[閲覧注意]小生はコトを進めていきましょうか その3

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:12:24

    申し訳ございません。体調不良で更新できずスレの期限が切れていました。今日から頑張って書いていこうと思います
    。これは「小生はコトを進めていきましょうか」の続きです。注意といたしましては大幅なキャラ変やグロい描写がありますので、苦手な方はブラウザバックを推奨します。基本はIF展開のSSです。何卒宜しくお願い致します。

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:14:09
  • 3二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:15:36

    陸八魔アル・ホルス・バアルが並び今後の動きについて地下生活者は話し始めた。キヴォトス最強核の二人が反転して、二人には並ばないがそれでも実力はキヴォトスでも上に入る陸八魔アルの三人を迎え、更に白洲アズサを調略。そして生塩ノア・明星ヒマリ・早瀬ユウカを使い倒しており、彼らの侵攻は最終局面に入っていた。ここまで出来たのは先生を最初に始末したことと、地下生活者の手の込んだやり方で、やってしまったらどうにもできないやり方で全てを壊した。そしていよいよそれは完成にまで近づいた。

    地「では、最終的段階について話す。ホルス・バアルは白洲アズサと共にアリウススクワットを、陸八魔は小生と共に来い。後はフランシスとスオウがミレニアムの連中を上手く使ってやっているらしいから、あいつらはあいつらに任せさせる。そしてホルスお前は、スクワッドの二人を連れ去ったら、小生に連絡しろ、お前にはもう一仕事してもらう。バアルはフランシスに連絡しろ。その姿ならテレパシーが使える、それと姿を戻したければ自分の前の姿をイメージして力を抜ければいい、そしたら元の姿に戻れる・・・ホルスも同じやり方でその姿になっている。」
    ヒナ「え、そうなの?」
    【バアルだと分かりにくいとおもうので、ヒナ明記のまま行きます。】
    ホ「そうだよ。ヒナちゃん、見ててね」

    すると、ホルスの回りに赤いオーラのようなものが体を巻いた、そしてオーラが消えて姿が見えるとホルスはあの反転した姿の服装になった。

    ヒナ「なるほど・・・あなたも姿を隠していたのね、最初に会ったときにその姿じゃなかったのはなぜ?」
    ホ「う〜ん、動揺させないためとこの姿で接近してたら私だと思わなかったからだよ。今まで行方不明だった人物が全く違う姿で帰ってきたら同様するだろし、あの時のヒナちゃんなら躊躇なく撃ってきそうだったし・・・」
    ヒナ「流石に、いきなりは撃ったりはしないけど・・・なるほどそういうことだったのね・・・ちょっと待って、この姿じゃないと体が崩れるとさっき言っていたわよね?なら、さっき私がこの姿になる前と、陸八魔アルがこの姿でも生きていられるのは何故?」

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:16:31

    地「それは。小生が体を維持してやっていたからだ。もしそのままこの空間に来たらお前たちの肉体は破裂していたか、チリ一つ残さず消し飛んでいたかだろうなもちろんそんなヘマはせん・・・あっ、すまん、陸八魔、反転させるのを忘れていた。お前にも同じことをさせる。」
    ア「・・・痛くないわよね?」
    地「さっきのバアルを見ただろ?痛みを感じるような姿はあったか?しかし反転は「苦しみ」が決定的なトリガーだ、「苦しみ」を体に生成する際に入れたら、その姿になれる、・・・そうこれは苦しみによって反転した神秘。言わば「恐怖」の顕現・・・苦しみにおいて絶望した瞬間に反転が起きるというのが小生の考察だ・・・だからホルスにはそのやり方で行ったが・・・しかし、小生は地道に苦しませていくのではなく、苦しみに満ちた空間や不の感情の増幅などで反転は出来ないかと考えた・・・そこでこの空間を作り出して体を生成する際に苦しみを吸収させたら反転した姿を顕現させることができると考えた、だがそう簡単なものではなかった・・・体を作る際の「苦しみ」の調整が非常に難しい。それにこの空間を作るのにはかなり苦労した・・・地獄のような空間を作るのは可能だが、あまり強くしすぎると少し苦しみを入れただけで、お前たちでも一瞬で死ぬレベルのものを作ってしまったことがある・・・その他にも、小生が直接身体に対してのダメージや、苦しみを何らかの形で与えても、大抵は出血死や外部的な衝撃による死亡・・・精神が崩壊して死ぬ、それに体を作る際に神秘をある程度維持しなくてはならないのだ、肉体は小生が生成可能だがお前たちキヴォトス人は「神秘」が体の重要な基盤だ。お前たちの体は神秘が長い時間をかけて肉体に神秘が浸透していっている。その為、神秘に耐えうる肉体の基盤がしっかりとしている。だからある程度の無茶をしても体の方はどうにでもなるが、神秘だけは別だ。上手く苦しみを調整しながら尚且つ神秘も一定は残しておかないといけない。これらが上手く順応すれば反転してホルスやバアルの姿になれる。しかし小生も成功したのはこれが二回目なんだけどな・・・」

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:17:18

    ヒナ「私が反転してこの体になったのは、そういうことだったのね・・・あなた本当にすごいわね・・・」
    地「小生だって何でもできるわけではない、しかも反転させるのはかなり精密にやらなくてはいけない。「神秘」「苦しみ」「肉体」これらが上手く働かないと反転は出来ん。それに反転を行うには自身の苦しみでないと思っていたのだが・・・「他者の苦しみ」でもいけることがお前を試して分かった。」
    ヒナ「他者の苦しみ?」
    地「足元を見てみろ」

    三人は足元をみた。三人は地面が普通ではないことにきづいた。

    ホ「これは・・・骨?しかも・・・人骨?」
    アル「他にも・・・なんだか内臓のようなものが・・・」
    ヒナ「まさか・・・この地面・・・「人」で出来ている?」

