- 1二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:39:22
……………随分とパッとしない方ですね。まぁいいでしょう。貴方をプロデューサーにするのは黒井理事長の命令であり、我々はただのビジネスパートナーです。必要以上の接触と詮索は必要ありませんので、お忘れなきよう。……全く、プロデューサーなんて必要無いのに……ましてやこんな男が……。
~半年後~
……おい、プロデューサー。撫子とさっき何を話していた?
……世間話? それにしては随分と楽しそうだったな?
…………関係あるだろ。ボクはお前の担当だぞ? お前の動向は逐一知る必要がある。だから何を話していたか言え。それともなんだ? ボクという担当がありながら撫子もプロデュースしようとしてるのか?
…………い、いや……確かにボクらはビジネスパートナーで必要以上の詮索は駄目だと言ったが……そ、そうだ! お前のような男が撫子の毒牙にかかる前に、ボクは監視して守る必要がある! そ、それなら文句無いだろ!? だ、だから言えっ! 撫子と楽しそうに何を話していたんだっ!!
っていう最初こそツンケンして学Pのこと信用せずにビジネスパートナーとしていようとしたけど、チョロいからすぐ学Pに堕ちちゃって自分だけが独占したい四音さんとその独占欲に気付きながらも重い感情が嬉しくてつい虐めちゃうけど四音さん大好きなもっと重い学Pって在庫あります? - 2二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:41:51
君の脳内にあるよ。だからそれを出力するんだ
- 3二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:45:20
探せばあるかもしれないけど、君の心から求めるものは君の手の中にある
さ、書こうか? - 4二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:47:03
ちょっとジャンプしてみよか?
- 5二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:48:04
ちょっと逆立ちしてみようか
- 6二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:49:47
そこまで書けたならもっと書けるだろ書いてください
- 7二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:53:08
食事は用意している
気が済むまで書き続けるのだ - 8二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:56:08
Pが撫子と一緒に自分の誕生日プレゼントを買いに行く所を目撃しちゃって、顔を真っ赤にしながらPに詰め寄る四音概念だと……!?
- 9二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 14:58:29
フー…
Pサマはさ、新アイドルを見るとすぐにチョロい娘にしたがるよね
おかわりください - 10二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:04:37
書けーっ!出せーっ!
- 11二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:04:39
俺今椅子の上で土下座してます。免じて続きをください
- 12二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:42:40
「…………四音さん」
「……うるさい」
「…………急に抱き着かれても分かりませんよ。仕事もできませんし、太ももがそろそろ痛いです」
「……ボク以上に必要なものなんて無い」
「ありますよ。例えば貴女のスケジュールだとか、貴女のレッスンとか課題とか」
「……全部ボクにまつわるものだ。だからボクだけがお前に今必要な物だ」
「めちゃくちゃですね。……四音さん、そろそろ顔をあげてもらっても?」
「…………」
「酷い顔ですね、アイドルとは思えない。誰のせいでこんなに?」
「……分かってるだろう。お前のせいだ」
「身に覚えがありませんね」
「…………今日、楽しそうに話していた」
「誰とです?」
「ボクとは全然違う、可愛らしいあのマネージャーだ。……楽しそうだったな、ボクのことを放っておいて、二人で。あんなに笑顔で」
「…………ただの仕事ですよ。冗談交じりな会話をしてきただけです」
「……黙れ。狡い。言い訳するな。ボクのことを放っていたのは本当のことだ」
「……全く、本当に貴女は子供みたいですね。そもそも、話していたとして、どうして貴女がそんな顔をするんです」
「……………………お前、は。……ボク、だけのものだ」
「えぇ、貴女だけのプロデューサーですよ」
「……っ! 嫌いだっ……!! お前なんて大っ嫌いだ……!! クソっ……クソっ……!! お前がっ……!! お前がいつもいつも……!!」
「えぇ、えぇ。そうですね。俺の事なんて大っ嫌いですもんね」
「嫌いだ……!! 大っ嫌いだ……!!」
「はい。分かっていますよ」
「そのニヤケ面を辞めろっ……!! ボクのことなんて、全部分かってるくせに……!! 応えようとしないくせに……!!」
「嬉しいだけですよ。貴女にそうやって大嫌いだと言われるのが。……俺はちゃんと四音さんを愛してますから、ずっと俺を嫌っていてください」
「嫌いだ……!! お前なんて!! ……大っ嫌いだ……!!」 - 13二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:43:13
っていうちょっと退廃的な雰囲気がある二人が見たいだけなんですよ。分かってくれます?
