- 1二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:05:21
「ヒフミさんのティーバックで淹れた紅茶は最高ですね......」
いつものティータイム。紅茶を飲み干してしみじみと言ったナギサにミカがツッコミを入れる。
「あはは!ティーバックじゃなくてティーバッグじゃんね!ティーバックだとパンツになっちゃうよ」
「ふむ。ナギサがこんな間違えをするのは珍しいね。ところでこれはヒフミからもらった紅茶なのかい?」
「いえ?茶葉はいつも使っているものですが......?」
「え、でもさっきヒフミちゃんのティーバッグがどうとか......」
「......?ええ。確かにヒフミさんのティーバック入りの紅茶ですが......」
かちゃりと、銀製のティーポットを開けるナギサ。中から掬い出したのはペロロのイラストのついた布切れだった。
「.......ナギちゃん。なにそれ?」
「何って、だからヒフミさんのティーバック......パンツですよ?今日の紅茶はヒフミさん汁が一際染み出して美味でしたね」
セイアとミカが口に含んでいたものを吹き出したのは同時だった。 - 2二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:17:53
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「救護騎士団を呼べ!ナギサの気が触れた!」
「ナギちゃんがおかしくなっちゃった!」
「な、何を言うのですか!セイアさん、ミカさん!お二人もさっきまで美味しい美味しいと飲んでいたじゃないですか!」
「え」
「は」
セイアとミカはテーブルの上の自分のティーポットを見つめた。動悸が早くなる。見慣れているティーポットのはずなのに、なぜか禍々しいオーラを纏っているようにみえた。
「な、なにを言ってるの......?ナギちゃん」
二人の頭には最悪の可能性がよぎっていた。そもそも、紅茶を淹れてくれたのは誰だったか?ミカは必死に記憶を辿る。
ナギサだ。
えいっと意を決してティーポットをひっくり返すミカ。
テーブルに開けられたポットの中身は、紅茶と茶葉と、そして紅茶を吸って茶色く染まったパンツだった。 - 3二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:20:43
「ヴォエ!」
「うっ......」
自分が今まで飲んでいた紅茶の悍ましい正体を知り思わず胃の中身を吐き出すミカ。
「ミカさん!セイアさん!?どうしたのですかいきなり!」
「おえっ......どうしたもこうしたもないじゃんね!なんでこんなことするの!嫌がらせ!?」
「何を言うのです!これまで私が淹れた紅茶を、いつも美味しいと言ってくださっていたではないですか!」
「ま、まさか......!これまでナギサが淹れてくれた紅茶には......全部!?」
「ええ!入っていましたとも!ヒフミさんのおパンツが!」
オエー!!と胃の内容物をぶちまけるセイア。
自らの吐瀉物まみれのテーブルに突っ伏しながら、彼女は過去の自分を悔いた。
「なんとなく会合のたびに紅茶を飲まない方がいい気はしていたんだ......でも、ナギサが淹れてくれた紅茶なんだからと油断していた.....」 - 4二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:29:04
「お二人ともどうしたのですか......!ヒフミさんのエキスがしっかりと染み込んだパンツを毎回厳選して使っていたのですよ!」
「だからなんでそんなことするの!!」
「それはもちろん......ヒフミさんから出た体液、私はヒフミさん汁と呼んでいますが......それはこの世でもっとも素晴らしいものだからですよ?」
ミカの怒声にナギサは、なぜ自分が怒られているのかわからないといった表情で返す。
「ヒフミは......知っているのか?大体どうやってパンツなんか手に入れたんだ」
「もちろん盗むようなことはしていません!補習授業部へのお菓子の差し入れと引き換えに譲ってもらっているのです!もちろん替えの新品のパンツも渡しています」
ナギサはティーバックをつまむと愛おしそうに眺めた。
「時には特別なオーダーとして何日か履きっぱなしにしていただくこともあるのです。そちらの方がよりヒフミさん汁が抽出されますからね。ああ、ちなみにこのティーバックは一週間ものです」 - 5二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:30:57
素晴らしい…このスレッドからは美しい「輝き」を感じるッ!
