- 1二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:37:39
- 2二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:38:09
2人とも嬉しい
- 3二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:40:10
目の色はお互いの母親から受け継いだから違うのか…ということは父親が白髪ってわけか
- 4二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:43:15
どっちも天才
- 5二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:43:24
- 6二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:45:58
自分の分身作ろうとしたアル・ダ・フラガ系親父が目に浮かんだ
- 7二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:46:45
それぞれの母親は dice1d3=1 (1)
1. 両方生きてるよ
2. 片方亡くなったよ(dice1d2=2 (2) 1:ヒマリ 2:ハレ の母親 )
3. どちらも亡くなったよ
- 8二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:50:51
ご家庭環境は如何に?
dice1d5=4 (4)
1. 円満離婚からの再婚
2. 泥沼離婚からの再婚
3. 不倫でまだバレてない
4. 公認ハーレム
5. 父親は逃げたので結婚してない
- 9二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:50:52
- 10二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:52:11
ハーレムしてやがる…
- 11二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:52:40
- 12二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:53:48
公認だったからセーフ…
- 13二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:55:05
思ったんだが、そもそも当の本人達はお互いが腹違いの姉妹って事知ってんの?
- 14二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 18:56:40
- 15二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:25:40
一緒に暮らしてるわけじゃない?
- 16二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:36:44
ヒマリとハレの共通点
白髪
天才
美少女
最上位の攻撃バフ
ふむ、あながちなくないかもしれない - 17二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:32:17
良いじゃあないか・・
- 18二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:38:22
つまりそれらに当てはまらない部分がそれぞれの母親の要素?
- 19二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 04:09:16
はい
- 20二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 04:22:47
エルフとトールマンを孕ませる
- 21二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 04:26:47
ギリギリ寝たきり回避してる奴と人生RTA勢が血縁なの気まずいだろ
- 22二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 04:38:17
- 23二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 08:40:27
まさかのヒマリは知らない…
- 24二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 17:08:22
これは…少し聞いたことはあるけど信じてないとかじゃないのか?
- 25二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:20:07
公認ハーレムだけど母親同士は別居?
ヒマリの母親は黙ってるけど
ハレの母親がバラしたか尻尾掴まれてバレた? - 26二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 19:31:38
- 27二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 02:29:13
個人差かもしれないけどハレを某AIイラストサイトで出力させると薄い状態で出力されてくるんよね…
- 28二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 03:52:13
ヒマリってハレのことどう思ってるんだろう
- 29二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 03:52:41
でも真面目な話ヒマリの後継者ってハレよな
- 30二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 03:53:38
- 31二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 07:21:19
えぇなぁ
- 32二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 15:37:18
- 33二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 21:46:39
はい
- 34二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 05:28:02
- 35二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:20:59
これ他のヴェリタスメンバーも知る機会あるんだろうか?
- 36二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 17:41:20
あったらあったで困惑しそうだな
- 37二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:44:28
「全知」なのに自分の家族のことは知らないヒマリさんェ……
- 38二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:48:43
全部調べたうえで「流石どこにも痕跡が見当たらない見事な偽装ですね」とか言って居もしない本物の父親を探してるのかもしれない
実際公認ハーレムとかいう嘘みたいな事態だし - 39二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 03:25:37
先に知ったリオがパヴァーヌ編でヒマリへの精神攻撃に使いそう
- 40二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 03:30:17
ヒマリの性格が母親譲りとすると、カミングアウトされても(この人の言うことだし話半分に聞いとこ……)ってなる可能性はある
- 41二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:04:33
リオ「何が全てを見通す全知なのかしら」
ヒマリ「今更負け惜しみですか?」
リオ「ヴェリタスに妹が居る事にすら気付かなかったくせに」
ヒマリ「は?妹…?」 - 42二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:13:31
- 43二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:17:22
これ以降毎日ヴェリタスに顔を出すようになったヒマリ?
- 44二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:10:28
ヒマリが偽装だと思って何度も再調査してる姿を見て「私が妹なのは嫌なんだ」ってちょっとショックを受けてたハレ
- 45二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 01:15:03
チヒロ「は?なんて?」
ヒマリ「ハレが妹だったんです。腹違いの…」
チヒロ「えっと…複雑な家庭だったっけ…?」
ヒマリ「複雑どころかあの人は公認ハーレムだとかなんだとか…ずっと戯言だと思っていました…」
チヒロ「それが戯言でもなんでも無くて事実だったって事ね…」 - 46二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 08:32:22
