【オリキャラ・🎲・⚓】ぬらりひょんの少女、キヴォトス放浪記 パート2

  • 1無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:42:00

    初めに言っておく、廃坑対策編第一章が終わったばかりですが、安価の結果エデン条約とカルバノグの兎編が原作ブレイクされることになりました。

  • 2無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:43:24
  • 3二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:43:49

    校が坑になってるぞー
    保守

  • 4無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:44:02
  • 5無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:44:36
  • 6無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:45:11

    >>3

    笛の方でも同じ誤字をよくしてるZE・・・はい、ちゃんと気を付けます。

  • 7無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:45:32

    モチーフ ぬらりひょん
    名前 無料飯 アリカ
    凄い名前だなって思ったろ?私もそう思う。
    学園 百鬼夜行連合学園
    学年 二年生
    年齢 17歳
    所属部活動 不明
    武器 ブローニングM2重機関銃

  • 8無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:45:44

    ステータス
    神秘76 CON76 STR91 POW64 INT73 EDU70 DEX87 AGL75

    身長196㎝ 運16 財力77 髪13(1ショート100めっちゃ長い)
    胸それなりにある

    技能
    指揮61 工作99 事務84 潜伏86

    ハンドガン7 アサルト86 マークスマン6 スナイパー49 ショットガン8 サブ56 マシンガン96

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:47:01

    立て乙

  • 10二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:49:00

    なにが起きたんや? 前スレ見てくるでや。

  • 11無料飯 アリカ25/05/04(日) 00:50:31

    これまでのあらすじ、百鬼夜行に住まう推定帰宅部(色んな部活に顔を出しているため本命の部活動は誰も知らない)の無料飯アリカ。彼女は毎日色んな学園の色んなところに顔を出してはお茶をしようとしている。そんな彼女はある日、先生と出会いに、不思議と先生に引かれていくようになった。そんな中、先生が直面しているアビドス高校の問題に彼女は関わることになった。
     彼女は持てる人脈と自身の技術を使って先生の力になれるようにいろんなことを頑張った結果、カイザーPMCが悲惨な結末を迎えることになった。おまけに、彼女がちゃっかり手に入れた情報でカイザーと防衛室長につながりがあることが発覚した!?それらに先手を打つために、彼女はSRTと先生との橋渡しをした。

    え?長いって?三行で纏めろ?

    誰にも縛られないぬらりひょんの少女無料飯アリカ
    先生の運命に巻き込まれる
    安価の結果原作ブレイク

     以上大雑把なあらすじだ!!

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 00:52:38

    しかも今後の予定が…アリカさんってなんだかんだ結構強いし…

  • 13無料飯 アリカ25/05/04(日) 02:05:13

     今日は朝早くからやることが山積みだ。いや、厳密には昨日の夜から結構いろんなことをしているんだけどね。

    アリカ「お腹をすかせているあの子達のために、腕によりをかけて」

     私は包丁を片手に台所で調理を始める。じゃがいもの芽を取り除いて適当なサイズに切り分けたら油に入れてフライにしたり、大根を桂剥きしてお肉と生姜で一緒に煮込んでホロホロになるまで煮込んだ煮物、大根の葉っぱも余すことなく刻んでごま油と個人的に一味と炒りごまを一緒に合わせたご飯のお供。薄く満月斬りした大根で針生姜を包みそれを醤油で煮詰めて。ピーマン、人参、ゴボウを細長く切ったものをそれぞれ醤油と鷹の爪で一緒に炒めて、鰹節やまぐろ節・・・あとツナともあえてきんぴら無限シリーズ。
     油揚げと八宝菜と適当な大きさに切り分けたものを鰹節と昆布だしでしっかりと取っただしで煮た煮浸しに、小柄なアジを腹開きにしてしっかりと内蔵と頭を取りのぞいて、油で揚げてから酢と醤油で味付けをした南蛮漬けを作って。
     保存食兼備蓄の漬物たちを一口大に切り分けて抗菌作用のある葉っぱで包んであげて。たくさん用意しておいたおこわも片手で持ちやすいサイズのおにぎりにしていって。前もって重しを乗せてぎゅうぎゅうに押してもらっていたサバの押し寿司を切り分けて、なれ寿司は・・・流石にやめておこう。
     行李に沢山の料理を入れたタッパーを詰め込んで、私はトリニティ地区へと向かった。前回もそうだったけれど、ここの入口はよくわからない。まぁ、どういうわけだか簡単に入れるわけだけれど。なんでも、本来ならばここに来るための入口は不思議なことに定期的に変わるらしく、私のように当たり前のように入ってこれることはおかしいらしい。いやしらんがな。
     そんなこんなで私は今日も彼女の下へと来た。

    アリカ「やぁ、数日ぶり」
    アツコ「また、来たんだね」
    アリカ「まあね、ほら差し入れ」

     私は作ってきた料理の彼女に差し出す。そして、相変わらず鼻がいいことでヒヨリもこの場に現れる。

    ヒヨリ「あむ、あむ、あむ」
    アツコ「おいしい」

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 07:53:33

    さらっとヒヨリもいるのウケるなw

  • 15無料飯 アリカ25/05/04(日) 13:55:17

     二人に私の手作り料理を食べさせている、私はそんな二人の様子を微笑みながら見ていた時だった。私はとっさに持っていた風呂敷で自分の身を少しでも隠しつつ、すぐそばにあった岩に身を隠した。直後、何発もの銃声が鳴り響き、つい先程まで私が居た場所に着弾した。

    アリカ「あ、あぶなぁぁあ!?」
    サオリ「誰だそこに居るのは!!」

     あー、どうも他の生徒に一緒に居るのが見つかっちゃったっぽいなぁこれ。流石にM2は取り出せないし・・・いや取り出せたところで、この状況じゃ撃つ前に接近されて終わりか。一応、袖の中にハンドガンはあるけど・・・気休めにもならないからねぇこれじゃあ。

    サオリ「姫こちらに!!ヒヨリもこっちに!!」

     あれ?アツコさんなんで唐突の手話で話すんですか、それだと私何を言っているのかわからないのですけれど。

    ヒヨリ「サオリ待ってください、彼女は敵じゃないですぅ!!」

     う~ん、侵入者であることは変わりはないとは思うけどね?ていうか、これまずくねェ?銃声がほぼ確実に他のエリアの見張りにも聞こえちゃっているだろうし、そう時間も掛からずに他の見張りも来ちゃうよね・・・

    アリカ「これ、私大人しく逃げた方が良いかな」
    ヒヨリ「うう、多分難しいです。今ので出口は塞がれちゃっていると思いますし」

     真面目にどうしようこれ・・・

  • 16無料飯 アリカ25/05/04(日) 14:14:16

     とりあえず、状況を整理しよう。今私が居るのはアリウス分校のアツコに特別に割り振られている専用の部屋の近く。本来ならば見回りは滅多個にないはずの場所なんだけど・・・というか、ヒヨリの奴は一体どうやってここに・・・飯の匂いですね。二人が直接撃ち合う可能性は低いだろうけど、向こうが私に対しては打ってくる可能性は十分にというか、さっき撃ってきた。向こうの方が体の肉付きも良さそうだし、近接戦は難しそうかなぁ・・・・場所が場所だし先生よ呼んでも助けには来れないだろうし・・・

    アリカ「よし」

     もうこうなったらやれるだけやってやろう。私はまたミチルから拝借しておいた煙玉を投げ、彼女達の視界を遮る。

    サオリ「!!この程度!!」

     向こうもこうした視界妨害には慣れているのか対応が早い、けれど私は彼女の口目掛けて、イチゴ大福をねじ込んだ。

    サオリ「ふが!!」
    アリカ「どうせあなたもちゃんとした食事をとっていないんでしょう?ほら一杯贅肉を付けさせてあげるからしっかり食べなさい!!ちょっとアツコとヒヨリも手伝って!!」
    アツコ コク
    ヒヨリ「わかりましたぁ!!」
    サオリ「お、おまふがぁ!!」

     真正面から戦って駄目なら徹底的に餌付けしてあげるわよ。

  • 17無料飯 アリカ25/05/04(日) 15:47:31

     流石に戦闘慣れをしている彼女であっても、身内二人からの押さえつけられれば下手なことはできない。というか、何故か姫と呼ばれている人まで加わっているから、手荒な真似をすることはできない。
     イチゴ大福を口に含ませ終わったら、次は饅頭、続けて半殺しのおはぎ、それと羊羹。こんな環境で育っている子ならば甘味というものはとてつもない劇物と化す。ましてや、砂糖をこれでもかと使っている菓子類だ。おまけに私は近年流行りの甘さ控えめとかではなく、がっつり保存剤として使われるレベルの砂糖を使われたものだ。さぁ、甘味の魔力に飲み込まれるがいい!!
     え?なんで甘味攻めしてるかって?いやだって、どうせこの子達拷問慣れもしているでしょうし・・・真正面から戦っても勝てないじゃん?なら、押して駄目なら引いてみろということで、甘味というか砂糖の魔力で懐柔しようかと。
     それから数分後、

    サオリ「お、おえ」
    アリカ「ごめん、流石に砂糖攻めしすぎた」
    サオリ「だ、大丈夫だ。こ、これくらい」

     短期間で大量の砂糖を取り過ぎた結果、彼女は思いっきり気持ち悪くなっていた。血糖値スパイクという物を起こしてしまっているのかな・・・。

  • 18無料飯 アリカ25/05/04(日) 15:51:19

     とりあえず事実上行動不能になった彼女の事は置いておいて、問題はそろそろ追加で来る他の生徒達だけれど・・・そうねぇ。よし!!


    少女炊き出し中


     結論から言うと、全員餌付け成功しちゃいました・・・おかげで何往復もして食料調達をする羽目になっちゃったよ。


    シークレットダイス 50

    dice1d100=16 (16)

  • 19無料飯 アリカ25/05/04(日) 16:02:25

    アリカ「ごめんねぇ、こんなことを頼める相手はあなた達くらいしかいないからさ」
    ハルナ「いえいえ構いませんわ。人は誰しも美食を求める権利がありますわ。それなのに、碌な食事も食べられない方々が居るという事実、美食研究会として見過ごすことはできませんわ!!」
    フウカ「いいように言っているけどさ!!なんで私まで巻き込まれるのよ!!といか、あんなこの前ゲヘナの食堂で勝手にご飯食べてたでしょ!!」
    アリカ・ハルナ「フウカさん鍋が空になりましたよ!!」
    フウカ「ああ!?もう!!誘拐された挙句なんで即席の道具たちでこんなに料理をしなくちゃいけないのよぉ!!」

     流石に一人でこれだけの人数のご飯を賄うのは無理があったので、この手の事に詳しい美食研究会の彼女達に協力をお願いした。すると、どういう訳だかゲヘナの給食部の部長である彼女もいっしょに連れてきてくれた。お陰で大量の食事を私達で賄うことができている。食費?流石に私が持ってますよ?お金はそれなりにあるし。

  • 20無料飯 アリカ25/05/04(日) 16:20:34

     それからしばらくしてアリウス分校の生徒達の皆のお腹を満たしてあげることができた。それにしても、結構な人数の子達が居たなぁ・・・おい、ヒヨリ何お前はさらっとお代わりしようとしているんだ。私が作った分も含めてお替り3杯目だろ。

     とりあえず、お金(料理というなのフウカ酷使)の力を使ってどうにかここに居る生徒達全員を懐柔させることに成功した。にしても・・・


    ハルナ「どうしてこんな学園があるのでしょうかね?」

    アリカ「やっぱり、そう思う?」

    ハルナ「はい、今の時代流石に生徒数が少ない学園ならともかく、これだけの人数が居れば、連邦生徒会から最低限の補助が出るようになると聞いています」

    アリカ「でも、ここはそんな感じは一切ないし・・・」


     どうもここもかなり厄ネタっぽそうだ。おまけに彼女達から聞いた教育の内容もほとんどが妙に実践的・・・相手の命を奪うことを前提としている所がある。


    ハルナ「ここは正規の学園ではないのかもしれませんね」

    アリカ「はぁ、カイザーの一件で頭を悩まされているってのに・・・」


    >>21どこから手をつける。

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 16:33:17

    世の中情報がすべて。まずは情報収集

  • 22無料飯 アリカ25/05/04(日) 17:07:28

     とりあえず、アリウス分校についてを調べるべきか。ここの資料室・・・はあてにならないからここについての情報があるとしたら、敷地が重なってるトリニティになるかなぁ・・・・

    アリカ「というわけで何か知らない?」
    セイア「それで私のもとに来られても困るのだけれど?」

     私はトリニティのとある場所に隠れているセイアのもとに来た。餅は餅屋という言葉があるように、トリニティのことはトリニティに聞いた方が早いだろう。そして、トリニティのお偉いさんである彼女ならば何かしら知っていかなと思ってきた。

    セイア「すまないが、私もアリウス分校についての知識はないが、トリニティの成り立ちを考えればその存在を推測はできる」
    アリカ「そうなの?」
    セイア「ああ、トリニティは総合学園つまり、元々は小さな学園が集まり大きな学園になった。それは連合学院である百鬼夜行も同じだろう?」
    アリカ「そうだね」
    セイア「恐らく、アリウス分校昔、トリニティに併合された学園の一つだった。そう考えるのが無難だろう」
    アリカ「なるほどねぇ、じゃあ、トリニティの成り立ちについて調べてくるよ」
    セイア「それなら、トリニティの図書館を調べるといいはずだ。あそこならトリニティ創設以前の書物もある・・・恐らく焚書となった書物もあるはずだ」
    アリカ「わざわざありがとうねぇ」

     私はセイアと紅茶をたしなんでから、その足でトリニティの図書館へと向かった。

  • 23無料飯 アリカ25/05/04(日) 17:33:03

    アリカ「うわぁ・・・」

     やはり百鬼夜行の図書館とは大きく違う。こっちは巻物や和本といった本が山積みになっているのに対してこちらは、棚に大量に挿されている。同じ大量の書物が置かれているのに対して、覚える雰囲気は大きく違うものだった。さて・・・