    地面には内臓や骨の形をしたものが埋まっていた。しかもその中には子供の骨と思われるものもあった。地面も盛り上がっていたり、へこんでいたりと歪なものだった。

    地「そうだ。これはこの空間を作る時に殺した連中で地面を作った。この地面全てが小生が殺した死体で出来ている。それも生半端なものじゃなくかなりえぐい死に方をさせた。色々ためしたぞ?病死だけの空間とか、拷問だけさせた遺体の空間とか・・・最終的には色々とミックスさせて、この空間を作ったら上手く反転させられた。それでもこの空間だけで1000万と少しか・・・?自身の苦しみと他者の苦しみとでは反転させるのにずいぶん違うものなんだな・・・フランシスがお前たちの体について興味を持つのもうなずける・・・本当に苦労したぞ・・・調整するのに何千万人使ったことか・・・」
    ホ「えっ?そんなに使ったの?てか、どっから連れてきたの?肉体作れるから作ったの?」
    地「いや、色んな世界から連れ去った奴らを使って作った。でもキヴォトス人も勿論入れてるぞ。そこを見てみろ。お前らが知ってる人物がいるぞ。」

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:18:22

    三人は地下生活者の目線の先を見て、近くにいった。そこを見ると・・・

    ヒナ「これは・・・丹花イブキ・・・まさか、私たちが連れ去った・・・?」
    地「ああっ フランシスが使い終わったらしいから、ほぼ死にかけの状態で渡してきやがった・・・まったくこっちは苦しませなきゃいけないってのになぁ・・・まぁ最後は五臓六腑ぶちまけて死んだ、だから頭から下はないだろ?一瞬反転させようかと思ったのだが、肉体が、かなり損傷していて神秘も肉体にそこまで浸透していなかったから、入れている最中に肉体が耐え切れなくなって爆ぜてしまった。肉体がある程度の状態じゃないと反転はうまくできないようだ・・・ならアヌビスはどんな状態で反転したんだろうな?「元」はこの世界に残っていたような気がするからやってみるとしようか・・・ホルス、お前と似たやり方でしようと思うが、どんなやり方がいいと思う?」

    ホ「性格悪いなぁ、そういうのは私よりそっちの方が得意でしょ?私は手伝うだけだよ。って、私にもう一仕事させるってそれのこと?」
    地「そうだ・・・おっと、陸八魔、お前を反転させねばな」

    そういうと、アルの体の周りを濃いオレンジ色のようなオーラが囲んだ。そして、そのオーラは球体の形になり浮遊した。そして地下生活者は自分の巨大な漆黒の目玉の中に飲み込んだ。すると地面から同じオーラのようなものが出てきて、地下生活者の方に吸い込まれていく。

    ホ「「あれが「苦しみ」・・・それが具現化したもの⁈ だとすればあれは殺されたものの苦しみを吸い込んでいるのか・・・本当に化け物みたいな能力だね・・・」」
    ヒナ「「今までの話だけでも、嘘みたいだったのに目の前に見せられても現実とは思えないわ・・・こんな存在がいるなんて・・・」」

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:18:54

    そして、吸収し終わるとあの漆黒の目玉の中から、球体のオーラが出てきた、そして浮遊した状態でオーラは徐々に消え始めた。そして・・・

    地「目覚めよ、「ベリアル」」

    アルはゆっくりと目を開き・・・

    アル「ふぅ・・・」

    ゆっくりと一呼吸した。

    ホ「・・・どう?新しい自分は?」

    アルは下にいる二人をみて、笑みを浮かべながら・・・

    アル「最高よ。これ以上ないくらいね。」

    そうして「ホルス」「バアル」「ベリアル」が誕生した。

    ※ベリアルはアルのモチーフとされていますソロモン72柱の序列68位「ベリアル」からです。

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:19:43

    アルはゆっくりと地面に降りてきた。姿は全く別物になり服は黒を基調としたカラーのドレスで、翼の翼幅は2M以上ある巨大なもので、赤黒くまさしく悪魔のようであり、かぎ爪が両翼にあった。角は後方に伸びていて、ヘイローは漆黒に染まっていた。

    ホ「見違えるくらい変わったね・・・胸の大きさはそのままかよ、なんでだよ。」
    ヒナ「そんなもので嫉妬しないで、聞きたいのだけれど反転している時になにか感じた?私は何も感じなったのだけど・・・ところで私はいつ反転させたの?」

    ヒナは地下生活者の方を向いた。

    地「お前はこの空間に連れてくるときに反転させた。苦しみを小生が吸収して、転移する途中に反転させた。目を瞑っていてくれて分からなかっただけだろう・・・ところで、小生も気になっていたのだが、反転している時はどんな気分だったベリアル?」
    アル「そうね・・・確か視界には何もうつらなかったわ、目を瞑っている時といっしょね、でも何かが自分に入って来ているのはわかったわ。得体のしれない何かがね・・・」
    ヒナ「なるほどね・・・私はあまり感じなかったけど、個人差があるのかしら?」
    地「そうかもな、丹花イブキのは恐らく未熟な肉体や精神だったから、苦しみに耐えきれずに爆散して、整っているお前たちだから感じた程度で済んだかもな、ならばもう少しゆるい空間を作ったら可能なのかもしれないな、反転は肉体と精神に苦しみを注入する、しかし完全に入れるのではなく神秘を一部残して残りの肉体や精神に苦しみを入れて反転させていく、そして残りの神秘に注入して肉体と神秘が完全に順応したときに反転が完了する。これはおそらく、誰かがやる時はこうするのだろうな・・・色彩はどういう原理で対象を反転させるのかはしらんが・・・」

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:21:06

    地下生活者はそう言って次に進めようかと思ったのだが、ホルスが何か思い出したかのように質問した。

    ホ「そういえば、色んな空間を作ったといっていたね、どんな事させてるの?」
    地「気になるか?どうせなら少し見せてやるか」

    そうすると、空間が歪みホルスたちは別の空間に移動させられた。先ほどと似たような空間であたりは真っ暗だった。しかしすぐに違うことに気づいた。下の景色が赤いのだ。それと何かの声が聞こえてきたまるで叫び後のような・・・そして三人が下を見ると

    アル「なに・・・これ・・・」
    ヒナ「これは・・・」
    ホルス「えぐいなぁ・・・」

    三人の目線の先には燃えている人間たちの姿があった。それも数人ではなく数万、数十万の人間が燃えている姿であった。悲鳴を上げ空に手を伸ばし体をかきむしり、地面に転がる地獄絵図が広がっていた。そして今度は上を見た. そこには巨大な二つの目があった。

