- 1oy9hf25/04/27(日) 12:06:43
- 2二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:09:06
投稿していただければいろいろ意見できると思います。
さあ、思い切ってここに投稿してみましょう。
曇らせの導入部分とか結末とかだけでも、
具体的な案があれば意見できると思います。 - 3二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:13:53
咲季は公式が曇らせてるから描きやすいように思えて複雑なキャラ造形してるから難しいんだよな
- 4二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:16:44
この手の作品で意見がわかれるのが最後晴れるかどうかかな
晴れる前提の曇らせじゃないと嫌だっていう人もいるから着地点を曇らせまでにするなら注意書きした方がいいかも - 5oy9hf25/04/27(日) 12:16:55
一応別のサイトに投稿したのでURLを貼っておきます
【SS 曇らせ注意】 悪夢のせい【学園アイドルマスター/学マス】
負けた
何度目か分からないが負けた
咲季さんと佑芽さんに挑んだ最後の勝負
勝てなかった
どうしてあの時もっと上手くやれなかった!そんな過去の後悔が無数に出てくる。
控え室に戻るが顔を合わせることが出来ない
咲季さんを見ることが…出来ない
しかし、今後の事を話さなければ…そう考えていると咲季さんから声をかけられる
「プロデューサーこれからの話をしましょう」
顔を伏せたままそれでいて力強く
「わたしはアイドルを引退するわ」
俺はその言葉に同意することしか出来ない
この対バンの前に決めていたことだ。
今回を勝てなかった諦めて身を引く、と
「今後はどうするんですか」
俺は未練がましく問いかける
「まだ、咲季さんならやれます。もう一度、もう一度だけ…」
「もう決めた事よ」
そう言われ俺は押し黙ってしまう
咲季さんは続けて
「わたしは佑芽のトレーナーになるわ
あなたは?」
「はい、プロデュースを続けます」
「ええ、あなたならトップアイドルを育てれるわ」
「俺は…あなたと…」
顔を上げ咲季さんを見る
- 6oy9hf25/04/27(日) 12:17:12
咲季さんは顔を伏せたままだ
思わず黙ってしまった
そうしていると咲季さんが立ち上がる
「これからは別々の道ね
あなたはトップアイドルを育てるプロデューサーに、
わたしは佑芽をサポートするトレーナーに」
咲季さんは俺の事を真っ直ぐ見ているが俺は目を伏せてしまい直視できない
「今までありがとう」
初めて咲季さんを見る
もう後ろを向いていて顔は見れない
思わず手をのばすが触れられない
自分のせいで咲季さん勝たせられなかった
その罪悪感からか触れられない
「すみません」
「…さようなら」
咲季さんが控え室から外に出ていく - 7二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:17:19
なぜ曇らせたいと思ったのか考えよう
結局自分の気持ちを吐き出すのが一番筆が乗る - 8oy9hf25/04/27(日) 12:17:49
目が覚める
いつもの教室で目が覚める
喉の乾きと軽い頭痛、変な姿勢で寝ていたせいか手も少し痺れていた
周りを見渡すともう夕暮れ時で、目の前には咲季さんがノートにペンを走らせている
体にはブランケッドがかけられている
恐らく咲季さんがかけてくれたのだろう
「ブランケッド、ありがとうございます」
そう告げると
「あら?起きたのね おはよう」
と返してくれる
頭が冴えてきた
先程は夢を見ていたようだ
目眩がする
少し頭を抱えていると咲季さんがびっくりしたようにに声をかけてくる
「ちょっと?何泣いてるのよ 大丈夫?」
「はい?」
手で目元を拭うと本当に泣いていた
俺は誤魔化すように
「睡眠不足ですね。前に十分な睡眠が取れていないとこうなるとどこかで見ました」
「そ、そう?あなたはこのわたしのプロデューサーなんだからしっかりと体調には気をつけなさいよね!」
そう言って咲季さんは帰り支度をはじめている
俺が起きるのを待っていてくれたのか…
とはいえ涙のことは上手く誤魔化せたようだ
夢の世界では一度も佑芽さんに勝てていなかったようだが現実では違う
NIAで勝利して今は少し落ち着いた時間 - 9oy9hf25/04/27(日) 12:18:03
とはいえ、夏開催のHIFで佑芽さんに勝つためにはプロデューサーとしてやる事が山ずみだ
休んでいる暇はない
咲季さんの望みを叶えるため、咲季さんと共に夢を叶えるため
そう考えながら教室を出ていく咲季さんを見送った。
その咲季さんの後ろ姿が夢の姿と重なり胸が痛くなり、手足が震える、頭が痛い
俺は必ず 必ず 夢のような状況にはさせない
俺がいる限りあんな辛い後ろ姿をさせないと誓った - 10oy9hf25/04/27(日) 12:18:29
時間は過ぎ
わたしはHIFでライバル達との激戦を制しプリマステラになった
プロデューサーから1週間程、休みが欲しいと言われ今日はプロデューサーとの久しぶりのミーティングだ
プロデューサーとはもう半年の付き合いになる
たった半年だけれどもう彼はわたしにメロメロで好きすぎるのよね!
