- 1◆GiMcqKsVbQ22/03/28(月) 01:31:13
トレーナーさんの大きく剛い指が私の肌をなぞる。ゆっくりと、染み込むかのように体に熱が伝わる。内腿の、触れられている部分から、全身へ。熱が全身を駆け巡っていく。
「痛くない?大丈夫?」
「えぇ、大丈夫、です・・・・・・続けて、ください・・・・・・❤️」
彼は気遣いの言葉をくれるが、私はそのまま続けさせた。痛みが全くないといえば嘘になる。しかしながらそれと同時により大きな快楽が私の脳を襲っているのだ。彼の手つきはガラス細工を手入れしているかのように丁寧だ。決して壊してしまわぬように優しく力を込める。大きな刺激と共に体の奥にまた、熱が伝わる。
「つっ!?」
「ごめんね。でも、ちゃんと解しておかないと後が大変だから」
彼の言う通りだ。この行為を欠かしてしまっては私の脆弱な身体はきっと持たないだろう。自分でもそれはよくわかっている、だから彼の指を受け入れる。愛おしい指が、自分では届かない奥まで沈み込んでいく。きれいに整えられた彼の爪が私の身体に傷をつけることなく表面を撫でていく。この感触がまた、心地いい。
「それじゃあ、オイルを使うね」
「はい、お願いします・・・・・・❤️」
少し冷たいオイルが私の身体に塗られる。敏感になった肌は少しの刺激にも反応してしまい、血流を巡らせていく。きっと今私の胸は大きくなっているだろう。自分にも聴こえるくらいに心臓が鼓動しているのがわかる。私の身体はこの刺激をもっと欲している。私の脳はあの快楽を求めてしまっている。こうなってしまってはもう、私は自分自身を制御することができない。ただこの人に全てを委ねてしまう。それが一番だと、身も心もわかってしまっているから。
「・・・・・・本格的なオイルマッサージ、ちゃんと勉強しててよかったよ。こうしてアルダンの脚を癒すことができるから」
「あっ❤️トレーナーさ❤️そこ❤️気持ちい❤️」
「それだけ疲労が溜まってるんだ。たっぷり時間をかけて解していくからね」
私はもう、この人から離れることはできないだろう。いつから?もしかしたら最初から。いずれにせよもうすでに、身も心も全てが彼の虜になっているのだから・・・・・・❤️ - 2◆GiMcqKsVbQ22/03/28(月) 01:31:41
アルダンの誕生日記念にマッサージSS。
深夜だから許されるはず。 - 3二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 01:33:13
すごくいい
- 4二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 01:34:34
マッサージ技術カンストしてそうだよねアルトレ
- 5二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 01:34:56
トレーナーさんの指使いがめっちゃ優しいんだよね
- 6二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 01:36:50
お見事
- 7二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 01:39:25
そうかなって思ったけど良かった
- 8二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 02:37:23
ここで培われた技術が数年後にまた活かされる時が来ると考えると興奮しますね…