- 1二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:46:52
- 2二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:47:25
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:47:55
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:48:47
- 5二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:48:51
進化先が内定してる正実モブちゃん
- 6325/05/01(木) 08:50:38
- 7二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:51:26
ツルギはこういうのを無碍にしないだろうという確信がある
- 8二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:51:28
- 9二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:52:20
2はスレ主です
- 10二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:56:39
モブちゃん「先生に貰った水筒……ふふ♪……うん?あれは………っ!」
爆発に巻き込まれるモブちゃん
モブちゃん「う………ぁ……」
アリウスモブ「………まだ生きている、〇せ」
モブちゃん「ひ……いや………」
ツルギ「ジャマダァア!」
アリウスモブ「うわっ!?」
吹き飛んでいくアリウスモブ
ツルギ「………無事か?」
モブちゃん「………!」
ってこと? - 11二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 08:58:45
水筒モブちゃんがツルギ化なんてこんなの僕のデータにないぞ
- 12二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:07:29
後任の育成やまとめ上げを行なってるのがイチカだけではないだろうとは思うけど、直接ツルギに行くとは心が強ぇモブなのか?
- 13二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:14:06
なんであにまんの正実モブってこんなに濃いメンツが多いんだよ
- 14二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:17:17
- 15二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:21:28
そろそろあにまんトリニティエクスペンダブルズ作れそう
- 16二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:23:54
ツルギの後継人ってことはメモロビでドギマギしてわけわかんなくなってたりしそうだよね
- 17二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:29:40
ハスミ「ふふ…すっかり意気投合したようですね。ツルギも楽しそうで良かったです。」
ハスミに近づいてくる別のモブちゃん
モブちゃん「あの、ハスミ先輩…… 私もハスミ先輩のようになりたくて…… もしハスミ先輩さえよろしければ放課後のスイーツショップ巡りにご一緒させていただきたいのですが……」
ハスミ「………」
ツルギ「…やめておけ」 - 18二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:32:05
可愛い
- 19二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:32:39
モブちゃん「きひひひひ!」
ツルギ「ギャハハハハハ!」
モブちゃん「なるほど」
ツルギ「ああ」
モブちゃん「ではこれを」
ツルギ「キシャアアアアアア!!!」
イチカ「………なんッスか、アレ」
ハスミ「見てわかりませんか?オススメの少女漫画で盛り上がっているところですよ」
マシロ「よくあることですね」
コハル「って!え、エッチな漫画もあるじゃない!なんで会話してるのよ!?」
イチカ「………私が…おかしいんッスか?」 - 20二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:37:17
この子には裏ですっごい猛特訓しててほしい、あの人に追いつくんだ…必ず並んでみせるんだ!って
そして1年後にはトリニティの第二の戦略兵器なんて呼ばれててほしい - 21二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:43:13
モブちゃん「きひ……ゲホッ……あ゛あ゛…」
ツルギ「やめろ、〇ぬぞ」
モブちゃん「………〇ぬ?ヒヒヒ…〇ぬ…〇ぬ!あ゛あ゛あ゛あ゛その気でやらなきゃ追いつけないんですよぉぉおおおおお!!!!!」
ツルギ「………力に呑まれたか」 - 22二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:47:44
- 23二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:48:28
「いらっしゃいませー!」
ハスミ「………」ドタプンッ
モブちゃん「………」バルンッ
ハスミ「…………」ギシッ
モブちゃん「…………」ギシィ…
ハスミ「すみません、この季節限定のロイヤルストロベリーミックスパフェのLと餡蜜抹茶パフェのL、あとこの期間限定のケーキ3種類をお願いします」ユサッ
モブちゃん「私も同じ物をお願いします」ボインッ
イチカ「………」
マシロ「………」
ツルギ「……なんで誰も止めなかったんだ…?」 - 24二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:49:29
- 25二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:50:03
背丈伸びそう
- 26二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:54:33
なんかそういう新人メンターのようななにか
- 27二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:54:38
かつてのスレを貼る時が来たか
ここだけ正義実現委員会が|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 28二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 09:55:40
まぁ、こっちは伸びなかったけど()
- 29二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:08:35
世代が変わっても安心だな…
- 30二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:21:18
モブちゃん「ゼェ…ゼェ…ハスミ先輩…待ってください」ズン…ズン…
ハスミ「あの…私が言うのもなんなのですが…そろそろダイエットをした方が…」ドタプンッ
モブちゃん「そ、そんな……っ次のお店でラストにしますっ………!」グゥゥゥ…
ハスミ「は、はぁ…(3件前でも同じことを言っていたような…)」 - 31二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:24:06
モブちゃん「いつから………いつから距離を置けば問題ないと錯覚していた?」ガチャッ
モブちゃん「距離、1300m………射撃」
ヘルメット団「こ、ここまでくれば────」
ヘルメット団「…は?嘘だろ?」
モブちゃん「………さぁ、お楽しみの時間ダァ!げひゃひゃひゃひゃひゃ!」 - 32二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:28:07
ハスミの如き狙撃術、ツルギの如き近接戦闘、そして最強格としての神秘、全てを持ち合わせた正実モブちゃん、コレが次世代の委員長か…
- 33二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:34:12
ハスミの如き食欲、ツルギの如き狂気、イチカの如き面の良さ、マシロの如きスカート、コハルの如き馬鹿
かもしれない - 34二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:44:29
- 35二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:51:59
- 36二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 10:56:32
確かに名前同じだからわからんよな…二人で会話させるとこうなるし…
モブちゃん「ふんっ!ふんっ!むむむ…」ギチチ…
モブちゃん「どうした?」
モブちゃん「ふ、服のボタンが…閉まらな」バチンッ!
モブちゃん「おぼっ!?」バルンッ!
コハル「お、お久しぶりです!せんぱ───」
ブラ丸出しのモブちゃんの胸に顔を埋めてるモブちゃん
コハル「え…エッチなのは駄目!死刑!」
- 37二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 12:20:30
安心?まぁ安心か…
- 38二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 13:06:05
スレ主です、二人の名前を決めた方がいいでしょうか?このままがいいでしょうか?それとも>>35のツルモブ、ハスモブを採用しますか?
- 39二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 13:09:09
どっちもモブちゃんだとわかりにくいし、他のスレと混ざりそうだから個人的に名前はほしい、何にするかは主に任せる。
あと迷ったら安価したり、自分の中に案があるのならダイス振って決めるのも手だよ。
要約
主に従う - 40二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 14:20:53
- 41二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 14:43:31
ツルモブ
- 42二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 15:03:16
ツルモブとハスモブで良いと思うよ
- 43二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 15:06:27
上に同じ
- 44二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 15:17:13
- 45二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 15:19:43
- 46二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 16:17:08
- 47二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 16:23:04
どいつもこいつも強い()
- 48二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 17:22:44
そこにツルモブとハスモブが加わりクロメカクレアベンジャーズが爆誕すると
- 49二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 17:58:58
ナイスチンチンと「先生はもっと構えー」モブ。
- 50二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 18:03:28
ナイスチンチンモブもいたな
- 51二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 20:47:03
広がる正実モブの輪
- 52二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 21:16:36
ツルモブ「キエエアアアアアアア!!!!」ドゴォン!
ツルギ「もっと腰を低くしろ」
ツルモブ「ギャアアアアアアアア!!!!」ズドコンッ!
