ある祭りの夜、相棒と二人。

[1 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:30:32]

「よぉ、ウオッカ」
「お、トレーナー！やっと来たな！」
「予定よりも混んでてな、すまねぇ」
「いや、絶対来るとは思ってたから別にいーよ」
「へっ、そっか… じゃ、焼きそば二つ頼む」
「おうっ！」

「ほい、出来たぜ！」
「ありがとよ！　……そんじゃ、“例の場所”で待っとくぜ」
「……ああ」

「……来たか」
「待たせたな、トレーナー！きっちり抜けてきたぜ」
「ずいぶん繁盛してたじゃねぇか。流石の腕前だな」
「へへっ、おっちゃんにめちゃくちゃ感謝されちまった」

「ちゃんとサイダーも買っといたぜ」
「ありがとな、トレーナー。結構ノド乾いてたから助かる」
「おっと、開ける前にアレやっとくぞ」
「分かってるよ。首元に当てて…」

「「あーーーーー……」」

「これで噴き出るのを防げるってな」
「ふっ、よく覚えてたな」
「アンタが教えてくれたからな。……それに良い声出てたぜ、トレーナー」
「そっちもな。　…んじゃ、食べるか」
「ああ！」
「「いただきます」」

[2 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:30:45]

「……おっ、始まったな！」
「きたきた！　うわーっすげぇ…！！」
「へへ、やっぱここからならよく見える。　まだバレてねぇ穴場で助かった」
「ホント、よく見つけたよなこんなところ。……おかげで、他には誰もいない」
「ああ。　……やっぱ花火は、相棒と二人で見るのに限る」

「なあ、相棒」
「ん？」
「来年も、絶対見に行こうな」
「……もちろんだ」

[3 1 22/03/30(水) 20:50:01]

最後の4行はどっちが喋ってるのか分からないっていうマジックですよ

他のやつはこちらから

敬語ハヤトレ概念を流行らせようとした(自作SSまとめ)｜あにまん掲示板

[4 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:53:59]

良い…、ナイスバディ…

[5 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:55:25]

ウオッカの浴衣…桜色を着せて照れる姿がみたいわ

[6 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:56:22]

良いね…息ぴったりの相棒って感じ

[7 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 20:56:58]

浴衣を着込んでてもいいし気取らない私服でハレの日を楽しんでも良い
スカーレットは呆れるだろうが俺はどっちでも大好き

[8 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 22:03:06]

お互いを「相棒」って呼ぶから最後どっちが話しかけたか分からんのいいね…

>>3

[9 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 22:32:16]

本当に良いコンビだぁ

[10 二次元好きの匿名さん 22/03/30(水) 23:29:10]

好き…

[11 二次元好きの匿名さん 22/03/31(木) 09:49:36]

首元に炭酸当ててあーってやるやつ、ガッテンで見たな

[12 二次元好きの匿名さん 22/03/31(木) 20:02:20]

ウオッカが焼きそば作るの得意なの、良いよね…

[14 二次元好きの匿名さん 22/04/01(金) 09:09:17]

一生こういう青春しててほしい