- 1二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 09:55:40
- 2二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 09:56:21
ヤってそう(小並感)
- 3二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:22:15
子孫もいたらしいな…
- 4二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:26:55
マスターとかが「カイニスってかっこいいしモテたんだろうな〜!羨ましい」って何気なく言ったら「ん?ああ、女には困らなかったな。だがいいことばかりじゃねえぞ。顔も忘れた女に認知迫られるし…」とか明後日の方向のフォローをされて絶句したい
- 5二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:39:36
- 6二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:42:30
- 7二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:51:05
女を抱いてるのは俺は強い男だという強がりで性的指向はノーマルだと興奮する
本当は同性とヤることは好きではないけど自分を強く見せる為バイと思い込んでる - 8二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 10:56:25
それはそれでいいのでは?
- 9二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 11:14:04
- 10二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 11:38:34
その手のプレイも上手そう
- 11二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 11:44:49
- 12二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 12:40:16
カイニス、女抱くとしても自身のトラウマがあるから無理矢理と言うよりはめちゃくちゃに責めて女の方からもう抱いてと言わせるくらいに堕としてから抱いてそうなイメージあるな
- 13二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 13:35:59
普通に無理矢理系の竿役みたいなことしてるのもまあ本人の性格考えればしなくもないかな…?と言う感じもする
- 14二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 14:48:39
- 15二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:00:26
やめて女の子になっちゃう…!!!
- 16二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:08:34
邪智暴虐の戦士でありながら彫刻と見まごうほど逞しく美しい傲慢な僭主カイネウスの妻の一人になっていざ夜ってなったら、壊れ物扱うみたいに優しくしてくれたの脳が破壊されるでしょ
ギャップ萌えどころじゃねえぞ
- 17二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:10:22
ちょっとドキッとしちゃった…
- 18二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:13:04
カイニスの夢女がいる理由がわかる気がする…
- 19二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:22:23
アルゴー号乗ってる時とかどうだったんだろうな…
姐さん口説いたりしてたのだろうか… - 20二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:24:51
ギリシャ人は回数がすごいという情報をとっさに思い出した
へえ…… - 21二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:33:51
「ああ、なんだお前。初めてか? あんま身体に力入れるとかえって痛くなるぞ。……別に無理矢理取って食いやしねえよ」って落ち着かせるみたいにいい香りの香油をくゆらせてくれるってこと…?
- 22二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 15:42:38
- 23二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 16:02:02
カイニスに女を優しく抱いてほしい気持ちとカイニスが優しくするのはキリシュタリアだけだろ…ってめんどくさいオタクの気持ちが喧嘩してる
心がふたつある〜 - 24二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 16:26:50
ぐだ子くらいならもう他の性豪サーヴァントで慣れてるんじゃ…?って思ったけどあからさまに女好きな男鯖なら心の準備してるけどそうじゃなければ多少はびっくりして想像しちゃって照れるくらいはするかもしれない
- 25二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 17:06:56
- 26二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 17:27:00
ただカイネウス(男性名)じゃなくてカイニス(女性名)なんだよな
- 27二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 17:28:10
- 28二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 17:41:16
- 29二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 18:09:40
- 30二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 19:53:20
- 31二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 20:27:20
- 32二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 20:33:23
- 33二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 21:59:40
その方はまるで月の光を閉じ込めたような髪の麗しい殿方でした。
神をも恐れぬ僭主、吹き荒ぶ嵐の男……そんな風に聞いていたものですから、初めてお姿を目にした時はあまりの美しさに驚いたのをよく覚えています。
勿論美しいだけではありませんでした。初めてお会いした日も、彼は誇りを傷つけた哀れな愚者の返り血に塗れた姿で私の前に現れたのです。
私が閨にいると言うことをご存知なかったのでしょう。訝しげにこちらを見やる瞳にちらつく炎に焼き尽くされるのではないか、と恐ろしく思いました。
けれどどうせ行き場もないのですもの。あんなに綺麗な炎になら焼き尽くされるのも良いかと思って、私はあの方にご挨拶を致しました。
それでもただの娘にすぎない私の指先が情けなくも震えるのを、彼は返り血を乱暴にお召し物で拭うとそっと包み込むようにして握ってくださいました。
「弱いな、男にへりくだる事しか出来ない愚かな女め…けどまあ、逃げ出さなかったことは褒めてやるよ」
尊大さに満ちた声でした。上に立つ者の声でした。それでいてどこか煮え沸る怒りの滲んだ声でした。何かを奪われた憎しみに満ちた声でした。
「…散らされるのが恐ろしいならそう口に出せ。乙女が破瓜の痛みに咽ぶのを楽しむほど落ちぶれちゃいねえよ」
血の色に染まっていた瞳が一瞬、青く光ります。それは深い悲しみに満ちた、奪われた空の色でした。きっとあのお方の瞳の中に映った私の…顔も知らぬ男にあてがわれることに、なんの抵抗もできずにいた私の哀しみの色だったのでしょう。
「いいえ。せっかくお会いできたのですもの。私は貴方様を愛します。愛する方に喜んでいただければ、それが私の喜びです。どうかお好きになさって」
だからせめて私はこの方を愛そうと思いました。少しでも瞳に映る哀しみの色を薄れさせることができれば、とあまりにも不遜な願いを胸に抱きました。
救いになる事なんて出来やしなくても、せめて一欠片だけでも、と。
私の言葉にあの方は少し目を丸くしてから、何も言わずに褥に引きずりこみました。
それから少しして、彼は友人であるペイリトオス様の結婚式に向かわれて、そのまま帰らぬ人となりました。
涜神者、と彼を誹る者がおりました。血と悪に満ちた僭主であったと詰る者がおりました。
それでも私にとってはただただあの夜に薫った香油の甘い香りだけが彼の真実だと思えて仕方ないのです。 - 34二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:01:49
- 35二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:10:02
最高
- 36二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:37:35
ありがとう……ありがとう……
- 37二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 23:17:13