- 6二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:31:29
びっくりした
江戸川乱歩がよみがえってSS書き始めたのかと思った - 7二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 01:35:33
なぜです!なぜわかってくれないのです!と、喚き散らしながら正義実現委員会に連行されるナギサをセイアとミカは見送っていた。
ナギサが紅茶に毒を盛ったとセイアが通報したのだ。
「ナギちゃん......どうしてこんなことになったのかな......」
「わからない。ただ一つ言えるのは度を越した愛情は人を狂わせる......ということかもしれないね」
狂うのは自分の紅茶だけにしてほしかったな、とミカは思いながらテーブルを眺めた。
テーブルの上にぶちまけられた紅茶は陽の光を反射し、キラキラと輝いていた。 - 8二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:07:12
イイハナシダナ-
- 9二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:09:18
あはは…
- 10二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:09:23
イイハナシナノカー?
- 11二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:10:42
この壊れたナギサは叩いたら直るかな?
- 12二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:11:23
ヒフミはなに受け入れてんだよ
連続履きオーダー受け入れてるってことは
そういう趣味に使ってることを承知の上なのか!? - 13二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:11:47
ヒフミはどういう気持ちで渡していたんだ……というかおパンツはティーバッグ派なのか
- 14二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:14:33
そもそもヒフミが日常的Tバック履いてるというのが前提みたいになってるのがイカれてる
- 15二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 03:15:46
- 16二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 11:35:53
恐らく依頼はアズサにして、アズサがヒフミと情事した後にパンツを回収だろうね
ハナコ・コハルはこの手の依頼はフリーズしそう - 17二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:39:14
トリニティ。ナギサの部屋。あまりにもねじくれたナギサの性癖ゆえ、この案件は内密に処理することが決定され、ナギサが正気に戻るまで軟禁状態におかれているのだ。
「何か、必要なものはないかい?」
「おかげさまで不自由はしていませんよ。でも......」
「ストーップ!ヒフミちゃんのパンツが欲しいってのは無しだよ!」
「お見通し.....ですか。でも、そうですね新鮮なヒフミさんのおパンツで淹れた紅茶。それ以外に欲しいものはありません」
「それなんだが.....パンツで紅茶を淹れるというのがどうもよくわからない。茶こしの代わりにパンツを使っていた、ということかい?」
沈んでいたナギサの表情がぱっと明るくなった。おパンツティーの話となると生き生きとしてくるようだ。
「セイアさんもおパンツティーに興味がありますか!そうですかそうですか!ご説明しましょう!」 - 18二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:42:12
「まず、勘違いしないでほしいのですが私はヒフミさんのおパンツを茶葉として使っています」
「......おえ」
「ですから、状態をまずは確認することが肝要です。具体的にはおパンツの香りをしっかりと嗅ぎ、どのくらいの温度、時間で入れるのが最適か、判断するのです。
あ、この時のコツはクロッチの部分をしっかりと嗅ぐことです。ヒフミさん汁が一番染み込んでいる場所ですからね。あまりにもいい匂いなものですから、豚のようにフガフガと鼻を鳴らしてしまうこともしばしばです。少しはしたないですが......」
嬉々として語り始めるナギサ。げっそりとしているミカとセイアにも構わず滔々と語り続ける。 - 19二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:42:47
「おパンツの確認が終わったら、次は下準備です。まず、ポットにお湯を入れて温める。これは普通の紅茶と同じですが、忘れてはならないのはおパンツをしっかり“蒸らす”工程です。
おパンツに染みついたヒフミさんのエキスが浮かび上がり、お湯に溶け、濃厚な味わいを提供するのです」
「.....っ。うぷっ.....」
「あとは普通の紅茶と同じく、茶葉を入れていただくだけです。ああ、少し味が物足りないと思ったら一度おパンツを引き上げて絞って、ヒフミさん汁を追加してみるのもいいかもしれません。
やりすぎには注意です。スパイシーな味になりすぎてしまいますからね」 - 20二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:43:28
「ナギちゃん......私の知っているナギちゃんはどこに行っちゃったの?」
おパンツティーの淹れ方をレクチャーされたミカとセイアは呆然としていた。予想以上に気持ち悪かったのだ。
「どこにも行っていませんよ?これが、ありのままの私です」
「知りたくなかったな......友人のこんな姿は.....」
「それより、お二人とももっと相談したいことがあったのではありませんか?」
ニヤリと不敵に笑うナギサ。
「たとえば......最近ヒフミさんのおパンツ抜きで淹れた紅茶の味が物足りなくて困っている......とか」 - 21二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:46:29