聞かされるチヒロの胃もヤバそう
- 47二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 09:39:56
- 48二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 16:53:35
コタマ「何かとんでもない事を聞いた気がするんですが…」
マキ「お姉ちゃん?妹?え?えっ!?」 - 49二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 17:26:06
ちょっと>>47の続き的なのを思いついたので書きました。
その夜、ヴェリタスのサーバルー厶には私しか居なかった。電源を起動していない真っ暗なモニターに写る私自身を見つめる。私の手には1つの封筒があった。中身は退部届だ。
もうここに居る理由は無い。それにここは居心地が悪い。
退部届を置いて、部室から出た私は、暗くて何処か寂しいミレニアムの廊下を暫らく彷徨い、近くのベンチに座り込んだ。
ハレ(これからどうしようかな?もうヴェリタスには戻りたくない。でも、それなら私はこれからどうすれば良いんだろう?私の居場所なんてミレニアムではヴェリタスくらいだし⋯⋯)
途方に暮れていたその時。
ウタハ「おや?ハレじゃないか。こんな時間にこんな所で1人なんてどうしたんだい?」
ハレ「ああ、ウタハ、先輩?」
ウタハ「ッ!?ど、どうしたんだハレ!?そんなに泣いて。」
ハレ「⋯⋯」
ああ、泣いてたんだね。どうりで視界が歪んでた訳だ。
ハレ「実は⋯⋯」
私は事の詳細をウタハ先輩に話した。誰かにこの気持ちを理解して欲しかったから。
ウタハ「それでここに?」
ハレ「⋯⋯はい。」
ウタハ「前々から似ているとは思っていたが、まさか君とヒマリが腹違いの姉妹で、それで今、ヴェリタスを辞めてここに⋯⋯」
ハレ「だけど、やっぱりって思ったんです。だって、私は、生まれた経緯が、経緯ですから⋯⋯」
視界が再び歪み出す。
ハレ「これからどうしたら良いんでしょう?私はヴェリタスに居たくないのに、ミレニアムで私の居場所はヴェリタスくらいで⋯⋯」
藁にも縋る思いで、私はウタハ先輩に泣き付いた。
ウタハ「⋯⋯なぁ、ハレ。これは提案なんだが、うちに来るかい?」
ハレ「え?」
ウタハ「ああいや、嫌なら良いんだ。なんせうちはヴェリタスのすぐ隣だからな。その場合は他の部活に声をかけてみよう。」
暫く考えたけど、少なくともヴェリタスには戻りたくないし、セミナー、C&C、トレーニング部は論外だ。
ゲーム開発部は、モモイとミドリが居る。今の私はあの2人に会いたくなかった。
ウタハ「えっと、ハレ。君はどうしたい。」
答えは決まった。いや、そもそも決まっていた。
ハレ「⋯⋯エンジニア部に行きたいです。」
ご希望があれば続き書くかもです。
- 50二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:52:28
このレスは削除されています
- 51二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 07:20:21
続き期待
- 52二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:47:55
ヒマリ「寝取られた…」
- 53二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 10:35:43
ヒマリ、妹がいること自体は動揺せず嬉しがるとは思うけど、腹違いであることはそれなりのショックで、ハレに対してぎこちない接し方になりそう。
ヒマリ(ハレが私の妹……喜ばしいことですが、腹違いというのは…いえ、気にしても仕方ありません。ここは姉らしく、可愛い妹のためになにかしてあげなければ…)
ヒマリ「その、ハレ…?」
ハレ「ん?どうしたの部長」
ヒマリ(部長…)「その、ええと……最近はどうですか?」
ハレ「なにその話題の振り方……; まぁ、特に変なことはないかな。アテナ3号のAI改良も順調だし…」
ヒマリ「そ、そうですか……」
ハレ「…。」
ヒマリ「…。」
「で、では、可愛い後輩が無事に学園生活を送れてるのを確認しましたので、失礼しますね」
ハレ「え?あぁ、えっと、うん。お疲れ様…?」
ヒマリ「はい、ではまた。」
ハレ(…なんだったんだろう;)
ヒマリ「…はぁ。」(…これではリオのことを笑えませんね…) - 544925/05/13(火) 12:33:03
ウタハ「という事が昨日あったんだ。」
チヒロ「成る程、そうだったんだ。」
ウタハ「ひとまず、ハレはエンジニア部の方で預かってるよ。」
チヒロ「様子はどう?」
ウタハ「エンジニア部としての仕事は何の問題も無く出来てるね。元々ハレは私達と同じ『作る側』だったからね。コトリとヒビキとも打ち解けてる。ただ、問題は……コトリとヒビキ、あとは私の居ないところでは泣いてるって事かな。」
チヒロ「まぁ、無理もないよ。」
ウタハ「なぁ、チーちゃん。これは私の勘なんだが、暫くはヒマリとハレを会わせるのは得策ではないと思うんだ。」
チヒロ「ああ、私も同じ意見よ。今は、そっとしておいた方が良さそうだし……」
ウタハ「じゃあ、ヒマリにはそう伝えといてくれるかい?」
チヒロ「うん、任せて。ヒマリも、納得はしないだろうけど、理解はしてくれる筈だから。」
ハレがヴェリタスを抜けた翌日、ウタハとチヒロは「暫くはヒマリとハレを接触させない」という判断を下した。
この時のこの判断を、彼女らは心の底から後悔する事になるのだが、それはまだ少し先の話である。
- 55二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 18:35:33
いったい何が起きるんです?
- 56二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:55:37
このレスは削除されています
- 57二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 03:54:43
保守
- 58二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 07:20:11
ヒマリ「ハレが…ハレが居なくなってしまいました…」
- 59二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 08:04:54
まずすぎるぞ
- 604925/05/14(水) 11:37:08
ヒビキ「いやぁ、ハレ先輩が来てからより一層楽しくなったね。」
コトリ「ですね!ハレ先輩は元々『作る側の人』でしたし、話も合いますからね!」
ハレ「私もここが気に入ったよ。……もういっその事、エンジニア部に本入部しようかな?」
ウタハ「……」
チヒロ「ウタハ、居る?」
ウタハ「ああ、チーちゃん、いらっしゃい。」
ハレ「チヒロ先輩……」
チヒロ「元気そうね、ハレ。」
ハレ「何の用ですか?ヴェリタスに戻れって言うんなら……」
チヒロ「別にそんなんじゃないよ。エンジニア部に転部したいって言うんなら、別に私は何も言わない。ハレ自身の選択だもん。」
ハレ「チヒロ先輩は優しいなぁ。ウタハ先輩も、途方に暮れてた私に手を差し伸べてくれたし……ハァ、先輩達が私のお姉ちゃんだったらなぁ……」
ウタハ・チヒロ「「ッ!!」」
ハレ「ん?どうしたんですか?なんか、汗凄いですよ?何か問題でもあったんですか?」
ヒビキ「き、気のせいじゃないかなぁ?」
コトリ「は、ハレ先輩!そろそろさっきの作業の続きをしましょう!」
ハレ「え?ああ、分かった。まぁ、問題無いなら良いか。」
ウタハ・チヒロ((問題大有りだよ……))
[盗聴器の先]
マキ・コタマ・エイミ「「「あ。」」」
ヒマリ「……」Ω\ζ°)チーン
この後、ヒマリは白目を向いたまま6時間程フリーズし続けましたとさ。
- 61二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 17:45:42
脳が破壊されたヒマリ…
- 62二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:44
大惨事だ
- 63二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 04:50:34
その日以降、頻繁にフリーズするようになるヒマリ…
- 64二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 05:54:12
早く仲直りしてくれ...
- 65二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 08:03:52
レッドバスターじゃねえんだぞ…
- 664925/05/15(木) 11:34:15
[数日後の夜]
ヒマリ「今回という今回ばかりは本当に許しませんよリオ!!」
リオ「何の事かしら?私は貴女にそこまで恨まれるような真似をした覚えは無いのだけど?」
ヒマリ「とぼけないで下さい!!忘れたとは言わせませんよ!!あの時、貴女が『ハレが妹である』という事実をあのタイミングで言ったせいで私とハレは!!」
リオ「タイミング云々に関してはさて置き、貴女とハレの関係が悪化したのは私の責任ではない筈よ。」
ヒマリ「は?」
リオ「だってそうでしょう?貴女とハレの関係がこうなってしまった原因、それは貴女が『腹違いの妹が居る』という事を、そして『それがハレである』という事実を素直に認めず、疑ったからではないのかしら?」
ヒマリ「……エイミ!チーちゃん!他の皆さんも何か言って下さいよ!!」
