- 1二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:49:54
- 2二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:50:21
公式アンソロでも絡みあるがこれも良いな
- 3二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:51:28
趣味や性格の噛み合いは近そうなのにゲヘナとトリニティ、アウトローと自警団と遠い関係性の二人好き
- 4二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 00:58:29
多分その死に顔は朝日に照らされてめちゃくちゃ綺麗に映ると思うんですよ…
頬を伝った涙の跡がまだ乾ききってないとなお良いと思うんですよ… - 5二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:06:05
本当に安らかな顔だからレイサなんかは眠っているだけだと思い込んで声を掛けてそう
逆にアルちゃんは涙を抑えながらお疲れ様カヨコって抱き抱えてそう - 6二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:19:07
色んな思いとかやり残したこととかが頭の中を駆け巡るんだけど、多分2人とも最期に浮かんでるのは先生や仲間と過ごした日常なんだろうな
そして(みんなの明日を守れたなら後悔はない)って思いながら息を引き取る…
ただの想像なのにめっちゃめちゃ辛くなってきた - 7二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:32:33
おぉ…これはなかなか期待大
- 8二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 02:12:29
スズミに関しては逃げてる最中にふと後ろを振り向いたら大きな閃光が見えてそうだし
その閃光が最期の閃光弾とかそんな感じのものになってそう - 9二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 07:31:08
どっちも仲間思いで、近しい相手に対してはデカめの感情を抱いてそうなんだよな
だから死ぬ間際まで自分のことじゃなくみんなへの心配とか申し訳なさとか、これまでの感謝を抱いてそう - 10二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 08:42:54
2人とも自分がいなくなって悲しむ人がいることを知った上で守りたいものと自らの命を天秤に掛けてそうでよくない
- 11二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:05:26
それで自分が犠牲になることを割とあっさり選びそうなのがな…
- 12二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:21:15
自分で書いてみました、駄文注意
「ハァ…ハァ…ぐ、うぅ…」
出血が止まらない、視界が歪む…
分かっていた、私1人であれだけの人数を相手にするなんて無謀だということを。
それでも、みんなのためにやるしかなかった。
結果としては何とか乗り切った…いや、これだけのダメージを負ってたら乗り切ったとは言えないか。
「ハァ、ハァ…うっ、ゲホッゲホッ!」
口からも血が溢れてくる。身体が無意識に震えてきた。もはや、意識を保っているのもやっとだ。
自分の間近に、「死」が迫っていることは明白だった。
これは…多分もう、間に合わないな。
少しでも楽にするため、近くにあったベンチに腰掛けた。
薄れていく意識の中思い出すのは、便利屋のみんなのこと。
ハルカ、これから大丈夫かな。私がいなくなって、暴走しないといいんだけど。
ムツキ、今まで私にも色々とイタズラしてたな。まあ、あれも楽しかったしいいか。
そして…アル。「雷帝」の一件以降、ずっと孤立していた私を助けてくれた。
ちょっと…いや、かなり抜けてるところはあるし、やたらとカッコつけたがるけど、誰1人として見捨てようとしないし、ここぞっていうときは誰よりも頼りになる。私にとって、眩しすぎる存在だった。
みんなと過ごした時間は、私の人生で一番充実していた。
はぁ…やっぱり、もう少し生きたかったな。
もっとみんなと、馬鹿なことやってたかった。
けど、みんなを守れたなら、後悔はない。
正直なところ、私がいなくなって大丈夫かな、とは思うけど…きっと、あの3人ならなんだかんだやっていけると思う。それに、先生もいるから。
だんだんと意識が遠のいていく。視界がどんどん暗くなっていく。
みんな、ごめん。そろそろ…終わりみたい。
じゃあね、みんな。
みんなは…死なないでね…。
…… - 13二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:24:59
「カヨコ!どこに行ったのよーっ!」
夜明け頃、敵組織と決着をつけた便利屋68と先生は、カヨコが足止めしていたところへ戻ってきていた。しかし、そこにカヨコの姿はなかった。
4人は自分たちの負った傷も気にせず、カヨコを探す。
「!い、いました!あそこのベンチに…!」
気づいたのはハルカだった。4人はすぐさま駆け寄っていく。
「でかしたわ、ハルカ!」
"カヨコ!だいじょう…ぶ…?"