ツルギ「今のは良かった、あとは鍛錬あるのみだ、いずれは戦車の装甲を素手でぶち抜けるようになるだろう」
ツルモブ「ありがとうございます」 - 53二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 22:05:51
うわあ急に冷静になるな
- 54二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 22:30:51
目が隠れて見えないのと体格とのギャップでツルギ以上に化け物感があるな…
- 55二次元好きの匿名さん25/05/01(木) 23:34:48
まともに2人で戦闘訓練してるイメージがあるツルギとツルモブ、隙あらばスイーツ間食してそうなハスミとハスモブ
- 56二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 00:31:36
ハスモブ「ふん…ふん…ふん…ぐぬぬ……」ぐにゅん
ツルモブ「………なにしてる?」
ハスモブ「ストレッチ………だよ………!身体が固くなったみたいで………!」
むちち(胸が潰れてはみ出る音)
ツルモブ「むしろ柔らかくなってるな」
ハスモブ「………!」バッ!
ツルモブ「ちょ、抱きつくry」バルンッ!
コハル「ただいま戻りま………」
汗だくで透けブラのハスモブに押しつぶされるツルモブ
コハル「え、エッチなのは駄目!死刑!」 - 57二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 00:46:41
つまり他にもイチカに憧れて不良から更正して正実に入った女たらしモブちゃんとかも……
- 58二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 02:20:02
イチカは既に大勢のモブちゃん達を侍らせてるからその中にいるやもしれない…
- 59二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 06:46:40
ツルモブ「おい」
ハスモブ「な、何?」モグモグ
ツルモブ「今日はお前のクラスの身体検査だったはずだ… 結果はどうだった」
ハスモブ「」ギクッ
ツルモブ「入学して半年…お前、側から見ても全体的に膨らみ過ぎだろ… この半年のうちに何度制服と下着を買い替えた?」
ハスモブ「成長期とは言え急激に体重が変動し過ぎ…って係の人に注意されちゃったなぁ…」モグモグ
ツルモブ「今手に持ってるエクレアは何個目だ」
ハスモブ「…5個目です」モグ
ツルモブ「おい」 - 60二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 08:31:31
恐らくツルギハスミも同じやりとりをしていたんだろうなと容易に想像ができる
- 61二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 11:30:44
進化先が内定してるから間違いなく強いんだよな…この2人
- 62二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 18:10:05
ツルモブ
ツルギを目指して日々過酷な訓練を行い、何かトラブルが起きた際にも率先して前線に出て回っている。
制服は頑丈な物を着ているが、常に動き回り危険な任務にも参加する彼女の服はすぐにボロボロになってしまうため頻繁に交換している。
ツルギがどう思っているかは推し量れないが、疎ましくは思われていなさそう。
ハスモブ
ハスミに人柄も体型も憧れてついて回っている。 初めの頃はパフェ一つを食べるのもやっとだったが今ではハスミと同じ量を平らげることも容易になっている。
入部してから早くも3回程制服と下着を買い替えており、とある3年生からは成長性だけならハスミを凌駕していると目されている。
ハスミはどんどん増えていく彼女の食欲と体重を心配している。 - 63二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 18:13:27
この子たち、本編時点では2年生なんだよね(願望)
- 64二次元好きの匿名さん25/05/02(金) 19:39:59
2年生モブちゃんはマジでデータが少ないからね、良いんじゃない?
- 65二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 03:20:07
これツルモブじゃなかったらぺっしゃんこだったんじゃあ
- 66二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 08:11:51
“君は本当にあの子(ハスモブ)のことが好きなんだね“
ツルモブ「キッ!?」
“邪魔しちゃってごめんね?じゃあ、デート、楽しんでおい────“
ツルモブ「キェアアアアアアアアアアア!!!」
ものすごい勢いで飛び出していくツルモブ - 67二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 13:33:24
乙女な部分も受け継いでるのかよ
- 68二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 20:51:05
- 69二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 22:19:04
ストッパーがいないからお腹が破裂寸前でで呻いているだけだろこれ
- 70二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:02:20
翌日トリニティのグラウンドでは贅肉を揺らしながら汗だくで走るハスミとハスモブの姿が…
- 71二次元好きの匿名さん25/05/03(土) 23:04:05
- 72二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 01:34:04
多分ハスミは先生とか他人の目があるとセーブするけど同じだけ食べる人と一緒に行くと滅茶苦茶ブレーキが外れるタイプだと思う
行けるとこまでいったれみたいな - 73二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 08:24:32
やだかっこいい
- 74二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 16:47:06
最終的にリオとハスミの良いとこ取りになりそうだよね、ハスモブ
- 75二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 16:54:47
ヒエッ……
- 76二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 20:02:18
- 77二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:23:44
ハスミの胸とケツ、リオの異常すぎる括れ、完璧で究極のドスケベボディ
- 78二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:05:22
そしてハスミの真似をするハスモブも同じことをする、つまり、二人合わさると止められない
- 79二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 08:05:29
アイリ「ど、どうかな?」
ハスモブ「モグモグ」
アイリ「………」
ハスモブ「チョコミント初めて食べたけど、すごく美味しい」
アイリ「!」
ハスモブ「みんな歯磨き粉って言ってたから食べず嫌いしてたけど、やっぱり偏見はいけないね」
アイリ「そうだよ!そうなんだよ!全然歯磨き粉とは違うんだよ!じゃ、じゃあこっちも!」
ハスモブ「モグモグ………こっちはミントが強過ぎて歯磨きk」
アイリ「………」ゴゴゴ
ハスモブ「………美味しいです」 - 80二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 14:20:07
実際チョコミントの甘さと清涼感のバランスはチョコミントにしか出せないんよ
ハマる人はとことんハマるのも分かる
それはそれとして歯磨き粉なのも否定できnうわなにをするやめ - 81二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 15:33:28
↓この他辺りにチョコミントで調教するアイリ
- 82二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 16:07:50
↑この辺りにチョコミントに染まったあにまん民
- 83二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 18:30:40
あにまん民チョコミント調教.zip
- 84二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 22:26:16
ツルギとツルモブが一生懸命訓練してる最中にハスミ達は…
- 85二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 05:07:17
ツルギ「ハスミはああ見えてブレーキが外れやすい性格をしている、お前がそばにいて見てやってくれ」
ハスモブ「は、はい!頑張ります!!」
〜しばらくして〜
ハスモブ「ハスミ先輩!昨日オープンした大通りのスイーツショップ、評判が非常に良いみたいですよ!」
ハスミ「ふふ、それは良いですね。ハードスケジュールになりますが今日の予定にそのお店も加えましょう」
ハスモブ「やった!今日はお腹が破裂するまで食べますよ!」
ツルギ&ツルモブ「・・・・・・・・・」 - 86二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 08:04:32
姉妹かな?
- 87二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:50:09
ツルギは狂人に見えて以外と理性的、それでいて戦闘では知的に立ち回る。
ツルモブは理性の箍が外れやすく、戦闘ではまるで獣のように立ち回る。
そういうイメージがある - 88二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:56:38
もっと言えば、ツルギはどうすれば攻撃を確実に当てられるか?弱点はどこか?この攻撃を食らった時、回復までどの程度の時間が必要か?そういったことを考えてると思うんだよね。
対してツルモブは何も考えてなくて、完全に本能だけで動いてそうな感じ。 - 89二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:53:53
ほう、ではハスミとハスモブはどうなの?
- 90二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 18:18:01
そりゃぁ本能のままに暴飲暴食バルンバルンよ
- 91二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:14:36
そういや2人の身長ってどんなもんなの?ハスモブはハスミと同様に身長もデカくなってきてるみたいだけど、ツルモブはツルギをロリにしたような見た目だったりするの?