エイミ・チヒロ・コタマ・マキ・ウタハ・ヒビキ・コトリ「「「「「「「流石に今回ばかりは会長が正しい。」」」」」」」
ヒマリ「ッ!!」
チヒロ「だって、考えてもみなよ、ヒマリ。」
ウタハ「ハレは、腹違いの姉である君に会いたくてミレニアムにやって来たんだ。」
エイミ「なのに、それを知ってアレは流石にないよ、部長。」
ヒマリ「……」
コタマ「あまり言いたくはありませんが、今回の一件、非があるのは会長ではなく貴女ですよ。」
マキ「そんでもって会長に八つ当たりするなんてねぇ。」
ヒビキ「流石に会長が可哀想だよ。」
コトリ「そ、そうですよ、少しはご自身の非を認めてはどうですか?」
リオ「これが現実よ、ヒマリ。」
ヒマリ「……」
リオ「何処へ行く気?」
ヒマリ「……少し、1人で考える時間が欲しいんです。」
リオ「……好きにしなさい。」
マキ「ちょっと言い過ぎたかな?」
チヒロ「だけど、だからと言ってヒマリのアレは流石にね。」
ヒビキ「ハレ先輩、可哀想に。」
- 674925/05/15(木) 12:36:06
ウタハ「……そういえば、どうしてリオはヒマリとハレの関係を知っていたんだい?」
コタマ「あ、確かにそれは地味に気になりますね。」
リオ「……なんとなく、そうなんじゃないかって思ったきっかけ自体は分からないのだけれど、『私と似ていたから』かしらね?」
エイミ「え?似ていた?」
リオ「……私にも妹が居るのよ。ヒマリと違って、異母姉妹ではなくて異父姉妹らしいのだけれど。」
コトリ「え!?そうなんですか!?」
リオ「えぇ。私と妹は、妹が生まれてから少しして両親の間で問題があったから別れる羽目になったけど、私も妹も今はこのキヴォトスで再会しているわ。」
チヒロ「へぇ、そうだったんだ。」
リオ「まぁ、何はともあれ、ヒマリとハレの関係を壊したのは私ではない。貴女達がそう言ってくれたのは感謝してるわ。」
エイミ「だって流石に今回ばかりはね。」
マキ「部長とハレ先輩、仲直り出来るかなぁ?」
リオ「分からない。だけど、これだけはハッキリと言える。例え、母親が違ったとしても、ヒマリがそれを疑っていたとしても、そしてハレがヒマリに失望していようとも、彼女達が姉妹であるという事実だけは変わる事など無い。姉妹のすれ違いなんてよくある話。そこに赤の他人である私達が割り込むなんて言語道断よ。これは彼女達の問題なのだから、彼女達自身で解決すべき事。私達に許されているのは、ただそれを見守る事くらいよ。」
ウタハ「おや?君にしては珍しく『合理性』以外を観点に置いた事を言うんだね。」
リオ「そうかしら?私からしたら、これこそが一番合理的だと思うのだけど?」
ヒビキ「まぁ、合理的か否かはともかくとしても、それが最善かもね。」
コタマ「暫くは様子を見ましょうか。」
リオ「……結論も出た事だし、私はここで失礼するわ。」
- 68二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 12:36:17
このレスは削除されています
- 694925/05/15(木) 12:37:18
チヒロ「……にしても、まさかリオにも妹が居たなんてね。」
ウタハ「ああ、流石に驚いたよ。」
エイミ「……そういえば、会長の妹って誰なんだろう?さっきの話だと、キヴォトスに居るっぽいけど……」
リオ「さてと、お待たせハスミ。それで、何だったかしら?」
ハスミ「姉さん、お忘れですか?今日はトリニティでスイーツ巡りを……」
リオ「ちょっと待ってちょうだい。ダイエットに付き合って欲しいという要件だと聞いたのだけど?」
ハスミ「え!?そ、そうでしったっけ?」
リオ「貴女のところの委員長から言われたわ。」
ハスミ(つ、ツルギぃ……)
リオ「全く、昔から貴女のそういうところは本当に変わらないわね。チートデイになったらいっぱいご馳走してあげるから、それまでは我慢しなさい。」
ハスミ「は、はい……」
- 70二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 18:10:17
黒髪赤目のナイスバディ
- 71二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 22:12:25
また仲良くハッキングしてくれ...ヒマハレ姉妹
- 72二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 02:41:48
まあヒマリの自業自得部分もあるので
それはそれとして和解のチャンスを… - 73二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 05:05:54
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 08:44:36
このレスは削除されています
- 75二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 08:45:04
リオハスミは異父姉妹だから母親がそうなのかもしれない
- 764925/05/16(金) 11:38:43
[数日後]
チヒロ「そういう訳だから、ウタハにも協力をお願いしたくて。」
ウタハ「分かった。引き受けよう。」
アリス「ウタハ先輩、アリスの光の剣のメンテナンスに来ました!」
ウタハ「ああ、いらっしゃい。」
ハレ「スーパーノヴァの点検だね?」
アリス「ハレ先輩?おかしいです。ハレ先輩のクラスは『ヴェリタス』では?いつの間に『エンジニア部』にジョブチェンジしたのですか?」
ハレ「あー、えっと……それについては長くなりそうだからまた今度ね。」
ウタハ「今日はアリスだけかい?」
モモイ「いいや、私も居るよ。」
ウタハ「ゲッ、モモイ……」
モモイ「いや『ゲッ』って何さ!?」
ウタハ「あ、すまん。忘れてくれ……」
ハレ「……モモイ。」
ウタハ(マズい、忘れていた。アリスのスーパーノヴァは定期的にメンテナンスが必要。だからこうやって定期的にエンジニア部を訪れる。そして大体の確率でゲーム開発部の誰かが付き添う。そしてその誰かがユズになる確率はほぼ無い。故に付き添いは殆どミドリかモモイだ。今のハレがその2人と出会うのは流石に……い、いや、モモイだけならまだなんとか……)
ミドリ「あ、私も居ますよ?」
ウタハ・チヒロ((見事に今一番ハレに会わせたらヤバい2人が揃っちゃってるぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?))
ハレ「モモイにミドリ、姉妹……ヒマリ、先輩……」
ヒビキ・コトリ((マズいマズいマズいマズいマズい!!!!))
モモイ「ハレ先輩、ヴェリタスを辞めてエンジニア部に入ったの?」
ハレ「うん、そうだね。」
モモイ「もしかして、そこの誰かと何かあったとか?」
ハレ「……そうだね。」
盗聴器の先のマキ(モモぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?なんでそんなクリティカルな事言っちゃうのぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?)
ウタハ(と、取り敢えず、ミドリだ!ミドリには話しておこう!ミドリならなんとか……)
アリス「成る程、『魔王に呪いをかけられたハレ先輩はヴェリタスの王様から迫害を受けた』という事ですね!」
ハレ「……大体合ってるね。」
ウタハ・チヒロ((アリスぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?なんで魔王の呪いとか王様の迫害とかっていう表現をしちゃうんだよぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?))
- 774925/05/16(金) 11:39:27
ハレ「……」
ミドリ「大丈夫ですか?ハレ先ぱ……ってちょちょ!?ウタハ先輩にチヒロ先輩!?引っ張らないで下さい!」
ウタハ「しっ!」
チヒロ「ちょっと説明するから耳貸して。」
ウタハとチヒロはミドリに事情を手短に説明した。
ミドリ「ええええぇぇぇぇ────!?!?!?!?」
ウタハ・チヒロ「「しーッ!!」」
ミドリ「……す、すいません。まさか、ヒマリ先輩とハレ先輩が腹違いの姉妹だったなんて。」
ウタハ「ああ。そして、今の2人の事情も踏まえた上で言わせて貰うと、あまり君達2人とハレを接触させるべきではないと思うんだ。」
ミドリ「分かりました。私が上手い事お姉ちゃんとアリスちゃんを誘導して早い所ここから出て行きますので。」
チヒロ「任せたよ、ミドリ。」
ミドリ「はい!」
ヒビキ「えーっと、どうしよう?」
コトリ「ま、まさか定期メンテで2人同時に来てしまうとは……」
ミドリ「お、お姉ちゃん!アリスちゃん!メンテナンスが終わるのは5時間後でしょ?それまでは部室に戻ってゲームしようよ!」
モモイ「えー、私もうちょっとここに居たいよ。」
アリス「アリス、スーパーノヴァと離れたくありません!」
ミドリ(そうじゃないんだよ2人共!!早い所離れないとハレ先輩が……)
- 784925/05/16(金) 11:39:37
ハレ「うん、まぁ……居たいなら居て良いよ。」
アリス「ありがとうございます!ところで、ハレ先輩の『呪い』はいつかけられたものなんですか?」
ハレ「……生まれつきだね。」
アリス「そ、そうなんですか!?」
ハレ「それがどうしたの?」
アリス「アリス知ってます!そういう生まれつきの呪いは一生解けないんです!!だから周りから死ぬまで蔑まれてしまうんです!!」
ハレ「はは……言えてるね。」
チヒロ・ウタハ・ヒビキ・コトリ((((アリスぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?))))