ふへへ〜
少しスキップ気味に教室に入るとプロデューサーが立って待っていた。
「あら?なんであなたたってるのよ?こっちで座ってるミーティングしましょ」
「ああ、すみません、そうですね…はい、座って話しましょう」
「どうしたのよ」
プロデューサーは重々しい雰囲気で話し始める
「担当契約を解除しましょう」
は?
「俺たちは一緒にいるべきではない」
は?は?
「どーいうことよ!」
「納得出来ませんか?」
「出来るわけないでしょ?悪あがきに付き合ってくれるんじゃなかったの?」
「はい…あの…言葉には嘘偽りはありません。すみません。」
「ふっざけないで!もっと詳しく言いなさい!」
「すみません…言えないです」
「すみませんすみませんってなによそれ」
「理由は言えません。罵って貰っても構いません、ただ一つだけ言わせてください、今まで咲季さんと共にしてきて言った言葉は嘘偽りはないです。プリマステラのその先の世界一のトップアイドルになると言う目標…俺はもう手助け出来ませんがあなたなら必ずやなれると信じています。こちらが契約解除の書類です。」
「ちょっと!待ちなさいよ!」
「すみません」
プロデューサーはそう言って教室から出ていった。 - 11oy9hf25/04/27(日) 12:18:44
少し呆然としていたがすぐ元気を取り戻す。
「あの男〜ちゃんと理由を話さないで逃がすわけないでしょ〜」
わたしはすぐに教室を飛び出してプロデューサーを探す見つからなかった
多分すぐに学園を出たのかも
あさり先生に聞きに行っても個人情報ですのでって教えてくれないし
プロデューサー科の先生が言うのそれを?
わたし達の情報をあれこれ集めてるのに?
不公平じゃない!
探し続けた
かと言ってアイドル活動を疎かにはしなかった
ただ自身でプロデューサー業をしながらアイドル活動をするのは無理があったからプロデューサー探しを途中から興信所にお願いすることにした
興信所の報告を見て落胆する日々
その間のアイドル活動はと言うと以外にも順調ではあった
今までとは違って裏のあるアンニュイな雰囲気が出てきてそれに魅力されたファンが増えたみたい
これもプロデューサーの計画?って考えて少し複雑な気持ちになったけどわたしの魅力がありすぎるせいね仕方がないわ
そんなある日、あさり先生が心配したのかプロデューサーが実家の方に帰っている事を教えてくれた
ようやくシッポを掴んだわ!
あさり先生はまだ何が知っているみたいだったけどひとまずプロデューサーはもう捕まえられそうね!