- 14二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 15:46:18
- 15二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 16:13:40
学Pはあれか? 真っ直ぐな好意を信じられないタイプか? だから嫌いって言われるのが嬉しいタイプなのか?
- 16二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:08:42
四音がお風呂場に突入するタイプ
- 17二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:26:39
四音が捻くれているのを学Pは理解しているから、何度も大嫌いって言う程の感情をぶつけてくれているのが嬉しいんじゃないかな
- 18二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:54:08
何処のニトクリスさんなんだ.....
- 19二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 22:53:57
俺はこの概念が好きだ。だから保守する。
- 20二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:14:25
果たしてこれはえっちなやつはいいんだろうか。
好き好きって言いながら四音を鳴かせる学Pもいいと思うんだけど、なんかスレの主流と離れるような…… - 21二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 23:19:54
- 22二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 08:31:04
保守するぞ雛鳥
- 23二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:20:22
四音さん、確実に自己肯定感低いタイプだろうから、チョロそうなのは何となくわかる
- 24二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:23:26
でもチョロい以上に人間不信拗らせてる感じあるんだよなあ
- 25二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:28:24
もしかしてですけど、自分が1度も姉を越えられぬままアイドル人生を終える夢をみた四音が、不安と恐怖で体が弾けそうになりながら一心不乱に学Pのとこに向かって、学Pの顔を見るなり有無を言わさずそのまま胸に飛び込んで、学Pが若干困惑しながら「四音さん…どうかされましたか?」って聞くけど四音は黙ったまんまで、「…………」「…あの、四音さ「うるさいッ!」って有無を言わさずに学Pの胸に顔を埋め続けてたら、「…分かりました。」とだけ呟いた学Pにそっと抱き寄せながら優しく頭を撫でられて、涙ぽろぽろ零しながら「クソッ……クソッ……!嫌いだ…お前っなんて………大っ嫌いだっ………!」って言い続けて、痛いぐらい力込めて抱き締めるし、シャツも涙でぐちゃぐちゃになってシワができるくらい強く頭擦り付けられてるけど、何も言わずに四音が落ち着くまで抱きしめ続けて、シャツに付いた四音の涙の跡を見てえも知れぬ高揚感を覚える学Pとかでもよろしかったですかね…?
- 26二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 18:41:06
プロデュースするなら何より先に方々への謝罪とカウンセリングが最重要なんだよな
優しく抱きしめてあげたいよ…… - 27二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:30:36
騒々しくも愛すべきものもさり、ただ静寂と窓からさす夕日だけが、彼を包んでいた。
いつの間にやらこの部屋も随分とものが多くなった。彼女がやいのやいのと持ち込んだものが主であるが。
高そうな茶葉に同じ二つのカップにコースター、コートラック、電気ケトルに寝具一式……。明らかにミーティングや指導だけの関係には必要のないものを見て、男はほくそ笑むだろう。
一番の好みを余ったからくれてやる、ボクに感謝しろと貰った茶葉に、お湯を注いで日のさす方へ歩く。
おもむろに窓に近寄り、下を見やる。先程までの威勢はどこへやら。トボトボと音が聞こえてきそうなくらい、思い足取りの彼女を見下ろす。
誰にも聞かれることの無い部屋で1人、男はこう語るだろう。
「四音さん、愛してますよ。」
届くことの無い独白は、マグカップから立つ湯気のように儚く、しかし確かに存在しながら消えていった。
見たいのもありですか?蛇足?