- 92二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:15:16
- 93二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:24:11
顔がツルギは草
- 94二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:38:02
草
- 95二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:40:16
- 96二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:45:00
この子たちって使う武器は先輩に準ずるのか?それとも戦術の為に種別は同じ(ツルギならSG)だけで、別の銃を使ってる?
- 97二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:49:45
ツルモブがショットガンは確定してるけど…なんだろうね?
- 98二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:35:12
このレスは削除されています
- 99二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 09:08:32
ハスモブはハスミ同様に身長と乳と尻だけに栄養が回るのもいいし、そんなオイシイ話はないと、腹太りしないハスミの横でどんどん全体的に太くなっていっても味がするからどちらでもよい
- 100二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 10:02:55
お腹も大きくなるならイズミみたいな感じがいい
- 101125/05/08(木) 19:20:22
自分が出しゃばるとアレなので…好きに決めていただければと…
- 102二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:28:32
ハスミの元銃はM1917アメリカン・エンフィールドだから、ハスモブは更にその大元になったリー・エンフィールドにするのはどう?ボルトアクションのくせに速射ができるからEXスキルとかも作れると思うんだ。
- 103二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:39:20
ハスモブ「ふんっ…ぬぬぬぬ…!ぬ〜っ…!スカートがぁっ…!」
ツルモブ「またか…流石に最近食い過ぎだろ」
ハスモブ「そ、そんなことないよ〜!夜のパフェは1個までにしてるし…つい先月も替えたばっかりなんだよ?」
ツルモブ「そんな生活でよく相撲取りにならないもんだな…」
ハスミ「おや、困り事ですか?」
ハスモブ「!副委員長…!実はかくかくしかじかで…」
ハスミ「あら、それは大変ですね… よろしければ私のお古ですがこのスカートはどうでしょう? 裾の部分を詰められればきっと大丈夫だと思います。」
ハスモブ「!!! 履けそうです!ありがとうございます!副委員長!」
ツルギ(ハスミの入らなくなったスカートがぴったり…なんだあの2年生…)
ツルモブ(このスカートがお古…?つまり今履いてるスカートは…?) - 104二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:42:39
この世界線のハスミはおそらく体重+10〜15kgくらい増量してると思う
- 105二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:03:26
ハスミってあれで細いからな…
- 106二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 21:22:35
- 107二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:37:46
このレスは削除されています
- 108二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 23:49:39
このレスは削除されています
- 109二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 23:52:36
一部誤りがあったので訂正…2回目だよ()
ハスモブの武器候補、リー・エンフィールド。
第一から第二次世界大戦で活躍した、ブリカス御用達のボルトアクションライフルMagazine Lee-Enfield。
イギリスで作られたこの銃の特徴はボルトと引金が絶妙な配置であったために、グリップを握らずボルトを握り込んで中指でボルトを引くことで速射が可能。
ただし、速射時はグリップを握らず、ボルトを動かす関係でよくブレるし、セミオートほどの速射が可能なのは一部の変態に限られる。
しかしここはキヴォトス、その辺は問題ないと思う、というか武器は違うけどワカモのEXスキルとか正にソレ。
使用弾薬は.303 British(7.7mm x 56R)、装弾数10+1、マガジンは脱着可能、ボルト開いて上から一発ずつ装填するか、5発纏めたクリップを使って装填することも可能。
専用スコープを付けてれば狙撃もできる、もしこの銃を採用するのなら、ハスモブの戦闘スタイル次第でスコープの有り無しを決めた方が良いかもしれない。
- 110二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 09:31:44
保守
- 111二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 10:18:20
そろそろ二人のドンパチを書いてみるか?
- 112二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 13:12:52
書くなら早めが良い…いつ落ちるかわからんし
- 113二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 21:10:16
是非読ませて頂きたいわね
- 114二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:13:22
問題はハスモブのエミュが未だにわからないってことなんだけどね
- 115二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 07:26:01
待機してます
- 11611125/05/10(土) 15:03:12
戦闘シーンのみのつもりがただのSSになりそうなのでもうしばらくお待ちいただければと…なんかすみません。
- 117二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 17:06:20
オールマイトだコレ‼
- 118二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 17:47:37
全く違うし呪にもならない
- 119二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:24:37
二人がツルギのことを恐ろしい笑みで見つめてるんだろうな…
- 12011125/05/10(土) 21:28:28
「きぃぃぃいいえああああああ!!!」
「な、なんだ!?」
「正実の委員長?じゃない?まぁいい、撃て!委員長じゃなけりゃそこまで強くはないはずだ!」
「ッ!」
痛い、とてつもなく痛い……身体は傷つくばかりで治りもしない…それでも…
「ヴルアアアアアアア!!!」
姿勢は低く、弾道を読み、致命傷になりえる攻撃だけを避けて接近し、腹に銃口を押し付け引金を引く。
「一人目」
「くそっ…コイツ強───」
「二人目」
「化け物が…これでもくらえ!」
ヘルメット団の一人が手榴弾を投げてくる…これは………避けられそうにない。
「ぐぅぅ…」
「よし効いてる、効いてるぞ!あの化け物みたく直ぐに回復しない!」
「グルルルル…ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
「また突っ込んで来るぞ!」
「構うな!撃て!撃て!」 - 12111125/05/10(土) 21:28:50
銃弾が身体を抉る、だけどあの子はもっと痛かったはずだ、あの人はこの程度のことなら気にしないはずだ………私だって…
「がッ…」
………駄目…なのかな…
「へへ、ざまぁねぇな…」
「おい」
「正実なんて委員長以外は大したことないからな、ははは!」
「おい」
「なんだよ、今忙し───」
ヘルメット団の後ろから声をかけているのは………委員長?
「その化け物ってのは………こんな顔か?」
「け、剣先ツルギ…!」
「キヒッ?キヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
委員長の狂気的な笑い声が響くなかで、私の意識だけが遠のいていく………やっぱり…強いなぁ………委員長は… - 12211125/05/10(土) 21:29:11
──────
────────────
──────────────────
「いたっ…」
銃弾が当たる、痛みに耐え兼ねて倒れ、うずくまる。
「ほら、はやくたってよ」
「や、やめて……やめてよ…も……もううたないで」
「マトはマトらしく、うたれるのがシゴトでしょ?」
「そうそう、はやくたって」
「ねぇ?きこえる?たてって…いってんの!」
一人の少女が私の足を踏みにじり、お腹を蹴る。
「いっ……あっ…やめて……やめっ……けらないで…たすけて…」
きっとこの声は誰にも届かない…そう思っていた…だけど…
「そこまで!」
「は?なにアンタ」
「よわいものイジメはよくない!」
「うるさ…じゃあつぎはアンタがマトね」
「うちたかったらうてばいい、こっちもうつから」
「ふぅん?」
大きなライフルを持った子が、私と三人の間に割って入って…きて……
──────────────────
────────────
────── - 12311125/05/10(土) 21:30:39
「……………?」
気がつくと、私はベッドの上にいた…なんだか懐かしい夢を見ていた気がするけど…あれは…いつの記憶だっただろうか?