    アリカ「この中か昔の書物を探すのは無理ね・・・」

     一日二日、寝る間も惜しんで一冊一冊に目を通したとしても、時間が足りなさすぎるし一角が終わらせられるとは思えない。そうなれば、ここのことについて詳しい方に手を貸してもらおう。

    アリカ「ねぇ、探してる本があるのだけれどいいかしら」
    ウイ「ふぇぇ!?だ、誰ですか!?」
    アリカ「百鬼夜行の生徒よ。ちょっと探している本があるのだけれどいいかしら?」
    ウイ「・・・なんの本を探しているんですか」

     この子、流石に陰の気が凄すぎないかしら。陰の木?水?どっちらなのかしらこの子は。少なくとも火や金ではないかなぁ・・・

    アリカ「一番古いトリニティ創設当時のことを記してる本を探しているけど、ある?」
    ウイ「トリニティの創設の話ですか?それでしたら、最近も新しく刷られたものが」
    アリカ「焚書系の方でお願い」
    ウイ「・・・どうしてですか」
    アリカ「あんまり知らないほうが良いことかもよ?一応ティパーティーの人に調べる許可は貰ってるから」
    ウイ「ティーパーティーから!?」

     ティーパーティーの名を出した瞬間、ものすごく驚いている。本当にネームバリューが凄いのねティーパーティーって。

    ウイ「・・・わかりました。持ちだし厳禁ですよ」

     彼女は無駄に広い図書館の中の初見では絶対に入れないような、隠された本棚のところまで案内し、一冊の本を渡してくれた。
    ウイ「これが、トリニティ総合学園が創立したときのことを記した書物です」
    アリカ「ありがとう」
     私は渡された本を手に取り、その本を読んでいく。

  • 24無料飯 アリカ25/05/04(日) 17:38:26

     ・・・なかなか面倒なことになりそうね。アリウス分校はかつてトリニティ総合学園で確かに存在していた派閥だった。けれど、トリニティの在り方に対して反対の立場を長いこと続けていた。その結果、弾圧の対象となり、歴史の中から消されていった。
     歴史的にトリニティはアリウスからものすごい恨みを買っているよねこれぇ・・・いや、百鬼夜行もすべての部活動を一切把握していない私達が言うのもあれかもしれないけれどさ。
     つまり、トリニティ分校はすでに名ばかりの存在・・・消えた時期を考えればその実体はないはず・・・ん?じゃあ、どうして今トリニティ分校が存在しているんだ?

  • 25無料飯 アリカ25/05/04(日) 18:12:39

     アリウス分校が歴史から抹消されたのは、本の劣化具合からもわかる十数年の話ではない、ずっとずっと昔の話だ。それなのに、彼女達はかつてあったアリウス校舎の跡地で今でもアリウスの生徒達でいた。どうやってあの地で?彼女達に満足な食事を与えることができない環境でどうやって子孫を残し続けた?食料だけじゃない、彼女達の武器は食糧事情に対して似つかわしいほど充実していて、強力なものになっているのだ。どう考えても、何かで外部のつながりを持っている。

    アリカ「・・・アリウス分校の名を借りた?」

     いや、だとしてどうしてアリウス分校の名を借りた。そのことに何の意味が・・・トリニティに恨みの矛先を向けるため?自分たちの境遇が、トリニティの人達によって追放、迫害された結果によるものだとしたら?もしそうだとしたら、それに何の意味が・・・いや、トリニティの在り方を考えれば恨みをよく買うから・・・トリニティの在り方自体をよく思っていない誰かが居てもおかしくはないか。
     となれば、彼女達の武器を提供している、おそらく食料も提供している存在がトリニティに何かしらの危害を加えるために、外部から孤児、誘拐してきた子をアリウスの子として教育、恨みの矛先をトリニティに向けさせる。そうするためには、かつて存在したアリウスという存在の都合がよかった?

  • 26無料飯 アリカ25/05/04(日) 18:25:29

    無論この考えが正解だとは思わない、それに私がまだ把握していない何かが隠されている可能性も十分にある。けれどいい線は行っていると思う。

    多分、トリニティ側の視点からこれ以上トリニティ側で調べても都合が悪い情報は消されてしまっているだろう。私は本を元のあった位置に置き図書館を後にする。


    現状先生にこれ以上仕事を増やす訳にも行かないだろうし、次は何に手をつけよう>>27

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 18:32:53

    そうだ、SRTの生徒に「個人的に」協力をお願いしよう

  • 28無料飯 アリカ25/05/04(日) 18:42:24

     う~ん、これは私の勘ではあるんだけれど。これはたぶん私の手では絶対収まりきらない案件だよねぇ・・・とはいっても、私ってトリニティ内で十分な調査をするには時間もつても圧倒的に足りていないし・・・

    アリカ「餅は餅屋ということで」
    ユキノ「お前な、今の私達がどれだけ忙しいかわかっていて言ってるのか?」
    アリカ「一応ね?でも、たぶん最終的にSRT案件になりそうなことでもあるし、先手を打つってことで」

     一度トリニティを後にして、私はSRTに来ている。彼女達ならこうした調査に関しても私以上の力があるだろうと思って頼みに来たのだ。
    ユキノ「流石に私達が直接動くのは難しい。あれの一件もあるからな」
    アリカ「そうだよねぇ」
    ユキノ「・・・ただ、お前のことだ。また、面倒なことを見つけて来たんだろ?」
    アリカ「うん、たぶん本当ならシャーレの先生に投げるべき案件・・・」
    ユキノ「わかった。彼女達に協力してもらうよう私から頼んでおく」

    アリカ「それで彼女達ってのが」
    ミサキん、これは私の勘ではあるんだけれど。これはたぶん私の手では絶対収まりきらない案件だよねぇ・・・とはいっても、私ってトリニティ内で十分な調査をするには時間もつても圧倒的に足りていないし・・・

    アリカ「餅は餅屋ということで」
    ユキノ「お前な、今の私達がどれだけ忙しいかわかっていて言ってるのか?」
    アリカ「一応ね?でも、たぶん最終的にSRT案件になりそうなことでもあるし、先手を打つってことで」

     一度トリニティを後にして、私はSRTに来ている。彼女達ならこうした調査に関しても私以上の力があるだろうと思って頼みに来たのだ。

    ユキノ「流石に私達が直接動くのは難しい。あれの一件もあるからな」
    アリカ「そうだよねぇ」
    ユキノ「・・・ただ、お前のことだ。また、面倒なことを見つけて来たんだろ?」
    アリカ「うん、たぶん本当ならシャーレの先生に投げるべき案件・・・」
    ユキノ「わかった。彼女達に協力してもらうよう私から頼んでおく」

    アリカ「それで彼女達ってのが」
    ミヤコ「私達Rabbit小隊です」

  • 29無料飯 アリカ25/05/04(日) 19:18:27

    ミヤコ「話は先輩方から聞いています」

    アリカ「ごめんねぇ。私一人だけだと、やれる範囲に限りがあるから」


     あくまで、今回の一件は彼女達が個人的に私が調べていることに関して一緒に調べてくれているということになっている。なので、彼女達が今使っている装備はSRTから支給されている物ではなく、あくまで同じ型の市販品というものになっている。あくまで彼女達はSRTとして活動するのではなく、個人的に活動しているのである。


    サキ「学園同士での大規模な抗争が起きると聞いて黙っているわけにはいかないからな」

    アリカ(う~ん、それ以上にやばい爆弾案件を今FOX部隊と先生が対応しているけれど、彼女達には言わないほうが良いよねぇ・・・防衛室長のクーデターの一件とかはうん)


     彼女達の協力を取り付けつつ、今日は一旦ここまでだ。続きは明日にしよう。


    次の目的地

    問題対処中につきアリウス・トリニティ固定

    行動

    >>30


    先生の行動

    鏡奪取

  • 30二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 21:16:39

    アリウスの生徒会長だという謎の人物「マダム」についての調査

  • 31無料飯 アリカ25/05/04(日) 21:26:40

     アリウスの実権を握っているマダムと呼ばれる存在について調べるべきか・・・これが個人を指す言葉なのか、集団を指す言葉なのかは現時点ではわからない。けれど、先の考えからして、この人物についてを調べるのが答えに一番近づけるだろう。

    しばらくして・・・

     おかしい情報が無さ過ぎる。

    ミヤコ「ダメです。こちらもいくつかの筋を使って情報を調べましたけど、「マダム」と呼ばれる存在について人物像を捉えられませんでした」
    モエ「多分、これ「マダム」以外の偽名を使ってると見た方が良いんじゃないかなぁ」

     彼女達の力を借りても、見つけられた情報は外部から武器を取引した形跡だけだ。しかも、非合法なブラックマーケット経由、跡もほぼ手掛かりにならない物ばかりだった。

    アリカ「・・・マダム・・・一体何者なの?」

  • 32無料飯 アリカ25/05/04(日) 21:41:34

     結局、一日という時間をかけてもマダムという情報はほぼ収穫がなかった。疲れた私はRabbit小隊の彼女達と分かれると、DU地区にある隠れ家の喫茶店に向かい一休みすることにした。
     ここ最近の活動は本当に私らしくない。少しでも肩の力を抜いて、体を休めよう。そう思いながらマスターに入れてもらった紅茶を口に含みつつ、チーズケーキを食べていく。

    黒服「相席、よろしいですか?」

     ここは隠れ家であり紹介制の喫茶店だ。つまり、ここに来れる客は多くない。そんな中、一人の黒いスーツを身にまとった・・・大人?ん~まぁ、随分奇抜な大人だこと・・・。

    アリカ「・・・私に何の用?」

     この店で相席をするほどの客が来ることはまずない。それなのに、相席をしたいということはこの大人は私に用があるそれ以外考えられなかった。ナンパ?紹介制の店でそれをやるやつが居たら驚くわよ。

    黒服「少しあなたに興味がありましてね」
    アリカ「興味って・・・私は何か有名になるようなことをやった覚えわないのだけれど・・・」
    黒服「いえいえ、あなたは私の興味を引くだけの十分な功績がありますので」

     功績?一体何のことだ?最近やった大きなことと言えば、アビドス高校の一件くらいだが・・・まさか?

    アリカ「カイザー関係の事?」
    黒服「そうですね。あなたに興味を持つきっかけはそれです」

     あの一件で私に興味を持つって絶対ろくでもないことなのは確定だなぁ・・・

    アリカ「私の事は知っているようだし自己紹介は省くけど、あなたは?」
    黒服「神秘を探求するゲマトリアに所属する、黒服という者です。以後お見知りおきを」
    アリカ「く、黒服?」

     えーと、本当にそれが名前なの?いや確かに変な名前の人はいる時があるからねぇそのことには触れないでおこう。

  • 33無料飯 アリカ25/05/04(日) 22:12:46

    アリカ「黒服ね、わかったわ。で、用件は?」
    黒服「「マダム」について調べていますね?」
    アリカ「・・・どこでそれを知ったのかなぁ?」

     うん、こいつ面倒くさいわ!!

    黒服「彼女もまた、ゲマトリアの一人です」
    アリカ「・・・この一件から手を引けと言いたいのかしら?」
    黒服「いえいえ、私からはそのようなことを言いません」
    アリカ「じゃあ何よ」
    黒服「一つ取引を致しましょう」

     絶対ろくな取引じゃないと思うんだけど?

    黒服「シャーレの先生との橋渡しをお願いできますか?」
    アリカ「は?」
    黒服「恥ずかしながら、シャーレの先生から私達印象は酷く悪いものになっています」
    アリカ「は、はぁ」
    黒服「そして、もしマダムの計画がこのまま進めば、シャーレの先生にとってとても好ましくない展開になるでしょう。先生の事を気にかけているあなたも、その事は避けたいのでは?」

     胡散臭いなぁ・・・しかもあの先生にとって印象が最悪な状態になるって一体ゲマトリアは何をしたんだ?いや、アリウスと同じことをしていると考えれば、この黒服がカイザーの一件を知って…

    アリカ「もしかして、あんたカイザーと繋がりあった?」
    黒服「ええ、ありましたよ」

     だからこいつ私の事に興味を持つきっかけがあったのかよ。

  • 34二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:15:34

    まぁ…黒服は誠実だけど悪魔みたいなやつだからなぁ…契約には真摯だけど言葉巧みに騙そうとしてくる

  • 35無料飯 アリカ25/05/04(日) 22:19:56

     まぁ、カイザー側と繋がりがあったと知れば先生からの印象は最悪になるか。


    アリカ「そっちが知っている「マダム」の情報を引き換えに、先生との橋渡しをしてほしいねぇ」

    黒服「はい。そちらにとって悪い取引ではないと思いますよ」


     面倒だなぁ。この提案は私が受け入れても蹴っても向こうにとっては致命的なことにはならないだろう。かといってこちらにとっては、SRTの彼女達の力を借りても手に入れられなかった「マダム」についての情報が対価にされている。今知りたい情報を対価にされるか・・・


    INT 73

    dice1d100=24 (24)

  • 36無料飯 アリカ25/05/04(日) 22:34:07

    アリカ「いくつか質問させてもらうよ」
    黒服「ええ、構いませんよ」

     怪しすぎるから、確りと吐いてもらうから。

    アリカ「こんな質問をするのも馬鹿らしいけど、あんたは嘘をついていないよね?」
    黒服「ええ、もちろん。契約を交わす際に”私は”嘘をつきませんよ」
    アリカ「・・・私はねぇ」

     めんどくせぇぇぇ!!