マキ・ミドリ((アリスちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!?!?!?!?))
モモイ「ハァ、だからと言って追い出すって酷くない!?そんな所居ない方が良いよ、ハレ先輩。多分直ぐに関係を切った方が良い。先生だったら多分そう言うよ。少なくとも、私はそうする。」
ハレ「……確かに、そうだね。」
チヒロ・コタマ・ウタハ・ヒビキ・コトリ(((((モモォォォォォォォイ!?!?!?!?)))))
マキ(モモォォォォォォォ!?!?!?!?)
ミドリ(お姉ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!?!?!?!?)
ハレ「……まぁ、ちょっと気持ちが楽になったかも。」
アリス「良かったです!」
モモイ「うんうん、良かった良かった。」
チヒロ・コタマ・マキ・ウタハ・ヒビキ・コトリ・エイミ・ミドリ((((((((何も良くねぇよ……))))))))
ヒマリ「……は、ははは、ハハハハハ……」シロメ
その後もモモイとアリスはとことんハレにクリティカルな発言をし、ヴェリタスとエンジニア部、そしてエイミとミドリを冷や冷やさせ、ハレとヒマリの心情を抉りに抉った。
[5時間後]
ウタハ「て、点検が終わったぞ……」
アリス「はい!ありがとうございました!!」
モモイ「じゃ、またね~。」
ミドリ「えっと、その……お邪魔しました。」
ウタハ「……モモイとアリスはブラックリスト入りだ。」
チヒロ「……だね。」
- 79二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 11:55:34
モモイクリティカルが悪い方に働いた……
- 80二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 16:15:21
ここからヒマリが挽回できるのか…
- 81二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 21:42:52
二人ともどんどん落ち込んでいく...
- 82二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 04:40:28
モモイもアリスも悪気は無いんだろう
それはそれとしてタイミングが悪すぎる… - 83二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 08:31:40
さあどうなってしまうのか
- 84二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 10:31:42
このレスは削除されています
- 854925/05/17(土) 11:33:02
[その夜]
作業を終え、私はエンジニア部の部室で休憩していた。今夜は私一人だけ、ウタハ先輩達は用事があって居ない。
ハレ「……ハァ。」
溜め息を吐き、今日あった事を振り返る。といっても、殆どがモモイとアリスに言われた事を考えるだけになるのだが。
ハレ「……」
『「魔王に呪いをかけられたハレ先輩はヴェリタスの王様から迫害を受けた」という事ですね!』
ハレ「魔王の呪い、王様の迫害……異母姉妹という歪な関係、ヒマリ先輩とのいざこざ……本当にピッタリな表現だったね。」
『そういう生まれつきの呪いは一生解けないんです!!だから周りから死ぬまで蔑まれてしまうんです!!』
ハレ「そうだね。私達は異母姉妹としてこの世に生まれてしまった。それは何をどうしようと変わる事なんてない。私達が死んだとしても……」
『だからと言って追い出すって酷くない!?そんな所居ない方が良いよ、ハレ先輩。多分直ぐに関係を切った方が良い。』
ハレ「私とヒマリ先輩……お姉ちゃんとの関係、切れる覚悟なんて私には無いよ。……でも、でも……」
空っぽになったエナドリの缶を捨てる。
ハレ「あれから数日が経過した。……ちょっとは期待してたんだけどな……」
実は、私は密かに心配になったお姉ちゃんが私に会いにエンジニア部に顔を見せに来てくれるんじゃないかと期待していた。だが、お姉ちゃんは……ヒマリ先輩は一度もエンジニア部に、それどころ学校でも私の前に顔を見せなかった。
ハレ「……ハァ、でもそうだよね。」
目頭が熱くなる。視界が歪む。
ハレ「……」
私の中に溢れ出したその気持ちをなんて言えば良いのかは分からない。だけど、強いて言えば、『孤独』に近かった気がする。
ハレ「ヒマリ先輩は、お姉ちゃんは、私の事なんて……」
私はただその場に蹲り、ひたすら泣いた。
ハレ「……どうせ、私なんて……」
- 86二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 12:34:29
- 87二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 17:55:18
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- 88二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 20:24:56
💢
- 89二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 00:33:37
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- 90二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 05:37:36
- 91二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 13:15:04
まあそれはそう
- 92二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 17:27:19
それぞれ両親召喚してついでに先生もクッションとして呼んで6者面談すべきでは?
- 934925/05/18(日) 18:05:38
私、何の為に生まれてきたんだろう?
