- 1二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 16:50:29
- 2二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 16:51:47
申請完了
18:00まで待機 - 3二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:33:00
通ったようなので開始
出てくるオリキャラ
元スレ設定
男性/27歳/非能力者
前スレダイス結果
髪:紫
目:黒
体格:ひょろい
戦闘スタイル:テクニック系
気配消しレベル(100でウソップが気づかない)
dice1d100=99 (99)
- 4二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 17:40:58
前スレまとめ①
序 in酒場ザワザワ…「見ない顔だな。海賊かい?」
騒がしい酒場の一角、大皿を何枚も積み上げるヒゲの男の前の椅子に勝手に座ったのは若い男。ヒゲの男と同じテーブルについていた仲間らしき男女から向けられる者言いたげな視線もなんのその、男は手を上げて店員を呼ぶと「彼らに肉料理の追加を」と注文した。途端にヒゲの男がパッと顔を輝かせる。首の後ろに下げた麦わら帽子が揺れた。
「奢ってくれんのか?お前いい奴だな〜!」
「おい」
「こっち、酒も追加で」
「お、悪ィな」
麦わら帽子の男に注意するような声をかけた…こちらも白いヒゲの剣士も、酒を奢ってくれるとなった途端にコロッと態度を変える。肉と酒に釣られた男2人に、サングラスをかけた女は呆れたような顔をした。ほどなく注文した肉料理が運ばれてくる。テーブルの真中にドンと置かれた大皿にはいかにも美味そうな湯気と匂いをたてる肉が山を作っていた。
「ここはな、これが美味いんだ」
勝手に相席してきた男は早速一つとって食べる。パリッと焼けた皮と肉汁が滴る肉。柔らかくて香辛料が効いていて、美味い。
「うんめ〜〜〜〜〜〜!!」
「そうだろ」
「こいつもいいな」
「辛口の冷酒は魚にも合うぜ」
「へェ」…te.legra.ph - 5二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:06:27
前スレまとめ②
出航 inサニー号「いいじゃない!」また面倒事をもってきて!と怒られるかと思ったが、蓋を開けてみれば二つ返事だった。
時刻は夕方、船の甲板に集まって夕飯の準備をしつつ昼の自由行動の際に声をかけてきた男のことを仲間に報告している最中である。
最初こそジト目で聞いていたナミが”お宝”の二文字に目を輝かせたことで今後の展開は決まったようなもの。得体のしれない相手ではあるが何かあっても対処できない一味ではないし、何よりまあいつものことなので。
いつもと違うところといえばロビンについてだが、あの男が言っていたのはそれなりに情報に精通している者であれば知っている範囲のことだった。反発を買ったのはそこではなく。
「そいつのロビンちゃんに対する態度が気に入らねェ」
「そうね。そこは釘を刺しておかないとね」
サンジとナミがわかりやすく悪い顔をしている。実際に会ってナメた態度をとるようならシメるつもりなのだろう。当のロビンは困った顔をしつつそこはかとなく嬉しそう。
「宝探しか、久々じゃのう!」
「ええ、私もう今から胸が高鳴って…!いいですねェ、冒険!」
「これぞ海賊、だな!」
年長男子組はそれぞれ久しぶりの海賊らしい冒険を殊更楽しみにしている…te.legra.ph - 6二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:50:19
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- 7二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 18:52:14
前スレまとめ③
航行 inサニー号1.ブルック青い空の下、出航の景気づけに殊更陽気な曲を奏でるブルックの周りにはルフィ達が集まっていた。締めの強烈な一音の余韻が波の音に消えると自然と拍手が起こる。