    アリカ「どうして先生との印象を良くしたいの?カイザーとの関りを考えると先生と対立するつもりの様に思えるけど」
    黒服「いえいえ、先生と対敵するつもりはありません。むしろ、私達ゲマトリアの仲間に引き入れるべきだと考えております」
    アリカ「カイザーの在り方は先生と相容れないと思うけど?」
    黒服「そうですね。ですが、カイザーとはあの時あくまで利害一致で協力していたにすぎませんので」
    アリカ「・・・その利害一致ってのは?」
    黒服「カイザーにとって小鳥遊ホシノという存在は邪魔でした。そして、私は小鳥遊ホシノという存在が欲しかったのです。ですので、小鳥遊ホシノをアビドスから退かすのと同時に私が小鳥遊ホシノを手に入れるという利害が一致したのです」

     だからあの時小鳥遊ホシノが居なかったのか!!

    アリカ「それを聞いたうえで、私が先生との橋渡しをすると思うと?」
    黒服「すると思っていますよ?あなたも先生と同じ、他人を守るために動いてしまうのですから」
    アリカ「・・・」

     そう言われると否定できないのがね。

  • 37無料飯 アリカ25/05/04(日) 22:48:01

    アリカ「次の質問、私が先生との橋渡しをしたとして、あんたはその先に何を見据えているの」
    黒服「「神秘」の探求です。私の行動理念は探求、神秘を解き明かすことにあります。先生もまた神秘への求道者になれるお方です。それに、先生は最も神秘を解き明かすキーパーソンになるとも私は考えております」
    アリカ「今後の自身の活動を踏まえて、良好な関係を築いておいた方が後々得だと」
    黒服「はい」

     う~ん、恐らくこいつは自分が求めるもの以外はどうでもいいと考えているかな。自分が求めるもの為には何が犠牲になっても構わない。逆を言えば、自分が求めるものに危害を加えられそうになったら、それこそ手段を択ばない可能性もある。そして、先生はこいつにとって理解者になりうる、あるいは必要な存在・・・先生の就任のタイミングを考えれば、先生と言う存在が後出しになった結果、アビドスの一件では対立することになった、ってところかな。こいつにとって先生との対立は避けたいか。

    アリカ「次、何故先生に直接ではなく私にこの話を持ってきた」
    黒服「先生は今はご多忙、それにあそこでは先生と接触するのが難しいもので」
    アリカ「ミレニアムは・・・そうね」
    黒服「そして、今先生に最も近い存在はあなただからですよ」
    アリカ「私?」

     そんなに私は先生と近かったっけかな?

    黒服「百鬼夜行の生徒でありながら、他校の地に現れ、そして先生と共に行動をしている。先生と繋がりが深い中ではあなたが一番なのです」
    アリカ「ふぅん」
    黒服「加えて、話が分かるという一点もありますね。アビドスの方々には私嫌われているので」
    アリカ「当たり前でしょうが」

  • 38無料飯 アリカ25/05/04(日) 22:55:29

     それからもしばらく話し合った。紅茶がすっかり冷めてしまうほどの時間が経っている。

    アリカ「話は分かったわ」
    黒服「そうですか。それで返事はどうでしょうか?」
    アリカ「・・・・その話乗るわね」

     こちらが負うことになるリスクに対して、リターンが大きすぎる。この黒服が言っている情報がどれほどの本当の事なのかで大きく異なるけれど、ないよりは圧倒的にマシだ。それに、大人同士の腹の探り合いならば先生の方が得意だろう。私がやるべきことではない・・・それでも、今後この黒服とはまともに関わるべきではないかもしれないかなぁ・・・

     そして、私は「マダム」について教えてもらったのだけれど・・・・これ・・・先生無しで対処しなきゃいけないの????うーん、先生を頼ろ…

    クロノスニュース「ニュース速報です!!先ほどミレニアムサイエンススクール上層階が爆発しました」

     あ、無理だこれ。

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:26:58

    少しだけミレニアムにも介入するフラグ立ったのでは…?

  • 40二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 05:38:55

    保守

  • 41無料飯 アリカ25/05/05(月) 07:59:33

     黒服に教えてもらったマダムについての情報は、正直私の手に余るものだった。それでも、このことを知った私は手を打たないわけにはいかなかった。


    アリカ「私はしがない百鬼夜行のただの生徒なのにどうしてこうなるの・・・」


     私の予想通り、アリウスが持つ憎悪は利用されている。共通の標的を作ることで彼女達を制御しやすくしている。そのうえで何をしようとしているのかまでは教えてもらえなかったけれど、もしこのままマダムが計画をしていることが進めば、最悪アリウスとトリニティの範疇では収まらなくなってしまう。


    アリカ「・・・いや、黒服もマダムがやろうとしていることを詳しく知らないから・・・あれ?これ私についでにマダムが何をやろうとしているのか調べさせようとしてないこれ?」


     うん、私黒服嫌いだわ。


    とりあえず、明日はどこに手を付けよう

    >>42

  • 42二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 10:06:29

    とりあえず分かった情報をセイアに伝えよ…
    アレ?あの子の制服にアリウスのマークが…
    …追いかけてみるか

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 11:05:10

    アズサによるセイア襲撃イベにも介入するのかこの子!

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 14:55:57

    時期的にはもう襲撃終えてるからアズサは補習に入る前まで普通に過ごしてる感じだった覚えが…

  • 45二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 15:35:25

    >>44

    二次創作()で細かいことを気にしたら負けよ…ご都合主義なんてありふれてるし

  • 46無料飯 アリカ25/05/05(月) 16:08:57

     とりあえず、一度手に入れた情報をセリアと精査するべきかな。あと、トリニティに来るキッチンカーってのにも興味があったし。

     私はトリニティへと向かい、昼食時に来ているキッチンカーでのんびり昼食を済ませようとした。


    アリカ「あれ?」


     それに気がついたのは偶然だった。というか、私からしたら完全にそれが見えたのは不意打ちだった。


    アリカ「・・・」


     私は買ったサンドイッチを口に加えるとそれの後を追いかけた。そして、人気のない方向へと進んでいき。


    アズサ「誰だ、私のことをつけてきているのは」


     だから、最近なんで私のことに気がつく人が多いのかなぁ・・・・



    そういえばアリカのCQCは

    dice1d100=93 (93)

  • 47二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 16:37:21

    クソ強いな

  • 48無料飯 アリカ25/05/05(月) 18:09:21

    アリカ「勝手につけたことは謝るよ・・・アリウス分校の生徒さん」

    アズサ「!?」


     私がそういった瞬間、彼女の警戒の色はより強くなり、私に対して発砲しようとした。


    CQC 93

    dice1d100=69 (69)

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 18:15:11

    アリカさんがつくづくチート染みてる…

  • 50無料飯 アリカ25/05/05(月) 18:40:07

     幸い至近距離だったこともあり、私はすぐに彼女の銃を横から叩き車線をずらす、そのまま彼女の胸ぐらをつかみ、私の背中を彼女の胸に当てて勢いよく。

    アリカ「おりゃ!!」
    アズサ「へ?」

     一本背負投、こちとら柔術の心得があるんだから舐めないでよ。ん、あ?何まだやるのなら、腕挫十字固でしっかりと腕を固めるわよ。

    アズサ「痛い痛い!!」
    アリカ「別にとって喰おうって訳じゃないんだからさ、話くらい聞いてくれてもいいじゃない?」
    アズサ「これが人と話をする状態か!?」
    アリカ「もっと絞めてほしいならそう言ってくれればいいのに」
    アズサ「痛い痛い!?」

     こうした説得によって、彼女は武器をおろして私の話をしっかりと聞いてくれるようだ。

  • 51無料飯 アリカ25/05/05(月) 18:47:38

    >>49

    私としてもどうしてここまでチートじみてきたのか・・・これがわからない。

  • 52無料飯 アリカ25/05/05(月) 18:59:50

     落ち着いたところで、彼女を個室の焼肉店(それなりに良いところ)で彼女と話し始めた。

    アリカ「あなた・・・カルビやら三角バラとかの脂身食べられる?」
    アズサ「え、えっと。一応」
    アリカ「となれば、トリニティに来てそれなりか」
    アズサ「え?」

     あそこの食生活を考えれば、多少の脂身ならともかく、相当脂がキツイ部位は受け付けない。普段からお肉や脂をある程度食べていれば、私達の年ならば問題はないのだ。それだけ体を慣らす期間を考えれば、彼女はトリニティに来てからそれなりの時間が経っているとは推測できた。
     配膳された肉の盛り合わせに一緒に盛られている牛脂を取り、網全体に脂を引いてから、タンを取り網に並べていく。それの火が通りにくい野菜も一緒に並べてと。

    アリカ「入るときにも言ったけど、ここの代金は私が持つから気にしなくていいよ」
    アズサ「・・・どうして、私がアリウスと関わりがあると思った?」
    アリカ「その問いをするなら、その校章を隠してから言いなさい」

     私が彼女を追いかけるキッカケになったのは、彼女の身につけている衣服にアリウス分校の校章が思いっきり描かれていたのだ。それを知るものからすれば、もう彼女が関係者である以外どう考えろと。

    アリカ「ま、私が調べた限り、今のトリニティはアリウスという存在を知っている生徒も少ないようだから、今まで大丈夫なだけだったのかもしれないけどね
    アズサ「そうなのか」

  • 53無料飯 アリカ25/05/05(月) 19:29:31

    アリカ「実はねぇ、私は色々とあってアリウスの子達の関わりがあるのよね」
    アズサ「君も・・・アリウスの生徒なのか?」
    アリカ「違うよ、普通に百鬼夜行の生徒」

     もし私がアリウスの生徒だったとして、こんな形であなたと接触するわけ無いでしょうが。

    アズサ「君は、アリウス側なのか?」
    アリカ「私は私がやりたいようにするだけ。まぁ、少なくとも、現状のアリウス側の方針にはあの手この手で妨害することにはなるかなぁ」
    アズサ「そう、か」
    アリカ「そういう質問をするあなたはどうなのかしら?」
    アズサ「・・・」

     だまちゃったか、あ、そろそろ肉をひっくり返さないと。

  • 54二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 21:35:18

    アリカさんの財力が気になるトコロ

  • 55無料飯 アリカ25/05/05(月) 22:12:58

     彼女はそれからしばらく口を紡いだままだった。・・・おい、どんどん肉を焼いてあげるからほら食べろ、タン塩にロース、カルビにホルモン、ほらどんどん焼いてあげるから食べなさい。あ、店員さん白米お代わりお願いします二人前。

     何度か網を交換して、肉を焼き続けていき、最後にデザートとしてアイスを頂きフィニッシュ。あ~、おいしかった。


    アリカ「あなたが一体アリウスの事で何のことを悩んでいるのかは知らないけど、私の座右の銘は、明日は明日の風が吹く。今をどれだけ頑張っても考えても、明日は明日だから、私は今を、明日は明日の私が精一杯するだけだよ」


     私はテーブルの上に置かれていた伝票を手にして、彼女はまだ席に着いたままであるが会計を済ませて店を後にする。


    アズサ「あの!?」

    アリカ「ん?」


     私が一人下宿先に帰ろうとしていたが、彼女は私の後を追いかけてきた。


    アズサ「(>>56~>>58から抽選)」


    筆者)みんなのセンスを信用しているからね?

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:13:17

    アリウスが大人に支配されていると言ったらどうする?

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:28:40

    お願いします!!力を貸してください

  • 58二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:35:17

    私の話を・・・聞いてくれないか?

  • 59無料飯 アリカ25/05/05(月) 23:39:04

    ほな上から dice1d3=3 (3)

  • 60二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:42:40

    エデン条約編本格介入のお知らせ

  • 61無料飯 アリカ25/05/05(月) 23:58:33

    >>60

    先生絶賛ミレニアムで問題ゲーム部廃部対策の為に動いている状況なんですけどねぇ・・・

  • 62無料飯 アリカ25/05/06(火) 01:03:10

    アリカ「場所・・・変えようか」

     ようやく彼女に決心がついたのか、それなら、彼女の意思を尊重してあげよう。
     セイアが利用していた隠れ家の一つ、今はすでにこの場所を放棄しているそうだが、まだ誰も住んでいないため、誰にも聞かれるにこっそりと会話をするにはもってこいの場所だ。

    アリカ「それで、話ってのは?」
    アズサ「これは、ある意味では私の懺悔のようなものだ。このことを君に話すということは、君が狙われるのに十分な理由になってしまう。・・・それでも話を聞いてくれるか?」
    アリカ「今更でしょ、こんな場所にまで来た以上」
    アズサ「・・・私は、アリウスの任務でトリニティ学園に潜入することになった。そして、私に任せられた任務は、ティーパーティーの一人、百合園セイアのヘイローを破壊することだった」

     うん、この前見つけた爆弾案件関連ですねこの野郎!!アリウス関係の時点で薄々察してたよ!!

