にしないでね

  • 187タウ帝国指揮官候補生25/05/01(木) 22:50:58

    SS投稿感謝致します、ブラザー・プライマークソードのサーヴィタ

    ついにホルスについて説明をしたか・・・
    まぁあれだけ色々したなら説明しなきゃいけないわな

    ケレストロスの方は相変わらず予断を許さない状況だけど総主長が状況を察知したしもう暫くの辛抱だね

  • 188ブラックバイパー候補者25/05/02(金) 00:09:50

    今更ですけど>>158で出した概念もスレまとめのページに入れておきますか?

    上から8個目までは共通設定、それ以下は生まれたトンチキ概念という区分を作る感じで

  • 189二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 10:02:01

    保守の祈祷を実行します

  • 190二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 17:01:27

    >>166

    40k由来の技術がミレニアム以外にも広まってた場合こんな感じになってたりして

    にしてもターミネーターミカが凄く似合ってる気がする

  • 191プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 19:00:31

    >>185の続き


    「はい、現在地の送信完了しました」

    「機械精霊アロナ、感謝し」


    「生徒からの要望です。これからはアロナとフレンドリーに呼んでください、機械精霊は飛ばす!」

    「アロナ、感謝する」


    タブレットに話かけるタイタスに、「あっちの機械の扱いはどうなってるんだ?」とシロコとホシノは怪訝な表情をする


    「とりあえず、ここに待機していればアビドスからヘリで迎えがくる」

    「ん。わかった」

    「オッケー、それじゃあ焚き木でも」


    「ここは敵地だ。迂闊に火をたけばカイザーに居場所を悟られる」

    「うへぇ~」

    ホシノの提案をタイタスは一蹴する


    しばらく沈黙が続いたが、ふとシロコがタイタスに問いかけた


    「ん、先生。そういえば知性が~て言ってたけど、先生普段はあんな言い回ししないから誰かから教わったの?」

    「知性を規則という牢獄に閉じ込めてはならない。戦団長カルガー閣下の言葉だ」


    「その人は先生の先生?」

    「ふむ、先生というよりは・・・・・・委員長だな。ウルトラマリーン戦団を束ねる委員長で先生はグィリマン閣下だ」

    「ん。ということは先生はウルトラマリーン委員会の生徒?」

    「そんなところだ」

  • 192プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 19:21:09

    「それじゃ~、ウルトラ委員会以外にも色んな委員会があるの?」
    「まぁそんなところだ。この前、ゲヘナの風紀委員会にいたのはインペリアル・フィスト、ヴァルキューレのオオカミを飼いならしていたのはスペース・ウルフだ」

    「へー、ちなみにホルスちゃんと一緒の不良生徒はどこだったの?」
    「ブラック・レギオン、もしくはサンズ・オブ・ホルス、ルナーウルフ、奴らは幾度も名前を変えた」

    「ん?ブラック・レギオンて学校にいたスケ番が名乗っていた」
    「あぁそうだ・・・・・・そうかだからアビドスに」

    タイタスは納得したかのように、ホシノを見た

    「・・・・・・あの子たちが私たちを支えてくれたのは、このホルスの欠片があったから。ユメ先輩も見つけてくれた・・・・・・私の浅はかな言葉でバスジャックなんて事件をおこした」
    儚げな表情を浮かべながらホシノは胸に手を添える。その心の奥底に眠るものをタイタスは読み取れなかった
    「ん。これからはホシノ先輩の名で銀行強盗を手伝ってもら」
    「シロコ、ふざけたことをいうんじゃない!」
    シロコの冗談とも本気ともつかない計画にタイタスは本気で叱る

    すこし周りのきがゆるんだが、そこへアロナの急報が入った
    「先生!カイザーの増援がこっちの施設に向かってます!数は20、車両はすこしです」

  • 193プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 19:50:50

    「カイザーが来る」
    タイタスはデーターパッドをシロコとホシノに見えるようかざした

    「ん、敵は20人ほど、三人で協力すれば」
    「いや、ホシノはとらわれて疲弊してる。シロコは弾切れだ。ここは俺一人でいく」
    シロコの言葉を遮り、タイタスは即答する

    「先生!」
    「二人はここで見つからないよう隠れてろ」

    「気にしてる?生徒からの信頼を?」
    「機械の兵士20人なら俺一人で十分だ。信頼はこれが終わったら一から築き上げていく」
    ホシノの問いかけにタイタスはサラリと述べた

  • 194プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 19:51:15

    慣れた流れでヘルメットをかぶり赤目が光る
    「すぐ戻る」

    タイタスはボルトガンを持ちナイフを構え、ホシノとシロコを背に重厚な音を響かせながら歩んでいく
    アスタルテスとは正面から向き合えば恐怖と畏れを抱かせるが、その背は頼もしさと力強さを魅せる。シロコとホシノはその姿をジッと見つめる

    その時、一風の砂塵が舞い、シロコとホシノとタイタスの間を遮る。二人は目をつむる
    「んッ!」

    シロコが少し目を開けたのは偶々だった。
    (え?)

    目を向けた先にいる筈のタイタスはいなかった。

    そこには仰ぎ見るほどの巨人も、鮮やかな紫みの青色で彩られたアーマーもなかった

    ただ、シロコより幼い小さな子供がいた。

    そのこどもは身丈に合わぬ、大振りの大剣を引きずりながら歩んでいき、やがて闇に消えた

    「今の・・・・・・」
    シロコは説明がつかない不思議なものを見た気がした

    ほどなくそれほど遠くない場所から、爆発音と悲鳴が砂漠に響いた

  • 195プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 20:01:44

    ベレン「いだだだだだだッ!!頭を齧るな!」

    ウルファ「ヨッシ!後ろを取ったぞ。今のうちワイヤーで、あ、背負い投げはやめグハァ!」


    アル「ちょ、ちょっと!あなた顔が血だらけで顔色も悪いわよ!?大丈夫なの!?」

    ダリウス「しん・・・・・ぱいない・・・・・ところで・・・・あなたが連れてる、ちっこいの」

    ハルカ「え、え、な、な、なんですか!?卑しい私がど、どうしましたか!?」

    ダリウス「やっぱ、ウォッチャーだな・・・・・・・あんた・・・・・すごいよ。いつか・・・・大成する・・・よ」

    バタン

    アル「えぇぇぇえ倒れちゃった!?そんな遺言みたいな誉め言葉うれしくもなんともないわよ!?誰か救急箱を!?」

  • 196プライマークソードのサーヴィタ25/05/02(金) 20:09:14

    おあとがよろしいので今日はここまで


    えぇ、脳を焼かれてます。「恐れを知らぬ子供」に

    解釈ちがいならすみません


    次スレ立てました。感想はそちらがよろしいと思います

    【クロス】シャーレの先生:デメトリアン・タイタス 11th Company|あにまん掲示板暗黒世界から平穏も休息も赦しもあるキヴォトスへやってきた魂たちの物語前スレhttps://bbs.animanch.com/board/4854679/bbs.animanch.com
  • 197二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 20:46:57

    11100101 10011111 10001011 11100011 10000010 10000001
    (バイナリ語翻訳:埋め)

  • 198二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 23:32:28

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