「はぁ…」
でも、それ以上に……また私は何もできずに負けたんだってことが悔しかった、未だに弱いんだなぁ………私…
「起きたか」
目覚めて早々に、声をかけてきたのは委員長だった、また無茶し過ぎだとお叱りを受けるのかな…
「独りよがりだな、お前は」
そう思ってたけど、違った。
「それに加えて荒削りだ、その自覚はあるのか?」
「……………」
「正直、ここまで来たら無茶をするなとは言えん、だが一人で戦おうとするな」
一人で戦うな………かぁ…でも、この人にそう言われても…
「………委員長は…委員長は一人で戦えてるじゃないですか」
「そう見えるか?」
「…はい」
ツルギ委員長は暫く黙ったあと、私の言葉を、考えを否定した。
「………違うな、私は一人じゃない、後ろにはハスミがいて、お前達がいる、だから戦える。
私は化け物だなんだと言われることも多い、だがこれでも人間であることに変わりない、人間は一人では生きられないものであり、戦う時も一人では駄目なんだ、もっと周りを見て、誰かを頼れ」 - 12411125/05/10(土) 21:31:59
寮に帰る途中、夕ご飯を食べるためにレストランに入る…
「あ」
「むぐっ!?」
「ふぐっ!?」
ハスがいた、あと副委員長もいる……そして…
「……もしもし?ツルギ委員長?」
「ツルちゃん待って!」
「ツルギへの連絡だけはやめてください!」
「もごぉ!?」
パフェを食べてたので委員長に連絡しようとして贅肉サンドされた………
「あ、危なかったですね…」
「そ、そうですね…ツルギに知られたらと思うと…」
そんなことより窒息するから離してほしい、いやほんと、タヒぬ……あ…やばい……意識が… - 12511125/05/10(土) 21:51:06
出しておいてなんだけどまだ読んでる人いる?いなそうならこっちに投げる
もういっそさ|あにまん掲示板これまであにまんで生まれてきた正実モブ全員が居る世界を妄想しない?カオスになるし矛盾が生まれる?キヴォトスの神秘がどうにかしてくれるさbbs.animanch.com - 126二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:59:19
ハスモブとツルモブ
故にハスとツル - 12711125/05/10(土) 22:02:08
物語の都合上…ね?モブって所まで名前とするのは違和感がやばかった()
- 128二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:04:16
ハスとツルって真面目にブルアカにそのうち出てきそうな名前だな
- 12911125/05/10(土) 22:09:09
オリキャラと名前かぶるのはよくあるし、名前が似てるキャラは多いし、まぁ………うん…仕方ないね。
- 13011125/05/10(土) 22:20:45
「……落ちましたね」
ごめんね、ツルちゃん…私達はダイエット中だけど限定パフェを食べなきゃいけないの…
「これで一時しのぎにはなるでしょう………ではハス、食べましょう」
「はい!」
元気よく返事をした直後…
「何を食おうと言うんだ?」
背後から絶望(委員長の声)が聞こえた。
「おい」
「「……」」
「代金を支払え、それ食べ終わったら…わかるな?」
「「…はい」」
ごめんねツルちゃん…無駄に苦しめちゃった… - 13111125/05/10(土) 22:20:56
「………さっきぶりの天上だ」
「起きられましたか」
「………ターミネ─────」
「相当強度の強い救護がご所望ですか?」
「ごめんなさい」
でもこの人ってター”ミネ”ーターなんだよな、ほんとに…
「…ふっ」
「救護っ!」
「ごふぉ?!」
思いっきり腹に肘を叩きこまれた……人の心を読み取らないでほしい。
「さて、起きたのなら今度こそ、普通に帰宅してくださいね」
「二回目は私悪くないだろ、というかそろそ糖尿病になってもおかしくない」
「……………非常に残念なことですが」
ミネ団長が重苦しい表情になってる…え?もうなってたりするの?噓でしょ?
「血糖値の異常が全くありませんでした…ですので………止めることなど…」
それはそれで噓であってほしかった。 - 132二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:28:25
内蔵どうなってんだよ
- 13311125/05/10(土) 22:47:34
数日後のある日のこと、部室に来てみたら一人顔ぶれが足りなかった。
「………ハス、コハルはどこだ?」
「コハルちゃん?コハルちゃんなら補習授業部に行ったよ?」
「補習授業部………あぁ、バカだからか」
「ツルちゃん、そういうこと言わない」
「事実だからな………それはそうと…押収品のコレ、どうするかな…」
私の手の中にあるのは謎の液体、文字が掠れてちょっと読み取りずらいが「神秘増強薬」と書かれている………
が、ソレを確認しようにもミネ団長がいないし、そのせいで救護騎士団は忙しいしで全く調べることができないでいる。
「………まぁ、私の方で預かるか」
誰か割って漏れ出しても困る…正義実現委員会には問題児が多いしな……私もそのうちの一人だが、まだマトモな方だろう。
多分 - 13411125/05/11(日) 00:15:50
それからまた二週間くらい過ぎた頃、なんだかんだあって、聖園ミカがクーデターを画策していたとして処罰された。
まぁ…パテルだしな、トリニティ内でもヨハネ(救護騎士団)に並ぶ程の武闘派でありながら、トリニティでトップクラスに過激な派閥だしそのうちやってもおかしくはないって思ってはいた。
「………過激な武闘派…か」
アイツらの過激思想は幼い頃から仕込まれる、それは一種の洗脳教育であり、同じ派閥内でイジメすら行う、だからこそ自分達の愚かさに一切気づけない者がほとんど。
もし気付くことができるとしたら、別派閥の幼馴染がいる…聖園ミカのように。
「或いは幼い頃にいじめられていたか…」
例えば、私だ。
「………力があれば、あんな奴ら…」
全員黙らせることができるというのに…誰にも虐げられないというのに………
誰かを、守れるはずなのに………
「………誰を守る?」
そもそも、なんで正義実現委員会に入ったんだっけ?思い出せない。
「……」 - 13511125/05/11(日) 00:16:11
神秘増強薬と書かれた薬液の小瓶を手に取る…少しばかり、自分で調べてわかったことがある。
私達にはヘイローがあり、神秘を宿している、それは一般常識だ、だがそれがどういうものなのかを詳しく説明できる者はいない。
例えるのなら、宇宙が存在するのは一般常識だが、その宇宙を詳しく説明してほしいと言われて説明できるのは宇宙を研究する者か、それに近い職に就く者に限られる。
更に言えば、その職に就く者達でさえ全てを把握していない、そうなれば当然、全てを説明することはできない。
私達に宿るヘイローと神秘とは、そういうありふれた日常にぽつんと存在する謎の一つ、だからこそ…知ってしまった。
「神秘とは…力の根源…」
生徒達にとっての、力の源、本来銃火器とは、武器とは、命を奪うための道具であり、こんな日常的に向け合って、振りかざして、撃ち合って良い物じゃない。
そのはずなのに、今まで私はその事実に気付かず引き金を引いていた。
私達は簡単にはタヒなないから、それが神秘による肉体の補強…それがヘイローというものだから、それが日常にありふれた存在となったから。
だから、この武器は…銃火器は日常に溶け込み、当たり前になった、でも…何発も撃ち込んで入ればヘイローは破綻し、肉体は補強を失い、タヒに至る。
更に言えば、ヘイローを、神秘の防御を無力化する爆弾を使えば一瞬で致命傷を負う。
百合園セイアのように。
「………これを使えば」
では神秘を強めることが出来たとしたらどうなるか?
理論上は強くなれる、だが、神秘とは宿している個人と密接に繋がっているものであり、肉体の成長と共に力を増していく、そんなものを無理矢理強めた場合、何が起きるかわからない。
「………いや、やめておこう」
結局、私には使う勇気がない、力は欲しいけど…自分を見失うのが怖かった。 - 136二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 08:19:52
良く耐えた!