    アズサ「でも、私は彼女のヘイローを破壊しなかった」
    アリカ「へぇ、しなかったね・・・ああ、そういうこと」
    アズサ「私がしたことは、百合園セイアへの襲撃を偽装だ」

     セイアがあんな形で隠居していた理由にも納得がいった。自分がアリウスに狙われていて、大怪我を負っているという情報を流しているのだ。普通にしている自分の情報を流せるわけがないのだから。そして、元々が病弱な彼女がこうして先手を打てていた理由も、この子がそもそもの襲撃をしていなかったからこそ、逃げる余裕があった。

    アリカ「それがどんな意味だかわかっているよね」
    アズサ「ああ、わかっている。わかっているさ」
    アリカ「命令無視、それどころか裏切りとしか取れない行為。その事実が発覚すればあなたはアリウスを負われることになる、そしてトリニティに置いてはあなたは襲撃者ということになる。アリウスにもトリニティにもあなたの居場所はなくなっているのよ」
    アズサ「それくらいの覚悟はしている」

     覚悟、してないね。

  • 63無料飯 アリカ25/05/06(火) 01:24:27

    アズサ「今の私は、トリニティでの情報をアリウスに流す、スパイの状態だ。もしトリニティで何ことを起こすのなら、実働部隊になるのはわたし。そして・・・当初の計画通りで行くのであれば・・・ティーパーティーの一人、桐藤ナギサ桐藤ナギサのヘイローを破壊することになる」
    アリカ「・・・誰都市か、言えないけど。ティーパーティーの一人ということは重役ということだけはわかったわ」
    アズサ「けれど、私は彼女のヘイローは破壊しない。むしろ守るつもりだ」
    アリカ「完全にアリウスと敵対することになっても?」
    アズサ「ああ、誰のヘイローも壊させはしない。それに、彼女はエデン条約において欠けては行けない存在だ」
    アリカ「・・・」

     それからもアズサは話し続ける、けれど、彼女の覚悟は決まりきっていない。まあ、そうか、アリウスで一緒に生活してきた仲間を裏切ることになる上、一人での逃亡生活。トリニティ側が支援することはなくむしろ追いかける。自己犠牲の精神だけでは前へと進むことはできないだろうね。・・・せめて、彼女が変えるべき場所があれば話は違うのかもしれないけど、それは私には無理だわ。

    アリカ「まあ、あなたの話は大体わかったわ」
    アズサ「・・・話を聞いてくれてくれてありがとう」
    アリカ「・・・ただ」
    アズサ「ただ?」
    アリカ「これからやること以外の情報に関してはほぼ知ってた」
    アズサ「え?」

     いやねぇ、セイアからある程度の話は聞いているし、アリウスの生徒たちはこの前懐柔しちゃったし、黒服からの譲歩提供もあるせいで・・・外部の人間なのに異常にこの件に関しての情報を私は持っていることになっているから。
     正直に言って、今回の一件を私の一人だけで動かす、最後に目指す先を定めるのは無理だ。

    アリカ「ただ、聖園ミカがアリウスと接触していたねぇ・・・・なるほどねぇ」

     それでも、ここまで来たんだ。やれるだけ最後まで関わってやろうじゃないか。

    アリカ「アズサって言ったわね・・・あんたが望むその先、見せてもらおうじゃないかしら」
    アズサ「ありがとう」
    アリカ「ただ、あんた気を張りすぎ。もう少し緩くやりなさい、心の許せる友人とかを作りなさい。あ、私みたいな奴はやめておきなさいよ。ろくな目には合わないから」

     彼女が望む先、それが誰の傷つかないで住む世界なら見せてもらおうじゃないか。

  • 64無料飯 アリカ25/05/06(火) 01:24:42

    次の日

    どこに手を付けようか

    >>63


    先生

    アリス達とゲーム開発のために色んなところに行っている。

  • 65無料飯 アリカ25/05/06(火) 01:25:10

    訂正

    >>66

  • 66二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:34:39

    まだ補習授業部開設前の桐藤ナギサとアポメントを取る

  • 67二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 07:41:06

    朝保守

  • 68無料飯 アリカ25/05/06(火) 11:26:39

     さて、流石に事が大きくなりすぎてしまっている。先生の協力を仰がないにしても、生徒個人達の力を集めたとしてもどうにもならない域になってしまっている。かといって、今回の一件は百鬼夜行にとっては無関係な一件、本来ならば私も無関係な一件なのだ。この一件に置いて最も力がある相手となれば・・・
     綺麗に整えられた中には、そこに隣接するスペースで一人の少女がケーキと紅茶を嗜んでいる。そして、彼女が座る反対の席には、つい先程まで誰かが居たのか、少し机の上が汚くなっていた。  いや、本当に彼女が一人だけになるのを待つのに時間がかかった。

    ナギサ「・・・」
    アリカ「少し時間貰うわよ」
    ナギサ「え?」

     当たり前のだが、この場に彼女だけであっても、この場に来るための通路には監視の目がある。故にこの場には彼女が知る人物以外が現れることはないのだけれど・・・まあ、私にそんなものは関係ないからね(屋根伝いで侵入)

    ナギサ「あなたは一体誰です、それにここが何処だかわかっているのですか」
    アリカ「残念だけど、他の学園の決まり事なんて知っているわけがないでしょ。私はただの百鬼夜行の魑魅魍魎の一人よ」

     私は行李の中から湯呑を取り出し、卓上に置かれていたティーポットを手に取り勝手にお茶を注いでいく。

    ナギサ「一体何の用です?」
    アリカ「ちょっとトリニティ関係の面倒ごとに巻き込まれちゃってね」
    ナギサ「面倒事ですって?」
    アリカ「そう、名前くらいは知ってるんじゃないかなぁ。アリウスって名」

     そう言うと、彼女の眉がピクリと動い・・・この距離だと見えにく・・・

  • 69無料飯 アリカ25/05/06(火) 11:51:22

    ナギサ「アリウスですか」

    アリカ「そ、アリウス。色々あってアリウスの子達と話す切っ掛けがあったんだけど、色々面倒なことが分かったからねぇ・・・いや、ほんと一生徒が扱うレベルの面倒事じゃないって。正直、事態解決をするには一生徒が、ましてやトリニティ外部の生徒が関わったところで、どうにもならなそうな問題だからさ」

    ナギサ「だから、トリニティでトップの権限を持つティーパーティーの元へと来たと」

    アリカ「そういう事なんだけど」


     なんか、この子・・・すっごく変・・・というか・・・なんかこれどっかで似たようなタイプを見たことがあるような気がぁ・・・あ、ナグサだわ。


    アリカ「まあ、協力が得られるとは思っていないんだけれどね」


     多分今回の話し合いは、私の生涯の話し合いの中で一番面倒くさいものになるだろう。


    二人の会話描写が特に思いつかなかったので省略

    ナギサの協力締結30

    dice1d100=43 (43)

  • 70二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 12:23:05

    うん・・・まぁ、うん、知ってた 
    本当疑心暗鬼極まってんなぁナギサ様

  • 71無料飯 アリカ25/05/06(火) 12:24:39

     結局、彼女は私がやろうとしていることに協力してくれないようだ・・・というか、あれは誰も信用をできていない。そんな感じかなぁ、協力をしてくれるって言うなら、セイアの生存報告とトリニティ側についてくれるアズサの事を教えてあげようかなとも思っていたのだけれど、あの状態の彼女にそれを伝えたら、彼女達の身が危なくなるだろう。

     流石に、そろそろ何か大きな一手を打つべきかな・・・情報収集と協力者の確保もほどほどに、トリニティとアリウスの溝をどうにかして埋める方法を考えないと。

     アリウスの生徒達を懐柔できたとしても、現状はまだマダムの支配下に置かれている状態。情報の横流しはしてもらえるかもしれないけれど、彼女達の計画には直接介入させることはできない。黒服の話ではエデン条約の日に何かしらの事が起きるらしいが・・・その事は不明。けれど、トリニティの勢力を大きく弱体化させるのならば、エデン条約という大きな政治ごとの少し前に、ナギサを襲撃するかな・・・


     私はどうしようかな

    >>72

  • 72二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 13:13:59

    補習授業部が出来て先生が来るということで情報共有の為合流する
    あとヒフミの自分は普通発言に内心困惑しつつハナコと一緒にコハルをからかう

  • 73無料飯 アリカ25/05/06(火) 13:34:19

    ・・・数日程、私に打てる手は打っていた。その間になにやらミレニアムの方では何やら大きなことがあったとか何やら問題があったなんて話が出てきたが、大方先生が関わってきたことなのだろう。そして、私は一つの情報を耳にした。

    アリカ「補習授業部?あんた・・・いや、アリウスの事を考えれば学力はまぁ、そうね」

     なんでもアズサが補習授業部と呼ばれる部活動に強制的に入部させられることになったらしい。名目上は成績不良者の成績向上を目的とした部活動であり。個の部活動に在籍している間は、本来の部活動の活動を原則として禁止されるとのことで・・・うーん、百鬼夜行でこんなことを強行しようものなら大惨事なことになりそうね。
     それにしても、どうして補習授業部なんてものを今設立しようと思ったのだろうか。その意図も私にはよくわからない。おまけに、これを先導しているのがティーパーティーと来た。うん、本当に個の部活動には一体何の意味がるのかなぁ。

    アズサ「なんでも、シャーレの先生と言う人が就いてくれることになるらしい」
    アリカ「先生が?・・・」

     先生がトリニティに来るとなると、ほぼ確実に私が絡んでいる案件にも絡んでくることになるか・・・となれば、遅かれ早かれと言うことになるし、先生には今回の一件の事を早いうちに情報共有をさせておいた方が正解か。それに黒服との契約の事もあるし・・・面倒くさいけど。

    アリカ「まあ、勉強は官張りなさいとしか言えないわね」

  • 74無料飯 アリカ25/05/06(火) 14:19:06

     そして、私はアズサの話を聞いてトリニティの随分離れになる場所を部室と言うことにして彼女達はそこで補習授業を行うとのことだが。

    アリカ「これは誰がどう見ても隔離処置よねぇ」

     建物はトリニティの建物とは思えないほどの荒れ様、ここしばらくこの建物が使われておらず誰も手入れをしていなかったことは誰の目でも明らかだ。
     さて、私はちゃっかり拝借しておいた補習授業部の生徒情報について一読する。

     一人目は白洲アズサ、彼女はまぁ、アリウスの生徒と言うことなのだが…どういう訳だかゲヘナから転校してきたという扱いになっている。この時点でツッコミどころが満載というか・・・私はまだあっていないけれどもう一人のティーパーティー、聖園ミカが何かしらの干渉したというのは確実か・・・で、この子正義実現委員会とかいう組織相手になんでも籠城戦をしたとか・・・何してるの?
     二人目は、阿慈谷ヒフミ、この子は確かこの前のアビドスで一緒にブラックマーケット・・・ん?裏組織との繋がっている可能性あり?・・・・私は何も見なかった。
     三人目は、下江コハル 、正義実現委員会の子らしいけど・・・純粋な成績不良うん。
     四人目は・・・浦和ハナコ、こちらの成績不良であるけれど、それに加えて、多数の問題行動・・・水着で校内を出歩いたですか・・・はぁ・・・寒くなかったのかしら?

     なんというか、随分個性的なメンバーだなぁ・・・

  • 75無料飯 アリカ25/05/06(火) 14:26:10

     さて、一応先生との接触は皆が寝静まってから・・・本当にしばらくの間は下宿先に帰れ・・・
     私は彼女達が居る建物の中に入って、考え事を磯長から先生が居るであろう部屋へと向かおうとしていた。特に周囲の子を見ないで歩き進めていると、足に何かが引っかかった。

    アリカ「え?」

     直後、壁に仕掛けられていた爆薬が爆発した。え?耐えられるかって?無理!!

  • 76無料飯 アリカ25/05/06(火) 14:38:10

     唐突な爆発に巻き込まれてしまい、意図も容易く気絶してしまった私が目を覚ましたのは、次の日の朝になってからだ。いや、本当になんでこの建物中、しかも現在進行形で利用されている建物の中に爆弾が仕掛けられているのよ、しかも侵入者を撃退するための様に!!


    アリカ「いたた」


     どうにかベッドの上で目を覚ました私は、痛む体を動かしながら周囲の状況を確認する。見た感じ、私が入った建物の中だろうか、爆発音を聞いて中に居た先生か生徒辺りが倒れていた私をベッドの上に寝かせてくれたのだろうか。最近着物を直したばかりだってのに・・・はぁ。

     とりあえず、どうしましょうか。


    >>77どこから調べようか

  • 77二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 15:04:50

    盗聴器・監視カメラの類がないかの確認

  • 78無料飯 アリカ25/05/06(火) 15:32:57

     とりあえず、この部屋の隅々の状態を確認していく。あのナギサの精神状態を考えて彼女達をこうして各入りしていたとすれば、どこかしらで彼女達の情報が抜けていると考えるべきだ。私の情報が漏れるのもなかなかに面倒なことになるのだけれど、

    目星 13

    dice1d100=6 (6)

  • 79無料飯 アリカ25/05/06(火) 15:41:07

     とりあえず、これでこの部屋の安全は確認できたかな。というか、多分あの爆弾を仕掛けた奴がこの辺りの確認もしているか・・・
     そんなことを考えていると、部屋の戸が開き見覚えのある子が入ってきた。

    アズサ「あ、気が付いていたか?」
    アリカ「ああ、アズサ。一昨日ぶり?かしら」
    アズサ「怪我の方は大丈夫か?」
    アリカ「一応大丈夫・・・着物は少し駄目になっちゃったけどね」
    アズサ「・・・すまない。爆弾を仕掛けていたのは私だ。まさか、君が引っかかるなんて思っていなくて」
    アリカ「いいのいいの、一応こっちは不法侵入みたいなものだし」

     彼女の様子からして、他の補修部メンバーには私の事を伝えているのかな。となれば、コソコソするのも無駄かなぁ、もう堂々と先生のもとに行こっと。

    アリカ「ねぇ、先生が何処にいるか知らないかしら?先生に用があって来ているんだけれど」
    アズサ「先生か?先生ならばあっちのほうに」
    アリカ「そう、ありがとうね」

     私はアズサに教えられた方へと向かい、先生に会いに行った。

  • 80無料飯 アリカ25/05/06(火) 15:53:50

    アリカ「先生、久しぶり~」

    ”アリカ、大丈夫だったかい?アズサから話は聞いたけれど、爆発に巻き込まれたって”

    アリカ「思いっきり気絶をすることにはなったけれど、一応大丈夫よ・・・もう爆発に巻き込まれるのはこりごりだけれど」


     先生は何かテストの支度をしているようだった。見たところ模擬テストとかそんなところか。


    アリカ「先生、後でそれなりの時間を確保してもらっていいかな。結構大事な話があるから」

    ”わかったよ”


     とりあえず先生との話の約束は取り付けた、本当ならばさっさと話したいところだけれど、あの様子じゃしばらくは彼女達の為に時間を使うつもりだったのだろうから。横から私が邪魔をするわけにはいかない。


