好きなサーヴァントの逸話を語り合うスレ

  • 1二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:00:07

    型月で採用されている逸話でも、採用されていない逸話でもOK
    格好いい、かわいい、カオス、昔の人は何を考えてこの逸話を作ったんだ…?などなど、好きに語り合える場所として使いたいです。
    スレ画はマテリアルを漁ってる可愛い俺たちの後輩

  • 2二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:06:41

    カエサルの海賊に誘拐された時の逸話

    海賊に捕まったカエサルは身代金に当時の成人男性として順当な値段をつけようとする海賊達に対して、自らの価値はそんなものではない、と憤慨し身代金を大いに釣り上げた。
    海賊達はカエサルが有力者(やその子息)であると考え、他の捕囚よりも圧倒的に良い待遇を与えた上で、カエサルの弁舌によってすっかり海賊達と仲良くなりゲームなどもした。
    解放されたらお前達全員縛首だと言って、冗談としてバカウケしたほどの仲良しだったが、とある提督が莫大な身代金にどれほどの男かと興味を示し莫大な値段でカエサルを買い取った後、その提督の下躍進したカエサルは海賊全員を捕まえ言葉通り処刑した。

    カエサルの化け物具合が垣間見える逸話、海賊に捕まる絶体絶命のピンチから出世街道までよじ登る弁舌の化け物ですわ

  • 3二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:31:26

    「源氏供養」という源氏物語の供養をしていると紫式部の霊が現れ彼女が観音菩薩の化身と発覚する内容の能楽を7回も自ら舞い、源氏物語自体も書写するほど好きだったサル

  • 4二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:43:40

    >>3

    猿はそういうことする

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 09:50:14

    九州討伐で茶会が催された際名物の茶碗が公開されたが秀吉の怒りを買い謹慎していた大谷吉継だけは見られなかった
    そこで石田三成は名物の茶碗を見られない大谷の為に謹慎していた香椎から姪浜へ大谷を連れてきて興徳寺に宿泊させ宿泊先に茶碗を持ってきて大谷に見せてあげた

  • 6二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:10:46

    三成、話を漁るほど友達としては得難い人物なのが見えてくるし、トップの補佐としては本当に心強い人なのも見えていいよね。
    リーダーには致命的に向かないし、本人もそんな野心は無かったと思うのが本当に惜しい訳だけど

  • 7二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:10:47

    社長のこれマジで好き
    久坂への…久坂への湿度が高い…!!
    【文章の意訳】
    玄瑞君、お手紙を下さらないのは少しばかり不満です。
    お世辞を言うつもりはないのですが私にとってのあなたは、とても自分が及ぶことが出来ない人です。
    また同時に、頼れる人だとも前々から心底思っていていずれ義兄弟の契りを結びたいと思っている程です。
    これまでこうしたお世辞を直接口に出して言うことはなかったのですが……
    実のところ江戸での勉強は面白くなく天下や藩のことについてあれこれ考えてる時には
    つい君の顔が浮かんできます。

    【文章の意訳】
    杉さんへ、7月13日のお手紙を読ませていただきました。
    おっしゃるとおり、あっという間に世の中が変わり、聞いたところでは京都で戦争があったそうです。
    (中略)
    噂では久坂玄瑞君や宍戸九郎兵衛翁が忠義のために死んだということですが、いかなることでしょうか。
    あれこれうその多い世の中ですので疑わしく思っています。このごろは毎夜、玄瑞君を夢に見るぐらい心配しております。
    どうか実際のところをご存知であれば、少しでも早くお知らせくださいますよう、ひたすらお願い申し上げます。

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:12:22

    >>7

    社長は、

    別居中の奥さんと同棲中の愛人が鉢合わせしたときは困り果てて桂小五郎(木戸孝允)に泣きついていた話も好き

    奥さんと愛人がなぜか仲良かった話も好き

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:20:20

    神話勢から一つ
    セタンタのクルージンの出典として挙げられている「ロスナリーの戦い」であるが実はこの話の主役はクー・フーリンではない、というかポジションとしてはゲスト出演。
    兄貴の仕えている王様が兄貴が孤独に戦った戦の後にお怒りからコノートを攻めた戦争を描いたお話であり、赤枝の騎士No2であるコナルが主軸となって活躍してなんとか勝利を収める。
    兄貴は最後に遅れて登場して、コナルの猛攻を耐え凌いだ最強の敵ボスを一瞬で片付ける役である。
    敵ボスと兄貴の間には軍勢が壁となっていたが槍を投げて敵ボスの心臓を貫いた後、相手が崩れ落ちるよりも前に敵軍をすり抜けて相手に接敵してクルージンで首チョンパするとかいうセタンタのモーションに似てる動きをしている。
    結構マイナー…というか近年まで日本語訳されてなかった筈の逸話なので、採用されて驚いた記憶

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:44:28

    オジマン、新首都ペル・ラムセスを建設。新首都は大変立派なものだったがなんと立地が悪く案の定洪水でやられる羽目に

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 10:50:08

    あにまんじゃ散々語られたけどアルジュナの毛穴が喋るやつ

  • 12二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:11:50

    ある時、天神(菅原道真)が都で暴れ回り雷を落としたため怪我人が出た
    篁パパは暴れ回っている天神に対し「一字千金とはどういう意味か?」と問い掛けた
    すると天神は家の中に千金を投げ入れた
    続いて篁パパは「三世の契りとはどういう意味か?」と問い掛けた
    すると天神は姿を表し光を放った
    それ以降篁パパの1km圏内に雷鳴が鳴り響くことは無かったという

  • 13二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:20:46

    >>12

    か、解説を、解説を願う…!何をしたんじゃ篁パパは…!?

  • 14二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:36:05

    >>13

    知恵比べだね

    千金は分かりやすく現物を出して価値を示した

    三世契は過去・現在・未来の三世にわたる因縁・契り、すぐに形として現れるほど強い縁を指すため稲光で示した

    天神はやりとりで賢者がいるのを見抜いたから篁パパに害を与えず1km圏内で雷鳴がしなくなった

  • 15二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:44:56

    >>14

    なーるほど、知恵比べで祟り神の被害を静めた逸話というわけね、分かってたけどほんま只者じゃないな

    解説ありがとうございます!

  • 16二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 11:49:22

    手紙が業務連絡の多い晴信だが若い頃部下に「もぅマヂ無理。小山田信有と義兄(穴山信友)マジ言うこと聞かない」と愚痴を綴った手紙を出している

  • 17二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 13:00:17

    義父(道三)に他宛の手紙で「俺の娘婿は若造でまだ至らない点もあるが未永くつきあってやっかほしい」と書かれたノッブ

  • 18二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 13:12:44

    日本人、記録魔な側面があるからかほんま資料が多く残ってるな…
    大昔の資料から彗星が接近した時期が詳細に割り出せたとかあったな…

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:01:08

    リチャードの逸話から一つ。
    監禁から解放されてフィリップと戦争していた時、偶然入った教会で燭台諸々が全く無い事に気付いたリチャードが「何故燭台が無いのか?フィリップに徴収されたのか?」と尋ねると、「貴方の身代金を払う為に献上しました。ここらの教会はみんなそうです」と返されたエピソード。
    当時のリチャードの人気が伺える

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:08:58

    フィレンツェに帰れずに亡くなったダンテは最期の地ラヴェンナに埋葬された
    死後ダンテの名声が高まるとフィレンツェ政府はラヴェンナにダンテの遺体をフィレンツェに返還するよう要求。しかしラヴェンナ側はこの要求を突っぱねた
    渡せ、渡さないで長年揉めてるうちにフィレンツェ出身の法王レオ10世はフィレンツェ政府に「ダンテの遺体を故郷に戻して良いよ」と許可を出した
    ところがラヴェンナからしたらそれはおもしろくない。なにせ「詩聖終焉の地」で有名だったのにそこからダンテの遺体を戻すと言うのだ
    そこでフィレンツェから遺体引き取りの使者が来る前に棺に横穴を開けてダンテの遺体を取り出し隠してしまった
    遺体が無いのではどうしようも出来ない、フィレンツェの使者は手ぶらのまま帰らざるおえなかった
    そんなわけでダンテの遺体は今もラヴェンナにある

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:33:34

    本能寺の変のあと豊臣方へ着く決断をした森君には一つ懸念があった
    それは秀吉と仲が悪い織田信孝の居城である岐阜城にて末弟である仙千代が人質に取られていることである
    本能寺の変にて蘭丸、坊丸、力丸が死んだために兄弟は残すところ仙千代のみになっていた
    森君は岐阜城から救出するために、部下数名を伴って城内の仙千代の居所に潜入させ、屋敷の外に連れ出すと、あらかじめ用意した崖の下の布団に突き落とし、岐阜城より脱出させた
    その崖は10〜30メートル近かったと言われている(兼山記より)

  • 22二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:42:03

    無辜の怪物的にアマデウスとの不仲説がよく囁かれたサリエリ先生
    実際のところは音楽界でも有数のぐう聖かつ現代の音楽史の歴史に欠かせない偉大な人物である。
    アマデウスとの関係は政治的な対立もあって一時期険悪な時代もあったが、お互いしっかりと知り合った後はむしろめちゃくちゃ良好、アマデウスが「パパ」呼びするほどであり、彼の遺児をサリエリ先生が後見者してる辺りからもどれほど親交が深かったかも伺える。
    かつ、本人がうまい具合にパトロンを確保して良い感じの地位に行けたので、困窮する他の音楽家達の現状に心を痛めて音楽大学の前身になる学校の設立や推薦状などで支援を惜しまず行い、後の音楽世界の発展の礎となった。
    そんな偉大かつ慈悲深い人物が無辜の怪物であの惨状なのでほんま可哀想な人物である

  • 23二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:51:27

    >>14

    知恵比べは知恵比べでもどちらの格も落とさないのがいいな

  • 24二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:02:14

    わし様を祀っているお寺が今もわし様名義で固定資産税払ってるのがなんか好きなんだよね

    さすが金満王子

    This Kerala Temple Is Dedicated To Mahabharata's Most Hated Character DuryodhanaKerala has a temple dedicated to Mahabharata's villian Duryodhana. This temple has no idol or temple tower.curlytales.com
  • 25二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 16:54:33

    ランスロットが放浪中、一瞬城に帰ってきたらちょうど馬上槍試合トーナメントが開かれていたので、兜を被って正体を隠したまま参加し優勝した
    優勝賞品が与えられるはずだったが、それを王から受け取るには礼儀上兜を脱がねばならないので、賞品を辞退して去った
    その後正式に帰還したらガウェインに「こんな超強い謎の騎士がいてしかも賞品は受け取らない高潔な人でマジでかっこいい」みたいな話聞かされてておもろい

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:03:42

    逸話と言って良いか分からんが婦長

    「石鹸は神様が私たちのために作って下さったんですよフフッ」ってユーモアの溢れる手紙を書いた
    相当な猫好きで姉の描いた小説に対して「めっちゃ面白いけど何で作中で猫ちゃん死なせたの…」と発言
    お酒は適量なら体に良いとして、戦友に高級ワインを贈った

    苛烈ではあるけど同時に可愛らしさのある人でもあるとわかる

  • 27二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:10:45

    黒髭はヤベー逸話多いし冷酷で残忍な海賊に違いはないんだけど、意外と約束は守ったりするのよね。抵抗せずに積み荷を置いていけば命は取らなかったって話は結構有名
    後港を占拠しておいて、要求したのが少しの医薬品だったのよね。で、これ黒髭が指定した期限までに間に合わなかったんだけど、事情を話したら延長してくれて、ちゃんと持ってきたら港を開放してくれたんだとか

  • 28二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:15:12

    >>26

    かなり有名だけどクリミア熱にかかって人生の半分以上をベットの上で過ごし改革を行なった


    流石に晩年は曖昧な状態もあったんだが会いに来た人間の「逸話」を聞けば「あぁあの人ね思い出したわ」って言ったとのこと

    婦長自身も相当な偉人だけど、周りの人間がみんな逸話持ちなのも凄いわ

  • 29二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:15:57

    >>26

    婦長だと、医療物資の入った木箱を開ける許可を求めたら「委員会の許可がないと開けられない(委員会の開催は3週間後)」って言われたからその場で木箱を叩き割って「開いたじゃないですか」ってそのまま医療物資を持って行った逸話が好き。

    ちなみに叩き割った得物は「斧説」と「素手説」があるらしい。

  • 30二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:18:46

    >>22

    調べるとサリエリ先生の関係者も軒並み歴史に名を残すビッグネームの音楽家ばっかりなのも驚くわ

    ベートーヴェン、リスト、シューベルト、ハイドンと学校の音楽室に写真が飾られるレベルの人たちばっかり

  • 31二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:24:27

    こんな多種多様にイカレた話が一人の人物のものとは思えない
    思うに、コーンウォールには複数の“トリスタン”がいるんじゃないか?