- 137二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:48:38
今更だけどハスとツルは良いと思う。明確に名前ができて良かった
- 138二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 11:45:50
このレスは削除されています
- 13911125/05/11(日) 11:56:38
調印式当日、私は外回りの警備、対してハスはツルギ委員長率いるティーパーティー幹部直下の護衛。
アイツは最強とまでいかなくとも、現状でも副委員長に迫るほどに強い、それに書類仕事や政治的なやり取りもできる。
だからこそ、次期委員長候補としてあの場所にいられるのだろう…そういう意味でも、私とは違う。
「………やべ」
気を引き締めるために愛用のカフェイン剤の入った小瓶を取り出したつもりだったが、出てきたのは液体の入った小瓶、神秘増強薬だった。
「間違えて持ってきたか…どうすっかな、これ」
ゲヘナからの飛行船が来てるし、もうすぐ開会式が始まるのは明白、今更持ち場を離れることはできない。
「………」
何故だろう?これを見てるだけでとてつもない胸騒ぎがする…
いや、この場にいるだけで心拍数が跳ね上がるし、コレから目が離せなくなる。
「ほう、ソレを手にしたのはお前だったか」
後ろから声をかけられ、咄嗟に武器を構える。
そこにいたのは二つ頭の人形だった。 - 140二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:06:27
マエストロ?マエストロだよな?いやまぁ確かにエデン条約の襲撃に関与してるけどお前この薬にも関係あんの?
- 14111125/05/11(日) 12:28:24
「お前、誰だ?」
「名を聞くときは先に名乗るものだろう?」
「生憎、私は育ちが良くない、それに不審人物に名乗るような警備がいると思うか?」
「なるほど、それは確かに理に適っている………失礼した、私はマエストロ、神秘を解釈し、表現する芸術家だ」
芸術家…確かに前衛芸術と言われればそう見えなくもない姿をしているが………それはそうとして不気味な存在だった。
「で、その芸術家さんが何の用?言っておくが、この辺り一帯は関係者以外立ち入り禁止区域、知らなかったなら禁止区域外まで案内する」
「ふむ、口調は悪いが礼儀はあるようだな………であるならば好都合だ」
人形だからなのか、表情の変化はない…ただ、コイツがニヤリと笑ったのは、気のせいとは思えなかった。
「お前は力を求めている、そうだろう?」
「ッ!」 - 142二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:19:53
「その薬はお前の望む力を与える、それはPathos(激情)に作用し、Mystery(神秘)との繋がりをより強固なものにする」
「………お前、なんで…それを」
「それを創り出したのは私だ、私の作品を真に必要な者が手にしたのだ、ならばその者は知る必要がある、そうだろう?」
コイツが作った………これを……?
「………続き、聞かせて」
「無論だ、Mystery(神秘)との繋がりを強めた肉体は今よりも頑強になり、身体能力も爆発的に向上する」
「……神秘とは、人の成長と共に強くなる、そうでしょ?」
「よく知っているな、正確にはその神秘をどれほど引き出せるようになるか」
「神秘を…引き出す……血管を太くするとでも?」
「血管か、なるほど…その例えでも良いだろう、一度に多くの血を巡らせるには、血管を太くするか、あるいは血管の本数を増やすか。
生命とは成長と共に肉体が大きくなり、比例して血管の量も増える、同様にMystery(神秘)と繋がるVessel(血管)も数を増す」
ヤケに詳しいな…いや、コレを作った輩だから当然なのかもしれないが…
「そのVessel(血管)にMystery(神秘)を流し、身に纏う量が多ければ多いほどお前達は強くなる。
だが、Vessel(血管)の本数はMystery(神秘)の性質依存し、個人によって限界は変わってしまう」
「だから…私はこれ以上強くはなれないと?」
「そうだ、凡人が努力をしても天才には勝てないのと同様、最強と呼ばれる者共と、お前との間には埋められない明確な差が生まれるのはソレが原因だ」
私の努力は…全部………全部無駄だった……何をしても勝てないし…これ以上は強くなれない…だが… - 143二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:39:26
このレスは削除されています
- 14411125/05/11(日) 13:45:21
「………さっき、神秘との繋がりを強めると言ったな?」
「あぁ」
「本当に…強くなれると?」
「Vessel(血管)の本数を増やせないのならば、Vessel(血管)を太くすることでも繋がりを強化できるはずだ」
「……………副作用は?」
「当然、あるだろう、人は興奮すれば血管が太くなり、血の巡りが速くなる。
同様の原理でPathos(激情)を増幅し、Vessel(血管)を太くすることでMystery(神秘)との繋がりを強化する以上、お前はPathos(激情)に囚われるだろう。
それがどのような感情であるかは私にもわからない、途方もない悲しみ、耐え難き破壊衝動、渇くような飢餓、或いは衝動的な喜びか………この意味がわかるか?」
私はもう一度小瓶を取り出し、その存在を見つめ、返事を返す。
「………知性のない、本能のままに存在する獣」
「そうだ、お前は獣になり果てる可能性がある、だが人間は理性的であり、知的な存在でもある。
全てはお前次第だ、お前次第で知性なき獣になり果てるか、本能を制御する真の強者へと至るのか、私はソレが知りたい、だからそこ、お前にソレを託そう」
なるほど…私は実験対象で………私はそれを受け入れるつもりだと考えていると…
「…わかった」
その事実を見抜かれている。
「これで用は済んだ、この場から去るとしよう、ではまた会おう、黒き翼よ」 - 145二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:51:02
不穏過ぎる…大丈夫だよね?
- 146二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:57:11
なんか神秘の設定がしっかりしてて他の作品でも使えそう
- 14711125/05/11(日) 17:11:15
同時刻、ツルがマエストロと会話していた頃、ハスは涎を垂らしていた。
(美味しそ〜…なにあれ?ゲヘナのお菓子?いいな〜…)
「ハス、涎が出ていますよ」
「!」
「ふふ、美味しそうなのは分かります、ですが所詮はゲヘナ………見た目だけでしょう」
「………ハスミ先輩はどうしてそこまでゲヘナを憎むんですか?」
「ゲヘナへ会合へ向かった際に、万魔殿の議長が私のことをデブと呼んだので(※呼んでません)」
「なんて酷いことを!やはりゲヘナは卑劣で野蛮ですね!」
「私語はそこまでにしておけ、ましてやここは平和のための場所だ、暴力ではなく、言葉で通じ合い手を取り合おうとしてる時に、そんな発言はするな」
「ご、ごめんなさい委員長!」
「………そう…ですね、軽率にひとまとめにするのは間違いでした、恨むならば礼の議長だけにとどめます」
「そういう意味じゃないんだがな…」
ツルギは呆れたようにため息をつき、少し離れた場所での騒ぎを聞いてそちらへと向かった。
「さて、そろそろゲヘナ側の方々が会場に入ってくる頃ですね」
「き、緊張してきました…うぅ………ツルちゃんが恋しい…」
「…ツルとは仲が良いようですが、あの子とはいつから?」
正義実現委員会二年生、ツル、彼女は剣先ツルギの真似をしていることでそこそこ有名な生徒。
だがその戦力的な価値は剣先ツルギには遠く及ばず、むしろ中堅になれるかなれないか程度、それでいて他者との連携も取ろうとしない。
言ってしまえば少し強いだけの雑兵であり、足を引っ張る邪魔者、ただの問題児、故に孤立し、周囲から浮いた存在だった。
当然、そういった存在は疎まれ、煙たがられる、ましてや陰湿なトリニティではそうなりやすいものだった。
「あー………その前に…ツルちゃんのこと、悪く思いますか?」