- 28二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 20:36:55
うーん、アリ!
- 29二次元好きの匿名さん25/04/23(水) 21:37:55
最高なシチュですね…!
- 30二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 00:50:50
- 31二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 05:26:58
この概念がもっと見たいからage
- 32二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 07:47:30
祝!ゴルラ登場
- 33二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 08:24:04
登場してないよ、アレは四音じゃなくて五音(ゴ音)だよ
- 34二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 11:41:17
四音は1回落ちたらズブズブに依存してクソデカ感情向けてきそうだから非常に良い。
- 35二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:08:16
これ出力するの難しいな……湿度というか、学Pのクソデカ感情とか……どうにもいい言葉が見つからない
- 36二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 20:19:44
>>33楽器ケース入ってそう
- 37二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:11:39
四音はSS書きたくなるタイプだろうなあとウキウキしてたのに渋では全然見かけなくて悲しかったんだよな
新たなる光を見せてくれ…! - 38二次元好きの匿名さん25/04/24(木) 22:51:15
ありがとう。では、こういうのはどうかな?
今日四音さんは休養日だ。珍しいことに、このプロデューサー室に入り浸りに来ていない。
いつもであれば無理矢理置いていった茶葉を二人で楽しみながら、他愛もないことを話す。
そして必ずと言っていいほど四音さんから俺に抱きついてきて、嫌いというフレーズを繰り返す。
俺は溢れ出すニヤケを隠そうともせず、彼女をギュッと抱きしめて。髪を梳き、頭を撫で、香りを楽しむ。全身で白草四音というアイドルを、味わう。それが、俺たちにとっての日常。
双方にとっての、極上のひととき。
必死で余裕のない彼女の、精一杯の愛情表現。あの貪欲な彼女が見せる、剥き出しのココロ──執着。それが俺に向いているという事実が、たまらなく俺を昂らせる。
そうやって物思いに耽りながら、仕事を終わらせると、気づけばお昼時となっていた。適当に初星の外にある初星学園生行きつけの定食屋で昼食を取る。何事も無く食べ終わり、そのままプロデューサー室に戻って読みかけの本でも読もうかと考える。
すると意外な人物に出会った。白草月花、四音さんのお姉さんにして四音さんの頭痛の種。
四音さんの姉と言うだけあって、四音さんに負けず劣らずのスレンダーで美しい人だな、と思っていると話しかけられた。
「貴様が、四音のプロデューサーか。」
「こんにちは、白草月花さん。確かに俺は俺になんの用でしょうか。」
「話がある。少し付き合え。」
「構いませんよ。……ここではなんですから、プロデューサー室に行きましょうか。」
- 39二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 08:17:06
すこ
- 40二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 13:41:49
このレスは削除されています
- 41二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 14:07:08
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 14:43:22
- 43二次元好きの匿名さん25/04/25(金) 15:37:06
月花さんを案内し、ソファーに座ってもらい四音さんから貰った茶葉にお湯を入れ、貰った茶菓子を渡す。
「ふむ……気が利くな。そしてこの茶菓子や持ち込まれたもの達……。なるほどな。」
「少々散らかっていて申し訳ないのですが……早速、本題に入ってもよろしいでしょうか?」