    『ギロン・ル・クルトワ』にて、ダグネ(ダゴネット)卿の主張


    なおアーサー王は微笑んで「実際会いに行ってみるといいよ」と薦めた

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:26:27

    晴信の幼少期(勝千代)化け狸を斬った話


    十二歳の秋の夕暮れ、トイレへ行こうと思った勝千代くんを呼びかける声が聞こえてくる。

    人影が見当たらないが、耳をすませば、どうやら木馬が喋っているらしい。

    「お前は日ごろ軍学書ばっかり読んでるが、軍術と剣術どっちが大事なんだ?」

    勝千代は迷わず

    「両方だ」

    と答え、木馬を斬ってしまう。

    その後勝千代は無事にトイレに向かったが、後に家来が縁の下に、大きな狸の死骸を見つけたという。


    出典・真偽はともかく、この浮世絵(新形三十六怪撰 武田勝千代月夜に老狸を撃の図)がめちゃくちゃ迫力あるし綺麗で好きなんだ。

    国立国会図書館デジタルコレクションdl.ndl.go.jp
  • 33二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:37:18

    宮本伊織の感心した逸話を一つ、どこまで本当かはちょっと不明なのは逸話の妙という事で
    宮本伊織はたいそう要領が良い人物で、武蔵の養子から筆頭家老まで大躍進した人物であるが、彼の大好物は豆腐であるという。酒宴でも豆腐を出されるととても喜び、その噂が広まると彼の歓待にはもっぱら豆腐が使われた。
    ……のだが、実は伊織は豆腐が大好きという訳ではなく、豆腐が当時安すぎず高すぎず歓待として差し出すのにちょうど良い料理である事から、これが大好き=歓待しやすい人物という事でそう振る舞ったのだと晩年にこっそりと側仕えに教えたとか。
    あくまで伝聞であり、どこまで本当かは謎に包まれているが、わずか一世代で大躍進した人物の対人兵法としては、大いに納得できる箇所である

  • 34二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:53:19

    バーソロミューの海賊に襲われたって証明の為に被害者に頼まれて領収書を書いてあげたってやつ

  • 35二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:07:07

    上杉謙信の何もかも嫌になって高野山に出家した話大好き

  • 36二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:27:58

    源氏四天王が病気で倒れた頼光さんが鬼に襲われないように寝ずの番をしていたのに、怪談話でめっちゃ盛り上がった結果鬼の侵入を許した話が好き、怪談話でめっちゃ盛り上がる金時と綱さんがどう考えても可愛い

  • 37二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:30:19

    >>36

    それちょうど書こうとしてた、俺も好き

    あとで全員正座させられて説教食らってそう

  • 38二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:41:54

    イアソンはアルゴー号の航海出発の際、ギリシャ最大の英雄であるヘラクレスを船長にするのがいいと推薦したが
    ヘラクレスが「君が言い出した航海なんだから、君が船長をやるべきだよ」と言ったので自ら船長になった

  • 39二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:55:35

    ヘラクレスの逸話で一番好きなのはこれかなぁ
    荷馬車を運転したいた男性がうっかり溝に嵌ってしまってどうしても動かせなくなったから死後神になったヘラクレスの怪力による助力を願って祈りを捧げると、神になったヘラクレスが現れる
    ヘラクレスは男性に、先ずは己自身の力で全力を尽くして試した後に、それでもできなければ私が馬車を動かそうと言って、男性はその言葉にしたがって全力で馬車を持ち上げようと頑張った。
    結果、馬車は男性自身の手で戻す事ができて、振り返るともうヘラクレスはいなかった。
    ギリシャ神話を通して、一貫して人の味方をしてくれる英雄。逸話が多い分粗暴な話もあったりするけど、この根底は決して揺らがないから好きなんだ

  • 40二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 20:11:49

    大好きな定子様に「ぜひ見なさい」と言われたけど地獄絵の屏風が怖くて見れなくて部屋に隠れて丸まってたなぎこさん

  • 41二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 20:14:34

    テセウスが友達と一緒にペルセポネを攫おうとして忘却の椅子に座らせられた話好き
    ヘラクレスが「こいつ知り合いなんで助けていいっすか」って執り成してもらって帰れたけど尻の肉の一部が椅子にくっついたままだったりアテナイ奪われたり友達放置されたりと情けなくて好き

  • 42二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 20:18:33

    バーソロミューの海賊稼業について聞いてきた2人にあれこれ世話焼いて物資渡して最後には頑張ってねしてお別れしたやつ

  • 43二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 20:41:41
  • 44二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:15:00

    九州から東北まで文字通り日本中を平定して周り各地に地名や物事の由来を残したヤマトタケル
    その足跡の広さと斬り伏せた王や神々の多さが日本神話の大英雄足らしめてはいるけど、同時に当然として故郷で休まる事などできないわけですね
    (サムレムでマスターだった宮本伊織と出生地がほど近いという偶然のような運命のような類似点もあるけども、この場合の故郷は大和とします)
    一説には最古の辞世の句と言われているのがヤマトタケルの残した句であるとされてるんだ
    『大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し麗し』
    ザックリ“大和は国の中で本当にすばらしい、幾重にも青い垣根のような山々に囲まれし所、麗しの大和よ”のような意味の句です
    強くて強くてそれ故に父にも恐れられて生涯をほぼ死地で過ごしているんだけど
    剣の強さと逆に「父は私に死んで欲しいのだろうか」と涙を流したりと、数々の勝利の後大和への帰途死んだのも合わさり、大和への郷愁が恐れられても父の元に帰りたいという心も合わさっているように思えてなんとも言えない感情になるのです

    ちなみに型月のタケルにもある一文として、死後は白鳥として魂が飛び去ったというものもあるんですが、古今東西世界中で魂が鳥になるという描写が多いのは面白い
    天は空にある、魂は昇るものという無意識のパブリックイメージが太古からあるんだろうか
    でも白鳥のタケルはまっすぐに天に昇ったわけではなくて寄り道とかしてて3か所に墓があり合わせて白鳥三陵とされてます
    大和以外にもあちこち寄り道しちゃってるのもなんからしくて好き

  • 45二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:17:24

    港に着いて部下たちは酒飲んだり女の子と遊んでるのに自分は海に残り武器とか船の手入れをしてたっていうバーソロミュー船長。
    女っ気が無く髭も生えてなかった為長身の女性説まであったとか。こんな逸話があってよく男で実装されたなって思う。

  • 46二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:44:52

    >>39

    ヘラクレスだとオムパレーの話も好き

    いつものヘラの狂気で友人の子供を殺してしまったヘラクレスは、償いのために奴隷として身売りすることになった

    オムパレーという女王に買われたヘラクレスは女装して糸紡ぎの仕事をさせられた

    そしてオムパレーの領地が襲われた時、本来の武勇を発揮してこれを守ったのでオムパレーとの間に3人の子供をなしたと言われている


    西洋画家に人気のネタだったらしく、女性に囲まれて女装させられるヘラクレスやタンバリン片手にオムパレーの前でおどけるヘラクレスなど面白い絵がたくさん描かれている

    特に好きなのは真剣な顔で糸を紡ぐヘラクレスとそれをやたらムカつく顔で見守るオムパレーとクピドのこの絵

  • 47二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:47:03

    戯曲シラノ・ド・ベルジュラックにて

    クリスチャンを探しに訪れた青年隊で、詩の朗読してたら鼻をディスる合いの手を入れられてキレるシラノ、その後ディスってきた青年がお目当てのクリスチャンと知ると「ロクサーヌもお前のこと好きなんだよ、お前らの仲を取り持ってやる」という話に持っていけて抱擁を交わす二人
    モブ隊士「シラノの鼻バカにしたってのに仲良くなってやがる…俺らも言って平気なのかな?」
    意気揚々とディスりに行ったモブ隊士は強烈なビンタを食らった

  • 48二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 21:51:30

    アシュヴァッターマンの幼少期の話
    幼い頃は貧乏で牛乳を飲んだことがなく、
    他の子供が牛乳を飲むのを見て自分も飲みたいと泣きだした。
    そして近所の子供に牛乳だと渡された水溶き米粉汁を飲んで、「ぼくも牛乳を飲んだ!」と無邪気にはしゃいだ。
    周りの子供たちはそれを笑って見ていた。

    バレイベでは牛乳を持ってきてホットミルクチョコを作ってくれるぞ!

  • 49二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:02:26

    Fateでも生前女性を害した事はないと言っていたクー・フーリン兄貴だが、実は非武装の相手も勤めて傷つけなかった
    牛争い序盤の最中、とある王族戦士の部下が兄貴の探索を命じられて捜索するも見つからずに焚き火をやろうとして木の調達に苦慮していた。そこに兄貴がどしたー?とやってきて、御者は兄貴が髭のない若い男(ケルトの戦士は髭モジャで一人前とされる)なのでクー・フーリンと気付かずに接し、兄貴は御者に対して指で丸太を整えて御者に渡した。
    指先一つで魔法みたいに丸太を作った兄貴に御者は正体に気付いてオワタ……と絶望するが、兄貴はいや俺は非武装の相手は傷つけないと言って御者に傷一つつけなかった。
    尚御者が主人の元に戻ると主人である王族戦士は兄貴によって殺されていた模様、なぁ兄貴、この逸話ホラーだよ……

  • 50二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:14:44

    兄貴だと、フェルグスの保護下にいた若造との話も好きだな。無礼で兄貴に舐めた態度を取ったのに、兄貴は「フェルグスに免じて殺さない」と3度警告した。その時に
    ①敵の足元の地面を切り裂いた
    ②相手の脇の下にある鎧の紐だけを切った
    ③1振りで髪の毛を切り落としたが、相手は無傷
    という神業を剣でやった
    なお、それでも逃げないので、兄貴に瞬殺された模様

  • 51二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:37:46

    ヘラクレスのケツが黒いやつ
    これきっかけで聖杯入れた

  • 52二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:46:56

    >>51

    それだけで分かる人少ないよ!!!?

    ヘラクレスが野宿してると強盗二人が襲ってきてな、まぁヘラクレスは最強なのでこの強盗二人をボコして縛り上げた訳だが、縛った二人を抱えて下山してたら二人が爆笑をはじめる

    何が面白いんやと問い詰めると、実は神託でケツの黒い男は絶対に襲うなと言われていて、今見たら貴方のケツが真っ黒だったから面白くてェ、とか言われたヘラクレス、うっそぉ、俺のケツそんな黒いのぉ!?とツボに入ってしまい、気をよくして強盗達を解放した逸話。

    結構豪快で気のいい人なんだよな、ヘラクレス。まぁ酔っ払って軽く叩くだけで死人が出るレベルの怪力だから酔っ払った時は絶対に近付きたくないんだけど

  • 53二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:56:41

    ガネーシャとヘビのお話
    誕生日に好物のお菓子をたらふく食べたあと、ネズミに乗って帰路につく
    しかし道にいた蛇と出くわし、ネズミが驚いてガネーシャは転んでしまう
    その拍子にお腹が裂け中のお菓子がでてしまった
    お菓子を拾い集めて再びお腹につめ、ガネーシャは蛇でお腹を縛った

    マイ・リトル・ドラゴンのイベントでも試練の選択肢の一つでガネーシャが出てきたが、実は一応ちゃんと蛇関係者なのである

    ちなみにこの光景を見ていた月に笑われて怒ったガネーシャが
    牙を一つ折ってぶん投げ呪いをかけるという続きがあり、このため月は満ち欠けするようになった
    呪いも上記パターンと全然月が見えなくなり
    月「すみません私が悪かったので呪い解いてください」
    ガネーシャ「一度かけた呪いはとけんので、満ち欠けするに緩和するね」
    という場合もある

  • 54二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:30:58

    >>53

    アルジュナの毛穴といいこれといいインド神話ってそうはならんやろ展開多いよね

  • 55二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:31:38

    土方さんが同郷隊士の中島登に「温和ニシテ、人ノ帰スル事、赤子ノ母ヲ慕フカ如シ」って評されてるのほんと好き。
    なお他の隊士も土方さんが死んだことに対して「赤子ノ慈母ヲ失フカ如ク悲嘆シテ止マズ」とか言ってたりするので土方さんはママだったかもしれねえ(曇りなきまなこ)

