- 1二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 11:47:57
と言うのを改めて突き付けられたらこんな妄想したから続きを誰か書いてくれ
私は最近よく夢を見る。幼い頃の記憶に基づいたものだ。小さいウマ娘と幼い頃の私が仲良く遊んでいて、別れ間際にそのウマ娘とキスをするという、幼いから仲良しならキスをすると勘違いをしていたのかはわからないが、私が同性に意識してしまうのはこの夢のせいだろう。そのウマ娘は右耳に耳飾りをし、三日月のような髪が特徴的な鹿毛色の可愛らしい娘だった。夢の終わりにキスをして『ずっとルナといっしょだよ。はなれていても、ぜったいにあなたをみつけるんだから!』とまるで今の私に向けているかのように言うのだ。『ルナ』に会いたかったのか、私はトレーナーへの道を歩み、トレセン学園のトレーナーとしての資格を得た。
私にはまだ担当ウマ娘は居なかった。内心『ルナ』が良いと駄々をこねていたのかもしれない。教官代理のようなポジションでトレーナーのいないウマ娘の指導やトレーニングを付き合う日々を重ねていた。そんなある日だった。
「あの、すみません。生徒会長がお呼びしていますので生徒会室来ていただけないでしょうか?」
教官と一緒に指導していた時に生徒会庶務のウマ娘が私に声を掛けてきた。
「構いませんよ?でも、どうして?」
私が首を傾げると彼女は事情を詳しく聞いていないのか困った顔をした。
「すみません、事情は聞いていなくて…でもトレーナーさん、貴女に用があるようです。」
どうしても来てほしいようだった。生徒会も忙しい身だろう、教官に一時的に離れる旨を伝え、彼女に案内されるように生徒会室へ歩みを進めた。
生徒会室の前へ来ると、案内してくれた庶務の娘は別の仕事があるので失礼しますと離れてしまった。この学園の生徒会長、シンボリルドルフが私に何の用があるのだろうか。疑問を懐に抱えて私はドアをノックした。
―――コンコンッ。
「どうぞ。」
彼女の声だ。それを合図に失礼します、とドアを開けて部屋の中へ入る。 - 2121/09/16(木) 11:55:18
- 3二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 11:56:02
独占力
- 4二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 11:59:19
お前が続きを書くんだよォ!
- 5二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 12:04:45
それで、続けて?
- 6二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 12:04:57
続きはよ!
- 7二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 12:08:52
このレスは削除されています
- 81(ここまでしかない)21/09/16(木) 12:09:10
- 9二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 12:11:50
待ってるから書いて
- 10二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 12:20:16
幼馴染みルナちゃん良い
- 11121/09/16(木) 12:30:31
ありがとうございます
続き思いついたら書きます - 12121/09/16(木) 13:06:41
「……私になにか?」
恐る恐る、話を進める。彼女がどういう目的があって私を生徒会室へ呼び出したのか知りたかった。
「何も…いや、質問を質問で返すようで悪いが、君はルナというウマ娘を覚えているか?」
「え?」
何故彼女が『ルナ』を知っている。知っている者は限られているはずだが、彼女は何だ。
「はい。ルナというウマ娘を覚えているけど……どうし―」
「その『ルナ』が私だと言ったら?」
食い気味に彼女が口を挟む。言われてみれば髪や耳飾り、と一致するところもあるが同一人物とは思えなかった。
「本当に、ルナなの?」
「ファーストキスの相手を忘れるとは君はとんでもないヒトだな…」
「っ……キスの事」
知っているのは当事者だけのはず、彼女は本当に『ルナ』なのだろうか。
「離れていても、絶対に見つけると言ったはずだが?」
脚を組み変えて、私を見据える彼女にドキっとする。
- 13二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 13:09:13
とんでもない逸材が現れた
- 14121/09/16(木) 13:13:59
あとは夜にできたらします
- 15二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 13:28:49
幼馴染みルナ概念流行れ流行れ
- 16二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 13:56:55
待機
- 17二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 19:23:20
保守
- 18121/09/16(木) 22:11:47
その言葉で彼女が『ルナ』であると確信した。
「本当にルナなんだ…」
「先程からそう言っている」
「忘れていた訳じゃないけど、その…当時と比べて変わり過ぎて」
夢にまで出てまで私の性的嗜好すら変えているのに忘れる訳がない。目の前の彼女はその『ルナ』からあらゆる意味で成長してあまり当時の面影を感じられない為に気付けなかった。
「こうして君とまた会えたから今は良しとしよう。君が聞きたかったのは私が何故君を呼んだのか、だろう」
「そう」
「君を私のトレーナーにする為だ。私がルナであるとわかった以上、それ以外に何があると思ったんだ?」
「そっかー私がルナの担当トレ…え?」
「よろしく頼むよ、『トレーナー君』」
呆気にとられている私をよそに彼女は話を続ける。
「ああ、それと私の事をルナと呼ぶのは2人きりの時にして欲しい」
「……あ、はい」
彼女は立ち上がり、私の隣りに座る。
- 19二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:18:14
待ってました!
- 20二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:27:26
待ってたぞ!
- 21121/09/16(木) 23:25:25
「君は良い意味であの頃と変わらない…」
彼女は目を細め、嬉しそうに笑みを浮かべる。私の左手に彼女の右手が添えられ、狼狽える私の右頬に彼女の左手が触れる。
「ルド、ルフ…?」
「今はルナで良い。昔みたいに2人で一緒に居よう」
彼女の手が私の頬を撫でつたい、顎を持ち上げる。彼女のピンクダイヤモンドのような瞳に私が映る。これからする事を理解し、鼓動が早くなる。
「ルナと一緒に…」
「君となら私の理想も」
添えられていた手が絡められ、一段と早くなる鼓動。呼吸が浅くなる。昔のように2人で一緒に過ごし、キスをする。幼子なら可愛らしい光景かもしれないが、今の私たちがするにはあまりにも生々しい。
「私で、良いの?」
- 22121/09/16(木) 23:59:21
- 23121/09/17(金) 00:53:02
- 24121/09/17(金) 00:56:22
- 25二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 00:58:03
乙でした。
今度からタイトルに女トレとか入れてもらえると探しやすくて助かるわ - 26二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:02:19
ありがとうございます。そうですね、ここまでガッツリと書く予定は無かったにしても入れるべきでしたね。次回がある際はわかりやすいようにしようと思います。
- 27二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:08:15
- 28二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:34:39
乙
今後の2人が見たいから気が向いたら是非書いてくれ - 29二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 04:20:10
幼馴染み良い