「あぁ、私としたことが忘れていたな。愚妹の……四音のことだが。単刀直入に言う、貴様四音の恋人のようなものだろう?」
───月花さんの目的が分からない。何を俺から引き出したいのだろうか。とりあえず、ここは様子見してみよう。
「何をおっしゃいます、俺はプロデューサー科の生徒です。貴方ほどの一流アイドルなら、そういったことはご法度であることは言うに及ばないと思いますが。」
「安心しろ、愚妹のようなつまらんことはせん。」
「……ますます目的が分かりませんね。」
「貴様がつくようになってから……四音は大きく成長した。それは純然たる事実だ。私の目に留まるほどにはな。」
「そうですか。そう言っていただけると、プロデュースした甲斐がありますよ。四音さんは貴方への思いを拗らせているきらいがありますからね。」
「私に対する劣等感だかなんだか知らないが……少なくとも、ファンも道具と切り捨て、才能をドブに捨てていた時よりは遥かにマシだな。」
「四音さんはこれからも成長し続けますよ。それが反骨心であれ、なんであれ……俺がついている限り。」
「だからこそ、だ。あの愚妹がお前がついてからというもの、随分と変わった。」
「それこそ、私が驚くぐらいな。しかし、人は急に変わらない。変わるとするならなにか特別なことがあった……ぐらいのものだ。」
「……。」
「悪意や下衆な思惑なしの純粋な笑顔が増えた。それもプロデューサーがついてから。これが何かしたに違いない無いと。今日ここに来て確信した。この茶も、菓子もコップのセンスも……四音のものだな。」
「今までのアイツであれば、一服盛るなどしていただろうが……どうも今のお前にはその兆候はない。」
「枕営業に嵌められた!などでもするかと思ったが……あの無駄にプライドの高い妹がそんなことするわけが無い。」
「それにこの部屋やお前の服から香るのも……あの妹が好んでつける香水の香りだ。」
- 44二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 00:04:49
実は四音のことめちゃめちゃ気にかけてる月花姉様概念は健康に良い
- 45二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 07:44:47
月花姉様はヤバいくらい四音が好きでいてほしい
- 46二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 09:38:10
「俺はプロデューサーですからね。アイドルと苦楽を共にしていれば、匂いが移ったり、物が増えたりなんてさほど珍しいことではありませんから。」
「寝具一式のデザインも妹が好みそうなものだな?それも二つだ。一つだけならプロデューサーが寝泊まりすることなど珍しくないから言い訳できる。が、2つあり1つは女を感じさせる……。」
「……そこまで分かっていらっしゃるなら。そうです、俺は四音さんのことを愛しています。」
「私はお前と四音が付き合うことに異論は無い。お前が信頼に足る男であるというのは、これまでを見れば一目瞭然だからだ。」
「だが知ってのとおり、我が妹は些か冷静さに欠ける節がある……。反骨心と根性、素質や才能は申し分ないのに全てを無為にしだす。」
「ここまでしておいて、何かあればお前をまっさきに頼る癖に、愛のひとつも囁けていない……と言ったところだろう?」
「ええ。でも俺は知っています。それは不器用の彼女なりの、愛し方なのだと。」
「嫌いだ、大嫌いだと繰り返しながらも、俺と入り浸り暇があれば肩を預けて抱きしめあう……。」
「俺が藍井さんや仕事先の女性の方と話していれば、嫉妬心を剥き出す。自分の手の届くところに、確かに俺がいる証拠を求めて。俺に甘えてくる。」
「姉であるあなたに話すべきでないことも、俺自身がそんな余裕のない四音さんが見たくて。つい意地悪をすることも。」
「俺にだけその独占欲が向いて欲しいと思ってしまうのです。四音さんのあの美しい顔が嫉妬で歪む時、その瞳も、心も。」
「俺だけを射止めてくれるのですから。素直に甘えてくる四音さんも見てみたくありますが、それまではあの不器用な四音さんを愛し、歩み続けたい。」
そう言い終わると、静寂が空間を支配する。月花さんは黙って腕を組み、何かを考え込んでいるようだ。
しばらくして、その静寂を破ったのは月花さんであった。
「四音に負けず劣らず、変わったプロデューサーだな。」
「えぇ。自覚してますよ。」
俺は苦笑した。
「お前の元でなら、才能を生かし愚行に走ることもなかろう。」
- 47二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 09:48:30