  • 56二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:41:24

    >>55

    隊士がママっつってんだから(語弊)実質ママなんだよ

    榎本さんは榎本さんで「入室伹清風」って言ってるしなんなん副長(悶)

  • 57二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:43:54

    >>43

    ほへーって見てたら

    ローランとオリヴィエ(ローランの親友)がイチャつく夢を見てブチギレながら起床するシャルルマーニュで駄目だった

    型月シャルルマーニュで想像するとちょっとおもしろすぎる

  • 58二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:50:44

    孔明から女物の衣服が贈られてきてそれを着て部下に「似合うか?」って聞いたり
    曹爽に不穏分子として目をつけられたのでワザとボケ老人のふりして相手を騙したりする司馬懿が好き
    なお嫁さんはめちゃめちゃおっかない人だった模様

  • 59二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:59:39

    >>16

    手紙が軒並み業務連絡ばっかとか言われてたの好き

    やたらとおばけとエンカウントしてるのも好き

  • 60二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 00:20:23

    「京都で凱旋パレード見たけどあの人馬上で居眠りしてた」って島津家久(妖怪首おいてけのパッパ)の日記に書かれたノッブ
    なんか好き

  • 61二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 00:41:41

    道満推しには有名なやつだけど「道満の一つ火」
    道満の屋敷の井戸から毎夜式神が火の玉になって飛び出してどこかに行こうとする。そんでそいつがいつもいつも地蔵にぶち当たって消えるもので、村人が直す。「こけ地蔵」と言われて今も見れる。
    あの一つ目の式神がエッホエッホしてるのかなと思うとかわいいし、fgoの道満がやってると考えると"地蔵に当たって消える"ってのはお地蔵さんがなんか悪事を止めてくれてるのかな……?とか色々想像しちゃう

  • 62二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 01:11:37

    サー・ガウェインと緑の騎士
    内容は緑の騎士の余興に申し出た結果、1年後に死ぬことがほぼ確定してしまったガウェインが約束を守るために旅をするという感じ
    ガウェインの丁寧なところ、勇敢なところ、誠実なところ、いろんな良いところが見える話で好き
    Fateでもスキル、マイルームボイス、EXTELLAのサブストーリー、2部6章プロットなどガウェイン絡みでめちゃくちゃ言及されるからきのこのガウェイン観に影響を与えまくってる逸話だと思う

  • 63二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 01:42:43

    ハゲの女たらし呼ばわりされてるカエサル面白すぎて好き
    元老院の奥さん達を寝取りまくったとかなんとか言われてるしモテモテだったんだろうな

  • 64二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 01:47:16

    >>56

    べた褒めで草

    鬼のイメージ強いけど逸話見てると結構お茶目だよね

  • 65二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 01:56:50

    ある時、大変賢い少年がアーサー王の元にやって来た
    その少年は見事なマントを持っておりこれを献上するという
    少年は献上する際「これは貞淑な方が纏えば素晴らしいものに。ただし一度でも不義を働いた者が纏えば不釣り合いなものとなります」と説明をした
    あまりにも素晴らしいマントだったがその効果に居合わせた円卓の騎士やその夫人達がざわめく中、最初にそれを身にまとったのはランスロと絶賛不倫中の王妃、ギネヴィア
    たちまちマントはボロボロになりマントによって不義が証明されてしまった
    地獄となった空気をフォローするために他の円卓の騎士も妻にマントを羽織らせるが次々とマントから出るわ出るわ不義の反応
    唯一、反応が出ても「私の罪は夫と結婚する前に夫にキスしたこと」と告白した騎士の妻のみ不義の判定を免れた

  • 66二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 02:09:31

    このレスは削除されています

  • 67二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 02:20:35

    >>66

    よくよく考えるとFGOの松平信綱ってサーヴァントじゃなくて現地人だったから消すわ

    好きなキャラがNPCかつ歴史上の人物だとついサーヴァントとごっちゃになる

  • 68二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 04:35:28

    マリー・アントワネットの処刑。

    自分ならきっと泣き叫んで逃げ出そうとするような状況で、
    彼女は死刑執行人(サンソン)の足をうっかり踏んでしまい謝った。それが彼女の最期の言葉。
    彼女の処刑当日の逸話は実に威風堂々としていて、「ああこれが貴人の貫禄か」と感心したのを覚えている。

    ただ、周りが「風呂は病を連れてくる」「垢で毛穴を塞ぐべし」と風呂に入らないよう努めてた中でめっちゃ風呂に入ったり、ヴェルサイユのしきたりを無視したり改革したり、まぁその…色々と「友達作るのは苦手そうな人」だとも思うが。

  • 69二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 05:01:56

    源為朝の「肘の腱切って流刑にしたらなんか腕伸びて強い弓引けるようになった」ってやつ
    FGOだとロボが腕部ユニット交換って言ってるけど史実の為朝はなんで…?

  • 70二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 05:37:12

    従姉妹に告白したらエグい勢いで断られたんだけど、それで納得できなかったゴッホちゃんは従姉妹の実家に凸して「すすすすみません、今からロウソクで手を炙るので、ゴッホ炙りタイムの間だけ娘さんとお話させてください!!」という相手になんのメリットがあるのかマジで意味不明の交渉を持ちかけてる

  • 71二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 05:41:21

    >>70

    怖すぎるだろ

  • 72二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:06:37

    クー・フーリンの結婚は有名だからその後の初夜の話
    あの時代エメル姫の初夜権をクー・フーリンの上司であるコンホヴァル王がもっていたんだけど兄貴が姫の寝室の前陣取って阻止した
    普通に初夜された話もあるけどコンホヴァル王の側近(フェルグス含む)と4Pして理屈は分からんけどエメル姫の地位を上げてクー・フーリンを怒らせないようにした
    性格カスなコンホヴァル王でも兄貴には優しいというかまともなんだよね

  • 73二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 07:57:51

    逸話、というよりちょっと面白いポジションのメイヴについて
    我儘な女王というヴィラン的な立ち位置で登場するメイヴであり、事実そういった傲慢さや残虐性を発揮する場面も非常に多い存在であるが、それはそうとして割とツッコミや不憫担当として愛嬌のある様を見せる場面もある。
    マクダトーの豚の逸話では、宴の最中アルスター勢との戦闘になった際に放たれた猛犬(クランの番犬の兄弟)に襲われてあと一歩で丸呑みにされそうになったり。
    ブリクリウの饗宴ではアルスター三騎士が最強を決めてもらう為に割れ先にとコノートへと突撃した上にその結果を知りたい赤枝の騎士達が全員で押しかけてきたので「なに!?侵略!?滅ぶのコノート!!?」とビビリ散らしている。
    この後三人をいい具合に煽てて送り返しているので、強かな女性として魅力的にも描かれている。

  • 74二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 08:07:32

    今日は旧暦宇都宮城の戦い(第2次攻城戦)の日だから宇都宮城の戦い周りの土方さんの話をば……

    概要は長いのでwikiなどを参照してほしいが、要約すると旧暦4月19日に大鳥圭介と土方歳三率いる旧幕府軍が手にした城を新政府軍に奪い返されて日光まで撤退し、その際土方が足を負傷して同じく負傷した秋月とともに会津の清水屋に搬送されたというもの。
    (※ちなみにこの戦いで焼け落ちた二荒山神社はあの藤原秀郷……つまり某トータが平将門公を討つために祈ったと言われているすごい神社なのである。なんてこったい)

    して、この戦いにて療養を余儀なくされた土方だが、戦中「退く奴は、斬る!」をした少年兵のことを親戚に懺悔して「これであの少年兵の墓を立てて欲しい」と泣きながら金子を渡したり、「文官だから戦えん」とかぬかした望月に枕を投げつけたり、恐らく搬送直後(25日)処刑の報を聞いたと思われる近藤さんの墓を会津の天寧寺に建てたりしている。

    正直、このあたりの話は新選組としてはマイナー寄りなのだが、土方推しが萌える要素が詰まってる時期だし、近くで壬生城攻略のメンバーに新選組抜けた新八がいたり、斎藤が山口次郎として会津で頑張ってたり、あまりに情報量が多い。
    そういうわけで、このへんそのうち本編で言及されないかな……と、マスターはいつも期待しておる。

  • 75二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 08:46:32

    >>62

    ガウェインがメインの話は神話の要素が極めて高いよね、本人自身も神話的は古い騎士。型月では冷静な騎士としての面がピックアップされているが、ケルト神話時代の荒れ狂う勇者達のような獰猛さも備えており、激情的

    因みに型月だと弱い扱いされてるヴェディヴィエールも最古参の騎士であり最初期でも主力メンバー。

    巨人の投げ矢を素手でキャッチして投げ返すとかいうバッチバチの武闘派の逸話も存在する。

    最初期メンバーはその後どんどん不遇な立場になったけど、ガウェイン、ヴェディヴィエール、ケイの三人はそれでも円卓古参のネームドとしての格は保ち続けた形

  • 76二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:45:49

    >>73

    そんなスーパー戦隊の敵組織幹部みたいなおもしろエピソードあるんだメイヴちゃん…

  • 77二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:50:10

    領地にて伝染病が発生して泡を食ったヴラド公
    すぐさま病人を一カ所に集めて隔離し、その家屋を焼き払った
    めでたしめでたし

  • 78二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:51:45

    パールヴァティーの話を一つ
    ヒマラヤにて

    シヴァ「(瞑想中)」
    パールヴァティー「だーれだ♡(目隠し)」

    こうして宇宙は活動をやめ、太陽は輝きを失い、恐怖の世界が訪れた…

    なおシヴァががんばってサードアイを開眼したのでセーフだった

  • 79二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:55:17

    おばあさん「あー川が深くて流れが速いし渡れないねえ…ちょっとそこの若者、この荷物運んではくれんかの?」
    イアソン「え…急いでるんですけど…」
    おばあさん「こんなか弱い老婆を助けることもしないのかい?まったく最近の若いモンは…」
    イアソン(なんだこババア…)
    おばあさん「腰が重くて動くのがつらいのにのう…」
    イアソン「あーもうわかりましたよ運べばいいんだろ運べばー!これで流されても運命だと思って諦めてくださいね!」
    おばあさん「裾が濡れたのう、荷物も濡れてるのう」
    イアソン(運んだら運んだで一歩進むたびに重くなりやがるしなんなんだよこのババア……)

    おばあさん「ありがとう、助かったよ若いの」
    イアソン「へいへいそりゃよかったよ…あ!サンダルが片方流れてしまった…片方だけとか身内に大爆笑されるトホホ…」
    おばあさん「ほう、そりゃいいねえ。なんてったって予言の通りなのだから」
    イアソン「え?」
    ヘラ「よく善いことをしたな、わたしの加護を授けてやろう。困ったときにはいつでもわたし、女神ヘラを頼るように」
    ちょっと待って!?!?!?「イアソン」

  • 80二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:55:27

    占い屋を営んでる時に、妖怪(妲己の仲間)が美人に化けてからかいに来たので手相を見る時に手首を掴み、すずりで殴りつけた太公望
    衛兵にその女性を解放しろと言われてもまだ死んでないから逃さないためと腕を離さないまま大通りを歩いたのもヤバくて面白い

  • 81二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 09:58:24

    第四の世界が洪水によって滅んだ時なんか生き延びた夫婦「よっしゃラッキー!本当はダメだけど魚焼いて食ったろ!」

    シトラリクエとシトララトナク(夫婦関係の神さま)「あーっ!アイツらタブー破ってる!いーけないんだいけないんだ!ポカに言いつけてやろー!!!」

    テスカトリポカ「これをこうしてこうやって、首をはねてケツにくっつけるワケ(ザシュッ)」

    こうしてできたのが犬ってワケ

  • 82二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:02:24

    シャルルマーニュ「スヤスヤ」
    (ガヌロンがシャルルの槍を地面に叩きつけ粉々に粉砕する夢)

    シャルルマーニュ「……なんか変な夢見たなぁ」

    その日の会議

    ガヌロン「ローランを殿に推薦します」
    ローラン「はぁ?!死にに行けってかこのクソ親父!!……やってやろうじゃねぇか」
    シャルルマーニュ「…いややめろローラン、お前血の気多すぎて殿とか向いてねぇって、ここは俺に任せろ、な?」
    ローラン「大丈夫だ我が王!この俺の目が黒いうちはなんの心配もいらないって!」


    そしてロンズヴォーには角笛が鳴り響き、
    シャルルマーニュは殿軍が襲撃されたとの報せを受けた瞬間速攻で裏切り者を特定し、八つ裂き刑に処しましたとさ。
    めでたしめでたし(ではない)。

  • 83二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:06:06

    >>78

    似た話


    青い喉「ニーラカンタ」というシヴァの異名の元になる特徴。乳海攪拌によって猛毒ハーラーハラが湧き上がってくると、シヴァはそれを無毒化するために飲み込む。シヴァの胃の中には宇宙が存在しているため、それを見たシヴァの配偶神パールヴァティは慌ててシヴァの首を締めあげ毒が宇宙に回ることを防いだ。しかし毒はシヴァの喉を青く変色させた。

  • 84二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:09:16

    三蔵ちゃん「あーーー!ちょっと悟空!人を殺したわね、破門よ!!」
    悟空「いやこれは…」
    三蔵ちゃん「いやも何も無い!もう知らない!」
    猪八戒「姐さん、こいつ許しちゃあおけませんよヒソヒソ」

    なお、悟空が倒したのは白骨の精というれっきとした妖怪。ひとごろししてない。
    猪八戒が三蔵ちゃんに囁いたのは、こいつが白骨の精が化けた美女に惑わされてたから。
    三蔵ちゃん、妖術のせいだったり猪八戒の囁きもあるけど思いっきり勘違いしたのである。
    後に釈迦から「気をつけようね」とお説教された。三蔵ちゃん反省した。

  • 85二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:13:22

    シャルル「俺ってカッコ良いだろ?」

    夫人「ビザンツ帝国の皇帝ユーゴのほうが賢くてかっこいいです」

    シャルル「…は?」

    そして十二勇士も引き連れ巡礼(という名のカチコミ)へ…

    行ったはいいものの、

    テュルパン「足を別々の馬に乗せて疾走しながら林檎ジャグリングできるぞw」

    等々、宿舎の酔っ払い十二勇士は盛大に法螺を吹き始めた。何やってんだァ!!