  • 10二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:23:31

    アル「あの二つの目は?」
    地「ん?ああっ、あの目は別々の役割があってだな、一つは肉体がほぼ死ぬ間際にきたら肉体を元の姿に戻すために見ているのと肉体を元に戻すために必要な目だ。よく見てみると、巨大な目玉の様に見えるが複数の目が集まって巨大な目になっている。一つ一つがそれぞれ一人の人間を見て肉体の状況をみて戻したりしている。」

    死ぬ間際になったら強制的に肉体を戻して再び灼熱疑獄をさせる、地獄にふさわしいことを平然と行っている。

    アル「もう一つは?」
    地「もう一つは、見て記録させている。」
    アル「記録させている?」
    地「一つ一つの人間の姿を記録させている。燃えている姿を悲鳴を肉体が焦げている姿を取り残さずに見て「ヤツ」に記録させる。」
    アル「ヤツ?」

    地「ああっ、一度見聞きした情報をほぼ完璧に暗記する非常に優れた記憶力をもつ奴がいてな、そいつに全部記録させている。もっとも数千万人のモルモットの実験映像を記録しないといけないから、少しばかりいじった。元々フランシスとスオウが使ってたが、使い終わったらしいから小生がもらった。どれ見せてやろう。」

    そうすると、再び空間が変わった。そして三人の前に巨大な何かが目に映った。

    ヒナ「これは・・・脳?」

    三人の前には巨大な脳が現れた。それは人間の脳よりもはるかに大きく、直径5mはある巨大な脳だった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:25:47

    さらにホルスが観察しているとあることにきずいた。

    ホ「・・・これ一つの脳じゃないね、複数の脳が集まって出来ている、そして見えないけど中心に人が座っている・・・これが言っていた人物?でも皮膚がなく肉体が丸見えだね、守もないし・・・なんかこの状態ケセドみたい。」

    ホルスはあらゆるものを透き通って見ることができ、巨大な脳の中心に人が座っているのをみた。そしてヒナがきずく。

    ヒナ「ねぇ・・・もしかしなくともその真ん中にいる人物って、絶対に【生塩ノア】よね?」

    地「ああっ、その通りだ。髪はストレスかなんかで抜けた、それと皮膚と一部の筋肉は研究のために全部ひん剥いた。そして周りの脳の神経を奴につなげ、すべてのモルモットの実験を記録させている。周りに脳は適当にモルモットから抽出した脳をつなぎ合わせて作った。この脳は処理装置みたいなもので最終的に記録されたデータを奴が記録する・・・見たものを忘れることなく記録できるなんてなんてすばらしい能力なんだ・・・やはりお前たちは興味深い。」
    アル「それはどうも。」

    ↓こんな感じです

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:26:36

    そうして、再び空間が変わり最初にいた空間に戻った。

    地「それでは、ホルス・バアルは白洲アズサを連れて、アリウススクワッドの連中を、ベリアルは引き続き小生と共に行動だ。何か質問はあるか?」
    ホ「随分と、こっちにいたけどアズサちゃん、戻ってきていないかな?感覚では40分くらいいたけど、時間の流れってあっちと平行なの?」
    地「いや。時間の流れは違う、小生の空間は時間の流れを自由に調整できる。向こうの世界ではせいぜい五分過ぎたといったところか。」
    ホ「了解。なら、安心だね~みんな何かほかに質問はある?」
    アル「ないわ」
    ヒナ「私もよ」
    地「なら、戻すぞ」

    そうして、視界が再び暗くなり、きずく間もなくホルスとヒナはさっきいた、カイザーのビルの一室に戻っていた。そしてヒナはホルスの方を向き

    ヒナ「本当に・・・何者なの・・・彼は?」

    ホルスは前を向きながらこう答えた。

    ホ「・・・すべてが謎の怪物・・・私はそう思ってるよ。」

  • 13二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:38:55

    追記

    アルが着ているドレスはこんな感じです。

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 17:52:00

    待ってた〜!

  • 1525/05/07(水) 18:40:54

    >>14

    すみません(^_^;) お待たせしました

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:53:49

    新人が巨乳+元々ロリ体型仲間だった奴も巨になった事で嫉妬が止まらないホシノテラーすこ

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 21:05:08

    保守

  • 18二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:18:53

    雑コラであるがこれで支援になれば

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 01:20:28

    保守

  • 20二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 05:36:56

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 06:39:44

    なんかイベントホライゾンって映画の地獄の描写みたいだな…そのうちリバラテ・トゥテメ・エクス・インフェリスとか言い出さないよな

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 06:43:36

    ひたすらグロい風景を作ってるだけに見えるが何が目的だ…

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:53:25

    ヒナ「そう・・・」

    二人はそのまま顔を合わせると


    ヒナ「とりあえず、体を元に戻しましょう。このままの姿は流石に不審に思われるわ」
    ホ「そうだね、とりあえず戻そっか」

    二人は元の姿に戻った。

    ヒナ「姿を変えれるっていいわね・・・でも、貴方は( ^ω^)・・・」チラッ
    ホ「おい(#^ω^)なんだ、「「姿を変えたら胸も身長もでかくなりますよ」」みたいなあざ笑う表情しやがって、こちとらお前よりは実力は上だぞ、ぶっ飛ばしてやろうか?」
    ヒナ「フッ・・・今の私なら負ける気がしないわ。胸だけじゃなく実力も貴方より上であると証明してあげるわ。」

    二人は銃をとり、表情は笑顔でありながらバチバチの雰囲気だった。両者がぶつかろうとしたその時・・・

    アズサ「すまない、待たせた・・・何をしているのだ?」

    アズサが部屋に戻ってきた。それを見たふたりは・・・

    ヒナ&ホルス「あっ おかえり(⌒∇⌒)(⌒∇⌒)」

    武器と殺気を収め、笑顔でアズサの方を見た。

    アズサ「・・・」ᓀ‸ᓂ

    アズサは何をしようとしたのか察してこの顔になった。

  • 24二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:53:58

    そして、三人は近くに集まって話し始めた。

    ホ「で、良い物は手に入れれた?」
    ア「ああっ なかなか使えそうなものが手に入った。自分が予想したよりもいいのが沢山あって驚いたな・・・カイザーもいいものをそろえてるじゃないか。」
    ヒナ「持ち物を手に入れられたのなら、さっさと行きましょ・・・所で彼女たちがいる場所って何処なのかしら?」
    ア「廃墟を転々としていると聞いているが、大体の目星はつく、そこらへんは私の方が詳しいと思うからついてきてくれないか?」
    ホ「おっ なら任せるね~」
    ヒナ「それじゃあ、行きましょう。」