「お前自身も四音のことを愛しているのは、本物のようだし実力も申し分ない。」
「最後に聞く。おまえは、白草四音に責任を持てるか?」
「持てますとも。出会った時から、俺は四音さんに惚れ込んでいるんですから。」
それを聞くと、月花さんはどこか満足そうに口角を少し釣りあげる。
「いいプロデューサーに恵まれて幸せ者だな、アイツは。」
「俺も幸せものですよ。だってあなたの妹さんという原石と愛を一度に手に入れたんですから。」
「フッ、言うじゃないか。」
「きっと、俺たちは上手くいかず時には挫折することもあるでしょう。でも俺達は何度だって立ち上がってみせる。立ち上がれないなら、なんとしてでも俺が四音さんをたたせます。」
「いつか必ず、あなたというソラに輝く一番星にだって、手を届かせてみせる。」
「気に入った。私は正面から実力を持って挑んでくるものが好みだ。」
「その意気やよし。白草月花の持てる全てをもって、必ずやお前達と雌雄を決しよう。」
「退屈させてくれるなよ?」
「お前達は、アイドルとしても個人としても、私を楽しませてくれるのだからな。」
「俺の四音さんに誓いますよ。貴方を打ち破ったその時、白草四音が進化するんですから、退屈なんて嫌でもしませんね。」
「本当に面白い男だな、お前は。この私を前にそんな不遜な態度を取れるのは、あの社長とお前ぐらいなものだ。ますます気に入ったぞ。」
「ありがとうございます。」 - 48二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 11:44:35
こういう関係も確かに良い……
- 49二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 15:49:28
地獄の果てまで相乗りする方のプロデューサー
- 50二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 16:19:13
四音SSのプロデューサー、地獄の果てに行きがち
- 51二次元好きの匿名さん25/04/26(土) 21:45:31
もっと見たい保守
- 52二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 00:48:13
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 09:47:35
四音は美しいよりの可愛いだからぜひ実装して欲しいな……
- 54二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 16:17:14
この四音は月花姉様はまずとして女子全員と話してたら嫉妬しそう
- 55二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 20:53:34
プロデューサーの嫌いな所? そんなのごまんとある。分かりました、いくつか言ってあげる。
まず、ボクを優しく見つめるその目が嫌いだ。
あと、ボクを受け止める大きな体が嫌いだ。
そして、ボクを穏やかに慰めるその声が嫌いだ。
……………ボクの物にならないお前が、どうしようもなく大嫌いだ。
……なんでそんな嬉しそうなんだ、お前は。 - 56二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 21:14:54
四音「ああ、心配いりませんよ。寝具はじきに1つになるから。」
- 57二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 22:40:22
雛鳥、(Pを姉に取られるかも…………イヤだイヤだ!!!)で無理して倒れて「どこにも行かない」って言われて安心してアイドルとして自然体になれて初めて姉に勝つ四音を1つ。
- 58二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 00:34:20
月花さんを見送った後、プロデューサー室に戻り、備え付けた寝具を取り出して眠りにつく。
(白草月花さん……四音さんの荒れぶりに反して、意外と面白い人物だったな。なんだかんだ言って四音さんのことを気にかけていたようだし。)
(だが、優秀な姉と常に付きまとう、周囲からの下衆な勘ぐり……そして月花さんの他を圧倒するアイドルとしての実力、個性。オマケに月花さんは実力主義だし、それに見合う努力も苦ではない真の天才……。)
(四音さんだって月花さん波のポテンシャルは秘めている。しかし、あれを十数年も間近で見続けていたとなれば、ああも荒むだろう。)