そんな疑問が何度も何度も脳裏を過る。
ハレ「⋯⋯私はただ、お姉ちゃんに会いたかっただけなのに⋯⋯妹として愛されたかっただけなのに⋯⋯どうして⋯⋯?」
悲しい。涙が止まらない。
ハレ「私は、幸せになっちゃいけないの?お姉ちゃんの妹になっちゃダメなの?」
明星ヒマリ。ミレニアムサイエンススクールの3年生。同校の部活「特異現象捜査部」及び「ヴェリタス」の部長であり、「全知」の学位を持っている天才ハッカーであり、私の⋯⋯腹違いの姉でもある。
だが、その姉は私が妹である事が嫌だったようだ。まぁ、無理も無い。私は生まれた経緯が経緯だったから。「一夫多妻制」、俗に言う「公認ハーレム」である。⋯⋯正直、今のご時世でそんなものを許している私達の親の正気を疑う。
1年生の頃、その姉に会いたくてミレニアムに入った私は、真っ先に姉がチヒロ先輩と共に立ち上げた反セミナー組織「ヴェリタス」に加入した。どうやら、私は自分が思っていたよりも「天才」だったらしく、当時ミレニアムのあらゆる部活からスカウトを受けていたが、姉に会う事が目的だった私はヴェリタス以外のスカウトには興味が無かった。スカウトを受け、ヴェリタスに入部した私は、遂に姉と出会えた。
だが、姉は私が腹違いの妹である事を知らなかった。それどころか、腹違いの妹が居る事自体を、父親の戯言だと思っていたらしい。⋯⋯いや、いきなりそんな事を言われるのだからそう思うのも無理は無いのだろう。事実、私も最初はそう思ったからだ。ただ、流石は私達という2人の天才を生んだ男というべきか、父はDNA鑑定の調査書やらハッキングして手に入れたキヴォトスの既婚者リストやらを見せてきて、腹違いの姉が居る事を私に証明してみせた。姉はそれでも戯言だと思ったみたいだけど⋯⋯
- 944925/05/18(日) 18:06:19
ただ、それが事実である事を示す根拠がもう1つあった。それがその時の父の様子だった。というのも、私の父は家庭内ではかなり弱い立場だったのだ。理由は簡単。父は確かに才能ある天才だったが、如何せん争い事を酷く嫌う臆病な性格だったのだ。家庭内での父は常に母の言いなりで、意見が食い違った時はすぐさま自分の意見を切り捨てて母に合わせる人だった。だから私は、今まで一度も父と母の夫婦喧嘩を見た事が無かった。ちょっとした衝突でさえも起こしたがらない父が、何故こんな歪な関係を持ったのか、最初は疑問だった。⋯⋯あの人に出会うまでは。
ある日、姉の母が私達の元に訪れたのだ。当時の私は一夫多妻制や腹違いの姉の事について何も聞かされていなかったので、その人と両親がどんな関係なのか、よく分かっていなかったが、父からこう言われていた。「面倒な事に巻き込まれたくないなら、物静かな大人しい子を"演じて"いなさい。」と。最初は不満だったが、いざその人物を目の前にして、私はすぐさま父の言う通りにした。姉の母親は、出来る事なら2度と関わりたくないような人だった。その人は非常に自尊心が強く、極めて利己的な性格だったのだ。姉の自尊心の高さは臆病な父ではなく、その母親から遺伝したものなのだろう。しかし、姉のそれも彼女の母親に比べてしまえば可愛く思える。それ程までにその人は独善的だった。父はもちろん、私の母も姉の母には頭が上がらないようだった。私の母と姉の母は元から親しい仲だったようで、父の性格も考えると、公認ハーレムなんてものもこの人が決めたのだろう。そして何も反論せずにそれを受け入れてしまう父の姿は想像に難くなかった。
- 954925/05/18(日) 18:09:34
でも、私が姉の事を父から聞かされてから少しした頃、私はこの人の真の恐ろしさを知る事になった。父曰く、その日些細な事で姉が自分の母に反撥してしまったらしい。そして、姉の母は父に恐ろしい事を頼んだのだ。「姉を階段から突き落とせ。」と。父は直前まで躊躇ったようだが、姉の母に対する恐怖心に勝てなかったのだろう。姉を階段から突き落としてしまったのだ。姉の足が悪くなってしまったのもそのせいだ。当然、姉は母がやったなんて夢にも思っておらず、父の事を軽蔑していたとの事だそうだ。それから暫くして、姉は父と一緒に居るのが嫌になったらしく、家を出る事した。姉の母が直前まで反対していたのだが、姉はそれを無視し、勝手に家を出てしまった。姉の母は非常に不機嫌になっていた。今にも父に「姉を見つけ出して殺せ。」と言いそうなくらいだった。しかし、姉の母は私の母にこう言った。「もうあの娘は要らない。取り戻したところで私の言う事を聞かないだろう。だから、そっちの娘を私に寄越せ。」と。それを知った瞬間、私は震えが止まらなくなった。それもそうだ。なにせ、ちょっとした衝突で実の娘を父を通して階段から突き落とすような人だ。そんな人の娘になんてなりたくなかった。だが、母はあっさりそれを承諾した。
そして私は理解した。私はこの人達の奴隷なんだ、と。一生この地獄からは逃げられない事に絶望していた私に、救いの手を差し伸べてくれたのは父だった。
父は今まで母達に命令され、私や姉に酷い事をしてしまった事に酷く罪悪感を覚えていたらしい。ただ、父は逃げられなかったのだ。「2人の女性を孕ませた」、「実の娘を階段から突き落とした」。この事実だけを切り抜いて世間に広めたらどうなる?簡単だ。何も詳しい事を知らない第三者達はその事実だけを鵜呑みにして父の事をこう判断するだろう。「2人の女に手を出し、実の娘を殺そうとした最低な男」と。そして父は社会的制裁を受け続ける羽目になる。「2人の女に手を出し、実の娘を殺そうとした最低な男」という事が世間の人々から忘れ去られるまでの間、一生。いくら父が才能ある天才だとしても、そうなったらおしまいだ。母達は父を社会的に殺せる状況を作り、父を縛り付けていたのだ。だが、「姉が家を出て私がその代わりにさせられそうになっている」という事を知った父は「ようやく目が覚めた。」と言ってある決意をしたのだ。
- 964925/05/18(日) 18:09:55
父は「母達との関係を切り、私達との関係も切る」と言った。母達との関係はまだしも、何故私達との関係も切ろうとしたのかについては理由が2つあると言った。1つは私達が繋がっていたら母達にバレる危険性が上がるから。もう1つは姉が父の事を良く思っていないから。
父は私の痕跡を全て消し去り、私に「小鈎ハレ」という名前を与え、母達から私を逃がしてくれた。その後、父がどうなったのかは分からないが、考えられるとしたら、自ら命を絶ったのだろう。母達が父の事を世間に晒していない事も考えると、その可能性が1番高い。
そして、父のおかげで母達から逃げる事が出来た私は父が最後に私に教えてくれた姉の事を思い出した。どうやら、父は母達にはバレぬよう、密かに姉の事を探っていたらしく、それで姉について分かった事を全て私に話してくれた。
私には、父から聞いた姉の元くらいしか行く宛が無かった。それに腹違いの姉に会ってみたいという思いもあった。父が教えてくれた姉の居場所。それこそがこの「ミレニアムサイエンススクール」だった。
沢山苦しい思いをして、ようやく今の私に取って唯一の家族とも言える姉に出会えたのに、このザマだ。
ハレ「ううっ⋯⋯お父、さんっ。」
父の事を思い出す。父は最後に私を優しく抱き締めてこう言った。
「今まで辛い思いばっかりさせてごめんな。ハレ、もうお前はお父さんの事もお母さんの事も忘れて幸せになって良いんだ。お姉ちゃんと会いたいなら、ミレニアムサイエンススクールっていう学校に行くと良い。きっと、お姉ちゃんならお前を家族として愛してくれる筈だ。⋯⋯じゃあな、ハレ。元気でな。⋯⋯どうか幸せになってくれよ。」
父の最後の言葉が何度も何度も頭の中で鮮明に蘇る。
ハレ「ごめんなさい、お父さん。私、ちっとも幸せになれなくてごめんなさい。」
あの父の事だ。きっと「ハレは何も悪くない。」と優しく言ってくれるだろう。でも、もう父は居ない。やっとの思いで会えた姉とはこの有様。
ハレ「⋯⋯」
私が幸せになるには、どうしたら良いの⋯⋯?
- 97二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 18:16:09
ハレって数々の発明をした天才少女だけど、実はヒマリが秘密裏に使っている発明の後追い&下位互換だったりするとアイデンティティがいい感じに崩れてくるな。
- 98二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 20:22:49
重すぎる、、、
- 994925/05/18(日) 21:00:47
ああ、多分それは僕が雨穴さんの作品を見過ぎた影響ですね(絶対違う)
- 100二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 04:15:30
父は自ら命を絶ったとの事だが、遺体が見つかってないしハレも直接その目で見てないからどっかに隠遁してる可能性が…(救いが無さすぎるので)
- 101二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 08:39:32
救いは…
- 102二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 15:25:35
書いてる人次第じゃ
- 103二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 19:20:59
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- 104二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:42:14
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- 105二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 00:06:25
- 106二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 00:08:47
ノアも似てるぞ髪色、目
- 107二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 00:12:27
カヨコも当てはまるかな、瞳赤だから紫、赤、黄色で
- 108二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 06:31:58
お父さん下半身で行動してらっしゃる…?