「いえ…そういったことはありませんが」
それでも、ハスだけはツルと仲良くしており、ハスミとしても問題児だったとしても後輩を悪く思ったりすることはなかった。 - 14811125/05/11(日) 17:38:52
「…幼かった頃……公園で…パテル分派の子達が、一人の女の子を虐めてたんです。
お前は射撃の的だって言って、何度も何度も銃弾を浴びせて………それを見てた私は…」
──────
────────────
──────────────────
「いっ……あっ…やめて……やめっ……けらないで…たすけて…」
「そこまで!」
その当時、ちょうどライフルを持ってた私はボロボロの女の子と三人の間に割って入ってた、勝てるはずもないのに…でも…
「は?なにアンタ」
「よわいものイジメはよくない!」
どうしても、その光景が我慢できなかった。
「うるさ…じゃあつぎはアンタがマトね」
「うちたかったらうてばいい、こっちもうつから」
「ふぅん?」
一人が私に向けて銃弾を放ってきた、まだ戦い慣れていない私は避けることも、隠れることもできずに被弾した…でも。
「っ!やったな!」
それでも、まだ撃ち返すだけの気力はあったから、撃ってきた子にそのまま撃ち返した。 - 14911125/05/11(日) 17:39:08
「いたっ…」
「だいじょうぶ?」
「ひどい!」
一人を三人で痛めつけておいて、自分が撃たれれば痛いとか、酷いとか、あまりにも傲慢すぎる、それが余計に腹立たしく思えた。
「ひどいのはそっち!」
そう言って、ライフルをもう一度撃とうとしたけど、先に撃たれて、痛みでよろけて構えることもできずに…そのまま三人がかりで私に銃弾を浴びせ、疼くまったら蹴って、踏みつけて、髪を引っ張って…本当にひどい目にあった。
でも、女の子へのヘイトは私に集められることができた、実際にそれで女の子は助かった…ただ、私は全治二週間の大怪我を負って、パテルの三人は財力と権力にモノを言わせておとがめなしだった。
それから、もう一度公園に行ったら…また、あの子がいじめられていた、だから…強くなろうって決めて、一ヶ月間猛特訓して… - 15011125/05/11(日) 17:39:21
「うわっ?!」
「な、はや!」
「きゃっ」
「……もうにどとしないって、やくそくして!」
「お、おぼえてなさい!」
三人を簡単に追い払えるようになった。
「……だいじょうぶ?」
女の子に手を差し伸べたけど…その手を取ってはくれなかった、ただ。
「…くやしい……なにもできない……よわい……すごく、くやしい」
女の子はそう言ってきた、だから私は、彼女誘うことにした。
「……じゃあ、いっしょに、つよくなろう」
「つよく…」
「うん!それでこんどはわたしをまもって、あ、わたし、ヨハネのハス!あたなは?」
「……ツル、パテルのツル」
──────────────────
────────────
────── - 15111125/05/11(日) 17:40:20
※物語の都合上、一部勝手に設定増やしてます、申し訳ございません
- 152二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:47:46
ハスちゃん良い子過ぎる、ただの動けるおでぶじゃなかった!
- 15311125/05/11(日) 17:59:03
「それがツルちゃんとの出会いでした……ハスミ先輩?」
「も、申し訳ありません……一人を救うためにそこまでするなんて…涙が…」
「な、泣くほどのことでしか?つ、強くなるために猛特訓するなんてヨハネでは当たり前のことですよ?」
「いえ……ヨハネが武闘派なのは存じています…ですが……その理由が彼女のためということには称賛に値します」
「そ、そうですか?え、えへへ…」
ハスは照れくさそうに頭をかき……異変に気付く。
「……何でしょうか、この音」
「音?……空?」
「何かが近づいてきてますよね?」
そう言って、ハスが窓から空を見上げ────
「みんな伏せて!」
咄嗟にハスミを押し倒した直後、巨大な爆発と共に調印式の会場は倒壊し、瓦礫と化した。 - 15411125/05/11(日) 18:18:54
それは一瞬の出来事だった、巨大なミサイルが飛んできて、会場を瓦礫と残額へと造り替えてしまった。
「………誰が…誰が、こんな…」
あの場所には大勢の人達がいる、ティーパーティー、正義実現委員会、シスターフッド、救護騎士団、万魔殿、風紀委員会、救急医学部、シャーレ、クロノス報道部…大勢の人間がいたはずだ…
「……ハス…ハス!」
当然、アイツもいるはずだ…いや、だからどうした?なんで私はこんなに焦ってるんだ?そもそも…私はなんで…
「っ!副委員長!ハスを見ませんでしか?」
瓦礫の中で副委員長を見つけ、声をかける…ただ、その顔は暗い。
「ツル…ですか…その…手を貸してください、し、止血をしないと」
「止血?止血って誰……を…」
副委員長が必死に手で押さえていたのは、瓦礫が、鉄筋が突き刺さったハスのお腹だった。
「ハス…おい、ハス!しっかりしろ!ハス!」
「つ…ツルちゃ……無事で…よかった…」
「ハス、誰にやられた?なぁ?誰がこうした?言ってみろ、私がそいつを────」
それでこんどはわたしをまもって
「…ごめん、守れなくて……弱いままで…」
「ツルちゃ…覚えてた…んだ……忘れてる…て…」
「今、思い出した………私が…ここにいる理由」 - 15511125/05/11(日) 18:41:39
自分が何のために正義実現委員会へと入ったのか、なんでハスとだけは友達でいられたのか、全部、思い出した…だからこそ…
「副委員長…手を貸すことができず申し訳ありません」
「ツル?何を…」
「私の医療キットをお渡しします…だから…ハスのこと、よろしくお願いします………既に敵が迫っていますから」
敵、とは言ったものの、近づいて来るのは青白い肌に、揺らぐ身体、あと変な格好、それはまるで幽霊だった。
だが、その幽霊を使役していると思われる、ガスマスクを付けた生徒達がこちらへと近づいて来ている……明らかな敵意を剝き出しにして。
「ツル…ちゃん?」
「………またな」
だからこそ、私はハスとの約束を果たす……今度こそ、私が守る番なのだと…
「あの数を相手にするなて…無茶です!ツルの方こそ下がってください!私がやります!」
副委員長はそう言ってるが、副委員長だって腕を怪我している…それは狙撃手としては致命的であり、まともに戦える状態ではないのは明白だった。
ただ、”今の私”では相手にならないのも事実だった、だから…
「………守るためだ…獣にだってなってやろう」
小瓶の中身を、神秘増強薬を一気に飲み干した。 - 156二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 19:53:16
このレスは削除されています
- 157二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 19:54:48
このレスは削除されています
- 158二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 19:55:00
このレスは削除されています
- 15911125/05/11(日) 19:55:34
「……………?」
何も起こらない、まさか飲むものでは無かった?被るものだったか?それとも既に効果は出ていて、動いたらわかるのか?
「まぁいい………始めよう」
愛用のショットガン(M1897)に散弾を込め、一気に突撃する。
「ゔるぁぁぁああああああ!!!」
この奇声はには本来何の意味もない、ただ、最も強い者の真似をして、自分もそうなろうとした、自分自身の浅はかさでしかない。
「剣先ツルギ?じゃないな?」
「構わん、トリニティの生徒ならば優先排除対象だ、撃て」
真似をしたとして、私は強者にはなれず、弱いままだったのだから…だから…簡単に被弾して、動けなくなる。
「ガッ…」
「口程にもない」
「ツル!」
「ツル…ちゃ……」 - 16011125/05/11(日) 19:58:12
また、私は守れないのか?私は何のためにここに………
あれ?なんで戦おうとしてたんだ?またわからなくなってきた…
………何がわからないんだ?今、何を考えてた?