(だが、それでも彼女はこの業界から逃げていない。あんなに心がボロボロなのに、Aランクの評価を貰っていたこと。)
(それは秘めたポテンシャルの証だ。そして、あのなりふり構わなさは、方向性を変えれば彼女のストイックさとなる。才能や個性も、道具と同じ。包丁は美味しい料理を作る為に使うことも出来るし、何かを殺めるのにも使えてしまう。)
(白草月花という強い光の外にできた闇が、白草四音であるのだろう。本当はいけないことだとわかってはいるが、それでもそうした月花さんには感謝せねばなるまい。)
(だって、そのおかげで四音さんは俺に依存して、俺は運命に出逢えたんだから。きっと誰にも理解されぬだろう……だからこそ、俺は彼女を愛するんだ……。)
色々と想いを馳せていると、じきに意識は夜闇の彼方に消えていった。
翌朝、午前6時。プロデューサー室でモーニングティーを淹れる。机に並べられた、お揃いのマグカップとコースター(識別用に俺の方には撫子さんと交渉して得た。自然な四音さんの笑顔を小さなシールにしたものが貼っているのは内緒)。
紅茶を注ぎ、椅子に座して待っていると走ってくる音が聞こえた。
「お前っ!昨日月下姉様と会っていただろう?!」
「四音さん、朝ですかr───。」
走ってきて俺の両腕をつかみ、俺を押し倒す。
赤茶色のカーテンが朝日をさえぎってくる。
「あんなに上機嫌そうに姉様が、お前のことを話してきたんだぞ!お前もボクを裏切るのか?!」
「俺は四音さんのプロデューサーです。四音さんの為に力を尽くすことはあれ、裏切るなんて有り得ませんよ。」
「嘘だッ!口ではなんとでも言える!ボクより優秀な姉様に乗り換えるつもりなんだろう?!」
- 59二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 08:50:15
いいねいいね
- 60二次元好きの匿名さん25/04/28(月) 17:34:46
保守
- 61二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 00:15:49
保守
- 62二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 09:11:29
ほ
- 63二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 09:35:19
この学Pは絶対サディスト
- 64二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 12:08:47
「確かに月花さんとはお話しましたし、少々深く話しすぎた節はあります。けれど案外あなたの事を気にかけているようでしたよ?俺がつくようになってから、あなたは大きく成長した……と。」
「…ッ!お前なんて大ッ嫌いだッ!ボクにはお前しかいないのに!お前にはいくらでも代わりがいる!それこそ、月花姉様だって望めば手に入る!こんなのは不公平だ!」
「四音さん。これまでも、これからも。俺はあなただけのプロデューサーです。」
「そうやってっ、甘い言葉でボクに囁いて……!期待させてボクだけのモノにならないお前が嫌いだっ!とっくに気づいてる癖にッ、知らないふりをして!」
「知らないふり……ですか。」
「そうだ!お前が誰かと話してるのを見ると不安で頭がおかしくなる!ボクに出来たはじめての……」
「はじめての……なんです?」
「そういうところだ!言わなくてもわかるだろう?!本当に、クソッ、クソっ!」
「とは言いますがね、四音さん。たとえ分かっていたとしても口にしなければならないものがあります。例えるなら日常生活であるなら何気ない挨拶や、感謝の意やいただきますとかね。」
「話を逸らすなッ!」
「逸らしていませんよ。これは俺達にとって大事な話ですから落ち着いて聞いてください。……ほら、俺の胸を貸しますから。」
「ん……。」
「いつも言ってますが。俺は四音さんのパートナーです。ただ担当アイドルとそのプロデューサー……、それ以上の関係でも、俺はあるつもりですが。」
- 65二次元好きの匿名さん25/04/29(火) 18:54:47
四音に依存される至福
自分だけが見れる姿に対する愉悦 - 66二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:07:24
「それ以上の関係……」
「俺は四音さんが望むなら、俺を望むだけ提供する覚悟があるということです。それこそ、生涯に渡って……ね。俺はこの先、何があっても決して四音さんを見捨てません。」