     さて、彼女達がテストをしている間私は何をしていようかしら


    >>81

  • 81二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 16:09:38

    次に行うアリウスでの炊き出しのメニューを考える

  • 82無料飯 アリカ25/05/06(火) 16:33:24

     そうねぇ、彼女達の模擬テストが終わるまでの間、私は今度アリウスの生徒みんなのための炊き出しメニューを考えることにしましょうか。
     あれだけの人数の事を考えれば、大量の食材が必要になってくる。前回は色んなところから買い集めて来たけれど、流石に面倒くさいうえ金額も馬鹿にはできない。となれば、どこかしらの業者に大量買い付けの話を通しておくべきか。用途が用途だから、連邦生徒会側にも支援金要請もできるはずだ・・・まぁ、連邦生徒会側がアリウスの事をどれだけ把握しているかにもよるけれど。
     さて、仮に大量に買い付けをするとしても彼女達がお腹いっぱい食べられるようにするには、工夫が必要だ。単純に大量の食材を用意すれば、確かに彼女達の腹を容易に満たすことができるだろう。けれど、そうした場合は金額が馬鹿にできない。故に、少しでも彼女達の腹を満たしつつも、同時に全体で使う食材の量を減らさなければいけない・・・

    アリカ「とりあえず、大根の葉っぱを刻みつつ・・・ご飯は梅ご飯にして、米なら百鬼夜行の米屋に頼めば沢山は確保できるはず」

     そう言えば、麦ごはんという者もあったっけ。栄養価と値段はどうなんだろうか、少し調べてみましょう。あ、でも白米よりも玄米の方が彼女達にはいいよねぇ、雑穀米の方もいいかもしれない。
     おかずも色々と色々と考えないといけないわね。漬物系は事前に仕込みがかなり必要になる。それに、炊き出しとしてやる以上、火の元と水回りの事も考えなければいけない。そうなれば、出来る料理の択も狭まるというものだ・・・あの時、突然連れてこられたにもかかわらず、ゲヘナの部長は良くさばききれたわねぇ・・・

  • 83無料飯 アリカ25/05/06(火) 17:14:37

     私は料理が得意か不得意かと問われれば、どちらでもない。ある程度の料理はできるけれど、専門的な料理を作ることはできない。まぁ、手先はかなり器用な方だか料理で手間取ることはあんまりないけれどね。
     私はいくつものメニューを書いていると、それなりの時間が経っているようだった。ふと、アズサの様子を見に行けば、何やら彼女達は何やら楽しく会話をしているようだった。彼女達の会話を邪魔するわけにはいかなさそうだ。私は、彼女達に気付かれないように気配を消して、先生の元へとむかった。

    アリカ「先生、今は時間良いかしら?」
    ”アリカ、大丈夫だよ。それで話って”

     私は先生がトリニティで何かをしている間に、私がトリニティで調べた情報についてを先生に話した。当然、黒服の一件もだけれど、先生はとても言葉にできない表情緒していたけれど・・・うん、あの黒服に関しては激しく同意です。

    ”そうか、わかった。君がこうして色んなことを調べてくれていたんだね”

  • 84無料飯 アリカ25/05/06(火) 17:35:48

    ”それでも、今回の事はとても褒められたことじゃないよ”
    アリカ「あら?」

     先生が少し怒っている・・・これは少し予想外というか。

    ”確かに君は誰かの為に頑張ってきたのはわかる。それでも、君がやってきたことはとても危険な橋を渡ることだったんだよ”
    アリカ「それは、そうね」

     アリウス、その現状を聞けばそこに近づくのはゲヘナに近づく以上に危険なことだった。しかも、私はどれだけ危険なことなのかを分かったうえで、先生に情報を流さないでいて、こうして、先生がトリニティに来るまで内緒にしていたのだから。先生にとっては、怒るのに十分な材料だったのかもしれない。

    ”相手が強大な組織だとわかった時点で、どうして私に相談してくれなかったんだい?”
    アリカ「先生、ここ最近忙しかったでしょ。ミレニアムでどんなことがあったのかは知らないけれど、爆発事件もニュースになっていたし。アビドスの一件でもそう」
    ”生徒の為なら私はどんなことでもするよ。それが君達を守ることに繋がるのなら”

  • 85無料飯 アリカ25/05/06(火) 18:57:13

     相変わらず不思議な人だ。どうして血のつながらない、他人である生徒の為にそこまですることができるのか。それに関しては多分、私が一生をかけても理解することはできないだろう。

    アリカ「まあ、危険な橋を渡っていたことを認めるわ。でも、それに対して十分の収穫はあったでしょ」

     恐らく、このまま先生が一人でこの一件を調べたとしても、ここまでの情報にはすぐにはたどり着けない筈だ。これだけの情報があれば、先生が私の予想だにしていない行動をして事態を大きく好転させてくれるかもしれない。
     先生との話を負えると、私は彼女達が居る教室へと向かってみた。どうやら、彼女達は自習をしているようで、お互いにそれぞれの問題について話し合いながら、問題についての理解を深めている所のようだ。

    アリカ「これは、邪魔するわけにはいかな」
    ハナコ「あら、あなたは昨日の」
    アリカ「だから、なんで最近私の存在がよく気が付かれるの?」」

     本当になんで?確かハナコという少女がこちらの方に気が付いて私に話しかけてきた。お陰で他の三人も私の事に気が付いてこちらの事を見てきた。

    アズサ「ああ、アリカ。先生との話は済んだのか?」
    ヒフミ「ああ、アリカさん。お久しぶりです」
    コハル「なに?二人は知り合いなの?」

     アズサとはここ数日で知り合った子だけれど、ヒフミに関してはうん。

    アリカ「久しぶり、アビドスの方で会う切っ掛けっかあってね」
    ヒフミ「あはは、そうですね」

     流石にブラックマーケットに言った挙句、そこで銀行強盗に加担したなんて話はしないから安心しなさい。

    アリカ「勉強の邪魔になりそうだし、私は失礼するよ。ここに来たのも先生と話がしたかっただけだし」
    ハナコ「あらあら、お邪魔なんて思っていませんよ。昨日の怪我の手当てだって私達がしたんですから、それは体の隅々を見て」
    コハル「・・・えっと、今のはどうなの?」
     

  • 86無料飯 アリカ25/05/06(火) 19:42:42

    ハナコ「折角ですし、この後お風呂をご一緒いたしませんんか?女性同士裸の付き合いというのも」
    アリカ「ごめんなさいね。私はあなた達との関係を邪魔するわけにはいかないから、その提案は辞退させてもらうよ」
    ハナコ「いえいえ、ご遠慮なさらず。こうしてお会いすることになったのも何かの縁ですし」
    アリカ「そうは言うけれどね」
    ハナコ「あ、それともみんなで裸のままプールに入るのもいいかもしれませんね」
    アリカ「随分開放的な提案ね。ただそれはそれで面白そうね」
    ハナコ「あらあら、話を戻しまして。昨日から体を洗えていないと思いますけど、汗で体がヌメヌメいたしませんか?」
    アリカ「流石にふのり紙を使ったような滑りはないわよ・・・まあ、少しジメジメするけど」
    ハナコ「あら?でしたら」
    アリカ「張型は不要よ」
    コハル「エッチなのはダメ!!〇刑!!」

  • 87無料飯 アリカ25/05/06(火) 20:04:01

    ヒフミ「ふのり紙?張型?なんですかそれ?」
    アズサ「コハルは知っているのか?」
    コハル「え、えっと・・・そ、それは!!」

     コハルが顔を真っ赤にして私が言った言葉の二つの意味を答えるべきかどうかとしている。というか、この言葉を知っている子が百鬼夜行以外の地に居るのね。ん、まぁこれに関しては知らない方が良いことの方だし、知らなくていいんじゃないかな。

    アリカ「ま、今日は遅いしもう一泊はさせてもらうよ」

     この後本当に一泊させてもらったのだけれど、ヒフミ・・・一体どこの普通の生徒が組織のトップが保有している武力を一生徒に一時的に一任させてもらえる普通の生徒が居るのかしら?

  • 88無料飯 アリカ25/05/06(火) 20:06:10

     それにしても、この補習授業部を設立した目的は何なのかしらねぇ・・・というか、なんかすごく嫌な予感がするのだけれど・・・気のせいかしら。


    次に手を付けること

    >>89

  • 89二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:55:59

    散歩してたらミカと先生のお話イベント遭遇(ほぼ話終わりの状態)

  • 90無料飯 アリカ25/05/06(火) 22:39:28

     やばい、寝すぎた。最近色々とやってきていたせいか、疲れが異常に溜まっていたのかしっかりと寝てしまった。まぁ、昼過ぎに起床したとしても一応問題はないのだけれど。と言っても、流石にこんな時間に起床してしまうと何かをやるような気にもなれない。まあ、最近毎日のように色々とやってきたのだから、たまにはこうして丸一日ガス抜きの日として今日は私らしい日として過ごすことにしよう。
     というわけで、私は近場をのんびりと散歩していく。私はこう見えても結構散歩が好きなのよ?のんびりと日に当たり、鬱陶しく耳が嫌になるほどの嫉妬、妬みという言葉を聞かないで済むトリニティから離れたこの地もいい場所かもしれない。

    アリカ「ふぅ、美味しい」

     キャンプ道具を使いつつ、ゆっくりとお茶を飲み一息をつきながら、眼の前に流れる川を見て、水の流れと葉と葉が擦れ合う音を楽しむ。これは街の中でも、ミレニアムの中でも体感できないものだ。百鬼夜行ならば、少し離れればこうした空間があるというのに、どうして他の自治区はこうして自然を楽しむ空間を作らないのだろうか。
     持ってきていた本を少し読んだところで寝落ちをしてゆっくりと休んだ。
     それからしばらくして目を覚ましてから、私は先生のもとへと帰ろうとしたのだけれど、プールで先生と誰かが話しているのを見かけた。誰だろうか?あ、帰って行っちゃった。
     もしかして、話に聞いていたティーパーティーの最後の一人聖園ミカ?どうして彼女がここにいるのだろうか。

    アリカ「先生彼女は?」
    ”アリカ、聖園ミカだよ。ティーパーティーの一人でもあるよ”
    アリカ「へぇ、彼女はなんて?」
    ”白洲アズサをトリニティへの転校の手引をしたのは私だってのと、彼女を守って欲しいだって”
    アリカ「・・・ティーパーティーがアリウスに関わりがあったって?」
    ”うん、でも彼女はトリニティとアリウスとのわだかまりをなくしたいそうだよ”
    アリカ「・・・どうだか」

  • 91無料飯 アリカ25/05/06(火) 22:45:13

     先生は生徒のことを無条件で信頼する。それが決して悪いことだとは言わない。けれど、それは利用される可能性だって十分にある。彼女の言葉がどこまで本当だったのか、嘘だったのかは私にも先生にもわからない。そして、彼女自身もそれがどこまで本当なのか嘘なのかをわかっていないのかもしれない。

    アリカ「・・・私らしくないな」
    ”アリカ、どうしたんだい?”
    アリカ「いやこっちの話」

     私は他人がどうなっても知ったことではない。あくまで個人主義、私が手を伸ばすのは私にとってそれに意味があるときだけ、それなのに、最近の私はどうしちゃったんだろうか。それにしても、なんでかすっごい嫌な予感がするんだけどなんでなのかなぁ・・・本当になんで?

  • 92無料飯 アリカ25/05/06(火) 22:49:45

     私の嫌な予感は的中してしまった、え?今どこにいるって?ゲヘナの給食部の軽トラの荷台に乗ったうえで、愛銃のM2を構えていますけどなにか?加えて、トリニティの正義実現委員会の方々と思いっきり対立していますよ?
     事が起きたのは少し前・・・

  • 93二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:14:16

    その辺りまで来たか…

  • 94二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:54:15

    そういや一緒にアリウスまで炊き出しに行ってたけど、名誉美食研扱いだっけ?

  • 95二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 04:36:22

    ほしゅ

  • 96無料飯 アリカ25/05/07(水) 07:02:51

     結局私はもう一泊この場所で夜を明かすことにした。そこまでは良かったのだが・・・

    ハナコ「アリカさん!!」
    アリカ「寝ているところに突然来るな(不機嫌)」

     寝ている私を叩き起こして、何でも夜中のトリニティを出歩こうという話になった。なんで私も連れて行くのよ・・・え、名店を知っているんじゃないのかって?トリニティに関しては全然知らないわよ?
     まあ、そんなわけで私は彼女たちとともに夜のトリニティをともに歩いていた。こんな時間であってもやっている飲食店もあり、私達はそうしたお店に入ってゆっくりとスイーツを楽しんでいた。途中、正義実現委員会の副部長とやらとも会うことになったが・・・菓子類ってそんなに太るものだったかしら?私結構食べている方なのだけれど、太る兆しなんて何も、というかあんまり体重とか気にしないたちだし。(太りにくい体質)
     ただ、副部長とはお菓子の話を共有できるいい友人には慣れそうだった。トリニティ内外のお菓子、スイーツ事情に詳しいようで、取り寄せ系のお菓子にも造詣が深いようだった。そっち系に関しては私は疎かったので嬉しいものだ。
     うん、ここまでだったら別に良かったのよ。ここまでだったらね

  • 97二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:51:01

    美 食 研 襲 来

  • 98二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 15:14:32

    まあその後のヤツに比べればマシよ…

  • 99二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 17:22:30

    >>54

    ダイスの上では77だけど総資産気になるよな…

  • 100無料飯 アリカ25/05/07(水) 18:45:01

    70代でお金がある方のトリニティ
    80代でさらに上澄み
    90以上でゴールドカード
    100ノノミ

    って感じで考えてますねぇ。アリカは基本放浪趣味かつ貰い物が多いのでお金をあんまり使っていないタイプ

  • 101無料飯 アリカ25/05/07(水) 22:10:45

     ハスミと共にスイーツに舌鼓を打っていると、彼女の携帯が鳴り響いた。こんな時間に電話を入れるなんて一体どこの誰なのだろうか・・・いや、彼女は正義実現委員会、私達の所で言う百花繚乱に近しい組織だ。そんな彼女達にならば、こうした夜中にも突然何らかの形で呼び出されること自体はそう珍しいことではないのかもしれない。