    なんやかんやあって全部ユーゴに知られ、翌日暴露されトボトボ宿に帰りました。


    でも天使の助けを受けて言ったこと頑張って全部やれましたとさ、めでたしめでたし。(かなぁこれ!?!?!?)

  • 86二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:16:30

    フェルグス叔父貴は逸話がかなり散逸している都合上、彼がおそらく主役だった物語は僅かにしか残されておらず、基本は牛争いの最中に聞き手(読者)に状況を端的に伝えてくれる解説役としての立場が多い。
    私の知っている限り彼が主役と言えるのはフリザスの結婚か。
    アルスターを出奔後……というか時系列的には牛争い開始後、メイヴと仲良ししてる最中にカラドボルグを盗まれた後。
    フリザスという神/妖精/女戦士(曖昧な存在)に告白されるが、フリザスは人妻であったので(なんで告白した?)旦那である戦士を倒してフリザスと結婚しよう(なにかおかしくない?)というお話。
    因みに相手の戦士はクー・フーリンの親友の無敵英雄フェルディアの親族であるフィルボルグの一員であり、カラドボルグを失っているフェルグスは大苦戦する事となる。
    珍しく兄貴が完全不在の牛争い時代の逸話であり、クー・フーリン不在の場合の当時の英雄達のレベルが見れる貴重な逸話でもある。
    カラドボルグを装備しない場合、フェルグスであっても単騎で無双するのは厳しいパワーバランスが見て取れる。正確な数は覚えていないが大体百人程度が限度だったか。因みに戦士団の中には民間人に手を出す輩もおり、当時の野蛮な価値観も垣間見える。
    なおフリザスは旦那が打ち倒されフェルグスに求愛される中旦那さんの死に慟哭してこの話は立ち消えとなった。ねー!?なんなのこの女ー!!?

  • 87二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:20:04

    >>78

    イチャつくだけで世界が危なくなるインド神話スケールほんますこ

  • 88二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:21:14

    前回までのあらすじ!
    大江山に訪れた頼光さん引き連れる頼光四天王(山伏に変装してる)に対し、戯れに人血の酒や人肉料理を進めてみた酒呑童子

    頼光さんたち
    「これどうする?」
    「た、食べるしか無い…」
    「ここでバレたら奇襲作戦おじゃんになってまう」
    酒呑童子
    「えぇ、お前ら人間なのになんでこんな物平気で食えるの…?」
    「あれ、山伏が生臭してええんか…?」
    頼光さんたち
    『アッ』

  • 89二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:23:26

    トリスタンが正体バレないように考えた偽名



    「タントリス」

  • 90二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:26:13

    ローラン「俺も戦場に出たいよーーーーー!」
    シャルル「お前にはまだ早い!って言っても絶対なんとしてでもお前はついてくるだろうから……ここで大人しくしてなさい!(軟禁)」
    ローラン「嫌だー!絶対に戦場に出るんだー!(脱出して戦場へ向かう)」
    シャルル「えっ」

    シャルル「此度の失態は度し難い!いい加減にしろ!(ボコッ)」
    ローラン「叱られるのは仕方ないけど殴ることないだろ!しーらないーーー!!!」
    シャルル(ちょっと強くやりすぎたかもしれんがたまにはこれくらい言わないと………)
    〜暫く〜
    兵士「大変です!ローラン様が軍から脱走しました!」
    えっ「シャルル」

    シャルルマーニュ、ローランに振り回されてて面白すぎる

  • 91二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:49:00

    菅原道真が無念のまま死して暫く後、公卿である公忠が頓死から蘇生する事件が起こった
    蘇生した公忠は顔を真っ青にしながら醍醐天皇に急ぎ面会を求め自分が死んだ後何があったのかを話し始めた
    曰く「自分は死んだ後閻魔庁まで行きました。すると閻魔庁の門の付近でかなり背丈のある身なりの良い人が訴状を持って怒鳴っていたのです
    その人が言うには「今の帝は時平の讒言を信じ罪の無い臣下を流罪にした。これは天皇として重大なる過失である。急ぎこの罪を閻魔帳に記し醍醐天皇を阿鼻地獄送りにせよ」と
    話を聞いていた30人近くの冥官達も怒って「言い分はもっとも。すぐにその刑に移せ」と怒鳴っていましたが、第二の冥官一人だけはカラカラと笑い「では、もし天皇が年号を改めて謝る気持ちを見せればどうする?」という問いを投げかけました。今まで怒っていた冥官達もそれに悩み始め私はそこで目が覚めたのです」
    これを聞いた醍醐天皇は慌てて年号を改め道真を元の位に戻してやったそうな
    この第二の冥官こそ篁パパであろうと言われている

  • 92二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:49:57

    このレスは削除されています

  • 93二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 10:52:23

    アキレウスがこれが最後の戦いだ!と仲間を鼓舞する仲「お前今から死ぬよ」とかいう預言をかましてくるクサントス
    クー・フーリンの最期の戦いを必死になって止めようとして、その死後遺体を守らんと戦い続けた灰色のマハ
    一体どこで差がついたのか……

  • 94二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:43:52

    >>93

    クー・フーリンは身内のせいでほぼ独りで戦ってるから馬くらい味方してくれないと…

  • 95二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:49:54

    三蔵ちゃん「ついに天竺にたどり着いたわ!」
    釈迦「よくぞここまで頑張ったな、しかし道中与えるはずだった試練があと一つ残っているのだ……」
    釈迦「そういうことなので 死 ぬ が よ い」

  • 96二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:56:37

    >>24

    今思ったけどこれ別に逸話でもねえな

  • 97二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:58:35

    >>22

    ぶっちゃけ映画アマデウスのイメージで語られているだけで世間では無辜の怪物言われるほどモーツァルト暗殺説は広まってない

    そしてまず映画も与太話を前提に作られている


    そもそも型月設定でも無辜の怪物は混じっている灰の男によるもの

    だってのに型月が悪評を覆したと声高に言うのがいてこれこそ悪評広めている様な変なことになっている

  • 98二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 11:58:46

    兄貴以外で単騎で対軍決戦してる英雄いないかなぁとちょびちょび調べてみたけど、やっぱり皆戦争やる時はしっかり幕僚を連れているな。当たり前を超えた当たり前というか兄貴も国を覆う呪いのせいでそうせざるを得ない訳だけど。
    アキレウスの場合は神々が蟻から生み出したミュルドン人の先鋭部隊を率いての戦っていて、映画トロイではアキレウス自身の武勇も凄まじいが彼の率いる精鋭チームの一糸乱れぬ連携もまた他の兵士たちとはレベルが段違いなのをよく映像化できていて感心した思い出があるな。
    いや待て……総勢2500騎を誇るヒッタイトの戦車軍団に対し、ラムセス2世が搭乗するチャリオット単騎で突撃して撃退した逸話がある!すげぇ!史実の人物として盛り過ぎでありますぞオジマンディアス殿!!!

  • 99二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:01:30

    >>88

    これむしろ毒酒を呑ませるために人肉食いをしてまで酒呑童子を欺いている話なんだけどな

  • 100二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:07:12

    頼光さんと四天王の酒呑童子退治、読んだのが古い児童用の本だったんだけど、それでも人を超越したフィジカルを持つ鬼の集団の中に勇気だけで乗り込んで、屈辱に震えながらおぞましい血肉を食らって、相手が油断して酒を飲むまで耐え凌ぐすげぇ緊迫した場面だったのを覚えてる。成功の見込みがどれほどか分からない完全な決死隊だけど全員が必ずや鬼を討ち倒すという信念で乗り込んでるから皆本当に格好いいんだよな。
    その後で茨鬼の逆襲をタイマンで撃退してる綱の兄貴の剣捌きは何かがおかしいけど……格好いいからヨシ!

  • 101二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:21:29

    >>82

    ローランが殿に任命されたのはその直前に

    スペインと交流のあったガヌロンを交渉役に推薦したからローランが自分を殺す気なのか

    となった部分が抜けてる

    ガヌロンは血の繋がらない義理の息子で家督を奪う気だと元あった猜疑心あったしそれからわざとスペインと手引きしてローランを始末しようとしたんだよ


    それにシャルルマーニュが瞬間速攻で裏切り者を特定したというけどバリガンと頭の皮ズル向ける様な熾烈な死闘を繰り広げてガブリエルの光明無ければ勝てなかったほどの重傷を負っている

    ガヌロンは事前に諸侯を脅して裁判で初めにローランが自分を騙して殺そうとしたからって主張を通していたし、決闘での裁決にも準備して綿密だった

    面白くしようとしてカットしているが色々と話足りなく無いか

  • 102二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:41:22

    >>29

    それクリミア戦争から20年以上も後にアメリカの新聞が出した根拠無いデマだよ

    議会もきっちり否定している


    しかもそのデマすら最初は木箱でも薬でも斧なく倉庫を襲撃したとあって何を持って行ったのか分からないもの

    更には備品の在庫は管理してきちんと配給していたし、ナイチンゲールの人物像を調べるほど合理的な彼女が軍部と対立する様な事を荒立てることをするのはあり得ない

    資料を集めて提示してから理路整然とした議論で交渉した姿から小陸軍省とあだ名されたことからも分かる


    ただかなり後になって女性活動にハンマーを持って立ち向かったんだと政治利用されていたりするが

  • 103二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:46:50

    >>91

    結局道真公(or眷属)が起こした落雷による死傷者続出がショックで体調崩して亡くなっちゃたんだよね醍醐天皇

  • 104二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:51:00

    酒を呑んではトッモとどんちゃん騒ぎ(トッモが打楽器演奏者なのでガチで五月蠅かった模様)してた荊軻姐さん
    なおトッモは後に朕に召し出されて目を潰されるもそれでも暗殺を企んだ筑の名手高漸離

  • 105二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 12:55:49

    叙事詩ではエルキドゥとシャムハトは一週間ずっこんばっこんしました

    なお最近の研究では二週間だという説があります

  • 106二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 13:06:44

    FGOではワイルドな印象で味付けされているベオウルフだが、トールキン先生が訳した叙事詩の中では誠実さが全面的に出ている極めて珍しい英雄である。
    グレンデル退治からして遠い国で巨人の被害に悩まされている人々がいると聞いて駆けつけるヒーローっぷりであり、王様になったのも王位簒奪などではなく、直系が途絶えてしまったので致し方なく引き受けた形となる。
    中でも、貸してもらった名剣が砕けて仕方なく拾ったドワーフの剣で水妖を倒した後、貸してくれた人に対して砕けた剣が役に立たなかった事実を伏せ厚い感謝を伝えるなど本当に人間ができている。
    老年期になってもその人格者ぶりが衰える事がない、というのも西洋の英雄では珍しいともいえる。
    トールキン先生は指輪物語の著者でもあり、主要人物であるアラゴルンの勇敢かつ誠実な振る舞いはこのベオウルフからインスパイアを受けているのではないかともされている。
    そういう意味では、ファンタジーのヒーローの原型になった人物の一人と言えるかも知れない。