「お前……」
「正直に言いますとね。俺はあなたが言う通りのクズなんですよ。とてもじゃないが褒められた人間性じゃない。」
「どういうことだ?」
「これは月花さんにも話しましたが……。四音さんがそうやって俺に対して嫉妬心をむき出しにして、手段を選ばなくなる……。」
「こうやって暇さえあれば抱き合って、独占欲を発揮してくるのが、堪らなく嬉しいんです。だって、その時は貴方の心も瞳も、間違いなく俺一色に染まって、俺にだけ向けられてるんですから。」
「……。」
「軽蔑するでしょう?でも、いいんです。俺は白草四音というアイドルにあえてよかった。黒井社長に感謝していますよ。あの765プロとやりあって、伝説的なアイドルにして娘を持つだけある。」
「俺はあなたに対して愛を囁く資格のない人間です。でも俺の中の獣はあなたを愛することをやめられない。四音さんという我が師、導きの月光に魅入ってしまったんですから。」
「そんなことを考えながらずっと、ボクの傍にいてくれたのか……。」
「はい。ですが四音さん。俺は今みたいに嫉妬をむきだしてくる四音さんも好きですが、ゆくゆくは撫子さんのように自然で可愛らしく、笑顔なあなたも見てみたいし、本当はそれが一番だとも思っているんです。……この話を聞いたあとだと、説得力が無いかもしれませんが。」
「なんだか、安心したよ。お前はおかしいところもあるし、急に言われて話の整理も追いつかないが、もうお前はボクから逃げられない……でいいんだな?」
「えぇ、そうです。逃がすつもりもありませんので、覚悟しておいて下さいね。それと、四音さん。」
「なんだ?」
「四音さんには休息が必要です。今日はもう、俺から断りを入れておきますから完全な休養日としましょう。」
- 67二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:16:55
表ではお互いドライな関係に見せてるけど、裏ではドロドロの共依存なPしお、アリだと思います…!
- 68二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 09:40:28
ほんとに出力するの難しい ライターってやっぱすげぇわ
- 69二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 10:01:13
このPブラボ大好きじゃん
- 70二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 13:40:01
「……良いのか?月花姉様はボクが挑んでくるのを楽しみに待っている、と言っていたぞ。休んでる暇なんてないんじゃないか?」
「ただ闇雲に方向性もなくしていたところで、得られるものは多くありません。月花さんも仰っていたはずです。今のあなたは大きく成長している。」
「それはそうだが……、あの月花姉様だぞ?」
「四音さんなら勝てますし、俺が勝たせます。勿論小細工無しの正面突破でね。だから第一段階として、今日は思う存分俺に甘えて、俺を使ってください。そうすれば、貴方の不安は消え、アイドルとして成長するための下準備が整うはずです。」
「そうか。ボクはお前が月花姉様に取られるかもしれないと思って焦っていたが……よかった。お前はどこにもいかないんだろう?」
「えぇ。俺はあなたを置いていかないと約束しましょう。あなたがあなたを愛せるようになるために、俺に甘えてください。自分を愛する心がアイドルには必要不可欠ですから。」
「……1度しか言わないぞ。ボクを見捨てず、愛してくれてありがとう。ボクはそんなお前が、大好きだ。」
- 71二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 22:57:05
「えぇ。思う存分甘えてください。俺も四音さんを愛していますから。」
「ボクに帰る場所ができた、こんなに嬉しいことは無い……!」
「俺も大好きですよ、四音さん。あなたが帰るところが俺であるように、俺もあなたが帰る場所なんですから……。」
「……もっと強く抱きしめろ。そうだ、壊れてしまう程愛してくれ。そんなんじゃまだまだ伝わらないな。頭も撫でろ。そう、優しくそっと撫でるようにな。」
「……月並みな言葉ですが、今の四音さんは何にも変え難いぐらい美しいですよ。ますます手放したくなくなります。」
「なぁ、お前。ボクも、お前にするからキスしないか。」
「構いませんよ。では俺から……。」
「ん……。」
「……ますます手放したくなくなりました。他の場所にしても宜しいですか?」
「……変なところにしたら怒るからな。」
「ありがとうございます。では失礼して……」