軽い気持ちで開けたらホラーじゃねえか
飲んだのはティーパーティ幹部陣だけだよな? - 22二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:47:20
吐き気催してる時点でそれはないと思うんですが
- 23二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:48:05
こんなんしたら病気になるだろ
- 24二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 17:49:37
このスレ飲みながら見る紅茶が美味い
- 25二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 19:05:09
- 26二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 19:10:29
前の穴から染み出るのはいいんだけど後ろの穴の方は衛生面でちょっと躊躇ってしまうね
それも楽しめるナギサ様は流石の一言 - 27二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 19:14:38
女の子の日はより一層香り高いんだろうな
- 28二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:37:50
図星であった。
ミカとセイアはあの一件以降、普通の紅茶を飲んでいた。
しかし、ナギサが淹れてくれていた紅茶に比べてどうも味がしない。まるで白湯を飲んでいるかのような物足りなさを感じていたのだ。
「くっ......認めたくないけど、もしかして私たちの味覚はやっぱり......」
「ああ。完全に破壊されてしまっていたようだね」
もしかしたら、ナギサの紅茶にはヒフミのおパンツ以外にも何かの秘密があるのかもしれない。そう思ってナギサを訪ねた二人だったが、確認できたのは『自分たちもヒフミのおパンツティー無しには生きられなくなってしまっていた』という認めたくない事実だった。 - 29二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:38:43
「さあ、ミカさん、セイアさん。ここから出してください。とっておきのおパンツティーを淹れてさしあげますよ?」
「くうっ.......」
「悔しいけど、認めざるを得ないみたいだね。私たちはまたナギサの淹れた紅茶が飲みたい。しかし......」
「みんなでまた紅茶を飲みましょう?そうだ!おパンツティーの素晴らしさをトリニティ中、いえキヴォトス中に広めましょう!ヒフミさん汁はカモミールティーよりも心を落ち着かせるんです!きっと素晴らしい世の中になりますよ!」
逡巡する二人。おパンツティーの“渇き”を癒したいのは山々だったが、このような悍ましい紅茶を世に解き放つことが果たして正しいのか決めかねていた。
「ふう。まあ私としてはどちらでも構いません。いずれにしても私の“計画”は完遂されるのですから」 - 30二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:42:39
「何を言っているんだ......?ナギサ?」
「ふふふ。スマホで今日の補習授業部の予定を確認してみてください。『みんなで川遊び』となっているでしょう?」
「.......なってるけどそれがどうしたの?」
「この旅行は私がプレゼントしたものです。そして行き先はトリニティの水源地!そこにヒフミさんが浸かるというわけです!」
「まさか、トリニティの水道水にヒフミちゃん汁を混ぜようとするつもり!?」
「とはいえ、ヒフミ汁は別に取れないだろう。水遊びするだけなんだから」
当たり前のことを指摘したセイアにナギサは不敵に笑った。
「『川遊び』をするだけならそうでしょうね。でも、私は知っているのです。ヒフミさんには水泳中に水中でこっそりおしっこする癖があることを!」 - 31二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:43:07
部屋の空気が一気に張り詰めるのがわかる。目の前で勝ち誇るナギサを見ながら、ミカとセイアは絶望していた。
「そ......そんな......」
パンツにこびりついたほんの少しのヒフミ汁を摂取しただけで味覚が完全に破壊されてしまったのだ。いくら希釈されるとはいえ原液100%のヒフミ汁を摂取すれば、どうなるかわかったものではない。
ふう、とため息をついてセイアは深く腰をかけた。
「どうやら、私たちの負けのようだね。ミカ」
「そうだね......トリニティはナギちゃんの変態性と心中するしかなくなっちゃったよ」
「わかってくれたようですね!補習授業部のプールの水を飲んだ時にヒフミさんの悪癖に気づいたのです!これを利用しない手はありませんでした。でも、ヒフミさんの素晴らしさを皆が知れば、きっと素晴らしいことになりますよ!」
「ナギサ様!もうやめてください!」
突如、ナギサの部屋のドアが開いた。そこに立っていたのは阿慈谷ヒフミ、その人であった。 - 32二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 00:58:01
あ、1週間同じパンツを吐き続けて、プールでおしっこしてる人だ
- 33二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:18:52
全体的にイカれてる…
- 34二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:27:53
あにまんにふさわしい作品
- 35二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:37:21
- 36二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 01:48:33
『事実は小説より奇なり』と言うけど、これ関係で類似例が出てくるのおかしいだろ……