  • 107二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 14:16:22

    フィアナ騎士団ですら手を焼く一団をディルムッドが1人で全滅させた話
    戦線が完全に膠着しフィンが唸る中、ディルムッドはゲイ・ジャルグを片手に敵陣へ向かう
    敵の前で槍の穂先に飛び乗る一発芸を披露
    お前らはこれ出来る?と煽ってみせる
    実はゲイ・ジャルグには持ち主を傷つけない特性がありこの一発芸はインチキ
    しかしケルトの血が騒いだ男たちはできらあ!と次々に挑戦、全員が串刺しとなった

  • 108二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 14:30:28

    デオンには、FGOでの可愛さからは中々想像できないロックな逸話がある。

    イギリス時代に、事実上の外交官代理兼スパイだったデオンくんちゃんだが、自分より後に赴任した方針の噛み合わないフランス外交官に、命や手元の機密文書を狙われまくった時期があった。

    毒を盛られたり、誘拐されかかったり
    果てに自宅に侵入して機密文書を盗まれるのではないかと危惧したデオンは、自宅内に爆発物とかの罠を仕掛けまくって対策したという。
    デオンはそれらの攻撃の全てを未然に防ぎ、機密文書も守り切った。

    …ただこのエピソード、FGOで、表に出ないまでもサイレントで採用されてんじゃないかと実は思ってるんだ。
    アペンドスキルを見てくれ、要するにアサシンに有利なんだ。

  • 109二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 15:21:25

    >>96

    逸話を元に建った寺の話なんだからセーフってことにしてくれ

    まあ元になってる不可触民のおばあさんにお酒を貰って喜んで飲んだわし様の話も大好きだよ

    所詮民話って言われがちだけど信仰されてるし

  • 110二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 15:42:25

    >>90

    シャルル「ローマからフランク王国に帰るの結構遠いなぁ。このあたりの村で休憩させてもらうか」

    村の人たち「こ、皇帝陛下の行幸だ!!村で一番うまい食べ物かき集めておもてなししないと!!!」

    ????「なんだこれうまそう!!」

    兵士「このガキ皇帝陛下への捧げものに……痛い痛い痛い!!!」

    ????「へへーん!弱っちいの!もらってくぜー!!」

    兵士「待てー!!追いかけろー!!」


    この後母親に連れられて謝罪しに来た窃盗犯のクソガキをシャルルは許し王国へ連れ帰った

    のちの十二勇士筆頭騎士ローランである

  • 111二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:28:31

    ノッブ(織田信長)の血縁者の末裔で大名家として明治維新まで残ったのは4藩
    ノッブの次男・織田信雄の子孫の柏原藩
    同じく信雄の子孫の天童藩
    ノッブの弟・織田有楽斎の子孫の芝村藩
    同じく有楽斎の子孫の柳本藩

    旗本や諸藩の家臣のノッブの血縁者の末裔は多数

  • 112二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:44:11

    有名だけどアスクレピオスの
    女「不妊で悩んでます」
    ア「わかった。妊娠したいんだな。他に希望はあるか?」
    女「ないです」
    女性、その後妊娠
    ~3年後~
    女「全然生まれないんですが!?」
    ア「妊娠以外に希望は無いと言っただろう!」
    女「出産もしたいです!」
    ア「なら最初からそう言え!」
    ってやつ

  • 113二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:44:40

    Fateにてガウェインは生前の妻に対してやけに言葉を濁した態度を取る事があり、嫌いなものとして「年上の妻」を挙げている。ガウェインの奥さんは極めて特殊な人物であったことに起因している。
    ある時アーサー王は捕まってしまい、ガウェインはアーサー王を救い出す為に老婆、ちょっとお顔が整っておらず、ちょっと品のない女性ラグネルと結婚することになった。
    ガウェインは精神的苦痛のあまり離婚を願うが、老婆は「年上だから知恵があり、醜いから他人に奪われる心配はございませぬ」と言ってガウェインを感心させる。
    さて、正式な婚姻が結ばれると、なんとお婆さんは美しい女性へと変貌した、実は彼女には二つの呪いがかけられており、その為に醜い老婆の姿に変えられているのだという。ガウェインとの結婚で一つの呪いが溶けるが、もう一つの呪いの為に昼か夜かいずれかの時間は老婆のままであるとされる。
    ガウェインは当然めっちゃ夜の美貌を望んだ、家に帰ったら美人さんに迎え入れられたい強い欲求は至極当然であったが、ラグネルは昼間美しくありたいと願った。
    その時、ガウェインの胸中にどれほどの葛藤があったかは不明だが、ガウェインはラグネルの意思を尊重した。
    結果、最後の呪いが解かれてラグネルは常に美しい人としてガウェインと円満な関係を築くことができたのである。

    美女と野獣や、カエルの王子様のような姿が変わってしまった人が呪いを乗り越え本当の美しさを取り戻す物語の原典ともいえる逸話と言えるだろう。
    じゃあ何で生前の奥さん相手に完全な苦手意識を抱いているのですかガウェイン卿……いや本当になんで…?

  • 114二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 16:55:28

    アスクレピオスの碑文昔しらべた時はちょうどいい和訳なかったから読めなかったけど今調べたらいくつか出てきて読むと面白いな
    結構報酬の話が多い、追加報酬要求したり場合によってはまけてくれたり踏み倒したら治療無かったことにするけど戻ってきたら治療はするとか

    子供が勝手に治療してやべっもとにもどせんわどうしようって症例乗ってるのは笑った

  • 115二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 17:14:39

    酒呑童子誕生に関する諸説から一つ
    かつては人間の美青年であり、多くの女性から恋文を受け取っていたが、彼はそれを読むことなくしまい込んでいた
    そうしてため込んだ文が多くなったのである日それらを処分しようと火にくべて焼いたところ、文にこめられた女性達の怨念が煙となって彼を包み込み、鬼の姿に変えてしまった
    鬼になってしまった彼は山を転々とするようになり、やがて大江山にて酒呑童子を名乗るようになったという

    ちなみに完全な余談だが、鳥山石燕が画集・百器徒然袋にて描いた妖怪文車妖妃は、このエピソードがモチーフになっているのではないかと言われている

  • 116二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:35:03

    >>12

    >>91

    何で道真公と篁パパの逸話複数個あんのよって思ったら道真公の父ちゃん(是善)と篁パパ、道真公が篁パパの孫(道風)がそれぞれ交友あったのね

  • 117二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:43:46

    >>73

    なお、3人を帰す前に兄貴に最強の証としてカップを渡そうとしたときも

    メイヴからの使い「メイヴ様がお呼びだから来い」

    兄貴「お前ら、俺を騙そうとしてるだろ?(実際、メイヴはアルスター最強の裁定を誤魔化すために、ロイガレに真鍮のカップ、コナルに琥珀金のカップを最強の証として渡してる)」

    チェスをしてた兄貴が駒を使者に向かって投げると、駒が頭を貫通するにとどまらず、駒の勢いで死体がメイヴの部屋まで吹っ飛ぶ

    メイヴ「ひぃー!クーフーリンが怒っている!皆殺される!!」

    とパニックになったりと兄貴には目茶苦茶弱い(というか兄貴が強すぎる)

  • 118二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:49:05

    >>86

    媛さんが兄貴から求婚されたときに「私のお父様、お兄様たちのように一人で100人倒せる人でなきゃ結婚できません」と言って断ったように、英雄なら100人倒せるのがボーダーみたいだからね、アルスターサイクルは。実際、他の名ありの英雄たちも、一人で数百人倒して凄いって扱われることが多い

    そんな中、兄貴とコナルは1人で1,000人倒せるから、アルスターサイクルでも大分イカれた強さなんよな

  • 119二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 19:33:58

    ビーマはたくさん食べるので
    集めた食料の半分がビーマの分、もう半分を兄弟4人と母親で分けて食べていた

  • 120二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 19:35:48

    明智光秀の正室への一途っぷりと奥さん(煕子)も光秀を助けようと色々動き回ったエピソード好き
    ・光秀が貧乏な頃から夫婦で苦楽を共にした
    ・貧乏時代の光秀を助けるために煕子が自分の美髪を切って売った
    ・光秀が重病になった時に必死に看病してその看病疲れが元で亡くなった煕子
    ・光秀も煕子の病気平癒のため祈祷依頼をする
    ・松尾芭蕉が煕子を偲んで詠んだ句「月さびよ 明智が妻の 咄せむ」

    側室いた説もあるらしいけど

  • 121二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 19:45:59

    閻魔「お前か、いかがわしい物書きってのは」
    紫式部「ひええ」
    篁「文化遺産です。勘弁してやってください」
    閻魔「お前がそう言うんならそういうことにしといたるわ」
    紫式部「ひええ」

  • 122二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 19:48:19

    >>98

    ヘラクレスがエジプトで大暴れした話って単独じゃなかったっけ?

  • 123二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:02:11

    トロイア戦争から帰る途中船が難破したオデュッセウス
    しかも船と一緒に食料も装備も服も消えた
    結果海辺にいた少女ナウシカアーに対して全裸に股間を葉っぱで隠しただけの姿で「何か食べ物を持っていないだろうか?」と話しかけたオデュッセウス

  • 124二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:31:12

    >>122

    完全に抜け漏れてますわ、是非教えて頂きたい



    >>123

    ちょくちょくこの知将面白いんだよな……

  • 125二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:32:18

    >>6

    友達としては大好きだからこそ真田兄があんなことをしたんだと思うわ

  • 126二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:53:23

    アンデルセンは寝ている間に死体と勘違いされて埋められるのが怖くて
    (実際に昔はそういう事故が起きていた)
    枕元に「死んでません」とメモを置いて寝ていた

  • 127二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:08:52

    トロイアが怪物に襲われていると聞いた通りすがりのヘラクレス
    トロイアに行ってみたらなんと美しい姫様が岩に鎖で縛られ生贄にされているとの事
    ヘラクレスはトロイア王と交渉して神馬を報酬に貰うから姫を助ける約束をした
    そして怪物の口から腹の中に入り三日三晩暴れ回り遂に打ち倒し姫を救い出したのだった

    ヘラクレスは胃酸でハゲた
    トロイア王は約束を守らなかった
    ヘラクレスはキレた

  • 128二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:15:07

    柴田勝家ってFGOだとほぼバーサーカーモードだったから分かりにくいけど
    フロイスの記録(西洋人バイアスは当然ある)だと評価高めな上、キリスト教布教活動についてもフラットな視点で臨み、北ノ庄城が落ちる時も部下に気を遣っているから、おそらく懐の深い人物ではあったんだろうな

  • 129二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:16:26

    幽閉されている時、暇だったので刺繍や編み物をしていたヴラド3世

    かわいい

  • 130二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:17:09

    >>129

    それって史実要素だったんだ…!?