    そうして三人はカイザーのビルを後にした

  • 25二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:54:28

    ートリニティ 火災現場

    地下生活者らが最後の行動に差し掛かろうとしていた時、トリニティは地獄のようなことになっていた。古書館の火災は深刻になっており状況が悪化していた。正義実現委員会のイチカやヴァルキューレのカンナは火災現場にいたが何も手が出せない状態であった。それに加えシスターフッドのヒナタがウイを救うために一人、燃え盛る古書館に入っていったのだ。

    カンナ「まだ、火は消えんのか!!」
    ヴァルキューレモブ「すみません、火の勢いが強く・・・鎮火にはまだかかりそうでありまして・・・」
    カ「もっと消防隊を呼べ!!中には二人いる!!事態は一刻の猶予を争うっているのだぞ!!」

    カンナはヴァルキューレの生徒に怒鳴る

    イチカ「カンナさん、落ち着いてください!!そんなことはこの場にいる全員がわかってるっす!!今は二人の安全を願うしかないです!!」
    カンナ「くッ!!」

    カンナは苦虫を嚙み潰したような表情で燃え盛る古書館を見る。中に入って救助しようにも火の勢いが強すぎて入れないのだ。そのため鎮火してからじゃないと二人が無事かどうかわからないのだ。

    カ「ヒナタさん・・・」

    カンナはただ燃え盛る古書館を見つめることしかできなかった。自分がどれほど無力なのか実感した。拳を強く握りしめ唇をかみしめる。ただ立って見守ることしかできない・・・しかし、どうすることもできないのはこの場の全員が感じていたことだった。

  • 26二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 20:42:51

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 05:16:45

    保守2

  • 28二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 13:22:05

    ヒナタ「ゲホッゲホッ ひっ・・・ヒナタさんっ!!」

    一方燃え盛る古書館の内部ではヒナタが取り残されたウイを探しに古書館に入ったのだが、見つからなく、地下階段を下っていた。しかし黒煙が地下から延々と上がっており呼吸も、ろくにできない状態だがヒナタはウイを救うために階段を降りていた。視界はほぼなく、酸素も薄い、一刻も早く見つけ出さなければヒナタ自身も酸欠で意識を失って死ぬかもしれない。

    ヒナタ「ウ・・・・ウイっ・・・・・さっ・・・・・・・ん」

    もうだめかと思ったその時・・・

    トンっ

    足に何か当たった。下を見て見みると・・・

    ヒナタ「ウイさんっ!!」

  • 29二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 13:23:49

    倒れているウイを発見した。ヒナタは慌ててウイに声をかける

    ヒナタ「ウイさん!!ウイさん!! しっかりしてください!!生きてますか!!」

    しかしウイは起きない。気絶しているのかそれとも死んでいるのかもわからない。顔は火傷とススまみれで、体からいたるところから出血している、それを見たヒナタは

    ヒナタ「これは・・・火災の傷じゃない・・・爆破の傷に似てる・・・じゃあ。この火災は爆破が原因の火災・・・?」

    ヒナタはこれが火災で出来た傷ではなく、爆破に巻き込まれた際の傷だと見て感じた。

    ヒナタ「「ウイさんにいったい何が・・・」」

    ごおおおおおおおおおお

    火と煙の勢いが一段と強くなった

    ヒナタ「!! まずはウイさんを担いでこの場から離れないと・・・」

    ヒナタはウイを背負いながら階段を上り始めた。

    ヒナタ「ウイさん・・・必ず助けますから!!」

  • 30二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 19:26:35

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:22:10

    保守2

  • 32二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 08:45:36

    保守3

  • 33二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:52:56

    そうしてウイを担ぎながら、ヒナタは階段を上っていった。ヒナタはかなりの怪力
    の持ち主であるから、本来ならあっという間に上まで登れるが、地下から上がってくる黒煙と酸素不足、それに摂氏100℃以上はあるであろう温度、普通のならば倒れてもおかしくない気温だが、ヒナタは口も押えずにウイを担いで階段を上っている。

    ヒナタ「はぁ・・・はぁ・・・」
    ヒナタ「「視界がぼやけてきました・・・酸欠でしょうか・・・ただでさえ前がろくに見えない状況ですのに・・・早く脱出しないと・・・」」

    視界が悪くなりながらもヒナタはウイを担いで一番上まで登った。しかし上に上がっても周りは灼熱地獄で本や柱、天井が燃え落ちている。

    ヒナタ「はぁ・・・はぁ・・・で、出口を・・・見つけないと・・・」

    ヒナタは辺りを見渡すが、出れそうな場所が見当たらない。その間にも古書館は燃え続けている。さらに・・・

    ガタッ がららららららら

    ヒナタ「「!! 本棚が!!」」

    本棚の一つが燃えながら崩れ落ちてきた、しかも手で押さえようにもにもウイを背負っているためできない、このまま押しつぶされるかとおもわれたが・・・

  • 34二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:53:35

    ヒナタ「ウイさん、すみません!!あなたの本棚を壊すことを許してください!!」

    ヒナタはとっさにウイを両手で抱えた。そして本棚が直撃する直前に・・・

    ボガァ!! 

