誰にも理解されなくてもいいからとりあえず言いたい

  • 1二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:16:47

    ロブトレが好きすぎてやばい

    低身長眼鏡っ子につられて育成したらうおっ胸でっか……ってなったんだけど、それ以上にトレーナーがイケメンスパダリすぎてドキドキしながらストーリー見てたんだけど、それからずっとロブxトレが頭から離れない

    あとロブロイのトレーナーがトレーニングしているって描写がストーリー中であったけど
    全トレーナーがこういうのしてたら短めの距離のウマ娘を担当しているトレーナーには筋肉とかつけててかなりガッチリしてそうだし、逆に長距離を走るロブトレは駅伝選手みたく、すらっと見えるけどがっしりしてる体つきなのかな~って思った
    具体的には

  • 2二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:20:15

    「トレーナーさん、こんな時間にいるのかな……」


     ある朝のこと。
     わたし、ゼンノロブロイはトレーナーさんのもとへ向かうべく書類を抱えてジムへと向かっていた。
     ホントは今日のうちに提出する書類があったのだけれど、ついうっかり忘れていたために朝早くに「ハンコいただけませんか!?」とLANEで聞いたら、「今日は朝ジムにいるから、そこまで来てくれれば」と言っていた。
     朝にジム……もしかして、器具の点検でもしているのだろうか。


    「着いた……あっ、明かりがついてる。」


     まだ7時前。朝ごはんの時間になる前なのに、ジムの鍵は空いていて、誰かが一人トレーニングをしていた。
     でも、ドア越しから見える影を見た限り見たことがない体型だった。身体は細いけれど、がっちりした体型。
     もしかして朝から誰かがトレーニングしていたのだろうか。
     そっとドアを開けると、


    「……ふっ、ふっ、ふっ……」


     奥の方に、ランニングマシンを相当なスピードで駆ける人がいた。
     マシンの音からして、速度は相当に出ている。
     ……けど、まだアップの段階なのか、ウマ娘の全力疾走というレベルではない。


    「トレーナーさん?トレーナーさーん……」


     もしかしたら器具を置きにどこかへ行ったのかも、そう思って声を出した時。

  • 3二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:21:05

    「……ふっ、ふっ……あれ?ロブロイ。」
    「え?……え!?トレーナーさん……!?」


     驚いたことに、走っていたのはトレーナーさんだった。
     アップかも、とさっきは思っていたけれど、ウマ娘でないのなら話は別だ。
     今の音は、ヒトであっても相当な速さが出ていたはず。なのにわたしの声を聞いて、すぐ反応して……?


    「……っと。ごめんね、少し気づくの遅れちゃって。それで、何か用事?」


     汗をかいているものの、息切れする様子もなくすぐに呼吸を整えて。
     わたしより高い目線から、にこっと笑いかけるトレーナーさん。


    「あ、あの……トレーナーさん、何をなさって……?」
    「何を……?あぁ、ロブロイのメニューを確かめたくって。ロブロイの半分くらいのスピードで走ってたの。」
    「は、半分……!?大丈夫なんですか?それでも結構速いですよ……?」
    「ん?ふふ、大丈夫。結構鍛えてるからね。」


     そう言って、少しわざとらしく胸を張るトレーナーさん。
     確かに脚の筋肉はしっかりしてて、デスクワークがメインの職業とは思えないほど綺麗な脚だった。
     身体も、余計な脂肪がついてそうな部分はなく、すらっとしつつもしっかりとした身体つきであった。


    「そうなんですか……えへへ、心配して損しちゃった。」
    「……ところで、要件って何?ハンコとかなら準備してるけれど。」
    「あ、はい。それなんです……が……」

  • 4二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:21:34

     ずいっと距離を詰めるトレーナーさん。
     書類を出そうと思った手が、思わず止まる。


    「……ん?どうしたのロブロイ。」
    「……っわ……」


     例えるなら、少年向けの漫画などで思わず女性の胸を見て怯む男子のように。
     わたしはトレーナーさんの身体を見て、それに見惚れていた。


    「(トレーナーさんの身体……すごい……)」


     いつもはYシャツやジャケットに隠れて見えていなかったけれど、トレーナーさんの身体つきはスリムだった。
     というか、モデルと思うくらいには筋肉質だった。
     汗で身体とくっついたスポーツウェアが、その身体の美しさをありありと示していた。
     まるでその美しさ、ミケランジェロのダビデの如し。

     身体を前に傾けてわたしに目線を合わせる姿が、どんな芸術作品よりも自然で。
     触ればトレーナーさんの肌の温かみと筋肉の硬さが感じられそうで。
     脚や腕にムダ毛なんてなく、清潔感そのものと言って差し支えないような姿で。

     思わずわたしは、手を伸ばしてしまっていた。


     ちょん。

  • 5二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:22:17

    「……?」
    「……へっ!?!?と、ととトレーナーさん、ごめんなさい!!」
    「ロブロイ……?」
    「い、いえこれはその……トレーナーさんの身体が……じゃなくて、えっと……」