  • 131二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:22:08

    既出だったらすみません
    篁のはなし
    ある日嵯峨天皇(篁の上司)が「無悪善」と書いてある札を篁に見せて、「なんて書いてあるか読んでみろ」と言った。
    篁は「読めますがとても申し上げられる内容ではございません。」と言う。
    それでも嵯峨天皇が聞くと、「『さがなくてよからん』と書いてあります。」と言った。
    嵯峨ちゃんは怒った。
    しらばっくれる篁。
    「お前以外誰がこんなこと書くというのだ!!」と嵯峨ちゃんはさらに怒った。

    この後「子子子子子子子子子子子子子子子子子子子」を読んだことで篁は許されたし、嵯峨ちゃんは笑顔になった。

  • 132二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:22:12

    >>116

    よく調べたら道風は道真の書法を受け継いだってだけで面識なくて交友あったのは小野美材って人(詩文の達人でこちらも篁の孫)だったわ

  • 133二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:25:57

    サーヴァントの逸話というより、偉人たちも関わった人類史の負の側面、『梅毒』の話。

    レジライことコロンブスによる「コロンブス交換」は、負の側面も持ち、
    一説には(確定事項では無いことに注意)、ヨーロッパに梅毒を持ち帰ったのがコロンブス達ともされる。

    梅毒の治療法として『水銀』と、『グアイヤック』という植物、どちらが有効かと議論された時(現在ではどちらも無効判定)、
    よりによってパラケルススがグアイヤックの方を避難したことが決定打になり、以降数世紀、梅毒患者・兼・水銀中毒者を量産する羽目に。

    ちなみに、ゴッホに色々酷い目に遭わされたゴーギャンや、シラノ・ド・ベルジュラック(本物)も梅毒罹患者だったとされる。
    イヴァン雷帝が晩年に苛烈な性格になったのも、一説には梅毒に脳を侵されたせいとも言われている。

    かつては猛威をふるった梅毒だが、現在では治療法が確立しているので、もし罹患したらお早めに病院へ。
    ………人は、いつかペイルライダーを打倒するのかもしれない。そんな話。

  • 134二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:29:14

    逸話とちがうかもしれないけど、フェルグスのwiki冒頭部分。
    奥さんなにもの。

  • 135二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:33:17

    晴信と三条夫人のエピソードが好きなんだ
    政略結婚だけど仲良かったんだろうなって分かる感じが良い

    ・彼女との三男二女(三男三女説あり)を儲けてる
    ・彼女の葬儀や三回忌を盛大に、格の高い形式で行った
    ・彼女の追悼文で「比翼」「鴛鴦」と表現される
    ・死後に新しい正室を迎えなかった
    ・有名な遺言「自分の死を三年隠せ」のほかに「自分の念持仏二体は円 光院(夫人の菩提寺)に納めろ」「自分のもそこに葬れ」と遺した

    長男・長女・三男に先立たれたり、次男は盲目になって彼女の子は家を継げなかったりと割と薄幸
    ちなみに彼女の死因として「慢性的な結核になっていた晴信を傍で看病していて移った」という地獄みたいな一説もある

  • 136二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:44:59

    >>124

    エジプト王「異邦人捕まえて、神への生贄にしたろ。お、あそこにギリシャ人いるやんけ!」

    ヘラクレス(私は何故捕まった?ん、目の前に祭壇、、、。まさか、私を生贄に?

    ふ ざ け ん な)


    ヘラクレス大暴れして、エジプト軍壊滅させました、めでたしめでたし、みたいな話しだったはず

  • 137二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:53:01

    >>125

    三成からさいつ(真田伊豆守の略称)殿と呼ばれたり、手紙で「さいつ殿、近くに来たなら会いたかったのに」と三成から言われる仲の良さいいよね

  • 138二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:04:17

    >>127

    祖先のペルセウスは似たような流れでアンドロメダと結婚したのに、ヘラクレスは踏んだり蹴ったりなのは本当に可哀想なんだよな

    それはそうとして、ギリシャ神話内で唯一負けイベレベルのギミックモンスターをパワーだけで突破するよね、ヘラクレス

    オデュッセウスが倒せないから部下の犠牲を許容するしか無かった海の魔物を物理で粉砕して突破してしてるし

  • 139二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:32:26

    テセウスの女癖に関して
    ギリシャ神話の英雄の大半が女癖が悪いだろ、と言われるとぐうの音も出ないがその中でもテセウスの女癖は飛び抜けて悪い。これには山よりも深く海よりも高い事情がある。
    テセウスという英雄譚の誕生秘話として、アテネポリスが自分達を象徴するヘラクレスのような英雄を作りたかったという部分が大いに存在する。Fateのテセウスの宝具が十二の試練に近しいとあるが、これはテセウスが次々と怪人を返り討ちにするエピソードが十二の試練の一部オマージュのようなものに由来するのかも知れない、閑話休題。
    女癖の悪さとこの誕生秘話がどう結びつくのかというと、実はこの一話一話が現代感覚でいうと映画一本なのである。
    凶悪なヴィラン、それを倒すテセウス、そしてハリウッドではこの冒険譚で救うべきヒロインが出てくる事が多い。
    そう、つまりテセウスの冒険譚一つ一つで別々のヒロインが登場する。お前前作ラストで結ばれたヒロインはどうしたんだよ!!?問題が発生するのである、監督(さくしゃ)が違うから仕方ない、本当に仕方ない。
    ちなみに序章にて自らがアテナイ王の子の証明である剣を携えて冒険を始めているが、初期に倒した盗賊が保有していた棍棒を倒した際の戦利品として獲得してからは剣ではなくこっちがメインウェポンである。ギリシャ人、本当に剣にテンションが上がらない

  • 140二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:38:47

    >>135

    なんか変な入力ミスしてたわ

    「自分の遺体もそこ(彼女の菩提寺)に葬れ」です

  • 141二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 22:46:06

    江戸時代の本によるとオリジナル配合の兵糧丸を作ってたといわれる謙信ちゃん
    基本の兵糧丸のレシピに数種類の薬草を入れるのが謙信ちゃんの独自配合なのだが実際にこれを現代で再現したところ「草食獣の餌」「くそ不味い」「かなり草」と大不評だった
    ちなみに晴信ん家の勘助オリジナルレシピも研究者によって再現されたがそちらの兵糧丸はシナモン風味の菓子みたいで普通に美味しかったとのこと

  • 142二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:02:47

    アルジュナの弓矢の能力の話でうろ覚えだけど
    師匠が門下生たちに泳いでいる魚の目を射ろという課題を出す
    一人ずつ池の前に呼ばれ師匠に何が見える?と聞かれるとほとんどの門下生は魚が見えますとか池があるなどと答えるがそれを聞いた師匠はそれではダメだと矢を射らせず池の前から追い出してしまう
    次々と脱落してアルジュナの番になったとき、他の門下生と同じように師匠は何が見える?と聞くとアルジュナは魚の目が見えます。と答える
    師匠は更に他には何が見える?と聞くとアルジュナは魚の目しか見えません。と答え、それを聞いた師匠はアルジュナに弓を構えさせ矢を射らせるとその矢は見事に泳いでいる魚の目を射抜いたみたいな話
    アルジュナのスキルってここらへん由来かなと思って結構好き

  • 143二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:20:53

    >>137

    江戸幕府が終わってから明かされる手紙の内容好き

  • 144二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:22:28

    >>135

    地獄みたいな説を採用した場合最愛の正妻も弟も晴信のために死んだみたいなものになってしまうのか

  • 145二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:27:38

    >>8

    社長は高杉の女達の手紙を集めた本で結果的に木戸孝允の文が一番多くなってた話好き

    泣きついてたり甘えてたんだろうな

  • 146二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:28:22

    オジマンディアスは元ネタは寵臣長寿
    マジで他国からは化け物に見えてそうだな

  • 147二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:28:40

    >>146

    ミイラで高身長がわかる

  • 148二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:37:22

    アキレウスの幼少時代の話、イリアスでポイニクス(※故郷から付き添い人として派遣された元罪人のおじいちゃん王)に「よその宴会に行く時はわたし以外の人間とゆくのは嫌だと言うし、食事する時も膝に坐らせて肉を切ってあげ、酒を口許まで持っていかないと飲みも食べもしたがらなかった」って語られてるシーンが想像するだけで可愛すぎて好き

  • 149二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:56:02

    このレスは削除されています

  • 150二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:57:41

    >>142

    それの遠くの鳥の模型の的🎯Ver.は知ってる

    他は「的が見えます」とかしか言わない中でアルジュナだけが「鳥の目が見えます」と言った噺

  • 151二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 23:58:35

    >>139

    >山よりも深く海よりも高い

    薄い…

  • 152二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 00:32:34

    伊織が子供の頃に天狗に攫われたって伝説、助けてくれたのが白い衣を着た化人ってところが、ヤマタケを連想できて好き。攫われて連れてかれたのが加古川(ヤマタケ出生地説あり)てところも話の種になるし、「つい最近まで伊織の家にその時引っ張られた片袖が残ってたんだけど今は紛失していて〜」と語られてるのも明日リアル感ある。
    義父の武蔵も姫路城の妖怪退治話があるし、父子揃って不思議な逸話残ってるよね。

  • 153二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 02:51:03

    >>146

    齢90を越えてなお数百メートルを全力疾走するレベルのスーパーおじいちゃんだったらしいな

    …ただ「あまりに健康長寿すぎたせいで、自分の子供達の方が先に逝くことが多かった」らしいから、長生きも考えものなのかも…

  • 154二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:48:30

    むかーしむかし、ある男が旅をしていました。
    とある町を通りがかったところ、住民たちが悪竜に困っていたので
    見かねた男は「よし、私が助けてあげましょう」と言いました。住民たちは大喜び。

    ところが男は、竜を生かしたまま縛って町に連れて来てしまったではありませんか。
    大慌てで右往左往する住民たちに、男は言い放ちました。

    「キリスト教徒になると約束しなさい。そうしたら、この竜を殺してあげましょう」

    …そう。なんとその町の人々は異教徒だったのです。
    こうして町の人々はキリスト教に改宗し、約束通り竜もブチ転がされました。
    めでたしめでたし。

    ----- ----- ----- ----- ----- ----- ----- ----- ----- -----

    カルデアでは写真家として有名な、聖ゲオルギウスのお話。
    ……ところでゲオル先生、そういうの、世間では恐喝って言うんですよ?
    ついでに先生、ヒゲが無いようですが…?(史実でも、FGOの設定上でも、赤毛の顎髭が有るらしいが、FGOアーケードでは明らかに髭がない。)

  • 155二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:55:41

    >>134

    女神

    森の動物と植物の守護神だったはず

  • 156二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 08:20:04

    髭に関しての話題が出てるけど
    FGO男性サーヴァントは基本的に髭要素はオミットされている、格好いい髭は二次元だと中々難しいからね
    とはいえ、明確に逸話の中で髭がないことを明言されている英雄がいる。
    クー・フーリンである。
    ケルトの戦士は髭があって一人前(逆説フェルグスは立派な髭の持ち主である)。クー・フーリンは中性的な美しい容姿だったと語られるが、戦士としての外見という意味では実はこれは大いにマイナスであり、一部の敵の英雄が「ヒゲもない若造と戦えるかよ!!」と決闘を拒否するという珍事も発生している。この時クー・フーリンは御者のロイグに木苺の汚れを顎に塗ってもらい髭に見立てて決闘に挑んでいる。その場でキレてボコさないで一回相手の要求に従って髭細工をする辺りやっぱり妙に律儀な御仁である。
    ちなみに相手の髭もじゃ豪傑は割とまじで強く、格闘戦で三度兄貴を投げ飛ばす怪力を見せたが、興奮した兄貴の瞬間バーサクによって投げ飛ばされミンチよりひでぇ事になった。バーサク無しでも兄貴のパワーは当時の最高レベル付近なので、バーサク無しではパワー勝負で兄貴に勝てていたこの豪傑は割とまじで当時の最強筋肉候補である。

  • 157二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 08:25:24

    >>154

    あれそもそも街に生贄の風習があるのもダメだったやつだぞ 実際それで住人が暴動を起こしそうになったし

    竜だって瀕死の状態まで弱ってるから暴れる心配もないし住人たちでも殺せるレベル

    そしてその竜は住人が何度も討伐を試みるも返り討ち・毒や病気を街に流して死者を出す・ほぼ全ての羊・若者を食べた存在でゲオルギウスが通りすがらなかったら普通に住人全滅していた案件

    歴史的背景や作者の意図は抜きにして物語に準拠したとしても改宗する代わりに退治というのは恐喝とは言い難いと思う

  • 158二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 08:31:59

    聖ゲオルギウスの逸話だと育て親の魔女カリブが印象に残っているな
    育て親であり、聖ゲオルギウスの冒険譚における一番最初に断罪した悪という極めて特殊なポジション
    魔女を討伐した時のゲオルギウスの心境も気になるけど、それ以上に悪逆非道を尽くしながらもゲオルギウスをここまで真っ当に育てた魔女の内心も考えてしまう。

  • 159二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 09:01:05

    >>156

    余談だけど、アタゴウラ開始直後の方がメイヴがガチに勝ちに来ているのが少し面白い

    勝てると踏んでる結果軍内でも有数の有力者を選出して、相手も過去の戦歴から勝つ気満々で挑んでは散っていき

    とうとう切り札でもあるクラン・カラティンが敗れた後には有力者だけど後々コイツ邪魔だな…となる人物を送り出す始末である。

    しかもその時決闘に焚き付ける条件が娘フィアベルとの結婚である、メイヴの一族は女系なので、フィアベルとの結婚はすなわち次期コノート王になること確実のスーパーチャンスなのである。兄貴が負けたら最後次期後継者確定ェ、のメイヴとしても極めてリスキーな焚き付け方法であるが、この女クー・フーリンが勝つことを微塵も疑わずに次期王位継承権を惜しみなく掛け金にして勇者を死地に送り込む。