    右足で倒れてくる本棚を蹴り飛ばした。

    ズゥウウウウウウウン

    本棚は、蹴った衝撃で跳ね返り倒れた。

    ヒナタ「ふぅ・・・なんとか助かりました」

    なんとか倒れてくる本棚からは助かったが、いまだに燃え盛る図書館の中だ。脱出をしようにも辺りは炎に包まれている。出入口はがれきで埋まっておりもはや助からないと思われたが・・・

    ヒナタ「・・・助かるにはこの方法しかありませんね・・・ウイさんの大切な古書館を傷つけてしまいますが・・・やるしかありません」

  • 35二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:53:58

    すると、ヒナタは再びウイを背負い、かぶっていたウィンプルをウイと自分の体に巻いて縛った。さっき倒れた本棚の後ろは壁であり、火災の影響なのかひび割れが出来ていた、そして・・・

    ヒナタ「ふぅ・・・はぁ!!」

    バゴォオオン!!

    ヒナタは壁を全力で殴った、その勢いは凄まじく一気に亀裂が広がった。

    パラパラ

    ヒナタ「「天井から破片が・・・今の衝撃で・・・あと一回で壁を壊さないと、失敗したら天井が崩壊して二人とも押しつぶされてしまいます・・・!!」」


    ヒナタは時間がないことを確認した、天井が崩壊したら間違いなく死ぬ、自分だけじゃなくウイもだ。ヒナタは先ほどよりも強く拳を握りしめた

    ヒナタ「・・・・!!」

    ボガアアアアアアアアアアン!!!!

    ヒナタは今まで入れたことがない力で壁を殴った。そして壁が崩れ、大きな穴が開いた。

    ヒナタ「やりました・・・!!」

  • 36二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:54:21

    ミシミシ…メキッ!ドガララララララララ ゴガアアアアアア

    しかし、あまりの衝撃で天井の支えまで壊れ、元々火災で軟弱になっていて崩れ始めた。

    ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

    カンナ・ハスミ・イチカ「!?」

    突然、凄まじい崩落音が聞こえた。

    イチカ「どこか、崩れ落ちたんすか!!」
    カンナ「分かりませんが行ってみましょう!!」
    カンナ「何人かついてこい!!」

    そうして音のした方へ向かった。到着すると大きく崩れている箇所があった。火災で耐え切れなくなり崩れ落ちたのか分からなかった、黒煙が崩れた部分から出ており三人は崩れている部分を見つめていたをすると・・・

    イチカ「・・・誰かこっちに来てませんか?」
    カンナ「なにっ!!」

    黒煙の中から人の影がうっすらと見えた。そこから現れたのは・・・

    ヒナタ「なんとか、脱出できました・・・」

    ウイを背負いながら全身ススや火傷まみれのヒナタだった。

  • 37二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:06:04

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 06:31:32

    保守2

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:01:48

    保守3

  • 40二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:05:04

    ※ここから、過激な描写やグロテスクな表現が含まれています。気分を害される可能性のある方は、無理をなさらずご自身の判断でご覧ください。

    ーキヴォトス ブラックマーケット アジト

    ヒマリ「「・・・連れ去られて二日立ちましたが・・・私は特に危害を与えられていません・・・ノアさんやユウカさんは早々に連れ出されましたが、私がされていることは、データの集計や演算処理や検査結果のグラフの作成・・・しかも見る限り人体に関してのデータです・・・臓器移植や系統基礎データ、手術経過の様子など、見るからに実験でもしているようですね・・・一体彼らは何をしたいのでしょうか・・・?さらに他の医療機関や研究施設からの患者のデータ・・・これはいったい何のために・・・?そして一番気になるのがこの「繁殖と出産」の資料・・・一人の人から短期間でこれだけの出産記録はあり得ません・・・どちらにしてもとんでもない悪事です・・・彼らが許可をしてやってるとは思えませんし・・・助けを呼ぶことは可能ですが・・・下手に連絡を取るとノアさんやユウカさんに危害が出てしまうかもしれません・・・それに監視されているかもしれませんから・・・」」

    スオウらにノア達と共に連れ去られた、明星ヒマリはパソコンの前でデータ処理などをしていた、基本的には人体のデータで、手術経過の様子や人体実験をしたであろう結果などが記載されていた。ヒマリはそのデータを集計したり別々に分けてファイルにまとめる作業をさせられていた。

  • 41二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:05:42

    ヒマリ「「・・・ノアさんたちは無事なのでしょうか?それにエイミがいないのが気になります・・・別の場所で監禁されているのでしょうか?それともエイミは連れ去れなかった?それともあえて連れ去らなかった?目が覚めた時はノアさんとユウカさんはいたのですが・・・その後に二人は額縁の顔の人物にユウカが、緑色の髪の人にノアが連れ去っていきました・・・そっして私はこの部屋でひたすら・・・彼らは何がもくてきなのでしょうか?」」
    フ「どうだ?すすんでいるか?」
    ヒマリ「!?」

    すると、後ろから突然声がした。後ろを見てみると、後ろには額縁の男・・・フランシスが立っていた。

    ヒ「「いつの間に後ろに・・・それに・・・」」

    ヒマリはフランシスに血がついていることにきづいた。おそらく、自分がまとめていた資料に書かれていたことをしていたのだろう、ヒマリはそう思った。

    フ「少し見せてもらえるか?」
    ヒ「・・・どうぞ」

    フランシスは横からヒマリが作り上げた資料をスクロールしながらじっくりと見ていた。ヒマリはその時はただ前をむいていたが、一瞬だけ横を見た、するとポケットから何かが飛び出しているのが見えた、それをばれないようにそっと見た・・・

    ヒ「「あれは・・・生まれたばかりの子供の写真・・・!?それと何でしょう・・・なにか手術の最中のような・・・いったい何をしているのですか・・・」」

    それを見たヒマリはゾッと鳥肌がたった。それでもその写真のことを聞けるわけでもなく、ただ黙っておくことしかできなかった。

  • 42二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:06:05

    フ「ふむ・・・上出来だ、ご苦労。」
    ヒ「・・・」

    このまま作業を続けさせられるかと思もわれたが・・・

    フ「・・・写真が気になるか?」
    ヒ「!?」
    フ「きずいてないとでも思ったか?もともと見せる予定だった写真だが・・・実際に見せてやろう。来い。」

    写真を見ていたのはバレていた。そしてヒマリは従うしかなくフランシスの後をついていった。そして歩きながらフランシスはヒマリに話す・・・

    フ「まさか、あのようなことになるとは思わなかった・・・いや、ここまでのものとは思わなっかったが正しいか・・・こんな短期間で繁殖に成功するとは私も想定外のものだった・・・私がこれまでしてきた研究やよそから持ってきた実験記録や考察などを組み合わせ・・・試行錯誤した結果、見事なまでに成功できた・・・そして何よりお前たちキヴォトス人が並外れた身体能力を秘めているからこそ出来たのだ」
    ヒ「繁殖・・・?いったい何をしているのですか・・・あなた達は・・・」
    フ「見ればわかる・・・ほら、聞こえてきたぞ・・・」