そこにいたのは、間違いなくカヨコだった。
たくさんの傷を負い、あちこちから出血したまま、目を閉じてどこか満足気な表情で眠っている。
いや…もう誰の目から見ても、眠っているわけではないということは分かっていた。
「…嘘、よね。カヨコ?」
「…カ、カヨコ…さん」
「…もー、カヨコちゃんってばー!イタズラにしても度がすぎるってー!ほら起きて、早くみんなで帰ろ?」
ムツキが縋り付く。カヨコの身体からは温度を感じられなかった。
「ねぇ、起きてよカヨコちゃーん。…ねぇ、ねぇってばー…」
いつの間にか、ムツキの目からは涙が溢れ出ていた。
「うぅ、うわぁぁぁ!なんで、なんで私なんかが生きて、カヨコさんが死ななくちゃいけないんですかぁぁぁ!!!」
"…私の責任だ。私が、違う判断を下していれば、カヨコはこんなことには……!"
皆が悲しむ中、アルはカヨコのもとに何も言わず近づいた。
"…アル"
血まみれになったカヨコの亡骸を抱き寄せるアル。
「…カヨコ、お疲れ様。こんな姿になるまで戦わせて、本当にごめんなさい。
あなたの思いは…絶対に、忘れないわ」
そのままカヨコを抱え上げる。その目には涙が溜まっていたが、アルは堪えて言った。
「…さあ、帰りましょう。みんな」
"…うん、帰ろう"
ムツキはいまだ声をあげて泣きながら、ハルカは黙ってアルについて行く。
残酷なほど美しい朝日が、5人を照らしていた。 - 14二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:25:58
SS書くのやっぱ難しいわ
好評ならスズミ編も書くかも - 15二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 09:39:08
スズミはベンチに座って片耳イヤホンで曲聴いたまま息絶えるんだよね
- 16二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 10:02:03
絶対に両耳を塞いじゃう構造のヘッドホンじゃなくて、いつ帰って来ても反応できる様にあえてイヤホンを片耳だけ付けて待っていたが、その途中で…って事か
- 17二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 12:25:36
「スズミさん!戻ってきましたよ!ちゃんと他の生徒さんたちも送り届けました!」
「宇沢…」
「流石スズミさんですね!あの数相手にして誰も通さず倒し切るなんて…私も見習わないと!」
「宇沢もういいから…」
「さあ行きましょう、こんなに身体も冷たくなっちゃって…温かいご飯が」
「宇沢レイサ!」
「…うるさいですよキャスパリーグ。スズミさんが起きちゃうじゃないですか」
「もうその人は死…」
「死んでなんていません!!嘘を言わないでください!!だってこんな安らかな顔で…」
「スズミさん流石にお寝坊さんですよ?早く起きて…起きて…ぅぅいや、いやですよこんなの…」
- 18二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:11:06
これは美しい………けど、あまりにも悔いの残る結果だな
- 19二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:36:23
「馬鹿な…これだけの人数を相手に、何故…ぐあっ!?」
「これで…終わり、です」
セーフティーに残っていた全ての弾丸を吐き出し終わると、最後の1人が倒れ伏した。
片腕は折れ、身体から大量の出血。視界はぼやけてきている。苦しい、痛い…もう、立っていられない。近くにあったベンチに、力無く座りこむ。
「…2人とも、無事、でしょうか…」
頭によぎったのは、私が全力で逃した先生とレイサさん。後で必ず、助けを連れてくると言っていた。
敵の多くはここで足止めできたものの、2人には未だ追手が迫っている可能性もある。
2人を助けるためなら、私はどうなったっていい。
動かなければ。2人のところへ、いかなければ…。
そう思うのに、とうに限界を迎えていた身体は全く動かなかった。
きっと…2人は来てくれる。そう信じて、大人しく…救援を待つしかない。
そうだ…、待っている間…音楽でも聞こう。
ヘッドホンだと気付けないかもしれない。イヤホンを…片耳につけて…。
先生やレイサさんが教えてくれた…この曲。
やはり…いい曲。けれど、どうしてだろうか。
さっきから頭の中に、過去の思い出ばかりが溢れてくる…。
なんでだろう…レイサさんに、先生に…会いたいな…。
あぁ…急、に…眠気…が…
2人とも…まだ、かな……。 - 20二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:53:13