  • 160二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 11:30:07

    >>154 >>157

    日本だとなんでか捻れてヤクザ仕草とか恐喝とか言われるんだよな ネットだし仕方ないと言えばそれ迄だが

    ゲオルギウスの話ならハンガリー民話のバイオリン弾いているやつ好き

    ナチュラルに月から地上に降りてくるし神様怒らせかけてヤッベ〜と飛び上がって帰るのが面白い

  • 161二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 11:57:54

    古事記や日本書紀で、戦う英雄の描かれ方をしているヤマトタケルだけど、常陸国風土記では天皇と表記され、退治もするけど、どちらかというと為政者として国見をする様が主として描かれてたりする
    記紀のヤマトタケルでは、常陸国に関する逸話らしい逸話は見えないのも含め、常陸国風土記特有の描かれ方

    ちなみに、古事記(710完成)、日本書紀(720完成)、常陸国風土記(717〜724完成が有力)。編者の有力人物に藤原四子の宇合がおり、大和朝廷の中心にかなり近い人物なのに、ヤマトタケル像が記紀と異なるのはかなり面白い要素なのかもしれない

  • 162二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:45:02

    実装されてないけど海幸彦が弟との争いに敗れた後従属した以外の話も面白かった 丸木舟作って今の潮嶽神社ある場所まで行ったのはまだ分かるけどジャンプ移動で岩に穴開けた話は脳内にライダーキックしか出てこない

    >>157

    マ?と思って読んできたが確かにというか普通に竜が害悪すぎて条件の改宗が破格の高待遇に思えてきた 竜の死体処理に病人治してアフターケアもバッチリだし

  • 163二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 12:54:22

    カイニスとケンタウロス
    カイニス/カイネウスの死因となったケンタウロス達、諸説あるが窒息させたのが決まり手のパターンが主流か。
    偶にケンタウロスに囲まれてやられるとかwwwなどという言説も見受けられるが、はっきり言ってギリシャ神話に出てくるケンタウロス達はとても、とても強い。
    文字通り馬力持ちのボディで縦横無尽に駆けながらも優れた膂力で投擲や弓を放ってくる強敵であり、更にこれが数を揃え始めると生半可な英雄では太刀打ちできない。
    めでたい結婚の席にて花嫁達を守るためにこのケンタウロス達に立ち向かったカイニスは紛れもなく勇者であり、不死身のカイニスを攻略してのけたケンタウロス達も戦士として恐ろしい存在で間違いない。
    因みにテセウスも一緒に戦い、彼はこの後花嫁達を取り返しケンタウロス達を戦争でボコボコにしている。これができている時点でギリシャでも屈指の武勇を持つ大英雄として文句なしの強さである。
    ケンタウロス達にあまり強いイメージが湧かないのはヘラクレスに単独でボコボコのボコにされている逸話があるからかも知れないが、はっきり言ってギリシャ神話においてヘラクレスに負けたは何一つ指標にならないので注意が必要だ。

  • 164二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 14:43:05

    こうして見返すと史実のしっかり記録の残ってる人たちとか、神話の大英雄クラスは逸話が多いね

  • 165二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 15:11:12

    逸話というか民話だけど
    昔々ある偉大な王様の後を継いだ王様がおりました
    自分が世界で一番偉いんだぜーと喋りながら歩いてると
    通りすがりの蟻に「あなたより偉いものを知っていますよ」と言われました
    「え?誰?!」「わたしを掌に乗せてくれたらお話ししましょう」
    「乗せたよ」「あなたより偉いのはわたしです。わたしはあなたを言葉だけで動かしました」
    自分の父親はあのめちゃくちゃ偉大な王様なんだが!?と王様はブチギレました
    「たかだか臭いの悪いひとしずくの出が偉そうにしないでください」
    王様は顔を真っ赤にして反省しました

    ソロモンです
    たかだか臭いの悪いひとしずくの出、という罵倒が印象に残り過ぎてる

  • 166二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 17:09:51

    芹沢鴨が『鴨』と名乗った理由として、地元(※茨城県行方市の説)にある『鴨之宮』という鴨を落としたヤマタケゆかりの場所から名前をとった説がある。

    いわゆる民間伝承ゆえ諸説あるけど、行方市には『玉造市芹沢』という地があって勾玉由来の地名なのと、すぐ近くに夜刀とかいうヤバ神を祀ってる場所があったりするので、この地元説の鴨は地獄のクコチワンちゃんと仲良くしてそう。

  • 167二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 17:19:39

    >>166

    『玉造町』じゃった……すまぬ

    ちなみにお隣のかすみがうら市には伊東甲子太郎の碑があったりするので新選組ヴィランズの聖地巡礼に最適。

  • 168二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 17:34:32

    とある島で出会った化け物に対して「何者でもない」という意味の名前を答えて脱出した後、
    もう一度名前を聞かれて高らかに彼はこう名乗った。
    「オデュッセウスだ!!!」

  • 169二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 17:48:01

    >>9

    クー・フーリンの槍投擲心臓貫きからの相手が倒れる前に大跳躍して剣で首チョンパのフェイタリティムーブはロスナリー以外でも対強敵で何度か見られるお決まりのアクションなのだが、これは別に死体蹴りという訳ではない。

    ケルト神話の中では魂は首に宿ると思われていたので、不死身な存在でも首チョンパされれば一部の例外を除けば完全勝利という認識となり、時代は違うがディルムッドも不死身の怪物を首チョンパでやっつけている。

    心臓を穿っただけでは死なない怪物が跋扈していた時代、念入りに首切りフィニッシュをしないと油断ならないのである

  • 170二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 19:50:45

    かつての恋人、デュ・バリー夫人とギロチンの前で再会したサンソン先生。泣いて命乞いをする彼女をどうしても殺せず息子に処刑を代行してもらったそう。
    敬愛する王や王妃すら自らの手で処刑したのに、青年の日の想い出は殺せなかった男……
    その後サンソン先生は「みんな彼女のように泣き叫び命乞いをすればよかったのだ。そうすれば、人々も事の重大さに気付き、恐怖政治も早く終わっていたのではないだろうか」と日記に書き残していたそうです。

  • 171二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 19:59:26

    子供の頃のアルジュナがビーシュマの膝の上に乗って「お父さん」と呼んだら「私はお前のお父さんのお父さんだよ」と言われた話
    子供らしく可愛くて好き
    まあ戦争中にクリシュナを相手に家族を殺せないと嘆いているシーンで語られた話なんだけどね

  • 172二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:07:46

    >>157 >>160

    別に捻くれてる訳でも適当に書いた訳でもないということで一応反論させてほしい


    少なくともウィリアム・キャクストン版の黄金伝説には、「住人たちでも殺せる程に弱っていた」とは一言も書かれていない

    何なら竜には(女性用の帯で、犬のリードみたいに括られた後でも)自走出来るくらいの体力は残っている

    帯の持ち主の姫が引っ張っているということだけが根拠なら、隣に先生も居る(=何時でも狩れる)から、少々弱くないか?

    (後学のために、「住民たちでも殺せる」のくだりが、何版に書かれてるのか教えてくれると助かる)


    ソース:キャクストン版

    Internet History Sourcebooks: Medieval Sourcebooksourcebooks.fordham.edu

    確かに破格の条件ではあるし、町がピンチだったのも事実、町の住民たちも殉教より改宗を選んだし、

    金銭などは一切受け取らなかったし、その金銭は貧しい人々の為に使うよう先生は言ったけど、

    恐慌状態の住民たちに「改宗すれば竜を殺す(=改宗しなければ殺さない)」と2択で迫るのは、

    (事と次第によっては、最初は無条件だったのも追加)少なくとも真っ当な交渉とは言い難いのでは?

    (心理学用語でいう所の選択話法か)


    3世紀後半の価値観がどんなものかは解らないけど、例えば竜の生首だけを切り落として持ってきて、

    「私にはイエスの加護が有ったから、恐れも疑いも無く、竜に勝つことが出来た」と喧伝したなら、

    あるいは最初に住民たちに「改宗するなら、私がイエスの加護の元で竜を退治してくる」と申し出れば…現代的価値観では「真っ当」だと思う。

    (ちなみに、現代的価値観…特に倫理観の多くは、宗教…特にキリスト教によって広まったともされる)


    (おまけとして、マルタのタラスク退治(たぶん紀元1世紀ごろ)は、特に条件を付けなかった。マルタはキリスト教布教の為にネルルクへやって来た筈なので、当時のネルルク周辺はキリスト教圏ではなかった可能性が高い)

  • 173二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:24:57

    >>171

    アルジュナに対してクリシュナが説くバガヴァッド=ギーター、個人的にかつてない程価値観の摩擦に苦しんだお話なんだけど、あの物語における真理を説いてるから迫力が凄まじいんだよな……

  • 174二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:38:32

    >>161

    確か風土記の倭武天皇がどっかの治水するために勾玉使ってたと思うからお返しの勾玉要素ってここか?て思たんだよね

    型月タケルは古事記出典だけどちらほら色んな所から要素は拾ってるのかも

    面白いのが古事記では分かり合えない景行天皇も播磨国風土記では愛妻家な面や穏やかな部分書かれてたりして似た者同士っぽくなってるところ

    そして景行天皇が地味に英霊多数輩出地域である加古川の名づけ親であるエピソードも乗ってたりする

  • 175二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:54:36

    原典でもカッコいい兄貴の逸話
    兄貴「何か王女が岩に縛り付けられてるが、どうした?」
    王女「お逃げください、私は今夜フォモール族の王子に生贄になる運命なのです」
    兄貴は王女の警告を無視してそこに留まり、3柱のフォモールを蹴散らした
    王女「ああ、腕を怪我されてます!」
    (王女は、自分の服を切り裂いて兄貴を手当て)
    王女「助けてくださりありがとうございます。お名前を教えてください」
    兄貴「名乗るほどのことはしてない」
    王女が城に戻ると、男たちが自分こそ王女を救ったと嘘の主張を王にしていた。夜の暗闇で王女には兄貴の顔が見えなかったが、そこで我こそは!と言い張る男たちが嘘をついていることは分かった(ちなみに、兄貴はそこでも黙ってた)。夜も遅いので、王が男たちを風呂に入れると、兄貴の腕には王女の衣服の切れ端が傷口を塞いでおり、兄貴こそが王女の命を救った恩人だと分かったという武勇伝(なお、王女は兄貴と結婚したがったが、エメル姫との結婚などもあってできなかった)

  • 176二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:55:04

    ヨダナとカルナの面白い逸話語る

    ある日ヨダナ、ヨダナの奥さん、カルナでサイコロゲームをしてた時ヨダナの奥さんがヨダナに気付かれないようイカサマしようとした
    カルナはそれに気付いてイカサマを止めるために腕を掴んだ
    これは当時目上の女性の腕を掴むのは不敬とされてて奥さんはそのカルナの行為を咎めてヨダナに泣きついた
    ヨダナはなんで腕を掴んだのかカルナに聞くとカルナは「奥さんがイカサマをしようとしたからだ」と包み隠さずに語って奥さんはそれを否定した
    両者の言い分を聞いてヨダナは「カルナが私に嘘をつくはずがない。悪いのはお前だろう」と奥さんを怒った
    ヨダナは奥さんよりもカルナを信頼していたという二人の友情を表すエピソードである

  • 177二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:55:42

    >>155

    にしたって……にしたってじゃない?