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:06:29

    あああああっ あぎゃあああああ うぃいいいい

    ヒ「これは・・・赤子の鳴き声・・・!?」

    赤子の鳴き声が至る所から聞こえてきた。それは一人や二人ではなく何人もの声が聞こえてきたのだ・・・しかし・・・

    ヒ「「赤子の鳴き声のようですが・・・すこし違うような気がします・・・これはまるで・・・悲鳴のような・・・」」

    そう、それは赤子の鳴き声に似た悲鳴のような叫び声が聞こえてくる。そしてフランシスが再び話し始めた

    フ「しかし欠点があってな・・・【元】を入れたときに産まれてくるのが平均一人がせいぜいなのだが・・・すごく沢山生んでくれるヤツがいるのだ。大体10コ産んで、生きているのがのが半分ぐらい・・・残りは死んでるか小さすぎるのとがいるのだが、それでもここまでのヤツはいなかった・・・やはりキヴォトス人は驚異的な存在だ。神秘の力とやらか何なのかは不明だが、それも同時に研究している。普通の人間でしても【素体】が死んでしまうのがほとんどだったからな・・・」
    ヒ「・・・」

    ヒマリは奴らが何をしているのか察しがついた、しかしそれだけでは終わらなかった。

    フ「その沢山繁殖してくれるヤツなのだが、面白い体でな・・・」

    「異常なまでの暑がりの身体の持ち主なのだ」

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:07:30

    ヒ「!?」
    フ「それも関係しているのか、現在調査中だ・・・さて・・・見覚えあるだろう?明星ヒマリ?」
    ヒ「・・・・・・」

    ヒマリはそれを聞いた瞬間震えが止まらなくなった。そしてとある部屋の前につく。

    ぎぃいいい

    重そうな扉を開けるとそこには・・・

    ヒ「エイ・・・・ミ・・・?」

    異常なまでに腹が膨れたエイミが鎖に繋がれ拘束されていた。

  • 45二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 07:27:52

    保守

  • 46二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 14:53:46
  • 47二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:10:08

    ヒ「エイミ!」

    拘束されているエイミを見てヒマリは急いでエイミのもとへ行こうとする。しかし・・・

    フ「動くな」 ガッ
    ヒマリ「!」

    ヒマリは首を掴まれ持ち上げられた。そして掴んだままフランシスは話す

    フ「お前にはやってもらわなければならない事が山ほどある。余計なことはしないでもらおうか。今すぐにでも我々は和泉元エイミだけではなく、生塩ノアや早瀬ユウカを殺すことが出来る。お前の行動しだいで後輩たちは命の危機になる、それはお前も望まぬだろう?それとも彼女らを死なせて欲しいのか?別にいいがどうしてほしい?」
    ヒマリ「・・・っ!!」

    ヒマリは涙を流しながらフランシスを睨んだ。しかしそれは自分の無力さに対する涙でもあった。

    フ「分かったのなら、おとなしくしてろ。協力すれば命は保証してやる」 バッ

    フランシスは手を放しヒマリは車いすに乗った。

  • 48二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:10:34

    ヒ「ゲホッゲホッ」

    ヒマリは激しくせき込んだ。周りを見ると他にも腹が膨れた生徒が何人も拘束されており上腕には様々なチューブが接続されていた。生徒たちは目がうつろで正常な状態とはほど遠く、微かなうめき声をあげていた。それを見て彼らが何をしているのか分かった。ヒマリは先ほどよりも震えが止まらなくなった。

    フ「・・・そろそろ産まれそうだな、どうせだ。見せてやろう。」

    すると、フランシスはエイミの元に行き、点滴スタンドにある液体袋の一つの栓をあけた、液体がチューブを伝っていき、横腹の部分から入っていく・・・すると・・・

    ぶちっ

    エイミの下半身が揺れて、音がした

    ずろろろろろろろろろろろろ どちゃあああああああああ

    一気に10人程の人の形の塊が出てきた。しかし産声などはなくわずかながらに動いているだけだ。ヒマリはただエイミの腹から出てきたモノを見つめていた。

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:11:49

    ヒ「・・・」

    声が出ない、言葉を出そうと思ってもでない・・・自分が見ているものが悪夢かなにかじゃないかと思う光景・・・しかし、これはまぎれもない現実だった・・・

    フ「ふむ・・・生きてるのは6人くらいか・・・生きてるのは使って・・・死んでるのは・・・ちょうどいい、餌にさせるか。」

    そうすると、フランシスは横に置いてあったカートを赤子が落ちた場所に持ってきた。カートの上には
    液体が入ったカプセルがあり一人ずつカプセルの中に入れていく。そして死んでいるのはプラスチックのカゴにいれた。そして・・・

  • 50二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:12:12

    フ「早瀬、来い」
    ヒ「!?」

    フランシスは右を向き「早瀬」と声をかけた。

    ヒ「「ユウカさん・・・ダメです・・・来ないでください・・・もし私と同じくすでに見せられたならまだしも・・・初めてなら・・・」」

    ヒマリは涙を流しながら、右をみたそして暗い空間から何かがやってきた

    ヒ「「・・・ユウカさん?」」

    しかし、ヒマリは何かがおかしいことにきづいた。足音が全くしない、それどころかよばれたのに返事もない・・・しかし何かが近づいてるのは分かった。そして暗闇から姿をあらわした・・・