スズミが意識を手放して、しばらくたった頃。
先生とレイサは、ツルギとハスミが率いる正義実現委員会、そして救護騎士団を連れて戻ってきた。
しかし、そこにいたのは。
片耳にイヤホンをつけたまま、穏やかな表情で…永久の眠りについた、スズミだった。その血まみれの手には、スマホが握られていた。
「… 駄目です。残念ですがもう、彼女は…」
スズミの様子を確かめたミネは、皆に残酷な真実を伝えた。
「こんなことになるまで、戦い続ける必要なんて…なんで、なんで貴女は、そうまでして…!」
「スズミさん…そんな、そんな…」
セリナは涙を流し、ハスミは力無く呟く。
「……私たちがもっと、早く動けていれば…」
そう言ったツルギが握りしめた拳には、血が流れていた。 - 21二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:00:47
すると、レイサがスズミに近づく。
"レイサ…?"
「…スズミさん、ちゃんと、戻って来ましたよ!やっぱりすごいですね、これだけの人数を相手にしても勝ってしまうとは…!」
「レイサさん、スズミさんは…」ミネが口を開く。
「でもダメですよ、こんなところで寝ていたら風邪をひいてしまいます!さぁ、救護騎士団の方々も来てくれましたし、行きましょう!」
「レ、レイサちゃん…」
「ささスズミさん、起きてください!おーい、スズミさーん!」
"レイサ、もうスズミは…!"
「嫌です!」レイサが叫ぶ。
「こんなの、嫌です…認めたくないです!スズミさんは、まだ、まだ…うっ、うぅぅぅ…うわぁぁぁぁん!」
スズミの亡骸に縋り付きながら、レイサは大粒の涙を流し、大声で叫んだ。
「私が、もっと強かったら…!スズミさんの力になれていたら、スズミさんは…うあぁぁぁぁぁ!」
スズミのスマホからは、イヤホンを介して音楽が流れ続けていた。先生とレイサが勧めたあの曲が、美しくも、虚しく響いていた…。 - 22二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:01:50
スズミ編でした がんばって書いたぞ
相変わらず駄文注意です(遅ぇけど) - 23二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:33:04
- 24二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:35:15
天使と悪魔でもある
- 25二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:36:46
スズミ復権派の皆さん盛り上げていきましょう
- 26二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 22:38:28
忘れがちだけどカヨコも片羽かぁ…
- 27二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 05:56:57
カヨコの方がもう少し生きてみんなと一緒にいたかったなって考えているのが良いなって
- 28二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:34:04
- 29二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 09:51:33
まあ分かる
個人的には他だとトキとかエイミも死にそうな顔してる - 30二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 10:15:47
- 31二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 11:44:19
美しい……デイブレイクスレを思い出した
宇沢が助けに来てくれるって信じてスズミが眠ったのを宇沢に教えてあげたいよね - 32二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:01:57
先生逃した後で、敵に「ただでは死なん…お前も一緒に地獄へ逝くぞ!」って言いながら自爆するカンナの絵が浮かんだ
- 33二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 21:49:27
メモロビが両者ともそういうシチュエーションに合うからね
- 34二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 07:46:09
保守