捕まえたらどうしてやろうかしら
フフッ - 12oy9hf25/04/27(日) 12:19:20
まだプロデューサーは見つからない
もうあなたと出会った季節が来た
冬のHIFわたしは佑芽に負けた
次は負けない負けないわ
だからプロデューサー帰って来てよ
プロデューサーの親は所謂転勤族らしく
実家と書かれた家はプロデューサーのおじいちゃんの家で近くにはいないらしい
もう逢えないあんな短い会話で別れなんてそんなのあんまりよ
そう絶望していた誕生日
今日は佑芽との合同ライブがある
準備をしていると不思議な手紙が届いた
宛名には花海咲希
差出人の名前には見覚えがあった
いや正確には名前ではなく苗字にだけれど
その苗字はプロデューサーと同じだった
少しほーんの少し暗くなっていた気持ちが明るくなった
手紙の内容は色々書かれていたが要約すると
差出人はプロデューサーのお母さん
今はプロデューサーは現在入院していて手術が終わり、何度もうわ言のようにわたしに逢いたいと言い時には最近はたまに泣いているという内容だった
え…
どういう事
意味が分からない
え - 13oy9hf25/04/27(日) 12:19:30
プロデューサーが手術?
いつから?なんで言ったくれなかったの?
わたしはその日の予定を全てキャンセルしてプロデューサーの元に向かった
誕生日ライブ
佑芽とのデュオライブ
大切な佑芽と大事なファン達を裏切る行為だって言うのはわかっている
わたしのアイドル人生を左右する決断
プロデューサーならライブを優先してくださいと言うかもしれない
けどわたしは…わたしはあなたに逢いたかった
たとえあなたとの夢が叶えられなくなっても - 14oy9hf25/04/27(日) 12:19:48
病院に着いた
日は傾き始めている
カウンターにプロデューサーの病室を聞こうとすると後ろから声をかけられた
「すみません、花海咲希さんですか」
「はい、プロデューサーのお母さんですか」
「よかった、来てくださったんですね」
その女性は少しやつれていたが気丈に笑った
こちらですそう言ってお母さんはプロデューサーの病室へ案内してくれた
病室は個室でプロデューサーは1人で寝ている
体がふらっとする
「寝ていますね…花海さん後日にまた面会しますか?」
「いえ、ここで待ちます…」
わたしは椅子をベットの横に持ってくる。
「わかりました。では、私は失礼しますね。それとこれを」
お母さんはメモを渡してくる
「私と夫の連絡先です。何かあった連絡してください。」
こんな風に好きな人のご両親の連絡先を知りたくなかった
思わず無言でこくりとうなずくとお母さんは病室を出ていく
気遣ってくれたのかしら
ベットの横に腰掛けてプロデューサーを見る
頬はこけ、帽子をかぶりながら寝ていた
布団から出ている手を見ると程よく筋肉がついていたのが皮と骨だけになっている
思わずうるみ、手を両手で包むように触れる - 15oy9hf25/04/27(日) 12:19:59
「どうして、本当のことを言ってくれなかったのよ」
「どうして、連絡をくれなかったのよ」
「もっと、頼って欲しかった」
プロデューサーは起きない
「わたしね、佑芽に負けたの…けど、諦めるつもりはないわ」
「次のHIFでリベンジするつもり、そのためにはあなたの力が必要なの」
「まぁ、今日のライブを休んじゃったから何かしらあるかもしれないわね」
プロデューサーが少し反応した気がした
そうよ
プロデューサーともっと未来の話をしたい
いいえ
するの
プロデューサーを元気付けるように話す
多分、自分にも言い聞かせるように… - 16oy9hf25/04/27(日) 12:20:28
- 17oy9hf25/04/27(日) 12:20:46
- 18oy9hf25/04/27(日) 12:21:03
- 19oy9hf25/04/27(日) 12:21:22
起きると次の日になっていた
周りを見ると見覚えのある文字で書かれたメモ書きが置いてある
『咲季さん起きたら携帯に連絡ください。』
わたしはすぐに電話をかけた
コールの音が響く
心臓の音がうるさい
「はいこちら
「プロデューサー?」
へ、あ、そうです。お久しぶりです。」
嘘みたいな声が聞こえた
「あなた死んだんじゃなかったの?!」
「生きてますよ!」
「え、だって謝ってたじゃない咲季さんすみませんって」
「言ってません…ずっと思ってましたが言ってはないです」
「お母さんが手術をするって毎日わたしに会いたいって泣いてるって言ってたのよ!」
「手術は終わりました
後は安静にするようにとのことです
後、泣いてません母の勘違いです」
「は?泣きなさいよ」
「やめてください」