わからない…わからないから悲しくなる
ただそれよりも腹が減った
なんかよくわからないが身体が痛い
痛いし腹は減るしでイライラする
わけがわからなくなってきた
……………あぁ、そうか
これはいいものだ
なにをすべきかわかった
暴れるべきだ
本能のままに戦え
あぁそうだ
これは私の - 16111125/05/11(日) 19:58:27
激情だ
- 162二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 20:04:25
画面が割れる演出入ってそう()
- 163二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 20:24:45
激情だ、の部分だけ単体でレスしてるのがすごくいい、思考してる時は環境音とかが響いていて、激情だ、の時だけ完全に音が消えてるんだ…!
かっこよすぎるんだよなぁ! - 164125/05/11(日) 20:33:43
- 16511125/05/11(日) 21:18:25
「1名排除………残り2名、対象は正義実現委員会、副委員長羽川ハスミとその取り巻きか…優先度上位だ」
「くっ…」
「虚しいものだろう?だが全て、お前達が私達に与えたものだ、恨むなら自分達を─────」
ガスマスクの生徒が吹き飛ぶ。
正確には、蹴り飛ばされていた。
「コイツ…何故…?」
「グルルルル…」
「お前、そこで止まれ、さもなくばコイツを撃つぞ」
ガスマスクの生徒がハスに銃口を向け、ツルに警告する。
「っ!撃つなら私を撃ちなさい!この子がこれ以上傷つけば」
「タヒぬ、だろうな、だから脅しに使う…そのまま両手を上げて────」
「ァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
だがその警告を無視して小さな少女が雄たけびと共に走り出し、ガスマスクの生徒を殴り飛ばした。
「ゲホッ…ゴホッ……こいつ…化け物か?」
「いや、知性がない…ミメシスに相手させろ!」
青白い幽霊…ミメシス達が前に出て、ツルと対峙する…だが…
「ガルルルル…ぐるぁぁぁぁぁああああ!!!」
知性を代償に力を得た黒い獣が腕を振り回しただけでミメシス達が消滅した。 - 16611125/05/11(日) 21:35:07
「ミメシスが…噓だろ?」
私は目の前の光景からめが放せなかった、大切な後輩が……失礼ではあるものの、弱いと思っていた彼女が、理性も、知性も感じさせない別の何かに成り果てて戦っている。
「ヴァァァァァァアアアアアアアアア!!!!」
ツルギはよく化け物だと呼ばれている、でもあの子は地形や戦況を見ながら最適解を選んで戦っている、奇声を上げていても、確かな知性を持って行動する。
「こんなの情報にない!?なんなんだよコイツ!?」
目の前の後輩には、本当に、そういったものが感じられない、化け物以下の何か……そう、例えるのなら獣だった。
「ヴヴヴ…」
「ひ…やめろ…くるな…くるな!」
「アアアアアアアアアア!!!」
獣が目の前の獲物に拳を………爪を振りかざす、あんなものが当たればいくらキヴォトス人でも…
「きぃぃぃいいえあああああ!!!!」
「ガッ!………ゥゥゥ…」
でも、その攻撃は別の存在に邪魔され、当たることはなかった。
「ツルギ!」
「すまん、遅れた」 - 16711125/05/11(日) 21:58:00
「ツルギ…いいん…」
「喋るな、意識を保つことに集中しろ、ハスミは立てるか?立てるならハスを担いで逃げろ………ツルの相手は私がやる」
「しかし!」
「正直に言うが、コイツは異常だ、私でも手こずるだろうな…近くにいればどうなるか、わかるだろ?」
ハスミは言い返そうと思案して、何も言えないまま、ハスを担ぎ、足を引きずりながらその場を離れようとする。
「ツル…ちゃ…」
「ガアアアアアアアアアアア!!!」
ハスの呼びかけに反応したのか、獣が雄たけびをあげてハスミへと襲いかかろうとして、ツルギの突進で吹き飛ばされる。
「お前の相手は私だ」
「グルルルルルルル…」
ツルギへの返答は、獣のような低い唸り声だった。
「……言葉も介さんか、いや………この戦いに、言葉はいらない」
ツルギはM1887、ブラッド&ガンパウダーを構え、己の狂気に身を委ね、弱点を探るために思考を開始する。
「きひひひひ…」
「ヴヴヴヴヴヴ…」
理性を感じさせない奇声と、知性さえ感じられない唸り声が共鳴し…
「きひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
「ヴルァァァァアアアアア!!!!」
雄たけびと共に互いの身を削りあう攻防が始まった。 - 16811125/05/11(日) 23:35:23
保守ついでの連絡…というか、質問ですかね。
エデン条約編で終了にするか、もうちょっと続けて最終編までやるかで迷ってます。
あとはハスモブの専用SSとして食事系のものを画策してますが…多分、このスレだけじゃ足りない気がして………もし書き終えられなかった時は立てていただけたならと… - 169二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 07:29:40
なんでそんな質問を…って思ったけど、過去の自分にも思い当たる節があるから多分こういうことかな?
書きたいものが二つあるから早めに終わらせたい
vs
やりたい描写があるから中途半端に終わらせたくない
vs
ダークライの代わりに立ち向かうことになったヒヨリ - 17011125/05/12(月) 07:43:04
「シャァァァアアアッ!」
先制したのはツルギ、姿勢を低くした状態で接近し、左の銃で殴りつけ、その勢いで右の銃を突き出し射撃する。
(浅いな、いや、そもそも気にしていないか?)
ツルギは狂気と正気の狭間で冷静に分析し、単なる攻撃では無意味だという解を得る。
目の前の獣は正気でも、狂気でもない、知性はなく、理性もない、それ故に多少傷ついたところで意に返さない。
「ハハハハハハハハハ!さぁこい獣よ!化け物はここだぞ?」
「ォォォオオオオオ!」
獣が雄叫びを上げながらツルギへと迫る、だが単調な動きではキヴォトス最強の一角、トリニティの歩く戦略兵器には届かない。
「無駄ダァ!」
振り下ろされた腕を最小限の動きで躱し、両手に握られたショットガンを射撃する。
超至近距離から放たれた約20発の球体全てが獣の腹を穿ち、確かなダメージを与えていた。
(傷の治りは………無いな………だがコイツの本質は見えてきた)
それは溢れ出すいくつもの感情の奔流。
激情、あるいは
(闘争本能) - 171二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 07:47:42
- 17211125/05/12(月) 10:13:52
了解、あとはスレ主次第ですかね?次スレがないとほんとに足りない()
- 173125/05/12(月) 13:29:57
いやぁ、その……ここまで来たらお譲りしますよ、スレ…いっそ読者になりたいですね、ただ晴らせてほしいなとも…
- 174二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 13:41:04
この激情ってさ、デカマクラが言ってた
私は神秘(Mystery)であり、恐怖(Terror)であり、知性(Logos)であり、激情(Pathos)でもある
って言葉から来てたりする?ブルアカ本編でも神秘(mystery)の逆が恐怖(terror)とされているし、基本的に生徒達は神秘が表とされている。
それで色彩に触れたり、精神を病んで限界を迎えると反転という現象を起こしテラー化してる。
そしてこのSSだと何度も「知性」という単語がでてくるし、ソレを失った時に出てくるのが「激情」だとしたらこれもある種の反転なのでは?