- 37二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 07:33:26
「ヒフミさん!?川遊びに行ったはずでは!?」
「ナギサ様のお見舞いに来たくてキャンセルしたんです......全部聞きました!まさか私のパンツを使って紅茶を淹れていたなんて......ナギサ様がそこまでの変態だとは思ってもいませんでした!」
「じゃあヒフミちゃんは、ナギちゃんがパンツを何に使ってると思ってたの......?」
「どうせナギサ様のことだからクンカクンカしてるだけだと思ってました!ストレスの多いナギサ様のために恥ずかしいティーバックを一週間も履いたのに......こんなのあんまりです!」
顔を真っ赤にしたヒフミが叫ぶ。
プールで放尿することがバレたのはよくて、パンツでお茶を淹れるのは恥ずかしいという感覚はよくわからないな、とセイアはぼんやりと思った。
「残念だったね!ナギちゃん!計画は失敗だよ!」
「くぅっ......」
形勢逆転。勝利を確信していたナギサの顔が歪む。
ナギサの部屋のドアが再び開け放たれたのはその時だった。 - 38二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 07:40:57
ヒフミに無断でやってたんかい!
- 39二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 11:19:21
- 40二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 11:24:53
- 41二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 11:49:48
分かった全力投球で行かせてもらう
- 42二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:07:37
◇この男の目的は…?
- 43二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:58:49
よしんばクンカクンカしてるだけだったとしてもあんまりだろ
- 44二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 13:06:16
っ三石
- 453925/05/07(水) 13:51:18
- 464025/05/07(水) 16:55:18
- 47二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 17:05:25
- 48二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:53:06
こんなとこで知りたくなかったよそんな情報…
- 49二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:54:10
ティーバッグにはもうひとつ、スラング的な意味もある。
男のタマタマだ - 50二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:57:48
- 51二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:06:59
匂いを嗅ぐまでは共感出来るけどお茶淹れる云々は置いておいても煮出すって発想は常人には無理なんだよね
- 52二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:36:56
自分の下着に対しておえーっみたいなリアクションをされるのは年頃の女の子にとっては耐え難い辱めだろう
全部ナギサの奇行が悪いんだが - 53二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:39:39
どっちかってーと消毒用塩素の成分による刺激の方が多い筈だが
- 54二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:44:32
さらっと書かれている補習授業部のプールの水を飲んだという一文で腹抱えて笑った
- 55二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:48:54
愛は巡るもの…
ヒフミさん汁を飲んで育ったミカさんセイアさんからも良い汁が取れるでしょうね… - 56二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:52:33
もはや怪異やUMAの域だろこれ
- 57二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 01:45:58
「ヒフミ!大丈夫か!」
「ヒフミちゃん!変なことされてませんか!?」
飛び込んで来たのは浦和ハナコと白洲アズサ。ヒフミを追いかけてきたのだろう。息を切らしている。
「コハルは置いてきた。刺激が強すぎるからな」
「補習授業部のためにおパンツを渡していたなんて......こんな変態なことはしちゃいけません!」
変態なことという言い方にムッとした表情をするナギサ。しかしその表情はすぐに不敵な笑みへと変わった。
「まあまあ、浦和ハナコさんに白洲アズサさん。そんなに息を切らして。お茶でもいかがですか?」
自分のティーポットから注いだお茶を差し出すナギサ。
「......まあ、お茶くらいは礼儀としていただきます」 - 58二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 01:47:57
やめろおおお!
飲むなハナコ! - 59二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 01:52:06
「まずいじゃんね!」
(あれはおそらくおパンツティー!ナギサめ。こっそりとおパンツの在庫を隠し持っていたに違いない)
セイアが止める間もなく、おパンツティーをグッと飲み込むハナコ。
(補習授業部一の才媛で、ヒフミからの信頼も厚いハナコと補習授業部最大の戦闘力を持つアズサがおパンツティーの虜になれば、また形勢逆転があり得る!)