    ハスミ「はい、イチカどうかしましたか?問題?詳しく聞かせていただけますか?」

     電話越しで話している相手は、イチカと呼ばれる人か。恐らく正義実現委員会の仲間かなぁ。

    ハスミ「襲撃・・・ゲヘナの風紀委員会ですか!?それとも万魔殿が遂に本性を!?」

     あ、やばいすっごいやな予感が最高潮に私に警告を鳴らしてきている。その帰っていいですか?あ、ダメ?色々と確認しているようだけれど、とりあえずあなたが落ち着いた方が・・・・って四人?ゲヘナで四人?ゴールドマグロ?あ、察し・・

  • 102無料飯 アリカ25/05/07(水) 22:56:22

     その特徴を聞いただけでも一つの確信を持てた。それ、知り合いだわ。ええ、どうして美食研究会の彼女達がって考えるだけ無駄だよねぇ・・・そしてなんか爆発音が聞こえて来たぁ・・・

    アズサ「近いな、半径1kmってところかな」
    ヒフミ「え、ええ?」

     これはあれね、面倒ごとになる前に私はこの場所から離れましょう。
     私は彼女達に気付かれないように、気配を消して別の場所に向かいましょう。え?手を貸さないのかだって?百鬼夜行の生徒が夜中にトリニティでゲヘナの生徒と交戦したなんて話になって見なさい?いくらシャーレの先生が居るとしてもとてつもない面倒ごとになるに決まっているでしょ。
     後で彼女達に色々と言われるようになるかもしれないけれど、こればっかしは飲み込んでもらいたい。いくら自己主義かつ利己主義の私であっても自分が住んでいる所までには迷惑を掛けられないのだから。え?トリニティで活動している時点で今更だって?それはそうだけれど。
     私は来た道を帰りながら、しばらくアリウスでの炊き出しに美食研究会の協力を得られなくなった場合の事を考えながら歩いていた。当然、交戦地からは離れていくように移動していたのだけれど・・・。

    ハルナ「あら?アリカさん丁度いいところにおられますね」
    アリカ「・・・不幸だ」

     急いでこの場から逃げ、あちょどこ掴んで!?は!?なにこの軽トラ・・・ゲヘナ給食部・・・あーはい、なるほどね。うん、さらっと私のM2を行李から出して当たり前のようにセッティングしないでもらえるかな?そして、なんかどんどん黒い集団がこちらに近づいてきているのだけれど、ハルナさんこれについてどのような説明をしてくれるのかな?

    ハルナ「説明をするよりも、先にやることがあると思いますわよ?」
    アリカ「ふっざけんな!?」

     だぁ!?めっちゃくちゃ打たれてるじゃないのあなた達!?なんで私まで巻き込まれなきゃいけないのよ!?それも寄りにもよって今回の一件絶対悪いであろう美食研究会側に!?

  • 103無料飯 アリカ25/05/07(水) 23:08:44

     ああもう、予備弾倉持ってきてないんだけど!?弾倉一つで110発・・・逃走しながら撃つには絶対に足りないよ!?

     かといってこのまま私が逃げようにも、このM2を回収して彼女と正義実現委員会から捕まらないで逃げるには明らかに時間が足りない。というか、いくら私でもこの混戦状態で逃げるのは結構無理があるっての!?


    アリカ「もうどうにでもなれ!!」


     M2のつまみを回してセーフティを解除してトリガーに指を乗せる。そしてサイトを覗き込みつつ周囲を確認する。


    アリカ「・・・ここ!!」


     道中に在ったビルに着けられている看板達の付け根に狙いを定めてトリガーを押す。

    マシンガン96

    dice1d100=92 (92)

  • 104二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:12:30

    かなりの難易度だけどそれ以上にアリカさんが強い…

  • 105無料飯 アリカ25/05/07(水) 23:17:37

     何故か狙撃運用もされるM2の命中精度は良いものだ・・・流石に車の荷台で撃つのだと結構狙いがぶれるわね。まぁ、それでも、狙い通り私が撃った弾丸は看板の付け根を破壊していき、落としていく。正義実現委員会たちの道を塞いでいく、何人かは落ちてきた看板に巻き込まれて下敷きとなっていく。これで、さらに数人が下敷きになった仲間を助けるために足止めをすることができた。

     他にも狙いを定めて私達の追跡ができないように、走り抜けた橋の釣り材を次々と破壊していく。いくら体が丈夫な私達であっても、水の中に落ちてしまってはどうしようもない。それが分かっていて危険な橋を大勢で彼女達は渡ろうとしない。

     とりあえず、後方からの追跡はどうにか振り切ることができた。けれど、ここはまだトリニティの自治区内、地の利は彼女達にあるため、後方以外の方向も警戒しなければいけない。まだ私達の逃走は振り切れていないのだ。それに、正義実現委員会側には先生が居る・・・さぁて、どうやって逃げよう・・・


    >>106

  • 106二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:22:26

    ゲヘナまで行って「助けてヒナ委員長」

  • 107無料飯 アリカ25/05/07(水) 23:41:45

     とりあえず、この状況だと途中で逃げ出すほうが難しそうかなぁ。多分、正義実現委員会側にも私がいるって情報は流れちゃっているだろうからね・・・とは言っても弾もそこまで残されていないから、そこは運任せでもあるかな。というか、先生と真正面に戦うことに・・・


    アズサ「来たぞ!!」


     避けられないんだよねぇ、予測可能回避不可能ってやつですねこの野郎。後退はできないとして、前方は先生、左右は車で抜けるには狭すぎる通路・・・私達の移動経路を聞いて先回りをしてきた感じだなぁ。


    ハルナ「これは、やるしかないようですね」

    ジュンコ「さぁやっちゃうよぉ!!」


     流石にこうなればハルナ達は車から降りて、アズサたちと交戦しようとする。え?私?M2を立ちながら撃てる訳がないでしょ?


    フウカ「どうしてこうなるのよ!!」

    アリカ「そうねぇ・・・二人でさっさと逃げましょうか」


     さて、彼女たちが全員降りた今、この車に乗っているのは私の運転席にいる彼女だけだ。あとはどうするのかって?彼女のドライビングテクニックを頼りにこの場から離脱するだけよ。


    フウカ 運転70

    dice1d100=7 (7)

     

  • 108二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:43:07

    フウカ勝った!

  • 109無料飯 アリカ25/05/07(水) 23:56:58

    アリカ「あなた、結構なお手前で」
    フウカ「そういうのいいから!!もう帰るよ!!」

     とりあえず、今晩はトリニティ地区にいないほうがいいだろう。トリニティ地区で和服な少女なんて稀有なんてどころの話じゃないだろう。明日になれば現行犯ではなくなるから、和服の状態で出歩いてもお咎めはない。とは言ってもの今晩どこで寝よう・・・キャンピング道具は寝室においてきちゃったし・・・・
     まあ、ゲヘナで適当に宿を取って寝ることにすればいいか。
     私はフウカが運転する軽トラに揺られつつ、M2を行李に仕舞っていく。途中モモトークから先生から連絡が来たが、不可抗力であったことは伝えておく。こっちだってこんなことになるってわかってたら別の行動を取っていたのだから。

     なんやかんやで私達はゲヘナ学園へと来た。フウカは運転していた車を給食部が持っている倉庫に駐車するとすごく疲れたような表情をして帰っていった。私は・・・多分美食研究会のこともあるから、確か風紀委員会だったかしら?その子達と先生は連絡を取ることになるかなぁ・・・とりあえず手伝いに行こ・・・
     って言ったのはいいけれど、何あれ。ものすごい書類の山にたいして一人の少女が目元にくまを作りながら格闘しているのだけれど?あの感じしばらく寝ていないんじゃないかな・・・お茶を淹れてあげよう。そうと決まれば給湯室に行って、茶葉を確りと測って急須に入れて、玉露は60℃のお湯で抽出してと。

    アリカ「はい、お茶」
    ヒナ「ありがとう」

     彼女は私からお茶を受け取ると、片手でお茶を飲みながら書類と格闘し続ける。これ、話しかけても気づかれないやつだなぁ・・・

  • 110二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:59:25

    お疲れヒナ委員長…

  • 111無料飯 アリカ25/05/08(木) 00:00:42

    風紀委員モブ「ヒナ委員長〜、緊急医学部の氷室セナさんに連絡が取れました。すぐに来てくれるそうです」

  • 112二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:01:36

    …新キャラ!?

  • 113無料飯 アリカ25/05/08(木) 00:02:19

    >>112

    ただのモブです

  • 114二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:15:57

    突然の気だるげ系風紀モブの出現で心臓止まった。

  • 115無料飯 アリカ25/05/08(木) 07:01:56

    ヒナ「そうわかったわ。私も同伴するからそれまでの間、学園の警備をお願い」
    風紀委員モブ「うっす、わかりやした~。適当にやってま~す」
    ヒナ「適当じゃなくてちゃんとやってほしいのだけれど」
    風紀委員モブ「こんな時間にわざわざ学園で問題を起こすやつなんていないじゃないっすか・・・あ、お茶ありがとうっす」

     随分と気さくな子も居るもんなんだなあ・・・

  • 116二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:35:44

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 15:07:31

    多分今のヒナちゃんならとなり座っても先生とか気づく人から言われない限りずっと誤魔化せそうだな

  • 118二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:02:10

    気づかれすぎて忘れてたけどアリカさんって基本その場に居ても気づかれないんだよね…

  • 119無料飯 アリカ25/05/08(木) 19:03:29

     うーん、流石にこの状態の彼女に色々と頼むのは忍びないわね。それにあの感じだと、トリニティの方に行って美食研究会の身柄引き渡しってところかなぁ・・・うん、私が一緒に言ったら面倒なことになるわね。となれば、このまま適当に宿でもとって寝るべきかしらねぇ・・・


    >>119

    寝るまでの間に何をやろうかしら・・・流石に時間的にゲヘナ自治区外に行くのは難しそうだし・・・

  • 120無料飯 アリカ25/05/08(木) 19:03:58

    訂正

    >>121

  • 121二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:08:50

    てってってーてって
    てててててーててー
    てててててててててててててって♪
    (便利屋)

  • 122無料飯 アリカ25/05/08(木) 20:11:38

    おおう、おおう?何書けばいいんだこれ・・・

  • 123二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:27:04

    便利屋事務所行くとか?便利屋ってブラックマーケットにいるけどゲヘナからそんなに離れてるってこともないだろうし

  • 124無料飯 アリカ25/05/08(木) 21:30:08

     宿を取ろうとも思ったのだけれど、残念なことにこの時間にゲヘナ自治区内で宿を取れる場所が何処にもなかった。トリニティの方に戻れば宿の方はなくはないのだけれど・・・まあ戻れるわけがないので。アビドスの子に泊めてもらう・・・には距離があるし、またホシノって子に背中を撃たれるのは嫌なのよねぇ。

     ん?アビドス?そういえばあっちの方に便利屋なんて子達が居たわね・・・確かここからそう離れていないブラックマーケットに住んでいたわね。彼女達の元で一泊させてもらおうっと。

     そうと決まれば私はすぐに歩いて向かったのだけれど・・・あれ?前ここに住んでいなかったかしら?事務所替えたのかなぁ・・・あ、そういえば元々あの子達資金難とかって言ってたっけ・・・う~ん、どこに行こうかしら。

    幸運 16

    dice1d100=60 (60)

  • 125無料飯 アリカ25/05/08(木) 21:35:27

     適当に歩き回っていれば、便利屋の彼女達に会えるかなぁっと思っていたけれど、時間も遅いし彼女達ももう寝ているかなぁ。流石に、ブラックマーケット内を無防備な状態で寝るのは私でも気が引けるし・・・

     彼女達の事を私は詳しく知らないし・・・どこに行ったかの目星なんて付けられないからなぁ・・・諦めてラ〇ホにでも泊りましょうか。

    何かが起きる

    >>126

  • 126二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:32:25

    なぜか先生と遭遇する。
    な、なぜ先生がこんなところに!!?

  • 127無料飯 アリカ25/05/08(木) 23:05:57

     私は自他ともに認める神出鬼没な生徒だと思う。当たり前だが、一般的な生徒たちならば基本的には自分が在学している学園の自治区と、隣接している自治区に出向くかどうか程度だ。それに対して、私は毎日のように百鬼夜行の自治区以外に出没しては、次の日には別の自治地区に出没している。それには一貫性がなく、私でも明日がどこに行くのかわかっていない。なぜ、そんなことを今言っているのかだって?