    ヒ「ユウカ・・・・さん・・・・・?」

    ヒマリが目にしたものそれは・・・

  • 51二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:12:52

    早瀬ユウカの姿とはかけ離れた化け物だった。

  • 52二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:42:21

    保守

  • 53二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 01:01:31

    その化け物は浮遊しながら私たちの元へやってきた。フランシスがユウカと呼んだモノはヒマリが知っているユウカの姿とはかけ離れた姿だった。体長は5M程の大きさで、体は人の姿は全くしていなく足は無数の触手のようなものになっており、長い尾のようなものが生えている。体も顔も全くの別物でこれがユウカとは信じられなかった。唖然とするヒマリをよそにフランシスはその化け物に話す。

    フ「中間処理室に持っていってくれ。それと・・・」

    ぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

    突然甲高い叫び声が奥の方から聞こえてきた。

    ヒ「・・・なんですか・・・今の絶叫・・・」
    フ「またか・・・いい加減慣れてほしいものだが・・・また鎮痛剤と安定剤を入れなければならんのか・・・今週4回目だぞ、そろそろ脳を摘出してそれだけしか出来ないようにするか・・・まぁ、これで失敗したら処分するつもりなのだが・・・早瀬、すまんが注入するのと産まれそうなら出させろ」

    化け物は振り返り声がした場所へ向かった。そしてその場所についた瞬間ライトが光り叫び声の正体が照らされる、そこにいたのは・・・

  • 54二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 01:02:27

    フ「下江コハル・・・なんにも出来ないお前が唯一できそうなことをさせているのだ・・・これさえ出来ないのならお前には何ができるというのだ?」

    拘束されながら、激しく体を揺らし叫ぶコハルがいた。エイミと同じように腹が膨れておりいるが、そのおなかが激しく動いているのだ。まるで腹の中に生きたなにかが動いているような・・・そうしてすこし眺めていたが突然・・・

    ぶすっ

    ヒ「!?」

    突如、化け物がコハルのお腹に触手の腕を刺した。そして何かを注入しているのがヒマリには見えた。そして注入してから一分ほどが経過した・・・

    ぼごぉ!!

    突如コハルのお腹が大きく跳ね上がった。同時に化け物は触手を抜きコハルを眺めた

    ぼごっ!! ばごぉ!!

    お腹が2,3回跳ね上がった瞬間・・・

    ドチャ!!

    巨大な翼がコハルのお腹を突き破って出てきた。

  • 55二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 01:03:02

    ヒ「ヒッ」

    ヒマリは驚き両手で口を押さえた。そしてコハルの腹を突き破りながらそれは正体を見せた
    しかし、コハルが産んだとは思えないような・・・フランシスがユウカと呼ぶ化け物と同じような体の化け物が産まれたのだ。

    ごああああああああああああああああ

    その化け物は、コハルが出した絶叫の何倍も大きな雄たけびをあげた。

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 07:37:07

    保守

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 15:02:42

    保守

  • 5825/05/14(水) 00:31:06

    今日の夕方あたりに投稿します。申し訳ございません。

  • 59二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 07:16:46

    保守

  • 60二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:47:02

    待機

  • 6125/05/14(水) 16:48:28

    コハルの腹から生まれた化け物は地面に降りた。姿は巨大な翼が二枚あり口のようなものがついており、顔と思われる部分も巨大な口しかなく目や耳といったものはついてなくまさしく化け物と呼ばれるにふさわしい姿であった。

    フ「おおぅ 全く違う姿で生まれたな・・・元々下江コハルにあいつから「苦しみ」を入れて別の生物の遺伝子を組み合わせたものを入れたらこんなものが産まれるのか・・・すばらしいすばらしい、これでまた研究がすすむ。今や常識に左右されない新しいアプローチが試されるべきと考えるべきか・・・下江コハルを失ってしまったのは大変悲しいが、同じようにまた作ればいい。」

    そうして実験結果に満足していると、化け物はコハルの死体を見ていた、すると次の瞬間・・・

  • 62二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:48:51

    「7y7tyt8wfigyhtv8n838t899otv3qrhc89o9r3chrnr!!」 

    バキィ ボギィ グシャ

    ヒ「あっ・・・ぁぁぁぁ」

    突然、謎の言葉を叫びながら化け物はコハルの死体を食べ始めた。腹から食い漁っていきものの1,2分程度でコハルの死体を食べつくした。

    ブォン

    すると、死体を食べ終わった化け物の頭の上に何かが現れた

    ヒ「嘘・・・」
    フ「なんと・・・なんとすばらしい・・・想像以上だ・・・」
    ユ「・・・」

    「fgufey8ffu4!!」

    なんとあの化け物の頭の上にコハルのヘイローが現れた、しかし形は全く同じだが色が化け物の皮膚の色と同じ金色や黒色が交わったような色でコハルのヘイローより少し大きい。しかしコハルを食べてヘイローが出るのは、いままで誰も予想できなかったものだ

    フ「今までで作ってきた喰種には、同じキヴォトス人を与えてきたが、ヘイローが新たに出ることはなかった・・・とすると、母体に「苦しみ」を付与し、様々な遺伝子を組み合わせた「元」を入れると、このような新たな生体が産まれるのか非常に興味深い・・・やはりキヴォトス人は奇跡・・・いや、神秘の存在というにふさわしい・・・」

  • 63二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:49:48

    そうしてフランシスはヒマリの方を向き顔を見た。それに対してヒマリは体を震わせると恐る恐る口を開いた。

    ヒ「な・・・なんでしょうか・・・私もコハルさんと同じことをさせるのですか・・・?」

    ヒマリは自分も同じ運命になるのではないかと絶望しかけていた。しかしフランシスがヒマリに対して言った言葉は全く違ったものだった。

    フ「とんでもない、お前にあれと同じことをさせたら一日と持たずに死ぬだろう。お前にはその逆のこと・・・この実験の手伝いをしてもらいたい。」
    ヒ「えっ・・・」
    フ「新たなことが分かったとはいえ、まだまだ謎が解けたとは言えない、未知のもの、分かっていないこと、分からないことは山の様にある。私はこの神秘の塊ともいえるキヴォトス人を解明したい。これは私の憧れだが・・・君にもぜひ私の所で手伝ってほしい、君に見せたいものやしてほしいことが沢山ある。幅広い分野に才能を発揮する君には素晴らしいくらいにあっているものだと私は考えている。だからこそ君にはぜひ私の下で手伝ってほしい。」