「ダメだ!ハナコ!アズサ!それを飲んでは......!」
ブーッ!
ハナコが口に含んだおパンツティーを吹き出した。結構な量を口に含んでいたのだろう。眼前のセイアの顔面をベトベトにした。
「なんですかこれ!腐ってます!」 - 60二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 01:57:57
- 61二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:00:32
「そ、そんな馬鹿なこと!」
「ひどいです!ハナコちゃん!」
信じられないと言った表情で否定するナギサと何故かショックを受けているヒフミ。
一体どうすれば正解だったのだろうとおパンツティーでベチャベチャのセイアは思った。
「そ、そんなにひどい味か!?」
一方のアズサはというと、打って変わって平然と飲んでいる。
「アズサちゃん、か、変わった味覚だね......」
「あら?アズサさんは舌が肥えてらっしゃるようですね!お代わりはいかがです?」
「いや、結構だ。なんというか......ずいぶん薄味だな」
「へ。薄味.......?」
キョトンとするナギサに向かって首を傾げながらアズサは続ける。 - 62二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:03:36
「ああ。とっても薄い......。そうだな。ヒフミが毎晩飲ませてくれるヒフミジュースを100倍に希釈したような味だ。不味くはないが......このお茶、一体なんなんだ?」
今度脳が破壊されたのはナギサの方だった。
毎晩?飲ませてくれる?原液を?特濃の?私はおパンツで我慢しているのに?
アズサの発言を脳が理解することを拒む。
バターン!
かくして、ナギサはオーバーヒートして倒れた。
「取り押さえるなら今だよっ!」
その隙を見逃すミカではない。こうしてナギサは取り押さえられ騒動は幕を下ろしたのであった......。
「ねえ、セイアちゃん。どうしてこんなことになっちゃったのかな?」
私も飲みたい!ずるい!離しなさい!などと喚きながら連行されるナギサを眺めながら、ミカがボソリと呟いた。
「わからないな。だが一つ言えることは......」
セイアは恥ずかしがってポカポカとアズサを叩くヒフミを見つめながら言った。
「真実の愛の前には、何もかもが無力、ということかも知れないね」
「もーっ!アズサちゃんだめです!ジュースのことは秘密って言ったじゃないですか!」
「だ、だが、いつもヒフミが嬉しそうに持ってきてくれるじゃないか!昨日なんかジョッキ一杯になみなみと......」
「あーっ!それ以上ダメですー!」
いつのまにかトリニティは夕暮れ時であった。
オレンジ色の鮮やかな光が、白眼をむいた浦和ハナコを、穏やかに照らしていた。
〜完〜 - 63二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:03:42
なんなんだこのスレは・、、
- 64二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:13:47
このレスは削除されています
- 65二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:14:40
ハナコ、ミカ、セイアがまとも枠のトンチキスレだ
ファッショントンチキなハナコが白目を剝くくらいヤバい何かが広がっている
多分これ以外、これ以上の事を理解したらいけない。出来ちゃったらアカン() - 66二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:18:51
- 67二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 02:24:30
- 68二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 03:28:10
塩素と尿の成分が結合して刺激物を作るのか……
- 69二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 03:49:02
ヒフミがいちばんやばかった
- 70二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 07:34:03
なにこれぇ(戦慄)
- 71二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 07:46:26
こっちのハナコもあのスカトロスレみたいにストレスで記憶障害起こすようになるのだろうか
- 72二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 13:00:51
つまり老舗の味ってことか…
- 73二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:51:22
- 74二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 00:34:01
ジョッキ一杯!?
- 75二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 09:51:17
あれこれって他の体液も入れてるんじゃ…
- 76二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 09:58:13
江戸川乱歩に謝れ
- 77二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 16:30:58
傍聴していたマコト「キキキ・・・何だこいつら(ドン引き)まぁ、この情報を利用してトリニティの評判を地の底に落としやるぞ。キキキ・・・・・・・・て」
- 78二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 16:37:06
- 79二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:35:58
つまり、ここのヒフミが実は男の娘説