- 109二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:10:27
ハレとヒマリ、ゲームでは絡みあったっけ
- 110二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 12:29:39
- 1114925/05/20(火) 14:06:48
[数日後]
チヒロ「そろそろ良いかな?」
ウタハ「ああ、もう十分な時間が経過した事だろう。」
コタマ「では、行きましょうか部長。ハレに謝りに。」
ヒマリ「スゥゥ、ハァァ……はい。」
コトリ「上手く和解出来れば良いのですが……」
ヒビキ「まぁ、信じようよ。」
マキ「そうだね、頑張れ部長。」
エイミ「応援してるよ。」
ミドリ「無事に仲直り出来る事を祈ってます。」
ヒマリ「皆さん、ありがとうございます。」
[数分後]
チヒロ「……着いたね。」
ウタハ「私達が同伴出来るのはここまでだ。後はハレと君の2人で話し合ってくれ、ヒマリ。」
ヒマリ「……はい。」
深呼吸をした後、ヒマリは扉をノックする。
ヒマリ「ハレ、居ますか?私です。少しお話ししたい事があるのですが、中に入ってもよろしいでしょうか?」
ヒマリはそう質問したが、待てども待てども返事が返って来ない。
ヒマリ「……ハレ?」
心配になったヒマリは無断で部屋に入る。
ヒマリ「ハレ?居ないのですか?」
部屋には誰も居なかった。
ヒマリ「一体何処に……ん?何ですか、これ?」
部屋に入ったヒマリは、デスクの上に置かれている封筒に気が付き、中身を見てみた。
- 1124925/05/20(火) 14:07:00
ヒマリ「なっ!?こ、これは!?」
その中には手紙が入っており、こんな内容の文章が書かれていた。
『この部屋の娘は我々が預かった。返して欲しくば、今日の午前10:00に我々がセミナーへ送るメールの内容を確認する事だ。 カイザーコーポレーション』
リオ「……つまり、カイザーコーポレーションがハレを誘拐した、と?」
ヒマリ「は、はい。ど、どうしましょう!?」
リオ「落ち着いてちょうだい。とにかく、ユウカかノア辺りに事情を話してそのメールを確認するべきね。」
ヒマリ「わ、分かりました!今すぐセミナーに行って来ます!!で、では!!」
そう言うと、ヒマリはセミナーに直行して行った。
リオ「……」
ハレ「会長、こんな無茶なお願いを聞いてくれてありがとうございます。」
リオ「気にしなくて良いわ。これくらいどうって事無いわよ。」
ハレ「だけど、カイザーコーポレーションとの交渉に結構お金使っちゃったみたいだけど、大丈夫なの?ユウカにバレたら……」
リオ「コユキのせいにしておいたから問題無いわ。」
ハレ「あ、じゃあ良いか。」
プレジデント「さて君達、準備の程はどうなのだね?」
リオ「問題無いわ。」
ハレ「にしても、カイザーコーポレーションもよくこんな事に協力してくれたね。」
プレジデント「それだけの大金を注ぎ込まれ、それ相応の見返りを提示されたんだ。やらない訳にはいかないさ。」
ハレ「……なんかカイザーらしい理由である意味安心したよ。」
プレジデント「我々としてもこれで君達の技術が一部とはいえ手に入るなら万々歳だからな。」
リオ「ええ。これをやり切ってくれたら私達の技術を一部貴方達に差し上げるわ。(と言っても、私が与えるのはエンジニア部が過去に作ったヘンテコ装置の失敗作の技術だけなのだけれどもね……)」
- 113二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 18:11:17
失敗作でも数年先の技術と言われてるミレニアムの発明品ならどこも欲しそうだなあ…
- 114二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:23:09
このレスは削除されています
- 115二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 20:35:42
2人とも泣きじゃくってほしい
- 116二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 00:41:13
待機
- 117二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 04:51:50
狂言誘拐…
- 118二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 11:15:03
オラ!ヒマリ!妹のピンチだぞ!
- 119二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 17:57:49
待ってるよ〜
- 120二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:22:18
ハレ....
- 121二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 06:25:51
愛されてるか試すやつじゃん…
- 122二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 10:31:15
どうなるんです?
- 123二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 18:14:40
うあ〜気になる…
- 124二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:34:11
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- 125二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 07:23:11
ヒマリがキレてカイザーのシステムを滅ぼしそう
- 1264925/05/24(土) 14:04:41
[一方その頃⋯⋯]
リオ「⋯⋯という事で、私の学校の後輩の『小鈎ハレ』よ。皆、仲良くしてちょうだいね?」
ハレ「えっと、ミレニアムサイエンススクール2年生の『小鈎ハレ』です。よ、宜しくお願いします。」
ハスミ「姉さんの後輩さん?可愛い子ですね。私は『羽川ハスミ』。姉さんの妹です。宜しくお願いします。」
ハレ(⋯⋯うん。流石は会長の妹ってとこかな?容姿も似てるし、ありとあらゆる意味でデカい⋯⋯)
ハスミ「そしてこっちが⋯⋯」
ツルギ「せ、正義実現委員会、い、委員長のけ、『剣先ツルギ』ですます。宜しくお願いしますです。」
ハレ「は、はぁ⋯⋯(なんかこの人日本語おかしくない?えっと、確かネル先輩と互角くらいには強い人なんだっけ?)」
イチカ「ツルギ先輩、いくらなんでも緊張し過ぎっすよ。あ、正義実現委員会2年生の『仲正イチカ』っす。宜しくっす。」
マシロ「1年生の『静山マシロ』です。」
コハル「えっと、同じく1年生の『下江コハル』よ。よ、宜しくね?」
ハレ(⋯⋯なんか、この人達、すっごい似てるね。最後のピンク髪の子以外は全員家族でした。とか言われても納得出来そう⋯⋯)
リオ「ところで、何故貴方も来たの、かについては訊かなくても良さそうね。」
ジェネラル「なんだ?私が居るのは不満か?娘に会いに来ただけだというのに。」
ツルギ「キャハハ!父さん!!」
(ドゴォーン!!)
ジェネラル「ハハ、また少し強くなったな、ツルギ。」
ハレ(え!?今凄い音したけど?なんか床にクレーターっぽいの出来ましたけど?なんか壁に凄いヒビ入りましたけど?なんか天井から砂煙が降ってきましたけど?なんでそんな事出来んのあの人!?そしてあの人もなんでそれ食らって笑っていられるの!?)
- 1274925/05/24(土) 14:04:52
リオ(いつ見てもシュールね⋯⋯)
ハスミ(ツルギ、暫くお父様が仕事で忙しかったせいでずっとファザコンモードでしたからね⋯⋯)
イチカ(だとしても喜び過ぎっすよツルギ先輩!?一瞬、心臓止まるかと思ったす!!っていうかこれ大丈夫っすよね?この建物崩壊しないっすよね?)