    これがケルトと言われたらそうか…となるけど

  • 178二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:20:47

    不倫・略奪愛にくどくど言うマナナーンだが

    歴史サイクルではフィアフナ王の妃カンティヒャルに
    「お前の夫、明日戦死するけどお前がわしと寝て子を産むなら助けて来てやるぞ。
    子は産まれて三日目に迎えに来るから」
    した

  • 179二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:40:27

    >>178

    寝取るのは好きだけど取られるのは好きじゃないんだ

  • 180二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 21:55:20

    ケルトの流れが来てるので、オベロンも含めて妖精王についての逸話というか雑学。
    オベロン、ディルムッドの幕間にも出てきたアヴァータと養父のアンガス、クー・フーリンの逸話に出てくるラヴリドと、この時点で妖精王が4人いる。
    誰かが詐称しているわけではない。妖精王はその時代の妖精達全員を統べるわけでは無く、実際の所は領主に近いポジションなのだ。
    そういう意味ではFateに登場した妖精領主というワードを思い浮かべると飲み込みやすいか。
    神霊が零落して妖精になりつつあるケルト神話において、領主とはいえその大地を統べる妖精王の強さは絶大である。
    基本敵として登場する機会はあまりなく、クー・フーリンもディルムッドも援軍として彼らと共闘しているが、その武勇が彼らに超える/並ぶものである、というのはケルト神話においては最大の絶賛といえるだろう。

  • 181二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:01:13

    この人の出生譚は色々パターンがあるがその中の一つ
    ある時、小野岑守の妻が寝ていると夢を見た
    夢の中で空から破軍星が落ちたかと思うとそれが4~5歳ぐらいの美少年になり竹林の方に入ろうとする
    慌てた奥方はその美少年を抱き上げ「どこから来たの?名前は何と言うの?」と問えば美少年は「父母もいなければ名もありません。どうぞ貴女の家で育てて下さいませんか?」と答える
    奥方は「夫に言って貴方を我が子にしてもらいましょう。そして貴方が我が家を発展させて下さい」と言えば美少年がそれを承諾したところで夢から覚めた
    奥方はさっそくこの夢を岑守に報告すると岑守も大層喜び、暫くして二人の間には大層可愛らしい男の子が生まれた
    一門の者達も大層喜び、奥方の夢に現れた竹林に入ろうとした美少年に似ていたので男の子は「竹村」と名付けられた
    夫婦の子供の溺愛ぶりは凄まじく特に父、岑守は乳母に抱かれて眠る幼子をいちいち見に来る程でその子が目を覚ましこちらを見て笑えばもうデレデレ状態
    そうやって可愛がられて育てられた竹村は成長が早く夫婦はこれを「この子の成長が早いのは夢に出た北斗の化身であるが故」と考えるほどで竹村は三歳にして学舎に通うレベルに賢く、この子に会う人皆竹村の美しさを褒めるので岑守は竹村の名を「篁」に改め傍に置いて様々な教育を施し、子が安らげるように造園もした

  • 182二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:09:20

    >>121

    なお「宝物集」だとバリバリ地獄に落ちて「責め苦に耐えられない。供養して助けて」と他人の夢でSOS送ってる

  • 183二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:12:56

    >>168

    これが原因で、その島の怪物(サイクロプス)の親父に超恨まれて、中々故郷に帰れなくなるんよな

    よりによってその親父は、海を支配するかの有名な

    ポ セ イ ド ン

  • 184二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:17:58

    なぎこさんが里帰りしたとき、歌人藤原斉信が元夫の橘則光になぎこさんがどこにいるか聞いたんだけど(直近でゴタゴタしてたため自宅にまで人が来るの面倒と一部の人にしか居場所を教えてなかった)
    則光「う〜〜〜ん嘘つくのはつらいしこれ以上誤魔化すのも無理がある…(卓の上にワカメを頬張り)さーせん今わかめで口がいっぱいなので話せませんモゴモゴ」
    となんとかその場は誤魔化してくれた

    しかしそれからも斉信はしつこく問いただしてくるので則光はもうバラしていいかと手紙を出した
    なぎこ「やめてちょ〜わかめで口塞いでて」(返事の代わりに大量のわかめを送りつける)
    〜後日〜
    則光「あのわかめ何!?こっち問い詰められててそれどころじゃないんだけど」
    なぎこ「お前が始めたネタじゃろがい!!!!そーだったわあたしこいつのこういう鈍いとこが嫌で離婚したんだわ!!」

  • 185二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:27:04

    平将門を討ち取ったのが俵藤太こと藤原秀郷なのはこのカテの住民は大抵知っている事だと思う。その中でも有名なのは桔梗の前という美女を間者として将門の元に送り込み、弱点を聞き出し倒したというものである。
    この桔梗の前は将門の妾という事以外何も分かっておらず、どこの誰の娘なのかもはっきりしない。
    ただ、数多ある逸話の中に彼女は藤太の親類だったというものが幾つかあり、姉、妹、元妾、中には娘だったというものもある。
    いずれにせよ、桔梗の前は将門が死んだ後に悲劇的な最期を遂げるのがお決まり(藤太や朝廷軍に殺される、将門に呪殺される、自殺する)となっているらしい。
    型月での桔梗の前がどのような扱いになるかは定かではないが、仮に縁者であった場合、藤太はどのような気持ちで家族を敵の元に送り込んだのか、そして彼女が死んだと聞いた時何を思ったのかが気になるところである。

  • 186二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:50:28

    ダンテが石に座って思索に耽っていると知人がやってきて「何の食べ物が好き?」と聞くのでダンテは「ゆで卵」と答えた
    数年後、またダンテが石に座って考え込んでいると前と同じように知人が「何をかけて?」と問いかけてきたのでダンテは「塩」と答えた
    ダンテは数年前の何気ない会話を覚えていたのである

  • 187二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:57:29

    しかし史実系の人たちは逸話を明後日行くとなんとなくひととなりの概要も見えてくるけど
    瞬間最大風速で歴史に名を刻んでそのままかっ飛んでいったシャルロット・コルデーの異質さが浮き彫りになるな…

  • 188二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:25:54

    >>141

    ニッキを配合してるのかな?

    味にも拘るとはさすが勘助

  • 189二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:33:36

    >>172

    論拠を示してくれて感謝する 此方からも如何様に考えたか述べさせてほしい

    元々ゲオルギウスの伝説は殉教が先立つのはよく知られるが竜退治伝説も黄金伝説よりも前から成立していた

    ただしそれらは絵画的な事実の連続という形で、やはり物語色を強めたのは黄金伝説

    マルタの話と異なる点として街の状態より先に生贄の姫に出会っている点、生贄の選定により住民が暴徒化しかけている点、街に生贄の慣習があると分かる点が挙げられる

    その為姫の救出には単に竜を倒すだけでなく街の人も納得させないといけないし、例えそれが成されても同様の危機に見舞われた際再び生贄に頼り滅びの道を進むことになる

    キリスト教は生贄の慣習がない事が1つの売りでもあるので後顧の憂いを断つ手段として用いても不思議ではない

    先に述べたように黄金伝説では物語色が強まっている為上記の様な場面同士を繋ぐ理由付けは無視できない

    参考資料はこの辺 https://www.academia.edu/65314702/Baghos_On_the_Historical_Existence_of_Saint_George_Part_1.pdf

    journals.uvic.ca

    「真っ当」かどうかの判断を3世紀後半・4世紀初頭に求められると俺自身その価値観を持たないのでどうとも言えないが少なくとも筋は通っているのではないとやはり考える

    ただそちらが黄金伝説に準拠した考え方をしているのに対し此方はそれ以前の伝説等も含めた話をしてしまった為齟齬を招いてしまったのはある 申し訳ない

  • 190二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 23:33:47

    遠征中の上杉輝虎(後の上杉謙信)に甥っ子の喜平次くん(後の上杉景勝)から戦勝祈願のお守りが届いた
    大喜びの軍神様は「お手紙ありがとう!お守りめっちゃ嬉しいです!もうすぐ帰れるのでまたお話ししましょうね。追伸・お手紙ほんとにありがとう!字がまた上手になりましたね。お手本を送りますね」という手紙と立派なお手製ドリルを送った
    手紙の内容と大きくて読みやすい文字から喜平次くん幼少期のほのぼのエピソード……と思われていたしそう書いてる本も多いんだけど使っている署名から推測するにどうも喜平次10代半ば頃の手紙らしい
    なんかちょっと軍神のイメージが変わっちゃった

  • 191二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 01:07:34

    >>186

    (これむしろ知人がぶっ飛んでるような)

  • 192二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 01:50:52

    >>176

    自分が見たやつだと、離席していたドゥリーヨダナが帰ってきたのを見た妻が迎えようと立ち上がった時、ゲームに熱中していて気づかずあと少しで勝てそうだったカルナが引き留めようと腕を掴んだら、よろけた妻の肌があらわになってビーズの飾りから真珠が飛び散ってしまう

    嫉妬深い性質を知っている二人は緊張するが、ドゥリーヨダナは気にした様子なくビーズを拾い集め始めた

    二人はドゥリーヨダナの信頼を疑ったことを恥じたのだった

    というものだった

    この逸話を紹介した人の思想というか解釈が影響してるんだろうけど、個人的には誰の株も下げてなくて好き

  • 193二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 02:30:56

    アストラットのエレイン
    カーボネックのエレイン
    シャロットの女
    ランスロットガチ恋ガールズ三人衆を連れて来たよ
    因みに皆彼に恋した結果死亡している...
    本当に罪な男だよ そんなんだから聖杯にそっぽむかれるんだぞ

  • 194二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 03:23:33

    >>189

    視点と、若干の価値観の相違か。丁寧な返答に感謝を。

    (黄金伝説以前に竜退治伝説が有ったとか知らなかったそんなの…しかも軽くネット漁ってもカッパドキア版が出てこねぇ…)


    しかし、「キリスト教を広めたい」ではなく「生贄を辞めさせる為に改宗を勧めた」ってのは面白い解釈だ

    姫の命を救うだけでなく、人々に「その後の人生」まで与えた訳だ。これは英雄。


    …ところで、参考資料を斜め読みさせて貰ったんだが、

    ドラゴンは「どうあっても救えないモノ・異教徒の象徴」って記述を読んで、

    そもそも恐喝、特に「選択話法」というのは、筋が通る通らない以前の問題として、別の意味で間違いだった可能性が出てきた…


    『聖人と竜―図説 聖ゲオルギウス伝説とその起源』髙橋 輝和 著数多いるキリスト教の聖人の中でも竜殺しの伝説でひときわ異彩を放つ聖ゲオルギウス。イングランドやジョージア(旧グルジア)、モスクワの守護聖人として、また元々スペイン・カタルーニャ地方での彼の記念日から派生した本の記念日サン・ジョルディの日でも...call-of-history.com

    >> この殉教伝の中にゲオルギウスが迫害者に向けた「年老いた竜よ」というセリフがあり、ここからインスパイアされて、五~六世紀頃、ゲオルギウスの竜殺しエピソードが登場(※上記リンクの本文から引用)


    もしかしたら「ガチガチの殉教者」…それも民を苦しめるレベルの者たち(≒生贄を辞めない異教徒)を竜に喩え、聖ゲオルギウスは彼らを…………。

    (…なんだか、日本で言う所の「土蜘蛛」を思い出してォォゥとなってしまった…でもキリスト教的には…そういうのを美談としている以上、セントジョージの名のもとに、異教徒たちを…ォォゥ)


    ともかく、メタ的というか、比喩表現を取っ払って見た場合、

    「竜を生かすか」「改宗するか」に対して、「竜を殺して改宗もしない」という選択肢はそもそも無く、

    キリスト教という、新しい価値観を提示した以上、

    『竜になる(生贄を続ける)』か、『人でいる(生贄を辞めるか)』かの2択しか無い…とも取れるな


    「汝は竜、罪ありき」の言葉と「〔竜〕属性付与」の意味が、実はめちゃくちゃ重くて血なまぐさい気がしてきた…。

  • 195二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 05:55:29

    >>190

    戦国時代で10代なかばって大人…

  • 196二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 07:22:33

    図形を書いて考えるのに集中してて、ローマ兵が来てるのに気が付かず後ろから刺されたアルキメデス。
    逸話というより、教科書とかに載ってる絵が好き
    「何こいつガチ信じられん」みたいな顔してるローマ兵すこ

  • 197二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 08:23:08

    スレ主です。残りわずかなのでご挨拶をぱ!
    皆さん素敵な逸話をありがとうございました!荒れる事なく完走できるのも皆さんのご協力のお陰です!

  • 198二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 09:10:09

    ヘラクレス、割と粗暴な人の印象もあるけど
    取り敢えず正当な手続きを踏んでくれるけど、相手が騙したり悪意がある瞬間に暴力装置に切り替わる感
    礼儀正しく対応してくれたり、善意を見せた相手や困ってる人には普通に優しいヒーローなんだよな
    酒はダメです、ヘラクレスに酒を飲ませるなぁああああ!!!

  • 199二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 09:38:13

    アルゴノーツ「ヘラクレス置いてきちゃった!?」
    ヘラクレスの友英雄「お前…故意だろ」
    イアソン「……」←絶望中
    ここ好き
    ヘラクレスの友英雄「嘘泣きやめろし」
    イアソン「……」←呆然
    ボレアダイ「仕方なくね?喧嘩よして進もうや」
    海神「せやで。これは運命なんや」
    アルゴノーツ「ほな行こか…」
    の流れからの船旅後「俺のこと置いてっていいっつったらしいじゃん…」で完全にとばっちり食ってるボレアダイも不憫で好き

  • 200二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 09:49:54

    アルゴナイタイ、出発の時に教え子も多かったからケイローン先生の所に集まるのも好き
    ケイローン先生の予言を受けてヘラクレスでも力では押せないアルゴー船をオルフェウスが楽器で動かす瞬間の、師匠に見送られての大冒険の始まりって感じで、すっげぇワクワクする

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