     指先がトレーナーさんのお腹に触れたあたりで我に返り、何度も平謝りするわたし。
     頭を下げながらも、わたしの頭はトレーナーさんに触れた時の感覚でいっぱいだった。
     こつん、と人差し指が触れたあの感覚。
     トレーナーさんの汗が、さわやかに指を撫でた感覚。
     筋肉質だけれどもどこか優しいあの感覚。

     優しくて思い遣りがあって素敵なトレーナーさんが、そんな綺麗な身体だということ。
     そしてそんなトレーナーさんを独り占めしたいという、驚嘆と独占欲が入り混じった、異様な感覚に襲われていた。


    「……おーい、ロブロイ。」


     ……我に返ると、トレーナーさんはわたしを見つめていた。
     どうしたの、と口で言いつつも、その目にはどこかウラがあるようで。
     ……もしかして、嫌われた、とか……


    「あ……その、なんでも……」


     おろおろと、情けない姿をして後ずさりする。
     なんと哀れな英雄よ。色欲に敗け、己の大切なものを、トレーナーからの信頼を失うとは。
     ……トレーナーさんは、きっとわたしのことを、白い目で見つめ_____

  • 6二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:23:35

    「……ロブロイ。」


     また呼ばれて見上げると、トレーナーさんはさっきより、更に距離を近づけていた。


    「え……え……?」


     嫌われているわけではないとわかる。
     でもその意図を図りかねて困惑しているところに、トレーナーさんはその細くも逞しい身体を、わたしに押し付けてきた。


    「どこずっと見てたの。」


    「えっち。」


     トレーナーさんの口から、その身体と汗で雌を誑かす蠱惑的な身から、わたしを挑発する言葉。
     背筋がぞわりと足先から頭まで、音を立てた気がした。
     そんなわたしをよそに、身体をぴたりと寄せるトレーナーさん。


    「……!?!?」
    「そんなに味わいたいんだったら……」



    「どうぞ。ご賞味あれ。」

  • 7二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:24:29

    的なお話があってもよさそうだなーーーって思ったんですけどなかなか見当たらなくて
    どこにいけばあるんスかね

  • 8二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:24:55

    そこにありますね

  • 9二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:25:29

    人が悪いぜイッチ あるじゃねぇか

  • 10二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:26:16

    いきなり始まったからやっとこの言葉を投げられるよ

    わかる

  • 11二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:26:16

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  • 12二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:26:33

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  • 13二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:26:49

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  • 14二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:27:04

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  • 15二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:27:22

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  • 16二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:27:32

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  • 17二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:27:45

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  • 18二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:28:16

    いきなり気合い入ったSSが飛んできてやられたぜ
    いいじゃない…

  • 19二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:31:15

    ロブロイとロブトレ両方に焦点当ててる辺り相当脳焼かれたんだろうなと推測出来る

    ロブロイはそんな攻めされたらばたんきゅーしちゃいそうだが、その一方で…反旗を翻すべく英雄として、その身体を猛々しく味わってほしい気持ちもある…!これどっちもパワーバランスつよつよなやつだ…

  • 20二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:32:24

    初手でセルフサービスするとはこいつ、できる……!

  • 21二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:32:27

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  • 22二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:35:02

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  • 23二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:35:06

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  • 24二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:54:48

    荒し消しときました
    みなさんありがとうございます……マジで脳焼かれてて自給自足する人生でしかなかったので同志がおって嬉しく思います

  • 25二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 00:57:41

    いや、マジで心の奥底から賞賛を送りたい
    トレーナーにまでここまで深く行くのなかなかできる事じゃねえよ…

  • 26二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 01:10:11

    >>25

    その言葉嬉しすぎる……ありがとうございます

    ロブトレ以外にも「あっこのトレーナーってプライベートはこうしてそうだな~」って思う魅力的な人は何人もいるんですけど(特にケイトレとか自分の推しトレ)マジでこの人に狂わされたので……

  • 27二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 01:27:42

    二拍手一礼

  • 28二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 01:37:53

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  • 29二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 01:42:55

    書き損じちゃったごめんね

    ウマ娘とトレーナーって基本二人三脚だから、そら関係が近いトレーナーサイドにいくのもさもありなんって感じよね
    実際スパダリって呼ばれてキャラ立ってるトレーナーもいるし…

  • 30二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 02:04:57

    ウマ娘のトレーニングを自分で試すって本当に人間か!?

    いや、桐生院がいたわ。

  • 31二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 02:15:19

    >>26

    育成ウマごとのトレの特色感じたり、

    このウマにはこういう接し方をしていてほしいな~とか浮かぶよね、わかる


    めっちゃ良いロブトレをありがとう

  • 32二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 11:13:08

    ありがてぇ

  • 33二次元好きの匿名さん25/04/30(水) 19:00:48

    >>30

    シングレの笠松組トレーナーにもいたな

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