    アリカ「流石にこの場所に先生がいることは驚きなんだけど?」

     夜中のブラックマーケットに先生が一人来て、今私の眼の前に経っているのだ。おかしいな、先生には私が今いるバア書なんて誰にも伝えていないはずなんだけれど。

    ”アリカがゲヘナ地区に入ったことはフウカから聞いたよ。君のことだから、今日一晩はトリニティには戻ってこれないんじゃないかなと思って、別のところで一晩明かすと思ってね”
    アリカ「その考えはあたりだけれど、関心はしないよ。先生は銃弾一発が致命傷、その名も知れている。それなのに一人でブラックマーケットに来るなんて」
    ”アリカがそれだけ心配だったってことだよ”
    アリカ「それ、無自覚で言ってる?」
    ”?”
    アリカ「だめだこりゃ」

     相変わらず度の過ぎたお人好しのようだ。彼女たちのこともあるというのに、こうして一人で来るなんて・・・あ、道中まではゲヘナの風紀委員長さんと一緒?あと、緊急医学部の部長さんもですか、あ、そうですか。なら良かったです。

    ”それで、今日泊まる場所は見つかったの”
    アリカ「残念ながら、今から百鬼夜行の量に戻ろうにも時間が出し。もう、ラ◯ホにでも泊まろうかなと」
    ”先生が許しません。今からDU地区には向かえる?”
    アリカ「・・・まぁ、それくらいの距離ならまだ電車はあるかも」
    ”シャーレの仮眠室を使っていいから、そこで寝なさい”
    アリカ「・・・ありがと」

     どうやら、しっかりとしたベッドの上で今日は眠れそうだ。

  • 128無料飯 アリカ25/05/08(木) 23:15:30

    ”ただし、明日はお説教”

    アリカ「丁重にお断りしますね」


     翌日、彼女たちにあのあと何があったのかを確りと説明したのだけれど、ものすごい同情の目を向けられた。まあ、美食研究会の彼女たちって、食が絡むと色々とおかしいのよね・・・今度一緒に回らないお寿司でも行こうかしら。


     さて、何でも第二次特別学力試験まではあと3日らしい・・・赤点回避さえできればいいような気もするけれど、なんで彼女たちはこんなに試験勉強に力を入れているのやら。


    今日は何を調べましょう・・・一度視野を遠くから見てみるのもありかもしれないわね。


    dice1d5=5 (5)

    1アビドス

    2トリニティ

    3ゲヘナ

    4アリウス

    5ミレニアム

    >>129

  • 129二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 04:35:42

    ミレニアムは初だっけ?
    武器のメンテのためエンジニア部へ行く

  • 130無料飯 アリカ25/05/09(金) 06:56:17

     最近なんかと戦闘に巻き込まれることが多くてm2のメンテナンスをしている暇があまりない。マスターにメンテナンスを頼むのもいいのだけれど、その、マスターのメンテナンスって結構いいお値段がするから別のところに頼むことにしよう。そういえば、ミレニアムの生徒たちはかなり腕がいいらしいようだし、いいように調整してくれるかな。

  • 131二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 08:19:32

    とりまいじる様子は見学させてもらえ…

  • 132二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 12:09:25

    保守

  • 133二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 14:36:05

    せっかくだしアサルトでも見繕ってもらえ…

  • 134二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 18:29:34

    マシンガン使うとキヴォトストップクラス(もしくはそれに準ずる)、アサルトライフルでもキヴォトス上位勢入りレベルという才能の塊なアリカさんなのだよね…

  • 135無料飯 アリカ25/05/09(金) 18:36:50

     私は愛銃を行李に入れてミレニアムに来た。相変わらずこの自治区の空気は好きにはなれないけれど、ここの人達の技術力は確かなものなのだ。

     さて、ミレニアムは色んなところに監視カメラがある、前にも言ったけれど私は透明人間なんてそんな存在ではない。だから、監視カメラといったものには普通に映るし、なんだっけ?AIとかいう人じゃない何かが判別をするんだとか・・・多分だけれど、私はそういったものには普通に存在を気づかれるかな・・・コンビニとかの自動ドアは普通に私のことに反応するから。え?その場合どうやってミレニアムの生徒というよりも監視に気づかれないように入るのかだって?普通に監視カメラの死角に入るだけだけれど?


    潜伏86

    dice1d100=30 (30)

  • 136無料飯 アリカ25/05/09(金) 18:47:52

     さて、ミレニアムにはエンジニア部という機械工学に優れた部活動がある。えーと、ああ、あそこかな。
     私はエンジニア部が使っていると思われる部室に入ったのだが、入ってそうそう思ったことがある。

    アリカ「なにあれ?」

     天井に思いっきり穴が空いており、突貫工事でとりあえず塞いだという状態であった。いや、本当に何があったこれ?大方、この前のニュースになったミレニアム校舎上層階爆破の一件と関連があることなんだとおもうのだけれど、本当に大丈夫なのかなあれ。
     さて、気になることはあるけれど、私は本題の武器のメンテナンスをお願いするために、エンジニア部の人に声を掛けるとしよう。

    ウタハ「・・・」

     えーと、なんだっけあれ?半田だっけ?なんか金属の線らしきものを溶かしながらなにか作っているけれど。

    アリカ「失礼、ちょっといいかしら?」
    ウタハ「ん?ちょっとまってくれ、ここだけは作っておきたい」

     彼女は小さな・・・あ、溶かした金属で固定しようとしていたパーツが吹っ飛んだ、あ、すっごい焦って・・・あ、見つかった良かったわね。(作者一敗

    ウタハ「待たせてすまないね・・・えーと・・・君は・・・誰だい?見たところミレニアムの生徒ではなさそうだな・・・どちらかといえば、百鬼夜行の生徒かな?」

  • 137無料飯 アリカ25/05/09(金) 19:02:51

    アリカ「正解、ここってエンジニア部であってる?」
    ウタハ「そうだが、百鬼夜行の生徒が一体ここになんのようだ?来客の話は一切聞いていないが」
    アリカ「アポ無しできたからね。一つ、エンジニア部の腕を見込んでお願いがあるのだけれどいいかしら?」

     私の問に彼女は考える。まあ、受けるかどうかと考えているのだろうけど、現状彼女にとって私からの頼みを受ける理由はないか。適当にお金でも・・・

    アリカ「当然ただ アリス「あ!!アリスは懐かしい人を見つけました!!」ん?」

     なんだろう、どこかで聞いたことがあるような声が聞こえてきたのだけれど。ん?あの子なんか私の方に来て・・・これ私に気がついているわね・・・

    アリス「アリスはまた会うことができたことを嬉しく思います!!」
    アリカ「えーと、え?誰?」

     私の知り合いにこんな特徴的にキャラの友人なんていたかしら?いや、居ないはず・・・ゲヘナのハルナたちを超えるようなキャラの知り合いなんて・・・

  • 138無料飯 アリカ25/05/09(金) 19:21:07

    アリカ「いや、待って・・・え?もしかして・・・AL-1S?」
    アリス「はい!!アリスはモモイにアリスと名付けてもらいました!!」

     ええ・・・、え?え~・・・ええ?あんな感情が読み取れず何を考えているのかわからない、生物なのかよくわからない子が、どうしてこうなった?いや、まぁ、こうしてミレニアムの中を自由に動き回れているところを考えると、特に何事も問題がなく、一人の生徒として紛れ込めているのかな?というか、本当にあの双子は部員の頭数として加えたのか・・・

    ウタハ「なんだ?アリスの知り合いだったのか?」
    アリカ「う~ん、まぁ、一応知り合いといえば知り合いかしら?先生よりも先に彼女を見つけたのは私だったし・・・」
    ウタハ「先生とも知り合いで・・・先生よりも先にか・・・それにあのときのゲーム部は確か・・・なるほど大体わかった」
    アリカ「いや、何がわかったのよ?」
    ウタハ「何、君が信用に足る人物だということだよ。先生との知り合いでアリスの第一発見者ともなれば無下にはできないからな」

     先生、相変わらずの女たらし・・・いや今回はたらしではないのかな?というか、このアリスも結構このひとに気に入られているのね。

    アリス「アリスは聞きたいことがあります!!」
    アリカ「ん?なにかしら?」
    アリス「あなたは無料飯アリカという名であっていますか?」
    アリカ「・・・そういえば、あのとき自己紹介をしていなかったわね。そうよ・・・大方先生に聞いたのかしら?」
    アリス「はい!!アリスは先生とモモイ、ミドリ、ユズ、ウタハ先輩、エンジニア部、ヴェリタス、C&C、みんなのお陰でこうしていられるのです」
    アリカ「・・・そうなのね・・・ねぇ、ウタハでいいのかしら?」
    ウタハ「ああ、何だ?」
    アリカ「彼女が来てから何があったのか詳しく教えてもらえないかしら・・・この感じ私が思っている以上に何かがあったっぽそうだし」
    ウタハ「まぁ、あれは普通は予想できないな。わかった話そう」

     アリスか・・・一文字違いのせいで間違って反応しそうね・・・

  • 139無料飯 アリカ25/05/09(金) 19:27:23

     とりあえず、ウタハに私のM2のメンテナンスをお願いする。

    ウタハ「随分と使い込んでいるな・・・」
    アリカ「まあ、それなりには」
    ウタハ「メンテナンスはされているけれど、これはパーツの一部をまるまる交換したほうが良さそうだ」
    アリカ「やっぱり?」

     元々組み立てた状態で持ち運んでいる以上、持ち運びに適していない状態で運んでいた。銃本体が常日頃に受けている影響は大きそうだった。

    ウタハ「まぁ、これくらいならばうちで作れるから問題ない。ただ、それなりに時間はもらうけれど、構わないか?」
    アリカ「ええ、お願い」
    ウタハ「わかった。アリスちょっとそれをこっちに運んできてくれ」
    アリス「わかりました!!勇者アリスは運搬クエストを受けました!!」
    アリカ「・・・本当にゲーム部で大丈夫だったのかしら・・・」

     アリスは私でも重たいと思うM2を軽々と持ち上げて、ウタハの作業場へと持っていく。あれって、本来二人以上で運搬するものなんだけれどなぁ・・・・

  • 140無料飯 アリカ25/05/09(金) 20:20:18

    ウタハ「メンテナンスをしている間、何も銃を持っていないわけにもいかなだろう。そこの銃から好きなのを持っていってくれて構わない。あっちに試射する場所もあるからな。好きに使ってくれたまえ」


     と、言われたのはいいものの、私ってあんま他の銃を使ってこなかったからよくわからないのよねぇ・・・とりあえず、これから使ってみましょうか。

    >>141 から1が戻って来るまでの間に出てきた銃種を試し撃ちする

  • 141無料飯 アリカ25/05/09(金) 20:21:04

    だれもスレ主が提案しないとは言っていない

  • 142二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:28:30

    スナイパーライフル

  • 143二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:47:18

    FN FAL
    今なおベルギーやウルグアイなどで現役で使われる1960年代に開発されたアサルトライフル

  • 144二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:50:03

    ブローニングM1917

  • 145二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:53:27

    モシン・ナガンM28-30小銃とかどうよ
    かのシモヘイヘが使用した銃ぞ

  • 146無料飯 アリカ25/05/09(金) 22:42:53


    それじゃ書いてくる

  • 147無料飯 アリカ25/05/09(金) 23:10:02

    >>141

    アリカ「これは、レバーアクション?」


     レバーアクション、確かバレルの真下に管状弾倉とかってやつが取り付けられているやつよね。でも、これ誰の目から見ても、箱型弾倉よね・・・どうしてわざわざ給弾の仕組みを根本から変えるような形に。

     私は疑問に思いながらもライフルを手に取り、弾も一緒に手に取ったが、その理由は弾の形状を見れば明白だった。従来のレバーアクションで使われる弾丸は先端が丸い、所謂拳銃弾何かとも言われることがある弾丸を使用していたのだ。それに対して、このライフルは先端が鋭く尖っている。


    アリカ「これじゃあ、確かに管状弾倉では使えないわね」


     従来の管状弾倉では、銃弾を横一列にまっすぐに並べて、銃弾の底つまり雷管を叩ける場所に銃弾の先端が来る。ただ並んでいるだけならば、大きな問題にはならないが、何らかの拍子で先端が雷管を強く叩いてしまえば、弾倉の中で暴発を起こし銃の破損だけでは済まない事態になる。けれど、箱型弾倉ならば縦に並べることにより先端が雷管を叩くようなことはなくなる。これにより、今までのレバーアクションライフルでは使えなかった貫通力の高い弾丸や威力の高い弾丸を使用することが可能になるわけか・・・とは言ってもフルオート、セミオートと比べれば単純だけれど、ボルトアクションと比べると複雑・・・装甲を貫通できるような弾丸は使えないわね。それを鑑みてもボルトよりも素早い連射能力というのは確かに魅力的だ。


    アリカ「それじゃあ、失礼して」


     的に狙いを定め、レバーを動かしチャンバーに弾丸を装填し、ドットサイトを除きながら引き金を引いた。


    アサルト 86

    dice1d100=2 (2)

  • 148二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:23:07

    アサルトライフルについてもアリカさんは天才的なんだ…

  • 149無料飯 アリカ25/05/09(金) 23:26:45

     レバーを下げ、空となった薬莢は排出される。再びレバーを上げれば弾倉から押し上げられた新たな弾丸がチャンバーへと送り込まれる。もう一度、引き金を引き的に弾を命中させる。


    アリカ「思いの外、使いやすいわね。。。大きいけど」

    >>142

    >>145


     次に手に取ったのは、かなりシンプルな見た目をしていて木目がきれいな小銃、確か・・・モシンナガンだったかしら?うーん、キキョウだったかレンゲのどっちかが九十九式だったかを使ってたような気がするけど違いがわからない・・・えーと、このボルトを引いて・・・引いて・・・引きにくいな!!えーとこの状態でクリップを使って弾薬を入れてと・・・そしてボルトを戻して・・・


    アリカ「えーと、こうかしら?」


    スナイパー49

    dice1d100=8 (8)

  • 150無料飯 アリカ25/05/09(金) 23:41:33

     昔百花繚乱のライフルを借りた経験があるおかげが、思いの外弾が当たる。それに、これは随分昔らからキヴォトスでも使われていて、今でも使われている話を聞くライフルなだけはあるのかもしれない。悪くはないけど・・・


    アリカ「私の腕がなんとも言えないわね」


     二発に一発当たればいい程度、先のレバーアクションと比べればその命中率には明確な差が生まれていた。


    アリカ「えっと、こっちは」

    >>143

     次に私が手に取ったのは・・・アサルトライフル以上・・・え?何かもっと言えって?私がそんなに銃に対して博識だと思う?とりあえず、的に狙いを定めてと、セレクトリーはフルオートね・・・


    アサルト 86

    dice1d100=75 (75)

