- 1二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:46:02
ある日俺のスマホにインストールされていた怪しげな『催眠アプリ』。これを見せるとクラスのあの子も通りすがりのお姉さんもみんな俺に従順になって思いのままだ。
気を良くした俺に野心が芽生える。
「これさえあれば世界征服とかできんじゃね?」
別に支配者に興味はないがこのアプリで俺がどこまで出来るか試してみたいという欲求が湧く。まずは国のトップに仕掛けてみようじゃないか。
計画はあっけないほどうまくいった。セキュリティも警備員も催眠さえあればないも同然だ。そしていま俺の前に内閣総理大臣がいる。俺は彼の目の前にスマホをかざして…
瞬間視界が暗転する。意識はあるのに周囲の情報をうまく処理できない。誰かの声が聞こえてくる。
「なぜこのような少年のもとに『これ』がある?」
「おそらく下請け辺りから試作品が流出したのでしょう。催眠の仕組みも旧式のものですし」
「油断ならないものだな…対催眠訓練の対象者を増やすべきか」
成年向け作品の「俺」のもとに催眠アプリが流れてくるような世界では催眠映像技術は既に成熟されており、催眠は政治及び軍事利用をされており、世界中の人間がなんらかの催眠影響を受けている…そんな世界 - 2二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:53:39
まず真っ先に送られてきた人が催眠に掛けられてて、全部幻覚見されられてるんだよね
ゲリラ的倫理テストみたいな感じで、衝動的な行動をしたとみなしたら潜在的犯罪資質アリで処理場行きで…… - 3二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:55:55
「科学は軍事利用から進歩して何サイクルか遅れて民間に流れてくる」ってのを聞いて思いついた
- 4二次元好きの匿名さん22/03/30(水) 22:57:24
自分に催眠かけてめちゃくちゃ筋トレ捗ってるやつ好き
- 5二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 00:26:34
それこそ陰謀論者が見てる世界に近いよな