マシロ(今の内に避難しますか⋯⋯)
コハル(やっぱりツルギ先輩は色々と規格外ね⋯⋯)
リオ「そういえば、貴方の上司もこっちに来てるみたいね?」
ジェネラル「ああ。プレジデントも娘に会いに来たみたいだな。」
プレジデント「久し振りだな、ナギサ。」
ナギサ「お久し振りです、お父様。」
ミカ「あ、ナギちゃんのお父さんだ。」
セイア「確か、前回のロールケーキ展覧会ぶりかな?」
プレジデント「ああ、そうだな。」
ミカ「あれ?でもさ、カイザーって今どうなってるの?」
セイア「トップである貴方が居ない状態は流石にマズいんじゃないかい?」
プレジデント「ククク、問題無い。元理事のアイツに全て押し付けた。」
カイザー元理事「クソォ!!何故私が⋯⋯私も娘に、カズサに会いたかったというのに、何故だぁ!?」
ハレ(家族団欒⋯⋯私とはまるで無縁だね。⋯⋯だけどもし、もしもお姉ちゃんと仲直り出来て、お父さんにもう一度会えたら、そして3人で食卓を囲んでご飯を食べて、3人で一緒に暮らせたら⋯⋯いや、夢を見るのは止めよう。だって、どうせ幻滅すだけだもん⋯⋯)
この時の私はまだ知らなかった。自分の取った選択が、お姉ちゃんを、ミレニアムの皆を、この人達を、あんな地獄に引き摺り込んでしまう事になるだなんて。
- 128二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 17:35:38
もしかしてあの親子概念なのか!?
- 129二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 21:35:45
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- 1304925/05/24(土) 21:36:50”なんで黒服とマエストロがトリニティの謝肉祭に来てるの…?”|あにまん掲示板”絶対怪しいこと企んでるよね?”黒服「お久しぶりです先生。本日は娘がステージで演奏すると聞き、それを見に来まして」”???????????…いきなり情報量の洪水やめて?え?お前娘とかいたの?”黒服「マ…bbs.animanch.comダメ親たちと反抗期の娘たち概念|あにまん掲示板ここはキヴォトス中のダメ親たちと反抗期の娘の家庭を覗いていくスレゆるく色んな親子の家庭事情を想像していきましょうbbs.animanch.comダメ親たちと反抗期の娘たち概念(Part3)|あにまん掲示板ここはキヴォトス中のダメ親たちと反抗期の娘の家庭を覗いていくスレゆるく色んな親子の家庭事情を想像していきましょうbbs.animanch.com
という訳で、僕はこのシリーズでSSを書いてた2スレ目の74レス目の人です。
まぁ、スレが落ちてしまって実質打ち切りになりましたけどね。ハハハ⋯⋯
※このスレのSSはこの概念のSSとはまた別時空になります。所謂ifです。
あと今更ですが、リオとハスミが姉妹なのはこのスレが元ネタです。
「ご無沙汰してますね、姉さん」|あにまん掲示板「ハスミ、元気にしてたかしら」「ええ、姉さん...あの...そろそろミレニアムには...」ここだけリオとハスミが姉妹な世界線bbs.animanch.comちなみに、僕はこのスレとは全くの無関係です。(笑)
- 131125/05/24(土) 21:39:36
リオハス姉妹スレは結構好評で嬉しかった
- 132二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 04:23:42
あのスレ達の流れを汲んでたのか、なるほどなあ
- 133二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 05:16:31
あのスレ見てたから運命的再開を果たした
- 1344925/05/25(日) 13:28:49
ヒマリ「10時になりましたね。」
ユウカ「メールが来たわ。」
ノア「⋯⋯カイザーコーポレーションからですね。内容を読み上げますね。」
『ミレニアムサイエンススクールの2年生「小鈎ハレ」の身柄は我々が預かった。返して欲しくば、ミレニアムサイエンススクールの技術を全て我々に譲渡し、今後とも我々と全ての技術を共有する契約を結んで貰う。タイムリミットは明日の夜11:30までだ。それまでに我々と契約を結ばないのであれば、我々は彼女を身動きが取れないように縛り付け、アビドス砂漠の奥地に捨てる。そうなれば、この娘は干からびて死ぬ事だろうな。それが嫌なら、素直に要求に従う事だ。良い返事を期待しているぞ? カイザーコーポレーション』
ヒマリ「⋯⋯」
私は凍り付く。それもその筈。このままではハレが殺されてしまう。だが、だからといってカイザーの要求を呑む訳にもいかない。
どうしてこんな事に⋯⋯?
地下生活者(分かり切った事を自問自答するんですねぇ⋯⋯)
ヒマリ(⋯⋯え?)
地下生活者(調月リオも言っていたではありませんか。これは貴女が『「小鈎ハレ」が腹違いの妹である』事を素直に受け入れず、疑ったが故の結果であると⋯⋯)
ヒマリ(で、ですが⋯⋯)
地下生活者(ヒヒッ!ならば、小生が見せてあげましょう。貴女のせいで、小鈎ハレの味わっていた苦痛を!)
その瞬間、私の頭にハレの記憶が流れ込む。
ハレや父が、母達にどんな扱いを受けていたのか。
ハレが父によって母達から逃れた後、どんな気持ちでミレニアムへ、私の元へやって来たのか。
そんなハレを、私が遠ざけてしまった時、ハレはどんな気持ちだったのか。
──⋯⋯どうせ、私なんて⋯⋯──
ヒマリ(ハレ⋯⋯?どうして私に言ってくれなかったんですか?)
地下生活者(まだ分かりませんか?それもこれも全て貴女のせい、ですよ?貴女が、あの子を遠ざけてしまったから、彼女は貴女に何も言わなかった、⋯⋯いえ、言えなかったのですよ?)
ヒマリ(そんな、私のせいで⋯⋯私の⋯⋯)
- 1354925/05/25(日) 13:29:02
その瞬間、私の中で何かがプツンッと音を立てて千切れるような気がした。
ヒマリ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!!」
刹那、私の中に後悔と罪悪感が込み上げてくる。
ヒマリ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!」
チヒロ「ヒマリ!?」
ウタハ「だ、大丈夫かい!?」
私のせいで、私のせいでハレが⋯⋯
地下生活者(ヒヒヒ!その通り。これは全て貴女が引き起こした事なのです。⋯⋯当然、責任を取るべきですよね?貴女がこの事態を収束させるのです。⋯⋯例え、どんな手段を使ってでも!!)