「ねぇ聞きたいんだけどわたしなんで病院のベットにいるのよ」
「ああ、それは俺の病室に入ってきた瞬間にふらっと倒れたからっですね」
「そうなのね」
「驚かないんですか?」
「ええ、あれよりましだから」
「はぁ、今病院の前いるのでそちらに行きますね」
「分かったわすぐ来なさい」 - 20oy9hf25/04/27(日) 12:21:36
よかった
よかっっっった
あれは悪夢だったのね
本当に
本当によかった
「咲季さんお持たせしました」
「はっやいまね」
「すぐ来いと言われたので、父が車を出してくれるので一旦我が家に来ますか」
「行くわ!」
道中は緊張して何もしゃべれなかった
プロデューサーも心なしか緊張していた気がする
プロデューサーのお父さんにマンション前まで送ってもらうとお父さんは車を止めると言って私とプロデューサーを先におろしてくれた
家に入るとお母さんが挨拶してくれる
挨拶を返してプロデューサーの部屋に行く
異性の部屋に入るのは初めてでがらもなく緊張していた - 21oy9hf25/04/27(日) 12:21:50
「咲季さん」
「はい!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫よ!」
「では改めて、咲季さん申し訳ありませんでした」
「っそうよ!あんな少ない言葉でさっさといなくなってもっとしっかり話しなさいよ!」
「すみません、あの時は病気ですぐにではありませんが入院することが決まっていて、帰れるかどうか不明だったので俺を忘れてもらうためにあんな感じになってしまいました」
「もう、これからは気を付けなさいよね」
「え?」
「は?」
「契約解除したじゃないですか」
「してないわ」
「契約解除の書類は?」
「捨てたわ」
「俺が出しませんでした?」
「あなたわたしがサインする前に消えたじゃない」
頭を抱えて変な声を出すプロデューサー - 22oy9hf25/04/27(日) 12:22:53
「ふふっ、わたしがあなたを逃がすわけないじゃない」
「いや、しかし…」
「何か不安なの?」
「違います。勝手に消えた俺が」
「プロデューサーはわたしは佑芽に負けたわ
けど、あきらめる気はないの」
「知っています」
「そのために先ずはファンに謝罪をしないといけないわ」
「え」
「だってわたし昨日のライブ出ずにここに来たもの」
「なにや
「だからあなたは再起の為に奔走するのよ」
わかりました」
「それと…わたしを…ご両親に紹介しなさい!」
「それは大丈夫です」
「大丈夫じゃないないわよ!私の前でちゃーんと最愛のアイドルですっていうのよ!ふふっ、後は何をしてもらおうかしら~」
「咲季さん」
「なによ」
「これからよろしくお願いします」
「ええ、これからもよろしくお願いするわ」
以上です。案や意見よろしくお願いします。 - 23二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:38:27
- 24oy9hf25/04/27(日) 12:44:01
- 25二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 12:51:46
- 26oy9hf25/04/27(日) 12:56:57
- 27二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:01:38
- 28oy9hf25/04/27(日) 13:09:22
- 29二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:13:40
具体的に言葉にできんけどやりたいことありきでキャラが生きてない人形みたいだなって
- 30oy9hf25/04/27(日) 13:31:59
- 31二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:34:52
- 32二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:46:25
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:46:46
咲季のは無かったかもしれんけどここには結構曇らせのアイデアがあったで
学マスの曇らせSSが読みたい|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 34二次元好きの匿名さん25/04/27(日) 13:54:05
- 35oy9hf25/04/27(日) 14:34:05