ツルはこのままで本当に大丈夫?戻って来れる?最終編までやるかもって話だったから色彩の力でも借りる?もう先が気になって仕方ない。 - 17511125/05/12(月) 20:26:25
「ガァァァアアアアアアアア!!!」
「ッ!」
思考したことで生じた一瞬の隙をついて、獣がツルギへと噛みつき…
「ぐっ………コイツ…!」
ツルギの腕の肉を食い千切ろうと頭を振り回す、だが、ツルギがそれを黙って見ているはずもない。
「きぃひゃああああああああ!!」
噛みつかれた腕を瓦礫へと突っ込み、そのまま獣ごと引き摺る、腕が削れ、即座に再生する。
だがそれでも、獣は離そうとせず、食い千切ろうとしてくる、しかし、獣にこれ以上の攻撃を加えれば致命傷になりかねなかった。
これまでの戦闘経験があるからこそ、キヴォトス人の限界が、彼女の限界がどこなのかを否が応でも理解できてしまう。
しかし、獣と化したその存在を放置すればどれほどの被害が出るのかも予想がつく。
守護者として、決断を下さなければならない。
「………許せ」
突き出した銃口を額に当て、ただ静かに、謝罪を述べた。
「……………」
獣が動きを止め、何も言わずに目を閉じ………
引き金が引かれた。 - 176二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 21:00:08
最終編まで行くと言ってたよな?いや、行ってくれ…このままエデン条約で終わりって多分アレだよね?bad endだよね?頼むからそのまま最終編まで行ってくれ…
- 17711125/05/12(月) 22:31:36
倒れた獣の首筋に、ツルギの手が触れる。
「………脈はあるな、だが呼吸が浅い」
黒い獣はタヒななかった、だが、死の間際立たされているのは間違いなく………同時に、治療し、起きた瞬間に暴れ出す可能性も残されたままだった。
「……………」
ツルギは自身の無力さに打ちひしがれ、爪が食い込み、血が出る程に拳を握り締める………だが…
「いるんだろ?」
隠れて見ている存在に気付けないほど、冷静さを失ってはいない。
「今の私が気が立っている、そのまま隠れているのなら敵と見なして、排除を優先する」
「………流石、トリニティの歩く戦略兵器……黒き者達の長」
ツルギの目の前に現れたのは、二つ頭のひび割れたデッサン人形………マエストロだった。 - 17811125/05/13(火) 08:02:26
「やはり、黒き者はPathos(激情)にのまれ、獣と化したのだな」
「何を知っている?答え次第では頭が片方消し飛ぶぞ?」
「構わん、所詮、肉体など消耗品に過ぎぬ」
「………」
ツルギは攻撃しても無駄だと悟る、コイツはタヒなない、痛みを感じるかすら怪しい。
そんな“物“に当たったところでこの気持ちは晴れない、なら情報を聞き出すことを優先すべきだと、ツルギは意識を切り替えようとした………しかし…
「助けたいと思うか?」
「………」
「私とて、その獣が失われることは望まない、その獣は私の作品の1つとなったのだ、ならば私の子も同然だ」
「お前が…ツルを…!」
咄嗟に銃口を向け、引金に指をかけ………そのまま身体を震わせるだけに留まる。
ツルギの中に残された、最後の理性が、まだ生かすべきだと訴えていたからだ。
そして、その判断は正しかった。
「この首輪を与えよう、コレにはMystery(神秘)を抑える力がある。
元々は黒服の研究の過程で出来上がったものなのだが、私には必要ない、だが私の作品の一部となった黒き獣には必要だろう」
二つ頭の人形が差し出した赤い首輪をツルギは受け取った。
「これで助かるとでも?」
「わからん、だが助かる可能性はある、何も無いよりは遥かに良いだろう」
「………………私の気が変わらないうちに失せろ、そこにいられたら指が滑る」 - 17911125/05/13(火) 12:31:09
「………知っている天井だ」
多分、三回目、三回目の救護騎士団の部室の天井。
「起きられましたか」
「ターミ───」
「救護が必要ですか?」
「………」
「よろしい」
やっぱこの人怖いな…
「とりあえずハスの所に………」
ハスの所に行くか、そう言おうとして思い出す。
瓦礫の中、流血が止まらず呻いているハスの姿、同時に込み上げてくるいくつもの感情、感覚。
痛み、恐怖、怒り、渇き、悲しみ、破壊、歓喜…
激情
だが、そんな激情よりも、私の中を塗りつぶす感情はただ1つだけ。
「ハス………ハス!」
守るべき友の安否、焦りだけだった。 - 18011125/05/13(火) 12:42:50
「ハスはどこだ?なぁ?無事か?無事なんだよな?!」
「お、落ち着いてください!今下手に動いたら傷口が開きます!」
「どこだ?どこにいる!教えてくれ!知ってるんだろ!」
「安静に!安静にしてください!ッ!」
ベッドに寝そべったままのツルが、ミネの身体を持ち上げた、今までのツルであれば立っている状態でも人を待ち上げることはできなかった。
ましてや、背中に武器装備を付けたままの青森ミネを持ち上げるなど、前代未聞だった。
「ほんの少しの間に強くなりましたね?!なんて怪力を…ぐ………ぁ……っ…」
「ハスは、ハスはどこなんだよ!答えろ!」
「落ち着け、ツル、アイツは無事だ」
ミネの代わりに答えたのは、ちょうど部屋に入ってきたツルギだった。 - 18111125/05/13(火) 12:50:39
「それより離してやれ、首が締まっている、〇す気か?」
「っ!ご、ごめ…そんなつもりじゃ…」
「ゲホッ………こほっ…………本当に………何があったんですか?その首輪といい…怪力といい…」
「首輪?」
友人の無事と、ミネを〇しかけたことへの恐怖で冷静さを取り戻したツルは、自分の首に手を当てる。
先程までは混乱していたことや、寝起きだったことで気付けなかった何か取り付けられているのを感じた。
「………ツル、お前、変な薬を使ったそうだな?何をした?」
「…それより…あの………ハスに─────」
「何をした?」
ツルの言葉を塞ぐように、ツルギは質問を重ね、銃口を向けてくる。
だからこそ、これが単なる質問などではないとツルは悟る。
ツルギが今ここに来たのは単なる見舞いなどではない。
部員と自身を〇しかけた存在に尋問をしにきたのだと。 - 18211125/05/13(火) 12:52:22
エデン条約編の方はここで一区切りです、長々とお付き合いありがとうございました、続きは…まぁ…読みたいという方がいましたら書きます。
- 183二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 12:54:15
- 18411125/05/13(火) 15:02:32
ありがとうございます、書いてる途中で「色々と設定を勝手に盛ってきたけど大丈夫かな?」と不安になってたので…
本当にこれ大丈夫ですかね?めちゃくちゃレス使ってしまったのもありますし… - 18511125/05/13(火) 15:07:26
とりあえずまとめをここに出しときます…最初からこっちにしとけば良かったんですけどね…
投稿まであまりにも時間がかかり過ぎるので今回はスレを使わせていただきました。
黒い獣 | Writening「きぃぃぃいいえああああああ!!!」 「な、なんだ!?」 「正実の委員長?じゃない?まぁいい、撃て!委員長じゃなけりゃそこまで強くはないはずだ!」 「ッ!」 痛い、とてつもなく痛い……身体は傷つくば…writening.net - 186二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 19:59:35
- 187二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 20:50:52
このレスは削除されています
- 188二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:06:08
たておつ
- 189二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:07:06
こっちどうする?埋める?逃がしてやる?〇す?
- 190二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:10:16
選択肢が怖くないですか!?
- 191二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:25:41
このレスは削除されています
- 192二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:32:28
よしお前ら、穴掘って埋めるぞ、耕すんだ
- 193二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:33:47
ウメ(ง ˘ω˘ )วウメ
- 194二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:48:00
- 195125/05/13(火) 21:53:04
- 196二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:01:46
埋め
- 197二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:12:11
埋め
- 198125/05/14(水) 07:29:43
- 199二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 11:27:43
200は譲る
- 200二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 11:36:47