  • 64二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:50:15

    ヒ「・・・」

    ヒマリは下をむいて考えた

    ヒ「・・・このまま断れば私はあの実験をさせられるでしょう・・・それかエイミと同じ実験をさせられる・・・いえ・・・いけません・・・そんなこと、ヤツのもとにに入るなど・・・そんなこと。決して・・・!!」

    「「あああああっ あぎゃあああああ うぃいいいい」」
    「「ずろろろろろろろろろろろろ どちゃあああああああああ」」
    「「ぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」」
    ヒ「!! はぁはぁはぁはぁ」
    しかしヒマリの頭の中にあの光景が思い出される、産まれてくる子供、泣き叫ぶ悲鳴、腹を突き破って出てきた化け物の光景・・・あんな姿にはなりたくない、あんな思いをしたくない、あんな堕ちたことをしたくない・・・そんな考えがヒマリの脳を支配していった。

  • 65二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 16:52:13

    ヒ「「・・・私がああなる?・・・そんなの・・・そんなの嫌です。あんなことをさせられるぐらいなら・・・私は・・・する側になる方がいいです・・・むしろいくらでもしてやります!!誰がどうなろうが知りません!!与えられたチャンスを生かすのが天才なのですから・・・!!生きるためでしたらこんな悪魔とだって組んでやりますよ!!」」

    ヒマリは顔を上げ・・・

    ヒ「分かりました・・・わたくし、明星ヒマリは貴方の下につきます。」

    ミレニアムの天才「明星ヒマリ」はフランシスの配下になった。

    フ「憧れは止まらない・・・共に進もうじゃないか、明星ヒマリ。」

  • 66二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 20:21:27

    >>65保守ついでにコラ支援

  • 67二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:53:13

    >>65

    どれだけ優秀で「全知」でも恐怖に負けて悪に堕ちる超天才病弱美少女ハッカーはかわいいね。

  • 68二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 01:23:06

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 07:45:33

    保守2

  • 70二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 16:24:47

    ートリニティ学園 

    ヒナタ「・・・うっ・・・・ううっ・・・・」
    セリナ「!! ヒナタさん!! 聞こえますか!?」
    ヒ「あれ・・・・ここは・・・」
    セ「ここは保健室です・・・よかった・・・」

    ヒナタは保健室のベットで目を覚ました。横には救護騎士団のセリナがいて、ヒナタはゆっくり起き上がると体を起こした。服は病院服になっていてガーゼや包帯が巻かれていた。

    ヒ「ううっ・・・体じゅう痛いです・・・」
    セ「安静にしていてください。特に火傷が酷いです・・・しばらくは絶対に安静です。では、私は団長にヒナタさんが起きたことを伝えてきます。」

    そうしてセリナが立ち去ろうとしたとき、ヒナタが声をかけた

    ヒ「あの・・・すみません」
    セ「なんでしょうか・・・」

    ヒナタ「あの、ウイさんは・・・どうしてますか?別の病室にいらっしゃるのですか?」

  • 71二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 16:26:22

    セ「・・・」

    しかしセリナは何も答えない、ヒナタは聞こえてないのかと思い、もう一度質問した

    ヒ「あの・・・ウイさんは、どこに・・・」

    すると・・・

    ぽたっ

    なにか、水滴が落ちたような音が聞こえた。

    ヒ「・・・セリナさん?」

    そして、セリナは体を震わせながら今にも泣きそうな声で・・・

    セ「ウイさんは・・・亡くなりました・・・」

    ヒ「・・・・・・・・・・えっ」

    最悪な回答がセリナの口からはっせられた。

  • 72二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 22:58:12

    保守
    あんまこういうこと言うもんじゃないかもだけど
    とてもえっちで好き

  • 73二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 01:10:45

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 09:09:36

    保守

  • 75二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:36:36

    保守

  • 76二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:55:10

    ウイが死んだ。その現実をヒナタは受け入れられなかった・・・自身の友が、自分がさっきまで背負って助けたはずの人物が、死んだのだ。視界が揺らめき、顔を両手で覆った。

    セ「ウイさんは、すぐに近くの医療機関に搬送されましたが・・・意識はなく・・・すぐに手当てが行われましたが・・・死亡していたとのことです・・・死因は一酸化炭素中毒によるものでした・・・」

    セリナがヒナタに死因を話したが、ヒナタにはその言葉は聞こえず、整理が追い付いてない状態だった。

    ヒナタ「「嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ」」

  • 77二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:55:48

    ー地下生活者の空間

    地「ほぅ・・・アイツ【ホシノ】と同じようになっているな、これならいけるか?予定にはなかったが余興にはなるだろう。一つやってみるか・・・」
    アル「どうしたの?」
    地「ん?いや、面白そうなことになってな・・反転させれそうだ・・・見せてやろう」

    そうすると、空間に亀裂が入り空間の一部が割れた。割れたスペースからヒナタの姿が映し出された。

    アル「あら、随分苦しんでそうね・・・これがどう反転するのかしら?」
    地「まぁ 見ておけ」

    ヒナタ「なぜ間に合わなかったの?」
    セリナ「ヒナタさん・・・?」
    ヒ「なぜ、助けられなかったの?」
    セ「ヒナタさん、落ち着いてください!」
    ヒ「なぜ、きずかなかったの?あそこにいるって。」

    ヒナタが呟いていると・・・

  • 78二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:58:44

    ?「救えなかった♪友だちなのに♪」

    ヒ「!」

    頭の中で自分じゃない誰かの声が聞こえ始めた。その声はまるで歌を歌ってるようにヒナタの頭の中にこだまする。

    ?「助けれなかった♪脱出できたのに♪」

    ヒ「ああっ・・・ああああっ・・・・」

    ?「救うはずなのに死んじゃった♪自分の手の中で♪」

    ヒ「ち・・・ちがっ・・・・・」

    ?「ポロって落ちてくーだけた♪大切な命♪」

    ヒ「あああっ・・ああああああああああああああああああああああああああ」

    ?「お・ま・え・の・な・か・で・♪」

    ヒ「・・・・・・・・・・」

    ?「潰れて消えた♪」

    ヒ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

オススメ

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