「まさかソウルキングの生演奏が聞けるとはな」
「な!いいだろ〜!」
「ああ、贅沢な体験をさせてもらった」
「ヨホホ、お褒めに預かり光栄です」
「よーし次はおれ様が歌うぜ!」
「「待ってました〜!!」」
躍り出たウソップに歓声を飛ばすルフィとチョッパー。船の縁に肘を預けたスクードはやれやれと息を吐く。
「海賊にしちゃあ健全すぎるな」
「いえいえ、この一味ほど海賊らしい海賊もそうはいませんよ」
ヨホホと笑うブルックの表情は骸骨である点を除いても読みにくい。生前(?)から相当な曲者だったんじゃないだろうか。
「”普通”の海賊は歌う遺骨も喋るタヌキも仲間にしないだろ」
「何しろ我々の船長は懐の深い男でして」
自慢げに胸を張る骸骨を横目に、スクードは「へェ…」と目を細めた。
****
2.サンジ
飯だぞ、と声をかけられたスクードは長い前髪の間で目を瞬かせた。
「は?おれも?」
「?当たり前だろ」
お前何言ってるんだという顔をする一味に対してスクード…te.legra.ph - 8二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:10:00
前スレまとめ④
上陸前 inサニー号―早朝―コックの朝は早い。同じく朝の早いブルックはまだ身支度中。
サンジが朝の一服をしようと甲板に出ると細長い影があった。昨日から乗り込んでいる客人兼協力者。朝の冷たい潮風に靡く髪は朝から逃げる夜空と同じ色。一瞬でも絵になると思ってしまったことにヴェ、となりながらサンジは甲板に登った。
「料理人は朝が早いな」
「まあな」
スクードは振り返りもしない。サニー号に乗り込んだ時といい、気配は読むのも消すのも上手いのだろう。トレジャーハンターのスキルだろうか。
「アンタ寝てないのか」
「十分休めたさ」
朝焼けが見え始めた水平線を眺めるスクードの表情に、サンジは違和感を覚えた。何だ?と思い、煙草に火を点けるフリをしてチラッと横を盗み見る。と、何かがキラリと光った。
それはネックレスのトップ部分だったようだ。見覚えがないから昨日はシャツの中に隠れて見えなかったのだろう。
そのトップの模様に、何か既視感を覚えた。なんだと思うと同時に革手袋から伸びた指がシャツの中にそれを戻してしまう。
「一本くれないか」
「あ?吸うのかよ」
「たまにな」
盗み見していた後ろめたさではないが、まあ一本くらい。差し出すと慣れた手つきで咥え…te.legra.ph - 9二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:13:28
前スレまとめ⑤
上陸 in島ザ―――ン…ザザ――ン…
「ここか!」
「ああ」
目の前にしたその島は、外から見た限りは普通によくある無人島だった。サニー号を目立たない島の崖側に接岸し、いざ上陸――という時。
「ズ――――il||li_○/|_il||li――――ン…」
「サ、サンジ!元気出せよ!おれも一緒だからさ!」
「もー、しょうがないでしょ!くじ引きなんだから!」
芝生に膝をついているのはサンジ。それを慰めているのはチョッパー。呆れたようにぴしゃりと言い放つのはナミ。言葉の通り、くじ引きでサンジとチョッパーが船番になったところだ。
「ナミさんとロビンちゃんを守るのがおれの使命なのに…!ナミさんが喜ぶお宝を見つけて”サンジくんだ〜い好き♡”って熱い抱擁を交わすはずだったのに…!!」
「しないわよそんなの!」
「元気だなー、お前ら」
バシッと結構な音をたててツッコミが入る。いつものことなので一味の反応は軽い。
「サンジ、チョッパー!サニー号は任せたぜ」
「クソッ…あ、おいお前ら!お宝もだが猛獣でもいたら狩ってこいよ!今夜のメシだからな!」
「任せろ!スゥ〜〜〜パァ〜〜〜〜にでかいヤツを獲ってきてやるぜ!」
「うむ、任された」…te.legra.ph - 10二次元好きの匿名さん25/04/22(火) 19:14:09
上陸後の班分け
1.ルフィ、ウソップ、ジンベエ
2.ゾロ、ナミ、ブルック
3.ロビン、フランキー、スクード
4.サンジ、チョッパー(サニー号)
忘れてたスクードくんの身長219cm