ヒマリ「⋯⋯」
次の瞬間、私の中にあった後悔と罪悪感は全て、ドス黒い憎悪になっていた。
ヒマリ「私の妹を誘拐した挙げ句、技術を共有する契約を結べ?でなければ、ハレを砂漠に放置して干からびさせる?良い度胸です。なら、これを機に教えてあげますよ。この私、ミレニアムサイエンススクール3年生、反セミナー組織『ヴェリタス』及びセミナー直属の特務組織『特異現象捜査部』部長、この『超天才清楚系病弱美少女ハッカー』の恐ろしさを教え込んであげますよ。精々、地に伏し、泣いて私に縋り付き、許しを乞いなさい。私は絶対に許しなんてしない。」
私が私の中で渦巻く憎悪に沈んでいくのを感じる。だが、もうそれで良い。
ヒマリ「覚悟していて下さい、カイザーコーポレーション。貴方方の大切なモノを⋯⋯」
そして、憎悪に突き動かせた私はこう宣言した。
ヒマリ「一つ残らず潰してやりますよ⋯⋯!!」
地下生活者「ヒヒヒヒヒヒ!面白そうな玩具を見つけましたので、少々煽ってやりましたが、これは面白い展開が期待出来そうです!!早速チャートを組まなければ!!さぁ、初めましょう!!小生の新たなキャンペーンを!!ククク⋯⋯」
- 136二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:36:38
ヒマリが暴走してしまった
- 137二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 05:12:22
地下生活者ァ!!
- 138二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 12:40:16
- 139二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 17:30:33
トリニティを火の海にしたら全面戦争が始まってしまう…
- 140二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:02:38
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- 141二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 04:12:34
はてさてどうなることやら
- 142二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 08:22:52
続きを待つぜ
- 143二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 16:32:48
待機〜
- 144二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 18:09:01
地下生活者を○しにしくRTA、はーじまーるよー。
まず、クロコにこのことを教えます。 - 145二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 02:00:55
地下生活者は自ら殴られに行くスタイルなのかな?
- 146二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 09:33:21
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- 1474925/05/28(水) 11:34:49
リオ「ハレ、いよいよね。」
ハレ「⋯⋯そうですね。」
リオ「貴女、家族が羨ましいのかしら?」
ハレ「え?なんで、分かったんですか?」
リオ「娘と戯れるジェネラルやプレジデントを見ていた貴女を見れば一目瞭然よ。加えて、貴女がどんな境遇の持ち主か分かっていれば家族を羨んでいる事は想像に難くない。」
ハレ「私の、境遇を、知ってる?」
リオ「貴女が貴女の母とヒマリの母からどんな扱いを受けていたのかも、貴女と貴女の父の関係についても、全部調べたのよ。」
ハレ「やっぱり、会長は凄いですね。」
リオ「⋯⋯まぁ、あまり知られたくはない事よね。」
ハレ「⋯⋯はい。」
リオ「じゃあ、そうね。私とハスミの親の話をしてあげましょう。これでお互い様になる筈よ。」
ハレ「え?良いんですか?」
リオ「ええ。それに、貴女も気になるでしょう?」
ハレ「えっと、まぁ⋯⋯はい。」
リオ「じゃあ、聞かせてあげるわ。」
ハレ「⋯⋯お願いします。」
そうして、リオ会長は私に、会長達の親の話をしてくれた。
- 148二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 12:28:10
>>130このスレ好きだったから復活してほしい
- 149二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 18:04:17
会長の親はどうなんですかね…
- 1504925/05/28(水) 21:46:03
元々私の母は、2人の男から求婚をされていた。その2人は幼馴染で、元々はとても仲が良い親友同士だったの。
ただ、ある日を境に犬猿の仲になった。その理由は単純。さっきも少しだけ触れたけど、2人は恋敵だったのよ。
結果的に、母は父を選んだのだけれど、その男はそれでも諦めきれなかったみたいで、父と母が付き合った後も、彼はその未練を断ち切れなかったみたいで、何度もアタックを仕掛けたみたいよ。流石に、私が生まれた後は鳴りを潜めたけどね。
そして、私が生まれた数ヶ月後に妹のハスミが生まれたの。
ただ、事態が変わったのは私達が生まれてから数年後⋯⋯私とハスミがリビングで遊んでいた時に、ハスミが転んだ挙げ句、玩具の角に頭をぶつけて大怪我をしたの。
大量出血だったけど、幸いにも、病院の処置が早かったから妹は無事だった。今でもよく覚えてる。あの時は妹が死んじゃうんじゃないかって本当に大泣きしたから。妹が助かったって聞いた時は嬉しかった。
だけど、同時にある事が分かってしまったのよ。さっきも言った通り、ハスミは大量出血していたから、輸血をする関係で、ハスミの血液型を調べる事になったのだけど、ハスミの血液型は、父と母からは本来生まれる筈の無いものだった。
そうよ。妹は、父の娘ではなかったの。あの男の娘だったのよ。あの男に言い寄られて、母は不倫をしてしまっていた。
そして、妹が退院した翌日、その男が家に押し掛けて来たの。ハスミが父ではなく、自分の娘であった事を、そして母が自分に堕ちた事を煽りにね。当然、父も激怒して、終いには取っ組み合いの大喧嘩にまでなったのよ。
その後すぐに、その男は仕事で転勤する事になったから、父もそれっきりでその男とは関係を切ったみたいよ。だけど、父と母の関係は明確に悪化してなってしまった。
そして遂に、2人の離婚が決まってしまったの。父の娘だった私は父に引き取られ、母の娘だったハスミは母に引き取られた。
父と母が離婚する前日、ハスミが泣きながら私の所に来たの。『お姉ちゃんと離れたくない!!ずっと一緒に居たいよ!!』ってね。だけど、当然父も母もそれを許してはくれそうになかった。だから、私はハスミにこう言ったのよ。『私達はこれから離れ離れになっちゃうけど、大丈夫。きっとまた会えるよ。』とね。
- 1514925/05/28(水) 21:46:19
それから月日が流れて、父から独立した私はミレニアムサイエンススクールに入学した。入学して早々、私はミレニアムでの学生生活を謳歌しつつ、ある事を探っていた。多分言わなくても分かるとは思うけど、妹の行方を追っていたのよ。ハスミもこのキヴォトスの何処かには必ず居る筈だったから。
そして、私はミレニアムに入学して8ヶ月後に、漸くハスミを見つけた。ハスミも母から独立して、トリニティ総合学園に入学しているという事を知った私はすぐさまハスミに会いに、トリニティに向かったわ。ハスミも、最初は信じられなかったみたいだけど、私達が離れ離れになる前、最後に私がハスミに何を言ったのか。それをハスミに言って、私が姉である事を証明してみせたの。そしたら、ハスミは大泣きして私に抱き着いてきた。まさに、私達が別れる前の最後の時みたいに、彼女は大泣きして私に飛び付いて来たのよ。
リオ「そして、今に至るって訳よ。」
ハレ「そうだったんですね。」
ハスミ「懐かしい話をしていますね、姉さん。」
リオ「あら?ハスミ?いつからそこに?」
ハスミ「ずっと居ましたよ。姉さんがハレさんに私達の親の話を始めた辺りから。」
ハレ「あ、なんかすみません。」
ハスミ「大丈夫です。姉さんも言ってましたが、今はこうしてまた2人で仲良く過ごせていますので。」
ハレ「⋯⋯そうですか。」
リオ「私達の親の問題は、貴女達の親の問題に比べれば大した事ないかもしれない。だけど、私達は貴女の気持ち、分からなくはないのよ、ハレ。」
ハスミ「そうですよ、ハレさん。境遇こそ違いますが、私達は貴女の味方ですので。」
ハレ「会長、ハスミさん、ありがとうございます。」
- 152二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 04:17:43
会長の所も大変な家庭だった
- 153二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 09:45:35
2家庭崩壊してる…