- 1二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 20:52:30
「……私の髪に、何かついてるかな?」
「あぁ、いや……改めて見ると、ウマ娘の耳は不思議なものだと思いまして」
「ん……耳、か」
「身体構造がほぼ同一なヒトとウマ娘の間で数少ない相違点の一つ……ふと気になってしまったので、すみません」
「いや、それは良い。……だが、私たちウマ娘からしたら、ヒトの耳こそ不思議に見えるというものだよ」
「ヒトの耳なんてなーんにも面白くないですよ。個人差もそこまでなく、ピクピク動くこともない。手で折りたたんで“餃子の皮”というウケない一発ギャグをかますためだけの器官に過ぎません」
「無駄のない人体にそうあんまりな事を言うものじゃないぞ」
「それに、たしかにウマ娘程ではないが、よく見ればヒトの耳にも個人差が現れるものさ。それこそ、君の耳も注目すれば…」
「ほう……見てみます?」
「! 良いのか?」
「どうぞ、私の耳でよければ。触っても良いですよ」
「なら、失礼するよ。 ……うん、確かに父の耳とは微妙に違う部分がある」サワサワ
「……他人に耳を触られるの、不思議な気分になりますね」
「あっ、いや……不快にさせたなら、すまない」
「構いませんよ。許可はしましたから」
「………代わりと言ってはなんだが……その、君も私の耳を触るといい」
「えっ、良いんですか?」
「現に私は、君の耳を好きにしてるからな……君にとっても貴重な機会だろう?」
「まぁたしかに。…でしたら、遠慮なく」 - 2二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 20:52:45
サワサワ… サワサワ……
(んっ…… 少し、くすぐったいな)
(他人に触らせようとした事など初めてだが……それはトレーナー君も同じか)
(……しかし…落ち着かない……なんだ、この時間は……)
(ヒトであるトレーナー君と、お互いの耳を触り合う……)
(……もしかして、今とんでもない事を二人でしてるんじゃないか?)
(と、というか……今さら気づいてしまったが……)
(トレーナー君との、距離が……かなり……)
「ふむ……なるほど……」ブツブツ
「……あ、あのトレーナー君……そろそろ……」
「失礼するぞ、ハヤトレはいるか?この間の書類の件で……」ガチャッ
「………………」
「おや、どうも」
「………………………………」 バタン
「……え?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!!何も言わずに去ることはないだろう!?」
「どうしたんでしょう」
「トレーナー君、おそらく彼は今大きな誤解をしてる!!放っておくと色々とまずい可能性がある!!」
「? はぁ」
「今すぐ追って思い違いを正さなければ……トレーナー君!!急ぐぞっ!!」
「???」 - 3122/03/28(月) 21:08:17
- 4二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 21:24:37
ハヤトレ良ぃ…
- 5二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 22:03:31
そら同僚が担当と向かい合って密着してる所見ちゃったらそっ閉じしますわ…
- 6二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 22:35:18
姉貴は耳も触りがいがありそうだからな…
- 7二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 23:02:14
下手したらキスしてるように見えるのでは…?
- 8二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 23:33:46
多分見た人もやっちまったって思ってる
- 9二次元好きの匿名さん22/03/29(火) 00:04:03
ナチュラルに近い距離感に後から自覚するの良いよね…
- 10二次元好きの匿名さん22/03/29(火) 00:33:01
良い…
- 11二次元好きの匿名さん22/03/29(火) 10:29:54
ハヤトレが絶対に優しく丁寧に触ってくるのは分かる
- 12二次元好きの匿名さん22/03/29(火) 20:42:42
ハヤトレはさぁ…
- 13二次元好きの匿名さん22/03/29(火) 20:48:25
おっきい耳触りたくなるよね......
- 14二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 08:20:51
えっちだ…