  • 151無料飯 アリカ25/05/09(金) 23:51:39

    アリカ「まず!?」


     私はすぐに指を引き金からはなし手と腕に力を入れて、反動によって暴れる銃を抑え込む。落ち着いたところでマガジンを外して、中にはいっている弾薬を確認した。


    アリカ「・・・7.62x51mm、道理で反動が大きいわけだ」


     大きな弾ほど、中に使われている火薬の量は多くなり反動も大きくなる。今回は私が想定していたよりも大きな反動でコントロールを失いかけたが、どうにか弾は的に命中しているようだ。


    アリカ「これはセミ運用かなぁ」

     

    >>144

     次に手に取ったのは、人期は存在感を放つマシンガンだ。バレルがかなり肉厚、サイズもそれなりにあるわね・・・とりあえず、設置して構えてと・・・

    マシンガン 96

    dice1d100=47 (47)

  • 152二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:55:20

    出てる銃全部調べてみたけどFN FALって「世界一成功したアサルトライフル」なんて言われてるじゃん…ヤバすぎ

  • 153無料飯 アリカ25/05/09(金) 23:56:17

     なんだか、M2と似たような感じがするわね・・・・撃ってて楽しいけれど、どうしてもM2と比べちゃうわね・・・というか、これはさすがの私でも個人運用は無理・・・ん?これ水冷式!?なおさら無理よ・・・

  • 154無料飯 アリカ25/05/10(土) 00:01:05

     さて、どの銃を借りていくかだけれど・・・現実的に考えてこのマシンガンは論外になっちゃうわね・・・好きだけど。好きだけど!!流石にM2の時点で個人運用がギリギリなのに、それ以上に難しいとなるとね・・・。

     次にモシン・ナガンだけれど、悪くはない、悪くはないのだけれど・・・私の腕が問題すぎる。となれば、この二択になるかしら。どちらを借りようかしら。


    dice1d2=1 (1)

    1>>141

    2>>143

  • 155二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:51:16

    >>144

    >>145

    お前らロマンを追い求めすぎだろ

  • 156無料飯 アリカ25/05/10(土) 06:58:31

    今日も土曜出勤だよ!!(訳 昼保守お願いします


    >>157

    M2のメンテナンスが終わるまでの間、ミレニアムで何をしている

  • 157二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 07:54:18

    お疲れ様です。
    保守はまかせろー

  • 158二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:12:49

    >>156

    157の代理でせっかくだしエンジニア部の見学を

  • 159二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:42:28

    >>158

    起き抜けで頭回ってなかった。すまぬ

  • 160二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 17:28:10

    しゃーなしよ…

  • 161無料飯 アリカ25/05/10(土) 19:12:34

    そういえば、アリカの身長って196cmなんだよね・・・あれ?私よりも身長20以上高いんですけど・・・というか、ブルアカのキャラたちは150から160あたりが多いはずだから・・・アリカでけぇ!?(今更

  • 162無料飯 アリカ25/05/10(土) 19:17:01

     メンテナンスが終わるまでの時間が暇である。とは言っても、私は一応ミレニアムに不法侵入しているわけなので、見つかって面倒なことは起こしたくない。適当にこの場所で時間を潰させてもらおう。
     適当にエンジニア部の部室を歩いて周り、置かれているものを見ていく。とは言ったものの正直に言って、見ていてそれがどういったものなのかは私には全くわからなかった。

    アリカ「なんというか、すっごく変なデザインね」

     唯一感想を出せたそれは、最近戦闘があって破壊されたと思われるロボットに対してだけだった。妙に腕らしき部品が複数あり、顔らしきよくわからない部品も置かれている。

    アリカ「えーと、アヴァンギャルド?・・・変な名前ね」

     多少の時間はつぶせたけど・・・飽きた!!

  • 163二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:17:56

    エリドゥ攻略まで終わってるんか…

  • 164無料飯 アリカ25/05/10(土) 19:21:46

    メンテナンスは、まだまだかかりそうねぇ。あらあの子は誰かしら?

    ミレニアムメンバー(リオ以外)

    >>166

  • 165二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:23:17

    ノア「あら?貴女はミレニアムの生徒ではないようですが…」

  • 166二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:28:54
  • 167無料飯 アリカ25/05/10(土) 20:59:35

     適当に歩いていると、随分と白い恰好をしている少女が居た。服装の感じからしてエンジニア部のメンバーではなさそうね。あの服装でカレーうどんなんか食べたら大惨事になりそう・・・あ、そんなことを考えてたらせいろそば食べたくなってきた。今日の夕飯は蕎麦にしよう。ん?なんか彼女こっちを見ているわね・・・まぁ~た私気が付かれているわねこれ?


    ノア「すみません、あなたはどちらの生徒でしょうか?私の記憶が確かでしたらミレニアムにあなたのような方は在籍していなかったと思うのですが」

    アリカ「・・・百鬼夜行の生徒だよ」


     え、なにこの子。ミレニアムって結構な大規模な学校のはずなのに在校生全員の顔を覚えてるの?それはそれで怖いんだけれど。

     私が若干引いているのにかかわらず、彼女は笑顔のままこちらに問い詰めてくる。この子、どうして私に気が付けたのかしら・・・


    ノア「百鬼夜行ですか。ところで許可証はお持ちでしょうか?他校の生徒がミレニアムの事務所以外に入るには必要ですが」

    アリカ「・・・えっとね」

    ノア「私の記憶が確かであれば、本日はそうした許可証は1枚も発行されていない筈なのですよね?」


     あ、この子面倒くさいやつだわ・・・

    アリカのとる行動

    >>168

  • 168二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:34:28

    ぬらりひょんの得意技、姿消し(気配が限りなく薄くなって見失ったように相手が思うだけでその場にはいる)

  • 169無料飯 アリカ25/05/10(土) 21:43:13

    アリカ「・・・」

    ノア「・・・」


     私は振袖の中から毎度おなじみミチルから拝借した煙玉を取り出して地面に叩きつける。直後、煙玉からはとても濃煙が発せられて私と彼女の姿を包み隠す。そして私は煙の中を小走りで抜けて、今まで以上に気配を消す。


    潜伏86

    dice1d100=47 (47)

  • 170無料飯 アリカ25/05/10(土) 21:54:04

     とりあえず一度彼女の認識から外れたうえで、彼女の目の前から姿を消した。おまけにこれまで以上に気配を消しているのだから、先程よりは見つかりにくくなっているはず・・・和服は目立つって?否定はしない。


    dice1d100=81 (81)

  • 171二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:54:48

    まだバレない…NINJA顔負けやなやな

  • 172無料飯 アリカ25/05/10(土) 22:01:13

    彼女は煙が晴れてから周囲を見渡して私の事を探しているようだ。けれど、彼女は見当違いの方を探し始めたようなので、どうやら私が何処に逃げたのかまではわかっていなさそうだ。いや、本当に怖かったわ・・・・あの笑顔のまま問い詰めに来る感じ、今までにない恐怖を味わったわ。

    ノア「ウタハ先輩、すみません、少しよろしいでしょうか?」
    ウタハ「ああ、ノアか。君がエンジニア部のここまでくるなんて珍しいな」
    ノア「いえ、先ほど百鬼夜行の生徒を見かけましたが何かご存じないかと思いまして」

     あ、詰んだわ。

  • 173二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:05:21

    居るし見えてるはずなのに気づかないって怖いな…

  • 174二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:09:00

    ウタハ先輩は誤魔化してくれるだろうか

  • 175無料飯 アリカ25/05/10(土) 22:10:59

     どうしようかなぁ、今彼女には私のM2を預けている状態だし、私の存在を秘匿してくれる可能性はないかもしれない。とはいっても、あのM2の存在は明らかに不自然よね・・・最悪ここを張っていれば私を捕まえられるかもしれない。どこか別の場所でM2を渡してもらおうにも、彼女の連絡先を私は知らないわけだし・・・・

    えっと、真面目にどうしようかな・・・

    >>176

    シークレットダイス

    dice1d2=2 (2)

  • 176二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:16:20

    アリカさんって呪いとかできる?
    できなければこのまま本気で気配消したままM2回収で

  • 177無料飯 アリカ25/05/10(土) 22:17:00

    アリカの呪い技能

    dice1d100=60 (60)

  • 178二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:18:20

    妖怪(の神秘)だから呪い…のろいもまじないもお手の物ってことですね…

  • 179二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:24:36

    とりあえず箭吹シュロは計画潰されて完封で泣きそう

  • 180無料飯 アリカ25/05/10(土) 22:31:08

    えっと、すっごいコメントに困る数値になったんですけど・・・・


     うーん、あんまりこういうのは得意じゃないけれどやってみるしかないかな・・・


    アリカ「(文字で表せない謎の言語)」


    呪い 60

    dice1d100=8 (8)

  • 181無料飯 アリカ25/05/10(土) 22:57:30

    ノア「?」

     彼女は突然後ろを振り返る。けれど、振り返った先には私はいない。そして、何やら二の腕辺りをさすり寒そうにする。

    ノア「今、後ろに誰かいませんでしたか?」
    ウタハ「いや?誰も居ないけれど・・・」
    ノア「いえ、確かに誰か後ろに」

     彼女は私達に見えない誰かが見えているようだ。と、生霊を飛ばしている私が言うのもあれか・・・流石に薄み気味悪さを覚えた彼女はこの場から逃げるようにエンジニア部の部屋を出て行った。

    アリカ「・・・これ、すっごい疲れる」

     人を呪わば穴2つ・・・非科学的な術ではあるが、その影響は確かなものだ・・・

  • 182二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:17:18

    何とかなるのスゲェな…

  • 183無料飯 アリカ25/05/10(土) 23:21:57

     さて、彼女がどこかに行ってくれたけれど、見たところM2のメンテナンスにはまだまだ時間がかかるようだ・・・これはあれかな、正式に許可書でも取りに行った方が早いかしら・・・・どうやらウタハに聞いてみたところ私の事は話していないらしい。だから、ノアという彼女の気のせいという形で済んでくれるかもしれないけれど・・・どうなのやら。

     一応急いでメンテナンスはしてくれるそうだけれど、もう少し時間がかかるらしい。明日取りにくる形でも構わないとのことらしいが、うーん。


    >>184

  • 184二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:02:41

    C&Cのネルと会う

  • 185二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:08:36

    会っただけなら気づかれてはいないかもな!

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:15:42

    >>184

    あっこれ逃げられないやつ

  • 187無料飯 アリカ25/05/11(日) 00:41:14

     とりあえず、もう一度ミレニアムに入るほうが難しそうだ。メンテナンスが終わるまでの間ここミレニアムで過ごすことにしよう。また見つかったら面倒であるため、普段以上に気配を消して他人には気が付かれないように注意を払いつつ、ミレニアムの中を歩いていく。
     そして、私はミレニアムのある一室の部屋でのんびりとお湯を沸かしていた。色々とあってお茶を飲むタイミングがなかったので、ここらで一杯飲んで一息入れることにしよう。今日用意した茶葉はかぶせ茶、暗い中育てた茶葉を使う。玉露よりも甘味が多いお茶なのだ。
     何度か沸いたお湯を移して、60度くらいまで冷ましてから茶葉に注ぐ。緑茶はこうして何度か温度を下げてあげなければ美味しいお茶にはならないのだからね。さて、これで。

    ネル「なぁ、私にもそれいっぱいくれよ」
    アリカ「・・・・流石にそろそろ自信をなくすんだけど・・・」

  • 188二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:42:44

    隠密じゃないモードのときに見つかったのね…
    ゆっくりお茶してもろて

  • 189二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:51:56

    アリカ、工作と近接戦の技能は絶対バレるなよ
    良くて訓練相手、悪いと強者と書いて友と読む関係者に認定されるからな

  • 190二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:13:39

    >>189

    中距離もアサルトライフルでそつなく(強者クラスはある)こなすぞ

  • 191二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:07:36

    基本天井組レベルにはどうあがいても見つかる気がしてきたな…(あの時のヒナは例外となりそう…)

  • 192二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:19:13

    >>191

    さすがにヒナが気付かないはずはないだろう

    ゲヘナのじょうほうぶ気付いてたけどあえて無視してたのでは?

  • 193無料飯 アリカ25/05/11(日) 10:21:03

    うん、なんかこの子私の事を見ているわね・・・この目・・・明らかに獲物を見定める獣の目・・・あれ、私狩られるの?それは嫌なんですけれど。
     しかし、彼女が着ている服はメイド服とかいううやつかしら。私が見慣れているそういう服って所謂和服メイド服って方だから、こっちのタイプのは見慣れてないのよね。
     とりあえず、彼女に淹れたお茶を彼女に渡して、一緒にお茶を飲む。

    ネル「お、これ、旨いな」
    アリカ「お茶はお湯の温度を確りして、時間をちゃんと見ればおいしく作れるわよ」

     ここの備え付けの茶葉は紅茶の茶葉だった。恐らく彼女にとっては緑茶は珍しいほうだったのだろう。うん、いい加減現実を見ようかなぁ・・・なんでそんなにサブマシンガンが手に取りやすい位置にあるのかなぁ・・・

  • 194無料飯 アリカ25/05/11(日) 10:29:10

    ネル「ところでお前さ、あのちびが言っていたやつか?」
    アリカ「ちび?」

     ちび?一体誰の事だろうか・・・私の身長は結構高い方だから、他の子達は私の身長よりも小さい子ばかりになるのだけれど・・・というか、この子も結構ちい

    ネル「おい、今すっごい失礼なことを考えなかったか?」
    アリカ「イエナニモ」

     この子にチビは地雷っぽそうだね。

    ネル「ああ、アリスってやつだよ。なんでもアリスの事を最初に見つけた奴は和服の力持ちの奴だってな」
    アリカ「へぇ」
    ネル「で、ゲーム開発部の奴に聞けば単身で行くのには相当危険な場所だって話もな」
    アリカ「・・・へぇ」

     ねぇ、これ私の戦闘能力ある程度推察されていないかしら?

  • 195二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:31:18

    ロックオン済みだった

  • 196無料飯 アリカ25/05/11(日) 10:34:53
  • 197二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:52:39

    なむなむ

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